JP2022026376A - Chair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、オフィス等において好適に使用される椅子に関する。 The present invention relates to a chair preferably used in an office or the like.
従来から、座を支持する支持体にオプションを取り付けた椅子が知られている(例えば、特許文献1を参照)。 Conventionally, a chair in which an option is attached to a support that supports the seat has been known (see, for example, Patent Document 1).
オプションが取り付けられる椅子の支持体は四つの脚を含むものであり溶接により主要部が一体化されているものが殆どである。従来は、一体化された支持体に対してオプションの構成部品を溶接又はブラケットを介して取り付けることにより、支持体に対してオプションを取り付けるようにしていた。 The support of the chair to which the option is attached includes four legs, and most of them have the main part integrated by welding. In the past, the option was attached to the support by welding or attaching the optional component to the integrated support via a bracket.
ところが、従来のものでは、支持体に対してオプションを取り付ける作業が煩雑になり易いという不具合がある。 However, the conventional one has a problem that the work of attaching an option to the support tends to be complicated.
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、支持体に対してオプションを取り付けやすい構成を有した椅子を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a chair having a configuration in which an option can be easily attached to a support.
すなわち、本発明は次の構成をなしている。 That is, the present invention has the following configuration.
請求項1に記載の発明は、座を支持する支持体にオプションを取り付けた椅子であって、前記支持体が、左右に対をなした左右の脚構成部材と、これら左右の脚構成部材とは別体の部材により構成され当該左右の脚構成部材間に介在して両者を連結するジョイント材とを備えたものであり、前記オプションが、オプション本体と、このオプション本体を支持するアームとを備えたものであり、前記アームの基端部が前記ジョイント材に一体的に連結されている椅子である。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、前記アームが、パイプ材により作られたものであり、前記基端部が、前記ジョイント材の長手方向に沿って当該ジョイント材の下面側に固定されている請求項1記載の椅子である。
According to a second aspect of the present invention, the arm is made of a pipe material, and the base end portion is fixed to the lower surface side of the joint material along the longitudinal direction of the joint material.
請求項3に記載の発明は、前記オプション本体が、前記ジョイント材よりも左右何れか一方側に配設されたものであり、前記基端部の終端部分が、前記ジョイント材の他方側に配設されたものである請求項1又は2記載の椅子である。
In the invention according to
請求項4に記載の発明は、前記左右の脚構成部材が、それぞれ、上下方向に延びてなる後脚と、この後脚の上部から前側に向かって一体的に延設された前脚と、この前脚の長手方向中間部に延設され先端部が前記ジョイント材の側端部に連結するジョイント部とを備えたものであり、前記アームが、前記ジョイント部の長手方向に沿う直線状の部位を有している請求項1、2又は3記載の椅子である。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、前記直線状の部位と前記ジョイント部とが、ブラケットを介して相互に連結されている請求項4記載の椅子である。
The invention according to
請求項6に記載の発明は、前記オプションが、前記オプション本体である天板と、この天板を支持する前記アームとを備えてなるメモ台である請求項1、2、3、4又は5記載の椅子である。
The invention according to
請求項7に記載の発明は、前記座が、支持体に対して着座可能な使用姿勢と床面に対して起立した起立姿勢との間で姿勢変更可能なものであり、前記天板が、略水平をなす使用姿勢とこの使用姿勢から退避した退避姿勢との間でアームに対して姿勢変更可能なものであり、前記座を前記起立姿勢に保持した状態、及び、前記天板を前記退避姿勢に保持した状態で、同一構造をなす他の椅子と前後方向にネスティングし得るように構成されている請求項6記載の椅子である。
According to the seventh aspect of the present invention, the seat can be changed in posture between a posture in which the seat can be seated on the support and a posture in which the seat stands upright on the floor surface. The posture can be changed with respect to the arm between a substantially horizontal usage posture and a retracting posture retracted from this usage posture, and the seat is held in the standing posture and the top plate is retracted. The chair according to
以上説明したように本発明によれば、支持体に対してオプションを取り付けやすい構成を有した椅子を提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide a chair having a configuration in which an option can be easily attached to a support.
以下、椅子の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the chair will be described.
図1~15に示された実施形態は、同一構造をなす他の椅子を床面上において前後方向にスタッキング可能に構成した椅子である。椅子は、アルミダイキャストにより形成された脚構成部材1を有した支持体Aと、支持体Aに回動可能に支持されたクッションタイプの座B1と、支持体Aに支持された背板Cと、支持体Aに支持されたオプションたるメモ台Dとを備えている。
The embodiment shown in FIGS. 1 to 15 is a chair in which other chairs having the same structure can be stacked in the front-rear direction on the floor surface. The chair has a support A having a
以下、椅子の各構成について詳述する。 Hereinafter, each configuration of the chair will be described in detail.
<<支持体A>>
支持体Aは、左右に対をなし射出成型であるアルミダイキャストにより形成された左右の脚構成部材1と、左右の脚構成部材1とは別体の部材により構成され当該左右の脚構成部材1間に介在して両者を連結するジョイント材2とを備えている。
<< Support A >>
The support A is composed of left and right
<脚構成部材1>
左右の脚構成部材1は、略対称形状をなしている。左右の脚構成部材1は、それぞれアルミダイキャストにより一体的に形成されている。左右の脚構成部材1は、後脚11と、後脚11の上端部から前側に向かって一体的に延設された前脚12と、前脚12の長手方向中間部に延設され先端部がジョイント材2の側端部に連結するジョイント部13とを備えている。
<
The left and right
後脚11の下端と前脚12の下端にはキャスタ14が設けられている。左右の後脚11の内面には、スタッキング時において後方から進入する他の椅子との緩衝機能及び他の椅子との位置決め機能を発揮し得る合成樹脂製の後ダンパーFが設けられている。
後脚11は、上下方向に延びてなるものである。後脚11は、側面視において前傾した姿勢で上下方向に延びてなる。後脚11は、正面視及び背面視において下部が上部よりも外側に位置するように傾斜した姿勢をなしている。
The
後脚11の上端部には、上方に突出した背板接続部11aが設けられている。背板接続部11aは、背板Cの延出部c2に下向きに形成された図示しない嵌合穴に内嵌する形状をなしている。背板Cの延出部c2は、脚構成部材1に設けられた背板接続部11aに外嵌する。そして、背板Cの延出部c2と背板接続部11aとが、ねじv1により固定されるようになっている。
A back
前脚12は、側面視において後傾した姿勢で直線状に延びてなる傾斜前脚部12aと、前後方向に延びてなり傾斜前脚部12aの上端部と後脚11の上端部との間を繋ぐ上前脚部12bとを備えている。前脚12において、傾斜前脚部12aは前部に位置し、上前脚部12bは後部に位置するものとなっている。
The
前脚12は、正面視及び背面視において下部が上部よりも内側に位置するように傾斜した姿勢をなしている。側面視における傾斜前脚部12aの幅寸法は、側面視における上前脚部12bの幅寸法よりも短い寸法に設定されている。
The
前脚12は、その上部に位置する上前脚部12bの内面側に、座B1を回動可能に支持し得る保持部12cを設けている。保持部12cは、内方に開放された有底の穴形状をなしている。保持部12cには、座B1を枢支するための軸部材Pが取り付けられるようになっている。
The
ジョイント部13は、前脚12の長手方向中間部に前内方に向けて突設されたものである。ジョイント部13は、前脚12の長手方向中間部、より具体的に言えば、前脚12の傾斜前脚部12aにおける上部の内面側から突設されている。ジョイント部13は、側面視において傾斜前脚部12aから略水平に前方に延びてなる。ジョイント部13は、正面視において略水平に内方に向かって延びてなる。
The
ジョイント部13は、底面視において斜め前方に向かって延びてなる。ジョイント部13は、その先端部分13bに左右方向に貫通したねじ挿通孔h2を備えている。ジョイント部13の先端部分13bは、ジョイント材2に嵌合し得る形状をなしている。ジョイント部13の先端部分13bは、ジョイント材2の端部に設けられた凹陥部21に内嵌めされる。そして、ジョイント部13を有した脚構成部材1は、当該ジョイント部13における先端部分13bのねじ挿通孔h1に挿通されたねじv2を用いて、ジョイント材2と連結するようになっている。
The
なお、ジョイント材2と脚構成部材1とを連結するねじv2は、他の椅子との緩衝機能を兼ねた平面視略L字状をなすカバーGにより隠蔽されている。
The screw v2 that connects the
後ダンパーFは、脚構成部材1を構成する左右の後脚11の内面にそれぞれ取り付けられている。
The rear damper F is attached to the inner surface of the left and right
<ジョイント材2>
ジョイント材2は、左右方向に延びてなる角柱状をなすものである。ジョイント材2は、座B1を下から支持し得る座受として機能し得るものである。ジョイント材2は、左右方向に延びてなる略四角柱状をなしている。ジョイント材2は、略水平をなす上向面22と略水平をなす下向面23を有している。
<
The
ジョイント材2の上向面22には、使用姿勢(S)における座B1の横架フレーム部7の下面が緩衝部材73を介して当接するようになっている。ジョイント材2は、左右両端部に外側方から挿通されたねじv2が螺合し得るナット部h2を備えている。ジョイント材2は、脚構成部材1に設けたジョイント部13に対してねじv2により取り付けられている。
The lower surface of the
ジョイント材2には、メモ台Dが取り付けられている。ジョイント材2の下向面23には、アーム9の基端アーム構成部91が溶接により剛結されている。
A memo stand D is attached to the
<<座B1(クッションタイプの座B1)>>
座B1は、支持体Aに対して着座可能な使用姿勢(S)と床面に対して起立した起立姿勢(U)との間で回動可能に支持されたものである。座B1は、着座面m1が上側を向き着座者が着座可能な使用姿勢(S)と、床面に対して起立し前後方向のスタッキングを実施し得る起立姿勢(U)との間で姿勢変更可能に構成されたものである。座B1は、軸部材Pを介して支持体Aにおける前脚12の上前脚部12bに回動可能に支持されている。
<< Seat B1 (Cushion type seat B1) >>
The seat B1 is rotatably supported between a usable posture (S) that can be seated on the support A and an upright posture (U) that stands up against the floor surface. The seat B1 changes its posture between a usage posture (S) in which the seating surface m1 faces upward and the seated person can sit, and an standing posture (U) in which the seating surface can stand up against the floor and perform stacking in the front-rear direction. It is configured to be possible. The seat B1 is rotatably supported by the upper
座B1は、下方に膨らんだ形状をなすシェル体3の上にクッション4を配してなるクッションタイプの座本体Jと、座本体Jを支持し得る座フレームKとを備えたものである。座B1は、使用姿勢(S)において、着座者の荷重が、張地5、クッション4、シェル体3、及び、横架フレーム部7を介してジョイント材2に伝達され得るものとなっている。
The seat B1 includes a cushion-type seat body J in which a
<座本体J>
座本体Jは、座フレームKを介して支持体Aに支持されるものである。座本体Jは、下方に膨らんだ形状をなすシェル体3と、シェル体3に支持されたクッション4と、クッション4の外面を被覆する張地5とを有してなるものである。
<Seat body J>
The seat body J is supported by the support A via the seat frame K. The seat body J includes a
シェル体3は、主要部を構成するシェル体本体31と、シェル体本体31の下面から下方に突設されたフレーム添接部32とを備えたものである。シェル体3を構成するシェル体本体31及びフレーム添接部32は合成樹脂により一体に形成されている。
The
シェル体本体31は、平面視において略矩形状をなしている。シェル体本体31は、上側が開放された容器状をなしている。換言すれば、シェル体本体31は、上側が開放され下側に向かって凹んだ形状をなしている。シェル体本体31には、下側に向かって凹んだ形状に基づいて、クッション4を収容し得るクッション収容空間spが形成されている。
The
図10に示すように、シェル体本体31における左右方向中央部は、略S字状の断面形状をなしている。換言すれば、シェル体本体31は、フレーム添接部32が設けられた位置を境界にして前部分31aは上側に凹んだ形状をなしており、後部分31bは下側に向かって膨らんだ形状をなしている。
As shown in FIG. 10, the central portion of the
すなわち、座フレームKは、左右の側枠フレーム部分61、前枠フレーム部分62、及び、横架フレーム部7によって、環状に連続した前環状部K1が形成されており、且つ、左右の側枠フレーム部分61、後枠フレーム部分63、及び、横架フレーム部7によって、環状に連続した後環状部K2が形成されたものとなっている。
That is, in the seat frame K, the left and right side
そして、シェル体3を構成するシェル体本体31の前環状部K1に囲まれた部分すなわち前部分31aが、上方に凹んだ形状をなしており、シェル体3を構成するシェル体本体31の後環状部K2に囲まれた部分すなわち後部分31bが、下方に膨出した形状をなしている。
The portion of the
シェル体3は、座フレームKの横架フレーム部7に対して添接されている。より具体的に言えば、シェル体本体31における下面の前後方向中央部には、フレーム添接部32が下方に向けて突設されている。そして、フレーム添接部32は、座フレームKの横架フレーム部7の上面に常時添接するように構成されている。
The
シェル体3の後部には、座フレームKに設けた爪部tmが係合し得る爪係合部kaが設けられている。
The rear portion of the
フレーム添接部32は、左右方向に延びてなる起立壁状をなした前の横リブ32aと、当該前の横リブ32aよりも後に間隔をあけて略平行に配設され左右方向に延びてなる起立壁状をなした後の横リブ32bと、前の横リブ32aと後の横リブ32bとを繋ぐように左部、右部、及び、中央部の三箇所に配設された前後方向に延びてなる起立壁状をなした縦リブ32cとを備えたものである。
The
クッション4は、発泡ウレタン材等の既知の素材により作られた一定の弾性反発力を有するものである。クッション4の下部は、シェル体本体31の凹み形状に対応した形状をなしている。すなわち、クッション4の下部は、シェル体本体31に設けられたクッション収容空間spを埋めるような形状をなしている。
The
そして、シェル体本体31の後部分31bに支持されたクッション4の後部42の厚み寸法w2は、シェル体本体31の前部分31aに支持されたクッション4の前部41の厚み寸法w1よりも長く設定されている。このため、着座者の臀部を主として支持し得るクッション4の後部42には、好適なクッション性が付与されたものとなっている。
The thickness dimension w2 of the
張地5は、生地を主体に構成されクッション4の上面及び周縁部を被覆するとともにシェル体3の周縁部3eを被覆するものである。張地5の端縁5eは、シェル体3の周縁部3eにおける下面と座フレームKにおける枠フレーム部6の上面との間に適宜の方法により保持されるようになっている。
The
<座フレームK>
座フレームKは、合成樹脂により形成され座本体Jの周縁部を支持し得る枠フレーム部6を有してなるものである。座フレームKは、支持体Aに対して軸部材Pを介して回動可能に支持されている。座B1に枢支された座フレームKは、座本体Jを下から支持し得るものである。座フレームKは、外部から視認可能に配されたものである。換言すれば、座フレームKは、外部に露出するものとなっている。
<Seat frame K>
The seat frame K is formed of a synthetic resin and has a
座フレームKは、座本体Jにおける周縁部の下面に添接する枠フレーム部6と、枠フレーム部6に架設された横架フレーム部7とを備えている。座フレームKは、枠フレーム部6と横架フレーム部7とを合成樹脂により一体的に形成したものである。
The seat frame K includes a
枠フレーム部6は、左右の側枠フレーム部分61と、左右の側枠フレーム部分61の前端部間を繋ぐ前枠フレーム部分62と、左右の側枠フレーム部分61の後端部間を繋ぐ後枠フレーム部分63とを備えている。
The
左右の側枠フレーム部分61には、座B1を回転可能に支持するための軸部材Pが挿通し得る軸挿通孔61aが設けられている。軸部材Pの内方端には鍔部p1が形成されている。軸部材Pの鍔部p1は側枠フレーム部分61の内面側に添接するようになっている。枠フレーム部6は、例えば、強化ナイロン等を使用してなる剛性の高いものであり、左右の脚構成部材1に直接的に取り付けられる軸部材Pと協働して、左右の脚構成部材1が互いに離れないようにしている。
The left and right side
横架フレーム部7は、正面視において下方に向けて凸をなすように湾曲した形状をなすものである。横架フレーム部7は、枠フレーム部6における左右の側枠フレーム部分61間に架設されている。横架フレーム部7は、左右の側枠フレーム部分61の内側面から斜め下方に向かって突出した傾斜延出部分71と、左右の傾斜延出部分71の先端部間を左右方向の略水平に延びてなる水平横架部分72とを備えている。水平横架部分72の下面には、矩形板状の緩衝部材73が設けられ、緩衝部材73がジョイント材2に対して接触するようになっている。
The
<<背板C>>
背板Cは、着座者の背中に添接し得る背凭れ面を有した背板本体c1と、背板本体c1における左右の下端部から下方に向かって延出した左右の延出部c2とを備えてなる。
<< Back plate C >>
The back plate C includes a back plate main body c1 having a backrest surface that can be attached to the back of the seated person, and left and right extending portions c2 extending downward from the left and right lower ends of the back plate main body c1. Be prepared.
背板Cは、左右の延出部c2に設けられた図示しない嵌合穴が、支持体Aに設けられた背板接続部11aに外嵌するようになっている。左右の延出部c2には、ねじ挿通孔h1が設けられている。そして、ねじ挿通孔h1を挿通したねじv1を背板接続部11aに設けたナットn1に螺着することにより背板Cが支持体Aに取り付けられるようになっている。
In the back plate C, fitting holes (not shown) provided in the left and right extending portions c2 are adapted to fit outside the back
<<メモ台D>>
オプションたるメモ台Dは、オプション本体たる天板8と、天板8を支持するアーム9と、天板8とアーム9との間に介設され天板8を姿勢変更可能に支持し得る天板支持機構Lを備えたものである。
<< Memo stand D >>
The optional memo stand D is a sky that is interposed between the
天板8は、略矩形板状をなすものである。天板8は、略水平をなす使用姿勢(M)と当該使用姿勢(M)から退避した退避姿勢(T)との間でアーム9に対して姿勢変更可能なものである。すなわち、天板8は、天板支持機構Lにより、上面に種々の物品を載置可能な使用姿勢(M)と上下方向に垂下する退避姿勢(T)との間で位置変更可能に構成されている。
The
アーム9は、金属製のパイプ材により作られたものである。アーム9は、左右方向に略直線状に延びてなる基端部たる基端アーム構成部91と、基端アーム構成部91の一端部たる左端部から屈曲部たる下屈曲部92を介して連設されジョイント部13の下に位置し当該ジョイント部13の長手方向に沿って延びてなる直線状の部位たる中間アーム構成部93と、中間アーム構成部93の一端部たる左端部から屈曲部たる後屈曲部94を介して連設され基端から先端に向かって斜め上方且つ前方に直線状に延びてなる主アーム構成部95と、主アーム構成部95の前端部から屈曲部たる前屈曲部96を介して連設され前方に向かって直線状に延びてなる前端アーム構成部97を備えたものである。
The
基端アーム構成部91は、ジョイント材2に一体的に連結されている。すなわち、基端アーム構成部91は、ジョイント材2の長手方向に沿って配設されており、当該ジョイント材2の下面側すなわち下向面23に溶接により固定されている。
The base
メモ台Dの天板8は、支持体Aのジョイント材2よりも左側に偏って配設されたものとなっている。一方で、メモ台Dのアーム9を構成する基端アーム構成部91の終端部分91eは、ジョイント材2における左右方向中央部よりも右側に配設されたものとなっている。
The
中間アーム構成部93は、左側のジョイント部13の下に位置するように設定されている。中間アーム構成部93は、ジョイント部13の長手方向に沿って配設されている。中間アーム構成部93とジョイント部13とは、ブラケットbrを介して相互に連結されている。中間アーム構成部93は、ジョイント部13の下に沿うように位置しているため、外観を損ね難いものとなっている。
The
この実施形態では、ブラケットbrは中間アーム構成部93に対してあらかじめ溶接により固定されている。中間アーム構成部93は、ブラケットbrのねじ挿通孔h3に挿通されたねじv3をジョイント部13に設けた図示しないナットに螺着することにより、ジョイント部13に対して安定的に支持されるものとなっている。
In this embodiment, the bracket br is previously fixed to the
天板支持機構Lは、アーム9における先端部の軸心回り、すなわち前端アーム構成部97に当該前端アーム構成部97の軸心回りに回転可能に設けられた第一の回転支持部L1と、第一の回転支持部L1に対して回転可能に設けられ天板8の裏面にねじ止めされた取付板L21を有した第二の回転支持部L2とを具備してなる既知の構成のものである。
The top plate support mechanism L includes a first rotary support portion L1 rotatably provided around the axial center of the tip portion of the
座B1及びメモ台Dを備えてなる椅子は、図9に示すように、座B1を起立姿勢(U)に保持した状態、及び、メモ台Dの天板8を退避姿勢(T)に保持した状態で、同一構造をなす他の椅子と前後方向にネスティングし得るように構成されている。
As shown in FIG. 9, the chair provided with the seat B1 and the memo stand D holds the seat B1 in the upright posture (U) and the
<<二タイプの座B1、B2を柔軟に製造し得る構成>>
この実施形態に示された椅子は、特に、図13~15に示すように、枠状部分たる枠フレーム部6を有した座フレームKに対して、構造が異なる二タイプの座本体J、Eから選択された一の座本体(座本体J又は座本体Eの何れか一方)を取り付けることにより、座(座B1又は座B2)を製造し得るようになっている。二タイプの座本体J、Eは、座フレームKに対して止着具たるねじv4を用いて着脱可能に構成されている。
<< Configuration that can flexibly manufacture two types of seats B1 and B2 >>
As shown in FIGS. 13 to 15, the chairs shown in this embodiment have two types of seat bodies J and E having different structures from the seat frame K having the
図13では、二タイプの座本体J、Eが示されている。図13、及び、図14に示された座本体Jは、クッション4の上面に張地5が張設され当該張地5の上面を着座面m1としたクッションタイプのものである。図13、及び、図15に示された座本体Eは、板状体の上面を着座面m2とした座板タイプのものである。
In FIG. 13, two types of seat bodies J and E are shown. The seat body J shown in FIGS. 13 and 14 is a cushion type in which the
二タイプの座本体J、Eは、それぞれ、支持体Aに枢支された状態の座フレームKに対して着脱可能に構成されている。すなわち、座フレームKの枠フレーム部6に設けたねじ挿通孔h4に挿通したねじv4を座本体J、Eに設けたナットn4に螺着することにより、支持体Aに取り付けられた状態の座フレームKに対して二タイプの座本体J、Eの内の何れか一方の座本体を取り付けることができるようになっている。
The two types of seat bodies J and E are each detachably configured with respect to the seat frame K in a state of being pivotally supported by the support A. That is, the seat is attached to the support A by screwing the screw v4 inserted into the screw insertion hole h4 provided in the
なお、クッションタイプの座本体Jは、軸部材Pを介して支持体Aに回転可能に支持された状態の座フレームKに対して取り付けない限り、支持体Aに枢支された座B1を構成することができないようになっている。つまり、座本体Jが座フレームKに装着されると、シェル体3におけるシェル体本体31の後部分31bが支持体Aと座フレームKとを繋ぐ軸部材Pの挿脱を阻止し得る箇所に位置するようになっている。
The cushion type seat body J constitutes a seat B1 pivotally supported by the support A unless it is attached to the seat frame K in a state of being rotatably supported by the support A via the shaft member P. You can't do it. That is, when the seat body J is attached to the seat frame K, the
なお、仮に、クッションタイプの座本体Jを座フレームKに取り付けて座B1を構成した後に、当該座B1を支持体Aに対して取り付けようとしても、座本体Jを構成するシェル体3に邪魔されて軸部材Pを座フレームK及び支持体Aに挿通することができないため、座B1を支持体Aに取り付けることが不可能なものとなっている。
Even if the cushion type seat body J is attached to the seat frame K to form the seat B1 and then the seat B1 is attached to the support A, it will interfere with the
<<座板タイプの座B2>>
椅子は、図16に示すように、支持体Aに対して枢支された座フレームKに対して、座板タイプの座本体Eを装着することにより、座フレームK及び座板タイプの座本体Eを具備してなる座板タイプの座B2を構築することができるようになっている。座板タイプの座B2は、クッションタイプの座B1と同様に、支持体Aに対して着座可能な使用姿勢(S)と床面に対して起立した起立姿勢(U)との間で回動可能に構成されている。
<< Seat plate type seat B2 >>
As shown in FIG. 16, the chair is formed by attaching the seat plate type seat body E to the seat frame K pivotally supported by the support A, thereby mounting the seat plate type seat body K and the seat plate type seat body. It is possible to construct a seat plate type seat B2 provided with E. Similar to the cushion type seat B1, the seat plate type seat B2 rotates between a usable posture (S) that can be seated on the support A and an upright posture (U) that stands up against the floor surface. It is configured to be possible.
座板タイプの座本体(以下、「座板E」という。)は、平面視において略矩形状をなしており上下方向に貫通する複数の孔Nが設けられた座板本体E1と、座板本体E1の外周縁に設けられた周縁部E2とを備えている。 The seat plate type seat body (hereinafter referred to as "seat plate E") has a substantially rectangular shape in a plan view, and has a seat plate body E1 having a plurality of holes N penetrating in the vertical direction and a seat plate. It is provided with a peripheral edge portion E2 provided on the outer peripheral edge of the main body E1.
座板Eを構成する座板本体E1は、複数の孔Nの内、前後方向及び左右方向の中央部領域Rに設けられた孔Nが座板本体E1に設けられた複数の孔Nの内で最も大きく形成されたものとなっている。座板本体E1に設けられた複数の孔Nの大きさは、中央部領域Rから外方すなわち座板本体E1の外周縁を取り囲む周縁部E2側に向かって漸次小さくなるように形成されている。 The seat plate main body E1 constituting the seat plate E has a hole N provided in the central region R in the front-rear direction and the left-right direction in the plurality of holes N provided in the seat plate main body E1. It is the largest formed in. The size of the plurality of holes N provided in the seat plate main body E1 is formed so as to gradually decrease from the central region R toward the outer side, that is, the peripheral edge portion E2 side surrounding the outer peripheral edge of the seat plate main body E1. ..
換言すれば、中央部領域Rから外方とは、中央部領域Rから前方、後方、左右両側方、斜め前方、及び、斜め後方を含んだものである。 In other words, the outside from the central region R includes the front, the rear, the left and right sides, the diagonal front, and the diagonal rear from the central region R.
座板本体Eの厚み寸法は、全体として略均一に設定されている。そのため、孔Nの容積は、中央部領域Rから外方に向かって漸次少なくなるように設定されたものとなっている。 The thickness dimension of the seat plate main body E is set to be substantially uniform as a whole. Therefore, the volume of the hole N is set so as to gradually decrease from the central region R toward the outside.
座板本体E1において上下方向に穿設された複数の孔Nの内、周縁部E2の近傍領域に設けられた孔Nが最も小さく形成されている。そして、座板本体E1は、中央部領域Rから周縁部E2に至る過程において孔Nが次第に小さくなりつつ消失するように形成されている。 Of the plurality of holes N drilled in the vertical direction in the seat plate main body E1, the hole N provided in the vicinity of the peripheral edge portion E2 is formed to be the smallest. The seat plate body E1 is formed so that the hole N gradually becomes smaller and disappears in the process from the central region R to the peripheral region E2.
特定の孔Nの周囲には、略等距離をなして六つの孔Nが取り囲むように配されている。 Six holes N are arranged so as to surround the specific holes N at approximately equal distances.
図18の拡大図に示すように、複数の孔Nを形成する開口縁Neは、平面視において、前後方向及び左右方向の中心点ctを基準にして略対称形状をなしている。換言すれば、複数の孔Nを形成する開口縁Neは仮想中心点ctを基準にして点対称の形状をなしている。 As shown in the enlarged view of FIG. 18, the opening edge Ne forming the plurality of holes N has a substantially symmetrical shape with respect to the center point ct in the front-rear direction and the left-right direction in a plan view. In other words, the opening edge Ne forming the plurality of holes N has a point-symmetrical shape with respect to the virtual center point ct.
複数の孔Nの開口縁Neは、平面視において、90°以下の鋭利な角のない形状をなしたものである。より具体的に言えば、開口縁Neは、図18に示すように、平面視において、二点鎖線により示された正方形を構成する四辺をそれぞれ外方に凸をなすように湾曲させた形状をなしている。 The opening edge Ne of the plurality of holes N has a shape having no sharp angle of 90 ° or less in a plan view. More specifically, as shown in FIG. 18, the opening edge Ne has a shape in which the four sides constituting the square indicated by the two-dot chain line are curved outward so as to be convex outwards, respectively. Nothing.
座板Eは、座板本体E1の外周縁に孔を有さない領域である周縁部E2を有したものである。そして、周縁部E2の下面側が、椅子を構成するフレームすなわち、支持体Aに支持された座フレームKの枠フレーム部6によって支持されるものとなっている。すなわち、椅子を構成するフレームたる枠フレーム部6は、座板本体E1及び周縁部E2により構成された座板Eとともに座板タイプの座B2を構成するものとなっている。
The seat plate E has a peripheral edge portion E2 which is a region having no hole in the outer peripheral edge of the seat plate main body E1. The lower surface side of the peripheral edge portion E2 is supported by the frame constituting the chair, that is, the
なお、座板の周縁部を支持し得るフレームは、図16に示されるような座を構成するものに限られるものではなく、例えば、図20に示すものが挙げられる。 The frame that can support the peripheral edge of the seat plate is not limited to that constituting the seat as shown in FIG. 16, and examples thereof include those shown in FIG. 20.
図20に示す椅子は、支持フレームIに対して、座板H、及び、背板Qを支持させたものである。同図における椅子を構成するフレームは、脚フレームであるベースフレーム部i1、前脚フレーム部i2、及び、後脚フレーム部i3を含み金属製のパイプ材、及び、金属製の板材により構成された支持フレームIを指している。 In the chair shown in FIG. 20, the seat plate H and the back plate Q are supported by the support frame I. The frame constituting the chair in the figure is a support made of a metal pipe material including a base frame portion i1 which is a leg frame, a front leg frame portion i2, and a rear leg frame portion i3, and a metal plate material. It points to frame I.
座板Hの具体的構成については、支持フレームIに支持させるための具体的な構造を除き、座板タイプの座本体(座板E)と同様であるため同一の符号を付して説明し、詳細な説明を省略するものとする。 The specific configuration of the seat plate H is the same as that of the seat plate type seat body (seat plate E) except for the specific structure for supporting the seat plate I, and thus the same reference numerals are given. , Detailed description shall be omitted.
座板Hを支持する支持フレームIは、左右に対をなし床面と略平行に前後方向に延びてなるベースフレーム部i1と、ベースフレーム部i1の前端部に立設された前脚フレーム部i2と、ベースフレーム部i1の後端部に立設された後脚フレーム部i3と、前脚フレーム部i2の上端部と後脚フレーム部i3の上端部間に架設された側座受フレーム部i4と、側座受フレーム部i4の前端部間を繋ぐ前横架フレーム部i5と、側座受フレーム部i4の後端部間を繋ぐ後横架フレーム部i6と、後脚フレーム部i3の上端部及び側座受フレーム部i4の後端部から上方に延設された図示しない背支持フレーム部を備えてなるものである。 The support frame I that supports the seat plate H has a base frame portion i1 that is paired left and right and extends in the front-rear direction substantially parallel to the floor surface, and a front leg frame portion i2 that is erected at the front end portion of the base frame portion i1. And the rear leg frame portion i3 erected at the rear end portion of the base frame portion i1, and the side seat receiving frame portion i4 erected between the upper end portion of the front leg frame portion i2 and the upper end portion of the rear leg frame portion i3. , The front horizontal frame portion i5 connecting the front ends of the side seat receiving frame portion i4, the rear horizontal frame portion i6 connecting the rear ends of the side seat receiving frame portion i4, and the upper end portion of the rear leg frame portion i3. It is provided with a back support frame portion (not shown) extending upward from the rear end portion of the side seat receiving frame portion i4.
後脚フレーム部i3、ベースフレーム部i4、前脚フレーム部i2、側座受フレーム部i4、及び、背支持フレーム部は、一本の金属製パイプ材により連続して形成されている。 The rear leg frame portion i3, the base frame portion i4, the front leg frame portion i2, the side seat receiving frame portion i4, and the back support frame portion are continuously formed of a single metal pipe material.
前横架フレーム部i5、及び、後横架フレーム部i6は、金属板により形成されている。 The front horizontal frame portion i5 and the rear horizontal frame portion i6 are formed of a metal plate.
金属板により形成された前横架フレーム部i5、及び、後横架フレーム部i6と、金属製のパイプ材により形成された左右の側座受フレーム部i4とによって、座板Hの周縁部Eを支持し得る四角枠状の座受フレームIWが構成されたものとなっている。 The peripheral portion E of the seat plate H is formed by the front horizontal frame portion i5 and the rear horizontal frame portion i6 formed of the metal plate, and the left and right side seat receiving frame portions i4 formed of the metal pipe material. A square frame-shaped seating frame IW that can support the above is configured.
以上説明したように、本実施形態に係る椅子は、座B1を支持する支持体Aにオプションたるメモ台Dを取り付けたものである。そして、支持体Aが、左右に対をなした左右の脚構成部材1と、左右の脚構成部材1とは別体の部材により構成され当該左右の脚構成部材1間に介在して両者を連結するジョイント材2とを備えたものである。メモ台Dが、オプション本体たる天板8と、天板8を支持するアーム9とを備えたものであり、アーム9の基端部たる基端アーム構成部91がジョイント材2に一体的に連結されている。
As described above, in the chair according to the present embodiment, the memo stand D, which is an option, is attached to the support A that supports the seat B1. Then, the support A is composed of the left and right
このため、支持体Aに対してオプションであるメモ台Dを取り付けやすい構成を有した椅子を提供することができるものとなる。 Therefore, it is possible to provide a chair having a configuration in which an optional memo stand D can be easily attached to the support A.
つまり、ジョイント材2は支持体Aを構成するものであり、左右の脚構成部材1とは別体のものとなっているため、あらかじめアーム9とジョイント材2とを連結させることができるようになっている。
That is, since the
しかも、ジョイント材2は、左の脚構成部材1と右の脚構成部材1とを繋ぐ役割を担うものであるため、相応の剛性が求められるものとなっている。かかるジョイント材2に対してアーム9を一体的に連結しているため、安定性に優れたメモ台Dを提供し得るだけでなく、メンテナンス性にも優れた構成を採り得るものとなっている。
Moreover, since the
アーム9が、パイプ材により作られたものであり、基端部たる基端アーム構成部91が、ジョイント材2の長手方向に沿って当該ジョイント材2の下面側すなわち下向面23に固定されている。
The
このため、アーム9は、それ自体が軽量かつ剛性に優れたものであるとともにジョイント材2における好適な位置に固定されたものとなっている。
Therefore, the
オプション本体たる天板8が、正面視において、ジョイント材2よりも一方側たる左側に配設されたものであり、基端部たる基端アーム構成部91の終端部分91eが、ジョイント材2の他方側たる右側に配設されたものである。
The
このため、アーム9の終端部分91eを、天板8の反対側に位置させることにより、椅子全体の重量バランスをオプション本体たる天板8を配した一方側(左側)に過度に偏らせないように構成されたものとなっている。
Therefore, by locating the
左右の脚構成部材1が、それぞれ、上下方向に延びてなる後脚11と、後脚11の上部から前側に向かって一体的に延設された前脚12と、前脚12の長手方向中間部に延設され先端部分13bがジョイント材2の側端部に連結するジョイント部13とを備えたものとなっている。そして、アーム9が、ジョイント部13の長手方向に沿う直線状の部位たる中間アーム構成部93を有している。
The left and
このため、アーム9の中間アーム構成部93がジョイント部13の長手方向に沿うものであるため、アーム9がジョイント部13に沿って整然と配設されたものとなり、外部から目立ち難く煩雑な印象を与え難い外観を保持し得るものとなっている。
For this reason, since the
中間アーム構成部93とジョイント部13とが、ブラケットbrを介して相互に連結されている。
The intermediate
このため、アーム9は、ジョイント材2だけでなく左の脚構成部材1に対しても固定されたものとなるため、支持体Aに対して安定的に支持され得るものとなっている。
Therefore, since the
座B1が、支持体Aに対して着座可能な使用姿勢(S)と床面に対して起立した起立姿勢(U)との間で姿勢変更可能なものである。そして、天板8が、略水平をなす使用姿勢(M)と、使用姿勢(M)から退避した退避姿勢(T)との間でアーム9に対して姿勢変更可能なものである。
The seat B1 can change its posture between a usable posture (S) that can be seated on the support A and an upright posture (U) that stands up against the floor surface. The
椅子は、座B1を起立姿勢(U)に保持した状態、及び、天板8を退避姿勢(T)に保持した状態で、同一構造をなす他の椅子と前後方向にネスティングし得るように構成されている。
The chair is configured so that it can be nested in the front-rear direction with other chairs having the same structure while the seat B1 is held in the upright posture (U) and the
このため、メモ台Dを設けた椅子を構成したものであっても、不使用時には、同一構造をなす複数の椅子を前後方向にネスティングさせてコンパクトに纏めることができるものとなっている。 Therefore, even if the chair is provided with the memo stand D, when not in use, a plurality of chairs having the same structure can be nested in the front-rear direction to be compactly organized.
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。 The present invention is not limited to the embodiment described in detail above.
オプションは、メモ台に限られるものではない。オプションとしては、例えば、荷物置きやスマートフォン等の電子機器を支持させる機器保持体等を挙げることができる。 The options are not limited to the memo stand. As an option, for example, a device holder for supporting an electronic device such as a luggage storage or a smartphone can be mentioned.
アームの基端部は、ジョイント材に対して溶接により連結されたものに限られるものではない。アームの基端部は、例えば、ねじ等の止着具によりジョイント材に対して一体的に取り付けられたものであってもよい。 The base end portion of the arm is not limited to the one connected to the joint material by welding. The base end portion of the arm may be integrally attached to the joint material by, for example, a fastener such as a screw.
アームは、パイプ材により作られたものに限られるものではなく、中実の柱状ないし棒状のものであってもよい。 The arm is not limited to that made of a pipe material, and may be a solid columnar or rod-shaped arm.
アームの基端部が、ジョイント材の長手方向に沿ったものでなくてもよい。 The base end of the arm does not have to be along the longitudinal direction of the joint material.
アームの基端部が、ジョイント材の下面に固定されていないものであってもよく、例えば、ジョイント材における前面や後面に固定されたものであってもよい。 The base end portion of the arm may not be fixed to the lower surface of the joint material, or may be fixed to the front surface or the rear surface of the joint material, for example.
アームに支持されるオプション本体の位置は、ジョイント材に対して、左側に偏ったものに限られず右側に偏ったものであってもよいのはもちろんのことである。 Of course, the position of the option body supported by the arm is not limited to the one biased to the left side with respect to the joint material, but may be biased to the right side.
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 In addition, the specific configuration of each part is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
A…支持体
B1…座
C…背板
D…メモ台(オプション)
J…座本体
3…シェル体
4…クッション
5…張地
8…天板(オプション本体
9…アーム
A ... Support B1 ... Seat C ... Tergum D ... Memo stand (optional)
J ...
Claims (7)
前記支持体が、左右に対をなした左右の脚構成部材と、これら左右の脚構成部材とは別体の部材により構成され当該左右の脚構成部材間に介在して両者を連結するジョイント材とを備えたものであり、
前記オプションが、オプション本体と、このオプション本体を支持するアームとを備えたものであり、
前記アームの基端部が前記ジョイント材に一体的に連結されている椅子。 A chair with options attached to the support that supports the seat.
The support is composed of left and right leg components paired to the left and right, and members separate from the left and right leg components, and is a joint material that is interposed between the left and right leg components to connect the two. It is equipped with
The option includes an option body and an arm that supports the option body.
A chair in which the base end portion of the arm is integrally connected to the joint material.
前記基端部が、前記ジョイント材の長手方向に沿って当該ジョイント材の下面側に固定されている請求項1記載の椅子。 The arm is made of pipe material and
The chair according to claim 1, wherein the base end portion is fixed to the lower surface side of the joint material along the longitudinal direction of the joint material.
前記基端部の終端部分が、前記ジョイント材の他方側に配設されたものである請求項1又は2記載の椅子。 The option main body is arranged on either the left or right side of the joint material.
The chair according to claim 1 or 2, wherein the end portion of the base end portion is arranged on the other side of the joint material.
前記アームが、前記ジョイント部の長手方向に沿う直線状の部位を有している請求項1、2又は3記載の椅子。 The left and right leg components are extended to a rear leg extending in the vertical direction, a front leg integrally extending from the upper part of the rear leg toward the front side, and a longitudinal intermediate portion of the front leg, respectively. It is provided with a joint portion whose tip portion is connected to the side end portion of the joint material.
The chair according to claim 1, 2 or 3, wherein the arm has a linear portion along the longitudinal direction of the joint portion.
前記天板が、略水平をなす使用姿勢とこの使用姿勢から退避した退避姿勢との間でアームに対して姿勢変更可能なものであり、
前記座を前記起立姿勢に保持した状態、及び、前記天板を前記退避姿勢に保持した状態で、同一構造をなす他の椅子と前後方向にネスティングし得るように構成されている請求項6記載の椅子。 The seat can be changed in posture between a posture in which it can be seated on a support and a posture in which it stands upright on a floor surface.
The top plate can change its posture with respect to the arm between a substantially horizontal usage posture and a retracted posture retracted from this usage posture.
6. The sixth aspect of the present invention, wherein the seat is held in the upright posture and the top plate is held in the retracted posture so that the chair can be nested in the front-rear direction with another chair having the same structure. Chair.
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