JP2022025665A - 要約文作成装置、要約文作成方法及びプログラム - Google Patents

要約文作成装置、要約文作成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動要約システムを導入することなく、簡便に要約文を作成する。【解決手段】要約文作成装置10は、会話中の複数の人物それぞれの発言内容をテキストに変換する音声認識部101と、音声認識部101によって生成されたテキストを記憶する記憶部104と、変換されたテキストを、発言が行われる度に選択可能に表示するUI制御部102と、表示されたテキストのうち、ユーザにより選択されたテキストで構成される要約文を作成する要約文作成部103と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、要約文作成装置、要約文作成方法及びプログラムに関する。
コールセンター(又は、電話以外にもチャットやメール等も含めた応対を行う場合には「コンタクトセンター」とも称される。)等では、顧客に対する応対内容の管理等を目的として応対履歴の記録が行われている。電話応対の場合、1通話終わるごとにオペレータが手作業で応対内容の要約文を作成し、顧客管理システム(CRM:Customer Relationship Management)等に投入している。
上記の要約文の作成に要する時間の削減はコールセンター運営における大きな課題の一つとなっており、音声認識システムを導入して応対内容を自動的にテキスト化したり、更に自動要約システムを導入して自動的に要約文を作成したりすることが行われている。
特開2017-4270号公報
しかしながら、自動要約システムを導入する場合、コールセンターで対応する商品やサービス等の内容や性質によって要約文の粒度が異なるため、初期チューニングが必須であり導入コストが高くなることがある。また、自動要約システムは機械学習技術の一つである教師あり学習を利用している場合が多いため、導入後も持続的なチューニングを行う必要があり、ランニングコストが高くなることがある。
このため、コスト的に自動要約システムを導入することが困難なコールセンターも多く、自動要約システムを導入することなく簡便に要約文を作成することが可能な技術に多くのニーズが存在する。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、簡便に要約文を作成することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態に係る要約文作成装置は、会話中の複数の人物それぞれの発言内容を表すテキストを、前記発言が行われる度に選択可能に表示する表示部と、前記表示部に表示されたテキストのうち、ユーザにより選択されたテキストで構成される要約文を作成する作成部と、を有することを特徴とする。
簡便に要約文を作成することができる。
本実施形態に係る要約文作成装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る要約文作成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る要約文作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 発話内容表示画面の一例を示す図である。 発話内容の選択の一例を説明するための図である。 要約文の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、自動要約システムを導入することなく、通話内容や会話内容等の発話内容から簡便に要約文を作成することが可能な要約文作成装置10について説明する。ここで、本実施形態では、一例として、コールセンターのオペレータが顧客との応対内容の要約文を作成する場合を想定し、要約文作成装置10はコールセンターのオペレータが利用する各種端末(例えば、パーソナルコンピュータ等)であるものとする。ただし、これに限られず、本実施形態は、例えば、会議における発言内容の要約文を作成する場合等にも適用可能である。コールセンターにおける応対内容の要約文を作成する場合以外の適用例やその他の応用例等については後述する。
<要約文作成装置10の機能構成>
まず、本実施形態に係る要約文作成装置10の機能構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る要約文作成装置10の機能構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る要約文作成装置10は、音声認識部101と、UI制御部102と、要約文作成部103と、記憶部104とを有する。
音声認識部101は、既知の音声認識技術により通話中のオペレータ及び顧客の音声をテキストに変換する。すなわち、音声認識部101は、既知の音声認識技術によりオペレータ及び顧客が通話中に発話した音声を認識することで、オペレータ及び顧客の発話内容を表すテキストを生成する。なお、音声認識部101によって生成されたテキストは、例えば、発話者(オペレータ又は顧客)ごとに記憶部104に記憶される。
UI制御部102は、音声認識部101によって生成されたテキストを用いて、オペレータ及び顧客の発話内容を表すテキストが選択可能に含まれる発話内容表示画面を表示する。また、UI制御部102は、発話内容表示画面に含まれるテキストのうち、要約文に含める対象とするテキスト(又はテキストの一部)の選択操作を受け付ける。
要約文作成部103は、記憶部104に記憶されているテキストのうち、UI制御部102が受け付けた選択操作によって選択されたテキスト(又はテキストの一部)に対して、要約文に含める対象であることを示す情報を付与する(例えば、テキストに対応付けられているフラグを所定の値に更新する等)。また、要約文作成部103は、要約文を作成するための操作に応じて、要約文に含める対象であることを示す情報が付与されたテキスト(又は、当該情報が付与された、テキストの一部の文字若しくは文字列)で構成される要約文を作成する。なお、要約文作成部103は、UI制御部102が受け付けた選択操作によって選択されたテキスト(又はテキストの一部)に対してフラグ等の情報を付与するのではなく、例えば、当該選択されたテキスト(又はテキストの一部)を、要約文に含める対象として所定の記憶領域にキャッシュしておいてもよい。
記憶部104は、音声認識部101によって生成されたテキストを記憶する。これらのテキストには、当該テキストが表す発話内容を発話した発話者を識別する情報と、発話時刻と、当該テキストが要約文に含まれる対象であるか否かを示す情報(例えば、フラグ等)とが少なくとも対応付けられているものとする。ただし、上述したように、要約文に含める対象に選択されたテキスト(又はテキストの一部)がキャッシュされる場合にはフラグ等の情報は対応付けられていなくてもよい。
なお、図1に示す要約文作成装置10の機能構成は一例であって、他の機能構成であってもよい。例えば、オペレータと顧客が音声通話ではなく、テキストベースのチャット等でコミュニケーションを行う場合には、要約文作成装置10は音声認識部101を有していなくてもよい。この場合、オペレータ及び顧客により入力されたテキストが記憶部104に記憶される。
又は、例えば、要約文作成装置10と通信ネットワークを介して接続される音声認識システムでオペレータ及び顧客の音声がテキストに変換される場合、要約文作成装置10は音声認識部101を有していなくてもよい。この場合、当該音声認識システムで変換されたテキストが記憶部104に記憶される。
<要約文作成装置10のハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る要約文作成装置10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る要約文作成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る要約文作成装置10は一般的なコンピュータ又はコンピュータシステムで実現され、入力装置201と、表示装置202と、外部I/F203と、通信I/F204と、プロセッサ205と、メモリ装置206とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバス207を介して通信可能に接続されている。
入力装置201は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等である。表示装置202は、例えば、ディスプレイ等である。
外部I/F203は、記録媒体203a等の外部装置とのインタフェースである。要約文作成装置10は、外部I/F203を介して、記録媒体203aの読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体203aとしては、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(Secure Digital memory card)、USB(Universal Serial Bus)メモリカード等がある。なお、記録媒体203aには、例えば、要約文作成装置10が有する各機能部(つまり、音声認識部101、UI制御部102及び要約文作成部103)を実現する1以上のプログラムが格納されていてもよい。
通信I/F204は、要約文作成装置10を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。なお、要約文作成装置10が有する各機能部を実現する1以上のプログラムは、例えば、通信I/F204を介して、所定のサーバ装置等から取得(ダウンロード)されてもよい。
プロセッサ205は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の各種演算装置である。要約文作成装置10が有する各機能部は、例えば、メモリ装置206に格納されている1以上のプログラムがプロセッサ205に実行させる処理により実現される。
メモリ装置206は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の各種記憶装置である。要約文作成装置10が有する記憶部104は、例えば、メモリ装置206を用いて実現可能である。
本実施形態に係る要約文作成装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述する要約文作成処理を実現することができる。なお、図2に示すハードウェア構成は一例であって、要約文作成装置10は、他のハードウェア構成を有していてもよい。例えば、要約文作成装置10は、複数のプロセッサ205を有していてもよいし、複数のメモリ装置206を有していてもよい。
<要約文作成処理>
次に、本実施形態に係る要約文作成処理について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る要約文作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、UI制御部102は、顧客との間の会話内容が表示される発話内容表示画面を表示装置202に表示する(ステップS101)。ここで、発話内容表示画面の一例を図4に示す。図4に示す発話内容表示画面1000には、顧客との間の会話内容を表すテキストがリアルタイムに表示される発話履歴表示欄1100が含まれる。発話履歴表示欄1100では、オペレータの発話内容が左側、顧客の発話内容が右側に吹き出し形式で表示される。オペレータと顧客が会話している間、オペレータと顧客の音声が音声認識部101によってテキストに変換され、発話単位でこれらのテキストが含まれる吹き出しがUI制御部102によって発話履歴表示欄1100にリアルタイムに表示(つまり、動的に表示)される。なお、音声認識部101によって変換されたテキストは、発話者を識別する情報と、発話時刻と、当該テキストが要約文に含まれる対象であるか否かを示す情報(この情報の初期値は、要約文に含まれないことを示す値とする。)とに対応付けられて記憶部104に記憶される。以降では、簡単のため、テキストが要約文に含まれる対象であるか否かを示す情報を「要約対象情報」と呼ぶことにする。
後述するように、オペレータは、吹き出し(又は、吹き出し中のテキストの一部)を選択することで、吹き出し中のテキスト(又はそのテキストの一部)を要約文に含める対象とすることができる。また、図4に示す発話内容表示画面1000には、要約文を作成するための操作に用いられるcopyボタン1200が含まれる。オペレータは、copyボタン1200を選択(押下)することで、自身が選択した吹き出し中のテキスト(又はそのテキストの一部)で構成される要約文を作成することができる。なお、発話内容表示画面1000に含まれる各種ボタン等は「表示部品」や「UI部品」等とも呼ばれる。
図3に戻る。オペレータは、発話内容表示画面1000の発話履歴表示欄1100中の吹き出しのうち、要約文に含めたい発話内容を表す吹き出し(又は、吹き出し中のテキストの一部)を選択する(ステップS102)。すると、UI制御部102は、この選択操作を受け付け、選択された吹き出し(又は、吹き出し中のテキストの一部)の表示態様を、選択済みであることを示す表示態様(例えば、吹き出しの枠線を強調表示させたり、吹き出し中の背景を異ならせたりする等の表示態様)に変更する。なお、吹き出しを選択するためには、例えば、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで吹き出しを選択する操作を行えばよい。また、吹き出し中のテキストの一部を選択するためには、例えば、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで吹き出し中のテキストの一部をドラッグ操作により選択すればよい。
例えば、図5に示す発話内容表示画面1000では発話履歴表示欄1100に吹き出し2101~2017が表示されており、オペレータによって吹き出し2102、吹き出し2106及び吹き出し2107が選択されている様子を表している。このように、オペレータは、発話履歴表示欄1100にリアルタイム(動的)に表示される吹き出しの中から、要約文に含めたい発話内容を表す吹き出しを選択することができる。なお、図5に示す例では吹き出し単位に選択されている例を示しているが、吹き出し中のテキストの一部が選択された場合には、選択された部分の文字又は文字列のみの表示態様を変更(例えば、背景の色を異ならせる等の表示態様に変更)させればよい。
なお、吹き出し単位(つまり、発話単位)や吹き出し中のテキストの一部だけでなく、発話者単位で発話内容を表すテキストが選択されてもよい。例えば、図5に示す発話内容表示画面1000において、選択ボタン1310が選択されることで、オペレータの全ての発話内容を表す吹き出しが選択されてもよい。同様に、選択ボタン1320が選択されることで、顧客の全ての発話内容を表す吹き出しが選択されてもよい。更に、選択ボタン1310と選択ボタン1320の両方が選択されることで、オペレータと顧客の両方の全ての発話内容(つまり、会話全体の発話内容)を表す吹き出しが選択されてもよい。
また、オペレータによって一度選択された吹き出し(又は吹き出し中のテキストの一部)は、再度選択されることで、選択が解除される。この場合、選択済みであることを示す表示態様も元の表示態様に変更される。
図3に戻る。ステップS102に続いて、要約文作成部103は、記憶部104に記憶されているテキストのうち、上記のステップS102で選択された吹き出し中のテキストを、要約文に含める対象とする(ステップS103)。すなわち、要約文作成部103は、例えば、上記のステップS102で選択された吹き出し中のテキストの要約対象情報の値を、要約文に含まれることを示す値に更新する。なお、上記のステップS102で吹き出し中のテキストの一部が選択された場合、要約文作成部103は、例えば、当該吹き出し中のテキストの要約対象情報の値を、当該テキストを構成する文字列のうち選択された文字又は文字列が要約文に含まれる対象であることを示す値に更新すればよい。
上記のステップS102~ステップS103はオペレータと顧客の通話が終了するまで繰り返し実行される(ステップS104でNO)。一方で、オペレータと顧客の通話が終了した場合(ステップS104でYES)、オペレータは、発話内容表示画面1000のcopyボタン1200を選択する(ステップS105)。copyボタン1200の選択操作がUI制御部102によって受け付けられると、要約文作成部103は、要約文を作成する(ステップS106)。このとき、要約文作成部103は、例えば、記憶部104に記憶されているテキストのうち、要約対象情報の値が要約文に含まれることを示す値であるテキストを、その発話時刻順に結合することで要約文を作成する。これにより、オペレータによって選択されたテキスト又はその一部の文字若しくは文字列で構成される要約文が作成される。なお、この要約文は記憶部104に記憶される。
そして、UI制御部102は、要約文を出力するための操作であるpaste操作がオペレータにより行われた場合、上記のステップS106で作成された要約文を編集可能に表示(出力)する(ステップS107)。ここで、図5に示す発話内容表示画面1000の発話履歴表示欄1100で吹き出し2102、吹き出し2106及び吹き出し2107が選択されている場合における要約文を図6に示す。図6に示す要約文は、吹き出し2102中のテキストと吹き出し2106中のテキストと吹き出し2107中のテキストとを発話時刻順に結合したものである。
なお、要約文の出力及び表示先はオペレータが任意に決定することができる。例えば、要約文作成装置10とは異なる外部システム(例えば、顧客管理システム等)によって表示される画面のテキスト入力欄上でpaste操作が行われれば、このテキスト入力欄上に要約文が出力及び表示される。
また、上記のステップS106では、要約文は編集可能に表示される。したがって、オペレータは、この要約文の一部の文字又は文字列を修正したり、新たな文字又は文字列を追加したりする等の編集を行うことができる。このため、例えば、音声認識部101による認識結果の誤りを修正したり、要約文として不要な文字又は文字列を削除したり、必要な文字又は文字列を追加したりすることが可能となる。また、例えば、通話ではなくチャットでオペレータと顧客がコミュニケーションを行う場合には、要約文中の誤記等の誤りを修正することも可能となる。
以上のように、本実施形態に係る要約文作成装置10ではオペレータと顧客の会話の発話内容がリアルタイムにテキスト化され、これらのテキストの中から要約文の構成要素となる文字又は文字列をリアルタイムに選択することで、会話終了後に要約文を作成することができる。このため、オペレータは、顧客と会話中に、要約文に含めたい文字又は文字列をリアルタイムに選択するだけで、簡便に要約文を作成することができる。また、この要約文は編集可能な形式で作成されるため、オペレータは必要な修正等も容易に行うことが可能となる。
しかも、本実施形態に係る要約文作成装置10では、要約文の構成要素として、発話単位のテキスト、発話単位のテキストの一部の文字又は文字列、発話者単位のテキスト、会話全体のテキストを選択することができる。このため、例えば、コールセンターで対応する商品やサービス等の内容や性質によって適切な粒度で要約文を作成することが可能となる。具体的には、例えば、保険や薬品等に関する問い合わせ対応では応対内容を事細かに記録することが求められるため、発話単位にテキストを選択することで要約文を作成する一方で、携帯電話に関する問い合わせ対応ではテキストの一部の文字又は文字列を選択することで要約文を作成する等である。
なお、図3に示す要約文作成処理では通話終了後にcopyボタン1200が選択されることで要約文が作成されたが、これに限られず、例えば、通話終了前(つまり、通話中)であってもcopyボタン1200が選択されることで要約文が作成されてもよい。これにより、オペレータは顧客と通話を行いながら、必要に応じて適宜copyボタン1200の選択及びpaste操作を行って任意の出力先に要約文を出力することが可能となる。
又は、例えば、発話内容表示画面1000にはcopyボタン1200が存在せず、通話終了後に自動的に要約文が作成されてもよい。この場合、オペレータは、通話終了後にpaste操作を行うだけで任意の出力先に要約文を出力することが可能となる。
<応用例等>
以下、本実施形態をコールセンターにおける応対内容の要約文を作成する場合以外に適用する場合の例やその他の応用例について説明する。
≪コールセンターにおける応対内容の要約文作成以外の適用例≫
本実施形態に係る要約文作成装置10は、例えば、会議における議事録を作成する場合にも適用可能であり、議事録作成に要する時間や負担を軽減させることができる。この場合、例えば、上述した発話者単位のテキスト選択を利用することで、会議の参加者ごとの議事録を要約文として作成することが可能となる。また、発話者単位のテキスト選択と、発話単位のテキスト選択や発話単位のテキストの一部の文字又は文字列の選択とを組み合わせることで、或る特定の参加者(例えば、決裁権限者等の重要人物等)の発話内容が重点的に含まれる議事録を要約文として作成することが可能となる。
このように、本実施形態に係る要約文作成装置10では特定の参加者の発話内容を重点的に扱った議事録を作成する等、既存の自動要約システムでは実現が難しい人為的な判断を伴う議事録を作成することが可能となる。
≪応用例1≫
上記のステップS107で出力された要約文中の誤記や誤変換等がオペレータにより修正された場合には、この修正内容を音声認識部101や外部の音声認識システムにフィードバックしてもよい。これにより、音声認識部101や外部の音声認識システムの認識精度の向上に寄与することが可能となる。
≪応用例2≫
上記のステップS107で要約文が出力される際に、当該要約文に対して既知の自然言語処理(例えば、不要な語の自動削除処理等)が行われてもよい。
≪応用例3≫
上記のステップS102でテキスト又はその一部の文字若しくは文字列が選択される際に、或る特定の文字列や当該特定の文字列を含むテキストが自動的に選択されてもよい。また、この選択の際には、選択された文字列やテキストに対して所定の情報(例えば、選択された文字列やテキストの属性を表す情報等)が付与されてもよい。なお、特定の文字列としては、予め設定された特定の単語(例えば、商品名やサービス名等)、特定の意味や属性を有する文字列(例えば、名前、住所等)、特定の形式で表記される文字列(例えば、電話番号等)等が挙げられる。
また、このように自動的に選択された文字列やテキストは外部システム等に送信されてもよい。このとき、この文字列やテキストに付与された情報に応じた外部システムに送信されてもよい。例えば、文字列やテキストに付与された情報が「A」である場合は外部システムAに送信し、文字列やテキストに付与された情報が「B」である場合は外部システムBに送信する等である。
これにより、本実施形態に係る要約文作成装置10をRPA(Robotic Process Automation)等として機能させることが可能となり、例えば、顧客情報の抽出及び入力作業や商品・サービス情報の抽出及び入力作業等の各種作業の自動化を実現することが可能となる。
≪応用例4≫
本実施形態に係る要約文作成装置10によって作成された要約文が自動要約システムの教師データとして用いられてもよい。これにより、例えば、同様又は類似の商品・サービスの問い合わせ対応を行うコールセンター等に自動要約システムを導入する際に、その初期チューニングコスト等を抑えることが可能となる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から逸脱することなく、種々の変形や変更、既知の技術との組み合わせ等が可能である。
10 要約文作成装置
101 音声認識部
102 UI制御部
103 要約文作成部
104 記憶部
201 入力装置
202 表示装置
203 外部I/F
203a 記録媒体
204 通信I/F
205 プロセッサ
206 メモリ装置
207 バス

Claims (7)

  1. 会話中の複数の人物それぞれの発言内容を表すテキストを、前記発言が行われる度に選択可能に表示する表示部と、
    前記表示部に表示されたテキストのうち、ユーザにより選択されたテキストで構成される要約文を作成する作成部と、
    を有することを特徴とする要約文作成装置。
  2. 前記表示部は、
    前記テキストを構成する1以上の文字の全部又は一部を選択可能に表示し、
    前記作成部は、
    前記ユーザにより選択された1以上の文字で構成される要約文を作成する、ことを特徴とする請求項1に記載の要約文作成装置。
  3. 前記表示部は、
    前記複数の人物の各々を選択するための表示部品を表示し、
    前記作成部は、
    前記表示部に表示された前記表示部品のうち、ユーザにより選択された前記表示部品に対応する人物の発言内容を表すテキストの全てで構成される要約文を作成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の要約文作成装置。
  4. 前記発言が行われる度に、前記会話中の複数の人物それぞれの発話内容をテキストに変換する音声認識部を有し、
    前記表示部は、
    前記音声認識部で変換されたテキストを、前記音声認識部で変換が行われる度に選択可能に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の要約文作成装置。
  5. 前記作成部により作成された要約文を編集可能に出力する出力部を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の要約文作成装置。
  6. 会話中の複数の人物それぞれの発言内容を表すテキストを、前記発言が行われる度に選択可能に表示する表示手順と、
    前記表示手順で表示されたテキストのうち、ユーザにより選択されたテキストで構成される要約文を作成する作成手順と、
    をコンピュータが実行することを特徴とする要約文作成方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至5の何れか一項に記載の要約文作成装置として機能させるプログラム。
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JP7179387B1 (ja) * 2022-03-18 2022-11-29 株式会社喋ラボ ハイライト動画生成システム、ハイライト動画生成方法、およびプログラム

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