JP2022018398A - Bag processing system - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、袋処理システムに関する。 The present disclosure relates to a bag processing system.
貯留部から取り出した袋をグリッパーにより保持しつつ搬送し、複数のステーションにおいて包装等の処理を袋に施すシステムが知られている。 A system is known in which a bag taken out from a storage unit is transported while being held by a gripper, and processing such as packaging is performed on the bag at a plurality of stations.
特許文献1が開示する包装機では、袋取り出し吸盤を介して袋マガジンから一枚ずつ取り出される袋がグリッパーにより把持され、一対の開口吸盤により袋の口が開かれる。
In the packaging machine disclosed in
吸盤を使って袋を取り出す場合、袋の側面部に対して局所的に大きな吸引力が作用し、袋の側面部にシワ等の吸引跡がついてしまうことがあった。同様に、袋の開口処理において吸盤により袋の側面部が吸引される場合にも、袋の側面部に吸引跡がついてしまうことがあった。また吸盤を使う場合、吸盤に吸引力をもたらすための動力源(例えば真空ポンプ)の設置が不可欠であるが、そのような動力源の設置は装置構成の複雑化及び装置コストの上昇を招き、装置スペースの面からも不利である。 When the bag is taken out using a suction cup, a large suction force is locally applied to the side surface of the bag, and a suction mark such as a wrinkle may be left on the side surface of the bag. Similarly, when the side surface of the bag is sucked by the sucker in the opening process of the bag, a suction mark may be left on the side surface of the bag. Also, when using a suction cup, it is essential to install a power source (for example, a vacuum pump) to bring suction force to the suction cup, but the installation of such a power source leads to complicated equipment configuration and an increase in equipment cost. It is also disadvantageous in terms of equipment space.
またグリッパーによって袋の側部を把持する場合、袋に対して各種処理(例えば内容物投入処理)を行う過程で袋の把持ずれや袋の脱落が生じないようにするため、グリッパーは相応の大きさの力で袋体をしっかりと把持することが求められる。その一方で、グリッパーから袋に加えられうる傷等のダメージを抑える観点からは、グリッパーは抑制された把持力で優しく袋体を把持することが求められる。 In addition, when the side of the bag is gripped by the gripper, the gripper is of a suitable size so that the bag is not misaligned or the bag is dropped in the process of performing various treatments (for example, content loading process) on the bag. It is required to firmly grip the bag body with the force of a bag. On the other hand, from the viewpoint of suppressing damage such as scratches that may be applied to the bag from the gripper, the gripper is required to gently grip the bag body with the suppressed gripping force.
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、袋に加えられうるダメージを抑えつつ、簡素な装置構成で袋を保持可能な技術を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a technique capable of holding a bag with a simple device configuration while suppressing damage that may be applied to the bag.
本発明の一態様は、1又は複数の袋が配置される袋配置部と、渡される袋を支持する支持装置と、支持装置により支持されている袋の口部を開口する開口装置と、を含む処理ユニットと、ファンデルワールス力を利用して袋を保持しつつ当該袋を袋配置部から支持装置に移送する袋移送部材を含む中継搬送装置と、を備える袋搬送処理システムに関する。 One aspect of the present invention is a bag arrangement portion in which one or more bags are arranged, a support device for supporting the delivered bag, and an opening device for opening the mouth portion of the bag supported by the support device. The present invention relates to a bag transport processing system including a processing unit including a bag transfer unit and a relay transfer device including a bag transfer member that transfers the bag from a bag arrangement portion to a support device while holding the bag by using van der Waals force.
袋移送部材は、袋の一方の側面部にのみファンデルワールス力を作用させつつ、当該袋を袋配置部から支持装置に移送し、袋のうち口部が移送方向の先頭となるように、袋を袋配置部から支持装置に移送してもよい。 The bag transfer member transfers the bag from the bag arrangement portion to the support device while applying a van der Waals force only to one side surface portion of the bag so that the mouth portion of the bag becomes the head in the transfer direction. The bag may be transferred from the bag arrangement to the support device.
本発明の他の態様は、1又は複数の袋が配置される袋配置部と、渡される袋を挟んで支持する少なくとも1つのグリッパーであって、ファンデルワールス力を利用して袋を保持可能な把持面を有する少なくとも1つのグリッパーを含む処理ユニットと、袋配置部から少なくとも1つのグリッパーに袋を移送する中継搬送装置と、を備える袋搬送処理システムに関する。 Another aspect of the present invention is a bag arrangement portion in which one or more bags are arranged, and at least one gripper that sandwiches and supports the delivered bag, and can hold the bag by utilizing Van der Waals force. The present invention relates to a bag transfer processing system including a processing unit including at least one gripper having a gripping surface, and a relay transfer device for transferring a bag from a bag arrangement portion to at least one gripper.
少なくとも1つのグリッパーは、袋の両側部をそれぞれ支持する第1グリッパー及び第2グリッパーを含んでもよい。 The at least one gripper may include a first gripper and a second gripper that support both sides of the bag, respectively.
本発明の他の態様は、処理ユニットを備え、処理ユニットは、渡される袋を支持する支持装置と、支持装置により支持されている袋の口部を開口する開口装置であって、ファンデルワールス力を利用して袋の両側面部のうちの少なくとも一方を保持しつつ、袋の一方の側面部及び他方の側面部がお互いに離れるように動作して口部を開口する開口装置と、を含む、袋搬送処理システムに関する。 Another aspect of the invention comprises a processing unit, the processing unit being a support device for supporting the bag to be passed and an opening device for opening the mouth of the bag supported by the support device, van der Waals. Includes an opening device that uses force to hold at least one of the sides of the bag while the one side and the other side of the bag act to separate from each other to open the mouth. , Related to bag transport processing system.
開口装置は、一方の側面部を保持する第1開口保持部と、袋の他方の側面部を保持する第2開口保持部と、を有し、第1開口保持部及び第2開口保持部は、一方の側面部及び他方の側面部がお互いに離れるように相対的に移動する前に又は一方の側面部及び他方の側面部がお互いに離れるように相対的に移動するのと同時に、一方の側面部が延在する方向の成分を含むずらし方向に相対的に移動してもよい。 The opening device has a first opening holding portion for holding one side surface portion and a second opening holding portion for holding the other side surface portion of the bag, and the first opening holding portion and the second opening holding portion have. , Before one side and the other side move relative to each other, or at the same time as one side and the other side move relative to each other. The side surface portion may move relatively in the shifting direction including the component in the extending direction.
袋配置部は、少なくとも1つの袋を下流に送り出す送出装置を有してもよい。 The bag arrangement unit may have a delivery device that sends out at least one bag downstream.
本開示によれば、袋に加えられうるダメージを抑えつつ、簡素な装置構成で袋を保持可能な技術を提供することができる。 According to the present disclosure, it is possible to provide a technique capable of holding a bag with a simple device configuration while suppressing damage that may be applied to the bag.
図1は、袋搬送処理システム10の一例を示す斜視図である。
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a bag
袋搬送処理システム10は、袋配置部11、中継搬送装置12及び処理ユニット13を備える。
The bag
袋配置部11には、1又は複数の袋90が配置される。袋配置部11に配置可能な袋90の形状及びサイズ等の特性は限定されない。一般に、袋は、薄く、柔軟であり、袋の側面部は、シワが生じやすく、搬送の際に傷等のダメージを負うことがある。図1に示す袋搬送処理システム10で使われる袋90は、長方形の平面形状を有し、互いに対向する2つの側面部94、95の四辺のうちの三辺(すなわち底部92及び両側部93)が閉じられており、他の一辺が開閉自在な口部91を構成する。
One or a plurality of
図1に示す袋配置部11は、多数の袋(特に空袋)90を収容するいわゆるコンベアマガジンとして構成されており、コンベア装置20、送出装置21及びガイド22を具備する。コンベア装置20は、無端状の搬送ベルトと、搬送ベルトが掛け渡される2つの搬送ローラとを含む。搬送ベルトに多数の袋90が載せられる場合、搬送ベルトの上流側に位置する複数の袋90は各々が起立姿勢をとりつつ水平方向に並んで配置される。送出装置21は、少なくとも1つの袋90を下流に送り出して、所定の取り出し位置に取出対象の袋90を配置する。このように、袋配置部11において先頭位置の袋90(すなわち最下流位置の袋90)が順次、取り出し位置に配置される。ガイド22は、図1において部分的に図示が省略されているが、袋配置部11に収容されている各袋90を取り出し位置に向けて案内する。
The
中継搬送装置12は、袋配置部11から処理ユニット13(例えば少なくとも1つのグリッパー)に袋90を移送する。すなわち、袋配置部11の取り出し位置に位置づけられている袋90が、中継搬送装置12により保持されつつ持ち上げられて、処理ユニット13の支持装置40(特に後述の第1ステーションS1に位置づけられる支持装置40)に対応する位置に配置される。中継搬送装置12は、図示しない駆動機構によって袋配置部11と処理ユニット13との間を往復移動させられる。中継搬送装置12を移動させる駆動機構の具体的な構成は限定されず、例えば各種ロボット(例えばパラレルリンクロボットや多関節ロボット)が使われて中継搬送装置12を移動させてもよい。
The
本実施形態の処理ユニット13は、袋90に内容物を投入する処理及び袋90の口部91を閉じる処理を含む一連の包装処理を行うユニットとして構成されている。処理ユニット13は、回転テーブル39と、回転テーブル39の外周部に等間隔に取り付けられた複数の支持装置40(図1に示す例では8つの支持装置40)と、支持装置40により支持されている袋90の口部91を開口する開口装置44等の各種装置と、を含む。各支持装置40は、中継搬送装置12の各袋移送部材30から渡される袋90を挟んで支持する少なくとも1つのグリッパーを有する。図1に示す各支持装置40は第1グリッパー41及び第2グリッパー42を含み、第1グリッパー41及び第2グリッパー42は袋90の両側部93のそれぞれを把持する。
The
ペアを形成する第1グリッパー41及び第2グリッパー42のそれぞれの袋把持部(すなわち袋90の両側部93を把持する部位)間の間隔は可変であり、袋90の幅方向サイズ(すなわち両側部93間サイズ)に応じて変えられる。袋90の口部91が閉じている状態と開いている状態との間で、袋90の幅方向サイズ(特に第1グリッパー41及び第2グリッパー42のそれぞれによって把持される箇所の幅方向サイズ)は変わる。そのため袋90の口部91が閉じている状態と開いている状態との間で、ペアを形成する第1グリッパー41及び第2グリッパー42のそれぞれの袋把持部間の間隔は変えられる。
The spacing between the bag grips (ie, the parts that grip both
回転テーブル39は、中心軸線周りに間欠的に回転する。各支持装置40(すなわち第1グリッパー41及び第2グリッパー42の各ペア)は、回転テーブル39の回転に応じて複数のステーションS1~S8を巡回し、それぞれのステーションS1~S8で間欠的に停止する。ステーションの数と、支持装置40の数とは互いに一致する。
The rotary table 39 rotates intermittently around the central axis. Each support device 40 (that is, each pair of the
第1ステーションS1では、支持装置40(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)が、袋移送部材30から袋90を受け取って保持する。第2ステーションS2では、印字装置43が、支持装置40により保持されている袋90(図1に示す例では特に一方の側面部94)に情報(例えば製造年月日や製品識別表示)を印字する。
At the first station S1, the support device 40 (the
第3ステーションS3では、開口装置44が、支持装置40に保持されている袋90の口部91を開口する。図1に示す開口装置44は、袋90の一方の側面部94を保持する第1開口保持部45と、袋90の他方の側面部95を保持する第2開口保持部46とを有する。第1開口保持部45及び第2開口保持部46が、袋90の両側面部94、95を保持しつつ、お互いに近づけられたり遠ざけられたりすることで、口部91が開閉される。したがって第1開口保持部45及び第2開口保持部46は、口部91を開くために、第3ステーションS3に位置づけられている袋90の両側面部94、95を保持しつつ、お互いから遠ざけられる。この際、第3ステーションS3に位置づけられている第1グリッパー41及び第2グリッパー42はお互いに近づけられ、袋90の両側面部94、95が過度に緊張するのを防ぎ、第1開口保持部45及び第2開口保持部46の開口動作を阻害しない。
At the third station S3, the
第4ステーションS4では、内容物投入装置47が、開かれた口部91を介して袋90の内側に内容物を投入する。内容物投入装置47によって袋90に投入される内容物は限定されず、例えば液体及び/又は固体であってもよいし、食材、日用品或いは他の用途に使われる物であってもよい。
At the fourth station S4, the
図1に示す第5ステーションS5は空きステーションであるが、第5ステーションS5に位置づけられている袋90に対して任意の処理が行われてもよい。第6ステーションS6では、シール装置48が、袋90の口部91側の端部(図1に示す例では上端部)を挟んで両側面部94、95を互いに溶着することで、袋90にシール部96を形成する。シール装置48は、図1に示す例では熱溶着によって袋90にシール部96を形成するが、他の方法(例えば超音波溶着)によって袋90にシール部96を形成してもよい。第7ステーションS7では、第1冷却装置49が袋90のシール部96を挟んで冷却し、シール部96における両側面部94、95の固着が促進される。第8ステーションS8では、第2冷却装置50が袋90のシール部96を挟んで更に冷却し、その後、支持装置40(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)及び第2冷却装置50が袋90の支持を解放する。その結果、内容物が封入された袋90が落下しつつ、放出シュート51に案内されて後段に送られる。
Although the fifth station S5 shown in FIG. 1 is an empty station, arbitrary processing may be performed on the
上述の装置構成を有する袋搬送処理システム10において、各種装置は、図示しない制御装置による制御下で駆動されてもよいし、外部から積極的には制御されずに駆動されてもよい。例えば、コンベア装置20、送出装置21、中継搬送装置12(袋移送部材30)、支持装置40(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)、回転テーブル39、印字装置43、開口装置44(第1開口保持部45及び第2開口保持部46)、内容物投入装置47、シール装置48、第1冷却装置49及び第2冷却装置50のうちの少なくともいずれか1以上の挙動が、センサ(図示省略)によって検出されてもよい。制御装置は、そのようなセンサの検出結果に基づいて、各種装置の駆動を制御してもよい。また各種装置は、予め定められた駆動タイミング及び駆動リズムで駆動してもよい。
In the bag
次に、本実施形態の中継搬送装置12、支持装置40及び開口装置44の各々について詳細に説明する。
Next, each of the
[中継搬送装置]
中継搬送装置12は、袋移送部材30を含む。袋移送部材30は、取り出し位置に配置されている袋90を、ファンデルワールス力を利用して保持しつつ、当該袋90を袋配置部11における取り出し位置から処理ユニット13(特に第1ステーションS1に位置する支持装置40)に移送する。
[Relay transfer device]
The
袋移送部材30は、袋90を持ち上げ可能なファンデルワールス力を袋90に作用させることが可能な任意の材料及び構成を有することができる。すなわち袋移送部材30は、袋90の重量より大きなファンデルワールス力(吸着力)を袋90に作用させる。近年の機能性材料の開発進展に伴い、比較的大きなファンデルワールス力をもたらすことができる材料も開発及び提案されており、そのような材料を使って袋移送部材30が構成されてもよい。袋移送部材30の具体的な材料及び構成は、袋90(特に保持部位である一方の側面部94)の具体的な材料及び構成等との相性に応じて、適宜選定されることが好ましい。また温度等の環境条件(例えば袋配置部11における取り出し位置、袋移送部材30の移動経路、及び第1ステーションS1の周辺温度)は、袋90の持ち上げに十分な大きさのファンデルワールス力を発揮できる条件に整えられることが好ましい。
The
図1に示す中継搬送装置12は2つの袋移送部材30を具備し、袋90の一方の側面部94に各袋移送部材30を接触させることで、各袋移送部材30が袋90の一方の側面部94に吸着する。各袋移送部材30の吸着面は平坦であってもよいし、凹凸が設けられていてもよい。また袋移送部材30自体が弾力性に富んでいてもよい。なお、袋90の一方の側面部94の表面特性は限定されないが、袋移送部材30により発揮されるファンデルワールス力(吸着力)を一方の側面部94に対して強く作用させる観点から、一方の側面部94は平坦度の大きな外表面を有していてもよい。そして各袋移送部材30は、袋90のうち口部91が移送方向の先頭となるように、袋90を、袋配置部11における取り出し位置から処理ユニット13の支持装置40に移送する。このように本例の各袋移送部材30は、袋90の一方の側面部94にのみファンデルワールス力を作用させつつ、当該袋90を、袋配置部11から処理ユニット13に移送する。
The
図1に示す各袋移送部材30は、弧状の経路を往復移動する。すなわち各袋移送部材30は、袋配置部11における取り出し位置に位置づけられた袋90の一方の側面部94に接触する位置と、第1ステーションS1に位置づけられた支持装置40に袋90を渡す位置とを両端位置とする弧状経路に沿って、往復移動する。各袋移送部材30は、単純且つ滑らかに変化する弧状経路に沿って、素早く移動することができる。また各袋移送部材30を「袋配置部11における取り出し位置に位置づけられた袋90の一方の側面部94に接触する位置」及び「第1ステーションS1に位置づけられた支持装置40に袋90を渡す位置」の各々に精度良く配置することができる。そのため、袋配置部11から処理ユニット13への袋90の搬送を的確に行うことができる。
Each
図2及び図3は、袋配置部11及び中継搬送装置12の他の例を示す側方図である。図2及び図3では、紙面の手前側に位置するガイド22の図示が省略されており、ガイド22により囲まれる空間に貯留されている袋90の状態が概略的に示されている。
2 and 3 are side views showing another example of the
図2及び図3に示す袋配置部11では、図1に示すコンベア装置20の代わりに配置台24が設けられており、ほぼ寝かせられた状態の複数の袋90が配置台24に載せられる。各袋90は上下に隣り合う袋90と部分的に重なった状態で配置台24に載せられる。そして取出対象の袋90(すなわち配置台24上において最下流に位置する袋90)が、送出装置21(図2では図示省略;図1参照)によって取り出し位置に送り出される。取り出し位置に配置される袋90の先頭箇所(本例では口部91側の端部)は、ストッパー23により制限されて位置決めされる。
In the
図2及び図3に示す中継搬送装置12は、図1に示す中継搬送装置12と同様に、2つの袋移送部材30を具備する。各袋移送部材30は移送部材支持部31によって移動可能に支持され、図示しない駆動機構によって袋移送部材30及び移送部材支持部31が一体的に移動させられる。
The
図2及び図3に示す例ではストッパー23が設けられているため、各袋移送部材30は単純な弧状経路に沿った往復移動が難しい。そのため各袋移送部材30は、袋90の一方の側面部94に接触した後(図2参照)、袋90の先頭側部分だけを部分的に持ち上げるように上方に移動する(図3参照)。その後、各袋移送部材30は、第1ステーションS1に位置づけられている支持装置40に袋90を渡す位置まで移動する。このように各袋移送部材30は、袋90の移送方向の先頭側端部(本例では口部91側端部)を部分的にめくってストッパー23と衝突しない位置に持ち上げた後に、当該袋90を袋配置部11から処理ユニット13に移動させる。
In the examples shown in FIGS. 2 and 3, since the
上述の図1~図3に示す中継搬送装置12によれば、袋移送部材30によりもたらされるファンデルワールス力によって袋90を保持しつつ移送することができるため、袋移送部材30から袋90に対してダメージがほとんど加えられない。また袋移送部材30から支持装置40に袋90を引き渡す際にも、簡単に袋移送部材30から袋90を引き剥がすことができる。そのため、袋移送部材30から支持装置40への引き渡しを、複雑な動作を伴うことなく、迅速に行うことができる。
According to the
[支持装置]
図4は、支持装置40(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)の一例を示す正面図である。図5及び図6は、支持装置40(特に第1グリッパー41)の一例を示す上方図である。図5及び図6において、中継搬送装置12(袋移送部材30)の図示は省略されている。
[Support device]
FIG. 4 is a front view showing an example of the support device 40 (
本実施形態の第1グリッパー41及び第2グリッパー42が有する把持面は、ファンデルワールス力を利用して袋90を保持可能である。
The gripping surface of the
図4~図6に示す第1グリッパー41は、グリッパー固定部41aと、グリッパー固定部41aに対して揺動軸部41dを介し揺動可能に取り付けられたグリッパー揺動部41bとを具備する。グリッパー固定部41a及びグリッパー揺動部41bの各々には、把持面部41cが取り付けられている。同様に第2グリッパー42は、グリッパー固定部42aと、グリッパー固定部42aに対して揺動軸部42dを介し揺動可能に取り付けられたグリッパー揺動部42bとを具備する。グリッパー固定部42a及びグリッパー揺動部42bの各々には、把持面部42cが取り付けられている。
The
把持面部41c、42cは、袋90(特に両側面部94、95)に対して大きなファンデルワールス力を発揮する。上述の袋移送部材30と同様に、把持面部41c、42cの具体的な材料及び構成は限定されないが、袋90(特に両側面部94、95)の特性等に応じて適宜選定されることが好ましい。例えば把持面部41c、42cの吸着面は平坦であってもよいし、凹凸が設けられていてもよい。また把持面部41c、42c自体が弾力性に富んでいてもよい。また温度等の環境条件も、上述の袋移送部材30と同様に、把持面部41c、42cが袋90に対して十分な大きさのファンデルワールス力を発揮できる条件に整えられることが好ましい。
The
各袋移送部材30が袋配置部11の取り出し位置から第1ステーションS1に袋90を移送する際、グリッパー揺動部41b及びグリッパー揺動部42bの各々は開位置に配置されている(図5参照)。一方の側面部94が各袋移送部材30に支持されている状態で第1ステーションS1に位置づけられた袋90の他方の側面部95は、グリッパー固定部41a及びグリッパー固定部42aのそれぞれに取り付けられた把持面部41c、42cによって保持される。その後、グリッパー揺動部41b及びグリッパー揺動部42bの各々が揺動して開位置から閉位置に移動し、グリッパー固定部41a及びグリッパー揺動部41bのそれぞれに設けられた把持面部41cは袋90を介して対向する(図6参照)。同様に、グリッパー固定部42a及びグリッパー揺動部42bのそれぞれに設けられた把持面部41cは、袋90を介して対向する。その結果、袋90の一方の側部93が、グリッパー固定部41a及びグリッパー揺動部41bのそれぞれに設けられた把持面部41cにより挟まれて支持される。また袋90の他方の側部93が、グリッパー固定部42a及びグリッパー揺動部42bのそれぞれに設けられた把持面部41cにより挟まれて支持される。
When each
このように第1グリッパー41及び第2グリッパー42は、主として摩擦力に起因する把持力だけではなく、ファンデルワールス力に起因する保持力も袋90に作用させることができる。そのため第1グリッパー41及び第2グリッパー42は、袋90をしっかりと保持し、袋90の把持ずれや脱落を効果的に防ぐことができる。また第1グリッパー41及び第2グリッパー42から袋90に作用させるファンデルワールス力が大きくなるほど、第1グリッパー41及び第2グリッパー42から袋90に作用させる把持力を小さくすることが可能である。そのため本実施形態の第1グリッパー41及び第2グリッパー42によれば、第1グリッパー41及び第2グリッパー42から袋90に過大な把持力が作用するのを防ぎ、袋90に加えられうるダメージを軽減しうる。
As described above, the
[開口装置]
図7は、開口装置44の一例を示す側方図である。図8は、開口装置44の作動例を示す上方図である。
[Aperture device]
FIG. 7 is a side view showing an example of the
本実施形態の開口装置44は、ファンデルワールス力を利用して袋90の両側面部94、95のうちの少なくとも一方を保持しつつ、袋90の一方の側面部94及び他方の側面部95がお互いに離れるように動作して口部91を開口する。
In the
図7及び図8に示す開口装置44は、ファンデルワールス力を利用して袋90の両側面部94、95を保持する。すなわち開口装置44は、図示しないスタンド等に固定されるフレーム63と、フレーム63に固定されるサーボモータ等の開口駆動源60と、開口駆動源60の出力軸60aとネジ軸62とを連結する連結部材61とを備える。ネジ軸62は、お互いに反対向きのネジ山を持つ第1ネジ部62a及び第2ネジ部62bを有する。第1ネジ部62aには、第1開口保持部45が取り付けられた第1スライド部材65がネジ係合する。第2ネジ部62bには、第2開口保持部46が取り付けられた第2スライド部材66がネジ係合する。フレーム63は、ネジ軸62と平行に延びるガイド軸64を支持する。ガイド軸64は、第1スライド部材65及び第2スライド部材66をスライド自在に支持する。
The
第1スライド部材65は、第1開口保持部45とともに、ネジ軸62及びガイド軸64に沿って移動する。第2スライド部材66は、第2開口保持部46とともに、ネジ軸62及びガイド軸64に沿って移動する。第1開口保持部45の開口保持面部45aと、第2開口保持部46の開口保持面部46aとは、ネジ軸62及びガイド軸64の各々の延在方向に延びる直線上に位置し、お互いに対向した状態を維持しながら移動する。
The
第1開口保持部45の開口保持面部45a及び第2開口保持部46の開口保持面部46aは、袋90(特に両側面部94、95)に対して大きなファンデルワールス力を発揮する。上述の袋移送部材30及び把持面部41c、42cと同様に、開口保持面部45a、46aの具体的な材料及び構成は限定されないが、袋90(特に両側面部94、95)の特性等に応じて適宜選定されることが好ましい。例えば開口保持面部45a、46aの吸着面は平坦であってもよいし、凹凸が設けられていてもよい。また開口保持面部45a、46a自体が弾力性に富んでいてもよい。また温度等の環境条件も、上述の袋移送部材30及び把持面部41c、42cと同様に、開口保持面部45a、46aが袋90に対して十分な大きさのファンデルワールス力を発揮できる条件に整えられることが好ましい。
The opening holding
上述の構成を有する開口装置44において、開口駆動源60が出力軸60aを回転させることによって、出力軸60aと共通の軸線を中心に連結部材61及びネジ軸62が回転する。これにより第1スライド部材65及び第2スライド部材66は、ネジ軸62及びガイド軸64に沿ってお互いに対称的に移動し、ネジ軸62の回転方向に応じて互いに近づいたり、互いから遠ざかったりする。
In the
袋90を対応の支持装置40とともに第2ステーションS2から第3ステーションS3に移動させるのに先立って又は当該移動と同時に、開口駆動源60はネジ軸62を回転させて、第1開口保持部45及び第2開口保持部46を待機位置P1に配置する。待機位置P1に配置されている第1開口保持部45と第2開口保持部46との間には十分な大きさのスペースが確保され、開口対象の袋90は当該スペースにスムーズに移動する。
Prior to or at the same time as moving the
そして第3ステーションS3に配置されている袋90に第1開口保持部45及び第2開口保持部46を接触させるため、開口駆動源60はネジ軸62を回転させて、第1開口保持部45及び第2開口保持部46を待機位置P1から移動させて保持位置P2に配置する。これにより、お互いに密着している袋90の両側面部94、95のそれぞれに対し、第1開口保持部45の開口保持面部45a及び第2開口保持部46の開口保持面部46aを接触させることができる。その結果、開口保持面部45a、46aが発揮するファンデルワールス力のため、袋90の一方の側面部94は第1開口保持部45の開口保持面部45aにより保持され、他方の側面部95は第2開口保持部46の開口保持面部46aにより保持される。
Then, in order to bring the first
そして袋90の口部91を開口させるため、開口駆動源60はネジ軸62を回転させて、第1開口保持部45及び第2開口保持部46を保持位置P2から移動させて開口位置P3(図8参照)に配置する。開口位置P3は、待機位置P1と保持位置P2との間の中間位置である。第1開口保持部45の開口保持面部45a及び第2開口保持部46の開口保持面部46aは、開口位置P3において、袋90の両側面部94、95を保持した状態を維持する。その結果、袋90の口部91が開かれる。
Then, in order to open the
図9及び図10は、第1開口保持部45(開口装置44)の他の例を示す上方図である。図9及び図10には第1開口保持部45のみが示されているが、第2開口保持部46も、図9及び図10に示す第1開口保持部45と同様に構成可能である。
9 and 10 are upper views showing another example of the first opening holding portion 45 (opening device 44). Although only the first
本変形例に係る第1開口保持部45及び第2開口保持部46は、袋90の一方の側面部94及び他方の側面部95がお互いに離れるように相対的に移動する前に又は当該相対的移動と同時に、一方の側面部94が延在する方向の成分を含むずらし方向に相対的に移動する。より具体的には、第1開口保持部45は、保持位置P2から開口位置P3に移動する前に又は保持位置P2から開口位置P3に移動するのと同時に、ずらし方向に移動する。ここで言う「ずらし方向」は限定されず、水平方向であってもよいし、重力が作用する鉛直方向に沿った高さ方向であってもよいし、水平方向及び上下方向に対して傾斜する方向であってもよい。
The first
図9及び図10に示す第1開口保持部45は、平行リンク機構を介してエアシリンダ等のずらし駆動源70に連結されており、袋90の一方の側面部94に沿った水平方向(図9及び図10の上下方向)に移動可能に設けられている。ずらし駆動源70は支持部材74を介して第1スライド部材65により固定的に支持されている。ずらし駆動源70の駆動軸70aの突出量は可変であり、駆動軸70aの先端側部分は、第1リンク71を介して第1スライド部材65及び移動部材73に連結されている。第1リンク71は、駆動軸70a、第1スライド部材65及び移動部材73の各々に対し、回転自在に連結されている。第1スライド部材65及び移動部材73は、第2リンク72を介してお互いに連結されている。第2リンク72は、第1スライド部材65及び移動部材73の各々に対し、回転自在に連結されている。第1開口保持部45は、移動部材73に対して固定的に取り付けられている。
The first
上述の構成を有する開口装置44によれば、ずらし駆動源70の本体からの駆動軸70aの突出量に応じて、開口保持面部45aの向きを全く又はほとんど変えずに、第1開口保持部45の位置をずらし方向にずらすことができる。なお図9及び図10に示す開口保持面部45aは、駆動軸70aの突出量に応じて、袋90の一方の側面部94が延在する方向と平行な方向(図9及び図10の上下方向)に移動するとともに、一方の側面部94に垂直な方向(図9及び図10の左右方向)にもわずかに移動する。
According to the
例えば図9及び図10に示す開口装置44の構成を図7に示す開口装置44に応用した場合、主として開口駆動源60(図7参照)により、第1開口保持部45及び第2開口保持部46を袋90の両側面部94、95に垂直な方向へ移動させることができる。一方、ずらし駆動源70(図9及び図10)により、袋90の両側面部94、95が延在する方向へ第1開口保持部45及び第2開口保持部46を移動させることができる。開口駆動源60を駆動して第1開口保持部45及び第2開口保持部46を保持位置P2(図7及び図8参照)に配置し、開口保持面部45a、46aを袋90に接触させた後、ずらし駆動源70を駆動して第1開口保持部45及び第2開口保持部46はずらし方向へ移動させられる。これにより、袋90の口部91を開口させるのに先立って又は口部91を開口させるのと同時に、両側面部94、95間にすき間を作り出して、両側面部94、95をお互いから引き離しやすくすることができる。
For example, when the configuration of the
上述の図7~図10に示す開口装置44によれば、第1開口保持部45及び第2開口保持部46(特に開口保持面部45a、46a)によりもたらされるファンデルワールス力によって袋90を保持しつつ口部91を開くことができる。そのため、第1開口保持部45及び第2開口保持部46から袋90に対してダメージがほとんど加えられない。
According to the
なお第1開口保持部45及び第2開口保持部46をお互いから遠ざけるように移動させる過程で、口部91の開口の大きさがある程度に達すると、袋90の両側面部94、95は自然に両開口保持面部45a、46aから離れる。したがって袋90の口部91の開口後に、開口駆動源60を駆動して第1開口保持部45及び第2開口保持部46をお互いから遠ざけるように移動させる(すなわち開口位置P3から待機位置P1に向けて移動させる)。これにより両開口保持面部45a、46a間の間隔が大きくされ、袋90の両側面部94、95を第1開口保持部45及び第2開口保持部46の保持から解放することができる。
In the process of moving the first
以上説明したように本実施形態によれば、袋配置部11から処理ユニット13への袋90の供給処理、支持装置40(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)による袋90の保持処理、及び袋90の開口処理の各々に関し、ファンデルワールス力が利用される。したがって、袋90に加えられうるダメージを抑えつつ、簡素な装置構成で袋を保持することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
ファンデルワールス力は構成材料の物質特性に基づいて発揮されるため、本実施形態の装置及び方法によれば、ファンデルワールス力を作り出すための動力源が不要である。したがって装置構成が簡素化され、装置の省スペース化が促進され、ランニングコストが低減される。 Since the van der Waals force is exerted based on the material properties of the constituent materials, the apparatus and method of the present embodiment do not require a power source for producing the van der Waals force. Therefore, the device configuration is simplified, the space saving of the device is promoted, and the running cost is reduced.
またファンデルワールス力を発揮する保持面と平行な方向への袋90のずれを防ぎつつ、保持面に垂直な方向へ袋90を移動させることによって保持面から袋90を離脱させるのに過大な力を要しないにすることも可能である。この場合、袋保持箇所(上述の袋移送部材30、把持面部41c、42c、及び開口保持面部45a、46a)は、ファンデルワールス力を使って袋90を的確に保持及び移動させることが可能であり、袋保持箇所からの袋90のリリースも容易である。
Further, it is excessive to separate the
またグリッパー(第1グリッパー41及び第2グリッパー42)の把持力にファンデルワールス力を組み合わせることによって、グリッパーの把持力を弱めることができ、グリッパーから袋90に加えられうるダメージを軽減することができる。
Further, by combining the gripping force of the grippers (
本開示は、上述の実施形態及び変形例には限定されない。例えば、上述の実施形態及び変形例の各要素に各種の変形が加えられてもよい。また上述の実施形態及び変形例の構成が、全体的に又は部分的に組み合わせられてもよい。 The present disclosure is not limited to the embodiments and modifications described above. For example, various modifications may be added to each element of the above-described embodiment and modification. Further, the configurations of the above-described embodiments and modifications may be combined in whole or in part.
10 袋搬送処理システム
11 袋配置部
12 中継搬送装置
13 処理ユニット
20 コンベア装置
21 送出装置
22 ガイド
23 ストッパー
24 配置台
30 袋移送部材
31 移送部材支持部
39 回転テーブル
40 支持装置
41 第1グリッパー
41a グリッパー固定部
41b グリッパー揺動部
41c 把持面部
41d 揺動軸部
42 第2グリッパー
42a グリッパー固定部
42b グリッパー揺動部
42c 把持面部
42d 揺動軸部
43 印字装置
44 開口装置
45 第1開口保持部
45a 開口保持面部
46 第2開口保持部
46a 開口保持面部
47 内容物投入装置
48 シール装置
49 第1冷却装置
50 第2冷却装置
51 放出シュート
60 開口駆動源
60a 出力軸
61 連結部材
62 ネジ軸
62a 第1ネジ部
62b 第2ネジ部
63 フレーム
64 ガイド軸
65 第1スライド部材
66 第2スライド部材
70 ずらし駆動源
70a 駆動軸
71 第1リンク
72 第2リンク
73 移動部材
74 支持部材
90 袋
91 口部
92 底部
93 側部
94 一方の側面部
95 他方の側面部
96 シール部
P1 待機位置
P2 保持位置
P3 開口位置
S1 第1ステーション
S2 第2ステーション
S3 第3ステーション
S4 第4ステーション
S5 第5ステーション
S6 第6ステーション
S7 第7ステーション
S8 第8ステーション
10 Bag
Claims (7)
渡される袋を支持する支持装置と、前記支持装置により支持されている前記袋の口部を開口する開口装置と、を含む処理ユニットと、
ファンデルワールス力を利用して前記袋を保持しつつ当該袋を前記袋配置部から前記支持装置に移送する袋移送部材を含む中継搬送装置と、を備える袋搬送処理システム。 A bag arrangement part where one or more bags are arranged, and
A processing unit including a support device for supporting the bag to be passed and an opening device for opening the mouth of the bag supported by the support device.
A bag transfer processing system including a relay transfer device including a bag transfer member that transfers the bag from the bag arrangement portion to the support device while holding the bag using van der Waals force.
前記袋の一方の側面部にのみファンデルワールス力を作用させつつ、当該袋を前記袋配置部から前記支持装置に移送し、
前記袋のうち前記口部が移送方向の先頭となるように、前記袋を前記袋配置部から前記支持装置に移送する請求項1に記載の袋搬送処理システム。 The bag transfer member is
The bag is transferred from the bag arrangement portion to the support device while applying a van der Waals force only to one side surface portion of the bag.
The bag transport processing system according to claim 1, wherein the bag is transferred from the bag arrangement portion to the support device so that the mouth portion of the bag is at the head in the transfer direction.
渡される前記袋を挟んで支持する少なくとも1つのグリッパーであって、ファンデルワールス力を利用して前記袋を保持可能な把持面を有する少なくとも1つのグリッパーを含む処理ユニットと、
前記袋配置部から前記少なくとも1つのグリッパーに前記袋を移送する中継搬送装置と、を備える袋搬送処理システム。 A bag arrangement part where one or more bags are arranged, and
A processing unit comprising at least one gripper having a gripping surface capable of holding the bag by using van der Waals force, which is at least one gripper that sandwiches and supports the bag to be passed.
A bag transport processing system comprising a relay transport device for transporting the bag from the bag arrangement unit to the at least one gripper.
前記処理ユニットは、
渡される袋を支持する支持装置と、
前記支持装置により支持されている前記袋の口部を開口する開口装置であって、ファンデルワールス力を利用して前記袋の両側面部のうちの少なくとも一方を保持しつつ、前記袋の一方の側面部及び他方の側面部がお互いに離れるように動作して前記口部を開口する開口装置と、を含む、袋搬送処理システム。 Equipped with a processing unit
The processing unit is
A support device that supports the bag to be handed over,
An opening device that opens the mouth of the bag supported by the support device, and one of the bags is held while holding at least one of both side surfaces of the bag by using van der Waals force. A bag transport processing system comprising an opening device that opens a mouth portion by operating the side surface portion and the other side surface portion so as to be separated from each other.
前記第1開口保持部及び前記第2開口保持部は、前記一方の側面部及び前記他方の側面部がお互いに離れるように相対的に移動する前に又は前記一方の側面部及び前記他方の側面部がお互いに離れるように相対的に移動するのと同時に、前記一方の側面部が延在する方向の成分を含むずらし方向に相対的に移動する請求項5に記載の袋搬送処理システム。 The opening device has a first opening holding portion that holds the one side surface portion and a second opening holding portion that holds the other side surface portion of the bag.
The first opening holding portion and the second opening holding portion are before the one side surface portion and the other side surface portion move relatively so as to be separated from each other, or the one side surface portion and the other side surface portion. The bag transport processing system according to claim 5, wherein the portions move relative to each other so as to be separated from each other, and at the same time, one of the side portions moves relative to each other in a shifting direction including a component in the extending direction.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2020121482A JP2022018398A (en) | 2020-07-15 | 2020-07-15 | Bag processing system |
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Publications (1)
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JP2020121482A Pending JP2022018398A (en) | 2020-07-15 | 2020-07-15 | Bag processing system |
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