JP2021525336A - 風力タービンブレードの前縁を修理する方法 - Google Patents

風力タービンブレードの前縁を修理する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021525336A
JP2021525336A JP2020567556A JP2020567556A JP2021525336A JP 2021525336 A JP2021525336 A JP 2021525336A JP 2020567556 A JP2020567556 A JP 2020567556A JP 2020567556 A JP2020567556 A JP 2020567556A JP 2021525336 A JP2021525336 A JP 2021525336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leading edge
wind turbine
protective shell
blade
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020567556A
Other languages
English (en)
Inventor
レオン マーティン
レオン マーティン
リース ニッケルスン ピーザ
リース ニッケルスン ピーザ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
/ Siemens Gamesa Renewable Energy AS
Siemens Gamesa Renewable Energy AS
Original Assignee
/ Siemens Gamesa Renewable Energy AS
Siemens Gamesa Renewable Energy AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by / Siemens Gamesa Renewable Energy AS, Siemens Gamesa Renewable Energy AS filed Critical / Siemens Gamesa Renewable Energy AS
Publication of JP2021525336A publication Critical patent/JP2021525336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D1/00Wind motors with rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor 
    • F03D1/06Rotors
    • F03D1/065Rotors characterised by their construction elements
    • F03D1/0675Rotors characterised by their construction elements of the blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D80/00Details, components or accessories not provided for in groups F03D1/00 - F03D17/00
    • F03D80/50Maintenance or repair
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/082Blades, e.g. for helicopters
    • B29L2031/085Wind turbine blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2230/00Manufacture
    • F05B2230/80Repairing, retrofitting or upgrading methods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

風力タービンブレードの前縁を修理する方法を示す。当該方法では、風力タービンブレードの前縁の腐食した表面に接着剤を被着して、風力タービンブレードの前縁の幾何学形状を実質的に回復させる。その後、前縁防護シェルを前縁に被着し、これにより前縁防護シェルを、腐食した表面に、腐食した表面と前縁防護シェルとの間の接着剤のみでもって付着させる。この場合、前縁防護シェルの形状は、前縁の空力的な外側プロファイルに対応している。好適には、軟質ポリマ前縁防護シェルを取り付けるために、2成分シラン変性ポリマ接着剤が用いられる。

Description

本発明は概して、風力タービンコンポーネントの修理、特に風力タービンブレードの前縁を修理する方法に関する。
今日ではブレード等のいくつかの風力タービンコンポーネントは、繊維強化プラスチック複合材料から製造されている。このような風力タービンのコンポーネントの表面および特にロータブレードの前縁の腐食は、運転中に生じることが知られている。タービンブレードの前縁の腐食は、ブレードの効率ひいてはタービンにより出力される動力を低下させる。
洋上風力タービンの風力タービンロータブレードおよび陸上風力タービンの風力タービンロータブレードは両方共特に、周囲の風に含まれる粒子または液滴がブレードにぶつかった時に生じる摩滅により変質させられ、その結果、風力タービンロータブレードの前縁が劣化することになる。粒子および液滴は、周囲の風の中に存在しており、塵埃、雨、降雪等から生じ、衝突摩擦により風力タービンブレードの前縁の腐食を生ぜしめ、その結果、ブレードの空力的な効率ひいては風力タービンの最大出力動力を低下させる。
タービンブレードの腐食は、繊維強化積層構造の内部を侵食し、タービンブレードの修理を要する深刻な故障を招く恐れがあり、このことはタービンオペレータにとって極めて手間がかかる可能性があり、変質させられた風力タービンの少なからぬ動作不可能時間を伴い、変質させられたコンポーネントの取外しおよび修理工場への運搬が必要になることがある。
これが、一般に陸上および洋上風力タービンの風力タービンロータブレードの前縁において表面システムが予測される理由である。
修理手順は、典型的には前縁の表面の回復、すなわち充填材による前縁の空力的な形状の再形成を含む。充填材を用いて前縁の表面を修理した後で、ポリマ材料から製造された防護シェルまたはシールドが、風力タービンブレードの前縁に取り付けられる。防護シェルは、ブレードシェルの腐食を防ぎ、代わりに腐食することを目的としたものである。しかしながら、従来の修理方法により行われる前縁回復プロセスは、積層損傷部の手動での貼り合わせ、および充填材の被着ならびにトップコート系の塗布を必要とする。積層部およびトップコートのこの復元には極めて手間がかかる可能性がある。それというのも、このことは典型的には、作業に必要とされる長時間のタービン動作不可能時間および人力を意味する、修理材料の数回の硬化サイクルを含むためである。
したがって本発明の目的は、正確でひいては防護シェル装着前の前縁の回復を必要としない、風力タービン設置現場で実施可能な、風力タービンブレードの前縁を修理する方法を提供することにある。
前記目的は、本技術の請求項1記載の風力タービンブレードの前縁を修理する方法により達成される。本技術の有利な実施形態は、各従属請求項に記載されている。
本技術では、風力タービンブレードの前縁を修理する方法を示す。当該方法は、好適には、風力タービンのいずれのコンポーネントも取り外されること無しに、風力タービンの設置現場において実施される。当該方法では、風力タービンブレードの前縁の腐食した表面に接着剤を被着して、風力タービンブレードの前縁の幾何学形状を実質的に回復させる。その後、前縁防護シェルを前縁に被着し、これにより前縁防護シェルを、腐食した表面に、腐食した表面と前縁防護シェルとの間の接着剤のみでもって付着させる。この場合、前縁防護シェルの形状は、前縁の空力的な外側プロファイルに対応している。好適には、軟質ポリマ前縁防護シェルを取り付けるために、2成分シラン変性ポリマ接着剤(two component modified-silane polymer adhesive)が用いられる。
上述した本技術による方法は、いくつかの利点を有している。第1に、接着剤を被着する前の、貼り合わせおよび充填材による前縁の回復が不要であるため、簡単で時間がかからず、費用対効果が高い。接着剤は、2つの機能を有している。第1に、接着剤は前縁の幾何学形状を概ね回復するための充填材として作用する、すなわち、腐食の結果として前縁の表面に形成されたリセスまたはへこみが接着剤によりふさがれ、第2に、接着剤は前縁の表面と防護シェルとの間を接着する作用物質として作用する。損傷した表面の形状を、空力的な形状に完全に修復する必要はない。それというのも前縁のこの機能は、予備成形された空力的な形状を有すると共にさらに前縁に取り付けられた後に前縁の形状に適合する防護シェルにより修復されるからである。さらに、当該方法は簡単でありひいては風力タービンを取り外すこと無しに風力タービンの設置現場で実施可能であるため、当該方法は、風力タービンの動作不可能時間を減じる。
本技術の上述した特性および他の特徴および利点ならびにこれらを達成する方法は、添付の図面に関連した本技術の実施形態の以下の説明を参照することにより、より一層明確になると共に、本技術自体も、より良好に理解されるであろう。
風力タービンの設置現場において、修理されるべきコンポーネントが風力タービンから取り外されること無しに本技術による修理方法が適用される風力タービンロータブレードを有する風力タービンを示す概略図である。 本技術による修理方法が適用される風力タービンロータブレードを示す概略図である。 損傷していないブレードの前縁の幾何学形状を示す、風力タービンブレードの概略横断面図である。 風力タービンブレードの前縁の腐食した表面を示す、風力タービンブレードの概略横断面図である。 接着剤が被着され、ブレードの幾何学形状が実質的に回復した、図4に示した風力タービンブレードの概略横断面図である。 本技術の方法に用いられる前縁防護シェルを示す概略図である。 本技術の方法により修理された前縁を示す概略図である。
以下に、本技術の上述した特徴および別の特徴を詳細に説明する。図面を参照して説明する異なる実施形態において、同じ参照番号は、全体的に同じ要素を参照するために用いられる。以下の説明では、1つ以上の実施形態の完全な理解をもたらすために、説明の目的で多数の独特の詳細が示されている。図示の実施形態は、説明を意図したものであり、本発明を限定するものではないということに留意されたい。このような実施形態は、前記独特の詳細無しでも実施され得るということが明白であってよい。
図1には、本技術の風力タービン100の1つの例示的な実施形態が示されている。風力タービン100は、基礎(図示せず)に取り付けられたタワー120を有している。タワー120の先端にはナセル122が、ヨー軸受およびヨーモータ等のヨー角調節機構121によりタワー120に対して回転可能に取り付けられている。ヨー角調節機構121は、タワー120の長手方向延在部に対して整列させられたヨー軸線と呼ばれる鉛直方向軸線(図示せず)を中心としてナセル122を回転させるように働く。ヨー角調節機構121は、風力タービン100の運転中にナセル122を回転させ、風力タービン100がさらされている目下の風向きにナセル122が適切に整合させられる、ということを保証する。
風力タービン100はさらにロータ110を有しており、図1の透視図では2つのロータブレード10しか見えないが、ロータ110は、少なくとも1つのロータブレード10、一般に3つのロータブレード10を有している。これらのロータブレード10のうちの1つが図2に概略的に示されている。ロータ110は、回転軸線110aを中心として回転可能である。以下でブレード10のうちの1つを参照する場合に複数のブレード10またはブレード10とも呼ぶロータブレード10は、一般にハブ112とも呼ばれる駆動カラー112に取り付けられている。ハブ112は、主軸受(図示せず)により、ナセル122に対して回転可能に取り付けられている。ハブ112は、回転軸線110aを中心として回転可能である。ブレード10はそれぞれ、回転軸線110aに対して半径方向に延在しており、翼区間20を有している。
ハブ112と各ロータブレード10との間には、ブレード10の長手方向軸線(図示せず)を中心とした各ブレード10の回転によりブレード10のブレードピッチ角を調節するために、ブレード調節機構116が設けられている。各ブレード10の長手方向軸線は、各ブレード10の長手方向延在部に対して実質的に平行に整列されている。ブレード調節機構116は、各ブレード10のブレードピッチ角を調節するように働く。
風力タービン100は、主軸部125を有しており、主軸部125は、ロータ110、特にハブ112を、ナセル122内に収容された発電機128に回転可能に結合している。ハブ112は、発電機128のロータに結合されている。風力タービン100の1つの例示的な実施形態(図示せず)では、ハブ112は、発電機128のロータに直接に結合されており、よってこの風力タービン100は、直接駆動式のギヤ無し風力タービン100と呼ばれる。図1に示した例示的な実施形態のような1つの択一例として、風力タービン100は、ナセル122内に設けられたギヤボックス124を有しており、主軸部125はハブ112を、ギヤボックス124を介して発電機128に結合しており、これによりこの風力タービン100は、ギヤ付き風力タービン100と呼ばれる。さらに、例えば風力タービンに本技術の修理方法が適用される場合に風力タービン100の運転を停止させるために、または例えば極めて強い風の場合および/または緊急事態の場合にロータ110の回転速度を低下させるために、ブレーキ126が設けられている。
風力タービン100はさらに、風力タービン100を所望の運転パラメータで運転するための制御システム150を有している。風力タービン100はさらに、制御機構150に入力を提供する様々なセンサ、例えば回転速度センサ143、電力センサ144、角度センサ142等または風力タービン100を最適に運転するための、風力タービン100の別のコンポーネントを有していてよい。
さらに図2に示すように、ロータブレード10は、根元11aを有する根元区間11と、翼区間20とを有している。一般に、ロータブレード10は根元区間11と翼区間20との間に移行区間90を有している。ロータブレード10はショルダ18を有しており、ショルダ18は、弦線17が最大弦長を有している所、すなわち図2の例では根元11aの近くに図示された弦線17の所のロータブレード10の区間である。以下、翼20とも呼ばれる翼区間20は、先端12aを有する先端区間12を有している。根元11aと先端12aとは、ロータブレード10の形状に従ったロータブレード10の翼長6により隔てられている。図2および図3に示すように、ロータブレード10は、前縁14および後縁13を有している。
風力タービン100において、ブレード10は、ブレード10の外面を形成するブレードシェル22を有している。風力タービン100のブレード10は、別個に製造されてから互いに組み合わされてブレード10を形成する風下シェルと風上シェルとを有する「バタフライブレード」構造を有していてよいか、またはバタフライブレード構造とは異なり風下シェルと風上シェルとが別個には製造されない、よく知られたジーメンス社の「インテグラルブレード」構造を有していてよい。インテグラルブレード構造では、シェル全体が一体型シェルとして1つの部分で製造されており、したがって別個に製造された風下側および風上側を有することはない。シェルは、外部環境にさらされる表面22aを有している。
図4には、腐食した表面14e、すなわち前縁14の、損傷または腐食した1つの領域を有する前縁14が概略的に示されている。図5に示すように、前縁14を修理するための本技術の方法では、腐食した表面14eに接着剤30が被着されており、好適にはシェル22の表面22aにおいて腐食した表面14eの周囲の領域に延在している。この段階で、接着剤30は充填材として作用し、腐食の結果として形成されたへこみまたはリセスをふさぐ。接着剤30は、前縁14において腐食した表面14eをふさぎ、これにより前縁14の実質的な幾何学形状が回復される、すなわち換言すると、前縁14は概ねギザ無し状態と同様に形作られる。その後、図6に示すような前縁防護シェル40が、予め被着された接着剤30を有する前縁14に被着される。前縁防護シェル40の1つの形状は、前縁14の空力的な外側プロファイルに対応している、または換言すると、前縁防護シェル40の外形は、空力的でありかつ非損傷状態の前縁14の形状、例えば図3に示した形状に対応している。図7に示すように、接着剤30は、前縁防護シェル40の内面42(図6に図示)と、前縁14の腐食した表面14eとに付着して硬化した後に、前縁防護シェル40を、風力タービンブレード10の前縁14に保持する。前縁防護シェル40は腐食した表面14eに、腐食した表面14eと前縁防護シェル40との間の接着剤30のみでもって付着している、または換言すると、腐食した表面14eと前縁防護シェル40との間に他の充填材は存在しない、ということに留意されたい。
前縁防護シェル40の材料と適合性がありかつ充填材としても接着剤としても作用し得る全ての適当な接着剤が、本技術に使用されてよい。本技術の1つの実施形態では、当該方法に用いられる接着剤30は、シラン変性ポリマ(MSポリマ)であり、好適には2成分MSポリマ材料である。当該方法に用いられる前縁防護シェル40は、軟質ポリマシェル、例えばポリウレタンを含むシェルであり、予備成形された空力的な形状を有しているが、風力タービンブレード10の前縁14にフレキシブルに取り付けられる。
いくつかの実施形態を参照して本技術を詳細に説明したが、本技術はこれらの厳密な実施形態に限定されるものではないということを認識されたい。

Claims (6)

  1. 風力タービンブレード(10)の前縁(14)を修理する方法(1)であって、
    前記風力タービンブレード(10)の前記前縁(14)の幾何学形状を実質的に回復させるために、前記風力タービンブレード(10)の前記前縁(14)の腐食した表面(14e)に接着剤(30)を被着するステップと、
    前縁防護シェル(40)を前記前縁(14)に被着するステップであって、前記前縁防護シェル(40)を、前記腐食した表面(14e)に、該腐食した表面(14e)と前記前縁防護シェル(40)との間の前記接着剤(30)のみでもって付着させる、ステップと、
    を含み、
    前記前縁防護シェル(40)の形状は、前記前縁(14)の空力的な外側プロファイルに対応している、
    方法(1)。
  2. 前記接着剤(30)は、シラン変性ポリマである、請求項1記載の方法(1)。
  3. 前記シラン変性ポリマは、2成分接着剤である、請求項2記載の方法(1)。
  4. 前記防護シェルは、軟質ポリマシェルである、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法(1)。
  5. 前記ポリマは、ポリウレタンを含んでいる、請求項4記載の方法(1)。
  6. 当該方法は、前記風力タービンの設置現場で実施される、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法(1)。
JP2020567556A 2018-06-04 2019-05-14 風力タービンブレードの前縁を修理する方法 Pending JP2021525336A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP18175790.7 2018-06-04
EP18175790.7A EP3578806A1 (en) 2018-06-04 2018-06-04 Method for repairing a leading edge of wind turbine blade
PCT/EP2019/062333 WO2019233715A1 (en) 2018-06-04 2019-05-14 Method for repairing a leading edge of wind turbine blade

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021525336A true JP2021525336A (ja) 2021-09-24

Family

ID=62528349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020567556A Pending JP2021525336A (ja) 2018-06-04 2019-05-14 風力タービンブレードの前縁を修理する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20210231108A1 (ja)
EP (2) EP3578806A1 (ja)
JP (1) JP2021525336A (ja)
CN (1) CN112166248A (ja)
AU (1) AU2019281815A1 (ja)
WO (1) WO2019233715A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3620648A1 (en) 2018-09-10 2020-03-11 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Method of providing an edge seal for a rotor blade add-on
EP3708828A1 (en) 2019-03-14 2020-09-16 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S A method for providing a wind turbine blade with lightning protection and a wind turbine blade
EP3865703A1 (en) 2020-02-12 2021-08-18 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Wind turbine rotor blade leading-edge protector

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536400A (ja) * 2013-10-31 2016-11-24 アルケマ フランス 求核剤感受性架橋性組成物のための脂肪族ジアミドから製造された添加剤
WO2018060299A1 (en) * 2016-09-27 2018-04-05 Siemens Aktiengesellschaft Protective cover system
WO2018149970A1 (en) * 2017-02-17 2018-08-23 Mhi Vestas Offshore Wind A/S Leading edge protection of a wind turbine blade

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102010689B (zh) * 2010-11-18 2013-01-23 北京天山新材料技术股份有限公司 异氰酸酯改性双组份硅橡胶胶粘剂及制备方法
EP2986441A1 (en) * 2013-04-17 2016-02-24 LM WP Patent Holding A/S A wind turbine blade repair method
GB201508827D0 (en) * 2015-05-22 2015-07-01 Sanderson Simon Aerodynamic shroud and method
BR112018000856B1 (pt) * 2015-07-17 2022-04-05 Lm Wp Patent Holding A/S Método de fabricação de uma lâmina de turbina eólica

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536400A (ja) * 2013-10-31 2016-11-24 アルケマ フランス 求核剤感受性架橋性組成物のための脂肪族ジアミドから製造された添加剤
WO2018060299A1 (en) * 2016-09-27 2018-04-05 Siemens Aktiengesellschaft Protective cover system
WO2018149970A1 (en) * 2017-02-17 2018-08-23 Mhi Vestas Offshore Wind A/S Leading edge protection of a wind turbine blade

Also Published As

Publication number Publication date
US20210231108A1 (en) 2021-07-29
CN112166248A (zh) 2021-01-01
EP3578806A1 (en) 2019-12-11
AU2019281815A1 (en) 2020-12-17
EP3781810A1 (en) 2021-02-24
WO2019233715A1 (en) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6824312B2 (ja) 風力タービンブレードの前縁を保護するための保護カバー
US11280319B2 (en) Method for on-site repairing of a wind turbine component
CA2992633C (en) A wind turbine blade having an erosion shield
JP2021525336A (ja) 風力タービンブレードの前縁を修理する方法
US8297933B2 (en) Wind turbine blade with modular leading edge
EP3679245B1 (en) A method for reinforcing a wind turbine blade
EP3298275A1 (en) Aerodynamic shroud and method
GB2532612A (en) Method and apparatus for turbine blade repair
US20230358207A1 (en) A wind turbine rotor blade with a leading edge member
WO2023026761A1 (ja) 翼の補修方法及び翼
WO2019197474A1 (en) A covering for a wind turbine blade
JP2023536190A (ja) 風力タービンブレードの前縁保護

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220606