JP2022022765A - 結合モジュール及び焼灼装置 - Google Patents

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喬介 山内
Kyosuke Yamauchi
義樹 野村
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Abstract

【課題】光ファイバ同士を接続する接続部と、接続部で接続される光ファイバの損傷を防ぐ。【解決手段】接続部20は、第1光ファイバ81aと第2光ファイバ31aを空間結合する。接続部20は、第1光ファイバ81aから出射される光を平行化する第1レンズLE1と、第1レンズLE1で平行化された光の一部が通過する穴41を有し、第1レンズLE1で平行化された光のうち穴41より外側に到達した光を吸収する絞り40と、絞り40を通過した光を集光する第2レンズLE2と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、結合モジュール及び焼灼装置に関する。
特許文献1には、光ファイバに入射する高次モードのレーザ光を、絞りを用いずに削減する技術が開示されている。特許文献1に開示されたフェルールは、レーザ光の進行方向上流側の端面が高反射材料で覆われている。フェルールの内側に配置される光ファイバは、レーザ光が入射する端面がフェルールの端面よりレーザ光の進行方向下流側に位置するように配置される。レーザモジュールから出力されたレーザ光は、集光レンズで集光されてフェルールに到達する。フェルールに到達した高次モードのレーザ光は、フェルール端面のレーザ光反射被膜で反射されるため、光ファイバに入射する高次モードのレーザ光が削減される。光反射膜で反射される高次モードのレーザ光は、光ファイバに到達しても当該光ファイバに結合しない非結合光なので、この非結合光を削減することによって迷光等の不要な光を抑制できるとされている。
特表2015-518185号公報
レーザ光を用いて患者の治療を行う装置においては、レーザ光を出力するレーザ装置と体内に挿入されるカテーテルとを手術毎に接続し、レーザ装置からカテーテルの光ファイバへ伝搬したレーザ光を患者に照射して治療を行う。手術毎にレーザ装置とカテーテルとを接続するため、レーザ装置とカテーテルは着脱可能に構成されている。
レーザ装置とカテーテルとの接続に際して、特許文献1に開示された技術を用いた場合、高次モードのレーザ光は、接続部分においてカテーテル側のフェルール端面の高反射材料の層で反射される。ここで、高反射材料の層で反射される光は高パワーであるため、反射されたレーザ光で接続部分が損傷する虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ファイバ同士を接続する接続部と、接続部で接続される光ファイバの損傷を防ぐ技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る結合モジュールは、入射した光を伝搬させる第1光ファイバと、前記第1光ファイバから出射される光を平行化する第1レンズと、前記第1レンズで平行化された光の一部が通過する穴を有し、前記第1レンズで平行化された光のうち当該穴より外側に到達した光を吸収する絞りと、前記絞りを通過した光を集光する第2レンズと、前記第2レンズで集光された光が入射する第2光ファイバと、を備える。
本発明の一態様に係る結合モジュールは、前記第1光ファイバはマルチモードファイバであることを特徴とする。
本発明の一態様に係る結合モジュールは、前記第1レンズ、前記絞り及び前記第2レンズを収納するハウジングを有し、前記第2光ファイバは、前記ハウジングに着脱されるフェルールに固定されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る結合モジュールは、前記フェルールは、前記ハウジングに接続及び分離が可能なコネクタに設けられていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る焼灼装置は、前記のいずれか一つに記載の結合モジュールと、生体組織を焼灼する第1波長の焼灼光を出力する第1光源と、を有し、前記第1光源から出力される前記焼灼光が前記第1光ファイバに入射し、前記第2光ファイバは、前記焼灼光を出射する。
本発明の一態様に係る焼灼装置は、前記第1波長と波長が異なる第2波長の試験光を出力する第2光源と、前記焼灼光と前記試験光を合波する合波器と、前記試験光を反射する反射部と、前記反射部により反射された前記試験光の強度を測定する測定部と、を有し、前記合波器から出力される前記焼灼光と前記試験光が前記第1光ファイバに入射し、前記反射部は、前記第2光ファイバの出射端に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバ同士を接続する接続部と、接続部で接続される光ファイバの損傷を防ぐという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るレーザシステムの概略構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る機能の構成を示したブロック図である。 図3は、接続部の構造を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。さらに、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係るレーザシステム1の概略構成を示す模式図である。レーザシステム1は、患者にレーザ光を照射して患者を治療するシステムである。レーザシステム1は、患者に照射するレーザ光を出力するレーザ装置10と、レーザ装置10とカテーテル30とを接続する接続部20と、患者の患部にレーザ光を照射するカテーテル30とを備えている。
レーザ装置10は、本実施形態では、第1レーザダイオード301と、第2レーザダイオード302と、フォトダイオード401を備えている。また、レーザ装置10は、合波器501と、フィルタ601と、光合分波器701と、第1光ファイバ81aとを備えている。さらに、レーザ装置10は、制御部100と、表示部200と、被操作部801とを備えている。レーザ装置10は、焼灼装置の一例である。
第1レーザダイオード301は、患者の患部に照射するレーザ光を出力する光源である。以下の説明においては、第1レーザダイオード301が出力するレーザ光を治療光と称する。治療光は、焼灼光の一例である。本実施形態における治療光の波長は、近赤外帯域であり、例えば600nm~1600nmの範囲内である。第1レーザダイオード301から出力された治療光は、光ファイバを介して合波器501に入射する。なお、治療光を出力する光源は、レーザダイオードに限定されるものではなく、例えばファイバレーザであってもよい。治療光のビームプロファイルは、フラットトップであるのが好ましい。治療光のビームプロファイルがフラットトップである場合、空間的に光パワーが均一なレーザ光を患部へ出力することができる。
第2レーザダイオード302は、接続部20で接続される二つの光ファイバの接続状態やカテーテル30が備える光ファイバの状態を判断するために用いられるレーザ光を出力する光源である。以下の説明においては、第2レーザダイオード302が出力するレーザ光を試験光と称する。本実施形態における試験光の波長は、635nmであるが、635nmに限定されるものではなく、他の波長であってもよい。第2レーザダイオード302から出力された試験光は、光ファイバを介して合波器501に入射する。なお、試験光を出力する光源は、レーザダイオードに限定されるものではない。
合波器501は、波長の異なる複数の光を合波する機能を備えている。合波器501は、光ファイバを介して入射した治療光と試験光とを合波し、光ファイバを介して治療光及び試験光を光合分波器701へ出力する。
光合分波器701は、合波器501から光ファイバを介して入射した治療光と試験光とを、光ファイバを介して第1光ファイバ81aへ出力する。光合分波器701から出力された治療光及び試験光は、第1光ファイバ81aを伝搬する。また、光合分波器701は、第1光ファイバ81aへ出力した試験光のうち、反射されて光合分波器701まで伝搬したレーザ光である反射光を、光ファイバを介してフィルタ601へ出力する。なお、光合分波器701は、50:50のTAPカプラ、非対称TAPカプラ、WDMカプラ、あるいはこれらを適宜組み合わせたもので構成されることが好ましい。
第1光ファイバ81aは、治療光及び試験光を伝搬する光ファイバである。第1光ファイバ81aは、後述するカテーテル30が備える第2光ファイバ31aへ接続部20によって接続される。第1光ファイバ81aは、例えばステップインデックス型やグレーテッドインデックス型のマルチモードの光ファイバであるが、特に限定はされない。
フィルタ601は、光合分波器701から入射した反射光のうち予め定められた波長の光を透過する。これにより、フィルタ601へ入射した反射光のうち、治療光の波長のレーザ光がフィルタ601により遮断され、試験光の波長のレーザ光がフィルタ601を透過する。フィルタ601を透過した反射光は、フォトダイオード401へ入射する。
フォトダイオード401は、光検出器であり、フィルタ601を透過した反射光を受光し、受光した反射光の強度に応じた電流信号を出力する。フォトダイオード401から出力された電流信号は、制御部100に入力される。
表示部200は、液晶ディスプレイであり、例えばレーザ装置10の各種情報や、接続部20における光ファイバの接続状態、カテーテル30が備える光ファイバの状態などを、文字、記号、画像などで表示する。被操作部801は、レーザ装置10を操作するためのボタンを備えている。被操作部801は、治療光の出力と出力停止とを切り替えるボタンや、接続部20における光ファイバの接続状態やカテーテル30における光ファイバの状態を判断する処理を開始するためのボタンなどを備えている。なお、被操作部801は、ボタンに限定されるものではなく、レーザ装置10のオペレータの操作を受け付けるものであれば、例えばタッチパネルであってもよい。
制御部100は、演算部と、記憶部とを備えている。演算部は、第1レーザダイオード301、第2レーザダイオード302及び表示部200の制御や、レーザ装置10が備える機能の実現のための各種演算処理を行うものである。制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)やFPGA(field-programmable gate array)、又はCPUとFPGAの両方で構成される。
記憶部は、例えばROM(Read Only Memory)で構成される部分とRAM(Random Access Memory)で構成される部分とを備えている。ROMで構成される部分には、演算部が演算処理を行うために使用する各種プログラムやデータなどが格納される。また、RAMは、演算部が演算処理を行う際の作業スペースや演算部の演算処理の結果などを記憶するために使用される。
図2は、記憶部に記憶されているプログラムを演算部が実行することにより実現する機能のうち、実施形態に係る機能の構成を示したブロック図である。測定部1001は、フォトダイオード401から出力される電流信号を取得する。測定部1001は、取得した電流信号に基づいて、フォトダイオード401に入射した反射光の強度を測定する。
判断部1002は、測定部1001で測定された強度に基づいて、接続部20で接続される二つの光ファイバの接続状態を判断する。また、判断部1002は、測定部1001で測定された強度に基づいて、カテーテル30が備える光ファイバが折れているか判断する。
報知部1003は、判断部1002の判断結果が表示部200で表示されるように表示部200を制御する。これにより、接続部20において接続される二つの光ファイバの接続状態や、治療光を伝搬するカテーテル30が備える光ファイバの状態がレーザ装置10の使用者に報知される。
光源制御部1004は、被操作部801で行われた操作や判断部1002の判断結果に基づいて、第1レーザダイオード301と第2レーザダイオード302を制御する。第1レーザダイオード301を駆動する駆動信号を光源制御部1004が第1レーザダイオード301へ出力すると、第1レーザダイオード301から治療光が出力され、光源制御部1004が第1レーザダイオード301への駆動信号の出力を停止すると、第1レーザダイオード301は、治療光の出力を停止する。また、第2レーザダイオード302を駆動する駆動信号を光源制御部1004が第2レーザダイオード302へ出力すると、第2レーザダイオード302から試験光が出力され、光源制御部1004が第2レーザダイオード302への駆動信号の出力を停止すると、第2レーザダイオード302は、試験光の出力を停止する。
図1に戻り、カテーテル30は、少なくとも一部が患者の体内に挿入され、第1光ファイバ81aから接続部20を介して入射した治療光を患者の治療箇所へ照射する。カテーテル30は、樹脂などの可撓性を有する材質からなるカテーテル本体33と、カテーテル本体33のルーメンに少なくとも一部が挿入された第2光ファイバ31aと、ファイバブラッググレーティング(FBG)32とを備えている。カテーテル30は、手術毎に使い捨てされるものであり、手術を始める前に接続部20に接続され、手術後に接続部20から外される。
第2光ファイバ31aは、例えばステップインデックス型やグレーテッドインデックス型のマルチモードの光ファイバであるが、特に限定はされない。またカテーテル30が血管に挿入されるものである場合、第2光ファイバ31aは細径であるほうが好ましく、例えばコア径が105μm以下、クラッド径が125μm以下である。なお、これらのコア径及びクラッド径は一例であり、これらの径に特には限定されるものではない。第2光ファイバ31aについては、接続部20において治療光が入射される端を入射端と称し、治療光が出射する端を出射端と称する。第2光ファイバ31aの入射端には、オス型のSCコネクタが設けられている。なお、SCコネクタは一例であり、第2光ファイバ31aの入射端に設けられるコネクタは、接続部20に接続可能であれば、他のコネクタであってもよい。
FBG32は、第2光ファイバ31aの出射端側に設けられており、例えば第2光ファイバ31aの出射端に融着接続されている。FBG32は、第2光ファイバ31aの入射端から入射して第2光ファイバ31aを伝搬した治療光を透過する。これにより、治療光は、第2光ファイバ31aの先端(カテーテル30の先端側)から出射する。また、FBG32は、第2光ファイバ31aの入射端から入射して第2光ファイバ31aを伝搬した試験光を反射する。なお、第2光ファイバ31aの出射端において、治療光を透過して試験光を反射する構成は、ファイバブラッググレーティングに限定されるものではなく、例えば誘電体多層膜であってもよい。
接続部20は、第1光ファイバ81aにおいて治療光及び試験光が出力される出力側と、第2光ファイバ31aにおいて治療光及び試験光が入力される入力側とを着脱可能に接続するビーム拡大コネクタであり、結合モジュールの一例である。接続部20においては、第1光ファイバ81aと第2光ファイバ32aは、空間結合で接続される。
図3は、接続部20の構成の一例を示す模式図である。接続部20は、ハウジング22を備える。ハウジング22は、例えば、第2光ファイバ31aが接続される側にメス型のSCコネクタの構成(図示略)を備えており、このメス型のSCコネクタに第2光ファイバ31aに設けられたオス型のSCコネクタが嵌る。なお、第1光ファイバ81aにおいて光合分波器701と反対側の端にオス型のSCコネクタを設け、接続部20において第1光ファイバ81aが接続される側にメス型のSCコネクタを設け、このオス型のSCコネクタを接続部20に設けられたメス型のSCコネクタに嵌める構成としてもよい。
フェルール21aは、ハウジング22内に固定されており、第1光ファイバ81aの端部を固定している。なお、前述した第1光ファイバ81aに設けられたオス型のSCコネクタを接続部20に設けられたメス型のSCコネクタに嵌める構成の場合、フェルール21aは、第1光ファイバ81aに設けられたオス型のSCコネクタのフェルールに相当する。第1レンズLE1は、光の平行化と集束を行う凸レンズであり、ハウジング22内に固定されている。第1レンズLE1は、第1光ファイバ81aから出射した治療光及び試験光を平行光にする。第1レンズLE1により平行化された治療光及び試験光は、絞り40へ進む。また、第1レンズLE1は、第2レンズLE2側から入射した光を集束する。第1レンズLE1により集束された光は、第1光ファイバ81aに入射する。第1レンズLE1に対して第2レンズLE2側から入射する光は、FBG32で反射された光や、第2光ファイバ31aの入射端でフレネル反射した光である。
絞り40は、ハウジング22内に固定されており、第1レンズLE1側から第2レンズLE2側へ貫通した円形の穴41を有する。また、絞り40は、例えば黒色アルマイト処理されて表面に酸化アルミニウム被膜が形成されており、光を吸収する。絞り40の表面は、黒色アルマイト処理に限定されるものではなく、光を吸収する素材や構造であればよい。第1レンズLE1により平行化された治療光及び試験光のうち、所定の高次モードの光TL1は、絞り40で遮蔽されて吸収される。第1レンズLE1により平行化された治療光及び試験光のうち、光TL1よりも低次モードの光TL2は、穴41を通過して第2レンズLE2に入射する。
フェルール21bは、第2光ファイバ31aに設けられたSCコネクタが有するフェルールであり、第2光ファイバ31aの端部を固定している。第2レンズLE2は、光の平行化と集束を行う凸レンズであり、ハウジング22内に固定されている。第2レンズLE2は、第1レンズLE1により平行化されて絞り40を通過した治療光及び試験光を集束する。第2レンズLE2により集束された治療光及び試験光は、第2光ファイバ31aに入射する。また、第2レンズLE2は、第2光ファイバ31a側から入射する光を平行化する。第2レンズLE2に対して第2光ファイバ31a側から入射する光は、FBG32で反射された光や、第2光ファイバ31aの端面でフレネル反射した光である。第2レンズLE2により平行化された光は、絞り40が有する穴41を通過して第1レンズLE1に入射する。
第2レンズLE2側から第1レンズLE1に入射した光は、集束されて第1光ファイバ81aに入射する。第1レンズLE1側から第1光ファイバ81aに入射した光と、試験光のうち第1光ファイバ81aの端面でフレネル反射した光は、第1光ファイバ81a、光合分波器701及びフィルタ601を介してフォトダイオード401へ伝搬され、伝搬された光の強度が測定部1001により測定される。
測定部1001により測定される強度は、接続部20における第1光ファイバ81aと第2光ファイバ31aとのずれや、第2光ファイバ31aが折れているか否かに応じて異なる。測定部1001により測定される強度は、例えば、第1光ファイバ81aと第2光ファイバ31aとがずれている場合や、第2光ファイバ31が折れている場合、第1光ファイバ81aと第2光ファイバ31aとがずれておらず、且つ第2光ファイバ31aが折れていない場合より小さくなる。判断部1002は、測定部1001で測定される強度に基づいて、第1光ファイバ81aと第2光ファイバ31aとのずれや、第2光ファイバ31aが折れているか否かを判断する。
本実施形態では、ビームプロファイルがフラットトップである治療光が第1光ファイバ81aから出射されて第1レンズLE1に入射する。ビームプロファイルがフラットトップの場合、治療光は高次モードの成分が多く、第1光ファイバ81aからの広がり角が大きい光TL1のような成分がある。光TL1のような成分は、第1レンズLE1を通過してもビームの断面積が広い。ここで絞り40がない構成の場合、第1レンズLE1を通過して第2レンズLE2で集光される治療光は、第1レンズLE1を通過して広がったことにより、一部が第2光ファイバ31aのコアに結合できない。また、第2光ファイバ31aのコアに結合できなかった光は迷光となり、第2光ファイバ31aの発熱の原因となる。本実施形態では、第1レンズLE1を通過して第2光ファイバ31aのコアに結合にしない光TL1のような成分は、絞り40によって吸収されるため、第2光ファイバ31aの発熱を防ぐことができる。なお、第2光ファイバ31aに関しては、コアに結合しない光を遮断する構成が好ましい。
また、特許文献1に開示された構成と比較すると、絞り40は、到達した高次モードの光を吸収するため、高次モードの光がハウジング22やフェルール21aへ向かって反射されず、接続部20の損傷を防ぐことができる。また、絞り40の位置が第1レンズLE1と第2レンズLE2の間にあると、使い捨てとなるカテーテル30を取り換えたことにより第1光ファイバ81aの端面と第2光ファイバ31aの端面との距離が変動しても、絞りの状態が変化しにくい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。上述した各実施形態及び各変形例の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態や変形例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
上述した実施形態においては、絞り40位置は、ハウジング22の内部で第2光ファイバ31aに寄っているが、絞り40が配置される位置は、実施形態の位置に限定されるものではない。例えば、ハウジング22の内部で第1レンズLE1と第2レンズLE2の中間に絞り40を配置してもよい。また、絞り40は、第2レンズLE2とフェルール21bとの間に配置してもよく、第1レンズLE1とフェルール21aとの間に配置してもよい。
本発明においては、接続部20は、絞り40を冷却する構成を備えるようにしてもよい。例えば、接続部20は、絞り40に連結されてハウジング22の外部に露出したヒートシンクを備える構成としてもよい。この構成によれば、絞り40の発熱を抑えることができる。
1 レーザシステム
10 レーザ装置
20 接続部
21a、21b フェルール
22 ハウジング
30 カテーテル
31a 第2光ファイバ
32 ファイバブラッググレーティング(FBG)
33 カテーテル本体
40 絞り
41 穴
81a 第1光ファイバ
100 制御部
200 表示部
301 第1レーザダイオード
302 第2レーザダイオード
401 フォトダイオード
501 合波器
601 フィルタ
701 光合分波器
801 被操作部
1001 測定部
1002 判断部
1003 報知部
1004 光源制御部
LE1 第1レンズ
LE2 第2レンズ

Claims (6)

  1. 入射した光を伝搬させる第1光ファイバと、
    前記第1光ファイバから出射される光を平行化する第1レンズと、
    前記第1レンズで平行化された光の一部が通過する穴を有し、前記第1レンズで平行化された光のうち当該穴より外側に到達した光を吸収する絞りと、
    前記絞りを通過した光を集光する第2レンズと、
    前記第2レンズで集光された光が入射する第2光ファイバと、
    を備える結合モジュール。
  2. 前記第1光ファイバはマルチモードファイバである
    請求項1に記載の結合モジュール。
  3. 前記第1レンズ、前記絞り及び前記第2レンズを収納するハウジングを有し、
    前記第2光ファイバは、前記ハウジングに着脱されるフェルールに固定されている
    請求項1又は請求項2に記載の結合モジュール。
  4. 前記フェルールは、前記ハウジングに接続及び分離が可能なコネクタに設けられている
    請求項3に記載の結合モジュール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の結合モジュールと、
    生体組織を焼灼する第1波長の焼灼光を出力する第1光源と、
    を有し、
    前記第1光源から出力される前記焼灼光が前記第1光ファイバに入射し、
    前記第2光ファイバは、前記焼灼光を出射する
    焼灼装置。
  6. 前記第1波長と波長が異なる第2波長の試験光を出力する第2光源と、
    前記焼灼光と前記試験光を合波する合波器と、
    前記試験光を反射する反射部と、
    前記反射部により反射された前記試験光の強度を測定する測定部と、
    を有し、
    前記合波器から出力される前記焼灼光と前記試験光が前記第1光ファイバに入射し、
    前記反射部は、前記第2光ファイバの出射端に配置されている
    請求項5に記載の焼灼装置。
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