JP2022011365A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022011365A
JP2022011365A JP2020112452A JP2020112452A JP2022011365A JP 2022011365 A JP2022011365 A JP 2022011365A JP 2020112452 A JP2020112452 A JP 2020112452A JP 2020112452 A JP2020112452 A JP 2020112452A JP 2022011365 A JP2022011365 A JP 2022011365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
name
target
unit
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020112452A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7262795B2 (ja
Inventor
崇志 岸田
Takashi Kishida
良 大野
Makoto Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Smartdrive Inc
Original Assignee
Smartdrive Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Smartdrive Inc filed Critical Smartdrive Inc
Priority to JP2020112452A priority Critical patent/JP7262795B2/ja
Publication of JP2022011365A publication Critical patent/JP2022011365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7262795B2 publication Critical patent/JP7262795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】大規模施設の名称を推定する情報処理技術の提供。【解決手段】位置情報に基づいて位置情報群を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記位置情報群に関連付けられた言語情報群に基づいて、前記位置情報に対応する施設名称を推定する推定手段と、を備える情報処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、施設名称を推定する情報処理技術に関する。
徒歩や自動車等の乗り物を用いて移動する人の移動に関する情報を収集し、蓄積された情報を分析することで、様々なサービスの提供等に活用するという社会的需要がある。例えば、特許文献1には、移動体端末から取得した位置情報に基づいて、ユーザーの滞在地点と、行動時点とを特定するロケーション管理システムが開示されている。
特開2013-235323号公報
ところで、ショッピングモール等、複数の店舗を施設内部に包括する大規模施設が存在する。しかしながら、徒歩や自動車等で移動する人がこの大規模施設を訪問する場合、収集された情報では大規模施設への訪問と記録されないことがあった。これは、GPS等で取得した緯度・経度の情報に基づいて、近傍の店舗に訪問先を紐づけてしまうことが原因である。
この場合、移動する人は、例えば、大規模施設に包括される個別の店舗、あるいは、駐車した近傍の大規模施設外の店舗への訪問と誤って記録されることがあり、正確な移動情報を把握することが難しいという問題があった。
本発明の一態様によれば、情報処理装置であって、位置情報に基づいて位置情報群を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記位置情報群に関連付けられた言語情報群に基づいて、前記位置情報に対応する施設名称を推定する推定手段と、を備える。
本発明に係る情報処理装置によれば、施設名称をより適切に推定できる、という効果が得られる。
情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図。 ノード情報の一例を示す図。 情報処理の流れの一例を示すフローチャート。 目的物周辺領域の算出方法と、目的物周辺領域から選択された参照対象ノード群のノード情報についての一例を示す図。 参照対象ノード群目標物名称情報からヒストグラムを作成する具体例を示す図。 大規模施設への駐車領域判定の一例を示す図。 サーバクライアントシステムの機能構成の一例を示すブロック図。 サーバの処理部における機能構成の一例を示すブロック図。 サーバの記憶部に記憶される情報の一例を示すブロック図。 変形例についての具体例を示す図。 変形例についての具体例を示す図。 変形例についての具体例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態の一例について図面を参照して説明する。
なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
また、これらの実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
以下、本発明の情報処理技術を実現するための第1実施形態について説明する。
第1実施形態に記載の内容は、他の各実施形態や各実施例、他の各変形例のいずれにも適用可能である。
本実施形態では、徒歩や自動車等の乗り物を用いて移動する人の目的地となる店舗や施設、または、移動した人が滞在した店舗や施設のことを「目標物」と呼称する。
また、目標物のうち、ショッピングモールやテーマパーク、サービスエリア等、複数の店舗・施設をその施設内部に包括する大規模施設を「大規模目標物」と呼称し、大規模目標物を識別するための固有名詞(例えば、「AAショッピングセンター」や「BBアウトレットモール」、「CCランド」等)を「大規模目標物名称」と呼称する。なお、大規模目標物名称には施設の場所を識別するための地名を含んでもよい。
本実施形態では、人の動きの単位(ユニット)を「ノード」と呼称する。すなわち、1つのノードには、目標物に向かって移動する人の位置、または、移動した人が滞在した位置(例えば、目標物の位置)に関する情報と、目標物の名称に関する情報とが含まれる。以下では、前者を「滞在位置情報」、後者を「目標物名称」と呼称する。
図1は、第1実施形態の一態様に係る情報処理装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置1は、例えば、参照対象ノード選択部110と、ノード目標物名称読み出し部120と、大規模目標物名称推定部130とを備える。これらは、例えば、情報処理装置1の不図示の処理部(処理装置)や制御部(制御装置)が有する機能部(機能ブロック)であり、CPU等のプロセッサーやASIC等の集積回路を有して構成される。
また、情報処理装置1は、例えば、ノード情報記憶部220を情報処理装置1の不図示の記憶部(バッファ、記憶装置)として備える。ノード情報記憶部220は、例えば、DRAM等の揮発性メモリ、又はSRAM等の不揮発性メモリ等を有して構成される。
なお、ノード情報記憶部220は、CPU等のプロセッサーに搭載されるキャッシュメモリとして構成されてもよい。すなわち、ノード情報記憶部220は、情報処理装置1の不図示の処理部(処理装置)や制御部(制御装置)が有する機能部(機能ブロック)の一部としてもよい。
図2に、ノード情報記憶部220に記憶されるノード情報の一例を示す。
ノード情報には、人の動きに関する情報が蓄積されて記憶されており、例えば、ノードIDと、滞在位置情報と、目標物名称とが関連付けて記憶されている。
ノードIDは、各ノードを識別するための識別子として用いられる情報であり、例えば、人が目的地まで移動するごと、または、人が目的地に滞在するごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶されている。
目標物名称は、移動する人または移動した人の目標物(目的地)を示す名称である。例えば、滞在位置情報から特定される位置で、人が所持する不図示の端末に入力された目標物(目的地)の名称や、端末に入力された文字列(例えば、検索ワード)に基づいて端末に表示された目標物(目的地)の名称等を含む。また、乗用車で移動する人が乗用車に搭載された不図示の車載端末(例えば、カーナビゲーションシステム)に入力した行き先の名称や、車載端末に行き先として設定された名称(例えば、「AAショッピングモールシネマ横浜」)等を含む。なお、図2で例示した目標物名称において、「AA」等のアルファベットで表記されている文字は、実際には屋号等の固有名詞を表す。すなわち、目標物名称は、移動する人が関心を持った目標物(目的地)の名称であるともいえる。
滞在位置情報とは、移動する人または移動した人と、目標物名称とが関連付けられた位置を示す情報である。ここで、滞在位置情報には、例えば、人が所持する不図示の端末に目標物(目的地)の名称が入力された位置情報、端末に目標物(目的地)の名称が表示された位置情報、端末の撮像装置によって目標物(目的地)が撮像された位置情報等を特定するための緯度と経度とを含む。滞在位置情報には、例えば、端末によってGPS(Global Positioning System)等の衛星測位システム等を用いて取得される緯度と経度とが記憶されている。
第1実施形態では、情報処理装置1のノード情報記憶部220に、予めノード情報が蓄積されているものとして説明する。なお、ノード情報の具体的な蓄積方法については後述する。
参照対象ノード選択部110は、例えば、緯度と経度とで示される目的地情報を入力として受け付ける。
参照対象ノード選択部110は、例えば、入力された目的地情報に基づいて、ノード情報記憶部220に蓄積されたノードのうち、所定の基準を満たすノードのノードIDに関する情報である参照対象ノード群を選択する機能を有する。
ノード目標物名称読み出し部120は、参照対象ノード選択部110によって選択された参照対象ノード群を入力として受け付けると、ノード情報記憶部220に記憶されたノード情報に基づいて、各ノードIDに紐づけられた目標物名称を読み出し、これらの目標物名称を参照対象ノード群目標物名称情報として出力する機能を有する。
大規模目標物名称推定部130は、ノード目標物名称読み出し部120から参照対象ノード群目標物名称情報を入力として受け付けると、参照対象ノード群目標物名称情報から大規模目標物名称を推定し、その名称を目的地情報と紐づけられる大規模目標物名称として出力する機能を有する。
すなわち、情報処理装置1は、例えば、目的地情報が入力されると、その目的地情報に関連付けられた参照対象ノード群に基づいて大規模施設の名称を推定し、出力する装置と言える。
[情報処理の手順]
図3は、第1実施形態における画像処理の手順例を示すフローチャートである。
図3のフローチャートにおける処理は、例えば情報処理装置1の処理部が、不図示の記憶部に格納された情報処理プログラムのコードを不図示のRAMに読み出して実行することにより実現される。
図3のフローチャートにおける各記号Sは、ステップを意味する。
また、以下説明するフローチャートは、あくまでも本実施形態における情報処理の手順の一例を示すものに過ぎず、他のステップを追加したり、一部のステップを削除したりしてもよい。
まず、参照対象ノード選択部110は、目的地情報を受け付ける。そして、目的地情報の緯度と経度とに基づいて、目的地の地理学的位置座標(地理座標)を設定する(S101)。
なお、目的地情報は、緯度と経度とに限定されない。例えば、住所(例えば、「横浜市中区日本大通1」)を目的地情報とし、参照対象ノード選択部110において、例えば、その住所が示す場所の重心点を緯度と経度とに変換し、目的地の位置座標を設定してもよい。
また、例えば、マップコード(登録商標)のような地理座標の特定の場所を示すための符号化された文字列を目的地情報とし、同様に目的地の位置座標を設定してもよい。
次いで、参照対象ノード選択部110は、目的地の位置座標に基づいて、目的地の周辺領域を算出する(S103)。
図4は、目的物周辺領域の算出方法と、目的物周辺領域から選択された参照対象ノード群のノード情報の一例を示す図である。
図4左側において、地図情報上には、目的地の位置座標で指定される位置が黒いピンで表記されている。また、ノード情報記憶部220に記憶されているノード情報に基づいて、各ノードの滞在位置情報で指定される位置が白いピンで表記されている。白いピンに付帯される文字は、そのノードのノードIDを表す。
図4において、参照対象ノード選択部110は、例えば、目的地の位置座標を中心とし、所定のユークリッド距離(例えば、「500メートル」)を半径とする点線で示された円領域を目的地周辺領域として定める。
なお、目的物周辺領域は、上記の領域に限定されない。例えば、目的地の位置座標を重心とし、所定の辺の長さを持つ多角形領域としてもよい。また、目的地の位置座標を中心とし、所定のマハラノビス距離を半径とする領域(地理座標系においては楕円領域)を目的地周辺領域としてもよい。
そして、参照対象ノード選択部110は、目的地周辺領域の内側に存在するノード(例えば、図4では「N01,・・・,N10,N12」)を参照対象のノードと判定し、それらのノードIDを参照対象ノード群として選択する(S105)。
なお、参照対象ノード群の選択方法は上記の方法に限定されない。例えば、目的地の位置座標から、最も近い距離にあるk個のノード(「k」は所定の正の整数)を参照対象ノード群として選択してもよい。
また、ノード情報に滞在位置情報取得時の時刻情報を付加し、例えば、一定期間内(例えば、一週間以内)の時刻情報を持つノードのみを参照対象のノードとして選択するようにしてもよい。
すると、参照対象ノード選択部110は、参照対象ノード群として判定されたノードの数が、所定数(例えば、6個)以上か否かを判定する(S107)。
所定数を下回った場合(S107:NO)、参照対象ノード選択部110は、目的地情報で示される場所には大規模施設が存在しないと判定し、処理を終了する。この場合、大規模目標物名称推定部130では、大規模目標物名称を出力しない。
所定数を上回る場合(S107:YES)、参照対象ノード選択部110は、目的地情報で示される場所には大規模施設が存在すると判定し、参照対象ノード群をノード目標物名称読み出し部に出力する。
なお、所定数を下回る場合には(S107:NO)、例えば、円領域の半径を所定の距離(例えば、「100メートル」)だけ増加させ、目的地周辺領域を広げて再度S105~S107のステップを実行するようにしてもよい。
ノード目標物名称読み出し部120は、参照対象ノード群を入力として受け付けると、参照対象ノード群に含まれるノードのノードIDに基づいて、ノード情報記憶部220に記憶されるノード情報を参照し、各ノードIDと紐づけられる目標物名称を読み出す。そして、ノード目標物名称読み出し部120は、それらの目標物名称を参照対象ノード群目標物名称情報として、大規模目標物名称推定部130へ出力する(S109)。
図4右側にS109のステップにおける読み出し処理の一例を示す。図4右側では、参照対象ノード群として選択されたノードのノードID(例えば、「N01,・・・,N10,N12」)と、ノード情報から読み出された目標物名称(例えば、「AAショッピングモールシネマ横浜」,・・・,「KKベーカリー横浜本店」,「横浜ラーメンLL家」)とが関連付けて表記されている。
そして、これらの目標物名称が、参照対象ノード群目標物名称情報として大規模目標物名称推定部130に出力される。
なお、ノード目標物名称読み出し部120を設けず、参照対象ノード選択部110においてS107のステップで参照対象となるノードが決定された後、それらのノードの目標物名称をノード情報から読み出し、参照対象ノード群目標物名称情報として出力するようにしてもよい。
大規模目標物名称推定部130は、参照対象ノード群目標物名称情報を入力として受け付けると、それぞれの目標物名称として得られた文字列に対して形態素解析を実行する(S111)。なお、文字列がすでに単語単位として、例えば、スペース等で区切られている場合には、形態素解析ではなく単語の分かち書き処理を実行してもよい。
次いで、大規模目標物名称推定部130は、形態素解析あるいは単語の分かち書き処理で得られた単語群に基づいて、例えば、単語の出現頻度に関するヒストグラムを作成する(S113)。
図5は、参照対象ノード群目標物名称情報からヒストグラムを作成する具体例の一例を示す図である。図5左側には、入力された参照対象ノード群目標物名称情報が、右側には目標物名称から得られたヒストグラムが、それぞれ図示されている。
大規模目標物名称推定部130は、例えば、目標物名称「AAショッピングモールシネマ横浜」を形態素解析し、その結果である「AA」,「ショッピング」,「モール」,「シネマ」,「横浜」をヒストグラムの要素として積み上げる。その他の目標物名称についても同様にヒストグラムの要素として積み上げると、図5右側に示すヒストグラムが完成する。
このヒストグラムから、「横浜」,「AA」,「店」,「ショッピング」,・・・の順に単語の出現頻度が高いことが得られる。
すると、大規模目標物名称推定部130は、例えば、S113のステップで作成したヒストグラムの出現頻度上位M個(「M」は所定の正の整数)の単語を並べた文字列を、目的地情報で示される場所に紐づけられる大規模目標物名称(大規模施設の名称)として推定し、出力する(S115)。そして大規模目標物名称推定部130は、処理を終了させる。
図5の例では、例えば、M=3とする場合、ヒストグラムの上位3個の単語を並べた「横浜AA店」が、目的地情報に紐づけられる大規模目標物名称として推定される。
なお、出力される名称は、ヒストグラムの出現頻度順にM個単語を並べた文字列に限定されない。例えば、得られたM個の単語を検索キーワードとしてWWW(World Wide Web)上の情報を検索し、例えば、上位となる検索結果のページタイトルに基づいて、名称を推定してもよい。
より具体的には、大規模目標物名称推定部130は、上位として選出されたページタイトルに基づく複数の大規模目標物名称を大規模目標物名称候補として不図示の大規模目標物名称決定部へ出力する。そして、大規模目標物名称決定部は、例えば、大規模目標物名称候補に対するユーザーの選択操作によって、大規模目標物名称候補から情報処理装置1の出力となる大規模目標物名称を決定するようにしてもよい。
また、予め用意されたコーパスに含まれる大規模目標物名称と、ヒストグラムの出現頻度が上位となる単語群との相関をとり、最も相関関係が高い大規模目標物名称を推定結果としてもよい。
以上の処理を、目的地情報の緯度・経度をずらしながら繰り返すことで、各目的地情報に対応した領域に関して、その領域に対応した大規模目標物名称が推定される。また、共通の大規模目標物名称に対応した地図情報上の領域(以下、「大規模施設領域」と呼称する。)も推定されることになり、その領域は、推定された大規模目標物名称の地図情報上の範囲ともいえる。
なお、任意の地点における目的地情報を与え、その地点と対応する大規模目標物名称を都度推定することも可能である。
図6は、大規模施設領域判定の一例を示す図である。
図6左側には、図4左側と同じ地図情報が、図6右側には、目的地情報を変えながら処理を繰り返し得られる、大規模施設領域とその大規模目標物名称とが、それぞれ図示されている。
図6右側において、地図情報には、個々の目的地情報と紐づけられた大規模目標物名称を、例えば、Ward法でクラスタリングすることで得られた目的地情報の点の2つの集合に基づき境界設定を行った2つの領域が大規模施設領域として図示されている。図6右側では、例えば、中心付近の大規模施設領域が「横浜AA店」に、左下の大規模施設領域が「BBアウトレット横浜」に、それぞれ分類された場合の例を示す。
この図から、中心付近の「横浜AA店」の大規模施設領域内の人の行き先または滞在先は「横浜AA店」であり、左下の「BBアウトレット横浜」の大規模施設領域内の人の行き先または滞在先は「BBアウトレット横浜」であることが推察できる。また、この2つの大規模施設領域外の人の行き先または滞在先は、大規模施設ではないことも推察できる。
[第1実施例]
次に、第1実施形態の情報処理装置1を適用した、または上記の情報処理装置1を備える端末、電子装置(電子機器)の第1実施例について説明する。
ここでは、一例として、情報処理装置1を備えるサーバと、乗用車に搭載された車載端末との実施例について説明する。但し、本発明を適用可能な実施例が、この実施例に限定されるわけでないことは勿論である。
図7は、第1実施例におけるサーバクライアントシステム1000のシステム構成の一例を示す図である。
サーバクライアントシステム1000では、例えば、ネットワーク30を介して、サーバ10と、複数の車載端末40とが接続される。なお、図7中では、車載端末40は代表となる1つの構成要素のみを図示している。また、サーバ10を複数接続してもよい。
サーバ10は、例えば、処理部100と、記憶部200と、操作部310と、表示部320と、音入力部330と、音出力部340と、通信部350とを備える。
処理部100は、記憶部200に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従ってサーバ10の各部を統括的に制御し、情報処理に係る各種の処理を行う処理装置であり、CPUやGPU、DSP等のプロセッサーやASIC等の集積回路を有して構成される。
図8に、処理部100を構成する機能部の一例を示す。
処理部100は、主要な機能部として、参照対象ノード選択部110と、ノード目標物名称読み出し部120と、大規模目標物名称推定部130とを有する。これらの機能部は、図1の情報処理装置1が備える機能部にそれぞれ対応するものである。
記憶部200は、ROMやEEPROM、フラッシュメモリ、RAM等の揮発性又は不揮発性のメモリや、ハードディスク装置等を有して構成される記憶装置である。
図9に、記憶部200に記憶される情報の一例を示す。
記憶部200には、例えば、施設名称推定プログラム210と、ノード情報記憶部220とが記憶される。
施設名称推定プログラム210は、処理部100により読み出され、大規模施設名称推定処理として実行されるプログラムである。この大規模施設名称推定処理は、例えば、図3に示したフローチャートに基づく処理として実行される。
ノード情報記憶部220は、図1の情報処理装置1が備える記憶部、または情報処理装置1に付随する記憶部にそれぞれ対応するものである。
地図情報記憶部230には、例えば、一定領域内の地形地物に関する情報(地図情報)が記憶されている。ここで、地物には、例えば、道路や建物等、物理的に存在するもの、または、例えば、地名・行政界や等高線等、物理的に存在しないもの、あるいはその両方を含む。なお、地図情報記憶部230に、地図情報として、位置と関連付けられた衛星写真を記憶させるようにしてもよい。
なお、ノード情報記憶部220と地図情報記憶部230とは、通信部350を介して接続される不図示のデータベース管理装置(例えば、SQL(Structured Query Language)サーバ等)に保存され、データベース管理装置は、ネットワーク30を介して受信したデータベース読み出しコマンドに応じてノード情報や地図情報を処理部100に送信するようにしてもよい。
操作部310は、キーボードやマウス等の、ユーザーがサーバに対する各種の操作入力を行うための入力装置を有して構成される。操作部310からは、ユーザー操作に従った操作信号が処理部100に出力される。
なお、操作部310は、表示部320と一体的に構成された不図示のタッチパネルを有し、このタッチパネルは、ユーザーとサーバ10との間の入力インターフェースとして機能するようにしてもよい。
表示部320は、LCD(Liquid Crystal Display)やOELD(Organic Electro-luminescence Display)等を有して構成される表示装置であり、処理部100から出力される表示信号に基づいた各種の表示を行う。
なお、表示部320は、不図示のタッチパネルと一体的に構成されてタッチスクリーンを形成してもよい。
音入力部330は、マイクロフォンやA/Dコンバータ等を有して構成される音入力装置であり、処理部100へ入力される音入力信号に基づいた各種の音入力を行う。
音出力部340は、D/Aコンバータやスピーカ等を有して構成される音出力装置であり、処理部100から出力される音出力信号に基づいた各種の音出力を行う。
通信部350は、装置内部で利用される情報を外部の情報処理装置との間でネットワーク30を介して送受信するための通信装置である。通信部350の通信方式としては、イーサネットやUSB(Universal Serial Bus)等所定の通信規格に準拠したケーブルを介して有線接続する形式や、Wi―Fi(登録商標)や5G(第5世代移動通信システム)等所定の通信規格に準拠した無線通信技術を用いて無線接続する形式、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して接続する形式等、種々の方式を適用可能である。
車載端末40は、例えば、処理部460と、記憶部470と、操作部410と、表示部420と、音入力部430と、音出力部440と、通信部450と、時計部480と、位置算出用情報検出部490とを備える。
処理部460は、記憶部470に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従って車載端末40の各部を統括的に制御し、情報処理に係る各種の処理を行う処理装置であり、CPUやGPU、DSP等のプロセッサーやASIC等の集積回路を有して構成される。
記憶部470は、ROMやEEPROM、フラッシュメモリ、RAM等の揮発性又は不揮発性のメモリや、ハードディスク装置等を有して構成される記憶装置である。
操作部410と、表示部420と、音入力部430と、音出力部440と、通信部450とは、例えば、サーバ10の各機能部と同様に構成することが可能なため、詳細な説明を省略する。
時計部480は、車載端末40の内蔵時計であり、例えば、水晶発振器を利用したクロックに基づいて取得した時刻情報(計時情報)を出力する。なお、時計部480は、NITZ(Network Identity and Time Zone)規格等に準じて、通信部450とネットワーク30とを介して時刻情報を取得するようにしてもよい。
位置算出用情報検出部490は、処理部460が車載端末40を搭載した乗り物の位置を算出(測定)するために必要な情報を検出(計測)する機能部である。
位置算出用情報検出部490は、例えば、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを利用して乗り物の位置を算出するためのセンサやユニットである衛星測位センサ(衛星測位ユニット)や、慣性航法システムを利用して乗り物の位置を算出するためのセンサやユニットである慣性計測センサ(慣性計測ユニット(IMU(Inertial Measurement Unit)))等で構成される。
ネットワーク30は、例えば、1以上のサーバ10と、1以上の車載端末40とを、有線接続あるいは無線接続、あるいはその両方で接続する通信網である。
[ノード情報の蓄積]
サーバ10の処理部100は、大規模施設名称推定処理に先んじ、ノード情報の蓄積処理を実行する。
出発地において、車載端末40の処理部460は、目的地(目標物名称)を入力することを乗り物に乗車した人(ユーザー)へ促す表示を表示部420に表示させる。
操作部410に対するユーザー操作に基づいて、目的地が入力されると、処理部460は通信部450によって不図示の車両から車両の状態を受信する。そして、処理部460は、所定の条件(例えば、イグニッションスイッチがオフかつパーキングブレーキがオン)がそろった場合、車両が駐車されたと判断する。
なお、目的地が入力された後、処理部460は位置算出用情報検出部490で算出される位置算出用の情報に基づいて、車両の位置情報(例えば、緯度と経度)を取得し続ける。そして、処理部460は、時計部480から得られる時刻情報に基づいて、所定の時間(例えば、5分)以上車両の位置情報に変化がない場合、車両が駐車されたと判断してもよい。
車両が駐車されたと判断される場合、処理部460は、位置算出用情報検出部490で算出される位置算出用の情報に基づいて、車両の滞在位置情報(例えば、緯度と経度)を取得する。そして、処理部460は、入力された目的地(目標物名称)と、車両の滞在位置情報とを、通信部450によってサーバ10に送信する。
サーバ10の処理部100は、通信部350によって車載端末40から目標物名称と滞在位置情報とを受信すると、ユニークなノードIDを生成する。そして、生成されたノードIDと、受信した目標物名称と滞在位置情報とを関連付けて、記憶部200のノード情報記憶部220に記憶させる。
以上の処理を繰り返すことで、ノード情報記憶部220にノード情報が蓄積されてゆく。
[大規模施設名称推定処理]
サーバ10の処理部100は、記憶部200に記憶されている施設名称推定プログラム210に従い、大規模施設名称推定処理を行う。
具体的には、サーバ10の処理部100は、例えば、目的地情報が指し示す緯度と経度とを地図情報記憶部230に記憶される地図領域内において走査しながら、例えば、図3に示したフローチャートに従って、大規模施設名称推定処理を繰り返し実行する。
その結果、地図情報記憶部230に記憶される地図領域内において、大規模施設領域が推定される。そして、サーバ10の処理部100は、地図情報記憶部230に、大規模施設領域を新たな地図レイヤーとして記憶させる。以後、生成された地図レイヤーを、「大規模目標物名称レイヤー」と呼称する。なお、大規模目標物名称が出力されない領域では、大規模目標物名称レイヤーは空になる。
すると、サーバ10の処理部100は、例えば、地図情報に、大規模目標物名称レイヤーを重ねて表示部320に表示させる。
このように、地図情報に大規模目標物名称レイヤーを関連付けて参照することで、サーバ10のユーザーは、車両に乗って移動する人の訪問先をより正確に推定することができ、例えば、位置情報に基づくマーケティング分析サービスをより効果的に運用することが可能になる。
[第1実施例の作用・効果]
第1実施例のサーバ10によれば、前述した第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
[第1実施形態の変形例]
本発明を適用可能な実施形態は、第1実施形態に限定されない。以下、変形例について説明する。
<ヒストグラム以外の名称推定方法>
第1実施形態では、大規模目標物名称推定部130は、参照対象ノード群目標物名称情報から単語の出現頻度に関するヒストグラムを作成し、大規模目標物名称を推定するとしたが、これに限定されない。例えば、形態素解析で得られた単語群をベクトル群に変換し、ベクトル解析を行うことで推定するようにしてもよい。
この場合、例えば、ノード情報に蓄積された目標物名称を全て形態素解析し、結果として得られた単語群を、例えば、ニューラルネットワークを用いた自然言語処理モデルであるword2vecに学習させておく。そして、参照対象ノード群目標物名称情報の形態素解析結果として得られた単語群を、word2vecを用いてベクトル群に変換する。すると、それぞれの参照対象ノードは、変換されたベクトル空間に分布する点となり、参照対象ノード群は、ベクトル空間上の確率分布と見なすことができる。
そこで、例えば、この分布に対して固有値分解を適用し、固有値が最大となる固有ベクトルを、word2vecを用いて文字列に変換する。すると、変換された文字列が推定される大規模目標物名称となる。
なお、ノード情報に蓄積された目標物名称に対して形態素解析や単語の分かち書き処理を実行せず、文字列群をそのままword2vecに学習させてもよい。このとき、参照対象ノード群目標物名称情報の各目標物名称に対しても、形態素解析や単語の分かち書き処理を実行せず、文字列としてword2vecでベクトル化することができ、固有値分解を用いて同様に大規模目標物名称を推定することができる。
<階層的名称推定>
第1実施形態では、目的地情報と大規模目標物名称とは、一対一で結びつくとして説明したが、これに限定されない。例えば、ある目的地情報に対して、複数の大規模目標物名称が推定されるようにしてもよい。
この場合、例えば、予め用意されたコーパスに単語ごとのクラスを定義する。ここで、クラスとは、大規模施設領域に包括される施設を階層的に識別するためのラベルであり、例えば、「AA」,「BB」といった屋号や、「横浜」等の地名を“クラスA”、「シネマ」や「ショッピング」、「パーキング」といった業種・業態を“クラスB”、「カメラ」や「バイク」、「リカー」といった種目を“クラスC”とする。
例えば、参照対象ノード群目標物名称情報から単語の出現頻度に関するヒストグラムを作成するとき、ヒストグラムをこれらのクラス別に作成する。すると、ある位置情報に対して、クラスAの大規模目標物名称は「AA横浜」、クラスBの大規模目標物名称は「ショッピングモール」、クラスCの大規模目標物名称は「カメラ」といった推定結果が得られるとする。
このとき、この目的地情報が示す場所に駐車して移動する人の行き先は、クラスAからクラスCまで選択するごとに、階層的に、「AA横浜」から「ショッピングモール」、「カメラ」へと施設の規模を絞って推定する(より詳細な行き先を推定する)ことが可能になる。
実施例においては、大規模目標物名称レイヤーをクラス別の複数のレイヤーとして地図情報記憶部230に記憶させるようにしてもよい。
この階層的な名称推定を用いることで、位置情報に基づく訪問先のデータ解析の有用性をより高めることが期待できる。
<ノード情報以外の地図情報の活用>
第1実施形態では、地図情報の領域全体に対して目的地情報の緯度・経度をずらしながら繰り返すことで、大規模施設領域を推定していたがこれに限定されない。例えば、大規模施設の形状があらかじめ地図情報から得られる場合、その形状に基づいて、大規模施設の内部および周辺の領域についてのみ目的地情報を設定し、大規模施設領域と大規模目標物名称とを推定するようにしてもよい。
このように目的地情報の探索領域を限定することで、大規模施設領域の推定をより高速に実行することが可能になる。
<目標物名称の拡張>
第1実施形態では、目標物名称は目的地となる店舗や施設の名称として説明したが、これに限定されない。例えば、目標物名称には、住所やキーワードが混在してもよい。あるいは、目標物名称は住所やキーワードを用いるようにしてもよい。
また、例えば、目標物名称として住所が混在する場合、施設が同一の建物内に存在する場合には、大規模目標物名称として、その建物名を含む文字列が推定される可能性が高い。すなわち、推定される名称の精度をより向上させることができる。
<車載端末以外の携帯端末への適用>
第1実施例では、ノード情報は車載端末40で取得されるとしたが、これに限定されない。例えば、移動する人が利用する(ユーザーである)、スマートフォンやタブレット等の携帯端末で取得するようにしてもよい。
この場合、例えば、携帯端末の位置算出用情報検出部で算出される位置算出用の情報に基づき制御部において取得される位置情報の変化が、一定時間内において所定の範囲を下回る場合、携帯端末の制御部は、その携帯端末の位置情報を滞在位置情報として取得し、サーバ10へ送信するようにしてもよい
もしくは、携帯端末に対するユーザー操作に基づいて目的地が入力された後、携帯端末に対する所定のユーザー操作(例えば、撮像部への撮像操作)が行われる場合に、携帯端末の制御部は目標物に移動したと判定する。そして、位置算出用情報検出部で算出される位置算出用の情報に基づいて、携帯端末の制御部は、その位置情報を滞在位置情報として取得し、サーバ10へ送信するようにしてもよい。
なお、乗り物で人が移動する場合、例えば、位置算出用情報検出部で算出される位置算出用の情報に基づいて、携帯端末の制御部が位置情報を取得し続け、位置情報の時間変化に基づいて、乗り物で移動するスピードから徒歩で移動するスピードへ変化した位置において目標物に移動した(車両が駐車された)と判定し、滞在位置情報として取得するようにしてもよい。
また、予め乗り物で移動するユーザーの携帯端末と紐づけられた車載端末40を車両に搭載することで、携帯端末に対するユーザー操作に基づいて目的地が入力された後、車両の移動情報(位置・姿勢・加速度等)を車載端末40において取得しサーバ10に送信する。そして、サーバ10において、送信された位置や加速度の時間変化が規定値を下回ることに基づいて、車両が駐車されたと判断し、その地点の緯度と経度とを滞在位置情報として記憶させるようにしてもよい。
この場合、車載端末40は、処理部460と、記憶部470と、時計部480と、位置算出用情報検出部490と、通信部450とで構成される簡易な端末とすることができる。
<端末による大規模施設名称推定処理結果の利用>
第1実施例では、大規模施設名称推定処理の結果は、サーバ10のユーザーが利用することとしたが、これに限定されない。例えば、車載端末40のユーザーが利用できるようにしてもよい。
この場合、まず出発地において、車載端末40の処理部460は、例えば、サーバ10の地図情報記憶部230から地図情報を取得し、表示部420に地図を表示させる。そして、車載端末40の処理部460は、地図上から目的地となる位置を選択することを乗り物に乗車した人(ユーザー)へ促す表示を表示部420に表示させる。
操作部410に対するユーザー操作に基づいて、目的地となる位置(例えば、図4左側の地図情報上の目的地ピンの位置)が選択されると、処理部460は、地図上で選択された緯度と経度とを、目的地情報として通信部450によってサーバ10に送信する。
なお、目的地となる位置の代わりに、車載端末40はユーザーによって入力された検索ワード(例えば、住所や店名等)をサーバ10に送信し、サーバ10は地図情報記憶部230に記憶された情報と検索ワードとに基づいて、目的地情報を設定するようにしてもよい。
車載端末40から通信部350によって目的地情報を受信すると、サーバ10の処理部100は、例えば、図3に示したフローチャートに従って、大規模施設名称推定処理を実行する。すると、目的地情報に対応する大規模目標物名称(例えば、「横浜AA店」)が得られる。
すると、サーバ10の処理部100は、記憶部200に記憶された不図示の広告情報記憶部から、推定された大規模目標物名称と関連する広告情報(例えば、「横浜AA店10周年記念セール」に関する広告画像)を読み出す。
なお、広告情報の読み出しに際して、車載端末40のユーザーに関する情報が利用可能な場合には、ユーザーの情報も関連付けて広告情報を検索するようにしてもよい。例えば、ある年齢層のユーザーが行く頻度が高い大規模施設(例えば、「CCランド」)があれば、車載端末40のユーザーがその年齢層に該当する場合、優先的にその大規模施設である「CCランド」の広告情報を送信するようにしてもよい。
ユーザーの情報には、年齢以外にも、居住地域やそのユーザーの興味等が考えられる。
そして、処理部100は、広告情報を通信部350によって車載端末40に送信する。車載端末40の処理部460は、通信部450によってサーバ10のから広告情報を受信すると、広告情報を表示部420に表示させる。
なお、車載端末40の処理部460は、目的地情報をサーバ10に送信せず、地図情報の大規模目標物名称レイヤーに基づいて、大規模目標物名称を取得し、サーバ10にその大規模目標物名称を送信する。そして、サーバ10の制御部100は、受信した大規模目標物名称から広告情報を読み出すようにしてもよい。
なお、端末による大規模施設名称推定処理結果の利用は、広告情報の配信に限定されない。例えば、複数の車載端末40から目的地情報を取得し、大規模施設に向かう車両の数を把握する。そして、ある大規模施設領域に一定数以上の人が集中することが予期される場合、車載端末40の表示部420にその大規模施設領域が混雑している旨の表示をさせることで、混雑を回避するサービス等にも適用が可能である。
また、上記の内容を、車載端末40ではなく、移動する人が利用する(ユーザーである)、スマートフォンやタブレット等の携帯端末で実現してもよい。
<ノード情報の蓄積と推定>
第1実施例では、ノード情報の蓄積と大規模施設名称推定処理とを区別して説明したが、これに限定されない。例えば、大規模施設名称推定処理を行いながらノード情報も蓄積するようにしてもよい。
この場合、例えば、出発地において、車載端末40の処理部460は、文字列で目的地を入力することを乗り物に乗車したユーザーへ促す表示を表示部420に表示させる。
そして、車載端末40の処理部460は、入力された目的地についての文字列(施設名や住所等)に基づいて、例えば、記憶部470に記憶されている不図示の地図データベースから、目的地の位置(緯度と経度)を算出する。そして、算出された緯度と経度とを目的地情報として通信部450によってサーバ10に送信する。
車載端末40から通信部350によって目的地情報を受信すると、サーバ10の処理部100は、大規模施設名称推定処理を実行し、例えば、目的地情報に対応する大規模目標物名称と関連付けられた施設の混雑状況を車載端末40に送信する。
車載端末40の処理部460は、通信部450によってサーバ10のから混雑状況を受信すると、混雑状況を地図情報に重ねて表示部420に表示させる。そして、車載端末40の処理部460は、車両が駐車されたと判断すると、位置算出用情報検出部490で算出される位置算出用の情報に基づいて、車両の駐車位置情報(例えば、緯度と経度)を取得し、入力された目的地についての文字列と、車両の駐車位置情報とを、通信部450によってサーバ10に送信する。
サーバ10の処理部100は、通信部350によって車載端末40から目標物名称と駐車位置情報とを受信すると、ユニークなノードIDを生成し、ノードIDと、受信した目標物名称と駐車位置情報とを関連付けて、記憶部200のノード情報記憶部220に記憶させる。
このように、サーバ10は、ノード情報の蓄積を行いながら、位置情報を参照するサービスを提供することも可能である。
[第2実施形態]
第1実施形態では、目的地情報を、緯度と経度とで示される地理学的位置座標(地理座標)として説明したが、これに限定されない。第2実施形態は、目的地情報が領域である場合の実施形態である。
第2実施形態に記載の内容は、他の各実施形態や各実施例、他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
例えば、地図情報の領域を格子状(例えば、50メートル四方の格子)に分割し、分割された領域のうち、所定の一領域を目的地情報とする。
なお、地図情報の領域の分割方法は、正四角形の格子に限定されない。例えば、正六角形の格子に分割してもよい。また、格子状ではなく、任意の区切り(例えば、地図上の道路情報)を用いて分割してもよい。
図10は、図4左側で示した地図情報を正四角形の格子領域に分割し、その中心領域を目的地情報とした場合における大規模施設名称推定処理の一例を示す図である。以下では、目的地情報として選択された格子領域(分割領域)を「選択分割領域」と呼称する。
この場合、参照対象ノード選択部110は、目的地情報として選択分割領域を受け付ける。すると、参照対象ノード選択部110は、目的物周辺領域として選択分割領域を選択する。そして、図3のS105のステップ以下の処理を実行する。
図10左側において、目的物周辺領域(=選択分割領域)の内側には、例えば、ノードIDが「N01」,「N03」,「N05」,「N06」,「N08」,「N17」のノードが存在し、所定数(例えば、6個)以上のノードが存在する。そのため、参照対象ノード選択部110は、図3のS107のステップにおいて、この選択分割領域には大規模施設が存在すると判定する。
すると、ノード目標物名称読み出し部120は、図10右上に示すように各ノードIDと紐づけられる目標物名称を読み出す。
そして、大規模目標物名称推定部130は、これらの目標物名称を形態素解析し、図10右下に示すヒストグラムを作成する。最後に、大規模目標物名称推定部130は、例えば、ヒストグラムの上位2個の単語を並べた「横浜AA」を、この選択分割領域(大規模施設領域)に紐づけられる大規模目標物名称として推定する。
このように分割された領域ごとに大規模施設領域か否かを判定することで、広域の探索を高速に実現可能となる。
なお、ある選択分割領域に規模施設が存在しないと判定される場合においても、この選択分割領域の周囲に大規模施設領域が存在する場合、大規模施設領域との近傍領域は大規模施設が存在すると判定される可能性が高い。
この場合、図3のS107のステップにおいて、大規模施設が存在すると判断されるノード数を引き下げて、再度判定するようにしてもよい。
もしくは、大規模施設領域内の各ノードの目標物名称を、推定された大規模目標物名称に置き換え、大規模施設領域近傍の任意の点において大規模目標物名称を推定するようにしてもよい。
図11は、大規模施設領域の近傍の点における大規模目標物名称の推定方法の一例を示す図である。
図11左側において、格子で区切られた地図情報のうち、例えば、中心の領域が大規模施設領域と判定され、その大規模目標物名称が「AA横浜」であったとする。
このとき、例えば、黒いピンで指し示された大規模施設領域の右側上方の近傍点における大規模目標物名称を推定する場合を考える。
まず、参照対象ノード選択部110は、近傍点を目的地情報として受け付けると、例えば、k-NN(Nearest Neighbor)法によって、近傍点からの距離が近いk個のノード群を参照対象ノード群として選択する。図11左側では、例えば、「k=5」の時の参照対象ノード群として、ノードIDが「N01」,「N03」,「N08」,「N09」,「N10」のノードが選択されていることが示されている。
すると、ノード目標物名称読み出し部120は、これらのノードIDに基づいて、ノード情報記憶部220に記憶されるノード情報を参照し、各ノードIDと紐づけられる目標物名称を読み出す。ただし、既に大規模施設領域と判定されている、ノードIDが「N01」,「N03」,「N08」のノードについては、例えば、大規模目標物名称レイヤーを参照し、目標物名称として、すでに推定された「AA横浜」を用いる。
例えば、図11右側上方には、参照対象ノード群として選択されたノードのノードIDと、ノード情報から読み出され、必要に応じて置き換えられた目標物名称とが関連付けて表記されている。
その後、大規模目標物名称推定部130は、図3のS111のステップ以下の処理を実行する。例えば、図11右側下方には、作成されたヒストグラムが示されている。このヒストグラムから、例えば、出現頻度上位2個の単語である「横浜AA」が、この近傍点における大規模目標物名称として推定されることがわかる。
所定の近傍領域において上記の処理を実行することで、大規模施設領域の近傍領域における大規模目標物名称を推定することが可能となる。
なお、大規模施設名称推定処理後、地図の縮尺を小さくして(地図の領域を広げて)地図情報に大規模目標物名称レイヤーを重ねる場合、大規模目標物名称レイヤーには格子ごとに大規模目標物名称が含まれるため、表示部320に表示される地図情報が見にくくなるという問題が発生する。
この解決策を以下に示す。
図12は、地図情報の領域において、例えば、格子状に9分割した領域内における大規模目標物名称の推定結果の一例を示す図である。
各格子内の<>内に示される数字とアルファベットとは、格子を識別するための識別子である。この例では、縦の格子を「1」,「2」,「3」、横の格子を「a」,「b」,「c」でそれぞれ識別することとする。以下では、例えば、左上の格子内の領域を<1a>領域、等と呼称する。
格子の識別子の下には、各々の領域内における大規模目標物名称の推定結果が示されている。なお、その領域内に大規模目標物が存在しないと判定された場合には、「大規模施設無し」と示されている。
推定された大規模目標物名称の下には、参照対象ノードとして選択された目標物名称の中に、大規模目標物名称が含まれていた割合を点数によって表す適合頻度スコアが表示されている。
ここで、各々の適合頻度スコアは、適合頻度が最も低い場合には「0」、最も高い場合には「1」を取る。
例えば、<1b>領域において、参照対象ノード群に含まれるノード数が「10」であった場合、10個の目標物名称のうち、適合頻度スコアが「0.6」であれば、参照対象ノード群に含まれるノード数「10」に適合頻度スコア「0.6」を乗算した、「6」つのノードに「AA横浜」が含まれることになる。
図12において、例えば、地図の縮尺を倍(面積は1/4)にする場合を考える。このとき、<1a>領域と、<1b>領域と、<2a>領域と、<2b>領域に対応して表示させる大規模目標物名称を、例えば、以下のように決定することができる。
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、最も数が多いものを選択する場合
「AA横浜」が2個、「BBアウトレット」が1個であるため、「AA横浜」を表示
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、最も適合頻度スコアが高いものを選択する場合
「BBアウトレット」が「1」で最も高いため、「BBアウトレット」を表示
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、大規模目標物名称ごとの適合頻度スコア合計が最も高いものを選択する場合
「AA横浜」が「0.6」+「0.7」=「1.3」で最も高いため、「AA横浜」を表示
なお、これらの方法を組み合わせ、例えば、数が同数の場合には適合頻度スコア合計が最も高いものを選択するようにしてもよい。
同様に、例えば、地図の縮尺を3倍(面積は1/9)にする場合を考える。すると、<1a>領域~<3c>領域(すなわち図12の地図情報の全領域)に対応して表示させる大規模目標物名称についても、同様に選択することができる。
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、最も数が多いものを選択する場合
「AA横浜」が4個、「BBアウトレット」が3個であるため、「AA横浜」を表示
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、最も適合頻度スコアが高いものを選択する場合
「BBアウトレット」が「1」で最も高いため、「BBアウトレット」を表示
・各格子内に含まれる大規模目標物名称のうち、大規模目標物名称ごとの適合頻度スコア合計が最も高いものを選択する場合
「BBアウトレット」が「2.7(=1+0.9+0.8)」、「AA横浜」が「2.8(=0.6+0.7+0.7+0.8)」で「AA横浜」が最も高いため、「AA横浜」を表示
なお、上記の方法を、表示選択に用いるのではなく、地図領域の格子の解像度を落とした場合における、格子領域ごとの新たな大規模目標物名称の推定処理に用いることも可能である。
[第3実施形態]
第1実施形態では、移動手段を問わず移動する人の目的地となる店舗・施設を目標物としたが、本実施形態では、自動車等の乗り物を用いて移動する人の目的地となる店舗・施設を目標物とする。
第3実施形態に記載の内容は、他の各実施形態や各実施例、他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
第3実施形態では、自動車や自転車等の乗り物を用いて移動する人の移動を、以下の2ステップに分けて考える。
(a)出発地から乗り物を用いて目的地周辺の駐車場や駐輪場等に移動し、乗り物をその駐車場や駐輪場等に駐車(停留)させる。
(b)その駐車場や駐輪場等から、徒歩で目的地まで移動する。
以下では、乗り物として、例えば、乗用車によって移動する人の移動を考える。
第3実施形態では、上記の(a)において乗用車を駐車した位置を「駐車位置」と呼称し、上記の(b)における目的地となる店舗や施設のことを「目標物」と呼称する。
第3実施形態では、上記の(a)・(b)の一連のステップで完結する、乗り物を用いて移動する人の動きの単位(ユニット)を「ノード」と呼称する。すなわち、1つのノードには、少なくとも駐車位置に関する情報と、目標物に関する情報とが含まれる。以下では、前者を「駐車位置情報」、後者を「目標物名称」と呼称する。なお、ノードには、乗り物を識別するための識別子情報や、出発地に関する情報が含まれていてもよい。
なお、移動する人の乗り物は乗用車に限定されない。例えば、バスで移動する人の場合、駐車位置はバスの停留所位置と置き換えることが可能である。また、ヘリコプターで移動する人の場合、駐車位置はヘリポートの位置と置き換えることが可能である。
この場合、情報処理装置1は、例えば、駐車位置情報を滞在位置情報とすることで、図3に示したフローチャートに基づく処理を実行する。
すると、推定される大規模施設領域は、その大規模目標物名称で識別される施設に向かう人が、乗用車を駐車させる領域(停留場の領域)と考えられる。
1 情報処理装置
10 サーバ
30 ネットワーク
40 車載端末
110 参照対象ノード選択部
120 ノード目標物名称読み出し部
130 大規模目標物名称推定部
220 ノード情報記憶部
1000 サーバクライアントシステム

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    位置情報に基づいて位置情報群を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記位置情報群に関連付けられた言語情報群に基づいて、前記位置情報に対応する施設名称を推定する推定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記位置情報は、指定された位置または指定された領域に関する情報である、
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記選択手段は、前記位置情報に基づいて設定された判定領域に基づいて位置情報群を選択し、
    前記推定手段は、前記判定領域と前記選択手段によって選択された前記位置情報群の数に関する第1条件が成立する場合に施設名称を推定する、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記選択手段は、前記第1条件が成立しなかった場合に、前記判定領域とは異なる判定領域に基づいて位置情報群を選択する、
    情報処理装置。
  5. 請求項3または4に記載の情報処理装置であって、
    前記選択手段は、前記位置情報の近傍の位置情報群を選択し、
    前記推定手段は、前記位置情報群に含まれる位置情報について推定した施設名称に基づいて、前記位置情報群に含まれない位置情報に対応する施設名称を推定する、
    情報処理装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記推定手段は、単語の分かち書きと形態素解析の少なくとも一方に基づいて、前記施設名称を推定する、
    情報処理装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記位置情報群は、乗り物の停留位置に関する情報群である、
    情報処理装置。
  8. 位置情報に基づいて位置情報群を選択することと、
    選択された前記位置情報群に関連付けられた言語情報群に基づいて、前記位置情報に対応する施設名称を推定することと、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    位置情報に基づいて位置情報群を選択することと、
    選択された前記位置情報群に関連付けられた言語情報群に基づいて、前記位置情報と対応する言語情報を推定することと、
    を実行させるためのプログラム。
JP2020112452A 2020-06-30 2020-06-30 情報処理装置、情報処理方法、プログラム Active JP7262795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020112452A JP7262795B2 (ja) 2020-06-30 2020-06-30 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020112452A JP7262795B2 (ja) 2020-06-30 2020-06-30 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022011365A true JP2022011365A (ja) 2022-01-17
JP7262795B2 JP7262795B2 (ja) 2023-04-24

Family

ID=80148160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020112452A Active JP7262795B2 (ja) 2020-06-30 2020-06-30 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7262795B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236860A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Aisin Aw Co Ltd 目的地設定装置及び目的地設定用プログラム
JP2010048658A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Nissan Motor Co Ltd 停車地点情報管理装置、停車地点情報管理システム及び停車地点情報管理方法
JP2017001605A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 三菱電機株式会社 ヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法
JP2019070985A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 アルパイン株式会社 評価情報生成システムおよび車載装置
JP2020085462A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236860A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Aisin Aw Co Ltd 目的地設定装置及び目的地設定用プログラム
JP2010048658A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Nissan Motor Co Ltd 停車地点情報管理装置、停車地点情報管理システム及び停車地点情報管理方法
JP2017001605A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 三菱電機株式会社 ヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法
JP2019070985A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 アルパイン株式会社 評価情報生成システムおよび車載装置
JP2020085462A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7262795B2 (ja) 2023-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3620336B1 (en) Method and apparatus for using a passenger-based driving profile
US11295519B2 (en) Method for determining polygons that overlap with a candidate polygon or point
EP3293489B1 (en) Method and apparatus for providing trajectory bundles for map data analysis
US10502579B2 (en) Method and apparatus for determining modal routes between an origin area and a destination area
CN110998563B (zh) 用于对视场中兴趣点消除歧义的方法、设备和绘图系统
US11231282B2 (en) Method and apparatus for providing node-based map matching
US10885897B2 (en) Information providing device and information providing system
US11343636B2 (en) Automatic building detection and classification using elevator/escalator stairs modeling—smart cities
JP2008032744A (ja) 歩行者用経路案内ナビゲーション装置、歩行者用経路案内ナビゲーションシステム及び歩行者用経路案内ナビゲーションプログラム
US9983016B2 (en) Predicting short term travel behavior with unknown destination
US20210406709A1 (en) Automatic building detection and classification using elevator/escalator/stairs modeling-mobility prediction
JP6098302B2 (ja) ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム
US11546724B2 (en) Method, apparatus, and system for determining a non-specific location according to an observed mobility pattern derived from non-positioning related sensor data
Singh et al. Analytical review of map matching algorithms: analyzing the performance and efficiency using road dataset of the indian subcontinent
JP5955493B2 (ja) 情報処理システム、地図情報表示装置、情報処理方法、及びプログラム
US20210270629A1 (en) Method and apparatus for selecting a path to a destination
US11060879B2 (en) Method, system, and computer program product for generating synthetic demand data of vehicle rides
JP6701275B2 (ja) 情報処理装置、情報提供方法及びプログラム
JP6363534B2 (ja) 経路探索装置、経路探索システム、経路探索方法及びプログラム
JP6687648B2 (ja) 推定装置、推定方法及び推定プログラム
JP7262795B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US11521023B2 (en) Automatic building detection and classification using elevator/escalator stairs modeling—building classification
US11128982B1 (en) Automatic building detection and classification using elevator/escalator stairs modeling
US11494673B2 (en) Automatic building detection and classification using elevator/escalator/stairs modeling-user profiling
JP2020013479A (ja) 情報処理装置、情報提供方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211101

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20211110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7262795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150