JP2022021691A - システム、棚装置およびカートpos - Google Patents

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Abstract

【課題】個人を特定する媒体等がなくても個人特定情報に対応付けて商品の登録処理が可能なシステム、棚およびカートPOSを提供する。【解決手段】棚装置とカートPOSとを備えたシステムであって、棚装置は、商品の取り出しを検知する第1センサと、第1センサに対応し人を特定する生体を読み取る第1生体センサを備え、第1センサが検知した場合に商品コードと第1生体センサが読み取った生体情報とを関連付けて送信する。カートPOSは商品の収納部と、人の生体を読み取る第2生体センサと、読み取った生体情報を記憶する記憶部を備え、棚装置から送信された商品コードと生体情報を受信し、収納部に商品が収納されたことを検知する第2センサが検知した場合に、受信した生体情報と記憶部に記憶している生体情報が一致したことを条件に、受信した商品コードに基づいて登録処理を実行する。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、システム、棚装置およびカートPOSに関する。
近年、スーパーマーケットや量販店等の店舗において、店内に陳列されている商品を購入する場合、例えば店舗の入り口でタブレット端末が装着されたカートを受け取り、購入する商品をカートに入れる際に当該商品の情報を読み取ってタブレット端末で商品登録するものがある。
しかしながらこのような仕組みにおいては、商品登録をする際に、個人を特定する個人特定情報(例えば顧客カードやクレジットカードに記憶された顧客情報)に対応付けて商品登録をするため、個人特定情報が記憶された媒体が必要であり、媒体を忘れた顧客はこの仕組みを利用することができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、個人を特定する媒体等がなくても個人特定情報に対応付けて商品の登録処理が可能なシステム、棚およびカートPOSを提供することである。
実施形態のシステムは、商品を陳列する棚に商品毎に設けられた棚装置と、移動可能であって前記棚に陳列されている前記商品を収納可能なカートPOSとを備えたシステムであって、棚装置は、前記棚から前記商品が取り出されたことを検知する第1センサと、前記第1センサに対応して設けられ、人を特定する生体を読み取る第1生体センサと、前記第1センサが前記商品が取り出されたことを検知した場合に前記商品を特定する商品コードと前記第1生体センサが読み取った生体の生体情報とを関連付けて送信する送付手段と、を備え、前記カートPOSは、商品を収納する収納部と、人の前記生体を読み取る第2生体センサと、前記第2生体センサが読み取った生体の生体情報を記憶部に記憶する第1記憶手段と、前記棚装置から送信された前記商品コードと前記生体情報の受信を判断する受信判断手段と、前記収納部に商品が収納されたことを検知する第2センサと、前記第2センサが前記商品が収納されたことを検知した場合に、前記受信判断手段が受信を判断した前記生体情報と前記記憶部に記憶している生体情報が一致したことを条件に、受信を判断した前記商品コードに基づいて登録処理を実行する登録処理手段と、を備える。
図1は、本発明のシステムの一例を示す説明図である。 図2は、棚装置の配置の一例を示す説明図である。 図3は、カートPOSの構成の一例を示す斜視図である。 図4は、棚装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、カートPOSのハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、棚装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図7は、棚装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、カートPOSの機能構成を示す機能ブロック図である。 図9は、カートPOSの制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態の棚装置9とカートPOS1を示す説明図である。図2は、棚Tを横方向から見た説明図である。棚装置9とカートPOS1が本発明のシステムSTを構成する。
図1に示すように、店舗には、商品Gを陳列するための複数の棚Tが設置されている。図1の実施形態では、例えば3列の棚Tが設置されている。棚Tは、図2に示すように、商品Gを陳列するための一または複数の棚段TPを備える。実施形態では、上段に位置する棚段TP1と下段に位置する棚段TP2の2つの棚段TPを備える。
棚段TPには、複数台の棚装置9が並べて設けられる。各棚装置9は、詳細は図4で示すが、重量センサ98(第1センサ)と指紋センサ99(第1生体センサ)と制御部900を備える。実施形態では、図2に示すように、1台の棚Tに6台(棚段TP1に3台、棚段TP2に3台)の棚装置9が備えられる。重量センサ98上には、顧客が購入する一または複数の商品が載置される。重量センサ98上に商品が載置されることで、棚Tに商品が載置されることになる。1台の棚装置9には同一商品のみが載置される。1台の棚装置9に複数種類の商品Gが載置されることはない。実施形態では、一つの棚Tに6台の棚装置9が設けられているため、最大6種類の商品Gを陳列される。
重量センサ98は、商品Gを載置する台(図示せず)を備え、台に載置された商品Gの重量の変化を検知する。重量センサ98は、台から商品Gが取り出された場合と商品Gが載置された場合の商品Gの総重量の変化を検知する機能を備える。具体的には、重量センサ98は、第に載置されている商品Gの重量(複数個の商品Gが載置されている場合には総重量)を計量し、計量値を出力する。台から商品Gが取り出された場合に異なる(取り出された商品Gの重量分軽くなった)計量値を出力する。このことが、重量センサ98が重量変化を検知することとなる。なお、重量センサ98は、重量が変化したことを検知する以外に、変化した重量値(取り出された商品Gの重量)を計測する機能を備えていてもよい。
指紋センサ99は、公知の技術を用いて人の指の指紋を読み取る。指紋センサ99は、指紋読取部(図示せず)に翳された人の指紋を読み取る。人の指紋は個々の人によって異なるため、指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報は、指を翳した人を特定する個人特定情報である。
図2の実施形態において、棚段TP1に設けられた3台の棚装置9は、それぞれ重量センサ98と指紋センサ99を備える。重量センサ98は、載置された商品Gの総重量を計量し、かつ商品Gが取り出された場合、重量変化を検知する。指紋センサ99(991)は、人の指紋を読み取り、読み取った指紋を示す指紋情報を出力する。また、棚段TP2に設けられた3台の棚装置9は、それぞれ重量センサ98と指紋センサ99を備える。重量センサ98は、載置された商品Gの総重量を計量し、かつ商品Gが取り出された場合、重量変化を検知する。指紋センサ99(992)は、人の指紋を読み取り、読み取った指紋を示す指紋情報を出力する。
なお、実施形態の変形例として、棚段TP1に設けられた指紋センサ99(991)を、例えば人の瞳孔を読み取る生体装置991に変更してもよい。読み取った瞳の瞳情報は、指紋情報と同じような個人特定情報である。この場合、棚段TP1から商品Gを取り出した場合、高い位置に設置された装置に指紋を翳す動作を行わなくても、生体装置991が人の瞳を読み取ることで、個人特定情報を読み取ることができる。この場合、棚段TP2に設けられた指紋センサ99(992)は、人の指紋を読み取り、読み取った指紋を示す指紋情報を出力する。
カートPOS1は、店舗内の棚T間の通路Pを棚Tに沿って自由に移動可能である。カートPOS1は、商品Gを入れるカゴ載置部3(図3を参照)を備えており、買い物を行う顧客(人)がカートPOS1を押して店内を回りながら、購入する商品Gをカゴ載置部3に載置されたカゴKに入れる。カートPOS1と、当該カートPOS1の近くに位置している棚装置9は、例えば無線LANや近距離無線通信等を用いて、相互に通信が可能である。
カートPOS1は、当該カートPOS1を移動させる顧客の指紋を読み取り、当該指紋を示す指紋情報を記憶する。そして、カートPOS1は、棚装置9(棚T)から取り出した商品Gを特定する商品コード(商品特定情報)と、指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報を受信する。カートPOS1は、受信した指紋情報が自身が記憶している指紋情報と一致した場合に、受信した商品コードを有効として記憶する。そしてカートPOS1は、棚Tから取り出した商品Gが載置部3上のカゴKに入れられた場合に、記憶している商品コードに基づいて、商品Gに係る登録処理を実行する。
登録処理とは、記憶している商品コードに基づいて商品マスタ142(図5を参照)から当該商品Gの商品情報(商品名、商品Gの価格、等)を読み出して、当該商品情報を表示部22(図5を参照)に表示するとともに、当該商品情報を商品情報部131(図5を参照)に記憶する処理をいう。
ここからは、カートPOS1の構成について説明する。図3は、カートPOS1の外観の構成の一例を示す斜視図である。図3に示すように、カートPOS1は、店舗の入口付近に置かれていて、商品Gを購入する顧客は、店舗の入口で1台のカートPOS1を受け取る。顧客は受け取ったカートPOS1を押して、店内で買い物をする。顧客は購入する商品Gを棚Tから取り出してカートPOS1に収納する。
カートPOS1は、取っ手2、カゴ載置部3(収納部)、キャスター4、指紋センサ8(第2生体センサ)、重量センサ7(第2センサ)、タブレットPOS20を備える。
取っ手2は、顧客が把持してカートPOS1を移動させるための部分である。載置部であるカゴ載置部3は、上述のように、商品Gを収納するカゴKを載置する台である。棚Tから取り出した商品Gは、カゴ載置部3に載置されたカゴK内に収納される(すなわち、商品Gは収納部に収納される)。キャスター4は、カートPOS1に4脚備えられる。それぞれのキャスター4が個別に回転することで、カートPOS1は顧客に押されて店内を自由に移動することができる。
指紋センサ8は、公知の技術を用いてカートPOS1を移動させる顧客の指の指紋を読み取る。指紋センサ99は、指紋読取部(図示せず)に翳された人の指紋を読み取る。指紋センサ8は、指紋センサ99と同じ構成であってもよい。
重量センサ7は、カゴ載置部3の底面部に設けられる。重量センサ7は、例えば物体の重量を計測する秤である。重量センサ7は、カゴ載置部3に載置されたカゴKに商品Gを収納すると、重量の変化を検知する。また、重量センサ7は、カゴ載置部3に載置されたカゴKから商品Gを取り出すと、重量の変化を検知する。重量センサ7は、重量センサ98と同じ構成であってもよい。
タブレットPOS20は、取っ手2またはカートPOS1を構成する支柱に、着脱自在に取り付けられる。タブレットPOS20は、カートPOS1の一部である。タブレットPOS20は、収納された商品Gに係る登録処理(後述)を実行する。タブレットPOS20は、いわゆるタブレット型コンピュータ(タブレット端末)のような外観および機能を有し、本体部21、表示部22および操作部23を備えている。
表示部22は、例えば液晶ディスプレイなど、板状の表示デバイスである。操作部23は、表示部22の表面に重ねて設けられたタッチ入力デバイス(タッチパネル)である。本体部21は、一面に開口部を有する薄い箱状の筐体で、上記各部を収納する。本体部21の開口部は、操作部23が操作を受け付ける領域を露出させる。
次に、棚装置9のハードウェア構成について説明する。図4は、棚装置9のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、棚装置9は、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、メモリ部94等を備えている。CPU91は制御主体となる。ROM92は各種プログラムを記憶する。RAM93はプログラムや各種データを展開する。メモリ部94は各種プログラムを記憶する。CPU91、ROM92、RAM93、メモリ部94は、互いにバス95を介して接続されている。CPU91とROM92とRAM93が、制御部900を構成する。すなわち、制御部900は、CPU91がROM92やメモリ部94に記憶されRAM93に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する棚装置9に係る制御処理を実行する。
RAM93は、指紋記憶部931を備える。指紋記憶部931は、指紋センサ99が読み取った指紋を示す指紋情報を記憶する。
メモリ部94は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部94は、制御プログラム部941、商品コード部942を備える。制御プログラム部941は、棚装置9を制御するための制御プログラムを記憶する。商品コード部942は、当該棚装置9における重量センサ98に載置されている商品Gを特定する商品コードを記憶する。
また、制御部900は、バス95およびコントローラ96を介して、表示部97、重量センサ98、指紋センサ99と電気的に接続する。制御部900は、重量センサ98において重量変化を示す出力が変化した場合(すなわち重量センサ98が重量変化を検知した場合)に、重量センサ98が重量変化を検知したと判断する。
また、制御部900は、バス95を介して、通信部89と接続している。通信部89は、通信回線L2を介して、カートPOS1と無線接続され、相互に情報を送受信する。
次に、カートPOS1のハードウェア構成について説明する。図5は、カートPOS1のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、カートPOS1は、CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するカートPOS1に係る制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131、指紋記憶部132(記憶部)、商品コード部133を備える。商品情報部131は、登録処理された商品Gの商品情報(商品名、価格、等)を記憶する。指紋記憶部132は、指紋センサ8が読み取った指紋を示す指紋情報を記憶する。商品コード部133は、棚装置9から受信した商品コードを記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、商品マスタ142を備える。制御プログラム部141は、カートPOS1を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ142は、店舗で販売される商品の複数の商品コードにそれぞれ対応付けて、当該商品Gの商品情報を記憶する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、表示部22、操作部23、重量センサ7、指紋センサ8と電気的に接続する。操作部23は、決済ボタン231を含む。決済ボタン231は、カートPOS1における商品Gの購入を終了し、決済処理に移行する際に操作する。決済処理とは、登録処理によって商品情報部131に記憶された商品情報に基づいて、当該取引に係る合計金額の表示、例えばクレジットカード等を使用した支払処理等をいう。なお、決済を図示しない決済端末で行う場合には、当該決済端末に対して決済情報を送信する処理を決済処理としてもよい。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部24と接続している。通信部24は、通信回線L2を介して、棚装置9と無線接続され、相互に情報を送受信する。
なお、図5におけるカートPOS1の構成から重量センサ7と指紋センサ8を除いた構成がタブレットPOS20の構成に相当する。すなわち、タブレットPOS20は、CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14、バス15、コントローラ16、表示部22、操作部23、通信部24を備える。
ここからは、棚装置9の機能構成について説明する。図6は、棚装置9の機能構成を示す機能ブロック図である。棚装置9の制御部900は、ROM92やメモリ部94の制御プログラム部941に記憶された制御プログラムに従うことで、指紋情報記憶手段901、重量変化判断手段902、商品コード取得手段903、送信手段904として機能する。
指紋情報記憶手段901は、指紋センサ99が読み取った指紋を示す指紋情報を指紋記憶部931に記憶する。
重量変化判断手段902は、重量センサ98が重量変化を検知したかを判断する。具体的には、重量変化判断手段902は、重量センサ98からの出力を監視し、重量センサ98に載置されていた商品Gが取り出されることで、重量センサ98が計量している重量が変化したかを判断する。
商品コード取得手段903は、重量変化判断手段902が重量変化を検知した場合、商品コード部942に記憶されている商品コードを読み出す。読み出された商品コードは、取り出された商品Gを特定する商品コードである。
送信手段904は、重量センサ98が重量変化を検知した場合に、商品Gを特定する商品コードと指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報とを関連付けてカートPOS1に送信する。具体的には、送信手段904は、重量変化判断手段902が重量センサ98が重量変化を検知したと判断した場合に、商品コード取得手段903が取得した商品コードと指紋情報記憶手段901が指紋記憶部931に記憶した指紋情報を関連付けて、カートPOS1に送信する。
ここからは、棚装置9の制御について説明する。図7は、棚装置9の制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、棚装置9の制御部900は、指紋センサ99が指紋を読み取ったかを判断する(S11)。指紋センサ99が指紋を読み取ったと判断した場合には(S11のYes)、指紋情報記憶手段901は、読み取った指紋を示す指紋情報を指紋記憶部931に記憶する(S12)。そして制御部900は、処理を終了してスタートに戻る。
また、指紋センサ99による指紋の読み取りではないと判断した場合には(S11のNo)、重量変化判断手段902は、重量センサ98が重量変化を検知したかを判断する(S21)。重量変化を検知したと判断した場合には(S21のYes)、制御部900は、指紋記憶部931に指紋情報が記憶されているかを判断する(S22)。指紋記憶部931に指紋情報が記憶されていると判断した場合には(S22のYes)、商品コード取得手段903は、商品コード部942に記憶されている商品コードを読み出す(取得する)(S23)。そして送信手段904は、指紋記憶部931に記憶されている指紋情報と読み出した商品コードを関連付けてカートPOS1に送信する(S24)。そして制御部900は、処理を終了してスタートに戻る。
一方、S22において、指紋記憶部931に指紋情報が記憶されていない場合には(S22のNo)、制御部900は、表示部97に指紋の読取を行うよう表示することで、商品Gを取り出した顧客に対し指紋の読取を行わせるメッセージを表示する(S25)。そして制御部900は、処理を終了してスタートに戻る。なお、重量センサ98が重量変化を検知していないと判断した場合には(S21のNo)、制御部900は、S11に戻る。
ここからは、カートPOS1の機能構成について説明する。図8は、カートPOS1の機能構成を示す機能ブロック図である。カートPOS1の制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、第1記憶手段101、受信判断手段102、登録処理手段103として機能する。登録処理手段103は、第1判定手段104、第2記憶手段105、第2判定手段106、登録手段107として機能する。
第1記憶手段101は、指紋センサ8が読み取った指紋の指紋情報を指紋記憶部132に記憶する。
受信判断手段102は、棚装置9から送信された商品コードと指紋情報の受信を判断する。
登録処理手段103は、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、受信判断手段102が受信を判断した指紋情報と指紋記憶部132に記憶している指紋情報が一致したことを条件に、受信を判断した商品コードに基づいて登録処理を実行する。
第1判定手段104は、受信を判断した指紋情報が指紋記憶部132に記憶されている指紋情報と一致したかを判定する。具体的には、第1判定手段104は、受信判断手段102が指紋情報を受信したと判断した場合に、当該指紋情報と指紋記憶部132に記憶されている指紋情報とを比較して、一致しているかを判断する。
第2記憶手段105は、受信したことを判断した指紋情報が指紋記憶部132に記憶されている指紋情報と一致したと判定した場合に、受信したことを判断した商品コードを記憶する。具体的には、第2記憶手段105は、第1判定手段104が指紋記憶部132に記憶されている指紋情報と受信判断手段102が受信したことを判断した指紋情報が一致していると判断した場合に、受信判断手段102が受信を判断した商品コードを商品コード部133に記憶する。
第2判定手段106は、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、第2記憶手段105によって商品コードが記憶されているかを判定する。具体的には、第2判定手段106は、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、第2記憶手段105によって商品コード部133に商品コードが記憶されているかを判定する。
登録手段107は、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、受信判断手段102が受信したことを判断した指紋情報と指紋記憶部132に記憶している生体情報が一致したことを条件に、受信したことを判断した前記商品コードに基づいて登録処理を実行する。具体的には、登録手段107は、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、第2判定手段106が商品コード部133に商品コードが記憶されていると判定した場合に、当該商品コードに基づいて登録処理を実行する。
ここからは、カートPOS1の制御について説明する。図9は、カートPOS1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、指紋センサ8が指紋を読み取ったかを判断する(S31)。指紋センサ8が指紋を読み取ったと判断した場合には(S31のYes)、第1記憶手段101は、読み取った指紋を示す指紋情報を指紋記憶部132に記憶する(S32)。そして制御部100は、処理を終了してスタートに戻る。
また、指紋センサ8による指紋の読み取りではないと判断した場合には(S31のNo)、受信判断手段102は、棚装置9からS24の処理により送信した指紋情報と商品コードを受信したかを判断する(S41)。棚装置9から指紋情報と商品コードを受信したと判断した場合には(S41のYes)、当該指紋情報と商品コードをRAM13に一時記憶する。そして、第1判定手段104は、受信した指紋情報(RAM13に一時記憶した指紋情報)と指紋記憶部132に記憶した指紋情報を比較して、両者が一致するかを判定する(S42)。受信した指紋情報と指紋記憶部132に記憶した指紋情報が一致すると判定した場合には(S42のYes)、第2記憶手段105は、受信した商品コード(RAM13に一時記憶した商品コード)を有効として商品コード部133に記憶する(S43)。そして制御部100は、処理を終了してスタートに戻る。また、受信した指紋情報と指紋記憶部132に記憶した指紋情報が一致しないと判定した場合には(S42のNo)、第2記憶手段105は、受信した商品コード(RAM13に一時記憶した商品コード)を無効として商品コード部133に記憶しないで処理を終了してスタートに戻る。なお、この際、無効である旨や原因、またはその解決手段等の情報を、タブレットPOS20に表示させてもよい。このようにすれば、例えば、実施形態に示す買い物の方法に慣れていない善意の顧客に対し、適切にアシストすることができる。
また、棚装置9からの指紋情報と商品コードの受信ではないと判断した場合には(S41のNo)、制御部100は、重量センサ7が重量の変化を検知したかを判断する(S51)。この場合、制御部100は、重量センサ7が重量が増加する方向に変化したかを判断する。重量センサ7が重量が増加する方向に変化したと判断した場合には(S51のYes)、第2判定手段106は、商品コード部133に商品コードが記憶されているかを判断する(S52)。商品コード部133に商品コードが記憶されているということは、S42において、第1判定手段が、受信した指紋情報と指紋記憶部132に記憶した指紋情報が一致したと判断したことを意味する。商品コード部133に商品コードが記憶されていると判断した場合には(S52のYes)、登録手段107は、商品コード部133に記憶されている商品コードに基づいて、当該商品Gに係る登録処理を実行する(S53)。すなわち、S53における登録処理は、S32で記憶した指紋情報とS41で棚装置9から受信した指紋情報が一致した場合のみに実行される。よって、商品情報部131には、指紋情報が一致した商品Gの商品情報のみが記憶される。すなわち、棚装置9から商品Gを取り出した顧客が、移動させているカートPOS1に当該商品Gを収納したことを示す。またこれは、カートPOS1を移動させている顧客の指紋情報に対応づけて商品Gの商品情報が商品情報部131に記憶されていることになる。そして制御部100は、商品コード部133に記憶されている商品コードを消去する(S54)。そして制御部100は、処理を終了してスタートに戻る。なお、S42の判断、S43の処理、S52の判断、S53の処理が登録処理手段103に該当する。
このように、制御部100は、読み取られた指紋の指紋情報と棚装置9から受信した指紋情報の一致を判断することで、顧客を特定する媒体がなくても指紋情報に関連させて商品Gの登録処理を実行する。
一方、商品コード部133に商品コードが記憶されていないと判断した場合には(S52のNo)、表示部22に、警告メッセージを表示する。S51でYesでS52でNoの場合、棚Tから商品Gを取り出していないのに何処かから商品Gを持ちだしてカートPOS1に収納したことが予想されるため、制御部100は、このような顧客の行動に対する警告メッセージを表示する(S55)。このように、顧客の不正な行為に対して警告を行うことができる。
また、S51において、重量センサ7が重量が増加する方向に変化していないと判断した場合(重量センサ7が重量変化を検知していないか、重量センサ7が重量が減少する方向に変化したと判断した場合)には(S51のNo)、制御部100は、商品コード部133に商品コードが記憶されているかを判断する(S56)。商品コード部133に商品コードが記憶されていると判断した場合には(S56のYes)、制御部100は、商品コード部133に商品コードが記憶されて所定時間が経過したかを判断する(S57)。商品コード部133に商品コードが記憶されて所定時間が経過したと判断した場合には(S57のYes)、制御部100は、表示部22に、警告メッセージを表示する(S55)。S57でYesの場合、顧客は、棚Tから商品Gを取り出したが、所定時間が経過しても当該商品GをカートPOS1に収納していないことが予想されるため、制御部100は、このような顧客の行動に対する警告メッセージを表示する。このように、顧客の不正な行為に対して警告を行うことができる。また、重量センサ7の重量が減少する方向に変化する要因としては、カゴK内に既に入れられている商品が顧客により取り出されたことが要因である可能性が考えられる。このような場合は、例えば、S56~S57の処理と並行して、または、当該ステップに前後させて、取り出された商品コードを所定時間記憶しておき、当該所定時間が経過しても、重量が元に戻らない場合に、換言すれば、顧客が当該取り出した商品をカゴKに戻さない場合に、S55として、警告メッセージを表示するようにしてもよい。この場合、顧客は、当該取り出された商品は、原則として、S53の登録処理が済んでいる商品であるため、警告メッセージとしては、「取り出した商品の登録処理を取り消しますか?」等のアナウンスとしてもよい。このようにすれば、もし、顧客が、取り出した商品の購買を中止し、元の商品棚に戻したいと考えている場合に、適切なアナウンスとなる。
また、商品コード部133に商品コードが記憶されていないと判断した場合には(S56のNo)、制御部100は、決済ボタン231が操作されたかを判断する(S61)。決済ボタン231が操作されたと判断した場合には(S61のYes)、制御部100は、商品情報部131に記憶されている商品情報に基づいて決済処理を実行する(S62)。すなわち、制御部100は、カートPOS1を移動させている顧客の指紋情報に対応付けられた商品の商品情報に基づいて決済処理を実行する。そして制御部100は、処理を終了してスタートに戻る。また、決済ボタン231の操作ではないと判断した場合には(S61のNo)、制御部100は、処理を終了してスタートに戻る。
このような実施形態のシステムSTは、商品Gを陳列する棚Tに商品G毎にそれぞれ設けられた棚装置9と、移動可能であって棚Tに陳列されている商品Gを収納可能なカートPOS1と、を備えたシステムSTであって、棚装置9は、棚Tから商品Gを取り出した際の重量変化を検知する重量センサ98と、重量センサ98に対応してそれぞれ設けられ、人の指紋を読み取る指紋センサ99と、重量センサ98が重量変化を検知した場合に、商品Gを特定する商品コードと指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報とを関連付けて送信する送信手段904と、を備え、カートPOS1は、人の指紋を読み取る指紋センサ8と、指紋センサ8が読み取った指紋の指紋情報を指紋記憶部132に記憶する第1記憶手段101と、棚装置9から送信された商品コードと指紋情報の受信を判断する受信判断手段102と、カートPOS1に商品Gを収納した際の重量の変化を検知する重量センサ7と、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、受信判断手段102が受信を判断した指紋情報と指紋記憶部132に記憶している指紋情報が一致したことを条件に、受信を判断した商品コードに基づいて登録処理を実行する登録手段103と、を備える。
このような実施形態のシステムSTは、棚装置9が指紋情報と商品コードを送信し、カートPOS1が、読み取った指紋の指紋情報と棚装置9から受信した指紋情報が一致した場合に商品Gの登録処理を実行する。そのため、個人を特定する媒体等がなくても指紋情報に対応付けて商品Gの登録処理が可能となる。
また、実施形態の棚装置9は、商品Gを陳列する棚Tに商品G毎に設けられた棚装置9であって、棚Tから商品Gを取り出した際の重量変化を検知する重量センサ98と、重量センサ98に対応してそれぞれ設けられ、人の指紋を読み取る指紋センサ99と、重量センサ98が重量変化を検知した場合に、商品Gを特定する商品コードと指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報とを関連付けてカートPOS1に送信する送信手段904と、を備える。
このような実施形態の棚装置9は、取り出した商品Gの商品コードと当該商品Gを取り出した顧客の指紋情報とを関連付けてカートPOS1に送信するため、指紋情報を予め記憶したカートPOS1における指紋情報の一致および指紋情報に対応した商品情報の記憶に寄与することができる。
また、実施形態のカートPOS1は、商品Gを陳列する棚Tに商品G毎に設けられた棚装置9であって、棚Tから商品G品を取り出した際の重量変化を検知する重量センサ98と、重量センサ98に対応してそれぞれ設けられ、人を特定する指紋を読み取る指紋センサ99と、重量センサ98が重量変化を検知した場合に商品Gを特定する商品コードと指紋センサ99が読み取った指紋の指紋情報とを関連付けて送信する送信手段904と、を備えた棚装置9から商品コードと指紋情報を受信する、移動可能であって棚Tに陳列されている商品Gを収納可能なカートPOS1であって、人の指紋を読み取る指紋センサ8と、指紋センサ8が読み取った指紋の指紋情報を指紋記憶部132に記憶する第1記憶手段101と、棚装置9から送信された商品コードと指紋情報の受信を判断する受信判断手段102と、商品Gを収納した際の重量の変化を検知する重量センサ7と、重量センサ7が重量の変化を検知した場合に、受信判断手段102が受信を判断した指紋情報と指紋記憶部132に記憶している指紋情報が一致したことを条件に、受信を判断した商品コードに基づいて登録処理を実行する登録手段103と、を備える。
このような実施形態のカートPOS1は、読み取った指紋の指紋情報と棚装置9から受信した指紋情報が一致した場合に商品Gの登録処理を実行する。そのため、個人を特定する媒体等がなくても指紋情報に対応付けて商品Gの登録処理が可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、人の生体情報として指紋情報と瞳情報を用いた。しかしながらこれに限らず、生体情報は、例えば人の手の静脈の情報等の人を個別に特定する情報であればよい。また、実施形態では、棚装置9から商品が取り出されたことを検知する手段として、重量センサ98を用いた。しかしながら、これに限らず、例えば棚装置にカメラを設けて、取られた商品(および商品コード)を画像認識して判別する方法や、重量センサ98を接触センサに置き換えることにより、商品が取られたことを判別する方法としてもよい。なお、この場合は、棚装置9とこれに載せる商品Gとを、予め関連付けておけば、商品コードを判別することが可能となる。また、カートPOS1において、カゴ載置部3に商品Gが収納されたことを検知する手段として、重量センサ7を用いた。しかしながら、これに限らず、例えば、取っ手2にカメラを設けて、収納された商品(および商品コード)を画像認識して判別する方法など、各種の方法を採用することが可能である。
なお、実施形態のカートPOS1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のカートPOS1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のカートPOS1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のカートPOS1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
3 カゴ載置部
7 重量センサ
8 指紋センサ
9 棚装置
L2 通信回線
1 カートPOS
TP1 棚段
TP2 棚段
22 表示部
23 操作部
97 表示部
98 重量センサ
99 指紋センサ
100 制御部
101 第1記憶手段
102 受信判断手段
103 登録処理手段
104 第1判定手段
105 第2記憶手段
106 第2判定手段
107 登録手段
131 商品情報部
132 指紋記憶部
133 商品コード部
900 制御部
901 指紋情報記憶手段
902 重量変化判断手段
903 商品コード取得手段
904 送信手段
931 指紋記憶部
941 制御プログラム部
942 商品コード部
991 生体装置
ST システム
T 棚
TP 棚段
特開2007-122448号公報

Claims (6)

  1. 商品を陳列する棚に商品毎に設けられた棚装置と、移動可能であって前記棚に陳列されている前記商品を収納可能なカートPOSとを備えたシステムであって、
    棚装置は、
    前記棚から前記商品が取り出されたことを検知する第1センサと、
    前記第1センサに対応して設けられ、人を特定する生体を読み取る第1生体センサと、
    前記第1センサが前記商品が取り出されたことを検知した場合に前記商品を特定する商品コードと前記第1生体センサが読み取った生体の生体情報とを関連付けて送信する送付手段と、
    を備え、
    前記カートPOSは、
    商品を収納する収納部と、
    人の前記生体を読み取る第2生体センサと、
    前記第2生体センサが読み取った生体の生体情報を記憶部に記憶する第1記憶手段と、
    前記棚装置から送信された前記商品コードと前記生体情報の受信を判断する受信判断手段と、
    前記収納部に商品が収納されたことを検知する第2センサと、
    前記第2センサが前記商品が収納されたことを検知した場合に、前記受信判断手段が受信を判断した前記生体情報と前記記憶部に記憶している生体情報が一致したことを条件に、受信を判断した前記商品コードに基づいて登録処理を実行する登録処理手段と、
    を備えたシステム。
  2. 前記登録処理手段は、
    受信を判断した前記生体情報と前記記憶部に記憶されている生体情報が一致したかを判定する第1判定手段と、
    一致したと判定した場合に受信した前記商品コードを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2センサが前記商品が収納されたことを検知した場合に、前記第2記憶手段によって前記商品コードが記憶されているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記商品コードが記憶されていると判定した場合に、記憶している前記商品コードに基づいて登録処理を実行する登録手段と、
    を含む、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1生体センサおよび第2生体センサは、人の指紋を読み取る指紋センサである、
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記棚装置は、高さ方向に複数の棚段を有し、上側の棚段には、前記第1生体センサとして人の瞳から前記生体を読み取る瞳センサであり、下側の棚段には、前記第1生体センサとして人の指紋を読み取る指紋センサである、
    請求項1または2に記載のシステム。
  5. 商品を陳列する棚に商品毎に設けられた棚装置であって、
    前記棚から商品が取り出されたことを検知する第1センサと、
    前記第1センサに対応して設けられ、人を特定する生体を読み取る第1生体センサと、
    前記第1センサが前記商品が取り出されたことを検知した場合に商品を特定する商品コードと前記第1生体センサが読み取った生体の生体情報とを関連付けてカートPOSに送信する送付手段と、
    を備えた棚装置。
  6. 商品を陳列する棚に商品毎に設けられた棚装置であって、前記棚から商品が取り出されたことを検知する第1センサと、前記第1センサに対応して設けられ、人を特定する生体を読み取る第1生体センサと、前記第1センサが前記商品が取り出されたことを検知した場合に商品を特定する商品コードと前記第1生体センサが読み取った生体の生体情報とを関連付けて送信する送付手段と、を備えた前記棚装置から前記商品コードと生体情報を受信する、移動可能であって前記棚に陳列されている前記商品を収納可能なカートPOSであって、
    商品を収納する収納部と、
    人の前記生体を読み取る第2生体センサと、
    前記第2生体センサが読み取った生体の生体情報を記憶部に記憶する第1記憶手段と、
    前記棚装置から送信された前記商品コードと前記生体情報の受信を判断する受信判断手段と、
    前記収納部に商品が収納されたことを検知する第2センサと、
    前記第2センサが前記商品が収納されたことを検知した場合に、前記受信判断手段が受信を判断した前記生体情報と前記記憶部に記憶している生体情報が一致したことを条件に、受信を判断した前記商品コードに基づいて登録処理を実行する登録処理手段と、
    を備えたカートPOS。
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