JP2009222774A - デジタルコンテンツ再生装置及びデジタルコンテンツの再生制御方法 - Google Patents

デジタルコンテンツ再生装置及びデジタルコンテンツの再生制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者がデジタルコンテンツの内容を把握しながら、他の行動を行うことも可能なデジタルコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】画像データと音データを含む電子ブックを再生するヘッドマウントディスプレイ(HMD)1であって、画像データに基づく画像を表示する表示手段(投影部6及び偏光シャッタ5)と、音データに基づく音を出力するスピーカ7と、HMDの動きの有無を判定する動き判定機能と、動き判定機能で判定した動きの有無に応じて、電子ブックの出力先を制御する出力先制御機能を有するシステム制御部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データと音データを含むデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置に関する。
眼鏡のレンズ部近辺に設けられた表示部と、ここに表示された映像を人物の眼に導く光学系とを有し、眼鏡をかけるだけで映像を見ることのできるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が知られている。このようなHMDの中には、撮像した映像を表示部に表示して眼に導いて映像を提供する機能と、外界からの光を透過させて眼に導いて外界の実像を提供する機能とを有するものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1のHMDを装着した利用者が徒歩で移動しようとするとき、その利用者は表示部の映像ではなく、外界の実像を確認しながら歩く必要がある。例えば、このHMDを用いて、文章を画像で表示するための画像データで構成される電子書籍を読む場合を考えると、利用者は、歩いている際中、外界を確認する必要があるため、文章を読む行為を中断しなければならず、移動しながら読書をすることが難しい。文章を音声で朗読してくれれば、移動しながら読書を続けることも可能であるが、特許文献1のHMDにはそのような機能は搭載されていない。
又、電子書籍リーダーも世の中に普及しているが、この電子書籍リーダーも、移動する等読書以外の他のことをしながら読書を継続することは困難である。
特許文献2には、周囲の環境に応じて、文字ガイドと音声ガイドを切り替える車載用音楽発生装置が開示されているが、利用者の動きに応じて出力が切り替わるものではない。
特許文献3には、走行コースに応じて、表示+音声案内出力と、他の音声出力とを切り替えるナビゲーション装置が開示されているが、利用者の動きに応じて出力が切り替わるものではない。
特許文献4には、設定された時間だけ再生を一時的に休止し、設定時間経過後に再生を開始して画面表示及び音声出力を行う情報再生装置が開示されているが、利用者の動きに応じて画面表示と音声出力が切り替わるものではない。
特許文献5には、視線を検出し、視線が一定時間以上向けられている領域を拡大する表示装置が開示されているが、音声出力の機能を持っているものではない。
特開2005−286927号公報 特開2005−37728号公報 特開2002−81949号公報 特開平7−134858号公報 特開平10−320109号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、日常生活の行動において、利用者に対する負荷を軽減して、読書をしたり散歩をしたりできることで、特に高齢者や障害者等の自律的で豊かな生活を営む上での視聴覚補助装置としての一助となるべく、利用者がデジタルコンテンツの内容を把握しながら、他の行動を行うことも可能なデジタルコンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、画像データと音データを含むデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置であって、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記音データに基づく音を出力する音出力手段と、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きの有無を判定する動き判定手段と、前記動き判定手段で判定された動きの有無に応じて、前記デジタルコンテンツの出力先を制御する制御手段とを備える。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記制御手段が、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で、前記動きがないと判定されたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力し、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で、前記動きがあると判定されたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記制御手段が、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で、前記動きがないと判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記制御手段が、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で、前記動きがあると判定された期間が一定期間以上続いたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、人体に装着して使用するものであり、前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していることを特定可能な情報を取得する情報取得手段と、角速度センサとを備え、前記動き判定手段が、前記情報取得手段からの情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度センサからの情報により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがないと判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きはないものとして判定し、前記情報取得手段からの情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度センサからの情報により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがあると判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きがあると判定する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、周囲の音圧を測定する音圧センサを備え、前記制御手段が、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記音圧センサにより測定された音圧が閾値以上となったとき、前記音データの出力を継続しながら、前記画像データを前記表示手段にも出力する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記デジタルコンテンツ再生装置を装着した人物の視線を検出する視線検出手段を備え、前記制御手段が、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記視線検出手段により検出される視線が一定箇所に集中していたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとを含む電子書籍である。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとを含む電子書籍であり、前記制御手段が、前記デジタルコンテンツの出力先を前記表示手段から前記音出力手段に切り替えるとき、前記視線検出手段により検出された視線に基づいて、前記デジタルコンテンツの出力先を変更する直前に前記表示手段で表示されていた前記文章の前記人物が見ていた位置を判定し、前記位置よりも前記文章を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する音の部分から前記音出力手段により出力を開始させる。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記デジタルコンテンツ再生装置が眼鏡型であり、前記表示手段が、入力された画像データにしたがって、眼鏡のレンズ部に前記画像データに基づく画像を表示するものである。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記表示手段が、前記レンズ部に設けられた表示部と、前記表示部に前記画像データに基づく画像を投影する投影部とから構成されている。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、前記表示部が透明になる。
本発明のデジタルコンテンツ再生装置は、前記レンズ部を2つ備え、前記表示部が2つの前記レンズ部にそれぞれ設けられており、前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、2つの前記レンズ部のうちの一方に設けられた前記表示部が透明になる。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、画像データと音データを含むデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置における前記デジタルコンテンツの再生制御方法であって、前記デジタルコンテンツ再生装置が、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記音データに基づく音を出力する音出力手段とを含み、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きの有無を判定する動き判定ステップと、前記動き判定ステップで判定された動きの有無に応じて、前記デジタルコンテンツの出力先を制御する制御ステップとを備える。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記制御ステップでは、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で前記動きがないと判定されたとき、前記音データの出力を停止すると共に前記画像データを前記表示手段に出力し、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で前記動きがあると判定されたとき、前記画像データの出力を停止すると共に前記音データを前記音出力手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記制御ステップでは、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で前記動きがないと判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記制御ステップでは、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で前記動きがあると判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していることを特定可能な情報を取得する情報取得ステップと、前記デジタルコンテンツ再生装置の角速度を検出する角速度検出ステップとを備え、前記動き判定ステップでは、前記情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがないと判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きはないものとして判定し、前記情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがあると判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きがあると判定する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツ再生装置の周囲の音圧を測定する音圧測定ステップを備え、前記制御ステップでは、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記周囲の音圧が閾値以上となったとき、前記音データの出力を継続しながら、前記画像データを前記表示手段にも出力する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツ再生装置を装着した人物の視線を検出する視線検出ステップを備え、前記制御ステップでは、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記視線が一定箇所に集中していたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力する。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとから構成される電子書籍である。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとから構成される電子書籍であり、前記制御ステップでは、前記デジタルコンテンツの出力先を前記表示手段から前記音出力手段に切り替えるとき、前記視線検出ステップにより検出された視線に基づいて、前記デジタルコンテンツの出力先を変更する直前に前記表示手段で表示されていた前記文章の前記人物が見ていた位置を判定し、前記位置よりも前記文章を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する音の部分から前記音出力手段により出力を開始させる。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツ再生装置が眼鏡型であり、前記表示手段が、入力された画像データにしたがって、眼鏡のレンズ部に前記画像データに基づく画像を表示するものである。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記表示手段が、前記レンズ部に設けられた表示部と、前記表示部に前記画像データに基づく画像を投影する投影部とから構成されている。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、前記表示部を透明にする。
本発明のデジタルコンテンツの再生制御方法は、前記デジタルコンテンツ再生装置には前記レンズ部が2つ設けられ、前記表示部が2つの前記レンズ部にそれぞれ設けられており、前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、2つの前記レンズ部のうちの一方に設けられた前記表示部を透明にする。
本発明によれば、利用者がデジタルコンテンツの内容を把握しながら、他の行動を行うことも可能なデジタルコンテンツ再生装置を提供することができる。
以下、本発明のデジタルコンテンツ再生装置の実施形態について図面を参照して説明する。以下の実施形態では、デジタルコンテンツとして、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとから構成される電子書籍(電子ブック)を再生することが可能な眼鏡型のデジタルコンテンツ再生装置であるHMDを例にして説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第一実施形態であるHMDの概略構成を示す図である。
図1に示すHMD1は、レンズフレーム2と柄3とからなるフレームと、レンズフレーム2に嵌め込まれた一対のレンズ部4とから構成されている。
一対のレンズ部4には、それぞれ、表示部として機能する偏光シャッタ5が貼り付けてられている。偏光シャッタ5は、液晶表示素子で構成されており、この液晶表示素子の液晶層に印加する電圧を制御することで、光を透過させる透過状態と、光を透過させない非透過状態とを切り替えることができる。
柄3には、HMD1を人が装着した状態でその人の耳にかかる部分の近傍に一対のスピーカ7が設けられている。スピーカ7は、電子ブックに含まれる音データに基づく音を出力するものである。このスピーカ7に音データを出力することにより、電子ブックの文章が朗読されることで、電子ブックの再生が音により行われる。
柄3内部には、電子ブックに含まれる画像データに基づく画像(文章+背景)を偏光シャッタ5に投影する投影部6が設けられている。投影部6は、画像データが入力されると、この画像データに基づく画像を偏光シャッタ5に投影して、この画像を表示する。この投影部6と偏光シャッタ5とにより、画像データに基づく画像を表示する表示手段が構成されている。この投影部6に画像データを出力して、ここから画像データに基づく画像が偏光シャッタ5に投影されて表示されることにより、電子ブックの再生が画像によって行われる。
図2は、偏光シャッタに画像を表示する方法を説明するための図である。
偏光シャッタ5は、“開”状態で透明になり光を透過するので、HMD1を装着した利用者は、偏光シャッタ5を通して、外界の実像Jを見ることが可能になる。一方、偏光シャッタ5は、“閉”状態で不透明になるため、この状態で投影部6から偏光シャッタ5に画像を投影することで、利用者は、偏光シャッタ5に投影された画像を見ることが可能になる。このように、偏光シャッタ5の開閉状態の切り替えにより、HMD1を普通の眼鏡として利用したり、画像表示装置として利用したりすることが可能となる。
図3は、図1に示すHMDの内部構成を含めたブロック図である。
HMD1の柄3には、更に、HMD1の加速度を検出する加速度センサ9と、GPS(Global Positioning System)によりHMD1の位置情報を取得するGPS10と、信号処理部13、再生すべき電子ブックが記録されるメモリ14、I/Oインターフェース15、システム制御部12から出力された音データのスピーカ7への出力を制御する音声制御部16、システム制御部12からの指示に応じて偏光シャッタ5の開閉制御を行うシャッタ駆動部18、及びシステム全体を統括制御するシステム制御部(CPU)12を含む回路8とが内蔵されている。加速度センサ9から取得できる加速度の情報とGPS10から取得できる位置情報とは、HMD1が移動していることを特定可能な情報となるため、加速度センサ9及びGPS10は、HMD1が移動していることを特定可能な情報を取得する情報取得手段として機能する。
システム制御部12は、HMD1の動きの有無を判定する動き判定機能と、動き判定機能で判定した動きの有無に応じて電子ブックの出力先を制御する出力先制御機能とを備える。
動き判定機能では、加速度センサ9とGPS10からの情報により、HMD1の動きの有無を判定する。
例えば、システム制御部12は、加速度センサ9で検知された加速度が閾値以上であれば、HMD1に動きがあると判定し、加速度が閾値よりも下であれば、HMD1に動きがないと判定する。又、加速度だけで動きの有無を判定すると、HMD1を装着した利用者が一定速度で移動しているときに、誤判定をする可能性がある。そこで、システム制御部12は、加速度だけでなく、GPS10で取得される位置情報の更新がx秒間(xは初期設定により決定される変数)の間に発生したかどうかを監視し、位置情報の更新がx秒の間に発生していた場合に、HMD1に動きがあると判定し、位置情報の更新がx秒の間に発生していなかった場合には、HMD1に動きがないと判定する。勿論、加速度センサ9とGPS10のどちらかの情報だけにしたがってHMD1の動きの有無を判定するようにしても良い。
出力先制御機能では、音データをスピーカ7に出力している状態でHMD1の動きがないと判定したとき、音データの出力を停止すると共に、画像データを投影部6に出力し、画像データを投影部6に出力している状態で、HMD1の動きがあると判定したとき、画像データの出力を停止すると共に、音データをスピーカ7に出力する制御を行う。
尚、HMD1の動きの有無だけで電子ブックの出力先を変更してしまうと、利用者のちょっとした動きによって電子ブックの再生方法が切り替わってしまう。このため、音データをスピーカ7に出力している状態でHMD1の動きがないと判定した期間が一定期間以上続いたときに、音データの出力を停止すると共に画像データを投影部6に出力し、画像データを投影部6に出力している状態でHMD1の動きがあると判定した期間が一定期間以上続いたときに、画像データの出力を停止すると共に、音データをスピーカ7に出力する制御を行うようにすることが好ましい。
以下、第一実施形態のHMD1の動作について説明する。
図4は、第一実施形態のHMD1の動作を説明するためのフローチャートである。
電源がONされ、電子ブックの再生が開始されると、システム制御部12は、まず、初期状態として偏光シャッタ5を“開”状態にすると共に、電子ブックの音データをスピーカ7に出力して、電子ブックを音によって再生する(ステップS1)。この状態では、偏光シャッタ5は透明になっているため、利用者にとっては、視界が確保されると共に、音による朗読により電子ブックの内容を知ることができる。
次に、システム制御部12は、HMD1の動きの有無の判定を開始する(ステップS2)。まず、システム制御部12は、加速度センサ9で水平方向の加速度が検知されたかどうかを判断し(ステップS3)、水平方向の加速度が検知された場合、HMD1に動きがあると判定し、ステップS2に処理を移行する。一方、システム制御部12は、加速度センサ9で水平方向の加速度が検知されなかった場合(ステップS3:NO)、ステップS4に処理を移行する。
ステップS4では、システム制御部12が、GPS10で取得される位置情報の更新が過去x秒間の間に発生したかどうかを判定する。位置情報の更新が発生していた場合(ステップS4:YES)、システム制御部12は、HMD1に動きがあると判定し、ステップS2に処理を移行する。位置情報の更新が発生していなかった場合(ステップS4:NO)、システム制御部12は、HMD1に動きがないと判定し、ステップS5に処理を移行する。
ステップS5では、システム制御部12が、偏光シャッタ5を“閉”状態にし、音データのスピーカ7への出力を停止すると共に、電子ブックの画像データを投影部6に出力して、電子ブックを画像によって再生する。
次に、システム制御部12は、加速度センサ9で水平方向の加速度が検知されたかどうかを判断し(ステップS6)、水平方向の加速度が検知された場合、HMD1に動きがあると判定し、ステップS8に処理を移行する。一方、システム制御部12は、加速度センサ9で水平方向の加速度が検知されなかった場合(ステップS6:NO)、ステップS7に処理を移行する。
ステップS7では、システム制御部12が、GPS10で取得される位置情報の更新が過去x秒間の間に発生したかどうかを判定する。位置情報の更新が発生していた場合(ステップS7:YES)、システム制御部12は、HMD1に動きがあると判定し、ステップS8に処理を移行する。位置情報の更新が発生していなかった場合(ステップS7:NO)、システム制御部12は、HMD1に動きがないと判定し、ステップS9に処理を移行する。
ステップS8では、偏光シャッタ5を“開”状態にし、画像データの投影部6への出力を停止すると共に、音データをスピーカ7に出力して、電子ブックを音によって再生し、その後はステップS2へと処理を移行する。
ステップS9では、システム制御部12が、電子ブックの再生を終了するかどうかを判断し、終了指示がなされておらず、再生を終了しないと判定した場合(ステップS9:NO)、ステップS6へと処理を移行する。一方、再生終了指示が利用者によってなれており、再生を終了すると判定した場合(ステップS9:YES)、ステップS10へと処理を移行する。
ステップS10では、システム制御部12が、偏光シャッタ5を“開”状態にし、画像データの投影部6への出力を停止し、その後、電源をオフにする。
以上のように、本実施形態のHMD1によれば、それを装着した利用者の動きの有無によって、電子ブックを画像で再生するか音で再生するかを切り替えることができる。又、電子ブックを音で再生するときには、偏光シャッタ5が“開”状態となるため、充分な視界を確保することができる。したがって、電子ブックの内容を耳で聞きながら安全に歩くことができると共に、静止しているときには画像によって電子ブックの内容を理解することができ、移動しながらでも、読書を継続することが可能となる。利用者は、再生状態を意図せずに切り替えることができるため、利用者への負荷も小さくすることができる。
尚、以上の説明では、電子ブックの出力先が投影部6からスピーカ7に切り替えられたとき、一対の偏光シャッタ5のそれぞれが“開”状態(透明)になるものとしているが、一対の偏光シャッタ5の一方を“開”状態(透明)にし、他方を“閉”状態(不透明)のままにするようにしても良い。このようにした場合でも、外界の様子を確認することができるため、移動する際の安全性は確保することができる。
(第二実施形態)
図5は、本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第二実施形態であるHMD1’の概略構成を示す図である。図6は、図5に示すHMD1’の内部構成を含めたブロック図である。図5において図1と同様の構成には同一符号を付し、図6において図3と同様の構成には同一符号を付してある。
HMD1’は、図1のHMD1の柄3に、HMD1’の角速度を検出するジャイロセンサ18を追加した構成となっている。
図7は、ジャイロセンサの角速度検知動作を説明するための図である。
図7に示すように、ジャイロセンサ18は、柄3のレンズフレーム2に近い端部に設けられる。図7に示すように、柄3のレンズフレーム2から離れた端部のB点を支点とし、ジャイロセンサ18が設けられる端部のA点の角速度を検知することで、この角速度により、HMD1’装着者に対するHMD1’の動きを検出することが可能になっている。
HMD1’のシステム制御部12は、その動き判定機能が図1のHMA1とは異なっているため、この部分について説明する。
システム制御部12は、加速度センサ9及びGPS10の少なくとも一方からの情報によってHMD1’が移動していると判定し、且つ、ジャイロセンサ18からの情報によりHMD1’のHMD1’装着者に対する動きがないと判定したときには、HMD1’の動きはないものとして判定し、加速度センサ9及びGPS10の少なくとも一方からの情報によってHMD1’が移動していると判定し、且つ、ジャイロセンサ18からの情報により、HMD1’のHMD1’装着者に対する動きがあると判定したときには、HMD1’の動きがあると判定する。
以下、システム制御部12の動き判定機能の処理フローについて説明する。
図8は、第二実施形態のHMD1’のシステム制御部による動き判定処理の流れを説明するフローチャートである。この動き判定処理の大部分は図4と同じであるため、図4と異なる部分のみを説明する。
図4のステップS3又はS4でYESと判定された、つまり、HMD1’が移動中であると判定した場合、システム制御部12は、ジャイロセンサ18で角速度が検知されたかどうかを判定する(ステップS11)。角速度が検知されていた場合(ステップS11:YES)、この場合は、HMD1’が移動中であるが、その移動方向とは異なる方向にHMD1’が動いている、即ち、HMD1’装着者の動きと、HMD1’のHMD1’装着者に対する動きとが同期していないと判断できる。このような場合には、電子ブックを画像で確認することが難しいため(眼鏡が揺れているため)、システム制御部12は、HMD1’の動きがあるものと判定し、図4のステップS2に処理を移行する。
一方、角速度が検知されなかった場合(ステップS11:NO)、この場合は、HMD1’が移動中であるが、その移動方向と同じ方向にHMD1’が動いている、即ち、HMD1’装着者の動きと、HMD1’のHMD1’装着者に対する動きとが同期していると判断できる。このような場合には、電子ブックを画像で確認することが容易であるため(眼鏡が揺れていないため)、システム制御部12は、HMD1’の動きがないものと判定し、図4のステップS15に処理を移行する。
同様に、図4のステップS6又はS7でYESと判定された、つまり、HMD1’が移動していることを特定可能な情報(加速度センサ9からの加速度情報、GPS10からの位置情報)によって、HMD1’が移動中であると判定した場合、システム制御部12は、ジャイロセンサ18で角速度が検知されたかどうかを判定する(ステップS12)。角速度が検知されていた場合(ステップS12:YES)、この場合は、HMD1’が移動中であるが、その移動方向とは異なる方向にHMD1’が動いている、即ち、HMD1’を装着した利用者の動きと、HMD1’の利用者に対する動きとが同期していないと判断できる。このような場合には、電子ブックを画像で確認することが難しいため(眼鏡が揺れているため)、システム制御部12は、HMD1’の動きがあるものと判定し、図4のステップS8に処理を移行する。
一方、角速度が検知されなかった場合(ステップS12:NO)、この場合は、HMD1’が移動中であるが、その移動方向と同じ方向にHMD1’が動いている、即ち、HMD1’を装着した利用者の動きと、HMD1’の利用者に対する動きとが同期していると判断できる。このような場合には、電子ブックを画像で確認することが容易であるため(眼鏡が揺れていないため)、システム制御部12は、HMD1’の動きがないものと判定し、図4のステップS9に処理を移行する。
このように、加速度センサ9とGPS10からの情報だけでHMD1’の動きがあると判定するのではなく、ジャイロセンサ18からの情報も使って、HMD1’の動きの有無を判定するようにすることで、ちょっとした動きで再生先が切り替わってしまうといったことを防ぐことができ、使い勝手が向上する。
(第三実施形態)
図9は、本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第三実施形態であるHMDの内部構成を含めたブロック図である。図9において図3と同様の構成には同一符号を付してある。又、図9に示すHMDの外観は図1と同じである。
図9に示すHMDは、図1のHMD1の回路8内に、音圧検出部19と、スイッチ20とを追加した構成になっている。
スイッチ20は、システム制御部12の制御により、一対のスピーカ7の一方の入力端子と音声制御部16との接続と、該入力端子と音圧検出部19との接続とのどちらかを選択的に切り替えるものである。スイッチ20が接続されたスピーカ7(以下、音圧センサスピーカ7という)の入力端子が音圧検出部19と接続されることにより、この音圧センサスピーカ7は、HMDの周囲の音圧(外部音圧)を測定する音圧センサとして機能する。
音圧検出部19は、スピーカ7から出力されている音の音圧(スピーカ出力音圧)と、音圧センサスピーカ7で検出された外部音圧とを比較し、その比較結果をシステム制御部12に通知する。
システム制御部12の出力先制御機能は、第一実施形態で説明した機能に加え、スピーカ7に音データを出力している状態で、音圧センサスピーカ7により検出された外部音圧が閾値(スピーカ出力音圧)以上となったとき、スピーカ7への音データの出力を継続しながら、画像データを投影部6にも出力する機能を有する。
以下、第三実施形態のHMDの動作について説明する。
図10は、第三実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャートである。
電源がONされ、電子ブックの再生が指示されると、システム制御部12は、HMDの動きの有無の判定を開始する(ステップS21)。ここでの判定方法は、第一実施形態や第二実施形態で説明した方法で行われる。
HMDの動きがないと判定した場合、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“閉”状態にすると共に、電子ブックの画像データを投影部6に出力して、電子ブックを画像によって再生し(ステップS27)、ステップS30へと処理を移行する。
HMDの動きがあると判定した場合、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“開”状態にすると共に、電子ブックの音データをスピーカ7に出力して、電子ブックを音によって再生し(ステップS23)、ステップS24へと処理を移行する。
ステップS24では、スイッチ20によって音圧センサスピーカ7と音圧検出部19とが接続されて、外部音圧が測定される。次に、音圧検出部19が、外部音圧とスピーカ出力音圧を比較し(ステップS25)、外部音圧の方が小さかった場合には、システム制御部12がステップS24に処理を移行する。
外部音圧の方が大きかった場合(ステップS25:YES)、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“閉”状態にし、音データのスピーカ7への出力を継続しながら、電子ブックの画像データを投影部6に出力して、電子ブックを画像と音の両方によって再生する(ステップS26)。
その後、再び外部音圧とスピーカ出力音圧が比較され(ステップS28)、外部音圧の方が小さかった場合、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“開”状態にして、画像データの投影部6への出力を停止し(ステップS29)、ステップS30に処理を移行する。
ステップS30では、HMDの動きの有無の判定を再度行うか否かが判定され、再度行う場合にはステップS21に処理が移行され、再度行わない場合には動作が終了する。
以上のように、本実施形態のHMDによれば、電子ブックが音によって再生されているときでも、HMDの周囲がうるさく、再生されている音が聞き取りにくくなるような状況になっていた場合には、音と画像の両方で電子ブックの再生を行うことができる。このため、電子ブックの内容を聞き取れなかった場合でも、その内容を眼で確認することができ、使い勝手が向上する。
(第四実施形態)
図11は、本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第四実施形態であるHMD1’’の概略構成を示す図である。図12は、図11に示すHMD1’’の内部構成を含めたブロック図である。図11において図1と同様の構成には同一符号を付し、図12において図3と同様の構成には同一符号を付してある。
HMD1’’は、図1のHMD1に、一対の近赤外線照射装置23と、一対の撮像装置24と、一対の撮像装置24からの撮像信号に基づいてHMD1’’装着者の視線を検出する視線検出演算部22とを含む視線検出装置21を追加した構成となっている。
一対の近赤外線照射装置23は、一対のレンズ部4の一方の下部に設けられ、HMD1’’装着者の眼球に近赤外線を照射する。一対の撮像装置24は、一対のレンズ部4の一方の下部に設けられ、眼球で反射した近赤外線を受光して、この受光量に応じた撮像信号を視線検出演算部22に出力する。視線検出演算部22は、回路8に内蔵されている。
視線検出装置21は、図示したような構成に限らず、様々な公知の構成を採用することができる。
システム制御部12の出力先制御機能は、第一実施形態で説明した機能に加え、スピーカ7に音データを出力している状態で、視線検出装置21により検出される視線が一定箇所に集中していたとき、音データの出力を停止すると共に、画像データを投影部6に出力する機能を有する。
以下、第四実施形態のHMDの動作について説明する。
図13は、第四実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャートである。
電源がONされ、電子ブックの再生が指示されると、システム制御部12は、視線検出装置21を初期化した(ステップS41)後、HMDの動きの有無の判定を開始する(ステップS42)。ここでの判定方法は、第一実施形態や第二実施形態で説明した方法で行われる。
HMDの動きがないと判定した場合、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“閉”状態にすると共に、電子ブックの画像データを投影部6に出力して、電子ブックを画像によって再生し(ステップS48)、ステップS51へと処理を移行する。
HMDの動きがあると判定した場合、システム制御部12は、偏光シャッタ5を“開”状態にすると共に、電子ブックの音データをスピーカ7に出力して、電子ブックを音によって再生し(ステップS44)、ステップS45へと処理を移行する。
ステップS45では、視線検出装置21によってHMD1’’装着者の視線が検出される。次に、システム制御部12が、検出された視線が一定箇所に一定期間集中しているか否かを判定し(ステップS46)、視線が一定箇所に一定期間集中していた場合には、ステップS47に処理を移行する。
ステップS47では、システム制御部12が、偏光シャッタ5を“閉”状態にし、音データのスピーカ7への出力を停止すると共に、電子ブックの画像データを投影部6に出力して、電子ブックを画像によって再生する(ステップS47)。
一方、視線が一定箇所に一定期間集中していなかった場合(ステップS46:NO)、システム制御部12は、更に、検出された視線が一定箇所周辺範囲内で規則性のある動きをしているか否かを判定する(ステップS49)。視線が規則性のある動きをしていた場合には、ステップS47へと処理を移行する。尚、ステップS49を省略してステップS46:NOの後、ステップS51に直接処理を移行するようにしても良い。
視線が規則性のある動きをしていなかった場合、システム制御部12は、ステップS51へと処理を移行する。
ステップS51では、HMD1’’の動きの有無の判定を再度行うか否かが判定され、再度行う場合にはステップS42に処理が移行され、再度行わない場合には動作が終了する。
以上のように、本実施形態のHMD1’’によれば、電子ブックが音によって再生されているときでも、HMD1’’装着者の視線が安定している場合には、電子ブックの再生を音から画像に切り替えることができる。視線が安定しているということは、画像を容易に確認できる状況にあると判断できるため、このような処理を行うことで、利用者は、一点を見つめるという動作を行うだけで、画像による再生を指示することができるようになり、音と画像の切り替えを容易に行うことが可能となる。
(第五実施形態)
第五実施形態のHMDは、第四実施形態のHMD1’’のシステム制御部12の動作が異なるだけであるため、この動作についてのみ説明する。
図14は、第五実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャートである。図14において図13と同じ処理には同一符号を付してある。
システム制御部12は、ステップS43でHMDに動きがあると判定すると、電子ブックを音により再生し(ステップS65)、ステップS66へと処理を移行する。
一方、システム制御部12は、ステップS43でHMDに動きがないと判定すると、電子ブックを画像により再生し(ステップS61)、視線検出装置21によりHMD装着者の視線を検出する(ステップS62)。次に、システム制御部12は、検出された視線の位置が、表示されている画像のうちの文字列にあるのかどうかを判定する(ステップS63)。文字列に視線位置があった場合、システム制御部64は、画像と音の両方で電子ブックを再生する(ステップS64)。文字列以外に視線位置があった場合、システム制御部64は、ステップS66へと処理を移行する。
ステップS66では、HMDの動きの有無の判定を再度行うか否かが判定され、再度行う場合にはステップS42に処理が移行され、再度行わない場合には動作が終了する。
以上のように、本実施形態のHMDによれば、視線の位置に応じて画像と音の両方での再生と、画像のみの再生とを切り替えることができ、利便性が向上する。
(第六実施形態)
第六実施形態のHMDは、第四実施形態のHMD1’’のシステム制御部12の動作が異なるだけであるため、この動作についてのみ説明する。
本実施形態のHMDのシステム制御部12の出力先制御機能は、電子ブックの出力先を投影部6からスピーカ7に切り替えるとき、視線検出装置21により検出された視線に基づいて、その電子ブックの出力先を変更する直前に偏光シャッタ5に表示されていた文章のHMD装着者が見ていた位置を判定し、この位置よりも該文章を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する音の部分からスピーカ7により出力を開始させる機能を含む。
例えば、「その日は良い天気であった。」という文の「その日」の位置まで読んだ時点で、画像による再生から音による朗読に切り替わる場合、視線があった文字に対応する部分から音の再生を行うと、「日は良い天気であった」という音が出力されることになり、利用者に違和感を与えてしまう。
そこで、視線位置よりも文を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する部分から音の再生を再開することで、「その日は良い天気であった。」というふうな再生を行うことが可能となり、違和感を与えることがない。
その他の実施の形態について以下に列挙する。
(1)第一〜第六実施形態において、画面表示と音出力が切り替わったときに、その切り替わり目が分かるように、電子ブックのデータにマーキングをする、或いは、電子ブックにしおりを示すタグを付ける。
(2)第四〜第六実施形態において、画像にて電子ブックを再生しているときに、HMD装着者の視線の動きに合わせてページめくりができるようにする。
(3)第四〜第六実施形態において、画像にて電子ブックを再生しているときに、HMD装着者の視線の動きに合わせて、テキスト或いは画像を拡大表示する。視線位置にテキスト(文字列)が有る場合はその文字列を拡大し、視線位置に画像(テキスト以外のグラフ等)がある場合はその画像を拡大する。
(4)第四〜第六実施形態において、画像にて電子ブックを再生しているときに、HMD装着者の視線の動きに合わせて画面をスクロールさせて先読みできるようにする。視線の動きと同期をとり、視線の動きと逆方向に縦書きの場合は縦方向に画面をスクロールさせ、横書きの場合は横方向に画面をスクロールさせる。
(5)第一〜第六実施形態において、画像にて電子ブックを再生しているときに、先読みのためにグラデーションをつける、コントラストを変える、反転表示させる。
(6)第四〜第六実施形態において、画像にて電子ブックを再生しているときに、HMD装着者の視線の動きが縦方向から停止又は横方向の動きになったとき、画面表示を一時停止する(縦書き、横書き切り替えに応じて)
本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第一実施形態であるHMDの概略構成を示す図 偏光シャッタに画像を表示する方法を説明するための図 図1に示すHMDの内部構成を含めたブロック図 第一実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャート 本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第二実施形態であるHMDの概略構成を示す図 図5に示すHMDの内部構成を含めたブロック図 ジャイロセンサの角速度検知動作を説明するための図 第二実施形態のHMD1’のシステム制御部による動き検出処理の流れを説明するフローチャート 本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第三実施形態であるHMDの内部構成を含めたブロック図 第三実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャート 本発明のデジタルコンテンツ再生装置の第四実施形態であるHMDの概略構成を示す図 図11に示すHMDの内部構成を含めたブロック図 第四実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャート 第五実施形態のHMDの動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 HMD
5 偏光シャッタ
6 投影部
7 スピーカ
12 システム制御部

Claims (26)

  1. 画像データと音データを含むデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記音データに基づく音を出力する音出力手段と、
    前記デジタルコンテンツ再生装置の動きの有無を判定する動き判定手段と、
    前記動き判定手段で判定された動きの有無に応じて、前記デジタルコンテンツの出力先を制御する制御手段とを備えるデジタルコンテンツ再生装置。
  2. 請求項1記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記制御手段が、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で、前記動きがないと判定されたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力し、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で、前記動きがあると判定されたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力するデジタルコンテンツ再生装置。
  3. 請求項2記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記制御手段が、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で、前記動きがないと判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力するデジタルコンテンツ再生装置。
  4. 請求項2又は3記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記制御手段が、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で、前記動きがあると判定された期間が一定期間以上続いたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力するデジタルコンテンツ再生装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    人体に装着して使用するものであり、
    前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していることを特定可能な情報を取得する情報取得手段と、角速度センサとを備え、
    前記動き判定手段が、前記情報取得手段からの情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度センサからの情報により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがないと判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きはないものとして判定し、前記情報取得手段からの情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度センサからの情報により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがあると判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きがあると判定するデジタルコンテンツ再生装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    周囲の音圧を測定する音圧センサを備え、
    前記制御手段が、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記音圧センサにより測定された音圧が閾値以上となったとき、前記音データの出力を継続しながら、前記画像データを前記表示手段にも出力するデジタルコンテンツ再生装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置を装着した人物の視線を検出する視線検出手段を備え、
    前記制御手段が、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記視線検出手段により検出される視線が一定箇所に集中していたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力するデジタルコンテンツ再生装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとを含む電子書籍であるデジタルコンテンツ再生装置。
  9. 請求項7記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとを含む電子書籍であり、
    前記制御手段が、前記デジタルコンテンツの出力先を前記表示手段から前記音出力手段に切り替えるとき、前記視線検出手段により検出された視線に基づいて、前記デジタルコンテンツの出力先を変更する直前に前記表示手段で表示されていた前記文章の前記人物が見ていた位置を判定し、前記位置よりも前記文章を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する音の部分から前記音出力手段により出力を開始させるデジタルコンテンツ再生装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置が眼鏡型であり、
    前記表示手段が、入力された画像データにしたがって、眼鏡のレンズ部に前記画像データに基づく画像を表示するものであるデジタルコンテンツ再生装置。
  11. 請求項10記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記表示手段が、前記レンズ部に設けられた表示部と、前記表示部に前記画像データに基づく画像を投影する投影部とから構成されているデジタルコンテンツ再生装置。
  12. 請求項11記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、前記表示部が透明になるデジタルコンテンツ再生装置。
  13. 請求項11記載のデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記レンズ部を2つ備え、
    前記表示部が2つの前記レンズ部にそれぞれ設けられており、
    前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、2つの前記レンズ部のうちの一方に設けられた前記表示部が透明になるデジタルコンテンツ再生装置。
  14. 画像データと音データを含むデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置における前記デジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置が、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記デジタルコンテンツの出力先であって、前記音データに基づく音を出力する音出力手段とを含み、
    前記デジタルコンテンツ再生装置の動きの有無を判定する動き判定ステップと、
    前記動き判定ステップで判定された動きの有無に応じて、前記デジタルコンテンツの出力先を制御する制御ステップとを備えるデジタルコンテンツの再生制御方法。
  15. 請求項14記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で前記動きがないと判定されたとき、前記音データの出力を停止すると共に前記画像データを前記表示手段に出力し、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で前記動きがあると判定されたとき、前記画像データの出力を停止すると共に前記音データを前記音出力手段に出力するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  16. 請求項15記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記音データを前記音出力手段に出力している状態で前記動きがないと判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  17. 請求項15又は16記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記画像データを前記表示手段に出力している状態で前記動きがあると判定される期間が一定期間以上続いたとき、前記画像データの出力を停止すると共に、前記音データを前記音出力手段に出力するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  18. 請求項15記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していることを特定可能な情報を取得する情報取得ステップと、
    前記デジタルコンテンツ再生装置の角速度を検出する角速度検出ステップとを備え、
    前記動き判定ステップでは、前記情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがないと判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きはないものとして判定し、前記情報によって前記デジタルコンテンツ再生装置が移動していると判定し、且つ、前記角速度により、前記デジタルコンテンツ再生装置の前記人体に対する動きがあると判定したときには、前記デジタルコンテンツ再生装置の動きがあると判定するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  19. 請求項15〜18のいずれか1項記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置の周囲の音圧を測定する音圧測定ステップを備え、
    前記制御ステップでは、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記周囲の音圧が閾値以上となったとき、前記音データの出力を継続しながら、前記画像データを前記表示手段にも出力するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  20. 請求項15〜19のいずれか1項記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置を装着した人物の視線を検出する視線検出ステップを備え、
    前記制御ステップでは、前記音出力手段に前記音データを出力している状態で前記視線が一定箇所に集中していたとき、前記音データの出力を停止すると共に、前記画像データを前記表示手段に出力するデジタルコンテンツの再生制御方法。
  21. 請求項14〜20のいずれか1項記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとから構成される電子書籍であるデジタルコンテンツの再生制御方法。
  22. 請求項20記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツが、本の書面を画像で表示するための画像データと、前記本の書面に記載の文章を音で読み上げるための音データとから構成される電子書籍であり、
    前記制御ステップでは、前記デジタルコンテンツの出力先を前記表示手段から前記音出力手段に切り替えるとき、前記視線検出ステップにより検出された視線に基づいて、前記デジタルコンテンツの出力先を変更する直前に前記表示手段で表示されていた前記文章の前記人物が見ていた位置を判定し、前記位置よりも前記文章を読む方向に対して手前の位置にある文字に対応する音の部分から前記音出力手段により出力を開始させるデジタルコンテンツの再生制御方法。
  23. 請求項14〜22のいずれか1項記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置が眼鏡型であり、
    前記表示手段が、入力された画像データにしたがって、眼鏡のレンズ部に前記画像データに基づく画像を表示するものであるデジタルコンテンツの再生制御方法。
  24. 請求項23記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記表示手段が、前記レンズ部に設けられた表示部と、前記表示部に前記画像データに基づく画像を投影する投影部とから構成されているデジタルコンテンツの再生制御方法。
  25. 請求項24記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、前記表示部を透明にするデジタルコンテンツの再生制御方法。
  26. 請求項24記載のデジタルコンテンツの再生制御方法であって、
    前記デジタルコンテンツ再生装置には前記レンズ部が2つ設けられ、
    前記表示部が2つの前記レンズ部にそれぞれ設けられており、
    前記デジタルコンテンツの出力先を前記音出力手段にするとき、2つの前記レンズ部のうちの一方に設けられた前記表示部を透明にするデジタルコンテンツの再生制御方法。
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