JP2022006659A - 回転電機の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本製造方法は、駆動軸32と、駆動軸32を回転可能に支持するベアリングB2と、開口50H1が形成される保持部材50と、駆動軸32、ベアリングB2及び保持部材50を収納するケーシング10と、を備える回転電機100の製造方法である。本製造方法は、保持部材50の開口50H1内に、保持部材50に対して固定されない状態でベアリングB2を配置するベアリング配置ステップと、保持部材50の外周面50cにケーシング10の内周面10A2を接触させて、ケーシング10に保持部材50を固定しつつ、保持部材50の開口50H1の内周面にベアリングB2の外周面を接触させて、保持部材50にベアリングB2を固定する固定ステップと、を含む。
【選択図】図7
Description
図1は、本実施形態に係る回転電機の断面図である。本実施形態に係る回転電機100は、モータ、さらに言えばブラシレスモータである。回転電機100は、例えば車両の電動ステアリング装置に用いられ、車両のステアリングシャフトに操舵補助力を付与する。ただし、回転電機100の用途はそれに限られない。
以下、保持部材50についてより詳細に説明する。図2及び図3は、本実施形態に係る保持部材の模式図である。図2は、保持部材50の斜視図であり、図3は、保持部材の上面図である。保持部材50は、ベアリングB2を保持する板状(ここでは円板状)の部材である。図3に示すように、保持部材50は、表面50aから反対側の表面50bまで貫通する開口50H1が形成されている。開口50H1は、ベアリングB2が挿入されて駆動軸32が挿通される開口である。開口50H1は、Z方向から見て保持部材50の中央箇所に形成されている。表面50aの開口50H1の周囲には、表面50aからZ2方向側に突出する壁部52が設けられている。壁部52は、表面50aにおいて、開口50H1の周りを周方向の全区間にわたって設けられて、開口50H1を囲う。ここでの周方向とは、Z方向に沿った保持部材50の中心軸を軸方向とした場合の周方向である。また、開口50H1内には、座面54が形成されている。座面54は、開口50H1の内周面よりも径方向内側に突出する部分である。座面54は、開口50H1において、表面50b側に形成されている。ここでの径方向とは、Z方向に沿った保持部材50の中心軸を軸方向とした場合の径方向である。
次に、回転電機100の製造方法(組み立て方法)について説明する。図5から図7は、本実施形態に係る回転電機の製造方法を説明する図である。図5に示すように、本製造方法においては、ベアリング配置ステップを実行する(ステップS10)。ベアリング配置ステップにおいては、保持部材50の開口50H1内に、保持部材50に対して固定されない状態で、ベアリングB2を配置する。ベアリング配置ステップにおいては、開口50H1の内径D3が、ベアリングB2の外径D4よりも大きい保持部材50を用いることが好ましい。開口50H1の内径D3がベアリングB2の外径D4より大きいので、ベアリングB2は、保持部材50の開口50H1内に配置されても、保持部材50に締り嵌めされることなく、保持部材50に固定されない。
図9は、固定ステップの別の例を示す模式図である。以上説明した固定ステップにおいては、ケーシング10の内径を縮めることで、ケーシング10と保持部材50とを固定しつつ、保持部材50とベアリングB2とを固定していたが、それに限られない。例えば図9に示すように、保持部材50に荷重を作用させることで、保持部材50の外周面50cを径方向外側に広げつつ、開口50H1の内周面を径方向内側に突出させて、ケーシング10と保持部材50とを固定しつつ、保持部材50とベアリングB2とを固定してもよい。具体的には、この場合、径方向における保持部材50のZ1方向側の表面の開口50H1と外周面50cとの間の位置に、Z2方向(軸方向)の荷重を加える。より詳しくは、保持部材50の表面50bには、表面50bの開口50H1の周囲には、表面50bからZ1方向側に突出する壁部59が設けられている(図1、図9を参照)。壁部59は、表面50bにおいて、開口50H1の周りを周方向の全区間にわたって設けられて、開口50H1を囲う。そして、図9の例では、保持部材50の表面50bの、径方向において壁部59と外周面50cとの間の位置P1に、Z2方向(軸方向)の荷重を加える。位置P1は、外周面50cの近傍に位置していることが好ましく、例えば、位置P1から外周面50cまでの径方向における距離は、位置P1から壁部59の外周面までの距離よりも、短いことが好ましい。ただし、荷重を加える位置は位置Aに限られず、壁部59の表面である位置P2に、Z2方向(軸方向)の荷重を加えてもよい。保持部材50は、ケーシング10の座面10Bに保持されているため、Z方向の圧縮荷重が作用して、厚みが小さくなりつつ、外周面50cが径方向外側に広がって、開口50H1の内周面が径方向側に突出する。これにより、ケーシング10の内周面10A2が保持部材50の外周面50cに接触して、保持部材50がケーシング10に固定された状態となり、保持部材50の開口50H1の内周面にベアリングB2の外周面が接触して、ベアリングB2が保持部材50に固定された状態となる。この場合においても、保持部材50に荷重を付与する、すなわち保持部材50を加締める、という1回の工程(処理)だけで、ケーシング10への保持部材50の固定と、保持部材50へのベアリングB2の固定との、両方を行うことができるため、固定工程を簡略化できる。
10A2 内周面
20 ステータ
30 ロータ
32 駆動軸
50 保持部材
50c 外周面
50H1 開口
B2 ベアリング
100 回転電機
Claims (6)
- 駆動軸と、前記駆動軸を回転可能に支持するベアリングと、開口が形成される保持部材と、前記駆動軸、前記ベアリング及び前記保持部材を収納するケーシングと、を備える回転電機の製造方法であって、
前記保持部材の開口内に、前記保持部材に対して固定されない状態で前記ベアリングを配置するベアリング配置ステップと、
前記保持部材の外周面に前記ケーシングの内周面を接触させて、前記ケーシングに前記保持部材を固定しつつ、前記保持部材の前記開口の内周面に前記ベアリングの外周面を接触させて、前記保持部材に前記ベアリングを固定する固定ステップと、
を含む、回転電機の製造方法。 - 前記固定ステップにおいて、前記ケーシングの内径を縮めて前記保持部材の外周面に前記ケーシングの内周面を接触させることで、前記保持部材に径方向内側への荷重を作用させて、前記開口の内周面を径方向内側に突出させて前記ベアリングの外周面に接触させる、請求項1に記載の回転電機の製造方法。
- 前記固定ステップにおいて、焼き嵌めにより、前記保持部材の外周面に前記ケーシングの内周面を固定させつつ、前記保持部材に前記ベアリングを固定させる、請求項2に記載の回転電機の製造方法。
- 前記固定ステップにおいて、前記ケーシングの外周から前記保持部材に荷重を作用させることで、前記保持部材の外周面に前記ケーシングの内周面を固定させつつ、前記保持部材に前記ベアリングを固定させる、請求項2に記載の回転電機の製造方法。
- 前記保持部材には、厚みが薄い薄肉部が設けられており、
前記固定ステップにおいて、前記薄肉部における前記開口の内周面の径方向内側への突出量を、前記薄肉部以外における前記開口の内周面の径方向内側への突出量よりも、大きくする、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の製造方法。 - 前記固定ステップにおいて、前記保持部材に対して、前記駆動軸の軸方向に沿った方向への荷重を作用させることで、前記保持部材の外周面を径方向外側に突出させて前記保持部材の外周面に前記ケーシングの内周面を接触させつつ、前記保持部材の前記開口の内周面を径方向内側に突出させて前記ベアリングの外周面に接触させる、請求項1に記載の回転電機の製造方法。
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