JP2021525991A - 遅延の変動に応じた1つ以上のライト効果の選択 - Google Patents

遅延の変動に応じた1つ以上のライト効果の選択 Download PDF

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Abstract

電子デバイス(1)は、例えばモバイルデバイス(12)によって、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動、例えば、1つ以上の遅延成分(21〜26)の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定するように構成される。電子デバイスはさらに、決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択する、及び、1つ以上の光源(16、17)に選択された1つ以上のライト効果をコンテンツアイテムと同時にレンダリングさせるように構成される。

Description

本発明は、光源にライト効果(light effect)をレンダリングさせるための電子デバイスに関する。
本発明はさらに、光源にライト効果をレンダリングさせる方法に関する。
本発明はまた、コンピュータシステムがそのような方法を実行することを可能にするコンピュータプログラムプロダクトに関する。
ホームエンターテイメント照明システムは、ゲーム、映画及び音楽の体験に大きな付加価値を与えることが証明されている。例えば、コンテンツにマッチし、サポートするライト効果を使用することで、コンテンツの再生を飛躍的に向上させることができる。音楽の場合、ストリーミングサービス、例えば、Spotifyによって提供されるメタデータが、音楽とライト効果を同期させるために使用されることができ、これは、音楽を聴く際のより良いユーザ体験を創造することを可能にする。
完全な同期は、最高の体験の創造を可能にする。しかしながら、正確な音楽データが利用可能であっても、音楽とライト効果の間に遅延がある可能性がある。これは、例えば、新しい曲が始まったという通知を受けてから、曲が再生し始めるまでの間の遅延の結果である可能性がある。US2017/0265270A1で述べられているように、バッファを用いてこの遅延をある程度補償することは可能であるが、遅延の変動は、リスナーの体験に大きな影響を与える可能性がある一方で、そう簡単には補償されることができない。
本発明の第1の目的は、コンテンツレンダリングとライト効果レンダリングとの間の遅延の変動を少なくとも部分的に補償することができる、電子デバイスを提供することにある。
本発明の第2の目的は、コンテンツレンダリングとライト効果レンダリングとの間の遅延の変動を少なくとも部分的に補償する、方法を提供することにある。
本発明の第1の態様では、電子デバイスは、コンテンツフレームがレンダリングされることと、前記コンテンツフレームに同期されるライト効果(light effect)がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動(variation in delay)を示す又は影響を及ぼす情報を決定する、前記決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択する、及び、1つ以上の光源に、前記コンテンツアイテムと同時に前記選択された1つ以上のライト効果をレンダリングさせるように構成される少なくとも1つのプロセッサを含む。
コンテンツフレームは、コンテンツアイテムの一部であってもよいが、これは必須ではない。コンテンツフレームがレンダリングされることと、前記コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す情報は、1つ以上の他のコンテンツアイテムを使用して測定されてもよい。「1つ以上の光源に、前記コンテンツアイテムと同時に前記選択された1つ以上のライト効果をレンダリングさせる(cause one or more light sources to render said selected one or more light effects simultaneously with said content item)」という文言は、完全な同期を必要としない。
本発明者らは、特定のライト効果が、対応するコンテンツ、例えば、音楽との同期が悪い場合、これは、他のライト効果が対応するコンテンツとの同期が悪い場合よりもはるかに大きな影響を及ぼすことを認識している。遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報に基づいてライト効果を選択することにより、著しい(significant)遅延の変動は、もはやユーザ体験に著しい影響を及ぼさなくてすむ。
前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記コンテンツアイテムの分析に基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。コンテンツアイテムに対してライトスクリプト(light script)が利用できない場合、又は、ユーザが利用可能なライトスクリプトの使用を望まない場合、コンテンツアイテムがリアルタイムで分析されてもよく、コンテンツにマッチするライト効果が選択されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、ライトスクリプトで指定される複数のライト効果から前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。コンテンツアイテムに関連するライトスクリプトが使用される場合、ライトスクリプトで指定されるライト効果が、基準として使用されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記決定された情報に基づいて前記複数のライト効果のうちの1つ以上をスキップ又は置換することによって前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。ライトスクリプトの本質はそのままである一方、ライト効果のレンダリングは、常に良好なユーザ体験を提供するために著しい遅延の変動の場合に適応(adapt)されてもよい。
前記情報は、前記遅延の変動を表す遅延変動パラメータ(delay variation parameter)を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延変動パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。遅延変動パラメータを決定することにより、各変動が同じように表され得るので、複数の遅延成分の変動を加算する(add)ことが容易になる。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延変動パラメータに基づいて補償期間(compensation period)を決定する、及び、前記1つ以上の光源に、前記選択された1つ以上のライト効果のレンダリングを、前記1つ以上のライト効果のための(例えば、ライトスクリプトで指定される)スケジュールされた開始時間より前記補償期間前に開始させるように構成されてもよい。前記補償期間は、総遅延変動(total delay variation)に対するパーセンテージとして指定されてもよい。例えば、総遅延変動が100ミリ秒であることが決定されている場合、補償期間は、50ミリ秒(50%)であると決定されてもよい。斯くして、総遅延変動が100ミリ秒であると推定される場合、レンダリングされているコンテンツのためのライトスクリプトで指定される時間よりも50ミリ秒早く、ライト効果のレンダリングが開始されてもよい。このようにして、遅延が最小化されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、ユーザがユーザ入力を提供することを可能にする、及び、さらに前記ユーザ入力に基づいて前記補償期間を決定するように構成されてもよい。ユーザは、ライト効果が、それらが同期されるコンテンツフレームよりも(かなり)前にレンダリングを開始することを煩わしいと思う場合、ユーザは、補償期間は25%、すなわち、総遅延変動が100ミリ秒であると推定される場合25ミリ秒であるべきであると指定することができてもよい。結果として、ライト効果は、それらが同期されるコンテンツフレームの直前ではなく、これらのコンテンツフレームの直後にレンダリングを開始する可能性が高くなる。また、ユーザは、ライト効果が、それらが同期されるコンテンツフレームよりも(かなり)後にレンダリングを開始することが煩わしいと思う場合、ユーザは、50%よりも大きいパーセンテージを指定してもよい。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延の変動に影響を及ぼす情報に基づいて前記遅延変動パラメータを決定するように構成されてもよい。例えば、ワイヤレススピーカが使用されていることを示す情報は、50msの遅延変動に関連付けられてもよい。遅延変動範囲(例えば、50〜100ms又は100〜200ms)とライト効果のセットとのマッピングが、この50msに基づいてライト効果を選択するために使用されてもよい。代替的に、遅延変動に影響を及ぼす情報(例えば、スピーカ接続のタイプ、コンテンツサービスのタイプ)とライト効果のセットとのマッピングが、直接、例えば、ワイヤレススピーカが使用されていることを示す情報に基づいて、ライト効果を選択するために使用されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、複数の時点(moment)でコンテンツサーバから該コンテンツサーバによって提供されているコンテンツアイテム現在の位置(position)を要求すること、及び、前記位置間の差と、前記時点間のローカルに計時された差とを比較することにより、当該電子デバイスと前記コンテンツサーバとの間の第1の遅延の変動を決定する、並びに、前記第1の遅延の変動に基づいて前記遅延変動パラメータを決定するように構成されてもよい。これは、第1の遅延成分の変動が測定されることを可能にする。他の遅延成分がある場合、これらの遅延成分の変動も(可能であれば同様に)測定されてもよく、及び/又は、それらのうちの1つ以上が、遅延変動に影響を及ぼす情報に基づいて決定されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延変動パラメータが所定の閾値を超えるかどうか決定する、及び、前記遅延変動パラメータが前記所定の閾値を超えるかどうかに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。これは、例えば、1つは比較的低い遅延変動状況に対する、1つは比較的高い遅延変動状況に対する(すなわち、所定の閾値を超える場合の)、2つのライトスクリプトが作成されている場合に使用されてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、ユーザが、前記所定の閾値を適応させる(adapt)ことを可能にするように構成されてもよい。これは、ユーザが、例えば、通常よりも早い(sooner)又は通常よりも遅い(later)遅延変動に対して感度が低い(less sensitive)ライト効果への変更を望むことを示すことができる。
前記少なくとも1つのプロセッサは、遅延変動パラメータと動的ライト効果パラメータとのマッピングに基づいて前記決定された遅延変動パラメータから動的ライト効果パラメータを決定する、及び、前記決定された動的ライト効果パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。例えば、100ms未満の遅延変動は、全てのライト効果のセットにマッピングされてもよく、100〜150msの遅延変動は、メロディに同期したライト効果を除外したライト効果のセットにマッピングされてもよく、200msの遅延変動は、メロディに同期したライト効果並びにビート(beat)及び小節(bar)に同期した明るさのライト効果を除外したライト効果のセットにマッピングされてもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、ユーザが、前記決定された動的ライト効果パラメータを適応させることを可能にする、及び、前記適応された動的ライト効果パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。これは、ユーザが、システムによって推奨される動的ライト効果パラメータから逸脱することを可能にする。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるシステムの構成(configuration)から前記遅延の変動に影響を及ぼす情報を決定するように構成されてもよい。前記遅延の変動に影響を及ぼす情報は、無線スピーカが前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるかどうか、どのタイプのサービスが前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるか、及び、どのタイプのネットワーク接続が前記コンテンツアイテムを取得するために使用されるか、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは、ユーザがこの情報を手動で指定する必要なく、必要とされる遅延変動測定の数を減らす。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記決定された情報に依存して前記選択される1つ以上のライト効果から所定の持続時間最小値よりも短い遷移持続時間(transition duration)を有するライト効果、所定の明るさ最大値よりも高い明るさを有するライト効果、メロディに同期したライト効果、並びに/又は、ビート及び小節に同期した明るさのライト効果を除外するように構成され、前記メロディに同期したライト効果は、前記コンテンツアイテムのメロディに同期されるライト効果を含み、前記ビート及び小節に同期した明るさのライト効果は、前記コンテンツアイテムのビート及び小節に同期されるライト効果を含み、前記コンテンツの小節に同期されるライト効果は、前記コンテンツアイテムのビートにのみ同期されるライト効果よりも顕著にレンダリングされてもよい。これらは、特定の他のライト効果よりも、対応するコンテンツとの同期が悪い場合に、ユーザ体験にはるかに大きな影響を及ぼすライト効果である。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンテンツアイテムのレンダリング中に複数回前記情報を決定する及び前記決定された情報に基づいて1つ以上のライト効果を選択するように構成され、1つ以上のライト効果の第1のセットから1つ以上のライト効果の第2のセットへの切り替えは、前記コンテンツアイテムの所定の位置においてのみ行われてもよい。遅延変動は、一度、例えば、ライト効果のレンダリングを開始する前に決定されてもよいが、複数回決定されてもよい。好ましくは、第1のライト効果のセットから第2のライト効果のセットへの切り替えは、切り替えがユーザ体験に影響を与えないようにするために、どの位置でも実行されるというわけではない。
前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記コンテンツアイテムのジャンルに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成されてもよい。ライト効果とコンテンツとの間の良好な同期の重要性は、コンテンツのジャンルに依存することがあり、したがって、このジャンルに基づいて1つ以上のライト効果を選択することは有益である。
本発明の第2の態様では、方法は、コンテンツフレームがレンダリングされることと、前記コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定するステップと、前記決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択するステップと、1つ以上の光源に前記選択された1つ以上のライト効果を前記コンテンツアイテムと同時にレンダリングさせるステップとを含む。前記方法は、ハードウェア及び/又はソフトウェアで実施されてもよい。前記方法は、プログラマブルデバイス上で実行されるソフトウェアによって実行されてもよい。このソフトウェアは、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。
さらに、本明細書で説明される方法を実践するためのコンピュータプログラム、並びに、そのコンピュータプログラムを記憶している非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータプログラムは、例えば、既存のデバイスによってダウンロードされるか、又は、既存のデバイスにアップロードされてもよく、あるいは、これらのシステムの製造時に記憶されてもよい。
非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのソフトウェアコード部分を含み、前記ソフトウェアコード部分は、コンピュータによって実行されると、コンテンツフレームがレンダリングされることと、前記コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定すること、前記決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択すること、及び、1つ以上の光源に前記選択された1つ以上のライト効果を前記コンテンツアイテムと同時にレンダリングさせることとを含む実行可能なオペレーションを実行するように構成される。
当業者には理解されるように、本発明の諸態様は、デバイス、方法、又はコンピュータプログラム製品として具現化されてもよい。したがって、本発明の諸態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、あるいは、ソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態を取ってもよく、それらは全て、本明細書では「回路」、「モジュール」、又は「システム」と総称されてもよい。本開示で説明される機能は、コンピュータのプロセッサ/マイクロプロセッサによって実行される、アルゴリズムとして実装されてもよい。更には、本発明の諸態様は、1つ以上のコンピュータ可読媒体として具現化されている、コンピュータプログラム製品の形態を取ってもよく、1つ以上のコンピュータ可読媒体は、その上に具現化されている、例えば記憶されている、コンピュータ可読プログラムコードを有する。
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが、利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、限定するものではないが、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体の、システム、装置、若しくはデバイス、あるいは、上述の任意の好適な組み合わせであってもよい。より具体的なコンピュータ可読記憶媒体の例としては、限定するものではないが、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(random access memory;RAM)、読み出し専用メモリ(read-only memory;ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory;EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(portable compact disc read-only memory;CD−ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上述の任意の好適な組み合わせを挙げることができる。本発明の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することが可能な、任意の有形媒体であってもよい。
コンピュータ可読信号媒体としては、例えばベースバンド内又は搬送波の一部として、その内部に具現化されているコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬データ信号を挙げることができる。そのような伝搬信号は、限定するものではないが、電磁気、光学、又はこれらの任意の好適な組み合わせを含めた、様々な形態のうちのいずれを取ってもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを、通信、伝搬、又は伝送することが可能な、任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。
コンピュータ可読媒体上に具現化されているプログラムコードは、限定するものではないが、無線、有線、光ファイバ、ケーブル、RF等、又は上述の任意の好適な組み合わせを含めた、任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。本発明の諸態様に関する動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、Java(商標)、Smalltalk、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語、及び、「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語を含めた、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書き込まれてもよい。このプログラムコードは、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータ上かつ部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(local area network;LAN)若しくは広域ネットワーク(wide area network;WAN)を含めた任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、この接続は、外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)実施されてもよい。
本発明の実施形態による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品の、フローチャート図及び/又はブロック図を参照して、本発明の諸態様が以下で説明される。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フローチャート図及び/又はブロック図内のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実装されることができる点が理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを作り出すために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置の、プロセッサ、特にマイクロプロセッサ又は中央処理ユニット(central processing unit;CPU)に提供されてもよく、それにより、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスのプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するための手段を作り出す。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスに、特定の方式で機能するように指示することが可能な、コンピュータ可読媒体内に記憶されてもよく、それにより、コンピュータ可読媒体内に記憶されている命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施する命令を含む、製品を作り出す。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実施プロセスを作り出すために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上にロードされて、それらのコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させてもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブル装置上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するためのプロセスを提供する。
図におけるフローチャート及びブロック図は、本発明の様々な実施形態によるデバイス、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装の、アーキテクチャ、機能性、及び動作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図内の各ブロックは、指定されている論理関数を実施するための1つ以上の実行可能命令を含む、コードのモジュール、セグメント、又は部分を表してもよい。また、一部の代替的実装形態では、ブロック内に記されている機能は、それらの図に記されている順序と異なる順序で行われてもよい点にも留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、又は、それらのブロックは、関与している機能性に応じて、逆の順序で実行される場合があってもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャート図の各ブロック、並びに、それらブロック図及び/又はフローチャート図内のブロックの組み合わせは、指定されている機能若しくは行為を実行する専用ハードウェアベースのシステム、又は、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施されることができる点にも留意されたい。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下の図面から明らかであり、例として、それらの図面を参照して更に解明されるであろう。
本発明の電子デバイスの第1の実施形態のブロック図である。 本発明の電子デバイスの第2の実施形態のブロック図である。 本発明の方法の第1の実施形態のフロー図である。 本発明の方法の第2の実施形態のフロー図である。 本発明の方法の第3の実施形態のフロー図である。 小さな遅延の変動が存在する場合のライト効果制御ユーザインターフェースの一例を示す。 著しい遅延の変動が存在する場合の図6のユーザインターフェースの一例を示す。 ライト効果の選択のための閾値を構成するためのユーザインターフェースの一例を示す。 本発明の方法を実行するための例示的なデータ処理システムのブロック図である。
図面中の対応する要素は、同じ参照番号によって示される。
図1は、本発明の電子デバイスの第1の実施形態を示す。この第1の実施形態では、本発明の電子デバイスは、ブリッジ1、例えば、PhilipsのHueブリッジである。ブリッジ1は、プロセッサ3、トランシーバ5及び記憶手段7を備える。ブリッジ1は、例えば、Ethernetリンクを介して、無線アクセスポイント11に接続される。ライト16及び17(例えば、PhilipsのHueライト)は、例えば、Zigbeeを介して、ブリッジ1と通信する。スマートスピーカシステム13及びモバイルデバイス12もまた、無線アクセスポイント11に接続される。
モバイルデバイス12上で実行されるコンテンツレンダリングアプリケーションは、スマートスピーカシステム13を用いて、コンテンツアイテム、例えば、曲をレンダリングする。コンテンツアイテムは、コンテンツサーバ18上で実行される、コンテンツサービス、例えば、Spotifyによって提供される。コンテンツサーバ18及び無線アクセスポイント11の両方は、インターネット19上に位置する。図1の実施形態では、ブリッジ1は、コンテンツサーバ18から直接コンテンツメタデータ及びライトスクリプトを取得する。モバイルデバイス12上で実行されるコンテンツレンダリングアプリケーション及びブリッジ1は、コンテンツサービスの同一アカウントにリンクされている。
コンテンツアイテムが曲である場合、ライト効果と音楽の同期は、再生されている曲に関する事前処理されたデータ(メタデータ)を利用するのが最適であり得る。例えば、Spotifyは、テンポ、キー、セグメント、ビート構造等のトラック分析の詳細なデータを含むメタデータを提供する。このデータは、曲の再生開始時に又はプレイリストの場合曲の再生開始前にコンテンツサーバ18から取得されることができる。
このデータを使用して、(例えば、ライトスクリプトからの)ライト効果が、トラック内の正確な時点でレンダリングされて、ダイナミックで没入感のある体験を作り出すことができる。ユーザが意図した通りの効果を見ることができるようにするためには、ライト効果レンダリングアプリケーションがオーディオプレーヤと同期し、いつ曲が始まるかを正確に把握する、又はトラック内の現在の位置を把握する必要がある。例えば、Spotifyは、Web API(アプリケーションプログラミングインターフェース)を使用し、これは、任意のアプリケーションが、いつ開始された又はリクエストの時点でどこにいるかについてトラック及び時間に関する情報を引き出すことを可能にする。しかしながら、リクエストはインターネットを介して行われるため、Spotifyからのメッセージの受信に遅延が発生する恐れがあり、この遅延は、常に安定していたり、予測可能なものではない。
望ましくないユーザ体験の可能性を低減するために、プロセッサ3は、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定するように構成される。プロセッサ3はさらに、決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択する、及び、ライト16及び/又はライト17に選択された1つ以上のライト効果をコンテンツアイテムと同時にレンダリングさせるように構成される。
通常、同期に対して感度が低いライト効果は、正確な同期に依存したライト効果に比べて劣った体験を提供する。しかしながら、同期がそれほど正確でないと推定される場合、すなわち、遅延の変動が大きい場合、前者のタイプのエフェクトのみを使用することで、同期に依存する及び同期から外れて再生される、並びに、ユーザ体験に悪影響を及ぼすエフェクトの使用が回避され得る。
図1の実施形態では、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延は、5つの遅延成分を含む。
− オーディオ信号がモバイルデバイス12によって送信されることと、オーディオ信号がスマートスピーカシステム13でレンダリングされることとの間の遅延を表す、モバイルデバイス12とスマートスピーカシステム13との間の遅延成分21。
− モバイルデバイス12上で実行されるコンテンツ再生アプリケーションが、コンテンツアイテムのレンダリングがモバイルデバイス12で開始されたことをコンテンツサーバ18に通知するのに要する時間を表す、モバイルデバイス12とコンテンツサーバ18との間の遅延成分22。
− コンテンツサーバ18が、コンテンツアイテムのレンダリングがモバイルデバイス12で開始されたことをブリッジ1に通知するのに要する時間を表す、コンテンツサーバ18とブリッジ1との間の遅延成分23。
− ライトコマンドがブリッジ1によって送信されることと、対応するライト効果がライト16でレンダリングされることとの間の遅延を表す、ブリッジ1とライト16との間の遅延成分25。
− ライトコマンドがブリッジ1によって送信されることと、対応するライト効果がライト17でレンダリングされることとの間の遅延を表す、ブリッジ1とライト17との間の遅延成分26。
図1の実施形態では、遅延変動パラメータは、各遅延変動成分について、決定される、例えば、遅延変動に影響を及ぼす情報から決定される又は測定される。プロセッサ3は、複数の遅延変動パラメータの加算に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択するように構成される。代替的な実施形態では、著しく変動しない遅延成分、例えば、遅延成分25及び26は省略される。
図1に示されるブリッジ1の実施形態では、ブリッジ1は1つのプロセッサ3を含む。代替的な実施形態では、ブリッジ1は複数のプロセッサを含む。ブリッジ1のプロセッサ3は、例えばARMベースの、汎用プロセッサ、又は特定用途向けプロセッサであってよい。ブリッジ1のプロセッサ3は、例えば、Unixベースのオペレーティングシステムを実行してもよい。記憶手段7は、1つ以上のメモリユニットを含んでもよい。記憶手段7は、例えば、1つ以上のハードディスク及び/又はソリッドステートメモリを含んでもよい。記憶手段7は、例えば、コネクテッドライトのテーブル(table of connected lights)を記憶するために使用されてもよい。
トランシーバ5は、ワイヤレスアクセスポイント11と通信するために1つ以上の通信技術、例えば、Ethernetを使用してもよい。代替的な実施形態では、単一のトランシーバの代わりに複数のトランシーバが使用される。図1に示される実施形態では、受信機及び送信機は、トランシーバ5に組み合わされている。代替的な実施形態では、1つ以上の別個の受信機構成要素及び1つ以上の別個の送信機構成要素が使用される。ブリッジ1は、電源コネクタ等のネットワークデバイスに典型的な他の構成要素を含んでもよい。本発明は、1つ以上のプロセッサで実行されるコンピュータプログラムを使用して実装されてもよい。
図2の実施形態では、本発明の電子デバイスは、モバイルデバイス31、例えば、携帯電話又はタブレットである。モバイルデバイス31上で実行されるコンテンツレンダリングアプリケーション、例えば、オーディオプレーヤは、スマートスピーカシステム13を用いて、コンテンツアイテム、例えば、曲をレンダリングする。図1のブリッジ1の代わりにブリッジ15が用いられる。ブリッジ15は、コンテンツサーバ18から直接データを取得しない。その代わりに、モバイルデバイス31上で実行されるライト効果レンダリングアプリケーションが、コンテンツサーバ18からコンテンツメタデータ及びライトスクリプトを取得する。モバイルデバイス31上で実行されるライト効果レンダリングアプリケーションは、ライトスクリプトを処理し、ライトコマンドをブリッジ15に送信する。その後、ブリッジ15は、ライト16及び/又はライト17に(下位の(lower-level))ライトコマンドを送信する。
モバイルデバイス31は、プロセッサ33、トランシーバ35、記憶手段37、及びディスプレイ39を備える。プロセッサ33は、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定するように構成される。プロセッサ33はさらに、決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択する、及び、ライト16及び/又はライト17に選択された1つ以上のライト効果をコンテンツアイテムと同時にレンダリングさせるように構成される。
図2の実施形態では、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延は、追加の遅延成分を含む。
− ライトコマンドがモバイルデバイス31によって送信されることと、対応する(下位の)ライトコマンドがブリッジ15によって送信されることとの間の遅延を表す、モバイルデバイス31とブリッジ15との間の遅延成分24。
さらに、コンテンツサーバ18は、コンテンツアイテムのレンダリングがモバイルデバイス31で開始されたことをブリッジ15の代わりにモバイルデバイス31に通知するので、遅延成分23は、コンテンツサーバ18とブリッジ15との間ではなく、コンテンツサーバ18とモバイルデバイス31との間である。
図2に示されるモバイルデバイス31の実施形態では、モバイルデバイス31は、1つのプロセッサ33を含む。代替的な実施形態では、モバイルデバイス31は複数のプロセッサを含む。モバイルデバイス31のプロセッサ33は、例えばQualcommからの若しくはARMベースの、汎用プロセッサ、又は特定用途向けプロセッサであってよい。モバイルデバイス31のプロセッサ33は、例えば、Android又はiOSオペレーティングシステムを実行してもよい。記憶手段37は、1つ以上のメモリユニットを含んでもよい。記憶手段37は、例えば、1つ以上のハードディスク及び/又はソリッドステートメモリを含んでもよい。記憶手段37は、例えば、オペレーティングシステム、アプリケーション及びアプリケーションデータを記憶するために使用されてもよい。
トランシーバ35は、例えば、ワイヤレスアクセスポイント11と通信するために1つ以上の無線通信技術を使用してもよい。代替的な実施形態では、単一のトランシーバの代わりに複数のトランシーバが使用される。図2に示される実施形態では、受信機及び送信機は、トランシーバ35に組み合わされている。代替的な実施形態では、1つ以上の別個の受信機構成要素及び1つ以上の別個の送信機構成要素が使用される。ディスプレイ39は、例えば、LCD又はOLEDパネルを含んでもよい。ディスプレイ39は、タッチスクリーンであってもよい。タブレット31は、バッテリ及び電源コネクタ等のモバイルデバイスに典型的な他の構成要素を含んでもよい。本発明は、1つ以上のプロセッサで実行されるコンピュータプログラムを使用して実装されてもよい。
図2の実施形態では、モバイルデバイス31は、コンテンツとライト効果の両方をレンダリングする。代替的な実施形態では、第1の(例えば、モバイル)デバイスがコンテンツをレンダリングし、第2の(例えば、モバイル)デバイスがライト効果をレンダリングする。
コンテンツサービスがビデオサービス、例えば、Netflix、Amazon Prime又はHuluである場合、ビデオレンダリングデバイス、例えば、テレビが、図1及び図2に示すシステムに追加的又は代替的に存在してもよい。この場合、1つ以上の異なる又は追加の遅延成分が考慮されてもよい。
本発明の方法の第1の実施形態が、図3に示されている。ステップ101は、コンテンツフレームがレンダリングされることと、コンテンツフレームに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定することを含む。ステップ103は、決定された情報に基づいてコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択することを含む。ステップ105は、1つ以上の光源に選択された1つ以上のライト効果をコンテンツアイテムと同時にレンダリングさせることを含む。
図3の実施形態では、情報は、遅延の総変動(total variation in delay)を表す総遅延変動パラメータ(toal delay variation parameter)を含み、少なくとも1つのプロセッサは、総遅延変動パラメータに基づいて1つ以上のライト効果を選択するように構成される。総遅延変動パラメータは、サブステップ119で、図1及び図2に示されるように、個々の遅延成分についてサブステップ111で決定された遅延変動パラメータを加算することにより、ステップ101で計算される。ステップ111は、ネットワークパスの各構成要素について繰り返される。
図3の実施形態では、遅延成分についての遅延変動パラメータは、ステップ113において、又はステップ114〜117及びステップ121において決定される。ステップ113において、遅延変動パラメータは、遅延の変動に影響を及ぼす情報に基づいて決定される。遅延の変動に影響を及ぼす情報は、コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるシステムの構成から決定されてもよい。遅延の変動に影響を及ぼす情報は、例えば、無線スピーカがコンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるかどうか、どのタイプのサービスがコンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるか、及び、どのタイプのネットワーク接続(例えば、Wi−fi 2.4GHz、Wi−fi 5Ghz又は有線)がコンテンツアイテムを取得するために使用されるか、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
ステップ114では、測定データが取得される。得られた測定データは、将来の使用のためにステップ115でメモリに記憶される。これは複数回繰り返される。ステップ117において、1つ以上の他のコンテンツアイテムに関してステップ114で以前に取得された測定データが、メモリから取り出される。ステップ121において、遅延変動値(delay variation value)が、ステップ114で取得されたばかりの測定データと、ステップ117で取得された測定データの少なくとも一部(一部の測定データは、あまりにも昔に取得されたものである可能性がある)とから決定される。
例えば、1つ以上の遅延成分について、電子デバイスとコンテンツサーバとの間の第1の遅延の変動が、複数の時点でコンテンツサーバからコンテンツサーバによって提供されているコンテンツアイテム現在の位置を要求すること、及び、前記位置間の差と、ステップ114及び121における前記時点間のローカルに計時された差とを比較することにより決定されてもよい。その後、遅延変動パラメータが、ステップ119において、この第1の遅延変動に基づいて決定されてもよい。
ステップ101の一例として、図2に示される遅延成分についての遅延変動パラメータは、以下のように決定されてもよい。
− ステップ111の第1の反復(iteration)において、遅延成分21の変動が、モバイルデバイス31にオーディオフラグメントをスマートスピーカシステム13に送信させること、及び、そのマイクを用いていつオーディオフラグメントが再生を開始するかを検出させることによって決定される。これは複数回行われる。これらの値の最小値が、これらの値の最大値から減算され、その結果が、遅延成分21についての遅延変動として使用されてもよい。図1に示される実施形態では、遅延成分21の変動は、モバイルデバイス12によって測定され、その後、ブリッジ1に送信されてもよい。
− ステップ111の第2の反復において、遅延成分22及び23の変動が以下のように決定される。ステップ114において、コンテンツサーバによって提供されているコンテンツアイテムの現在の位置が、コンテンツサーバから要求され、該要求が送信される時刻が、ローカルクロックを使用して決定される。ステップ117において、別のコンテンツアイテムに関してステップ114で得られた位置及びこれらの位置が以前に要求された時刻が、メモリから取り出される。ステップ119において、ステップ114で得られた位置と、ステップ117でメモリから取り出された位置の少なくとも一部とが、関連するタイムスタンプと比較される。同じコンテンツアイテム内の2つの連続した位置について、これら2つの連続した位置に対応するタイムスタンプの間の差が、これら2つの連続した位置の間の差から減算される。これにより、遅延の変動を示す値が得られる。これは複数回繰り返される。決定された値のうちの(絶対)最大値が、遅延変動パラメータとして使用されてもよい。
− ステップ111の第3の反復において、遅延成分24の変動が、ステップ113において、モバイルデバイス31がブリッジ15にどのように接続されているか、及び、どのような種類のブリッジが使用されているかを判断することにより決定される。図2に示されているように、モバイルデバイス及びブリッジが同じ無線アクセスポイントに接続されており、PhilipsのHueブリッジが使用されている場合、例えば、遅延成分24について、遅延変動0が使用されてもよい。
− ステップ111の第4の反復において、遅延成分25及び26の変動が、ステップ113において、どのような種類のブリッジが使用されているかを判断することにより決定される。PhilipsのHueブリッジが使用されている場合、例えば、遅延成分25及び26について、遅延変動0が使用されてもよい。
この例では、遅延変動は、遅延成分22を含む遅延、及び、現在位置の要求がモバイルデバイス31によって送信されてからコンテンツサーバ18によって受信されるまでの間の遅延について測定される。遅延成分23は、現在位置の要求がモバイルデバイス31によって送信されてからコンテンツサーバ18によって受信されるまでの間の遅延と同様の遅延であると仮定される。
代替的な実施形態では、遅延成分22及び23の変動を決定する際にステップ114で現在位置自体を使用する代わりに、現在位置を示すメッセージが受信される時刻が、ステップ114でローカルクロックを使用して決定される。この代替的な実施形態では、要求を送信した時刻と応答を受信した時刻との間の差が、ステップ115で記憶される。これにより、遅延の変動を示す値が得られる。次に、ステップ114で決定され、ステップ117で取り出された差が、ステップ119で比較される。これらの値の最小値が、これらの値の最大値から減算され、その結果が、遅延変動として使用されてもよい。この代替的な実施形態では、遅延変動は、遅延成分23を含む遅延、及び、現在位置の要求がモバイルデバイス31によって送信されてからコンテンツサーバ18によって受信されるまでの間の遅延について測定される。
遅延成分22は、現在位置の要求がモバイルデバイス31によって送信されてからコンテンツサーバ18によって受信されるまでの間の遅延と同様の遅延であると仮定される。コンテンツレンダリングアプリケーション及びライト効果レンダリングアプリケーションは、図2の同じデバイス、すなわち、モバイルデバイス31上で動作しているので、この仮定は合理的であると思われる。図1で示されるように、ライトが、コンテンツアイテムがレンダリングされるデバイスとは別のデバイスで制御されるが、この別のデバイスが、同じローカルエリアネットワーク内にある場合にも、この仮定は妥当であると思われる。
ステップ103では、コンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果が、決定された遅延の総変動に基づいて選択される。この実施形態では、1つ以上のライト効果は、ライトスクリプトが利用可能な場合ライトスクリプトで指定された複数のライト効果から、又は、コンテンツアイテムの分析に基づいて選択される。前者の場合、1つ以上のライト効果は、光スクリプトで指定される複数のライト効果のうちの1つ以上をスキップ又は置換することによって選択されてもよい。
図3の実施形態では、動的ライト効果パラメータが、遅延変動パラメータと動的ライト効果パラメータとのマッピングに基づいて遅延の総変動から決定され、1つ以上のライト効果が、決定された動的ライト効果パラメータに基づいて選択される。
遅延の総変動に依存して、特定のタイプのライト効果が除外される。
− 所定の持続時間最小値よりも短い遷移持続時間を有するライト効果。これらのライト効果は、例えば、スキップされてもよく、又は、より長い持続時間を有するライト効果に置き換えられてもよい。大きな遷移時間を有する効果は、短く、スナッピーな(snappy)効果よりも感度が低い。より長い持続時間を有する効果は、例えば、セクション(曲)ごと、又はシーン若しくはショット(ビデオ)ごとに指定されてもよい。このようなライト効果は、アンビエンス効果とみなされ得る。
− 所定の最大値よりも高い明るさ又は明るさの変動(brightness variation)を有するライト効果。これらのライト効果は、スキップされてもよく、又は、より低い明るさ若しくは明るさの変動を有する、及び/又は、明るさの変化の代わりに色の変化を有するライト効果に置き換えられてもよい。ビートに合わせて調整された明るさを有する効果は、非常に没入感のある体験を生み出すことができるが、ビートから外れて光が点滅すると、体験は著しく低下する。ビートに合わせて変化する色を有する効果は、没入感は低いかもしれないが、依然として肯定的な体生み出し得る。色の変化がビートを外して起きたとしても、それほど顕著ではなく、体験に影響を与えない。
− メロディに同期したライト効果:コンテンツアイテムのメロディに同期されるライト効果。ビート等のリズミカルなイベントで変化するライト効果は、メロディ又は突然の大音量のバースト等の非リズミカルなイベントで変化するイベントよりも感度が低い。なぜなら、リズミカルなイベントの場合、ペース(1分あたりのビート)は依然としてマッチするからである。
− ビート及び小節に同期した明るさのライト効果:コンテンツアイテムのビート及び小節に同期されるライト効果であり、コンテンツの小節に同期されるライト効果は、コンテンツアイテムのビートにのみ同期されるライト効果(この場合、弱いライト効果がレンダリングされる)よりも顕著にレンダリングされる(強い効果)。これらのライト効果は、スキップされてもよく、又は、ビートに同期されるライト効果に置き換えられてもよい。
ビートに同期したライト効果並びにビート及び小節に同期したライト効果は、例えば、曲中のすべてのビートについてライトスクリプトにおいて又はライト効果レンダリングアプリケーションの構成において指定されてもよい。前者の場合、これらのライト効果はまた、セクション内のすべてのビートについて指定されてもよい。これらの定義は、コンテンツサービスによって提供されるメタデータを使用して時間単位(例えば、ミリ秒)に変換(translate)されてもよい。代替的に、ユーザが、このメタデータを使用してライトスクリプトを手動で作成し、ライト効果を時間単位で直接指定してもよい。この場合、ライトスクリプトは、ライト効果がスキップされるべき又は置換されるべきかを決定するために、ライト効果がどのような種類の同期(例えば、ビート同期、小節+ビート同期、セクション同期、又は非リズミカルなイベント同期)を達成しようとしているかを識別すべきである。
一般に、ライト効果は、例えば、遷移時間を増やす、明るさを下げる、及び/又は色の彩度を下げることによって、スキップ又は修正されてもよい。音楽では、メロディ(例えば、ギタートラック)に追従するライト効果は、遅延の変動に対して特に敏感(sensitive)である。さらに、色度は、明るさよりも遅延変動に対して感度が低い。ビデオでは、イベントが画面に示される前に非リズミカルなイベント(例えば、爆発)に同期されるライト効果のレンダリングを開始しないことが重要である。ビデオでは、明るさ及び色度の両方が、遅延変動に対して敏感である。
動的ライト効果パラメータの各可能な値は、ライト効果のセットにマッピングされる。高い遅延の総変動(high total variation in delay)は、動的ライト効果パラメータの低い値に対応し、この低い値は、上述の4つのタイプのライト効果を除外したライト効果のセットにマッピングされる。このマッピングは、コンテンツアイテムのジャンルに依存してもよい。このマッピングは、離散的又は連続的(例えば、関数)であってもよい。
図3の実施形態では、遅延の総変動は、コンテンツアイテムのレンダリング中に複数回決定され、1つ以上のライト効果もまた、複数回遅延の総変動に基づいて選択される。しかしながら、1つ以上のライト効果の第1のセットから1つ以上のライト効果の第2のセットへの切り替えは、コンテンツアイテム内の特定の位置、例えば、シーン変更時にのみ行われる。これらの特定の位置は、ライトスクリプトで定義されてもよく、又は、自動的に検出されてもよい。
図3の実施形態では、ある遅延成分についての遅延変動は、方法の組み合わせを用いて決定される。現在のコンテンツアイテムに関する測定データがステップ114で取得され、1つ以上の他のコンテンツアイテムに関する測定データがステップ117で取り出される。両方ともステップ121で処理される。図4の実施形態では、遅延成分ごとに1つの方法のみが使用される。例えば、図4の実施形態では、図2の遅延成分22及び23についての遅延変動は、他のコンテンツアイテムに関する測定データに基づいてのみ決定される。遅延成分21についての遅延変動も、他のコンテンツアイテムに関する測定データに基づいてのみ決定されるとすれば、遅延の総変動は、コンテンツアイテムのレンダリング中に変化しない。
図5の実施形態では、図3及び図4のステップ101は、遅延変動パラメータが決定されないステップ151に置き換えられる。その代わりに、1つ以上のライト効果は、遅延の変動に影響を及ぼす情報に基づいて選択される。遅延の変動に影響を及ぼす情報は、コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるシステムの構成から決定される。情報は、無線スピーカがコンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるかどうか、どのタイプのサービスがコンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるか、及び、どのタイプのネットワーク接続がコンテンツアイテムを取得するために使用されるか、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、衛星インターネット接続が使用される場合、特定のライト効果が除外されてもよい。
図3及び図4の実施形態では、動的ライト効果パラメータは、遅延の総変動に基づいて自動的に決定される。図6は、動的ライト効果パラメータがユーザによって適応され得るユーザインターフェースの一例を示す。ユーザインターフェースは、モバイルデバイス31のディスプレイ39に示される。ユーザは、(スロー(Slow)とダイナミック(Dynamic)との間で)ライト効果の動的性(dynamicity)を選択するためにバー201上でスライダ203をスライドさせることができる。この例では、動的ライト効果パラメータをダイナミックに設定すると、より多量のライト効果及びより強いライト効果(より明るい及びより色彩やか(more color saturation))が得られる。図6の例では、小さな変動遅延(small variation delay)が存在する。
ライト効果パラメータが遅延の総変動に基づいて自動的に決定されていて、遅延の著しい変動(significant variation in delay)が存在する場合にも、ユーザは、動的ライト効果を適応させることができてもよい。これは図7に示されている。エリア205は、ラベル209で「同期から外れ得る(Can be out of synch)」とマークされる。バーの他のエリア207はマークされない。これは、ユーザが、どの動的性がユーザ体験の悪化につながる可能性が高いかを把握しながら、ライト効果の動的性を変更することを可能にする。ユーザが、決定された動的ライト効果パラメータを適応させた後、1つ以上のライト効果は、適応された動的ライト効果パラメータに基づいて選択される。
代替的な実施形態では、遅延の総変動は、ライト効果のセットに直接マッピングされる。例えば、各々異なるライト効果のセットにマッピングされる、複数の範囲(range)が定義されてもよい。典型的には、特定のライト効果は全てのセットに含まれる。例えば、100ms未満の遅延変動は、全てのライト効果のセットにマッピングされてもよく、100〜150msの遅延変動は、メロディに同期したライト効果を除外したライト効果のセットにマッピングされてもよく、200msの遅延変動は、メロディに同期したライト効果並びにビート及び小節に同期した明るさのライト効果を除外したライト効果のセットにマッピングされてもよい。
シンプルな実施形態では、2つの範囲のみが存在し、所定の閾値が2つの範囲を分離する。この実施形態では、遅延変動パラメータが所定の閾値を超えるかどうか決定する、及び、遅延変動パラメータが所定の閾値を超えるかどうかに基づいて1つ以上のライト効果を選択することで十分である。ユーザは、この特定の閾値を適応させることが可能にされてもよい。これは図8に示されている。モバイルデバイス31のディスプレイ39に示されるコンフィギュレーション画面において、ユーザは、特定の閾値を指定するためにエリア221上でスライダ223を移動させることができる。閾値は、ラベル225で示される(図8の例では「90ms」)。閾値は、ライト効果のフルセットについての遅延の最大変動(maximum variation in delay for the full set of light effects)を示す。決定された遅延の総変動がこの閾値を超える場合、縮小されたライト効果のセット(reduced set of light effects)が使用される。
図8に示されるものと同様のスライダは、補償期間を指定するために、又は遅延変動パラメータに基づいて決定される補償期間の決定に影響を及ぼすために使用されてもよい。この場合、1つ以上の光源は、選択された1つ以上のライト効果のレンダリングを、該1つ以上のライト効果についてスケジュールされた開始時間よりこの補償期間前に開始するように制御されてもよい。斯くして、ユーザに、対応するコンテンツフレームよりも早く若しくは遅くライト効果がトリガされる機会をほぼ等しくする、対応するコンテンツフレームよりも早くライト効果がトリガされる機会を増やす、又は、対応するコンテンツフレームよりも遅くライト効果がトリガされる機会を増やすという好み(preference)を示す可能性が提供される。補償期間が使用されるか否かは、遅延変動パラメータが特定の閾値を超えるか否かに依存してもよい。図9は、図3〜5を参照して述べられたような方法を実行し得る、例示的なデータ処理システムを示すブロック図を示す。
図9に示されるように、データ処理システム300は、システムバス306を介してメモリ要素304に結合される、少なくとも1つのプロセッサ302を含んでもよい。それゆえ、データ処理システムは、メモリ要素304内にプログラムコードを記憶してもよい。さらに、プロセッサ302は、システムバス306を介してメモリ要素304からアクセスされるプログラムコードを実行してもよい。一態様では、データ処理システムは、プログラムコードを記憶及び/又は実行するために好適な、コンピュータとして実装されてもよい。しかしながら、データ処理システム300は、本明細書内で述べられる機能を実行することが可能な、プロセッサ及びメモリを含む任意のシステムの形態で実装されてもよい点を理解されたい。
メモリ要素304は、例えば、ローカルメモリ308及び1つ以上の大容量記憶デバイス310等の、1つ以上の物理メモリデバイスを含んでもよい。ローカルメモリとは、プログラムコードの実際の実行中に一般に使用される、ランダムアクセスメモリ又は他の非永続的メモリデバイスを指してもよい。大容量記憶デバイスは、ハードドライブ又は他の永続的データ記憶デバイスとして実装されてもよい。処理システム300はまた、実行中に大容量記憶デバイス310からプログラムコードが取得されなければならない回数を低減するために、少なくとも一部のプログラムコードの一時記憶を提供する、1つ以上のキャッシュメモリ(図示せず)を含んでもよい。また、処理システム300は、例えば、処理システム300がクラウドコンピューティングプラットフォームの一部である場合、別の処理システムのメモリ要素を使用することができてもよい。
入力デバイス312及び出力デバイス314として示される、入出力(input/output;I/O)デバイスが、オプションとして、データ処理システムに結合されることができる。入力デバイスの例としては、限定するものではないが、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、(例えば、ボイス及び/又はスピーチ認識のための)マイク等を挙げることができる。出力デバイスの例としては、限定するものではないが、モニタ又はディスプレイ、スピーカ等を挙げることができる。入力デバイス及び/又は出力デバイスは、直接、又は介在I/Oコントローラを介して、データ処理システムに結合されてもよい。
一実施形態では、入力デバイス及び出力デバイスは、(入力デバイス312及び出力デバイス314を取り囲む破線で図9に示されるような)複合型入力/出力デバイスとして実装されてもよい。そのような複合型デバイスの一例は、「タッチスクリーンディスプレイ」又は単に「タッチスクリーン」と称される場合もある、タッチ感知ディスプレイである。そのような実施形態では、デバイスへの入力は、タッチスクリーンディスプレイ上、又はタッチスクリーンディスプレイの近くでの、例えばスタイラス又はユーザの指等の、物理的実体の移動によって提供されてもよい。
ネットワークアダプタ316もまた、データ処理システムに結合されて、介在する私設ネットワーク又は公衆ネットワークを介して、データ処理システムが、他のシステム、コンピュータシステム、リモートネットワークデバイス、及び/又はリモート記憶デバイスに結合されることを可能にしてもよい。ネットワークアダプタは、上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークによってデータ処理システム300に送信されるデータを受信するための、データ受信機と、データ処理システム300から上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークにデータを送信するための、データ送信機とを含んでもよい。モデム、ケーブルモデム、及びEthernetカードは、データ処理システム300と共に使用されてもよい、種々のタイプのネットワークアダプタの例である。
図9に示されるように、メモリ要素304は、アプリケーション318を記憶してもよい。様々な実施形態では、アプリケーション318は、ローカルメモリ308、1つ以上の大容量記憶デバイス310内に記憶されてもよく、あるいは、ローカルメモリ及び大容量記憶デバイスとは別個であってもよい。データ処理システム300はさらに、アプリケーション318の実行を促すことが可能な(図9には示されない)オペレーティングシステムを実行してもよい点を理解されたい。アプリケーション318は、実行可能プログラムコードの形態で実装されており、データ処理システム300によって、例えばプロセッサ302によって、実行されることができる。アプリケーションの実行に応答して、データ処理システム300は、本明細書で述べられる1つ以上の動作又は方法ステップを実行するように構成されてもよい。
本発明の様々な実施形態は、コンピュータシステムと共に使用するためのプログラム製品として実装されてもよく、このプログラム製品のプログラムは、(本明細書で説明される方法を含めた)実施形態の機能を定義する。一実施形態では、このプログラムは、様々な非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができ、本明細書で使用されるとき、「非一時的コンピュータ可読記憶媒体」という表現は、全てのコンピュータ可読媒体を含むが、唯一の例外は一時的な伝搬信号である。別の実施形態では、このプログラムは、様々な一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができる。例示的なコンピュータ可読記憶媒体としては、限定するものではないが、(i)情報が永続的に記憶される、書き込み不可記憶媒体(例えば、CD−ROMドライブによって読み取り可能なCD−ROMディスク、ROMチップ、又は任意のタイプの不揮発性固体半導体メモリ等の、コンピュータ内部の読み出し専用メモリデバイス)、及び(ii)変更可能な情報が記憶される、書き込み可能記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ、ディスケットドライブ若しくはハードディスクドライブ内部のフロッピーディスク、又は任意のタイプのランダムアクセス固体半導体メモリ)が挙げられる。コンピュータプログラムは、本明細書で述べられるプロセッサ302上で実行されてもよい。
本明細書で使用される用語法は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈がそうではないことを明確に示さない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用されるとき、用語「含む(comprises)」及び/又は「含んでいる(comprising)」は、記述された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在若しくは追加を排除するものではない点が、更に理解されるであろう。
以下の請求項における全てのミーンズプラスファンクション又はステッププラスファンクションの要素の、対応する構造、材料、行為、及び均等物は、具体的に特許請求される他の特許請求要素と組み合わせて機能を実行するための、任意の構造、材料、又は行為を含むことが意図される。本発明の実施形態の説明は、例示を目的として提示されてきたが、網羅的であるか、又は開示された形態の実装形態に限定されることを意図するものではない。本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多くの修正形態及び変形形態が当業者には明らかとなるであろう。実施形態は、本発明の原理及び一部の実際的応用を最良に説明し、想到される特定の用途に適するような様々な修正を有する様々な実施形態に関して、他の当業者が本発明を理解することを可能にするために、選択及び説明されるものとした。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを含む電子デバイスであって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツのフラグメントがレンダリングされることと、前記フラグメントに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定する、
    前記決定された情報に基づいてオーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択する、及び
    1つ以上の光源に前記選択された1つ以上のライト効果を前記コンテンツアイテムと同時にレンダリングさせる、
    ように構成される、電子デバイス。
  2. 前記情報は、前記遅延の変動を表す遅延変動パラメータを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延変動パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成される、請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記遅延の変動に影響を及ぼす情報に基づいて前記遅延変動パラメータを決定するように構成される、請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    複数の時点でオーディオ及び/又はビジュアルコンテンツサーバから該オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツサーバによって提供されているオーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムの現在の位置を要求すること、及び、前記位置間の差と、前記時点間のローカルに計時された差とを比較することにより、当該電子デバイスと前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツサーバとの間の第1の遅延の変動を決定する、及び
    前記第1の遅延の変動に基づいて前記遅延変動パラメータを決定するように構成される、請求項2に記載の電子デバイス。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記遅延変動パラメータが所定の閾値を超えるかどうか決定する、及び
    前記遅延変動パラメータが前記所定の閾値を超えるかどうかに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択する、
    ように構成される、請求項2に記載の電子デバイス。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、ユーザが、前記所定の閾値を適応させることを可能にするように構成される、請求項5に記載の電子デバイス。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、遅延変動パラメータと動的ライト効果パラメータとのマッピングに基づいて前記決定された遅延変動パラメータから動的ライト効果パラメータを決定する、及び、前記決定された動的ライト効果パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成される、請求項2に記載の電子デバイス。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、ユーザが、前記決定された動的ライト効果パラメータを適応させることを可能にする、及び、前記適応された動的ライト効果パラメータに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成される、請求項7に記載の電子デバイス。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるシステムの構成から前記遅延の変動に影響を及ぼす情報を決定するように構成される、請求項1又は3に記載の電子デバイス。
  10. 前記遅延の変動に影響を及ぼす情報は、無線スピーカが前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるかどうか、どのタイプのサービスが前記コンテンツアイテムをレンダリングするために使用されるか、及び、どのタイプのネットワーク接続が前記コンテンツアイテムを取得するために使用されるか、のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の電子デバイス。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記決定された情報に依存して前記選択される1つ以上のライト効果から所定の持続時間最小値よりも短い遷移持続時間を有するライト効果、所定の明るさ最大値よりも高い明るさを有するライト効果、メロディに同期したライト効果、並びに/又は、ビート及び小節に同期した明るさのライト効果を除外するように構成され、前記メロディに同期したライト効果は、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムのメロディに同期されるライト効果を含み、前記ビート及び小節に同期した明るさのライト効果は、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムのビート及び小節に同期されるライト効果を含み、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツの小節に同期されるライト効果は、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムのビートにのみ同期されるライト効果よりも顕著にレンダリングされる、請求項1に記載の電子デバイス。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムのレンダリング中に複数回前記情報を決定する及び前記決定された情報に基づいて1つ以上のライト効果を選択するように構成され、1つ以上のライト効果の第1のセットから1つ以上のライト効果の第2のセットへの切り替えは、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムの所定の位置においてのみ行われる、請求項1に記載の電子デバイス。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムのジャンルにさらに基づいて前記1つ以上のライト効果を選択するように構成される、請求項1に記載の電子デバイス。
  14. 光源にライト効果をレンダリングさせる方法であって、
    オーディオ及び/又はビジュアルコンテンツのフラグメントがレンダリングされることと、前記フラグメントに同期されるライト効果がレンダリングを開始することとの間の遅延の変動を示す又は影響を及ぼす情報を決定するステップと、
    前記決定された情報に基づいてオーディオ及び/又はビジュアルコンテンツアイテムと同時にレンダリングされるべき1つ以上のライト効果を選択するステップと、
    1つ以上の光源に前記選択された1つ以上のライト効果を前記コンテンツアイテムと同時にレンダリングさせるステップと、
    を含む、方法。
  15. 少なくとも1つのソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム若しくはコンピュータプログラム一式又は少なくとも1つのソフトウェアコード部分を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記ソフトウェアコード部分は、コンピュータシステムで実行されると、請求項14に記載の方法が実行されることを可能にするように構成される、コンピュータプログラム若しくはコンピュータプログラム一式又はコンピュータ可読記憶媒体。
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