JP2021530206A - エアロゾル化可能な配合物 - Google Patents

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Abstract

(i)1種又は複数のエアロゾル形成剤と、(ii)着香剤とを含むエアロゾル化可能な配合物であって、前記着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、エアロゾル化可能な配合物が開示される。また、エアロゾルを形成する方法、収容されたエアロゾル化可能な配合物、電子的エアロゾル供給システム、及び電子的エアロゾル供給システムにおける着香剤としての、アルコール飲料から得られる抽出物の使用であって、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、使用が開示される。【選択図】 なし

Description

発明の分野
本開示は、エアロゾル化可能な配合物、エアロゾル化可能な配合物が収容されている容器、及び前記配合物を組み込んだ電子的エアロゾル送達システム(例えばeシガレット)などの電子的エアロゾル供給システムに関する。
発明の背景
eシガレットなどの電子的エアロゾル送達システムは、一般に典型的にはニコチンを含み、エアロゾルに変えられる液体のリザーバーを備える。使用者がデバイスで吸入する場合、ヒーターが活性化されて少量の液体をエアロゾル化するか気化させ、使用者によって吸入される。eシガレット用の液体はまた、使用者に感覚的経験を提供するために香料成分を含んでいてもよい。一部の事情において、液体は、ニコチンを含まない香料成分を含んでいてもよい。
使用者が利用可能な香料成分の中で、ワイン、ビール、スピリット、リキュール及び混合酒(例えばカクテル)などのアルコール性の香料がある。ニコチン含有液体において使用される場合、これらのアルコール性の香料は使用者に独特の感覚的経験を提供することができる。しかし、現在のところ使用者が利用可能なアルコール性の香料は人工香料である傾向があり、及び/又はかなりの量のエタノールを含むことがある。これは、これらの特色が劣った香料品質、不自然な感覚的経験及び低い消費者満足度をもたらすので問題である。
一態様において
(i)1種又は複数のエアロゾル形成剤と、
(ii)着香剤と
を含む、エアロゾル化可能な配合物であって、前記着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、エアロゾル化可能な配合物が提供される。
本発明は、さらに、エアロゾルを形成する方法であって、本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物を用意するステップと、配合物をエアロゾル化するステップとを含む、方法を提供する。また、本明細書において定義される容器及びエアロゾル化可能な配合物を含む、収容されたエアロゾル化可能な配合物が、本発明によって提供される。
本発明は、さらに、(i)電子的エアロゾル供給システムの使用者による吸入のための液体をエアロゾル化するためのエアロゾル器と、(ii)エアロゾル器に電力供給する電池又はバッテリーを備える電源と、(iii)本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物とを含む、電子的エアロゾル供給システムを提供する。
本発明は、さらに、電子的エアロゾル供給システム(例えばeシガレット)中の着香剤としての、アルコール飲料から得られ、5%v/v未満のエタノールを含む抽出物の使用を提供する。一実施形態において、エアロゾル化可能な配合物は本明細書において定義される配合物である。
詳細な説明
本明細書において論じられるように、本発明は、(i)1種又は複数のエアロゾル形成剤と、(ii)着香剤とを含むエアロゾル化可能な配合物であって、前記着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、エアロゾル化可能な配合物が提供される。
アルコール飲料の香料の複製を目指した薬剤は当業界で文書化されている。それらは、例えば、食品産業において使用され、また、タバコ製品産業界において使用されてきた。しかしながら、そのような着香剤は、本発明におけるようなアルコール飲料から得られた抽出物ではなく、かなりの量のエタノールを含んでいる場合がある。これは、公知の着香剤が、使用者によって吸入される場合、人工の香り及び香料を与え、それらが提供する感覚的経験の観点において低品質であることを意味する。
本発明者らは、アルコール飲料から得られる抽出物であり、約5%v/v未満のエタノールを含む着香剤を組み込むことによって、有意の量のエタノールを包含せずに元のアルコール飲料の香料を保持するエアロゾル化可能な配合物が提供されることを見いだした。有利なことに、そのような配合物は、配合物がエアロゾル化された場合の香料品質の改善、及びエアロゾルを吸入する使用者の感覚的経験により消費者満足を改善する。
参照を容易にするために、本発明のこれら態様及び更なる態様を、好適な項の見出しの下で検討する。当業者によって理解されるように、各項の教示は、問題の項に限定されず、他の項と適宜組み合わせることができる。
着香剤
本明細書において論じられるように、本発明のエアロゾル化可能な配合物は、アルコール飲料から得られた抽出物である着香剤を含む。「着香剤」という用語は、「香料」又は「香味料」と交換して使用されてもよく、これらの用語は、成人消費者用の製品に所望の好み又は香りを生成するために配合物に添加される、現地の規制が認める材料を指す。「着香剤」、「香料」又は「香味料」に対するここでの言及は、単成分香料と多成分香料両方を含む。
「アルコール飲料から得られる抽出物」という表現は、アルコール飲料を含む抽出又は分離工程から得られる生成物又は物質を意味する。抽出物は、任意の適切な形態、例えば、オイル、液体、粉末であってもよい。一態様において、抽出物は液体抽出物である。
抽出又は分離工程は、当業者に知られているが、本発明はこの点に限定されない。したがって、本発明のエアロゾル化可能な配合物に含まれる抽出物は、当業界で知られている任意の抽出又は分離工程によって得られてもよい。
当業界でアルコール飲料から化合物を抽出するのに役立つと知られている1つの方法は、逆浸透である。逆浸透は、浸透圧より大きな静水圧にかけた場合、本来の浸透の方向と反対の方向に多孔質膜を通して溶媒が通過していくプロセスである。アルコール飲料の文脈において、香料及び香りの化合物は、半透膜に通して逆浸透によって飲料(例えばワイン)から典型的には濾過される。水及びエタノールは膜を通り抜けることができるが、香料及び香りの化合物はそれができない。次いで、水/エタノール混合物はエタノールを抽出するために蒸留され、結果として得られた水は、香料及び香りの化合物と再混合されてエタノール含有率が低減された抽出物を与える。
一態様において、本発明のエアロゾル化可能な配合物に含まれる抽出物は、したがって、逆浸透によって得られる。逆浸透を含む適切な抽出工程は、例えば、米国特許第4,999,209号、米国特許第4,888,189号及び欧州特許第0690124号に記載されている。本発明のエアロゾル化可能な配合物に含まれる抽出物は、これらのそのように記載されている方法のうちのいずれから得られてもよい。
一態様において、抽出物は食品等級である。当業者には理解されるように、「食品等級」という用語は、ヒト消費用に無毒で安全な材料を指す。
「アルコール飲料」という用語は、エタノールを含む飲料又は消費可能な液体を意味する。一態様において、抽出物が得られるアルコール飲料は、ワイン、ビール、シャンペン、リカー、スピリット、又はカクテルなどの混合酒からなる群から選択される。一態様において、アルコール飲料は、リカー又はスピリット、例えば、ラム、ブランデー、ジン、ウオッカ、ウイスキー又はテキーラである。別の態様において、アルコール飲料はワインである。
アルコール飲料から得られる抽出物は約5%v/v未満のエタノールを含んでいる。「未満」という用語は、0を含む5%v/v未満の任意の量を意味する。言い換えれば、着香剤はエタノールを含まなくてもよい。%v/vは抽出物の合計体積に対して規定される。
一態様において、抽出物は実質的にエタノールを含まない。「実質的に」という用語は、極微量、すなわち0.1%v/v未満のエタノール、例えば0〜約0.09%v/vのエタノールであることを意味する。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.09%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.08%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.07%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.06%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.05%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.04%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.03%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.02%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.01%v/vのエタノールを含む。
一態様において、抽出物はエタノールを含まない。言い換えれば、抽出物は0%v/vのエタノールを含んでいる。0%v/vの水準は、揮発化合物について適切に感度のよい検出方法によって求められるものであることを、当業者は理解している。
エタノールなどの揮発化合物の定量に適している技法は、当業界で知られている。そのような1つの技法は、質量スペクトル(GC−MS)と結合された気相クロマトグラフィーである。試料は、ジクロロメタンなどの溶媒を用いて希釈し、GCに内標準を添加し、次いで、試料は液体注入法を使用してGC−MSで分析することができる。別の適切な技法は、ヘッドスペース固相マイクロ抽出(SPME)−GC分析である。適切な溶媒及び標準を含むこれらの両技法は当業界で公知であり、試料中のエタノールなどの揮発化合物を定量するために型通りに使用される。
一態様において、着香剤は、約4.9%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約4.5%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約4.0%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約3.5%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約3.0%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約2.5%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約2.0%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約1.5%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約1.0%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.5%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.4%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.3%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.2%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.1%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.05%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。一態様において、着香剤は、約0.01%v/v未満のエタノールを含む抽出物である。
一態様において、抽出物は、抽出物の合計体積を基準にして約0.001〜約4.9%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約4.5%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約4.0%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約3.5%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約3.0%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約2.5%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約2.0%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約1.5%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約1.0%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.5%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.4%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.3%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.2%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.1%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.05%v/vのエタノールを含む。一態様において、抽出物は、約0.001〜約0.01%v/vのエタノールを含む。
着香剤が%v/vのエタノールで規定されるが、当業者は、抽出物が他のアルコールを含み得ることを理解している。言い換えれば、抽出物は、ヒドロキシル官能基が炭素と結合したイソブタノール又はプロパノールなどのエタノール以外の有機化合物を含み得る。
着香剤は任意の量で存在して、エアロゾル化可能な配合物に所望の香料を送達する。着香剤の量はエアロゾル化可能な配合物の合計重量に対して規定される。
一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約10重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約9重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約8重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約7重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約6重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約5重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約4重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約3重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約2重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.8重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.6重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.5重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.4重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.3重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.2重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.1重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約1.0重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約0.75重量%以下の量で存在する。一態様において、着香剤は、約0.5重量%以下の量で存在する。
一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして少なくとも約0.01質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.02質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.03質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.04質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.05質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.06質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.07質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.08質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.09質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.1質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.2質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.3質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.4質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.5質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.6質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.7質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.8質量%の量で存在する。一態様において、着香剤は少なくとも約0.9質量%の量で存在する。
一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約10重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約9重量%の合計量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約8重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約7重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約6重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約5重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約4重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約3重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約2重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.8重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.6重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.5重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.4重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.3重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.2重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.1重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約1.0重量%の量で存在する。
一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.01〜約0.75重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.05〜約0.5重量%の合計量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.1〜約0.4重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.2〜約0.4重量%の量で存在する。一態様において、着香剤は、エアロゾル化可能な配合物を基準にして約0.3〜約0.4重量%の量で存在する。
一態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約5質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約4質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約3質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約2質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.8質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.6質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.5質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.4質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.3質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.2質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.1質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤は、約1%v/v未満のエタノールを含む抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に、約0.01〜約1.0質量%の量で存在する。
別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約5質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約4質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約3質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約2質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.8質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.6質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.5質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.4質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.3質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.2質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.1質量%の量で存在する。別の態様において、着香剤はエタノールを含まない抽出物であり、エアロゾル化可能な配合物中に約0.01〜約1.0質量%の量で存在する。
着香剤は多成分着香剤であっても単成分着香剤であってもよいが、本発明のエアロゾル化可能な配合物はまた、アルコール飲料から得られた抽出物である着香剤を2種以上含むことができることは当業者によって理解されよう。配合物がそのような抽出物を2種以上含む場合、各抽出物は上記の規定された量で含むことができる。
また、本発明のエアロゾル化可能な配合物は、1種又は複数の他の着香剤、すなわちアルコール飲料からの抽出によっては得られない着香剤を含むことができることは当業者によって理解されよう。
そのような着香剤は、カンゾウ、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ハッカ、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、ピーチ、アップル、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ニクズク、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、ハチミツエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カシア桂皮、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セ−ジ、ウイキョウ、ピーマン、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性剤又は刺激剤、糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール又はマンニトール)、及びチャコール、クロロフィル、鉱物、植物性物質などの他の添加剤又は息清涼剤からなる群から選択することができる。それらは、模倣、合成若しくは天然の原料又はそのブレンドであってもよい。それらは、例えば、オイル、液体、粉末の任意の適切な形態のものであってもよい。
本発明のエアロゾル化可能な配合物はまた、1種又は複数の模倣又は合成アルコール着香剤、すなわち、上記のようなアルコール飲料からの抽出によっては得られないアルコール着香剤、例えばアルコール飲料からの抽出によっては得られないドランブイ、バーボン、スコッチ又はウイスキー着香剤を含むことができる。
一態様において、エアロゾル化可能な配合物は模倣又は合成アルコールの着香剤を含まない。この態様においてエアロゾル化可能な配合物中に存在する唯一のアルコール着香剤は、アルコール飲料から得られる抽出物である着香剤であり、上記のように、抽出物は約5%v/v未満のエタノールを含む。
エアロゾル形成剤
本発明のエアロゾル化可能な配合物は1種又は複数のエアロゾル形成剤を含む。エアロゾルは、気体内の、液体、固体又は両方の粒子の懸濁物である。「エアロゾル形成剤」という用語は、着香剤を含む配合物に含まれ、約100〜約250℃の間の温度に加熱された場合、ガス状の形態内で着香剤粒子の懸濁物を形成する化合物を意味する。言い換えれば、エアロゾル形成剤は、配合物を加熱したときの着香剤の懸濁物の形成に関わる。
1種又は複数のエアロゾル形成剤は、グリセリン(グリセリン又はグリセロールとも呼ばれる)、1,3−プロパンジオール、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)及び糖アルコール(例えば、ソルビトール、エチレングリコール、エリトリトール、トレイトール、アラビトール、キシリトール、リビトール、マンニトール、ガラクチトール、フシトール、イジトール、イノシトール、ボレミトール、イソマルト、マルチトール、ラクチトール)からなる群から選択することができる。一態様において、1種又は複数のエアロゾル形成剤は、グリセリン(例えば植物性グリセリン)、1,3−プロパンジオール及びプロピレングリコールから選択される。
一態様において、本発明のエアロゾル化可能な配合物は2種以上のエアロゾル形成剤を含む。
他の成分
本発明のエアロゾル化可能な配合物は1種又は複数のさらなる成分を含んでもよい。これらの成分は、配合物の性質に応じて選択することができる。
一態様において、配合物は活性剤をさらに含む。「活性剤」は、エアロゾルが吸入される場合、対象への生物学的作用を有する薬剤を意味する。1種又は複数の活性剤は、ニコチン、植物性物質及びその混合物から選択されてもよい。1種又は複数の活性剤は、合成か天然の起源であってもよい。活性なものは、タバコ科植物からなどの植物からの抽出物であってもよい。例示の活性剤はニコチンである。
このように、一態様において、本発明は、
(i)1種又は複数のエアロゾル形成剤と、
(ii)着香剤であり、前記着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、着香剤と、
(iii)活性剤と
を含む、エアロゾル化可能な配合物を提供する。
エアロゾル形成剤(複数可)及び着香剤は上記に定義される。
一態様において、活性剤はニコチンである。このように、一態様において、本発明は、
(i)1種又は複数のエアロゾル形成剤と、
(ii)着香剤であり、前記着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、着香剤と、
(iii)ニコチンと
を含む、エアロゾル化可能な配合物を提供する。
エアロゾル形成剤及び着香剤は上記に定義される。
ニコチンは、使用者によって吸入される場合、適切な量が所望の用量に応じて提供することができる。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約6重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約6重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約6重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約6重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8〜約6重量%の量で存在する。
一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約5重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約5重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約5重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約5重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8〜約5重量%の量で存在する。
一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約4重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約4重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約4重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約4重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8〜約4重量%の量で存在する。
一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約3重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約3重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約3重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約3重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8〜約3重量%の量で存在する。
一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.9重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8重量%以下の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約1.9重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約1.8重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.5〜約1.9重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.5〜約1.8重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約1.9重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約1.8重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約1.9重量%の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約1.8重量%の量で存在する。
一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.9重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1.8重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約1.9重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.4〜約1.8重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.5〜約1.9重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.5〜約1.8重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約1.9重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約0.8〜約1.8重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約1.9重量%未満の量で存在する。一態様において、ニコチンは、エアロゾル化可能な配合物の合計重量を基準にして約1〜約1.8重量%未満の量で存在する。
一態様において、エアロゾル化可能な配合物は1種又は複数の酸を含んでいてもよい。幾つかの実施形態において、エアロゾル化可能な配合物はニコチンに加えて1種又は複数の酸(活性剤として)を含んでいてもよい。幾つかの実施形態において、1種又は複数の酸は1種又は複数の有機酸であってもよい。幾つかの実施形態において、1種又は複数の酸は、安息香酸、レブリン酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸及びその混合物からなる群から選択される1種又は複数の有機酸であってもよい。ニコチンと組み合わせて配合物に含まれる場合、1種又は複数の酸は、ニコチンが、プロトン化(モノプロトン化及び/又はジプロトン化など)形態を少なくとも部分的にとる配合物を提供することができる。
一態様において、エアロゾル化可能な配合物は水を含む。水は、配合物中に含まれている濃度によってエアロゾル形成剤(複数可)と識別することができる。
一態様において、水とエアロゾル形成剤の重量比は約0:100〜約35:65である。別の態様において、重量比は約0:100〜約30:70である。別の態様において、重量比は約0:100〜約28:72である。別の態様において、重量比は約0:100〜約25:75である。別の態様において、重量比は約0:100〜約20:80である。別の態様において、重量比は約0:100〜約18:82である。別の態様において、重量比は約0:100〜約15:85である。別の態様において、重量比は約0:100〜約12:88である。別の態様において、重量比は約0:100〜約10:90である。別の態様において、重量比は約0:100〜約8:92である。別の態様において、重量比は約0:100〜約5:95である。別の態様において、重量比は約0:100〜約2:98である。別の態様において、重量比は約0:100〜約1:99である。
一態様において、エアロゾル化可能な配合物は、液体の形態である。
一態様において、エアロゾル化可能な配合物は、ゲルの形態ではない。
方法
本明細書において論じられるように、本発明は、本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物をエアロゾル化するステップを含む、エアロゾルを形成する方法を提供する。
さらなる態様
エアロゾル化可能な配合物は、任意の手段によっても収容されるか、又は送達されてもよい。一態様において、本発明は、(a)容器と、(b)本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物とを含む、収容されたエアロゾル化可能な配合物を提供する。
容器は、例えば溶液の貯蔵又は送達を可能にするために任意の適切な容器であってもよい。一態様において、容器は、電子的エアロゾル供給システムと連結して構成される。容器はボトルであってもよい。容器は、溶液が電子的エアロゾル供給システムに送達することができるように、電子的エアロゾル供給システムと流体連通するように構成されてもよい。上記のように、本開示は、eシガレットなどの電子的エアロゾル供給システムに使用することができる容器に関する。以下の記述の全体にわたって、「eシガレット」という用語が使用されるが、この用語は、電子的エアロゾル供給システムと互換的に使用することができる。
本明細書において論じられるように、本発明の容器は、典型的にはeシガレットへの、又はeシガレット内のエアロゾル化可能な配合物の送達のために提供される。エアロゾル化可能な配合物は、eシガレット内に保持されてもよいし、又はeシガレットを含めた、若しくはeシガレット中の次の使用のための別の容器として販売されてもよい。当業者には理解されることであるが、eシガレットは、典型的にはエアロゾル化可能な配合物のリザーバー、心材料、及びエアロゾル化可能な配合物をエアロゾル化するためのデバイスを含む分離可能なカートマイザーとして知られている用具を含んでいてもよい。幾つかのeシガレットにおいて、カートマイザーは単一ピースデバイスの一部であり、分離可能ではない。一態様において、容器はカートマイザーであるか、又はカートマイザーの一部である。一態様において、容器はカートマイザー又はカートマイザーの一部でなく、タンクなどの容器であり、eシガレットへ、又はeシガレット内でエアロゾル化可能な配合物を送達するために使用することができる。
一態様において、容器はeシガレットの一部である。したがってさらなる態様において、本発明は、電子的エアロゾル供給システムであって、(a)電子的エアロゾル供給システムの使用者による吸入のための配合物をエアロゾル化するエアロゾル器と、(b)エアロゾル器に電力を供給する電池又はバッテリーを備える電源と、(c)本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物とを含む電子的エアロゾル供給システムを提供する。
本発明のエアロゾル化可能な配合物に加えて、それを収容する容器及び電子的エアロゾル供給システムなどのシステムに加えて、本発明は、電子的供給システム(例えばeシガレット)中の着香剤としてアルコール飲料から得られる、約5%v/v未満のエタノールを含む抽出物の使用を提供する。一態様において、抽出物は本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物中にある。
「アルコール飲料から得られる抽出物」、「アルコール飲料」及び「未満」という表現は、上に論じられ、前記開示は、本発明によって提供される使用、並びにエアロゾル化可能な配合物に適用可能である。一態様において、抽出物は、実質的にエタノールを含まない、すなわち抽出物は約0.1%v/v未満のエタノール、例えば0〜約0.09%v/vのエタノールを含んでいる。別の態様において、抽出物はエタノールを含まず、0%v/vのエタノールを含んでいる。
抽出物は、電子的エアロゾル供給システムの使用者に対して所望の香味を送達するために任意の量でも使用されてもよい。抽出物が、本明細書において定義されるエアロゾル化可能な配合物中に含まれている場合、それは、上記に定義されるエアロゾル化可能な配合物の合計重量に対する量で存在する。
本発明の範囲及び趣旨から外れることのない本発明の様々な修正及び変更は、当業者にとって明白であろう。本発明は特定の好ましい実施形態に関して記述したが、特許請求される本発明が、不当にそのような特定の実施形態に限定されるものと理解されるべきでない。実際に、化学又は関連分野の当業者に自明の、本発明を実行する記載の様式の様々な修正は、以下の請求の範囲内になるように意図される。

Claims (15)

  1. i.1種又は複数のエアロゾル形成剤と、
    ii.着香剤と
    を含むエアロゾル化可能な配合物であって、着香剤がアルコール飲料から得られた抽出物であり、抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、エアロゾル化可能な配合物。
  2. 液体である、請求項1に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  3. 2種以上のエアロゾル形成剤を含む、請求項1又は2に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  4. 約1重量%以下の前記着香剤を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  5. 前記抽出物が約0.001〜約4.9%v/vのエタノールを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  6. 前記抽出物が実質的にエタノールを含まない、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  7. 前記アルコール飲料がリカー又はワインである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  8. 前記エアロゾル形成剤が、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール及び糖アルコールからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  9. 水をさらに含み、好ましくは、水と、1種又は複数の前記エアロゾル形成剤の重量比が、約0:100〜約35:65である、請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  10. 活性剤をさらに含み、好ましくは、前記活性剤がニコチンである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物。
  11. エアロゾルを形成する方法であって、
    i.請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物を用意するステップと、
    ii.前記配合物をエアロゾル化するステップと
    を含む、方法。
  12. i.容器と、
    ii.請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物と
    を含む、収容されたエアロゾル化可能な配合物。
  13. i.電子的エアロゾル供給システムの使用者による吸入のための液体をエアロゾルに変えるためのエアロゾル器と、
    ii.エアロゾル器に電力を供給するための電池又はバッテリーを備える電源と、
    iii.請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物と
    を含む、電子的エアロゾル供給システム。
  14. 電子的エアロゾル供給システム中の着香剤としての、アルコール飲料から得られる抽出物の使用であって、前記抽出物が約5%v/v未満のエタノールを含む、使用。
  15. 前記抽出物が、請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な配合物中にある、請求項14に記載の使用。
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