JP2022025409A - 測定ソリューションサービス提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置を実現する。【解決手段】測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置は、監視対象無線ネットワーク内に存在して測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の測定器から直接無線通信により送信される測定データを測定器における送信指示を契機に受信すること及び測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定する。また、測定ソリューションサービス提供装置は、決定に応じて受信した測定データの処理を要求するために、コンピューティングシステムに対して測定データを送信し、コンピューティングシステムにおける測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和1年8月30日、@Press ソーシャルワイヤー株式会社(東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー6階)で公開
本発明は、測定ソリューションサービス提供システムに関し、詳細には、測定ソリューションサービス提供装置及び測定ソリューションサービス提供方法に関する。
近年、IoT(Internet of Things)と称される技術が注目されている。このIoTは、あらゆる物体(モノと記載することもある)がOPEN特性を有するインターネットにアクセス可能な状態になることにより、物体から発生されるデータを利活用することを実現するための一技術である。
IoT技術は、第4次産業革命として期待され、モノとインターネットとを結びつけることにより、製造業を含む様々な産業分野を急速に変えつつある。例えば、国内市場のユーザ支出額は平均16.9%で成長し、2020年の国内市場は14兆円に達すると予測されている。そして、ドイツではindustrie4.0の取組みが始まっており、世界的にも活発な市場である。
このような背景を受けて、測定器の製造業界においては、インフラストラクチャ(基盤)の整備と共に、IoT技術を利活用した測定システムの開発を推進している。
そして、出願人は、これまでに、IoT技術とクラウドコンピューティング技術との連携などにより、測定データ処理に関する画期的な測定ソリューションサービスを実現可能にする技術を提案した(例えば、特許文献1,2,3,4,5,6参照)。
特許第6,419,234号公報 特許第6,363,246号公報 特許第6,492,207号公報 特許第6,649,349号公報 特許第6,583,871号公報 特許第6,570,210号公報 特表2018-519682号公報 特表2015-501593号公報 特開2007-319662号公報 特表2005-538794号公報
出願人が提案した上記特許文献1,2,3,4,5,6に開示される技術においては、IoTゲートウェイとして機能する中継装置(IoT中継装置)が複数の測定源からの測定データをコンピューティングシステムに送信し、コンピューティングシステムが送信された測定データを集積処理し、かつ集計分析処理及び表示処理する。これにより、閲覧者利用端末において、ものづくり拠点(製造現場)などにおける各工程の品質状況をいつでも、どこでも、把握可能にしている。
ここで新たに開示する技術においては、出願人は更なる期待を充足する測定ソリューションサービスを実現可能な技術を提案する。つまり、出願人は少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能だけでなく、各種制御機能を含む機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置を新たに提案する。
これまでに、このような機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置は提案されていない。例えば、特許文献7には、(a)センサ及び電源(電池)を含むウェアラブル装置120と、モバイル装置150との間でブルートゥース(登録商標)通信を行うこと、及び(b)ユーザ利用のモバイル装置150において表示することが開示されている(例えば、図1など参照)。特許文献8には、(a)医療用デバイス(測定器)1と、遠隔制御装置3との間でブルートゥース通信を行うこと、及び(b)遠隔制御装置3において表示することが開示されている(例えば、図5など参照)。
また、特許文献9には、(a)測定器(BGM)10と、ドッキングステーション12との間でブルートゥース通信を行うこと、(b)測定器10において表示すること、(c)測定器10内の自己診断ルーチン60が測定器10のステータスを監視すること、及び(d)測定器10内の自己診断ルーチン60は、電子機器30などからの問合せによっても開始され得るし、または測定器10の状況変化にも応答して開始され得ることなどが開示されている(例えば、図2,図3など参照)。さらに、特許文献10には、(a)医療装置(測定装置)1と、携帯電話5との間でブルートゥース通信を行うこと、及び(b)臨床医11において表示することが開示されている(例えば、図1など参照)。
課題は、更なる期待を充足する測定ソリューションサービスを実現可能な技術として、多機能を集中配置した機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、一態様の測定ソリューションサービス提供装置は、コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信し;受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;ように構成されるプロセッサを備える。
他の態様の測定ソリューションサービス提供装置は、コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器に対する要求指示を契機に受信し;受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;ように構成されるプロセッサを備える。
別の態様の測定ソリューションサービス提供装置は、コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定し;前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;ように構成されるプロセッサを備える。
更に別の態様の測定ソリューションサービス提供装置は、コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの双方の時間軸上での排他的利用を決定し;前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;ように構成されるプロセッサを備える。
各態様において、前記測定器における送信指示は、送信指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方に対応する。また、前記測定器に対する要求指示は、測定データ要求信号の送信に対応する。
各態様において、前記測定データ要求信号は、前記プロセッサの制御により自動送信される。また、前記測定データ要求信号は、要求指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方により送信される。
各態様において、前記プロセッサは、前記選択的利用または前記排他的利用を予め指定される動作モードに基づいて決定する。また、前記プロセッサは、前記排他的利用を予め指定される動作モードに基づいて決定し、この動作モードにおいては、複数の測定器から送信される前記測定データを時分割で受信可能である。
各態様において、前記プロセッサは、前記コンピューティングシステムに予め登録されている前記少なくとも1つの測定器についての校正期限情報に基づく警告処理の結果を受信して、この警告処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する。
各態様において、前記校正期限情報は、前記測定器の内蔵電源の交換時期及び前記測定器の保守点検時期の少なくとも1つを含む。
上述した各態様の測定ソリューションサービス提供装置における特徴は、測定ソリューションサービス提供方法として実施してもよい。また、測定ソリューションサービス提供方法をプロセッサに実行させる測定ソリューションサービス提供プログラムとして実施してもよい。
開示した技術によれば、伝送機能、表示機能及び制御機能を含む多機能を集中配置した機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置を実現することができる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システムの構成を示すブロック図。 一実施の形態のシステムにおける測定器を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおける異なるフォーマットの測定データを説明するための図。 一実施の形態のシステムにおける定形フォーマットの測定データを説明するための図。 一実施の形態のシステムにおけるIoT伝送装置の構成を示すブロック図。 一実施の形態のシステムにおけるSaaS型クラウドを説明するための図。
一実施の形態のシステムにおける定形フォーマットの測定データの階層構造を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおける定形フォーマットの測定データの階層構造を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおけるSaaS型クラウドの処理を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおけるSaaS型クラウドの処理を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおけるIoT伝送装置の測定条件設定画面を説明するための図。 一実施の形態のシステムにおける測定ソリューションサービス提供処理を説明するためのシーケンス図。
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
[測定ソリューションサービス提供システム]
一実施の形態におけるシステム構成を示す図1を参照すると、測定ソリューションサービス提供システム1は、好ましくは、IoT技術とクラウドコンピューティング技術との連携により、定形フォーマットの測定データをコンピューティングシステムに集積し、集計分析処理及び表示処理することにより、ものづくり拠点(製造現場)における各工程の品質状況をいつでも、どこでも、把握可能な画期的な測定ソリューションサービスを提供するシステムである。
この測定ソリューションサービス提供システム1は、複数のデバイスネットワーク2、コンピューティングシステム3、及び通信ネットワーク4を備える。ここで、コンピューティングシステム3はクラウドコンピューティングシステムである。また、通信ネットワーク4は、システム1がIoT技術の適用を前提にしているので、IP(Internet Protocol)ネットワークであり、より具体的には、OPEN特性を有するインターネットである。
監視対象無線ネットワークであるデバイスネットワーク2は、コンピューティングシステム3を利用する契約事業者(クラウド利用事業者)のものづくり現場内、つまり製造現場(製造工場)内に構築されるLAN(Local Area Network)である。デバイスネットワーク2は、国内及び/または海外の製造現場毎に構築されて、複数(2個以上)存在することになる。
各デバイスネットワーク2は、多機能を集中配置した機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置としてのIoT伝送装置21と、複数の測定源A,B,Cを構成する測定器22A,22B,22Cとを備え、個別配置の無線送信機及び無線受信機、更にはIoT伝送装置21と測定器22A,22B,22Cとの間の接続ケーブルなどを含まない簡潔化構成である。
製造現場内の各工程に分散配置され、各工程の品質状況を測定する複数の測定源A,B,Cを構成する測定器22A,22B,22Cは、図2に例示するような外観のデジタル測定器であり、測定データの送信指示ボタンTBを有する。また、測定器22A,22B,22Cは、測定機構221を有すると共に、制御器(例えば、マイクロコンピュータ)222、送受信アンテナ223、無線送信器224、無線受信器225、表示器226、及び電源(例えば、リチウム電池)227などを内蔵する。測定器22A,22B,22Cは、クラウド提供事業者から予め定められた数を提供されるが、クラウド利用事業者によって増設可能である。
測定器22A,22B,22CはIoT伝送装置21と例えば通信距離5m~15mの範囲で双方向に直接無線通信可能である。測定器22A,22B,22Cは、各測定器における送信指示、つまり測定作業者(操作者と記載することもある)による送信指示ボタンTBの操作を契機に、測定データAA,BB,CCを1データ毎に、直接無線通信によりペアリング設定済のIoT伝送装置21に送信可能である。
しかし、測定作業者による送信指示ボタンTBの手指操作に伴う「手振れ」に起因し、測定項目によっては測定中のデータに誤差が生じることがある。この「手振れ」問題を回避するためには、送信指示ボタンTBに代替してフット(足)起動スイッチ(図示省略)の操作を送信指示とするように構成変更してもよい。この場合、フット起動スイッチの操作状態は予め定めた無線通信(例えば、赤外線通信)により測定器22A,22B,22Cに伝送される。
また、測定器22A,22B,22Cは、ペアリング設定済のIoT伝送装置21からの要求指示、つまり測定データ要求信号RQ(単に、測定データ要求RQと記載することもある)を直接無線通信により受信したとき、この信号受信を契機に、測定データAA,BB,CCを1データ毎に、直接無線通信によりIoT伝送装置21に送信可能である。この手法を上記「手振れ」問題の解消策としてもよい。
各測定器に対する要求指示は、測定作業者がIoT伝送装置21における要求指示ボタンRB(図5参照)を操作したときに送信される。しかし、IoT伝送装置21におけるプロセッサ制御(厳密には、プログラム制御)により各測定器に対する要求指示を自動送信する構成としてもよい。
ここで、測定器22A,22B,22Cが、各測定器における送信指示を測定データの送信の契機とするか、各測定器に対する要求指示を測定データの送信の契機とするかは、後に詳述するように、IoT伝送装置21における事前設定(事前選択指定)に応じる。
測定器22A,22B,22CとIoT伝送装置21との間の直接無線通信には、ブルートゥース(登録商標)の拡張仕様であるBLE(Bluetooth Low Energy)に則るブルートゥース通信(単に、BLE通信と記載することもある)を採用可能である。BLE通信によると、必要な処理を低消費電力で実行できる利点があるので、電源(電池)内蔵の測定器22A,22B,22Cにおける電力消費を一層抑制することができる。なお、拡張仕様前のブルートゥース通信及びNFC(Near Field Communication)通信などが通信データサイズ(データ量)などの実施条件に応じて利用されてもよい。
複数の測定源A,B,Cの測定器22A,22B,22CからIoT伝送装置21に直接無線通信により送信される測定データAA,BB,CCは、図3に例示するように、測定源毎に異なるデータ長(例えば、数バイト~数十バイト)であり、かつ測定源毎に異なる測定対象の測定値(例えば、長さ、重さ、硬さなど)の項目を少なくとも含む、異なるフォーマットの測定データである。ここでは、測定値は測定単位(例えば、mm、gなど)を含んでいるが、測定単位を別の項目で送信してもよい。
異なるフォーマットの測定データである理由は、測定器22A,22B,22Cのメーカが異なること、測定器22A,22B,22Cの種別が寸法測定器、重量測定器、硬度測定器などと異なること、及び測定対象が完成品または部品であることなども起因する。後に詳述するように、このような異なるフォーマットの測定データは、IoT伝送装置21において、定形(特定)フォーマットの測定データDD(図4参照)に変換処理される。
複数の測定源A,B,Cを構成する測定器22A,22B,22Cにおける上述した各機能は、他のハードウェア構成要素221,223~226と協働する制御器(ここでは、マイクロコンピュータ)222の制御により論理的に実現される。
図5を参照すると、各IoT伝送装置21は、具体的には、クラウド提供事業者から提供されるIoTゲートウェイであり、製造現場内の各工程に分散配置されて各工程の品質状況を測定する複数の測定源A,B,Cの測定器22A,22B,22Cから送信されたそれぞれ異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCを1データ毎にリアルタイムに受信(収集)する機能を含む。
また、各IoT伝送装置21は、受信した異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCを定形フォーマットの測定データDDに変換する機能(生成機能)と、変換した定形フォーマットの測定データDDの処理を要求するために、通信ネットワーク4を介し、コンピューティングシステム3に対して、定形フォーマットの測定データDDを送信する機能とを含む。
このIoT伝送装置21は、通信ネットワーク4を介し、コンピューティングシステム3に対して、定形フォーマットの測定データDDを送信するとき、デバイスネットワーク2の通信プロトコルを通信ネットワーク4のIPプロトコルに変換するゲートウェイ機能を更に含む。この測定ソリューションサービス提供システム1においては、このゲートウェイ機能により、物体(モノ)とインターネットとを結びつける。IoT伝送装置21と通信ネットワーク4との間は有線接続または無線接続(例えば、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標))される。
定形フォーマットの測定データDDは、図4に例示するように、予め定めたデータ長であり、予め定めた項目として、コンピューティングシステム3のクラウド利用事業者を特定する識別情報(利用事業者識別情報)ID1、製造現場対応の拠点を特定する識別情報(拠点識別情報)ID2、測定源A,B,Cを特定する識別情報(測定源識別情報)ID3、測定源A,B,Cにおける測定値MV、及び年/月/日、時:分の形式の測定時刻情報MTを少なくとも含む。
ここで、利用事業者識別情報ID1、拠点識別情報ID2、測定源識別情報ID3、及び測定時刻情報MTは、収集した異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCを定形フォーマットの測定データDDにそれぞれ変換するときに付加される。例えば、利用事業者識別情報ID1及び拠点識別情報ID2は、クラウド利用事業者により、IoT伝送装置21のメモリ(ディスク)に予め登録(格納)される。測定源識別情報ID3は、IoT伝送装置21に収容する測定源A,B,CのMAC(Media Access Control)アドレスなどに基づいて生成可能である。測定時刻情報MTは、IoT伝送装置21における通算秒(積算秒)または標準時刻に基づいて生成され、厳密には受信(収集)した時刻情報である。
また、定形フォーマットの測定データDDは、IoT伝送装置21を特定する送信元情報SA、及びコンピューティングシステム3を特定する宛先情報DSを更に付加され(図4には図示省略)、IPパケット形態でコンピューティングシステム3にリアルタイムに送信される。
後に詳述するように、各デバイスネットワーク2の各IoT伝送装置21から送信されてコンピューティングシステム3において受信された定形フォーマットの測定データDDは、コンピューティングシステム3の測定データベースにおいて、論理的なトリー形態を採る階層構造で格納(集積)されることになる。
図5を参照してより詳述すると、多機能を集中配置した機能集約型のIoT伝送装置21は、複数の測定源A,B,Cの測定器22A,22B,22Cからの測定データについての上述した伝送機能だけでなく、コンピューティングシステム3からの各種処理結果などの表示機能(可視表示制御機能)及び測定器22A,22B,22Cの制御機能を更に含む。
つまり、IoT伝送装置21は、通信ネットワーク4を介し、コンピューティングシステム3に対して、定形フォーマットの測定データDDを送信した後、コンピューティングシステム3から表示処理結果RSを受信し、受信した表示処理結果RSを可視表示する制御機能を更に含む。これにより、クラウド利用事業者の測定作業者及び/または管理者は、IoT伝送装置21に表示された表示処理結果RSに基づいて、各拠点内の各工程の品質状況を把握し、必要な対策を迅速に採ることができる。
また、IoT伝送装置21は、測定器22A,22B,22Cが、各測定器における送信指示を測定データの送信の契機とするか、各測定器に対する要求指示を測定データの送信の契機とするかを、事前設定(事前選択指定)に基づいて制御する制御機能を更に含む。この制御機能については、後に動作説明において詳述する。
上述したIoT伝送装置21は、Web(World Wide Web)ブラウザを有する、タブレット型機器及びラップトップ型パーソナルコンピータなどの携帯情報機器により実現可能であり、ハードウェア構成として、次の要素を含んでいる。つまり、IoT伝送装置21は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)210と、作業用メモリとしてのRAM(Random Access Memory)211と、立ち上げのためのブートプログラムを格納したROM(Read Only Memory)212とを備える。
また、IoT伝送装置21は、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、及び各種情報(データを含む)を書換え可能に格納する不揮発性のフラッシュメモリ213としてのディスクを備える。
IoT伝送装置21は、送受信アンテナを含む無線通信部214と、通信制御部215と、NIC(Network Interface Card)などの通信インタフェース部216とを更に備える。
IoT伝送装置21は、ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)を含む表示部217と、表示制御部218と、テンキー、要求指示ボタンRBなどの各種機能ボタン(キー)、ポインティング部、及びカーソル送り部などを含む情報入力・指定部219などとを更に備える。
上述した各機能を論理的に実現するには、フラッシュメモリ213に処理プログラムをアプリケーションプログラムとしてインストールしておく。そして、IoT伝送装置21においては、電源投入を契機に、プロセッサ(CPU)210がこの処理プログラムをRAM211に常時展開して実行する。
コンピューティングシステム3は、クラウド提供事業者が維持・管理するクラウドサーバコンピュータであり、IoTハブ31及びSaaS型クラウド32を備える。
このコンピューティングシステム3においては、IoTハブ31は、通信ネットワーク4を介して、クラウド利用事業者の複数の製造現場に対応する複数(2個以上)のデバイスネットワーク2に接続される。
一般に、クラウドコンピューティングシステムが提供するクラウドサービスには、サービスとしてのソフトウェア(サース:SaaS(Software as a Service))、サービスとしてのプラットフォーム(パース:PaaS(Platform as a Service))、及びサービスとしてのインフラストラクチャ(イァース:IaaS(Infrastructure as a Service))がある。
ここで、SaaSクラウドサービスは最上位のアプリケーションソフトウェア(Applications)までを提供する。PaaSクラウドサービスは、アプリケーションソフトウェアが稼動するためのハードウェア(Hardware)、オペレーティングシステム(Operating System)、及びミドルウェア(Middleware)を含むプラットフォーム(Platform)一式を提供する。IaaSクラウドサービスはハードウェア(CPU、ストレージ)及びオペレーティングシステムを含むインフラストラクチャを提供する。
このコンピューティングシステム3においては、図6に詳細を示すように、SaaS型クラウド32を採用する。SaaS型クラウド32は、各IoT伝送装置21からリアルタイムに送信された定形フォーマットの測定データDDを通信ネットワーク4及びIoTハブ31を介して受信する。そして、SaaS型クラウド32は、受信した定形フォーマットの測定データDDを集積処理及び集計分析処理する。
また、SaaS型クラウド32は、集積処理した定形フォーマットの測定データDDの集計分析処理の結果を表示処理し、表示処理結果RSをIoTハブ31及び通信ネットワーク4を介してIoT伝送装置21に送信する。
更に詳述すると、各デバイスネットワーク2の各IoT伝送装置21から送信されてコンピューティングシステム3に受信された定形フォーマットの測定データDDは、SaaS型クラウド32の集積処理により、測定データベースDB1において、図7及び図8に例示するように、同一の利用事業者識別情報ID1を始点とする論理的なトリー形態を採る階層構造で格納(集積)される。
つまり、SaaS型クラウド32は、受信した定形フォーマットの測定データDDの集積処理により、測定データベースDB1において、利用事業者識別情報ID1-拠点識別情報ID2-測定源識別情報ID3の階層に対応して、拠点X,Y,Z毎の測定源A,B,C(測定器22A,22B,22C)における測定値MV及び測定時刻情報MTを順次集積する。
したがって、定形フォーマットの測定データDDは、測定データベースDB1において、同一の利用事業者識別情報ID1を始点とし、拠点識別情報ID2及び測定源識別情報ID3を分岐点とし、測定値MV及び測定時刻情報MTを終点とする、論理的なトリー形態を採る階層構造として捉えることができる。
SaaS型クラウド32は、集積処理された測定データベースDB1における定形フォーマットの測定データDDを集計分析処理するとき、拠点X,Y,Z毎の測定源A,B,Cにおける測定値MV及び測定時刻情報MTを統計的工程管理(SPC:Statistical Process Control)分析により処理する。
また、SaaS型クラウド32は、集計分析処理するとき、拠点X,Y,Z間の測定源A,B,Cにおける測定値MV及び測定時刻情報MTを統合した後、SPC分析により処理する。この統合のために、SaaS型クラウド32は、拠点X,Y,Z間の測定源A,B,Cにおける測定値MVが関連することを測定値MVに含まれている測定単位に基づいて認識する。図7及び図8には、拠点Xの測定源A(ID3-A)と、拠点Yの測定源A(ID3-A)と、拠点Zの測定源B(ID3-B)とにおける測定値MVが統合対象として関連することを例示している。
なお、SaaS型クラウド32は、測定単位に基づく認識が適用できない場合、予め定められた統合定義に基づいて、拠点X,Y,Z間の測定源A,B,Cにおける測定値MVの関連を認識する。この統合定義には、拠点X,Y,Z毎の測定源A,B,Cの測定器22A,22B,22Cの種別、つまり寸法測定器、重量測定器、硬度測定器などに応じて、拠点X,Y,Z間の測定源A,B,Cを関連づけて予め設定(登録)しておく。
ここで、SaaS型クラウド32が採用するSPC分析は、統計学及びグラフを利用して、工程の監視及び工程の可視化を行う手法である。SPC分析では、管理図(Xbar-R管理図、Xbar-σ管理図など)、ヒストグラム、ランチャート、箱ひげ、散布図などのグラフや、工程能力指数(Process Capability Index)Cp及び工程性能指数(Process Performance Index)Ppなどの統計量を一画面に表示可能である。これにより、工程に関する多くの品質解析情報を一画面から得ることを可能にする。
SaaS型クラウド32は、測定データベースDB1に集積した定形フォーマットの測定データDDをIoT伝送装置21に対してグラフ表示、データ表示、及びモニタリング表示可能なように、SPC分析により集計分析処理すると共に、集計分析処理の結果をデータベース(図示省略)に格納する。
SaaS型クラウド32は、IoT伝送装置21からの表示要求に応じて、集計分析処理の結果をグラフ表示するときは、ヒストグラム、ランチャート、管理図などのグラフを表示処理結果RSとして表示させる(図9参照)。
また、SaaS型クラウド32は、IoT伝送装置21からの表示要求に応じて、集計分析処理の結果をデータ表示するときは、平均値、最大値、最小値、標準偏差、3σ、工程能力指数Cpなどのデータを表示処理結果(レポート)RSとして表示させる(図9参照)。
さらに、SaaS型クラウド32は、IoT伝送装置21からの表示要求に応じて、集計分析処理の結果をモニタリング表示するときは、ランチャートなどを表示処理結果RSとして表示させる(図9参照)。
なお、IoT伝送装置21からの表示要求には、測定源選択、グラフ選択、データ選択、期間選択などの指定が含まれる。モニタリング表示についての表示要求には、リアルタイム表示、24時間遡り表示、1,500件遡り表示などの指定が更に含まれる(図9,図10参照)。
モニタリング表示においては、SaaS型クラウド32は、集計分析処理の結果の常時監視を行い、予め定めた限界閾値(例えば、プラス公差、マイナス公差)を越えた場合には、対応のグラフ表示箇所(ドット)を赤色表示すると共に、アラート(警告)通知(例えば、公差を外れました!!)を可視表示により行う。この場合、SaaS型クラウド32は、対応の測定源の状態を赤色点滅により画面表示してもよい。なお、アラート通知トリガの閾値として、3σ越え、測定値差越えなどを設定してもよい。
また、モニタリング表示においては、アラート通知トリガの閾値として限界閾値接近閾値を設定しておき、SaaS型クラウド32は、集計分析処理の結果の常時監視を行い、限界閾値接近閾値(例えば、プラス公差の近傍、マイナス公差の近傍)を越えた場合には、事前アラート通知(例えば、公差を外れそうです!!)を可視表示により行ってもよい。この場合、SaaS型クラウド32は、上記同様に、赤色表示及び赤色点滅により表示してもよい。つまり、SaaS型クラウド32は、測定データベースDB1に集積した定形フォーマットの測定データDDの集計分析処理の結果に基づいて、工程異常(品質異常)の発生を事前予測することになる。
上述したように、コンピューティングシステム3のSaaS型クラウド32は、複数のIoT伝送装置21からそれぞれ送信される定形フォーマットの測定データDDを受信し、測定データベースDB1に階層構造で集積処理する機能と、集積処理した定形フォーマットの測定データDDを統合対象毎に集計分析処理する機能と、定形フォーマットの測定データDDの集計分析処理の結果を表示処理し、必要によってはIoT伝送装置21からの表示要求に応じて、表示処理結果RSをIoT伝送装置21に送信する機能とを含む。
SaaS型クラウド32において、上述した各機能を論理的に実現するには、フラッシュメモリに処理プログラムをアプリケーションプログラムとしてインストールしておく。そして、SaaS型クラウド32においては、電源投入を契機に、プロセッサ(CPU)がこの処理プログラムをRAMに常時展開して実行する。測定データベースDB1などは、フラッシュメモリに構成され、予め定めたデータ蓄積量を保って更新される。
[測定ソリューションサービス提供処理]
次に、上述した測定ソリューションサービス提供システム1における動作について、図1、図11、図12及び関連図を併せ参照して説明する。図12は上述した測定ソリューションサービス提供システム1における測定ソリューションサービス提供処理のシーケンスの一例を示す。なお、以下の説明では、不明確にならない限り通信ネットワーク4及びIoTハブ31の介在を省略する。
[事前処理1]各IoT伝送装置21においては、操作者(管理者または測定作業者)が電源を投入すると、処理プログラムが起動されて測定条件を事前設定するための測定条件設定画面SCを表示部217(図5参照)に可視表示(単に、表示と記載することもある)する。この測定条件設定画面SCの一例を図11に示す。
操作者は、この測定条件設定画面SCにおいて、先ず、監視対象無線ネットワークであるデバイスネットワーク2内に存在して複数の測定源A,B,Cを構成する複数の測定器22A,22B,22Cから直接無線通信により送信される測定データの種類(完成品、部品、寸法、重量、硬度など)を測定器毎に対応ウィンドウに設定する。この設定は、対応ウィンドウへの直接入力、または対応ウィンドウにおけるプルダウンメニュからの選択により行う。
ここでは、例えば、測定器22A,22B,22Cから送信される測定データの種類は、部品P1の寸法、部品P2の寸法、及び部品P3の重量のそれぞれである。これらの測定データの種類は測定の進捗に応じて随時変更可能である。設定された測定器毎の測定データの種類はIoT伝送装置21のフラッシュメモリ213に登録(格納)される。
なお、操作者は、この測定条件設定画面SCにおいて、利用事業者識別情報ID1、拠点識別情報ID2、測定源識別情報ID3、及び表示処理結果RSの表示方法などの情報を図示省略の対応ウィンドウに設定することになる。この設定は、対応ウィンドウへの直接入力、または対応ウィンドウにおけるプルダウンメニュからの選択により行う。
[事前処理2]また、操作者は、測定条件設定画面SCにおいて、IoT伝送装置21が、測定器22A,22B,22Cから直接無線通信により送信される測定データを各測定器における送信指示(具体的には、送信指示ボタン操作またはフット起動スイッチ操作)を契機に受信するか、各測定器に対する要求指示(具体的には、測定データ要求信号送信)を契機に受信するかを対応の動作モード選択ウィンドウにおけるプルダウンメニュから予め選択指定する。
ここでは、例えば、測定器22Aから送信される測定データ(部品P1の寸法)は、測定器22Aにおける送信指示を契機に受信される第1モードMD1に設定される。測定器22Bから送信される測定データ(部品P2の寸法)は、測定器22Bに対する要求指示を契機に受信される第2モードMD2に設定される。また、測定器22Cから送信される測定データ(部品P3の重量)は、測定器22Cにおける送信指示を契機に受信される第1モードMD1に設定される。
測定器22Bから送信される測定データ(部品P2の寸法)は、測定器22Bに対する要求指示を契機に受信される第2モードMD2に設定されるが、IoT伝送装置21における要求指示ボタンRBの操作(またはフット起動スイッチの代替操作)に基づく測定データ要求信号RQの第1送信と、IoT伝送装置21におけるプロセッサ制御に基づく測定データ要求信号RQの第2送信(自動送信)とを区別させるために、操作者は、第1送信に対応する第2AモードMD2A、及び第2送信(自動送信)に対応する第2BモードMD2Bのいずれかに詳細設定する。これらの動作モード、つまり第1モードMD1及び第2モードMD2は測定の進捗に応じて随時変更可能である。設定された測定器毎の動作モードMD1,MD2A,MD2Bは、測定データの種類に関係付けて(紐付けて)IoT伝送装置21のフラッシュメモリ213に登録される。
操作者が、測定条件設定画面SCにおいて、上述した測定条件の事前設定の内容を確認して確定ボタン51を操作した後に、測定器22A,22B,22Cのいずれかに対応する実行ボタン52を操作したとき、IoT伝送装置21におけるプロセッサ(CPU)210は、処理プログラムの実行により、次に述べる測定処理を遂行する。
[処理S81(図12参照)]IoT伝送装置21のフラッシュメモリ213に登録されている測定器、測定データの種類、及び動作モードの関係付けを参照することにより、測定データを各測定器における送信指示を契機に受信するか、各測定器に対する要求指示を契機に受信するかの動作モード、つまり第1モードMD1、第2AモードMD2A、または第2BモードMD2Bを決定する。そして、決定した動作モードに応じて、実行ボタン52が操作された測定器22A,22B,22Cのいずれかから送信される異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCのいずれかを受信する。このとき、各測定値を表示してもよい。
[処理S82]受信した異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCのいずれかを定形フォーマットの測定データDDに変換する。定形フォーマットの測定データDDに変換するとき、利用事業者識別情報ID1、拠点識別情報ID2、測定源識別情報ID3、及び測定時刻情報MTを付加する。
[処理S83]コンピューティングシステム3に対して、定形フォーマットの測定データDDを送信する。定形フォーマットの測定データDDを送信するとき、IPプロトコルに変換する。
また、コンピューティングシステム3のSaaS型クラウド32においては、電源投入を契機に、処理プログラムが起動され、プロセッサ(CPU)が次に述べる処理を遂行する。
[処理S91(図12参照)]各IoT伝送装置21から送信された定形フォーマットの測定データDDを受信する。
[処理S92]受信した定形フォーマットの測定データDDを測定データベースDB1に階層構造で集積処理する。
[処理S93]集積処理した定形フォーマットの測定データDDを統合対象毎に集計分析処理する。
[処理S94]定形フォーマットの測定データDDの集計分析処理の結果を表示処理し、表示処理結果RSをIoT伝送装置21に送信する。
IoT伝送装置21におけるプロセッサ210は、コンピューティングシステム3から表示処理結果RSが送信されたとき、次に述べる測定処理を更に遂行する。
[処理S84]コンピューティングシステム3から表示処理結果RSをリアルタイムに受信する。
[処理S85]受信した表示処理結果RSを測定遷移画面(図示省略)に可視表示するように制御する。この測定遷移画面においては、例えば、表示処理結果RSがグラフ表示される。
IoT伝送装置21におけるプロセッサ210は、コンピューティングシステム3と協働して上述した測定ソリューションサービスの各処理を必要に応じて繰り返す。
[一実施の形態の特徴及び効果]
上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1におけるIoT伝送装置21は、監視対象無線ネットワークであるデバイスネットワーク2内に存在して測定源A,B,Cを構成する無線送受信器及び電源内蔵の測定器22A,22B,22Cから直接無線通信により送信される測定データを測定器における送信指示を契機に受信すること及び測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定する。また、IoT伝送装置21は、決定に応じて受信した測定データの処理を要求するために、通信ネットワーク4を介して、コンピューティングシステム3に対して測定データを送信し、コンピューティングシステム3における測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果RSの自装置表示部217への可視表示を制御する。
このIoT伝送装置21は、伝送機能、表示機能及び制御機能を含む多機能を集中配置した機能集約型の測定ソリューションサービス提供装置を実現することができる。
このIoT伝送装置21は、デバイスネットワーク2内に無線送受信器及び電源内蔵の測定器22A,22B,22Cと共に存在して、監視対象無線ネットワークの簡潔化構成を可能にする。
このIoT伝送装置21は、操作者(管理者または測定作業者)による手指操作に伴う「手振れ」に起因し、測定項目によっては測定中のデータに誤差が生じることを回避することができるなどの効果を少なくとも含んでいる。
[一実施の形態の変形例]
上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、次に記載する変形例を採用することが可能である。
(1)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、IoT伝送装置21は、コンピューティングシステム3の特定のデータベースに予め登録されている複数の測定器22A,22B,22Cについての校正期限情報に基づく、警告処理の結果をSaaS型クラウド32から受信して、この警告処理結果の可視表示を制御する機能を更に含む構成を採ることができる。ここで、校正期限情報は、測定器22A,22B,22Cの内蔵電源(電池)の交換時期(寿命)に関する情報を含む。また、校正期限情報は、測定器22A,22B,22Cの保守点検時期に関する情報を更に含んでもよい。この場合、IoT伝送装置21は、操作者により入力された必要な校正期限情報をコンピューティングシステム3に送信しておく。そして、IoT伝送装置21は、警告処理結果としてのアラート通知(例えば、測定源Aの測定器は内蔵電源の交換時期です。)を可視表示により行う。これにより、操作者は必要な対策を迅速に採ることができる。なお、コンピューティングシステム3は、校正期限情報を上記特定のデータベースに代替してデータベースDB1に登録してもよく、これによりトリー形態を採る階層構造で処理する利点を反映可能である。
(2)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、IoT伝送装置21は、製造現場対応の拠点内の各工程に分散配置されて各工程の品質状況を測定する複数の測定源(測定器)から送信される測定データを処理しているが、医療、ヘルスケアなどを含む様々な産業分野における拠点内の複数の測定源から送信される測定データを処理してもよい。
(3)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、コンピューティングシステム3のSaaS型クラウド32は、集積処理された測定データベースDB1における測定データをSPC分析により処理する。しかし、SaaS型クラウド32は、測定データを分析処理するとき、SPC分析に代替して人工知能(AI:Artificial Intelligence)の機械学習(Machine Learning)分析及び深層学習(Deep Learning)分析により処理してもよい。この場合、測定ソリューションサービス提供システム1はIoT技術とクラウドコンピューティング技術とAI技術との連携システムになる。SaaS型クラウド32におけるAIの機械学習分析による異常予測処理及びAIの深層学習分析による最適生産条件提供処理を含む詳細技術については、特許第6,649,349号公報(上記特許文献4)を参照することにより、当業者が実施可能である。
(4)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、コンピューティングシステム3は、クラウド提供事業者が維持・管理するクラウドサーバコンピュータであり、IoTハブ31及びSaaS型クラウド32を備える構成としたが、これに限定されない。つまり、コンピューティングシステム3は、インターネット接続事業者(ISP:Internet Service Provider)などが維持・管理するサーバコンピュータであり、SaaS型クラウド32に代替する情報処理装置を備える構成であってもよい。
(5)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、IoT伝送装置21は、コンピューティングシステム3のSaaS型クラウド32の処理負荷を軽減するために、定形フォーマットの測定データDDに変換処理しているが、異なるフォーマットの測定データAA,BB,CCの状態で送信してもよい。
(6)上述した一実施の形態の測定ソリューションサービス提供システム1においては、IoT伝送装置21は、フラッシュメモリ213に登録されている測定器、測定データの種類、及び動作モードの関係付けを参照することにより、測定データを各測定器における送信指示を契機に受信するか、各測定器に対する要求指示を契機に受信するかの動作モード、つまり第1モードMD1、第2AモードMD2A、または第2BモードMD2Bを決定している(上記処理S81、図11、図12など参照)。つまり、IoT伝送装置21は、測定データを各測定器における送信指示を契機に受信すること及び各測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定している。
しかし、IoT伝送装置21は、測定データを各測定器における送信指示を契機に受信すること及び各測定器に対する要求指示を契機に受信することの双方の時間軸上での排他的利用を決定してもよい。この場合、動作モードとしては、双方の利用を時間軸上で排他的に可能にするためのペアモードである第3モードMD3が測定条件設定画面SCにおいて選択指定される。この第3モードMD3が、測定条件設定画面SCにおいて、測定器22A,22B,22Cの全て(または複数)に指定されているとき、測定器22A,22B,22Cから送信される測定データAA,BB,CCは、IoT伝送装置21において時分割に受信可能になる。このため、測定条件設定画面SCにおける該当の測定器に対する実行ボタン52の設定は不要である。
[他の変形例]
上述した一実施の形態及び変形例の測定ソリューションサービス提供システム1における処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD-ROMやフレキシブルディスクなどの非一時的コンピュータ可読記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。
また、上述した一実施の形態及び変形例における各処理はその任意の複数または全てを選択し組合せて実施することもできる。
1 測定ソリューションサービス提供システム
2 デバイスネットワーク(監視対象無線ネットワーク)
3 コンピューティングシステム
4 通信ネットワーク
21 IoT伝送装置(測定ソリューションサービス提供装置)
22A 測定器
22B 測定器
22C 測定器
31 IoTハブ
32 SaaS型クラウド
DB1 測定データベース
SC 測定条件設定画面

Claims (25)

  1. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信し;
    受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように構成されるプロセッサを備える、
    測定ソリューションサービス提供装置。
  2. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器に対する要求指示を契機に受信し;
    受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように構成されるプロセッサを備える、
    測定ソリューションサービス提供装置。
  3. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定し;
    前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように構成されるプロセッサを備える、
    測定ソリューションサービス提供装置。
  4. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置であって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの双方の時間軸上での排他的利用を決定し;
    前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように構成されるプロセッサを備える、
    測定ソリューションサービス提供装置。
  5. 前記測定器における送信指示は、送信指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方に対応する、
    請求項1,3または4記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  6. 前記測定器に対する要求指示は、測定データ要求信号の送信に対応する、
    請求項2,3または4記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  7. 前記測定データ要求信号は、前記プロセッサの制御により自動送信される、
    請求項6記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  8. 前記測定データ要求信号は、要求指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方により送信される、
    請求項6記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  9. 前記プロセッサは、前記選択的利用または前記排他的利用を予め指定される動作モードに基づいて決定する、
    請求項3または4記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  10. 前記プロセッサは、前記排他的利用を予め指定される動作モードに基づいて決定し、この動作モードにおいては、複数の測定器から送信される前記測定データを時分割で受信可能である、
    請求項4記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  11. 前記プロセッサは、前記コンピューティングシステムに予め登録されている前記少なくとも1つの測定器についての校正期限情報に基づく警告処理の結果を受信して、この警告処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように更に構成される、請求項1から10のいずれか1項に記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  12. 前記校正期限情報は、前記測定器の内蔵電源の交換時期及び前記測定器の保守点検時期の少なくとも1つを含む、
    請求項11記載の測定ソリューションサービス提供装置。
  13. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置によって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信し;
    受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように処理される、測定ソリューションサービス提供方法。
  14. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置によって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器に対する要求指示を契機に受信し;
    受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように処理される、測定ソリューションサービス提供方法。
  15. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置によって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの一方の選択的利用を決定し;
    前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように処理される、測定ソリューションサービス提供方法。
  16. コンピューティングシステムを備える測定ソリューションサービス提供システムにおける少なくとも1つの測定源からの測定データの伝送機能を含み、監視対象無線ネットワーク内に存在してIoTゲートウェイとして機能する測定ソリューションサービス提供装置によって;
    前記監視対象無線ネットワーク内に存在して前記少なくとも1つの測定源を構成する無線送受信器及び電源内蔵の少なくとも1つの測定器から直接無線通信により送信される測定データを前記測定器における送信指示を契機に受信すること及び前記測定器に対する要求指示を契機に受信することの双方の時間軸上での排他的利用を決定し;
    前記決定に応じて受信した前記測定データの処理を要求するために、通信ネットワークを介して、前記コンピューティングシステムに対して前記測定データを送信し;
    前記コンピューティングシステムにおける前記測定データの分析処理に基づく表示処理の結果を受信して、異常予測を含む表示処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように処理される、測定ソリューションサービス提供方法。
  17. 前記測定器における送信指示は、送信指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方に対応する、
    請求項13,15または16記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  18. 前記測定器に対する要求指示は、測定データ要求信号の送信に対応する、
    請求項14,15または16記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  19. 前記測定データ要求信号は、前記プロセッサの制御により自動送信される、
    請求項18記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  20. 前記測定データ要求信号は、要求指示ボタンの操作及びフット起動スイッチの操作の一方により送信される、
    請求項18記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  21. 前記選択的利用または前記排他的利用は、予め指定される動作モードに基づいて決定される、
    請求項15または16記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  22. 前記排他的利用は、予め指定される動作モードに基づいて決定され、この動作モードにおいては、複数の測定器から送信される前記測定データを時分割で受信可能である、
    請求項16記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  23. 前記コンピューティングシステムに予め登録されている前記少なくとも1つの測定器についての校正期限情報に基づく警告処理の結果を受信して、この警告処理結果の自装置表示部への可視表示を制御する;
    ように更に処理される、請求項13から22のいずれか1項に記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  24. 前記校正期限情報は、前記測定器の内蔵電源の交換時期及び前記測定器の保守点検時期の少なくとも1つを含む、
    請求項23記載の測定ソリューションサービス提供方法。
  25. 請求項13から24のいずれか1項に記載の測定ソリューションサービス提供方法をプロセッサに実行させる測定ソリューションサービス提供プログラム。
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