JP2021523315A - グリップおよび交換可能なシークレット付きのキー、ロック、およびその動作方法(オプション) - Google Patents

グリップおよび交換可能なシークレット付きのキー、ロック、およびその動作方法(オプション) Download PDF

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Abstract

ロック機構に関する発明群が提案されており、そのロック機構は、グリップ付きの部分と複数のロックに適した複数の交換可能なシークレットに分割されたキー、すべてのロックの交換可能なキーシークレットがキー頭部のグリップに取り付けられることによって、鍵束の重量と寸法を減らし、頭部とさまざまなロックの複数のキーシークレットを備えたキーの一部のみを持ち運びできるようにし、鍵束の重量と寸法を減らし、ロック機構の安全性を向上させる適切なドッキング機構を備えたロックを含む。図は、シリンダー式機構に関連するキーの例示で、キーシャンクにおける2つのグリップの位置を示す。
【選択図】図2

Description

本発明群は建設の分野に関連し、金庫、窓、扉、箪笥、棺などの製品のロックなどのハードウェアの製造に使用され、持ち運ばれる鍵束の重量と寸法を減らし、強盗に対するロックの強度を高め、不正な開錠を困難にし、特定の時間間隔における不正な開錠の可能性を減らす。本発明は、IPC E05 B19/18(使用前に調整可能なキー)に属する。
従来の技術から知られているロック200は、アクセス制御装置の扉、窓などをロックするための装置である。ロック200は、少なくとも次の2つの静的状態を有する。「開」というロックバー204がロックケース205に引き込まれる状態、および「閉」というロックバー204がロックケース205から出っ張る状態。ロック200は、1つの静的状態から別の静的状態に移行する「作動ストローク」と呼ばれる少なくとも1つの動的状態を有する。ロック200の作動ストロークは、適切なキー100がロック200に取り付けられた場合にのみ可能である。また、強盗、ロックピック、レンチ、バンプキーなどの器具によってロック200の不正な開錠も可能である。ロック200の不正な開錠に必要な時間により、その強度が決まる。
そのような不正な開錠に対するロック200の強度は、ロック200の品質およびその消費者価値を決める。
ロック200の多くのバリエーションが先行技術から知られている。最も複雑なものは最新の電子装置を使用し、指紋、虹彩模様、および声によってロック200の所有者を識別できるが、電源が必要で操作しにくいものである。
機械式ロック200は、最も信頼性の高いロックとされ、ロックバー204が「開」位置から「閉」位置に、またはその逆に移行するためのエネルギーは、ロック200を開く人の手から来る仕組みである。本発明は、機械式ロック200に属するが、エネルギー源としても機能し、ロック200の強度を高め、秘密コンビネーション数を増やすために使用することができる電子的および・または電気的および・または他の装置を含むロック200内にも適用できる。
ロック200の最も一般的な種類は、レバータンブラー式、シリンダー式、ディスクタンブラー式である。この種類のロック200に基づく装置は、当技術分野で長い間知られている。すべての既知のロック200構成要素の分析に基づいて、ロック装置300を形成する次の主要要素を区別できる。キー100とロック200。全てのキー100ではなく、適切なキー100のみがロック200を開くことができる。適切なキー100は、シークレット103がロックシークレット機構202と作用するとき、ロックシークレット機構202が作動するように作られたキー100である。作動の結果として、ロック200の設計に応じて、ロックシークレット機構202は、移動する能力を取得または失い、ロックバー駆動203は、移動および・またはこの動きをロックバー204に伝達することができる。適合するキー100およびロック200のみが一緒になってロック装置300を構成する。
従来の技術から知られているキー100は、とりわけ、以下の本質的な要素を含む。
・キー頭部101
・キーシャンク102(キーシークレット103とキー頭部101をキー100という1つの器具に結合する)
・キーシークレット103
・グリップ104(キー100の寸歩を縮小し、キー100の保管と持ち運びの利便性を高める)
・キーカバー105(人の手とのキー100の接触面積を増やす)
・ケース106(キー100の保管および持ち運びのときにキー100の一部を保持する)
従来の技術から知られているロック200は、とりわけ、以下の本質的な要素を含む。
・キーシークレット送達溝201(たとえば、レバータンブラー式ロックの鍵穴、ディスクタンブラー式ロックの鍵穴、またはシリンダー機構の成形溝)、キーシークレット103をロックシークレット機構202に送達する
・ロックシークレット機構202(たとえば、レバータンブラー式ロックのレバー、ディスクタンブラー式ロックのディスク、またはシリンダーロックのピンのセット)、キーシークレット送達溝201を介してキー103の適切なシークレットがシークレット機構202に送達された後に作動される(動く能力を取得するか、動く能力を失う)
・ロックバー駆動203(キー100の任意の要素またはキー100の任意の要素から動きを受け取ったロックの他の部分によって動き出され、キーシークレット103によってロックシークレット機構202を作動させた後、ロックバー204を動かすロックの一部である)
・ロックバー204(通常、閉錠時にロックバー駆動203の作用により、ロックケース205から押し出され、ドアが開くのを防ぎ、開錠時にロックケース205に入り、ドアが開くのを妨げない)
・ロックケース205(上記のロックの要素を含み、ロック装置300の要素の必要な相対位置を確保する)
ロック装置300の主要部分の目的を具体的に説明する。
キー100は、ロック200とは別々、通常、人のポケットまたは財布に保管され、ロック200の作動ストロークを行う必要がある場合、すなわち、ロック200の静的状態を「開」から「閉」に、および・またはその逆に変更する必要がある場合に使用される。キー頭部101は、ロックケース205に挿入されず、キーシークレット送達溝201に挿入されず、ロックの開閉中に人の手の指と接触されるままキーの一部である。人はロックを開閉するとき、キー頭部101を手(指)で握り、キー頭部は人の手の指から回転および・または並進運動を受け、その力をシャンク102に伝達する。キー頭部101の目的および形状(寸法)は人間工学的な要因、人の指の大きさ、キーシークレット送達溝201に取り付ける前にキー100自体を配置する必要性、人がロックバー204を動かすのに必要な力を加える可能性につながる。
シャンク102は、以下の機能を持つキーの一部である。
・キー頭部101とキーシークレット103(または複数のキーシークレット103)を、キー100と呼ばれる単一の構造に結合する機能
・通常、ロックシークレット機構202はロックケース205の奥に配置され、ロック200の不正な開錠を困難にし、キーシークレット送達溝201を介してシークレット機構202にキーシークレット103を送達するために、キー頭部101からキーシークレット103への回転および・または並進運動を伝達する機能
・シークレット機構202を作動させるために、キー頭部101からキーシークレット103へ回転および・または並進運動を伝達する機能
・ロック駆動203の回転および・または並進運動させるために、直接またはロック200の他の要素を介して、キー頭部101からロックバー駆動203へ回転および・または並進運動を伝達する機能
・シャンク102の長さを長くし、特別な複雑な形状を与えることにより、ロックシークレット機構202へのアクセスを困難にする機能
・キーシャンク102上に複数のシークレット103を配置する(したがって、対応する数のロックシークレット機構202がロック200内に配置される)ことにより、ロック200の不正な開錠を困難にする機能
多くの場合、シャンク102の複数の機能が同時に組み合わされる。たとえば、シリンダー式機構では、キーシークレット102をロックシークレット機構202に送達するために、キーシークレット送達溝201にキー100を挿入することは、さらに2つの機能を同時に実行する。それはロックシークレット機構202を作動させ、ロックシークレット機構202をロックバー駆動203と接続する機能である。1つの動きで複数の機能を実行できる組み合わせは、人によるロックの使用を簡素化し、そのようなロック機構300の消費者価値を高める。
また、連続的な機能の組み合わせのもう1つの例としては、レバータンブラー式ロックのシャンク102を取り上げられる。シャンク102は、回転力をキーシークレット103に伝達し、まずはロックシークレット機構202を作動させるために(レバーを必要な高さまで上げるために)必要な位置に設置し、次にシャンク102をさらに回転させると、キーシークレット103がロックバー駆動203を移動させる。
また、複数の機能を実行する別の例は、シリンダー式ロックにおいてのシャンク102の回転運動を取り上げられる。その回転運動の回転力は、キーシークレット送達溝201に受けられ、ロックシークレット機構202の一部(シリンダーに)に回転運動を伝達し、後者は(キーシークレット103のすべての要素がロックシークレット202のピンと一致する場合)、回転運動を受け、キー頭部101から回転運動が伝達されることにより、ロックバー駆動203(シリンダー式ロックのボルト)を作動させる。
キーシークレット103は、ロック装置300の主な機能(適切なキー100でのみロック200を開く機能)を決め、ロックシークレット機構202に送達されると、ロックシークレット機構202を作動させる(キー頭部101からシャンク102および・またはキーシークレット103を介して回転および・または並進運動をロックバー駆動203に伝達することを可能にする)凸凹、面取り、曲線、平坦、立体および他の幾何学的図形を含む。1つのキー100は、複数のキーシークレット103を含み得、一方、ロック200は、複数のロックシークレット機構202を含み得る。
・ロックバー駆動203とは、ロックシークレット機構202によっていずれかの位置(「開」または「閉」)にブロックされる装置である。ロックシークレット機構202が作動された場合(適切なキーシークレット103がキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202に送達された場合)、ロックバー駆動203は、人の手からキー頭部101、必要に応じてシャンク102、そしてキーシークレット103を介して運動を受けるロック200の要素に伝達される力の作用下で回転および・または並進運動できる。たとえば、レバータンブラー式ロックでは、キー頭部101からロックバー駆動204に動きを伝達するためには、シャンク102およびキーシークレット103が使用され、シリンダー式ロックでは、キー頭部101からシャンク102を介して伝達される力は、キーシークレット送達溝201の壁によって受けられる。
・キーシークレット送達溝201とは、キーシークレット103をロックシークレット機構202に送達する装置である。一般的、キーシークレット送達溝201は、ロック200の不正な開錠を困難にする要素を含み、ロックシークレット機構202へのアクセスを困難にし、ロック200をロックピック、レンチ、バンプキーなどの器具で開錠される可能性を減らす。
シリンダー式ロックでは、ロックシークレット機構202の役割は、ピンという1つの穴に同軸で取り付けられた異なる長さのバネ仕掛けのシリンダーペアが果たし、キーシークレット103の役割はキー100の凸凹が果たす。ロックシークレット機構202は、適切なロックシークレット103がキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202に送達されたときに作動される。キー100がロック200に適合する場合、それらは1つのロック装置300の部分である。シリンダー式ロックに適切なキー100を使用する場合、すべてのピンのシリンダーペアの接続部分が整列し、作動されたロックシークレット機構202は、キー頭部101(人の指が握る送達溝201に入らないキーの部分)からロックバー駆動203への力の伝達を可能にする。このタイプのロックにおいて、ロックシークレット機構202のキーシークレット送達溝201は、キーシークレット103を備えたシャンク102が挿入される成形スロットである。キーシークレット送達溝201に対応するキーシークレット103を正しく設置すると、ロックシークレット機構202が作動される。
また、シークレット機構202を作動させた後、ロック200を1つの位置から別の位置に移動させるために、キー頭部101ではなく、別の制御要素を動かす、例えば、ロックノブ209を回す必要があるロック200も知られている。この操作は、一般的にキー100を回すことによってロックシークレット機構202が作動された後に行われる。次に、キー100は、キーシークレット送達溝201(鍵穴)から取り出され得る。その後のロックノブ209の回転は、ロック200を1つの静的状態から別の静的状態に移し、ロック200の作動ストロークが終了される。このようなロック200では、ロック200の作動ストロークは、キー100がキーシークレット送達溝201(鍵穴)から取り出された後、一定の時間間隔後に終了される。
キーシークレット機構200を作動させる前に、例えば、鍵穴の保護カバーを取り外すために、キー100をキーシークレット送達溝201(鍵穴)に挿入する前に、例えば、ロックノブ209を回す必要があるロック200も知られている。このようなロック200では、ロック200の作動ストロークは、キー100がキーシークレット送達溝201(鍵穴)に設置される前の一定の時間間隔に開始する。
ロック装置300における上記の要素の動作を順番に説明する。ロック装置300は、「開」と「閉」静的状態および「開」と「閉」作動ストロークを有する。「開」位置では、ロックバー204がロックケース205の中に入れられ、および・またはドアフレームに接続されず、ドアの開きを妨げない。「閉」位置では、ロックバー204がロックケース205から出て、および・または直接および・または必要な装置を介してドアフレームに接続され、ドアの開きを防ぐ。ロック200の状態を変更するには、ロック200の静的状態を「開」から「閉」に、またはその逆に変更する特定の一連の操作を行うことにより、作動ストロークを実行する必要がある。
ロック200の作動ストロークを実行するために必要な操作順番は、ロック200の設計によるため、以下、簡潔にするために、ロック200を1つの静的状態から別の静的状態に移すために必要なすべての操作を実行することを意味する「作動ストローク中」という用語を使用する。
これらは、「作動ストローク中に実行(設置、分離、接続など)される」または「作動ストローク中に実行(設置、分離、接続など)する」と記載される操作、および・または作動ストロークの準備過程で、および・または作動ストローク自体の実行中、および・または作動ストロークの任意の部分の間、および・またはこの作動ストロークの実行後に行われる操作を含む。
本発明において、ロック200の作動ストロークの開始としては、(もしあれば)キー100をキーシークレット送達溝201に設置する前の操作を含む、ロック200の静的状態を変更するために必要な最初の操作の開始とされる。ロック200の作動ストロークの終了としては、(もしあれば)キー100をキーシークレット送達溝201から取り出す後の操作を含む、ロック200の静的状態を変更するために必要な最後の操作の終了とされる。
作動ストロークの開始から作動ストロークの終了までの期間に実行されるすべての操作(キー100およびロック200で実行されるすべての操作、ならびにキー100およびロック200の要素によって実行されるすべての操作)は、特許請求される本発明の説明において、ロック200「作動ストローク中」に実行される操作と見なされる。
ロック200の作動ストロークを実行するために、ロックシークレット機構202を作動させる必要がある。そのために、キーシークレット送達溝201にキーシークレット103を差し込む。キーシークレット103がロックシークレット機構202と一致する場合、ロックシークレット機構202が作動される。作動された後、ロックシークレット機構202は、ロックバー駆動203をロック解除する。次に、ロックの作動ストロークが実行され、その間に、ロックバー204は、1つの静止位置から別の静止位置に移動される。この作動は、人の手からキー頭部101、シャンク102、および・またはキーシークレット103を介してロックバー駆動203に力を伝達することによって実行される。キーシークレット103がロック202のシークレット機構に適合しない場合、ロックバー駆動203はロックのシークレット機構202によってブロックされる。その際、ロックバー204を「開」位置から「閉」位置に移動させること(「開」または「閉」作動ストロークを実行すること)およびその逆は不可能である。
一般的には、各人は複数のキー(自宅、職場、車、郵便受けなどの)を持っている。そのようなキーの主な欠点は、ロックシークレット103の寸法と質量に対するキー頭部101とシャンク102の質量と寸法である。
キー100の金属の質量、重量および寸法の大部分は、頭部101およびシャンク102に集中し、キーシークレット103の寸歩は、一般的にキー100の他の部分の寸法の10分の1〜20分の1である。
キー100の寸歩と重量を減らすには、多くの方法が知られている。その中には、複数のロック200に対して1つのキー100を使用できるマスターキーシステムのキー100が従来の技術で知られている。しかしながら、そのような解決策は、自宅と職場と車も同じシークレット202で作られたロック200のセットの使用を必要とし、実用的な観点から不便である。
先行技術から、物理的なキー100が全く要らないコンビネーションロック200の使用が知られており、そのシークレット103としては、キーボード、ディスク、レバーでロック200に入力される番号(数字、文字、記号、印、漢字の組み合わせ)が使用され、キー100の他のすべての要素はロック200内に配置する。この解決策は、キー100を持ち運ばないという利点がある。ただし、この方法には、キーシークレット103(番号)が同僚や知人に知られることに関連する重大な欠点があり、このロックの主な役割という不正な開錠に対する保護が保証できなくなる。
先行技術から、軽量材料からキー100を作製する方法も知られている。この方法の欠点は、キー100の急速な摩耗と、キー100の大きい寸法の維持である。
先行技術から、ノブロック200が知られており、多くの場合、内部ドアに取り付けられる。その特徴としては、ロックシークレット機構202のロックを解除するためだけに必要である小さな力を伝達するように設計された小型頭部101、小断面のシャンク102を備えたキー100が提案され、ロックバー駆動203への力の伝達は、キー頭部101の代わりにロックノブ209によって実行される。
このノブロックでは、最初に、シャンク102およびキーシークレット103に接続されたキー頭部101を平行移動させることにより、キーシークレット送達溝201を介してキーシークレット103をロックシークレット機構202に送達する必要がある。この操作は、ロックシークレット機構202を作動させる。キー頭部101およびそれに接続されたシャンク102の回転運動により、キーシークレット送達溝201に影響を与え、キーシークレット送達溝201を含むシリンダーを回転させ、ロックバー駆動203を解除する必要がある。
これらの動作を実行した後、ロックノブ209を回すことにより、動きをロックバー駆動203に伝達し、ロックバー204を動かすことができる。
このノブロック200は、キー100の寸法および重量を大幅に減らすことができるが、そのようなノブロック200の強制的な開錠を容易にする。侵入者は、キー頭部101の1つの機能を持つ大きい寸法を有するロックノブ209に圧力する、いわゆる人の手からロックバー駆動203に動きを伝達することによってロックシークレット機構202に対する力を適用する能力を持つためである。そのようなノブロック200の強制的な開錠に対する低い強度は、それらの使用を制限する。
本発明の類似物としては、キー頭部101の様々な機能がキー頭部101およびロック200のノブ209により交互に実行される発明第2229575号を取り上げられる。本発明において、シャンク102、キー頭部101およびキーシークレット103は、ブラケットの部分として作製され、頭部101は、キー100をキーシークレット送達溝201に挿入する機能のみを実行する。この頭部101は、人がキー100をキーシークレット送達溝201に取り付けるときに、キー100を保持するために使用される。頭部101とシャンク102の残りの機能は、追加の制御要素(ロック200のノブ209)によって実行される。ロックノブ209を回転および・または移動することにより、人はロック機構200を作動させ、キー100をキーシークレット送達溝201に沿ってロックシークレット機構202へ移動させ、次に適切なキーが取り付けられた場合、ロック200の作動ストロークが実施される。
この類似物では、ロックシークレット103は、それに接続された頭部101によってキーシークレット送達溝201に人の手で設置され、次に、ロック200のノブ209が押されたとき、すなわち、この瞬間に頭部101およびシャンク102の役割を実行するロックノブ209の並進運動により、ロックシークレット機構202に送達される。ロックバー駆動203への力は、ロックノブ209の回転運動中に伝達される。
ただし、この類似物には重大な欠点がある。キーシークレット103は、ロックノブ209の下部に位置するロックシークレット送達溝201に取り付けられ、人の指でそこから取り出す際、人間工学的な形状ではない頭部101を指先で保持する必要がある。この操作は、腰椎レベルで実行されなければならないため、キーシークレット103の大きい寸法とその珍しい形を決め、目で制御できない不便な作業である。
キー100をロックシークレット送達溝201に取り付けられた後、いくつかの操作を特定の順番で実行する必要があるが、複雑であるために人には明らかではない。このようなキー100は、最も一般的なタイプのロック200では使用できないため、本発明の広範な採用を妨げる。
この類似物には、本発明郡と共通の特徴がある。ロックシークレット送達溝201は、ロック200の静的状態で外部からアクセス可能であり、ロック200の作動ストローク中にキー100全体とともに、外部空間から分離される。しかしながら、ロック200の静的状態中、ロックシークレット機構202 が外部から侵入者にアクセス可能であり、ロックの強度を低下させるため、このロック200には重大な欠点がある。
本発明の類似物は、出願第2015117933号によるキー100である。このキー100は、キーに固定された軸に対して移動できる、移動時にロックのシークレット機構に作用する可動要素を有し、ロックピックでの開錠に対するロックの強度を増加させるが、この類似物には欠点がある。キー100は、部分に分割できない単一の全体として作られ、キー100は、キー100とともに移動し、キー100の範囲内で追加の動きをし、キー100から取り外せない可動部分を備える。このようなキー100の複雑さと可動部分の小寸歩は、キー100の作製複雑さとコストを増加させる。この類似物は、侵入者がロックシークレット機構202にアクセスすることを困難にするが、その可能性を防止できるものではない。
プロトタイプとして提案される発明第2132438号において、キー100には、シャンク102の中央でシャンク102に取り付けられたグリップ104が追加され、キー100が2つのほぼ等しい部分に分割され、長い金庫キー100の持ち運びと保管が容易になる。ただし、この解決策には欠点がある。このようなキー100は、ロック200内ではなく、ロック200の作動ストローク中ではなく、ロック200の外側で使用される前に組み立ておよび分解される。キー100の組み立ておよび分解の操作は、装置ではなく人によって行われる。このようなキー100の組み立ておよび分解は時間がかかり、シャンク102の複雑な形状のため、この操作は視覚的制御および良好な照明を必要とし、手だけで実行することが困難であり、そのような発明を使用することは困難である。このようなキー100は、最も一般的なタイプのロック200では使用できず、その適用範囲も狭くなる。
このプロトタイプは、キー100を部分に分割する機能を実行するグリップ104を備えるため、本発明郡の本質的な機能の組み合わせに最も近い機能の組み合わせを持つ。キー100の1つの部分は、頭部101、シャンク102の半分、グリップ104の半分を含み、キー100のもう1つの部分は、グリップ104の半分、シャンク102の半分、およびキーシークレット103を含む。
請求される本発明郡では、プロトタイプの既知の機能に、実際に容易に実施され、工業的に適用可能であるが、以前は知られていない、従来の技術から明らかではない、発明の特徴を有する、新しい機能が追加される。ロック200の作動ストローク中にキー100を部分に分割できるグリップ104をキー100における使用する機能である。
請求される発明群の実施または使用において解決策が提供され、類似物およびプロトタイプ発明の実施または使用において解決することができなかった主な技術的問題は、以下のとおりである。
・以下の以前は知られていない発明の特徴を使用して、プロトタイプから既知のキー100を部分に分割し、使用前に1つの全体に組み立てることにより、キー100の束の寸歩と重量を削減すること
・交換できるシークレット103の使用
・グリップ104の標準化
・シークレット103の標準化
・1つのグリップに複数のキーシークレット103を取り付けること
・以下の本発明の以前は知られていなかった特徴を使用して、類似物から知られているコンビネーションピック、振動ピック、バンプキーなどの器具を使って、キーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202にアクセスを困難させることにより、ロック装置300の強度を高める。
・キー100における、ロック200の作動ストローク中にキー100を部分に分割できるグリップ104の使用
・ロック200の作動ストローク中にキー100の部分分割
・キーシークレット103 から頭部101によって離れた人の手から受け取った動きを、ロック200の作動ストロークを行うために使用すること
・キーシークレット送達溝201を部分に分割すること
・キーシークレット送達溝に溝障壁207を設置すること
・キーシークレット送達機構212がロックシークレット機構202に接続する位置以外の位置で、キーシークレット送達溝201をキーシークレット送達機構212に接続すること
・キー100をその部分から接続し、キー100を部分に分割する機能を実行するドッキング機構206の適用
・溝分割機構208の適用
・キーシークレット送達機構212の適用
・溝ブロック機構215の適用
・侵入者がキー頭部101に、およびキー頭部101を介して不適切なキーシークレット103でロックシークレット機構202に作用するときに、ロックシークレット機構202からフィードバックを受け取る可能性を防止することによって、以下の以前は知られていなかった発明の特徴を使用して、ロック装置300の強度を高める。
・キー100における、ロック200の作動ストローク中にキー100を部分に分割できるグリップ104の使用
・ロック200の作動ストローク中にキー100の部分分割
・キーシークレット103 から頭部101によって離れた人の手から受け取った動きを、ロック200の作動ストロークを行うために使用すること
・分割されたキー100の部分の間にキーブロック210の配置
・頭部101から分割されたキーシークレット103のロックシークレット機構202との相互作用
・キーブロック機構211の適用
・シャトルの原則に基づいて実装された、キーシークレット送達機構212の適用
この技術的問題の解決および、本発明の類似物およびプロトタイプにおいて、本発明によって提供される技術的結果を達成できなかった理由は、以下のとおりである。
・ロックシークレット機構202への外部からのアクセス可能性
・キーシークレット送達溝201へのアクセス可能性
・分割不可能なキー100
特許請求される本発明の結果は、以下の要件を満たす特性を持つものの作成である。
・ロックシークレット機構202に外部から常にアクセスできないこと
・作動ストローク中にキーシークレット配送溝201にアクセスできないこと
特許請求される本発明の目的は、玄関、アパート、職場のオフィスなどのドアに設置されたロック200からの多数のキー100、すなわち、人が持ち運ぶキー100の束の寸歩および重量を減らし、侵入者がこのロック200をロックピック、レンチ、バンピングなどの方法を使用して開錠することに対する強度を高めることである。
特許請求される本発明の技術的結果は、重量および寸法を低減し、人が持ち運ぶキー100の金属消費を低減し、キーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202へのアクセスを防止し、ロック200の強度を高めることにある。
特許請求される本発明は、グリップ104を使用して、異なるロックシークレット機構202を有する異なるロック200に適した異なるキーシークレット103を1つのロック100に取り付けることを可能にするため、類似物およびプロトタイプの欠点を解決し、さまざまなロック200からの複数の頭部101、シャンク102、キーシークレット103を備えた複数の寸法大きくて重いキー100の代わりに、頭部101、シャンク102、グリップ104を備えた1つのキー100、およびキーシークレット103を、キーの束で保管および持ち運びを可能にする。本発明の追加の重要な利点は、ロック200の作動ストローク中にキー100を分割する可能性である。これは、ロック装置300の強度を高め、ロック200のシークレット機構202への不正アクセスを困難にする。
本発明のグリップ104は、特許請求の時点に任意の既知または未知、キー100の2つの異なる要素を分割および接続することを可能にする方法、例えば、磁石または複数に磁石および磁性材料、幾何学的形状(溝および突起、円錐および先細りの穴、円筒形のピンおよび対応する穴)、ばね、フック、接着性物質・複数の物質、毛細管表面張力、摩擦力、電磁引力・反発力、静電引力・反発力、塑性変形、弾性変形、弾性要素、熱膨張性装置、およびこれらの既知および未知の方法の任意の組み合わせにより作製される可能である。そのようなグリップ104を配置する方法の1つは、キーシークレット103とキー100のシャンク102との接合場所にグリップ104を配置することであり、これにより、金属消費、重量を減らす点では最も経済的なキーを分割する方法である。グリップ104を配置する別の方法は、キーシャンク102内に配置することであり得、この場合に新たに導入されるロック200の要素(ドッキング機構206)によってキー100の一部(キーシークレット103およびキーシャンク102の一部)を取り付けるために必要なスペースを残す。
各キー100の特徴はそのシークレット103のみであるため、新しい要素、いわゆるキーシャンク102および・またはキー頭部101に複数のキーシークレット103を取り付けることを可能にする、グリップ104を備えたキーシャンク102および・またはキー頭部101を作ることによって、さまざまなキーシークレット103を設定し、1つのキーで複数のロックを開くことができる(頭部101、および・またはシャンク102とグリップ104を含む)1つのキー100を持つことが可能である。本発明はまた、キーシークレット103を盗賊が届きにくい場所にあるロックシークレット機構202にロックケース205の奥に送達させ、必要に応じて、ロックのシークレット103がシャンク104から取り外すことができるため、ロックの信頼性を改善することができる。そのようなグリップは、接続および・または分割が人だけでなく、ロック200のドッキング機構206によっても行われる。ドッキング機構206は、様々な既知の方法で実施されることができる。
たとえば、(この場合はグリップ104になる)磁石を使用して、キー100の他の部分に取り付けられる、キー100の他の要素、またはキー100の他の要素の部分とキーシークレット103(たとえば、シャンク102の小さい方の部分とシークレット103を含むキー100の部分)を含むキー100の部分は、回転または並進運動のドッキング機構に作られた溝によって取り付けられる。ドッキング機構206の機械的移動力は、磁石(グリップ104)の引力を超え、キーシークレット103およびキー100の他の要素がキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202へ移動されることができ、キー100の他の要素および要素の部分(例えば、頭部101およびシャンク102の大部分)は静止したままであるか、キーシークレット103とは別に移動する。
このような移動中にキーシークレット送達溝201は、ドッキング機構206が移動するとき、またはロックの他の要素またはそれらの組み合わせ(シークレット機構202、ロックバー駆動203、ロックバー204、ロックケース205など)が移動するとき、切断されることができるため、侵入者による開錠が困難にする。
キーシークレット送達溝201は、溝障壁207(リンク、セクター、サークルなど)によって、ロックシークレット機構202の全体または一部にアクセスできない(良心的な人にも侵入者にも外部から利用可能な)キーシークレット外側送達溝201−1と、ロックシークレット機構202の全部または残りの一部にアクセスできるが、キー100が取り付けられているとき、またはキー100が取り外されているとき、外部から誰にも利用できない、キーシークレット内側送達溝201−2に分けられる。キーシークレット外側送達溝201−1からキーシークレット内側送達溝201−2へのキーシークレット103の移動は、ドッキング機構206およびシークレット機構202、溝分割機構208によって、またはこれらの機構のいずれかの組み合わせによって行われ得る。または、この操作は、本発明の出願を提出する時点での先行技術から既知または未知の別の機構によって実施されることができる。
このようなロック200の操作は、人にとって単純で自然的である。キー100は、頭部101によって握られ、キーシークレット送達溝201に挿入された後、頭部101が所望の方向に回転され始める。グリップ104はドッキング機構206によって切断され、キーシークレット送達溝201は溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2に分割される。頭部101を備えたシャンク102の一部およびグリップ104の一部は、キーシークレット外側送達溝201−1に残され、頭部101を備えたシャンク102のこの部分およびグリップ104の一部は、キー100の分割状態中に偶発的または意図的な取り出しからブロックされる。溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1から分割されたキーシークレット外側送達溝201−2に、グリップ104の対応部分、シャンク102の一部、およびキーシークレット103が投入され、ドッキング機構206によってキー100の要素が接続されたキーシークレット103が取り付けられる。ドッキング機構206によってキー100の要素が取り付けられたキーシークレット103を、キーシークレット送達溝201から分離され、ロックのドッキング機構206が特定の位置にのみ接続するように作製されたロックシークレット機構202へ移動させる。ドッキング機構206がロックシークレット機構202に接続されるこの位置は、ドッキング機構206がロックシークレット送達溝201に接続される位置とは異なる。ロックシークレット機構202が作動され、ロック200を開錠する。逆の順番でロック200を閉じる。
請求される本発明では、ロックの安全性を高めるための方法を請求する。この方法の特性を示すときは、次の手順を実行する必要がある。
1.方法の実施で行われる一連の操作を記載する。この場合、どの操作が厳密に必須であるか、どれが任意であるかを示すことが望ましい。複数の方法の手順が可能な場合は、すべてを示す必要がある。
2.方法の各操作、そのために使用される技術的手段、および実装の可能な条件(使用される物質、圧力、温度など)を詳細に説明する。
3.方法の実施例を少なくとも1つ挙げ、その実施の特定の条件(材料の特定の構成、モードなど)を示す。
4.既知の方法がある場合、以前に使用された同様の技術と比較し、この方法がどのような利点を持っているか、およびどのような技術的結果(技術的効果)が達成されるかを示す。
以下の第5項の本発明の実施では、請求される方法の実施に必要な操作の手順が示され、必須および任意の操作が示され、操作の順番のオプションが示され、請求される方法の各操作、それらの実施に使用される技術的手段が詳細に説明され、請求される方法の実施例、それらの利点、この方法の実装の結果として得られる技術的な結果が示される。
請求される本発明は、ロックの安全性を高めるための装置が請求される。装置の特性を示すときは、次の手順を実行する必要がある。
1.装置の構造、装置を構成するすべての重要なコンポーネント(要素)を記載する。どの要素が厳密に必須であるか、どれが任意であるかを示すことが望ましい。複数の設計オプションが可能な場合は、すべてを示す必要がある。
2.装置の各要素の特性と目的(設計、材料など)を説明する。
3.装置の要素が互いにどのように関連しているかを説明する。
4.各要素と装置全体がどのように機能するかを説明する。
5.請求される装置が、同様の既知の設計と比較して、どのような利点を持っているか、およびどのような技術的結果(技術的効果)が達成されるかを示す。
図1は、分割可能なキー100、キー頭部101、キーシャンク102、交換可能なキーシークレット103、およびシャンク102に固定できる、例えば必要なクランプ力を持つ永久磁石で作られたグリップ104を示す。この場合、シークレット103は、グリップ104と切断および接続できる。グリップ104は、鋼製などのキーシークレット103と相互作用し、それを引き付けることにより、キーシークレット103を取り付け位置に保持する。キーシークレット103のグリップ104との接続および切断は、ロック200の作動ストローク中に、ロック200の外側およびロック200の内側の両方で起こり得る。 グリップ104は、ロッド102に取り外しおよび取り付けができるような作製され得る。この場合、グリップ104は、切断されると、シークレット103とともに移動する。シャンク102およびグリップ104の接続および切断は、ロック200の作動ストローク中に、ロック200の外側および内側の両方で起こり得る。グリップ104は、シャンク102およびシークレット103の両方に接続および切断するように作製されることができる。この場合、グリップ104は、シャンク102およびシークレット103の両方から分割することができ、キー100のこの部分のすべては、互いに独自で独立して動くことができる。キーシャンク102、グリップ104およびシークレット103の接続および切断はまた、ロック200の作動ストローク中に、ロック200の外側および内側の両方で起こり得る。 図2は、キー100がキーシークレット配送溝201に取り付けられた静的状態のロック200の断面を示す。ロックケース205、穴219、ストッパーカバー220、相互移動できないようにシャフト218に固定され外側同軸シリンダー216−1と内側同軸シリンダー216−2で構成されるタンデムシリンダー216を示す。外側同軸シリンダー216−1と内側同軸シリンダー216−2は、シャフト218が自由に回転する中央穴217−1を有する固定仕切り217によって分離される。図2に示されるように、静的位置では、外側同軸シリンダー216−1と内側同軸シリンダー216−2にあるキーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2と一致し、一緒にキーシークレット送達溝201を形成する偏心形状の穴217−2を示す。グリップ104は、グリップ104のための空洞として機能する偏心形状の穴217−2に配置され、キーシークレット103は、キーシークレット内側送達溝201−2にあり、キーシャンクは、キーシークレット外側送達溝201−1に配置される。この静的位置にあるロックシークレット機構200は、穴219の周囲の必要な角度数(例えば、180度)にずらされるため、キーシークレット送達溝201と接続しない。 図3は、外側同軸シリンダー216−1、シャフト218、および外側同軸シリンダー216−1に設けられたキーシークレット外側送達溝201−1を示す。外側同軸シリンダー216−1は、ロック200が図2に示されるのと同じ静的状態で、ロック200の外側から示される。キー100、ケース205、およびストッパーカバー220は、概略的に示されない。 図4は、固定された仕切り217を示し、シャフト218のためのその中の穴217−1および偏心形状の穴217−2を示す。ロック200の静的状態では、この偏心形状の穴217−2は、キーシークレット外側送達溝201−1をキーシークレット内側送達溝201−2と接続する。この偏心形状の穴217−2は、グリップ104の空洞としても機能する。固定された仕切り217は、ロック200が図2に示されるのと同じ静的状態でロック200の外側から示される。キー100、ケース205、ストッパーカバー220、外側同軸シリンダー216−1およびシャフト218は概略的に示されない。 図5は、内側同軸シリンダー216−2、シャフト218、内側同軸シリンダー216−2内のキーシークレット内側送達溝201−2、およびキーシークレットにアクセスするように構成された空洞219を示す。内側同軸シリンダー216−2は、図2のロック200と同じ静的状態でロック200の外側から示される。キー100、ケース205、ストッパーカバー220、外側同軸シリンダー216−1および固定仕切り217は、概略的に示されない。 図6は、内側同軸シリンダー216−2、シャフト218、キーシークレット内側送達溝201−2、キーシークレット103、およびロックシークレット機構202を示す。外側同軸シリンダー216−1は、キー100の他の部分から分離されたキーシークレット103がシークレット機構202に送達される、作動状態の作動ストローク中で示される。ケース205、ストッパーカバー220、外側同軸シリンダー216−1、および固定仕切り217は、概略的に示されない。 図7は、シャフト218によって接続された外側同軸シリンダー216−1および内側同軸シリンダー216−2が、例えば、キー100の頭部101の作用下で180度回転運動したときの、作動状態にある作動ストローク中のロック200の断面図を示す。この回転運動の作用下で、回転するキーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2、および固定仕切り217に作られた固定偏心形状の穴217−2との接合部で、剪断力がタンデムシリンダー216の直径に対して接線方向に発生する。この剪断力は、グリップ104のシャンク102およびロックシークレット103に対する磁気引力を超え、グリップ104をキーシークレット103およびシャンク102から分離する。この回転運動は、キーシークレット送達溝201に取り付けられたキー100を3つの部分に分割する。頭部101とシャンク102は、キーシークレット外側送達溝201−1と一緒に180度回転し、グリップ104は、固定仕切り217の偏心形状の穴217−2に留まり、キーシークレット103はグリップ104から分離され、キーシークレット内側送達溝201−2と一緒に180度回転した。特許請求される本発明のこの実施形態における固定仕切り217とタンデムシリンダー216は、キー100を3つの部分に分割し、キー100の3つの部分を単一の全体に接続するドッキング機構206として機能する。特許請求される本発明のこの実施形態におけるロックシークレット機構202へのキーシークレット103の送達は、キーシークレット送達機構212として機能する内側同軸シリンダー216−2を回転させることによって行われる。キーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2は、本発明のこの実施形態における溝障壁207の機能を実行する、固定仕切り217によって分離される。タンデムシリンダー216は、固定仕切り217とともに、溝分割機構208の機能を実行する。請求される本発明のこの実施形態におけるキー100の部分は、キーブロック210としても機能する固定仕切り217によって分離される。タンデムシリンダー216は、固定仕切り217とともに、キーブロック210の機構としても機能する。特許請求される本発明のこの実施形態におけるキーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2は、溝障壁207として機能する固定仕切り217によって分離される。タンデムシリンダー216は、固定仕切り217とともに、溝ブロック機構215として機能する。請求される本発明のこの実施形態におけるグリップ104は、キーシークレット103およびシャンク102の両方から分離され、固定仕切り217に作製され、グリップ104の空洞として機能する偏心形状の穴217−2に配置される。キーシークレット103はキーシークレット内側送達溝201−2に配置し、キーシャンクはキーシークレット外側送達溝201−1に配置する。ロック200のこの位置にあるロックシークレット機構は、キーシークレット送達溝201に接続される。キーシークレット103は、ロックシークレット機構202に送達される。キーシークレット103がロックシークレット機構202と一致する場合、ロックシークレット機構202が作動し、さらに作動ストロークが実行される際、ロック200は別の静的状態に移行する。
本項では、装置の設計、装置の各要素の特性と目的、操作に必要な構造要素の特性と構造要素を構成する材料、装置の要素の相互接続、請求される本発明の利点と技術的結果について詳しく説明する。
以下は、本発明のすべての本質的な特徴を示し、次に、請求される特徴が対応する(装置または方法)内容に応じて、各特徴が説明される。
本発明の第1の本質的な特徴は、ロック200の動作ストローク中にキー100を部分に分割する、これまで知られていなかった方法およびそれに対応する装置、いわゆるグリップ104を備えた分割可能なキー100およびロック200の動作ストローク中にキー100を部分に分割するドッキング機構206を備えたロック200である。
請求される方法を実施するときに行われる一連の行動は以下の通りである。キー100は、既知の方法で頭部101によって握られ、既知の方法でキーシークレット送達溝201に挿入された後、既知の方法で頭部101が所望の方向に回転および・または移動される。グリップ104は請求の方法でドッキング機構206および・または同じ機能する他のロック機構によって請求の方法で切断され、キーシークレット送達溝201は、キーシークレット送達溝201の部分の相互移動および・または溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2に請求の方法で分割される。頭部101を備えたシャンク102の一部およびグリップ104の一部は、請求の方法でキーシークレット外側送達溝201−1に残され、頭部101を備えたシャンク102のこの部分およびグリップ104の一部は、キー100の分割状態中に偶発的または意図的な取り出しから請求の方法でブロックされる。移動および・または溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1から分割されたキーシークレット外側送達溝201−2に、グリップ104の対応部分、シャンク102の一部、およびキーシークレット103が請求の方法で投入され、ドッキング機構206および・または同じ機能する他のロック機構によってキー100の要素が接続されたキーシークレット103が請求の方法で取り付けられる。請求される方法で、キー100の要素が取り付けられたキーシークレット103は、キーシークレット送達機構212および・または別のロック機構によって、ロックシークレット機構202に移動される。請求される方法で、ロックシークレット機構202がキーシークレット送達溝201から分離されるように作られ、請求される方法で、キーシークレット103全体または一部を含み、特定の位置のみにあるロックのドッキング機構206および・または同じ機能する他のロック機構がロックシークレット機構202と接続される。ドッキング機構206がロックシークレット機構202に接続されるこの位置は、ドッキング機構206および・または同じ機能する他のロック機構がロックシークレット送達溝201に接続される位置と異なるように、請求される方法で作製される。ロックシークレット機構202が既知の方法で作動され、ロック200を既知の方法で開錠する。逆の順番でロック200を閉じる。
請求される方法の可能な操作の1つは、以下である。キー100がキーシークレット送達溝201に取り付けられ、頭部101が所望の方向に移動および・または回転され、グリップ104がドッキング機構206によって切断され、キー100から分離されたキーシークレット103がキーシークレット送達機構212によって取り付けられる。キーシークレット103は、キーシークレット送達機構212によってロックシークレット機構202に移動され、ロックシークレット機構202が作動され、ロック200が開かれる。
請求される方法で厳密に必須の操作は、指定された順番で実行される以下の操作である。キー100がキーシークレット送達溝201に取り付けられ、キー100が部分に分割され、キーシークレット103を含むキー100の部分がロックシークレット機構202へ送達される。
本発明の第1の特徴による残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされ、例えば、キーシークレット送達溝201にキー100を取り付ける際、キー100およびロック200の特定の設計に応じて、キー100の部分の分割と、キーシークレット103から分離されたシャンク102および頭部101の取り出しからのブロックの両方を同時に実行できる。
技術的手段のこれらの操作の実行に使用される方法の各操作の説明、およびこれらの操作を実行するための条件は、対応する装置の説明に記載される。
請求される方法の実施例は、グリップ104として機能する磁石を使用してシャンク102に取り付けられたキーシークレット103を備える、レバータンブラー式のキー100であり得る。このキーシークレット103は、キー100が、キーシークレット送達溝201に取り付けられ、ドッキング機構206として機能するくさび形の仕切りの作用下でキーシークレット送達溝201に挿入されるとき、グリップ104の磁気引力を超え、シャンク102から分割した後、ドッキング機構206のドラム溝に入る。ドッキング機構206のドラムの回転軸は、キーシャンクの回転軸に平行である。ドッキング機構206のドラムはシャンク102の一部で作られたギアの作用下で回転し、キーシークレット103はロックシークレット機構のドラムとともに移動し、外部から利用できないロックシークレット機構202に到達し、そこでキーシークレットはロックシークレット機構202と相互作用し、作動させてロック200を開く。
この方法は、キーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法よりも有利である。本発明の請求される特徴の技術的結果は、ロックの強度を増加させることであり、これは、シークレット103が頭部101とは別個に移動できる、分割可能なキー100を使用することによって達成される。
本発明の第2の本質的な特徴は、ロック200の作動ストローク中にキーシークレット送達溝201を部分に分割する以前は知られていなかった方法である。
請求される方法の実装方法において実行される一連の操作は、以下の通りであり得る。キーシークレット送達溝201は、請求される方法によって、キーシークレット送達溝201の部分の相互移動を使用して、キーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2に分割される。頭部101を備えたシャンク102の一部およびグリップ104の一部は、請求される方法で、キーシークレット外側送達溝201−1に残され、グリップ104の対応部分、シャンク102の部分およびキーシークレット103は、キーシークレット内側送達溝201−2から移動および・または溝障壁207によって、請求される方法で、遮断されたキーシークレット外側送達溝201−1に配置される。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。キーシークレット送達溝201は、キー100の部分を持つキーシークレット外側送達溝201−1と、キー100の残りの部分を持つキーシークレット内側送達溝201−2に分割される。
本発明の第2の特徴に関連する他の操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、ドッキング機構206ドラムの溝であり得る。このドッキング機構206ドラムの回転軸は、キーシャンクの回転軸に平行であり、ドッキング機構ドラムは、シャンク102の一部で作られたギアの作用下で回転し、キーシークレット103は、グリップ104の分割線に沿って残りのキー要素から切断され、ロックシークレット機構201のドラムとともに移動し、外部から利用できないロックシークレット機構202に到達する。キーシークレット103内側送達溝は、ドッキング機構206のドラムの溝およびロックケース205の壁によって、請求される方法で形成される。
この方法は、キーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法よりも有利である。本発明の請求される特徴の技術的結果は、ロックの強度を増加させることであり、これは、分割されるキーシークレット送達溝201を使用することによって達成される。
本発明の第3の本質的な特徴は、ロック200の作動ストローク中にキーシークレット送達溝201を部分に分割する溝障壁207を設置するこれまで知られていなかった方法である。
請求される方法の実施において実行される一連の操作は、以下のようになり得る。溝障壁207が、請求される方法によってキーシークレット送達溝201に設定される。それにより、キーシークレット送達溝201が、キーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2に分割される。請求される方法により、キーシークレット103は、溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1から分離されたキーシークレット内側送達溝201−2に配置され、キーシークレット103は請求される方法によって取り付けられる。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。キーシークレット送達溝201をキー100の部分を持つキーシークレット外側送達溝201−1とキー100の残りの部分を持つキーシークレット内側送達溝201−2に分割する、溝障壁207が、請求される方法によって、キーシークレット送達溝201に設置される。
本発明の第3の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
技術的手段のこれらの操作の実行に使用される方法の各操作の説明、およびこれらの操作を実行するための条件は、対応する装置の説明に記載される。
請求される方法の実施例は、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、頭部101から離れたシャンク102の端部に作製された、シークレット103の非作動側に接続されたテーパー穴103−1および同じテーパーのテーパーシャフト102−1からなるグリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。そのようなキー100がロック200に取り付けられる際、キーシークレット103はドッキング機構206−1のスプリットブッシングのスロットに入る。スプリットブッシング206−1は、シャンク103のテーパーシャフトの回転軸と同軸に作られ、スプリットブッシング206−1の直径はキーシークレット103の非作動部分の長さよりも小さくされ、このスプリットブッシング206−1のスロットの幅と形状はキーシークレット103の非作動部分の幅と形状に沿って作られる。スプリットブッシング206−1へのキー103の挿入およびスプリットブッシング206−1からのキー100の取り外しは、スプリットウォッシャー206−2の同じ幅および形状のスロットに制限される。スプリットワッシャー206−2は、スプリットウォッシャーの一端で堅固に固定され、キーシークレット送達溝201のブッシングにあるらせんスロットを通過する、半径方向に向けられたスプリットウォッシャーのスライディングピン206−8によって保持されるため、シャンク102のテーパーシャフト102−1の軸の周りを回転できない。このスプリットウォッシャーのスライディングピン206−8の他端は、ロックケース205の内面上に作られた縦方向のキー溝に配置される。スプリットワッシャー206−2は、ロックケース205のキー溝内のピン206−8の位置により、スプリットブッシング206−1とともにシャンク102のテーパーシャフト102−1の回転軸に沿って並進運動することができる。キーシークレット103をスプリットブッシング206−1に投入し、キー100をスプリットブッシングから取り外すことは、スプリットウォッシャー206−2に対するスプリットブッシング206−1の1つの角度位置、つまり、グリップ104が閉じており、ロックシークレットのテーパーブッシング103−1がシャンクのテーパーシャフト102−1に取り付けられた位置でのみ可能である。ドッキング機構206のこの設計は、キー100の個々の部分を取り出すことを不可能にし、完全に組み立てられたキー100のみをロック200から取り出すことを可能にする。
キーシークレット送達溝201は、スプリットブッシング206−1と同軸のブッシングの形態で作られ、スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201ブッシングの穴に配置され、スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201のブッシング内で並進運動できる。スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201のブッシングとともに回転し、スライドキー206−4を介して受け取り、一方の端がスプリットブッシング206−1の外面のキー穴にしっかりと固定し、もう一方の端がキーシークレット送達溝201のブッシングの内面にあるキー溝をスライドする。
このキー206−4の作用により、スプリットブッシング206−1は回転運動を受け取り、縦方向に、スプリットブッシング206−1は、このスプリットブッシング206−1の回転軸206−3の外面に作られた固定の双方向らせんねじに沿って移動する。軸206−3の1つのねじ山は左方向に作られ、このねじのもう1つのねじ山は右方向に作られ、左右のねじ山は前部と後部で互いに接続され、双方向の空間らせんを形成する。スプリットブッシング206−1は、軸206−3を中心に任意の方向に回転する際、回転の前半が片側に移動し、回転の後半が反対側に移動する。スプリットブッシング206−3のこの動きは、クランク機構のピストンの動きに似ている。この類似性をさらに引き出すと、スプリットブッシング206−1の極端な位置を近死点および遠死点として指定することができる。近死点では、キーシークレット103がシャンク102に接続され、グリップ104が閉じられる。遠死点では、キーシークレット103がシークレット機構202に送達され、適切なキーの場合にこの機構を作動させる。
スプリットブッシング206−1の回転軸206−3は、一端がロック200の内側からキーケース205にしっかりと取り付けられ、ロック200の内側に配置する端面からスプリットブッシング206−1に入り、この端はキーシークレット送達溝201に面する端面の反対側に配置する。
キー頭部101が回転すると、それに接続されたシャンク102がその正方形部分でキーシークレット送達溝201を回転させ、後者はこの回転をスライドキー206−4でスプリットブッシング206−1に伝達し、スライディングピン206−8で回転から防止されるスプリットワッシャ206−2の非回転スロットは、スプリットブッシング206−1のスロットと重なるため、このオーバーラップにより、キーシークレット103がスプリットブッシング206−1から取り出されなくなる。キー頭部101および四角シャンク102がさらに回転すると、スプリットブッシング206−1は、四角穴のキーシークレット送達溝201から回転を受ける。
プリットブッシング206−1は回転運動と並進運動の両方を受け、後者はキー100が挿入されるときにキーシャンク102から向けられるため、この並進運動は、ベアリングプーラーとして機能し、キーシークレット103をそれに取り付けられたテーパーブッシング103−1とともにテーパーシャンク102−1から取り外される。それによってキー頭部101の回転が、グリップ104を開いた状態にさせ、キーシークレット103をスプリットブッシング206−1とともに、スプリットブッシングの回転軸206−3のらせん状のねじ山に沿ってロック200の奥深くまで移動させ、ロックシークレット103をキーシークレット機構202に送達する。
請求されるドッキング機構206の作用によるキーシークレット103は、グリップ104の作用によってシャンク102から分離される。これにより、溝分割機構208およびキーブロック機構211は、キーシークレット送達溝201を完全に遮断し、キーシークレット送達溝201を、溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2に分割することができ、およびキーブロック210によってキー100の部分を分割することができる。ブラケット206−5は、時計仕掛けのラチェットまたはアンカーとして作成され、スプリットブッシング206−1の回転軸206−7に垂直なブラケット206−6の軸上で回転し、スプリットブッシング206−1の並進運動の作用下で、ブラケットの一部でキーシークレット103がシークレット機構201にアクセスするための通路を開き、それによってキーブロック210を取り外し、溝分割機構208の機能を実行する。もう1つの部分では、キーシークレット送達溝201およびシャンク102の側からキーシークレット103への通路を閉じることにより、キーブロック機構211の機能を実行しながら、溝障壁207を設置する。キーシークレット送達機構212は、スプリットブッシングの回転軸206−3、その軸の表面に位置する多方向ねじ山を備えた双方向ねじ、このねじ内をスライドするスライダー212−1が構成されている。スライダーの一端がスプリットブッシング203−1の内穴にしっかりと固定され、他端が軸206−3の双方向ねじに沿ってスライドし、ねじ山の交差点を通過するときに、スライダー212−1が交差ねじに切り替わらないように作製される。キー100が回転するたびに、スプリットブッシング206−1をロック200の奥深くに移動させ、戻させ、キーシークレット送達機構212は、外部から利用できないロックシークレット機構202にキーシークレット103を送達し、そこでキーシークレット103は、ロックシークレット機構202と相互作用し、それを作動させ、ロック200を開く。適切なキーシークレット103が遠死点にあるときに作動されると、シークレット機構202は、ロックバー駆動203をキーシークレット送達溝201のブッシングと結合させ、それにより、ロック200が作動ストロークを実行できるようにする。
請求される本発明の実施方法としては、駆動ブラケット206−5を取り上げられる。キー100の頭部101からギアシステムによって駆動されるブラケット206−5は、並進運動をスプリットブッシング206−1に伝達することができるため、スプリットブッシング206−1の軸206−7に2方向のねじ山が不要になる。
この方法は、溝障壁207として機能する固定仕切りで切断されたキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求された本発明の特徴の技術的結果は、ロックの強度を増加させることであり、これは溝障壁207を使用することによって達成される。
本発明の第4の本質的な特徴は、キー100の部分を分割した後に互いに分離するキーブロック210を設定する、以前は知られていなかった方法である。
請求される方法の実施において実行される一連の操作は以下の通りである。頭部101、シャンク102、キーシークレット103およびグリップ104を含むキー100は、請求される方法でキーシークレット送達溝201に配置され、キーブロック210がキーブロック機構211によりキー100の分離された部分の間に設置される。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。ロック200の作動ストローク中に、キー100の部分の間にその部分を分離するキーブロック210が取り付けらる。
本発明の第4の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、頭部101から離れたシャンク102の端部に作製された、シークレット103の非作動側に接続されたテーパー穴103−1および同じテーパーのテーパーシャフト102−1からなるグリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。そのようなキー100がロック200に取り付けられる際、キーシークレット103はドッキング機構206−1のスプリットブッシングのスロットに入る。スプリットブッシング206−1は、シャフト103のテーパーシャフトの回転軸と同軸に作られ、スプリットブッシング206−1の直径はキーシークレット103の非作動部分の長さよりも小さくされ、このスプリットブッシング206−1のスロットの幅と形状はキーシークレット103の非作動部分の幅と形状に沿って作られる。スプリットブッシング206−1へのキー103の挿入およびスプリットブッシング206−1からのキー100の取り外しは、スプリットウォッシャー206−2の同じ幅および形状のスロットに制限される。スプリットワッシャー206−2は、スプリットウォッシャーの一端で堅固に固定され、キーシークレット送達溝201のブッシングにあるらせんスロットを通過する、半径方向に向けられたスプリットウォッシャーのスライディングピン206−8によって保持されるため、シャンク102のテーパーシャフト102−1の軸の周りを回転できない。このスプリットウォッシャーのスライディングピン206−8の他端は、ロックケース205の内面上に作られた縦方向のキー溝に配置される。スプリットワッシャー206−2は、ロックケース205のキー溝内のピン206−8の位置により、スプリットブッシング206−1とともにシャンク102のテーパーシャフト102−1の回転軸に沿って並進運動することができる。キーシークレット103をスプリットブッシング206−1に投入し、キー100をスプリットブッシングから取り外すことは、スプリットウォッシャー206−2に対するスプリットブッシング206−1の1つの角度位置、つまり、グリップ104が閉じており、ロックシークレットのテーパーブッシング103−1がシャンクのテーパーシャフト102−1に取り付けられた位置でのみ可能である。ドッキング機構206のこの設計は、キー100の個々の部分を取り出すことを不可能にし、完全に組み立てられたキー100のみをロック200から取り出すことを可能にする。
キーシークレット送達溝201は、スプリットブッシング206−1と同軸のブッシングの形態で作られ、スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201ブッシングの穴に配置され、スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201のブッシング内で並進運動できる。スプリットブッシング206−1は、キーシークレット送達溝201のブッシングとともに回転し、スライドキー206−4を介して受け取り、一方の端がスプリットブッシング206−1の外面のキー穴にしっかりと固定し、もう一方の端がキーシークレット送達溝201のブッシングの内面にあるキー溝をスライドする。
このキー206−4の作用により、スプリットブッシング206−1は回転運動を受け取り、縦方向に、スプリットブッシング206−1は、このスプリットブッシング206−1の回転軸206−3の外面に作られた固定の双方向らせんねじに沿って移動する。軸206−3の1つのねじ山は左方向に作られ、このねじのもう1つのねじ山は右方向に作られ、左右のねじ山は前部と後部で互いに接続され、双方向の空間らせんを形成する。スプリットブッシング206−1は、軸206−3を中心に任意の方向に回転する際、回転の前半が片側に移動し、回転の後半が反対側に移動する。スプリットブッシング206−3のこの動きは、クランク機構のピストンの動きに似ている。この類似性をさらに引き出すと、スプリットブッシング206−1の極端な位置を近死点および遠死点として指定することができる。近死点では、キーシークレット103がシャンク102に接続され、グリップ104が閉じられる。遠死点では、キーシークレット103がシークレット機構202に送達され、適切なキーの場合にこの機構を作動させる。
スプリットブッシング206−1の回転軸206−3は、一端がロック200の内側からキーケース205にしっかりと取り付けられ、ロック200の内側に配置する端面からスプリットブッシング206−1に入り、この端はキーシークレット送達溝201に面する端面の反対側に配置する。
キー頭部101が回転すると、それに接続されたシャンク102がその正方形部分でキーシークレット送達溝201を回転させ、後者はこの回転をスライドキー206−4でスプリットブッシング206−1に伝達し、スライディングピン206−8で回転から防止されるスプリットワッシャ206−2の非回転スロットは、スプリットブッシング206−1のスロットと重なるため、このオーバーラップにより、キーシークレット103がスプリットブッシング206−1から取り出されなくなる。キー頭部101および四角シャンク102がさらに回転すると、スプリットブッシング206−1は、四角穴のキーシークレット送達溝201から回転を受ける。
スプリットブッシング206−1は回転運動と並進運動の両方を受け、後者はキー100が挿入されるときにキーシャンク102から向けられるため、この並進運動は、ベアリングプーラーとして機能し、キーシークレット103をそれに取り付けられたテーパーブッシング103−1とともにテーパーシャンク102−1から取り外される。それによってキー頭部101の回転が、グリップ104を開いた状態にさせ、キーシークレット103をスプリットブッシング206−1とともに、スプリットブッシングの回転軸206−3のらせん状のねじ山に沿ってロック200の奥深くまで移動させ、ロックシークレット103をキーシークレット機構202に送達する。
請求されるドッキング機構206の作用によるキーシークレット103は、グリップ104の作用によってシャンク102から分離される。これにより、溝分割機構208およびキーブロック機構211は、キーシークレット送達溝201を完全に遮断し、キーシークレット送達溝201を、溝障壁207によってキーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2に分割することができ、およびキーブロック210によってキー100の部分を分割することができる。ブラケット206−5は、時計仕掛けのラチェットまたはアンカーとして作成され、スプリットブッシング206−1の回転軸206−7に垂直なブラケット206−6の軸上で回転し、スプリットブッシング206−1の並進運動の作用下で、ブラケットの一部でキーシークレット103がシークレット機構201にアクセスするための通路を開き、それによってキーブロック210を取り外し、溝分割機構208の機能を実行する。もう1つの部分では、キーシークレット送達溝201およびシャンク102の側からキーシークレット103への通路を閉じることにより、キーブロック機構211の機能を実行しながら、溝障壁207を設置する。
この方法は、キーブロック210として機能する固定仕切りで切断されたキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求された本発明の特徴の技術的結果は、ロックの強度を増加させることであり、これはキーブロック210を使用することによって達成される。
請求される機構の様々な実施方法が可能であり、例えば、グリップ104は、ロックシークレット103に含まれ、ロックシークレットのテーパー穴103−1の内面から出っ張り、テーパーシャフト102−1の表面に開けられた穴に落ちるバネ仕掛けのボールの形で作ることができる。ドッキング機構は2つの歯車の形で作ることができ、そのうちの1つはシャンク102上に作ることができ、もう1つの歯車はキーシークレット103の作動不能部分の形状のスロットを有し、ドッキング機構206はシャンク102に引っ張られたキーシークレット103を保持する磁石の形態で作製することができる。キーブロック機構211および溝分割機構208は、追加のギアによって駆動される可動シャッターおよびリンクの形態で作製することができる。
本発明の第5の本質的な特徴は、以前は知られていなかった装置であり、キー100を部分に分離するドッキング機構206である。
請求される装置の設計は、以下の必須要素からなる。頭部101、シャンク102、キーシークレット103、グリップ104によって部分に分割される機能のあるグリップ104からなるキー100、キーシークレット送達溝201、キーシークレット機構202、ロックバー駆動203、ロックバー204、ロックケース205、ドッキング機構206、キーシークレット送達機構212からなるロック200。他のキー要素(溝障壁207、溝分割機構208、ロックノブ209、キーブロック210、キーブロック機構211)は任意である。請求されるロックの設計に任意の要素を含めることで、請求される装置のさまざまな形を作成できる。
グリップ104の目的は、キー100を分割および・または組み立てることである。ドッキング機構206の目的は、キー100をグリップ104によって部分に分割することである。キーシークレット送達機構212の目的は、他のキー100部分から分離されたキーシークレット103を含むキー100の一部をキーシークレット機構202へ送達することである。キー100およびロック200の他の要素の目的は、上記に記載された。
ドッキング機構206は、キーシークレット103の形状および寸法を有する溝206−91を備えたドラム206−9の形態で作製することができ、ドラム206−9は、キーシークレット送達溝201の軸に平行な回転軸を有することができる。静的位置において、溝206−91はキーシークレット送達溝201に接続される。キーシークレット103とシャンク102との接続線に沿って配置されるグリップ104を有するキー100は、キーシークレット103が溝206−91に入る状態で、キーシークレット送達溝201内に並進運動によって設置される。キー100の頭部101の回転運動は、キーシークレット送達溝201を動かし、ギアまたはベルトドライブなどの従来の技術から知られている装置を介して、ドッキング機構206のドラム206−9を回転させる。ドラム206−9の回転はグリップ104の磁石の引力を越え、シークレット103はグリップ104から分離され、ドラム206−9とともに回転される。ドラム206−9はバケツの形をしており、溝206−91はバケツの壁に配置する。溝206−91に取り付けられたキーシークレット103のビットは、ドラム206−9の壁からドラム206−9の内部にはみ出ており、回転すると、ドラム206−9の内側にあるロックシークレット機構202へ移動する。キーシークレット103とロックシークレット機構202とのさらなる相互作用は、既知の方法で起こる。
ドラム206−9がさらに回転すると、キーシークレット103はキー100のグリップ104に戻り、グリップ104の磁石はキーシークレット103を引き付け、シークレット103はシャンク102に接続し、キー100は組み立てられた形態でキーシークレット送達溝201から取り出される。
請求される装置のキーシークレット103は磁性材料で作製される必要があり、グリップ104の磁石は、キー100を運ぶときにキーシークレット103がシャンク102から自発的に分離しないように、十分な磁気強度を有しなければならない。グリップ104の磁石は、任意の既知の方法によってシャンク102に固定され得る。
請求される装置の利点は、キーシークレット送達溝201を介してキーシークレット機構202にアクセスできないこと、およびキーシークレット103を交換して異なるロック200を開く可能性である。
そのようなドッキング機構の実施方法は、キーシークレット103のビットをシャンク102に向けて配置することである。キーシークレット103のビットのそのような配置により、ロックシークレット機構202をドラム206−9の外側に取り出すことが可能である。この場合、ドラム206−9は、溝206−91を使用して、グリップ104から離れたキーシークレット103の一部を取り付け、ドラム206−9をさらに回転させると、ドラム206−9から突出するキーシークレット103のビットは、ドラム206−9の外側にあるキーシークレット機構202に到達する。
請求される本発明の第6の本質的な特徴は、キーシークレット送達溝201を部分に分割する溝分割機構208という、これまで知られていなかった装置である。
請求される装置の実施例は、追加のセクター206−92を備えたドラム206−9であり得、追加のセクター206−92は、キーシークレット103がグリップ104から分割された後、ドラム206−9が回転する際、キーシークレット送達溝201を閉じる。このセクター206−92は、くさび形の形状を有し、キーシークレット送達溝201内のキー100の残りの部分を押し、次に、キーシークレット送達溝201を閉じることにより、溝分割機構208の機能を実行する。
この装置は、キー100が溝分割機構208によって分割され、キーシークレット送達溝201が閉じられるため、キーシークレット送達溝201を介してキーシークレット機構202への外部アクセスの可能性を完全に防止するため、以前に使用された類似物よりも有利である。本発明の請求される特徴の技術的結果は、ロックの強度を増加させることである、それはキーシークレット送達溝201を分割することによって達成される。
本発明の第7の本質的な特徴は、キー100が部分に分割された後、ロック200内のキー100の異なる部分を別々に動かすというこれまで知られていなかった方法である。
請求される方法の実施において実行される一連の操作は以下の通りである。頭部101、シャンク102、シークレット103およびグリップ104を含むキー100は、請求される方法によってキーシークレット送達溝201に配置され、キー100の部分が分割され、キーシークレット103を含むキー100の部分が、キーシークレット103を含まないキー100の部分とは異なる軌道で移動される。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。キー100の一部が、キー100の他の部分とは異なる軌道に沿って移動される。
本発明の第7の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、本発明の以前の特徴で以前に記載されたように、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、頭部101から離れたシャンク102の端部に作製された、シークレット103の非作動側に接続されたテーパー穴103−1および同じテーパーのテーパーシャフト102−1からなるグリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。グリップ104から分離されたキーシークレット103は、ドラム206−9の回転軸の周りを回転し、キーシャンク102は、キーシークレット送達溝201の回転軸の周りを回転する。
この方法は、外からロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求された本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これはキー100の異なる部分の別々の動きを使用することによって達成される。
本発明の第8の本質的な特徴は、このロックシークレット機構202が作動された際、キー100の他の部分から分離されたキーシークレット103とロックシークレット機構202との相互作用の以前は知られていない方法である。
請求される方法の実施において行われる一連の操作は以下の通りである。頭部101、シャンク102、シークレット103およびグリップ104を含むキー100は、請求される方法によってキーシークレット送達溝201に配置され、キー100の部分が分離され、キーシークレット機構202は、キー100とシークレット103と相互作用する。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。ロックシークレット機構202との相互作用は、キーシークレット103を含む、キー100の他の部分から分離されたキー100の一部によって実行される。
本発明の第8の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、本発明の以前の特徴で以前に記載されたように、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、頭部101から離れたシャンク102の端部に作製された、シークレット103の非作動側に接続されたテーパー穴103−1および同じテーパーのテーパーシャフト102−1からなるグリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。グリップ104とは分離されたキーシークレット103は、キーシークレット機構201と相互作用する。
この方法は、外からロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これはキー100の一部のみがロックシークレット機構と相互作用することによって達成される。
本発明の第9の本質的な特徴は、ロックシークレット機構202を外部の影響から保護する従来の方法から以前は知られていなかった方法であり、この方法ではキー100がキーシークレット送達溝201に設置され、次にキー100が部分に分割され、次にキーシークレット送達溝201が部分に分割される。次に、キーシークレット送達溝201の一部が溝障壁207によって他の部分から分割され、次にキー100の部分がキーブロック211によって分割され、キーシークレット送達溝201が溝障壁207によって分離され、キー部分200がキーブロック211によって互いに分離された後、キーシークレット103が外部から利用できないロックキーシークレット機構202に送達される。
請求される方法の実施において行われる一連の操作は以下の通りである。頭部101、シャンク102、シークレット103およびグリップ104を含むキー100は、請求される方法によってキーシークレット送達溝201に配置され、キー100の部分が分離され、キーシークレット送達溝201は溝障壁207によって分離され、キー100の部分は、キーブロック211によって分離される。
請求される方法では、以下の操作が厳密に必須である。キーシークレット送達溝201は、溝障壁207によって分離され、および・またはキー100の部分はキーブロック211によって分割される。
本発明の第9の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、本発明の以前の特徴で以前に記載されたように、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、グリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。セクター206−92は、キーシークレット送達溝201を閉じ、溝障壁207として機能する。ドラム206−9の端面は、キー100部分を互いに分離し、キーブロック211として機能する。グリップ104から分離されたキーシークレット103は、キーシークレット機構201と相互作用する。
この方法は、外からロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これはキーシークレット送達溝201を溝障壁207によって部分に分割し、キーブロック211よってキー100の異なる部分を互いに分離することによって達成される。
本発明の第10の本質的な特徴は、キーシークレット103をロックシークレット機構202へ送達するための従来技術から知られている方法であり、この方法ではキーシークレット103は、キーシャンク102ではなく、追加のロック制御要素、例えばロックハンドル210によって、キーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202に送達される。この既知の方法からは、追加の制御要素、すなわちロックノブ210が除外され、その機能は、ロックシークレット103から分割された頭部101によって実行される。
既知の方法では、キー100は完全にキーシークレット送達溝201に配置され、これは、特にキーシークレット送達溝201からキー100を取り出す場合、人間工学的の観点から不便である。キー100全体をキーシークレット送達溝201に配置すると、キーシークレット送達溝201の寸法を大きくし、人にとって奇妙で珍しい形状のキーを使用することが必要になる。本発明において、キーシークレット103を有するキー100の一部は、ロックの外側に残っている頭部101を有するキー100の部分を人の手に快適に保持できるように、ドッキング機構206によってロックシークレット機構202へ送達される。これは、ロックを開く一般的な従来の方法である。
請求される方法の実施において実行される一連の操作は以下の通りである。頭部101、シャンク102、シークレット103およびグリップ104を含むキー100は、請求される方法によってキーシークレット送達溝201に配置され、キー100の部分が分離され、キー100の部分はドッキング機構206によって分離され、キーシークレット103は、キー頭部101によって駆動されるキーシークレット送達機構212によってロックシークレット機構202へ送達される。
請求される方法において厳密に必須であるのは、任意の順番で実行される以下のすべての操作の同時存在である。キーシークレット103を含むキー100の一部がキー100の他の部分から分離され、キーシークレット103がキーシークレット送達機構212によってロックシークレット機構202へ送達される。キーシークレット送達機構212は、キー頭部101から駆動される。
本発明の第10の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、本発明の以前の特徴で以前に記載されたように、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、グリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。セクター206−92は、キーシークレット送達溝201を閉じ、溝障壁207として機能する。キー頭部101から回転して駆動されるドラム206−9は、グリップ104から分離されたキーシークレット103をキーシークレット機構201へ送達し、キーシークレット送達機構212として機能する。
この方法は、外からロックシークレット機構202の外部利用の可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これはキー頭部101から駆動されるキーシークレット送達機構212によって、キーの他の部分から分離されたキーシークレット103を送達することによって達成される。
本発明の第11の本質的な特徴は、先行技術から知られている装置であるグリップ104であり、これは、キー100を部分に分割して、保管および輸送を容易にする。請求される本発明において、このグリップ104は、キー100の保管しやすく寸歩を縮小するためにキー100を分離しキー100を使用する(ロック200への取り付ける)前に組み立てるためだけでなく、ロック200に入ったままキーを分離および組み立てるためにも、新しい、以前は知られていなかった用途に使用される。
請求される装置の設計は、以下の必須要素からなる。頭部101、シャンク102、キーシークレット103、グリップ104によって部分に分割される機能のあるグリップ104からなるキー100、キーシークレット送達溝201、キーシークレット機構202、ロックバー駆動203、ロックバー204、ロックケース205、ドッキング機構206、キーシークレット送達機構212からなるロック200。他のキー要素(溝障壁207、溝分割機構208、ロックノブ209、キーブロック210、キーブロック機構211)は任意である。請求されるロックの設計に任意の要素を含めることで、請求される装置のさまざまな形を作成できる。
グリップ104の目的は、キー100を分割および・または組み立てることである。ドッキング機構206の目的は、キー100をグリップ104によって部分に分割することである。
キーシークレット送達機構212の目的は、他のキー100部分から分離されたキーシークレット103を含むキー100の一部をキーシークレット機構202へ送達することである。キー100およびロック200の他の要素の目的は、以上に説明された。
グリップ104は、キーシークレット103とシャンク102を接続する線に沿って配置することができ、シャンク102に固定された磁石の形態で作られ得る。請求される方法では、キーシークレット103は磁性材料で作製される必要があり、グリップ104の磁石は、キー100を運ぶときにキーシークレット103がシャンク102から自発的に分離しないように、十分な磁気強度を有しなければならない。グリップ104の磁石は、任意の既知の方法によってシャンク102に固定され得る。
請求される方法の利点は、キーシークレット送達溝201を介してキーシークレット機構202の利用不可であり、異なるロック200を開くためにキーシークレット103を交換する可能性である。
請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これは、ロック200の作動ストローク中にグリップ104によってキー100を部分に分割することによって達成される。
本発明の第12の本質的な特徴は、持ち運び中にキーを部分に分割する従来の技術から知られている方法の目的、およびロック200の同じ他の部分(例えば、シャンク102および頭部101)と異なるロックシークレット103を使用する、以前は未知の方法の目的の両方のために、グリップ104を使用する以前は未知の方法である。
請求される方法の実施において実行される一連の操作は、以下の通りである。頭部101、シャンク102、ロック200の外側に位置するグリップ104を含むキー100に対して、様々なロックからの様々なシークレット103を取り付け、キー100の寸法を縮小するためにシークレット103を取り外し、キー100がロック200内に入る際、キー100の部分は、ドッキング機構206によって分離される。
請求される方法において厳密に必須であるのは、以下のすべての操作の存在である。ロックの外側のキー100の分解と組み立て、ロックの内側のキー100の分解と組み立て。
本発明の第12の特徴に関連する残りの操作は任意である。方法のいくつかの手順が可能であり、一連の操作の実行が時間内に組み合わされる。
請求される方法の実施例は、本発明の以前の特徴で以前に記載されたように、ビットの組み合わせの形態で作られたロックシークレット103を有し、グリップ104を有するレバータンブラー式ロック200のキー100であり得る。
この方法は、キーシークレット機構202への外部アクセスの可能性を完全に防止し、複数のキー100の束の重量を低減するため、以前に使用された同様の方法に比べて利点を有する。請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これは、頭部101から駆動されるキーシークレット送達機構212によってキーの他の部分から分離されたキーシークレット103の送達、鍵束の重量および寸法を減らすことによって達成される。
本発明の重要な第13の特徴は、先行技術から知られているストッパー213であり、これは、特許請求される本発明において、キー100全体ではなく、キー100の分割状態中にキーシークレット送達溝201からの分割されたキー100の一部および・または部分のみが取り出されるのを防止する。請求される装置の構造は、以下の本質的な要素からなる。頭部101、シャンク102、シャンク102の範囲から出っ張るラジアルピン102−1からなるキー100、シークレット103、グリップ104によって部分に分割できるグリップ104、キーシークレット送達溝201、リンク214、ドッキング機構206からなるロック200で構成される。他のキー要素とロック要素は任意である。請求されるロックの設計に任意の要素を含めることで、請求される装置のさまざまな形を作成できる。
キーシークレット送達溝201から外側に突き出る頭部101付きのキー100の部分は、ピン102−1およびリンク214からなるストッパー213によってキーシークレット送達溝201から取り出されるのをブロックされる。ピン102−1はシャンク102上に配置され、ピン102−1用のスロットを備えるリンク210は、キーシークレット送達溝201に配置され、キー100の接続状態に対応するリンク214に対するキー100の特定の位置でのみ、キーシークレット送達溝201からキー100を取り出せるようにする。
ストッパー214の目的は、キー100の一部がロック200から取り外されるのを防ぐことである。
請求される本発明の特徴の技術的結果は、キー100の一部がロック200から取り出されるのを防ぐことである。
請求される本発明の重要な第14の特徴は、先行技術から知られているグリップ104であり、本発明では、グリップ104の2つの部分がキー100の部分に取り付けられるプロトタイプとは異なり、グリップ104がキー100の他の部分から完全に分離し、キー100の別の部分を形成することができる。これにより、このグリップ104を溝障壁207および・またはキーブロック210に配置することができる。
請求される装置の設計は、以下の必須要素からなる。頭部101、シャンク102、キーシークレット103、グリップ104によって部分に分割される機能のあるグリップ104からなるキー100、キーシークレット送達溝201、キーシークレット機構202、ロックバー駆動203、ロックバー204、ロックケース205、ドッキング機構206、溝障壁207、キーブロック210、キーシークレット送達機構212からなるロック200。他のキー要素(溝分割機構208、ロックノブ209、キーブロック機構211)は任意である。請求されるロックの設計に任意の要素を含めることで、請求される装置のさまざまな形を作成できる。
グリップ104の目的は、キー100を分割および・または組み立てることである。 キー100の設計を簡素化するために、グリップ104は、シャンク102の2つの部分を接続する円筒形磁石の形で作製することができる。溝障壁207を、キー100の形状の穴を備えたワッシャーの形で、グリップ104磁石の厚さに等しい厚さで作製することにより、グリップ104磁石を溝障壁207に置くことができる。この解決策は、キー100の部分を容易に分離し、ドッキング機構206を簡素化することを可能にする。キー100およびロック200の残りの要素の目的および設計は、上記に説明された。
グリップ104は、シャンク102の接続線に沿って配置することができ、キーシークレット103およびそれに接続されるシャンク102の部分は、頭部101に接続されるシャンク102の残りの部分から分離される。グリップ104は、シャンク102の断面を有する磁石の形態で作られ、磁気引力の力によってのみシャンク102に固定される。請求される方法では、シャンク102またはシャンク102の一部は磁性材料で作製される必要があり、グリップ104の磁石は、キー100を運ぶときにシャンク102の部分がグリップ104から自発的に分離しないように、十分な磁気強度を有しなければならない。
請求される方法の利点は、キーシークレット送達溝201を介してキーシークレット機構202の利用不可であり、異なるロック200を開くためにキーシークレット103を交換する可能性である。
請求される本発明の特徴の技術的結果は、ロック200の強度を増加させることであり、これは、ロック200の作動ストローク中にグリップ104によってキー100を部分に分割し、溝障壁207と組み合わせることができるグリップ104およびドッキング機構203の設計を簡素化することによって達成される。
請求される本発明は、発明の産業的適用性、新規性、発明性というすべての必要かつ十分な基準要素を満たす。以下は本発明の各特徴がこの基準要素に準拠しているかどうかを示す。
解決策は産業的に適用されるには、実際に実装されるようにする必要がある。その装置はその機能を実行でき、その方法を実行できるようにする必要がある。そのために、発明の出願文書には、当技術分野の当業者の知識を考慮に入れて、請求範囲内に記載される形態で解決策を実施できる手段および方法を記載する必要がある。
発明が新規であると承認されるには、世界で公表された情報源から以前に知られていないものではなければならない。
独立請求項に記載されるすべての特徴を有するものが、先行技術から知られている場合、その発明は新規として承認されない。
発明が発明性を有すると承認されるには、それが先行技術に明示的に従わないものではなければならない。つまり、複数の情報源からの情報に基づいても、専門家に明らかではないものではなければならない。発明の自明性を分析する際、同じ目的の最も近い類似体(プロトタイプ)を最初に示し、発明とプロトタイプとの間の相違点が特定され、次にこれらの相違点が知られている追加の情報源を検出する。相違点が特定され、請求される発明と同じ結果を達成できる場合、それは先行技術から明らかであり、発明性がないものとされる。
本発明の第1の特徴は、ロック200の作動ストローク中にキー100を部分に分割する動作である。この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、装置の切断と接続のより簡単な方法が存在する。たとえば、複数の鋼棒を適切な直径の円筒形の磁石で接続し、このような装置をクランプ付きのブッシングに取り付け、必要な磁石と必要なシャンクをクランプで交互に固定し、そのクランプを必要な方向に移動させることにより、シャンクの分割と接続の操作を実行できる。
本発明の第1の特徴の新規性については、先行技術の特許検索および分析を行い、ロック200に設置される前に組み立てられるキー100が存在するが、ロック200の作動ストローク中に、すなわちロック200の内部で分解および組み立てが実行されるキーに関する情報が検出されなかったことにより証明される。
本発明における、分割可能なキー100使用の結果は、キー100を運ぶための追加の装置を利用せずに、人が慣れている簡単で使用しやすい方法によって達成される、ロックシークレット機構201への外部アクセスが不可能になることである。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプおよび類似体がロック200の作動ストローク中に分割されるキー100を有さないことにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、プロトタイプの分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動の追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。人がキーシークレット送達溝201に分割不可能なキー100を配置した後、そのキーの頭部を離して、ロックの他の制御要素に影響することにより、その分割不可能なキーをさらにシークレット機構201へ移動させる。難しくて慣れていない操作には両手を使う必要がある。プロトタイプと類似体が、ロックのハンドルの下に配置する分割不可能なキーを下からロックに取り付けるという仕組みを使うため、その操作は目で制御できない。分割可能なキー100のみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性が証明される。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。請求される本発明では、分割可能なキー100は、キーシークレット送達溝201に設置され、頭部101で回され、その動きの結果として、シークレット103がシャンク102および頭部101から分割され、頭部101は人の手に残り、ロックドッキング機構206はシャンク101および・または分割された状態のキー100のキーシャンク102の偶発的または意図的な取り出しを防ぎ、人は頭部101を回し続け、頭部101とは別にキーシークレット103がドッキング機構206によって外部から完全にアクセスできないロックシークレット機構202へ移動される。本発明に従って作製されたキー100およびロック200を備えたロック機構300を使用する際、人は従来のキーおよび従来のロックを使用した場合と比較して、その違いにも気付かないであろう。分割可能なキー100を使用してロックを開閉するこの方法は、従来の分割不可能なキーを使用してロックを開閉する人が慣れている方法と同じである。ただし、動作中にロックの外側に残る頭部を備えた分割不可能なキーは、原則として、外部アクセスからロックシークレット機構202に完全にアクセスできないことを保証できず、ロック200の強度を低下させる。ロックシークレット機構202の基本的な外部からのアクセス不可は、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず、通常のロックの動作中にキーを部分に分割することにより達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、請求される本発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第2の本質的な特徴は、ロック200の作動ストローク中にキーシークレット送達溝201を部分に分割するというこれまで知られていなかった適用である。
本発明の第2の特徴の産業的適用性は、溝分割装置がバルブ、ボールバルブであるため、または溝の部分の切断および接続を独立で実行できるバルブおよびバルブ用の電気駆動装置が存在するため、先行技術から生じる。
本発明の第2の特徴の新規性に関しては、先行技術の特許検索および分析によると、キーシークレット送達溝201へのアクセスを困難にする装置が存在するが、特別な記憶効果合金で作られたキーを通過させるために送達溝を湾曲形状で作製すること、その溝をロックの裏側で作製することなどが提案されるが、ロックの動作ストローク中にキーシークレット送達溝201を部分に分割に関する情報がないため、その新規性が証明される。
本発明における分割可能なキーシークレット送達溝201の使用の結果は、ロックシークレット機構202への外部アクセスの完全な防止である。請求される結果は、キーシークレット103をキーシークレット機構202へ送達するキーシークレット送達溝201の部分が、キーシークレット103とともに移動するが、頭部101が取り付けられたシャンク102が残ったキーシークレット送達溝202の部分とは別々移動するため、キーシークレット送達溝201の分離から生じる。
本発明の発明性は、請求される本発明のプロトタイプおよび類似物が、ロックの作動ストローク中にキーシークレット送達溝202の分割が行われないことにより証明される。本発明の類似物とプロトタイプとの違いは、類似物とプロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であるが、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違により、類似物とプロトタイプが請求される本発明と同じ結果を達成することができない、したがって、請求される第2の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
本発明の第3の本質的な特徴は、ロック200の作動ストローク中にキーシークレット送達溝201を部分に分割するこれまで知られていない溝障壁207の存在である。
請求される本発明の第3の特徴の産業的適用性は、溝に沿った動きを遮断する装置(バルブ、ボールバルブ)が、溝内の溝障壁の設置および除去を独立で実行するバルブおよびバルブ用の機械的および電気的駆動が存在するため、先行技術から生じる。
本発明の第3の特徴の新規性は、キーシークレット送達溝201へのアクセスを部分的に防止する装置があり、この送達溝201を複雑な形状にし、狭いスロット状の溝が複雑な形状のキー100を通過させることを提案するが、ロックの動作ストローク中に部分的にキーシークレット送達溝201が完全に遮断されるという情報がない、最新技術の特許検索および分析によって証明される。
本発明においてキーシークレット送達溝201に設置される溝障壁207の使用の結果は、ロックシークレット機構202への外部アクセスの完全な不可である。請求される結果は、キーシークレット103をロックシークレット機構202へ送達するキーシークレット送達溝202の部分へのアクセスが、溝障壁207によって完全に遮断されるため、ロックシークレット機構202に対して、キーシークレット送達溝201を使用して任意のものによりアクセスを防止するということに基づいている。
本発明の発明性は、請求される本発明のプロトタイプおよび類似物が、ロックの作動ストローク中にキーシークレット送達溝202に設置される溝障壁を有しないことにより証明される。本発明の類似物とプロトタイプとの違いは、類似物とプロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であるが、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違により、類似物とプロトタイプが請求される本発明と同じ結果を達成することができない、したがって、請求される第3の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
請求される本発明の第4の本質的な特徴は、キー100の部分をその分割後に互いに分離する、これまで知られていなかったキーブロック210の存在である。
本発明の第4の特徴の産業的適用性は、装置の分割後に装置の部分を分離する装置、例えば、射撃後に銃身で残るスリーブを弾丸から分離するナガンシステムのリボルバー内のドラム、切断後にバーを移動させる旋盤のカウンタースピンドルのコレットチャックなど、キー100の分割された部分の間のキーブロック210の取り付けおよび取り外しを独立して実行する装置の機械的および電気的駆動が存在するため、先行技術から由来する。
本発明の第4の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中にキー100の分割部分間のキーブロック210の設置に関する情報がない、実施された特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明においてキー100の分割部分の間に設置されるキーブロック210の使用の結果は、ロックシークレット機構202への外部からのアクセスの完全な不可である。請求される結果は、キー103およびロックシークレット機構202が、キーブロック210によって完全に遮断されるため、ロックシークレット機構202に対して、任意のものによるアクセスを防止するということに基づいている。
本発明の発明性は、本発明のプロトタイプおよび類似物が、ロックの作動ストローク中にキー100の部分の間に設置されるブロックを有しないことにより証明される。本発明の類似物とプロトタイプとの違いは、類似物とプロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であるが、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違により、類似物とプロトタイプが請求される本発明と同じ結果を達成することができない、したがって、請求される第4の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
本発明の第5の本質的な特徴は、ロック200におけるキー100を部分に分割する、これまで知られていなかったドッキング機構200の存在である。
この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、装置の切断と接続のより簡単な方法が存在する。たとえば、複数の鋼棒を適切な直径の円筒形の磁石で接続し、このような装置をクランプ付きのブッシングに取り付け、必要な磁石と必要なシャンクをクランプで交互に固定し、そのクランプを必要な方向に移動することで、シャンクの分割と接続の操作を実行できる。これらの従来の装置は、キー100を解放および・またはドッキングするためのドッキング機構206を製造することが可能であることを証明する。
本発明の第5の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中にロック内でキーを組み立ておよび分解する機構に関する情報がない特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明におけるドッキング機構206の使用結果は、キー100を動かすための追加の装置を使用せずに、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプおよび類似体が、ロックの作動ストローク中にキー100を分割するドッキング機構を有しないことにより、証明される。類似体および請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動の追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。人がキーシークレット送達溝201に分割不可能なキー100を配置した後、そのキーの頭部を離して、ロックの他の制御要素に影響することにより、その分割不可能なキーをさらにシークレット機構201に移動させる。難しくて慣れていない操作には両手を使う必要がある。プロトタイプと類似体が、ロックのハンドルの下に配置する分割不可能なキーを下からロックに取り付けるという仕組みを使うため、その操作は目で制御できない。キー100を分割するドッキング機構のみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。本発明では、分割可能なキー100は、キーシークレット送達溝201に設置され、頭部101によって回され、この動きの結果として、シークレット103はシャンク102および頭部101から分離され、頭部101は人の手に残る。
本発明の第5の特徴で請求されるロックドッキング機構206は、キー100を部分に分割し、ロック200の作動ストローク中にキー100の部品からキー100を1つの全体に組み立て、キー100が分割されたときにキーの頭部101および・またはキーシャンク102の偶発的または意図的な取り外しを防止する。人は頭部101を回し続け、頭部101とは別に、キーシークレット103は、ドッキング機構206によって、外部から完全にアクセスできないロックシークレット機構202へ移動される。本発明に従って作製されたキー100およびロック200を備えたロック機構300を使用する際、人は従来のキーおよび従来のロックを使用した場合と比較して、その違いにも気付かないであろう。分割可能なキー100を使用してロックを開閉するこの方法は、従来の分割不可能なキーを使用してロックを開閉する人が慣れている方法と同じである。ただし、動作中にロックの外側に残る頭部を備えた分割不可能なキーは、原則として、外部アクセスからロックシークレット機構202に完全にアクセスできないことを保証できず、ロック200の強度を低下させる。ロックシークレット機構202の基本的な外部からのアクセス不可は、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず、ロック200の動作中にキー100を部分に分割するドッキング機構206の作動により達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、ドッキング機構を使用せず、請求される発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第6の本質的な特徴は、ロック200におけるキーシークレット送達溝201を部分に分割する、これまで知られていなかった溝分割機構208の存在である。
この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、装置の切断と接続のより簡単な方法が存在する。たとえば、複数の鋼棒を適切な直径の円筒形の磁石で接続し、このような装置をクランプ付きのブッシングに取り付け、必要な磁石と必要なシャンクをクランプで交互に固定し、そのクランプを必要な方向に移動することで、シャンクの分割と接続の操作を実行できる。これらの従来の装置は、キーシークレット送達溝201を遮断および・または接続するための溝分割機構208を製造することが可能であることを証明する。
本発明の第6の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中にキーシークレット送達溝を部分に遮断および接続するそのような機構に関する情報がない特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明における溝分割機構208の使用結果は、キー100を動かすための追加の装置を使用せずに、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプおよび類似体が、ロックの作動ストローク中にキーシークレット送達溝201を分割する溝分割機構208を有しないことにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動の追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。人がキーシークレット送達溝201に分割不可能なキー100を配置した後、そのキーの頭部を離して、ロックの他の制御要素に影響することにより、その分割不可能なキーをさらにシークレット機構201に移動させる。難しくて慣れていない操作には両手を使う必要がある。プロトタイプと類似体が、ロックのハンドルの下に配置する分割不可能なキーを下からロックに取り付けるという仕組みを使うため、その操作は目で制御できない。キーシークレット送達溝201を分割する溝分割機構208のみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。本発明では、分割可能なキー100は、キーシークレット送達溝201に設置され、頭部101によって回され、この動きの結果として、シークレット103はシャンク102および頭部101から分離され、頭部101は人の手に残る。
本発明の第6の特徴で請求される溝分割機構208は、キーシークレット送達溝201を部分に分割し、それを1つの全体に組み立てる。本発明に従って作製されたキー100およびロック200を備えたロック機構300を使用する際、人は従来のキーおよび従来のロックを使用した場合と比較して、その違いにも気付かないであろう。分割可能なキー100を使用してロックを開閉するこの方法は、従来の分割不可能なキーを使用してロックを開閉する人が慣れている方法と同じである。ただし、動作中にロックの外側に残る頭部を備えた分割不可能なキーは、原則として、外部アクセスからロックシークレット機構202に完全にアクセスできないことを保証できず、ロック200の強度を低下させる。ロックシークレット機構202の基本的な外部からのアクセス不可は、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず、ロック200の動作ストローク中にキーシークレット送達溝を分割する溝分割機構208の作動により達成される。プロトタイプは、プロトタイプで分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、溝分割機構208を使用せず、請求される発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第7の本質的な特徴は、ロック200におけるキー100を部分に分割した後、これまで知られていなかったキー100の部分の別々の移動可能性である。
この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、キー100の分割された部分の別々の動きの操作を実行することができる、旋盤のスピンドルおよびカウンタースピンドルなどの分割された部分の別々の動きを制御するより簡単な方法もある。これらの従来の装置は、キー100の異なる部分の別々の動きのための機構を製造する可能性を証明する。
本発明の第7の特徴の新規性は、ロック200の作動ストローク中にキー100の部分を別々に動かせる機構に関する情報がない特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明における分割されたキー100の部分の別々の動きの使用の結果は、キー100を動かすための追加の装置を使用せずに、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプが、ロックの作動ストローク中に分割されたキー100の部分の別々の動きがないことにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動ための追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。分割されたキー100の部分の別々の動きのみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。
本発明の第7の特徴で請求される分割されたキー100の部分の別々の動きは、基本的な外部からのロックシークレット機構202へアクセス不可を保証し、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、分割されたキー100の部分の別々の動きを使用せず、請求される発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第8の本質的な特徴は、ロックシークレット機構202が作動されたときの、これまで知られていなかった、キー100の残り部分から分離されたキーシークレット103とロックシークレット機構202との相互作用である。
この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、キー100の分割された部分とロックシークレット機構202との相互作用と同様の操作を実行できる、フライス盤の自動ツール交換機など、異なる部品および要素の相互作用のより簡単な方法も存在する。これらの従来の装置は、分離されたキー100の部分、特にキーシークレット103がシークレット機構202と相互作用できることを証明する。
本発明の第8の特徴の新規性は、ロック200の作動ストローク中にキー100の部分がロック200の機構と相互作用する機構に関する情報がない、特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明における分割されたキーシークレット103がロックシークレット機構202と相互作用する結果は、キー100を動かすための追加の装置を使用せず、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプと類似体が、ロックの作動ストローク中に分割されたキーシークレット103がロックシークレット機構202と相互作用することにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動ための追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。分割されたキーシークレット103がロックシークレット機構202と相互作用することのみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。
本発明の第8の特徴で請求される分割されたキーシークレット103のロックシークレット機構202との相互作用は、基本的な外部からのロックシークレット機構202へのアクセス不可を保証し、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、分割されたキーシークレット103のロックシークレット機構202との相互作用を使用せず、請求される発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第9の本質的な特徴は、これまで先行技術から知られていなかった、ロックシークレット機構202の保護方法である。この方法では、キーシークレット送達溝201にキー100の既知の設置後、このキー100は部分に分割され、次にキーシークレット送達溝201が部分に分割され、キーシークレット送達溝201の一部が溝障壁104によって他の部分から分離され、次にキー100の部分が溝障壁104によって分離され、キーシークレット送達溝201がキーブロック210によって分割された後、キーシークレット103が外部からアクセスできないロックシークレット機構202へ送達される。
この特徴の産業的適用性は、特徴1〜8の産業的適用性の前述の証拠から得られ、本発明の第9の特徴の新規性は、そのような方法についての情報がない、特許検索および先行技術の分析によって証明される。本発明におけるこの方法の使用結果は、キー100を動かすための追加の装置を使用せずに、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される本発明のプロトタイプと類似体が、前述の操作がないことにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動ための追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。本発明の第9の特徴で請求される操作のみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。
本発明の第9の特徴で請求される操作の一連は、基本的なロックシークレット機構202へ外部からアクセス不可を保証し、人が慣れているロックを開閉する方法を変更せず達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、請求される操作の一連を使用せず、請求される本発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第10の本質的な特徴は、キーシークレット103をロックシークレット機構202に送達するための先行技術から知られている方法であり、これではキーシークレット103をキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202へ送達する操作は、キーシャンク102ではなく、例えばドアノブなどの別のロック要素によって実行される。しかし、既知の方法では、キー100は完全にキーシークレット送達溝201に配置され、これは特にキーシークレット送達溝201からキー100を取り出すときに人間工学の観点から不便であるため、キーシークレット送達溝201の寸法を大きくし、人が慣れていない珍しい形状のキーを使用することにつながる。本発明において、キーシークレット103を有するキー100の一部は、ロックの外側に残っている頭部101を有するキー100の部分がロックを開く一般的な従来の方法で人の手に快適に保持されるように、ドッキング機構206によってロックシークレット機構202に送達される。
この特徴の産業的適用性は、作業のためのビジョンシステムを使用して複雑な装置の組み立ておよび分解を独自で実行できるロボットが存在するため、先行技術に従う。また、装置の切断と接続のより簡単な方法が存在する。たとえば、複数の鋼棒を適切な直径の円筒形の磁石で接続し、このような装置をクランプ付きのブッシングに取り付け、必要な磁石と必要なシャンクをクランプで交互に固定し、そのクランプを必要な方向に移動することで、シャンクの分割と接続の操作を実行できる。これらの従来の装置は、キー100を解放および・またはドッキングするためのドッキング機構206を製造することが可能であることを証明する。
本発明の第10の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中に解体された状態でロック内で移動するキーに関しては情報がない特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明における分割可能なキーの使用結果は、人が慣れている簡単で利用しやすい方法によって達成される、キーシークレット送達溝201への外部アクセスの不可である。
本発明の発明性は、請求される発明のプロトタイプおよび類似体が、ロックの作動ストローク中に分割されるキー100を有さないことにより、証明される。類似体と請求される本発明との違いは、類似体の分割不可能なキー100が、ロックにはキー100のさらなる移動ための追加の装置を必要とするキーシークレット送達溝201に完全に設置されることである。人がキーシークレット送達溝201に分割不可能なキー100を配置した後、そのキーの頭部を離して、ロックの他の制御要素に影響することにより、その分割不可能なキーをさらにシークレット機構201に移動させる。難しくて慣れていない操作には両手を使う必要がある。プロトタイプと類似体が、ロックのハンドルの下に配置する分割不可能なキーを下からロックに取り付けるという仕組みを使うため、その操作は目で制御できない。分割可能なキー100のみが、ロックシークレット機構202へ外部からアクセスを完全に防止すること、つまり請求される効果を簡単で人が慣れている方法で達成することができる。従って、他の方法では達成できない本発明の発明性を証明する。他のすべての方法では、ロックシークレット機構へのアクセスを困難にするが、アクセス不可を簡単で使い慣れた方法で提供することはできない。請求される本発明では、分割可能なキー100は、キーシークレット送達溝201に設置され、頭部101で回され、その動きの結果として、シークレット103はシャンク102および頭部101から分割され、頭部101は人の手に残り、ロックドッキング機構206はシャンク101および・または分割された状態のキー100のキーシャンク102の偶発的または意図的な取り出しを防ぎ、人は頭部101を回し続け、頭部101とは別にキーシークレット103はドッキング機構206によって外部から完全にアクセスできないロックシークレット機構202へ移動される。本発明に従って作製されたキー100およびロック200を備えたロック機構300を使用する際、人は従来のキーおよび従来のロックを使用した場合と比較して、その違いにも気付かないであろう。分割可能なキー100を使用してロックを開閉するこの方法は、従来の分割不可能なキーを使用してロックを開閉する人が慣れている方法と同じである。ただし、比較のロックのキーシークレット送達溝201に完全に設置される分割不可能なキーには、操作中にロックの外側に残りキー100を従来の方法で操作できる頭部がない。本発明における頭部は、同時に、ロックの通常の動作を保証し、ロックシークレット機構202が外部から基本的にアクセスできないことを保証する。その結果は、ロックの作動中にキーが部分に分割されることによって、人が慣れているロックの開閉方法を変えることなく、本発明の請求された特徴において達成される。類似体は、類似体で分割不可能なキーを使用することで請求される本発明と違い、請求される分割可能なキーを使用せず、請求される本発明と同じ結果を達成できないため、請求される特徴は、先行技術から明らかではなく、発明性を有する。
本発明の第11の本質的な特徴は、容易な保管および持ち運びのためにキー100を部分に分割する、先行技術から知られているグリップ104である。請求される本発明において、このグリップ104は、キー100の格納および寸歩を縮小するためにキー100を分割し、それを使用する(ロック200に取り付ける)前にキー100を組み立てるためだけでなく、ロック200に設置された状態でキーを分離および組み立てるためにも、新しい、これまで知られていなかった用途に使用される。
本発明の第11の特徴の産業的適用性は、装置の部品、例えば、ねじおよびナット、コレットチャックおよびクランプされたバーを繰り返し分割および接続する装置があり、これらの装置のための機械的および電気的駆動があり、キー100の分割された部分を分割および接続することができる、キー100の異なる鋼部品の間に取り付けられた磁石を使用することも可能であるため、先行技術から生じる。
本発明の第11の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中のキー100の分割部分間のグリップ104の設置に関する情報がない、実施された特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明においてキー100の分割部分の間に設置されたグリップ104の使用の結果は、ロックシークレット機構202への外部アクセスの完全な不可である。請求される結果は、グリップ104がキーシークレット103をキー100の残りの部分から分割するため、キー100の残りの部分から分割されたキーシークレット103およびロックシークレット機構202へのものによるアクセスを防止することに起因する。
本発明の発明性は、本発明のプロトタイプが、ロックの作動ストローク中にキー100の部品の間に設置されるグリップ104を有しないことにより証明される。請求される本発明とプロトタイプとの違いは、プロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であり、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違いは、プロトタイプが請求される発明と同じ結果を達成することをできないため、請求される第11の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
本発明の第12の本質的な特徴は、持ち運びときにキーを部分に分割するための従来の技術から知られている方法の目的、およびロック200の同じ残りの部分(例えば、シャンク102および頭部101)と異なるロックシークレット103を使用するこれまで未知の方法の目的の両方のために、グリップ104を使用するこれまで未知の方法である。
本発明の第12の特徴の産業的適用性は、装置の部品、例えば、ねじおよびナット、コレットチャックおよびクランプされたバーを繰り返し分割および接続する装置があり、これらの装置のための機械的および電気的駆動があり、キー100の分割された部分を分割および接続することができる、キー100の異なる鋼製部品の間に取り付けられた磁石を使用することも可能であるため、先行技術から生じる。
本発明の第12の特徴の新規性は、頭部101およびシャンク102などのキー100の固定部分と、キーシークレット103などのキー100の交換可能部品との間にグリップ104の設置に関する情報がない、実施された特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明において、キー100の部分の間に設置されるグリップ104の使用の結果は、キー100の束の寸歩および重量を低減することである。請求される特徴は、異なるロック200からの複数のキーシークレット103とともに、1つのロック頭部102および1つのグリップ104を備えた1つのロックシャンク102のみを持ち運びおよび保管することを可能にするためである。請求される結果は、グリップ104と複数の交換可能なキーシークレット103があるということに基づく。
本発明の発明性は、請求される本発明のプロトタイプが、複数の異なるロック200からのキーシークレット103を有しないことにより証明される。プロトタイプと請求される本発明との違いは、プロトタイプにおいて1つのキーのみが分割されるが、本発明の請求される特徴において、複数の異なるキーシークレット103を1つのセット(頭部101、シャンク102およびグリップ104)と使用できるということである。プロトタイプが請求される本発明と同じ結果を達成できないのはこの違いにあり、したがって、請求される第12の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
本発明の重要な第13の特徴は、先行技術から既知のストッパー213であり、これは、特許請求される本発明において、キー100全体ではなく、キー100の分割状態中にキーシークレット送達溝201からの分割されたキー100の一部および・または複数の部分のみが取り出されるのを防止する。
本発明の第13の特徴の産業的適用性は、既知の装置、例えば、ロックねじおよびナット、コレットチャックおよびクランプされたバーに取り付けられたときに任意の要素をロックする装置、これらの装置のための機械的および電気的駆動が存在するため、また、バーがスロットに入った状態にのみ、T字型スロットに挿入されたTスロット形の溝付きバーを分割できるスロット付きのT字型の円形または直線状の溝を使用できるため、先行技術から生じる。
本発明の第13の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中にキー100の分割された部分を固定するストッパー213の設置に関する情報がない、特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明においてストッパー213を使用した結果は、キー100が分割されたときに、キーシークレット送達溝201からキー100の部分を取り出すことは完全に不可能である。
本発明の発明性は、本発明のプロトタイプおよび類似体が、ロック200の作動ストローク中にキー100の部分を固定するストッパー213を有しないことにより証明される。請求される本発明とプロトタイプとの違いは、プロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であり、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違いは、プロトタイプが請求される発明と同じ結果を達成することをできないため、請求される第13の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
本発明の重要な特徴は、先行技術から知られているグリップ104であり、本発明では、グリップ104の2つの部分がキー100の部分に取り付けられているプロトタイプとは違い、キー100の残りの部分から完全に分割して、キー100の別の部分を形成することができることにより、このグリップ104を溝障壁207および・またはキーブロック210に配置することを可能にする。
本発明の第11の特徴の産業的適用性は、装置の部品、例えば、ねじおよびナット、コレットチャックおよびクランプされたバーを繰り返し分割および接続する装置があり、これらの装置のための機械的および電気的駆動があり、キー100の分割された部分を分割および接続することができる、キー100の異なる鋼製部分の間に取り付けられた磁石を使用することも可能であるため、先行技術から生じる。
本発明の第14の特徴の新規性は、ロックの作動ストローク中のキー100の分割部分間のグリップ104の設置に関する情報がない、実施された特許検索および先行技術の分析によって証明される。
本発明において、キー100の分割された部分の間に設置されるグリップ104の使用の結果は、ロックシークレット機構202への外部からのアクセスの完全な不可である。請求される結果は、グリップ104がキーシークレット103をキー100の残りの部分から分割するため、 キー100の残りの部分から分割されたキーシークレット103およびロックシークレット機構202への任意のものによるアクセスの不可に起因する。
本発明の発明性は、本発明のプロトタイプおよび類似体が、ロック200の作動ストローク中にキー100の部分の間に設置されるグリップ104を有しないことにより証明される。請求される本発明とプロトタイプとの違いは、プロトタイプではシークレット機構へのアクセスが困難であり、本発明の請求される特徴ではアクセスが不可能であるということにある。この違いは、プロトタイプが請求される発明と同じ結果を達成することをできないため、請求される第14の特徴は先行技術から明らかではなく、必要な発明性を有する。
請求される方法の複数の特徴を含む本発明の実施例は、磁石に引き付けられる材料から全体的または部分的に作製されたキー100であり、そのシャンク102は成形された断面を有し、そのシークレット103も特定の成形された形状を有し、そのキー100は、グリップ104の役割を果たす磁石を有し、その磁石は一方で磁気引力によってシャンク102の端面に取り付けられ、他方でこの磁石は磁気引力によってロックシークレット103の端面に取り付けられる。機械的グリップも可能である。
ロック200はケース205を含み、ケースに穴219が作られ、ケースの内側の穴219に溝219−1が作られ、溝219−1にロックシークレット機構202が配置され、穴219には軸方向の穴217−1および偏心形状の穴217−2を有する仕切り217が移動の可能性なしに取り付けられる。この仕切り217は、穴219と一体にすることができ、またはそれとは別にすることもでき、仕切り217の偏心形状の穴217−2は、ロックシークレット機構202から離れる、ロックケース205の両側で穴219にタンデムシリンダー216が配置され、このタンデムシリンダー216は、シャフト218、内側同軸シリンダー216−2および外側同軸シリンダー216−1から構成され、外側同軸シリンダー216−1および内側同軸シリンダー216−2は、仕切り217によって分割され、シャフト218は、仕切り217の軸方向の穴217−1に配置され、同軸シリンダー216−1および同軸シリンダー216−2は、シャフト217に対して移動する可能性なしに、仕切り217の両側でシャフト218に固定される。タンデムシリンダー216は、仕切り217の軸方向の穴217−1のシャフト218とともに回転する可能である。
キーシークレット送達溝201は、タンデムシリンダー216の回転軸に対して偏心して配置された成形穴の形で作られる。シリンダー式ロックのタンデムシリンダー216は、2本の同軸シリンダー、相互移動の可能性なしで共通の回転軸218に取り付けられる外側シリンダー216−1と内側シリンダー216−2で構成される。ロック200の外側に近い位置にある外側シリンダー216−1は、キーシークレット外側送達溝201−1の偏心穴を含み、ロック200の外側から遠くに位置する内側シリンダー216−2は、キーシークレット内側送達溝201−2の偏心穴を有する。共通の回転軸を有するシリンダー216−1およびシリンダー216−2は、軸方向の穴217−1および偏心穴217−2を備えた半径方向に向けられた固定仕切り217によって分割され、シリンダー216−1およびシリンダー216−2の回転軸218は、仕切り217の軸方向の穴217−1、仕切り217の偏心穴を、ロック200が静止位置にあり、キーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2の開口と一致し、単一のキーシークレット送達溝201を形成するように、特定の位置で通過する。シリンダー216は、ドッキング機構206および溝分割機構208として機能し、シリンダーは、軸方向穴および偏心穴を備えた固定仕切り217によって半径方向に分割されるため、この仕切りは、溝障壁207およびキーブロック210として機能する。仕切りの厚みは、磁石で作られたグリップ104の長さと一致し、仕切りの軸方向の位置は、キーが正しく取り付けられた場合に磁石の位置と一致する。シリンダ216のこの位置において、キーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2は、固定仕切り217の偏心穴によって接続される。ロック200のシリンダーがキー100を取り付けた状態で回転すると、グリップ104として機能する磁石が固定仕切り217の偏心穴に残る。仕切りは、キーシークレット外側送達溝201−1およびキーシークレット内側送達溝201−2を分割する溝障壁207およびキーブロック210として機能する。磁石で作られたグリップ104は、仕切りに面するシリンダー216−1およびシリンダー216−2の端部によって仕切り217の偏心穴に保持される。シャンク102とシャックル101を備えたキー100の部分は、キーシークレット外側送達溝201−1に残り、キーシークレット103は、キーシークレット内側送達溝201−2に残る。仕切り217の偏心穴217−2は、グリップ104として機能し、この空洞において、グリップ104がロック200の作動ストローク中に配置される。固定仕切り217とともにドッキング機構206および溝分割機構208として機能するシリンダー216のさらなる回転により、キーシークレット103が外部からアクセスできないロックシークレット機構202へ送達され、そこでキーの残りの部分から分割されたキーシークレット103は、ロックシークレット機構202と相互作用し、それを作動させ、ロック200を開く。軸218で回転するシリンダ216は、キーシークレット送達機構212の役割を果たす。外側シリンダー216−1の前のロックケース205には、カバーストッパー220が設置され、その穴が偏心および・またはカットアウトで作成され、ロック200が静止位置に取り付けられている場合のみ、このカットアウトおよび・または偏心によりキー100の設置および取り外しが可能になる。
この方法は、溝障壁207として機能する固定仕切り217によって遮断されるキーシークレット送達溝201を介してロックシークレット機構202への外部アクセスの可能性を完全に防止するため、以前に使用された同様の方法と比較して利点がある。
このようなロック200用のキー100は、キーがキーシークレット送達溝201に設置される際、キーシークレット103が固定ケース106から引き出され、キー100のグリップ104がケース106内に留まる伸縮構造を使用して作製できることにより、ロック200の設計を簡素化することが可能になる。
キー100とロック200の可能な要素の不完全なリストを以下に示す。
・キー頭部101
・キーシャンク102
・ピン102−1
・キーシークレット103
・グリップ104
・テーパーシャフト102−1
・テーパーブッシング103−1
・キーカバー105
・ケース106
・キーシークレット送達溝201
・キーシークレット外側送達溝201−1
・キーシークレット内側送達溝201−2
・キーシークレット機構202
・ロックバー駆動203
・ロックバー204
・ロックケース205
・ドッキング機構206
・ドッキング機構スプリットブッシング206−1
・ドッキング機構スプリットウォッシャー206−2
・スプリットブッシングの回転軸206−3
・スライドキー206−4
・ブラケット206−5
・ブラケット軸206−6
・スプリットブッシング軸206−7
・スプリットウォッシャーのスライディングピン206−8
・ドラム206−9
・溝206−91
・セクター206−92
・溝障壁207
・溝分割機構208
・ロックノブ209
・キーブロック210
・キーブロック機構211
・キーシークレット送達機構212
・ストッパー213
・リンク214
・溝ブロック機構215
・タンデムシリンダー216
・外側同軸シリンダー216−1
・内側同軸シリンダー216−2
・仕切り217
・中央の穴217−1
・偏心穴217−2
・シャフト218
・穴219
・空洞219−1
・ストッパーカバー220
請求される本発明において、キー100およびロック200は、先行技術から知られていない次の新しい要素を含む。キーシークレット外側送達溝201−1、キーシークレット内側送達溝201−2、ドッキング機構206、溝障壁207、溝分割機構208、キーブロック210、キーブロック機構211、キーシークレット送達機構212、溝ブロック機構215、タンデムシリンダー216、外側同軸シリンダー216−1、内側同軸シリンダー216−2、仕切り217、中央穴217−1、偏心穴217−2、シャフト218、段穴219、空洞219−1、ストッパーカバー220。
請求される本発明は、複数のキー100(自宅、職場、車などのキー)を、異なるロックからの寸歩が小さい複数のキーシークレット103と、頭部101、グリップ104を備えたシャンク102からなる1つのキー100に交換することを可能にし、また、ロックピッキング、バンピング、不正な開錠に対するロックの強度を増加させることを可能にする。
以下は、ロックの新しく導入された要素に関連してグループ化された、請求される本発明の保護される特徴の部分的なリストである。
シークレット103はキー100から分離される。
U1)シークレット103がロック200の作動ストローク中にキー100の残りの部分から分割することができるキー100を含むロック機構300。
グリップ104は、ドッキング機構206と相互作用する。
U2)キー100の任意の部分の間に設置された、キー100の部分を分割および接続する能力を有する、少なくとも1つのグリップ104または同じ機能を有する別の機構があり、ロック200の作動ストローク中にキー100を部分に分割する、ロックが少なくとも1つのドッキング機構206または同じ機能を有する別の機構を含む、ロック機構300。
キーシークレット送達溝201は、部分に分割される。
U3)ロック200が、既知または未知の方法のいずれか、ならびにこれらの方法の任意の組み合わせにより、キーシークレット送達溝201をキーシークレット外側送達溝201−1とキーシークレット内側送達溝201−2を含む、いくつかの部分に分割する、および・またはキーシークレット送達溝201を複数の部分から一つの全体に接続する能力を有することを特徴とするロック機構300。
キー100の部分は、キーブロック210によって互いに分割される。
U4)ロック200の作動ストローク中のキー100の分割された部分は、例えば、任意の形状の可動および・または固定シャッター、可動および・または固定円セクター、キー100の分割された要素を一つの全体に結合させない他の任意の可動および・または固定幾何学的形状物の組み合わせの形の、キーブロック210によって必要な時間に分割される、ロック機構300。
キーシークレット送達溝201の部分は、溝障壁207によって分離される。
U5)ロック200の動作ストローク中に少なくとも1つのキーシークレット送達溝201が、キー100の一部または複数の部分が溝の一部から、例えばキーシークレット外側送達溝201−1から、溝の別の部分に、例えばキーシークレット内側送達溝201−2に入ることを防止する、例えば、任意の形状の可動および・または固定シャッター、可動および・または固定円セクター、キー100の分割された要素を一つの全体に結合させない他の任意の可動および・または固定幾何学的形状物の組み合わせの形の、少なくとも1つの溝障壁207によって、必要な時間に分割される、ロック機構300。
ロック200はドッキング機構206を含む。
U6)とりわけ、ロック200と個別または内蔵された、既知および・または未知のエネルギー源またはこれらのエネルギー源の組み合わせから駆動される、ロック200の他の要素と分離または組み合わされ、キー100を複数の部分に分割する機能、および・またはキー100を複数の部分から一つの全体に接続する機能を実行する、少なくとも1つのドッキング機構206を含むロック200を有するロック機構300。
ロック200は、溝分割機構208を含む。
U7)とりわけ、キーシークレット送達溝201を複数の部分に分割する機能および・またはキーシークレット送達溝201を複数の部分から一つの全体に接続する機能を実行する、少なくとも1つの溝分割機構208を含むロック200を有するロック機構300。
キー100の部分は、互いに別々に移動する。
U8)ロックの作動ストローク中に、キー100の一部がロック200に設置された状態でキー100の他の部分とは別に移動することができるロック機構300。
分割されたキーシークレット103は、ロックシークレット機構202と相互作用する。
U9)キー100の他の部分の中で、キー100の他の部分から分割されたキーシークレット103を含むキー100の一部がロック200のキーシークレット機構202と相互作用するロック機構300。
ロック200は、キーブロック機構211を含む。
U10)ロック200の作動ストローク中に、キー100の部分を互いに分離するキーブロック210を設定する少なくとも1つキーブロック機構211を含む、ロック200のロック機構300。
頭部101によるシークレット機構202へのキーシークレット103の送達。
U11)キーシークレット103を含むキー100の分割された部分が、キー100の頭部101から駆動されるキーシークレット送達機構212を含む、ロック200の要素によってキーシークレット機構202に送達されるロック機構300。
グリップ104は、ロック200内のキー100を解体および組み立てのために使用される。
U12)キー100のグリップ104は、ロック200の作動ストローク中にキー100を解体および組み立てのために使用されるロック機構300。
キーグリップ104は、あらゆるキーシークレット103を取り付けるために使用される。
U13)キー100のグリップ104が、キー100の同じ残りの部分を有する複数の異なるロック200からのそれぞれのキーシークレット103を接続および・または分割するために使用されるロック機構300。
キーグリップ104は、溝障壁207および・またはキーブロック機構211に配置される。
U14)ロック200がキー100のグリップ104を入れるために設計された少なくとも1つの空洞を有する、少なくとも1つのキーブロック210および・または少なくとも1つの溝障壁207を有しることを特徴とするロック機構。
キー100の部分とロック200の機構の相互作用
C15)ロックの作動ストローク中に、ロック200のドッキング機構206がキー100のグリップ104に作用し、それによりキー100を部分に分割し、ロック200の溝分割機構208によりキーシークレット送達溝201を必要な数の部分に分割し、必要に応じてキーシークレット送達溝201に溝障壁207を設置し、必要に応じて、溝障壁207によりキーシークレット送達溝201の部分を互いに分離し、溝障壁207および・またはキーブロック210によりキー100の部分を互いに分離し、キー100の頭部101がキーシークレット外側送達溝201−1による外部空間と接続されたままで残り、キーシークレット103が、溝障壁207および・またはキーブロック210によって分離されたキーシークレット内側送達溝201−2において配置され、キーシークレット103が別個にまたはキー100の他の部分とともに取り付けられ、キーシークレット103がロックシークレット機構へロック200の任意の機構により移動され、ロックシークレット機構202がキーシークレット外側送達溝201−1とは別に作られ、キーシークレット外側送達溝201−1が、特定の位置でロック200のキーシークレット送達機構212に接続され、キーシークレット送達機構212がロックシークレット機構202に接続される位置はキーシークレット送達機構212がロック200のキーシークレット外側送達溝201−1に接続される状態とは異なり、キー100の適切なキーシークレット103が送達される場合、ロックシークレット機構202が作動する方法。
キー100は部分に分割される。
C16)ロックの作動ストローク中にキーを部分に分割する方法。
キーシークレット送達溝201は部分に分割される。
C17)ロック200の作動ストローク中に、キーシークレット送達溝201を部分に分割する方法。
溝障壁207は、キーシークレット送達溝201に設置される。
C18)ロック200の作動ストローク中に、少なくとも1つの溝障壁207がキーシークレット送達溝201に配置され、キーシークレット送達溝201の部分を分割する方法。
キーブロック210は、キー100の部分の間に設置される。
C19)ロック200の作動ストローク中に、キー100が部分に分割された後、少なくとも1つキーブロック210がキー100の部分の間に配置され、キー100の部分を互いに分離する方法。
ドッキング機構206は、ロック200の作動ストローク中にキー100を分割する。
C20)ロック200の作動ストローク中に、キー100が部分に分割され、および・またはキー100がキー100の異なる部分から組み立てられる、少なくとも1つのドッキング機構206が作動する方法。
ストッパー213は、キー100の分離された部分を固定する。
C21)ロック200の作動ストローク中に、少なくとも1つのストッパー213が作動され、キーシークレット送達溝201からのキー100の一部および・または複数の部分の取り出しを防止する方法。
キー100の部分は、互いに別々に移動する。
C22)ロック200の作動ストローク中に、キー100の異なる部分が別々の動きを実行する方法。
キー100の分離されたキーシークレット103は、ロック200のシークレット機構202を作動させる。
C23)ロックの作動ストローク中に、キー100の残りの部分から分離されたキーシークレット103が、ロックシークレット機構202と相互作用する方法。
キーブロック210と溝障壁207は、キー100の部分を分離する。
C24)キー100を部分に分割し、キーシークレット送達溝201を部分に分割し、キーシークレット送達溝201の一部をキーブロック210および・または溝障壁207によって他の部分から分離し、同じまたは他のキーブロック210および・または溝障壁207によってキー100の部分が分離され、キー100の他の部分から分離されたキー100のキーシークレット103が別々にまたはキー100の他の部分と一緒にロックシークレット機構202へ送達される方法。
キー頭部101は、キー100から分割されたキーシークレット103を移動させる。
C25)キー100の他の部分から分割されたキー100のシークレット104が、人の手が必要に応じて、キー100の他の部分と接続されたキー頭部101に作用しることによりキー100の他の部分とは別に、または一緒に、ロックシークレット機構202へ送達される方法。
キーグリップ104は、ロック200の作動ストローク中に使用される。
C26)キー100がロック200のキーシークレット送達溝201に入っているとき、グリップ104を使用してキー100を分割および・または組み立てる方法。
キーグリップ104は、溝障壁207および・またはキーブロック210に配置される。
C27)次のすべての操作が任意の順番で実行されることを特徴とする方法。ロック200の作動ストローク中に、キー100が必要な数の部分に分割され、グリップ104が全体にまたは部分的に、キー100の必要な部分の有無にかかわらず、それと一緒にまたは別々に溝障壁207および・またはキーブロック210に配置される。
キーグリップ104にさまざまなキーシークレット103が取り付けられる。
C28)ロック200の異なシークレット機構202に適合する異なるシークレット103が、キー100の単一のグリップ104に取り付けられる方法。
上記の特徴は、10請求項の特許請求範囲を構成する。これらの請求項は、請求される本発明の特許性に関する3つの必須要件すべてと1つの望ましい要件を満たす。
第一の必須要件は、社会的に重要な問題の解決を仲介する請求される技術的結果を得るのに、必要かつ十分なすべての特徴が含まれる特許請求範囲の内容の完全性である。
第二の必須要件は、特許請求範囲の内容に含まれる機能があいまいな解釈させない一般的に受け入れられている概念で表現するように、特許請求範囲の内容の確実性の必要性である。たとえば、特許請求範囲の請求項には、「長い」、「冷たい」、「十分に強い」などのあいまいな単語を使用することはできない。
要素がないこと、または要素間の接続がないことを示すために、特許請求範囲に負の特徴を使用することはできない。
第3の望ましい要件は、内容が最も一般的な概念によって特徴付けらる特許請求範囲の一般化である。
第4の必須要件は、発明の統一性の要件であり、独立した請求項には、問題に対する1つの技術的解決策のみを特徴付ける機能が含まれる必要がある。
請求される本発明における装置の特性および方法の特性の分析に基づいて、以下の特許請求範囲の請求項はすべて、これらの要件を満たす。
装置の特性の分析:
・1つ以上の構造要素を含む。例:ロック装置300は、グリップ104、ドッキング機構206、溝障壁207を含む。
・構造要素間の接続を含む。例:グリップ104はキーシークレット103およびシャンク102に接続され、キーシークレット機構202は特定の位置でのみキーシークレット送達溝201に接続される。
・要素の相互配置。例:固定仕切り217は、外側同軸シリンダー216−1と内側同軸シリンダー216−2の間に配置される。
・要素または装置全体の実行形状。例:偏心形状の穴217−2は、キー100のシャンク102の形状に合わせて作られる。
・要素または装置全体の幾何学的形状。例:偏心形状の穴217−2は、グリップ104の形状に合わせて作られる。
・要素間の接続の実行形状。例:キーシークレット内側送達溝201−2は、作動中にのみロックシークレット機構202に接続される。
・要素およびそれらの関係のパラメータとその他の特性。例:グリップ104は偏心形状の穴217−2に配置される。
・要素または装置全体を構成する材料。例:グリップ104は磁石で作られる。
・要素として機能する環境。例:シャンク102は鋼で作られる。
・要素によって実行される機能。例:グリップ104は、キー100を部分に分割する。
・要素間の連動によって実行される機能。例:キーシークレット送達機構212は、ロックシークレット機構202をキーシークレット送達溝201に接続する。
方法特性の分析:
・操作または一連の操作を含む。 例:キー100は部分に分割される。
・時間内の操作の実行順番。例:キー100が部分に分割され、キーシークレット103がロックシークレット機構202へ送達される。
操作を実行するための条件。例:ロックシークレット機構202の作動は、シャンク104から分割された適切なシークレットキー103の送達時に実行される。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのロックと、外部からロックに挿入される少なくとも1つのキーとを備えているロック装置であって、
    ロック装置のロックとキーの両方は、
    ・キー頭部、キーシークレット、ロックケース、ロックバーなどを含むが、これらに限らない部分と、
    ・ロックシークレット機構などを含むが、これらに限らない機構と、
    ・ねじ、ねじ穴などを含むが、これらに限らない、前記部分および/または前記機構の要素と、必要な数の装飾的なり作動に必要なりの要素から、構成され、
    その部品、機構、部品の要素、および機構の要素は、すべて合わせて使用される場合、各々が使用される場合、可能なコンビネーションおよび組み合わせのどれでも使用される場合、1つずつおよび/または複数で使用される場合、コンポーネントおよび/またはロック装置のコンポーネント、および/またはロックのコンポーネント、および/またはキーのコンポーネントと呼ばれており、
    前記ロック装置には、閉状態と開状態の少なくとも2つ静的状態があり、
    前記ロック装置は、他の操作の中で、前記ロック装置が1つの静的状態から他の静的状態に移行するロック装置の少なくとも1つの作動ストロークの操作を実行できるように設計され、
    前記ロック装置の作動ストロークの開始は、前記ロック装置を他の静的状態に移行させるために必要な最初の操作の開始と時間的および空間的に合わせられ、ロック装置の作動ストロークの終了は、移行に必要な最後の操作の終了と時間的および空間的に合わせられ、
    前記ロック装置の作動ストロークの開始および終了の間に実行される前記ロック装置のコンポーネントのすべての操作は、ロック装置の作動ストローク中、および/またはロックの作動ストローク中、および/または作動ストローク中に実行され、これら3つの概念はすべて同様であり、
    前記ロック装置は、必要に応じて、他のコンポーネントと分離されたまたは組み合わされたその他のコンポーネントのうち、
    ロックバー、
    および/またはロックシークレット機構、
    および/またはキーシークレット送達溝、
    および/またはロックバー駆動、
    および/またはロックケースを含むが、これに限定されず、
    前記ロック装置のキーは、分割、および/または遮断、および/またはドッキング解除、および/またはコンポーネント分解、および/または接続、および/またはドッキング、および/または複数のコンポーネントからの一体的な組み立てを行うことができるように設計されており、
    前記ロック装置は、ロックと、前記ロックに適合する、つまり、前記ロックを他の静的状態に移行させるキーを備え、
    前記ロック装置が、
    必要な数、1つまたは複数、全部または一部、または任意の組み合わせで以下のコンポーネントを含むことを特徴とするロック装置であり、その各コンポーネントは個別に、および他のコンポーネントとともに、およびそれらの任意の組み合わせで使用されることができ、少なくとも1つの以下のコンポーネントの使用は本発明による効果を奏することを可能にし、
    前記コンポーネントの各々は、既知および/または未知の材料および/または材料の任意の組み合わせから作られることができ、既知および/または未知の保護および/または装飾材料および/またはそれらの組み合わせでコーティングおよび/または塗装されることができ、
    前記コンポーネントの各々は、独立した装置として作製され、および/またはロックおよび/またはキーと組み合わせられ、各コンポーネントと分割され、および/または他のコンポーネントに設置され、分離され、および/または他のコンポーネントと組み合わせられることができ、
    各コンポーネントは、任意の既知および/または未知のエネルギー源から、および/またはこれらのエネルギー源の任意の組み合わせにより駆動されることができ、
    各コンポーネントは、既知および/または未知の方法のいずれか、および/またはそれらの任意の組み合わせによって実行されることができ、
    各コンポーネントの作動および/または操作は、既知および/または未知の方法、および/または物理的、化学的、電気的、電子的、機械的およびその他の現象、法則、および効果および/またはそれらの任意の組み合わせの中の既知および/または未知のものに基づくことができ、
    各コンポーネントは、他のコンポーネントのすべての機能、または他のコンポーネントの機能の一部を実行することができ、
    いずれのコンポーネントの作動は、作動ストローク中に実施され、
    つまり、前記ロック装置が、
    ・キーを複数のコンポーネントに分割し、
    および/またはキーを複数のコンポーネントから一体的に組み立て、
    および/またはキー結合機能および/またはキー解除機能、
    および/またはキー接続機能および/または切断機能、
    および/または、キーの取り付け機能および/またはキーの取り外し機能、
    および/またはキーを¥の組み立て機能および/またはキーの分解機能を有しており、
    前記機能を実行した結果、キーは前記コンポーネントに分割され、および/またはキーはキーのコンポーネントから組み立てられる、ドッキング機構と、
    ・および/または、キーシークレット送達溝を分割する機構であって、キーシークレット送達溝を複数の溝に遮断する機能、および/またはキーシークレット送達溝を複数の溝から一体的に接続する機能を実行し、その作動の際、キーシークレット送達溝は、少なくとも外部空間に接続されるキーシークレット外側送達溝、および外部空間に接続されないキーシークレット内側送達溝に分割され、および/または外部空間にアクセスできるキーシークレット送達溝に接続される機構と、
    ・および/または、キーシークレット送達溝に少なくとも1つの溝障壁を設置するように構成され、前記溝障壁が設置された後、前記キーシークレット送達溝は前記溝障壁によって複数の溝に分割される、溝障壁機構と、
    ・および/または、設置された後キーシークレット送達溝を複数の溝に分割する溝障壁と、
    ・および/または、少なくとも1つのキーブロックを設置することができ、その作動の結果、キーコンポーネントは前記ブロックによって互いに分割される、キーブロック機構と、
    ・および/または、設置された後、キーコンポーネントを互いに分割するキーブロックと、
    ・および/または、前記コンポーネントのうち少なくとも1つのキーシークレットを含むキーコンポーネントをロックシークレット機構へ送達できるように作られ、ロックシークレット機構へ配送された、キーシークレットを含む前記キーコンポーネントは、他のキーコンポーネントから分割されている、キーシークレット送達機構とを含み、
    ・および/または、キーシークレットがロックシークレット機構へ送達されたキーシークレット送達機構の位置においてキーシークレット送達機構がキーシークレット送達溝にアクセスできない、および/またはキーシークレット送達溝から遮断され、一方で、キーシークレット送達機構がキーシークレット送達溝にアクセスできる位置の際、前記キーシークレット送達機構がキーシークレット機構にアクセスできない、および/またはキーシークレット機構から遮断される、ロック装置。
  2. キーであって、
    他のコンポーネントのうち、人の手の上に配置され、作動ストローク中に人の手から応力を受ける頭部および/または他のキーコンポーネントと、キーシークレットと、また、必要に応じて、限定されない、シャンク、キー頭部カバー、ケース等のキーの他のコンポーネントのうち必要な数のキーのコンポーネントを含み、
    少なくとも1つのキーシークレットは、出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、および/またはこれらの方法の任意の組み合わせによって実行される、キーコンポーネントの接続および/または遮断を可能にする、少なくとも1つのグリップを介して、直接および/または他のキーコンポーネントを介して、1つまたは複数のキーコンポーネントに接続され、
    ・前記キーシークレットは、出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、またはこれらの方法の任意の組み合わせによって実行されることができ、
    ・前記キーシークレットは、個別に、またはキーの他のコンポーネントとともにグリップに接続されることができ、
    少なくとも1つの前記キーシークレットは、少なくとも1つのグリップを介して、他のキーコンポーネントに接続され、前記グリップは、接続および/または分解が可能なように作られており、
    ・さらに、前記グリップは、キーの他のコンポーネントから完全におよび/または部分的に分割可能であり、
    ・および/または前記グリップのコンポーネントは、キーの他のコンポーネントに接続することができ、
    他のキーシークレットは、必要に応じて、分割不可能に任意のキーコンポーネントに接続されることができ、
    少なくとも1つのキーシークレットが、完全にまたは部分的に、個別に、および/またはキーの他の複数のコンポーネントとともに、既知および/または未知の方法のいずれか、および/またはそれらの任意の組み合わせで、
    ・キーが外側、つまりロックケース外に配置される場合にも、
    ・キーがロックケース内および/またはロックコンポーネントの本体内に配置される場合、またはロックコンポーネント内に配置される場合にも、
    他のキーコンポーネントから分割され、および/または他のキーコンポーネントに取り付けられることができるように
    グリップが作られていることを特徴とする、キー。
  3. ロックであって、
    ロックには閉状態と開状態の少なくとも2つの静的状態があり、前記ロックが1つの静的状態から他の静的状態に移行する作動ストロークを実行することができ、
    前記ロックの作動ストロークの開始は、ロックを他の静的状態に移行させるために必要な最初の操作の開始時点と一致し、前記ロックの作動ストロークの終了は、移行に必要な最後の操作の終了時点と一致し、
    さらに、ロックの作動ストロークの開始と終了の間のロックとキーの機構のすべての操作は、ロックの作動ストローク中に実行され、
    前記ロックは、必要に応じて、他のコンポーネントと分離されたまたは組み合わされたその他のコンポーネントのうち、必要な数の
    キーシークレット送達溝とは別に作製されることができるロックシークレット機構、
    および/またはロックバー、
    および/またはロックケース、
    および/またはロックバー駆動、
    および/または、溝を分割できるように、および/または溝障壁および/またはキーブロックを設置できるように製造可能であるキーシークレット送達溝、
    および/またはキーシークレット送達溝を遮断できる溝分割機構、
    および/またはキーの解体および/または組み立てを実行することができるドッキング機構、
    および/または溝障壁の設置が¥を実行することができる溝分割機構、
    および/またはキーブロックの設置を実行することができるキーブロック機構、
    および/またはキーシークレットの送達を実行することができるキーシークレット送達機構を含み、
    少なくとも1つの適切なキーによって、1つの状態から別の状態に移行され、
    前記キーは、他のキーコンポーネントと分割または結合されるが、これに限定されず、他のキーコンポーネントのうち、必要な数の
    頭部、および/または人が触れる他のキーコンポーネント、
    および/またはシャンク、
    および/または頭部のカバー、
    および/またはケースを含み、
    少なくとも1つのキーシークレットは、
    出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、および/またはこれらの方法の任意の組み合わせによって製造された、キーコンポーネントの接続および/または分割を可能にする少なくとも1つのグリップを介して、少なくとも1つのキーコンポーネント、たとえばキーシャンクに、直接および/または任意のキーコンポーネントを介して取り付けられ、
    前記キーシークレットは、出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、またはこれらの方法の任意の組み合わせによって製造されることができ、他のキーコンポーネントと別にまたは一緒にグリップに取り付けられることができ、
    少なくとも1つの前記キーシークレットは、接続および/または分割可能な少なくとも1つのグリップを介して、キーコンポーネントに接続され、前記キーシークレットは、グリップとともに、および/またはグリップコンポーネントとともに、および/または個別に、他のキーコンポーネントから分割可能であり、
    他のキーシークレットは、必要に応じて、キーコンポーネントから分割されることなく、任意のキーコンポーネントに取り付けられることができ、
    以下の特性の1つまたは複数、全部または一部、または任意の組み合わせの必要な数を含み、各特性は、個別に、または他の特性とともに、以下の特性の任意の組み合わせで使用されることができ、これらの特性のいずれか、またはそれらの任意の組み合わせの適用は、本発明による効果を奏することを特徴とし、
    つまり
    ・作動ストローク中に、少なくとも1つのキーシークレットは、他のキーコンポーネントとともにおよび/または個別に、他のキーコンポーネントから分割、および/または他の複数のキーコンポーネントに接続されることができ、
    ・および/または、キーコンポーネントの間に、少なくとも1つのグリップまたは同機能を実行する他のコンポーネントが設置され、前記グリップにより、既知および/または未知の方法のいずれか、およびこれらの方法の任意の組み合わせによって、作動ストローク中に、キーがロックに取り入れられたとき、キーコンポーネントに分割可能でありおよび/またはキーコンポーネントから一体的に組み立て可能であり、
    ・および/またはロックは、少なくとも1つのドッキング機構または同機能を実行する他のコンポーネントを含み、前記ドッキング機構によって、ロックの作動ストローク中に、キーがコンポーネントに分割可能でありおよび/またはキーコンポーネントから一体的に組み立て可能であり、
    ・および/または、キーシークレット送達溝は、作動ストローク中に、既知または未知の方法のいずれか、およびこれらの方法の任意の組み合わせによって、複数の溝に分割可能でありおよび/または複数の溝から一体的に接続される可能であり、
    ・および/または、ロックの作動ストローク中に、分割されたキーコンポーネントは、たとえば、任意の形状の可動シャッター、可動および/または固定の円形セクター、別の任意の幾何学的形状を有する、分割されたキーコンポーネントを一体的に結合させないキーブロックおよび/または溝障壁によって、必要な時間中に分割され、
    ・および/または、ロックの作動ストローク中に、少なくとも1つのキーシークレット送達溝は、たとえば、任意の形状の可動シャッター、可動および/または固定の円形セクター、別の任意の幾何学的形状を有する、分割されたキーコンポーネントを一体的に結合させない、少なくとも1つのキーブロックおよび/または溝障壁によって必要な時間中に分離され、
    ・および/または、作動ストローク中に、必要に応じて、少なくとも1つのキーシークレットの移動を含むが、これらに限定されない、複数のキーコンポーネントの移動は、他のキーコンポーネントとは別に実行され、コンポーネントの移動は、ロックの外側および/または内側で実行されることができ、
    ・および/または、作動ストローク中に、ロックシークレット機構は、他のキーコンポーネントから分割され、キーシークレット全体または一部のキーシークレットを含むキーコンポーネントによって作動され、
    ・および/または、他のキーコンポーネントから分離された、少なくとも1つのキーシークレットを含むキーコンポーネントは、キーシークレット送達溝を含むいずれかのロックコンポーネントによって、作動ストローク中にロックシークレット機構へ送達され、
    ・および/または、キーのグリップは、キーが外部からロックに取り入れられた際に、作動ストローク中にキーの分割および組み立てに使用され、
    ・および/または、ロックは、少なくとも1つの空洞を有する少なくとも1つのキーブロック、および/または少なくとも1つの溝障壁を備え、キーが組み立てられるおよび/または分割される際に、前記空洞にキーグリップが配置され、
    ・および/または、キーシークレット送達機構には少なくとも2つの異なる位置があり、キーシークレット送達機構は、一つの位置ではキーシークレット外側送達溝にアクセスできるが、ロックシークレット機構にはアクセスできず、もう一つの位置では、ロックシークレット機構にアクセスできるが、キーシークレット外側送達溝にはアクセスできず、
    ・および/または、ロックは、キーが分割された状態でキーコンポーネントをロックから取り出すことを防ぎ、キーが組み立てられた状態でそのような取り出しを可能にする、少なくとも1つのストッパーを備えている、ロック。
  4. ロック装置であって、
    前記ロック装置は、少なくとも1つのキーを備え、前記キーは、他のキーコンポーネントのうち、人の手の上に配置され、作動ストローク中に人の手から応力が伝達される、頭部および/または必要な数の別のキーコンポーネントを含み、必要に応じて、他のコンポーネントのうち、これらに限定されないが、必要な数の他のキーコンポーネント、たとえば、シャンク、キーの持ちやすさのためのカバー、および/またはキーがポケットの生地の破れを防ぐケースなどを含み、
    少なくとも1つのキーコンポーネントに、
    出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、および/またはこれらの方法の任意の組み合わせによって実行され、接続と分割を可能にする少なくとも1つのグリップを介して、
    直接および/または任意のキーコンポーネントを介して少なくとも1つのキーシークレットが接続され、前記キーシークレットは、出願日に既知および/または未知の方法のいずれか、またはこれらの方法の任意の組み合わせによって製造可能であり、
    前記キーシークレットは、個別に、または他のキーコンポーネントとともにグリップに接続可能であり、
    他のキーシークレットは、必要に応じて、キーコンポーネントから分割されることなく、前記キーコンポーネントに接続可能であり、
    前記ロック装置は、また、少なくとも1つのロックを含み、ロックには閉状態と開状態の少なくとも2つの静的状態があり、前記ロックは、ロックが1つの静的状態から他の静的状態に移行するような作動ストロークを実行することができ、
    前記ロックの作動ストロークの開始は、ロックを別の状態に移行させるために必要な最初の操作の開始と一致し、ロックの作動ストロークの終了は、移行に必要な最後の操作の終了と一致し、
    作動ストロークの開始と終了の間のロックとキーのすべての操作は、作動ストローク中に実行され、
    前記ロック装置は、必要に応じて、ただこれらに限定されないが、ロックの他のコンポーネントと分割可能または接続可能なロックの他のコンポーネントのうち、キーシークレット送達溝、ロックシークレット機構、ロックバー駆動、1つのロックバー、ロックケースを含み、
    前記ロック装置は、
    キーシークレットを他のキーコンポーネントに取り付けるグリップが、前記グリップが接続するキーコンポーネントの1つまたはすべてから分割可能であり、
    および/または、グリップにより接続されるキーコンポーネントが、グリップとともに、および/またはグリップのコンポーネントの一部とともに、および/またはグリップとは別に、グリップにより接続される他のキーコンポーネントから分割可能であり、
    および/または、キーシークレットを他のキーコンポーネントに取り付けるグリップが、グリップにより接続されるキーコンポーネントの1つまたはすべてに接続されることができ、および/またはグリップにより接続されるキーコンポーネントが、グリップとともに、および/またはグリップのコンポーネントの一部とともに、および/または個別に、グリップにより接続される他のキーコンポーネントに接続可能であり、
    および/または、グリップに隣接するシャンクのコンポーネントまたはシャンク全体、および/またはグリップに隣接するキーシークレットのコンポーネントまたはキーシークレット全体が、磁石に引き付けられる材料で作られ、および/または磁石で作られ、および/または必要な数の磁石がグリップに隣接するシャンクのコンポーネントおよび/またはグリップに隣接するロックシークレットのコンポーネントに固定され、および/またはグリップの合わせ部分が磁石および/または磁石に引き付けられる材料で作られ、および/または必要な数の磁石がグリップの合わせ部分に固定され、
    および/または、グリップに隣接するシャンクの部分および/またはグリップに隣接するキーシークレットの部分および/またはグリップに隣接する部分が、T字型の溝、ダブテール、バネ、ブラケットの形状の、取り外し可能な機械的固定マウントを備え、グリップおよび/またはシャンクおよび/またはキーシークレットの合わせ部分は、前記固定マウントと一致する形状であり、
    および/またはグリップ、シャンク、およびキーシークレットが、円筒形等の総形状を有し、
    および/または、グリップが、一端ではシャンクの端面に磁気引力によって取り付けられ、他端では同じ磁気引力によってロックシークレットの端面に取り付けられ、
    および/または、グリップが、シャンクおよび/またはキーシークレットがグリップに対して移動することを防ぎ、キーコンポーネントの分割と接続を妨害しない、たとえば、円錐形のセンタリングコンポーネントを含み、
    前記ロックは、ケースからなり、ケースには穴が作られ、ケースの内側の穴には溝が作られ、
    前記溝にロックシークレット機構が配置され、
    前記穴には軸方向の穴および偏心形状の穴を有する仕切りが動かないように取り付けられ、
    前記仕切りは、穴と一体的、またはそれとは別に製造可能であり、
    仕切りの偏心形状の穴は、ロックシークレット機構から離れ、
    ロックケースの両側で穴にタンデムシリンダーが配置され、
    前記タンデムシリンダーは、シャフト、内側同軸シリンダーおよび外側同軸シリンダーからなり、
    外側同軸シリンダーおよび内側同軸シリンダーは、前記仕切りによって分割され、
    シャフトは、仕切りの軸方向の穴に配置され、
    両方の同軸シリンダーは、シャフトに対して移動できないように、仕切りの両側でシャフトに固定され、
    タンデムシリンダーは、仕切りの軸方向の穴のシャフトとともに回転可能であり、
    または、同軸シリンダーは、共通の回転軸に対して半径方向に向けられた固定仕切りによって分割され、
    前記仕切りはロックケースに接続され、
    前記仕切りに軸方向の穴および偏心形状の穴が作られ、
    タンデムシリンダーのシャフトが仕切りの軸方向の穴に配置され、
    シャフトとタンデムシリンダーは固定仕切りの軸方向の穴で回転可能であり、
    固定仕切りの偏心形状の穴は、キーグリップ断面の形状のように作られ、
    ロックの外側に近い位置にある同軸シリンダーの1本には、キーシークレット外側送達溝を形成する偏心形状の穴があり、ロックの外側から離れた位置にあるもう1本の同軸シリンダーには、キーシークレット内側送達溝を形成する偏心形状の穴があり、
    キーシークレット送達溝は、キーシャンクの形状を有する外側同軸シリンダーの一定および/または可変断面の形状の穴、グリップの形状を有する固定仕切りの偏心形状の穴、およびキーシークレットの形状を有する内側同軸シリンダーの一定および/または可変断面の形状の穴によって形成され、
    ロックが静的位置にあるタンデムシリンダーの特定の位置にある固定仕切りの偏心穴は、キーシークレット外側送達溝の開口部およびキーシークレット内側送達溝の開口部と一致し、前記位置で一体型のキーシークレット送達溝を形成し、ロックの前記静的位置では、キーシークレット機構がキーシークレット内側送達溝に接続されず、
    ドッキング機構、溝分離機構、キーブロック機構、溝障壁機構の機能は、タンデムシリンダーと固定仕切りによって実行され、溝障壁とキーブロックは、タンデムシリンダーを分離する固定仕切りによって形成され、
    固定仕切りの軸方向の位置は、キーが正しく取り入れられた場合のグリップの位置と一致し、固定仕切りの厚みは、グリップの長さと一致し、
    ロックの静的位置にて、キーシークレット外側送達溝およびキーシークレット内側送達溝は、固定仕切りの偏心穴によって接続され、一体型のキーシークレット送達溝を形成し、
    作動位置にてロックの作動ストローク中に、キーが取り入れられたロックのタンデムシリンダーは、人の手から伝達される、キーの頭部によって受け取られる回転運動によって回転され、
    タンデムシリンダーの回転は一周の一部で行われ、
    グリップはキーのシャンクと頭部から分割され、前記グリップは固定仕切りの偏心穴に残され、
    シャンクと頭部とキーシークレットがグリップから分割され、外側と内側のタンデムシリンダーとともに回転させられ、
    タンデムシリンダーの回転角度は、キーシークレット内側送達溝に配置されたキーシークレットがロックのシークレット機構へ送達されるように設定され、
    キーのコンポーネントは、固定仕切りとして製造されたキーブロックによって分割され、
    キーシークレット外側送達溝とキーシークレット内側送達溝が分離され、
    キーシークレット外側送達溝とキーシークレット内側送達溝の間に固定仕切りとして製造された溝障壁が配置され、
    グリップはシャンクとキーシークレット両方から分割され、固定仕切りに面するタンデムシリンダーの端面によって固定仕切りの偏心穴に保持され、
    シャンクと頭部はキーシークレット外側送達溝に配置され、
    キーシークレットはキーシークレット内側送達溝に配置されてロックシークレット機構へ送達され、
    グリップが固定仕切りの偏心形状の穴に配置され、
    キーシークレットが外部からアクセスできないロックシークレット機構へ送達され、
    さらに、内側シリンダーに偏心形状の穴に向けられた必要な形状の空洞が作られ、
    前記空洞によりロックシークレット機構へアクセスが可能になり、
    キーシークレットの送達は内側同軸シリンダーにより実行され、
    ロックシークレット機構はキーの他のキーコンポーネントから分割されたキーシークレットによって作動され、
    ロックケースには、外側シリンダーの前にカバーストッパーが設置され、そのカバーストッパーに穴がカットアウトで作られ、ロックの静的位置にてキーが組み立てられた場合のみ、前記カットアウトによりキーの取入れおよび取り出しが可能になる、ことを特徴とする、ロック装置。
  5. 複数のロックのキーの束のサイズと重量を減らす方法であって、
    少なくとも1つのグリップを使用して、部分に分割可能である少なくとも1つのキーと、
    少なくとも1つの交換可能なキーシークレットとを含み、
    キーシークレットは個別に製造され、および/またはキーの任意の部分に接続され、
    各シークレットは、少なくとも1つのロックに適合し、
    ロックの作動ストロークを実行するためにキーを使用する前に、開錠されるロックに適した交換可能なキーシークレット少なくとも1つを、キーグリップに取り付ける、ことを特徴とする、方法。
  6. ロック機構の作動方法であって、
    前記ロック機構は、限定されないが、以下のロックのコンポーネントを含むロックを含み、前記コンポーネントは、まとめて、または個別に、任意の組み合わせで設置可能であり、各々が必要な数で設置可能であり、前記コンポーネントは
    ロックケース、
    キーシークレット送達溝、
    ロックシークレット機構、
    ロックバー駆動、
    ロックバー、
    キーの分割および/または組み立てのためのドッキング機構、
    キー部分を分割するキーブロック、
    キーシークレット送達溝を部分に分割する溝障壁、
    キーシークレット送達溝を分割する溝分割機構、
    キーシークレット送達溝にキーブロックを配置するキーブロック機構、
    分割されたキーコンポーネントをロックシークレット機構へ送達するキーシークレット送達機構であり、
    限定されないが以下のロックのコンポーネントを含むキーを含み、これらのコンポーネントは、まとめて、または個別に、任意の組み合わせで設置可能であり、各々が必要な数で設置可能であり、前記コンポーネントは、
    頭部、
    シャンク、
    ロックシークレット、
    ロックの外側および/またはロックの内側でキーを部分に分割し、ロックの外側および/またはロックの内側でパーツからキーを組み立てることができるグリップ、
    ケース、
    カバーであり、
    キーがキーシークレット送達溝に設置され、その後および/または設置と同時に、頭部が目的の方向に移動および/または回転され、キーシークレットがロックシークレット機構と一致する場合、ロックが開錠され、ロックが逆の順番で閉められ、
    前記操作の全部または一部と同時におよび/または後に、または下記の操作の全部または一部、同時または順番で、または任意の組み合わせで実行され、これらの操作の一部は、個別におよび他の操作とともに、または以下の操作の任意の組み合わせで実行され、これらの操作のいずれかまたはそれらの任意の組み合わせの実行により、同様の本発明の結果を奏することができ、その操作は、
    ・任意のロックコンポーネントの操作によってキーをキーコンポーネントに分割する、および/またはロックコンポーネントの操作によってそのコンポーネントからキーを組み立てること、
    ・および/またはロックに取り入れられたキーを必要な数のコンポーネントに分割する、および/またはコンポーネントからロック内のキーを組み立てること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、キーがコンポーネントに分割され、および/またはロックの作動ストローク中に、キーがコンポーネントから組み立てられること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、キーグリップを使用して、キーをキーコンポーネントに分割し、および/またはキーをそのコンポーネントから組み立てること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、少なくとも1つのドッキング機構またはロックの他のコンポーネントが作動され、これにより、キーがコンポーネントに分割され、および/またはキーがコンポーネントから組み立てられること、
    ・および/または任意のロックコンポーネントによって、キーシークレット送達溝を必要な数の部分に分離すること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、キーシークレット送達溝は、キーシークレット外側送達溝とキーシークレット内側送達溝を含む部分に分離されること、
    ・および/またはロックの任意のコンポーネントによって溝障壁をキーシークレット送達溝に設置すること、
    ・および/または溝障壁により、キーシークレット送達溝の部分を互いに分割すること、
    ・および/または溝障壁またはキーブロックにより、キー部分を互いに分割すること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、キーシークレット送達溝の部分を分離する、少なくとも1つの溝障壁がキーシークレット送達溝に設置されること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、分割後にキーの部分を互いに分割する、少なくとも1つのキーブロックが設置されること、
    ・および/またはキー頭部または他のキーコンポーネントとともにその一部は、外部空間に接続されたキーシークレット外側送達溝に残されること、
    ・および/または分割されたキーシークレット内側送達溝および/または溝障壁および/またはキーブロックによってキーシークレット外側送達溝から分割されたキーシークレット内側送達溝に
    ・個別にまたはキーから分割された他のキーコンポーネントとともに、キーから分割されたキーシークレット、および/または
    ・個別にまたはキーから分割された他のキーコンポーネントとともに、キーから分割されたキーシークレットの一部、を配置すること、
    ・および/またはロックのコンポーネントのいずれかが、キーから分割されたキーシークレットを個別に、またはキーシークレットに接続された他のキーコンポーネントとともにグリップすること、
    ・および/またはロックの任意のコンポーネントによって、他のキーコンポーネントから分割されたキーシークレット全体またはキーシークレットの一部を、他のコンポーネントからも分割された他の特定のキーコンポーネントとともに、またはそれら無しで、ロックシークレット機構へ移動させること、
    ・および/またはロックシークレット機構は、キーシークレット外側送達溝と分けて製造されること、
    ・および/またはキーシークレット送達溝は、特定の位置にあるキーシークレット送達機構またはその機能を実行する別のロックコンポーネントと一時的に接続されること、
    ・および/またはロックのキーシークレット送達機構または前記機能を実行する他のコンポーネントがロックのシークレット機構に接続される位置が、キーシークレットの送達機構または前記機能を実行する他のロックコンポーネントがキーシークレット外側送達溝に接続される位置と異なること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、分割されたキーコンポーネントのキーシークレット送達溝からの取り出しを防止する、少なくとも1つのストッパーが作動すること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、キーのさまざまなコンポーネントが個別に移動し、および/またはロックの作動ストローク中にキーのさまざまなコンポーネントが異なる軌道に沿って移動すること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、他のキーコンポーネントから分割された、少なくとも1つのキーシークレットが、少なくとも1つのロックシークレット機構と相互作用し、
    ・および/またはロックの作動ストロークには、
    ・キーはコンポーネントに分割され、
    ・同時に、または後にキーシークレット送達溝が分離され、
    ・および/またはキーシークレット外側送達溝を溝障壁によってキーシークレット内側送達溝から分割し、
    ・および/または溝障壁および/またはキーブロックによって分割されたキーコンポーネントを分割し、
    ・他のキーコンポーネントから分離されたキーシークレットは、個別に、または他のキーコンポーネントとともに、ロックシークレット機構へ送達される、との操作が含まれていること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、
    ・キーの他のコンポーネントから分割されたキーシークレットは、人の手がキーの頭部または同機能を実行するキーの別のコンポーネントに作用することにより、キーの他のコンポーネントとは別に、またはともに、ロックシークレット機構へ送達されるとの操作を実行すること、
    ・および/またはロックの作動ストローク中に、他のキーコンポーネントとともにまたはそれらなしで、他のキーコンポーネントから完全にまたは部分的に分割された、少なくとも1つのキーグリップが、溝障壁および/またはキーブロックに配置されること、
    ・および/またはキーコンポーネントの1つに恒久的に取り付けられているグリップが、他のキーコンポーネントに取り付けられ、および/または他のキーコンポーネントから分割される、
    ことを特徴とする、方法。
  7. キーであって、
    他の要素のうちグリップを備え、キーシークレットはケースに配置され、キーがキーシークレット送達溝に設置される際にキーシークレットがケースから取り出され、キーシークレットが分割される際にグリップは完全にまたは部分的にケース内に残ることを特徴とする、キー。
  8. ロックであって、
    ロックの作動ストローク中にキーがロックに設置された後、コンポーネントに分割され、そのキーが取り出される前に、コンポーネントから組み立てられることを特徴とする、ロック。
  9. キーであって、
    適切なロックに設置した後、作動ストローク中にキーをコンポーネントに分割し、ロックから取り出す前に、キーをコンポーネントから組み立てることを特徴とする、キー。
  10. ロックの安全性を高める方法であって、
    キーをロックに設置した後、ロックの作動ストローク中に、キーがコンポーネントに分割され、キーをロックから取り出す前に、前記キーがコンポーネントから組み立てられることを特徴とする、ロックの安全性を高める方法。
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