JP2022016625A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】個別に着脱可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置において、簡易な構成で現像ローラを感光体ドラムに押圧する。【解決手段】画像形成装置の本体筐体は、現像カートリッジ50の装着を案内する第1ガイドレール(第4レール92)であって、軸方向に延びる第1ガイドレールと、現像カートリッジ50の装着を案内する第2ガイドレール(第1レール部91X)であって、軸方向に延びる第2ガイドレールとを有する。第2ガイドレールは、第1ガイドレールより短く、軸方向においてスロット20の入口側の端部に位置し、現像カートリッジ50が本体筐体に装着される過程において現像カートリッジ50を軸方向に案内し、現像カートリッジ50がスロット20の奥まで装着されたとき、押圧部材(第1押圧部材53、第2押圧部材54)によって現像カートリッジが動かされることを許容する。【選択図】図5

Description

本開示は、着脱可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置に関する。
従来、本体筐体に対してドラムカートリッジおよび現像カートリッジを感光体ドラムの軸方向に着脱可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この技術では、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジは、それぞれ本体筐体に対して個別に着脱可能となっている。この画像形成装置では、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが装着された後、現像ローラを感光体ドラムに押圧する。
特開2017-173805号公報
ところで、個別に着脱可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置において、簡易な構成で現像ローラを感光体ドラムに押圧することができる構成が望まれている。
上述の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、ドラムカートリッジと、現像カートリッジと、本体筐体と、カバーと、第1内部面と、第2内部面と、を備える。ドラムカートリッジは、軸方向に延びる第1軸について回転可能な感光体ドラムを有する。現像カートリッジは、軸方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラと、トナーを収容可能な現像筐体と、を有する。本体筐体は、軸方向に延びるスロットを有する本体筐体であって、スロットは、軸方向にドラムカートリッジが着脱されることを許容し、且つ、軸方向に現像カートリッジが着脱されることを許容する。カバーは、スロットを閉じる閉状態と、スロットを開ける開状態とを有する。第1内部面は、スロットの内部に位置する。第2内部面は、スロットの内部に位置し、第1内部面よりも、軸方向においてカバーから離れて位置する。現像筐体は、さらに、ドラムカートリッジがスロットに装着された状態において、現像カートリッジがスロットに装着されたときに、第1内部面と接触する第1接触面と、ドラムカートリッジがスロットに装着された状態において、現像カートリッジがスロットに装着されたときに、第2内部面と接触する第2接触面と、を備える。第1内部面と第1接触面との第1接触位置は、第2内部面と第2接触面との第2接触位置よりも現像ローラから離れている。画像形成装置は、さらに、第1内部面が第1接触面に接触し、且つ、第2内部面が第2接触面に接触した状態において、現像ローラを感光体ドラムへ押圧する押圧部材を備える。
この構成によれば、個別に着脱可能ドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置において、簡易な構成で現像ローラを感光体ドラムに押圧することができる。
前記した構成において、画像形成装置は、さらに、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体筐体に装着された状態において、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの上方に位置する中間転写ベルトであって、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体筐体に装着された状態において、感光体ドラムの表面が接触する中間転写ベルトを備える構成としてもよい。
前記した構成において、画像形成装置は、さらに、中間転写ベルトの上方に位置し、記録シートが排出される排出部を備えた構成としてもよい。
前記した構成において、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態において、第1内部面は、第2内部面よりも感光体ドラムから離れて位置する構成としてもよい。
前記した構成において、第1接触面は、第2接触面よりも現像ローラから離れて位置する構成としてもよい。
前記した構成において、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態において、現像カートリッジをスロットに装着するとき、第2接触面は、第1内部面と接触しない構成としてもよい。
これによれば、現像カートリッジをスロットに装着しやすい。
前記した構成において、第1内部面は、スロットから突出する第1突出部の先端に位置し、第2内部面は、スロットから突出する第2突出部の先端に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、押圧部材は、第1押圧部材と、第2押圧部材と、を含み、第1接触面は、第1押圧部材の先端に位置し、第2接触面は、第2押圧部材の先端に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、押圧部材は、第1押圧部材と、第2押圧部材と、を含み、第1内部面は、第1押圧部材の先端に位置し、第2内部面は、第2押圧部材の先端に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、第1接触面は、現像筐体から突出する第1突出部の先端に位置し、第2接触面は、現像筐体から突出する第2突出部の先端に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、本体筐体は、第1内部面の軸方向の一方側に位置する第1傾斜面を有し、第1傾斜面は、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体筐体に装着された状態において、第1内部面からカバーに近づくにつれて現像ローラから離れるように延びている構成としてもよい。
これによれば、第1傾斜面が第1接触面を第1内部面に案内するので、現像カートリッジを装着しやすくできる。
前記した構成において、本体筐体は、第2内部面の軸方向の一方側に位置する第2傾斜面を有し、第2傾斜面は、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体筐体に装着された状態において、第2接触面からカバーに近づくにつれて現像ローラから離れるように延びている構成としてもよい。
これによれば、第2傾斜面が第2接触面を第2内部面に案内するので、現像カートリッジを装着しやすくできる。
前記した構成において、スロットは、現像カートリッジを装着するときに、現像カートリッジを案内する案内部を有し、案内部は、現像カートリッジを着脱するとき、現像ローラが感光体ドラムに接触しないように規制し、現像カートリッジがスロットに装着されたとき、現像ローラと感光体ドラムの接触を許容する構成としてもよい。
本開示によれば、ドラムカートリッジが、画像形成装置の本体筐体に装着された状態で、現像カートリッジが軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。
本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 ドラムカートリッジと現像カートリッジをスロットに装着するときの図である。 スロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジを上から見た斜視図である。 現像ローラを感光体ドラムに押圧させるための機構を説明する図である。 スロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジを下から見た斜視図である。 現像カートリッジをスロットに装着するときの作用を説明する図(a)~(d)である。 第2実施形態に係るスロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの斜視図である。 第3実施形態に係るスロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの斜視図である。 第4実施形態に係るスロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの斜視図である。 第1変形例に係る第1傾斜面と第2傾斜面を示す図である。 第2変形例(a)と第3変形例(b)に係るスロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジである。 第4変形例(c)と第5変形例(d)に係るスロット、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジである。
次に、本開示の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、カラープリンタである。画像形成装置1は、本体筐体2と、供給部3と、画像形成部4と、排出ローラ9と、を備える。供給部3は、画像形成部4に記録シートSを供給する。画像形成部4は、記録シートSに画像を形成する。排出ローラ9は、記録シートSを排出する。
本体筐体2は、上部に排出部2Eを有する。記録シートSは、排出部2Eに排出される。排出部2Eは、後述する中間転写ベルト63の上方に位置する。
供給部3は、本体筐体2内の下部に位置する。供給部3は、供給トレイ31と、供給機構32と、を備える。供給トレイ31は、本体筐体2に着脱可能である。供給機構32は、記録シートSを供給トレイ31から画像形成部4に搬送する。
画像形成部4は、ドラムカートリッジ40と、現像カートリッジ50と、露光装置SUと、転写ユニット60と、定着ユニット70と、を備える。ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50は、トナーの色の数に対応して複数配置されている。本実施形態では、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50は、4つ並んで配置されている。
各ドラムカートリッジ40は、感光体ドラム41と、フレーム42と、図示せぬ帯電器と、を有する。感光体ドラム41は、軸方向に延びる第1軸X1について回転可能である。4つの感光体ドラム41は、軸方向および上下方向に直交する直交方向(以下の説明では単に「直交方向」という。)に並んでいる。フレーム42は、感光体ドラム41を回転可能に支持している。各ドラムカートリッジ40は、それぞれ独立して、本体筐体2に対して軸方向に着脱可能となっている。
ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が本体筐体2に装着された状態において、ドラムカートリッジ40は、直交方向において、現像カートリッジ50と並んでいる。本実施形態では、ドラムカートリッジ40は、現像カートリッジ50の直交方向における一方側(図1における右側)に位置している。現像カートリッジ50は、ドラムカートリッジ40の直交方向の他方側(図1における左側)に位置している。
各現像カートリッジ50は、それぞれ異なる色のトナーを収容している。各現像カートリッジ50は、現像ローラ51と、現像筐体52と、を有している。現像ローラ51は、軸方向に延びる第2軸X2について回転可能である。現像筐体52は、トナーを収容可能である。4つの現像ローラ51は、直交方向に並んでいる。現像カートリッジ50は、それぞれ独立して、本体筐体2に対して軸方向に着脱可能となっている。
露光装置SUは、各ドラムカートリッジ40の下に位置する。露光装置SUは、図示せぬレーザ光を各感光体ドラム41に出射する。
転写ユニット60は、4つの感光体ドラム41と排出部2Eとの間に位置する。転写ユニット60は、駆動ローラ61と、従動ローラ62と、中間転写ベルト63と、4つの1次転写ローラ64と、2次転写ローラ65と、を備える。
中間転写ベルト63は、無端状のベルトである。中間転写ベルト63は、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が本体筐体2に装着された状態において、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50の上方に位置する。中間転写ベルト63は、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が本体筐体2に装着された状態において、感光体ドラム41の表面が接触する。中間転写ベルト63は、駆動ローラ61および従動ローラ62の間に張設されている。
1次転写ローラ64は、中間転写ベルト63の内側に位置する。1次転写ローラ64は、感光体ドラム41との間で中間転写ベルト63を挟む。
2次転写ローラ65は、中間転写ベルト63の外側に位置する。2次転写ローラ65は、駆動ローラ61との間で中間転写ベルト63を挟む。
定着ユニット70は、中間転写ベルト63の上方に位置する。定着ユニット70は、加熱ローラ71と、加圧ローラ72と、を備える。加圧ローラ72は、加熱ローラ71に押圧される。
画像形成部4では、まず、感光体ドラム41の表面が、帯電器で帯電される。その後、露光装置SUが、感光体ドラム41の表面を露光する。これにより、感光体ドラム41上に静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ51が、感光体ドラム41上の静電潜像にトナーを供給する。これにより、感光体ドラム41上にトナー像が形成される。そして、感光体ドラム41上のトナー像は、中間転写ベルト63上に転写される。
記録シートSが中間転写ベルト63と2次転写ローラ65の間を通過するときに、中間転写ベルト63上のトナー像は、記録シートS上に転写される。その後、記録シートS上のトナー像は、定着ユニット70で定着される。次いで、記録シートSは、排出ローラ9によって排出部2Eに排出される。
図2に示すように、本体筐体2は、カバー2Aと、スロット20と、を有している。
カバー2Aは、本体筐体2の軸方向における一方側の端部に設けられている。カバー2Aは、開閉可能である。カバー2Aは、スロット20を閉じる閉状態と、スロット20を開ける開状態とを有する。
スロット20は、各ドラムカートリッジ40および各現像カートリッジ50に対応して設けられている。各スロット20は、軸方向に延びている。各スロット20は、軸方向の一方側が開口している。各スロット20は、軸方向にドラムカートリッジ40が着脱されることを許容し、且つ、軸方向に現像カートリッジ50が着脱されることを許容する。各スロット20にはそれぞれドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が1つずつ装着可能である。
図3に示すように、各スロット20は、第1壁20Aと第2壁20Bと第3壁20Cを有している。第1壁20Aは、軸方向および上下方向に延びている。第2壁20Bは、第1壁20Aと向かい合っており、第1壁20Aから直交方向に所定距離離れて位置している。第2壁20Bは、軸方向および上下方向に延びている。第3壁20Cは、第1壁20Aの一端部と第2壁20Bの一端部を連結している。
第2壁20Bは、第1突出部21と第2突出部22を有している。第1突出部21と第2突出部22は、スロット20の内部に位置している。第1突出部21は、第2壁20Bから突出している。第2突出部22は、第2壁20Bから突出している。第1突出部21は、軸方向の一方側の端部に位置する。第2突出部22は、軸方向の他方側の端部に位置する。すなわち、第2突出部22は、第1突出部21よりも、軸方向においてカバー2Aから離れて位置している(図2参照)。
図4に示すように、第1突出部21は、第1内部面21Aと第1傾斜面21Bを有している。第1内部面21Aと第1傾斜面21Bは、スロット20の内部に位置している。
第1内部面21Aは、スロット20の内側の面から突出している。第1内部面21Aは、第1突出部21の先端に位置している。第1傾斜面21Bは、第1内部面21Aの軸方向の一方側に位置する。第1傾斜面21Bは、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が本体筐体2に装着された状態において、第1内部面21Aからカバー2Aに近づくにつれて現像ローラ51から離れるように延びている。
第2突出部22は、第2内部面22Aと第2傾斜面22Bを有している。第2内部面22Aと第2傾斜面22Bは、スロット20の内部に位置している。第2内部面22Aは、スロット20の内側の面から突出している。第2内部面22Aは、第2突出部22の先端に位置している。第2内部面22Aは、第1内部面21Aよりも、軸方向においてカバー2Aから離れて位置する(図2参照)。第2傾斜面22Bは、第2内部面22Aの軸方向の一方側に位置する。第2傾斜面22Bは、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50が本体筐体2に装着された状態において、第2内部面22Aからカバー2Aに近づくにつれて現像ローラ51から離れるように延びている。
本実施形態では、第1傾斜面21Bと第2傾斜面22Bは、同じ傾斜角度を有している。
図4に示すように、ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、第1内部面21Aから感光体ドラム41までの距離L3は、第2内部面22Aから感光体ドラム41までの距離L4よりも大きい。すなわち、ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、第1内部面21Aは、第2内部面22Aよりも感光体ドラム41から離れて位置している。
図5に示すように、第3壁20Cは、第1ガイド部80と、第2ガイド部90と、スリットSLとを有している。
第1ガイド部80は、第1レール(第3ガイドレール)81と第2レール82を有している。第1レール81と第2レール82は、スロット20の内部に位置している。第1レール81と第2レール82は、第3壁20Cから突出している。第1レール81と第2レール82は、スロット20の軸方向の一端側の端から他端側の端まで延びている。第1レール81および第2レール82は、ドラムカートリッジ40を着脱するとき、ドラムカートリッジ40を軸方向に案内し、ドラムカートリッジ40が直交方向に移動しないように規制する。また、第1レール81および第2レール82は、ドラムカートリッジ40を装着した状態で、ドラムカートリッジ40を直交方向に移動しないように規制する。
第2ガイド部90は、現像カートリッジを装着するときに、現像カートリッジを案内する案内部の一例である。第2ガイド部90は、現像カートリッジ50を着脱するとき、現像ローラ51が感光体ドラム41に接触しないように規制し、現像カートリッジ50がスロット20に装着されたとき、現像ローラ51と感光体ドラム41の接触を許容する。
第2ガイド部90は、第3レール91と第4レール(第1ガイドレール)92を有している。第3レール91と第4レール92は、スロット20の内部に位置している。第3レール91と第4レール92は、第3壁20Cから突出している。第3レール91と第4レール92は、スロット20の軸方向の一端側の端から他端側の端まで延びている。第1レール81と第2レール82と第3レール91と第4レール92は、直交方向の一端側からこの順で平行に並んでいる。
第3レール91は、第1レール部(第2ガイドレール)91Xと、第2レール部91Yと、第3レール部91Zとを含む。軸方向において、第1レール部91Xと、第2レール部91Yとの間には第1開口91Aが位置する。また、軸方向において、第2レール部91Yと、第3レール部91Zとの間には第2開口91Bが位置する。
第1開口91Aは、軸方向におけるスロット20の一方側の端部に位置している。第2開口91Bは、軸方向におけるスロット20の他方側の端部に位置している。第1開口91Aの軸方向の寸法K1は、第2開口91Bの軸方向の寸法K2より小さい(図3参照)
第4レール92は、第3壁20Cから突出している。具体的には、第4レール92は、第1部分92Aと第2部分92Bを有している。第1部分92Aは、第3壁20Cから上に突出している部分である。第2部分92Bは、第1部分92Aの上端から直交方向の一方側に向けて延びている。
第3レール91および第4レール92は、現像カートリッジ50を着脱するとき、現像カートリッジ50を軸方向に案内し、直交方向に移動しないように規制する。また、第4レール92は、現像カートリッジ50を着脱するとき、後述する第1係合部55および第2係合部56と係合して、現像カートリッジ50が上下方向に移動しないように規制する。
スリットSLは、軸方向に延びている。スリットSLは、露光装置SUから出射されたレーザ光が通過可能となっている。
図5に示すように、現像カートリッジ50は、第1押圧部材53と、第2押圧部材54と、第1係合部55と、第2係合部56と、軸支部57と、を有している。
図4に示すように、現像筐体52は、第1穴52Aと、第2穴52Bとを有している。第1穴52Aと第2穴52Bは、直交方向の他方側に開口している。第1穴52Aは、現像筐体52の軸方向の一方側の端部に位置している。第2穴52Bは、現像筐体52の軸方向の他方側の端部に位置している。第1穴52Aの縁には、第1押圧部材53の抜け止めとなるフランジ52Cが設けられている。第2穴52Bの縁には、第2押圧部材54の抜け止めとなるフランジ52Dが設けられている。
第1押圧部材53は、第1穴52Aに係合し、直交方向にスライド可能に保持されている。第1押圧部材53は、基端に設けられたフランジ53Aが第1穴52Aのフランジ52Cと接触することで、第1穴52Aから抜けないようになっている。第1押圧部材53の先端に位置する第1接触面53Bは、現像筐体52から突出している。第1接触面53Bは、上方から見て、丸くなっている。第1押圧部材53の基端面と第1穴52Aの底の間には、バネ53Sが設けられている。バネ53Sは、第1押圧部材53を常時直交方向の他方側に向けて付勢している。
現像カートリッジ50をスロット20に装着すると、第1押圧部材53の先端は、スロット20の第1内部面21Aと第1接触面53Bで接触するようになっている。第1接触面53Bは、ドラムカートリッジ40がスロット20に装着された状態において、現像カートリッジ50がスロット20に装着されたときに、第1内部面21Aと接触する面である。
第2押圧部材54は、第2穴52Bに係合し、直交方向にスライド可能に保持されている。第2押圧部材54は、基端に設けられたフランジ54Aが第2穴52Bのフランジ52Dと接触することで、第2穴52Bから抜けないようになっている。第2押圧部材54の先端に位置する第2接触面54Bは、現像筐体52から突出している。第2接触面54Bは、上方から見て、丸くなっている。第2押圧部材54の基端面と第2穴52Bの底の間には、バネ54Sが設けられている。バネ54Sは、第2押圧部材54を常時直交方向の他方側に向けて付勢している。
現像カートリッジ50をスロット20に装着すると、第2押圧部材54の先端は、スロット20の第2内部面22Aと第2接触面54Bで接触するようになっている。第2接触面54Bは、ドラムカートリッジ40がスロット20に装着された状態において、現像カートリッジ50がスロット20に装着されたときに、第2内部面22Aと接触する面である。
現像カートリッジ50がスロット20に装着されていない状態において、第1接触面53Bから現像ローラ51までの距離L1は、第2接触面54Bから現像ローラ51までの距離L2より大きい。つまり、現像カートリッジ50がスロット20に装着されていない状態において、第1接触面53Bは、第2接触面よりも現像ローラ51から離れて位置している。
第1内部面21Aから現像ローラ51までの距離L3は、第2内部面22Aから現像ローラ51までの距離L4より大きい。
ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50がスロット20に装着された状態において、第1接触面53Bから現像ローラ51までの距離L3は、第2接触面54Bから現像ローラ51までの距離L4より大きい。つまり、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50がスロット20に装着された状態において、第1接触面53Bは、第2接触面54Bよりも現像ローラ51から離れて位置している。
ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50がスロット20に装着された状態において、第1内部面21Aと第1接触面53Bとの第1接触位置から現像ローラ51までの距離L3は、第2内部面22Aと第2接触面54Bとの第2接触位置から現像ローラ51までの距離L4より大きい。つまり、第1内部面21Aと第1接触面53Bとの第1接触位置は、第2内部面22Aと第2接触面54Bとの第2接触位置よりも現像ローラ51から離れている。
ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、現像カートリッジ50をスロット20に装着するとき、第2押圧部材54の先端(図4において二点鎖線で示している。)から現像ローラ51までの距離L2は、第1内部面21Aから現像ローラ51までの距離L3より小さい。このため、ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、現像カートリッジ50をスロット20に装着するとき、第2接触面54Bは、第1内部面21Aと接触しないようになっている(図6(a)参照)。
第1押圧部材53と第2押圧部材54は、押圧部材の一例である。本実施形態では、押圧部材は、第1押圧部材53と第2押圧部材54とを含む。第1押圧部材53と第2押圧部材54は、第1内部面21Aが第1接触面53Bに接触し、且つ、第2内部面22Aが第2接触面54Bに接触した状態において、現像ローラ51を感光体ドラム41へ押圧するようになっている。
図5に示すように、第1係合部55は、現像筐体52の下面に位置している。第1係合部55は、第1本体部55Aと第1延出部55Bとを有している。第1本体部55Aは、現像筐体52の下面から下方に向けて突出している。第1延出部55Bは、第1本体部55Aの下端から直交方向の他端側に延びている。
第1本体部55Aは、第1面55Cと第2面55Dを有している。第1面55Cは、軸方向に沿って延びている。第1面55Cは、現像カートリッジ50を着脱する過程において、第3レール91と接触する面である。第2面55Dは、第1面55Cから傾斜して延びている。具体的には、第2面55Dは、第1面55Cの端から軸方向の一方側に向かうにつれて直交方向の他方側に向かうように、軸方向に対して傾斜して延びている。第2面55Dは、現像カートリッジ50をスロット20から引き出すときに第3レール91の第1レール部91Xと接触する面である。
第1本体部55Aは、第3レール91によって直交方向の一方側に移動しないように規制される部分である。第1延出部55Bは、第4レール92の第1部分92Aによって直交方向の他方側に移動しないように規制されるとともに、第4レール92の第2部分92Bによって上方に移動しないように規制される部分である。
第1係合部55の軸方向の寸法K3は、第2係合部56の軸方向の寸法K4より小さい。第1係合部55の軸方向の寸法K3は、第1開口91Aの軸方向の寸法K1より小さい。第1係合部55の軸方向の寸法K3は、第2開口91Bの軸方向の寸法K2より小さい。
第2係合部56は、現像筐体52の下面に位置している。第2係合部56は、第2本体部56Aと第2延出部56Bとを有している。第2本体部56Aは、現像筐体52の下面から下方に向けて突出している。第2延出部56Bは、第2本体部56Aの下端から直交方向の他端側に延びている。
第2本体部56Aは、第3面56Cと第4面56Dを有している。第3面56Cは、軸方向に沿って延びている。第3面56Cは、現像カートリッジ50を着脱する過程において、第3レール91と接触する面である。
第4面56Dは、第3面56Cから傾斜して延びている。具体的には、第4面56Dは、第3面56Cの端から軸方向の一方側に向かうにつれて直交方向の他方側に向かうように軸方向に対して傾斜して延びている。第4面56Dは、現像カートリッジ50をスロット20から引き出すときに第3レール91の第2レール部91Yと接触する面である。
第2本体部56Aは、第3レール91によって直交方向の一方側に移動しないように規制される部分である。第2延出部56Bは、第4レール92の第1部分92Aによって直交方向の他方側に移動しないように規制されるとともに、第4レール92の第2部分92Bによって上方に移動しないように規制される部分である。
第2係合部56の軸方向の寸法K4は、第1開口91Aの軸方向の寸法K1より大きい。第2係合部56の軸方向の寸法K4は、第2開口91Bの軸方向の寸法K2より小さい。
軸支部57は、現像筐体52の軸方向の一方側の端面から直交方向の一方側に延びている。軸支部57は、長穴57Aを有している。長穴57Aは、ドラムカートリッジ40の軸方向の一方側の端面に設けられたボス43と係合するようになっている。
次に、ドラムカートリッジ40および現像カートリッジ50の装着時の作用について説明する。
図6(a)に示すように、まず、ドラムカートリッジ40をスロット20に装着する。そして、現像カートリッジ50の第2係合部56を第3レール91と第4レール92に係合させる。このとき、現像ローラ51は、感光体ドラム41に接触していない。また、現像カートリッジ50の第2接触面54Bは、スロット20の第1内部面21Aと接触しない。このとき、第2係合部56の軸方向の寸法K4が第1開口91Aの軸方向の寸法K1より大きいので、第2係合部56は、第1開口91Aに入り込まずに通過する。
図6(a)の状態から現像カートリッジ50をスロット20の奥側に押していくと、図6(b)に示すように、第1押圧部材53が第1突出部21の第1傾斜面21Bに接触するとともに第2押圧部材54が第2突出部22の第2傾斜面22Bに接触する。
図6(b)の状態から現像カートリッジ50をスロット20の奥側に押すと、図6(c)に示すように、第1押圧部材53が第1傾斜面21Bに押されて現像ローラ51側にスライドするとともに、第2押圧部材54が第2傾斜面22Bに押されて現像ローラ51側にスライドする。このとき、第1係合部55および第2係合部56は、第3レール91と接触している。このため、現像カートリッジ50は、直交方向の一方側へ移動することはできない。この結果、現像ローラ51は、感光体ドラム41に接触していない。
図6(c)の状態から現像カートリッジ50をスロット20の奥側に押すと、図6(d)に示すように、第1押圧部材53は第1内部面21Aと接触する。同様に、第2押圧部材54は第2内部面22Aと接触する。このようにして、第1押圧部材53の第1接触面53Bは、第1内部面21Aと接触する。また、第2押圧部材54の第2接触面54Bは、第2内部面22Aと接触する。このとき、第1係合部55の一部が第1開口91Aに入り込むとともに、第2係合部56の一部が第2開口91Bに入り込む。
次に、現像カートリッジ50を取り外すときの作用について説明する。
現像カートリッジ50をスロット20から取り外すときには、図6(d)の状態から現像カートリッジ50を軸方向の一方側に引き出す。すると、第1係合部55の第2面55Dが、第3レール91の第1レール部91Xと接触するとともに、第2係合部56の第4面56Dが、第3レール91の第2レール部91Yと接触する。
この状態からさらに現像カートリッジ50を引き出すと、図6(c)に示すように、第1係合部55は、第2面55Dが第1レール部91Xに押されるので、直交方向の他方側に移動する。すると、第1係合部55の第1面55Cが第3レール91と接触する。同様に、第2係合部56は、第4面56Dが第2レール部91Yに押されるので、直交方向の他方側に移動する。すると、第2係合部56の第3面56Cが第3レール91と接触する。このため、現像カートリッジ50を軸方向の一方側に引き出すと、現像カートリッジ50が直交方向の他方側に押されるので、現像ローラ51と感光体ドラム41の接触が解除される。
この後、現像カートリッジ50は、第3レール91に案内されて、直交方向の一方側への移動が規制され、現像ローラ51が感光体ドラム41に接触することなく、軸方向に引き出される。
以上のように説明した画像形成装置1によれば、スロット20にドラムカートリッジ40を挿入した状態において、現像カートリッジ50をスロット20に挿入すれば、現像ローラ51が感光体ドラム41を押圧することができる。さらに、ドラムカートリッジ40が、画像形成装置1の本体筐体2に装着された状態で、現像カートリッジ50が、本体筐体2に対して軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。
また、ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、現像カートリッジ50をスロット20に装着するとき、第2接触面54Bは、第1内部面21Aと接触しない。このため、現像カートリッジ50をスロット20に装着しやすい。
また、現像カートリッジ50をスロット20に装着するとき、第1傾斜面21Bが第1接触面53Bを第1内部面21Aに案内し、第2傾斜面22Bが第2接触面54Bを第2内部面22Aに案内する。このため、現像カートリッジ50を装着しやすい。
また、第2ガイド部90は、現像カートリッジ50を着脱するとき、現像ローラ51が感光体ドラム41に接触しないように規制する。このため、ドラムカートリッジ40が、画像形成装置1の本体筐体2に装着された状態で、現像カートリッジ50が、本体筐体2に対して軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。
次に、本開示の第2実施形態について説明する。以下の説明においては、第1実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第1形態では、第1内部面と第2内部面がスロットの突出部に位置し、第1接触面と第2接触面が押圧部材の先端に位置していた。しかし、第1内部面と第2内部面が押圧部材の先端に位置し、第1接触面と第2接触面が現像筐体の突出部に位置していてもよい。
例えば、図7に示す第2実施形態では、第1内部面121Aは、第1押圧部材121の先端に位置している。第1押圧部材121の基端面とスロット120の間には、バネ121Sが設けられている。バネ121Sは、第1押圧部材121を常時直交方向の一方側に向けて付勢している。第2内部面122Aは、第2押圧部材122の先端に位置している。第2押圧部材122の基端面とスロット120の間には、バネ122Sが設けられている。バネ122Sは、第2押圧部材122を常時直交方向の一方側に向けて付勢している。
第1接触面153Bは、現像筐体152から突出する第1突出部153の先端に位置している。第2接触面154Bは、現像筐体152から突出する第2突出部154の先端に位置している。
図7の状態から現像カートリッジ150をスロット120に装着すると、第1内部面121Aは、第1接触面153Bと接触する。同様に、第2内部面122Aは、第2接触面154Bと接触する。
第1内部面121Aから感光体ドラム41までの距離M1は、現像カートリッジ150が本体筐体2に装着されると、第1接触面153Bから感光体ドラム41までの距離M3と同じ距離となる。同様に、第2内部面122Aから感光体ドラム41までの距離M2は、現像カートリッジ150が本体筐体2に装着されると、第2接触面154Bから感光体ドラム41までの距離M4と同じ距離となる。
ドラムカートリッジ40と現像カートリッジ150が本体筐体2に装着された状態において、第1内部面121Aから感光体ドラム41までの距離M3は、第2内部面122Aから感光体ドラム41までの距離M4よりも大きい。すなわち、ドラムカートリッジ40と現像カートリッジ150が本体筐体2に装着された状態において、第1内部面121Aは、第2内部面122Aよりも感光体ドラム41から離れて位置している。
また、ドラムカートリッジ40が本体筐体2に装着された状態において、現像カートリッジ150をスロット120に装着するとき、第2接触面154Bは、第1内部面121Aと接触しない。
以上に説明した第2実施形態によっても、スロット120にドラムカートリッジ40を挿入した状態において、現像カートリッジ150をスロット120に挿入すれば、現像ローラ51が感光体ドラム41を押圧することができる。さらに、ドラムカートリッジ40が、画像形成装置1の本体筐体2に装着された状態で、現像カートリッジ150が、本体筐体2に対して軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。
次に、本開示の第3実施形態について説明する。以下の説明においては、第1実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第1実施形態では、本体筐体の一部に第1内部面および第2内部面が設けられていたが、他の部材に第1内部面および第2内部面が設けられていてもよい。
例えば、図8に示すように、第3実施形態におけるスロット220は、4つのドラムカートリッジ240および4つの現像カートリッジ50が挿入可能となっている。この第3実施形態では、第1内部面221Aを有する第1突出部221が、隣のドラムカートリッジ140のフレーム242に設けられている。同様に、第2内部面222Aを有する第2突出部222が隣のドラムカートリッジ240のフレーム242に設けられている。
この第3実施形態によっても、第1実施形態と同様に現像カートリッジ50をスロット220に挿入すれば、現像ローラ51を感光体ドラム41に押圧することができる。さらに、ドラムカートリッジ40が、画像形成装置1の本体筐体2に装着された状態で、現像カートリッジ50が、本体筐体2に対して軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。そして、第3実施形態では、各ドラムカートリッジ240と各現像カートリッジ50間には壁が存在しないので、直交方向にコンパクトにすることができる。
次に、本開示の第4実施形態について説明する。以下の説明においては、第2実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、第4実施形態では、第1内部面121Aを有する第1押圧部材121および第2内部面122Aを有する第2押圧部材122が、隣のドラムカートリッジ340のフレーム342に設けられている。
この第4実施形態によっても、第2実施形態と同様に現像カートリッジ150をスロット320に挿入すれば、現像ローラ51が感光体ドラム41を押圧することができる。さらに、ドラムカートリッジ340が、画像形成装置1の本体筐体2に装着された状態で、現像カートリッジ150が、本体筐体2に対して軸方向に装着される場合に、現像カートリッジとドラムカートリッジとの干渉を抑制することができる。そして、第4実施形態では、各ドラムカートリッジ340と各現像カートリッジ150間に壁が存在しないので、直交方向にコンパクトにすることができる。
上述の各実施形態では、第1内部面の第1傾斜面と、第2内部面の第2傾斜面の傾斜が同じ傾斜角度であったが、異なる傾斜角度でもよい。
例えば、図10に示す第1変形例では、第1突出部421の第1傾斜面421Bと、第2突出部422の第2傾斜面422Bの傾斜が異なっている。具体的には、第1傾斜面421Bの軸方向に対する傾斜角度θ1は、第2傾斜面422Bの軸方向に対する傾斜角度θ2より小さい。
第1変形例のように、第1傾斜面421Bの傾斜角度θ1と、第2傾斜面422Bの傾斜角度θ2を異ならせることで、第1押圧部材453と第2押圧部材454の押圧力の増加傾向を調整することができる。
また、上述した第1実施形態では、スロット20の内面から突出する突出部が複数設けられていたが、突出部は1つでもよい。例えば、図11(a)に示す第2変形例では、第1内部面521Aと第2内部面522Aが第3傾斜面523Aによって連結されおり、突出部が1つである。この形態でも第1施形態と同様の効果が得られる
また、上述した第2実施形態では、現像筐体から突出する突出部が複数設けられていたが、突出部は1つでもよい。例えば、図11(b)に示す第3変形例では、第1内部面621Aと第2内部面622Aが第3傾斜面623Aによって連結されており、現像筐体652から突出する突出部が1つである。この形態でも第2実施形態と同様の効果が得られる。
また、上述した第1実施形態では、第1押圧部材および第2押圧部材がバネにより付勢されていたが、バネ自体が押圧部材であってもよい。
例えば、図12(a)に示す第4変形例では、現像カートリッジ750は、現像筐体752に第1板バネ753と第2板バネ754を有している。第1板バネ753と第2板バネ754は、現像筐体752に固定されている。第1接触面753Bは、第1板バネ753の先端に位置している。第2接触面754Bは、第2板バネ754の先端に位置している。
この第4変形例によっても、上述した各実施形態と同様に、現像カートリッジ750をスロット20に挿入すれば、現像ローラ51が感光体ドラム41を押圧することができる。なお、バネは、板バネに限られず、トーションバネなどであってもよい。この第4変形例によれば、部品点数を少なくすることができる。
また、上述した第2実施形態では、第1内部面121Aが第1押圧部材121の先端に設けられていたが、第1内部面は、付勢部材の先端に設けられていてもよい。同様に、第2内部面122Aが第2押圧部材122の先端に設けられていたが、第2内部面は、付勢部材の先端に設けられていてもよい。
例えば、図12(b)に示す第5変形例では、スロット820の内面に、第1板バネ821と第2板バネ822が設けられている。第1内部面821Aは、第1板バネ821の先端に位置している。第1内部面822Aは、第2板バネ822の先端に位置している。
この第5変形例によっても、第2実施形態と同様に、現像カートリッジ150をスロット820に挿入すれば、現像ローラ51が感光体ドラム41を押圧することができる。なお、バネは、板バネに限られず、トーションバネなどであってもよい。この第5変形例によれば、部品点数を少なくすることができる。
上述の各実施形態では、画像形成装置1がカラープリンタであったが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えばモノクロのプリンタ、複写機、複合機などに本発明を適用してもよい。
上述した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 画像形成装置
2 本体筐体
2A カバー
2E 排出部
20 スロット
21 第1突出部
21A 第1内部面
21B 第1傾斜面
22 第2突出部
22A 第2内部面
22B 第2傾斜面
40 ドラムカートリッジ
41 感光体ドラム
42 フレーム
50 現像カートリッジ
51 現像ローラ
52 現像筐体
53 第1押圧部材
53B 第1接触面
54 第2押圧部材
54B 第2接触面
63 中間転写ベルト
X1 第1軸
X2 第2軸

Claims (7)

  1. 軸方向に延びる第1軸について回転可能な感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、
    前記軸方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラと、トナーを収容可能な現像筐体と、を有する現像カートリッジと、
    前記軸方向に延びるスロットを有する本体筐体であって、前記スロットは、前記軸方向に前記ドラムカートリッジが着脱されることを許容し、且つ、前記軸方向に前記現像カートリッジが着脱されることを許容する、本体筐体と、
    前記現像ローラを前記感光体ドラムへ押圧するように、前記現像筐体を押圧する押圧部材とを備え、
    前記現像筐体は、
    前記軸方向における一端部に位置し、前記軸方向に直交する方向に延出する第1延出部と、
    前記軸方向における他端部に位置し、前記軸方向に直交する方向に延出する第2延出部と、を有し、
    前記本体筐体は、
    前記現像カートリッジの装着を案内する第1ガイドレールであって、前記第1延出部および前記第2延出部を案内する第1ガイドレールと、
    前記現像カートリッジの装着を案内する第2ガイドレールであって、前記第1ガイドレールより短く、前記軸方向において前記スロットの入口側の端部に位置し、前記現像カートリッジの前記軸方向に直交する方向への移動を規制する第2ガイドレールとを有し、
    前記第2ガイドレールは、前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着される過程において前記現像カートリッジを前記軸方向に案内し、前記現像カートリッジが前記スロットの奥まで装着されたとき、前記押圧部材によって前記現像カートリッジが動かされて前記現像ローラが前記感光体ドラムに接触することを許容することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2ガイドレールは、前記現像カートリッジが装着される過程において前記現像ローラが前記感光体ドラムに接触しないように規制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、さらに、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着された状態において、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジの上方に位置する中間転写ベルトであって、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着された状態において、前記感光体ドラムの表面が接触する中間転写ベルトを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記本体筐体は、前記ドラムカートリッジの装着を案内する第3ガイドレールであって、前記軸方向に延びる第3ガイドレールをさらに有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第3ガイドレールから、前記第1ガイドレールまでの距離は、前記第3ガイドレールから前記第2ガイドレールまでの距離より大きいことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像カートリッジは、前記軸方向の一端に、前記押圧部材によって前記現像カートリッジが動かされることを許容する長穴を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像カートリッジは、前記軸方向に直交する並び方向に並んで複数設けられ、前記第1ガイドレールと、当該第1ガイドレールに対応する前記第2ガイドレールは、前記並び方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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