JP2022020576A - 匂い物質受容層を形成するための樹脂組成物、それを用いたセンサ素子、匂いセンサおよび匂い測定装置 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係る樹脂組成物は、匂い物質受容層を形成するための樹脂組成物であって、アクリル重合体(A)、界面活性剤(B)および導電性炭素材料(C)を含む。
アクリル重合体(A)としては、例えば、下記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートを構成単量体として含有する(共)重合体が挙げられる。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレートまたはメタクリレートを意味する。また、(共)重合体とは、ホモポリマーまたはコポリマーを意味する。
一般式(1)で表される構成単量体としては、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、ヘプチルアクリレート、オクチルアクリレート、ノニルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート、ウンデシルアクリレート、トリデシルアクリレート、テトラデシルアクリレート、ペンタデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレート、ヘプタデシルアクリレート、オクタデシルアクリレート、ノナデシルアクリレート、イコシルアクリレート、ヘンイコシルアクリレート、ドコシルアクリレート、トリイコシルアクリレート、テトライコシルアクリレート、ペンタイコシルアクリレート、ヘキサイコシルアクリレート、ヘプタイコシルアクリレート、オクタイコシルアクリレート、ノナイコシルアクリレート、トリアコンチルアクリレート、ウントリアコンチルアクリレート、ドトリアコンチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、ヘプチルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ノニルメタクリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、ウンデシルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、テトラデシルメタクリレート、ペンタデシルメタクリレート、ヘキサデシルメタクリレート、ヘプタデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリレート、ノナデシルメタクリレート、イコシルメタクリレート、ヘンイコシルメタクリレート、ドコシルメタクリレート、トリイコシルメタクリレート、テトライコシルメタクリレート、ペンタイコシルメタクリレート、ヘキサイコシルメタクリレート、ヘプタイコシルメタクリレート、オクタイコシルメタクリレート、ノナイコシルメタクリレート、トリアコンチルメタクリレート、ウントリアコンチルメタクリレートおよびドトリアコンチルメタクリレート等が挙げられる。
本明細書において、数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)(HLC-802A(東ソー(株)製))を用いて下記の条件で測定することができる。
カラム:TSK gel GMH6(東ソー(株)製)2本を直列に配した。
流速:0.8mL/分
カラム温度:40℃
ポンプ:L-6200((株)日立製作所製)
検出器:L-3300(RI:示差屈折計、(株)日立製作所製)およびL-4200(UV-VIS:紫外可視吸光計、(株)日立製作所製)
試料溶液:0.5重量%のテトラヒドロフラン溶液
試料注入量:200μL
また、該分子量を算出するための検量線は、スタンダードポリエチレンオキサイド(TSKstandard POLYSTYRENE東ソー(株)製、数平均分子量が500、1050、2800、5970、9100、18100、37900、96400、190000、355000、1090000、2890000の12種類)を用いて作成した。
界面活性剤(B)は、特に制限はないが、8~18のHLB値を有していることが好ましく、更に好ましくは9~17であり、特に好ましくは10~16である。このようなHLB値の界面活性剤(B)を用いることによって、良好な匂い識別性能が得られる。
ここで、上式中の無機性および有機性の値は藤田らによって提案された有機性と無機性を表現する指標値を表しており、前記「界面活性剤入門」213頁に記載の表の値を用いて算出できる。
本明細書において、導電性炭素材料(C)とは、体積固有抵抗が0.1Ω・cm以下の炭素材料のことである。上述の樹脂組成物は、アクリル重合体(A)と界面活性剤(B)との混合物中に導電性炭素材料(C)が分散している状態である。導電性炭素材料(C)同士が互いに接触して導電経路を形成することで樹脂組成物が導電性を有する。
本発明の一実施形態に係る樹脂組成物の製造方法の具体的な一例を示せば、下記の通りである。
上述した樹脂組成物は、樹脂組成物に匂い物質Aが吸着した場合と、匂い物質Aとは異なる匂い物質Bが吸着した場合とで、電気伝導性の経時的な変化が異なる。この性質を利用すれば、匂い物質を検出・識別可能なセンサ素子31を実現することができる。
以下では、センサ素子31を適用した匂いセンサ30の概要および効果について、図1を用いて説明する。図1は、センサ素子31を適用した匂いセンサ30を備える匂い測定装置100の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1に示すセンサ素子31において、ビニールテープ314は簡略化のためにその図示を省略している。
上述した匂いセンサ30は、センサ素子31にさまざまな匂い物質が吸着した場合、該センサ素子31の電気伝導性の経時的な変化を匂い物質毎に出力することができる。この匂いセンサ30を適用すれば、匂い物質Aがセンサ素子31に吸着した場合の該センサ素子31の電気伝導性の経時的な変化と、匂い物質Bがセンサ素子31に吸着した場合の該センサ素子31の電気伝導性の経時的な変化と比較することができる。このような比較結果に基づいて、センサ素子31に吸着した匂い物質を推定可能な匂い測定装置100を実現することができる。
推定装置10は、匂いセンサ30によって検出された匂い物質を推定する装置である。推定装置10は、例えばコンピュータであり、不図示のCPUおよびメモリを備えている。推定装置10は、匂いセンサ30と通信可能に接続されている。具体的には、推定装置10は、匂いセンサ30から取得した計測値を解析することによって、匂い物質の推定を実行する。推定装置10の構成については、後に説明する。
次に、匂い物質を推定するために用いる推定モデル22を生成する処理を行う匂い測定装置100の構成、および、推定モデル22を生成する処理について、図4および図5を用いて説明する。
図4は、匂い測定装置100の構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、説明の便宜上、図1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
以下、制御部1の各部が行う具体的な処理については、図5を用いて説明する。図5は、推定装置10が推定モデル22を生成する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
次に、推定モデル22を用いて匂い物質を推定する匂い測定装置100aの構成、および、推定処理について、図6および図7を用いて説明する。
図6は、匂い測定装置100aの構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、説明の便宜上、図1および図4にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
以下、制御部1aの各部が行う具体的な処理については、図7を用いて説明する。図7は、推定装置10aが匂い物質を推定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
上述の実施形態では、1つのセンサ素子31を備える匂いセンサ30について説明したが、匂いセンサ30が2以上のセンサ素子31を備えていてもよい。例えば、匂いセンサ30bは、匂い物質受容層315に用いた樹脂組成物が互いに異なるセンサ素子31、31bを備えていてもよい。このことについて、図8を用いて説明する。図8は、本発明の別の実施形態に係る匂い測定装置100bの構成の一例を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、図1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
推定装置10、10a、10bの制御ブロック(特に制御部1)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
反応容器内部を減圧可能なシール構造を有する、攪拌翼、撹拌装置、窒素流入口および流出口を備えた反応容器に、加熱冷却装置、温度計、温度調節装置および窒素導入管を取り付けた。反応容器に反応溶媒である酢酸エチル100部と、表1および表2に記載の重量部で単量体および重合触媒を加え、窒素置換(気相酸素濃度:100ppm以下)を行った。その後、密閉下、反応容器内を撹拌しながら76℃に昇温し、同温度で4時間重合反応を行った。120~130℃に昇温後、30分撹拌して固形分濃度50重量%の重合体(A-1)~(A-34)を得た。得られたアクリル重合体(A)の数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下の条件で測定し、結果を表1および表2に記載した。
反応容器内部を減圧または加圧可能なシール構造を有する攪拌翼、撹拌装置、窒素流入口、流出口およびエチレンオキサイド流入口を備えた反応容器に、加熱冷却装置、温度計、圧力計、温度調節装置および窒素導入管を取り付けた。窒素雰囲気下、30部のモレキュラーシーブス3Aで2時間乾燥させた表3記載の重量部の高級アルコール、触媒である水酸化カリウム3部を仕込み、減圧窒素置換を行った。160℃まで昇温し、表3記載の重量部のエチレンオキサイドを反応容器内部の圧力が0.5MPa(G)となるよう流量を調整しながら滴下して反応させた。滴下終了後1時間撹拌を続け、その後、温度を室温まで降温させ、高級アルコールエチレンオキサイド付加物(NS-1)~(NS-13)を得た。
アクリル重合体(A)、界面活性剤(B)、導電性炭素材料(C)および溶媒(D)としての酢酸エチルを表4~15に記載した量でポリプロピレン製容器に量り取り、混合物を得た。当該混合物を、自転・公転ミキサー((株)シンキー社製ARE-310)を用いて2000回転/分で60分間撹拌して、スラリーを得た。当該スラリーを、匂い物質受容層を形成するための樹脂組成物として用いた。なお、下記表4~15において、「(A)/(B)比率」とは、アクリル重合体(A)と界面活性剤(B)との重量比を意味する。
間隙幅500μmの複数の金属配線を備えたシール基板(ICB-073、サンハヤト(株)製)から、2本1組の金属配線を含むシール基板を切り出した。切り出したシール基板を、さらに金属配線の長さが3.5cmとなるように切断した。
樹脂組成物の評価は、センサ素子(E)および比較用センサ素子(E’)から得られるデータを比較することで行うことができる。
検体(匂い物質)を導入する導入口と検体が均一に広がるようエアフローを作るためのファンとを備えた筐体を作製した。端子を外部へ取り出すためのリード線をはんだ付けしたセンサ素子(E-1)~(E-135)および比較用センサ素子(E’-1)~(E’-34)のうち、評価対象のセンサ素子を筐体内に設置した。
各時間で測定された電圧と定電流電源から供給される電流値1mAを用いて、オーム法則から電気抵抗Rを算出した。検体導入前の抵抗R0を予め測定しておき、R/R0を算出した。測定したR0値を以下の評価結果の表に併せて記載した。測定中のRの最大値をRmaxとして、Rmax/R0(%)を評価結果の表に併せて記載した。
評価結果を以下に示す。
導電性炭素材料(C)の含有量を変化させることで測定開始直後のR/R0の値を制御できる。前記と同じ方法で各センサ素子(E-136)~(E-145)を用いてR/R0を測定し、測定終了後に測定開始1秒後のR/R0を抽出し、表21に記載した。測定中のRの最大値をRmaxとして、Rmax/R0(%)を評価結果の表21に併せて記載した。
匂いセンサおよび匂い測定装置の評価は、下記のシステムに組み込んだセンサ素子(E-1)~(E-135)を用いて匂いを識別させた際の正解率と比較用センサ素子(E’-1)~(E’-34)を用いて匂いを識別させた際の正解率とを比較することで行うことができる。
検体(匂い)を導入する導入口と検体が均一に広がるようエアフローを作るためのファンとを備えた筐体を作製した。端子を外部へ取り出すためのリード線をそれぞれはんだ付けしたセンサ素子(E-1)~(E-135)を筐体内に格納した匂いセンサ(F)、比較用センサ素子(E’-1)~(E’-34)を筐体内に格納した比較用匂いセンサ(F’)を用いた。
各時間で測定された電圧と定電流電源から供給される電流値1mAとを用いて、オーム法則から電気抵抗Rを算出した。検体導入前の抵抗R0を予め測定しておき、R/R0を算出した。
上記の測定の結果、匂いセンサ(F)の正解率は95%、比較用匂いセンサ(F’)の正解率は47%となり、本発明の一実施形態に係る樹脂組成物およびこれを用いたセンサ素子を用いた匂いセンサが良好な匂い識別性能を有すると言える。
<混合物である検体の調製方法>
前記単体の検体に加えて、混合物である検体を次の方法で調製した。メントール、ベンズアルデヒド、酢酸エチル、バニリン、ヘキサナール、エタノール、吉草酸ペンチル、リナロール、2-プロパノールをそれぞれ200ppmの気体となるようデシケーター内で調製し、混合物原料とした。次いで、三方コックとセプタムゴムを取り付けた500mLの2口ナスフラスコを真空減圧後に密封した。各混合物原料から下記の体積をシリンジで採取し、密封した2口ナスフラスコのゴムセプタムから注入した。
混合物検体1:
メントール(150mL)
ベンズアルデヒド(150mL)
酢酸エチル(150mL)
混合物検体2:
バニリン(150mL)
ヘキサナール(150mL)
エタノール(150mL)
混合物検体3:
吉草酸ペンチル(150mL)
リナロール(150mL)
2-プロパノール(150mL)
<混合物である検体を含む測定方法>
実施例193~327、比較例35~68と同様に、センサ素子(E-1)~(E-135)および比較用センサ素子(E’-1)~(E’-34)のうち、評価対象のセンサ素子を筐体内に設置した。定電流電源、電圧計、コンピュータも同様に配置した。
上記の方法で得られたデータと前記の単体である検体について行った測定により得られたデータを利用して、前記の単体である検体について行った評価方法と同様の方法で評価を行い、正解率を算出した。すなわち、以下の方法で評価を行った。
実施338~472と比較例69~102を比較すると、界面活性剤(B)を含有しない比較用センサ素子(E’-1)~(E’-34)を単独で用いるよりも、界面活性剤(B)を含有させたセンサ素子(E-1)~(E-135)を用いて得たデータを、同一のアクリル重合体を用いた比較センサ素子(E’-1)~(E’-34)を用いて得たデータと組み合わせることで正解率が向上した。界面活性剤(B)を用いることでセンサ素子の匂い物質吸着特性が変化したことによる効果であるといえる。
11 測定値取得部(取得部)
12 変化パターン解析部(解析部)
16 推定部
30、30b 匂いセンサ
31、31b センサ素子
32、32b 定電流源(電源)
33、33b 電圧計(測定機器)
100、100a、100b 匂い測定装置
313A 第1金属配線
313B 第2金属配線
315、315b 匂い物質受容層
Claims (9)
- 匂い物質受容層を形成するための樹脂組成物であって、
アクリル重合体(A)、界面活性剤(B)および導電性炭素材料(C)を含む、樹脂組成物。 - 前記界面活性剤(B)は8~18のHLB値を有する請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記アクリル重合体(A)と前記界面活性剤(B)との重量比[(A)/(B)]が1.0~4.0である請求項1または2に記載の樹脂組成物。
- 前記導電性炭素材料(C)の含有量が、前記アクリル重合体(A)、前記界面活性剤(B)および前記導電性炭素材料(C)の合計100重量%に対し、25~75重量%である請求項1~3のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の樹脂組成物を含む匂い物質受容層、第1金属配線、および第2金属配線を備えるセンサ素子であって、
前記第1金属配線と前記第2金属配線とは離間しており、
前記匂い物質受容層は、前記第1金属配線の少なくとも一部と前記第2金属配線の少なくとも一部とに接している、センサ素子。 - 請求項5に記載の少なくとも1つのセンサ素子と、
前記センサ素子に給電するための電源と、
前記電源から給電されたセンサ素子の前記匂い物質受容層の電気伝導性を示す測定値を出力する測定機器と、を備える、匂いセンサ。 - 前記電源は、前記少なくとも1つのセンサ素子に対して、定電流を供給するかまたは定電圧を印加する、請求項6に記載の匂いセンサ。
- 請求項6または7に記載の匂いセンサ、および推定装置を備える匂い測定装置であって、
前記推定装置は、
前記測定機器から前記測定値を取得する取得部と、
前記少なくとも1つのセンサ素子の電気伝導性の経時的な変化を解析する解析部と、
推定モデルに基づいて匂い物質を推定する推定部と、を備え、
前記推定モデルは、複数の匂い物質のそれぞれを前記少なくとも1つのセンサ素子に吸着させた場合に前記測定機器によって測定される測定値と、該測定値を与えた匂い物質に固有の識別情報との組み合わせを含む学習用データを用いた機械学習によって生成される、匂い測定装置。 - 請求項8に記載の匂い測定装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部、前記解析部、および前記推定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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WO2020116490A1 (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 株式会社レボーン | 情報処理装置、情報処理方法、学習済みモデルの生成方法及びプログラム |
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LORWONGTRAGOOL ET AL.: "A Novel Wearable Electronic Nose for Healthcare Based on Flexible Printed Chemical Sensor Array", SENSORS, vol. 14, JPN6022035357, 2014, pages 19700 - 19712, XP055300480, ISSN: 0004862636, DOI: 10.3390/s141019700 * |
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