JP2022021948A - 支持補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の重量を測定すると共に、対象物の特性を非接触で検出することができるものを提供する。【解決手段】重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する該物の重量を測定する重量測定手段に取り付けられる支持補助具であって、対象物を載置する対象物載置面を有し、重量測定載置部に載置される対象物支持部と、対象物の特性を非接触で検出するための検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう対象物の特性を検出可能に検出端を支持する検出端支持部と、を備えてなる、支持補助具である。【選択図】図1

Description

本発明は、支持補助具に関し、より詳細には、重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する重量測定手段に取り付けられて、重量測定手段により対象物の重量を測定すると共に対象物の特性を非接触で検出するための検出端を支持する支持補助具に関する。
以前から、対象物の特性を非接触で検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、「分光技法を用いて、医薬品を迅速に特定し、及び/及び/又は検証するシステム、及び方法に関する。より詳細には、本発明のいくつかの実施の形態は、ラマン分光法を用いて、封止されたボトルを透過して、ボトルに詰められた医薬品を分析することに関する。」(特許文献1の「発明の詳細な説明」中の段落番号0001)ものであり、具体的には「医薬品検証システムは、特定される医薬品に対応する複数のスペクトル特性を含むデータベースを備える。マルチモード多重サンプリング(MMS)分光計が、特定及び検証対象の医薬品のスペクトルを取得する。医薬品は、バイアル内に、又はバイアル外に存在することができる。医薬品検証システムは、MMS分光計を用いて得られる、検証対象の医薬品のスペクトルを、特定される医薬品に対応するデータベース内のスペクトル特性と照合するアルゴリズムを含む。医薬品検証システムは、スペクトル特性が合致する医薬品を検証対象の医薬品として特定するアルゴリズムをさらに含む。」(特許文献1の要約)ものである医薬品検証システムを開示している。かかる医薬品検証システムは、「特定速度の速さと、より高い特定精度及び再現性を持ちながら、キャップの除去/取替を必要とすることなく、標準的な処方薬バイアル又はボトルを透過して動作する、完全に自動化された医薬品特定及び検証システムである。」(特許文献1の「発明の詳細な説明」中の段落番号0009)。
そして、本出願の発明者は、特許文献1開示の医薬品検証システムが有する問題を解決するために医薬品特定装置を発明し特許出願した(特許文献2参照)。
即ち、「特許文献1には、分光技法、たとえばラマン分光法を用いて医薬品を迅速に特定、検証するシステムと方法が開示されている。例示されているシステムでは、レーザー光によって、医薬品容器に入っている医薬品内のラマン活性モードが励起され、ラマン活性モードによって散乱する光から、たとえばマルチモード多重サンプリング分光計を用いてラマンスペクトル特性を得る。そして、医薬品から得たラマンスペクトル特性が、データベース内に格納されているラマンスペクトル特性と比較され、医薬品から得られたラマンスペクトル特性と最も近いものが画面に表示される。」(特許文献2の「発明の詳細な説明」中の段落番号0006)が、「特許文献1に記載の分光技法、たとえばラマン分光法を用いて医薬品を迅速に特定、検証する装置および方法では、医薬品の種類と量について、正確な特定ができない場合があるという問題がある。また、特許文献1に記載のシステムおよび方法では、医薬品の同定を行うだけなので、顧客に誤った医薬品が処方されたとき、警告を発することができないという問題がある。さらに、特許文献1に記載の装置および方法では、医薬品の販売履歴は別の装置で行わないといけないので、薬局は医薬品の需要予測を立てる作業が別途必要であるという問題がある。患者によっては、薬局が、当該患者の新たな薬物治療計画を作成するときに、重複投与や併用禁忌薬の投与を防止するために、当該患者が普段飲んでいる医薬品が何であるかを特定しなければならない場合がある。このような医薬品の鑑定を「持参薬鑑別」と言うことがあるが、特許文献1に記載の装置および方法では、「持参薬鑑別」には対応できないという問題がある。従って、分光技法を用いて顧客に処方された医薬品の種類と量をより正確に特定、検証し、より安全で効果的な薬物治療計画を立案、遂行することが一次的には求められており、さらに需要予測など在庫管理に役立ち、地域医療の特性などを分析できる医薬品特定装置および方法が望まれている。」(特許文献2の「発明の詳細な説明」中の段落番号0008~0012)ことに鑑み、特許文献2に開示の医薬品特定装置を発明したものである。
具体的には、特許文献2に開示の医薬品特定装置は、「患者に処方された医薬品を特定及び検証し、前記患者と関連付ける装置であって、前記医薬品を透過した、または前記医薬品によって散乱もしくは反射された第一の光波を検知する第一の検知器と、前記医薬品を透過した、または前記医薬品によって散乱もしくは反射された前記第一の光波とは異なる波長を有する第二の光波を検知する第二の検知器と、前記第一及び前記第二の光波に基づいて、前記医薬品に対する特性を設定し、前記特性および予め設定された医薬品データを参照して前記患者に処方された前記医薬品の種類および量を含む処方データを特定し、前記処方データ及び前記患者に関する情報を関連付けて前記メモリに蓄積するプロセッサと、を含む装置。」(特許文献2の請求項1)であり、これにより「分光技法を用いて顧客に処方された医薬品の種類と量をより正確に特定、検証し、より安全で効果的な薬剤治療計画を立案、遂行することが可能となり、さらに需要予測など在庫管理に役立つデータを取得することができる。」(特許文献2の「発明の詳細な説明」中の段落番号0016)というものである。
特表2009-517631号公報 特開2020-85513号公報
上述した特許文献1開示の医薬品検証システムや特許文献2開示の医薬品特定装置によれば、分光分析によって医薬品の種類を特定することができるが、医薬品の重量については、この分光分析とは別に測定する必要があり、重量測定と分光分析との両方を行おうとすると手間と時間とを要するものであった。
そこで、本発明では、対象物の重量を測定すると共に、対象物の特性を非接触で検出(特許文献1及び2においては分光分析による医薬品の成分同定)することができるものを提供することを目的とする。
本発明者らは、対象物の重量を測定すると共に、対象物の特性を非接触で検出することができるように鋭意研究したところ、重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する該物の重量を測定する重量測定手段に取り付けられる支持補助具(以下「本補助具」という。)によりこれを可能ならしめることを見出し本発明を完成するに至った。
即ち、本補助具は、重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する該物の重量を測定する重量測定手段に取り付けられる支持補助具であって、対象物を載置する対象物載置面を有し、重量測定載置部に載置される対象物支持部と、対象物の特性を非接触で検出するための検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう対象物の特性を検出可能に検出端を支持する検出端支持部と、を備えてなる、支持補助具である。
本補助具は、重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する該物の重量を測定する重量測定手段に取り付けられる。かかる重量測定手段は重量測定載置部を有し、重量測定載置部の上面に物を載置することで、該物の重量を測定することができるものであり、例えば、電子天秤や上皿秤等を一例として挙げることができる(電子天秤等における重量測定の上皿が重量測定載置部に該当する。)。
本補助具は、対象物支持部と、検出端支持部と、を備えてなる。
対象物支持部は、重量測定手段の重量測定載置部に載置されると共に、対象物載置面を有し、対象物載置面には対象物が載置される。
検出端支持部は、対象物の特性を非接触で検出するための検出端を支持する。検出端が非接触で検出する対象物の特性は、いかなるものであってもよく何ら限定されるものではないが、対象物が含む成分同定、対象物の物理的性質(対象物の色彩や形状等を含む。)、対象物の化学的性質等を例示できる。また、検出端としては、所定の性質を有する電磁波(可視光線、近赤外線、赤外線等のような光を含む。)の送信及び/又は受信を行うもの(例えば、近赤外分光器、赤外分光器、ラマン分光器等)、対象物の色彩や形状等を認識するための撮像を行うもの(例えば、可視カメラや赤外カメラ等)等を例示できる。この検出端支持部による検出端の支持は、対象物載置面に載置された対象物の特性を検出端が検出可能に支持すると共に、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないようにされる。
このような本補助具を用いて、対象物支持部を重量測定載置部に載置すると共に、検出端支持部に検出端を支持させ、対象物支持部の対象物載置面に対象物を載置することで、対象物の重量が対象物支持部を介して重量測定載置部に加わり重量測定手段により該重量を測定することができる。この重量測定において、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないので、対象物の重量を正確かつ円滑に測定することができる。そして、この重量測定と一緒に、対象物載置面に載置された対象物の特性を検出端により検出することで(対象物の特性を検出するために検出端からの電気信号を分析する必要があれば、電気信号の分析を行うコンピュータ等の装置を検出端に接続してもよい。)、対象物の特性を非接触で検出することができる。このように本補助具を用いることで、対象物の重量を測定しつつ対象物の特性を非接触で検出することができる。
本補助具においては、検出端支持部は対象物支持部に接触しないもの(以下「非接触本補助具」という。)であってもよい。
検出端支持部は、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう検出端を支持するものであるが、検出端支持部が、重量測定載置部に載置される対象物支持部に接触すると、対象物支持部を経て検出端の重量が重量測定載置部に加わる可能性がある。このため検出端支持部が対象物支持部に接触しないようにして、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう検出端を支持するようにしてもよい。
非接触本補助具においては、対象物支持部は、対象物載置面を上面の少なくとも一部が形成する上部板状部材を含んでなり、検出端は、該上面側に存する対象物の特性を非接触で検出することができるよう上部板状部材の下面側に支持されるもの(以下「上部板状部材本補助具」という。)であってもよい。
検出端支持部が対象物支持部に接触しない非接触本補助具においては、対象物支持部は上部板状部材を含んでなり、上部板状部材の上面の少なくとも一部が対象物載置面を形成すると共に、検出端は上部板状部材の下面側に支持され、該支持された検出端は、上部板状部材の該上面側に存する対象物の特性を非接触で検出することができるようにすることで、上部板状部材を含んだ対象物支持部を簡単に構成することができる。
上部板状部材本補助具においては、対象物支持部は、上部板状部材と側面部材とで形成される有蓋無底の中空の箱体を含んでなり、検出端支持部は、該箱体の内部において検出端が取り付けられる部分と、該箱体の外部に存する部分と、の間が側面部材に接触せずに側面部材を貫通するもの(以下「箱体本補助具」という。)であってもよい。
このように上部板状部材(対象物載置面を上面の少なくとも一部が形成する。)と側面部材とで形成される有蓋無底の中空の箱体を含んで構成される対象物支持部は、重量測定載置部に安定して載置され、上部板状部材の上面の少なくとも一部(対象物載置面)に対象物を安定して載置することができる。そして、該箱体の内部において検出端が検出端支持部に取り付けられることで支持されるが、該箱体の内部において検出端が取り付けられる検出端支持部の部分と、該箱体の外部に存する検出端支持部の部分と、の間が該箱体を構成する側面部材に接触せずに側面部材を貫通するようにすることで、検出端を内部にて保護することができる該箱体を用いつつ、検出端支持部が対象物支持部に接触しないように容易に構成できる。なお、該箱体の内部において検出端が取り付けられる検出端支持部の部分と、該箱体の外部に存する検出端支持部の部分と、の間が該箱体を構成する側面部材に接触せずに側面部材を貫通するようにするには、例えば、側面部材に形成された開口や切り欠きを該間が貫通するようにしてもよい。
箱体本補助具においては、検出端支持部は、重量測定載置部の上方を横断するように、前記箱体の側面部材を異なる2の位置で貫通するものであってもよい。
このように検出端支持部が、対象物支持部が含む前記箱体の内部において検出端が取り付けられる部分と、該箱体の外部に存する第1の部分と、の間が側面部材に接触せずに側面部材を第1の位置にて貫通すると共に、対象物支持部が含む前記箱体の内部において検出端が取り付けられる部分と、該箱体の外部に存する第2の部分と、の間が側面部材に接触せずに側面部材を第2の位置(第1の位置と第2の位置とは異なる2の位置である。)にて貫通することで、検出端支持部が重量測定載置部の上方を横断する(第1の部分と第2の部分とを連結する検出端支持部の部分が重量測定載置部の上方を横断する。)ようにできる。かかる場合に、第1の部分と第2の部分とを固定(両持構造)すれば、検出端が取り付けられる部分の位置を安定させることができる(これにより検出端の位置を安定させることができる。)。
上部板状部材本補助具においては、上部板状部材は、検出端と対象物との間に対象物が通過不可能な開口が形成されているものであってもよい。
検出端は、上部板状部材の上面側に存する対象物の特性を非接触で検出することができるよう上部板状部材の下面側にて支持されることから、検出端と対象物との間に検出を妨げるようなものが存在しないことが好ましい。検出端が光により対象物の特性を非接触で検出する場合であれば、検出端と対象物との間に存する上部板状部材の部分は該光が該検出が可能な程度に透過可能である必要があり、該部分は該光が透過可能な材料により形成されるか、該部分に開口を形成するようにしてもよい。開口を形成する場合には、上部板状部材の上面側に存する対象物が該開口を経て下方に脱落しないように該開口を対象物が通過不可能であるようにしてもよい。
本補助具においては、重量測定手段は、重量測定載置部を上方に支持する重量測定本体部を有し、検出端支持部は、重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられているもの(以下「重量測定手段取付本補助具」という。)であってもよい。
検出端支持部は、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう対象物の特性を検出可能に検出端を支持するものであればよく、例えば、重量測定手段が設置される設置面(例えば、テーブルや机等の上面)に検出端支持部を設置(例えば載置)することもできる。一方、重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する重量測定手段は、重量測定載置部を上方に支持する重量測定本体部を有することが多く、かかる場合には、検出端支持部を重量測定本体部に直接的(検出端支持部と重量測定本体部との間に別の部材を介さずに取り付ける。)又は間接的(検出端支持部と重量測定本体部との間に別の部材を介して取り付ける。)に取り付けるようにしてもよく、そうすることで重量測定手段に検出端支持部を取り付けることで両者を一緒に移動や設置することができ取り扱いを容易ならしめる。
重量測定手段取付本補助具においては、検出端支持部は、重量測定載置部の上方を横断するように、検出端支持部の両端が重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられているものであってもよい。
このように検出端支持部の一端が重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられると共に、検出端支持部の他端が重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられ、検出端支持部が重量測定載置部の上方を横断する(該一端と該他端との間の部分が重量測定載置部の上方を横断する。)ようにすることで、該一端と該他端とを重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付け(両持構造)、検出端が取り付けられる部分の位置を安定させることができる(これにより検出端の位置を安定させることができる。)。
本補助具においては、対象物載置面と検出端とが、重量測定載置部の上方に存するものであってもよい。
こうすることで重量測定載置部に載置される対象物支持部が有する対象物載置面に載置される対象物が、重量測定載置部の上方に存することから、対象物の重量が重量測定載置部に上方からまっすぐに加わり、対象物の重量を正確かつ円滑に測定することができる。また、重量測定載置部に載置される対象物支持部が有する対象物載置面と、対象物載置面に載置される対象物の特性を検出する検出端と、が重量測定載置部の上方に存するので、重量測定載置部から上方に向かって本補助具をコンパクトに構成できる。なお、「対象物載置面と検出端とが、重量測定載置部の上方に存する」とは、仮想上の水平面に重量測定載置部を平行投影したときの重量測定載置部像に、該水平面に対象物載置面を平行投影したときの対象物載置面像の一部又は全部と、該水平面に検出端を平行投影したときの検出端像の一部又は全部と、が含まれることをいう(対象物載置面像及び検出端像の全部が重量測定載置部像に含まれる方が、対象物載置面像及び検出端像の一部が含まれるよりもよい。)。
本補助具においては、対象物支持部は、対象物の特性を非接触で検出端が検出できるように対象物を上方から配置できる凹部を上面に有するもの(以下「凹部本補助具」という。)であってもよい。
こうすることで、対象物支持部が上面に有する凹部に、対象物を上方から配置することにより(該配置された対象物の特性を非接触で検出端が検出可能である。)、対象物を所定位置に配置できると共に該所定位置から対象物が不意に移動することを防止又は減少させることができ、対象物の重量測定及び特性検出を円滑及び正確に行うことができる。なお、その特性を検出すると共に重量測定された後の対象物は凹部から上方に向けて取り出すことができる。
凹部本補助具においては、前記凹部は、平面に沿った第1面と、平面に沿った第2面と、が交わる谷形状に形成されるものであってもよい。
こうすることで、いずれも平面に沿った第1面及び第2面が互いに交わることで形成される谷形状(第1面と第2面とが交わる交線に対する垂直な断面がアルファベットの「V」の字に似た形状。上方に行くにつれて第1面と第2面との間の距離が大きくなる。)に前記凹部が形成されるので、様々な形状及び寸法の対象物を上方からうまく配置できる。とりわけ対象物が平たい形状(例えば、粉薬等を包んだ薬包)であれば、第1面及び第2面の一方に主表面(下側となる主表面)が当接すると共に他方に下縁が当接することで谷形状の底部(第1面と第2面とが交わる交線に沿った部分)に沿って対象物をうまく支持できる。
本補助具においては、重量測定載置部に対する対象物支持部の水平方向への位置の変化を制限する位置変化制限手段を有するものであってもよい。
対象物支持部は、対象物載置面に載置される対象物の重量を測定するために重量測定載置部に載置されるので、重量測定載置部に対する対象物支持部の水平方向への位置があまり変化すると対象物の重量測定がうまくできなかったり、重量測定載置部から対象物支持部が脱落するという問題が生じうる。このため重量測定載置部に対する対象物支持部の水平方向への位置の変化を制限する位置変化制限手段を有することで、これらの問題を防止又は減少させることができる。位置変化制限手段としては種々のものが採用され得るが、該変化がある程度になると重量測定載置部及び対象物支持部の一方が有する部分が他方に当接又は係合することでそれ以上の該変化を禁止するものや、重量測定載置部と対象物支持部とを連結又は係合しある程度以上の該変化を禁止するもの等を例示できる。
本補助具においては、検出端には、電気ケーブルが取り付けられ、該電気ケーブルの重量が重量測定載置部に加わらないもの(以下「電気ケーブル本補助具」という。)であってもよい。
検出端は、通常、対象物の特性を検出するための電気信号を該特性の分析装置等との間で送受信する。ここで、該分析装置等と検出端との間を該送受信が可能に無線接続する場合は、検出端近傍に無線の送受信装置と、該送受信装置と検出端とに給電する電池と、を設ける必要があり、電池消耗に伴う充電作業や電池交換作業を要することから安定した作業が困難となる場合がある(例えば、充電作業を伴う場合は、作業を開始しようとした際に電池消耗に気付き、充電する間は作業を行うことができない。)。このため検出端に取り付けられた電気ケーブルを介して該電気信号を送受信すれば(検出端への給電も行う。)、これら電池消耗による問題を回避することができる。該電気ケーブルの重量が重量測定載置部に加わらないようにすることで、該電気ケーブルにより対象物の重量測定に影響を与えず該重量測定を円滑かつ正確に行うことができる(該電気ケーブルの重量が重量測定載置部に加わると対象物の重量測定が不正確になり得る。)。
電気ケーブル本補助具においては、前記電気ケーブルが検出端支持部に沿って敷設されるものであってもよい。
検出端支持部は、検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう検出端を支持するものであるので、検出端に取り付けられた電気ケーブルを検出端支持部に沿って敷設することで、該電気ケーブルを支持する格別の手段を設けることなく、該電気ケーブルの重量が重量測定載置部に加わらないように支持することができる。
本補助具においては、対象物は、調剤される薬剤であってもよい。
調剤された医薬品(薬剤)の種類を特定すると共に該医薬品の重量を測定することは、処方箋に沿った調剤が行われているか否かを確認する際に極めて重要である。ここに、特許文献1開示の医薬品検証システムや特許文献2開示の医薬品特定装置によれば、調剤された医薬品を分光分析により医薬品の種類を特定することができるが、医薬品の重量については、この分光分析とは別に測定する必要があり、重量測定と分光分析との両方を行おうとすると手間と時間を要するものであった。これに関し本補助具を用いれば、調剤された医薬品(薬剤)の重量を測定すると共に該医薬品の種類(性状)を検出することで、該医薬品が処方箋等に応じて正しく調剤されているかを容易かつ確実に確認することができる。
本補助具においては、対象物の特性が、対象物が含む成分であり、検出端は分光分析のための光送受部であってもよい。
こうすることで、本補助具によれば、検出端が、成分分析として行う分光分析のための光を送受信することにより、対象物が含む成分を分析することができると共に、対象物の重量を測定することができ、対象物の成分及び重量を知ることができる。
本発明は、本補助具と検出端とを含んでなる支持具を提供する。
かかる支持具は、検出端を含んでいるので、検出端を別に用意することなく、検出端を本補助具に取り付けて使用することができる。
本発明は、本補助具と検出端と重量測定手段とを含んでなる重量測定支持具を提供する。
かかる重量測定支持具は、検出端及び重量測定手段を含んでいるので、これら検出端及び重量測定手段を別に用意することなく、検出端及び重量測定手段を本補助具に取り付けて使用することができる。
本発明の一実施形態に係る支持補助具(本補助具)を含む分析装置を示す斜視図である。 図1に示す分析装置の平面図である。 図2のB-B断面図(一部拡大断面図)である。 支持補助具(本補助具)を構成する薬剤支持部を示す斜視図である。 図1に示す分析装置から薬剤支持部を取り外したところを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。しかしながら、これらによって本発明は何ら制限されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る支持補助具(本補助具)を含む分析装置11を示す斜視図であり、図2は、分析装置11の平面図(図1中の矢印A方向から見たところを示す。)であり、図3は、図2のB-B断面図(一部拡大断面図。なお、内部構造は適宜省略している。)であり、図4は、後述する薬剤支持部41を示す斜視図(薬剤支持部41を見る方向は図1と同様である。)であり、そして図5は、分析装置11から薬剤支持部41を取り外したところを示す斜視図(見る方向は図1と同様である。)である。図1乃至図5を参照して、分析装置11について説明する。
説明及び理解を容易にするため、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸及びZ軸を用い、それぞれの方向を図中にX、Y及びZの矢印により表す(ここではZ軸は鉛直であり、X軸及びY軸は水平である。)。また、分析装置11が有する表示部25(詳細は後述する)が存する方向を前として矢印Y1にて示し、それと反対方向を後として矢印Y2にて示す(前後方向はY軸に平行である)。
分析装置11は、大まかには、重量測定部21と、重量測定部21が有する測定皿23に載置される薬剤支持部41と、薬剤支持部41に支持される袋入りの薬剤95(図2及び図3において点線にて表す。)に光を送受する光送受部61と、光送受部61を支持する光送受部支持部71と、光送受部61に接続されたコンピュータ81と、を含んでなる。
重量測定部21は、一般的に使用される調剤用電子天秤(一例としては、新光電子株式会社製の型番PJ-2202H)により構成されており、測定した重量を表示部25に表示できる。なお、重量測定部21の操作は、表示部25近傍に配置されているボタン(ここでは不図示)を押下等することにより行うことができる。この重量測定部21は、一般的に市販され使用される調剤用電子天秤をそのまま使用することができ、分析装置11の構成を容易ならしめる。
重量測定部21は、上部に測定皿23を有しており、測定皿23の上面23aはZ軸(ここでは鉛直)に垂直な平面(ここでは水平面)に沿っており、上面23aに載置された物の重量を測定できるように構成されている。
薬剤支持部41は、測定皿23の上面23aに下面43bが当接するように載置される載置板部43と、載置板部43の上面43aに取り付けられた支持本体部45と、を有してなる。
載置板部43は、上面23aとほぼ同じ形状及び寸法の下面43bを有する平板部材(該平板部材の両主表面とも、上面23aとほぼ同じ長方形を略形成している。)を有してなり、上面23aに下面43bがほぼぴったりと当接した状態で載置板部43は測定皿23の上面23aに載置される。そして、上面23aに下面43bが当接した状態において、測定皿23の側面23cに当接することで、測定皿23に対して載置板部43のZ軸に対して垂直方向への相対的位置変化を制限する位置決め部43fを該平板部材の4の角部に有している。かかる位置決め部43fは、側面23cの角部23cbを挟んで両側に存する側面23cの部分に各々が当接し、測定皿23に対する載置板部43のZ軸に対する垂直ないずれの方向への相対的位置変化も制限する。これにより、Z軸に対する垂直ないずれの方向への測定皿23に対する載置板部43の相対的位置が所定範囲になるよう測定皿23に対して載置板部43を容易に配置すると共に該相対的位置を確実に保持することができるので、正確かつ安定した測定を可能ならしめる。
支持本体部45は、全体としては、X軸に沿った凹条46(X軸に連続する谷部である。)を上部に有する有蓋無底の中空の直方体形状(該直方体の辺は、X軸、Y軸及びZ軸のいずれかに略平行である。)をなしている。該中空の直方体の下縁45bは、載置板部43の上面43aに固定されている。
凹条46は、該直方体の上面から(直)三角柱(該三角柱の両底面はX軸に垂直であると共に母線はX軸に平行である。)を切り取った形状に形成されており、該三角柱の3の側面のうち1は、該直方体の上面に含まれるように配置されており、該三角柱の3の側面のうち残りの2によって、支持本体部45の上斜面45s1、45s2が形成されている。
そして、凹条46の谷底部46b(X軸に略平行)の近傍の上斜面45s2には、光通過開口47が谷底部46bに沿ってスリット状に形成されている。
また、該中空の直方体を形成する壁面には、後述する光送受部支持部71が有する架橋部73が貫通する架橋貫通開口48a、48bが形成されている。
光送受部61は、上斜面45s1、45s2に載置される袋入りの薬剤95(ここでは散剤)に含まれる成分を分光分析する光を送受信するものであり、送受部分63(特に図5参照)を有している。光送受部61は、コンピュータ81とケーブル85により通信可能に接続されており、コンピュータ81の命令により送受部分63から光通過開口47を経由して、上斜面45s1、45s2に載置される袋入りの薬剤95に光を照射し、薬剤95から返ってくる光(薬剤95により吸収された残りの光、薬剤95により散乱や反射等された光)を光通過開口47を経由して送受部分63にて受信することができる。
コンピュータ81は、上述の如く、光送受部61とケーブル85により通信可能に接続されており、上斜面45s1、45s2に載置される袋入りの薬剤95を分析(ここでは薬剤95の成分を同定する。)するために必要な光を送受部分63から発するように光送受部61に命令すると共に、該光が照射された薬剤95から返ってくる光を送受部分63が受信することで生じる電気信号を光送受部61から受信することができるようになっている(なお、光送受部61への給電はケーブル85を介して行われる。)。
この光送受部61及びコンピュータ81によって薬剤の成分同定を行うことは、既に公知であるので(例えば、前述の特許文献1(特表2009-517631号公報)や特許文献2(特開2020-85513号公報)等に説明されている。)、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、コンピュータ81の画面の表示は、ここでは光送受部61への検出命令を行う表示と、薬剤95の成分同定結果を示す表示と、を行うが、これに加えて、重量測定部21により測定された袋入りの薬剤95の重量を表示させるようにしてもよい。
光送受部支持部71は、X軸方向に沿って延びる短冊状の板状部材(両主表面をなす上面73a及び下面はいずれもZ軸に略垂直である。)により形成された架橋部73と、架橋部73の一端側に上端が取り付けられ架橋部73を支持する一端支持部74aと、架橋部73の他端側に上端が取り付けられ架橋部73を支持する他端支持部74bと、架橋部73の上面73aから立ち上がるように架橋部73に取り付けられた一対の立ち上がり部75a、75bと、を含んでなる。一端支持部74a及び他端支持部74bは、固定具79(ここではリベット)により重量測定部21の本体部21c(測定皿23等のように重量測定に影響を与える部分とは異なる部分)に取り付けられている。
架橋部73は、上述の通り、薬剤支持部41の支持本体部45が有する架橋貫通開口48a、48bを貫通しており、薬剤支持部41との間には隙間が形成され薬剤支持部41とは接触していない。
そして、下端が架橋部73上面73aに固定された一対の立ち上がり部75a、75bにより光送受部61が支持されており、一対の立ち上がり部75a、75bとそれにより支持された光送受部61とは、支持本体部45との間に隙間が形成され薬剤支持部41とは接触していない。
また、コンピュータ81と光送受部61とを接続するケーブル85は、光送受部支持部71により支持されている。
このため、光送受部支持部71、光送受部61及びケーブル85のいずれも、重量測定部21の測定皿23に力を加えず、後述する薬剤95の重量測定に影響を与えない。
分析装置11においては、測定皿23の上面23aに載置されている薬剤支持部41に袋入りの薬剤95が載置されるので、重量測定部21の測定皿23上面23aには、目的とする袋入りの薬剤95の重量と、薬剤支持部41の重量と、が加わる。このため重量測定部21を操作し、薬剤支持部41の重量を風袋重量として設定した後、図2及び図3に示すように袋入り薬剤95を薬剤支持部41(上斜面45s1、45s2に載置する)に載置すれば袋入りの薬剤95の重量を測定することができる。なお、袋入りの薬剤95の袋の重量と、薬剤支持部41の重量と、の合計重量を風袋重量として設定すれば、袋入りの薬剤95の薬剤のみの重量を測定することもできる。
そして、コンピュータ81を操作して、袋入りの薬剤95を分析(成分同定)するために必要な光を送受部分63から発するように光送受部61に命令し、該光が照射された薬剤95から返ってくる光を送受部分63が受信することで生じる電気信号を光送受部61からコンピュータ81が受信することで薬剤95の成分をコンピュータ81の画面に表示する。
これにより分析装置11の使用者(例えば薬剤師)は、袋入りの薬剤95の重量及び成分を一緒に知ることができ、図示しない処方箋に記載の内容とこれら重量及び成分が一致しているか否かを確認することができる。これにより調剤過誤を減少させると共に、薬剤師の負担を軽減することができる。
分析装置11が含む、本発明の一実施形態に係る支持補助具(本補助具)は、薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んで構成されている。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)は、重量を測定する物が上面(ここでは上面23a)に載置される重量測定載置部(ここでは測定皿23)を有する該物の重量を測定する重量測定手段(ここでは重量測定部21)に取り付けられる支持補助具であって、対象物(ここでは袋入りの薬剤95)を載置する対象物載置面(ここでは上斜面45s1、45s2)を有し、重量測定載置部(測定皿23)に載置される対象物支持部(ここでは薬剤支持部41)と、対象物(袋入りの薬剤95)の特性(ここでは薬剤95の成分)を非接触で検出するための検出端(ここでは光送受部61)の重量が重量測定載置部(測定皿23)に加わらないよう対象物(袋入りの薬剤95)の特性(薬剤95の成分)を検出可能に検出端(光送受部61)を支持する検出端支持部(ここでは光送受部支持部71)と、を備えてなる、支持補助具である。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、検出端支持部(光送受部支持部71)は対象物支持部(薬剤支持部41)に接触しないものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物支持部(薬剤支持部41)は、対象物載置面(上斜面45s1、45s2)を上面の少なくとも一部が形成する上部板状部材42(ここでは支持本体部45の上面を形成する板状部材であり、支持本体部45が形成する有蓋無底の中空の直方体形状の蓋に相当する。)を含んでなり、検出端(光送受部61)は、該上面側に存する対象物(袋入りの薬剤95)の特性(薬剤95の成分)を非接触で検出することができるよう上部板状部材42の下面側に支持されるものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物支持部(薬剤支持部41)は、上部板状部材42と側面部材44とで形成される有蓋無底の中空の箱体(ここでは支持本体部45)を含んでなり、検出端支持部(光送受部支持部71)は、該箱体(支持本体部45)の内部において検出端(光送受部61)が取り付けられる部分と、該箱体(支持本体部45)の外部に存する部分と、の間が側面部材44に接触せずに側面部材44を貫通(架橋貫通開口48a、48bを貫通している。)するものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、検出端支持部(光送受部支持部71)は、重量測定載置部(測定皿23)の上方を横断するように、前記箱体(支持本体部45)の側面部材44を異なる2の位置で貫通(架橋貫通開口48aと架橋貫通開口48bとの異なる2の位置を貫通している。)するものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、上部板状部材42は、検出端(光送受部61)と対象物(袋入りの薬剤95)との間に対象物(袋入りの薬剤95)が通過不可能な開口(ここでは光通過開口47)が形成されているものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、重量測定手段(重量測定部21)は、重量測定載置部(測定皿23)を上方に支持する重量測定本体部(ここでは本体部21c)を有し、検出端支持部(光送受部支持部71)は、重量測定本体部(本体部21c)に直接的又は間接的に取り付けられているものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、検出端支持部(光送受部支持部71)は、重量測定載置部(測定皿23)の上方を横断するように、検出端支持部(光送受部支持部71)の両端(ここでは一端支持部74a及び他端支持部74b)が重量測定本体部(本体部21c)に直接的又は間接的に取り付けられているものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物載置面(上斜面45s1、45s2)と検出端(光送受部61)とが、重量測定載置部(測定皿23)の上方に存するものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物支持部(薬剤支持部41)は、対象物(袋入りの薬剤95)の特性(薬剤95の成分)を非接触で検出端(光送受部61)が検出できるように対象物(袋入りの薬剤95)を上方から配置できる凹部(上斜面45s1、45s2により形成される谷形状)を上面に有するものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、前記凹部(上斜面45s1、45s2により形成される谷形状)は、平面に沿った第1面(上斜面45s1)と、平面に沿った第2面(上斜面45s2)と、が交わる谷形状に形成されるものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、重量測定載置部(測定皿23)に対する対象物支持部(薬剤支持部41)の水平方向(ここではZ軸に対して垂直方向)への位置の変化を制限する位置変化制限手段(ここでは4の位置決め部43f)を有するものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、検出端(光送受部61)には、電気ケーブル(ここではケーブル85)が取り付けられ、該電気ケーブル(ケーブル85)の重量が重量測定載置部(測定皿23)に加わらないものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、前記電気ケーブル(ケーブル85)が検出端支持部(光送受部支持部71)に沿って敷設されるものである。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物は、調剤される薬剤(袋入りの薬剤95)である。
本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)においては、対象物(袋入りの薬剤95)の特性が、対象物(袋入りの薬剤95)が含む成分であり、検出端(光送受部61)は分光分析(ここでは薬剤の成分分析)のための光送受部である。
本補助具は、本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)と、検出端(光送受部61)と、を含んでなる、支持具を構成することができる。
本補助具は、本補助具(薬剤支持部41と光送受部支持部71とを含んでなる。)と、検出端(光送受部61)と、重量測定手段(重量測定部21)と、を含んでなる、重量測定支持具を構成することができる。
11 分析装置
21 重量測定部
21c 本体部
23 測定皿
23a 上面
23c 側面
23cb 角部
25 表示部
41 薬剤支持部
42 上部板状部材
43 載置板部
43a 上面
43b 下面
43f 位置決め部
44 側面部材
45 支持本体部
45b 下縁
45s1、45s2 上斜面
46 凹条
46b 谷底部
47 光通過開口
48a、48b 架橋貫通開口
61 光送受部
63 送受部分
71 光送受部支持部
73 架橋部
73a 上面
74a 一端支持部
74b 他端支持部
75a、75b 立ち上がり部
79 固定具
81 コンピュータ
85 ケーブル
95 袋入りの薬剤

Claims (18)

  1. 重量を測定する物が上面に載置される重量測定載置部を有する該物の重量を測定する重量測定手段に取り付けられる支持補助具であって、
    対象物を載置する対象物載置面を有し、重量測定載置部に載置される対象物支持部と、
    対象物の特性を非接触で検出するための検出端の重量が重量測定載置部に加わらないよう対象物の特性を検出可能に検出端を支持する検出端支持部と、
    を備えてなる、支持補助具。
  2. 検出端支持部は対象物支持部に接触しないものである、請求項1に記載の支持補助具。
  3. 対象物支持部は、対象物載置面を上面の少なくとも一部が形成する上部板状部材を含んでなり、
    検出端は、該上面側に存する対象物の特性を非接触で検出することができるよう上部板状部材の下面側に支持されるものである、請求項2に記載の支持補助具。
  4. 対象物支持部は、上部板状部材と側面部材とで形成される有蓋無底の中空の箱体を含んでなり、
    検出端支持部は、該箱体の内部において検出端が取り付けられる部分と、該箱体の外部に存する部分と、の間が側面部材に接触せずに側面部材を貫通するものである、請求項3に記載の支持補助具。
  5. 検出端支持部は、重量測定載置部の上方を横断するように、前記箱体の側面部材を異なる2の位置で貫通するものである、請求項4に記載の支持補助具。
  6. 上部板状部材は、検出端と対象物との間に対象物が通過不可能な開口が形成されているものである、請求項3乃至5のいずれか1に記載の支持補助具。
  7. 重量測定手段は、重量測定載置部を上方に支持する重量測定本体部を有し、
    検出端支持部は、重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられているものである、請求項1乃至6のいずれか1に記載の支持補助具。
  8. 検出端支持部は、重量測定載置部の上方を横断するように、検出端支持部の両端が重量測定本体部に直接的又は間接的に取り付けられているものである、請求項7に記載の支持補助具。
  9. 対象物載置面と検出端とが、重量測定載置部の上方に存するものである、請求項1乃至8のいずれか1に記載の支持補助具。
  10. 対象物支持部は、対象物の特性を非接触で検出端が検出できるように対象物を上方から配置できる凹部を上面に有するものである、請求項1乃至9のいずれか1に記載の支持補助具。
  11. 前記凹部は、平面に沿った第1面と、平面に沿った第2面と、が交わる谷形状に形成されるものである、請求項10に記載の支持補助具。
  12. 重量測定載置部に対する対象物支持部の水平方向への位置の変化を制限する位置変化制限手段を有するものである、請求項1乃至11のいずれか1に記載の支持補助具。
  13. 検出端には、電気ケーブルが取り付けられ、
    該電気ケーブルの重量が重量測定載置部に加わらないものである、請求項1乃至12のいずれか1に記載の支持補助具。
  14. 前記電気ケーブルが検出端支持部に沿って敷設されるものである、請求項13に記載の支持補助具。
  15. 対象物は、調剤される薬剤である、請求項1乃至14のいずれか1に記載の支持補助具。
  16. 対象物の特性が、対象物が含む成分であり、検出端は分光分析のための光送受部である、請求項1乃至15のいずれか1に記載の支持補助具。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1に記載の支持補助具と、検出端と、を含んでなる、支持具。
  18. 請求項1乃至16のいずれか1に記載の支持補助具と、検出端と、重量測定手段と、を含んでなる、重量測定支持具。
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