JP2021533482A - イベント監視装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不正確なサブシーケンスのクラスタリングを回避する。【解決手段】時系列データの周期を計算する周期計算部と、前記時系列データから周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成するサブシーケンス生成部と、前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算する特徴抽出部と、前記複数のサブシーケンスを特徴量に基づいて一つ又は複数のグループに分類する分類部と、前記1つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの発生順序に基づいて前記1つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を求め、前記1つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが欠落している前記サブシーケンスを識別して欠落イベント検出を行うイベント解析部を含む。【選択図】図1

Description

本発明はイベント監視装置、方法及び非一時的な媒体に関する。
近年、対象物の信号を計測する1台以上の(IoT (Internet of Things))センシングデバイスによって得られるデータを解析することで、対象物あるいはもの(entity)の状態(イベント)を監視する監視システムが広く普及してきている。測定された信号の時系列データは、対象物の状態や動作に関連したイベントとして想定される情報を含んでいても良い。本明細書におけるイベントは、時系列データが取得された物理的プロセスにおける、状態、挙動、アクティビティ、事件、事象発生などに類似した意味を有していても良い。
異常検出(anomaly detection)は、時系列データから標準モデルや学習モデルから著しく逸脱した特徴あるいはインスタンスを外れ値として検出するため、監視装置では広く採用されている。異常検出は、欠落イベントの識別(同定)にも適用される。欠落イベントの識別は、電気製品などのようなものの欠陥を識別する際に、例えば障害(故障)の原因を見つけるための解析を実行するトリガとして、有益である。
異常検出では、クラスタ分析が用いられる。クラスタリングに基づく異常検出のアプローチの一例として、異常検出のためにサブシーケンス(subsequence)の変化を解析するためにサブシーケンスクラスタリングを適用することができる。単一の時系列が与えられると、スライディングウィンドウ(sliding window)によって部分的な時系列が抽出される。具体的には、図13に示すように、長さNの時系列データX=[x1,x2,....,xN]と、ウィンドウの長さ(サイズ)をwとし、オフセット(右シフト)をsとしたとき、wは1からN-1の範囲の整数、sは(N-w)の除数であり、合計(N-w)/s+1のサブシーケンスが抽出される。C1〜C(N-w)/s+1は、長さNの時系列データXからウィンドウを介して抽出され、このウィンドウは、各時点でsサンプル分右シフトされている。
スライディングウィンドウを介して時系列データから抽出された各サブシーケンスの特徴量(ベクトル)の計算を行い、抽出されたサブシーケンスの特徴量に基づいて、k-meansや階層的クラスタリングなどのクラスタリングを行う。異常検出のためのクラスタリングアプローチでは、例えば、時系列データのうち、どのクラスタにも属していないサブシーケンスや、その特徴量がいずれかのクラスタの中心から離れているサブシーケンスを異常値または外れ値と判定できる。
サブシーケンスの長さの選択は、データに関するドメイン知識または試行錯誤のアプローチのいずれかに依存するため、時間を要する。不正確なウィンドウサイズでのサブシーケンスのクラスタリングは、クラスタリング結果を使用するイベント推定や異常検出などの後続の(後処理の)分析に不正確なクラスタリング結果を提供する可能性がある。
特許文献1には、少なくとも第1の未来の外部事象を入力として取得すること;前記一以上の未来の外部事象の一以上の将来効果を予測すること、但し、前記一以上の未来の外部事象は少なくとも第1の過去の外部事象に類似していること;および、イベントを正規化した予測データと、前記少なくとも第1の過去の外部事象に類似の前記一以上の未来の外部事象の一以上の予測された将来効果、とを重ね合わせることにより、少なくとも一つの触知可能な(tangible)リソースの将来の利用を予測することを含む、予測方法が開示されている。
特許文献2には、信頼性の高いセンサデータを利用可能にする方法を開示し、システムの信頼性の高いセンサデータを利用可能にするための装置が提供されている。この方法はシステムの構成要素を監視する少なくとも一つのセンサユニットからセンサデータを受信するステップと、信頼性の高いセンサデータを生成するための少なくとも一つの格納されたオントロジーおよび統計データ解析モデルを用いて、受信したセンサデータを処理するステップと、を含む。
特許文献3には、時系列データの周期性の検出について、マシン(機械)生成されたログから周期的なイベントの挙動を検出するためのシステムと方法を以下の通り開示している。
各ログメッセージはタイムスタンプと一以上のフィールドを持つテキスト内容を含む、異種ログメッセージをキャプチャし;
ログメッセージからログフォーマットを認識し;
テキスト内容を時系列データの集合に変換し、ログフォーマットごとに一つ時系列データを作成し;
トレーニングフェイズでは、時系列データの集合を分析し、異種ログの各周期的イベントタイプのカテゴリモデルを構築し;および、
実行動作中に、実行時の異種ログメッセージからの時系列データのストリームにカテゴリモデルを適用し、カテゴリモデルに違反する時系列データポイントにフラグを生成し、対応するログメッセージのアラームレポートを生成する。
特許文献4及び非特許文献1では、自己相関とピリオドグラムの両方の情報を考慮した周期検出を開示している。
米国特許出願公開第2010/0205039号明細書 米国特許出願公開第2017/0046309号明細書 国際公開第2017/083148号 米国特許第7933740号明細書
"On Periodicity Detection and Structural Periodic Similarity," Michail Vlachos, Philip Yu, Vittorio Castelli, IBM, Proceedings of the 2005 SIAM International Conference on Data Mining
上述したように、サブシーケンスクラスタリングにおけるサブシーケンス長の選択は、データに関するドメイン知識または試行錯誤のアプローチのいずれかに依存し、スライディングウィンドウの設定が誤っていると、誤ったクラスタリング結果を提供する可能性がある。
従って、本発明の目的は、時系列データ中の周期的なイベントの正確な検出と欠落イベント(missed event)の識別(同定)を可能とする装置、方法、プログラム記録媒体を提供することにある。
本発明の一つの側面によれば、時系列データの周期を計算する周期計算部と、前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成するサブシーケンス生成部と、前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算する特徴抽出部と、前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ又は複数のグループに分類(categorize)する分類(categorization)部と、前記一つのグループに共通に属する、前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、前記一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を求め、前記一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが(occurrence is expected)、見つからない(but not found)前記サブシーケンスを識別して欠落イベント(missing event)の検出を実行するイベント解析部と、を含むイベント監視装置が提供される。
本発明の一つの側面によれば、
時系列データの周期を計算し、
前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成し、
前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算し、
前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ以上のグループにカテゴライズし、
一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を検出し、
前記一つのグループに共通して属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが、見つからない前記サブシーケンスを識別することにより、欠落イベントの検出を行う、イベント監視方法が提供される。
本発明の一つの側面によれば、
時系列データの周期を計算し、
前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成し、
前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算し、
前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ以上のグループにカテゴライズし、
一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を検出し、
前記一つのグループに共通して属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが、見つからない前記サブシーケンスを識別することにより、欠落イベントの検出を行う処理をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。本発明の別の側面によれば、上記したプログラムが提供される。
記録媒体は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、リードオンリーメモリ(Read Only Memory:ROM)、電気的に消去及びプログラム可能なリードオンリーメモリ(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory:EEPROM)、フラッシュメモリなどのような半導体メモリや、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive :HDD)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)、コンパクトディスク(Compact Disc)、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disc)などのように非トランジトリーでコンピュータが読み取り可能な記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、周期的なイベントを正確に検出することが可能となり、その結果、時系列データ中の欠落イベントを識別することが可能となる。
本発明の第一の実施形態の構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一の実施形態のイベント解析部の構成を示す図である。 イベント解析部の動作を説明するためのフローチャートである (A)−(C)はインシデンス行列の例を説明するための図である。 本発明の第一の実施形態の周期計算部の構成を説明するための図である。 時系列データ、ピリオドグラム、自己相関関数(auto-correlation function =ACF)の例を説明するための図である。 周期計算部の動作を説明するための図である。 周期計算部の動作を説明するためのピリオドグラム及び自己相関関数(ACF)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の構成を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態の構成を説明するための図である。 スライディングウィンドウを通してのサブシーケンス生成を説明するための図である。
本発明の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のイベント監視装置の構成を示す図である。図1を参照すると、イベント監視装置100は、処理部101、記憶部102、入力装置103、および出力装置104を含む。
処理部101は、前処理部(pre-processing unit)110と、周期算出部(periodicity calculation unit)120と、サブシーケンス生成部130と、特徴抽出部140と、クラスタリング部150と、イベント解析部160とを含む。サブシーケンス生成部130、特徴抽出部140およびクラスタリング部150は、サブシーケンスクラスタリングモジュール151を構成する。なお、図1では、110〜160の各部が処理部101に統合されているが、110〜160の各部は、互いに通信する別個のユニットとして配置されていてもよいことは勿論である。
入力装置103は、電流センサ(図示せず)や電力センサ(図示せず)などの測定装置と通信するための通信部(図示せず)を含んでいてもよい。この場合、入力装置103は、センサから、消費電流や消費電力などの監視対象の電気製品の波形を受信するように構成されている。
前処理部110は、入力装置103から波形データを受信し、必要に応じて波形データの前処理を行って、時系列データを生成し、前処理された時系列データを記憶部102に格納する。前処理部110は、例えば、入力装置103が受信した瞬時電流波形または瞬時電力波形の実効値RMS(Root Mean Square)を算出してもよい。測定装置が電流または電力のRMSデータを提供可能であり、入力装置103がRMS時系列データを受信するように構成されている場合には、前処理部110によるRMSの計算を省略してもよい。当然のことながら、前処理部110はフィルタリング等のRMS計算以外の前処理を行ってもよい。
周期算出部120は、記憶部102から時系列データを読み出し、時系列データにおける周期を求める。
サブシーケンスクラスタリングモジュール151は、サブシーケンスの時系列クラスタリングを行う。具体的には、サブシーケンス生成部130は、時系列データから、周期に設定されたウィンドウサイズwのスライディングウィンドウを介してサブシーケンスを抽出する。
特徴抽出部140は、各サブシーケンスの特徴量として、例えば、ピリオドグラム特徴量などのパワースペクトラム、自己相関、統計的特徴量(平均値、標準偏差、和、中央値、二乗和などの少なくとも一つ)などを算出する。また、特徴抽出部140は、複数種類の特徴量の要素を含む特徴ベクトルを算出してもよい。
クラスタリング部150は、サブシーケンスの特徴量または特徴ベクトルに対して、教師なしクラスタリングを適用してもよく、例えば、検出するクラスタの数を予め指定して、サブシーケンスを予め定められた数のクラスタ(グループ)にクラスタリングするk-meansクラスタリングアルゴリズム等を適用してもよい。当然のことながら、クラスタリング部150は、クラスタ数を予め指定する必要のない階層型クラスタリングを用いてもよい。
特徴抽出部140は、データセット(特徴ベクトル)の次元を小さくするために元の変数の部分集合を見つける特徴選択を用いてもよいし、例えば主成分分析(PCA)を用いて高次元空間のデータをより少ない次元の空間に変換するデータ変換を用いてもよい。
イベント解析部160は、クラスタリング部150から出力されたクラスタリング結果を受信する。クラスタリング結果は、サブシーケンスがクラスタリングされるクラスタ番号、すなわち、(サブシーケンス#1、クラスタ#1)、(サブシーケンス#2、クラスタ#K)、...、(サブシーケンス#M、クラスタ#2)に関連付けられたサブシーケンス番号に関する情報を含んでいてもよい。
イベント解析部160は、同一のクラスタに共通に属するサブシーケンスの発生順序に基づいて、同一のクラスタに属するサブシーケンス(subsequences)の周期を検出する。イベント解析部160は、一つのクラスタに共通して属するサブシーケンスの周期に応じて発生が予想されるが、そのサブシーケンスの一つのグループへのクラスタリングが行われていないために発見されなかったサブシーケンスを識別して、欠落イベント(missing event)検出を行ってもよい。イベント解析部160は、クラスタリングの結果に基づいて、インシデンス行列(2進行列)Aを作成する。インシデンス行列Aのi番目の行およびj番目の列の要素a(i,j)は、i番目のサブシーケンスがクラスタ#jに属する場合には値1をとり、そうでない場合には値0をとる、但し1≦i≦M, 1≦j≦K, Mはサブシーケンスの数であり、Kはクラスタの全数である。図13の例では、時系列データX= [x1,x2,....,xN]のウィンドウ長(サイズ)wとオフセットs(右シフト)の場合、サブシーケンスの数はM=(N-w)/s+1である。
各クラスタ、すなわち、インシデンス行列Aの各列は、イベントまたは状態に対応していてもよい。イベント解析部160は、インシデンス行列Aの各列に関する周期(列方向の周期)を算出する。
イベント解析部160は、列内の1行目からM番目の行までの値1の発生周期を求めることにより、列方向(column-wise)の周期を算出する。イベント解析部160は、算出した列方向の周期を記憶部102に格納する。ここで、2値行列のj番目の列の算出された周期をPjとし、インシデンス行列Aの要素a(i,j)の値を1とし、の要素a(i+Pj,j)の値(i+Pj<=M)が1ではなく0である場合、イベント解析部160は、イベントの欠落を認識し、アラートを発する。インシデンス行列Aでは、行と列が入れ替わってもよく、すなわち、行にクラスタ、列にサブシーケンスがあってもよい。
出力装置104は、欠落イベントを出力する。出力装置104は、欠落イベントを出力するための表示装置を含んでいてもよいし、ネットワークを介して保守要員の端末に欠落イベントを送信するための通信装置を含んでいてもよい。
図2は、本実施形態の動作を説明するフローチャートである。図2を参照して、イベント監視装置100は、消費電流や電力などの電気機器の信号を測定する測定部から波形データを受信する(ステップS1)。
イベント監視装置100は、波形データの前処理を行い、時系列データを生成する(ステップS2)。
イベント監視装置100は、時系列データの周期検出を行う(ステップS3)。
イベント監視装置100は、部分データ時系列クラスタリングを実行する(ステップS4)。
イベント監視装置100は、サブシーケンス時系列クラスタリングの結果に基づいてイベント監視を行う(ステップS5)。
欠落イベントを発見した場合(ステップS6のYes分岐)、イベント監視装置100は、欠落イベント通知を出力する(ステップS7)。
図3は、図1のサブシーケンスクラスタリングモジュール151の動作を説明するフローチャートである。図3を参照して、サブシーケンス生成部130は、周期算出部120で得られた周期に合わせた大きさのスライディングウィンドウを用いて、時系列データからサブシーケンスを生成する(ステップS11)。
サブシーケンス生成部130により時系列データからM個のサブシーケンスが抽出されたと仮定すると、特徴抽出部140は、M個のサブシーケンスの特徴量を算出する(ステップS12〜S15)。
特徴抽出部140は、各サブシーケンスの特徴量として、例えば、ピリオドグラム特徴量、自己相関などのパワースペクトラムや、統計的特徴量(平均値、標準偏差、和、中央値、二乗和など)を算出してもよい。また、特徴抽出部140は、複数種類の特徴量で構成される複数の要素を含む特徴ベクトルを算出してもよい。
クラスタリング部150は、k-meansクラスタリングアルゴリズムなどの教師なしクラスタリングや、階層的クラスタリングを用いて、M個のサブシーケンスの特徴量に基づいて、M個のサブシーケンスを所定の数のグループ(クラスタ)にカテゴライズ(分類)してもよい(ステップS16)。
図4は、イベント解析部160の構成を説明する図である。イベント解析部160は、インシデンス行列生成部161と、列方向周期算出部162と、欠落イベント識別部163とを含む。
図5は、図4のイベント解析部160の動作を説明するフローチャートである。インシデンス行列生成部161は、インシデンス行列(2値行列)を作成する(ステップS21)。図6(A)は、行数M、列数Kのインシデンス行列Aの一例を示す図である。インシデンス行列Aの行と列は、サブシーケンスとクラスタ(グループ)に対応する。行列Aのi番目の行、j番目の列a(i,j) は,i 番目のサブシーケンスがクラスタ j にある場合は値1、そうでない場合は値0となる(但し、1≦i≦M, 1≦j≦k, Mはサブシーケンスの全数、Kはクラスタの数)。ここで、1番目からK番目のクラスタは、それぞれのイベントに対応していると考えられる。
列方向周期算出部162は、インシデンス行列の各列における値1の出現周期を算出する(ステップS22)。より具体的には、列方向周期算出部162は、インシデンス行列Aの各列の要素、例えば1行目からM行目までをスキャンして、値1の発生周期を推定する。
図6(B)は、3列のインシデンス行列Aの一例を示す図である。図6(B)では、第1列目から第3列目までの各列の列ごとの周期は4である。
k-meansクラスタリングでは、一つデータ(サブシーケンス)を一つクラスタに分類し、インシデンス行列Aの同一行の3つの要素のうち一つ要素が1の値をとる。
図6(C)は、図6(B)のインシデンス行列Aに対応し、サブシーケンスのイベントの遷移を示している。図6(C)では、横軸はクラスタ番号、縦軸は特徴量を示している。ここでは、イベント番号がクラスタ番号に対応する。第1及び第2のサブシーケンスは共にクラスタ#1(イベント#1)にクラスタ化され、第3のサブシーケンスはクラスタ#3(イベント#3)にクラスタ化され、第4のサブシーケンスはクラスタ#2(イベント#2)にクラスタ化されている。図6(C)の特徴量を家電製品の消費電力とすると、イベント#1、#2、#3は、それぞれ、家電製品の高電力動作、低電力動作、中間(通常)電力動作に対応させることができる。また、電気機器は、高電力動作、中電力動作、低電力動作からなる動作サイクルを有しており、特に制限されないが、工場の製造ラインに配置された製造装置であってもよい。
欠落イベント識別部163は、イベントが定期的に発生しているか否かを確認する(図5、ステップS23)。欠落イベント識別部163は、インシデンス行列Aにおいて1の値をとるものと期待される要素が、0の値をとる場合に、該当イベントの欠落を識別する。
図6(B)のインシデンス行列Aの場合、第1列の[4*(m-1)+1]または[4*(m-1)+2]番目の行(m=1,2,...,3*m<=M)の要素が値1ではなく値0をとる場合、欠落イベント識別部163は、第1クラスタ(クラスタ#1)にクラスタ化された対応するイベントは発生しなかった、すなわち、欠落したと結論付けできる。同様に、第2列または第3列の[4*(m-1)+3]または[4*(m-1)+4]番目の行の要素が、値1ではなく値0をとる場合、欠落イベント識別部163は、第2クラスタまたは第3クラスタにクラスタ化された対応するイベントは発生しなかった、すなわち、欠落したと結論付けできる。欠落イベント識別部163が欠落イベントを識別した場合、欠落イベント識別部163は、欠落イベントの発生(アラート)を出力装置104に通知してもよい(図5、ステップS24)。出力装置104は、欠落イベントの発生をディスプレイに出力してもよいし、音でアラートを通知してもよい。
列方向周期算出部162が、インシデンス行列Aの列における周期を見つけることができなかった場合、欠落イベント識別部163は、欠落イベント識別を行わず、イベント解析部160は、「イベント周期は見つからず」などのメッセージを出力してもよい。
図1を用いて説明した実施形態では、周期算出部120は、時系列データの周期を求めるために、パワースペクトラム分析のような任意のアルゴリズムを使用することができる。
時系列データが、Tをサンプリング間隔とし、 x(0), x(T), x(2*T),..., x((N-1)*T)で構成されていると仮定する。x(n*T)をx(n)と表示すると、時系列データのDFT(離散フーリエ変換)は以下のように与えられる。
Figure 2021533482
… (1)
ここに、X(k)は周波数k/(T*N)における複素DFT係数である。
IDFT (Inverse DFT) は次式で与えられる。
Figure 2021533482
… (2)
ピリオドグラム I(fk)は 次の式で与えられる。
Figure 2021533482
… (3)
ここに、fはk/(N*T)である。
周期を見つけるために、最大パワースペクトラム密度(最大ピーク)がピリオドグラムに存在する周波数ビンが選択される。最大パワースペクトラム密度(最大ピーク)がk番目のDFTビン(すなわち周波数: fk=k/(N*T))で発生することが見出された場合、このビンは時間ドメインの周期[N*T/k, N*T/(k-1)]に対応する。より長い期間(kの値が小さい場合)のピリオドグラムの分解能は粗となる。時系列データがDFT bin 1/(N*T)の整数倍ではない周波数を持つ場合、この周波数のパワースペクトラムはスペクトル全体に分散している。
時系列データの周期は、時系列データの周期自己相関関数(circular autocorrelation function: ACF)を計算することで推定できる。ラグ1のACFは次式で与えられる。
Figure 2021533482
… (4)
ACFは、パワースペクトラム(power spectrum)
Figure 2021533482
のIDFTによって計算することができる。
以下、時系列データの周期を求めるためのピリオドグラムとACFの組み合わせアルゴリズムについて説明する。図7は、周期算出部120の構成例を示す図である。周期算出部120は、ピリオドグラム算出部121と、ピーク検出部122と、自己相関算出部123と、周期検出部124とを含む。
図8は、RMS値の時系列データ、時系列データのパワースペクトラム、および時系列データの自己相関関数を示す。自己相関関数の第1のピークは、RMS値の時系列データの期間(period)として矢印で示されている。
図9は、周期算出部120の動作を説明するためのフローチャートである。ピリオドグラム算出部121は、時系列データのピリオドグラムを算出する(ステップS30)。
ピーク検出部122は、ピリオドグラムにおける最大パワースペクトラム密度(maximum power spectrum density)を与えるDFTビンを検出する(ステップS31)。
Figure 2021533482
… (5)
ここに
Figure 2021533482
は、(N-1)/2以下の最大の整数を与える。
周期検出部124は、その逆数がパワースペクトラム密度が最大値をとる周波数に対応する時点N*T/kmaxを取得する。時点(ラグ)N*T/kmaxにおけるACFの値:ACF(N*T/kmax)がピーク値(局所最大値)を取る場合(ステップS33のYes分岐)、周期をN*T/kmaxに設定する(ステップS34)。
また、非特許文献1で述べたように、自己相関グラフには振幅が小さいために周期が潜在するが、ピリオドグラムでは周期に対応するピークが非常にはっきりしている(最大ピークをとる)場合もある。 この場合、ピリオドグラムから導き出される周期としてN*T/kmaxを選択することが有効である。
N*T/kmaxのラグにおけるACFの値ACF(N*T/kmax)がピーク値(局所最大値)ではない場合(ステップS34のNo分岐)、周期検出部124は、ACFにおいて、N*T/kmaxをτ1とτ2で挟む時間点(ラグ)であるτ1とτ2に発生する2つの局所最大値を検出する(ステップS35)。一つの局所最大値(相対局所最大値ともいう)を与える時間点(ラグ)τ1、τ2は、いずれも、ピリオドグラムにおける最大ピーク(最大電力)のDFT周波数ビンに対応する時間点であるN*T/kmaxに隣接しており、この時間点(ラグ)τ1、τ2の間にN*T/kmaxが挟まれている。二つの局所最大値を与える時間点(ラグ)τ1とτ2は、必ずしもN*T/kmaxに対して両側にあるとは限らない。周期検出部124は、ACF内の局所的な最大値を見つける際に、ACF内の所定の閾値以上の局所的な最大値を有する一つ又は複数の局所的な最大値を選択してもよい。選択される局所最大値の数は、当然のことながら、2つに限定されない。
周期検出部124は、N*T/kmaxとτ1との間の距離r1と、N*T/kmaxとτ2との間の距離r2とを算出する(ステップS36)。
Figure 2021533482

Figure 2021533482
…(6)
r1≦r2であれば、周期p=τ1、(ステップS38)、そうでなければp=τ2である(ステップS39)。
図10は、周期検出部124の動作を説明するための図である。図10(A)において、パワースペクトラムは、kmax/(N*T)のDFT周波数ビンにピークを有する。周期検出部124は、ACFにおいて、2つの別個の局所最大値(ローカルmaxおよびローカルmaxj+1)を与える時間点(ラグ)τ1およびτ2を、時間点(ラグ)τ1およびτ2で検出する。図10(B)に図示されているように、その間にN*T/kmaxが存在する。図10(B)の例では、r1>r2であるため、周期Pはτ2に設定される。
第1の実施形態では、教師なしクラスタリング(unsupervised clustering)が採用されているが、本発明は教師なしクラスタリングに限定されるものではない。教師なしクラスタリングは、教師ありクラスタリング(supervised clustering)(半教師ありクラスタリング(semi-supervised clustering)や、SVM(サポートベクターマシン)やNN(ニューラルネットワーク)のような教師あり分類(supervised classification)に置き換えてもよい。第2の実施形態では、特に制限されないが、教師付き分類(supervised classification)が採用される。教師付き分類は、分類器をトレーニングするために、ラベル付けされたトレーニングデータのセットを使用する。トレーニングの結果、学習された分類モデルが得られる。
図11は、第2の実施形態の装置100の構成を示す。第1の実施形態のサブシーケンスクラスタリングモジュール151は、教師付きサブシーケンス区分部(supervised subsequence classification module)190に置き換えられる。教師付きサブシーケンス区分部190は、サブシーケンス生成部130と、特徴抽出部140と、分類モデル学習部170と、推定部180とを含む。サブシーケンス生成部130および特徴抽出部140は、第1の実施形態のものと同じである。
分類モデル学習部170は、ラベル付けされた学習データの集合(サブシーケンスの特徴)を用いて学習類モデルを取得する。学習済み分類モデルは、記憶部102に格納される。
推定部180は、学習済みの分類モデルを用いて、解析対象の時系列データからスライディングウィンドウを介して抽出されたサブシーケンスの特徴量の分類(classification)を推定(予測)する。推定部180が分類結果としてラベルを出力した場合、イベント解析部160のインシデンス行列生成部161は、推定部180が出力したラベルを用いてインシデンス行列を生成する。インシデンス行列Aの各列のラベル付けは、インシデンス行列生成部161が行ってもよいし、すなわち、インシデンス行列Aの各列を、それぞれ第1列、第2列、第3列に対応するラベル1、ラベル2、ラベル3のようなラベルで識別してもよい。イベント解析部160における列方向周期算出部162及び欠落イベント識別部163の動作は、第1実施例の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
上記の例示的な実施形態で説明したイベント監視装置100(またはシステム)は、例えば図12に示すように、サーバシステム(またはクラウドシステム)のようなコンピュータシステム上で実装されてもよい。図12を参照すると、コンピュータシステム200は、例えば、サーバシステム(またはクラウドシステム)などのコンピュータシステム上で実施されてもよい。図12を参照すると、サーバシステムなどのコンピュータシステム200は、プロセッサ(中央処理装置)201と、例えば半導体メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的に消去可能でプログラム可能なROM(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等、および/またはハードディスクドライブ(HDD)のうちの少なくとも一つを含む記憶装置を含むメモリ202、I/Oインターフェイス203、204、通信インターフェイス205、I/Oインターフェイス203を介してプロセッサ201に接続される入出力装置206(表示端末)、I/Oインターフェイス204を介してプロセッサ201に接続される記憶装置207とを含む。
コンピュータシステム200は、一つ又は複数のネットワークインターフェイスコントローラ(NIC)を含む通信インターフェイス205を介して、LAN(Local Area Network)および/またはWAN(Wide Area Network)などのネットワーク208に接続することができる。図1または図11のイベント監視装置100の処理を実行するためのプログラムが記憶装置207に記憶されており、プロセッサ201は、例示的な実施形態に従ったイベント監視機能を実現するためのプログラムを実行するために、記憶装置207から、メモリ202に設けられたメインメモリにプログラムを読み出す。
なお、上記特許文献1−4および非特許文献1の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
100 イベント監視装置
101 処理部
102 記憶部
103 入力装置
104 出力装置
110 前処理部
120 周期算出部
130 サブシーケンス生成部
140 特徴抽出部
150 クラスタリング部
151 サブシーケンスクラスタリングモジュール
160 イベント解析部
161 インシデンス行列生成部
162 列方向周期算出部
163 欠落イベント識別部
170 分類モデル学習部
180 推定部
190 教師付きサブシーケンス区分部
200 コンピュータシステム
201 プロセッサ
202 メモリ
203、204 I/Oインターフェイス
205 通信インターフェイス
206 入出力装置
207 記憶装置
208 ネットワーク
本発明はイベント監視装置、方法及びプログラムに関する。
従って、本発明の目的は、時系列データ中の周期的なイベントの正確な検出と欠落イベント(missed event)の識別(同定)を可能とする装置、方法、プログラムを提供することにある。

Claims (13)

  1. 時系列データの周期を計算する周期計算部と、
    前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成するサブシーケンス生成部と、
    前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算する特徴抽出部と、
    前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ又は複数のグループに分類する分類部と、
    前記一つのグループに共通に属する、前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、前記一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を求め、前記一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが見つからない前記サブシーケンスを識別して欠落イベントの検出を実行するイベント解析部と、
    を含むイベント監視装置。
  2. 前記イベント解析部が、
    各要素が、行の前記サブシーケンスと列の各グループとの関係を定義し、前記サブシーケンスが前記グループに分類されている場合には、該列の各グループは値1をとり、そうでない場合は値0をとるインシデンス行列を作成するインシデンス行列作成部と、
    前記インシデンス行列の各列における値1の発生の周期を計算する列単位の周期計算部と、
    前記要素が属する列の周期に基づいて、値1を取ると期待される前記インシデンス行列の要素が値0をとる場合に、欠落イベントを識別する欠落イベント検出部と、
    を含む、請求項1記載のイベント監視装置。
  3. 前記インシデンス行列が、前記サブシーケンスの数を行数とし、前記サブシーケンスが分類されるグループの数を列数とし、
    前記インシデンス行列のi行j列要素は、i番目のサブシーケンスがj番目のグループに分類される場合に値1をとり、そうでない場合には値0をとる(但し、1<=i<=行数、1<=j<=列数)、請求項2記載のイベント監視装置。
  4. 前記分類部が、
    前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ又は複数のグループにクラスタリングするクラスタリング部を含む、請求項1乃至3のいずれか一に記載のイベント監視装置。
  5. 前記分類部が、前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ又は複数のグループに分類するクラシフィケーション部を含む、請求項1乃至3のいずれか一に記載のイベント監視装置。
  6. 前記クラシフィケーション部が、前記周期を有するトレーニングサブシーケンスを用いて分類モデルを学習する分類モデル学習部と、
    前記サブシーケンスが前記サブシーケンスの特徴量に基づいて分類されるグループを、前記分類モデルを用いて推定する推定部と、
    を含む、請求項5記載のイベント監視装置。
  7. 前記周期計算部が、前記時系列データのピリオドグラムおよび前記時系列データの自己相関のうち少なくとも一つを用いて、前記時系列データの周期を算出する、請求項1乃至6のいずれか一に記載のイベント監視装置。
  8. 前記周期算出部が、前記ピリオドグラム中の最大ピークを検出し、前記自己相関において、前記最大ピークに対応するラグと前記ピリオドグラム中の最大ピークの周波数に対応する時刻に隣接する一つ又は複数のラグで発生する一つ又は複数のピークを検出し、前記ピークに対応するラグと前記ピリオドグラム中の最大ピークの周波数に対応する時刻との距離に基づいて、前記ラグを前記周期として選択することを特徴とする、
    請求項7記載のイベント監視装置。
  9. 時系列データの周期を計算し、
    前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成し、
    前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算し、
    前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ以上のグループにカテゴライズし、
    一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を検出し、
    前記一つのグループに共通して属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが見つからない前記サブシーケンスを識別することにより、欠落イベントの検出を行う、イベント監視方法。
  10. 前記サブシーケンスの周期の検出では、
    各要素がサブシーケンスの関係を行において定義し、前記サブシーケンスがグループに分類されている場合は列の各グループは値1をとり、そうでない場合は値0をとるインシデンス行列を作成し、
    インシデンス行列の各列における値1の発生の周期を計算する列ごとの周期を計算し、
    前記欠落イベントの検出は、前記要素が属する列の周期に基づいて、値1を取ると期待される前記インシデンス行列の要素が値0をとる場合に、前記欠落イベントを識別する、請求項9記載のイベント監視方法。
  11. 前記インシデンス行列は、前記サブシーケンスの数を行の数とし、前記サブシーケンスが分類されるグループの数を列の数とし、前記インシデンス行列のi行j列要素の値は、i番目のサブシーケンスがj番目のグループに分類される場合に1となり、そうでない場合には0となること、但し1<=i<=行の数、1<=j<=列の数とすること、
    を特徴とする請求項10記載のイベント監視方法。
  12. 時系列データの周期を計算し、
    前記時系列データから、周期として設定された長さの複数のサブシーケンスを生成し、
    前記複数のサブシーケンスの特徴量を計算し、
    前記複数のサブシーケンスを、前記複数のサブシーケンスの特徴量に基づいて、一つ以上のグループにカテゴライズし、
    一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの発生順序に基づいて、一つのグループに共通に属する前記サブシーケンスの周期を検出し、
    前記一つのグループに共通して属する前記サブシーケンスの周期に応じて発生が期待されるが見つからない前記サブシーケンスを識別することにより、欠落イベントの検出を行う、処理を、コンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 前記サブシーケンスの周期を検出する処理は、
    各要素が、行の前記サブシーケンスと列の各グループとの関係を定義し、前記サブシーケンスが前記グループに分類されている場合には、該列の各グループは値1をとり、そうでない場合は値0をとるインシデンス行列を作成する処理と、
    前記インシデンス行列の各列における値1の発生の周期を列ごとに計算する処理と、
    前記欠落イベントの検出処理は、前記要素が属する列の周期に基づいて、値1をとると期待される前記インシデンス行列の要素が値0をとる場合に、欠落イベントを識別する処理、を含む、請求項12記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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