JP2021527990A - 移動通信システムで効率的なパケット重複送信のための方法及び装置 - Google Patents

移動通信システムで効率的なパケット重複送信のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本開示は、5G通信技術及びIoT関連技術を基盤で知能型サービス(例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、ヘルスケア、デジタル教育、小売り業、保安及び安全関連サービスなど)に適用されることができる。本発明の実施例によれば無線通信システムで端末の方法は、基地局からパケット重複送信に対する設定を受信する段階と、前記設定によって同一なパケットを互いに異なるロジカルチャンネルを介して基地局に送信する段階と、予め定められた条件を満足する場合、予め送信されたパケットを破棄してパケット重複送信時点を同期化する段階と、を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、移動通信システムに関し、より具体的に次世代移動通信システムで効率的なパケット重複送信をサポートする方法及び装置に関する。
4G通信システムの商用化以後に増加趨勢にある無線データトラフィック需要を満たすため、改善された5G通信システム又はpre−5G通信システムを開発するための努力が成りつつある。このような理由で、5G通信システム又はpre−5G通信システムは4Gネットワーク以後(Beyond 4G Network)通信システム又はLTEシステム以後(Post LTE)の通信システムと呼ばれている。高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波(mmWave)帯域(例えば、60GHz帯域のような)での具現が考慮されている。超高周波帯域での電波の経路損失の緩和及び電波の伝達距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(Full Dimensional MIMO:FD−MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam−forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。さらに、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは進化された小型セル、改善した小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra−dense network)、機器間の通信(Device to Device communication:D2D)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi−Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が成りつつある。この以外にも、5Gシステムでは進歩されたコーディング変調(Advanced Coding Modulation:ACM)方式であるFQAM(Hybrid FSK and QAM Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)と、進歩された接続技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(non orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
一方、インターネットは人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網から事物などの分散された構成要素の間に情報を取り交わして処理するIoT(Internet of Things、事物インターネット)網に進化しつつある。クラウドサーバーなどとの接続を通じるビックデータ(Bigdata)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭されている。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインターフェース技術、及び保安技術のような技術要素が要求され、最近には事物間の接続のためのセンサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machineo Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が研究されている。IoT環境では接続された事物で生成されたデータを収集、分析して人間の生活に新しい価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供されることができる。IoTは既存のIT(information technology)技術と多様な産業間の融合及び複合を介してスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用されることができる。
これによって、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが行われた。
センサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が5G通信技術がビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されていることである。前述したビックデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が適用されることも5G技術とIoT技術の間のコンバージェンスの一例とすることができる。
一方、次世代移動通信システムではパケット重複送信(packet duplication)を介して低い送信遅延をサポートして高い信頼性を保障することができる。ただ、送信リソースの浪費を発生する問題があり、これを解決するための方法が必要な実情である。
上述した情報は本開示の理解を助けるために背景情報として提示される。本開示に係って前記内容のうちのいずれかが本開示に係って先行技術として適用されるか否かについては、何の決定もされておらず、主張もされていない。
次世代移動通信システムではより低い送信遅延をサポートしてより高い信頼性を保障するためにパケット重複送信をアップリンクとダウンリンクに適用して用いることができる。しかし、パケット重複送信は同一なパケットを重複して送信するから送信リソースを浪費することもでき、データを重複してプロセッシングしなければならない問題がある。
本開示の一実施例によれば、前記言及された問題点及び/又は短所を解決して少なくとも後述される利点を提供することを特徴とする。したがって、本発明は上述した問題点を解決するために効率的にパケット重複送信を操作するためのトランスミッタのプロセッシング方法と基地局でパケット重複送信を応用して効率的に端末に低い送信遅延と高い信頼性を提供する方法などを提案する。
さらに、本開示の追加的な実施例は以下の詳細な説明で部分的に説明され、詳細な説明の部分的な説明から明白で、提示された実施例の実行によって学習されることができる。
前記のような問題点を解決するための本発明の端末の方法であって、基地局からパケット重複送信に対する設定を受信する段階と、前記設定によって同一なパケットを互いに異なるロジカルチャンネルを介して基地局に送信する段階と、予め定められた条件を満足する場合、予め送信されたパケットを破棄してパケット重複送信時点を同期化する段階と、を含むことを特徴とする。
また、前記のような問題点を解決するための本発明の端末であって、送受信部と、及び基地局からパケット重複送信に対する設定を受信し、前記設定によって同一なパケットを互いに異なるロジカルチャンネルを介して基地局に送信し、予め定められた条件を満足する場合、予め送信されたパケットを破棄してパケット重複送信時点を同期化する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明の実施例によれば、次世代移動通信システムでパケット重複送信を効率的に処理することができるトランスミッタのパケット重複データ処理方法を提案して送信リソースの浪費を防止して不必要なデータプロセッシングを防止する。また、パケット重複送信を応用して基地局がデータ送信率を高め、低い送信遅延と高い信頼性を有する制御情報を端末に伝達する。
本開示他の実施例、利点及び顕著な特徴は添付された図面と共にに本開示の多様な実施例を開示する次の詳細な説明から通常の技術者に明らかになるだろう。
本開示の特定実施例の上述した他の態様、特徴及び利点は添付された図面と共に次の説明からより明らかになるだろう。
本発明の一実施例によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本発明の一実施例によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示した図面である。 本発明の一実施例による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本発明の一実施例による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示した図面である。 本開示の一実施例による次世代移動通信システムで本発明の端末がネットワークと接続を設定する時の基地局とRRC接続設定を行う手続きを示した図面である。 本発明の一実施例による次世代移動通信システムでデータ先処理を行う手続きを示した図面である。 本発明の一実施例による次世代移動通信システムでパケット重複送信が設定されて活性化及び非活性化状態で行われる手続きを示した図面である。 本開示の一実施例によってパケット重複送信を適用する場合、データ先処理を行う方法を示す図面である。 本開示の一実施例によってRLC AMベアラーにパケット重複送信が適用された場合、データ先処理を用いる時の発生することができる問題を示した図面である。 本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第1実施例を示した図面である。 本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第1実施例を示した図面である。 本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第2実施例を示した図面である。 本開示の一実施例によって図10乃至12で説明したパケット重複送信方法を行うトランスミッタの動作を示した図面である。 本開示の一実施例によってパケット重複送信を用いた時の2つのRLC階層装置又は2つのデータ送信リンクで発生することができる送信タイミングの不一致を示した図面である。 本開示の一実施例によってRLC UMモードでパケット重複送信を用いる時の発生することができる重複送信時点差の問題を解決するための第1実施例を示した図面である。 本開示の一実施例によって図14で説明したRLC UMモードでパケット重複送信を用いる時の発生することができる重複送信時点差の問題を解決するための第2実施例を示した図面である。 本開示の一実施例によって図15及び図16で説明したパケット重複送信時点の同期化方法を行う端末動作を示した図面である。 本開示の一実施例によってベアラーのデータ送信率を高める方法を示した図面である。 本開示の一実施例によってパケット重複送信が設定されたベアラーに他のデータを送信してベアラーのデータ送信率を高める方法を示した図面である。 本開示の一実施例によってパケット重複送信が設定されたベアラーに他のデータを送信してベアラーのデータ送信率を高める方法を示した図面である。 本開示の一実施例によって次世代移動通信システムでサポートするMAC PDUの構造を示す図面である。 本開示の一実施例によって基地局がMAC制御情報を重複して送信する方法を示した図面である。 本開示の一実施例によって基地局がMAC制御情報を重複して送信する方法を示したフローチャートである。 本開示の一実施例による端末の構造を図示した。 本開示の一実施例による無線通信システムでTRPのブロック構成を図示する。
図面全体にかけて、同一な参照番号は同一又は類似の要素、特徴及び構造を示すのに用いられるということが理解されるだろう。
添付された図面を参照した以下の説明は請求範囲及びその均等物によって定義された本開示の多様な実施例の包括的な理解を助けるために提供される。その理解を助けるための多様な特定詳細事項を含むが、これらはただ例示的なことで見なされる。したがって、本開示の範囲及び思想を逸脱しない限り本明細書で説明された多様な実施例の多様な変更及び修正が成ることができることは通常の技術者に自明である。さらに、よく知られた機能及び構造に対する説明は明瞭性及び簡潔性のために省略されることができる。
以下の説明及び請求範囲で用いられた用語及び単語は文言的な意味に限定されず、本開示内容の明確でかつ一貫された理解を可能にするために発明者によって用いられる用語であれば良い。したがって、本開示の多様な実施例に対する次の説明は添付された請求範囲及びこの均等物によって定義された内容を制限する目的ではなくただ、例示の目的で提供されるということは通常の技術者に明白である。
単数形式“a”、“an”及び“the”は文脈が明白に異なるように指示しない限り複数対象を含むことが理解されることができる。したがって、例えば、“構成要素表面”に対する言及はこのような表面のうちの一つ以上に対する言及を含むことができる。
以下で本開示を説明するにおいて関連される公知構成又は機能に対する具体的な説明が本開示の要旨を不必要にすることができると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。以下、添付された図面を参照して本開示の実施例を説明する。
以下、説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体の間のインターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられることができる。
以下、説明の便宜のために、本発明は3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義している用語及び名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。本発明でeNBは説明の便宜のためにgNBと混用されて用いることができる。すなわち、eNBで説明した基地局はgNBを示すことができる。また、端末という用語は携帯電話、NB−IoT機器、センサーだけではなく他の無線通信機器を示すことができる。
図1は、本発明の一実施例によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図1を参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)105、110、115、120とMME(125、mobility management entity)及び S−GW(130、serving−gateway)から構成される。ユーザ端末(user equipment、以下、UE又は端末)135はENB105〜120及びS−GW130を介して外部ネットワークに接続する。
図1でENB105〜120はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。ENBは UE135と無線チャンネルで接続されて既存ノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含むすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB105 〜 120が担当する。一つのENBは通常多数のセルを制御する。
例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重方式(orthogonal Frequency division multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術で用いる。また、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(adaptive modulation&coding、以下、AMCと言う)方式を適用する。
S−GW130はデータベアラーを提供する装置であり、MME125の制御によってデータベアラーを生成したり除去する。
MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。
図2は、本発明の一実施例によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示した図面である。
図2を参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれパケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol:PDCP)205、240、無線リンク制御(radio link control:RLC)210、235、媒体接続制御(medium access control:MAC)215、230から構成される。
PDCP205、240はIP ヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は以下のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(transfer of user data)
−順次的伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDC Pre−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(for split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(timer−based SDU discard in uplink。)
RLC210、235はPDCP PDU(packet data unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は以下のように要約される。
−データ送信機能(transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(error correction through ARQ(only for AM data transfer))
−接合、分割、再組み立て機能(concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(re−segmentation of RLCdata PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(reordering of RLCdata PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC215、230は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUを MAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は以下のように要約される。
−マッピング機能(mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(scheduling information reporting)
−HARQ機能(error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(transport format selection)
−パディング機能(padding)
物理階層220、225は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで造って無線チャンネルで送信したり、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図3は、本発明の一実施例による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図3を参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5g)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(new radio node B、以下、NR gNB又はNR基地局)310とNR CN(305、New Radio Core Network)から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)315はNR gNB310及びNR CN305を介して外部ネットワークに接続する。
図3でNR gNB310は既存のLTEシステムのeNB(evolved node B)に対応される。NR gNBはNRUE315と無線チャンネルで接続されて既存ノードBより越等なサービスを提供することができる。
次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR gNB310が担当する。一つのNR gNBは通常の多数のセルを制御する。
現在のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存の最大帯域幅以上を有することができ、OFDM方式を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が採用されることができる。また、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式とチャンネルコーディング率を決定するAMC方式を適用する。
NR CN305は移動性サポート、ベアラー設定、サービス品質(quality of service:QoS)設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME325とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存基地局であるeNB330と接続される。
図4は、本発明の一実施例による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示した図面である。
図4を参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれのNRサービスデータ適応プロトコル(service data adaptation protocol:SDAP)401、445、NR PDCP405、440、NR RLC410、435、NR MAC415、430から構成される。
NR SDAP401、445の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ユーザデータの伝達機能(transfer of user plane data)
−アップリンクとダウンリンクに対してQoS flowとデータベアラーのマッピング機能(mapping between a QoS flow and a DRB for both DL and UL)
−アップリンクとダウンリンクに対してQoS flow IDをマーキング機能(marking QoS flow ID in both DL and UL packets)
−アップリンクSDAP PDUに対してrelective QoS flowをデータベアラーにマッピングさせる機能(reflective QoS flow to DRB mapping for the UL SDAP PDUs)。
前記SDAP階層装置(又は、SDAPエンティティー)に対して端末はRRCメッセージで各PDCP階層装置(又は、PDCPレイヤー)別で又はベアラー別で又はロジカルチャンネル別でSDAP階層装置のヘッダーを用いるか否か、若しくはSDAP階層装置の機能を用いるか否かが設定されることができる。また、SDAPヘッダーが設定された場合、SDAPヘッダーのNAS QoS反映設定1ビットインジケーター(NAS reflective QoS)とAS QoS反映設定1ビットインジケーター(AS reflective QoS)は端末がアップリンクとダウンリンクのQoS flowとデータベアラーに対するマッピング情報を更新又は再設定することができるように指示することができる。前記SDAPヘッダーはQoSを示すQoS flow ID情報を含むことができる。前記 QoS情報は円滑なサービスをサポートするためのデータ処理優先順位、スケジューリング情報などで用いられることができる。
NR PDCP405、440の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(transfer of user data)
−順次的伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次的伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(duplicate detection of lower layer SDUs)
−再送信機能(retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink)t
前記でNR PDCP装置の順序再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)を基盤に順に再整列する機能を意味し、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは手順を考慮せず直ちに伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC410、435の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(transfer of upper layer PDUs)
−順次的伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次的伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(error correction through ARQ)
−接合、分割、再組み立て機能(concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(duplicate detection)
−エラー探知機能(protocol error detection)
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を意味し、元々一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組み立てて伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN又はPDCP SNを基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始される前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。また、前記でRLC PDUを受信する順に(シーケンス番号の順序とは関係なく、到着する順に)処理してPDCP装置で順序とは関係なく(Out−of sequence delivery)伝達することもでき、segmentの場合にはバッファーに記憶されているか追後に受信されるsegmentを受信して完全な一つのRLC PDUに再構成した後、処理してPDCP装置へ伝達することができる。
前記NR RLC階層は接合(concatenation)機能を含まないこともあって前記機能をNR MAC階層で行うかNR MAC階層の多重化(multiplexing)機能で取り替えることができる。
前記でNR RLC装置の非順次的伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順序とは関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能を意味し、元々一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組み立てて伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録しておく機能を含むことができる。
NR MAC415、430は一つの端末に構成された多くのNRRLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(scheduling information reporting)
−HARQ機能(error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層420、425は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで造って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
図5は、本開示の一実施例による次世代移動通信システムで本発明の端末がネットワークと接続を設定する時の基地局とRRC接続設定を行う手続きを示した図面である。
図5で基地局はRRC接続モードでデータを送受信する端末が所定の理由、或いは一定時間の間のデータの送受信がなければRRC接続解除(RRCConnectionRelease)メッセージを端末に送信して端末をRRCアイドルモードで転換することができる(501)。
追後に現在接続が設定されていない端末(以下、idle mode UE)は送信するデータが発生すると、基地局とRRC接続設立(RRC connection establishment)過程を行う。端末はランダムアクセス過程を介して基地局と逆方向送信同期を確立してRRC接続リクエスト(RRCConnectionRequest)メッセージを基地局で送信する(505)。前記メッセージには端末の識別子と接続を設定しようとする理由(establishmentCause)などが収納される。
基地局は端末がRRC接続を設定するようにRRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージを送信する(510)。前記メッセージには各ロジカルチャンネル別の設定情報又はベアラー別の設定情報又はPDCP階層装置の設定情報又はRLC階層装置の設定情報又はMAC階層装置の設定情報が含まれることができる。また、基地局は前記メッセージを介してPDCP階層装置の設定情報とベアラー識別子又はロジカルチャンネル識別子又はロジカルチャンネルとセル(周波数)の間のマッピング情報又はセルグループ設定情報又は二重接続に用いるしきい値などを設定して二重接続(dual connectivity)とキャリアアグリゲーション(carrier aggregation)などを端末に設定することができる。また、基地局は前記メッセージを介して端末にアップリンク又はダウンリンクパケット重複送信を設定するためにPDCP装置設定情報で2つのRLC階層装置を設定することができ、第1RLC階層装置(primary RLC entity)と第2RLC階層装置(secondary RLC entity)をロジカルチャンネル識別子又はインジケーターと指定することができる。そして、前記でパケット重複送信はキャリアアグリゲーション又は二重接続で用いられることができる。
また、基地局は前記メッセージを介してパケット重複送信が設定されたベアラー(例えば、SRB(signaling radio bearer)又はDRB(data radio bearer))の初期状態を活性化状態又は非活性化状態で設定することができる。また、前記メッセージに含まれたSDAP階層装置の設定情報又はPDCP階層装置設定情報を介してQoS flowとベアラーの間にマッピング情報が設定されることができ、SDAP階層装置は前記マッピング情報を用いて上位階層装置から受信したデータを前記マッピングによって設定されたPDCP階層装置でデータを伝達することができる。また、前記メッセージにはRRC接続構成情報などが収納される。RRC接続はSRBとも言い、端末と基地局の間の制御メッセージであるRRCメッセージ送受信に用いられる。
RRC接続を設定した端末はRRC接続セットアップ完了(RRCConnetionSetupComplete)メッセージを基地局へ送信する(515)。前記RRCConnetionSetupCompleteメッセージには端末が所定のサービスのためのベアラー設定を接続管理機能(access management function:AMF)又はMMEにリクエストするサービスリクエスト(SERVICE REQUEST)という制御メッセージが含まれている。
基地局はRRCConnetionSetupCompleteメッセージに収納されたSERVICE REQUESTメッセージをAMF又はMMEで送信して(520)、AMF又はMMEは端末がリクエストしたサービスを提供するか否かを判断する。判断結果、端末がリクエストしたサービスを提供することに決定すると、AMF又はMMEは基地局に初期コンテキストセットアップリクエスト(INITIAL CONTEXT SETUP REQUEST)メッセージを送信する(525)。前記メッセージにはDRB設定時に適用するQoS情報、そしてDRBに適用する保安関連情報(例えば、security key、security algorithm)などの情報が含まれる。
基地局は端末と保安を設定するために保安モードコマンド(securitymodecommand)メッセージ530を送信し、保安モード完了(SecurityModeComplete)メッセージ535を受信する。
保安設定が完了されると、基地局は端末にRRC接続再設定(RRCConnectionReconfiguration)メッセージを送信する(540)。前記メッセージには各ロジカルチャンネル別の設定情報又はベアラー別の設定情報又はPDCP階層装置の設定情報又はRLC階層装置の設定情報又はMAC階層装置の設定情報が含まれることができる。また、基地局は前記メッセージを介してPDCP階層装置の設定情報とベアラー識別子又はロジカルチャンネル識別子又はロジカルチャンネルとセル(周波数)の間のマッピング情報又はセルグループ設定情報又は二重接続に用いるしきい値などを設定して二重接続とキャリアアグリゲーションなどを端末に設定することができる。また、基地局は前記メッセージを介して端末にアップリンク又はダウンリンクパケット重複送信を設定するためにPDCP装置設定情報で2つのRLC階層装置を設定することができ、第1RLC階層装置と第2RLC階層装置をロジカルチャンネル識別子又はインジケーターと指定することができる。そして、前記でパケット重複送信はキャリアアグリゲーション又は二重接続で用いられることができる。
また、基地局は前記メッセージを介してパケット重複送信が設定されたベアラー(例えば、SRB又はDRB)の初期状態を活性化状態又は非活性化状態で設定することができる。また、前記メッセージに含まれたSDAP階層装置の設定情報又はPDCP階層装置設定情報を介してQoS flowとベアラーの間にマッピング情報が設定されることができ、SDAP階層装置は前記マッピング情報を用いて上位階層装置から受信したデータを前記マッピングによって設定されたPDCP階層装置でデータを伝達することができる。
また、前記メッセージにはユーザデータが処理されるDRBの設定情報が含まれ、端末は前記情報を適用してDRBを設定して基地局にRRC接続再設定完了(RRCConnectionReconfigurationComplete)メッセージを送信する(545)。
端末とDRB設定を完了した基地局はAMF又はMMEに初期コンテキストセットアップ完了(INITIAL CONTEXT SETUP COMPLETE)メッセージを送信して接続を完了することができる(550)。
前記過程が全部完了されると、端末は基地局とコアネットワークを介してデータを送受信する(555、560)。
このように一般的なデータ送信過程は大きくRRC接続設定、保安設定、DRB設定の3段階から構成される。また、基地局は所定の理由で端末に設定を新たにしたり追加したり変更するためにRRC接続再設定(RRC Connection Reconfiguration)メッセージを送信することができる(565)。前記メッセージには各ロジカルチャンネル別の設定情報又はベアラー別の設定情報又はPDCP階層装置の設定情報又はRLC階層装置の設定情報又はMAC階層装置の設定情報が含まれることができる。また、基地局は前記メッセージを介してPDCP階層装置の設定情報とベアラー識別子又はロジカルチャンネル識別子又はロジカルチャンネルとセル(周波数)の間のマッピング情報又はセルグループ設定情報又は二重接続に用いるしきい値などを設定して二重接続とキャリアアグリゲーションなどを端末に設定することができる。
また、基地局は前記メッセージを介して端末にアップリンク又はダウンリンクパケット重複送信を設定するためにPDCP装置設定情報で2つのRLC階層装置を設定することができ、第1RLC階層装置(primary RLC entity)と第2RLC階層装置(secondary RLC entity)をロジカルチャンネル識別子又はインジケーターと指定することができる。そして、前記でパケット重複送信はキャリアアグリゲーション又は二重接続で用いられることができる。
また、基地局は前記メッセージを介してパケット重複送信が設定されたベアラー(例えば、SRB又はDRB)の初期状態を活性化状態又は非活性化状態で設定することができる。また。前記メッセージに含まれたSDAP階層装置の設定情報又はPDCP階層装置設定情報を介して QoS flowとベアラーの間にマッピング情報が設定されることができ、SDAP階層装置は前記マッピング情報を用いて上位階層装置から受信したデータを前記マッピングによって設定されたPDCP階層装置でデータを伝達することができる。
図6は、本発明の一実施例による次世代移動通信システムでデータ先処理を行う手続きを示した図面である。
図6でデータ先処理601を行う手続きを示す。前記データ先処理はSDAP階層装置(又はSDAPエンティティー)又はPDCP階層装置(又はPDCPエンティティー)又はRLC階層装置(又はRLCエンティティー)又はMAC階層装置(又は、MACエンティティー)でデータに対して行うデータ処理をアップリンク送信リソースを受信する前に予め行うことを意味する。
前記で予め処理するデータ処理は各階層装置のヘッダーを構成するか各階層装置の機能を行うことを意味することができる。例えば、SDAP階層装置が設定されると、SDAP階層装置は上位階層から受信したデータに対してSDAPヘッダーを構成して前記データのQoS flowにマッピングされたベアラーに該当するPDCP階層装置でデータを伝達することができる。そして、前記PDCP階層装置はもし、ヘッダー圧縮(ROHC、robust header compression)が設定された場合、前記データのSDAPヘッダーを除いたPDCP SDUの上位階層ヘッダーに対してヘッダー圧縮を行い、無欠性保護(integrity protection)が設定された場合、PDCPヘッダーを生成してこれを考慮して無欠性保護を行い、PDCP SDUに対して暗号化(ciphering)を行ってPDCPシーケンス番号を割り当てたPDCPヘッダー605を接合して下位RLC階層装置でデータを伝達することができる。
そして、前記RLC階層装置は分割情報(segmentation information:SI)フィールドを設定してRLCシーケンス番号を割り当ててRLCヘッダー610を構成して接合して下位MAC階層装置へ伝達し、前記 MAC階層装置はMACヘッダーのLフィールドとロジカルチャンネル識別子を設定してMACヘッダー615を接合してデータを予め構成することができる(620)。
また他の方法で前記データ先処理手続きはPDCP階層装置でヘッダー圧縮、無欠性検証、暗号化手続きを行い、PDCPヘッダーとRLCヘッダーとMACヘッダーを別に生成することができる。すなわち、RLC階層装置やMAC階層装置でデータを伝達しなくてもヘッダーを予め生成することができ、アップリンク送信リソースを受信した時のヘッダーをアップデートし、ヘッダーとデータを接合して一つのMAC PDUを構成することができる。
もし、アップリンク送信リソース625を受信すると、端末はアップリンク送信リソースに当たるように予めデータ先処理されたデータを入れて送信するデータ(MAC PDU)を構成し、もし、アップリンク送信リソースが不足であれば最後に前記MAC PDUに含まれるデータに対して分割(segmentation)手続きを行ってRLCヘッダーのSIフィールドをアップデートし、第1セグメントではない場合、SOフィールドを追加することができ(630、635)、分割動作によって減った長さに対してMACヘッダーのLフィールド値をアップデートして前記アップリンク送信リソースのサイズにあうMAC PDUを構成して下位PHY階層装置に送って送信することができる。
図7は、本発明の一実施例による次世代移動通信システムでパケット重複送信が設定されて活性化及び非活性化状態で行われる手続きを示した図面である。
端末は基地局から前記図5で説明したようにRRCメッセージを介してパケット重複送信に対する設定を受信すると、パケット重複送信を用いることができる。
前記パケット重複送信がキャリアアグリゲーションで設定された場合、前記パケット重複送信が設定されたベアラー又はPDCP階層装置に対して2つのRLC階層装置、すなわち、第1RLC階層装置(primary RLC entity、705)と第2RLC階層装置(secondary RLC entity、710)が設定されることができる。
そして、もしパケット重複送信が非活性化されていると、アップリンク送信でPDCP階層装置は第1RLC階層装置705にだけパケットを送信し、第2RLC階層装置では送信しない。
もし、パケット重複送信が活性化されていると、アップリンク送信でPDCP階層装置は下位2つのRLC階層装置(第1RLC階層装置と第2RLC階層装置)で同一なパケットを重複してそれぞれ送信することができる。すなわち、PDCP階層は一つのパケットを第1RLC階層装置へ伝達し、前記パケットを複製して同一なパケットを第2RLC階層装置へ伝達することができる。
前記でキャリアアグリゲーションでパケット重複送信が設定され、活性化された場合、MAC階層装置715は互いに異なるロジカルチャンネル識別子を有する第1RLC階層装置と第2RLC階層装置からそれぞれの伝達されたデータを互いに異なるキャリアを介して送信することができる。
前記手続きはアップリンクデータ送信に関するものであり、ダウンリンクデータ受信に対して端末はパケット重複送信が適用されたダウンリンクデータを常に受信するべきである。すなわち、アップリンクパケット重複送信が非活性化されていてアップリンクデータを第2RLC階層装置で重複して伝達することはできなくても第2RLC階層装置710はダウンリンクデータをMAC階層装置から受信して処理してPDCP階層装置へ伝達しなければならない。
すなわち、キャリアアグリゲーションでパケット重複送信が設定されて活性化された場合、端末はアップリンクデータをPDCP階層装置で重複して第1RLC階層装置と第2RLC階層装置へ伝達することができ、キャリアアグリゲーションでパケット重複送信が設定されて非活性化された場合、端末はアップリンクデータをPDCP階層装置で重複手続きを行わず、第1RLC階層装置にだけデータを伝達することができる。前記でパケット重複送信の活性化及び非活性化状態の設定はMAC制御情報(MAC control element:MAC CE)で決定されることもできる。
前記パケット重複送信が二重接続で設定された場合、前記パケット重複送信が設定されたベアラー又はPDCP階層装置に対して2つのRLC階層装置、すなわち、第1RLC階層装置(primary RLC entity、716)と第2RLC階層装置(Secondary RLC entity、720)が設定されることができる。
そして、もしパケット重複送信が非活性化されていると、アップリンク送信でPDCP階層装置は第1RLC階層装置と第2RLC階層装置でパケットを伝達するが、データを重複して送信せずスプリットベアラー(split bearer)の動作のように互いに異なるデータをそれぞれ第1RLC階層装置と第2RLC階層装置へ伝達することができる。
もし、パケット重複送信が活性化されていると、アップリンクでPDCP階層装置は下位二つのRLC階層装置(第1RLC階層装置と第2RLC階層装置)で同一なパケットを重複してそれぞれ送信することができる。すなわち、PDCP階層装置は一つのパケットを第1RLC階層装置へ伝達し、前記パケットを複製して同一なパケットを第2RLC階層装置へ伝達することができる。
前記で二重接続でパケット重複送信が設定され、活性化された場合、各 MAC階層装置(725、730)は各RLC階層装置から伝達受けたデータを互いに異なる基地局へ送信することができる。
前記手続きはアップリンクデータ送信に関するものであり、ダウンリンクデータ受信に対して端末はパケット重複送信が適用されたダウンリンクデータを常に受信するべきである。
すなわち、二重接続でパケット重複送信が設定されて活性化された場合、端末はアップリンクデータをPDCP階層装置で重複して第1RLC階層装置と第2RLC階層装置へ伝達することができ、二重接続でパケット重複送信が設定されて非活性化された場合、端末はアップリンクデータをPDCP階層装置で重複手続きを行わず、スプリットベアラーのように互いに異なるデータを第1RLC階層装置と第2RLC階層装置へ伝達することができる。前記でパケット重複送信の活性化及び非活性化状態の設定はMAC制御情報で決定されることもできる。
本発明の次で提案するパケット重複送信での効率的なデータ処理方法はキャリアアグリゲーションにパケット重複送信が用いられる場合と二重接続にパケット重複送信が用いられる場合にいずれも適用されることができる。
図8は、本開示の一実施例によってパケット重複送信を適用する場合、データ先処理を行う方法を示す図面である。
トランスミッタ(基地局又は端末)はパケット重複送信が設定されると、PDCP階層装置805は受信されたデータを重複処理し、各RLC階層装置とMAC階層装置でデータ先処理を実行(820、825)することができる。すなわち、PDCP階層装置はPDCPシーケンス番号を各データに割り当てることができ、各RLC階層装置は各RLCシーケンス番号を割り当てることができる。前記で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で用いられるRLCシーケンス番号は同じではないこともあり、各RLC階層装置から独立的に各RLCシーケンス番号が割り当てられる。例えば、PDCP シーケンス番号1番から50番まで該当するデータが複製されて第1RLC階層装置810と第2RLC階層装置815で伝達されると、第1RLC階層装置は前記51個のデータに対して第1RLCシーケンス番号を5番から54番まで割り当てることができ、第2RLC階層装置は前記51個のデータに対して第2RLCシーケンス番号を1番から50番まで割り当てることができる。そして各階層装置のヘッダーを構成してデータ先処理を完了することができる。
前記パケット重複送信はレシーバーで重複にデータが受信されても互いに異なる経路でデータを送信して一つのデータでも先ず伝達するようにして送信遅延を減らすことができ、信頼性は高めることができる一方に、送信リソースを浪費するようになる問題がある。
しかし、RLC AM(acknowledged mode)ベアラーの場合、RLC階層装置でARQ機能を行うからRLC STATUS PDUで成功的に伝達されるか伝達されることができなかったデータに対してACK/NACK情報を受信することができる。したがって、トランスミッタはもう一つのRLC階層装置で成功的に伝達されたデータを他のRLC階層装置で続いて送信する必要がない。例えば、PDCPシーケンス番号2番(第1RLCシーケンス番号6番、830に対して成功的な伝達が完了されたというRLC状態報告(RLC STATUS PDU)を第1RLC階層装置が受信すると、これ以上第2RLC階層装置がPDCPシーケンス番号2番(第2RLCシーケンス番号2番、835)に対してデータ送信を行う必要がない。何故ならば、第2RLC階層装置が送信を行ってもレシーバーで前記PDCPシーケンス番号2番に対するデータを成功的に受信したからレシーバー(端末又は基地局)のPDCP階層装置から重複探知に重複されたデータを破棄するからである。
しかし、PDCP階層装置が前記第1RLC階層装置を通じる前記PDCPシーケンス番号2番に対する成功的な伝達を指示して第2RLC階層装置が分かったと言っても、前記データがもう送信された事があると、又は前記データの一部(セグメント)が送信されたことがあると、第2RLC階層装置は前記データの再送信のためにデータを破棄することができない。すなわち、レシーバーでRLCシーケンス番号ギャップ(gap)問題が発生しないように再送信を行わなければならない。
前記のようににRLC AMベアラーでARQ機能を用いて一つのRLC階層装置でパケットの成功的な伝達をRLC状態報告で受信した場合、この情報をPDCP階層装置に通知することができる。また、PDCP階層装置は前記情報を他のRLC階層装置で送信し、他のRLC階層装置で重複されたデータを破棄して不必要な重複送信を防止して送信リソース浪費を防止することができる。
図9は、本開示の一実施例によってRLCAMベアラーにパケット重複送信が適用された場合、データ先処理を用いる時の発生することができる問題を示した図面である。
トランスミッタ(基地局又は端末)はRLCAMベアラーに対してパケット重複送信が設定されればPDCP階層装置は受信されたデータを重複処理して各RLC階層装置とMAC階層装置はデータ先処理を行うことができる。すなわち、PDCP階層装置はPDCPシーケンス番号を各データに割り当てることができ、各RLC階層装置は各RLCシーケンス番号を割り当てることができる。前記で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で用いられるRLCシーケンス番号は同じではないこともあり、各RLC階層装置から独立的に各RLCシーケンス番号が割り当てられる。例えば、PDCPシーケンス番号1番から50番まで該当するデータが複製されて第1RLC階層装置と第2RLC階層装置へ伝達されると、第1RLC階層装置は前記51個のデータに対して第1RLCシーケンス番号を5番から54番まで割り当てることができ、第2RLC階層装置は前記 51個のデータに対して第2RLCシーケンス番号を1番から50番まで割り当てることができる。そして、各階層装置のヘッダーを構成してデータ先処理を完了することができる。
RLC AMベアラーの場合、RLC階層装置でARQ機能を行うからRLC STATUS PDUで成功的に伝達されたり伝達することができなかったデータに対してACK/NACK情報を受信することができる。したがって、トランスミッタはもう一つのRLC階層装置で成功的に伝達されたデータを他のRLC階層装置で続いて送信する必要がない。例えば、PDCPシーケンス番号2番(第1RLCシーケンス番号6番)に対して成功的な伝達が完了されたというRLC状態報告(RLC STATUS PDU)を第1RLC階層装置が受信すると、これ以上第2RLC階層装置がPDCPシーケンス番号2番(第2RLCシーケンス番号2番)に対してデータ送信を行う必要がない。何故ならば第2RLC階層装置が送信を行ってもレシーバーで前記PDCPシーケンス番号2番に対するデータを成功的に受信したからレシーバー(端末又は基地局)のPDCP階層装置から重複探知に重複されたデータを破棄するからである。
したがって、第2RLC階層装置は前記PDCP階層装置からPDCPシーケンス番号2番(第2RLCシーケンス番号2番、915)が第1RLC階層装置で成功的に送信されたという指示を受けると、905前記PDCPシーケンス番号2番(第2RLCシーケンス番号2番、915)に該当するデータを破棄することができる。
前記でPDCPシーケンス番号2番(第2RLCシーケンス番号2番、915)に該当するデータを破棄するようになれば残りRLCシーケンス番号3番から901からRLCシーケンス番号50番まで(902)に該当するデータに対してRLCシーケンス番号を割り当て直しなければならない。何故ならば、RLCシーケンス番号2番に該当するデータが削除されてRLCシーケンス番号2番が空かれると、レシーバーでRLCシーケンス番号ギャップ(Gap)問題が発生して再送信が続いて要請され、結局、リンクが切られることもできるからである。したがって、第2RLC階層装置は910のように第2RLCシーケンス番号2番から開始して49番まで各データに対して第2RLCシーケンス番号を割り当て直しなければならない。
もし、第2RLC階層装置がPDCPシーケンス番号5番(割り当て直した第2RLCシーケンス番号4番、930)の第2成功的な伝達を確認すると、925のように既存の第2RLCシーケンス番号5番から49番までに該当するデータに対してさらに第2RLCシーケンス番号4番から48番に割り当て直しなければならない。
したがって、RLC AMベアラーでパケット重複送信を適用し、データ先処理を行う場合、前記図9のようにRLCシーケンス番号を続いて割り当て直しなければならない問題が発生することができ、これはトランスミッタのデータ処理複雑度を増加させることができる。
図10は、本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第1実施例を示した図面であり、図11は本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第1実施例を示した図面である。
図10で提案する二つの段階データ処理手続きは次の通りである。
第1段階(1001):送信リソースを受信する前にトランスミッタ(端末又は基地局)はパケット重複送信が設定されたAMベアラーに対してデータ先処理を行う。トランスミッタは図6で説明したようにデータ先処理を行う。しかし、トランスミッタはRLCシーケンス番号は割り当てない。すなわち、RLCヘッダーでRLCシーケンス番号に該当するRLC SNフィールドには値を入力せずRLC SNフィールドに対する処理を行わない(1005、1010)。
第2段階(1002):トランスミッタ(基地局又は端末)は送信リソース(例えば、アップリンク送信リソース、uplink grant)を受信すると(又は決定すると)、前記送信リソースに完全に含まれるデータ又は前記送信リソースに含まれるデータの一部セグメント、segment)に対してだけまだ割り当てられないRLCシーケンス番号を割り当ててRLCヘッダーを完成して前記送信リソースに含まれるデータを処理して前記送信リソースに含んで送信することができる(1015)。送信リソースにデータが含まれるということは、前記送信リソースを介してデータを送信する過程を意味することができる。
前記のように送信リソースを受信した時(又は決定した時)の前後でそれぞれデータ処理を2段階でデータを先処理すると、データ先処理の利得は得ながら、RLCシーケンス番号を割り当て直してアップデートする手続きを避けることができる。
すなわち、図11の1110のようにPDCPシーケンス番号2番に該当するデータを第1RLC階層装置が成功的に伝達したことを指示する情報をPDCP階層装置が第2RLC階層装置に伝達すると、第2RLC階層装置はPDCPシーケンス番号2番に該当するデータ1115を破棄することができる。そして、第2RLC階層装置に送信リソースが割り当てられると、割り当てられた送信リソースに当たるデータにRLCシーケンス番号を割り当てして構成してデータを送信することができる(1120)。
したがって、図9で説明したことと同じなデータ先処理及び他のRLC階層装置の成功的なデータ送信によるRLCシーケンス番号の割り当て直し及びアップデート問題を防止することができる。
図12は、本開示の一実施例による2段階データ処理手続きの第2実施例を示した図面である。
図12で提案する2段階データ処理手続きは次の通りである。
第1段階(1201):送信リソースを受信する前にトランスミッタ(端末又は基地局)はパケット重複送信が設定されたAMベアラーに対してデータ先処理を行う。トランスミッタは図6で説明したようにデータ先処理を行う(1005、1010)。
第2段階(1202):トランスミッタ(基地局又は端末)は送信リソース(例えば、アップリンク送信リソース、uplink grant)を受信すると(又は決定すると)、前記送信リソースに完全に含まれるデータ又は前記送信リソースに含まれるデータの一部セグメント、segment)に対してのみRLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデート必要可否を確認する。もし、RLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデートが必要なければ、送信リソースに当たるようにデータを構成して送信する。
しかし、もし、RLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデートが必要であれば、トランスミッタはRLCシーケンス番号を割り当て直してアップデートしてRLCヘッダーを完成して前記送信リソースに含まれるデータを処理して前記送信リソースに含んで送信することができる(1240)。前記でRLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデート可否は他のRLC階層装置から成功的な伝達が確認されたデータに対してPDCP階層装置でこれ以上送信を行う必要がないから破棄を指示したデータのPDCPシーケンス番号とそれに相応するRLCシーケンス番号を考慮して決定されることができる。
前記のように送信リソースを受信した時(又は決定した時)の前後でそれぞれデータ処理を2段階でデータを先処理すると、データ先処理の利得は得ながら、RLC シーケンス番号を割り当て直してアップデートする手続きを避けることができる。
すなわち、図12の1220のようにPDCPシーケンス番号2番に該当するデータを第1RLC階層装置が成功的に伝達したことを指示する情報をPDCP階層装置が第2RLC階層装置に伝達すると、第2RLC階層装置はPDCPシーケンス番号2番に該当するデータ1225を破棄することができる。そして、第2RLC階層装置に送信リソースが割り当てられると、割り当てられた送信リソースに当たるデータにRLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデートが必要であるためRLCシーケンス番号を割り当て直して構成してデータを送信することができる(1240)。
したがって、図9で説明したようにデータ先処理及び他のRLC階層装置の成功的な伝達に対する指示によるRLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデート問題を防止することができる。また、トランスミッタはその次に送信リソースを受信した時(又は決定した時)の他のRLC階層装置の成功的なデータ送信可否によって残りデータ(例えば、1245)に対するRLCシーケンス番号を割り当て直してアップデートできる。
図13は、本開示の一実施例によって図10乃至 12で説明したパケット重複送信方法を行うトランスミッタの動作を示した図面である。
図13を参考すれば、トランスミッタ(端末又は基地局)はRLCシーケンス番号を除いたデータの先処理を行うことができる(1305)。以下では端末の動作を例えて説明するが、同一な動作が基地局にも適用されることができる。
そして、トランスミッタの第1リンクは他のリンク(例えば、第2リンク)で成功的な送信が確認されたデータに対し、前記データが送信されなかったら前記データを破棄することができる。ただ、他のリンクでの成功的な送信の確認されたデータがない場合、前記の過程は省略されることができる。
以後、トランスミッタはアップリンク送信リソースを受信すると、アップリンク送信リソースを介して送信されるデータに対してRLCシーケンス番号を割り当てて、データを処理することができる(1310)。一方、前記トランスミッタが基地局の場合、基地局がダウンリンク送信リソースを割り当てて、前記ダウンリンク送信リソースを介して送信されるデータに対してRLCシーケンス番号を割り当ててデータを処理することができる。
そして、トランスミッタはアップリンク送信リソースを介してデータを送信することができる(1315)。
一方、図12による2段階データ処理手続きの場合、図13のフローチャートが一部変形されて適用されることができる。
具体的に、トランスミッタは1305段階でRLCシーケンス番号割り当てを含むデータ先処理を行うことができる。
そして、トランスミッタは1310段階でアップリンク送信リソースを受信すると、アップリンク送信リソースを介して送信されるデータに対するRLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデート必要可否を確認することができる。もし、RLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデートが必要なければ、トランスミッタは送信リソースに当たるようにデータを構成して送信する。
もし、RLCシーケンス番号割り当て直し及びアップデートが必要であればトランスミッタは1315段階でRLCシーケンス番号を割り当て直してアップデートしてデータを処理し、送信リソースを介して前記データを送信することができる。
図14は、本開示の一実施例によってパケット重複送信を用いた時の2つのRLC階層装置又は2つのデータ送信リンクで発生することができる送信タイミングの不一致を示した図面である。
図14で1401のように二重接続でトランスミッタ(例えば、端末)はパケット重複送信を用いることができる。前記で二重接続は端末がLTE基地局及びNR基地局と接続されたスプリットベアラーに動作されることができ、前記スプリットベアラーでパケット重複送信が適用されることができる。前記でNR基地局は高い周波数帯域と広い周波数帯域を用いるからLTE基地局より高いデータ送信量を提供し、より低い送信遅延を提供する。すなわち、NR基地局はアップリンク送信リソースをLTE基地局よりも多くかつ頻繁に割り当てることができる。
図14で1402はPDCPシーケンス番号が割り当てされた各データを示す図面である。そして、パケット重複送信に適用されて前記PDCPシーケンス番号が割り当てられた各データが複製され、第1RLC階層装置と第2RLC階層装置でも前記複製されたデータに各RLC階層装置の独立されたRLCシーケンス番号をすることができる。しかし、説明の便宜のために図面でRLCシーケンス番号を省略し、以下ではPDCPシーケンス番号を基準で説明する。
図14で1405はPDCP送信ウィンドウのローワーエッジ(lower edge)を意味し、PDCP_TX_NEXTという変数で示すこともできる。また、1410は第1RLC送信ウィンドウのローワーエッジ(lower edge)を意味し、RLC_TX_NEXTという変数で示すこともできる。また、1420は第2RLC送信ウィンドウのローワーエッジ(lower edge)を意味し、RLC_TX_NEXTという変数で示すこともできる。
PDCP階層装置は下位階層装置でPDCPシーケンス番号を割り当てたデータを伝達する度にPDCP送信ウィンドウのローワーエッジ1405を前記で伝達したPDCPシーケンス番号の次に移動させる。前記PDCP送信ウィンドウのサイズは2^(PDCPシーケンス番号長さ−1)で計算されることができる。すなわち、PDCP送信ウィンドウのローワーエッジとは、PDCP送信ウィンドウの開始点を意味することができ、送信が完了したデータのシーケンス番号+1で設定されることができる。
また、各RLC階層装置はRLC UMモードで動作する場合、RLCシーケンス番号を割り当ててたデータを伝達するときごとにRLC送信ウィンドウのローワーエッジ1410、1420を前記で伝達したRLCシーケンス番号の次に移動させる。前記RLC送信ウィンドウのサイズは2^(RLC シーケンス番号長さ−1)で計算されることができる。
また、各RLC階層装置はRLC AMモードで動作する場合、RLCシーケンス番号を割り当てたデータを伝達するときごとではなくレシーバーからRLC状態報告(RLC Status PDU)を受けて、前記RLC状態報告でACKを受けたRLCシーケンス番号のうちの最も低いRLCシーケンス番号ながら前記RLCシーケンス番号より小さなRLCシーケンス番号に対してはACKをすべての受信した場合、RLC送信ウィンドウのローワーエッジ1410、1420を前記RLCシーケンス番号の次に移動させる。前記RLC送信ウィンドウのサイズは 2^(RLC シーケンス番号長さ−1)で計算されることができる。
図14の1402で第1RLC階層装置に該当するリンクで基地局(例えば、LTE基地局)からアップリンク送信リソース1415を割り当てられると、PDCP階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを下位RLC階層装置に伝達してPDCP送信ウィンドウのローワーエッジを1405のように移動させる。そして、第1RLC階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを送信し、第1RLC送信ウィンドウのローワーエッジを1410のように移動させることができる。
図14の1403で第2RLC階層装置に該当するリンクで基地局(例えば、NR基地局)からアップリンク送信リソース1435が割り当てられると、PDCP階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを下位RLC階層装置に伝達して(第2RLC階層装置でもう伝達したデータのサイズを考慮して)PDCP送信ウィンドウのローワーエッジを1425のように移動させる。そして、第2RLC階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを送信し、第2RLC送信ウィンドウのローワーエッジを1430のように移動させることができる。
図14の1404で第2RLC階層装置に該当するリンクで基地局(例えば、NR基地局)からアップリンク送信リソース1445を割り当て直されると、PDCP階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを下位RLC階層装置に伝達して(第2RLC階層装置でもう伝達したデータのサイズを考慮して)PDCP送信ウィンドウのローワーエッジを 1440のように移動させる。そして、第2RLC階層装置は前記アップリンク送信リソースに該当するほどのデータを送信し、第2RLC送信ウィンドウのローワーエッジを1450のように移動させることができる。
したがって、図14の1404を見ると、第1RLC階層装置は次の送信でPDCPシーケンス番号2番に該当するデータを送信するようになり、第2RLC階層装置はPDCPシーケンス番号8番に該当するデータを送信するようになる。すなわち、LTE基地局とNR基地局と二重接続にパケット重複送信を用いる場合にはパケット重複を送信する時点に差が発生して送信遅延が重要なRLC UMモードで一方のRLC階層装置であんまり遅くデータを送信する問題が発生する。また、同一なデータの重複送信時点が1415と1450のように差がひどく発生してパケット重複送信の効率が落ちることができる。また、前記問題はキャリアアグリゲーションにパケット重複送信を用いる場合にも発生することができる。
一方、本図面ではLTE基地局とNR基地局の二重接続を例えて説明するが、本発明の実施例がここに限定されるのではなく、LTE基地局とLTE基地局又はNR基地局とNR基地局の間に二重接続が用いられる場合にも同様に適用されることができる。また、本発明では二重接続を用いる基地局を第1 基地局、第2基地局などと称することができる。
前記で発生する重複送信時点の差問題はRLC AMモードを用いるパケット重複送信では解決が可能である。何故ならば、前記図9で説明したようにRLC AMモードで動作する場合、一つのRLC階層装置でどんなデータの成功的な伝達がRLC状態報告で確認された場合、他のRLC階層装置で前記データを破棄することができるからである。すなわち、前記重複送信時点の差問題はRLC UMモードを用いるパケット重複送信で深刻に発生することができる。
図15は、本開示の一実施例によってRLC UMモードでパケット重複送信を用いる時の発生することができる重複送信時点差問題を解決するための第1実施例を示した図面である。
図15でトランスミッタ(端末又は基地局)はパケット重複送信が活性化されると、タイマーを設定してタイマーが満了する度に又は周期的にPDCP送信ウィンドウローワーエッジ(1501)を基準で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のデータ(例えば、RLC SDU又はRLC PDU)を破棄することができる。
例えば、図14で説明したように同一なパケットに対するパケット重複送信時点が第1RLC階層装置1510と第2RLC階層装置で大きい差があることができる(1505)。したがって、RLC UMモードでパケット重複送信が活性化されると、タイマーを設定してタイマーが満了する度に又は周期的にPDCP送信ウィンドウローワーエッジ1501を基準で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のデータ(例えば、RLC SDU又はRLC PDU)を破棄することができる(1515)。
すなわち、前記PDCP階層装置はPDCP送信ウィンドウローワーエッジより小さいPDCPシーケンス番号に対しては破棄するためのインジケータを第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で送信することができ、前記RLC階層装置は前記指示に該当するデータを破棄することができる(また他の方法で前記で破棄しようとするデータの一部(segment)が送信されると、前記データは破棄しないこともある)。
そして、第1RLC階層装置は送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第1RLCシーケンス番号に当たるように移動して一致させることができる(1504)。
また、第2RLC階層装置は送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第2RLCシーケンス番号に当たるように送信RLCウィンドウのローワーエッジを移動して一致させることができる(1503)。
したがって、前記のように周期的に又はタイマーが満了する時ごとに第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のパケット重複送信時点を一致させることができる(transmission time alignment、1501)。
一方、本発明はPDCP階層でRLC階層にデータを破棄することを指示する方法を説明したが、本発明の範囲がここに限定されるのではない。すなわち、RLC階層でタイマーを動作させることができ、前記タイマーの満了によってデータを破棄してRLCウィンドウのローワーエッジをPDCPウィンドウのローワーエッジに当たるように移動させることができる。
図16は、本開示の一実施例によって図14で説明したRLC UMモードでパケット重複送信を用いる時に発生することができる重複送信時点差問題を解決するための第2実施例を示した図面である。
図16でトランスミッタ(端末又は基地局)はパケット重複送信が活性化になればPDCPシーケンス番号又はRLCシーケンス番号基準で第1RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)と第2RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)の差が設定されたしきい値を超過すると、PDCP送信ウィンドウローワーエッジ1601を基準で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のデータ(例えば、RLC SDU又はRLC PDU)を破棄することができる。
前記しきい値は基地局がRRCメッセージで設定することができ、又は端末具現で設定することができる。また、前記PDCP階層装置と第1RLC階層装置と第2RLC階層装置はPDCPシーケンス番号と第1RLCシーケンス番号と第2RLCシーケンス番号の間のマッピングテーブル情報を活用してデータ送信時点差をPDCPシーケンス番号又はRLCシーケンス番号の差で計算することができる。
例えば、1605のように同一なパケットに対するパケット重複送信時点が第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で大きい差があることもある(1610)。
したがって、RLC UMモードでパケット重複送信が活性化されると、設定されたしきい値によってPDCPシーケンス番号又はRLCシーケンス番号基準で第1RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)と第2RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)の差を計算して比べて設定されたしきい値を超過すると、PDCP送信ウィンドウローワーエッジ1601を基準で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のデータ(例えば、RLC SDU又はRLC PDU)を破棄することができる(1615)。
すなわち、前記PDCP階層装置はPDCP送信ウィンドウローワーエッジより小さいPDCPシーケンス番号に対しては破棄するためのインジケーターを第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で送信することができ、前記RLC階層装置は前記指示に該当するデータを破棄することができる(また他の方法で前記で破棄しようとするデータの一部segment)が送信されると、前記データは破棄しないこともある)。
そして、トランスミッタは第1RLC階層装置の送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第1RLCシーケンス番号に当たるように移動して一致させることができる(1604)。
また、トランスミッタは第2RLC階層装置の送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第2RLCシーケンス番号に当たるように移動して一致させることができる(1603)。
したがって、前記のようにシーケンス番号差(Gap)を用いて重複送信時点の差が大きく発生したか否かを計算することができ、設定されたしきい値より差が大きくなれば第1RLC階層装置と第2RLC階層装置の同一なパケットに対するパケット重複送信時点を前記提案したように一致させることができる(transmission time alignment、1606)。
図17は、本開示の一実施例によって図15及び図16で説明したパケット重複送信時点の同期化方法を行う端末動作を示した図面である。
図17でトランスミッタ(端末又は基地局)はパケット重複送信がRRCメッセージと設定されて、RRC メッセージ又は MAC CE 情報でパケット重複送信が活性化されることができる。これによってトランスミッタはパケット重複送信手続きを行うことができる(1705)。
前記でトランスミッタは予め定められた条件によって重複パケットを破棄することができる。具体的に、トランスミッタは一定周期ごとに又はPDCPシーケンス番号又はRLCシーケンス番号基準で第1RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)と第2RLC階層装置のRLC送信ウィンドウのローワーエッジに該当するPDCPシーケンス番号(又はRLCシーケンス番号)の差が設定されたしきい値を超過すると、PDCP送信ウィンドウローワーエッジを基準で第1RLC階層装置と第2RLC階層装置のデータ(例えば、RLC SDU又はRLC PDU)を破棄することができる(1710)。例えば、トランスミッタは一定周期又は第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で送信完了したデータのシーケンス番号(PDCP又はRLCシーケンス番号)の差がしきい値を超過すると、PDCP階層で送信完了されたデータを破棄することができる。また他の例で、トランスミッタは一定周期又は第1RLC階層装置と第2RLC階層装置で次に送信するデータのシーケンス番号(PDCP又はRLCシーケンス番号)の差がしきい値を超過すると、PDCP階層で送信完了されたデータを破棄することができる。
前記一定周期は上述したタイマーの値に基づいて決定されるか又は基地局によって設定されるか予め定められる。また、前記しきい値は予め定められるか、基地局がRRCメッセージで設定することができ、又は端末具現で設定することができる。
また、前記PDCP階層装置と第1RLC階層装置と第2RLC階層装置はPDCPシーケンス番号と第1RLCシーケンス番号と第2RLCシーケンス番号の間のマッピングテーブル情報を活用してデータ送信時点差をPDCPシーケンス番号又はRLCシーケンス番号差で計算し出すことができる。
したがって、前記のようにシーケンス番号差(Gap)を用いて重複送信時点の差が大きく発生したか否かを計算することができ、設定されたしきい値より差が大きくなれば、又は一定周期ごとに第1RLC階層装置と第2RLC階層装置の同一なパケットに対するパケット重複送信時点を同期化させる(1715)。
すなわち、トランスミッタは第1RLC階層装置の送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第1RLCシーケンス番号に当たるように送信RLCウィンドウのローワーエッジを移動して一致させることができる。また、第2RLC階層装置の送信RLCウィンドウのローワーエッジを前記PDCP階層装置の送信PDCPウィンドウのローワーエッジのPDCPシーケンス番号に相応する第2RLCシーケンス番号に当たるように送信RLCウィンドウのローワーエッジを移動して一致させることができる。
そして、トランスミッタはパケット重複送信手続きを続いて行うことができる(1720)。
図18は、本開示の一実施例によってベアラーのデータ送信率を高める方法を示した図面である。
図18を参考すれば、本発明の次世代移動通信システムで基地局が端末にキャリアアグリゲーションを用いたパケット重複送信(CA packet duplication)を特定ベアラーと設定することができる。この時、基地局は前記ベアラーに対するダウンリンク送信でデータを重複せず、互いに異なるデータを第1RLC階層装置(第1ロジカルチャンネル識別子)と第2RLC階層装置(第2 ロジカルチャンネル識別子)でそれぞれ送信して前記ベアラーのデータ送信率を高めることができ、これをダウンリンクキャリアアグリゲーション基盤スプリットベアラー(DL CA split bearer)と称することができる。
前記本発明で提案するダウンリンクキャリアアグリゲーション基盤スプリットベアラーはダウンリンク二重接続基盤パケット重複送信にも同様に拡張されて適用されることができる。
端末は基地局から前記図5で説明したようにRRCメッセージでパケット重複送信に対する設定を受信すると、パケット重複送信を用いることができる。
前記パケット重複送信がキャリアアグリゲーションで設定された場合(1810)、前記パケット重複送信が設定されたベアラー又はPDCP階層装置に対して2つのRLC階層装置、すなわち、第1RLC階層装置(primary RLC entity)と第2RLC階層装置(Secondary RLC entity)が設定されることができる。
そして、もしパケット重複送信が非活性化されていると、アップリンク送信でPDCP階層装置は第1RLC階層装置にだけ伝達して送信し、第2RLC階層装置では送信しない。
もし、パケット重複送信が活性化されていると、アップリンク送信でPDCP階層装置は下位2つのRLC階層装置(第1RLC階層装置と第2RLC階層装置)で同一なパケットを重複してそれぞれ送信することができる。すなわち、PDCP階層は一つのパケットを第1RLC階層装置へ伝達し、前記パケットを複製して同一なパケットを第2RLC階層装置へ伝達することができる。
前記でキャリアアグリゲーションでパケット重複送信が設定され、活性化された場合、MAC階層装置1815は互いに異なるロジカルチャンネル識別子を有する第1RLC階層装置と第2RLC階層装置からそれぞれの伝達されたデータを互いに異なるキャリアを介して送信することができる。
前記手続きはアップリンクデータ送信に関するもので、ダウンリンクデータ受信に対して端末はパケット重複送信が適用されたダウンリンクデータを常に受信するべきである(1810)。すなわち、アップリンクパケット重複送信が非活性化されていてアップリンクデータを第2RLC階層装置でデータを重複して伝達することはできなくても第2RLC階層装置はダウンリンクデータをMAC階層装置から受信して処理してPDCP階層装置へ伝達しなければならない。
前記で説明したように図18で端末はパケット重複送信が設定されると、第1RLC階層装置(第1ロジカルチャンネル識別子)と第2RLC階層装置(第2ロジカルチャンネル識別子)に対して常にダウンリンクデータを受信することができる。したがって、端末は1810のように基地局から重複されたデータを第1RLC階層装置(第1 ロジカルチャンネル識別子)と第2RLC階層装置(第2ロジカルチャンネル識別子)を介して受信することができ、1815のように基地局から互いに異なるデータを第1RLC階層装置(第1ロジカルチャンネル識別子)と第2RLC階層装置(第2ロジカルチャンネル識別子)を介して受信することができる。
本発明では基地局が端末の特定ベアラーに対してキャリアアグリゲーションを用いたパケット重複送信を設定し、必要によって前記ベアラーにパケット重複送信を用いてダウンリンクに対して低い送信遅延と高い信頼性を保障するようにして(1825)、また、必要によって前記ベアラーにパケット重複送信を使用せず互いに異なるデータを送信してダウンリンクに対して高いデータ送信率を保障するようにする(1830)。
すなわち、本発明では基地局が端末の特定ベアラーに対してキャリアアグリゲーションを用いたパケット重複送信を設定し、必要によって前記ベアラーに対して第1RLC階層装置(第1ロジカルチャンネル識別子)と第2RLC階層装置(第2 ロジカルチャンネル識別子)で互いに異なるダウンリンクデータを送信して高いダウンリンクデータ送信率をサポートする方法を提案する(1830)。
前記のような方法を介して端末は前記ベアラーに対して互いに異なるデータを互いに異なるキャリアから受信するようになり、前記互いに異なるデータは互いに異なるロジカルチャンネル識別子によって処理されるから高いデータ送信率をサポートされることができる。また、互いに異なるデータが2つのRLC階層装置で処理されるから並列処理効果を得てデータ受信処理もより速やかに行われることができる。
前記本発明で提案するダウンリンクキャリアアグリゲーション基盤スプリットベアラーはダウンリンク二重接続基盤パケット重複送信にも同様に拡張されて適用されることができる。
図19A 及び図19Bは、本開示の一実施例によってパケット重複送信が設定されたベアラーに他のデータを送信してベアラーのデータ送信率を高める方法を示した図面である。
図19Aを参考すれば、基地局は特定ベアラーに対してパケット重複送信を設定することができる(1905)。すなわち、基地局は一つのPDCP階層装置に対して2つのRLC階層装置に対する設定を送信することができる。また、基地局は前記パケット重複送信に対する設定情報をRRCメッセージを介して送信することができる。この時、一つのPDCP階層装置の設定と2つのRLC階層装置の設定が連関されてパケット重複送信が設定されることができ、前記パケット重複送信の設定可否を指示するインジケーターがRRCメッセージを介して送信されることができる。パケット重複送信の設定方法に対しては本実施例だけではなく、本発明の全般に適用されることができる。
そして、基地局は前記パケット重複送信が設定されたベアラーに対するデータ送信率の向上が必要である否かを確認することができる(1910)。
データ送信率の向上が必要であると判断される場合、基地局は2つのRLC階層装置に対して互いに異なるデータを送信することができる(1915)。このような方法を介して基地局はデータの送信率を向上させることができる。
図19Bを参考すれば、端末は特定ベアラーに対してパケット重複送信を設定することができる(1920)。
すなわち、端末は一つのPDCP階層装置に対して2つのRLC階層装置に対する設定を受信することができる。また、端末は前記パケット重複送信に対する設定情報をRRCメッセージを介して受信することができる。
そして、前記パケット重複送信が設定されたベアラーに対するデータ送信率の向上が必要な場合、端末は2つのRLC階層装置に対して互いに異なるデータを受信することができる(1925)。
一方、本発明の内容はアップリンクにも同様に適用されることができる。すなわち、端末は特定ベアラーに対してパケット重複送信を設定された後、基地局の指示又は端末の判断によって前記パケット重複送信が設定されたベアラーに対して互いに異なるデータを基地局に送信することができる。具体的な動作はダウンリンクと類似であるから以下では省略する。
また、本発明の内容は基地局具現の一例であるCU−DU(central unit and distributed Unit)split構造にも確張して適用することができる。すなわち、CUでPDCP階層装置を管理し、DUで残り下位階層装置(RLC階層装置、MAC階層装置、PHY階層装置)を管理する構造でも前記本発明の内容が拡張されて適用されることができる。
図20は、本開示の一実施例によって次世代移動通信システムでサポートするMAC PDUの構造を示した図面である。
図20でLTEシステムでサポートするMAC PDUの構造2001はすべてのMAC SDU又はMAC制御情報に該当するMACヘッダー部分がいずれも前方に位置し、データに該当するすべてのMAC SDU又はMAC CEは後方に位置する構造を有している。したがって、MAC制御情報をアップデートしたり除去したり追加しにくい構造である。何故ならば、MAC CEのヘッダー2005は前方に位置し、MAC CEの制御情報部分2010は中間にあるからである。
図20で2002は次世代移動通信システムのダウンリンクでサポートするMAC PDUの構造を示した図面である。次世代移動通信システムではヘッダーとデータが一つの単位として繰り返されるMAC PDU構造をサポートする。すなわち、MAC PDUはヘッダーとデータ、そしてヘッダーとデータのような手順で繰り返される構造を有している。また、2002のようにダウンリンクでサポートするMAC PDU 構造でMAC CEは常に前方に位置して(2015)端末がMAC制御情報を速やかに読み取ることができる。
図20で2003は次世代移動通信システムのアップリンクでサポートするMAC PDUの構造を示した図面である。次世代移動通信システムではヘッダーとデータが一つの単位として繰り返されるMAC PDU構造をサポートする。すなわち、MAC PDUはヘッダーとデータ、そしてヘッダーとデータのような手順で繰り返される構造を有している。また、2003のようにアップリンクでサポートするMAC PDU構造でMAC CEを常に後端に置するようにして(2020)端末が一般的なデータは先に処理して生成して並列的に動的なMAC制御情報を後で処理して生成するようにしてプロセッシングタイムを減らすようにする。
前記説明したように次世代移動通信システムではMAC制御情報が分離してMAC PDU 構造の前端又は後端に位置するようになってアップデートしたり除去したり追加しやすい構造である。
図21は、本開示の一実施例によって基地局がMAC制御情報を重複して送信する方法を示した図面である。
図21のように基地局がMAC制御情報を重複して送信する方法を介してMAC制御情報の信頼性を高めて送信遅延を減らすことができる。
次世代移動通信システムでは基地局がPDCCHを介して送信される制御情報を用いて端末にK0ほどの時間単位(例えば、slot)後にダウンリンクデータを受信する時間及び周波数送信リソースを指示することができる(2120)。そして、基地局は前記ダウンリンクデータを受信した時点からK1ほどの時間単位後にACK/NACKを報告することを指示することができる(2125)。
次世代移動通信システムで基地局が端末にダウンリンクに送信するMAC制御情報は非常に多い種類を有している。特に、次世代移動通信システムでは高い周波数帯域をサポートして複数個のビーム又は狭い幅を有したビームを用いることをサポートするからビームに係る設定情報をMAC制御情報と設定することができる。また、前記MAC制御情報は再送信されるか送信遅延が発生すると、基地局のビームと端末のビームが時間によって速やかに変化することができるから無線リンクの劣化を発生させることができる。
したがって、本発明では基地局が数バイトのMAC制御情報のみを重複送信して端末に速やかにMAC制御情報を受信することができるようにする方法を提案する。
基地局はMAC制御情報を端末に送信する必要が生じれば MAC PDU2105の前にMAC制御情報を挿入して端末に送信することができる(2110)。そして、前記端末にまた他のMAC PDUを送信する時の前記MAC制御情報を複製した重複MAC制御情報をMAC PDUの前に挿入して重複送信して(2115)前記MAC制御情報の信頼性を高めて送信遅延を減らすことができる。
次世代移動通信システムで基地局は一つの端末に対してダウンリンクデータを送信した後に前記送信したダウンリンクデータに対するACK/NACK 情報を前記ダウンリンクデータを送信した後のK0+K1時間後に受信するようになる。基地局は前記送ったダウンリンクデータに対するACK/NACK情報を確認して前記端末にダウンリンクデータ(MAC PDU)を再送信することができる。
したがって、基地局のMAC階層装置は一つの端末に対してMAC制御情報を含むダウンリンクデータを送信した後のK0+K1時間内にまた他のダウンリンクデータを前記端末に送信する場合に対して前記MAC制御情報を重複して送信することができる。すなわち、基地局は前記送信したダウンリンクデータに対するACK/NACK情報を確認する前に前記端末にまた他のダウンリンクデータを前記端末に送信する場合にMAC制御情報を重複して送信することができる。
前記で端末は重複されたMAC制御情報を受信した場合、重複されたMAC制御情報を処理して制御情報を読み込み、重複処理しても問題が発生しない。したがって、初めに送信したダウンリンクデータが遺失されるか送信に失敗した場合、重複されたMAC制御情報が含まれたその次ダウンリンクデータが成功的に受信されることができるからMAC制御情報の信頼性を高めて、送信遅延を低めることができる。
図22は、本開示の一実施例によって基地局がMAC制御情報を重複して送信する方法を示したフローチャートである。
図22を参考すれば、基地局はMAC CEの送信が必要であるか否かを判断することができる(2205)。
MAC CEの送信が必要な場合、基地局は互いに異なる二つのダウンリンクデータに対して MAC CEを重複して送信することができる(2215)。
すなわち、基地局はデータにMAC制御情報を挿入して端末に送信し、他の時点に送信される他のデータに前記MAC制御情報を複製して重複送信することによってMAC制御情報の信頼性を高めて送信遅延を減らすことができる。
また、基地局は一定時間内に(送信したデータに対してACK/NACK情報を確認する前に)また他のデータを送信する場合に前記MAC制御情報を重複して送信することができる。
したがって、端末はMAC CEが挿入されたデータを受信し、前記MAC CEが複製されて重複送信されたまた他のデータを受信することができ、前記重複されたMAC制御情報を処理することができる。
図23は、本開示の一実施例による端末の構造を図示した。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部2310、基底帯域(baseband)処理部2320、記憶部2330、制御部2340(すなわち、少なくとも一つのプロセッサ)を含む。前記制御部2340は少なくとも一つの多重接続プロセッサ2342を含むことができる
前記RF処理部2310は信号の帯域変換、増幅など無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部2310は前記基底帯域処理部2320から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップコンバートした後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウンコンバートする。例えば、前記RF処理部2310は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。また、前記RF処理部2310は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部2310はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部2310は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号のそれぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部2310は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部2320はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列の間変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部2320は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。また、データ受信時、前記基底帯域処理部2320は前記RF処理部2310から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部2320は送信ビット列を符号化及び変調することで複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。また、データ受信時、前記基底帯域処理部2320は前記RF処理部2310から提供される基底帯域信号を OFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部2320及び前記RF処理部2310は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、前記基底帯域処理部2320及び前記RF処理部2310は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部2320及び前記RF処理部2310のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。また、前記基底帯域処理部2320及び前記RF処理部2310のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。また、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.2gHz、2ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部2330は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーションプログラム、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部2330は前記制御部2340のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部2340は前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部2340は前記基底帯域処理部2320及び前記RF処理部2310を介して信号を送受信する。また、前記制御部2340は前記記憶部2340にデータを記録し、読む。このために、前記制御部2340は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部2340は通信のための制御を行うCP(communication processor)及びアプリケーションプログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図24は、本開示の一実施例による無線通信システムでTRPのブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部2410、基底帯域処理部2420、バックホール通信部2430、記憶部2440、制御部2450(すなわち、少なくとも一つのプロセッサ)を含んで構成される。前記制御部2450は少なくとも一つの多重接続プロセッサ2452を含むことができる
前記RF処理部2410は信号の帯域変換、増幅など無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部2410は前記基底帯域処理部2420から提供される基底帯域信号をRF帯域信号にアップコンバートした後のアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウンコンバートする。例えば、前記RF処理部2410は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADCなどを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。また、前記RF処理部2410は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部2410はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部2410は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することによってダウンリンクMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部2420は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列の間変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部2420は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。また、データ受信時、前記基底帯域処理部2420は前記RF処理部2410から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部2420は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。また、データ受信時、前記基底帯域処理部2420は前記RF処理部2410から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部2420及び前記RF処理部2410は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、前記基底帯域処理部2420及び前記RF処理部2410は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部2430はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部2440は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーションプログラム、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部2440は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部2440は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準になる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部2440は前記制御部2450のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部2450は前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部2450は前記基底帯域処理部2420及び前記RF処理部2410を介して、又は前記バックホール通信部2430を介して信号を送受信する。また、前記制御部2450は前記記憶部2440にデータを記録し、読む。このために、前記制御部2450は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
一方、本発明の方法を説明する図面で説明の手順が必ず実行の手順と対応されず先後関係が変更されたり並列的に実行されることもできる。
また、本発明の方法を説明する図面は本発明の本質を損ねない範囲内で一部の構成要素が省略されて一部の構成要素のみを含むことができる。
また、本発明の方法は発明の本質を損ねない範囲内で各実施例に含まれた内容の一部又は全部が組合されて実行されることもできる。
本開示が多様な実施例を参照して図示されて説明されたが、添付された請求範囲及びその等価物によって定義された本開示の思想及び範囲を逸脱せず形態及び詳細事項に対する多様な変更が成ることができることは通常の技術者に自明である。
105〜120 基地局
135 ユーザ端末
310 基地局
601 データ先処理
605 ヘッダー
610 ヘッダー
615 ヘッダー
625 アップリンク送信リソース
705〜730 階層装置
805〜815 階層装置
1435 アップリンク送信リソース
1445 アップリンク送信リソース
1510 階層装置
1815 階層装置
2310 RF処理部
2320 基底帯域処理部
2330 記憶部
2340 制御部
2342 多重接続プロセッサ
2410 RF処理部
2420 基底帯域処理部
2430 バックホール通信部
2440 記憶部
2450 制御部
2452 多重接続プロセッサ

Claims (14)

  1. 無線通信システムで端末の方法であって、
    基地局からパケット重複送信に対する設定を受信する段階と、
    前記設定によって同一なパケットを互いに異なるロジカルチャンネルを介して基地局に送信する段階と、
    予め定められた条件を満足する場合、予め送信されたパケットを破棄してパケット重複送信時点を同期化する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記予め定められた条件を満足する場合は、
    タイマーが満了される場合又は前記端末の第1無線リンク制御(radio link control:RLC)エンティティーで送信されたパケット及び第2RLCエンティティーで送信されたパケットのシーケンス番号の差がしきい値を超過する場合のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記同一なパケットを送信する段階は、
    前記同一なパケットを第1RLCエンティティーに相応するロジカルチャンネル及び第2RLCエンティティーに相応するロジカルチャンネルを介して前記基地局に送信する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。。
  4. 前記シーケンス番号の差は予め決定されたマッピングテーブルに基づいて決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記同期化段階は、
    前記端末のパケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol)エンティティーの送信ウィンドウの開始点に基づいて前記端末のRLCエンティティーの送信ウィンドウを移動させる段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記同一なパケットを送信する段階は、
    前記パケット重複送信が活性化される場合に行われることを特徴とし、
    前記パケット重複送信は媒体接続制御(media access control:MAC)制御情報に基づいて活性化されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記パケット重複送信に対する設定を受信する段階は、
    2つのRLCエンティティーに対する設定情報及び前記2つのRLCエンティティーに係るPDCPエンティティー設定情報を受信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 無線通信システムで端末であって、
    送受信部と、及び
    基地局からパケット重複送信に対する設定を受信し、
    前記設定によって同一なパケットを互いに異なるロジカルチャンネルを介して基地局に送信し、
    予め定められた条件を満足する場合、予め送信されたパケットを破棄してパケット重複送信時点を同期化する制御部と、を含むことを特徴とする端末。
  9. 前記予め定められた条件を満足する場合は、
    タイマーが満了される場合又は前記端末の第1無線リンク制御(radio link control:RLC)エンティティーで送信されたパケット及び第2RLCエンティティーで送信されたパケットのシーケンス番号の差がしきい値を超過する場合のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項8に記載の端末。
  10. 前記制御部は、前記同一なパケットを第1RLCエンティティーに相応するロジカルチャンネル及び第2RLCエンティティーに相応するロジカルチャンネルを介して前記基地局に送信する段階を含むことを特徴とする、請求項8に記載の端末。
  11. 前記シーケンス番号の差は予め定められたマッピングテーブルに基づいて決定されることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
  12. 前記制御部は、
    前記端末のパケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol)エンティティーの送信ウィンドウの開始点に基づいて前記端末のRLCエンティティーの送信ウィンドウを移動させることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
  13. 前記制御部は、
    前記パケット重複送信が活性化される場合に重複送信を行うことを特徴とし、
    前記パケット重複送信は媒体接続制御(media access control:MAC)制御情報に基づいて活性化されることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
  14. 前記制御部は、
    2つのRLCエンティティーに対する設定情報及び前記2つのRLCエンティティーに係るPDCPエンティティー設定情報を受信することを特徴とする、請求項9に記載の端末。
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