JP2021523021A - ドロー−ストレッチプロセスを用いて缶シェルを作る方法及び装置 - Google Patents

ドロー−ストレッチプロセスを用いて缶シェルを作る方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】シェル20は、中央パネル30と、カウンターシンク32と、チャック壁34と、ドロー-ストレッチされた外側部分26とを有する本体22を含む。カウンターシンク32は、ベース厚さを有する。外側部分26は、低減された厚さを有する。シェルのカウンターシンク32は、成形前のシート材料1と実質的に同じ厚さを有する。この構成では、シェル20は、標準的なシェルの座屈抵抗性を維持する一方で、より少ない材料を使用する。
【選択図】図16

Description

<関連出願の相互参照>
本願は、2018年5月15日に出願された米国特許出願第15/980,090号の利益を主張し、当該特許出願は、参照により本明細書の一部となる。
開示されており、特許請求の範囲に記載される概念は金属シェル及び/又は金属缶エンドに関しており、より詳細には、量が低減された金属から作られるシェル及び/又は缶エンドに関する。開示された概念はまた、このようなシェル及び/又は缶エンドを提供するためのツーリングアセンブリと関連する方法とに関する。
金属製容器(例えば、缶)は、製品を、限定ではないが、食品や飲料を保持するように構成される。一般に、金属製容器は、缶ボディ及び缶エンドを含む。例示的な実施形態では、缶ボディは、ベースと付随する側壁とを含む。缶ボディは、一端が開いている概ね閉じた空間を規定する。缶ボディは製品で満たされて、その後、缶エンドが、缶ボディにその開放端にて結合する。幾つかの実施形態では、容器は、その中身を調理及び/又は滅菌するために加熱される。このプロセスは、容器の内圧を上昇させる。更に、幾つかの場合では、容器は、限定ではないが、炭酸飲料などの加圧された製品を含む。故に、様々な理由から、容器は、最低限の強度を有している必要がある。
缶エンドは「衛生的(sanitary)」缶エンドか「イージーオープン(easy open)」缶エンドの何れかである。缶エンドは、本明細書では、「衛生的」缶エンドは、開けるためのタブ又はスコア輪郭を有しておらず、缶切り又はその他の手段を使用して開ける必要がある缶エンドである。本明細書では、「イージーオープン」缶エンドは、ティアパネル及びタブを含む。ティアパネルは、缶エンドの外面(本明細書では、「公側(public side)」として特定される)にあるスコア輪郭、即ちスコアラインによって規定される。タブは、ティアパネルに隣接して取り付けられる(例えば、限定されないが、リベット留めされる)。プルタブは、持ち上げられて及び/又は引っ張られてスコアラインを切断し、切断可能なパネルを反らして及び/又は除去して、それにより、容器の中身を出すための開口を生じるように構成される。以下では、「イージーオープン」缶エンドを取り扱うが、「衛生的」缶エンドにも適用される。即ち、「衛生的」缶エンドは、同様の方法で製造されて、同様の方法で缶ボディに結合される。故に、本明細書では、缶エンドは更に、「衛生的」缶エンド及び「イージーオープン」缶エンドの両方に使用される構成を含むものとして規定される。
一般に、缶ボディ及び缶エンドを形成する金属の厚さ及び/又は量と、これらの要素の形状とは、容器の強度に関係する。本願は、缶ボディではなく缶エンドを主に対象とする。缶エンドが製造される場合、それは、シート状金属製品(例えば、限定ではないが、シート状アルミニウム、シート状スチール)から切断されたブランクとして始まる。本明細書では、「ブランク」は、製品に成形される材料片である。「ブランク」という用語は、全ての成形工程が完了するまでの材料片に適用される。更に、本明細書では、「アルミニウム」及び「スチール」は、夫々アルミニウム合金及びスチール合金を含む。
例示的な実施形態では、ブランクは、シェルプレスで「シェル」に成形される。本明細書で使用されるように、「シェル」又は「初期缶エンド」は、略平らなブランクとして開始され、公知のように、スコアリング、パネリング、リベット形成、及びタブかしめ以外の成形工程を施された構造体である。図1は、チャック壁3、缶フィットラジアス(can fit radius)4、シーミングパネル5、及びカール6を含む従来技術のシェル2の選択部分を示している。全ての成形工程が完了すると、ブランク/シェルは、公知のように、缶ボディに結合するように構成された缶エンドへと成形される。従って、シェルへの成形工程は、その後に形成される缶エンド及び容器の特性に関係することは理解される。更に、シェルが缶エンドになることから、以下では、「シェル」に関する説明又は記載は、「缶エンド」にも当て嵌まる。
ある実施形態では、プレスは、材料のシートからブランクを切断し、単一のステーションにてシェルへと成形する。別の実施形態では、ブランクは、シート材料から切り出され、又はブランクとして提供され、その後、間欠的に、即ち、本明細書で言うところの「割り出しされて(indexed)」幾つかのステーションを通って移動する。即ち、ブランクは移動して、成形工程が実行される各ステーションで停止する(幾つかの実施形態では、幾つかのステーションは、成形工程を実行しない「ヌル(null)」ステーションであることは理解される)。或いは、プレスは、シート材料からブランクを切断し、シェルではなく「缶エンド」を作るように構成されたコンバージョンプレスである。即ち、「缶エンド」は、限定ではないが、リベットによってシェルに結合されたタブのような付加的な構造体を含む。
缶製造業では、相当数の缶を製造するために大量の金属を必要としている。これは問題である。このため、この業界の継続的な目標は、各缶に使用される金属の量を減らすことである。金属量の削減は、「ダウンゲージング(down-gauging)」と称されるストック材料の厚さ又はゲージを低減させることによって、又は、缶エンド又は缶ボディを作製するために使用される金属の量を低減させることで達成される。しかしながら、ゲージが比較的薄い材料又は金属量を減らした材料から缶エンドを作ることに伴う欠点の中でも特に、缶エンドにしわ及び/又は座屈が発生しやすいことが挙げられる。即ち、缶エンドが座屈に抵抗するように構成されておらず、及び/又は薄すぎる材料から作られている場合には、缶エンドが取り付けられる缶に含まれる製品から生じる圧力に起因して、缶エンドは座屈する。このような圧力は、炭酸飲料から、或いは、食品及び/又はビール/飲料用途に関係する滅菌又は低温殺菌プロセスの結果である圧力から生じる。標準的な缶エンドは、標準的な缶エンドの「座屈抵抗性」を有する。「座屈抵抗性」は、本明細書では、缶エンドが、標準的なサイズの標準的な容器に関連する圧力に曝され、また、標準的な材料から作られている場合に、座屈に抵抗するように構成されていることを意味する。
標準的なサイズで、標準的な材料から作られた容器は、当該分野でよく知られている。例えば、標準的な「ポップ」又は「ソーダ」容器は、当該分野でよく知られているように、12オンスのアルミニウム製容器である。更に、そのような缶エンド及び容器が耐える必要がある圧力は、当該分野でよく知られている。現在、そのような容器のための缶エンドは、本明細書で言うところの「標準量」を有するブランク及び/又はシェルから作られている。即ち、「標準量」とは、標準サイズの容器用のシェル又は缶エンドに関する材料量を意味する。12オンスのアルミニウム容器は、よく知られた例の一つである。しかしながら、様々な材料から作られた多くの標準サイズの容器が存在することは理解されている。例えば、標準的なスープ容器は、18.6オンスのスチール(又はスチール合金)容器を含む。故に、「標準量」とは、当該分野で知られている任意の標準的サイズの容器用のシェル又は缶のエンドの材料量を意味する。上述したように、シェル、缶エンド、及び容器に使用される材料量を減らす必要性は恒常的に存在している。このように、標準量のブランクから形成されたシェル又は缶エンドを使用することは問題である。故に、座屈抵抗性を維持しつつ、量が低減された金属を用いたシェル及び/又は缶エンドが必要とされている。
更に、充填ライン/巻締機又はシームチャックに変更を加えることなく、標準的なエンドを有する標準的な充填ラインで動作するように構成されたシェル及び/又は缶エンドが必要とされている。即ち、任意の新規なシェル及び/又は缶エンドは、既存の標準的な巻締機に対応している必要がある。「巻締機」は、缶ボディ側壁の遠位端部と缶エンドの周縁部とを一緒に巻いて圧着するように構成された機械である。多くの缶ボディ及び缶エンドは、限定ではないが、12オンスの飲料缶などの標準的サイズとして製造されているが、缶ボディ及び缶エンドは、そのような標準的サイズの缶ボディ及び缶エンド用の巻締機に対応している必要がある。このように、本明細書で言うところの「標準的巻締機」とは、缶ボディと缶エンドを結合する機械であって、缶ボディと缶エンドが標準サイズ、例えば12オンス飲料缶のような標準サイズとして製造されているような機械である。缶ボディ及び缶エンドが標準サイズでない場合には、使用者は、標準サイズでない缶ボディ及び缶エンドを収容するように構成された機械を入手する必要があるだろう。これは問題である。
従って、缶エンドを作製するために使用される材料の総量を減少させるように、シェル及び/又は缶エンドの材料量を減少させる必要がある。更に、シェル、缶エンド及び缶ボディを加工するための既存の機械と互換性があって、材料量が低減したシェル及び/又は缶エンドの必要もある。
これらの要求とその他の要求は、開示されており、特許請求の範囲に記載される概念の少なくとも1つの実施形態によって満たされ、低減された量を有するシート材料ブランクから作られたシェルをもたらす。本明細書で言うところの「低減された量」とは、量が、同じサイズの缶ボディに結合されるように構成されている従来技術のシェルの量と比較して低減されており、シェルは、同じ材料、即ち、厚さが同じである同じ種類の金属から作られていることを意味する。本明細書では、シェルは、中央パネル及びカウンターシンクを含む「内側部分」を有する本体を有する。シェル本体の内側部分と連続しているものは、本明細書で言うところのシェル本体の「外側部分」であり、チャック壁、クラウンラジアス、缶フィットラジアス、及び/又はカールを含む。開示されており、特許請求の範囲に記載される概念は、低減された厚さを有するシェル本体の「外側部分」をもたらす。
即ち、例示的な実施形態では、シェルは、ドロー-ストレッチされた(draw-stretched)チャック壁、クラウンラジアス、缶フィットラジアス、及び/又はカールを有するボディを含む。中央パネル及びカウンターシンクは、ベース厚さを有する。チャック壁、クラウンラジアス、缶フィットラジアス、及び/又はカールの何れかは、低減された厚さを有する。シェルのカウンターシンク及びシェルのチャック壁は、成形前のシート材料と実質的に同じ厚さを有する。この構成では、シェルは、標準シェルの座屈抵抗性を維持するが、より少ない材料を使用する。このようなシェルを使用することで、上述した問題が解決される。更に、このシェルは、シェル、缶エンド、及び缶ボディを処理する既存の機械と互換性がある。そのようなシェルを作るためのプレス及び方法も開示されており、上記の問題点を解決する。
本発明は、添付図面と併せて、好適な実施形態に関する以下の説明から十分に理解することができる。
図1は、従来技術のシェルの概要を示す側断面図である。 図2は、アンカールシェル(uncurled shell)の一部を示す側断面図である。 図3は、プレスの概要を示す部分側面・部分側断面図である。 図4は、第1の成形ステーションの概要を示す部分側面・部分側断面図である。 図5Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図5Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図6Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図6Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図7Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図7Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図8Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図8Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図9Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図9Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図10Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図10Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図11Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図11Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図12Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図12Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図13Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図13Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図14Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図14Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図15Aは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの一実施形態の細部を示す側断面図である。 図15Bは、シェル形成における一連の配置における第1の成形ステーションの別の実施形態の細部を示す側断面図である。 図15Cは、図5A及び図5Bのツーリングの形状を比較する概略的な側断面図である。 図16は、開示されている方法のフローチャートである。 図17Aは、低減プロファイルを有するシェルの概要を示す側断面図である。 図17Aは、最大の低減プロファイルを有するシェルの概要を示す側断面図である。
図面に示されており、以下の説明に記載される具体的な要素は、単に開示される概念の例示的な実施形態に過ぎず、例示のためだけに非限定的な例として提供されると理解される。従って、特定の寸法、向き、アセンブリ、使用される構成要素の数、実施形態の構成、及び本明細書に開示される実施形態のその他の物理的特性は、開示される概念の範囲に関する限定とみなすべきではない。
本明細書で使用される方向表現、例えば、時計回り、反時計回り、左、右、上、下、上方、下方、及びその派生語は、図示される要素の向きに関連しており、本明細書に明示されない限り特許請求の範囲を限定するものではない。
本明細書では、「ある」及び「その」の単数形は、文脈上特に明示されない限り、複数形を含む。
本明細書では、「[動詞]するように構成された」は、特定された要素又はアセンブリが、特定された動詞を実行するように形成された、サイズ決めされた、配置された、結合された、及び/又は構成された構造を有することを意味する。例えば、「移動するように構成された」部材は、別の要素に可動に結合されて部材を移動させる要素を含む、又は部材は、別の要素又はアセンブリに応答して移動するように別の様式で構成される。よって、本明細書では、「[動詞]するように構成された」は、機能ではなく構造を指す。更に、本明細書では、「[動詞]するように構成された」は、特定された要素又はアセンブリが、特定された動詞を実行するように意図及び設計されることを意味する。よって、特定された動詞を単に実行できるだけで、特定された動詞を実行するように意図及び設計されていない要素は、「[動詞]するように構成されていない」。
本明細書では、「関連付けられる」は、要素が同じアセンブリの一部である、及び/又は共に動作する、又は何らかの様式で相互に作用することを意味する。例えば、自動車は4つのタイヤと4つのハブキャップを有する。全ての要素が自動車の部品と結合されているが、各ハブキャップは特定のタイヤと「関連付けられる」と理解される。
本明細書では、「結合アセンブリ」は、2つの又は2つを超えるカップリング又はカップリング構成要素を含む。結合アセンブリのカップリング又は構成要素は一般的には、同じ要素又は他の構成要素の一部ではない。よって、「結合アセンブリ」の構成要素は、以下の説明で同時に記載されないことがある。
本明細書では、「カップリング」又は「カップリング構成要素」は、結合アセンブリの1又は複数の構成要素である。つまり、結合アセンブリは、共に結合されるように構成された少なくとも2つの構成要素を含む。結合アセンブリの構成要素は、相互に適合可能であると理解される。例えば、結合アセンブリでは、一方のカップリング構成要素がスナップソケットである場合には、他方のカップリング構成要素はスナッププラグであって、一方のカップリング構成要素がボルトである場合には、他方のカップリング構成要素はナットである。
本明細書では、「締結具」は、2つ以上の要素を結合するように構成された別個の構成要素である。よって、例えば、ボルトは「締結具」であるが、さねはぎ(tongue-and-groove)継ぎは「締結具」ではない。つまり、さねはぎ要素は、結合されている要素の一部であり、別個の構成要素ではない。
本明細書では、2つ以上の部品又は構成要素が「結合される」という表現は、結合が発生する限り、それらの部品が、直接的、又は間接的に、即ち、1つ以上の中間部品又は構成要素を通じて、共に接合される、又は動作することを意味するものとする。本明細書では、「直接結合される」は、2つの要素が互いに直接接触することを意味する。本明細書では、「固定的に結合される」又は「固定される」は、2つの構成要素が、相互に一定の向きを維持しながら移動するように結合されることを意味する。従って、2つの要素が結合されると、これらの要素の全ての部分が結合される。しかしながら、第一の要素の特定の部分が第二の要素に結合される、例えば、車軸の第一の端部が第一の車輪に結合されるというような記載は、第一の要素の特定の部分が、第一の要素の他の部分に比べて第二の要素により近く配置されることを意味する。更に、重力によってのみ別の物体上の適所に載置される物体は、上側の物体がそれ以外の方法でほぼ適所に保持されない限り、下側の物体に「結合」されていない。つまり、例えば、テーブル上の本はテーブルに結合されていないが、テーブルに糊付けされる本はテーブルに結合されている。
本明細書では、「着脱可能に結合される」又は「一時的に結合される」という表現は、ある構成要素が別の構成要素に実質上一時的に結合されることを意味する。つまり、2つの構成要素は、構成要素どうしの接合又は分離が容易であり、構成要素にダメージを及ぼさないように結合される。例えば、限られた数の、容易にアクセス可能な締結具、即ち、アクセスが難しくない締結具によって相互に固定された2つの構成要素は、「着脱可能に結合されており」、溶接された、又はアクセスが難しい締結具によって接合された2つの構成要素は、「着脱可能に結合されていない」。「アクセスが難しい締結具」は、締結具へのアクセス前に1又は複数の他の構成要素を取り外す必要がある締結具のことであり、「他の構成要素」は、限定はされないが、例えばドアなどのアクセス装置ではない。
本明細書では、「一時的に配置される」は、第一の要素又はアセンブリが、第一の要素を分離する又はそれ以外の形で操作することなく、第一の要素/アセンブリを移動させることができるように、第二の要素又はアセンブリに載置されていることを意味する。例えば、テーブルに単に載っている本、即ち、テーブルに糊付け又は固定されていない本は、テーブルに「一時的に配置される」。
本明細書では、「動作可能に結合される」は、第一の位置と第二の位置、又は第一の配置と第二の配置の間で移動可能な複数の要素又はアセンブリが、第一の要素が一方の位置/配置から他方の位置/配置に移動し、第二の要素も両者の位置/配置間で移動するように結合されることを意味する。なお、逆が成り立たないように、第一の要素が別の要素に「動作可能に結合され」てもよい。
本明細書では、「対応する」は、2つの構造構成要素が相互に類似したサイズと形状を有し、最小摩擦量で結合され得ることを示す。よって、部材に対応する開口は、部材が最小摩擦量で開口を通過できるように、部材よりも僅かに大きいサイズを有する。この定義は、2つの構成要素が「ぴったりと」嵌合する場合には変更される。かかる状況では、構成要素間の寸法差がはるかに小さくなるために、摩擦量が増加する。開口を画定する要素及び/又は開口に挿入される構成要素が、変形可能又は圧縮可能な材料から作製される場合、開口は、開口に挿入される構成要素よりも僅かに小さくてもよい。表面、形状、及び線に関して、2つ以上の「対応する」表面、形状、又は線はほぼ同一のサイズ、形状、及び輪郭を有する。
本明細書では、「移動経路」又は「経路」は、移動する要素と関連付けられる場合、移動中に要素が通る空間を含む。よって、移動する要素は本来、「移動経路」又は「経路」を有する。更に、「移動経路」又は「経路」は、識別可能な1つの構造体における、別の物体に対する全体としての動きに関連している。例えば、道路が完全に滑らかである仮定すると、自動車の回転する車輪(識別可能な構造体)は、自動車の車体(別の物体)に対してほとんど移動しない。つまり、車輪は全体として、例えば隣接するフェンダーに対する位置を変えない。従って、回転する車輪には、自動車の車体に対する「移動経路」又は「経路」はない。逆に、その車輪の空気吸入弁(識別可能な構造体)には、自動車の車体に対する「移動経路」又は「経路」がある。つまり、車輪が回転して動いている間、吸気弁全体が自動車の車体に対して移動する。
本明細書では、2つの又は2つを超える部品又は構成要素が相互に「係合する」という表現は、それらの要素が、直接的に、或いは、1又は複数の中間要素又は構成要素を介して相互に力を加えること、又は付勢することを意味する。更に、可動部品に関して本明細書では、可動部品は、ある位置から別の位置への移動中に別の要素に「係合し」てよく、及び/又はいったん記載される位置に至ったら別の要素に「係合し」てよい。よって、「要素Aは、要素の第一の位置まで移動すると、要素Bに係合する」と、「要素Aは、要素の第一の位置に至ると、要素Bに係合する」とは等価の表現であり、この表現は、要素Aは、要素の第一の位置に移動する間に要素Bに係合する、及び/又は要素の第一の位置にいる間、要素Bに係合することを意味すると理解される。
本明細書では、「作動的に係合する」は、「係合し、移動する」ことを意味する。つまり、「作動的に係合する」は、移動可能又は回転可能な第二の構成要素を移動させるように構成された第一の構成要素と関連して使用されるとき、第一の構成要素が、第二の構成要素を移動させるのに十分な力を加えることを意味する。例えば、ねじ回しは、ねじと接触させて配置することができる。力がねじ回しに加えられないと、ねじ回しは単にねじに「一時的に結合される」だけである。軸方向力がねじ回しに加えられると、ねじ回しがねじを圧迫して、ねじに「係合する」。しかしながら、回転力がねじ回しに加えられると、ねじ回しは、ねじに「作動的に係合して」、ねじを回転させる。更に、電子部品の場合、「作動的に係合」とは、ある部品が制御信号又は電流によって別の部品を制御することを意味する。
本明細書では、「一体型」という文言は、単一の片又はユニットとして作製されている構成要素を意味する。つまり、別個に作製された後に共にユニットとして結合される構成要素は、「一体型」構成要素又は「一体型」構造体ではない。
本明細書では、「幾つかの」という用語は、1又はそれを超える整数(即ち、複数)を意味するものとする。即ち、例えば、「幾つかの要素」という語句は、1つの要素又は複数の要素を意味する。
本明細書では、「[x]が第一の位置と第二の位置との間を移動する」、又は「[y]が、第一の位置と第二の位置との間で[x]を移動させるように構成される」という表現において、「[x]」は、要素又はアセンブリの名称である。更に、[x]が複数の位置の間を移動する要素又はアセンブリである場合、「その」という代名詞は、「[x]」、即ち、「その」という代名詞の後に言及される要素又はアセンブリを意味する。
本明細書では、「[要素、点、又は軸]を中心に配置される」、又は「[要素、点、又は軸]を中心に延びる」、又は「[要素、点、又は軸]を中心に[X]度」などの表現における「中心に」は、それを中心に包囲、延在、又は測定されることを意味する。測定又はそれに類似した状況で使用される場合、「約」は、「おおよそ」、即ち、当業者によって理解される、測定に関する近似的な範囲を意味する。
本明細書では、円状又は円筒状の物体の「径方向側面/面」は、その中心又は中心を通過する高度線周りに延びる、或いはその中心又は中心を通過する高度線を包囲する側面/面である。本明細書では、円状又は円筒状本体の「軸方向側面/面」は、中心を通過する高度線にほぼ垂直に延びる面において延びる側面である。つまり、一般的には、円筒状スープ缶の場合、「径方向側面/面」は略円状側壁であり、「軸方向側面/面」はスープ缶の頂部と底部である。
本明細書では、「製品面」は、容器で使用される構造体の面であって、限定ではないが、食品又は飲料などの製品と接触する又は接触し得る面を意味する。つまり、構造体の「製品面」は、最終的に容器の内部を規定する構造体の面である。
本明細書では、「顧客面」は、容器で使用される構造体の面であって、食品又は飲料などの製品に接触しない又は接触し得ない面を意味する。つまり、構造体の「顧客面」は、結局のところ、容器の外部を規定する構造体の面である。
本明細書では、「略曲線状」は、複数の湾曲部と、湾曲部と面状部の組合せと、相互に角度を成すことによって曲線を形成する複数の面状部分又はセグメントとを有する要素である。
本明細書では、「一般的に」は、当業者によって理解されるように、修飾される用語に関連して「一般的な方法で」を意味する。
本明細書では、「略」は、当業者によって理解されるように、修飾される用語に関連して「概ね」を意味する。
本明細書では、「にて」は用語に関して、当業者によって理解されるように、修飾される用語に関連して位置及び/又はその近傍を意味する。
本明細書では、「標準的な容器」又は「標準的なシェル」で使用される「標準的」は、特定の製品に関連して使用され、且つ複数の製品製造業者によって使用される構造体を意味する。上記のように、ソーダ、ポップ、及び/又はビールなどの製品の場合、多くの製造業者はアルミニウム製12液量オンスの容器を使用している。故に、そのような容器と、その構成要素(例えば、シェル、缶エンド、及び缶ボディ)とは、「標準的」容器、「標準的」シェル、「標準的」缶エンド、及び「標準的」缶ボディである。「標準的」容器とその構成要素とは、当該分野でよく知られている。
本明細書で使用される場合、「ドロー-ストレッチ(draw-stretch)」とは、金属ブランクの一部が成形構造体の間でクランプされて、それらの間で引っ張られることを意味する。この動作は、金属を絞り、金属を引き伸ばす。本明細書で言うところの「ドローする」とは、金属よりも薄い距離だけ離間した2つのダイの間で金属を引っ張ることによって金属が薄くなることを意味する。本明細書で言うところの金属を「ストレッチする」とは、金属が複数の場所で保持されて、引っ張られることを意味する。この動作により、保持された場所の間で金属が薄くなる。故に、ブランクを「ドロー-ストレッチする」ことは、これら2つの動作を組み合わせる。更に、本明細書で言うところの「ドロー-ストレッチする」ことは、金属を「ドローする」、「ストレッチする」、又はしごくことと同じではない。更に、本明細書では、「クランプ(される)」とは、ブランクが2つの成形構造体の間に配置され、そして、しわの形成を防ぐのに十分であるが、金属が成形構造体の間を移動するのを防ぐのには十分ではないようにバイアスがブランクに加えられることを意味する。
以下の説明では、図2に示すシェル20を作るための方法が提供される。シェル20は、内側部分24と、境界「B」によって分割される外側部分26とを含む。シェル20は、低減された量の材料から作られており、ドロー-ストレッチされた外側部分26を有する。即ち、本明細書では、外側部分26は、チャック壁34、缶フィットラジアス35、クラウンラジアス36、及びカール38を含む。本明細書では、チャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、ドロー-ストレッチされたカール38は、ドロー-ストレッチ成形を介して薄くされており、即ち、全ての要素をまとめて、外側部分26がドロー-ストレッチ成形を介して薄くされている。
公知のように、シェル20は、最初は、シート材料1から切り出されたブランク10(図3)である。シート材料1、ひいてはブランク10は、ベース厚さを有する。以下に説明する成形工程によって変更されない限り、ブランク10及びシェル20の一部、ひいては、得られる缶エンド(図示せず)は、ベース厚さを維持する。即ち、図3に示すように、ブランク10は、中央パネル部11、カウンターシンク部12、チャック壁部14、缶フィットラジアス部15、クラウンラジアス部16、及びカール部18を含んでおり、これらは夫々後述するように、成形工程後に、中央パネル30、カウンターシンク32、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及びカール38となる。ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36は、本明細書では「ドロー-ストレッチされた外側部分26」と総称して認識される。
更に、以下の説明及び図は、略円筒形のシェル20を例として使用している。開示されており、特許請求の範囲に記載された概念は、任意の形状のシェル20で利用可能であり、説明されており、図示された円筒形状は、単なる例示であることは理解される。更に、例示的な実施形態では、以下に記載する寸法で、シェルはアルミニウムから作られており、飲料缶に結合されるように構成される。飲料缶は、ビール又は炭酸飲料(例えば「ソーダ」又は「ポップ」)のような飲料を含むように構成された缶である。本明細書では、そのようなシェルは、「飲料容器シェル」20’として認識される。飲料容器シェル20’を有する飲料缶の非限定的な例の一つは、12オンスの飲料容器である。ブランク10とその後の飲料容器シェル20’について、先に定義された「標準量」は実質的に約0.0546inである。公知のように、そのような標準的なブランク(図示せず)は、以下の特徴を有するシェルに成形される。標準量の飲料容器シェル20’の一実施形態(図1)は、以下の特徴を有する。
Figure 2021523021
他の標準的容器用のシェル20(図示せず)は、当該分野で知られた異なる特徴を有することは理解される。
ブランク10は本体22を含むシェル20に成形され、本体22は、中央パネル30と、カウンターシンク32と、ドロー-ストレッチされたチャック壁34と、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35と、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36と、及び/又は、ドロー-ストレッチされたカール38とを有する。本明細書では、「ドロー-ストレッチ」とは、特定されている要素が、従来技術の場合よりも薄くなるようにドロー-ストレッチされていることを意味する。ドロー-ストレッチされた要素がより薄いことから、ブランク10は、従来技術と比較して、必要とする金属がより少なく、即ち、低減された量を有する。更に、「ドロー-ストレッチされた」要素は、シート材料及び/又はブランク10のベース厚さよりも薄い厚さを有する。故に、本明細書で言うところの「ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス」36のような用語は、限定ではないが、クラウンラジアスの厚さなどの特徴を述べており、プロダクトバイプロセスを記載するものではない。
内側部分24、中央パネル30及びカウンターシンク32は、シート材料1のベース厚さに概ね対応するベース厚さを有する。ドロー-ストレッチされた外側部分26、即ち、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38は、低減された厚さを有する/又は特定の低減された厚さを有する。即ち、本明細書では、「低減された厚さ」とは、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38が、ベースゲージよりも約5%乃至約21%薄い厚さを有することを意味する。本明細書では、「特定の低減された厚さ」とは、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38が、ベースゲージよりも約11%薄い厚さを有することを意味する。本明細書では、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38を含むシェル20は、「低減された量の材料」から作られているが、標準的なシェルの座屈耐性を維持している。即ち、「低減された量の材料」から作られ、ドロー-ストレッチされた外側部分26を含む「飲料」容器シェル20’は、以下の特性を有する。
Figure 2021523021
更に、本開示に従った飲料容器シェル20’は、図17Aに示されている。本図は、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及びカール38、つまり、外側部分26における金属の厚さの(ベース厚さに対する)減少割合を示している。この実施形態では、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36の金属量は、約5%乃至約20%、又は約11%(標準量の容器のシェルに対して)低減されている。言い換えると、減量シェル20(又は減量シェル本体22)では、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及びカール38は、「低減プロファイル」を有する。即ち、本明細書では、「低減プロファイル」とは、次の文で説明するように、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及びカール38において、ベース厚さに対して金属の厚さが低減されていることを意味する。ドロー-ストレッチされたチャック壁34では、ベース厚さに対して金属の厚さは約8.9%乃至約13.2%低減され、缶フィットラジアス35では、約13.2%乃至約13.2%低減され、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36では、ベース厚さに対して金属の厚さは約8.9%乃至約13.2%低減され、カール38では、ベース厚さに対して金属の厚さは約4.9%乃至約10.3%低減されている。
更に、「低減された量の材料」から作られたシェル20であって、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、ドロー-ストレッチされたカール38、及び/又はドロー-ストレッチされたものを含むシェルは、上述の問題を解決する。本明細書では、シェル20’に関する「低減された量の材料」は、標準的なシェルと比較して測定され、ブランク10/シェル20の量が、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又は、ドロー-ストレッチされたカール38を有さない類似のブランク/シェル(即ち、同じサイズの缶ボディに結合されるように構成されたブランク/シェル)のブランクの量よりも、約2%乃至約4%少ない、又は約2.4%少ないことを意味する。更に、そのようなブランク10又はシェル20は、本明細書で言うところの「減量ブランク」10又は「減量シェル」20である。
別の例示的な実施形態では、図17Bに示すように、飲料容器シェル20’(又は減量シェル本体22)は、「最大低減プロファイル」を有する。本明細書では、「最大低減プロファイル」とは、図17Bに示すようにして、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38にて、ベース厚さに対する金属の厚さが減少していることを意味する。図示されているように、ドロー-ストレッチされたチャック壁34では、ベース厚さに対して金属の厚さは約25%乃至約27%低減され、缶フィットラジアス35は約25%乃至約27%低減され、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36では、ベース厚さに対して金属の厚さは約27%低減され、カール38では、ベース厚さに対して金属の厚さは約25%低減されている。故に、減量シェル20(又は減量シェル本体22)は、「低減プロファイル」又は「最大低減プロファイル」の何れかを有する。
例えば、飲料容器シェル20’において、シェル本体22はアルミニウムであり、カウンターシンク32は、約0.0082インチ乃至約0.0106インチ、又は約0.0086インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされたチャック壁34は、約0.0056インチ乃至約0.0090インチ、又は約0.0086インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35は、約0.0056インチ乃至約0.0090インチ、又は約0.0078インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36は、約0.0056インチ乃至約0.0090インチ、又は約0.0078インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされたカール38は、約0.0060インチ乃至約0.0094インチ、又は約0.0082インチの概厚を有する。本明細書では、「概厚」は、特定の位置におけるシェル20の特定部分の表面に略垂直な線に沿って測定された材料の厚さを意味する。故に、例えば、カウンターシンク32の「概厚」は、カウンターシンク32の幅を意味しない。このような飲料容器シェル20’は通常、標準的な飲料シェルと同じ寸法を有しており、従って、飲料容器シェル20’は、標準的な飲料シェルと実質的に類似した方法で処理されるように構成されている。即ち、飲料容器シェル20’は、新たな処理設備の使用を必要とせず、従って、上述の問題を解決する。更に、飲料容器シェル20’は、飲料缶ボディ(図示せず)に結合されるように構成され、標準的な缶エンドの「座屈抵抗性」を有するように構成されている。
別の例では、限定ではないが、18.6オンスのスープ容器などのスチール製容器(図示せず)用のシェルは、約0.0079インチのベース厚さを有するスチールシート材料から形成されたスチール製シェル本体22を含む。このような容器用シェル20は、約0.0088インチ乃至約0.0075インチ、又は約0.0079インチの概厚を有するカウンターシンク32を含む。更に、この実施形態では、ドロー-ストレッチされた要素は、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38を更に含む。このようなスチール製シェル20の場合、ドロー-ストレッチされたチャック壁34は、約0.0056インチ乃至約0.0084インチ、又は約0.0072インチの間の概厚を有し、ドロー-ストレッチ缶フィットラジアス35は、約0.0056インチ乃至約0.0084インチ、又は約0.0072インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36は、約0.0056インチ乃至約0.0084インチ、又は約0.0072インチの概厚を有する。ドロー-ストレッチされたカール38は、約0.0060インチ乃至約0.0088インチ、又は約0.0076インチの概厚を有する。ここでも、本段落における具体的な厚さの減少は例示的なものであり、ドロー-ストレッチ要素の具体的な厚さは、材料の元々のベース厚さによって変化することに留意のこと。
「低減された量の材料」から作られたシェル20であって、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38を含むシェル20は、図2乃至14に示すように、プレスアセンブリ(又は「プレス」)500において形成される。別の実施形態では、「低減された量の材料」から作られたシェル20であって、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、及び/又はドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36を含むシェル20は、プレスアセンブリ(又は「プレス」)500において形成される。即ち、先の実施形態とは異なり、ドロー-ストレッチされたカール38は、プレス500で形成されるのではなく、別のステーション502又は別のプレス(図示せず)で形成される。このように、プレス500は、減量シェル20を作るように構成されている。
上述したように、ある実施形態では、プレス装置500は、シート材料1からブランク10を切り出すことと、ブランク10をシェル20に成形することとの両方を行う単一のステーションを含む。別の実施形態では、プレス装置500は、各々がシェル20に対して幾つかの成形工程を実行する幾つかのステーション502(一部が模式的に示されている)を含む(図示されているように、ステーションは、符号502によって全体として特定される)。例えば、ある実施形態では、ステーション502は、減量ブランク10である略円形の円盤状のブランク10をシート材料1から切り出す。或いは、予め切り出されている減量ブランク10がプレス500に供給される。このように、プレス500は、ブランク10からシェル20を成形するように構成されており、ブランク10はシート材料1から切り出される。プレス500がブランク10をシート材料1から切り出すか否かは、本開示には関係ない。更に、ある例示的な実施形態では、シート材料1からブランク10を切り出す前に、又は後述する「第1の」成形ステーション530による成形工程に先立って、シート材料1に成形工程が実行される。故に、本明細書では、ブランク10は、シェル20でもある。従って、以下の説明は、ブランク10又はシェル20の何れかに作用するプレス500を扱う。
上述したように、シェル20は、ある実施形態では、ワンステージプロセスで形成される。即ち、本明細書で言うところの「ワンステージプロセス」とは、全ての成形工程が単一のステーションで行われることを意味する。言い換えると、「ワンステージプロセス」では、幾つかのステーションの502は、本明細書では「第1の」成形ステーション530として特定される単一のステーションのみを含む。別の実施形態では、ブランク10及び/又はシェル20は、図3に模式的に示されているコンベア504でプレス500を通って移動する。コンベア504は、間欠的な動作又は割り出し動作で動くように構成されている。例示的な実施形態では、コンベア504は、図示されていない幾つかの凹部を含むベルト506(模式的に示されている)である。ベルト506は、設定された距離を移動して停止し、その後、設定された距離を再び移動する。ベルト506が移動すると、ブランク10/シェル20は、変換プレスの幾つかのステーション502を順番に通って移動する。上述したように、各ステーション502は、ブランク10/シェル20に対して単一の成形工程、又は幾つかの成形工程を実行する。
プレス500はまた、フレーム508及び駆動アセンブリ(図示せず)、並びに、幾つかの上側ツーリングアセンブリ510及び幾つかの下側ツーリングアセンブリ520を含む。例示的な実施形態では、各下側ツーリングアセンブリ520は、プレスフレーム508に移動可能に結合され、移動可能に直接結合され、又は固定されて概ね静止している。各上側ツーリングアセンブリ510は、その上側ツーリングアセンブリ510が下側ツーリングアセンブリ520から離間している第1の位置と、その上側ツーリングアセンブリ510が下側ツーリングアセンブリ520に近接している、例示的な実施形態では、直に隣接している第2の位置との間で移動するように構成される。本明細書で言うところの「直に隣接する」とは、ツーリングアセンブリ510,520がブランク10/シェル20の形状を作る、即ち、変更するようにして、上側ツーリングアセンブリ510が下側ツーリングアセンブリ520から離間していることを意味する。例示的な実施形態では、複数のステーション502の上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520の各々は、一体化されているか又は結合されており、各ステーションのダイ、パンチ及び他の要素を支持する。この構成では、複数のステーションの上側ツーリングアセンブリ510は、同時に移動し、単一の駆動アセンブリ(図示せず)によって駆動される。更に、周知のように、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520は、別々に移動可能な要素、例えば、パンチ、ダイ、スペーサ、パッド、ライザー、及び後述する他のサブ要素(以下、「サブ要素」と総称する)を含み、それらは、互いに別々に移動するように構成される。全ての要素は、しかしながら、第1の位置と第2の位置との間で、上側ツーリングアセンブリ510と共に概ね移動する。即ち、概ね、サブ要素の動作は互いに相対的であるが、全体として、上側ツーリングアセンブリ510は、上述した第1の位置と第2の位置との間で移動する。更に、駆動アセンブリは、カム及びリンク機構と、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520のサブ要素を適切な順序で動かすように構成された他の要素とを含むことは理解される。即ち、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520の特定のサブ要素は、他の特定のサブ要素とは独立して移動するように構成される。例えば、ある特定のサブ要素は、別のサブ要素が第2の位置に移動してそこから出る間に、第2の位置に移動してそこに留まるように構成される。サブ要素のこのような選択的な動きは、当該分野で知られている。本開示の目的のために、第1の成形ステーション530のみ、即ち単一の成形ステーション530を取り上げ、以下では、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520は、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520として特定される。第1の成形ステーション530は、上述したように、中央パネル30と、カウンターシンク32と、ドロー-ストレッチされたチャック壁34と、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36とを有するシェル本体22を作るように構成される。言い換えると、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520は、中央パネル30と、カウンターシンク32と、ドロー-ストレッチされたチャック壁34と、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35と、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36とを有するシェル本体22を作るように構成される。即ち、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520は、カウンターシンク部12をカウンターシンク32に、チャック壁部14をドロー-ストレッチされたチャック壁34に、缶フィットラジアス部15をドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35に、クラウンラジアス部16をドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36に成形するように構成される。故に、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520は、チャック壁部14/缶フィットラジアス部15/クラウンラジアス部16をドロー-ストレッチして、低減された厚さを有する外側部分26又はクラウンラジアス36を作製するように構成される。更に、プレス500は、中央パネル30及びカウンターシンク32、即ち内側部分24を作る一方で、シート材料1のベース厚さを実質的に維持するように構成される。この構成では、低減された量と、ドロー-ストレッチされた外側部分26とを有するブランク10/シェル20は、上述した問題を解決する。
例示的な実施形態では、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510は、「ブランク&ドロー」ダイパンチ512と、上側ピストン514と、ダイ中央パンチ516とを含む。成形ステーション上側ツーリングアセンブリのブランク&ドローダイパンチ512(以下、「第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ」512)は、略環状の本体531を含む。第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ本体531は、軸方向表面532と径方向内側表面534とを含む。第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ環状本体の軸方向表面532と第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ環状本体の径方向内側表面534との内側交差部は曲線状であり、この遷移領域は、本明細書で言うところの「内側ラジアス」536である。即ち、用語「内側ラジアス」は、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ環状本体の径方向内側表面534を規定する半径を意味していない。更に、例示的な実施形態では、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチの内側ラジアス面536は、「低減ラジアス」(以下、「第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ縮小内側ラジアス面」536とも認識される)である。ここで「低減ラジアス」は、ラジアスが、類似のシェルを作るように構成された比較可能な第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ内側径方向表面のラジアスに対して、約68%乃至約88%、又は約80%減少していることを意味する。
図5A乃至15Aは、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510がダイ中央パンチ516Aを含むプレス500の実施形態を示す。図5B乃至15Bは、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510がダイ中央パンチ516Bを含むプレス500の実施形態を示す。図15Cは、ダイ中央パンチ516Aとダイ中央パンチ516Bの比較を示す。第1の成形ステーション530の要素の動きは、図5A乃至15A及び図5B乃至15Bに図示されているように、当該分野の通常の知識を有する者に理解されるであろう。
更に、例示的な実施形態では、第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520は、下側ピストン522(或いは、以下では、「第1の成形ステーション下側ピストン」522)と、ダイコアリング524と、パネルパンチ526とを含む。第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリのダイコアリング524(以下、「第1の成形ステーション下側ダイコアリング」524)は、軸方向表面542と径方向外側表面544とを有する略環状の本体540を含む。第1の成形ステーション下側ダイコアリング環状本体の軸方向表面542と第1の成形ステーション下側ダイコアリング環状本体の径方向外側表面544との交差部は曲線状であり、この遷移領域は、本明細書では「外側ラジアス」546である。即ち、用語「外側ラジアス」は、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ環状本体の径方向外側表面544を規定する半径を意味しない。更に、例示的な実施形態では、第1の成形ステーション下側ダイコアリングの外側ラジアス546は、「減少ラジアス」(以下、「第1の成形ステーション下側ダイコアリング減少外側ラジアス」546とも特定される)である。ここで「減少ラジアス」は、類似のシェルを作るように構成された比較可能な第1の成形ステーション下側ダイコアリングのラジアス表面のラジアスに対して、約30%乃至約60%、又は約50%減少していることを意味する。
例示的な実施形態では、プレスは飲料容器シェル20’を作るように構成されており、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチの内側ラジアス面536は約0.019インチのアールであり、第1の成形ステーション下側ダイコアリングの外側ラジアス546は約0.022インチのアールである。
更に、ドロー-ストレッチされた外側部分26は、先に定義されているように、「ドロー-ストレッチ」によって作られる。よって、プレス500は、先に定義されているように、ブランク10のクラウンラジアス部16を「クランプ」するように構成されている。故に、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510が第2の位置にある場合、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512及び第1の成形ステーション下側ピストン522は、約60psi乃至約250psi、又は約110psiの力をブランク10/シェル20に加える。言い換えると、圧力は、これらの構成要素に対する従来技術の圧力50psiに対して、約20%乃至約400%、又は約200%増加している。更に、上側ピストン514及び第1の成形ステーション下側ダイコアリング524は、約100psi乃至約600psi、又は約110psiの力を加える。言い換えると、圧力は、これらの構成要素に対する先行技術の圧力50psiに対して、約100%乃至約1100%、又は約800%増加している。
本明細書では、前段落に記載された圧力の範囲は、特定されている構成要素についての「ドロー-ストレッチ」圧力範囲である。即ち、約60psi乃至約250psiの力は、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512及び第1の成形ステーション下側ピストン522についての「ドロー-ストレッチ」圧力範囲である。プレス500は、構成要素の各対に「ドロー-ストレッチ」圧力範囲を印加ように構成される。更に、前段落に記載された特定の圧力は、特定されている構成要素についての「ドロー-ストレッチ」圧力である。プレス500は、構成要素の各対に「ドロー-ストレッチ」圧力を加えるように構成される。
上述したように、用語「ブランク」10及び「シェル」20は交換可能である。故に、本明細書でプレス500を説明する際に使用されているように、用語「ブランク」10又は「シェル」20は交換可能であって、成形される構造体を意味する。
第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチの減少内側ラジアス面536と、第1の成形ステーション下側ダイコアリングの低減外側ラジアス546と、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512及び第1の成形ステーション下側ピストン522の増加した圧力との組合せは、ドロー-ストレッチされた外側部分26を作るように構成されており、上記の問題を解決することは理解される。
図16に示すように、ドロー-ストレッチされた外側部分26を有するシェル20を作る方法は、ベース厚さを有するシート材料1を用意する工程1000と、シート材料1からブランク10を切り出す工程1002であって、ブランク10は、カウンターシンク部12、チャック壁部14、及びクラウンラジアス部16を含む、工程と、フレーム508と、第1の成形ステーション530を含む複数のプレスステーション502とを含むプレスアセンブリ500を用意する工程1004であって、第1の成形ステーション530は、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520を含み、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510は、第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520から離間している上側の第1の位置と、第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520に直に隣接している下側の第2の位置との間で移動するように構成され、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520が第2の位置にあると、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510及び第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520は、中央パネル30、カウンターシンク32、チャック壁34、缶フィットラジアス35、クラウンラジアス36、及びカール部38を含むシェル本体22を作るように構成されている、工程と、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510と第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520との間にブランクを配置する工程1006と、第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510と第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520との間で、缶フィットラジアス部15、クラウンラジアス部16、及びカール部18の何れかをクランプする工程1008と、成形工程を実行する工程1010と、を含んでいる。成形工程を実行する工程1010は、チャック壁部14、缶フィットラジアス部15、クラウンラジアス部16、カール部18、及び/又は外側部分26の何れか又は全てをドロー-ストレッチして、ドロー-ストレッチされたチャック壁34、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38(又はドロー-ストレッチされた外側部分26)の何れかを作る工程1020と、カウンターシンク部12をカウンターシンク32に成形する工程1022とを含んでいる。上述したように、カウンターシンク32の形成1022後、中央パネル30は、ブランク10に対応する厚さを有しており、そして、ブランク10は、シート材料1に対応する厚さを有している。
プレスアセンブリ500を用意する工程1004は、ブランク&ドローダイパンチ512、上側ピストン514、及びダイ中央パンチ516を含む第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510を用意する工程1030と、下側ピストン522、ダイコアリング524、及びパネルパンチ526を含む第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520を用意する工程1032と、を含んでおり、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512は内側ラジアス面536を含み、第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512の内側ラジアス面536は、低減ラジアスであり、第1の成形ステーション下側ダイコアリング524は、外側ラジアス546を含み、第1の成形ステーション下側ダイコアリングの外側ラジアス546は、減少ラジアスである。更に、プレスアセンブリ500を用意する工程1004は、内側ラジアス面536が約0.019インチのアールである第1の成形ステーション上側ブランク&ドローダイパンチ512を用意する工程1034と、外側ラジアス546が約0.022インチのアールである第1の成形ステーション下側ダイコアリング524を用意する工程1036とを含む。
更に、チャック壁部14、缶フィットラジアス部15、クラウンラジアス部16、及び/又はカール部18をドロー-ストレッチして、ドロー-ストレッチされた缶フィットラジアス35、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36、及び/又はドロー-ストレッチされたカール38(又はドロー-ストレッチされた外側部分26)を作る工程1020は、ブランク10に約1,153lbf乃至約3,890lbfの力をブランク10に加える工程1040と、及び/又は、約2,442lbfの力をブランク10に加える工程1042とを含む。
例示的な実施形態では、シート材料1からブランク10を切り出す工程1002は、低減された量のブランク10を切り出す工程1050を含む。上述したように、ブランク10を切り出すことは、ブランクを用意することと同等である。故に、本明細書では、低減された量のブランク10を切り出す工程1050は、低減された量のブランク10を用意する工程と同じである。更に、例示的な実施形態では、成形工程を実行する工程1010は、ブランク10を標準的な飲料シェル20’に成形する工程1060を含む。
上述したように、用いられた例は概ね、アルミニウム製の標準飲料シェル20’である。しかしながら、先に開示された概念は、限定ではないが、スチール及びスチール合金などの他の材料から作られた缶エンドにも適用可能であることは理解される。スチール製缶及び缶エンドは一般的に、アルミニウム製の缶エンドよりも薄いベース厚さを有する材料から作られることも更に理解される。故に、本明細書に開示されたダウンゲージングの概念を含むスチール製缶エンドは、以下に記載されるように、アルミニウム缶の寸法よりも薄いベース厚さを有し、本明細書に開示された概念を含まない缶エンドを製造するために使用される金属よりも薄いベース厚さを有するであろう。
本発明の特定の実施形態が詳細に記載されているが、本開示の全体的な教示を踏まえて、これらの詳細に対する様々な変更例及び代替例が開発され得ることは、当業者には理解されるであろう。故に、開示された特定の実施形態は、例示的なものに過ぎず、特許請求の範囲の全範囲と、その任意の及び全ての同等物とを与えられるべき発明の範囲を限定するものではないことが意図される。

Claims (21)

  1. シェル20であって、
    中央パネル30、カウンターシンク32、チャック壁34、缶フィットラジアス4,35、クラウンラジアス36、及びカール6を含む本体22を備えており、
    前記中央パネル30及び前記カウンターシンク32がベース厚さを有しており、
    前記本体22が低減された量を有する、シェル。
  2. 前記クラウンラジアス36は、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36である、請求項1に記載のシェル。
  3. 前記シェルの本体22は、低減プロファイル又は最大低減プロファイルの何れかを有する、請求項2に記載のシェル。
  4. 前記本体22はアルミニウムであり、
    前記カウンターシンク32は、約0.0104インチ乃至約0.0078インチの概厚を有し、
    前記中央パネル30は、約0.0104インチ乃至約0.0078インチの概厚を有し、
    前記ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36は、約0.009インチ乃至約0.0064インチの概厚を有する、請求項1に記載のシェル。
  5. 前記カウンターシンク32は、約0.0086インチの概厚を有し、
    前記中央パネル30は、約0.0086インチの概厚を有し、
    前記クラウンラジアス36は、約0.0076インチの概厚を有する、請求項4に記載のシェル。
  6. 前記本体22は鋼であり、
    前記カウンターシンク32は、約0.0065インチ乃至約0.0090インチの概厚を有し、
    前記中央パネル30は、約0.0065インチ乃至約0.0090インチの概厚を有し、
    前記クラウンラジアス36は、約0.0050インチ乃至約0.0090インチの概厚を有する、請求項1に記載のシェル。
  7. 前記カウンターシンク32は、約0.0080インチの概厚を有し、
    前記中央パネル30は、約0.0080インチの概厚を有し、
    前記クラウンラジアス36は、約0.0080インチの概厚を有する、請求項6に記載のシェル。
  8. シート材料1から切り出されたブランク10からシェル20を作るように構成されたプレスアセンブリ500であって、
    前記シート材料1はベース厚さを有しており、
    前記プレスアセンブリ500は、
    フレーム508と、
    第1の成形ステーション530を含む複数のプレスステーション502と、
    を備えており、
    前記第1の成形ステーション530は、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510は、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520から離間している上側の第1の位置と、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520に直に隣接している下側の第2の位置との間で移動するように構成されており、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510と、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520は、中央パネル30、カウンターシンク32、チャック壁34、及びクラウンラジアス36を含むシェル本体22を作るように構成されており、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510と、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520とは、前記クラウンラジアス36をドロー-ストレッチして、低減された厚さを有するクラウンラジアス36を作るように更に構成されており、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510と、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520とは更に、前記中央パネル30及び前記カウンターシンク32を前記ベース厚さで作るように構成されている、プレスアセンブリ。
  9. 前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510は、ブランク&ドローダイパンチ512、上側ピストン514、及びダイ中央パンチ516を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520は、下側ピストン522、ダイコアリング524、及びパネルパンチ526を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチ512は、内側ラジアス534を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチの内側ラジアス534は、低減ラジアスであり、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524は外側ラジアス546を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリングの外側ラジアス546は、減少ラジアスである、請求項8に記載のプレスアセンブリ。
  10. 前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチの内側ラジアス534は、約0.019インチのアールであり、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリングの外側ラジアス546は、約0.022インチのアールである、請求項9に記載のプレスアセンブリ。
  11. 前記上側ツーリングアセンブリ510が前記第2の位置にある場合、前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチ512と、前記第1の成形ステーションの下側ピストン522とが前記ブランク10をクランプする、請求項9に記載のプレスアセンブリ。
  12. 前記上側ツーリングアセンブリ510が前記第2の位置にある場合、前記第1の成形ステーションの上側ピストン514と、前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524とは、約100psi乃至約600psiの力を前記ブランク10に加える、請求項11に記載のプレスアセンブリ。
  13. 前記上側ツーリングアセンブリ510が前記第2の位置にある場合、前記第1の成形ステーションの上側ピストン514と、前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524とは、前記ブランク10に約110psiの力を加える、請求項12に記載のプレスアセンブリ。
  14. シェル20を作る方法において、
    ベース厚さを有するシート材料1を用意する工程1000と、
    前記シート材料1からブランク10を切り出す工程1002であって、
    前記ブランク10は、カウンターシンク部32、チャック壁部34、及びクラウンラジアス部16を含む、工程と、
    フレーム508と、第1の成形ステーション530を含む複数のプレスステーション502とを含むプレスアセンブリ500を用意する工程1004であって、
    前記第1の成形ステーション530は、上側ツーリングアセンブリ510及び下側ツーリングアセンブリ520を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510は、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520から離間している上側の第1の位置と、前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520に直に隣接している下側の第2の位置との間で移動するように構成されており、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510及び前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520が前記第2の位置にあると、前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510及び前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520は、中央パネル30、カウンターシンク32、及びクラウンラジアス36を含むシェル本体22を作るように構成されている、
    工程と、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510と前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520との間に前記ブランク10を配置する工程1006と、
    前記第1の成形ステーションの上側ツーリングアセンブリ510と前記第1の成形ステーションの下側ツーリングアセンブリ520との間で前記クラウンラジアス部16をクランプする工程1008と、
    成形工程を実行する工程1010と、
    を含んでおり、
    成形工程を実行する工程1010は、
    前記クラウンラジアス部16をドロー-ストレッチして、ドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36を作る工程1020と、
    前記カウンターシンク部12をカウンターシンク32に成形する工程1022と、
    前記チャック壁部14を、ドロー-ストレッチされたチャック壁34にドロー-ストレッチする1020と、
    を含んでいる、方法。
  15. 前記カウンターシンク32は、前記シート材料1のベース厚さに対応する厚さを有する、請求項14に記載の方法。
  16. プレスアセンブリ500を用意する工程1004は、
    ブランク&ドローダイパンチ512、上側ピストン514、及びダイ中央パンチ516を含む第1の成形ステーション上側ツーリングアセンブリ510を用意する工程1030と、
    下側ピストン522、ダイコアリング524、及びパネルパンチ526を含む第1の成形ステーション下側ツーリングアセンブリ520を用意する工程1032と、
    を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチ512は、内側ラジアス536を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチの内側ラジアス536は、低減ラジアスであり、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524は、外側ラジアス546を含んでおり、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリングの外側ラジアス546は、減少ラジアスである、請求項13に記載の方法。
  17. プレスアセンブリ500を用意する工程は、
    前記内側ラジアス536が約0.019インチのアールであるような前記第1の成形ステーションの上側ブランク&ドローダイパンチ512を用意する工程1034と、
    前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524の外側ラジアス546が約0.022インチのアールであるような前記第1の成形ステーションの下側ダイコアリング524を用意する工程1036と、
    を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記クラウンラジアス部16をドロー-ストレッチしてドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36を作る工程は、約100psi乃至約600psiの力を加える工程を含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記クラウンラジアス部16をドロー-ストレッチしてドロー-ストレッチされたクラウンラジアス36を作る工程は、約110psiの力を加える工程を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記シート材料1からブランク10を切り出す工程1002は、低減された量のブランク10を切り出す工程1050を含む、請求項14に記載の方法。
  21. 成形工程を実行する工程1010は、前記ブランク10を標準的な飲料用シェル20に成形する工程1060を含む、請求項20に記載の方法。
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