JP2022009907A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ(受講者)のビジネススキルの向上に適する講座を受講者が受講できるように支援することを目的とする。【解決手段】受講レコメンド部129は、複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、複数のユーザの中の第1ユーザにより、スキルを評価するための複数の評価要素のうちの第1評価要素が指定された場合、第1ユーザの個人属性に基づいて、当該第1ユーザが当該第1評価要素と連携して改善を図るべき第2評価要素を1以上出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、会社等の企業における社員の業務遂行能力(ビジネススキル)を診断し、診断結果に基づく人材育成の支援を図る人材育成支援システムは存在する(例えば特許文献1参照)。
このような従来のシステムによるビジネススキルの診断では、社員自身の自己評価が基準になるため、社員がビジネススキルを向上するための講座を社員が受講者となり受講する場合、多数ある評価要素の中から、改善が必要な評価要素を自身で選択して該当する講座を受講することになる。
特開2004-246507号公報
しかしながら、社員(受講者)が自身で選択した講座が自身のスキル向上に適しているとは限らず、講座を数か月受講した後、効果が出ないときは、別の講座を受講することになる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、受講者のビジネススキルの向上に適する講座を受講者が受講できるように支援することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態である情報処理装置は、
複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、前記複数のユーザの中の第1ユーザにより、前記スキルを評価するための複数の評価要素のうちの第1評価要素が指定された場合、前記第1ユーザの個人属性に基づいて、当該第1ユーザが当該第1評価要素と連携して改善を図るべき第2評価要素を1以上出力する評価要素出力手段、
を備える。
このようにユーザが講座を受講する際にユーザにより指定された第1テーマについて、第1ユーザの個人属性に基づいて、第1テーマと連携して改善すべき第2テーマを出力し、ユーザへ受講レコメンドすることで、ユーザのスキルの向上に適する講座をユーザが受講できるように支援することができる。
前記評価要素出力手段は、
前記第1ユーザにより前記第1評価要素が指定された場合、前記第1ユーザが前記第1評価要素について評価を受けた評価結果と前記第1評価要素が含まれる当該複数のユーザの過去の評価結果に基づいて、前記第2評価要素を出力する。
このようにユーザが講座を受講する際に評価を受けた第1テーマのスコアと複数のユーザの過去のスコアとから、数値的な面から、第1テーマと連携して受けるべき第2テーマをユーザへ受講レコメンドすることで、ユーザのビジネススキルの向上に適する講座をユーザが受講できるように支援することができる。
前記評価要素出力手段は、
前記第1ユーザにより指定された前記第1評価要素が含まれる当該複数のユーザの過去の講座の受講履歴に基づいて、前記第2評価要素を出力する。
このように複数のユーザの過去の講座の受講実績からその中のあるユーザのスキルアップに繋がる第2テーマを選出して当該ユーザへ受講レコメンドするので、ユーザのスキルアップに適する講座をユーザが受講できるようになる。
前記評価要素出力手段は、
前記第1評価要素と共に前記第2評価要素を出力する。
このようにすることで、第1テーマの講座を受講する際に第2テーマの講座を同時に申し込むことができるようになり、ユーザは、自身のスキルアップに適した講座を受講することができる。
前記評価要素出力手段は、
前記講座を受講する前又は受講後の評価結果に基づいて前記第2評価要素を出力する。
このようにすることで、第1テーマの講座を受講する前又は受講を終えた後に、第2テーマの講座を受講できるようになり、ユーザは、自身のスキルアップに適した順序で講座を受講することができる。
前記評価要素出力手段は、
改善を図るべきとする前記第1評価要素について、前記複数の評価要素を分類した範囲の指定により受け付ける受付手段、
をさらに備える、
ことにより、分野やカテゴリの単位で受講レコメンドを受けられるので、ユーザがスキルアップのために受講すべき講座を受講できるようになる。
前記評価要素出力手段により出力される前記第2評価要素及び前記第1評価要素を含む講座を当該第1ユーザが一定期間受講した場合の前記第2評価要素及び前記第1評価要素についての改善状況を演算する改善演算手段、
をさらに備える、
ことにより、推奨講座を受講した場合のユーザの将来のスキルアップ状況がユーザに伝わり、ユーザのやる気を高めることができる。
前記情報処理装置は、
部をさらに備え、
前記表示制御部は、表示させること制御することができる。
本発明によれば、受講者のビジネススキルの向上に適する講座を受講者が受講できるように支援することができる。
本発明の一実施形態の情報処理装置の全体構成を示している。 図1の情報処理装置のうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理装置におけるサーバの機能的構成を示す機能ブロック図である。 スコアの値をプロットする前のグラフの表示領域の例を示す図である。 ユーザ端末に表示されるグラフとコメントの例を示す図である。 図3のサーバにおける受講レコメンド動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の情報処理システム1の全体構成を示している。
図1に示す情報処理システム1は、サーバ10と、n台(nは1以上の任意の整数値)のユーザ端末20-1乃至20-nとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることによって構成されている。
なお、以下、ユーザ端末20-1乃至20-nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末20」と呼ぶ。
ユーザ端末20は、ユーザ毎に管理される情報処理装置であって、例えばスマートフォン等で構成される。
サーバ10は、ユーザ端末20-1乃至20-nの夫々の各動作を管理すべく、各種処理を実行するサーバである。
具体的には本実施形態では、サーバ10は、次のようにして、ユーザ端末20の各動作を管理する。
即ち、サーバ10は、先ずサーバ10等に予め記憶されている問題からなるテストを、ユーザ端末20に送信する。
当該テストに含まれる問題は、ユーザのビジネスにおける基礎的なスキル(以下、単に「スキル」と呼ぶ)毎に作成される。具体的には、m個(mは1以上の任意の整数値)のスキルが定義され、さらに各スキル毎にp個(pは、mとは独立した1以上の任意の整数値)の項目が細かく設定され、当該項目の夫々に関連する内容の問題が当該項目毎に作成される。ビジネスにおける基礎的なスキルとは、社会人として仕事を行う上で役に立つ技術又は能力をいう。
なお、具体的なスキル及び項目の例については、図4を参照して後述する。
ユーザ端末20は、サーバ10が送信したテストを受信する。そして、ユーザは、ユーザ端末20を操作して、当該テストを構成する各問題毎に回答を夫々入力する。
ユーザ端末20は、ユーザが入力したテストの回答(各問題の回答の集合体)を、サーバ10に送信する。
サーバ10は、ユーザ端末20-1乃至20-nの夫々からテストの回答が送信される毎に、当該回答を順次取得し採点を行う。また、サーバ10は、採点結果を前記項目毎に正規化し、これをスコアとしてユーザ毎に記憶し管理する。
サーバ10は、ユーザ毎に管理しているスコアから、所定の母集団のスコアを抽出するための抽出条件を設定し記憶する。
なお、所定の母集団は、特に限定されず、例えば、ユーザに関する各種属性情報のうち、所定の1以上の属性情報が一致するユーザからなる集団や、スコアが一定範囲内のユーザからなる集団等各種各様な集団を採用することができる。なおその前提として、サーバ10は、各ユーザ毎に、採点結果を示すスコアとともに、当該ユーザの各種属性情報を対応付けて管理しているものとする。
この場合、所定の母集団のスコアを抽出するための抽出条件としては、例えば、同年齢、同職種、同業界、同役職、同入社年度、過去のスコアの値や範囲等を採用することができる。
サーバ10は、所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる所定の母集団のスコアとを抽出し、両スコアを比較する。
具体的には、例えば当該所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる所定の母集団のスコアの平均値、最大値又は最小値とを比較することができる。
また、サーバ10は、当該比較の結果に基づいて、当該所定のユーザを支援するための情報としてのコメントを作成することができる。
なお、当該所定のユーザに対するコメントの具体的な態様は、図5を参照して後述する。
また、サーバ10は、当該コメントとともに、当該所定のユーザのスコアと当該所定のユーザが含まれる所定の母集団のスコアとをプロットしたグラフを、当該所定のユーザのユーザ端末20の画面に表示させることができる。
なお、当該グラフの具体的な態様については、図4を参照して後述する。
これにより、ユーザは、ユーザ端末20の画面に表示されたグラフの、各スキル毎の各項目の夫々についての当該ユーザ自身のスコアの値と、当該ユーザが含まれる所定の母集団のスコアの値との分布から、当該ユーザの現在のスキルと、過去のスキルと比べた成長の度合いや企業の教育効果を容易に視認することができる。
さらに、ユーザは、ユーザ端末20の画面に表示されたコメントを読むことにより、自己のスキルを向上させるための具体的な行動指針を容易に立案することができる。
なお、サーバ10が実行するこれらの処理の詳細については、図3を参照して後述する。
図2は、図1の情報処理システム1のうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、バス104と、入出力インターフェース105と、出力部106と、入力部107と、記憶部108と、通信部109と、ドライブ110と、を備えている。
CPU101は、ROM102に記録されているプログラム、又は、記憶部108からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM103には、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU101、ROM102及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インターフェース105も接続されている。入出力インターフェース105には、出力部106、入力部107、記憶部108、通信部109及びドライブ110が接続されている。
出力部106は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部107は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部108は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部109は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例ではユーザ端末20)との間で通信を行う。
ドライブ110には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア120が適宜装着される。ドライブ110によってリムーバブルメディア120から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
また、リムーバブルメディア120は、記憶部108に記憶されている各種データも、記憶部108と同様に記憶することができる。
図3は、図1の情報処理システムにおけるサーバの機能的構成を示す機能ブロック図である。
サーバ10のCPU101(図2)においては、図3に示すように、テスト作成部121と、テスト出題部122と、回答取得部123と、採点部124と、スコア化部125と、スコア取得部126と、コメント作成部127と、表示制御部128と、受講レコメンド部129と、改善状況演算部130とが機能する。受講レコメンド部129は、受付部150とテーマ選出部151とを有する。
記憶部108(図2)の一領域には、問題DB141と、採点結果DB142と、母集団DB143と、講座DB144が設けられている。
講座DB144には、複数の講座の情報が記憶されている。講座とは例えば研修プログラムを実施する研修会や講習会等であり、複数の講座に複数のユーザが参加することが可能である。
講座DB144に記憶される講座の情報は、複数の講座夫々に一つ以上の評価要素(以下「テーマ」又は「サブテーマ」と呼ぶ)が対応した情報である。1つの講座に1つのテーマ又はサブテーマが対応付けられていることもある。サブテーマは、テーマの中に含まれる小テーマをいい、小テーマだけの講座も設定される。
テーマは、図4に示すグラフに示されるように、ビジネス知識(Business knowledge)、計画&コントロール(Planning & Control)、シンキング(Thinking)、コミュニケーション(Communication)等の4つの分野に区分されるビジネス基礎力を図るための評価要素の一つである。区分された各分野には、1以上のテーマが含まれる講座が設定されている。
例えばビジネ知識の分野のビジネス基礎力を図るテーマは、時事問題、法務・人事・労務、財務管理、マーケティング、経営等がある。図示しないが、法務・人事・労務というテーマには、人事・労務、コンプライアンス等のサブテーマが含まれる。
計画&コントロールの分野のビジネス基礎力を図るテーマは、目的及び目標、計画、業務管理、振り返り・評価、改善等がある。図示しないが、目的及び目標というテーマには、目的思考というサブテーマが含まれる。また、計画というテーマには、アクションプラン立案というサブテーマが含まれる。
シンキングの分野のビジネス基礎力を図るテーマは、数的処理、思考法活用、情報収集、課題設定、解決策立案等がある。図示しないが、思考法活用というテーマには、要素分解力というサブテーマが含まれる。
コミュニケーションの分野のビジネス基礎力を図るテーマは、ネゴシエーション、文書伝達、口頭伝達、傾聴、ビジネスマナー等がある。図示しないが、文書伝達というテーマには、スライド作成力というサブテーマが含まれる。
この情報処理システムにより診断されるビジネス基礎力は、テーマ毎又は複数のテーマで1つ設定される講座を受講者が受講することにより、受講者のビジネススキルの向上が図られる。
受講者が講座を受講するにあたり、受講前と受講中及び受講後にビジネス基礎力の診断テストが実施される。
サーバ10において、テスト作成部121は、問題DB141に予め記憶されている、ユーザのスキルを評価するための問題の中から、ユーザがユーザ端末20を操作して回答するための問題を、各スキル毎の各項目毎に作成する。このようにして作成された各スキル毎の各項目毎の問題の集合体が、テストである。
テスト出題部122は、テスト作成部121が作成したテストを、通信部109を介してユーザ端末20に表示させることにより、ユーザに対しテストを出題する。
ユーザは、ユーザ端末20を操作することにより、テスト出題部122が出題したテストに対する回答(各問題毎の回答)を入力する。ユーザが入力した回答は、ユーザ端末20からサーバ10に対して送信される。
サーバ10の回答取得部123は、ユーザ端末20から送信されたテストの回答(各問題毎の回答の集合体)を、通信部109を介して受信する。
採点部124は、回答取得部123が取得したテストの回答を、所定の採点基準に基づいて各問題毎に採点する。
スコア化部125は、採点部124による各問題毎の採点の結果を、各分野の各テーマ毎に正規化(スコア化)し、当該スコアを採点結果DB142に記憶させてユーザ毎に管理する。
スコア取得部126は、採点結果DB142で管理されている各ユーザのスコアから、所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる所定の母集団のスコアとを取得する。なお、所定のユーザを第1ユーザと言い換える場合がある。
なお、当該所定の母集団は、母集団DB143に予め記憶されている所定の抽出条件によって抽出される。具体的には例えば、上述した様に、同年齢、同職種、同業界、同役職、同入社年度、又は所定のユーザ本人の過去のスコアのうち、任意の数(1も含む)の任意の組合せを所定の抽出条件とした母集団を抽出することができる。
コメント作成部127は、スコア取得部126が取得した所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる所定の母集団のスコアとの比較を行い、当該比較の結果に基づいて、当該所定のユーザを支援するための情報としてのコメントを作成する。
当該コメントには、当該ユーザの職種、業界、及び役職のうち、少なくとも1つに対する適性、並びに当該職種と前記各スキル及び各項目との対応関係を含むコメント、当該所定のユーザの職種の強みを伸ばすために推奨する行動(アクション)に関するコメント、及び当該所定のユーザの職種の弱みを克服するために推奨する行動(アクション)に関するコメントを含めることができる。
受講レコメンド部129は、複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、複数のユーザの中の所定のユーザにより、スキルを評価するための複数のテーマのうちの第1テーマが指定された場合、所定のユーザが第1テーマについて評価を受けた評価結果(スコア)と、第1テーマが含まれる複数のユーザの過去の評価結果(スコア)と、所定のユーザにより指定された第1テーマが含まれる当該複数のユーザの過去の講座の受講履歴(複数受けているテーマの組み合わせでの行動の変化やテストのスコア差)とに基づいて、所定のユーザが第1テーマと連携して改善を図るべき第2テーマを出力する。
例えば複数のユーザが過去に受けた講座履歴に、第1テーマと第2テーマがあり、複数のユーザが複数のテーマの講座を受けたときの第1テーマのスコアが所定のユーザが第1テーマを受けたときのスコアよりも高い場合は所定のユーザに対して連携して改善を図るべきテーマとして第2テーマを出力する。
第2テーマを受講する受講方法については、複数のユーザの受講履歴と類似する受講方法が提案される。例えば第1テーマと第2のテーマと共に受講した方が良いとされるケースがあり、また、第1テーマと第2のテーマとを時間をずらして受講した方が良いとされるケースもある。さらに、第1テーマを先に受けて、その後、第2のテーマを受けた方が、効果がでるケースやその逆のケースもある。
なお、上記実施形態では、所定のユーザのスコアと複数のユーザの過去のスコアと複数のユーザの過去の受講履歴をすべて判断材料としたが、この中の1つ以上を判断材料としてもよい。
即ち、受講レコメンド部129は、所定のユーザから第1テーマが指定された場合、所定のユーザが第1テーマについて評価を受けた評価結果(ユーザが申し込んだ講座を受講したときのテストのスコア)と、第1テーマが含まれる複数のユーザの過去の評価結果(第1テーマの講座と他のテーマの講座を受講したとき、受講しないときのテストのスコアの差)とに基づいて、所定のユーザが第1テーマと連携して改善を図るべき第2テーマ(第1テーマと組み合わせて受講することでユーザのスキルが向上したテーマ)を出力してもよい。
また、受講レコメンド部129は、所定のユーザにより指定された第1テーマが含まれる複数のユーザの過去の講座の受講履歴(第1テーマの講座と他のテーマの講座を受講したとき、受講しないときで行動に変化があった講座)に基づいて、所定のユーザが第1テーマと連携して改善を図るべき第2テーマを出力してもよい。
受付部150は、ビジネス基礎力の診断項目である複数のテーマのうち所定のユーザが改善を図るべきとした第1テーマの指定を受け付ける。なお、第1テーマの指定は複数のテーマを含む範囲(分野やカテゴリ等)の指定であってもよい。
スコア取得部126は、受付部150により受け付けられた所定のユーザの第1テーマを基に、採点結果DB142より所定のユーザの第1テーマのビジネス基礎力診断テストのスコアと、第1テーマが含まれる複数のユーザの過去のビジネス基礎力診断テストのスコアとを取得する。
テーマ選出部151は、スコア取得部126により取得され所定のユーザの第1テーマのスコアとこの第1テーマが含まれる複数のユーザの過去のスコアと複数のユーザの過去の講座の受講履歴に基づいて、所定のユーザが第1テーマに関連して改善を図るべき第2テーマを、講座DB144に記憶されている複数のテーマの中から1以上選出し表示制御部128に出力する。
より具体的には、テーマ選出部151は、所定のユーザの第1テーマのスコアと複数のユーザの過去のスコアとを比較して、複数のユーザの過去のスコアよりも所定のユーザのスコアが小さい場合、複数のユーザの過去の講座の受講履歴(第1テーマと他のテーマとの組み合わせ)のうち、複数のユーザのスコアが高い第1テーマとの組み合わせの第2テーマを、講座DB144に記憶されている複数のユーザの過去の講座の受講履歴の中から1以上選出する。
例えば複数のユーザの過去の講座の受講履歴の中で、第1テーマと他のテーマとを受講したときのスコアと、第1テーマと他のテーマとを受講していないときのスコアとの差からユーザのスキルの変化(効果)の有無を確認し、スキルに変化(効果)があった第1テーマとの組み合わせのテーマを第2テーマとして選出する。
改善状況演算部130は、受講レコメンド部129により出力される第2テーマ及び第1テーマを含む講座を所定のユーザが受講し一定期間経過後(例えば3か月後等)の第2テーマ及び第1テーマのスキルの改善状況を演算し、演算結果を表示制御部128へ出力する。
具体的には、改善状況演算部130は、例えば3か月後(将来)の改善状況(推奨テーマを含む講座を例えば3か月間受講したときのビジネス基礎力診断テストのスコアの変化)を演算し、表示制御部128を通じて画面に表示しユーザに提示する。ユーザへの改善状況(受講対象のテーマのスコア)の提示の仕方として、例えば月毎のスコアをグラフで示したり、この他、例えば動きのある画像で模擬(シミュレーション)してもよい。
表示制御部128は、スコア取得部126が取得した所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる母集団のスコアとを所定の表示領域にプロットしたグラフを、通信部109を介してユーザ端末20の画面に表示させる制御を行う。
また、表示制御部128は、コメント作成部127で作成したコメントを、通信部109を介してユーザ端末20の画面に表示させる制御を行う。
なお、ユーザ端末20の画面に表示されるコメントの具体例については、図5を参照して後述する。
さらに、表示制御部128は、受講レコメンド部129から出力される1以上の第2テーマを、第1テーマと共に(同時に)、又は第1テーマと時間をずらして通信部109を介してユーザ端末20の画面に表示させる制御を行う。なお、受講レコメンド部129から1以上の第2テーマを出力するタイミングを、第1テーマの講座を受講する前又は受講後としてもよい。つまり、受講レコメンド部129は、所定のユーザが第1テーマの講座を受講する前又は受講後に第2テーマを出力する。このように受講レコメンドのタイミングをずらして行うことで、ユーザのスキルが向上する順に受講レコメンドをユーザに提示することができる。
図4は、スコアの値をプロットする前のグラフの表示領域の例を示す図である。
図4に例示するように、ユーザのビジネスにおける基礎力(以下「ビジネス基礎力」と呼ぶ)として4つの分野に分けてスキルを定義し、各分野毎に6つのテーマで項目を設定することができる。
具体的には、ビジネス基礎力の4つの分野として、ビジネス知識(Buisiness Knowlege)、計画及びコントロール(Planning & Control)、コミュニケーション(Communication)、並びにシンキング(Thinking)を定義することができる。
また、各分野に設定された5つのテーマとして、例えば「ビジネス知識」という分野のスキルには、時事問題、法務・人事・労務、財務管理、マーケティング、経営というテーマで項目を設定することができる。法務・人事・労務というテーマには、人事・労務、コンプライアンス等のサブテーマが含まれる。
「計画及びコントロール」という分野のスキルには、目的及び目標、計画、業務管理、振り返り・評価、改善というテーマで項目を設定することができる。目的及び目標というテーマには、目的思考というサブテーマが含まれる。また、計画というテーマには、アクションプラン立案というサブテーマが含まれる。
「コミュニケーション」という分野のスキルには、ネゴシエーション、文書伝達、口頭伝達、傾聴、ビジネスマナーというテーマで項目を設定することができる。文書伝達というテーマには、スライド作成力というサブテーマが含まれる。
「シンキング」という分野のスキルには、数的処理、思考法活用、情報収集、課題設定、解決策立案というテーマで項目を設定することができる。思考法活用というテーマには、要素分解力というサブテーマが含まれる。
そして、サーバ10は、ユーザに対し、各スキル毎に設定した前記項目毎に個別のテストを課し、当該テストの結果を取得し、各スキル毎の各項目毎の所定の採点基準に基づいて採点をしたうえで、当該採点結果を正規化(スコア化)し、これをスコアとして取得し、当該スコアを所定の表示領域にプロットしたグラフをユーザ端末20に表示させる。
具体的には、図4に示す同心円状の表示領域に、前記4つのスキルを前記表示領域の外周上に均等に割り当て、各スキル毎に設定した各項目の夫々を、前記外周上に均等間隔で配置し、前記正規化により取得したスコアの最低値(0(ゼロ))を前記同心円状の中心に割り当て、当該スコアの最高値(5)を前記外周上に割り当てる。また、前記スコアが取り得る値(1乃至5)の夫々に、前記表示領域に同心円を配置する。
そして、サーバ10は、ユーザ毎に管理しているスコアから、所定のユーザのスコアと、当該所定のユーザが含まれる所定の母集団であって、同年齢、同職種、同業界、同役職、同入社年度、又は本人の過去の結果の母集団のスコアとの1又は2以上の組合せを、前記表示領域にプロットしたグラフをユーザ端末20に表示させる。
これにより、各スキル毎の各項目のスコアの値の分布状態を可視化することができるため、当該所定のユーザは、現状のスキル及び過去のスキルと比べた成長の度合い、並びに企業の教育効果を容易に視認することができる。
なお、各スキル毎の各項目のスコアが実際にプロットされたグラフについては、図5を参照して説明する。
図5は、ユーザ端末に表示されるグラフとコメントをまとめた受検結果の診断シート(以下「受検結果シート」と称す)の表示例を示す図である。
サーバ10は、ユーザ毎に作成するグラフ及びコメントを、ユーザ端末20-1乃至20-nの夫々に表示させる。
具体的には、図5に例示するように、対象となる所定のユーザ(以下、「対象ユーザ」と呼ぶ。)のグラフ及びコメントをまとめて記載した受検結果シートを、対象ユーザが操作するユーザ端末20に表示させることができる。
また、受検結果シートに記載されるグラフにプロットされるスコアの値は、対象ユーザの各項目のスコアの値に限られず、対象ユーザと同年齢、同職種、同業界、同役職、同入社年度、又は本人の過去の結果の母集団のスコアの値をプロットすることができる。なお、図5の例では、対象ユーザと同年齢のユーザのスコアの平均値、及び対象ユーザと同職種かつ同年齢のユーザのスコアの平均値がプロットされている。
これにより、対象ユーザは、対象ユーザ自身のビジネスにおけるスキルの高さを容易に視認できるとともに、対象ユーザと同年齢のユーザや、対象ユーザと同職種かつ同年齢のユーザのビジネスにおけるスキルの水準についても視認できるため、対象ユーザ自身のビジネスにおけるスキルの高さを相対的に把握することができる。
したがって、対象ユーザは、対象ユーザ自身の強みとして伸ばすべきスキルや、弱みとしてフォローすべきスキルを容易に把握することができる。
また、図5に例示するように、受検結果シートに記載されるコメントは、各項目レベルのコメント、強み及び弱みについてのコメント、並びにまとめとしてのコメントで構成することができる。
各項目レベルのコメントは、具体的には、図5の例では「シンキング」というスキルに設定された「課題設定」という項目については、概要として「ビジネスパーソンに求められる課題設定の基礎知識」と記載され、所定のユーザのスコアは「2」と記載される。
また、同項目の他のユーザの平均のスコアは、「3」と記載されており、他のユーザに比べて所定のユーザのスキルが劣ることが判る。
そして、当該項目に関するコメントとして、例えば、ビジネスパーソンに求められる課題設定の基礎知識が不足しています。今後の学習で知識をしっかりと習得してください。」といった内容のコメントが記載される。
また、「コミュニケーション」というスキルに設定された「ビジネスマナー」という項目については、概要として「相手に良い印象を与えるビジネスマナーの基本」と記載され、スコアは「5」と記載される。
また、同項目の他のユーザの平均のスコアは、「3」と記載されており、他のユーザに比べて所定のユーザのスキルが勝っていることが判る。
そして、当該項目に関するコメントとして、例えば、ビジネスマナーについての知識は十分備わっているが、相手への思いやりが僅かに不足しているとサーバ10が判断した場合には、「関係構築の基本であるビジネスマナーは、相手への思いやりが最も大切です。知識はしっかりと習得されているので、ぜひ思いやりも忘れずに意識し続けてください。」といった内容のコメントが記載される。
このように、ユーザに課されたテストに対するユーザの夫々の回答内容に応じて、当該ユーザを支援するための情報としてのコメントが記載される。
また、強み及び弱みについてのコメントは、対象ユーザのスコアと、対象ユーザが含まれる母集団のスコアとの比較結果に基づいて、対象ユーザの職種の強みを伸ばすために推奨する行動(アクション)と、対象ユーザの職種の弱みを克服するために推奨する行動(アクション)とを含むコメントが記載される。
具体的には、図5に示す受検結果シートのように、強みを有する項目、及び弱みを有する項目が夫々記載されるとともに、推奨アクションとしてのコメントが夫々記載される。例えば、法務及び労務という項目について強みを有する場合に、推奨するアクションとして、「強みである○○をより伸ばすためには、実際の業務によって学ぶことを推奨いたします。○○職種であれば、○○のような業務にチャレンジすることで学びが得られるでしょう。」といった内容のコメントが記載される。
また、例えば、目的及び目標という項目について弱みを有する場合に、推奨するアクションとして、「○○の克服には、読書等の自己学習に加え、ディスカッションを通じての知識定着が良いでしょう。有識者と会話をしたり、セミナーでのワークショップに参加することをお勧めいたします。」といった内容のコメントが記載される。
これにより、対象ユーザは、現行の職種で仕事をするうえで、具体的に何をすべきかを容易に知ることができる。
また、まとめとしてのコメントは、対象ユーザのスコアと、対象ユーザが含まれる母集団のスコアとの比較結果に基づいて、対象ユーザの職種に対する適性、及び当該職種と各スキルとの対応関係を含むコメントが記載される。
具体的には、図5に示す受検結果シートのように、ユーザの職種に対する適性として、例えば「営業職としての可能性が広がるでしょう」等といった内容の文言がまとめとしてのコメントに含められ、当該職種と各スキルとの対応関係として、例えば「ビジネスマナーや文章伝達に秀でているようです。より強みを伸ばすことで」といった内容の文言や、「目的・目標や基礎思考力については課題であるように見受けられます。これらは一般的に営業職に必要とされる要素である」といった内容の文言がまとめとしてのコメントに含められる。
これにより、ユーザは、コメントを読むことにより、自己のスキルを向上させるための具体的な行動指針を容易に立案することが可能となる。また、現在における職種に対する適性を知ることができるため、どのスキルのどのような項目が、当該職種にとって自分の強みであり、逆に当該職種の適性を伸ばすために必要かを容易に知ることが可能となる。
また、受検結果診断シートには、上記グラフとコメント以外に、実施日、会社名、ユーザの氏名、職種、年齢、及びスコアの合計を記載することができる。
これにより、対象ユーザのスコアに関する情報を容易に視認することができる。
続いて、図6を参照してこの情報処理システム1におけるサーバ10の受講レコメンド動作を説明する。図6は、サーバ10の受講レコメンド動作を示すフローチャートである。
この場合、受講レコメンド部129は、複数のユーザが受講する複数の講座の中から所望のテーマを含む講座を選択して受講する所定のユーザにより、ビジネススキルに関する複数のテーマの中で改善を図るべきとする第1テーマが指定された場合、所定のユーザの第1テーマに関する評価結果(ビジネス基礎力診断テストのスコア)と当該第1テーマが含まれる複数のユーザの過去の評価結果(ビジネス基礎力診断テストのスコア)と複数のユーザの過去の講座の受講履歴(第1テーマの講座と他のテーマの講座との組み合わせで受講した場合と受講しない場合の行動の変化やテストのスコア差等)に基づいて、当該所定のユーザが当該第1テーマと連携して改善を図るべき第2テーマを1以上出力する。
具体的には、図6のステップS11において、受付部150は、ビジネス基礎力の診断項目に含まれる複数の評価要素のうち所定のユーザが改善を図る第1テーマの指定を受け付けると、スコア取得部126は、受付部150により受け付けられた所定のユーザの第1テーマのスコアと、第1テーマが含まれる複数のユーザの過去のスコアとを取得する。
続いて、ステップS12において、テーマ選出部151は、スコア取得部126により取得された所定のユーザの第1テーマのスコアとこの第1テーマが含まれる複数のユーザの過去のスコアと複数のユーザの過去の講座の受講履歴に基づいて、所定のユーザが第1テーマに関連して改善を図るべき第2テーマを、講座DB144に記憶されている複数の講座に係るテーマの中から1以上選出する。
そして、ステップS13において、テーマ選出部151は、選出した1以上の第2テーマを表示制御部128を通じてユーザ端末20に出力する。
ユーザ端末20では、指定した第1テーマと共に受講すべき第2テーマを画面に表示し、ユーザに提示する。このようにして第1テーマと共に受講すべき第2テーマをユーザにレコメンド(推奨)することができる。
ユーザが受講レコメンドの提示を受けて、講座を受講すると、どの程度改善するのかを知りたい場合、ユーザ端末20に表示された画面の図示しない改善状況確認ボタンを操作すると、改善状況演算部130は、受講レコメンド部129により出力される第2テーマ及び第1テーマを含む講座を所定のユーザが一定期間受講した場合の第2テーマ及び第1テーマについての改善状況を演算し、演算結果を表示制御部128へ出力する。これにより、ユーザ端末20の画面に、一定期間、推奨講座を受講した場合の将来の当該テーマのスキルの改善状況が表示されるので、ユーザは、当該テーマの講座を受講すると、自分のスキルがどの程度改善するのかを知ることができる。
以下、受講者へ受講レコメンドを行う例を説明する。
受講レコメンドを行うための判断は、以下の4つがある。
(1)受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアに基づいて判断
(2)受講後の実行宣言に対して行う一定期間後(例えば3か月後)の達成度の差に基づいて判断
(3)アンケートの満足度(学習に関する満足度の項目、訂正コメントなど)から判断
(4)適切な頻度とタイミングで安定的に受講する傾向がみられることで効果を判断
まず、(1)の受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアに基づいて判断する例を説明する。下記(1-1)乃至(1-5)に例をあげて、ビジネス基礎力診断テストによるスコアの上昇の差にて講座の適合度を判断し受講レコメンドを行う例を説明する。
まず(1-1)講座を受講する前と受講後のスコアの上昇の差にて講座の適合度を判断する例(事前受講例)を説明する。
「コミュニケーション」の分野に含まれる「文書伝達」というテーマに含まれる「スライド作成力」というサブテーマに関する講座を受講するにあたり、より効果的にスキルを伸ばすためには、事前に「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「目的・目標」というテーマに含まれる「目的・思考」というサブテーマの講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ「スライド作成力」というサブテーマの講座を受講する前後でビジネス基礎力診断テストを受検している。
・A:「スライド作成力」というサブテーマの講座を受講する前に「目的・思考」というサブテーマの講座を受講している。
・B:「スライド作成力」というサブテーマの講座を受講する前に「目的・思考」というサブテーマの講座を受講していない。
ビジネス基礎力診断テストの結果
「スライド作成力」のサブテーマの講座を受講前 →受講後
・A:テーマ「コミュニケーション、文書伝達」 2.5点 → 3.2点
・B:テーマ「コミュニケーション、文書伝達」 2.5点 → 2.7点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当テーマの上昇率は高かった。
<結論>
「コミュニケーションの文書伝達」のスキルを伸ばすには「プランニング&コントロールの目的・目標」のテーマの講座を事前に受講している方が、より効果的である。
(1-2)受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアの上昇の差にて講座の適合度を判断する例(事前受講例)を説明する。
<推奨講座の提案>
「プランニング&コントロール、計画」の分野に含まれる「アクションプラン立案」というテーマに関する講座を受講するにあたり、より効果的にスキルを伸ばすためには、事前に「シンキング、思考法活用」の分野である「要素分解力」というテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ「アクションプラン立案」というテーマを受講する前後でビジネス基礎力診断テストの受検をしている。
・A:「アクションプラン立案」のテーマを受講する前に「要素分解力」のテーマを受講している。
・B:「アクションプラン立案」のテーマを受講する前に「要素分解力」のテーマを受講していない。
ビジネス基礎力診断テストの結果
「アクションプラン立案」のテーマを受講前 →受講後
・A:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.5点 → 20.2点
・B:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.5点 → 16.8点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった。
<結論>
「プランニング&コントロール、計画」のスキルを伸ばすためには「シンキング、思考法活用」の分野のテーマの講座を事前に受講しているほうが、より効果的である。
(1-3)受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアの上昇の差にてユーザが受講する講座の適合度を判断する例(事前受講例)を説明する。
<推奨講座の提案>
「ビジネス&ナレッジ」の分野の「法務・人事・労務」というテーマに含まれる「人事・労務」というサブテーマに関する講座を受講するにあたり、より効果的にスキルを伸ばすためには、事前に同じ「ビジネス&ナレッジ」の分野の「法務・人事・労務」というテーマに含まれる「コンプライアンス」というサブテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ「人事・労務」というサブテーマに関する講座を受講する前後でビジネス基礎力診断テストの受検をしている。
・A:「人事・労務」というサブテーマに関する講座を受講する前に「コンプライアンス」のサブテーマに関する講座を受講している。
・B:「人事・労務」というサブテーマに関する講座を受講する前に「コンプライアンス」のサブテーマに関する講座を受講していない。
ビジネス基礎力診断テストの結果
「人事・労務」のサブテーマの講座を受講前 →受講後
・A:カテゴリ「ビジネス&ナレッジ、法務・人事・労務」 2.2点 → 3.1点
・B:カテゴリ「ビジネス&ナレッジ、法務・人事・労務」 2.2点 → 2.4点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった。
<結論>
「ビジネス&ナレッジ」の分野の「法務・人事・労務」のテーマに含まれる「人事・労務」のサブテーマのスキルを伸ばすためには、同分野の同テーマに含まれる他のサブテーマ、例えば「コンプライアンス」というサブテーマの講座を事前に受講しているほうが、より効果的である。
(1-4)受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアの上昇の差にて講座の適合度を判断する例(同時受講例)を説明する。
<推奨講座の提案>
「プランニング&コントロール」の分野で、あるカテゴリ、例えば「改善」というテーマのスキルを高めるには、同時に「シンキング」の分野のカテゴリの例えば「課題設定」というテーマのスキルを高めると、改善力のスキルが効果的に開発される。
具体例
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「改善」というテーマに含まれる「PDCA」というサブテーマに関する講座と同時に「シンキング」の分野に含まれる「課題設定」というテーマに含まれる「論理的思考力」というサブテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ「PDCA」を受講する前後でビジネス基礎力診断テストの受検をしている。
・A:「PDCA」と同時に「論理的思考力」というテーマの講座を受講している。
・B:「PDCA」と同時に「論理的思考力」というテーマの講座を受講していない。
ビジネス基礎力診断テストの結果
「改善」というテーマの講座を受講前 →受講後
・A:カテゴリ「プランニング&コントロール、改善」 2.6点 → 3.1点
・B:カテゴリ「プランニング&コントロール、改善」 2.6点 → 2.7点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった。
<結論>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「改善」というテーマのスキルを高めるには、同時に「シンキング」の分野の「課題設定」というテーマの講座を受講して「課題設定」のスキルを高めると、「改善」のスキルが効果的に開発される。
(1-5)受講前後のビジネス基礎力診断テストのスコアの上昇の差にて講座の適合度を判断する例(同時受講例)を説明する。
<推奨講座の提案>
「プランニング&コントロール」の分野の「計画」というテーマのスキルを高めるには、同時に同じ「プランニング&コントロール」の分野の「振り返り・評価」というテーマの講座を受講して「振り返り・評価」のスキルを高めると、「計画」のスキルが効果的に開発される。
具体例
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「計画」というテーマに含まれる「アクションプラン」というサブテーマに関する講座と同時に「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「振り返り・評価」というテーマに含まれる「PDCA」というサブテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ「計画」を受講する前後でビジネス基礎力診断テストの受検をしている。
・A:「計画」と同時に「振り返り・評価」を受講している。
・B:「計画」と同時に「振り返り・評価」を受講していない。
ビジネス基礎力診断テストの結果
「プランニング&コントロール」のテーマを受講前 →受講後
・A:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.8点 → 20.8点
・B:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.8点 → 17.2点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった
<結論>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「計画」というテーマのスキルを高めるには、同時に同じ「プランニング&コントロール」の分野の「振り返り・評価」というテーマの講座を受講して「振り返り・評価」のスキルを高めると「計画」のスキルが効果的に開発される。
次に、(2)受講後の実行宣言に対して行う3か月後の達成度の差にて講座の適合度を判断する例を説明する。
<推奨講座の提案>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「改善」というテーマのスキルを高めるには、同時に「シンキング」の分野に含まれる「課題設定」というテーマのスキルを高めると「改善」のスキルが効果的に開発される。
具体例
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「改善」というテーマに含まれるカテゴリの例えば「PDCA」というサブテーマに関する講座と同時に「シンキング」の分野に含まれる「課題設定」というテーマに含まれるカテゴリの例えば「論理的思考力」というサブテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ受講後に自身で設定する実行宣言に対して、3か月後の達成度の差を比較
・A:「改善」の分野の講座と「課題設定」の分野の講座を同時に受講している。
・B:「改善」の分野の講座と「課題設定」の分野の講座を同時に受講していない。
達成度の結果
・A: 2.5個
・B: 1.8個
なお、達成度の結果は、実行宣言に対して、やれたかやれないかで判断する。
やれたら○、やれなかったら×とし、○の平均個数で判断する。個数は最大3個とする。
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった。
<結論>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「改善」というテーマのスキルを高めるには、同時に「シンキング」の分野に含まれる「課題設定」というテーマのスキルを高めると「改善」のスキルが効果的に開発される。
次に、(3)アンケートの満足度(学習に関する満足度の項目、訂正コメント等)から講座の適合度を判断する例を説明する。
<推奨講座の提案>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「計画」というテーマのスキルを高めるには、これと同時に同じ「プランニング&コントロール」の分野の「振り返り・評価」というテーマのスキルを高めると「計画」のスキルが効果的に開発される。
具体例
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「計画」のテーマに含まれる「アクションプラン」というサブテーマに関する講座と同時に「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「振り返り・評価」のテーマに含まれる「PDCA」というサブテーマに関する講座を受講することをレコメンド(推奨)する。
<検証データ>
比較対象:人物A群、B群
・同業種、同職種、同年代(役職はデータとして持っていないため、同年代であれば同レベルの役割を担っていると想定)
・それぞれ受講後に自身で設定する実行宣言にたいして、3か月後の達成度の差を比較
・A:「計画」の分野の講座と「振り返り・評価」の分野の講座を同時に受講している。
・B:「計画」の分野の講座と「振り返り・評価」の分野の講座を同時に受講していない。
アンケートにより満足度を調査した結果
「プランニング&コントロール」のテーマを受講前 →受講後
・A:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.8点 → 20.8点
・B:カテゴリ「プランニング&コントロール」 15.8点 → 17.2点
<結果>
A群(事前に推奨講座を受講しているグループ)のほうが、B群よりも該当カテゴリの上昇率は高かった。
<結論>
「プランニング&コントロール」の分野に含まれる「計画」というテーマのスキルを高めるには、同時に同じ「プランニング&コントロール」の分野の「振り返り・評価」というテーマの講座を受講して「振り返り・評価」のスキルを高めると「計画」のスキルが効果的に開発される。
最後に、(4)適切な頻度とタイミングで安定的に受講する傾向がみられること等を判断して、講座を受講する効果を得る例を説明する。
この例では、人工知能(Artificial Intelligence)や機械学習エンジンにより、講座を受講するのに適する受講頻度や受講タイミング(受講後一定期間受講しない期間)を判断する。
個人のペースで講座を選定し受講している人は、学習の効果が感じづらく、学習ペースが落ちていく傾向にある。
そこで、この例では、AIや機械学習等のエンジンが、受講者本人のそれまでの能力開発の進捗状況(講座の受講状況とBiz SCORE・FollowUPテスト等のテスト結果や変化、職場評価等)と過去の他の類似例を基に受講者本人にとって適切な受講間隔を判定する。
このようにAIや機械学習等による判定で適切な受講間隔を設けて受講する人は、講座を受講した後も適切な頻度とタイミングで安定的に受講する傾向がみられるため、スキルアップの効果が得やすくなる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、図2に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
また例えば、上述の実施形態では、スキルは、ビジネス知識、計画及びコントロール、コミュニケーション、並びに思考のスキルの4種類であったが、これは例示に過ぎない。即ち、ビジネス基礎力に関する任意のm個(mは1以上の整数値)夫々のスキルを採用することができる。この場合、各スキル毎に設けられる項目も、上述の実施形態の例に特に限定されず、任意のp個(pは、mとは独立した1以上の整数値)の項目を採用することができる。
上記実施形態では、受講レコメンド部129は、複数のユーザが過去に受講した複数のテーマの組み合わせのスコア差や受講履歴等から第2のテーマを選出したが、所定のユーザの個人属性を基に第2のテーマを選定してもよい。また上記実施形態では、ビジネススキルの向上を目的とした講座としたが、単にユーザが生活する中での実技や技能を向上する目的の講座であってもよく、ビジネススキルや実技及び技能等を含めて単にスキルと呼ぶ。また、講座は、研修会、講習会、講演会等の意味を含む。
この場合、受講レコメンド部129は、複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、複数のユーザの中の所定のユーザにより、スキルを評価するための複数のテーマのうちの第1テーマが指定された場合、所定のユーザの個人属性に基づいて、当該第1ユーザが当該第1テーマと連携して改善を図るべき第2テーマを1以上出力する。
具体的に説明すると、例えば「発表」という第1テーマが所定のユーザにより指定された場合、統計的には、その前に「発声」のテーマを含む講座を受けておいた方が受講効果が出るケースであるが、ユーザの個人属性(過去に学校で声学を学んでいた経験、経歴等)に基づいて、既に「発声」は得意であるという場合、受講レコメンド部129は、「身振り」や「手振り」の講座を受けた方がよいと判定しそのテーマを出力する。
さらに例えば、上述の実施形態では、受付部150は、所定のユーザが改善を図るべきとする第1テーマを限定してテーマの指定を受け付けたが、改善を図るべきとする第1テーマについて、複数のテーマを分類した範囲(分野やカテゴリ等)の指定により受け付けてもよい。また、講座の指定により第1テーマを受け付けてもよい。
ユーザの個人属性は、ユーザの過去の経験、経歴や評価要素への適応能力の他、講座とは直接関係しないものであってもよい。例えばユーザの趣味や性格、身体的特徴、家族構成、生活習慣等もユーザの個人属性の一つである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図3のサーバ10等)は、
複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、前記複数のユーザの中の第1ユーザ(所定のユーザ)により、前記スキルを評価するための複数の評価要素(テーマ)のうちの第1評価要素(第1テーマ)が指定された場合、前記第1ユーザの個人属性(今までの経歴)に基づいて、当該第1ユーザが当該第1評価要素(第1テーマ)と連携して改善を図るべき第2評価要素(第2テーマ)を1以上出力する評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)、
を備える。
このような構成を備えることにより、あるユーザが、テーマの設定された講座を受講する上で、ユーザが改善を図るべき第1テーマがユーザから指定されると、ユーザの個人属性から第1テーマに連携して受講すべき第2テーマを選出してユーザへ受講レコメンドするので、ユーザのスキルの向上に適する講座をユーザが受講できるように支援することができる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)は、
前記第1ユーザ(所定のユーザ)により前記第1評価要素(第1テーマ)が指定された場合、前記第1ユーザ(所定のユーザ)が前記第1評価要素(第1テーマ)について評価を受けた評価結果(ビジネス基礎力診断テストのスコア)と前記第1評価要素(第1テーマ)が含まれる当該複数のユーザの過去の評価結果(ビジネス基礎力診断テストのスコア)に基づいて、前記第2評価要素(第2テーマ)を出力する。
このようにユーザが講座を受講する際に評価を受けた第1テーマのスコアと複数のユーザの過去のスコアとから、数値的な面から、第1テーマと連携して受けるべき第2テーマをユーザへ受講レコメンドすることで、ユーザのビジネススキルの向上に適する講座をユーザが受講できるように支援することができる。
即ち、ユーザから第1テーマが指定されると、統計的に見てスキルアップに繋がる第2テーマを選出してユーザへ受講レコメンドするので、ユーザのスキルアップに適する講座をユーザが受講できるようになる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)は、
前記第1ユーザ(所定のユーザ)により指定された前記第1評価要素(第1テーマ)が含まれる当該複数のユーザの過去の講座の受講履歴(第1テーマの講座と他のテーマの講座を受講したとき、受講しないときでスコアに変化があった講座)とに基づいて、前記第2評価要素を出力する。
このように複数のユーザの過去の講座の受講実績からその中のあるユーザのスキルアップに繋がる第2テーマを選出して当該ユーザへ受講レコメンドするので、ユーザのスキルアップに適する講座をユーザが受講できるようになる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)は、
前記第1評価要素(第1テーマ)と共に前記第2評価要素(第2テーマ)を出力する、
ことにより、第1テーマの講座を受講する際に第2テーマの講座を同時に申し込むことができる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)は、
前記講座を受講する前又は受講後の評価結果に基づいて前記第2評価要素を出力する、
ことにより、第1テーマの講座を受講する前又は受講を終えた後に、第2テーマの講座を受講できるようになり、ユーザは、自身のスキルアップに適した順序で講座を受講することができる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)は、
前記第1評価要素(第1テーマ)について、前記複数の評価要素を分類した範囲(分野やカテゴリ)の指定により受け付ける受付手段(例えば図3の受付部150等)、
をさらに備える、
ことにより、分野やカテゴリの単位で受講レコメンドを受けられるので、ユーザがスキルアップのために受講すべき講座を受講できるようになる。
前記評価要素出力手段(例えば図3の受講レコメンド部129等)により出力される前記第2評価要素(第2テーマ)及び前記第1評価要素(第1テーマ)を含む講座を当該第1ユーザが一定期間受講した場合の前記第2評価要素(第2テーマ)及び前記第1評価要素(第1テーマ)についての改善状況を演算する改善演算手段(例えば図3の改善状況演算部130等)、
をさらに備えることにより、推奨講座を受講した場合のユーザの将来のスキルアップ状況がユーザに分かり、ユーザのやる気を高めることができる。
1・・・ 情報処理装置
10・・・ サーバ
20、20-1、20-n・・・ ユーザ端末
101・・・ CPU
102・・・ ROM
103・・・ RAM
104・・・ バス
105・・・ 入出力インターフェース
106・・・ 出力部
107・・・ 入力部
108・・・ 記憶部
109・・・ 通信部
110・・・ ドライブ
120・・・ リムーバブルメディア
121・・・ テスト作成部
122・・・ テスト出題部
123・・・ 回答取得部
124・・・ 採点部
125・・・ スコア化部
126・・・ スコア取得部
127・・・ コメント作成部
128・・・ 表示制御部
129・・・ 受講レコメンド部
130・・・ 改善状況演算部
141・・・ 問題DB
142・・・ 採点結果DB
143・・・ 母集団DB
144・・・ 講座DB
150・・・ 受付部
151・・・ テーマ選出部
N・・・ ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数のユーザが夫々のスキルの向上を目的として受講する1以上の講座の中から所望の講座を選択して受講する上で、前記複数のユーザの中の第1ユーザにより、前記スキルを評価するための複数の評価要素のうちの第1評価要素が指定された場合、前記第1ユーザの個人属性に基づいて、当該第1ユーザが当該第1評価要素と連携して改善を図るべき第2評価要素を1以上出力する評価要素出力手段、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記評価要素出力手段は、
    前記第1ユーザにより前記第1評価要素が指定された場合、前記第1ユーザが前記第1評価要素について評価を受けた評価結果と前記第1評価要素が含まれる当該複数のユーザの過去の評価結果に基づいて、前記第2評価要素を出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記評価要素出力手段は、
    前記第1ユーザにより指定された前記第1評価要素が含まれる当該複数のユーザの過去の講座の受講履歴に基づいて、前記第2評価要素を出力する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記評価要素出力手段は、
    前記第1評価要素と共に前記第2評価要素を出力する、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記評価要素出力手段は、
    前記講座を受講する前又は受講後の評価結果に基づいて前記第2評価要素を出力する、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記評価要素出力手段は、
    前記第1評価要素について、前記複数の評価要素を分類した範囲の指定により受け付ける受付手段、
    をさらに備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記評価要素出力手段により出力される前記第2評価要素及び前記第1評価要素を含む講座を当該第1ユーザが一定期間受講した場合の前記第2評価要素及び前記第1評価要素についての改善状況を演算する改善演算手段、
    をさらに備える、請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
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