JP2021531761A - 個別に起動可能な発熱体を備える改善されたエアロゾル発生システム - Google Patents

個別に起動可能な発熱体を備える改善されたエアロゾル発生システム Download PDF

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Abstract

カートリッジ(100)を備えるエアロゾル発生システム(200)が提供される。カートリッジは、配列状に配設された少なくとも4個の個別に起動可能な発熱体(116、118...140)を含むヒーター組立品を備える。発熱体の各々の上にはエアロゾル形成基体がある。システムはまた、カートリッジを係合するように構成されたエアロゾル発生装置(201)を備える。エアロゾル発生装置は、電源(206)および制御回路(212)を含む。制御回路は、エアロゾルを発生させるために、電源から発熱体の各々への電力供給を制御するように構成される。制御回路は、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないように、発熱体を逐次的に起動させるように構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、個別に起動可能な発熱体を備えるエアロゾル発生システムに関する。具体的には、本発明は、個別に起動可能な発熱体を有するカートリッジを備えるエアロゾル発生システムに関する。
WO2005/120614号は、正確で、再現可能および/または制御された量の、ニコチンなどの生理活性物質を送達することを目的とする装置に関する。装置は、発熱体上に配置された物質を有する複数の箔発熱体を含むカートリッジと、箔発熱体に電力を供給するように構成された電源とを備える。使用時に、ユーザーは装置で吸煙し、装置を通る空気の流れを生じさせる。発熱体によって生成される熱は、発熱体上に配置された基体を熱的に気化させる。気化された物質は、空気の気流中で凝縮し、凝縮エアロゾルを形成する。エアロゾルはその後、ユーザーによって吸入される。
WO2005/120614号に開示された装置に関する一つの潜在的な問題は、所与の発熱体上の物質が、空間的に近位の、または空間的に隣接した発熱体の起動によって予熱されうることである。不利なことに、これは、発熱体上の物質の熱分解の可能性を増大させうる。これは、物質を予熱することにより、別の方法で加熱されるよりも物質が長時間加熱されうるため、または、物質を予熱することにより、別の方法で発熱体が達するよりも発熱体が高温に達しうるため、またはその両方のためである。
本発明の目的は、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性が低減される、改善されたエアロゾル発生システムを提供することである。
第一の態様によると、カートリッジを備えるエアロゾル発生システムが提供されている。カートリッジは、配列状に配設された少なくとも4個の個別に起動可能な発熱体を含むヒーター組立品を備える。発熱体の各々の上にはエアロゾル形成基体がある。システムはまた、カートリッジを係合するように構成されたエアロゾル発生装置を備える。エアロゾル発生装置は、電源および制御回路を含む。制御回路は、エアロゾルを発生させるために、電源から発熱体の各々への電力供給を制御するように構成される。制御回路は、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないように、発熱体を逐次的に起動させるように構成される。
本明細書で使用される場合、「配列」という用語は、直線状の配列を指しうる。すなわち、「配列状に配設された発熱体」という用語は、発熱体の単一の列を指しうる。あるいは、「配列」という用語は、二次元の配列を指しうる。すなわち、「配列状に配設された発熱体」という用語は、発熱体の二次元の配列または格子、例えば、単一の平面における、6個の発熱体の二つの隣接した列として配設された12個の発熱体の配列を指しうる。あるいは、「配列」という用語は、三次元配列を指しうる。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体を意味するために使用されうる。揮発性化合物はエアロゾル形成基体を加熱することによって放出されてもよい。エアロゾル形成基体から発生するエアロゾルは、見えても見えなくてもよく、蒸気(例えば、室温では通常液体または固体である物質の気体状態での微粒子)を含んでもよい。エアロゾル形成基体は室温では液体を含んでもよい。エアロゾル形成基体は室温では固体を含んでもよい。
エアロゾル形成基体は室温では固体であってもよく、または固体を含んでもよい。エアロゾル形成基体はニコチン供与源を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、ニコチン供与源と、植物グリセリン、プロピレングリコールおよび酸のうちの少なくとも一つとを含んでもよい。好適な酸は、乳酸、安息香酸、レブリン酸、またはピルビン酸のうちの一つ以上を含みうる。使用時に、植物グリセリン、プロピレングリコール、および酸のうちの一つ以上が、ニコチン供与源からのニコチンと一緒に蒸発しうる。有利なことに、気化された植物グリセリン、プロピレングリコールおよび/または酸は、気化されたニコチンを被覆または包み込みうる。これは、ユーザーに送達される平均エアロゾル粒子サイズを増大させ、したがって、吐出されるエアロゾル粒子が少なくなる可能性が高いため、肺へのニコチン送達の効率を改善しうる。
室温で固体であるエアロゾル形成基体の使用により、有利なことに、保管中のエアロゾル形成基体の漏れまたは蒸発の可能性が低減する。エアロゾル形成基体はまた、より物理的に安定した形態で、したがって、液体エアロゾル形成基体供与源よりも汚染または分解のリスクが低くなるように提供されてもよい。
エアロゾル形成基体は、ゲル、またはペースト、またはゲルとペーストの両方を含みうる。本明細書で使用される場合、ゲルは、定常状態において流動性を呈さない実質的に希釈された架橋系として定義されうる。本明細書で使用される場合、ペーストは粘性のある流体として定義されうる。例えば、ペーストは、静止時に、1PaS、または5PaS、または10PaSよりも大きい動的粘度を有する流体であってもよい。有利なことに、ゲル、ペースト、固体、またはそれらの組み合わせを含むエアロゾル形成基体の使用は、エアロゾル形成基体を保持するための追加的な多孔性基材の必要性を除去しうる。
発熱体それぞれに対して関連するエアロゾル形成基体の部分があってもよい。すなわち、特定の発熱体は、エアロゾル形成基体の特定の部分を加熱するように構成されうる。例えば、発熱体は、該発熱体と接触しているエアロゾル形成基体の層を加熱するように構成されてもよい。
発熱体それぞれと直接接触しているエアロゾル形成基体があってもよい。有利なことに、これは、発熱体からエアロゾル形成基体への熱伝達の効率を増大させうる。
発熱体それぞれは、個別に起動可能である。有利なことに、これは、制御回路が所与の順序の発熱体の起動を実施することを可能にする。
制御回路は、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないように、発熱体を逐次的に起動させるように構成される。有利なことに、これは発熱体の予熱を最小化しうる。すなわち、これは、所与の発熱体が起動される前の所与の発熱体の加熱を最小化しうる。これは、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
この文脈において2個の発熱体とは、2個の発熱体の間に位置する中間発熱体が存在しない場合の「空間的に隣接した発熱体」である。
この文脈において「2個の連続的に起動される発熱体」とは、n番目の発熱体の起動とm番目の発熱体の起動との間に別の発熱体が起動されることなく起動される、単一のカートリッジ内のn番目の発熱体およびm番目の発熱体を指しうる。この文脈において所与の発熱体を「加熱する」とは、所与の発熱体の起動を指す。すなわち、所与の発熱体を加熱することは、発熱体が動作温度に達するように、発熱体に電力を供給することを指す。連続的に加熱される、または起動される発熱体は、異なる喫煙セッション中、例えば、異なる日に加熱されてもよい。有利なことに、2個の空間的に隣接した発熱体を連続的に起動させないことは、発熱体の予熱を最小化しうる。すなわち、これは、電力が発熱体に供給されて発熱体を動作温度まで加熱する前の発熱体の加熱を最小化しうる。
制御回路は、任意の2個の連続的に起動される発熱体の間の最小距離を最大化する順序で発熱体を起動させるように構成されてもよい。所与の数の発熱体について、任意の2個の連続的に起動される発熱体の間の最小距離を最大化する、二つ以上の順序がありうる。有利なことに、これは、電力が所与の発熱体に供給されて発熱体を動作温度まで加熱する前の所与の発熱体の加熱を低減しうる。これは、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
制御回路は、配列における発熱体の第一の発熱体の起動後、配列における後続して起動される発熱体それぞれが、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、発熱体を逐次的に起動させるように構成されうる。この文脈において「可能な限り遠い」とは、可能性のある最大の空間的距離を指しうる。有利なことに、これは、電力が所与の発熱体に供給されて発熱体を動作温度まで加熱する前の所与の発熱体の加熱を低減しうる。これは、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
第二の態様によると、カートリッジを備えるエアロゾル発生システムが提供されている。カートリッジは、配列状に配設された少なくとも3個の個別に起動可能な発熱体を含むヒーター組立品を備える。発熱体の各々の上にはエアロゾル形成基体がある。エアロゾル発生システムはまた、カートリッジを係合するように構成されたエアロゾル発生装置も備える。エアロゾル発生装置は、電源、および制御回路を含む。制御回路は、エアロゾルを発生させるために、電源から発熱体の各々への電力供給を制御するように構成される。制御回路は、配列における発熱体それぞれが、配列における任意の発熱体がn+1回起動されうる前にn回起動されるようなシーケンスで、かつ、該シーケンスにおいて、配列における発熱体の第一の発熱体の起動後、配列における後続して起動される発熱体それぞれが、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、発熱体を起動させるように構成される。
第二の態様によると、制御回路は、配列における発熱体それぞれが、配列における任意の発熱体がn+1回起動される前にn回起動されるようなシーケンスで発熱体を起動させるように構成される。すなわち、配列における任意の発熱体がn+1回起動されうる前に、配列における発熱体それぞれはn回起動されることとなる。有利なことに、これは、起動された発熱体に冷却のための十分な時間を与えうる。これは、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
第二の態様によると、制御回路は、配列における発熱体それぞれが、配列における任意の発熱体がn+1回起動されうる前にn回起動されるようなシーケンスで、かつ、該シーケンスにおいて、配列における発熱体の第一の発熱体の起動後、配列における後続して起動される発熱体それぞれが、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、発熱体を起動させるように構成される。例えば、前に起動された発熱体がない発熱体の配列から開始すると、第一の発熱体が起動された後、起動される次の発熱体(つまり、起動される第二の発熱体)は、第一の起動された発熱体から可能な限り遠い。その後、起動される次の発熱体(すなわち、起動される第三の発熱体は、第二の起動された発熱体から可能な限り遠く、かつ第一の起動された発熱体ではない。このプロセスが、カートリッジ内のすべての発熱体が起動されるまで繰り返される。有利なことに、これは発熱体の予熱を最小化しうる。すなわち、これは、所与の発熱体が起動される前の所与の発熱体の加熱を最小化しうる。これは、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
第二の態様によると、起動される第一の発熱体は、2個の連続的に起動される発熱体が空間的に隣接しないように、制御回路によって選択されうる。
第二の態様によると、起動のシーケンスは、一回、または二回以上の、配列における発熱体それぞれの起動を含みうる。
第二の態様によると、起動の任意のシーケンスは、第二の態様による起動のシーケンスが開始する前に実施されてもよい。例えば、配列が列の開始から列の終了まで、‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’のように逐次的に番号を付された、列状に配設された5個の発熱体を含み、かつ5個の発熱体がそれらの間に一定の間隔を有する場合、起動の順序は、‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’、‘3’、‘1’、‘5’、‘2’、‘4’としうる。この起動の順序では、各発熱体は二回起動され、各発熱体の第二の起動については、配列における後続して起動される発熱体それぞれは、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠い。
第二の態様によると、起動の任意のシーケンスは、第二の態様による起動のシーケンスが開始した後に実施されてもよい。例えば、配列が列の開始から列の終了まで、‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’のように逐次的に番号を付された、列状に配設された5個の発熱体を含み、かつ5個の発熱体がそれらの間に一定の間隔を有する場合、起動の順序は、‘3’、‘1’、‘5’、‘2’、‘4’、‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’としうる。この起動の順序では、各発熱体は二回起動され、各発熱体の第一の起動については、配列における後続して起動される発熱体それぞれは、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠い。
第二の態様によると、配列における発熱体の第一の発熱体の起動は、エアロゾル発生システムがオンになった後の、配列における発熱体のいずれかの第一の起動でありうる。すなわち、配列における第一の発熱体は、エアロゾル発生システムがオンになった後に起動される第一の発熱体でありうる。言い換えれば、制御回路は、配列における任意の発熱体の第一の起動後、配列における各発熱体が一回起動されるまでは、配列における後続して起動される各発熱体が、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いようなシーケンスで、順番に発熱体を起動させるように構成されうる。各発熱体が一回起動された後は、制御回路は、同一の順序の起動を二回目に実施してもよく、または、異なる順序の起動を実施してもよい。
この文脈において「エアロゾル発生システムをオンにする」という用語は、エアロゾル発生システムが、エアロゾルをユーザーに送達することができる状態にあることを指しうる。一例として、エアロゾル発生システムはオンボタンを有してもよく、ユーザーは、電源が発熱体に電力を供給する前にオンボタンを押すことを要求されうる。具体的な例として、ユーザーは、流れセンサーが制御回路と協働して電源から発熱体への電力供給を制御しうるように、流れセンサーがオンになる前にオンボタンを押すことを要求されうる。
奇数個の発熱体が列状に配設される場合、起動される第一の発熱体は、発熱体の列における中間の発熱体でありうる。例えば、列状に配設された5個の発熱体があり、かつこれらの発熱体に列の開始から列の終了まで‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’のように逐次的に番号が付される場合、起動される第一の発熱体は、発熱体‘3’でありうる。
偶数個の発熱体が列状に配設される場合、起動される第一の発熱体は、発熱体の列における二つの中間発熱体のうちの一つでありうる。例えば、列状に配設された6個の発熱体があり、かつこれらの発熱体に列の開始から列の終了まで‘1’、‘2’、‘3’、‘4’、‘5’、‘6’のように逐次的に番号が付される場合、起動される第一の発熱体は、発熱体‘3’または発熱体‘4’のいずれかでありうる。
第二の態様によると、直近に起動された発熱体から可能な限り遠い、2個以上の発熱体がありうる。すなわち、直近に起動された発熱体から等距離にあり、かつすべて直近に起動された発熱体から可能な限り遠い、2個以上の発熱体がありうる。このシナリオでは、直後に起動される発熱体は、直近に起動された発熱体から等距離にある発熱体の中からの任意の選択でありうる。例えば、列の開始から列の終了まで、’1’、’2’、’3’、’4’、’5’のように、逐次的に番号を付された列状に配設された5つの発熱体があり、かつ5つの発熱体がそれらの間に一定の間隔を有し、かつ起動される第一の発熱体が‘3’である場合、起動される第二の発熱体は、発熱体‘1’と発熱体‘5’との間の任意の選択でありうる。別の方法として、制御回路は、基準に基づいて、直後に起動される発熱体を選択してもよい。例えば、制御回路はその後、ユーザーがエアロゾル発生システムで吸煙した時に、カートリッジを通る気流の最も遠い下流にある発熱体を起動させてもよく、あるいは、制御回路はその後、ユーザーがエアロゾル発生システムで吸煙した時にカートリッジを通る気流の最も上流にある発熱体を起動させてもよい。
任意の態様によると、システムは、発熱体を200℃未満、または190℃未満の温度に加熱するように構成されてもよい。有利なことに、これは、発熱体をより高温に加熱することと比較して、発熱体上にあるエアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
カートリッジは、配列状に配設された発熱体を備える。任意の態様によるカートリッジは、少なくとも8個、または少なくとも10個、または少なくとも12個、または少なくとも15個の発熱体を備えてもよい。有利なことに、カートリッジ内の発熱体の数が増えることは、カートリッジが長時間持続することを意味しうる。すなわち、発熱体の数が増えることは、カートリッジを頻繁に交換する必要がないことを意味しうる。
制御回路は、各発熱体を一回だけ起動させるように構成されてもよい。これは、エアロゾル形成基体が再加熱されないため、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。
各発熱体上には所定の量のエアロゾル形成基体がありうる。有利なことに、これは、発熱体が起動される度の、エアロゾル形成基体が加熱される量に対する良好な制御を可能にしうる。一部の実施形態では、所定の量は、単一の吸煙のみに対する十分なエアロゾルを発生させるように構成された量である。すなわち、所与の発熱体上の所定の量のエアロゾル形成基体は、一回の吸煙に対しては十分なエアロゾルを提供しうるが、第二の吸煙に対しては十分なエアロゾルを提供しない場合がある。
他の実施形態では、制御回路は、任意の発熱体を二回目に起動させる前に各発熱体を一回起動させるように構成されてもよい。
発熱体は、任意の適切な方法によって加熱されうる。例えば、発熱体の少なくとも一つ、または各々は、赤外線発熱体、または誘導加熱発熱体もしくはサセプタ、または電気抵抗性のある発熱体、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。
発熱体の少なくとも一つ、または各々が電気抵抗性のある発熱体を備える場合、電気抵抗性のある発熱体は、電気抵抗性材料を含むことが好ましい。適切な電気抵抗性の材料には、ドープされたセラミックなどの半導体、「導電性」のセラミック(二ケイ化モリブデンなど)、炭素、黒鉛、金属、合金、およびセラミック材料製・金属材料製の複合材料が挙げられるが、これに限定されない。こうした複合材料は、ドープされたセラミックまたはドープされていないセラミックを含んでもよい。適切なドープされたセラミックの例としては、ドープ炭化ケイ素が挙げられる。適切な金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル、および白金族の金属が挙げられる。適切な金属合金の例には、ステンレス鋼、ニッケル含有、コバルト含有、クロミウム含有、アルミニウム含有、チタン含有、ジルコニウム含有、ハフニウム含有、ニオビウム含有、モリブデン含有、タンタル含有、タングステン含有、スズ含有、ガリウム含有、マンガン含有、および鉄含有の合金、ならびにニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Timetal(登録商標)、鉄−アルミニウム系合金および鉄−マンガン−アルミニウム系合金が挙げられる。Timetal(登録商標)は、Titanium Metals Corporation(1999 Broadway Suite 4300,Denver Colorado)の登録商標である。複合材料において、電気抵抗性材料は、必要とされるエネルギー伝達の動態学および外部の物理化学的特性に応じて随意に、断熱材料内に包埋、断熱材料内に封入、もしくは断熱材料で被覆されてもよく、またはその逆も可である。発熱体は、二層の不活性材料の間で絶縁された、金属製でエッチング加工が施された箔を含んでもよい。その場合、不活性材料はKapton(登録商標)、全層ポリイミドまたはマイカ箔を含んでもよい。Kapton(登録商標)は、E.I.du Pont de Nemours and Company(1007 Market Street,Wilmington,Delaware 19898,United States of America)の登録商標である。
発熱体の少なくとも一つ、または各々が誘導加熱発熱体を含む場合、発熱体は、一つ以上のサセプタ材料から部分的に、または完全に形成されうる。このような誘導加熱発熱体は、本明細書ではサセプタと称されうる。適切なサセプタ材料には、黒鉛、モリブデン、炭化ケイ素、ステンレス鋼、ニオブ、アルミニウム、ニッケル、ニッケル含有化合物、チタン、および金属材料の複合体が挙げられるが、これらに限定されない。好ましいサセプタ材料は、金属、金属合金または炭素を含む。有利なことに、サセプタ材料は、強磁性材料、例えばフェライト鉄、強磁性鋼またはステンレス鋼などの強磁性合金、強磁性粒子、およびフェライトを含みうる。サセプタ材料はアルミニウムであってもよく、またはアルミニウムを含んでもよい。サセプタ材料は、5%超の強磁性材料もしくは常磁性材料を含むことが好ましく、20%超の強磁性材料もしくは常磁性材料を含むことが好ましく、50%超または90%超の強磁性材料もしくは常磁性材料を含むことがより好ましい。
エアロゾル発生装置またはカートリッジは、有利なことに、使用時に、部分的に、または完全にサセプタを囲む誘導ヒーターを備えてもよい。使用時に、誘導ヒーターは誘導加熱発熱体を誘導加熱する。
エアロゾル発生装置またはカートリッジは、誘導加熱発熱体の少なくとも一部分の周りに配置されたインダクタコイルを含みうる。使用時に、電源および制御回路は、インダクタコイルが交番磁界を発生して誘導加熱発熱体を加熱するように、インダクタコイルに交流電流を提供しうる。
制御回路は、ユーザーの吸入に応答して発熱体に電力を供給するように構成されうる。制御回路は、流れセンサーを含みうる。制御回路は、流れセンサーが、カートリッジを通る気流の流量が起動閾値を超えて増大したことを検出した時に、発熱体に電力を供給するように電源を制御しうる。有利なことに、これにより、ユーザーがエアロゾル発生システムの発熱体の加熱を手動で起動させる必要性が除去される。
制御回路は、一定の時間の間、各発熱体に電力を供給するように電源を制御しうる。例えば、制御回路は、2秒未満、または1秒未満、または0.5秒未満、または0.2秒未満の間、各発熱体に電力を供給するように電源を制御しうる。
別の方法として、制御回路は、流れセンサーがカートリッジを通る気流の流量が停止閾値未満に低減されたことを検出するまで、発熱体に電力を供給するように電源を制御してもよい。
別の方法として、制御回路は、以下の、
流れセンサーが、カートリッジを通る気流の流量が停止閾値未満に低減されたことを検出すること、または一定の時間の間(例えば、2秒、または1秒、または0.5秒、または0.2秒の期間よりも長く)、発熱体に電力が供給されたこと、のうちのいずれかが先に生じるまで、発熱体に電力を供給するように電源を制御してもよい。
発熱体の少なくとも一つ、または各々は、加熱されるように構成されたプレート、またはトレーを含んでもよい。
発熱体の少なくとも一つ、または各々は、加熱されるように構成されたブレードを含んでもよい。
発熱体の少なくとも一つ、または各々は、加熱されるように構成された箔を含んでもよい。
発熱体の少なくとも一つ、または各々は、加熱されるように構成されたメッシュを含んでもよい。メッシュは、電気的に加熱されるように構成されてもよい。メッシュは、誘導加熱されるように構成されてもよい。メッシュは、任意の適切な方法で加熱されるように構成されてもよい。
メッシュは、それ自体と重なり合うように配設された加熱フィラメントを含みうる。加熱フィラメントは、蛇行して、または曲がりくねって、または蛇行かつ曲がりくねってそれ自体と重なり合うように配設されてもよい。
メッシュは複数の加熱フィラメントを含みうる。加熱フィラメントは、それ自体と、または相互に、またはそれ自体かつ相互と重なり合いうる。加熱フィラメントは、蛇行して、または曲がりくねって、または蛇行かつ曲がりくねってそれ自体と、または相互に、またはそれ自体かつ相互に重なり合ってもよい。
メッシュは全体的に織られていてもよい。メッシュは、全体的に不織であってもよい。メッシュは、部分的に織られていてもよく、部分的に不織であってもよい。
メッシュは、160〜600メッシュUS(+/−10%)(すなわち、1インチ当たりのフィラメント数が160〜600個(+/−10%))のサイズのメッシュを形成する加熱フィラメントを含みうる。
メッシュは、複数の穴、または複数のスロット、または複数の隙間、またはそれらの組み合わせを有するシートを含みうる。穴、スロット、および隙間は、規則的なパターンでシートに配設されてもよい。規則的なパターンは、対称的なパターンであってもよい。穴、スロット、および隙間は、不規則なパターンでシートに配設されてもよい。
メッシュは、個別に形成され、その後一緒に編まれ、連結され、または絡み合わされ、またはその他の方法でメッシュに形成される加熱フィラメントを含みうる。
メッシュは、シート材料(箔など)のエッチングによって形成された加熱フィラメントを含みうる。
メッシュは、シート材料をスタンピングすることによって形成される加熱フィラメントを含みうる。
メッシュの開口面積割合は、15%〜60%、または25%〜56%としうる。「メッシュの開口面積割合」という用語は、本明細書ではメッシュの総面積に対する隙間の面積の比を意味するために使用される。「メッシュの開口面積割合」という用語は、実質的に平坦なメッシュの開口面積割合を指しうる。
メッシュは、任意の適切なタイプの織り構造または格子構造を使用して形成されてもよい。
メッシュは実質的に平坦であってもよい。本明細書で使用される「実質的に平坦」という用語は、単一の平面内に形成され、かつ湾曲した形状またはその他の非平面形状に巻かれたりまたはその形状に適合するようになっていなかったりすることを意味するために使用されうる。有利なことに、実質的に平坦なメッシュは、製造時の取り扱いがより簡単にでき、丈夫な構造が与えられる。
有利なことに、メッシュは、エアロゾル形成基体との強化された加熱接触面積を提供しうる。これは箔ヒーター上のエアロゾル形成基体と比較して、発熱体からエアロゾル形成基体への熱伝達の効率を改善しうる。
メッシュは、鋼、好ましくはステンレス鋼から部分的または完全に形成されてもよい。有利には、ステンレス鋼は相対的に導電性、熱伝導性、安価、不活性である。
メッシュは、部分的または完全に、Kanthal(登録商標)、ニッケル−クロム合金、またはニッケルなどの鉄−クロム−アルミニウム合金から形成されてもよい。
メッシュは、複数の隙間を含みうる。エアロゾル形成基体は、隙間内に保持されうる。このようにして、メッシュは、エアロゾル形成基体の分散された貯蔵部を提供しうる。有利なことに、複数の隙間を含むメッシュは、多くの形態のエアロゾル形成基体と互換性がありうる。例えば、複数の間隙を含むメッシュは、液体、ゲル、ペースト、および固体のエアロゾル形成基体と互換性がありうる。
間隙は、10マイクロメートル〜200マイクロメートルの平均幅、または10マイクロメートル〜100マイクロメートルの幅を有しうる。
メッシュは、複数の電気的に接続されたフィラメントから少なくとも部分的に形成されうる。複数の電気的に接続されたフィラメントは、5マイクロメートル〜200マイクロメートルの平均直径、または8マイクロメートル〜200マイクロメートルの平均直径、または8マイクロメートル〜100マイクロメートルの平均直径、または8マイクロメートル〜50マイクロメートルの平均直径を有しうる。
発熱体は、カートリッジがエアロゾル発生装置と係合される時、電源に電気的に接続される電気抵抗性のあるメッシュを含みうる。有利なことに、電気抵抗性のあるメッシュは、誘導加熱メッシュなどの他の形態のメッシュよりも迅速にその動作温度に達しうる。これにより、適切なエアロゾルを発生させるのに必要な時間が低減されうる。さらに、これにより、電力を発熱体に供給する必要がある時間を低減することができ、その結果、発熱体が加熱された時のエアロゾル形成基体の熱分解の可能性が低減しうる。
電気抵抗性のあるメッシュは、電気抵抗性材料を含むことが好ましい。電気的抵抗性のあるメッシュに好適な電気抵抗性材料には、鋼およびステンレス鋼などの金属合金、Kanthal(登録商標)などの鉄−クロム−アルミニウム合金、ニッケル−クロム合金、またはニッケルを含むがこれらに限定されない。
発熱体の各々の上のエアロゾル形成基体は、発熱体の各々の上のエアロゾル形成基体被覆を形成しうる。例えば、ゲルまたはペーストのエアロゾル形成基体は、発熱体の各々の上に被覆されて、発熱体の各々の上に被覆を形成しうる。本明細書で使用される場合、エアロゾル形成基体被覆は、メッシュの隙間内に保持されるエアロゾル形成基体を含みうる。エアロゾル形成基体被覆のうちの一つ、または二つ以上、またはすべては、厚さが30ミクロン未満、例えば、厚さが0.05ミクロン〜30ミクロン未満であってもよい。エアロゾル形成被膜のうちの一つ、または二つ以上、またはすべては、厚さが10ミクロン未満、または厚さが8ミクロン未満、または厚さが5ミクロン未満であってもよい。有利なことに、薄い被覆は、発熱体が加熱される時のエアロゾル形成基体の急速な気化を可能にしうる。さらに、これは、発熱体が加熱される時の、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性を低減しうる。これは、加熱時間の長さとともに基体の熱分解の可能性が増大し、また、厚さが小さい基体ではそれほど長時間発熱体を加熱する必要がないからである。
エアロゾル形成基体は、任意の適切な方法によって発熱体に塗布されうる。エアロゾル形成基体を塗布する方法の適合性は、エアロゾル形成基体の特性、例えばエアロゾル形成基体の粘度に依存しうる。エアロゾル形成基体を塗布する方法の適合性は、被覆の所望の厚さに依存しうる。
エアロゾル形成基体を発熱体に塗布する一つの例示的な方法は、好適な溶媒においてエアロゾル形成基体の溶液を調製することを含む。溶液は、風味化合物などの他の望ましい化合物を含みうる。方法は、溶液を発熱体に塗布することと、その後蒸発によって、または任意の他の好適な方法で溶媒を除去することと、をさらに含む。このような方法に対する溶媒の適合性は、エアロゾル形成基体の組成物に依存しうる。
あるいは、または追加的に、エアロゾル形成基体は、発熱体をエアロゾル形成基体もしくは基体溶液に浸漬することによって、またはスプレー、ブラッシング、印刷、もしくは別の方法でエアロゾル形成基体もしくは基体溶液を発熱体に塗布することによって、発熱体上に被覆されうる。
エアロゾル発生システムは、空気吸込み口および空気出口を画定しうる。流路は、空気吸込み口から空気出口まで画定されうる。使用時に、空気は、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れてもよい。使用時に、空気は、空気吸込み口を通って流れ、その後、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れた後、空気出口を通って流れうる。すなわち、ユーザーが吸煙すると、空気が空気吸込み口を通って流れ、その後、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れた後、空気出口を通って流れうる。
カートリッジはハウジングを備えてもよい。ハウジングは、空気吸込み口および空気出口を画定しうる。流路は、空気吸込み口から空気出口まで画定されうる。使用時に、空気は、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れてもよい。使用時に、空気は、空気吸込み口を通って流れ、その後、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れた後、空気出口を通って流れうる。すなわち、ユーザーが吸煙すると、空気が空気吸込み口を通って流れ、その後、発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れた後、空気出口を通って流れうる。
カートリッジは、発熱体を部分的または完全に囲むハウジングを含みうる。この文脈において「完全に囲む」という用語は、単一の平面内で完全に囲むことを意味するために使用される。例えば、シリンダ内に発熱体を有する開放端シリンダは、発熱体を「完全に囲む」。
カートリッジは、低い熱伝導率を有する材料から少なくとも部分的に形成されるハウジングを含んでもよい。カートリッジは、実質的に完全に、または完全に、低い熱伝導性を有する材料から形成されるハウジングを含んでもよい。例えば、ハウジングの90%超、またはハウジングの実質的にすべてが、2Wm-1-1未満、または1Wm-1-1未満、または0.5Wm-1-1未満、または0.2Wm-1-1未満の熱伝導性を有する材料から形成されてもよい。カートリッジハウジングは、熱伝導率が低いプラスチックから形成されうる。例えば、カートリッジハウジングは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリオキシメチレン(POM)、またはそれらの組み合わせから形成されうる。
有利なことに、低い熱伝導性材料から作製されたハウジングは、発熱体の予熱を最小化するのに役立ちうる。すなわち、低い熱伝導率材料から作製されたハウジングは、加熱されていない発熱体の予熱を最小化するのに役立ちうる。これは、発熱体が加熱された後にハウジング内に保持されうる熱が少ないためである。発熱体の予熱を最小化することにより、発熱体上のエアロゾル形成基体の熱分解の可能性が低減しうる。
カートリッジハウジングは任意の適切な方法によって形成されてもよい。適切な方法としては、深絞り、射出成形、ブリスタリング、吹き込み成形、および押出成形が挙げられるが、これらに限定されない。
エアロゾル発生装置は、カートリッジを係合するように構成される。エアロゾル発生装置は、電源が発熱体の各々に電力を供給できるようにカートリッジを係合するように構成される。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置がカートリッジと係合した時に、カートリッジがエアロゾル発生装置に対して一時的に定位置に固定されるようにカートリッジを係合するように構成されてもよい。すなわち、エアロゾル発生装置がカートリッジと係合すると、カートリッジは、エアロゾル発生装置がカートリッジから係合解除されるまで、エアロゾル発生装置に対して限定的な移動(例えば、移動不能)を有しうる。
エアロゾル発生装置は、任意の好適な方法、例えば、ねじ嵌め、またはラッチ、または締り嵌めを使用してカートリッジを係合するように構成されうる。
カートリッジは、エアロゾル発生装置内に受けられてもよい。
エアロゾル発生システムは、発生されたエアロゾルがそれを通してユーザーによって吸入されるマウスピースを備えうる。カートリッジは、マウスピースを形成するハウジングを含みうる。マウスピースは、空気が、カートリッジ内の発熱体を通過する、発熱体を通り抜ける、または発熱体の周りに流れることなく、エアロゾル発生システムに流入し、マウスピースから流出するような、空気バイパス穴を含みうる。
エアロゾル発生装置は携帯型であってもよい。エアロゾル発生装置は喫煙装置であってもよい。エアロゾル発生装置は従来の葉巻たばこまたは紙巻たばこと匹敵するサイズを有してもよい。喫煙装置の全長は、およそ30mm〜およそ150mmである場合がある。エアロゾル発生装置の外径は、およそ5mm〜およそ30mmの間であってもよい。
一つの態様に関連して説明した特徴は、別の態様に適用可能でありうる。特に、第一の態様に関して説明した特徴は、第二の態様に適用可能であってもよく、かつ逆も可である。
本発明を、添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに記載する。
図1は、本発明によるエアロゾル発生システムで使用するためのカートリッジの分解図である。 図2は、本発明によるエアロゾル発生システムの分解図である。 図3は、本発明によるエアロゾル発生システムの断面図である。
図1は、本発明によるエアロゾル発生システムで使用するためのカートリッジの分解図である。カートリッジ100は、一緒に結合されてカートリッジハウジングを形成しうる、第一のシェル構成要素102および第二のシェル構成要素104を含む。第一のシェル構成要素102および第二のシェル構成要素104が一緒に結合されると、第一のシェル構成要素102の口側端および第二のシェル構成要素104の口側端が、ユーザーの口に挿入するためのマウスピース106を形成する。
カートリッジ100は、カートリッジが組み立てられた時にカートリッジ空気吸込み口110に隣接して位置するカートリッジ空気吸込み口弁108を含む。この実施形態では、カートリッジ空気吸込み口弁108は、その柔軟性のために、弁全体にわたる圧力差に応答して曲がるフラッパ弁である。しかしながら、アンブレラ弁またはリード弁等の任意の好適な弁が使用されてもよい。空気バイパス穴109は、カートリッジ100を通る気流の流量が、カートリッジ空気吸込み口弁108によって制御される流量よりも大きい時に、空気がマウスピース106に入ることを可能にするように、第二のシェル構成要素104内に位置する。例えば、平均的なユーザーは、30L/分〜100L/分の間の流量でカートリッジ100のマウスピース106を吸煙してもよく、その結果、カートリッジ吸込み口弁108は、5L/分〜8L/分の流量を許容しうる。過剰な流量は、空気バイパス穴109に入りうる。
カートリッジ100は、カートリッジコネクター114と複数の電気抵抗性のある発熱体116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140との間の電気的接続を可能にするプリント回路基板(PCB)112をさらに含む。発熱体はそれぞれ、導電性ステンレス鋼メッシュを含む。ステンレス鋼メッシュは、ステンレス鋼フィラメントを織り合わせた網によって形成される。フィラメントは、約40マイクロメートルの直径を有する。メッシュは、エアロゾル形成基体を保持するために、約80マイクロメートルの平均幅を有する複数の隙間を形成する。発熱体は、断熱性のスペーサー142上に取り付けられる。スペーサーは、発熱体をPCB112上に配置された接続点145にはんだ付けすることを可能にする複数の穴144を含む。PCB112は、空気がそれを通って流れうる複数の穴146を含む。
カートリッジ100は、カートリッジ空気吸込み口110を通る気流の流量を測定するように構成された流れセンサー148をさらに含む。
電気的抵抗性のある発熱体の各々は、エアロゾル形成基体で被覆される。この実施形態では、エアロゾル形成基体は、ニコチン供与源を含む。
エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成基体およびメタノール溶媒の溶液を調製し、溶液を発熱体に塗布し、次に溶媒を例えば25°Cの低温で気化させることによって、発熱体上に堆積される。エアロゾル形成基体は、発熱体の隙間内に保持される。
図2は、本発明によるエアロゾル発生システムの拡大図である。エアロゾル発生システム200は、図1に示すカートリッジ100と装置201とを備える。装置201は、第一の装置構成要素202および第二の装置構成要素204を含む。第一の装置構成要素202および第二の装置構成要素204は、一緒に結合されうる。第二の装置構成要素204は、窪み205を含む。システムが組み立てられると、空気は、窪み205を通って、カートリッジ空気吸込み口110の中に流入しうる。
装置201は、ディスプレイ208に接続された電源206と、制御回路212と、電源206および制御回路212をカートリッジ100内の発熱体および流れセンサー148に電気的に接続するための装置コネクター214とをさらに備える。第一の装置構成要素202は、装置201が組み立てられた時に、ディスプレイ208が第一の装置構成要素202の透明窓213を通して見えうるように、透明窓213を含む。ディスプレイ208は、使用された発熱体の量、未使用のままの発熱体の量、現在の喫煙セッション中に送達されるニコチンの量、または今月などの所与の期間内に送達されたニコチンの量などの情報を示しうる。エアロゾル発生システムは、ユーザーが異なるタイプの情報にアクセスすることを可能にするユーザーインターフェース(図示せず)を含む。
この実施形態では、電源206はリチウムイオン電池であるが、使用されうる多くの代替的な好適な電源がある。
図3は、本発明によるエアロゾル発生システムの断面図である。図3に示されるエアロゾル発生システム200は、図2に示されるものと同じである。断面は、カートリッジ内の発熱体を示すために、カートリッジ100を貫通した配置のものとなっている。この断面図では、電源、ディスプレイ、および制御回路は見えない。
使用時に、エアロゾル発生システム200は以下の通り動作する。
ユーザーが、ボタン(図示せず)を使用してシステム200をオンにする。ユーザーが、カートリッジ100のマウスピース106を吸う。これにより、空気の流れが装置窪みを通り、カートリッジ空気吸込み口110を通り、そしてカートリッジ吸込み口弁108を通る。この気流が、流れセンサー148によって検出される。また、空気バイパス穴109を通る空気の流れがありうる。
流れセンサー148が、カートリッジ空気吸込み口110を通る空気の流量が起動閾値よりも大きいことを検出すると、制御回路は、第一の発熱体116に電力を供給するように電源を制御する。これにより、第一の発熱体116のメッシュが約180℃まで加熱される。これにより、第一の発熱体116のメッシュの隙間内に保持されるエアロゾル形成基体が気化し、エアロゾル粒子が形成される。エアロゾル粒子は、ニコチン供与源からのニコチンを含む。
カートリッジ空気吸込み口110を通る気流は、PCB112内の複数の穴146を通って流れる。この気流は次いで、第一の発熱体116を含む発熱体にわたって流れる。気流は、気化されたエアロゾル粒子を同伴してエアロゾルを形成し、エアロゾルはその後、マウスピース106を介してユーザーに送達される。
制御回路は、第一の発熱体116に供給される電力をゼロに低減するように電源を制御する。この実施形態では、電力は、0.5秒の一定の時間の間、発熱体に供給される。
このプロセスは、同じ喫煙セッション中、または複数の喫煙セッション中に繰り返されうる。流れセンサー148が、エアロゾル発生システムにおけるその後の吸煙それぞれを検出した結果、制御回路は、その後の発熱体それぞれに電力を供給するように電源を制御しうる。
この実施形態では、制御回路が、検出された吸煙に応答して発熱体の各々を起動させる順序は以下の通り、116、120、124、128、132、136、140、118、122、126、130、134、138である。2個の空間的に隣接した発熱体は連続的には加熱されない。制御回路212が、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないように発熱体に対して電源206を制御しうる、多くのその他の順序がある。2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されない起動順序を制御回路が実施することができるようにするには、少なくとも4個の発熱体がなければならない。
第二の例示的な起動の順序として、任意の2個の連続的に起動される発熱体の間の最小の空間的距離を最大化することが有利でありうる。したがって、起動の順序は、116、130、118、132、120、134、122、136、124、138、126、140、128としうる。
この文脈において「2個の連続的に起動される発熱体」とは、n番目の発熱体とm番目の発熱体との起動の間に別の発熱体が起動されることなく起動される、単一のカートリッジ内のn番目の発熱体およびm番目の発熱体を指しうる。これは、異なる喫煙セッション、例えば、直近に起動された発熱体とは異なる日における発熱体の起動を含む。
第三の例示的な起動の順序の例として、配列における発熱体の第一の発熱体の起動後、配列における後続して起動される発熱体それぞれが、配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、発熱体を逐次的に起動させることが有利でありうる。したがって、起動の順序は、128、140、116、138、118、136、120、134、122、132、124、130、126としうる。
第四の例示的な起動の順序の例として、配列における発熱体の第一の発熱体の起動後、配列における後続して起動される発熱体それぞれが、一回だけ起動され、かつ配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、発熱体を逐次的に起動させることが有利でありうる。また、第一の起動される発熱体をカートリッジの最も遠い下流に位置させることが有利でありうる。直線状の配列では、これらの利点の両方を達成することは不可能であり、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないことを確実にする。第四の起動の順序は、116、140、118、138、120、136、122、134、124、132、126、130、128としうる。
有利なことに、本明細書に記載の特許請求する発明のすべての実施形態は、エアロゾル形成基体の熱分解の可能性が低減される改善されたエアロゾル発生システムを提供する。

Claims (13)

  1. エアロゾル発生システムであって、
    カートリッジであって、前記カートリッジが、
    配列状に配設された少なくとも4個の個別に起動可能な発熱体を含むヒーター組立品、および、
    前記発熱体の各々の上にあるエアロゾル形成基体を含む、カートリッジと、
    前記カートリッジを係合するように構成されたエアロゾル発生装置であって、前記エアロゾル発生装置が、
    電源、および、
    制御回路を含む、エアロゾル発生装置と、を備え、
    前記制御回路が、エアロゾルを発生するために、前記電源から前記発熱体の各々への電力供給を制御するように構成され、前記制御回路が、2個の空間的に隣接した発熱体が連続的に起動されないように、前記発熱体を逐次的に起動させるように構成される、エアロゾル発生システム。
  2. 前記制御回路が、任意の2個の連続的に起動される発熱体の間の最小距離を最大化する順序で前記発熱体を起動させるように構成される、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
  3. 前記制御回路が、第一の起動された発熱体以外の、前記配列における後続して起動される発熱体それぞれが、前記配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、前記発熱体を逐次的に起動させるように構成される、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
  4. エアロゾル発生システムであって、
    カートリッジであって、前記カートリッジが、
    配列状に配設された少なくとも3個の個別に起動可能な発熱体を含むヒーター組立品、および、
    前記発熱体の各々の上にあるエアロゾル形成基体を含む、カートリッジと、
    前記カートリッジを係合するように構成されたエアロゾル発生装置であって、前記エアロゾル発生装置が、
    電源、および、
    制御回路を含む、エアロゾル発生装置と、を備え、
    前記制御回路が、エアロゾルを発生させるために、前記電源から前記発熱体の各々への電力供給を制御するように構成され、前記制御回路が、前記配列における発熱体それぞれが、前記配列における任意の発熱体がn+1回起動されうる前にn回起動されるようなシーケンスで、かつ、前記シーケンスにおいて、前記配列における前記発熱体の第一の発熱体の起動後、前記配列における後続して起動される発熱体それぞれが、前記配列における直近に起動された発熱体から可能な限り遠いように、前記発熱体を起動させるように構成される、エアロゾル発生システム。
  5. 前記第一の発熱体が、2個の連続的に起動される発熱体が空間的に隣接しないように選択される、請求項4に記載のエアロゾル発生システム。
  6. 前記配列における前記発熱体の前記第一の発熱体の前記起動が、前記エアロゾル発生システムがオンになった後の、前記配列における任意の前記発熱体の第一の起動である、請求項4または5に記載のエアロゾル発生システム。
  7. 前記システムが、前記発熱体の各々を200℃未満の温度に加熱するように構成される、請求項1〜6のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  8. 前記制御回路が、ユーザーの吸入に応答して、前記一つ以上の発熱体のうちの少なくとも一つに電力を供給するように構成される、請求項1〜7のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  9. 前記カートリッジが、少なくとも8個の発熱体を含む、請求項1〜8のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  10. 前記発熱体の各々が、一回だけ起動されるように構成される、請求項1〜9のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  11. 前記発熱体の各々の上に所定の量のエアロゾル形成基体がある、請求項1〜10のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  12. 前記発熱体の各々がメッシュを含み、前記エアロゾル形成基体が前記メッシュと直接接触している、請求項1〜11のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  13. 前記メッシュが、複数の隙間を含み、前記エアロゾル形成基体が前記隙間内に保持される、請求項12に記載のエアロゾル発生システム。
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