JP2021524110A - 電子デバイスおよびデータ伝送システム - Google Patents

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Abstract

【構成】本発明は電子デバイスに関し、当該電子デバイスは、データ(19)を格納するためのメモリ(16)と、データ(19)を処理するためのプロセッサ手段(21)と、読み取りデバイス(13.1、13.2)を用いて読み取るデータ(19)を含む機械読み取り可能なコード(12)を表示するための出力デバイス(14、14’)と、を含む。前記電子デバイス(40)は、さらに、1つ以上の外部デバイス(30)とのデータ伝送リンク(42)を形成するためのデータ伝送インタフェース(43)を含み、前記電子デバイス(40)は、前記外部デバイス(30)に配置され、ユーザインタフェースとして動作する。さらに、本発明は、データ伝送システムにも関する。【選択図】図3d

Description

本発明は、データを格納するためのメモリ、データを処理するためのプロセッサ手段、および読み取りデバイスを用いて読み取るデータを含む機械読み取り可能なコードを表示するための出力デバイスを含む電子デバイスに関する。さらに、本発明は、データ伝送システムに関する。
ダイナミック(動的)QRコード、より一般的にはダイナミックコード、を利用したモニタリングソリューションは、国際公開第WO2013/046231A1号により既知である。当該文献では、モニタリング中のオブジェクトの状態が変化すると、QRコードも、当該状態に応じて更新される。言い換えると、オブジェクトの状態データを、サーバのURLアドレスに含まれるQRコードに含むことができる。QRコードは、例えば、モバイルデバイスのカメラやQRコードリーダアプリケーションを利用する既知の方法で読み取ることができる。当該読み取りに基づいて、QRコードで特定されたサーバにサービス要求が送信され、当該QRコードに含まれるオブジェクトの状態データおよび測定データも、同一のサービス要求を利用して送信される。
さらに、上述の種類の第2のソリューションも、米国特許出願公開第2017/0270249A1号明細書から既知である。当該文献には、URLアドレスに埋め込まれたデータを、ダイナミックQRコードを利用して移動させて、医療機器に利用することが開示されている。
QRコードも使用する上述の測定ソリューションは、製造業者ごとに固有の部分が大きい。このため、関連するアプリケーションの可能性が制限されるのみならず、固定化されてしまう恐れがある。QRコードを備えた測定システムの設計と実装には、最初から、比較的多額の費用がかかる。そのような実装に対するしきい値は、特に非常に限定されたアプリケーションおよび/またはシンプルなアプリケーションの場合には、実現が困難となる。言い換えると、実装の拡張性が低下する。
一方で、既知のソリューションは、多数のデバイスの制御性の可否の点において不満を多く残している。これらのユーザインタフェースの実装も、比較的大きな投資を別個必要とする可能性がある。その結果、ユーザインタフェースは大幅に簡素化される。一方で、デバイスには多くの設定があり、変更が可能である。デバイスのさまざまな機能を制御するために、簡素化されたユーザインタフェースを介して設定の変更を行うことは、手順が非常に複雑になる可能性があり、そして、ユーザは、多くを学習する必要がある。非常に簡素化されたユーザインタフェースを介してデバイスの多くの設定を変更しようとすると、エラーが発生する可能性も高くなる。
国際公開第WO2013/046231A1号 米国特許出願公開第2017/0270249A1号明細書
本発明は、拡張性が向上した電子デバイスおよびシステムを創出することを目的としている。本発明に係る電子デバイスおよびシステムの特徴は、添付の請求項1および16に記載の通りである。
本発明によれば、例えば、異なるセンサ製造業者によるエコシステムを電子デバイスの周辺に構築することが可能になる。機械読み取り可能なコード用の出力デバイスを備えた電子デバイスは、本発明において、外部デバイスに対するユーザインタフェースとして用いることができる。すなわち、外部デバイスおよび/またはそれに関連付けられたオブジェクトに対するデータ伝送を、電子デバイスを介して行うことができる。また、本発明によれば、例えば基本的なプロパティやユーザインタフェースについての要求がより軽い外部デバイスにデータ伝送サービスを提供することも可能になる。そして、外部デバイスの制御/機能は、電子デバイスによって可能となるシンプルなデータ伝送インタフェースを用いて多様化を図ることができる。さらに、本発明によれば、外部デバイスへの双方向データ伝送リンクも提供することができる。これにより、例えばサーバシステムから外部デバイスおよび/またはオブジェクトへのデータ伝送も可能になるため、これに関連する機能やプロパティはこれまで以上に多様化する。このプロパティにより、外部デバイスから収集されたデータを、例えば、クラウドサービスのインタフェースから取得することができる。さらに、例えば、任意のウェブウィンドウから外部デバイス内の新しい設定をプログラミングすることが、より一般的には、データを転送することが、可能になる。本発明の他の特徴は、添付の特許請求の範囲から明らかであり、得られる追加の利点は、明細書部分において説明する。
以下の説明において、本発明は以下に示す実施形態に限定されず、添付の図面を参照してより詳細に説明する。
例えば、オブジェクトをモニタリングおよび/または制御するためのデータ伝送システムの一例を簡略化して示す概略図である。 電子デバイスの一例を簡略化して示す概略ブロック図である。 オブジェクト内に配置される外部デバイスの複数の例を簡略化して示す概略ブロック図である。 本発明によって実施されるデバイスの一実施形態の例を簡略化して示す概略ブロック図である。 本発明によって実施されるデバイスの別の実施形態の例を簡略化して示す概略ブロック図である。 電子デバイスの表示デバイスおよび当該デバイスによって表示されるコードを示す図表の例である。 本発明に係るデータ伝送システムのオペレーションを示す段階的なフロー図である。 データ処理を行う場合の、データ伝送システムの異なるパーツ間のシーケンス図である。 外部デバイスの設定を行う場合の、データ伝送システムの異なるパーツ間のシーケンス図である。 本発明において暗号化および復号化に用いる暗号化方法の例を示す図である。 出力デバイスの実装に関する第2の実施形態の例を示す図である。 データ伝送システムの実装に関する第2の実施形態の例を示す図である。 電子デバイスの第2の例を簡略化して示す概略ブロック図である。 電子デバイスを構成する電子部品の例を示す図である。 低電力実装としての機械読み取り可能なコードに関する複数の例を示す図である。 例えば図10aまたは10bの低電力機械読み取り可能なコードを実装する方法の一例を示す図である。 電子デバイスおよび外部デバイスの相互の取り付けを簡略化して示す概略図である。
図1は、データ伝送システム10の一例を簡略化して示す概略図である。システム10の基本的な構成要素は、サーバ構成11と、1つ以上のオブジェクト20.1、20.2に配置された、または配置される、1つ以上の電子デバイス40と、を含む。
オブジェクト20.1、20.2は、モニタリングオブジェクトのオブジェクト20.1および/または制御対象のオブジェクト20.2であってもよい。オブジェクト20.1、20.2は、静止または移動することができる。このコンテキストでは、モニタリングオブジェクトのオブジェクト20.1は、例えば、1つ以上の変数が測定されるオブジェクトを指してもよい。当該測定によって、オブジェクト20.1のモニタリングが行われる。静止モニタリングオブジェクト20.1の個別の一例として、例えば、湿気および/または温度を測定および格納する構築物が挙げられる。移動性のモニタリングオブジェクト20.2の個別の例としては、冷蔵輸送装置およびこれに用いる輸送ユニットが挙げられる。この中で、輸送装置、さらに対応の個々の製品パッケージについても、コールドチェーン全体を通して温度を測定して格納することができる。
一方で、制御可能なオブジェクト20.2は、設定が変更可能であることを特徴とする。例えば、オブジェクト20.2を起動する際、および/またはそのライフサイクル中に、設定を変更することができる。さらに、モニタリングオブジェクト20.1も制御可能である。ここでは、例えば、オブジェクトのオペレーション、またはそのモニタリングに関する測定設定のみ変更することができる。したがって、本発明によって非常に多様なアプリケーションが可能になることが考えられる。したがって、データ伝送システム10は、例えば、オブジェクト20.1、20.2をモニタリングおよび/または制御するためのものであると言える。しかしながら、より一般的には、オブジェクト20.1、20.2とサーバ構成11との間のデータ伝送のためのものであるとも言うこともでき、これは、オブジェクト20.1、20.2のモニタリングおよび制御によって表されるものでもある。
図1は、電子デバイス40を、出力デバイス14に関してのみより詳細に示す図である。出力デバイス14は、読み取りデバイス13.1、13.2を用いて読み取るデータ19を含む機械読み取り可能なコード12を示すためのものである。すなわち、出力デバイス14は、データ19の出力手段として動作するように構成されており、データ19を、電子デバイス40から読み取り用の読み取りデバイス13.1、13.2に提供する。コードの代わりに、機械読み取り可能なグラフィック識別子を用いることもできる。コード12内には、例えば、オブジェクト20.1、20.2に関連し、後述する方法で電子デバイス40に利用可能であるデータが、符号化された形式で配置される。さらに、コード12は、コード12内の符号化データ19を読み取った後にどこに送信すべきかに関する情報を含むこともできる。これは、例えば、サーバ構成11のインターネットアドレス67(図4a)である。
出力デバイス14は、読み取り可能なデバイスやディスプレイであり、この上に、例えば、読み取り可能なコード12、好ましくは可視光学コード24を表示することができる。コード12の一例として、QR(クイックレスポンス)コード24が挙げられる。コード12は、高速に復号されて読み取られるという特性を有する。さらに、コード12は、好ましくは、そのような既知の消費者モデルの読み取りデバイスによって処理され、当該コード12を読み取るための特別なデバイスを配置および設定する必要はない。コード12は、主に出力デバイス14上で常時可視である。一方、コード12を、所定の基準に基づいて出力デバイス14上で可視とすることもできる。これらの複数の例は、所定の基準による電子デバイス40に対する励起、所定の基準による電子デバイス40の位置データ、および/または、さらに他のいくつかの例が含まれ、例えば、システム10のユーザ/管理者によって設定可能な、時間ベースの基準を含む。
コード12の表示を励起するには、例えば、出力デバイス14のボタンを押下してもよいし、光または音声信号など、出力デバイス14で検出されて、励起として判別される信号を用いてもよい。励起は、例えば、読み取りデバイス13.1、13.2が与えることができる。励起は、例えばサーバ構成11が生成することができる。励起は、例えば、読み取りデバイス13.1、13.2を介して、出力デバイス14に送信してもよい。出力デバイス14、より一般的には電子デバイス40、および/または本明細書で後ほどより詳細に説明する方法で、サーバ構成11によって読み取りデバイス13.1、13.2を介してデータを送信するように接続された外部デバイス30のリモート制御についても同様である。
出力デバイス14、14’は、その電力消費に応じて異なる状態を取るタイプのものであってもよい。これらの状態の1つとして、出力デバイス14、14’は、電力消費をパッシブ状態(例えば、「スリープモード」)にすることができる。パッシブ状態では、出力デバイス14、14’がゼロ電流に設定される(すなわち、実質的に電力を消費しない)。さらに、出力デバイス14、14’は、読み取りデバイス13.1、13.2によって読み取るコード12をゼロ電流のパッシブ状態で表示するように構成される、またはより一般的には、構成することができる。出力デバイス14、14’は、コード12が更新された場合にのみ電流を消費すると言える。したがって、出力デバイス14、14’は、低電力であるとも言える。さらに、出力デバイス14、14’は、セルフパワー式で実装することもできる。出力デバイス14、14’の更新を停止することもできる。これは、コード12が読み取られないとわかっている特定の期間中に可能である。当該期間は、例えば、手動で設定した期間であってもよい。また、当該期間は、例えば、電子デバイス40を構成する光センサ27(図2)に基づく適合省電力状態であってもよい。そして、例えば、真暗であった場合、出力デバイス14、14’は更新されない。さらに、温度および/または振動に基づく基準を用いてもよい。
コード12を出力デバイス14、14’で表示する場合、例えば、上述の適切な方法で設定を行うことができる。パッシブ状態でコード12を表示する出力デバイス14、14’は、システム10の使い易さの点においても有利である。コード12を呼び出すオペレーションを別途行う必要がなく、必要なときにいつでも読み取ることができる。本特徴によって、モニタリングオブジェクト20.1、20.2の読み取りが大幅に高速化する。
出力デバイス14の例として、「e−ink」または「e−paper」ディスプレイとして通常知られる電子ペーパーディスプレイ技術に基づく表示手段を用いることができる。商用例の1つとして、Good Display社のGDEW0154T8が挙げられる。出力デバイスは、何らかのオンオフ出力手段14’(図8a〜8c)であってもよいし、例えば、パルス式のディスプレイであってもよい。このように、出力デバイス14、14’は動的であっても静的であってもよい。
システム10では、1つ以上の読み取りデバイス13.1、13.2を用いて、データ19を含むコード12を出力デバイス14から読み取ることが可能である。したがって、これらには、サーバ構成11のデータ伝送が設定される。さらに、読み取りデバイス13.1、13.2の少なくとも一部は、サーバ構成11との双方向データ伝送を設定してもよい。読み取りデバイスは、例えば、手動で操作する読み取りデバイス13.1、例えば、カメラ付きの携帯モバイルデバイス、「スマートフォン」、タブレットデバイス、または、例えば、ARまたはVR(拡張現実/仮想現実)メガネであってもよい。読み取りデバイス13.1は、光学およびグラフィックコード12を読み取るための機能28(例えば、QRコード24の読み取り装置として取り付けられたカメラ、および伝送/サービス要求用のQRコードを処理する機能)を備え、出力デバイス14の励起を生成することができる。機能28は、視覚的QRコード24をデータとして復号することができ、さらに、好ましくは、QRコード24に含まれるインターネットアドレス67(図4a)に送信することができる。
読み取りデバイス13.2は自動であってもよい。読み取りデバイス13.2は、カメラを用いて実装可能である。当該カメラは、データ伝送ネットワークに接続することでデータ伝送手段を有しており、コード12として動作する光学コード24をモバイルデバイスのように読み取る、および/または出力デバイス14の励起を生成することができる。そして、例えばモバイルデバイスそのものである読み取りデバイス13.2は、例えば、ベルトコンベア上を移動するモニタリングオブジェクトをモニタリングしてもよく、当該オブジェクトが読み取りデバイス13.2を通過する際に自動的に読み取りを行う。
システム10を構成するサーバ構成11は、例えば、電子デバイス40からコード12を読み取って取得したデータ19を処理および/または格納するためのものである。サーバ構成11は、少なくとも1台のサーバコンピュータを含むクラウドシステムまたはサービスを形成してもよい。読み取りデバイス13.1、13.2は、コード12を読み取った結果のデータ19を電子デバイス40からサーバ構成11に送信する。次に、サーバ構成11は、データ19を格納および処理し、また、必要に応じて、例えば読み取りデバイス13.1、13.2に、データ19を送り返す。読み取りデバイス13.1、13.2、およびサーバ構成11は、例えば、モバイルネットワークなどの無線データ伝送ネットワークを介して、相互に結合してもよい。
図2は、電子デバイス40が備える機能の一例を簡略化して示す概略図である。上述したように、電子デバイス40は、出力デバイス14(すなわち、ディスプレイ)を含む。これは、形成されたコード12(この時点で、データ伝送コードとして動作する光学QRコード24)を、次に出力デバイス14上に視覚的に表示するためである。当該ディスプレイは、少なくとも部分的に、例えば、本明細書で後述するように、LCDディスプレイで形成することができる。あるいは、上述したように、ディスプレイ上に描画されたパターンを維持するのに電力を必要としないディスプレイで形成することができる。このようなディスプレイ技術の例として、e−inkまたはe−paperディスプレイなどの電子ペーパーディスプレイ技術(EPD)に基づくディスプレイが挙げられる。パターンが1回限り描画されるシングルユースのディスプレイも、ディスプレイ技術として動作可能である。当然ながら、描画は、1つ以上の段階にわたって、例えば、ディスプレイの異なる領域で行うことができる。図8a〜8cを参照して、本実施形態をさらに詳細に説明する。また、電子デバイス40は、本発明のコンテキストにおいて、「タグ」(特に「QRタグ」)と呼ぶこともできる。
また、電子デバイス40は、出力デバイス14に加えて、データ19を格納するためのメモリ16と、プロセッサ手段21とを含む。プロセッサ手段21は、例えば、データ19を処理するためのものであってもよい。データ19は、所定の態様でメモリ16に格納される。メモリ16に格納されたコード12のデータ19(この時点で、出力デバイス14上に表示するQRコード24)は、例えば、プロセッサ手段21によって形成される。プロセッサ手段12は、場合によっては、データ19を(例えば、QRコード24を形成する前に)暗号化することもできる。
出力デバイス14用にデータ19を処理し、場合によってはデータ19の暗号化も行うプロセッサ手段21は、少なくとも1つのプロセッサ21’を含む。プロセッサ手段21は、本明細書の後半でより詳細に説明する、外部デバイス30からのデータ19の読み取りおよび受信、データ19の格納、場合によってはその暗号化、さらに、転送されることを意図した、好ましくは暗号化されたデータ19に基づく光データ伝送に用いるコード12および識別子コードの形成を処理する。プロセッサ21は、例えば、プロセッサカード22上に位置してもよいし、処理に必要なメモリ16を含んでもよい。データ19およびそれから形成されたコード12を格納するのに必要なメモリ16は、独立したメモリであってもよいし、プロセッサ回路内に組み込んでもよい。出力デバイス14に加えて、メモリ16も低電力にすることができる。このような低電力プロセッサ21を備えたプロセッサ回路の例としては、Texas Instruments社のMSP440シリーズまたはARM Cortex M0+プロセッサ25MHzが挙げられる。
一実施形態によれば、メモリ16は、例えば、不揮発性メモリである。この一例として、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory:強誘電体ランダムアクセスメモリ)タイプのメモリが挙げられる。ここで、不揮発性という語は、メモリ16にデータを保持するために当該メモリをリフレッシュし続ける必要のないことを指し、これにより、メモリを確実に低電力にすることができる。F−RAMまたはFeRAMという略語は、サプライヤに応じて、他の既知のFRAMタイプのメモリに広く用いられる。当該メモリは、既知のFRAMタイプのメモリと同一の動作原理に従って開発された別の低電力メモリであってもよい。これらは、メモリの内容を、例えばフラッシュメモリと比較して比較的低電力で変更できること特徴としているため、メモリをさらに低電力にすることができる。適切な低電力メモリの別の例として、FRAMタイプのメモリの代わりに、抵抗性RAMタイプのメモリ(RRAMまたはReRAM)を用いてもよい。不揮発性メモリの代わりに、他のメモリを使用することもできる。これらのメモリは、メモリの格納や維持にわずかな電力しか必要としないが、例えば半年から3年など、合理的な使用期間にわたって持続するように構成される。
また、プロセッサ手段21も、省電力特性を有することができる。一実施形態によれば、プロセッサ手段21は、例えば、低電力モード(LPM)を有してもよく、低電力モードが必要ない場合には、中断によってプロセッサをオフにすることもできる。その場合、消費電力は極めて僅かである。FRAMタイプのメモリは、例えば、0.5〜4ボルト、特に1〜2ボルトの動作電圧を有する。これは明確に10ボルト未満であり、例えば、フラッシュメモリの典型的な電圧要件である。
また、電子デバイス40は、例えば、プロセッサ21’から取得した情報に基づいてディスプレイを制御する別個のディスプレイコントローラ23を含んでもよい。ディスプレイコントローラ23は、プロセッサ回路またはディスプレイパネル内に組み込んでもよい。また、ディスプレイコントローラ23は、データ19を処理するためのプロセッサ手段21を備えることもできる。最もシンプルな場合、データ19の処理とは、出力デバイス14用のQRコード12を形成することである。その場合、電子デバイス40は、実際には、特別な処理能力を有さない出力デバイス14であってもよい。
また、電子デバイス40は、動作電力を供給する手段54を含む。一実施形態によれば、手段54は、例えば、電源17であってよい。必要に応じて、電子デバイス40を構成する構成要素および手段は、その動作電力を電源17から得る。電源17は、例えば、電池17.1であってもよいし、例えば、電磁波、振動、光、または熱などのエネルギーを生成することのできるエネルギーハーベスタ17.2であってもよい。しかしながら、好ましくは、電源17は、ローカルのセルフパワー式電源である。その場合、電子デバイス40、および場合によってはオブジェクト20.1、20.2も、動作時間の大部分において、固定された主電源は必要ない。電源17は、測定期間または電子デバイス40の寿命の間、例えば、半年から3年の間持続するように構成することができる。メモリ16を満たすのに要する時間を、測定の持続時間または電子デバイス40の寿命の基準として用いることもできる。一方、電源17を交換することも可能である。さらに、動作電力を供給する手段54を、例えば、スーパーキャパシタSCや他の同様の充電器(図3e)で構成してもよい。これが十分に大きく、徐々に自己放電する場合、例えば、短時間のアプリケーションでは、それが唯一の電源として動作することもある。
図9aは、電子デバイス40の第2の例を簡略化して示す概略ブロック図であり、図9bは、電子デバイス40を構成する電子部品の例を示す図である。両方の図において、電子デバイス40の主要構成要素には上述の参照番号が付されている。図9bは、回路カード38に取り付けられたバッテリ17.1、CPU21’、内蔵可能な温度センサ18’’、および、接点と外部で接続可能なプログラミングピンおよびピン18’を示す。出力デバイス14は、カードへのリボンコネクタ37を有する。測定装置40において、出力デバイス14は、リボンコネクタ37から回路カード38の後方に向けて折り畳まれる。
さらに、電子デバイス40は、1つ以上の外部デバイス30にデータ伝送リンク42を設定するためのデータ伝送インタフェース43を含む。データ伝送インタフェース43とこれを通して配置されるデータ伝送リンク42とは、電子デバイス40を外部デバイス30に対するユーザインタフェースとして動作するように適合させるように構成される。したがって、電子デバイス40は、ユーザインタフェースデバイスと呼ぶこともできる。
第1の実施形態によると、データ伝送インタフェース43は、電子デバイス40の測定データ19’を収集するための手段48とみなすことができる。したがって、測定データ19’は、データ19の一例である。測定データ19’が収集され、外部デバイス30から電子デバイス40に転送される。このように、一実施形態によれば、測定データ19’を測定し、作成することができる。測定データ19’に加えて、またはその代わりに、電子デバイス40は、外部デバイス30から、測定データだけでなく、例えば、警告も読み取ることができる。これは、例えば、外部デバイス30の警告レジスタの状態の問題である。警告の有無および警告の理由に関する情報は、「測定可能」なデータの別の例である。
一実施形態によれば、データ伝送インタフェース43は無線であってもよい。その場合、データ伝送インタフェース43は、無線データ伝送リンク42を形成するための1つ以上のアンテナ44.1を含むアンテナ配列44を含んでもよい。さらに、データ伝送インタフェース43は、好ましくは外部デバイス30との無線データ伝送リンク42用に構成されたコントローラ45を少なくとも1つ含んでもよい。コントローラ45は、少なくとも、1つ以上の外部デバイス30からアンテナ配列44を介して受信したデータ19を受信して処理するように構成される。データ伝送インタフェース43は、例えば、無線センサ接続を形成すると言える。コントローラ45は、データバス15を介してプロセッサ21に接続される。プロセッサ21自体が無線データ伝送を直接サポートするようなプロパティを有する場合、コントローラ45は不要である。一方で、プロセッサ21は、データ19を、特に出力デバイス14上に表示するための処理を行う。このように、電子デバイスの40出力デバイス14は、外部デバイス30から受信および/または作成したデータ19を含む機械読み取り可能なコード12の、読み取りデバイス13.1、13.2による読み取りを意図したものである。
図3a〜3cは、外部デバイス30の異なる実装可能性の複数の例を概略的に示す。本発明に関して、外部デバイス30は、いくつかの異なる方法で実装することができる。本発明のコンテキストにおいて、外部デバイス30という語は、物理的に電子デバイス40の外側に存在する外部デバイスを指す。一実施形態によれば、外部デバイス30としては、測定データ19’を形成する1つ以上の形成手段18を含んでもよい。さらに、外部デバイス30は、必要に応じてプロセッサ手段47をさらに含んでもよい。当該プロセッサ手段47は、例えば、形成手段18によって形成された測定データ19’を処理して電子デバイス40に転送するためのものである。以下、本明細書内で後述するように、プロセッサ手段47は、送信に対する逆方向データ伝送に関して、測定データ19’を電子デバイス40に送信することに加えて、またはその代わりに、さらに動作可能である。その結果、例えば、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.2の制御を行うことができる。パート18および47は、必要に応じてそれらのメモリ49とともに、データ収集デバイスまたはデータロガーと呼ぶこともできる。このように、形成手段18は、所定の態様で測定データ19’を作成して、例えば、物流チェーンにおいてより長期間にわたってモニタリングオブジェクト20.1を常時モニタリングし、外部デバイス30内のメモリ49に測定データ19’を収集することができる。
外部デバイス30の形成手段18は、例えば、温度、圧力、または湿気値などの測定データ19’を生成する1つ以上のセンサ18.1など、データ19を生成するものであればよい。図3aにこの例を示す。センサ18.1の例として、温度用のSi7055(Silicon Labs社製)と加速度用のBMA400(Bosch Sen−sortec社製)が挙げられる。この場合、外部デバイス30は、無線データ伝送手段51を備えたセンサである。無線データ伝送手段51は、アンテナ44.2と、無線データ伝送のためにアンテナ44.2に接続されたコントローラ回路52とを含む。一方で、コントローラ回路52は、プロセッサ47に直接接続されるか、あるいはセンサ18.1自体に直接接続される。図3aのアプリケーションの1つは、例えば、インテリジェンスや機能のない、モニタリングオブジェクトのオブジェクト20.1である。一例として輸送ユニットが挙げられる。外部デバイス30は、例えば、輸送パッケージに取り付けることができる。
一方で、形成手段18は、例えば、別のデバイス、より一般的には、アプリケーションデバイス50などのモニタリングオブジェクト20.1へのリンクなど、外部デバイス30に対する別個のデータソース18.2であってもよい。図3bにこの例を示す。ここで、アプリケーションデバイス50と外部デバイス30との間には、これらを相互に接続するためのインタフェース57が存在する。また、形成手段18は、例えば、外部デバイス30内に配置されたデータ変換器18.3であってもよい。データ変換器18.3は、例えば、外部データソースをリスニングし、プロセッサ手段47との互換性を有するようにデータ19を変換することができる。数学的アルゴリズムを形成手段と理解することも可能である。当該数学的アルゴリズムを用いて、外部デバイス30にすでに接続されたセンサデータによって生成された生データから、より洗練された測定データを形成することができる。図3bの実施形態では、図3aのセンサ18.1は、アプリケーションデバイス50へのリンクで置き換えられる。したがって、測定データ19’は、外部デバイス30に取り付けられたセンサ18.1からではなく、外部アプリケーションデバイス50から得られる。アプリケーションデバイス50の一例として、電気ヒーターが挙げられる。外部デバイス30は、この場合、電気ヒーターに関連付けて配置し、そのオペレーションを制御するための固有の測定および制御手段を配置してもよい。外部デバイス30は、例えば、熱に関する測定データ19’を収集することができる。熱の制御(すなわち、デバイス30/オブジェクト20.1、20.2から測定データを取得するのとは反対方向へのデータ伝送)も可能である。
図3cは、第3の実施形態の例を示す図である。この中で、アプリケーションデバイス50自体が、電子デバイス40に対する外部デバイス30として動作する。ここで、オブジェクトがモニタリングオブジェクト20.1である場合、無線データ伝送手段51は、測定データ19’を形成するための可能なセンサ手段と同様に、アプリケーションデバイス50に統合される。したがって、ここでは、例えば、図3bに示したように、アプリケーションデバイス50と電子デバイス40との間のデータ伝送を意図した別個の外部モジュールを設ける必要はまったくなく、代わりに、アプリケーションデバイス50そのものの内部に設けられる。一方で、アプリケーションデバイス50内に、センサ18.1、対応のプロセッサおよびメモリが設けられる。ここで、アプリケーションデバイス50とデータ伝送手段51との間には、これらを相互に接続する外部デバイス30として動作するインタフェース57が存在する。したがって、本発明において、データ形成要素18は、非常に多くの異なる形態をとることができる。
上記の図3a〜3cの場合、問題となるのは、測定が行われ、測定データ19’が作成されるモニタリングオブジェクト20.1である。しかし、制御オブジェクト20.2が問題となることも考えられる。オブジェクト20.2の制御は、測定データ19’を形成するか否かにかかわらず、オブジェクト20.2に対して行うことができる。オブジェクト20.2の制御を行う場合、主に電子デバイス40から外部デバイス30へとデータ伝送が行われ、制御が行われる。または、外部デバイス30を介して、アプリケーションデバイス50(すなわち、制御オブジェクト20.2)の制御が行われる。当該制御は、例えば、電子デバイス40を用いて、外部デバイス30および/またはそれに関連付けて配置されるオブジェクト20.2の設定を行う/変更するように行うことができる。さらに、本発明のコンテキストにおける制御とは、最もシンプルには、外部デバイス30へのデータ伝送のみであってもよい。制御に関連するアプリケーションは、以下の説明でより詳細に後述する。
図12aおよび12bは、電子デバイス40と外部デバイス30の相互接続をクイックリリースコネクタを用いて設定する方法の1つを簡略化して示す概略図である。図12aおよび12bは、電子デバイス40をその裏側から示す。すなわち、出力デバイス14およびQRコード24は反対側に位置する。
一実施形態によれば、電子デバイス40は、さらに、電子デバイス40とのデータ伝送リンク42を設定するための1つ以上の外部デバイス30を接続するクイックリリース手段41を含む。
このとき、クイックリリース手段41は、電子デバイスの40アンテナ配列44に関連付けて配置される。クイックリリース手段41は、例えば、電子デバイス40の裏側に配置され、電子デバイス40に取り付けられる接着面46を含んでもよい。また、接着面46は、例えば、外部デバイス30内の自己接着ストリップ53であってもよく、センサ18のインタフェース部(すなわち、外部デバイス30であり、ここではアンテナ44.2)を含む。一方で、電子デバイス40は、受信部43を有する。
無線データ伝送インタフェース43は、誘導結合および/または容量結合によって実装することができる。例えば、誘導結合の場合には、データ伝送インタフェース43を、外部デバイス30に電力を供給するように構成することができる、これは反対であってもよい。したがって、最もシンプルな場合、外部デバイス30はそれ自体の電源をまったく必要としない。しかしながら、例えば、連続測定を行う場合、外部デバイス30は、セルフパワー電源を備えることもできる。
データ伝送インタフェース43を誘導結合によって実装する場合、コントローラ45は、好ましくは、NFCコントローラ45’(例えば、データ伝送周波数13.56MHz)であってもよい。その範囲は、例えば、数センチメートルである。
図3dは、本発明を実施するデバイス40、30の一実施形態を簡略化して示す概略ブロック図である。この一実施形態によれば、電子デバイス40は、マキシム回路MAX66300を備えることができる。外部デバイスは、ワイヤレスNFC/RFIDインタフェースをICインタフェースに接続するマキシム回路MAX66242を備えることができる。これらは、リンク42を介して電力を送るのにも用いることができる。このようにして、異なるセンサ製造業者がそれぞれ独自のセンサ30を提供するエコシステムを作成することができる。当該センサ30は、所定の仕様のコネクタ(例えば、クイックコネクタ)で電子デバイス40に接続される。セルフパワー式であるため、データを電子デバイス40に押し出すことができる。
図3eは、本発明を実施するデバイス30、40の一実施形態を簡略化して示す概略ブロック図である。ここで、外部デバイス30の主要構成要素は、マイクロコントローラ18およびメモリ49である。マイクロコントローラ18は、センサとして動作し、実際の測定を行う。さらに、マイクロコントローラ18は、測定結果を作成してEEPROMメモリ49内に置くこともできる。そして、電子デバイス40は、メモリ49から最終結果を読み取る。データは、電子デバイス40と外部デバイス30の間を両方向に移動することができる。さらに、電子デバイス40は、エネルギー場を形成して、外部デバイス30にエネルギーを供給することができる。一方で、外部デバイスの30の機能部(参照番号49、SC)は、エネルギーをマイクロコントローラ18(環境発電)に送る。さらに、データ伝送リンク42(フィールド検出)を介して励起が受信された場合にのみマイクロコントローラ18を励起する機能56をさらに有してもよい。その場合、測定は励起に応じてのみ行うことができる。機能部とマイクロコントローラ18の間のデータ伝送も双方向であってもよい。データ伝送は、ICプロトコルまたは同様のデータバスによって設定することができる。
上に、本発明を、主に無線の実施形態(すなわち、電子デバイス40と外部デバイス30の間が非接触である)として説明した。同様に、これらのパーツ間の接触はガルバニック(すなわち、固体、光学、または音響)接触であってもよい。
上の本発明に係る電子デバイス40、外部デバイス30、およびデータ伝送システム10は、電子デバイス40がマスタとして動作し、外部デバイス30/オブジェクト20.1、20.2がそのスレーブとして動作する実施形態として主に説明した。この反対も可能である。すなわち、外部デバイス30が電子デバイス40に対するマスタとして動作することも等しく可能である。また、そのような実施形態では、例えば、電子デバイス40が、例えば、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に対するユーザインタフェースとして用いられる場合、スーパーキャパシタSCまたは他の同様の充電器は、電源として動作可能である。これは、特に、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2自体が固定電源回路内にある場合である。そして、例えば、電気ラジエータまたは周波数変換器などの外部デバイスは、当該外部デバイスのアンテナ44.2またはそれに接続された外部デバイス30の1つを用いて搬送波のみを生成し、これを介して、電子デバイス40のスーパーキャパシタSCまたは同様の充電器を充電することができる。したがって、ここでは、電子デバイス40のデータ伝送インタフェース43のコントローラ45は、電力の生成を目的として動作する。言い換えれば、ここでのデータ伝送インタフェース43は、電子デバイス40が外部デバイス30から電力を受けるように構成される。したがって、電子デバイス40は、必ずしも別の電源を必要とするわけではなく、「何時までも」動作することができ、その価格は、例えば、バッテリによるものと比較しても大幅に安価となる可能性がある。
スーパーキャパシタまたは他の同様の充電器もオプションであってよい。これは、特に、出力デバイス14上の機械読み取り可能なコード12を更新する場合にのみ電力が必要となる場合である。機械読み取り可能なコード12が更新されると、例えば、コード12を読み取りデバイス13.1、13.2上に表示することが唯一のタスクである場合、電子デバイス40上には他に電力を必要とするものがほぼ存在しない。
図4aは、出力デバイス14とその上に表示されるコード12の例を概略的に示す。出力デバイス14上には、動的視覚グラフィック要素がコード12(例えば、QRコード24)として表示される。QRコード24は、またはより一般的にはコード12は、常時表示してもよいし、必要な場合のみ、または要求のあった場合のみ、表示してもよい。加えて、出力デバイス14は、例えば、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に関連する瞬時的な測定値25を示すのに用いることができる。当該瞬時値は、電子デバイス40が外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に静的に接続されている場合に、周期的に更新することができる。データ25および測定データ19’は、例えば、温度、湿気、加速度、二酸化炭素、いくつかの電気的変数、または測定可能な他の任意の変数、または測定可能な変数の最小値、最大値、平均値、または履歴に基づく他の値、または測定可能な変数から算出した結果であってもよい。データ25は、QRコード24なしでクリアテキストで表示することもできる。例えば、読み取りは、読み取りデバイス13.1、13.2を用いて行われるため、例えば、オブジェクト20.1、20.2の状態またはその瞬時的な状態データのみをチェックする場合など、すべての状況で行う必要はない。これにより、システムが非常に柔軟でユーザフレンドリーになる。一方で、QRコード24によって、サーバ構成11に対して送信を行うことが容易になる。また、例えば、オブジェクト20.1、20.2に関するより洗練された履歴データを判定することが容易になる。
さらに、例えば、可視警告サイン26を出力デバイス14上に表示することができる。その外見は、例えば、電子デバイス40および/または外部デバイス30上でプログラミングが可能である。警告サインは、例えば、温度または温度超過の合計が所定の制限値を超えた場合に表示することができる。
一実施形態によれば、受信手段27’は、電子デバイス40に関連付けて配置され、例えば、読み取りデバイス13から転送された要求を検出して、例えば、電子デバイス40を介して、電子デバイス40および/または外部デバイス、および/またはオブジェクト20.1から測定データ19’を取得するように構成される。同様に、同一の受信手段27’を用いて、例えば、電子デバイス40、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.2の設定を行うまたは変更することができる。より一般的には、受信手段27’は、電子デバイス40に関連付けて配置され、電子デバイス40、特に外部デバイス30またはオブジェクト20.2そのもの(例えば、サーバ装置11を介して接続されたアプリケーションデバイス50)の制御および/またはモニタリングを、読み取りデバイス13.1、13.2および電子デバイス40を介して行うと言える。より一般的には、電子デバイス40から外部デバイス30/オブジェクト20.1、20.2へのデータ伝送についてのみ言うことができる。受信手段27’では、例えば、出力デバイス14の本体に開口部があり、その後方に、出力デバイス14を励起するのに必要なセンサ27がある。センサ27は、例えば、マイクロフォンやフォトセンサであってもよいし、深さがある場合には磁力計であってもよい。このセンサ27を用いることで、例えばスマートフォンなどの読み取りデバイス13.1は、出力デバイス14のみならず電子デバイス40に対しても通信、特に制御を行うことができる。このように、スマートフォンは、例えば、コード12を更新する必要があること、または次のコード12を順番に表示する必要があることを、出力デバイス14に通知することができる。加えて、例えば、電子デバイス40、より具体的には外部デバイス30、またはモニタリングオブジェクト20.2そのもの、(すなわち、外部デバイス30に接続可能なアプリケーションデバイス50)の設定を行うことができる、または、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2にデータを送信することができる。これらの実施形態は、以下の説明でより詳細に説明する。フォトセンサ27の場合、例えば、Lite−On社のLTR−408ALS−01などの商業的実装に含まれる可能性がある。受信手段27’は、NFC通信モジュールである可能性もある。その場合、読み取りデバイス13.1、13.2から電子デバイス40へのデータ伝送は、NFCリンクを介して行うことができる。
図4bは、測定データ19’をモニタリングオブジェクト20.1からサーバ構成11に転送することが望まれる場合における本発明によるシステム10のオペレーションを、電子デバイス40とサーバ構成11の間の段階的なフロー図として示す。ステージ401では、外部デバイス30および/またはモニタリングオブジェクト20.1から取得したデータが埋め込まれた、出力デバイス14上に表示することを意図した視覚的/可視コード12が、読み取りデバイス13.1によって読み取られるか否かを確認する。読み取りが行われない場合(例えば、当該コード12が不可視である場合)、その励起工程402〜405が実行される。ステージ402で、自動励起が可能か否かを確認する。可能である場合、ステージ404で、読み取りデバイス13.1から出力デバイス14に励起が送られる。この結果、ステージ405において、出力デバイス14が読み取り可能なコード12を表示する。ステージ402において自動励起が不可能な場合、ステージ403で、出力デバイス14のボタンを押すなどして、手動で励起が生成される。その結果、ステージ405で、出力デバイス14がコード12を表示する。
ステージ401で、読み取るコード12があった場合、あるいは励起手順の結果、ステージ406で、読み取りデバイス13.1がコード12を読み取る。読み取りデバイス13.1によって読み取られたコード12を受信したサーバ構成11が、これに基づいて行われたデータ伝送に基づいて、ステージ407において、追加のデータを電子デバイス40または電子デバイス40に接続した外部デバイス30から取得する必要があると判断した場合、ステージ401に戻る。
ステージ408で、読み取りデバイス13.1によってデータがサーバ構成11に送信される。ステージ409で、サーバ構成11および/または読み取りデバイス13.1は、読み取ったおよび/または送信されたデータから、追加のデータが必要か否か(すなわち、例えばデータが消失している可能性があるか否か)を調べることができる。これは、データそのもの(またはデータの消失を示す、データ内の特別なコード)から確認することができる。追加のデータが必要な場合、ステージ401に戻る。
これに関連して、図5は、電子デバイス40とシステム10を構成するサーバ構成11との間の並列時間セグメントのシーケンス図である。図5は、1つの状態更新手順のパフォーマンスの段階を示す。ステージ501では、出力デバイス14内に常時可視の光学QRコード24があり読み取りデバイス13.1のカメラを用いて読み取ることができることがわかる。したがって、読み取りデバイス13.1は、いつでもQRコード24を読み取ることができ、事前に出力デバイス14を励起/通知する必要はない。これにより、例えば、出力デバイス14、14’をゼロ電力のパッシブ状態にすることが可能となり、必須の電力消費なしにコード12を表示することができる。
ステージ502で、読み取りデバイス13.1(例えば、モバイルデバイス)は、例えば、出力デバイス14上に表示されたQRコード24などの光学コード12を正常に読み取り、これを介して、データが読み取りデバイス13.1に転送される。光学コード12内から読み取るデータは、例えば、ウェブアドレス67やその他のデータであってもよい。ウェブリンク67の場合、モニタリングオブジェクト20.1および/または外部デバイス30に関連し、サーバ構成11に送信される測定データ19’は、例えば、図4aに示すQRコード24に含まれるウェブリンク67(図4a)に埋め込まれる。QRコード24に含まれるデータ内に既知のウェブリンク67がない場合、読み取りデバイス13.1が、所定の態様でデータを処理および送信するコードを有してもよい。
ステージ503で、読み取りデバイス13.1は、例えばモバイルネットワークなどのデータ伝送ネットワークを介して、データをサーバ構成11に送信する。QRコード24に通常のウェブリンク67が含まれる場合、ユーザ29がQRコード24をスキャンしてそこに定義されたウェブリンクを開くと、当該QRコード24から復号されたデータ19が、自動的に当該リンク67(「URL」)においてサーバ構成11に移動する(すなわち、コール)。サーバ構成11は、当該サーバ構成11に関連する電子デバイス40および/または外部デバイス30またはオブジェクト20.1、20.2のうちのどれをユーザ29がスキャンしたかを把握している。これは、電子デバイス40および/または外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の識別子IDも、読み取られたQRコード24に埋め込まれており、復号リンクにも埋め込まれているためである。
ステージ504で、サーバ構成11は、読み取りデバイス13.1によって送信されたデータを受信、格納、および処理する。データが暗号化されている場合、サーバ構成11はデータの復号化も行う。データが圧縮されている場合、サーバ構成11はデータの解凍も行う。読み取りデバイス13.1が読み取って送信したデータは、サーバ構成11に格納される。同時に、QRコード24に含まれるウェブリンク67をアクティベートすることで、ユーザ29を、サーバ構成11が管理する情報ページに誘導することができる。
一実施形態によれば、サーバシステム11と少なくとも電子デバイス40との間には双方向データ伝送が設定され、好ましくは、読み取りデバイス13.1、13.2を介して行われる。そして、サーバ構成11と読み取りデバイス13.1の間、さらには読み取りデバイス13.1と電子デバイス40の間のデータ伝送も双方向である。さらに、電子デバイス40と外部デバイス30との間、したがってサーバ構成11と外部デバイス30との間のデータ伝送も、双方向であってもよい。したがって、サーバ構成11と外部デバイス30との間のデータ伝送は、読み取りデバイス13.1、13.2および電子デバイス40を介して行われる。このため、電子デバイス40のデータ伝送インタフェース43は、電子デバイス40と少なくとも1つの外部デバイス30との間に双方向データ伝送リンク42を形成するように構成される。サーバ11と外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2との間の双方向データ伝送によって、いくつかの異なる利点が得られる。例えば、外部デバイス30は(したがって、オブジェクト20.1、20.2も)、本発明によって制御可能な読み取りデバイス13.1および電子デバイス40を介して、サーバ構成11によって制御することができる。例えば、設定を行うことに加えて、データを外部デバイス30に転送することもできる。
さらに、サーバ構成11に送信する当該データは、例えば、1つのQRコード24ですでに伝送したデータ以外のデータをモニタリングオブジェクト20.1が有しているか否かに関するヘッダ情報を含んでもよい。したがって、サーバ構成11は、電子デバイス40および外部デバイス30から、および/または電子デバイス40が設定されたオブジェクト20.1から追加のデータを取得する必要があるか否かを判断することができる。したがって、サーバ構成11は、例えば、前回送信時の読み取りデバイス13.1、13.2のコード12に応じて、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1から測定データ19’を取得する必要性を判断するように構成される。
必要なデータがすべてサーバ構成11に格納されているとサーバ構成11が判断した場合、追加のデータは不要である。しかしながら、追加のデータが存在する/必要であると判断した場合、プロセス505において、サーバ構成11は、追加のデータを読み取るコールを、送信要求応答として読み取りデバイス13.1に送信することができる。このとき、読み取りデバイス13.1は、サーバ構成11から電子デバイス40に要求を送信して、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2から測定データ19’を取得するように構成される。外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2から電子デバイス40を介して測定データ19’を取得する要求は、読み取りデバイス13.1、13.2によって事前に読み取られたコード12と、これに基づいて行われた送信(すなわち、ハンドシェイク)と、に応答して生成および送信されるように構成される。
ステージ506で、読み取りデバイス13.1は、サーバシステム11によって生成および送信された要求を受信し、電子デバイス40、より具体的にはその出力デバイス14から、またはそれを介して外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2から、追加のデータを取得し、読み取る。しかしながら、好ましくは、外部デバイス30/オブジェクトのすべてのデータは、電子デバイス40に一度に読み取られる。その後、これらの間のリンクは、少なくとも測定データ19’を送信するためには必要ない。読み取りデバイス13.1は、当該要求を受信し、これに基づいて、電子デバイス40に送信するセットタイプ信号コマンドを生成する。追加のデータが必要ない場合、サーバ構成11は、データ伝送手順が正常に終了したことの確認のみ行う。
ステージ507で、読み取りデバイス13.1は、例えば、光信号や音声信号などのコマンドを電子デバイス40に送信する、または、読み取りデバイス13.1のユーザ29に、読み取りデバイス13.1または電子デバイス40の設定ボタンを押してコマンドを生成して、電子デバイス40(より具体的には、その出力デバイス14)に示すように指示する。当該コマンドによって、読み取りデバイス13.1は、サーバ構成11によって要求された外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の次のデータ19または一部を、電子デバイス40に要求する。
ステージ508で、出力デバイス14は、次のデータバッチで光学コード12を更新する。コード12が更新されると、ステージ509はステージ501に戻って、次のデータバッチに含まれるコード12を、読み取りデバイス13.1によって、電子デバイス40の出力デバイス14から読み取ることができる。上のようにして、ステージ502〜504が繰り返される。この処理は、所望の場合にまたは必要に応じて続けてもよい。
一実施形態によれば、ステージ510において、読み取りデバイス13.1、13.2のデータ形成手段32’によって表示される、オブジェクト20.1、20.2に関するコンテキストデータ33は、双方向データ伝送の一部として、読み取りデバイス13.1、13.2に送信されるように設定される。もちろん、電子デバイス40を介して、外部デバイス30/オブジェクト20.1、20.2までコンテキストデータを送信することも可能である。サーバ構成11は、例えばユーザ29のアクセス権レベルに基づいて、このデータ33をユーザ29に対して表示することができる。一実施形態によれば、このコンテキストデータ33の少なくとも一部は、サーバ構成11を利用して読み取りデバイス13.1、13.2によって読み取られたコード12およびそれから処理されたデータに基づいて形成してもよい。したがって、QRコード24をサーバ構成11に読み取った結果、サーバ構成11に送信され、場合によってはそこで処理されたデータ、および/または当該QRコード24からリファインされたデータ、より一般的にはコンテキストデータ33は、必要に応じて、ステージ511で読み取りデバイス13.1に送信される。例えば、ウェブページ(html形式)として、読み取りデバイス13.1のディスプレイ32上で、クリアテキストで、ユーザ29に直接表示することができる。最もシンプルには、例えば、物流におけるモニタリングオブジェクトが必要とする場合、当該情報は、コールドチェーンに破損がないことを示すものであってもよい。当該データに基づいて、モニタリングオブジェクトの製品は、コールドチェーンが維持されている場合には使用が許可される。あるいは、コールドチェーンが破損していることが示された場合は、使用が拒絶されるか、さらなる確認が指示される。一般に、ディスプレイ32は、データ形成手段32’と呼ぶこともできる。前記読み取りデバイス13.1、13.2の少なくとも一部は、データ出力手段32’を備えてもよい。
図7は、本発明で使用する可能性のある低電力かつエネルギー効率の高い暗号化方法の例を示す。当該方法は、まず、図の左側のブロック61のデータ63を暗号化キー62を用いた暗号化に用い、そして、サーバによる右側のブロック65の暗号化キー66を用いた暗号化の復号化に用いる。したがって、一実施形態によれば、電子デバイス40は、QRコード24の読み取りの結果として(すなわち、当該読み取りに基づいて)、電子デバイス40からサーバ構成11に送信された測定データ19’を暗号化するようにも構成される。
ブロック61は、電子デバイス40に関連付けられる。暗号化キー62は、電子デバイスのメモリ16全体のサイズであり、例えば、シングルユースの乱数キューであってもよい。暗号化キー62の長さも対応する場合、メモリ16のサイズは、例えば200Mbまたは1Gbであってもよい。暗号化するデータ63は、電子デバイスのメモリ16に格納する/格納されたデータであり、例えば、外部デバイス30によって行われる物体20.1、20.2の温度測定に関するものであってもよい。暗号化測定データ64を得た場合、暗号化するデータ63と暗号化キー62とをXORオペレーションで組み合わる。また、暗号化測定データ64は、電子デバイス40のメモリ16に格納される。暗号化測定データ64は、使用時に電子デバイス40のメモリ16に格納された暗号化キーのメモリ位置を置き換えることができる。言い換えれば、暗号化測定データ63は、暗号化キーの文字が使用される際に、シングルユースの暗号化キー62を上書きする。このようにして、メモリ16を非常に効率的に利用することができる。同時に、暗号化キー62が暗号化によって破壊され、暗号化測定データ63を開くことができなくなるが、電子デバイスの40メモリ16は読み取ることができる。
暗号化キー62、66は乱数であってもよく、サーバ構成11に格納される。暗号化キー62は、製造段階で電子デバイス40のメモリ16に組み込まれる。したがって、各電子デバイス40は個別であり、暗号化キーとして一意の乱数キューを有する。サーバ構成11は、個別の電子デバイス40およびそれらの中のそれぞれの暗号化キー66に関する情報を有する。暗号化測定データ63は測定手段15内に存在する。しかしながら、暗号化後は、メモリ内において、当該暗号化測定データが暗号化キー62の上に有利に格納されるため、外部のパーティは、当該暗号化キー62なしに当該暗号化測定データ63を開くことはできない。何らかの理由でサーバ構成11へのデータ伝送を正常に行えなかった場合、測定データは電子デバイス40のメモリ16内に存在し、暗号化測定データ63がQRコード24に基づいてサーバ構成11に送信されるまで、読み取ることができない。
ブロック65は、暗号化キー66を用いたデータの復号化を示す。これはサーバ構成11によって行われる。各電子デバイス40の暗号化キー66はサーバ構成11に格納することができるため、サーバ構成11に送信された暗号化データ67は、XORオペレーションによって元の測定データ68に復号することができる。さらに、暗号化によって、モニタリングオブジェクトまたは製品31の認証も可能になる。言い換えれば、特定の電子デバイス40から、対象の電子デバイス40に設定された暗号化キーで定義された特定の数値領域のデータが提供される必要がある。暗号化測定データは、認証を行うための符号ビットを含んでもよい。例えば、暗号化測定データが8ビットである場合、7ビットは暗号化測定データであり、1ビットは暗号化キー内の対応の位置から取得された文字ビットである。サーバは、当該位置にどの文字ビットがあるかを把握しているため、暗号化測定データの発生元(すなわち、当該データが正しい電子デバイス40からのものであること)を確認することができる。したがって、モニタリングオブジェクト31は、暗号化に基づいて確認されるように構成することもできる。XOR暗号化は、複雑なコンピューティングまたは暗号化アルゴリズムを必要としない。XOR暗号化は、軽いプロセッサ実装を利用して実現することができ、軽いデータ処理要件で実装される。さらに別の利点は、暗号化アルゴリズムが存在しないため、暗号化アルゴリズム自体を暗号化する必要がない点である。ある電子デバイス40からの暗号化キーまたは測定データの漏洩は、他の電子デバイス40の測定データを開くのに有効ではない。
図8a〜8cは、例えば、出力デバイス14’の可能な実装、およびオブジェクトのモニタリングの実装に関するさらに別の実施形態の例を示す図である。ここで、実施形態の例は、冷蔵貨物31である。一実施形態によれば、出力デバイス14’は、ワンユースの印刷用であってもよい。その場合、貨物31の受取人のためにクリアテキスト文書を印刷することができ、これは、例えば、貨物31の経路および温度の履歴などの情報を示し、および/または当該貨物が正当な発生元からの製品であることを確認する。ここで、出力デバイス14’は、紙または同様のワンユースの印刷手段となるように構成され、その上に、例えば、物理的(例えば、マトリクスまたは熱)、化学的、および/または電気的効果を有する情報によって、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2で形成されたおよび/または処理された測定データ19を、形成することができる。感熱紙などのシングルユースの出力手段は、例えばモニタリング終了時に、モニタリングオブジェクト20.1から取り外すことができることが好ましい。ここでも、QRコード24は最初にモバイルフォンを用いて読み取られてサーバ構成11に送信され、サーバ構成11は、データが真正のものであることを貨物31の受取人に確認する。
図8aではパッケージ31が輸送されており、その間、出力デバイス14’がパッケージ上に配置されていれば、当該出力デバイス14’はパッシブ状態である。その後、表示するデータを空にすることができる。しかしながら、パッケージ31およびその環境(温度)に関する測定は、輸送中の全期間を通して行われ、パッケージ31に関連付けて配置された形成手段18.1(図3a)を用いて、外部デバイス30のメモリ49に格納される。
図8bでは、パッケージ31が受取人の元に到着する。受取人は、例えば、自身のモバイルデバイスのフラッシュまたは他の何らかの光信号を用いて、例えば、出力デバイス14’がパッケージ31に配置されている場合には、当該出力デバイス14’に組み込まれた感光性センサ27を介して励起を生成することができる。当該励起の結果として、QRコード24(一般的にはコード12)が、出力デバイス14’上に現れ、モバイルデバイスによって読み取られ、さらに、例えばその瞬時的な温度値も読み取られる。上述のように、受取人は、モバイルデバイスでQRコード24を読み取ることで、パッケージ31に対応するQRコード24に含まれる履歴データを確認することができる。そして、QRコード24に含まれる、例えば暗号化された測定データ19を、サーバ構成11に宛てたQRコード24から決定されるウェブアドレスに送信する。サーバ構成11は、QRコード24に含まれた測定データ19をクリアテキストに復号してモバイルデバイスに返すことで、同時に、出力デバイス14’上に表示されたデータおよびパッケージ31の出所を概ね確認する。
図8cによれば、出力デバイス14’は、パッケージ31から取り外すこともできる。この場合、受取人は、例えば、自身のアーカイブ要件のために、自身でそれを取得する。このように、この実施形態で説明した可能な出力デバイス14’は、シングルユースであり、非常に安価で、大量生産に適した製品である。
シングルユースの出力デバイス14’は、例えば、そのQRコード24を、1回または複数回描画することができる(すなわち、1つ以上のバッチで安価に印刷することができる)。次に、QRコード24を出力デバイス14’の一部に最初に描画することができ、そして、QRコード24用に指定された出力デバイス14’の領域の他の部分は空のままである。データは後からQRコード24に追加することができる(すなわち、空の領域を充填することができる)。したがって、視覚的コード24の様々な部分は、QRコードのエラー訂正アルゴリズムを同時に利用することで埋めることができる。読み取りデバイス13.1、13.2は、上述の方法で更新および完成されるコード24を読み取る際に、これを考慮に入れることができる。
図8d〜8fは、データ伝送システム10の実装に関する第2の実施形態の例を示す図である。ここで、デバイス50、例えば周波数変換器は、測定のみを実行するように構成された外部デバイス30、またはデータ伝送を可能にし、外部デバイス30とみなすこともできる接触モジュールを備えることができる(図8d)。測定データ19’、および例えば他の状態データは、電子デバイス40を用いて、デバイス50のライフサイクルのすべての任意の段階において、デバイス50から読み取ることができる。電子デバイス40は、デバイス50に近接させるか、あるいは、当該デバイス50上の、外部デバイス30に関連付けて配置された位置55(図8e)に取り付けられる。電子デバイス40は、着脱可能なクイックリリース留め具を用いて位置55に取り付けることができる。この目的のために、位置55は、クイックリリース手段41として機能する、電子デバイス40用の形状係止コネクタ構成55’を有することができる。したがって、電子デバイス40は、例えばつまむことで、所定の位置55に設置することができる。位置55は、例えば、その端部に窪みを有してもよい。これにより、工具を用いずとも、指の力によって電子デバイス40を位置55から取り外すことができる(図8f)。さらに、アンテナ44.1、44.2は、データ伝送に関して標準化され、かつ互換性を有するように、相互に対して構成することができる。
位置55は、例えば、プレートなどのベース58上に形成することができ、プレートに設けられた窪みが位置55を形成する。コネクタ構成55’は、窪みの端部に形成された突起であり、電子デバイス40は、形状係止によって着脱可能に取り付けられる。ここで、ベース58は、測定/データ伝送を外部デバイス30/オブジェクト20.2に構成するための電子デバイス40用の設置アダプタを形成する。一方で、ベース58は、デバイス50の筐体に取り付けられ、この中に、デバイス50自体のデータ伝送インタフェースが存在し得る。
したがって、オブジェクト20.2は、例えば、測定データ19’のその部分について読み取ることができる。あるいは、任意の電子デバイス40によって、データをオブジェクト20.2に送信することもできる。一方で、1つの電子デバイス40を用いて、任意の外部デバイス30を備えた他の任意のオブジェクト(図1のオブジェクト20.2)を読み取ることができる。したがって、デバイス30および40は交換可能である。その場合、外部デバイス30は、非常にシンプルな、大量生産された測定センサまたはデータ伝送モジュールであってもよい。この中に、測定を実行し、測定データを格納し、および/または所定のプロトコルによって電子デバイス40および/またはオブジェクト20.1、20.2へのデータ伝送を行うための機能およびプロパティが存在する。このシンプルさにもかかわらず、測定データ19’を、そのような外部デバイス30から容易に取得して、本発明に係るサーバ構成11に送信することができる。これは、電子デバイス40が、外部デバイス30の、そして最終的にはオブジェクト20.1、20.2の、ユーザインタフェース手段として、使用可能であるためである。したがって、モニタリングオブジェクトごとに発生する1回限りのコストはほぼなく、大量生産された製品の測定の実行と測定データの利用が制限されることもない。例えば、これと比較すると、各オブジェクト20.1、20.2は、対応のセンサを備えるとともに出力デバイス14を有する電子デバイス40を、恒久的に備える。データを読み取る代わりに、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2へのデータ伝送が等しく可能であるため、例えば、オブジェクトを制御することが可能である。
本発明によれば、データ伝送は、視覚的コード12のみを読み取り、次に埋め込まれたURLリンク67(図4a)を開いて承認することで、主に自動的に、かつ安全に行うことができる。これにより、システム10をユーザ29にとって使いやすいものにすることができる。認証に必要な情報が視覚的コード12内にすでに結合されているため、認証を自動的に行うことも可能である。
また本発明によれば、モニタリングオブジェクト20.1、20.2の位置データを、読み取りデバイス13.1、13.2によって決定することができる。例えば、図5のステージ503の結果として、ユーザ29がサーバ構成11のウェブページを読み取りデバイスの13.1、13.2のブラウザにダウンロードすると、サーバ構成11は、例えば、HTML5ジオロケーションAPIを用いて、ユーザ29に位置データを要求することができる。これにより、読み取りデバイスとして動作する電話機に追加のソフトウェアをインストールすることなく、読み取りデバイス13.1、13.2、およびモニタリングオブジェクト20.1、20.2を見つけることができる。HTML5ジオロケーションAPIは、例えばGPSやその他の測位方法を同様に用いることができる。ユーザ29が、データの読み取りおよびその後の送信について電話(すなわち、読み取りデバイス13.1、13.2)の位置データを共有することも同時に受け入れた場合、電子デバイス40の位置もサーバ構成11に格納される。同様に、サーバ構成11は、電子デバイス40のスキャン位置を把握しており、マップ上に描画することもできる。
また、双方向データ伝送に関する実施形態として、サーバシステム11は、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のオペレーションを、読み取りデバイス13.1、13.2および電子デバイス40を介して制御することもできる。当然ながら、電子デバイス40自体を制御することも可能である。したがって、1つ以上のオペレーション(通常は、データ)は、サーバシステム11から外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に、読み取りデバイス13.1、13.2および電子デバイス40を介して送信されるように構成される。双方向のデータ伝送を用いて、例えば、サーバ構成11の制御によって、電子デバイス40、外部デバイス30、および/またはオブジェクト20.1、20.2が励起される、および/または、出力デバイス14がコード12を更新する。この場合、電子デバイス40および/または外部デバイス30のクロックが正しい時間を示さなくても、タイムスタンプが結合されたデータを正確に結合することができる。すなわち、問題は、外部デバイス30のクロックを同期させることである。これによっても、エネルギーを抑えることができる。
また、本発明に係る双方向データ伝送は、電子デバイス40および/または出力デバイス14および/または外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のメモリ16、49内の設定および他の値を、サーバ構成11の制御によって変更することを可能にする。これは、電子デバイス40および/または外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のプログラミング/構成(すなわち、例えば、その起動および/または動作に関する設定の変更/設定)についても同様である。
図6は、例えば、それらの起動または再プログラミングに関する、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の構成の例を示す。ここでも、サーバ構成11、電子デバイス40、外部デバイス30、およびオブジェクト20.1、20.2との間で、読み取りデバイス13.1、13.2によって行われる双方向データ伝送が利用される。言い換えれば、ここでは、サーバ構成11から外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2へのデータ伝送も、電子デバイス40を介して行われる。図6では、ユーザインタフェースデバイスという語は、電子デバイス40に用いられる。
外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のプログラミングが読み取りデバイス13.1、13.2および電子デバイス40を介してサーバ構成11によって行われる前に、読み取りデバイス13.1、13.2は、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2を、例えばスタートアップや設定の変更に関してプログラミングするようにサーバ構成11を制御するように、構成される。外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の設定を決定して、それらを読み取りデバイス13.1、13.2を用いてサーバ構成11に格納することについても同様である。例えば、最初に、ステージ601において、モニタリングオブジェクト20.1、20.2自体を識別することができる。これには複数の方法がある。例えば、読み取りデバイス13.1、13.2を用いて、オブジェクト20.1、20.2から、バーコード識別子または他の同様の識別子を読み取ることができる。または、ユーザ29による読み取りデバイス13.1、13.2のオペレーションによって、関連するデータを生成して、ステージ602で、オブジェクトの識別データをサーバ構成11に送信することができる。当然ながら、オブジェクトは、当該オブジェクトに関連付けて配置された電子デバイス40および/または外部デバイス30の設定の決定に関してのみ、またはその後の別のオペレーションで、識別することができる。それに接続されることを意図した電子デバイス40および/または外部デバイス30のID識別子またはオブジェクトの運送状も、オブジェクトの識別として同様に機能することができる。オブジェクトを識別した結果として、例えば、特定のモニタリングオブジェクト(例えば、パッケージまたはパレット)を、その中に配置された電子デバイス40および/または外部デバイス30にリンクさせることができる。言い換えれば、結果として、サーバ構成11は、いずれの時点についても、電子デバイス40によって任意の時点で形成および表示されたコード12がどのオブジェクトに対応するものであるかを把握している。オブジェクト20.1、20.2を識別するさらにシンプルな方法の1つは、外部デバイス30/オブジェクト20.1、20.2がその識別データを電子デバイス40(ステージ600)に送信する場合に電子デバイス40を外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に関連付けて配置する方法である。次に、読み取りデバイス13.1、13.2によって読み取られるQRコード24が、それから形成される。読み取りを行った結果、ウェブサイトが開き、この中で、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の設定を行うことができる。
読み取りデバイス13.1、13.2を用いて、サーバ構成11を、外部デバイス30および/またはオブジェクト20、1.20.2のプログラミング、より通常には設定を行うように制御することで、システムの10ユーザ29は、例えば、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の設定を変更する、または外部デバイス30に関する任意の情報を変更することができる。当該情報は、例えば、測定を行うのに、および/またはそれから生成されたオブジェクトに関する情報を電子デバイス40上に表示するのに必要な情報である。設定は、サーバ構成11によって作成されたウェブページ上で決定することができる。当該ウェブページは、読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32上に表示され、この上で行われた設定はサーバ構成11に格納される。ユーザ29は、サーバ構成11によって作成されたウェブページ上で、例えば「オブジェクトを設定」を選択して、ステージ603のウェブページから設定を決定することができる。このような設定は、例えば、外部デバイス30の形成手段18に関する、測定間隔または他の1つ以上の機器設定であってもよい。しかしながら、本発明は、外部装置30および/または物体20.1、20.2の制御にも等しく関することに留意されたい。当該1つ以上の設定は、オブジェクト20.1、20.2をモニタリングする特定の測定なしで、オブジェクト20.1、20.2そのもののオペレーションに関連付けることができる。したがって、本発明によれば、オブジェクト20.1、20.2に関する設定を変更することも可能である。これは、オブジェクトによって、最も多様性に富むことが考えられる。これに関するアプリケーションを以下に説明する。
他の可能な設定として、例えば、電子デバイス40およびディスプレイの14の更新間隔、および/または省電力設定に関する設定が含まれる。もちろん、読み取りデバイス13.1、13.2の代わりに、例えば、何らかの外部デバイスから集中的にサーバ構成11の設定を行うこともできる。ステージ604として、例えば、視覚的表現または同様のもの(例えば、ウェブページ上に表示されるウェブコンテンツ)が、サーバ構成11による設定で生成される。より一般的には、サーバ構成11は、設定が符号化されたウェブコンテンツ34を作成して、読み取りデバイス13.1、13.2上に示すように構成される。視覚的表現の代わりに、またはそれに加えて、コンテンツ34は、例えば、音声を含んでもよい。
ステージ605では、読み取りデバイス13.1、13.2および測定装置30を、これらのデバイスおよび装置の間でコンテンツデータ伝送(すなわち、プログラミング)が行われるように相互に設定するようにユーザ29に要求することができる。さらに、ユーザ29に、サーバ構成11によって作成されたウェブコンテンツのダウンロードをアクティベートして読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32上に当該ウェブコンテンツを表示するように要求することができる。
ユーザ29がサーバ構成11上で所望の設定を決定すると、ユーザ29は、ステージ606の結果として、例えば、ステージ604で読み取りデバイス13.1、13.2上のサーバ構成11によって生成されたウェブページから、これらの設定を、電子デバイス40にダウンロードすることができる。これは、例えば、読み取りデバイス13.1、13.2のウェブブラウザ39(図1)を用いて行うことができる読み取りデバイス13.1、13.2に他の機器、ケーブル、または特別な特徴やソフトウェアを用いる必要はない)。このように、ステージ606および607では、サーバ構成11が、読み取りデバイス13.1、13.2にウェブコンテンツ34を送信する。読み取りデバイス13.1、13.2は、この結果としてサーバ構成11からウェブコンテンツ34を受信するように構成される。ステージ608で、読み取りデバイス13.1、13.2は、入力される(すなわち、電子デバイス40に送信されるとともに、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に転送される)ウェブコンテンツ34の設定を、ディスプレイ32上に表示するように構成される。したがって、外部デバイス30および/または読み取りデバイス13.1、13.2を介して実行されるように構成されたオブジェクト20.1、20.2の設定の実行/変更は、サーバ構成11から電子デバイス40において受信した設定を入力することを含み、例えば、視覚的表現または他のコンテンツ34が、例えば、サーバシステム11によって生成されたウェブページ上に表示されるように行うことができる。
より具体的には、ステージ607で、サーバ構成11は、ウェブページを読み取りデバイス13.1、13.2に送る。この中には、例えば、白黒に点滅する領域などのコンテンツが存在するこのようにサーバ構成11から電子デバイス40に送信されるデータは、例えば、異なる長さの白黒の光のフラッシュとして符号化することができる。ユーザが設定を終えると、ステージ605の結果として、例えば、電話、ポータブルコンピュータまたはデスクトップPC、一般には読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32上のフォトセンサ27などの、電子デバイス40の受信手段27’には、サーバ構成11によって形成されて読み取りデバイス13.1、13.2に送信されるウェブページの点滅領域がある。読み取りデバイス13.1、13.2は、ステージ608および609で、コンテンツを電子デバイス40に送るため、設定データが電子デバイス40に送信される。読み取りデバイス13.1、13.2のデータ形成手段32’(すなわち、ディスプレイ32)は、驚くべきことに、読み取りデバイス13.1、13.2を用いて外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の制御を行うために、電子デバイス40へのデータ入力手段32’’としても使用される。より一般的には、読み取りデバイスの13.1、13.2データ入力手段32’’は、例えば、読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32など、光を生成するように構成された要素32*として動作するように構成される。例えば、読み取りデバイス13.1、13.2を構成する音源(例えば、ラウドスピーカー)も、ここで同じ目的に使用することができる。ウェブコンテンツ34は、例えば、YouTubeビデオのフォーマットであってもよいし、さらにシンプルには、ウェブページに表示されるシンプルなアニメーションのフォーマットであってもよい。アニメーションは、白黒に点滅するフレームを含むことができる。
ステージ610で、電子デバイス40は、電子デバイス40を構成する光センサ27上の点滅光を介してデータを受信する。次に、電子デバイス40は、そこに配置されたコンテンツ34から設定を復号し、場合によっては、データ伝送リンク42を介して外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に送信するために、メモリ16に格納する。このように、電子デバイス40は、読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32上に表示されたウェブコンテンツ34を検出して、当該ウェブコンテンツ34から外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2に関する設定を復号するように構成される。ステージ611で、当該設定は、データ伝送リンク42を介して、電子デバイス40から外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2へ送信される。外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2で測定が実行される。外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のオペレーションは、これらの設定に従って制御される。
言い換えれば、外部デバイス30に送信するデータは、ウェブから生成することもできるし、電子デバイス40から直接生成することもできる。ユーザの29の観点からは、プログラミングした状況が簡素化した形式で実行され、例えば、最初に、電子デバイスの40の出力デバイス14上でラジエータの識別を示すQRコード24がスキャンされ、それに埋め込まれたURLアドレス67が開かれ、ラジエータの新しい設定が、読み取りデバイス13.1、13.2のウェブブラウザ39上の、当該コンテンツから生成されたウェブページ上で選択される。例えば、新しい設定に関する点滅光が、サーバ構成11から読み取りデバイス13.1、13.2によって受信され、読み取りデバイス13.1、13.2から電子デバイス40に向けて新しい設定の光が点滅し、電子デバイス40は、データ伝送のためにラジエータ(すなわち、外部デバイス30)に(未接続の場合には)接続され、ラジエータは、新しい設定に従って構成される。この後、電子デバイス40は、プログラミングされる次のラジエータに直接接続することができる。次のラジエータは、読み取りデバイス13.1、13.2が他に何もしなくても構成することができる。設定の代わりに、より一般的にはデータのみ、この方法で外部デバイス30/オブジェクト20.1、20.2に送信することができる。ここでの設定は、データのアプリケーションの1つの特別な例にすぎない。
このように、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2は、サーバシステム11を用いて、例えば、それによって作成されたウェブページの助けを借りて、読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32およびフォトセンサ27を用いて、ウェブページを介して、無線によってかつ容易に構成することができる。フラッシュ光を介して送信するデータは暗号化することもできるため、他のソースやクラウドシステムから誤った設定を行うことはできない。前述の手順により、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の設定が非常にシンプルになる。これは、モニタリングオブジェクトや制御オブジェクトが多数存在する場合におけるシステムの使い易さという点において非常に重要である。また、特に外部デバイス30および/またはオブジェクトのユーザインタフェース手段の場合に、それらの実装を簡素化する。また、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2のプログラミングを行うために読み取りデバイス13.1、13.2に特別なプロパティを求める必要がない。その代わりに、当該システムは、読み取りデバイス13.1、13.2の一部において標準のQRコード読み取り装置として実装することができ、いくつかのデバイスですでに準備がされている。QRコードの場合、当該機能は、例えば、iPhoneデバイスにすでに内蔵されている。
このように電子デバイス40および/または外部デバイス30を特定のモニタリングオブジェクト20.1、20.2に接続することを可能にすることに加えて、外部デバイス30および/またはオブジェクト20.1、20.2の設定を、例えばこれらのライフサイクルの間に変更するのに用いることもできる。モニタリングアプリケーションでは、例えば、ある輸送モードから別の輸送モード(トラック−>航空機)に移行する場合に、このような状況が問題になることがある。もちろん、例えばステージ601、602、および603を(部分的に)手順から省略することもできる。これは、モニタリングオブジェクト20.1、20.2は事前に電子デバイス40または外部デバイス30に紐づけられているためである。
本発明は、例えば、QRコード24または同様の読み取り可能なコード12によって定義されたリンクに基づいてユーザ29の認証を可能にするため、ユーザ29を特定することはできないが、対象のユーザ29がモニタリングオブジェクト20.1、20.2に物理的に存在しているか、または存在していたことを把握することはできる。そして、ユーザ29は、読み取りデバイス13.1、13.2を用いてQRコード24または同様のコード12を読み取る。例えば、過去40分間などの所定の期間の有効な暗号化測定データがある場合、ユーザ認証および承認はこれに基づいて行われる。
例えば、モニタリングオブジェクト20.1、20.2の測定データをサーバ構成11に送信するまたは送信した厳密な時点において(例えば、1分の時間窓内で)ユーザ29がモニタリングオブジェクト20.1、20.2の位置に存在していたか否かを正確に確かめたい場合、ユーザ29にさらなる認証を要求することができる。これを実装する方法の1つによれば、サーバ構成11は、上述のように符号化されたウェブコンテンツを形成し、ウェブページ上に表示し、上述の図6のステージ606、607で示した方法によって、読み取りデバイス13.1、13.2のディスプレイ32を用いて、電子デバイス40に送信する。ウェブコンテンツは、電子デバイス40が復号する符号化確認IDであってもよい。次に、この確認IDが暗号化された形式でQRコード24のデータリンクに埋め込まれ、ユーザ29は、このQRコード24を読み取ることを求められる。
ユーザ29がQRコード24を再度読み取る場合、読み取りデバイス13.1、13.2は、確認IDまたはそれに埋め込まれた同様のものをサーバ構成11に送る。このため、サーバ構成11は、対象のユーザ29が実際に、例えば数秒前に、オブジェクト20.1、20.2に存在していたこと、そして電子デバイス40にも物理的に存在していたことを確認することができる。確認IDを電子デバイス40に送信するのと同時に、他のメタデータも電子デバイス40に送信することができる。本実施形態の利点として、オブジェクト20.1、20.2がすでに通過したにも関わらず、ユーザ29がQRコード24によって定義されたリンクを再び開くのを防止することができる。例えば、ユーザ29の確認後、例えば、オブジェクト20.1、20.2に関するコンテキストデータ33をユーザ29に送信することができる。このように、読み取りデバイス13.1、13.2を用いて、追加のプロパティを必要とすることなく、認証を実装することもできる。
例えば、物流チェーンにおいてデリバリサイクルが比較的短い大量生産製品などに特に適した低消費電力の機械読み取り可能なコードは、以下のように作成することもできる。図9aに示す第1の実施形態によれば、キャラクターディスプレイ12’を用いることができる。これは、例えば、QRコード24の主要部を1ビットで示すように構成される。さらに、QRコード24には、送信するデータ(例えば、温度が所定の制限内に維持されているか否かを示すデータ)を示すために配置された少なくとも1データピクセルの領域12’’が埋め込まれる。QRコード24の代わりに、例えば、Aztecコードなどの規格に準拠した二次元コードも、静的領域12’と、可変データを含む領域12’’とを作成するのに、同様に用いることができる。
図9bに示す第2の実施形態によれば、出力デバイス14上に表示されるQRコード24の大部分は、予め印刷されたパターン12’’’である。さらに、QRコード24は、その中心に、少なくとも1データピクセルで形成されるデータ転送用のデータ領域12’’を有する。予め印刷されたパターン12’’’は、例えば、サーバアドレス67の大部分または全体、あるいは他の同様の固定の情報を表してもよい。予め印刷されたパターン12’’’は、例えば、1回目の読み取りで読み取って決定することができる。1回目の読み取りで、サーバアドレス67と一緒にまたは別々に読み取り、別の2回目の読み取りで、データ領域12’’の中央にある、少なくとも1ピクセルのQRコード24のデータピクセルを読み取る。ここで、または上述の実施形態では、可変データ領域12’’は、例えば、LCDディスプレイなどを用いて実装することができる。
図11は、可変データ領域12’’を実現する方法の一例を示し、これは、別の場合では、固定的に実現されるQRコード24である。データ領域12’’は、例えば3×3のマトリクス形式でデータが配置される、小さなLCDディスプレイ36を使用して形成される。データ領域12’’は、LCDディスプレイ36への制御ラインcl〜c9が導出するコントローラ35によって制御される。次に、コントローラ35は、例えば、CPU21’を使用して制御される(図2)。LCDディスプレイ36上に表示されるパターンの要素数は、必要に応じて変更することができる。例えば、16個まで増やしたり、4個のみにしたりすることもできる。コントローラ35内においてパターン12、12’’の要素ごとに1つの制御ピンを備えることができるため、コントローラ35は、それぞれピンを介して直接制御するように構成される。このように、各ピクセルは、所望の情報を示すために、互いに独立してコントローラ35によって個別に制御することができる。例えば、ディスプレイに16個のセグメントがある場合、16進制御を利用して、直接ディスプレイを制御することができる。セグメントの数は異なってもよい。例えば、2^2、2^4、2^6であり、より一般的には2^xであり、x=1−8である。このように、モニタリングオブジェクトの状態データは可変データであり、LCDディスプレイ36によって形成される動的データ領域12’’に表示され、コントローラ35によって、ピクセルごとに変化するデータに基づいて制御されるように構成される。
これに関連する、データ収集を実装する一方法は、例えば、測定を開始する際にコード12から読み取りを行う方法、またはサーバに格納するために送信される測定基準点(例えば、温度)を格納する方法である。温度には、制限値を設定してもよい。そして、モニタリング中、基準値に対する温度の偏差のみが格納され、最後に、当該偏差が所定の制限値内に留まったか否かが示される。別の可能性として、例えば、最初と最後の読み取り値、最大値/最小値、および/または標準偏差などに基づいて、温度測定の角度係数を格納する方法がある。
上述の実施形態では、ディスプレイコントローラ23が、キャラクターディスプレイ12’をQRコード24に形成するように構成されるか、あるいは、ディスプレイが、例えば、予めインクで印刷された静的パターン12’’’を含むように構成される。これらはいずれも、例えばサーバのアドレス67を特定することができる。より一般的には、機械読み取り可能なコード12は、その大部分がコード12で形成される静的部分12’、12’’’を構成するように生成される。これは、電子デバイス40を構成するディスプレイコントローラ23を使用して形成される、または、特に測定データ19または同様の可変データ用に配置される印刷可変部12’’として配置された物理データキャリアとして構成される。
本発明は、例えば、食品産業用途において特に有用である。各製品パッケージに、工場から店舗、そして消費者へと移動する最中に測定を行う測定装置30を、工場で装着することができる。この非常にシンプルで安価な実装を用いて、例えば、製品のエンドユーザに、コールドチェーンの切れ目や製品の出所を確認することができる。個々の製品の測定を設定したとしても、価格に大幅な影響はない。
システム10以外にも、本発明は、上述したシステム10および/または電子デバイス40を用いて行う、オブジェクト20.1、20.2のモニタリングにも関する。オブジェクト20.1、20.2は、固定することもできるし、移動することもできる。移動するモニタリングオブジェクトの非常に典型的な例は、物流関連の物品、輸送物品、またはこれらを含んでなる搬送ユニットである。モニタリングする変数は、例えば、温度、湿気、圧力、明るさ、位置、VOC、ラドン、pHなど任意の変数またはそれから算出したものであってもよい。より具体的には、変数は、変化する可能性があるものであってもよい。この例の1つとして、冷蔵輸送装置が挙げられる。
最後に、本発明の実際のアプリケーションの複数の例を示す。
耐久消費財/ラジエータ:
電子デバイス40と外部デバイス30とを用いて実装された熱ラジエータの制御/モニタリングに要する資金投入は僅かなものであるため、すべての製品に導入することができる(ベーシックモデルとプロフェッショナルモデルとを別々に格納する必要はない)。本発明は、データ収集および双方向データ伝送を可能にし、設定をラジエータに容易に送信することを可能にする。ラジエータは、メーカーのウェブサイトで、直接スマートデバイス13.1、13.2を使用して設定することができる(QRをスキャンする−>リンクを開く−>新しい設定を選択する−>スマートデバイス13.1、13.2の点滅ディスプレイ32をタグ40に示す)。
製造業者は、顧客向けのコンテンツ(マーケティング、追加販売、リコール、情報、マニュアルなど)を自社のウェブサイトで作成することもできる。
産業用電子機器/周波数変換器:
周波数変換器の設定の変更はほぼ必要ないが、パラメータ化を行う必要がある場合には、複雑である。必要性は明確ではない(ランプアップ/ダウン、論理IOなど)。多くの設定があり、かつ複雑であるため、エラーが発生しやすい。複数のボタンと小さなディスプレイを備えたシンプルなユーザインタフェースを用いて複雑な設定を行うことは困難である。非常に包括的でありかつ効率的に製造することのできるユーザインタフェースが求められている。また、本発明は、少なくともデータ伝送手段51と周波数変換器へのインタフェースとを有する読み取りデバイス13.1、13.2、電子デバイス40および外部デバイス30によって、周波数変換器などを容易に制御することを可能にする(これらが周波数変換器にすでに組み込まれている場合を除く)。
航空/ドローン/機内食:
フライト中、乗客には食べ物や飲み物が提供され、これらは温度をモニタリングする必要がある。航空機への無線機器の持ち込みは非常に厳しく制限されている。厳しい航空無線規制は、電子デバイス40および外部デバイスによって実装されるシステムによって満たすことができる。それにもかかわらず、低電力電子デバイス40(少量のリチウム小型バッテリ)は、例えば、食品の温度のモニタリングなどについて、飛行中であってもIoTの利点をもたらすことができる。エコシステムは飛行中でも常に使用可能である。また、ケータリング機器の製造業者は、本発明に係るシステム10の航空使用についての認可を得る必要はない。これは、当該システム10は干渉となる無線信号を発生させないためである。
HVAC−水道メータ/エネルギーメータ/建築サービス電子デバイス/スマート水道メータ:
例えば、集合住宅の区画では、水道メータは住民自身によって読み取られ、読み取りの結果は、紙、電子メール、または電子システムによって水道事業者(フィンランドでは、住宅管理会社)に通知される。しかし、このような読み取りを行う人間が意図的または無意識に誤った読み取り結果を通知することが考えられる。スマート水道メータはシステム10と互換性があり、必要に応じて、測定をより迅速、簡単、完全かつ確実に通知することができる。QRコード24では、水道の読み取り結果は暗号化され、タイムスタンプが付される。QRコード24をスキャンすることで、データがシステム10に移動し、水道事業者のインタフェースで利用可能となる。同時に、水道事業者は、例えばマーケティングを目的として、読み取り装置13.1、13.2に開かれたウェブビューを利用することができる。
上記の説明および関連する図面は、本発明を例示することのみを目的としていることが理解されるものとする。したがって、本発明は、上の説明または特許請求の範囲に記載の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に記載された発明の思想の範囲内において、本発明の多くの異なる変形および修正が可能であることは、当業者には明らかである。
10 システム
11 サーバ構成
12 コード
12’ ディスプレイ
12’’ 領域
12’’’ パターン
13.1、13.2 読み取りデバイス
14、14’ 出力デバイス
15 データバス
16 メモリ
17、17.1 電源
17.2 エネルギーハーベスタ
18 マイクロコントローラ
18 形成手段
18’ ピン
18’’ 内蔵可能な温度センサ
18.1 センサ
18.3 データ変換器
19 データ
19’ 測定データ
20.1、20.2 オブジェクト
21 プロセッサ手段
21’ プロセッサ
22 プロセッサカード
23 ディスプレイコントローラ
24 QRコード
26 可視警告サイン
27 光センサ
27’ 受信手段
29 ユーザ
30 外部デバイス
31 貨物
32 ディスプレイ
33 コンテキストデータ
34 コンテンツ
35 コントローラ
36 LCDディスプレイ
38 回路カード
37 リボンコネクタ
40 測定装置
41 クイックリリース手段
42 データ伝送リンク
43 データ伝送インタフェース、受信部
44.1 アンテナ
44.2 アンテナ
44 アンテナ配列
45 コントローラ
45’ NFCコントローラ
46 接着面
47 プロセッサ手段
48 手段
49 メモリ
50 アプリケーションデバイス
51 無線データ伝送手段
52 コントローラ回路
53 自己接着ストリップ
54 手段
55 位置
55’ コネクタ構成
56 機能
57 インタフェース
58 ベース
61 ブロック
62 暗号化キー
63 データ
65 ブロック
66 暗号化キー
67 暗号化データ、インターネットアドレス、ウェブリンク
401 ステージ
402 ステージ
403 ステージ
404 ステージ
405 ステージ
406 ステージ
407 ステージ
408 ステージ
409 ステージ
501 ステージ
502 ステージ
503 ステージ
505 プロセス
506 ステージ
507 ステージ
508 ステージ
509 ステージ
510 ステージ
511 ステージ
600 ステージ
601 ステージ
602 ステージ
603 ステージ
604 ステージ
605 ステージ
606 ステージ
607 ステージ
608 ステージ
609 ステージ
610 ステージ
611 ステージ
cl〜c9 制御ライン

Claims (32)

  1. データ(19)を格納するためのメモリ(16)と、
    データ(19)を処理するためのプロセッサ手段(21)と、
    読み取りデバイス(13.1、13.2)を用いて読み取るデータ(19)を含む機械読み取り可能なコード(12)を表示するための出力デバイス(14、14’)と、を含む電子デバイスであり、
    前記電子デバイス(40)は、さらに、1つ以上の外部デバイス(30)とのデータ伝送リンク(42)を形成するためのデータ伝送インタフェース(43)を含み、
    前記電子デバイス(40)は、前記外部デバイスに配置され、ユーザインタフェースとして動作する、
    ことを特徴とする、電子デバイス。
  2. 前記データ伝送インタフェース(43)は無線であって、
    アンテナ配列(44)と、
    前記外部デバイス(30)との無線データ伝送リンク(42)を形成するように構成された少なくとも1つのコントローラ(45)と、を含む、
    請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記データ伝送インタフェース(43)は、前記電子デバイス(40)と少なくとも1つの外部デバイス(30)との間に双方向データ伝送リンク(42)を形成するように構成される、
    請求項1または請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 前記データ伝送インタフェース(43)を介して前記外部デバイス(30)に対して形成される前記データ伝送リンク(42)は、
    前記外部デバイス(30)からデータ(19)を取得すること、
    前記外部デバイス(30)を励起すること、
    前記外部デバイス(30)のクロックを同期させること、
    前記外部デバイス(30)の設定を行うおよび/または変更すること、および
    前記外部デバイス(30)にデータを送信すること、のうちの1つ以上を行うように構成される、
    請求項3に記載の電子デバイス。
  5. 受信手段(27’)は、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)から前記外部デバイス(30)への前記双方向データ伝送のために前記電子デバイス(40)に関連付けて配置される、
    請求項3または請求項4に記載の電子デバイス。
  6. 前記電子デバイス(40)は、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)から前記電子デバイス(40)に供給されるコンテンツ(34)を検出し、
    前記外部デバイス(30)の設定および/またはデータを前記コンテンツ(34)から復号する(609)ように構成される、
    請求項4または5に記載の電子デバイス。
  7. 前記電子デバイス(40)は、さらに、データ伝送リンク(42)を形成する1つ以上の外部デバイス(30)を前記電子デバイス(40)に接続するクイックリリース手段(41)を含む、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  8. 前記クイックリリース手段(41)は、前記電子デバイス(40)のアンテナ配列(44)に関連付けて配置される、
    請求項7に記載の電子デバイス。
  9. 前記クイックリリース手段(41)は、前記電子デバイス(40)に取り付けられる接着面(46)、または形状係止コネクタ構成を実装するように構成された箇所(55)を含む、
    請求項7または8に記載の電子デバイス。
  10. 前記無線データ伝送インタフェース(43)は、誘導または容量結合を用いて実装される、
    請求項2から9のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  11. 前記データ伝送インタフェース(43)は、前記外部デバイス(30)に電力を供給するように構成される、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  12. 前記データ伝送インタフェース(43)は、前記電子デバイス(40)が前記外部デバイス(30)から電力を受けるように構成される、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  13. 前記データ伝送インタフェース(43)は、誘導結合を用いて実装され、
    前記コントローラ(45)は、好ましくはNFCコントローラ(45’)である、
    請求項2から12のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  14. 前記出力デバイス(14、14’)は、好ましくは1つ以上のバッチでプリントアウト可能なダイナミック電子ペーパーディスプレイまたはシングルユース手段である、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  15. 前記電子デバイス(40)は、例えば、シングルユースの符号化キー(62)を用いるXOR符号化方法などの低電力符号化方法を用いてデータ(19)を符号化するように構成される、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  16. 1つ以上の電子デバイス(40)を含むデータ伝送システムであり、前記電子デバイス(40)は、
    データ(19)用に配置されたメモリ(16)と、
    前記データ(19)を処理するためのプロセッサ手段(21)と、
    前記データ(19)を含むおよび/または前記データ(19)から形成された機械読み取り可能なコード(12)を、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)を用いて読み取るために表示する出力デバイス(14、14’)と、
    前記読み取りデバイス(13.1、13.2)とのデータ伝送用に構成されたサーバ構成(11)とを含み、
    前記電子デバイス(40)は、オブジェクト(20.1、20.2)に関連付けて配置することができ、
    1つ以上の前記電子デバイス(40)は、システム(10)内に配置することができ、
    少なくとも1つの前記電子デバイス(40)は、請求項1〜15の一項または複数項に記載の前記電子デバイス(40)であり、
    前記システム(10)は、さらに、前記オブジェクト(20.1、20.2)を構成する、または前記オブジェクト(20.1、20.2)内に配置可能な、少なくとも1つの外部デバイス(30)を含み、
    前記電子デバイス(40)は、前記外部デバイス(30)を介して、前記オブジェクト(20.1、20.2)とのデータ伝送リンク(42)に配置される、
    ことを特徴とする、データ伝送システム。
  17. 前記サーバ構成(11)のアドレス(67)は機械読み取り可能なコード(12)内に配置される、
    請求項16に記載のシステム。
  18. サーバシステム(11)と前記外部デバイス(30)との間に双方向のデータ伝送が設定され、読み取りデバイス(13.1、13.2)と前記電子デバイス(40)とを介して行われる、
    請求項16または17に記載のシステム。
  19. 例えば、前記外部デバイス(30)のオペレーションの制御に関するデータが、読み取りデバイス(13.1、13.2)と前記電子デバイス(40)とを介して、前記サーバシステム(11)から前記外部デバイス(30)に送信されるように構成され、
    前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)からデータ(19)を取得する要求、
    前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)の励起、
    前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)のクロックの同期、
    前記オブジェクト(20.2)および/または前記外部デバイス(30)の設定のスタートアップおよび/または変更に関連付けられた、前記オブジェクト(20.2)および/または前記外部デバイス(30)の設定、および
    データ、のうちの1つ以上が前記サーバ構成(11)から前記外部デバイス(30)に送信されるように構成される、
    請求項18に記載のシステム。
  20. 前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)に関する設定を行うために前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)にデータ伝送を行う場合、前記サーバシステム(11)は、例えば、設定などの前記データが符号化された、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)上に表示するウェブコンテンツ(34)を形成する(604)ように構成され、
    前記読み取りデバイス(13.1、13.2)は、前記サーバ構成(11)から前記ウェブコンテンツ(34)を受信(607)し、例えば、前記電子デバイス(40)に送信する設定などのデータを表示する(608)ように構成され、
    前記電子デバイス(40)は、前記ウェブコンテンツ(34)を検出し、例えば、設定などの前記データを前記ウェブコンテンツ(34)から復号する(609)ように構成され、
    前記電子デバイス(40)は、例えば、前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)のモニタリングおよび/または制御のために、例えば、設定などの前記データを前記外部デバイス(30)に送信するように構成される、
    請求項18または19に記載のシステム。
  21. 前記サーバ構成(11)から前記外部デバイス(30)および/またはオブジェクト(20.1、20.2)へ前記データ伝送が行われる前に、例えば、1つ以上のオブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)を、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)および電子デバイス(40)を介して、前記サーバ構成(11)を用いて制御するために、例えば、前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)の設定などに関する前記送信するデータが、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)によって、前記サーバ構成(11)に対して、好ましくは前記サーバ構成(11)によって生成されたウェブページを介して、少なくとも1回決定される(603)ように構成される、
    請求項19または20に記載のシステム。
  22. 例えば、前記オブジェクト(20.1、20.2)および/または前記外部デバイス(30)の制御を行うために、受信手段(27’)が、前記サーバ構成(11)から前記オブジェクト(20.1、20.2)へ前記読み取りデバイス(13.1、13.2)と前記電子デバイス(40)とを介してデータ伝送を行う前記電子デバイス(40)に関連付けて配置され、
    前記データ伝送を、例えば、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)を用いて、前記電子デバイス(40)を介して行う制御に関して行うために、データ供給手段(32”)が、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)に関連付けて配置される、
    請求項18から21のいずれか一項に記載のシステム。
  23. 例えば、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)のディスプレイ(32)などの、光を生成するように構成された要素(32*)が、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)のデータ伝送手段(32’’)として動作するように構成される、
    請求項22に記載のシステム。
  24. 前記外部デバイス(30)および/またはオブジェクト(20.1、20.2)からデータ(19)を取得するなどのデータ伝送を行う要求が、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)によって読み取られたコード(12)と、前記コード(12)に基づいて行われた送信とに応答して形成および送信される、
    請求項18から23のいずれか一項に記載のシステム。
  25. 前記サーバ構成(11)は、例えば、前記外部デバイス(30)および/またはオブジェクト(20.1、20.2)からデータ(19)を取得するなどのデータ伝送を行う必要性を、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)によって読み取られたコード(12)に基づいて判断するように構成される、
    請求項18から24のいずれか一項に記載のシステム。
  26. 読み取りデバイス(13.1、13.2)は、モバイルデバイス、データ伝送手段を備えたカメラ、ARまたはVRグラスのうち1つ以上を構成する、
    請求項16から25のいずれか一項に記載のシステム。
  27. 前記読み取りデバイス(13.1、13.2)の少なくとも一部はデータ形成手段(32’)を備え、
    前記オブジェクト(20.1、20.2)に関する、例えば、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)のデータ形成手段(32’)上に表示されるコンテキストデータ(33)の少なくとも一部は、好ましくは、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)によって読み取られたコード(12)または前記コード(12)から処理されたデータに基づいて、サーバ構成(11)によって形成され、前記双方向データ伝送を構成して、前記サーバ構成(11)から前記読み取りデバイス(13.1、13.2)、前記外部デバイス(30)および/または前記オブジェクト(20.1、20.2)に送信されるように設定される、
    請求項18から26のいずれか一項に記載のシステム。
  28. 前記外部デバイス(30)および/または前記オブジェクト(20.1、20.2)に対する前記読み取りデバイス(13.1、13.2)のユーザ(29)の存在を認証するために、前記サーバ構成(11)は、認証IDが符号化された、前記読み取りデバイス(13.1、13.2)上に表示されるウェブコンテンツを形成するように構成され、
    前記読み取りデバイス(13.1、13.2)は、前記サーバ構成(11)から前記ウェブコンテンツを受信し、前記ウェブコンテンツを示して前記電子デバイス(40)に認証IDを与えるように構成され、
    前記電子デバイス(40)は、前記ウェブコンテンツを検出し、前記ウェブコンテンツから前記認証IDを復号(609)するように構成され、
    前記電子デバイス(40)は、前記認証IDに基づいて前記コード(12)を更新し、前記出力デバイス(14、14’)上に表示するように構成され、
    前記読み取りデバイス(13.1、13.2)は、前記コード(12)を読み取り、前記コード(12)内に配置されたデータを前記サーバ構成(11)に送信するように構成され、
    前記サーバ構成(11)は、前記外部デバイス(30)および/または前記オブジェクト(20.1、20.2)に対する前記ユーザ(29)の存在を前記データに基づいて認証するように構成される、
    請求項16から27のいずれか一項に記載のシステム。
  29. 前記外部デバイス(30)および/または前記外部デバイス(30)に接続されたオブジェクト(20.1、20.2)をモニタリングするための、
    請求項1から15のいずれか一項に記載の電子デバイス(40)の使用。
  30. 前記外部デバイス(30)および/または前記外部デバイス(30)に接続されたオブジェクト(20.1、20.2)のユーザインタフェースとしての、
    請求項1から15のいずれか一項に記載の電子デバイス(40)の使用。
  31. 前記外部デバイス(30)および/または前記外部デバイス(30)に接続されたオブジェクト(20.1、20.2)をモニタリングするための、
    請求項16から28のいずれか一項に記載のシステム(10)の使用。
  32. 前記外部デバイス(30)および/または前記外部デバイス(30)に接続されたオブジェクト(20.1、20.2)のユーザインタフェースとしての、
    請求項16から28のいずれか一項に記載のデータ伝送システム(10)の使用。
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