JP2021536647A - アセットトラッカー - Google Patents

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Abstract

アセットトラッカーは、アセットトラッカーのバッテリーに電力を供給するためのソーラーパネルを含む。アセットトラッカーは、資産に関するメッセージをリモートサーバーに通信するためのモデムを含む。メッセージは、資産の位置と、バッテリーの状態とを含む。

Description

関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、発明の名称を「ASSET TRACKER(アセットトラッカー)」として2018年8月31日に出願された仮出願第62/725,942号と、発明の名称を「ASSET TRACKER(アセットトラッカー)」として2018年9月26日に出願された仮出願第62/736,535号の優先権を主張するものであり、その内容全体を本明細書に援用する。
輸送用コンテナなどの資産を追跡することには、利点がある。現在のアセットトラッカーは、バッテリーで駆動されるか、輸送用コンテナを運搬する車両から電力を得ている。しかしながら、車両の電力は信頼性に欠ける場合や利用できない場合がある。バッテリー駆動式の資産追跡には利点もあるが、バッテリー容量の制限がゆえ、資産を追跡するアセットトラッカーの機能に悪影響がおよぶ可能性がある。
本開示は、資産を追跡するためのシステム、方法、装置およびコンピュータ読み取り可能な製品を提供するものである。一実施形態では、モジュール式アセットトラッカーは、モジュール式アセットトラッカーを資産に取り付けるためのメインブラケットと、メインブラケットに結合されたソーラーパネルと、追跡ユニット筐体を有する追跡ユニットと、追跡ユニット筐体の中に配置された位置センサーと、追跡ユニット筐体の中に配置され、リモートサーバーと通信するためのモデムと、追跡ユニット筐体の中に配置され、追跡ユニットに電力を供給するためのバッテリーと、を含み、追跡ユニットは、メインブラケットの中に配置され、バッテリーは、電力を受け取るためにソーラーパネルに電気的に接続されている。
追加の実施形態では、追跡ユニットは、プロセッサと、メモリとを含み、メモリは、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに、位置センサーから現在位置を取得し、リモートサーバーに定期的にメッセージを送信することを行わせる命令を含み、メッセージには、現在位置が含まれる。
本発明の別の実施形態では、メッセージは、ソーラーパネルがバッテリーを充電する能力を決定するのに使用可能なバッテリー電圧測定値をさらに含む。
さらに別の追加の実施形態では、ソーラーパネルは、6.2ワットおよび9.8ボルトのソーラーパネルである。
本発明のさらに別の追加の実施形態では、メインブラケットは、メインブラケットが資産の側面に取り付けられたときに、資産の側面に対してソーラーパネルを少なくとも40度傾けるように構成されている。
本発明のさらに別の実施形態では、資産は、表面が波形の輸送コンテナであり、メインブラケットは、モジュール式アセットトラッカーが、表面が波形の輸送コンテナに取り付けられたときに、表面が波形の輸送コンテナの少なくとも3つの隆起部に少なくとも部分的に重なるように構成されている。
本発明のさらに別の実施形態では、一体型アセットトラッカーであって、耐候性のある筐体と、耐候性のある筐体に取り付けられたソーラーパネルと、耐候性のある筐体の中に配置された位置センサーと、耐候性のある筐体の中に配置され、リモートサーバーと通信するためのモデムと、耐候性のある筐体の中に配置され、一体型アセットトラッカーに電力を供給するためのバッテリーと、を含み、バッテリーは、電力を受け取るためにソーラーパネルに電気的に接続されている、一体型アセットトラッカーが含まれる。
本発明のさらに別の実施形態では、耐候性のある筐体は、表面が波形の輸送コンテナの隆起部と隆起部との間に取り付けられるように構成されている。
本発明のさらに別の追加の実施形態では、一体型アセットトラッカーは、耐候性のある筐体の中に配置されたプロセッサと、耐候性のある筐体の中に配置されたメモリと、をさらに含み、メモリは、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに、位置センサーから現在位置を取得し、リモートサーバーに定期的にメッセージを送信することを行わせる命令を含み、メッセージには、現在位置が含まれる。
本発明のさらに別の追加の実施形態では、命令は、プロセッサに、動きセンサーから動きセンサーの読取値を取得し、動きセンサー読取値が動きのない状態を示していると決定したことに応答して、一体型アセットトラッカーの動作モードをアクティブモードからスリープモードに変更し、動きセンサー読取値が動きを示していると決定したことに応答して、一体型アセットトラッカーの動作モードをスリープモードからアクティブモードに変更することをさらに実行させる。
本発明のさらに別の実施形態では、動きセンサーは、GPSセンサーまたは加速度計である。
本発明のさらに別の実施形態では、一体型アセットトラッカーは、一体型アセットトラッカーがスリープモードで動作している間に、ソーラーパネルでバッテリーを充電するように構成されている。
本発明のさらに別の実施形態は、アセットトラッカー方法であって、アセットトラッカーのプロセッサを用いて、アセットトラッカーのソーラーパネルからアセットトラッカーに電力を供給し、アセットトラッカーのバッテリーからアセットトラッカーに電力を供給しながら、位置センサーからアセットトラッカーの現在位置を取得し、アセットトラッカーのバッテリーからアセットトラッカーに電力を供給しながら、リモートサーバーにメッセージを送信し、メッセージの送信に応答して、バッテリーからアセットトラッカーへの電力供給からソーラーパネルからのアセットトラッカーへの電力供給に切り替えることを含み、メッセージには、現在位置が含まれる、方法を含む。
本発明のさらに別の実施形態において、本方法は、動きセンサーから第1の読取値を取得し、第1の読取値が動きのない状態を示していると決定したことに応答して、アセットトラッカーの動作モードをアクティブモードからスリープモードに変更し、アセットトラッカーがスリープモードで動作している間に、アセットトラッカーのバッテリーを充電することをさらに含む。
本発明のさらなる実施形態において、本方法は、動きセンサーから第2の読取値を取得し、第2の読取値が移動を示していると決定したことに応答して、アセットトラッカーの動作モードをスリープモードからアクティブモードに変更することをさらに含む。
本発明のさらなる実施形態において、本方法は、メッセージを送信することは、メッセージをメッセージレートで送信することを含み、方法は、アセットトラッカーで受信される太陽エネルギーの量を決定し、太陽エネルギーの量に基づいてメッセージレートを変更することをさらに含む。
本発明のさらに別の実施形態において、本方法は、アセットトラッカーのバッテリーのバッテリー電圧の読取値を取得することをさらに含み、メッセージは、バッテリー電圧の読取値を含む。
本発明のさらに別の実施形態は、資産と資産に取り付けられたアセットトラッカーと、資産の位置に関するアセットトラッカーからの通信を受信するように構成された、アセットトラッカーから離れたサーバーと、を備える、資産追跡システムを含む。
さらに別の実施形態において、アセットトラッカーは、接着剤によって資産に取り付けられる。
本発明のさらに別の実施形態は、アセットトラッカーであって、アセットトラッカーのソーラーパネル電源と、アセットトラッカーのバッテリー電源と、ソーラーパネルから受け取る電力でバッテリーを充電する充電回路と、リモートサーバーに位置情報を提供する位置センサーと、リモートサーバーと通信するセルラーモデムと、
ソーラーパネル電源によって生成されている電力の量に基づいて、複数の機能コンポーネントのうち少なくとも1つをいつ有効にするかに関する情報を格納するメモリを備える電力管理回路と、を含み、複数の機能コンポーネントは、充電回路、位置センサーおよびセルラーモデムを含み、電力管理回路は、ソーラーパネル電源によって生成されている電力の量を決定し、その電力に基づいて、少なくとも1つの機能コンポーネントの動作状態を決定する、アセットトラッカーを含む。
本発明のさらに別の実施形態では、メモリに格納された情報は、電圧の範囲内の複数の異なる電圧に対して有効にすることができる一組の機能コンポーネントに関する情報を含む。
本発明のさらに別の実施形態では、電力管理回路は、ソーラーパネル源によって生成されている電力が閾値よりも大きいと決定し、複数の機能コンポーネントのうちの少なくとも1つの機能コンポーネントを有効にする。
本発明のさらに別の実施形態では、電力管理回路はソーラーパネル源によって生成されている電力が閾値未満であると決定し、複数の機能コンポーネントのうちの少なくとも1つの機能コンポーネントを無効にする。
さらに別の実施形態では、電力管理回路は、ソーラーパネル源によって生成されている電力レベルを測定し、特定の電力レベルに対して有効にすることができる一組の機能コンポーネントを識別するメモリに格納された情報を使用して、一組の機能コンポーネントの動作状態を決定する。
本発明のさらに追加の実施形態では、アセットトラッカーはスリープ動作モードであり、充電回路が有効である。
本発明のさらに別の追加の実施形態では、電力管理回路は、バッテリーのバッテリーレベルに基づいて、少なくとも1つの機能コンポーネントの動作状態を決定する。
本開示の特徴および利点は、以下の図面と併せて考慮すると、下記の詳細な説明からより一層明らかになるであろう。
図1は、本発明の一実施形態による資産追跡システムを示す。 図2は、本発明の一実施形態によるモジュール式アセットトラッカーの斜視図を示す。 図3は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカーの正面図を示す。 図4は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカーの背面図を示す。 図5は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカーの切欠図を示す。 図6は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカーの分解図を示す。 図7は、本発明の一実施形態によるソーラーパネルの正面図を示す。 図8は、本発明の一実施形態による、図7のソーラーパネルの背面図を示す。 図9は、本発明の一実施形態による資産を示す。 図10は、本発明の一実施形態による、モジュール式アセットトラッカーのブラケットファスナーの位置と比較したインターモーダルコンテナの様々な隆起の断面図を示す。 図11は、本発明の一実施形態による、インターモーダルコンテナに連結されたモジュール式アセットトラッカーを示す。 図12は、本発明の一実施形態による、インターモーダルコンテナに連結されたモジュール式アセットトラッカーを示す。 図13は、本発明の一実施形態によるブロック回路図を示す。 図14は、本発明の一実施形態によるコンピューティングデバイスを示す。 図15は、本発明の一実施形態によるソフトウェアアーキテクチャ図を示す。 図16は、本発明の一実施形態による資産追跡プロセスを示す。 図17は、本発明の一実施形態による、アクティブモードとスリープモードとの間で切り替え可能なアセットトラッカーの動作モードを示す。 図18は、本発明の一実施形態による、アセットトラッカー用の電力管理プロセスを示す。 図19は、本発明の一実施形態によるアセットトラッカーを示す。 図20は、本発明の一実施形態による、アセットトラッカー用の電力管理方法を示す。 図21は、本発明の一実施形態による、現在の電圧に基づいて、どの機能ブロックを有効にするかを決定するための学習プロセスを示す。 図22は、本発明の一実施形態による、特定の開回路電圧について、どの機能ブロックを有効にできるかを特定するテーブル例を示す。 図23は、本発明の一実施形態による、測定された太陽電力に基づいてユニットの機能ブロックを有効にするプロセスを示す。
本明細書に提示される例示的な実施形態は、物理的な資産を追跡するためのシステム、方法および非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体製品に向けられている。これは便宜上のものにすぎず、本発明の応用範囲を限定することを意図したものではない。以下の説明を読めば、関連する技術分野の当業者には、以下の開示内容を別の実施形態でどのように実施するのかが明らかになるであろう。
図1は、本発明の一実施形態による資産追跡システム100を示す。資産追跡システム100は、資産120に結合されたアセットトラッカー110を含む。アセットトラッカー110は、通信リンク132を介してネットワーク130に通信可能に接続されている。アセットトラッカー110は、サーバー140に通信可能に接続されている。アセットトラッカー110は、他のデータの中でも特にアセットトラッカー110の位置を含むメッセージを介して、資産追跡データをサーバー140に通信する。
一例では、資産120は、トレーラー、コンテナ、建設設備、発電機または他の資産、特に、大きくて動力のない資産である。アセットトラッカー110は、資産の追跡、盗難の検出、事故の検出、事故の再現、資産の利用、開扉の検出、閉扉の検出、温度のモニタリング、冷蔵のモニタリング、冷蔵の制御、タイヤ空気圧のモニタリング、負荷の検知(例えば、体積および重量)など、様々な機能を有する。
複数の例において、アセットトラッカー110は、アクティブな資産追跡(例えば、1時間あたり複数のメッセージを送信するなど、メッセージの送信)を提供する。一例では、アセットトラッカー110の耐用寿命は5〜7年である。アセットトラッカー110は、1以上のLTE−M(Long Term Evolution for Machines)無線など、1以上のセルラー無線を含んでもよい。いくつかの例では、アセットトラッカー110は、高度なテレマティクスコンポーネントを含む。複数の例において、アセットトラッカー110は、車両のCAN(Controller Area Network)バスからデータを取得するためのモジュールを含む。一例では、アセットトラッカー110は、シリアルデータ送信ポート(例えば、RS−232ポート)、通信バス(例えば、1−Wire通信バス)および無線通信モジュール(例えば、BLEIETOOTH LEトランシーバー)を含む。アセットトラッカー110は、ねじ、ボルトまたは接着剤など、様々な方法のいずれかで資産120に結合可能である。複数の例において、アセットトラッカー110は、凹部(例えば、輸送コンテナの波形の表面に形成された谷)の中または表面が波形の輸送コンテナの隆起部の上に収まる大きさである。他の例では、アセットトラッカー110は、表面が波形の資産の2以上の隆起部をまたいでいる。一例では、アセットトラッカー110を、資産120の上面または側面に固定することができる。アセットトラッカー110は、過酷な条件、特にインターモーダル輸送コンテナが輸送時にさらされる条件に耐える筐体を有するものであってもよい。
アセットトラッカー110は、本明細書に記載の一体型のアセットトラッカーまたはモジュール式アセットトラッカーの1つ以上のコンポーネント、特徴または機能を備えることができる。
モジュール式アセットトラッカー
図2は、本発明の一実施形態によるモジュール式アセットトラッカー200の斜視図を示す。モジュール式アセットトラッカー200は、容易にかつ非破壊的に分離または交換が可能な複数の別個のモジュールから形成されている点でモジュール式である。図示のモジュール式アセットトラッカー200の一次モジュールは、メインブラケット210とソーラーパネル220である。それ以外の一次モジュールとして、L−ブラケット230および追跡ユニット240があるが、これらは後の図に示されている(例えば、図3参照)。いくつかの例では、これよりも一次モジュールの数が多くても少なくてもよい。
メインブラケット210は、モジュール式アセットトラッカー200の一次筐体である。メインブラケット210は、ソーラーパネル220が取り付けられる領域を規定する。多くの例では、メインブラケット210が資産に取り付けられたときにソーラーパネル220の太陽光を受ける能力を高めるために、この表面には角度が付けられている。メインブラケット210は、さらに、L−ブラケット230および追跡ユニット240が配置される場所を規定する。メインブラケット210は、追跡ユニット240に対する天候の影響を阻止するために、追跡ユニット240を完全にまたは部分的に包むことができる。一例では、メインブラケット210は、厚さ約2mmの材料で作られる。一例では、材料は、AL6063またはAL5052などの陽極酸化アルミニウム合金である。一例では、メインブラケット210の側面は、シートメタルのフラップで構成され、内部のコンポーネントを外気から遮断する。
多くの実施形態において、ソーラーパネル220は、太陽エネルギー(一般に太陽光からのエネルギーであるが、いくつかの例では太陽熱エネルギー)を電気エネルギーに変換して、モジュール式アセットトラッカー200の他のコンポーネントに電力を供給するモジュールである。一例では、ソーラーパネル220は、追跡ユニット240のバッテリーなど、モジュール式アセットトラッカー200のバッテリーを充電する。ソーラーパネル220からのこの電力により、モジュール式アセットトラッカー200を電源のないコンテナで使用することができる。多くの例では、ソーラーパネル220は、メインブラケット210に取り外し可能に取り付けられている。いくつかの実施形態では、ソーラーパネル220には保護外装が設けられている。保護外装は、金網、ポリマーフィルムまたはガラスシートのうちの1つ以上を含むことができる。本発明の一実施形態によるソーラーパネル220を取り入れた例を図7および図8に示す。ソーラーパネル220の大きさと特性は、1年のうちで平均的な太陽光の量が最も少なく、ソーラーパネル220が最適に取り付けられている月に、ソーラーパネル220がモジュール式アセットトラッカー200のコンポーネントに十分な電力を供給するように選択することができる。通常、米国の大部分の地域では、冬の最悪の時期でも1.6時間よりも長く直射日光があたることが期待できる。真夏であれば、1日で直射日光があたるのは約5.2〜7.7時間の範囲になる。年間で最悪の月に最適な状態で傾けたソーラーパネルで最低何時間の日照が得られるかを示した日射量マップと、ソーラーパネル220の適切なデザインを選択するのに使用することができる。
以下の表Iは、モジュール式アセットトラッカー200を構成するのに使用可能な計算例を示す。一例では、装置の複数のファクター(例えば、バッテリー容量、負荷計算、ソーラーパネル出力など)に基づいて、モジュール式アセットトラッカーの更新時間(例えば、モジュール式アセットトラッカーが更新内容を送信する頻度)を構成可能である。装置を構成するためのユースケースのファクター例を以下に示す。
Figure 2021536647
バッテリー容量、回路の消費電力、バッテリー駆動時間、バッテリーへの1日の平均必要入力、回路への1日の平均必要入力、1日あたりの最速充電時間は、CALAMP TTU2840アセットトラッカーユニットでのデータに基づいている。1日あたりの最速充電時間では、150K抵抗器の最大ワット数を想定している。米国北部の冬季のデータでは、平均時間「直射日光」冬期を想定している。米国北部の夏季では、米国北部について夏季に直射日光があたる平均時間を想定している。夏季の1日の出力では、夏季に米国北部で直射日光があたる平均時間を想定している。米国において、夏季の範囲は1日あたり約5.2〜7.7時間になる。バッテリー駆動時間は、使用電力をバッテリーから引き出すとして計算したものである。バッテリーへの1日の平均必要入力では、110%の充電容量が必要であると仮定している。回路への1日の平均必要入力は、最適レベル以上と以下を含む平均的な回路効率に基づいている。1日あたりの最速充電時間では、最大充電率で回路に3.2ワットが供給されると仮定している。セルあたりのパネル電力仕様は6.2ワットである。パネルの最大電力点(例えば、建設、セルの切断などによる損失)は5.8ワットである。
一例では、上記の構成または仮定/想定は、実世界または人工的な試験を用いて検証することができる。一例では、最大容量と最小許容容量線との間の経時的な推定バッテリー状態(例えば、利用可能なミリアンペア時)がプロットされる。このプロットを分析し、バッテリー状態が最大容量と最小許容容量との間の許容範囲内にあるかどうかを決定する。許容範囲内にない場合、修正を行った上で再度分析を行うことができる。
図3は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカー200の正面図を示す。図示の例では、モジュール式アセットトラッカー200は、メインブラケット210をL−ブラケット230(見えない、図4参照)に結合する1つ以上のファスナーを含む。メインブラケット210は、モジュール式アセットトラッカー200を資産に結合するための1つ以上のファスナーを含む。図示のように、メインブラケット210は、モジュール式アセットトラッカー200を資産に結合するための、直径5mmのねじ穴を複数個含む。図示の例では、モジュール式アセットトラッカー200は、幅が約(例えば、±0.1mm以内)426mmである。
図4は、本発明の一実施形態による、図2のモジュール式アセットトラッカー200の背面図を示す。この背面図は、L−ブラケット230を示す。L−ブラケット230は、追跡ユニット240をメインブラケット210に固定するのに使用される、モジュール式アセットトラッカー200のモジュールである。図示のように、L−ブラケット230は、モジュール式アセットトラッカー200の横方向の縁から約(例えば、±0.1mm以内)140mmの位置に配置され、全幅約146mmである。モジュール式アセットトラッカー200は、メインブラケット210に結合するための1つ以上のファスナーと、追跡ユニット240に結合するための1つ以上のファスナーとを含む。いくつかの例では、L−ブラケット230は「L」字型ではなく、代わりに1つ以上の他の形状にされていてもよい。そのような例では、L−ブラケットは、本明細書に記載のL−ブラケット230の1つ以上の特性を依然として保ってはいるが、このL−ブラケットを二次ブラケットと呼ぶことができる。いくつかの例では、L−ブラケット230は、メインブラケット210と一体に構成されているい(分離していない)。
追跡ユニット240は、データを取得するモジュール式アセットトラッカー200のモジュールである。多くの例において、モジュール式アセットトラッカー200は、(例えば、セルラー無線を使用して)データの取得時に近い時刻にデータを送信する。追跡ユニット240は、様々な形態のいずれかを取ることができ、後述する一体型アセットトラッカー1300の1つ以上のコンポーネントおよび機能を含むことができる(例えば、図13参照)。一例では、追跡ユニット240は、CALAMP TTU−2840XTREMEトラッカー(例えば、TTU−280XTREME LTE SERIESまたはTTU−280XTREME HSPA SERIESであり、そのデータシートは、先に援用した米国62/725,942号の図6B〜図6Eとして提供される)である。一例では、追跡ユニット240は、ソーラーパネル220によって充電される充電式バッテリーを含む。
モジュール式アセットトラッカー200は、複数のアタッチメントフィーチャ250をさらに含む。図示のように、アタッチメントフィーチャ250は、モジュール式アセットトラッカー200を資産に固定するために、ねじ、ボルトまたは他のファスナーを通すことができる穴である。他の例では、モジュール式アセットトラッカー200は、特に、接着ストリップまたは磁気エレメントなどの他のアタッチメントフィーチャまたは追加のアタッチメントフィーチャ250を含むことができる。
図5は、本発明の一実施形態による、資産の側面262に取り付けられた図2のモジュール式アセットトラッカー200の切欠図である。図示のように、メインブラケット210は、モジュール式アセットトラッカー200が取り付けられている資産の側面252に対して、ソーラーパネル220を角度θ度で傾斜させる。図示のように、角度θは約45度であるが、他の角度を選択してもよい。多くの例において、45度は、メインブラケット210が側面252から突出する量と、太陽光を集めるためにソーラーパネル220を傾斜させる量とを適切にバランスさせる。一例では、メインブラケット210は、角度θを手動で調整するためのコンポーネント(例えば、ノブ)を含む。他の例では、メインブラケット210は、角度θを自動で調整するためのモータを含む。例えば、ソーラーパネル220が調整されていない場合よりも多くの太陽光を取り込む、耐候性を高める(例えば、ソーラーパネル220に雪や氷が溜まりにくくする)または側面252からの突出量を少なくするために、角度θを自動で調整してもよい。
図6は、図2のモジュール式アセットトラッカー200の分解図を示す。図示のように、1つ以上のコンポーネントを一緒に固定するためのねじ202がある。図示の例では、追跡ユニット240をL−ブラケット230に固定するための4本のねじ202がある。いくつかの例では、L−ブラケット230およびメインブラケット210は、PENN ENGINEERINGから提供されているPEMブランドのファスナーなど、1つ以上のファスナーを含む。図示の例では、ソーラーパネル220をメインブラケット210に固定するための4本のねじ202がある。図示の例では、L−ブラケット230をメインブラケット210に固定するためのねじ202が3本ある。一例では、1枚の原板からブラケットをプレス加工して製造されたメインブラケット210を使用する。一例では、メインブラケット210は積み重ね可能であるため、輸送コストを削減することができる。一例では、メインブラケット210は、広い範囲を支えて振動または曲げを低減する。
図7は、本発明の一実施形態による寸法例をミリメートル単位で示した、ソーラーパネル220の実施例の正面図を示す。図8は、本発明の一実施形態による寸法例をミリメートル単位で示した、図7のソーラーパネル220の実施例の背面図を示す。図示の例では、ソーラーパネル220は、大きさがおよそ(例えば、±0.1mm以内)335mm×115mmである。一例では、ソーラーパネル220は、6.2W、9.8Vのソーラーパネルである。一例では、ソーラーパネル220は、3mmのアルミニウム合金−プラスチック複合材で形成されている。一例では、ソーラーパネル220は、ウレタンコーティングを有する。一例では、ソーラーパネル220は、約−40℃〜85℃の温度範囲で動作可能である。一例では、ソーラーパネル220は、ソーラーパネル220を追跡モジュール240に電気的に接続するための長さ60cmの22AWGワイヤを有する。一例では、金属製のストレインリリーフがある。一例では、ソーラーパネル220は、EEPV CORP.製のEE6E3Cソーラーセルである。一例では、セルの効率は99.5%である。一例では、ソーラーセル220は、以下の表IIに記載された特性を有する。他の特性を有するソーラーパネルを用いてもよい。
Figure 2021536647
図9は、本発明の一実施形態による資産260の側面252を示す。資産260は、インターモーダル輸送コンテナである。資産260の側面252は、複数の谷264および複数の隆起部266を含むように波形になっている。モジュール式アセットトラッカー200がそのような資産260と共に使用するように構成される場合、モジュール式アセットトラッカー200を波形の側面にしっかり取り付けることができるようにアタッチメントフィーチャ250を構成することができる。一例では、モジュール式アセットトラッカー200は、アタッチメントフィーチャ250を介して1つ以上の隆起部266に取り付け可能である。資産の波形によって形成される隆起部266および谷264の大きさと形状は共通ではないため、多くの例では、図10に示すものなど、多種多様な異なる波形構成に適合するような方法で、アセットトラッカー200に配置されたアタッチメントフィーチャ250。一例では、モジュール式アセットトラッカー200は、トレーラー番号または他の表示を不明瞭にしないように、アセットの上部付近に配置される。
図10は、谷264および隆起部266を有する資産260の様々な側面262の断面図を示す。図には、多種多様な波形の隆起部266に適合し得るアタッチメントフィーチャ250の位置の範囲の例を示す破線も示してある。一例では、アタッチメントフィーチャ250は、モジュール式アセットトラッカー200上で、1つ以上の隆起部266と接触して配置される。図示のように、モジュール式アセットトラッカー200上のアタッチメントフィーチャ250は、多種多様な波形に適合するように、約402.2mm〜474mmの間隔をあけて配置されている。
図11は、波形の資産の側面252の隆起部266に連結されたモジュール式アセットトラッカー200を示す。図示の例では、モジュール式アセットトラッカー200を波形の資産に固定できるようにするために、少なくとも2つのアタッチメントフィーチャ250が隆起部266に近接して配置されている。図示のように、メインブラケット210は、2つの隆起部を越えたわずかなオーバーハングを有する(例えば、両側にそれぞれ約39mmのオーバーハング)。
図12は、波形の資産の側面252の隆起部に連結されたモジュール式アセットトラッカー200を示す。図示の例では、メインブラケット210は、コンテナ側壁の3つの隆起部266に十分に及んでいる。
一体型アセットトラッカー
図13は、本発明の一実施形態による一体型アセットトラッカーのコンポーネントのブロック回路図を示す。このブロック回路図は、プロセッサ3302(例えば、STMICROELECTRONICSから提供されているSTM32L496VGまたはSTM32L4A6VG)、I2Cバスを介してプロセッサに接続された通信バスモジュール3304(例えば、MAXIM INTEGRATEDから提供されているDS2484R+Tなどのl−Wire通信バスモジュール)、CANバストランシーバ3306(例えば、MICROCHIP TECHNOLOGY INCから提供されているCAN H/L MCP2562T−E/MF)、UART(Universal Asynchronous Receiver−Transmitter)をサポートするシリアルインターフェース3308(例えば、MAXIM INTEGRATEDから提供されているMAX3218EAP RS−232インターフェース)、SPI(Serial Peripheral Interface)を介して接続されたフラッシュメモリ3310(例えば、WINBOND ELECTRONICSから提供されているW25Q16FWUXIEフラッシュメモリモジュール)、SPIを介して接続された加速度計・ジャイロセンサー3312(例えば、STMICROELECTRONICSから提供されているLSM6DSLチップ)、SPIを介して接続された温度センサー3314(例えば、STMICROELECTRONICSによるSTTS751温度センサー)、UARTを介して接続された衛星ナビゲーションモジュール3316(例えば、U−BLOX HOLDING AGから提供されているUBX−M8030)、UARTを介して接続された無線モジュール3318(例えば、STMICROELECTRONICSから提供されているBLUENRG−2モジュールなどのBLUETOOTH(登録商標)無線モジュール)、UARTを介して接続されたセルラーモジュール3320(例えば、QUECTEL WIRELESS SOLUTIONS CO.から提供されているBG96モジュールまたはEG91モジュール)を含む、一体型アセットトラッカーの1つ以上の機能を提供するために協働するコンポーネントを示す。図13には、アセットトラッカーの様々なコンポーネントの特定の回路図を示したが、本発明の一実施形態に従って、特定の用途の要件に応じて様々なコンポーネントのうちのいずれを指定してもよい。
コンピューティングデバイス
図14は、本発明の実施形態による、本明細書の1つ以上の態様を実装することができるコンピューティングデバイスを示す。本明細書に記載の1つ以上のコンポーネントは、プロセッサ1410(例えば、CPU)、命令1422(例えば、本明細書に記載の1つ以上の方法または動作を実施する命令)を格納するメモリ1420(例えば、一過性または非一過性のメモリ)、インターフェース1430(例えば、通信リンク132を介してネットワーク130上でユーザーまたは別のデバイスとインターフェースするためのもの)を有するコンピューティングデバイス1400として実装することができる。図14には、アセットトラッカーのコンピューティングデバイスの特定のハードウェアアーキテクチャを示したが、本発明の一実施形態に従って、特定の用途の要件に応じてコンピューティングデバイス用の様々なアーキテクチャのうちのいずれを利用してもよい。
ソフトウェアアーキテクチャ
図15は、本発明の実施形態による、本明細書に記載のアセットトラッカーと併用するためのソフトウェアアーキテクチャ1500を示す。ソフトウェアアーキテクチャ1500は、アセットトラッカーの1つ以上の特徴と機能を提供するためのソフトウェアアーキテクチャの一例である。ソフトウェアアーキテクチャ1500は、メッセージバス1502と、アプリケーション/エージェント層1510と、LM API層1520と、コアサービス層1530と、ドライバ/カーネル層1580と、を含む。アプリケーション/エージェント層1510は、HTTPサービス1512と、REST API1514と、サードパーティアプリケーション1516と、を含む。LM API層1520は、LM API1522(例えば、コアサービスの限定的なヘッダAPI)を含む。コアサービス層1530は、L2/L3セキュリティサービス1532と、ATコマンドインターフェースサービス1534と、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)サービス1536と、LMダイレクトサービス1538と、DNLDサービス1542と、OMA/FOTAサービス1544と、WDOGサービス1546と、ロギングサービス1548と、コネクションマネージャサービス1552と、MEMSモーション/ICNジャイロサービス1554と、コンフィギュレーションエンジン1556と、VBUSドライバ1558と、I/Oサービス1562と、BLUETOOTH(登録商標)LEサービス1564と、WIFIサービス1566と、ルーターサービス1568と、モデムSMSサービス1572と、GPSサービス1574と、パワーステートマネージャサービス1576と、メモリ/コンフィギュレーション/パラメータSREG INVmemサービス1578と、を含む。ドライバ/カーネル層1580は、HAL(Hardware Abstraction Layer)/Linux(登録商標)ドライバと、IP secモジュール1584と、VBU UARTモジュール3486と、MEMSモジュール1588と、GPIOモジュール1592と、通信ドライバ1594(例えば、HOSTAP、WIFIまたはBLUETOOTH(登録商標)LE用のドライバ)と、ルータドライバ1596(例えば、IPTABLES)と、MALL/QMI/QMUXDドライバ1598と、SMDドライバ1502と、POSIXインターフェース1504と、オペレーティングシステム1506(例えば、LINUX(登録商標)オペレーティングシステムまたはTHREADXなどのリアルタイムオペレーティングシステム)と、NVメモリモジュール1508と、を含む。アセットトラッカーは、コンフィギュレーションエンジン1556および1つ以上のスクリプトを使用して、1つ以上の資産追跡または電力管理動作を実行することができる。図15には、アセットトラッカーの特定のソフトウェアアーキテクチャを示したが、本発明の一実施形態に従って、特定の用途の要件に応じてアセットトラッカーの様々なソフトウェアアーキテクチャのうちのいずれを利用してもよい。
資産追跡プロセス
様々な資産追跡プロセスを、本明細書に記載のアセットトラッカーと併用することができる。多くの例では、アセットトラッカーは、アセットの位置を定期的に取得し、その位置をリモートサーバーに送信する。位置の取得および送信の頻度については、資産が移動している(例えば、アセットトラッカーの動きセンサーに基づいて決定される)か静止しているかに基づいて変更することが可能である。一例では、アセットトラッカーは、アセットトラッカーが動いていない間、1日1回、位置(および他の所望の読取値)を取得して送信する。アセットトラッカーが動いているときは、15分に1回、位置(および他の所望の測定値)を取得して送信する。本発明の一実施形態による具体的な資産追跡プロセスを図16に示す。
図16は、本発明の一実施形態による資産追跡プロセス1600を示す。プロセス1600は、動作1602を含む。動作1602は、資産センサーから資産の読取値を取得することを含む。一例では、資産の読取値を取得することは、他のセンサーからの他の読取値の中でも、ドア制御コンポーネントからドア制御の読取値を取得すること、温湿度センサーから温湿度の読取値を取得すること、タイヤ空気圧モニタリングシステムからタイヤ空気圧の読取値を取得すること、荷重センサーから荷重の読取値を取得すること、冷蔵制御から冷蔵の読取値を取得すること、加速度計・ジャイロセンサーから加速度またはジャイロの読取値を取得することなど、本明細書に記載の資産センサーから資産の読取値を取得することを含む。複数の例において、資産センサーから資産の読取値を取得することは、資産センサーから現在の読取値を取得すること(例えば、資産センサーを作動させ、読取値を取得した後、資産センサーを非作動状態にすること)または資産センサーから最近の読取値を取得すること(例えば、資産センサーが読取値を取得して保存し、これらの読取値は、後に動作1602の一部として取得される)を含む。一例では、資産の読取値の取得は、資産の読み取り頻度で発生する。
動作1604は、位置センサーから現在位置を取得することを含む。一例では、位置センサーから現在位置を取得することは、本明細書に記載の1つ以上の位置決定コンポーネントを使用して位置を取得することを含む。一例では、動作1604は、衛星ナビゲーションモジュールから緯度および経度を取得すること、近くのセルタワーに基づいて位置を取得することまたは車載デバイス(例えば、資産を運ぶ車両のナビゲーションシステム)から位置を取得することを含む。複数の例において、位置センサーから位置の読取値を取得することは、位置センサーから現在位置を取得することまたは位置センサーによって格納された最近の読取値を取得することを含む。一例では、現在位置の取得は、位置の読み取り頻度で発生する。
動作1606は、動きセンサーから動きの読取値を取得することを含む。一例では、動きセンサーから動きの読取値を取得することは、本明細書に記載の1つ以上のコンポーネントから動きの読取値を取得することを含む。一例では、動きの読取値を取得することは、加速度計・ジャイロスコープセンサーから加速度またはジャイロスコープの読取値を取得すること、衛星ナビゲーションモジュールから速度を取得すること、車両の速度計から速度を取得すること、荷重センサーから荷重の読取値を取得することなどを含む。一例では、動きの読取値の取得は、動きの読み取り頻度で発生する。
動作1608は、バッテリー状態センサーからバッテリーの状態を取得することを含む。一例では、動作1608は、本明細書に記載のバッテリー状態センサーからバッテリーの状態を取得することを含む。一例では、バッテリーの状態を取得することは、バッテリーの電圧を取得することまたはバッテリーのバッテリー寿命の推定値を取得することを含む。一例では、バッテリーの状態の取得は、バッテリーの状態の読み取り頻度で発生する。
動作1610は、ソーラーセンサーから太陽の読取値を取得することを含む。一例では、太陽の読取値の取得は、太陽の読み取り頻度で発生する。一例では、太陽の読取値は、ソーラーセンサーから来る電圧である。別の例では、太陽の読取値は、太陽光の量を検出する光センサーからの読取値である。
動作1612は、資産の読取値、現在位置、動きセンサーからの読取値、バッテリーの状態または太陽の読取値のうちの1つ以上に基づいて、メッセージレートを修正することを含む。一例では、読取値が活動を示すことに基づいて、メッセージレートが増加する。例えば、動きセンサーによって動きが示されると、メッセージレートが増加する。動きセンサーによって資産が動いていないことが示されると、メッセージレートは低下する。一例として、バッテリーが完全に充電されていることがバッテリーの状態によって示されると、メッセージレートが増加し、バッテリーが低充電状態であることがバッテリーの状態によって示されると、メッセージレートは低下する。一例として、十分な量の太陽光があることが太陽の読取値によって示されると、メッセージレートが増加し、太陽光が比較的少ないことが太陽の読取値によって示されると、メッセージレートは低下する。頻度も同様に変更することが可能である。例えば、資産の読み取り頻度、位置の読み取り頻度、動きの読み取り頻度、バッテリーの状態の読み取り頻度、太陽の読み取り頻度のうちの1つ以上を、読み取り結果に基づいて増減させることができる。例えば、資産が移動していないときは頻度を下げることができ、資産が移動しているときは頻度を高めることができる。
動作1614は、資産の読取値、現在位置、動きセンサーからの読取値、バッテリーの状態または太陽の読取値のうちの1つ以上を含むメッセージを生成することを含む。
動作1616は、メッセージレートに基づいてメッセージをリモートサーバーに送信することを含む。多くの例において、メッセージレートは、メッセージがセンサーからの読取値を含むような頻度以下である。複数の例において、メッセージを送信することは、メッセージを送信するためのセルラー接続をアクティブにすることを含む。一例において、メッセージを送信することには、メッセージの送信に電力を供給する十分な電源を一貫して確保するために、送信前に、太陽光による電力供給からバッテリーによる電力供給に切り替えることが含まれる。図16には、本発明の一実施形態による様々な資産追跡プロセスを示したが、本発明の一実施形態に従って、アセットトラッカーユニットの様々な資産追跡プロセスのどれでも利用することができる。
電力管理
本明細書に記載のアセットトラッカーは、電力管理技術を使用することができる。複数の例において、資産追跡プロセスの間にアセットトラッカーにどのように電力を供給するかを制御すると都合がよい。例えば、アセットトラッカーのソーラーパネルからの電力は不安定であり、アセットトラッカーの性能に悪影響を与える電圧の変動を引き起こす可能性がある。例えば、トラッカーの位置を取得する(例えば、GPSセンサーを使用する)またはアセットトラッカーの位置を送信するなど、比較的大量の電力を引き出すプロセスは、そのような変動によって悪影響を受ける可能性がある。比較的大量の電力を引き出す処理を実行する前に、アセットトラッカーにバッテリー源から電力を供給するように切り替えると都合がよい場合がある。このとき、処理が完了したら、アセットトラッカーはソーラーパネルからの電力供給に戻る。さらに、アセットトラッカーが異なる電力要件と機能とを有する異なるモードで動作可能であると都合がよい場合がある。
図17は、本発明の実施形態による、アクティブモード1712とスリープモード1714との間で切り替え可能なアセットトラッカーの動作モード1710を示す。スリープモード1714では、アセットトラッカーの1つ以上の機能を無効化してもよく、アセットトラッカーが相対的に少ない電力を引き出してもよい。いくつかの例では、動作モード1710がスリープモード1714である間、アセットトラッカーのプロセスは、アクティブモード1712の間よりも相対的に遅いクロック速度で動作する。いくつかの例では、アセットトラッカーは、動作モード1710がスリープモード1714である間、動作モード1710が相対的に高電力消費のプロセッサを用いるアクティブモード1712である場合と比較して、低電力消費のプロセッサを使用して動作する。アセットトラッカーは、動作モード1710がスリープモード1714である間、動作モード1710がアクティブモード1712である場合と比較して、少ない電力で動作することができる。図17には、本発明の一実施形態によるアセットトラッカーのモードを切り替えるための様々なプロセスを示したが、本発明の一実施形態に従って、モードを切り替えるための様々なプロセスのどれでも利用することができる。
図18は、本発明の一実施形態による、アセットトラッカー用の電力管理プロセス1800を示す。図17で説明したように、アセットトラッカーは、アクティブモード1712またはスリープモード1714のいずれかである動作モード1710を有することができる。アセットトラッカーによって得られる様々なデータに応じて、モードを切り替えると都合がよい場合がある。
プロセス1800は、動作1802を含む。動作1802は、動作1602に関連して上述したような資産センサーから資産の読取値を取得することを含む。動作1804は、動作1604に関連して上述したような、位置センサーから現在位置を取得することを含む。動作1806は、動作1606に関連して上述したような、動きセンサーから動きの読取値を取得することを含む。動作1808は、動作1608に関連して上述したような、バッテリーセンサーからバッテリーの状態を取得することを含む。動作1810は、動作1610に関連して上述したような、ソーラーセンサーから太陽の読取値を得ることを含む。
動作1812は、動作1802〜#4010のうちの1つ以上で得られた読取値のうちの1つ以上に基づいて、アセットトラッカーの動作モード1710をスリープモード1714からアクティブモード1712に変更すること、またはその逆を行うことを含む。例えば、動作1802〜1810で得られたデータが、アセットトラッカーが動いていないか、所定の時間、何のイベントも発生していないことを示している場合、アセットトラッカーは、動作モード1710をアクティブモード1712からスリープモード1714に切り替えるか、動作モード1710をスリープモード1714に維持することができる。対照的に、アセットトラッカーが動いていることをデータが示しているか、イベントが発生した場合、アセットトラッカーは、動作モード1710をスリープモード1714からアクティブモード1712に切り替えるか、動作モード1710をアクティブモード1712に維持することができる。変化のトリガーとなるイベントや読取値の種類は、アセットトラッカーの管理者または製造者によってカスタマイズすることができる。いくつかの例では、カスタマイズは、リモートで実行することができる。
動作1814は、アセットトラッカーの動作モード1710がスリープモード1714である間に、ソーラーパネルからバッテリーを充電することを含む。
本発明の一実施形態による様々な電力管理プロセスを図17に示したが、本発明の実施形態に従って、アセットトラッカーユニット用の様々な電力管理プロセスのどれでも利用することができる。
アセットトラッカーは、アセットトラッカーのソーラーパネル、バッテリーおよび主回路の間の電力の流れを管理する電力管理回路を含むことができる。本発明の実施形態による、回路の例および管理方法の例を、それぞれ図19および図20に示す。
図19は、本発明の一実施形態によるアセットトラッカー1900を示す。アセットトラッカーは、ソーラーパネル1902と、電力管理回路1910と、主回路1920と、バッテリー1930とを含む。電力管理回路1910は、アセットトラッカー1900内の電力の流れを管理するアセットトラッカー1900の1つ以上の回路である。電力管理回路1910は、充電回路1912と、切替回路1914とを含む。ソーラーパネル1902は、(例えば、本明細書の他の箇所で説明したように)太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して、アセットトラッカー1900の他のコンポーネントに電力を供給するモジュールである。主回路1920は、アセットトラッカー1900のコンポーネントであり、アセットトラッカーの位置を取得したり、位置を含むメッセージを送信したりするなど、1つ以上の資産追跡機能を実行するために電力を引き出す。バッテリー1930は、エネルギーを受け取り、蓄積し、提供することができるコンポーネントである。充電回路1912は、ソーラーパネル4102およびバッテリー1930に電気的に接続されている。充電回路1912は、ソーラーパネル1902からのバッテリー1930の充電を管理する。複数の例において、充電回路1912は、主回路1920にも電気的に接続されており、バッテリー1930を充電しながら主回路1920に電力を供給することができる。切替回路1914は、ソーラーパネル1902、主回路1920およびバッテリー1930に電気的に接続されている。切替回路1914は、主回路1920がソーラーパネル1902とバッテリー1930のどちらの電源から電力を引き出すかを制御する。切替回路1914が非作動状態のときは、主回路1920にはバッテリー1930から電力が供給される。切替回路1914が非アクティブのときは、主回路1920にはソーラーパネル1902から電力が供給される。複数の例において、電力管理回路1910、充電回路1912または切替回路1914は、ソーラーパネル1902またはバッテリー1930から来る電力をモニターするコンポーネントを含む。複数の例において、充電回路1912および切替回路1914は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアのコンポーネントによって制御される。例えば、充電回路1912を制御して、ある状況下ではソーラーパネル1902からバッテリー1930を充電するが、他の状況下ではそうしないようにすることができる。また、主回路1920がバッテリー1930またはソーラーパネル1902から電力を供給されるように、切替回路1914を制御することができる。
電力管理プロセスの例において、充電回路1912が非作動状態にされる(例えば、バッテリー1930がソーラーパネル1902によって充電されるのを防止する)ソーラーパネル1902からの太陽光電源電圧が、非作動時間閾値量の時間だけ非作動電圧閾値よりも下がる。一例では、非作動電圧閾値は、ソーラーパネル1902がバッテリー1930を充電するのに十分な電流を供給できないことを示す閾値である。一例では、非作動電圧閾値は約8.8Vであり、非作動時間閾値は約5秒である。充電回路1912を機能させるには電力が使用されるため、太陽光電源電圧が低いときに充電回路1912を非作動状態にすると都合がよい場合がある。一例では、太陽光電源電圧が作動時間閾値量の時間にわたって作動電圧閾値を超えない限り、充電回路1912は非作動状態から作動状態になることがない。一例では、作動電圧閾値は10.4Vであり、作動時間閾値は約30秒である。さらに別の例を図20に示す。図19には、アセットトラッカーの特定のアーキテクチャを示したが、本発明の実施形態に従って、特定の用途の要件に応じて様々なアーキテクチャのうちのいずれを利用してもよい。
図20は、本発明の一実施形態によるアセットトラッカー用の電力管理方法2000を示す。方法2000は、ソーラーパネル1902からの太陽光供給量に基づいて、充電回路1912および切替回路1914を作動させたり非作動状態にしたりする。方法2000は、開始動作2002で開始される。開始動作2002に続いて、フローは動作2004に進む。
動作2004では、充電回路1912が非作動状態にされ、フローは動作2006に進む。動作2006では、ソーラーパネル1902からの太陽光供給量が測定される。太陽光供給量の測定は、ソーラーパネル1902からの電圧の測定を含む。次に、フローは動作2008に進み、太陽光供給量が第1の閾値電圧を充足するか否かが決定される。一例では、第1の閾値電圧は、ソーラーパネル1902がバッテリー1930を充電するのに十分な電流を供給できることを示す量の電圧である。一例では、第1の閾値電圧は約10.4Vであり、太陽光電源電圧が10.4Vよりも大きい場合に第1の閾値電圧が充足される。一例では、太陽光供給量が一定時間モニターされ、一定時間(例えば、5秒)の間、電圧が第1の閾値電圧よりも大きい場合に第1の閾値電圧が充足される。太陽光供給量が第1の閾値電圧を充足した場合、フローは動作2010に進む。太陽光供給量の閾値が充足されていない場合、フローは動作2014に進む。動作2010では、充電回路1912を作動させ、ソーラーパネル1902からバッテリー1930を充電する。その後、フローは動作2012に進む。
動作2014では、切替回路1914が非作動状態にされる。切替回路1914を非作動状態にすることで、主回路1920には、ソーラーパネル1902ではなくバッテリー1930から電力が供給される。その後、フローは動作2016に進み、再び太陽光供給量が測定される。その後、フローは動作2018に進み、太陽光供給量が第2の閾値電圧と比較される。一例では、第2の閾値電圧は、主回路1920に対してソーラーパネル1902から電力を供給できることを示す電圧である。例えば、第2の閾値電圧を9.8Vとすることができる。太陽光供給量が第2の閾値電圧を超えていない場合、フローは動作2012に進む。太陽光供給量が第2の閾値電圧を超えている場合、フローは動作2020に進む。動作2020では、動作2008で最初に説明したように、太陽光供給量が第1の閾値電圧と比較される。ここでは、太陽光供給量が第2の閾値電圧を充足したため、太陽光供給量が第1の閾値電圧を充足できる可能性がある。太陽光供給量が第1の閾値電圧を充足した場合、フローは動作2002に進む。太陽光供給量が第1の閾値電圧を充足しない場合、フローは動作2022に進む。動作2022では、主回路1920にソーラーパネル1902から電力が供給されるように切替回路1914が作動され、その後、フローは動作2012に進む。
動作2012では、電力状態の変化がモニターされる。例えば、電力状態の変化は、閾値を超えた太陽光電源電圧またはバッテリー1930からの電圧の変化とすることができる。別の例では、電力状態の変化は、アセットトラッカー1900が特定の電力状態で閾値量の時間より長く動作した場合に生じる。電力状態の変化が検出された場合、フローは動作2002に進み、そうでなければフローは動作2012にとどまる。
図20には、本発明の一実施形態による様々な電力管理プロセスを示したが、本発明の実施形態に従って、アセットトラッカーユニット用の様々な電力管理プロセスのどれでも利用することができる。
別の方法では、バッテリー1930が、固定量ではなくソーラーパネル1902によって供給できるエネルギー量で充電されるように、電力管理回路1910は、バッテリー1930が動的に調整可能な方法で充電される動的電流充電回路を実現する。例えば、ソーラーパネル1902が550mAを供給できる場合、バッテリー1930は550mAで充電される。ソーラーパネル1902が300mAを供給できる場合、バッテリー1930は300mAで充電される。ソーラーパネル1902が100mAを供給できる場合、バッテリー1930は100mAで充電される。このように、電力管理回路1910は、非常に遅い制御ループを介して、バッテリー1930の充電率を調整し、ソーラーパネル1902を10.5Vに調整する。これにより、様々な太陽環境下でバッテリー1930の充電を行うことができる。
製品の機能性を長持ちさせるための太陽光電力の増大
多くの実施形態は、アセットトラッカーユニットに電力を供給できる内蔵バッテリーを含む。多くの実施形態では、ソーラーパネルの電源を利用して、バッテリーを充電および/またはアセットトラッカーユニットの他の機能に電力を供給することができる。多くの実施形態では、アセットトラッカーユニットを稼働させたままにするのに十分な電力(例えば、低電力マイクロコントローラに電力を供給するのに十分な電力)だけを必要とする場合があり、これにはバッテリーの充電を含んでも含まなくてもよい。したがって、多くの実施形態では、試験または他のメカニズムを通じて、様々な太陽条件の下でソーラーパネルによって生成および提供できる電力量を知ることができる。その上で、この知識を使用して、各ユニットが動作するのに必要な電力量に基づいて、アセットトラッカーユニットの様々な機能コンポーネント(例えば、バッテリー充電回路、セルラーモデム、GPSなどの衛星ナビゲーション、その他様々なコンポーネント)を有効にすることができる。これにより、この機能を提供するための追加のハードウェアやコストを必要とせずに、現在の太陽条件に応じて最大数のハードウェア機能およびコンポーネントの使用を有効にすることができる場合がある。
特に、多くの実施形態では、ソーラーパネルを通して受け取った太陽からの電力のみを使用してユニットに電力を供給しようとしている。しかし、これには多くの制限がある。例えば、利用可能な太陽エネルギーの量は、使用するソーラーパネルの種類、場所、一日の時間、進行方向、気象条件、その他多くの要因に依存する可能性がある。アセットトラッカーユニットが利用可能な太陽エネルギーから得られる動作時間を最大化するために、多くの実施形態では、追加のインテリジェンスおよび制御機構を組み込んでいる。
多くの実施形態において、アセットトラッカーユニットは、回路基板に電力を供給するのに少なくとも閾値のボルト数を必要とする場合がある。実施形態によっては、回路基板に電力を供給するのにソーラーパネルから少なくとも7ボルトを必要とする場合があり、ソーラーパネルが7ボルト未満になると、ユニットは、切替器をオフにすることによって、強制的に内蔵バッテリーを動力源として作動される場合がある。
したがって、ソーラーパネルの電圧が閾値(例えば、7ボルト)を上回る限り、ユニットは、太陽エネルギーを利用して、ユニットの可能なかぎり多くの機能的なハードウェアコンポーネント(例えば、スイッチングレギュレータ、マイクロコントローラ、GPS、セルラーモデム、バッテリー充電器など)を稼働させることができる。実施形態によっては、ファームウェアアーキテクチャがゆえ、必ずしもすべての機能的ハードウェアコンポーネントを有効にする必要があるわけではない。実施形態によっては、コンポーネントには、スイッチングレギュレータ、マイクロコントローラ、GPS、セルラーモデムおよびバッテリー充電器を含むことができる。これらの機能コンポーネントはそれぞれ、既知の量の電流を消費する場合がある。実施形態によっては、重要な機能コンポーネントのひとつがマイクロコントローラであり、消費電流が少ないため、常に有効になっている可能性がある。実施形態によっては、ユニットをスリープ状態にすることで、マイクロコントローラを無効にすることができる。
このように、充電器の開回路電圧に基づいて、必要な閾値(例えば、7ボルト)を上回る入力電圧を維持しつつ、オンにすることができる機能コンポーネントの数を決定することができる。これは、使用されるパネルやパネルが使用されるユニットの種類に依存するため、学習プロセスとなる場合がある。さらに、学習プロセスには適応性が求められる場合もある。実施形態によっては、学習プロセスは、アセットトラッカーユニットがユーザーによって使用される前に、ユニットの製造段階で行うことができる。本発明の一実施形態による、与えられた電圧に基づいて、どの機能コンポーネントを有効にできるかを決定するための学習プロセスを、図21に示す。本発明の実施形態による、特定の開回路電圧について、どの機能コンポーネントを有効にできるかを示すテーブル例を、図22に示す。いくつかの実施形態では、テーブルは、アセットトラッカーユニットのメモリ(例えば、不揮発性メモリなど)に作成および格納することができる。
図21に示すように、プロセス2100を、すべての機能コンポーネント(例えば、ブロック)をオフにして開始する(2105)ことができる。プロセスは、完了フラグを0に設定する(2110)ことができる。プロセスは、パネルの開回路電圧を測定し(2115)、ログに記録することができる。プロセスは、切替器などの機能コンポーネントをオンにする(2116)ことができる。実施形態によっては、例えば図22に示すように、最小の電流から最大の電流を引き出す機能コンポーネントおよび/または機能コンポーネントの組み合わせをオンにすることからプロセスを開始してもよい。実施形態によっては、このプロセスで、異なるコンポーネントおよび組み合わせを試験するために他の技術を利用することができる。
プロセスは、パネル電圧を測定し(2117)、ログに記録することができる。パネル電圧が閾値電圧(例えば、7ボルト)以下である場合、プロセスは、例えば図22に示すテーブルなどのテーブルの残りの部分を0で埋め(2120)、テーブルが完成するまで戻って異なる開回路電圧を試す。
パネル電圧が閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは、機能コンポーネントに対応する第1の負荷をオンにして(2125)(例えば、負荷は、オンまたはオフにすることができる様々な機能ブロックのうちの任意のものの中で、GPS、セルラーモデム、バッテリー充電器を含むことができる)、パネル電圧を測定してログを記録する(2126)。
パネル電圧が閾値電圧(例えば、7ボルト)以下である場合、プロセスは、例えば図22に示すテーブルなどのテーブルの残りの部分を0で埋め(2130)、テーブルが完成するまで戻って異なる開回路電圧を試す。パネル電圧が閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは第2の負荷をオンにして(2135)、パネル電圧を測定してログを記録する(2136)。
パネル電圧が閾値電圧(例えば、7ボルト)以下である場合、プロセスは、例えば図22に示すテーブルなどのテーブルの残りの部分を0で埋め(2140)、テーブルが完成するまで戻って異なる開回路電圧を試す。
パネル電圧が閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは、負荷の残りの組み合わせをオンにして(2145)、パネル電圧を測定してログを記録する(2146)。パネル電圧が閾値電圧(例えば、7ボルト)以下である場合、プロセスは、例えば図22に示すテーブルなどのテーブルの残りの部分を0で埋め(2150)、テーブルが完成するまで戻って異なる開回路電圧を試す。
パネル電圧が閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは、この開回路電圧で終了し(2155)、テーブルが完成するまで他の開回路電圧に対してこのプロセスを繰り返す(2160)。テーブルが完成すると、プロセスは、完了フラグを1に設定する(2165)。
図21には、本発明の実施形態による、所与の開回路電圧に対してどの機能コンポーネントを有効にできるか否かを決定するための様々な学習プロセスを示したが、本発明の実施形態に従って、アセットトラッカーユニット用の様々な学習プロセスのどれでも利用することができる。
次に、GPS、セルラーモデムおよびバッテリー充電器を含む以下の機能コンポーネントを有するアセットトラッカーユニットに対して、上述した図21に示すプロセスなどの学習プロセスを使用する例について説明する。このプロセスは、機能コンポーネントの異なる組み合わせによって消費される電力を決定することを含んでもよく、最低電流の負荷または組み合わせから最高電流の負荷まで、追加の機能コンポーネントまたは負荷をオンにしてもよい。この例で示されるように、最低電流から最高電流に向かう組み合わせは、切替器、切替器+セルラー、切替器+GPS、切替器+セルラー+GPS、切替器+充電器、切替器+充電器+セルラー、切替器+充電器+GPS、切替器+セルラー+GPSのように進む。したがって、図22は、4つの機能コンポーネント(切替器、セルラーモデム、GPSおよびバッテリー充電器)について、異なる負荷および負荷の組み合わせを試験する例を示しているが、本発明の実施形態に従って、特定の用途に必要とされる任意の数の機能コンポーネントおよびコンポーネントの異なる電力/電流要件に、学習プロセスを適合させることができる。
次に、切替器、セルラーモデム、GPSおよびバッテリー充電器を含むアセットトラッカー用の学習プロセスの例について説明する。図22のテーブルに示すように、例えば、プロセスは、GPS、セルラーモデムおよび充電器をオフにした状態で開始してもよい。その後、プロセスは、切替器をオフにしてパネルの開回路電圧を測定することができる。この電圧は、開回路電圧としてログに記録される。実施形態によっては、学習プロセスを開始するために、電圧が一定の閾値(例えば、9ボルト)より大きい必要がある場合もある。
切替器−プロセスは、切替器をオンにして、電圧を測定してログに記録することができる。電圧が閾値のボルト数(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+セルラー−プロセスは、セルラーモデムをオンにした後、パネル電圧を測定してログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+GPS−プロセスは、セルラーをオフにし、GPSをオンにした後、パネル電圧を測定し、ログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+セルラー+GPS−プロセスは、セルラーモデムをオンにした後、パネル電圧を測定してログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+充電器−プロセスは、セルラーモデムおよびGPSをオフにし、充電器をオンにした後、パネル電圧を測定してログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+チャージャー+セルラー−プロセスは、セルラーモデムをオンにし、パネル電圧を測定してログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+充電器+GPS−プロセスは、セルラーモデムをオフにしてGPSをオンにした後、パネル電圧を測定してログに記録することができる。これが閾値(例えば、7ボルト)より大きい場合、プロセスは次の工程に進む。
切替器+チャージャー+セルラー+GPS−プロセスは、セルラーモデムをオンにした後、パネル電圧を測定してログに記録することができる。
パネル電圧が閾値(例えば、7ボルト)よりも下がる以上の時間があれば、プロセスはその試験に対してZEROを入力し、残りの試験に対してZEROを入力する。
多くの実施形態では、プロセスは、開回路電圧で完全なテーブルを埋めることができるように、開回路電圧の範囲について繰り返される。実施形態によっては、開回路電圧の範囲は、9ボルトから12ボルトを超えるまでの範囲であってもよい。多くの実施形態では、範囲の粒度は様々であってもよく、機能コンポーネントがドロップアウトし始めるにつれて、より細かくすることができる。上述したように、本発明の一実施形態によるテーブルの例を図22に示す。図22には、テーブル内に値を格納することを示したが、本発明の実施形態に従って、特定の用途の要件に応じて特定の電圧レベルに対してどの機能コンポーネントを有効化/無効化するかを指定するために、様々なデータ構造およびフォーマットのうちのいずれを利用してもよい。
実施形態によっては、テーブルが作成されてアセットトラッカーユニットの不揮発性メモリに格納されたら、これを以下のように使用することができる。
1)ユニットが最初にオンになったとき、切替器を有効にし、内蔵バッテリーの電圧がある閾値(例えば、3.6ボルト)より大きいことを確認し、そうでない場合は、この閾値を超えるまで待つ。
2)切替器を無効にして、開回路電圧を測定する。
3)テーブルの中で、測定した電圧付近にある開回路電圧を探す。測定された電圧のすぐ下の行を使用する。そこでは、その行でONEが付いている項目をオンにすることができる。
4)開回路電圧が増加し、より多くのブロックをオンにできるようになった場合、定期的に工程2に戻る。
5)ZEROからONEへの変化について電源状態信号をモニターする。これは、入力電圧が負荷に対して低くなりすぎたことを示す場合がある。
上述したように、多くの実施形態では、テーブルを利用して、開回路電圧の読取値によって与えられる、ソーラーパネルから利用可能な電力の測定量に基づいて、有効にするアセットトラッカーユニットの機能コンポーネントがある場合は、どれを有効にするかを決定することができる。本発明の一実施形態による、測定された太陽光電力に基づいてアセットトラッカーユニットの機能コンポーネントを有効にする電力管理プロセスを、図23に示す。このプロセスは、ソーラーパネルを特徴付ける(2305)ことができる。プロセスは、ユニットの切替器をオフにする(2310)ことができる。プロセスは、パネルの開回路電圧を測定する(2315)。プロセスは、開回路電圧に基づいて、どの負荷(例えば、機能コンポーネント)を有効にすることができるかを調べる(2320)。プロセスは、特徴テーブル基づいて、使用する必要があり、なおかつ有効にすることができる負荷をオンにする(2325)。プロセスは、パネル電圧を測定する(2330)。パネル電圧が閾値を超えている場合、プロセスはパネル電圧の測定に戻る。パネル電圧が閾値未満である場合、プロセスは、切替器をオフにする(2335)(例えば、アセットトラッカーユニットは、内蔵バッテリーで動作するようになる)。プロセスは、不要な負荷をオフにする(2340)。これで、このプロセスは完了する。本発明の一実施形態による所与の電圧プロセスに対してアセットトラッカーユニットのどの機能コンポーネントを有効にできるかを決定する様々なものを図23に示したが、本発明の一実施形態に従って、特定の用途の要件に応じて様々な有効化プロセスのどれでも利用することができる。本発明の一実施形態によるアセットトラッカーユニットの異なるモードを以下に説明する。
アウェイクモード
上述の学習プロセスを、様々な太陽条件の下でアセットトラッカーの可能な限り多くの機能コンポーネントを有効にするために使用してもよい。多くの実施形態では、何をオンにすることができるかという制限が、バッテリー電圧にも左右される場合がある。実施形態によっては、バッテリーが完全に充電されている場合、アセットトラッカーユニットのすべてまたはほとんどの機能コンポーネントを有効にすることに、何の支障もないか、最小限の支障しかない場合がある。しかしながら、バッテリーの残量が少なくなってきた場合、特定の瞬間にソーラーパネルが太陽から十分な太陽エネルギーを受け取っていたとしても、実施形態によっては、それ以降に太陽条件が悪化する可能性があることを考慮して、バッテリーの充電を可能にするために、コンポーネントの特定の優先順位に基づいて、他の機能コンポーネントのうちのどれをオンにするのかを制限することを選択できる。したがって、実施形態によっては、アセットトラッカーのバッテリー充電器コンポーネントを最優先事項として設定してもよく、これを十分な太陽光電力があるときに有効にすべきである。実施形態によっては、セルラーモデムおよびGPSなどの衛星ナビゲーションをほとんどの時間オフにしておき、特定の使用例に基づいて必要なときだけオンにすることができる。また、特定の実施形態では、バッテリーの充電量が減る率または太陽エネルギーの量が減る率の関数として、アセットトラッカーユニットがメッセージを送信する率を下げることができる。このように、多くの実施形態では、本発明の一実施形態による特定の用途の要件に応じて、様々な他の要因のうち、特定のコンポーネントの優先順位、現在の太陽条件、現在の内蔵バッテリーの状態、アセットトラッカーの使用例を含む様々なパラメータに基づいて、機能コンポーネントを有効化および無効化することができる。
スリープモード
実施形態によっては、スリープモードは、アセットトラッカーユニットの最低電力消費モードであり得る。多くの実施形態において、スリープモードでは、マイクロコントローラを停止し、GPSおよびセルラーモデムをオフにすることができる。このモードは、アセットトラッカーの電力を節約し、内蔵バッテリーの寿命を延ばすことを目的としている場合がある。太陽および開回路電圧が閾値未満である場合、内蔵バッテリーでユニットを完全に動作させることができる。さらに、実施形態によっては、あるタイプのアセットトラッカーについて、可能なかぎり多くの時間をスリープに費やすと都合がよい場合があり、プロセッサは、パネル電圧をチェックして、太陽が昇り、動力源として太陽エネルギーを利用可能になったか否かを確認するために、ときどき稼働させることができる。
いくつかの実施形態では、太陽エネルギーが豊富であり、太陽が豊富であるときに製品がスリープモードである場合、アセットトラッカーは、開回路のパネル電圧に基づいて、バッテリー充電器を有効または無効にすることを選択することができる。実施形態によっては、アセットトラッカーがバッテリー充電器を有効にしたままスリープする場合、電力状態の変化を考慮して、充電器をオンのままにすべきか、オフにすべきかを決定することができるように、アセットトラッカーのプロセッサを稼働させるように設定することができる。
以上、本発明の様々な例示的な実施形態を説明してきたが、いずれも例示として提示されたものであり、限定されるものではないことを理解すべきである。限定するものではありません。関連技術の当業者には、その中で形態や詳細に様々な変更を加えることができることが明らかであろう。したがって、本発明は、上述した例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、以下の請求項およびその等価物に従ってのみ定義されるべきである。さらに、本要約は、本明細書に提示された例示的な実施形態の範囲に関して、いかなる方法でも限定することを意図していない。また、特許請求の範囲に記載された手順は、提示された順序で実行される必要がないことも理解されたい。

Claims (24)

  1. モジュール式アセットトラッカーであって、
    前記モジュール式アセットトラッカーを資産に取り付けるためのメインブラケットと、
    前記メインブラケットに結合されたソーラーパネルと、
    追跡ユニット筐体を有する追跡ユニットと、
    前記追跡ユニット筐体の中に配置された位置センサーと、
    前記追跡ユニット筐体の中に配置され、リモートサーバーと通信するためのモデムと、
    前記追跡ユニット筐体の中に配置され、前記追跡ユニットに電力を供給するためのバッテリーと、を備え、
    前記追跡ユニットは、前記メインブラケットの中に配置され、
    前記バッテリーは、電力を受け取るために前記ソーラーパネルに電気的に接続されている、モジュール式アセットトラッカー。
  2. 前記ソーラーパネルは、6.2ワットおよび9.8ボルトのソーラーパネルである、請求項1に記載のモジュール式アセットトラッカー。
  3. 前記メインブラケットは、前記メインブラケットが前記資産の側面に取り付けられたときに、前記資産の側面に対して前記ソーラーパネルを少なくとも40度傾けるように構成されている、請求項1に記載のモジュール式アセットトラッカー。
  4. 前記資産は、表面が波形の輸送コンテナであり、
    前記メインブラケットは、前記モジュール式アセットトラッカーが、前記表面が波形の輸送コンテナに取り付けられたときに、前記表面が波形の輸送コンテナの少なくとも3つの隆起部に少なくとも部分的に重なるように構成されている、請求項1に記載のモジュール式アセットトラッカー。
  5. 一体型アセットトラッカーであって、
    耐候性のある筐体と、
    前記耐候性のある筐体に取り付けられたソーラーパネルと、
    前記耐候性のある筐体の中に配置された位置センサーと、
    前記耐候性のある筐体の中に配置され、リモートサーバーと通信するためのモデムと、
    前記耐候性のある筐体の中に配置され、前記一体型アセットトラッカーに電力を供給するためのバッテリーと、を備え、
    前記バッテリーは、電力を受け取るために前記ソーラーパネルに電気的に接続されている、一体型アセットトラッカー。
  6. 前記耐候性のある筐体は、表面が波形の輸送コンテナの隆起部と隆起部との間に取り付けられるように構成されている、請求項5に記載の一体型アセットトラッカー。
  7. 前記耐候性のある筐体の中に配置されたプロセッサと、
    前記耐候性のある筐体の中に配置されたメモリと、をさらに備え、
    前記メモリは、前記プロセッサによって実行されたときに、前記プロセッサに、
    前記位置センサーから現在位置を取得し、
    前記リモートサーバーに定期的にメッセージを送信すること
    を行わせる命令を含み、
    前記メッセージには、前記現在位置が含まれる、請求項5に記載の一体型アセットトラッカー。
  8. 前記命令が、前記プロセッサに、
    動きセンサーから動きセンサーの読取値を取得し、
    前記動きセンサーの読取値が動きのない状態を示していると決定したことに応答して、前記一体型アセットトラッカーの動作モードをアクティブモードからスリープモードに変更し、
    前記動きセンサーの読取値が動きを示していると決定したことに応答して、前記一体型アセットトラッカーの前記動作モードを前記スリープモードから前記アクティブモードに変更することをさらに実行させる、請求項7に記載の一体型アセットトラッカー。
  9. 前記動きセンサーは、GPSセンサーまたは加速度計である、請求項8に記載の一体型アセットトラッカー。
  10. 前記一体型アセットトラッカーは、前記一体型アセットトラッカーが前記スリープモードで動作している間に、前記ソーラーパネルで前記バッテリーを充電するように構成されている、請求項8に記載の一体型アセットトラッカー。
  11. アセットトラッカー方法であって、アセットトラッカーのプロセッサを用いて、
    前記アセットトラッカーのソーラーパネルから前記アセットトラッカーに電力を供給し、
    前記アセットトラッカーのバッテリーから前記アセットトラッカーに電力を供給しながら、位置センサーから前記アセットトラッカーの現在位置を取得し、
    前記アセットトラッカーの前記バッテリーから前記アセットトラッカーに電力を供給しながら、リモートサーバーにメッセージを送信し、
    前記メッセージの送信に応答して、前記バッテリーから前記アセットトラッカーへの電力供給から前記ソーラーパネルからの前記アセットトラッカーへの電力供給に切り替えることを含み、前記メッセージには、前記現在位置が含まれる、方法。
  12. 動きセンサーから第1の読取値を取得し、
    前記第1の読取値が動きのない状態を示していると決定したことに応答して、前記アセットトラッカーの動作モードをアクティブモードからスリープモードに変更し、
    前記アセットトラッカーが前記スリープモードで動作している間に、前記アセットトラッカーのバッテリーを充電することをさらに含む、請求項11に記載のアセットトラッカー方法。
  13. 前記動きセンサーから第2の読取値を取得し、
    前記第2の読取値が移動を示していると決定したことに応答して、前記アセットトラッカーの動作モードを前記スリープモードから前記アクティブモードに変更することをさらに含む、請求項12に記載のアセットトラッカー方法。
  14. 前記メッセージを送信することは、前記メッセージをメッセージレートで送信することを含み、
    前記方法は、前記アセットトラッカーで受信される太陽エネルギーの量を決定し、
    前記太陽エネルギーの量に基づいて前記メッセージレートを変更することをさらに含む、請求項11に記載のアセットトラッカー方法。
  15. 前記アセットトラッカーのバッテリーのバッテリー電圧の読取値を取得することをさらに含み、
    前記メッセージは、前記バッテリー電圧の読取値を含む、請求項11に記載の資産追跡方法。
  16. 資産と、
    前記資産に取り付けられたアセットトラッカーと、
    前記資産の位置に関する前記アセットトラッカーからの通信を受信するように構成された、前記アセットトラッカーから離れたサーバーと、を備える、資産追跡システム。
  17. 前記アセットトラッカーは、接着剤によって前記資産に取り付けられる、請求項16に記載の資産追跡システム。
  18. アセットトラッカーであって、
    前記アセットトラッカーのソーラーパネル電源と、
    前記アセットトラッカーのバッテリー電源と、
    前記ソーラーパネルから受け取る電力で前記バッテリーを充電する充電回路と、
    リモートサーバーに位置情報を提供する位置センサーと、
    前記リモートサーバーと通信するセルラーモデムと、
    前記ソーラーパネル電源によって生成されている電力の量に基づいて、複数の機能コンポーネントのうち少なくとも1つをいつ有効にするかに関する情報を格納するメモリを備える電力管理回路と、を備え、
    前記複数の機能コンポーネントは、前記充電回路、前記位置センサーおよび前記セルラーモデムを含み、
    前記電力管理回路は、前記ソーラーパネル電源によって生成されている電力の量を決定し、その電力に基づいて、少なくとも1つの機能コンポーネントの動作状態を決定する、アセットトラッカー。
  19. メモリに格納された前記情報は、電圧の範囲内の複数の異なる電圧に対して有効にすることができる一組の機能コンポーネントに関する情報を含む、請求項18に記載のアセットトラッカー。
  20. 前記電力管理回路は、前記ソーラーパネル源によって生成されている電力が閾値よりも大きいと決定し、前記複数の機能コンポーネントのうちの少なくとも1つの機能コンポーネントを有効にする、請求項18に記載のアセットトラッカー。
  21. 前記電力管理回路は、前記ソーラーパネル源によって生成されている電力が閾値未満であると決定し、前記複数の機能コンポーネントのうちの少なくとも1つの機能コンポーネントを無効にする、請求項18に記載のアセットトラッカー。
  22. 前記電力管理回路は、前記ソーラーパネル源によって生成されている電力レベルを測定し、特定の電力レベルに対して有効にすることができる一組の機能コンポーネントを識別するメモリに格納された情報を使用して、前記一組の機能コンポーネントの動作状態を決定する、請求項18に記載のアセットトラッカー。
  23. 前記アセットトラッカーがスリープ動作モードであり、前記充電回路が有効である、請求項18に記載のアセットトラッカー。
  24. 電力管理回路は、前記バッテリーのバッテリーレベルに基づいて、少なくとも1つの機能コンポーネントの動作状態を決定する、請求項18に記載のアセットトラッカー。
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