JP2022013641A - 医療用バッグシステム及び遠心分離システム - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液バッグポケットから薬液バッグの取り出しを容易に行えるとともに、薬液バッグの近傍のチューブを保護できる医療用バッグシステム及び遠心分離システムを提供する。【解決手段】医療用バッグシステム10及び遠心分離システム136は、血液を収容する主バッグ46と、血漿を収容する血漿バッグ48と、赤血球保存液を収容する薬液バッグ50と、主バッグ46と血漿バッグ48と薬液バッグ50とを接続する移送チューブ52と、を備え、薬液バッグ50は、移送チューブ52が接続される接続ポート72を有するポート側端部58と、ポート側端部58と反対側の端部であって、懸垂フック112を挿通させる懸垂孔64が形成された懸垂側端部60と、を有しており、懸垂孔64の側部から舌状に突出した延出部66を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、血液の遠心分離に用いる医療用バッグシステム及び遠心分離システムに関する。
血液の遠心分離には、血液が貯留される主バッグ、血漿を収容する血漿バッグ、及び赤血球保存液を収容した薬液バッグ、を有する医療用バッグシステムが用いられる(例えば、特許文献1)。医療用バッグシステムは、遠心分離装置にセットされ、主バッグに遠心力を付与することで、主バッグの全血を濃厚赤血球と血漿とに分離する。そして、遠心分離装置は、主バッグに繋がるチューブを介して血漿を血漿バッグに移送する。その後、医療用バッグシステムは、遠心分離装置から取り外され、薬液バッグの赤血球保存液が濃厚赤血球を貯留する主バッグに移送される。
特開平9-168585号公報
遠心分離装置は、回転部分である遠心ドラムに、各種バッグを収容する複数のポケットと、複数のバッグを繋ぐチューブを収容する溝部とを備える。医療用バッグシステムは、これらのポケットにバッグを収容した状態で遠心分離装置にセットされる。
この医療用バッグシステムのうち、バッグは、チューブと接続されるポートを下側に向けて配置される。ところが、遠心ドラムのポケットは、バッグの厚さ方向に狭いスリット状に形成されており、ポケットとバッグとの間に指を入れるのが困難となっている。そのため、遠心分離処理が終わった後にバッグを取り出す作業が行い難いという問題がある。
また、バッグが薬液又は血液成分を含んでいるため、自重でポケットの奥側に沈み込んでしまうことがある。このような場合には、狭いスリット状のポケットの奥側から、手でバッグをつまみ上げるのが難しく作業の効率性が低下してしまう。
一方、ポケットの近傍には、医療用バッグシステムのチューブを収容するための溝部がポケットを迂回するように配置される。この溝部に配置されたチューブは、遠心分離中に浮き上がることがあり、蓋等の固定部分と接触して擦過により破損する恐れがあるため、バッグの付近のチューブを保護する構造が求められている。
そこで、本発明は、ポケットからバッグの取り出しを容易に行えるとともに、バッグの近傍のチューブを保護できる医療用バッグシステム及び遠心分離システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点は、バッグと、前記バッグに接続されたチューブと、を備え、遠心分離装置にセットして用いられる医療用バッグシステムであって、前記バッグは、前記チューブが接続される接続側端部と、前記接続側端部と反対側の端部であって、懸垂フックを挿通させる懸垂孔が形成された懸垂側端部と、前記懸垂側端部のうち前記懸垂孔が形成された中央部に対してバッグ幅方向の少なくとも一方側から舌状に突出した延出部と、を有する、医療用バッグシステムにある。
また、本発明の別の一観点は、上記観点の医療用バッグシステムと、前記医療用バッグシステムが装着される遠心ドラムと、を有する、遠心分離システムであって、前記遠心ドラムは、前記バッグを収容するポケットと、前記バッグの遠心方向に隣接する部分に前記チューブを収容するチューブ案内溝と、を有し、前記バッグの前記延出部が前記チューブ案内溝の前記チューブを覆うとともに、前記延出部の先端が前記チューブと前記チューブ案内溝との隙間に挟み込まれて保持される、遠心分離システムにある。
上記観点の医療用バッグシステム及び遠心分離システムは、ポケットからバッグの取り出しを容易にするとともに、バッグの近傍のチューブを保護する。
第1実施形態に係る医療用バッグシステムの平面図である。 図1の医療用バッグシステムの薬液バッグの平面図である。 遠心分離装置及び図1の医療用バッグシステムの構成を示す説明図である。 図3の遠心分離装置の単位セットエリアを示す斜視図である。 医療用バッグシステムを遠心分離装置の単位セットエリアに取り付けた状態の上面図である。 図3の薬液バッグの延出部の作用を示す斜視図である(その1)。 図3の薬液バッグの延出部の作用を示す斜視図である(その2)。 比較例に係る薬液バッグを遠心分離装置に装着した状態の斜視図である。 図9Aは、第2実施形態に係る医療用バッグシステムの薬液バッグの説明図であり、図9Bは図9Aの薬液バッグの側面図である。 第2実施形態に係る医療用バッグシステムの薬液バッグの作用を示す斜視図である。
以下、医療用バッグシステム及び遠心分離システムについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
ドナーからの採血にあたっては、図1に示すような医療用バッグシステム10が用いられている。医療用バッグシステム10は、ドナーから採取した血液(全血)を、比重の異なる血液成分である、乏血小板血漿(Platelet Poor Plasma;PPP)、濃厚赤血球(Red Blood Cells;RBC)に遠心分離し、各血液成分を異なるバッグに分けて収容及び保存するために用いられる。
医療用バッグシステム10は、採血針12と、採血針12が接続された血液バッグセット14とを備える。血液バッグセット14は、血液採取部16、前処理部18及び分離処理部20を備える。血液採取部16は、第1採血チューブ22、分岐コネクタ24、封止部材26、第2採血チューブ28、採血バッグ30、分岐チューブ32及び初流血バッグ34を有する。
第1採血チューブ22の一端には採血針12が接続される。第1採血チューブ22の他端は、分岐コネクタ24に接続さる。分岐コネクタ24は、3方に分岐しており、1つ目のポート24aが第1採血チューブ22に接続され、2つ目のポート24bが分岐チューブ32を介して初流血バッグ34に接続され、3つ目のポート24cが封止部材26に接続されている。封止部材26は、破断可能であり、破断操作が行われると、第1採血チューブ22と第2採血チューブ28とを連通させる。
初流血バッグ34は、ドナーから採取した初流血を所定量だけ採取するためのバッグであり、その一端には採血管が脱着可能なサンプリングポート36が設けられている。分岐チューブ32には、クランプ32aが設けられており、クランプ32aを通じて分岐チューブ32の開閉操作を行える。
採血バッグ30は、第2採血チューブ28の他端に接続されている。採血バッグ30は、ドナーから採取した全血を収容するバッグである。採血バッグ30内には、抗凝固剤等の血液保存液が予め収容されている。採血バッグ30には、前処理部18が接続されている。採血バッグ30及び初流血バッグ34は、可撓性を有する熱可塑性樹脂シートを重ね合わせて周縁部を溶着して袋状に形成されている。
前処理部18は、封止部材38、入口側チューブ40、フィルタ42及び出口側チューブ44を有する。採血バッグ30と入口側チューブ40とは、封止部材38を介して接続される。封止部材38は破断可能な部材であり、破断操作が行われるまで、採血バッグ30に採取された血液が前処理部18に移送されることを防止する。入口側チューブ40の他端は、フィルタ42に接続されている。
フィルタ42は、例えば、血液中の白血球を除去する白血球除去フィルタである。フィルタ42の出口側には、分離処理部20が接続されている。
分離処理部20は、出口側チューブ44と、主バッグ46、血漿バッグ48、薬液バッグ50及び移送チューブ52を有する。主バッグ46、血漿バッグ48及び薬液バッグ50は、採血バッグ30と同様に、2枚の樹脂シートを重ね合わせて周縁部を溶着して形成されている。
出口側チューブ44は、フィルタ42の出口側と、主バッグ46とを接続する管路であり、フィルタ42で白血球が除去された血液成分を主バッグ46に導く。出口側チューブ44には、クランプ45が設けられている。使用者は、クランプ45の操作によって、出口側チューブ44の開閉操作を行える。
図3に示すように、出口側チューブ44は、主バッグ46への血液成分の移送が完了した後に、フィルタ42から無菌的に切り離される。さらに、出口側チューブ44は、一定の長さ毎にシールされることにより、一連に連なったセグメントチューブ44aに形成される。このセグメントチューブ44aは、必要に応じて使用者によって切り取られ、血液の検査に用いられる。
図1に示すように、主バッグ46は、ドナーから採取した血液からフィルタ42で白血球が除去された残余の血液成分を収容(貯留)する。また、主バッグ46は、血液成分を遠心分離した後に得られる濃厚赤血球(RBC)を保存するための赤血球バッグを兼ねている。
血漿バッグ48は、主バッグ46の血液成分を遠心分離して得られる血漿(乏血小板血漿:PPP)を収容して保存するためのバッグである。薬液バッグ50は、赤血球保存液(例えば、MAP液)を収容するバッグである。
主バッグ46、血漿バッグ48及び薬液バッグ50は、樹脂シートを重ねて周縁部をシールすることにより袋状に形成される。主バッグ46、血漿バッグ48及び薬液バッグ50の外面には、所定の情報が印字されたラベルが貼り付けられる。
図2に示すように、薬液バッグ50は、2枚の樹脂シートの周縁部を溶着して形成されたシール部54が形成されている。シール部54に囲まれる部分に薬液バッグ50の貯留空間50aが形成され、貯留空間50aの内部に赤血球保存液等の薬液が貯留されている。シール部54は、チューブ接続用の接続ポート72が形成されたポート側端部58を構成する第1シール部54aと、薬液バッグ50の懸垂側端部60を構成する第2シール部54bと、薬液バッグ50の側辺62を構成する第3シール部54c及び第4シール部54dとを有する。第2シール部54bが形成された懸垂側端部60には、薬液バッグ50を吊り下げるための懸垂孔64が幅方向の中央に形成されている。懸垂孔64は、幅方向に細長く延びたC字状の切欠き部により構成されている。
また、懸垂側端部60の懸垂孔64の両側部には、ポート側端部58と反対側(長辺方向の先端側)に向けて舌状に突出した一対の延出部66が形成されている。延出部66は、第2シール部54bの長辺方向の寸法を増大させて形成されている。延出部66の間には、凹部68が形成されている。凹部68に対する延出部66の突出長さLは、使用者が指でつまみやすい長さに形成されている。なお、上記の突出長さLは、移送チューブ52を構成するチューブの外周の半周分よりも長く形成されていることが好ましい。また、延出部66の表面には、使用者が指でつまんだ際に滑り止めとして機能する凹凸パターン67が形成されている。
薬液バッグ50のポート側端部58には、移送チューブ52の後述する第3チューブ70(図1)が接続される接続ポート72と、充填チューブ74が接続される充填ポート76が設けられている。充填チューブ74は、貯留空間50aに薬液を貯留する際に使用され、薬液の充填後に切断及びシールされている。医療用バッグシステム10の製品提供状態では、充填チューブ74は短く切断されて封止部74aにて封止されている。
接続ポート72及び充填ポート76は、シール部54を形成する際に、貯留空間50aに連通した状態で溶着される。接続ポート72に接続される第3チューブ70は、端部に接続ポート72に接続するための円筒状の端部構造70aを備え、その端部構造70aの内部に、封止部材78が設けられている。
図1に示すように、移送チューブ52は、主バッグ46、血漿バッグ48及び薬液バッグ50を繋いでいる。移送チューブ52は、封止部材80、第1チューブ82、分岐コネクタ84、第2チューブ86、第3チューブ70及び封止部材78を含む。封止部材80は、主バッグ46と第1チューブ82の一端とを互いに接続する。封止部材80は、封止部材26と同様の破断可能な部材であり、破断操作が行われるまで、主バッグ46と第1チューブ82との連通を阻止する。
第1チューブ82の他端は、分岐コネクタ84の第1ポート84aに接続される。分岐コネクタ84は、第1ポート84a、第2ポート84b、及び第3ポート84cの三方向に分岐したコネクタである。分岐コネクタ84の第2ポート84bには、第2チューブ86の一端が接続され、第3ポート84cには第3チューブ70が接続されている。
第2チューブ86の他端は、血漿バッグ48に接続されている。第3チューブ70の他端は封止部材78に接続されている。封止部材78は、薬液バッグ50のポート側端部58に設けられており、薬液バッグ50と第3チューブ70とを繋ぐ。封止部材78は、破断操作が行われるまで、薬液バッグ50と第3チューブ70との連通を阻止し、薬液バッグ50の赤血球保存液の第3チューブ70への流入を防ぐ。
図3に示すように、医療用バッグシステム10は、採血及びフィルタ42による前処理が終了した後、出口側チューブ44が切断される。そして、医療用バッグシステム10の分離処理部20が血液採取部16及び前処理部18から切り離される。分離処理部20は、その後、遠心分離装置88にセットされて遠心処理が行われる。
遠心分離装置88は、箱状の筐体90と、筐体90の上部を開閉可能な蓋部92と、筐体90に設けられる遠心ドラム94とを備える。遠心分離装置88の筐体90には、遠心ドラム94を回転させるモータ(不図示)、及び遠心分離装置88の動作を制御する制御部96及び使用者へのデータ表示及び使用者からの操作入力を受け付ける表示入力部98が設けられている。
遠心ドラム94は、分離処理部20をセット可能な単位セットエリア100を6つ有している。1つの単位セットエリア100は、遠心ドラム94の回転中心に対し60°の範囲に設定されており、周方向に沿って単位セットエリア100が隙間なく並んで配置されている。
図4及び図5に示すように、単位セットエリア100には、主バッグ46を収容する主バッグポケット102と、血漿バッグ48を収容する血漿バッグポケット104と、薬液バッグ50を収容する薬液バッグポケット106とが形成されている。図5に示すように、主バッグポケット102は、単位セットエリア100の径方向中央部寄りに設けられている。主バッグポケット102には、開閉可能な蓋部材108が設けられており、図4に示すように、遠心分離処理は蓋部材108を閉じた状態で行われる。図5に示すように、主バッグポケット102は、血漿バッグポケット104及び薬液バッグポケット106よりも大きな容積を有する。
主バッグポケット102の内周側部分には、主バッグ46を圧迫して分離された血液成分を押し出すための押し子110が設けられている。押し子110の主バッグ46に対向する面は傾斜面によって構成されている。押し子110は、制御部96の制御の下に遠心ドラム94の径方向に沿って進退する。
図5に示すように、血漿バッグポケット104と薬液バッグポケット106は、主バッグポケット102の径方向外周側に、周方向に並んで配置されている。薬液バッグポケット106は、径方向の寸法よりも周方向の寸法が長く形成された細長い溝状に形成されている。薬液バッグポケット106の容積は、血漿バッグポケット104の容積よりも小さく形成されており、薬液バッグポケット106の径方向の寸法は、血漿バッグポケット104の径方向の寸法より小さい。薬液バッグポケット106の外周側の縁部には、薬液バッグ50の懸垂孔64を吊り下げるための懸垂フック112が設けられている。
単位セットエリア100の上面100aには、医療用バッグシステム10の出口側チューブ44及び移送チューブ52を構成する第1チューブ82、第2チューブ86、第3チューブ70、及びセグメントチューブ44aが配置される。上面100aにおいて、主バッグポケット102よりも径方向内側には、第1チューブ82及びセグメントチューブ44aの一部分が配置される。
また、上面100aには、主バッグポケット102を覆う蓋部材108のヒンジ部108aが設けられている。蓋部材108は、第1チューブ82の一部を覆うように配置されている。蓋部材108で覆われる第1チューブ82の配置部分には、封止部材80を破断する破断部114と、第1チューブ82を流動する血液成分を検出する赤外線センサ116が設けられている。
また、上面100aの一方の側部には、第1チューブ82、分岐コネクタ84、第2チューブ86及び第3チューブ70を保持するホルダ118と、第2チューブ86を開閉する血漿用クランプ120と、第3チューブ70の開閉を行う薬液用クランプ122と、が設けられている。上面100aの他方の側部には、セグメントチューブ44aを束ねた不図示のセグメントホルダを収容するセグメントポケット124が設けられている。
図4に示すように、薬液バッグポケット106の外周側には、上面100aよりも上方に突出するチューブ保持部126が設けられている。チューブ保持部126は、単位セットエリア100の外周縁に連なる外壁128と、外周縁から外壁128よりも内側に突出する内壁130とを有している。外壁128と内壁130との間に第2チューブ86を収容するチューブ案内溝132が形成される。内壁130は、血漿用クランプ120付近から、薬液バッグポケット106の外周を通り血漿バッグポケット104の周方向途中付近にまで延在し、第2チューブ86を血漿バッグポケット104にガイドする。また、チューブ案内溝132の所定部位には、第2チューブ86のチューブ案内溝132からの脱落を防ぐべく、ガイド片134が突出して設けられている。
図6に示すように本実施形態の遠心分離システム136は、医療用バッグシステム10とそれがセットされた遠心分離装置88によって構成される。
本実施形態の医療用バッグシステム10及び遠心分離システム136は以上のように構成され、以下その作用について説明する。
図1に示す医療用バッグシステム10は、採血所の医療従事者によりドナーから採取した血液が採血バッグ30に貯留される。その後、医療用バッグシステム10は、血液センターに搬送される。血液センターにおいて、使用者が前処理部18を使用して、全血から白血球を取り除き、主バッグ46に白血球が除去された血液成分を貯留させる。
その後、使用者が主バッグ46の血液成分を遠心分離するために、出口側チューブ44を切断して分離処理部20を前処理部18から切り離す。そして、使用者は、分離処理部20を遠心分離装置88にセットする。
図5に示すように、遠心分離装置88の単位セットエリア100には、使用者により、主バッグポケット102に主バッグ46がセットされ、血漿バッグポケット104には空の血漿バッグ48がセットされ、薬液バッグポケット106には薬液バッグ50がセットされる。また、第1チューブ82、第2チューブ86及び第3チューブ70は、単位セットエリア100の上面100aに沿って配置される。
図6に示すように、薬液バッグ50は延出部66が形成された懸垂側端部60を上側に向け、ポート側端部58を下側に向けた状態で、薬液バッグポケット106に挿入される。そして、使用者が薬液バッグ50の懸垂孔64に懸垂フック112を通すことで薬液バッグ50の薬液バッグポケット106に固定する。使用者は、薬液バッグ50を薬液バッグポケット106にセットする際に、図7に示すように、薬液バッグ50を薬液バッグポケット106に落としてしまうことが考えられる。薬液バッグポケット106は径方向の寸法が狭いため、薬液バッグ50が奥側に入り込んでしまうと、薬液バッグ50の本体部分を指でつまみだすことが難しくなる。このような場合であっても、本実施形態の薬液バッグ50には、延出部66が上方に延び出ているため、延出部66を容易につまむことができ、薬液バッグ50を薬液バッグポケット106から簡単に引き上げることができる。
次に、使用者は、血漿バッグ48から延びる第2チューブ86をチューブ案内溝132に挿入する。使用者は、第2チューブ86をチューブ案内溝132に挿入する際に、図6に示すように、薬液バッグ50の延出部66で第2チューブ86を巻き込んだ状態で、延出部66とともに第2チューブ86をチューブ案内溝132に押し込む。これにより、第2チューブ86とチューブ案内溝132との隙間が延出部66によって埋められる。そして、第2チューブ86がチューブ案内溝132内で確実に保持される。
以上のようにして使用者が医療用バッグシステム10を単位セットエリア100にセットした後に、遠心分離装置88により、血液成分の遠心分離処理が行われる。遠心分離装置88は、制御部96の制御の下で遠心ドラム94を回転させ、主バッグ46の血液成分を、比重が異なる乏血小板血漿と濃厚赤血球とに遠心分離する。その後、遠心分離装置88は、押し子110により、主バッグ46を押圧する。これにより、比重が軽い乏血小板血漿が主バッグ46から流出し、第1チューブ82、分岐コネクタ84及び第2チューブ86の順に流れて、血漿バッグ48に移送される。
図8の比較例の医療用バッグシステム200では、遠心分離装置88で遠心分離を行っている途中で、第2チューブ86がチューブ案内溝132から浮き上がり、遠心分離装置88の蓋部92(図3参照)と擦過することで破損するといった事象が生じる。このような事象の発生により、第2チューブ86から漏れ出した乏血小板血漿が遠心分離装置88の内部にまき散らされてしまう。
これに対し、図6に示すように本実施形態の医療用バッグシステム10によれば、薬液バッグ50の延出部66で第2チューブ86とチューブ案内溝132の隙間を埋めるため、第2チューブ86のチューブ案内溝132からの浮き上がりを防ぐことができる。また、仮に第2チューブ86がチューブ案内溝132から浮き上がったとしても、第2チューブ86の外周部が延出部66によって保護されているため、第2チューブ86の代わりに延出部66が擦れるだけで済む。これにより、第2チューブ86と蓋部92との擦過による損傷が防止される。
遠心分離装置88は、主バッグ46から血漿バッグ48に乏血小板血漿を移送すると、押し子110を後退させ、遠心ドラム94の回転を停止させて、医療用バッグシステム10の取り出しを可能とする。その後、使用者が医療用バッグシステム10を遠心分離装置88から取り出す。薬液バッグ50の取り出しは、図6の第2チューブ86を巻き込んだ延出部66をチューブ案内溝132から引き出して、延出部66を指でつまんで薬液バッグ50を薬液バッグポケット106から引き上げることで容易に行うことができる。
図8の比較例の薬液バッグ250では、薬液バッグ250を指でつまめるツマミ代が狭く、取り出し作業がやりにくかった。これに対し、図6及び図7に示すように、本実施形態の薬液バッグ50では、懸垂側端部60から上方に大きく突出した延出部66が設けられているため、薬液バッグ50の取り出し作業を容易に行うことができる。
本実施形態の医療用バッグシステム10及び遠心分離システム136は、以下の効果を奏する。
本実施形態の医療用バッグシステム10は、バッグ(薬液バッグ50)と、バッグに接続されたチューブ(移送チューブ52)と、を備え、遠心分離装置88にセットして用いられる医療用バッグシステム10に関する。医療用バッグシステム10のバッグは、チューブが接続されるポート側端部58と、ポート側端部58と反対側の端部であって、懸垂フック112を挿通させる懸垂孔64が形成された懸垂側端部60と、懸垂側端部60のうち懸垂孔64が形成された中央部に対してバッグ幅方向の少なくとも一方側から舌状に突出した延出部66と、を有する。
上記の医療用バッグシステム10によれば、懸垂孔64の両側部に延出部66が設けられているため、遠心分離装置88の薬液バッグポケット106へのバッグ(薬液バッグ50)の取り付け及び取り外し作業が容易になる。また、延出部66で移送チューブ52の第2チューブ86の外周部を覆うことができるため、第2チューブ86の損傷を防ぐことができる。
上記の医療用バッグシステム10において、延出部66は、懸垂孔64よりも移送チューブ52の外周の半周よりも長く突出して形成されていてもよい。この構成によれば、第2チューブ86の外周に延出部66を巻き込むように取り付けることが容易になり、第2チューブ86をさらに効果的に保護できる。
上記の医療用バッグシステム10において、延出部66は懸垂孔64の両側部に一対設けられていてもよい。この構成によれば、遠心分離装置88のポケット(薬液バッグポケット106)へのバッグ(薬液バッグ50)の取り付け及び取り外し作業が容易になる。
上記の医療用バッグシステム10において、延出部66の表面に滑り止めの凹凸パターン67が形成されていてもよい。この構成により、使用者が延出部66をつまみやすくなり、薬液バッグポケット106への薬液バッグ50の取り付け及び取り外し作業をさらに容易に行える。
上記の医療用バッグシステム10において、延出部66は薬液バッグ50を構成し厚さ方向に重ね合わされた一対の樹脂シートの溶着部分として形成されていてもよい。この構成によれば、延出部66が薬液バッグ50と同時に一体的に形成されるため、生産性に優れる。
医療用バッグシステム10は、血液を収容する主バッグ46と、血漿を収容する血漿バッグ48と、赤血球保存液を収容する薬液バッグ50と、主バッグ46と血漿バッグ48と薬液バッグ50とを接続する移送チューブ52と、を備える血液バッグセット14であってもよい。
本実施形態の遠心分離システム136は、上記の医療用バッグシステム10と、医療用バッグシステム10が装着される遠心ドラム94と、を有する、遠心分離システム136で構成される。この遠心分離システム136において、遠心ドラム94は、主バッグ46を収容する主バッグポケット102と、血漿バッグ48を収容する血漿バッグポケット104と、薬液バッグ50を収容する薬液バッグポケット106と、薬液バッグポケット106の遠心方向に隣接する部分に設けられ移送チューブ52を収容するチューブ案内溝132と、を有している。そして、医療用バッグシステム10の薬液バッグ50は、延出部66がチューブ案内溝132の第2チューブ86を覆うとともに、延出部66の先端66dが第2チューブ86とチューブ案内溝132との隙間に挟み込まれて保持される。
上記の構成の遠心分離システム136は、薬液バッグポケット106から薬液バッグ50の取り出しを容易にするとともに、薬液バッグ50の近傍の移送チューブ52(第2チューブ86)を保護して移送チューブ52の損傷を防ぐ。
(第2実施形態)
図9A及び図9Bに示すように、本実施形態の医療用バッグシステム10Aは、薬液バッグ50Aにおいて、第1実施形態の医療用バッグシステム10(図1)と異なる。薬液バッグ50A以外の構成は図示を省略する。なお、図9A、図9Bの薬液バッグ50Aにおいて、第1実施形態の医療用バッグシステム10の薬液バッグ50(図2)と同様の構成については、薬液バッグ50と同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図9A及び図9Bに示すように、薬液バッグ50Aは、ポート側端部58に対向する懸垂側端部60に、一対の延出部66Aが設けられている。延出部66Aは、懸垂孔64の両側部から延び出ている。本実施形態の延出部66Aは、第1実施形態の薬液バッグ50の延出部66(図2参照)と同様にシール部54によって薬液バッグ50と一体的に形成されている。但し、本実施形態の延出部66Aは、懸垂側端部60において折り曲げ加工が施された折返部66cが形成されている。延出部66は、折返部66cで折り返されているため、先端66dがポート側端部58側に向かうように配置される。すなわち、図9Bに示すように、横から見ると、延出部66Aは、薬液バッグ50Aの貯留空間50aに重なるように形づけられている。
以上のように、本実施形態の医療用バッグシステム10Aでは、薬液バッグ50Aにおいて、延出部66Aにはポート側端部58に折り返す折返部66cが設けられており、延出部66Aの先端66dがポート側端部58に向けて折り返されている。
図10に示すように、上記の薬液バッグ50Aによれば、延出部66Aがポート側端部58に向かうように形づけられている。このため、遠心ドラム94の単位セットエリア100に薬液バッグ50Aを取り付けた際に、移送チューブ52の第2チューブ86を巻き込むように延出部66Aを配置することが容易となり、第2チューブ86をより効果的に保護することができる。
上記において、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
例えば、延出部66、66Aは、薬液バッグ50、50Aのシール部54と一体的に形成されている必要はなく、別体の樹脂シートを薬液バッグ50、50Aの懸垂側端部60に溶着等により接合して形成してもよい。
10、10A…医療用バッグシステム 46…主バッグ
48…血漿バッグ 50、50A…薬液バッグ
52…移送チューブ(チューブ) 58…ポート側端部
60…懸垂側端部 64…懸垂孔
66、66A…延出部 66c…折返部
67…凹凸パターン 72…接続ポート
94…遠心ドラム 102…主バッグポケット
104…血漿バッグポケット 106…薬液バッグポケット
112…懸垂フック 132…チューブ案内溝
136…遠心分離システム

Claims (10)

  1. バッグと、前記バッグに接続されたチューブと、を備え、遠心分離装置にセットして用いられる医療用バッグシステムであって、
    前記バッグは、
    前記チューブが接続されるポート側端部と、
    前記ポート側端部と反対側の端部であって、懸垂フックを挿通させる懸垂孔が形成された懸垂側端部と、
    前記懸垂側端部のうち前記懸垂孔が形成された中央部に対してバッグ幅方向の少なくとも一方側から舌状に突出した延出部と、
    を有する、医療用バッグシステム。
  2. 請求項1記載の医療用バッグシステムであって、前記延出部は、前記懸垂孔よりも前記チューブの外周の半周の長さよりも長く突出して形成されている、医療用バッグシステム。
  3. 請求項1又は2記載の医療用バッグシステムであって、前記懸垂側端部の前記中央部の両側から一対の前記延出部が延出している、医療用バッグシステム。
  4. 請求項3記載の医療用バッグシステムであって、一対の前記延出部の間に凹部が形成されている、医療用バッグシステム。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムであって、前記延出部の表面に滑り止めの凹凸パターンが形成されている、医療用バッグシステム。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムであって、前記延出部には前記ポート側端部に折り返す折返部が設けられており、前記延出部の先端が前記ポート側端部に向けて折り返されている、医療用バッグシステム。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムであって、前記延出部は前記バッグを構成し厚さ方向に重ね合わされた一対の樹脂シートの溶着部分として形成されている、医療用バッグシステム。
  8. 請求項1~6のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムであって、前記延出部は前記バッグを構成する樹脂シートと別体の樹脂シートを前記バッグに接合して形成されている、医療用バッグシステム。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムであって、
    血液を収容する主バッグと、
    血漿を収容する血漿バッグと、
    赤血球保存液を収容する薬液バッグと、
    前記主バッグと前記血漿バッグと前記薬液バッグとを接続するチューブと、を備え、
    前記延出部は前記薬液バッグに設けられている、医療用バッグシステム。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の医療用バッグシステムと、
    前記医療用バッグシステムが装着される遠心ドラムと、を有する、遠心分離システムであって、
    前記遠心ドラムは、
    前記バッグを収容するポケットと、
    前記バッグの遠心方向に隣接する部分に前記チューブを収容するチューブ案内溝と、
    を有し、
    前記バッグの前記延出部が前記チューブ案内溝の前記チューブを覆うとともに、前記延出部の先端が前記チューブと前記チューブ案内溝との隙間に挟み込まれて保持される、
    遠心分離システム。
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