JP2022023384A - オーブン付きストーブおよび排気筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼室で生じた熱を有効に活用することができるオーブン室の大きなオーブン付きストーブを提供する。【解決手段】木材やペレットなどの燃焼材を燃焼させるための燃焼室2と、この燃焼室2の上方に設けた密閉式で扁平状のオーブン室3と、を備え、前記燃焼室2と前記オーブン室3は、平面視で概ね同形状で、導熱板4によって区画されており、前記燃焼室2の底面21には、空気流入可能な貫通孔210が複数個形成され、前記燃焼室2の側面には、排気筒7を接続するための排気孔22が設けてあり、前記排気孔22の上端は前記導熱板4の下面から2~50mm下方に位置する、オーブン付きストーブ1とした。【選択図】図7

Description

本発明は、オーブン付きストーブおよび排気筒に関する。
薪や木炭などの燃焼材を燃料とするストーブであって調理機能を有するもの(以降、オーブン付きストーブ)としては、種々のものが提唱されている。
例えば、下記特許文献1には、「下降炎燃焼無煙ストーブ本体に台座を設け、下降炎燃焼無煙ストーブ本体の左面鉄板部に灰掻き出し口に備えた灰掻き出し口扉を設け、酸素取入れ口に備えたスライド軸部からなる酸素取入れ開閉式引戸を設け、正面鉄板部に火室に備えた薪通し焚き口扉を設け、調理室部に備えた調理室通し口扉を設け、正面鉄板部に固定した前軸支え金具に前軸部を通し嵌入止め凸部を備えた炎下降開閉把手部を設け、炎下降開閉把手部に備えた嵌入止め凸部が咬持止め金具の先端から嵌通し咬持するように咬持止め金具を設け、下降炎燃焼無煙ストーブ本体の内部に設けた灰受け陶板部を備えた火室を設け、通風調整板部に炎通風調整凹部を備え、通風調整板部に前部蝶番と後部蝶番を設け、正面鉄板部に前軸支え金具を設け、後面鉄板部に後軸支え金具を設け、炎下降調整弁の一方に後軸部を設け、後面鉄板部に設けた後軸支え金具に後軸部を通す用に設け、炎下降調整弁に設けた前軸部を正面鉄板部に設けた前軸支え金具に嵌通するように設け嵌入止め凸部の付いた炎下降開閉把手部に固着するように設け、上面鉄板部には下部煙突と上部無煙突を設け、通風調整板部に備えた炎通風調整凹部の炎を調整する炎下降調整弁の開閉できる装置と調理室部を備えたことを特徴とする下降炎燃焼無煙ストーブ。」が記載され、「火室の炎の流れが容易に灰受け陶板部の下降方向に強制的に熱を引き出すことができ燃焼効率が大になり完全燃焼するため最小煙となり無煙燃焼が作動し炎燃焼無煙ストーブができ、きわめて安全で効率的な熱を調理室部へも提供できる。」とある。
特許第6037286号公報
しかしながら、上記特許文献等に記載された従来のオーブン付きストーブでは、燃焼室で生じた熱を十分有効に活用することができなかった。また、オーブン室(調理室)のサイズが小さくなってしまい、多くの食品等を調理できなかった。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたものであって、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができるオーブン室の大きなオーブン付きストーブを提供することを目的とする。また、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができる排気筒を提供することも目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のオーブン付きストーブは、木材やペレットなどの燃焼材を燃焼させるための燃焼室と、この燃焼室の上方に設けた密閉式で扁平状のオーブン室と、を備え、前記燃焼室と前記オーブン室は、平面視で概ね同形状で、導熱板によって区画されており、前記燃焼室の底面には、空気流入可能な貫通孔が複数個形成され、前記燃焼室の側面には、排気筒を接続するための排気孔が設けてあり、前記排気孔の上端は前記導熱板の下面から5~50mm下方に位置する構成とした。
このオーブン付きストーブは、燃焼室と、燃焼室の上方のオーブン室が導熱板で区画されており、また、燃焼室とオーブン室が平面視で概ね同形状であることによって、燃焼室で生じた熱を効率よくオーブン室に伝達することが可能となり、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができる。
また、燃焼室とオーブン室が平面視で概ね同形状であることによって、オーブン室の大きなオーブン付きストーブとなる。
さらに、オーブン室が扁平状であることによって、高温かつ温度ばらつきの少ないオーブン室となる。
またさらに、燃焼室の底面に空気流入可能な貫通孔が複数個形成されているため、燃焼材の下方から燃焼用の空気が供給され、燃焼材が燃焼しやすくなる。
加えて、燃焼室の側面に排気筒を接続するための排気孔が設けてあり、排気孔の上端は導熱板の下面から2~50mm下方に位置することによって、燃焼室で生じた燃焼熱が導熱板の下面側に適度に滞留しやすくなり、オーブン室を高温に保持しやすくなる。
燃焼室の下方に、燃焼室の周壁下端部から下方に向けて延びるホッパー部を備え、このホッパー部の下方に、燃焼室の底面に形成された貫通孔から落下する燃焼灰を受けるための灰受けを設けた、オーブン付きストーブとすることができる。
このオーブン付きストーブは、燃焼灰の処理、特に細かな燃焼灰の処理がしやすくなる。
排気孔に接続される排気筒を備えており、排気筒の水平配管部又は傾斜配管部において、排気筒の内周上部に設けられて、排気筒内を通過する排気を規制し、排気熱を滞留させる排気熱滞留手段を備えた、オーブン付きストーブとすることもできる。
このオーブン付きストーブは、排気熱滞留手段によって、排気熱滞留手段よりも上流側(燃焼室側)の排気筒の部分が高温になり、この部分にやかんや鍋などの調理器具を載置することで、排気熱を有効利用することができる。
このとき、排気熱滞留手段は、排気筒の断面積の5~50%を占めるように排気筒の内周上部に設けられた板状体である、オーブン付きストーブとすることが好ましい。
このオーブン付きストーブは、排気熱をより有効利用することができる。
排気筒の水平配管部又は傾斜配管部であって、内周面に排気熱滞留手段が設けてある箇所より少なくとも燃焼室側に、やかんや鍋などの調理器具を載置することができるような載置部を設けた、オーブン付きストーブとすることも好ましい。
このオーブン付きストーブは、内周面に排気熱滞留手段が設けてある箇所より燃焼室側に、やかんや鍋などの調理器具を載置しやすくなる。具体的には、載置部は、排気筒の水平配管部であって、内周面に排気熱滞留手段が設けてある箇所より少なくとも燃焼室側において、排気筒の左右それぞれに、排気筒の上端部と概ね同じ高さの平面部を有する、オーブン付きストーブとすることができる。
排気筒の垂直配管部又は傾斜配管部に、下向きに開口した吸気管を取り付けた、オーブン付きストーブとすることもできる。
このオーブン付きストーブは、吸気管によって排気筒内の温度が低下し、火の粉が排気筒から排出されにくくなる。
また、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができる排気筒としては、オーブン付きストーブなどに取り付けられる排気筒であって、内周の一方側にのみ、排気筒を通過する排気を規制して排気熱を滞留させる排気熱滞留手段を備えた構成とする。
このとき、排気熱滞留手段が設けてある箇所付近に、排気熱滞留手段が上になるように排気筒を水平に設置した状態で、やかんや鍋など調理器具を載置することができるような載置部を設けた、排気筒とすることができる。
本発明により、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができるオーブン室の大きなオーブン付きストーブを提供することができる。また、燃焼室で生じた熱を有効に活用することができる排気筒を提供することもできる。
オーブン付きストーブの左側面図である。 オーブン付きストーブの正面図である。 オーブン付きストーブの背面図である。 オーブン付きストーブの平面図である。 図1のA‐A線断面(図に垂直な断面)を矢印方向から見た断面図である。 図2のB‐B線断面(図に垂直な断面)を矢印方向から見た断面図である。 排気筒を取り付けたオーブン付きストーブの左側面図である。 図7のC‐C線断面(図に垂直な断面)を矢印方向から見た拡大断面図である。 図7のQ部の拡大平面図である。
以下、図を用いてオーブン付きストーブなどを例示説明する。オーブン付きストーブは、燃焼室とオーブン室を備える。以下、各構成要素について例示説明するが、本発明およびその構成要素は、以下の説明に限定されるものではない。まず、燃焼室から例示説明する。
1.燃焼室
燃焼室2は、木材やペレットなどの燃焼材を燃焼させるためのものである。
燃焼室2の材質は、燃焼材を燃焼させるための耐熱性があれば制限されないが、鉄、アルミ、ステンレスなどの金属性が好ましい。なかでも、ステンレスは好適である。
燃焼室2の大きさは特に制限されないが、燃焼室2の高さは15cm~40cmであることが好ましい。燃焼室2の高さが15cm未満であると、多くの燃焼材を投入することができなくなるし、燃焼材が燃焼しにくくなる。燃焼室2の高さが40cmを越えると、後述する導熱板4が高温になりにくくオーブン室3の温度が十分に上昇しにくい場合がある。燃焼室2の高さは20cm~35cmであることがより好ましく、25~30cmであることが最も好ましい。
燃焼室2の形状は、オーブン室3と、平面視で概ね同形状である。燃焼室2の形状は、この条件の下であれば特に制限されないが、平面視で正方形状または矩形状とすることができる。燃焼室2の大きさも特に制限されないが、平面視で20cm×30cm~50cm×80cmとすることができる。本実施形態では、平面視において概ね40cm(幅寸法)×概ね50cm(奥行寸法)の矩形状で、概ね直方体状の燃焼室2とした。
燃焼室2は、導熱板4によってオーブン室3と区画されている。換言すると燃焼室2の天井は導熱板4となっている。導熱板4の材質は、所定の耐熱性があれば制限されないが、鉄、アルミ、ステンレスなどの金属性が好ましい。なかでも、ステンレスは好適である。導熱板4の厚みは、0.5~5mmが好ましく、1~4mmがより好ましく、2~3mmが最も好ましい。
燃焼室2の底面21には、図5に例示するように、空気流入可能な貫通孔210が複数個形成されている。燃焼室2の底面21の材質も、所定の耐熱性があれば特に制限されないが、金属性が好ましい。なかでも、ステンレスは好適である。
燃焼室2の側面には、図1や図3などに例示するように、排気筒7を接続するための排気孔22が設けてある。図6に例示するように、排気孔22の上端は導熱板4の下面から2~50mm下方に位置するように設けられる(L=2~50mm)。排気孔22の上端が導熱板4の下面から2mm未満であると、燃焼材の燃焼によって生じた高温空気が直接的に排気筒7に流れて燃焼室2の内部に滞留しにくくなる。排気孔22の上端が導熱板4の下面から50mmを越えると、高温空気が滞留しすぎてしまい燃焼材が燃焼しにくくなる場合がある。排気孔22の上端が導熱板4の下面から3~40mm下方に位置することが好ましく、排気孔22の上端が導熱板4の下面から4~30mm下方に位置することがより好ましい。
本実施形態においては、図2などに例示するように、燃焼室2の正面に開閉扉25(開き戸)を設けてある。把手は設けても設けなくてもどちらでもよい。また、燃焼室2の四隅に脚部26を設けて、設置面と燃焼室2の間に距離をとり、後述するホッパー部5や灰受け6を設けてある。
2.オーブン室
オーブン室3は、燃焼室2の上方に設けられている。オーブン室3は、密閉式で扁平状である。本実施形態においては、オーブン室3は、後述するように側面開閉式である。
オーブン室3の材質も、調理に必要な程度の耐熱性があれば特に制限されないが、金属性が好ましい。なかでも、ステンレスは好適である。
オーブン室3は、扁平状である。ここで、扁平状は、オーブン室3の幅寸法および奥行寸法よりも高さ寸法が小さいことをいう。この条件の下、オーブン室3の高さは5cm~40cmであることが好ましい。オーブン室3の高さが5cm未満であると、多くの食材を投入することができなくなる。オーブン室3の高さが40cmを越えると、オーブン室3の温度が十分に上昇しにくい場合や温度ばらつきが生じる場合がある。オーブン室3の高さは10cm~30cmであることがより好ましく、15~25cmであることが最も好ましい。
また、オーブン室3の高さが、燃焼室2の高さ100に対して50~80であることが好ましい。この範囲にあると燃焼室2で生じた熱をより有効に活用することができる。オーブン室3の高さが、燃焼室2の高さ100に対して60~70であることがより好ましい。
オーブン室3の形状は、前述した燃焼室2と、平面視で概ね同形状である。オーブン室3の形状は、この条件の下であれば特に制限されない。例えば、燃焼室2と概ね同形状の、平面視で正方形状または矩形状とすることができる。
なお、本実施形態では、図1などに例示するように、オーブン室3の左側面に開閉扉35(開き戸)を設けてある。把手は設けても設けなくてもどちらでもよい。そして、図2に例示するように、オーブン室3の開閉扉35が斜め上方を向くように、下方ほど若干大きくなるようなオーブン室3としてある。平面視で概ね同形状には、平面視における燃焼室2の大きさ(面積)と比較して平面視におけるオーブン室3の大きさが±10%である場合を含む。
オーブン室3の底面は、前述した導熱板4の上面となっている。オーブン室3に食材を投入する際には、導熱板4の上面に食材を載置することができる。導熱板4の上面に焼き網などを置き、その上に食材を載置してもよい。
3.ホッパー部
本実施形態においては燃焼室2の下方にホッパー部5を有する。ホッパー部5は、図1~図3などに例示するように、燃焼室2の周壁下端部から下方に向けて延びている。本実施形態においては、ホッパー部5の下端は矩形状の開口部としてある。
4.灰受け
本実施形態においては、図1~図3などに例示するように、ホッパー部5の下方に灰受け6を備えている。灰受け6によって、燃焼室2の底面21に形成された貫通孔210から落下する燃焼灰を受けることができる。本実施形態においては、灰受け6の正面側に把手を設け、灰受け6を出し入れ自在に構成してある。灰受け6の材質も所定の耐熱性があれば特に制限されないが、底面については、接地面との摩擦などを考慮して、耐久性の高い亜鉛メッキ鋼板を用いることが好ましい。
5.排気筒
排気筒7は、図1および図7に例示されるように、燃焼室2側面の排気孔22に接続される。排気筒7には排気熱滞留手段75や載置部8、吸気管76を取り付けることが好ましい。以下、排気熱滞留手段75、載置部8および吸気管76を例示説明する。
i)排気熱滞留手段
排気熱滞留手段75は、排気筒7の内部を通過する高温の排気を規制し、排気熱を滞留させるものである。そして、排気熱滞留手段75は、排気筒7の水平配管部71又は傾斜配管部において、排気筒7の内周上部に設けられる。排気熱滞留手段75は、排気筒7の水平配管部71において設けられることが好ましい。
本実施形態では、図7~図9に例示するように、排気熱滞留手段75は、排気筒7の断面、排気筒7の内周上部に設けられた板状体である。排気熱滞留手段75は、排気を遮るように、排気筒7の内周上部に設けられる。排気熱滞留手段75は、排気筒7の内周上部に、排気筒7の断面積の5~50%を占めるように設けられることが好ましく、排気筒7の断面積の10~40%を占めるように設けられることがより好ましく、排気筒7の断面積の15~35%を占めるように設けられることがさらに好ましい。
本実施形態では、図8に例示するように、排気熱滞留手段75の上端と排気筒7の内周上端に僅かな隙間を設けてある。これによって、排気熱滞留手段75による過度な温度上昇を防止することができる。隙間の高さは0.5~5mmが好ましく、1~3mmがより好ましい。
ii)載置部
載置部8は、排気筒7の水平配管部71(又は傾斜配管部)であって、内周面に排気熱滞留手段75が設けてある箇所より少なくとも燃焼室2側に、やかんや鍋などの調理器具を載置することができるように設けられる。
本実施形態では、図8及び図9に例示されるように、排気筒7の水平配管部71であって、内周面に排気熱滞留手段75が設けてある箇所より少なくとも燃焼室2側において、排気筒7の左右それぞれに、排気筒7の上端部と概ね同じ高さで設けられた平面部81で載置部8を構成してある。平面部81は、排気筒の左右に、排気筒7の配管方向(長さ方向)に沿うように設けられている。
より具体的には、断面U字状に形成した金属板の両端を内側に折り曲げて左右に平面部81を形成して載置部構成片80とし、この載置部構成片80を、排気筒7の水平配管部71であって内周面に排気熱滞留手段75が設けてある箇所に下方から宛てがい固定してある。このとき、排気筒7の上端部と排気筒7の左右の平面部81が、概ね同じ高さになるように、載置部構成片80を形成してある。
iii)吸気管
吸気管76は、筒状体であり、排気筒7の垂直配管部72又は傾斜配管部に下向きに取り付けられる。そして、下向きに取り付けられた吸気管76の下端は、概ね下向きに開口しており、ここから、排気筒7の内部に外部の空気が導入される。吸気管76は、排気熱滞留手段75よりも排気方向の下流側に設けられる。
本実施形態では、図7に例示するように、排気筒7の中間部と上端部付近に吸気管76を設けてある。吸気管76の数は特に制限されない。
以上、特定の実施形態を参照して本発明を例示説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本出願の願書に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可能である。
1 オーブン付きストーブ

2 燃焼室
21 底面
210 貫通孔
22 排気孔
25 開閉扉
26 脚部

3 オーブン室
35 開閉扉

4 導熱板

5 ホッパー部

6 灰受け

7 排気筒
71 水平配管部
72 垂直配管部
75 排気熱滞留手段
76 吸気管

8 載置部
80 載置部構成片
81 平面部

Claims (9)

  1. 木材やペレットなどの燃焼材を燃焼させるための燃焼室と、
    この燃焼室の上方に設けた密閉式で扁平状のオーブン室と、を備え、
    前記燃焼室と前記オーブン室は、平面視で概ね同形状で、導熱板によって区画されており、
    前記燃焼室の底面には、空気流入可能な貫通孔が複数個形成され、
    前記燃焼室の側面には、排気筒を接続するための排気孔が設けてあり、
    前記排気孔の上端は前記導熱板の下面から2~50mm下方に位置する、
    オーブン付きストーブ。
  2. 燃焼室の下方に、
    燃焼室の周壁下端部から下方に向けて延びるホッパー部を備え、
    このホッパー部の下方に、
    燃焼室の底面に形成された貫通孔から落下する燃焼灰を受けるための灰受けを設けた、
    請求項1に記載のオーブン付きストーブ。
  3. 排気孔に接続される排気筒を備えており、
    排気筒の水平配管部又は傾斜配管部において、
    排気筒の内周上部に設けられて、排気筒内を通過する排気を規制し、排気熱を滞留させる排気熱滞留手段を備えた、
    請求項1または2に記載のオーブン付きストーブ。
  4. 排気熱滞留手段は、
    排気筒の断面積の5~50%を占めるように排気筒の内周上部に設けられた板状体である、
    請求項3に記載のオーブン付きストーブ。
  5. 排気筒の水平配管部又は傾斜配管部であって、内周面に排気熱滞留手段が設けてある箇所より少なくとも燃焼室側に、やかんや鍋などの調理器具を載置することができるような載置部を設けた、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のオーブン付きストーブ。
  6. 載置部は、排気筒の水平配管部であって、内周面に排気熱滞留手段が設けてある箇所より少なくとも燃焼室側において、排気筒の左右それぞれに、排気筒の上端部と概ね同じ高さの平面部を有する、
    請求項5に記載のオーブン付きストーブ。
  7. 排気筒の垂直配管部又は傾斜配管部に、下向きに開口した吸気管を取り付けた、
    請求項1~6のいずれか1項に記載のオーブン付きストーブ。
  8. オーブン付きストーブなどに取り付けられる排気筒であって、
    内周の一方側にのみ、排気筒を通過する排気を規制して排気熱を滞留させる排気熱滞留手段を備えた、
    排気筒。
  9. 排気熱滞留手段が設けてある箇所付近に、排気熱滞留手段が上になるように排気筒を水平に設置した状態で、やかんや鍋など調理器具を載置することができるような載置部を設けた、
    請求項8に記載の排気筒。
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