JP2021520658A - 無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノードおよび方法 - Google Patents

無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノードおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021520658A
JP2021520658A JP2020533275A JP2020533275A JP2021520658A JP 2021520658 A JP2021520658 A JP 2021520658A JP 2020533275 A JP2020533275 A JP 2020533275A JP 2020533275 A JP2020533275 A JP 2020533275A JP 2021520658 A JP2021520658 A JP 2021520658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rlf
network
cell group
report
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020533275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7028978B2 (ja
Inventor
アントニノ オーシーノ,
アントニノ オーシーノ,
オスマン ヌリ キャン イルマズ,
オスマン ヌリ キャン イルマズ,
ウマル ティイェブ,
ウマル ティイェブ,
ステファン ウェイジャー,
ステファン ウェイジャー,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2021520658A publication Critical patent/JP2021520658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7028978B2 publication Critical patent/JP7028978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/18Management of setup rejection or failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/305Handover due to radio link failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/30Connection release
    • H04W76/38Connection release triggered by timers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • H04W36/00692Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink using simultaneous multiple data streams, e.g. cooperative multipoint [CoMP], carrier aggregation [CA] or multiple input multiple output [MIMO]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

無線通信ネットワークにおける第1のセルグループで生じた無線リンク障害(RLF)を処置するためにユーザ装置(UE)によって実行される方法が提供される。UEは、第1のセルグループおよび第2のセルグループを介して、無線通信ネットワークとの進行中の通信に従事している。UEは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数にRLFが生じていることを検出する(501)。さらに、UEは、無線通信ネットワーク内のネットワークノードにレポートを送信する(502)。レポートは、無線通信ネットワークとの通信を継続しながら、第2のセルグループのうちの1つまたは複数を介して送信される。レポートは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のセル上のRLFに関する無線リンク情報を有する。

Description

本明細書の実施形態は、ユーザ装置(UE)、そのネットワークノード、および方法に関する。いくつかの態様では、それらは、無線通信ネットワークにおける第1のセルグループ上の無線リンク障害(RLF)を処理することに関する。
典型的な無線通信ネットワークでは、無線通信装置、移動局、ステーション(STA)および/またはユーザ装置(UE)とも呼ばれる無線デバイスは、Wi−Fiネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)などのローカルエリアネットワークを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、サービスエリアまたはセルエリアに分割される地理的領域を含み、それらは、ビームまたはビームグループとも呼ばれうる、たとえば、Wi−Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)など、いくつかのネットワークにおいては、たとえば、NodeB、eNodeB (eNB)と表記され、または、5GではgNBなどと表記されるような、無線アクセスノードなどの、無線ネットワークノードによってサービスを提供されるサービスエリアまたはセルエリアである。サービスエリアまたはセルエリアは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジを提供される地理的領域である。無線ネットワークノードは、無線周波数で動作するエアインターフェースを介して、無線ネットワークノードの範囲内の無線デバイスと通信する。
第4世代(4G)ネットワークとも呼ばれる進化型パケットシステム(EPS)の仕様は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で完了しており、この作業は、たとえば、5G New Radio (NR)とも呼ばれる第5世代(5G)ネットワークを指定するために、来るべき3GPPリリースにおいて継続する。EPSは、ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られている進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとしても知られている進化型パケットコア(EPC)とを有する。E−UTRAN/LTEは、無線ネットワークノードが、3Gネットワークで使用されるRNCではなく、EPCコアネットワークに直接的に接続される、3GPP無線アクセスネットワークの変形である。概して、E−UTRAN/LTEでは、3G RNCの機能は、無線ネットワークノード、たとえば、LTEにおけるeNodeBと、コアネットワークとの間で分散される。したがって、EPSのRANは、1つまたは複数のコアネットワークに直接的に接続された、すなわち、RNCに接続されていない無線ネットワークノードを備える、本質的に「フラット」なアーキテクチャを有する。これを補うために、E−UTRAN 規格では無線ネットワークノード間のダイレクトインターフェースが定義されており、このインターフェースはX2 インターフェースと表記される。
マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータ速度および信頼性を大幅に向上させることができる。送信機と受信機の両方が複数のアンテナを備えている場合、多入力多出力(MIMO)通信チャネルが生じ、特に性能が改善される。このようなシステムおよび/または関連技術は、一般にMIMOと呼ばれる。
NRスタンドアロン型(独立型)
NR非スタンドアロン型では、5G ネットワークは既存の4Gインフラストラクチャまたは5Gインフラストラクチャによってサポートされるが、NRスタンドアロン型では5Gネットワークは5Gインフラストラクチャのみによってサポートされる。
NRスタンドアロンではあるが、より一般的にはNRでは、NG−RANノードは、UEに向けてNRユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルターミネーション(終端)を提供するgNBである。あるいは、5GCコアネットワークに接続されたLTEのケースでは、NG−RANノードは、E−UTRAユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端をUEに提供するng−eNBである。
図1に、NRユーザプレーンのユーザプレーンプロトコルスタックを示す。サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)、無線リンク制御(RLC)、媒体アクセス制御(MAC)、および物理レイヤ(PHY)などのサブレイヤは、ネットワーク側のgNB で終端される。図1のPHYは、物理レイヤを表す。
NR制御プレーンアーキテクチャは、UE、gNB、モビリティ管理機能(AMF)、およびレイヤ(非アクセスストラタム(NAS)、無線リソース制御(RRC)、PDCP、RLC、MAC、PHY)とともに、図2に示されている。
キャリアアグリゲーション(CA)
CA が設定されている場合、UE は、ネットワークとのRRCコネクションを1つしか有していない。さらに、RRCコネクションの確立、再確立および/またはハンドオーバの際には、1つのサービングセルがNASモビリティ情報を提供するが、RRCコネクションの再確立および/またはハンドオーバの際には、1つのサービングセルがセキュリティ入力を提供する。このセルは、プライマリセル(PCell)と呼ばれる。さらに、UEの能力に応じて、セカンダリセル(SCell)は、PCellとともにサービングセルのセットを形成するように設定(構成)されうる。したがって、UE 用のサービングセルの構成されたセットは、1つのPCell と1つまたは複数のSCellを有する。また、デュアルコネクティビティを構成する場合には、プライマリSCell (PSCell)として、セカンダリセルグループ(SCG)下の1つのキャリアを使用する場合がある。したがって、この場合、マスタセルグループ(MCG)上に1つのPCellおよび1つまたは複数のSCellが存在し、SCG上に1つまたは複数のPSCellおよび1つまたは複数のSCellが存在しうる。
SCellの再構成、追加、および削除は、RRCによって実行されうる。RAT内ハンドオーバーでは、RRCは、ターゲットPCellと共に使用するためにSCellを追加、削除、または再構成することもできる。新たなSCellを追加する場合、SCellについて要求されるの全てのシステム情報を送信するために専用のRRCシグナリングが使用され、すなわち、コネクテッド(接続)モードにある間、UEは、SCellから直接的にブロードキャストされたシステム情報を取得する必要はない。
したがって、UEのためのサービングセルの構成されたセットは、1つのPCellおよび1つまたは複数のSCellを備える:
・ 各SCellについて、ダウンリンクリソースに加えてUEによるアップリンクリソースを使用することは構成可能であり、したがって、構成されるDLセカンダリコンポーネントキャリア(SCC)の数は、常に、UL SCCの数と等しいかそれよりも多く、アップリンクリソースのみの使用のためにSCellを構成することはできない;
・ UEの視点から、各アップリンクリソースは、1つのサービングセルにのみ属する;
・ 構成されうるサービングセルの数は、UEのアグリゲーション能力に依存する;
・ PCellは、ハンドオーバプロシージャ、すなわち、セキュリティ鍵の変更、および、ランダムアクセスチャネル(RACH)レスハンドオーバ(HO)が構成されていない限り、RACHプロシージャによってのみ、変更することができる;
・ PCellは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCHl)の送信に使用される;
・ デュアルコネクティビティ(DC)が構成されていない場合、1つの追加のPUCCHをSCell、すなわちPUCCH SCell上に構成することが可能である;
・ SCell とは異なり、PCell を非アクティブにすることはできない;
・ 再確立は、PCellが無線リンク障害(RLF)を経験したときにトリガされるが、SCellsがRLFを経験したときには実行されない。
無線リンク障害
LTEで、UEは、以下の場合に検出されるべきRLFについて考慮する:
i. 所与の期間内にPCellに関連付けられている下位レイヤからの同期外れインジケーションが所定回数検出されたとき、または、
ii. MACからのランダムアクセス問題インジケーションがあったとき、または、
iii. RLCから、シグナリング無線ベアラ(SRB)またはデータ無線ベアラ(DRB)について再送信回数が最大値に達したことを示すインジケーションがあったとき。
RLFが検出されると、UEは、RLFレポートを準備し、RLFレポートは、他の情報の中でもとりわけ、RLFが検出された瞬間のサービングセルおよび隣接セルの測定状態を含み、アイドルモードに移行し、アイドルモードセル選択プロシージャに続いてセルを選択し、選択されたセルは、同じサービングノードおよび/またはセルまたは別のノードおよび/またはセルであってもよく、RRC再確立プロシージャが、rlf原因に設定された原因値を用いて、開始される。
特に、RLF障害がPCell上で発生すると、RRCコネクション再確立プロシージャがトリガされる。一方、SCellに障害が発生すると、RLFがトリガされる。
NRにおけるデュプリケーション(複製)
信頼性を高めるために、パケットの複製を導入することが合意されている。複製は、DCレベルまたはCAレベルのいずれかで適用されうる。通常、CAレベルの複製の場合、2つのRLCエンティティは、同じPDCPエンティティ、すなわち、PCellのための1つのRLCエンティティと、SCellのためのもう1つのRLCエンティティとにマッピングされる。CAレベルの複製では、キャリアとも呼ばれる論理チャネルは、1つのRLCエンティティがCAタプルを有するキャリアのうちの1つにのみマッピングされるように制限され、その結果、ダイバーシティが保証され、すなわち、オリジナル信号および複製信号は、異なるキャリアを介して送信される。CA複製は、DRBおよびSRBの両方に対して有効にされてもよい。以下では、CAレベルの複製がDRBのためにセットアップされた場合、SRB上にもCAレベルの複製があると仮定される。
したがって、図3に示すように、PCellおよびSCellが1つのRLCおよび1つのPDCPエンティティにマッピングされるLTEとは異なり、NRでは、各PCellと、複製の面倒を見る1つのPDCPエンティティにリンクされたSCell(複数可)とに、1つのRLCエンティティがある。図3は、スタンドアロン型NRにおけるCA複製を示す。
本明細書の実施形態の目的は、通信のために第1および第2のセルグループを使用する無線通信ネットワークのパフォーマンスを改善することである。
本明細書の実施形態の一態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のセルグループ上で無線リンク障害(RLF)を処理するために、ユーザ装置(UE)によって実行される方法によって達成される。UEは、第1のセルグループおよび第2のセルグループを介して、無線通信ネットワークとの進行中の通信に従事する。UEは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数にRLFがあることを検出する(501)。さらに、UEは、無線通信ネットワーク内のネットワークノードに報告(レポート)を送信する(502)。このレポートは、無線通信ネットワークとの通信を継続しながら、第2のセルグループのうちの1つまたは複数を介して送信される。レポートは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のセル上のRLFに関する無線リンク情報を有する。
本明細書の実施形態の別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のセルグループ上の無線リンク障害(RLF)を処理するためのネットワークノードによって実行される方法によって達成される。ユーザ装置、UEは、第1のセルグループおよび第2のセルグループを介して、無線通信ネットワークとの進行中の通信に従事する。ネットワークノードは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のセルに関する情報を取得する。ネットワークノードは、さらに、第1のセルグループのうちの1つまたは複数、および複製のうちの任意の1つを非アクティブ化し、一方で、UEが従事している進行中の通信を継続する。
本明細書の実施形態のさらなる態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のセルグループ上で無線リンク障害(RLF)を処理するためのユーザ装置(UE)によって達成される。UEは、第1のセルグループおよび第2のセルグループを介して、無線通信ネットワークとの進行中の通信に従事するように適合される。UEは次のように構成される:
RLFが第1のセルグループのうちの1つまたは複数にあることを検出し、
無線通信ネットワークとの通信を継続しながら、第2のセルグループのうちの1つまたは複数を介して、無線通信ネットワーク100内のネットワークノードにレポートを送信する。レポートは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のセル上のRLFに関する無線リンク情報を有する。
本明細書の実施形態のさらに別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のセルグループ上で無線リンク障害(RLF)を処置するためのネットワークノードによって達成され、ユーザ装置UEは、第1のセルグループおよび第2のセルグループを介して無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事するように適合され、ネットワークノードは、以下のように構成される:
第1のセルグループのうちの1つまたは複数で生じているRLFに関する情報を取得し、
UEが従事している進行中の通信を継続しながら、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のうちのいずれか1つを非アクティブ化する。
従来技術を示す概略図である。 従来技術を示す概略図である。 従来技術を示す概略図である。 無線通信ネットワークの実施形態を示す概略ブロック図である。 UEにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ネットワークノードにおけるメソッドの実施形態を示すフローチャートである。 UEの実施形態を示す概略ブロック図である。 ネットワークノードの実施形態を示す概略構成図である。 中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを概略的に示す。 は、部分的に無線コネクションを介したユーザ機器と基地局を介して通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。 ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を有する通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を有する通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を有する通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を有する通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。
本発明者らは、本明細書の開発中の実施形態の一部として、最初に論じる問題を特定した。
SCell上のPUCCH
CAは、パラレルおよび同時並行的な通信のために、複数の独立したキャリアをアグリゲーション(集約)するため、スケジューリングおよびデータ送信および/または受信は、各コンポーネントキャリア(CC)によって独立して行われる。したがって、従来型および非CA LTE機能の大部分は、各CCに対して再利用される可能性がある。一方、リリース12のCAでは、全てのダウンリンクCCに対するアクノレッジメント(ACK)/ネガティブアクノレッジメント(NACK)、全てのダウンリンクCCに対するチャネル状態情報(CSI)、およびアップリンクに対するスケジューリングリクエスト(SR)などのアップリンク制御情報(UCI)を伝送するPUCCHを、プライマリセル (PCell)のみが、サポートする。これは、CAにおいて2つ以上のアップリンクCCを義務化することを回避するためである。さらに、PCell上にPUCCHを有することは、UEが、そのアップリンクCA能力にかかわらず、統一されたUCI送信フレームワークを使用することを可能にするだけである。しかしながら、CAを構成される多くのUEのためのPCellとして、あるLTEキャリアが使用される場合、そのキャリア上の増加したPUCCH負荷のために、アップリンク無線リソースが不足することがありうる。典型的な例は、多くの小さなセルがマクロセルのカバレッジ内に配置される異種ネットワーク上で運用されるCAである。比較的に低電力の小セルは、マクロセルの周波数とは異なる周波数を有する高トラフィックエリアに配置される。これらの小セルがマクロセル上にオーバーレイされるエリアでは、UEは、小セルおよびマクロセルのためのCAを設定(構成)されうる。
この問題を解決するために、3GPPリリース13は、アップリンクCAにおけるPCellに加えて、セカンダリセル(SCell)のためのPUCCH構成を可能にする新しい機能を導入した。CAがこの機能で実行されるとき、CCは、PCellまたはPUCCHを有するSCell(PUCCH−SCell)のいずれかと一緒にグループ化される。UEは、PCellまたはPUCCH−SCellを使用することによって、各グループ内のCCのためのUCIを送信する。この新しい機能を用いて、マクロセルをPCellとして維持しながら、マクロセルから小セルにUCIをオフロード(負荷分散)することによって、アップリンク無線リソース不足を解決してもよい。
前節で説明されたように、PCell上の無線リンク障害では、レガシーソリューションは、RRCコネクション再確立がトリガされることである。しかしながら、NRでは、PCellのための1つのRLCエンティティおよびSCellのための1つまたは複数のRLCエンティティが存在するため、この場合、キャリア上でRLFが発生したものは1つである可能性がある。
たとえば、CAをアクティブ化されたスタンドアロン型NRの場合、PCell上でRLFが発生すると、その解決策は、RRC再確立を呼び出して、無線全体を最初から(再)セットアップすることである。しかしながら、このプロシージャは、たとえば、超高信頼性および低遅延通信(URLLC)を考慮する場合、許容できないかなりのサービス中断時間を引き起こす。
本明細書のいくつかの例示的な実施形態は、障害の起きたPCellをSCellで置き換え、RRC再構成を実行し、またはCA複製を非アクティブ化し、SCellを介して送信を継続するといった必要なアクションをとることができるSCellを介してネットワークにPCell−RLFレポートを送信することによって、RRC再確立を回避することを目的とする。このようにして、コネクティビティ(接続性)の中断およびシグナリングオーバーヘッドを回避してもよい。
本明細書のいくつかの実施形態は、スタンドアロン型NRにおけるプライマリセル障害処理に関する。本実施形態の一例によれば、RRCコネクション再確立をトリガー(発動)する代わりに、UEは、コネクティビティに中断を生じさせることなく、SCellを介してPCell−RLFレポートをネットワークノードに送信する。本明細書の実施形態は、一般に無線通信ネットワークに関する。
図4は、無線通信ネットワーク100を示す概略図である。無線通信ネットワーク100は、1つまたは複数のRANおよび1つまたは複数のCNを有する。無線通信ネットワーク100は、多くの異なる技術す使用してもよく、Wi−Fi、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスド、5G、ニューレディオ(NR)、ワイドバンド符号分割多元接続(WCDMA)、移動通信のためのグローバルシステム/GSMエボリューションのための拡張データレート(GSM/EDGE)、マイクロウエーブアクセスのためのワールドワイインターオペラビリティ(WiMax)、または、ウルトラモバイルブロードバンド(UWB)があるが、これは可能な実装のほんの一部に言及したに過ぎない。本明細書の実施形態は、5Gの文脈において特に興味深い最近の技術傾向に関連するが、実施形態は、たとえば、WCDMAおよびLTEのような現存する無線通信システムのさらなる発展型にも適用可能である。
ネットワークノードは、第1のネットワークノード111および第2のネットワークノード112のように、無線通信ネットワーク100内で動作する。第1のネットワークノード111は、地理的領域である、第1のセルグループ115と呼ばれるサービスエリアにわたって無線カバレッジを提供し、これは、たとえば、1つまたは複数のPCellなどの1つまたは複数の第1のセルを含み、これは、5G、LTE、Wi−Fiまたはその類似技術などの第1の無線アクセス技術(RAT)のビームまたはビームグループとも呼ばれうる。また、第2のネットワークノード112は、地理的領域である、第2のセルグループ116と呼ばれるサービスエリアにわたって無線カバレッジ提供し、これは、たとえば、1つまたは複数のSCellのような1つまたは複数の第2のセルを含み、これは、5G、LTE、Wi−Fiまたはその類似技術などの第1の無線アクセス技術(RAT)のビームまたはビームグループと呼ばれうる。第1および第2のネットワークノード111、112は、それぞれ、NR−RANノード、送信および受信ポイント、たとえば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイントステーション(AP STA)のような無線アクセスネットワークノード、アクセスコントローラ、基地局、たとえば、ノードBのような無線基地局、進化型ノードB(eNB、eノードB)、agNB、ベーストランシーバー局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信アレンジメント、スタンドアロン型アクセスポイント、または、使用される第1および第2のネットワークノード111、112のそれぞれによってサービスを提供されるサービスエリア内の無線デバイスと通信することができる他の任意のネットワークユニットであり、これらは、たとえば、第1の無線アクセス技術および使用される用語に依存する。第1および第2のネットワークノード111、112といったそれぞれのネットワークノードは、UEへのダウンリンク(DL)送信およびUEからのアップリンク(UL)送信によりUEと通信する、サービング無線ネットワークノードとして参照されてもよい。
UE120のような無線通信ネットワーク100において多数のUEが動作する。UE120は、移動局、非アクセスポイント(非AP) STA、STA、ユーザ装置および/または無線端末であってもよく、これらは、1つまたは複数のアクセスネットワーク(AN)、たとえばRANを介して、たとえば、第1および/または第2のネットワークノード111、112を介して、少なくとも1つの新世代コア(NGC)ノード130を備える1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。「UE」は、任意の端末、無線通信端末、ユーザ装置、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはノード、たとえば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話、センサ、リレー、モバイルタブレット、またはセル内で通信する小型基地局を意味する非限定的な用語であることを当業者は理解されたい。
本明細書の方法は、第1の態様では、UE120によって実行され、第2の態様では、ネットワークノード111、112、130と呼ばれる、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、およびコアネットワークノード130のいずれかによって実行されうる。代替として、たとえば、図1に示されるようなクラウド140に含まれる分散ノード(DN)および機能が、方法を実行するために、または部分的に実行するために使用されてもよい。
キャリア制限のないLTE CAでは、任意のRLCエンティティからのデータは、サービングセルのいずれか、たとえば、第1のセルグループ115および第2のセルグループ116、この例ではPCellまたはScellにマッピングされうる。したがって、あるRLC PDUの再送信は、異なるキャリア、たとえば、PCellを介する第1の送信、SCell1を介する第1の再送信、PCellを介する第2の再送信、SCell2を介する第3の再送信などを介して送信されうる。UE120は、これを追跡することを必要とされていないため、RLC再送信の回数が最大値(上限回数)に達すると、PCellまたは特定のSCellがこの問題を引き起こしているかどうかを判定することができない。したがって、UE120は、RLFをトリガする必要がある。LTEにおいて、利用可能な周波数および/またはスペクトルが制限される、すなわち、800MHzから約3GHzまでであると考えられる場合、1つのキャリアで悪い無線リンク状態を経験することは、他のキャリアでも同じ状態を反映している可能性が高い。したがって、どのキャリアが悪い無線状態を経験しているかの区別は、それほど重要ではない場合がある。
NRでは、CAレベルの複製がイネーブル(有効化)されるとき、論理チャネル制限があり、すなわち、ある複製されたRLCエンティティが特定のキャリアにマッピングされ、PCellのための1つのRLCエンティティが存在し、SCellのための1つまたは複数のRLCエンティティが存在する。したがって、RLC再送信が最大数に達すると、本明細書の実施形態は、関係するRLCのために使用されていたキャリアを識別してもよい。したがって、本明細書の例示的な実施形態によれば、RLFがPCell上で発生するとき、RRCコネクション再確立をトリガする代わりに、UE120は、SCellを介して、最終的に所要のアクションをとることができるレポート、たとえば、PCell−RLFを、ネットワークに送信する。これの主な長所は、結果としてのコネクティビティの中断を伴うRRCコネクション再確立プロシージャが回避されることである。これは、RRCコネクション再確立をトリガすることが許容できない割り込み時間を引き起こす、信頼性および待ち時間の点で厳しい要件を有するユースケース、たとえばURLLCを考慮する場合に、特に重大である。
さらに、これは、使用されうる周波数の幅が数100MHzから100GHzに及ぶNRに特に関連しており、同じネットワーク条件下であっても広範囲の様々なチャネル挙動をもたらすことがある。したがって、NR上でのCAレベルの複製の場合には、UE120は、全体的な無線スペクトルを考慮するときに、複製に使用される互いにかなり離れたキャリアで異なる周波数を使用することがありうる。したがって、そのうちの1つに悪い無線リンクがあると、もう1つのキャリアでもチャネル品質が悪いことを必ずしも示すとは限らない。1GHz付近の周波数を使用するものと、60GHzを使用するものを想像してみよう。
本明細書の実施形態では、たとえばPCell RLFなどの第1のセルグループの1つまたは複数のセルのRLFが検出されたときに、不必要な再確立または再構成、およびそれによる不必要なシグナリングオーバヘッドおよびサービス中断を回避するためのメカニズムが提供される。
本明細書で使用される場合、「第1のセルグループのうちの1つまたは複数でのRLF」という用語は、「RLFが、第1のセルグループのうちの1つまたは複数のセルで存在する」という用語を意味し、これと交換可能に使用されうる。
さらに、ここで用いられている「第2のセルグループのうちの1つまたは複数」という表現は、「第2のセルグループのうちの1つまたは複数のセル」という表現と交換可能である。
図5は、無線通信ネットワーク100における第1のセルグループ115上のRLFを処理するためのUE120における例示的な方法を示す。UE120は、第1のセルグループ115および第2のセルグループ116を介して、無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事している。これは、UE120が、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル(たとえば、PCell)と、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数のセル(たとえば、SCell)とを介して、無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事してることを意味する。
第1のセルグループは、1つまたは複数のPCellを備えることができ、第2のセルグループは、1つまたは複数のSCellを備えてもよい。
通信は、NR上でCAレベルの複製、またはNR上でDCレベルの複製のうちのいずれか1つによる複製によって表現されてもよい。
たとえば、さらに、この方法は、複製がアクティブでなく、1つまたは複数のPCellなどの第1のセルグループと、1つまたは複数のSCellなどの第2のセルグループとの間にフロー制御が存在する場合にも、適用されてもよい。これは、UE120がそれらのうちの1つを介して送信し、フローがネットワークによってそれらのうちの1つの間で切り替えられることを意味する。
たとえば、進行中の通信において、UE120は、1つまたは複数のPCellまたは1つまたは複数のSCellを介してデータを送信し、データ送信フローは、ネットワークによってそれらのうちの1つの間で切り替えられる。これは、UE120が、1つまたは複数のPCellと1つまたは複数のSCellとの間のアクティブデータ送信を交互に行うことができることを意味する。
この方法は、以下のアクションを含み、これらのアクションは、任意の適切な順序で実行してもよい。破線のボックスは、オプションの方法ステップを表す。
要するに、本方法は、以下の動作のうちの1つまたは複数を有する:
アクション501で、UE120は、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でRLFが発生したことを検出する。
アクション502で、UE120は、無線通信ネットワーク100との進行中の通信を継続しながら、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して、無線通信ネットワーク100内のネットワークノード111、112、130にレポートを送信する。レポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル上のRLFに関する無線リンク情報を有する。たとえば、このレポートは、ネットワークノード110に対して、コネクティビティがもはや利用可能ではないことを示し、ネットワークノード112、130、即ち、第2のネットワークノード112が、必要な行動をとることができる。
いくつかの実施形態では、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してレポートを送信すると、UE120は、アクション503で、ネットワークノード,111、112、130からアクノレッジメント(肯定応答)を受信するためのタイマ、たとえば待機タイマを起動してもよい。
これらの実施形態では、タイマ、たとえば、待機タイマが満了すると、UE120は、アクション504において、RLFプロシージャをトリガし、その結果、たとえば、当該コネクションのような、当該通信のためのRRCコネクションの再確立を行うことができる。
より詳細には、この方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を有する。アクションは、方法アクションの後の段落でさらに説明される。
アクション501
UE120は、RLFが第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数の上に存在することを検出する。たとえば、UE120は、RLFが、第1のセルグループ115、たとえばPCellのうちの1つまたは複数のセル上にあることを検出する。
第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数、たとえば、PCellのうちの1つまたは複数のPCell上のRLFは、以下のいずれか1つまたは複数のときに検出される:
・ RLC再送信が最大数に達したことを検出したとき、
・ 測定された基準信号受信電力(RSRP)が、ある限界値などのしきい値未満であるとき、
・ UE120が、電力信号品質が原因で物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号することに失敗したとき、
・ UE120が、電力信号品質が原因で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号することに失敗したとき、および、
・ キャリアを使用することから生じた失敗のカウント回数がしきい値を超えたとき。ここでは、CAを使用するUE120は、RLCエンティティと、当該RLCエンティティからのRLCパケットを送信するためのキャリアと、の関連付けの追跡を継続し、そのキャリアを使用することから生じた失敗の数をカウントするものとする。
いくつかの実施形態において、RLF検出時に、UE120は、少なくとも一つのSCell上で、無線リンク監視(RLM)を開始してもよい。
これらの実施形態のいくつかにおいて、RLMの開始は、次のうちのいずれかのものに対して実行される:信号強度または品質が最高であるSCells、または、最低のキャリア周波数のSCells、または、ネットワークによってRLMを設定されたSCells。
アクション502
RRCコネクションの再構成をトリガする代わりに、UE120は、コネクティビティの中断を生じさせることなく、たとえば、SCellのような第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数のセルを介して、PCell−RLFレポートをネットワークノードに送信する。
したがって、UE120は、無線通信ネットワーク100内のネットワークノード111、112、130にレポートを送信する。レポートは、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して送信される。レポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル上のRLFに関する無線リンク情報を有する。レポートは、たとえば、コネクティビティがもはや利用可能でないことをネットワークノード111、112、130に示してもよい。
レポートは、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFを処理することを、第2のネットワークノード112に示してもよい。これは、eレポートが、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル上でのRLFを処理することを、第2のネットワークノード112に示してもよいことを意味する。レポートは、PCell−RLFレポートによって表されてもよい。
アクション503
第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してレポートを送信すると、UE120は、ネットワークノード112、130からアクノレッジメントを受信するためのタイマを始動してもよい。タイマは、たとえば、待機タイマであってもよい。これは、UE120が、ネットワークノード111、112、130から到来しうるか、しないかもしれないアクノレッジメントを受信するために、無限に待機することを回避するためである。
アクション504
タイマ、たとえば、待機タイマが満了すると、UE120は、RLFプロシージャをトリガし、その結果、たとえば、当該コネクションのような当該通信のためのRRCコネクションの再確立を実行する。
図6は、ネットワークノード111、112、130の視点で実行される例示的な方法を示す。この方法は、無線通信ネットワーク100内の第1のセルグループ115内の1つまたは複数の第1のセル上で発生したRLFをハンドリング(処理)するためのものである。UE120は、第1のセルグループ115および第2のセルグループを介して、無線通信ネットワーク100と進行中の通信を実行する。
上述のように、これは、UE120が、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル、たとえば、PCellと、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数のセル、たとえば、1つまたは複数のSCellとを介して、無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事していることを意味する。
第1のセルグループは、1つまたは複数のPCellを備えることができ、第2のセルグループは、1つまたは複数のSCellを備えてもよい。
通信は、NR上でのCAレベルの複製、またはNR上でのDCレベルの複製のうちのいずれか1つによる複製によって表されてもよい。
この方法は、以下のアクションを含み、これらのアクションは、任意の適切な順序で実行されうる。破線のボックスは、オプションの方法ステップを表す。
要するに、本方法は、以下の動作のうちの1つまたは複数を有する:
アクション601で、ネットワークノード111、112、130は、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセルについてのRLFに関する情報を取得する。
アクション602で、ネットワークノード111、112、130は、以下のうちのいずれか1つを非アクティブ化する。アクション603においてUE120が従事している進行中の通信を継続している間に、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数と、たとえば、UE120のCA複製などの複製。
いくつかの実施形態では、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数が非アクティブ化される場合、ネットワークノード111、112、130は、アクション604で、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を、新しい第1のセルグループ115として指定してもよい。
より詳細には、この方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を有する:当該アクションは、方法アクションの後の段落でさらに説明される。
アクション601
ネットワークノード111、112、130は、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFについての情報を取得する。これは、ネットワークノード111、112、130が、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセル上でのRLFに関する情報を取得することを意味する。
いくつかの実施形態では、PCell 115上でのRLFに関する情報は、以下ののうちのいずれか1つを介して取得される:
・ 第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してUE120からレポートで受信され、このレポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数に関する無線リンク情報を含み、
・ 第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数を監視することによってネットワークノード112、130によって検出される。
レポートは、PCell−RLFレポートによって表されてもよい。
アクション602および603
ネットワークノード111、112、130は、UE120が従事している進行中の通信を継続しながら(アクション602)、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数と、たとえば、UE120のCA複製などの複製と、のうちのいずれかの1つを非アクティブ化する(アクション602)。
これは、いくつかの実施形態では、ネットワークノード111、112、130が、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセルを非アクティブ化し、一方で、UE120が進行中の通信を継続することを意味する。
これは、いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード111、112、130が、UE120が従事している進行中の通信を継続しながら、たとえば、UE120のCA複製などの複製を非アクティブ化することを意味する。
UE120が従事している進行中の通信は、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して継続されうる。これは、UE120が従事している進行中の通信が、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数のセルを介して継続されうることを意味する。
アクション604
いくつかの実施形態では、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数が非アクティブ化(不活性化)される。これは、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数のセルが非アクティブ化されることを意味する。これらの実施形態では、ネットワークノード111、112、130は、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を新しい第1のセルグループ115として指定してもよい。これは、ネットワークノード111、112、130が、第2のセルグループ116の中から1つまたは複数のセルを新しい第1のセルグループ115として指定してもよいことを意味する。たとえば、ネットワークノード111、112、130は、SCellを新しいPCellとして指定してもよい。
次に、上記の実施形態をさらに説明し、例示する。マスターノード(MN)という言葉は第1のネットワークノード111と同じ意味で使用され、セカンダリノード(SN)という言葉は第1のネットワークノード111と置換可能に使用されることに留意されたい。
本明細書ではNRスタンドアロン型のケースに焦点を当てているが、本明細書の実施形態は、LTEがマスタ、すなわち第1のネットワークノード111であり、NRが2次ノード(EN−DC)、すなわち第2のネットワークノード112である、LTE−NR DCなどの非スタンドアロン型のケースにも適用可能であることに留意されたい。さらに、NE−DCにおいては、NRはマスタノード、すなわち第1ネットワークノード111であり、LTEはセカンダリノード、すなわち第2ネットワークノード112である。さらに、(NN)NR−DCでは、マスタおよびセカンダリノードの両方がNRノードであるか、またはNRと他のRATとの間のものでさえありうる。NR非スタンドアロン型のケースにおける、ありうる動作のいくつかの例は、UE120およびネットワークノード111、112、130の実施形態の両方において与えられる。ENはE−UTRA−NRであり、NEはNR−E−UTRAであり、NN(NR)はNR−NRである。
本明細書の実施形態によれば、CA複製がスタンドアロン型NRにおいてアクティブである場合、PCell上での無線リンク障害を検出すると、UE120は、RRCコネクション再確立をトリガする代わりに、RLFレポート、たとえば、PCell−RLFを、SCellを介して、第1のネットワークノード111などのネットワークに送信することができ、これは、障害の起きたPCellをSCellに置き換える、RRC再構成を実行する、またはCA複製を非アクティブ化する、という必須のアクションをとることができ、SCellを介して送信を継続してもよい。
UE120の例
本明細書の一例では、第1のセルグループおよびPCellという用語は、置換可能に使用することができ、第2のセルグループおよびSCellという用語は、置換可能に使用してもよい。
一例として、CAを採用したUE120は、RLC再送信の実行回数が最大回数に到達したことを検出した場合、ネットワークノード111,112,113にPCell−RLFレポートを送信する。さらに別の例では、RLC再送信の最大回数は、使用される2つ以上のキャリア、すなわち、PCellのうちの1つ、およびSCellのうちの1つ(または複数)上で、それぞれ別々にカウントされる。
別の例では、RLFは、測定されたRSRPが低すぎるとき、ある限界値未満であるときに、検出される。さらに、一例では、RLFは、UE120が、電力信号品質、たとえば、低RSRP、および/または基準信号受信品質(RSRQ)のためにPDCCHをデコードすることに失敗したときに検出される。また、別の例では、RLFは、UE120が、電力信号品質、たとえば、低RSRP、RSRQのためにPDSCHをデコードすることに失敗したときに検出される。
一例では、CAを採用するUE120は、RLCエンティティと、そのエンティティからのRLCパケットが送信されているキャリアとのアソシエーション(関連付け)を追跡する。それはまた、そのキャリアを使用することから生じた故障の数をカウントしてもよい。 別の例では、キャリアの障害カウントはRLCパケットごとに実行される。すなわち、いくつかの障害カウンタ、すなわち、1つまたは複数の障害カウンタは、与えられたキャリア上でRLCパケットが送信されるたびに開始され、障害が発生するたびにインクリメントされてもよい。RLCパケットが正常に送信されると、キャリアと、関与したRLCパケットとに関連付けられているカウンタの障害カウント値が削除される。
別の例では、UE120は、PCellの障害を検出すると、SCellを介して、第2のネットワークノード112やネットワークノード111、112 130などのサービングネットワークノードに、PCell−RLFレポートを送信する。一例では、PCell−RLFレポートは、SCG障害情報(SCG Failure Information)、または、SCell−RLFおよびPCell−RLFのような、部分的な障害シナリオに対処するために定義される、新しいRRCメッセージまたは調和メッセージである。
一例では、SCell を介してPCell−RLF レポートをネットワークノード111、112、130 に送信すると、UE120 はCA 複製を停止し、障害の起きたキャリアでのUL トラフィックを停止する。別の例では、UE120は、SCellを介してPCell−RLFレポートを送信すると、SCellを介してPCellトラフィックの転送を開始する。
無線リンク監視はPCell上でのみ実行されるため、SCellを介してPCell−RLFを送信するとき、UE120は、その時点でSCellに障害が起きていない、または障害が起きようとしているということについて、保証を有さない。この問題を回避するために、SCell経由でPCell−RLFレポートを送信すると、ある例では、UE120は、ネットワークノード111、112、130からアクノレッジメント(ACK)を受信するための待機タイマのようなタイマを開始する。
一例では、アクノレッジメントは、RRCコネクション再構成である。別の例では、アクノレッジメントは、PCell−RLFレポートまたは同様の障害レポートに対するレスポンス(応答)メッセージである。
ある例では、SCell 経由でPCell−RLF レポートを送信すると、UE120 が始動する待機タイマは、新しいRRC タイマになる。さらに別の例では、待機タイマは、無線リンク検出および回復プロシージャで使用されるT310またはT311などの既存のタイマのうちの1つである。
別の例では、待機タイマの満了時に、UE120は、結果的にRRCコネクションの再確立を伴う従来のRLFプロシージャをトリガする。
別の例では、RLFを検出すると、UE120は、最も高い信号強度または品質を有するもの、または、最も低いキャリア周波数上のもの、または、たとえばPCell−RLFの場合には、ネットワークによってRLMのために構成されたものなど、少なくとも1つのSCell(複数可)で、RLMを開始する。フィルタリングパラメータ、タイマ、しきい値などのRLMパラメータは、PCell用に構成されたRLMパラメータと同じであってもよいし、SCell用に別個に定義されてもよい。
別の例では、UE120は、PCellを介して1つ、および、SCellを介して1つの、CAレベル複製SRB1を構成され、PCellを介してRLFを検出すると、UE120は、SCellを介してSRB1を使用して、PCell−RLFレポートを送信する。
別の例では、UE120は、「ジャスト・イン・ケース(万が一)」のCAレベルの複製SRB1を構成され、1つはPCell上にあり、もう1つはSCell上にあり、SCell上での使用はアクティブではなく、すなわち、SRB1データは、PCellに関連するRLCを介してのみプッシュされる。PCell上でRLFを検出すると、UE120は、RLC/SCell、すなわち、SCellに関連付けられたRLCの使用をアクティブ化し、そのSCellに関連付けられたRLCのみを使用してPCell RLFを送信してもよい。別のサブ的な例では、UE120は、PCell RLFが検出される前であっても、SCellに関連付けられたRLCの使用をアクティブ化する。たとえば、PCellの測定値が、ネットワークによって構成された、ある値を下回った場合、これは、すなわち、RLFのインジケーション、想定される、および/または、潜在的なRLF、もしくは、来るべきRLFである。今度は、UE120は、SRB1データを送信するために両方で複製を使用するか、または単にSCellを使用するように構成されうる。
代替として、PCell RLFを送信するために容易に使用可能な、SCell上で既に利用可能となっている何らかのスケジューリング許可がある場合、UE120は、SBR1がPCell上ですでに複製されているかや、1つのSCell上で複製されているか否かにかかわらず、そのようなスケジューリング許可を使用して、PCell−RLFを送信してもよい。一例では、DCがイネーブルされている場合、すなわち、マスタノード(MN)およびセカンダリノードがある場合、無線リンク障害がPSCell上で発生した場合、すなわち、関連するCA複製がSCGまたはSCGスプリットベアラのためのものであった場合、UE120は、SCG障害をトリガし、所要のアクションをとることができるSCG障害情報をMNに送信してもよい。MNは、第1のネットワークノード111であってもよい。あるいは、別の例では、SCG障害をトリガする代わりに、UE120は、セカンダリノードに向けて、新しいレポート、たとえば、PSCell RLFレポートを送信する。SNは、第2のネットワークノード112であってもよい。これは、複製のために既に「準備」されているSRB3を介して行われてもよく、上記のSRB1について説明したのと同じ方法で、SCellを使用してレポートを送信してもよく、または、SRB3が複製なしにSCellを使用するように関連付けられていてもよい。SRB3がなくても、UE120は、エンベディッドされた(埋め込まれた)SRB1を介してMNにデータを送信することができ、MNは、次いで、SNに転送する。
上記のすべての例では、UE120はまた、障害レポート、PCellRLF、PSCell RLF、SCG障害などに、PCellおよび/またはSCellおよび/または隣接セルに関する最新の測定値を含めてもよい。
ネットワークノード111、112、130の例
一例によれば、ネットワークノード111、112、130は、SCellは、PCell RLFメッセージを送信するために使用可能となるように、アクティブなPUCCHを有している1つのSCellを、UE120に構成する。
一例では、ネットワークノード111、112、130は、UE120が現在使用している、または将来使用することが予想されるアプリケーション/サービス、たとえば、URLLCに基づいて、PCellおよびSCellのうちの1つ、すなわち、PCellに1つが関連付けられ、SCellにもう1つが関連付けられた2つのRLCの両方で、CA複製されるようにSRB1を構成する。
前述の例における1つのサブの例では、ネットワークノード111、112、130などのネットワークは、SRB1のためにCA複製を設定するが、最初のうちは非アクティブに設定する。すなわち、SRB1データはPCellに関連したRLCを介してのみ送信され、他のRLCにプッシュされるデータはない。PCell RLFが経験されたときにのみ、それをアクティブ化するようにUE120を設定する。このような「ジャスト・イン・ケース」のSRB複製は、他の目的のために採用されてもよく、たとえば、PCell上での測定値がある閾値を下回った場合、ネットワークノード111、112、130のようなネットワークが、UE120を、複製をアクティブ化するように設定したり、単にSCell経路の使用を設定したりしてもよい。これまでのすべての例において、UE120をこのような方法で構成する決定すること、すなわち、SCellでPUCCHをアクティブ化すること、および/または、CAレベルの複製SRB1、および/または、一定の条件でアクティブ化される「ジャスト・イン・ケース」のCAレベルの複製SRB1、に基づく決定は、UE120が現在使用している、または将来使用が見込まれるアプリケーションおよび/またはサービスのタイプ、たとえばURLLCに基づいてもよい。
一例では、ネットワークノード111、112、130は、PCell上での無線リンクの検出、および/または、監視を実行する。たとえば、ネットワークノード111、112、130は、SRS信号品質、および/または、強度が、ある予想されるしきい値よりもはるかに低くなったことを検出したことや、予期されたUE120からの(N)ACKが適時に受信されない、等の場合に、PCellに障害が起きたか、または障害が起きようとしていると仮定してもよい。さらに、別の例では、ネットワークノード111、112、130は、RLC状態レポートを送信することによってそれぞれの再送信をトリガーした後に、受信されていないRLC再送信をカウントすることによって、無線リンクの検出、および/または、監視を実行する。
別の例では、単一キャリアでの障害カウントはRLCパケットごとである。すなわち、いくつかの障害カウンタは、RLCパケットが与えられたキャリア上で送信されるたびに開始され、障害が発生するたびにインクリメントされてもよい。RLCパケットが正常に送信されると、キャリアと、関与するRLCパケットとに関連付けられているそのカウンタの障害カウントが削除される。
一例では、ネットワークノード111、112、130は、PCellを介した無線リンク障害を検出すると、PCellを即座に非アクティブ化し、複製がアクティブである場合、PCellに関連付けられたHARQエンティティをフラッシュし、SCellを新しいPCellに設定し、最終的には新しいSCellを追加してもよい。この場合、新しいPCell、すなわち、以前のSCell上で無線リンク監視が開始される。
さらに、別の例では、PCell上で無線リンク障害を検出すると、ネットワークノード111、112、130は、CA複製を非アクティブ化し、PCellに関連付けられているHARQエンティティをフラッシュし、SCell上で通常の送信を継続してもよい。
一例では、PCell−RLFを受信すると、ネットワークノード111、112、130は、新しいPCellのコンフィギュレーション(構成)を有することができる新しい無線構成を通信するために、RRCコネクション再構成メッセージをUE120に送信する。これは、PCell RLFを受信するために使用されたSCell、UE120が既に使用していた別のSCell、または追加されるべき新しいSCellのいずれかでありうる。障害を検出した後、ネットワークノード111、112、130はまた、複製非アクティブ化のためのRRCシグナリングまたはMAC CEによって、UE120のためのCA複製を構成解除または非アクティブ化してもよい。したがって、ネットワークノード111、112、130は、障害の起きたPCellに関連するRLC論理チャンネルおよび/または無線ベアラを設定解除してもよい。ネットワークはまた、CA複製をセットアップおよび/または維持することができるが、今度は、新しいPCellとSCellのうちの1つとの間にある。
別の例では、PCell上のRLFを検出すると、ネットワークノード111、112、130は、PCellを即座に非アクティブ化し、複製がアクティブであるかアクティブであった場合にのみ、PCellに関連付けられていたHARQエンティティをフラッシュしてもよい。
一例では、DCがイネーブルされている場合、すなわち、MNおよびセカンダリノードが存在する場合、SCG障害情報を受信すると、MNは、セカンダリノード変更および/または修正プロシージャをトリガする。さらに、別の例では、SCG障害情報(SCGFailureInformation)を受信すると、MNは、たとえばPSCellの変更のような所要の動作をとることができるSNに、ノード間メッセージと共にそれを転送する。
別の例では、SNは、SRB3を介して、またはSRB1に埋め込まれて、UE120から、たとえばPSCell RLFなどの新しいレポートを直接受信してもよく、これはX2/Xnを介してSNに向けて転送される。SNは、この情報を受信すると、SN修正プロシージャ、たとえばPSCellの変更を実行してもよい。これは、PSCell RLFに含まれる測定情報に基づくことができる。
PCell RLFの場合(すなわち、CAレベルの複製を無効にしたり、CAレベルの複製を維持するが今回は新しいPSCellおよび別のSCellを使用したりするなど)、MNの場合と類似の動作がSNによって実行されうる。
図7にUE120の例を、図8にネットワークノード111、112、130の例を示す。
ネットワークノード111、112、130およびUE120は、互いに通信するように構成されたそれぞれの入出力インターフェース700、800を備えてもよい(図7および図8参照)。それぞれの入出力インターフェース700、800は、無線受信機(図示せず)および無線送信機(図示せず)を備えてもよい。
上述のような方法のアクションを実行するために、UE120は、図7に示すように、検出部710、送信部720、開始部730、およびトリガ部740を備えてもよい。
上述の方法動作を実行するために、ネットワークノード112、112、130は、図8に示すように、取得部810、非アクティブ化部820、指定部830、および継続部840を備えてもよい。
本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図7および図8に示されるUE120内の処理回路のネットワークノード111、112、130およびプロセッサ750内の処理回路のプロセッサ850などの、それぞれのプロセッサまたは1つまたは複数のプロセッサを介して実装されうる。上述のプログラムコードは、たとえば、ネットワークノード111、112、130およびUE120にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。さらに、コンピュータプログラムコードは、純粋なプログラムコードとしてサーバー上に提供され、ネットワークノード111、112、130およびUE120にダウンロードされてもよい。
ネットワークノード111、112、130およびUE120は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ860、760をそれぞれさらに備えてもよい。メモリは、ネットワークノード111、112、およびUE120内のプロセッサによって実行可能な命令を有する。
メモリは、ネットワークノード111、112、130、およびUE120で実行されるとき、本明細書の方法を実行するために、たとえば、情報、データ、コンフィギュレーション(構成)、およびアプリケーションを格納するために使用されるように配置される。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンピュータプログラム870、770は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、ネットワークノード111、112、130およびUE120の少なくとも1つのプロセッサに上記の動作を実行させる命令を備える。
いくつかの実施形態では、それぞれのキャリア880、780は、それぞれのコンピュータプログラムを備え、キャリアは、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
また、当業者であれば、上述したネットワークノード111、112、130およびUE120内のユニットは、アナログ回路およびデジタル回路の組合せ、ならびに/または、たとえば、ネットワークノード111、112、130およびUE120に格納された、上述したプロセッサなどのそれぞれの1つまたは複数のプロセッサによって実行される、ソフトウェアおよび/またはファームウエアで構成された1つまたは複数のプロセッサを指すことができることを理解するであろう。他のデジタルハードウェアと同様に、これらプロセッサの1つまたは複数が単一アプリケーション特定用途集積回路(ASIC)に含まれることもあるし、または、いくつかのプロセッサおよび種々のデジタルハードウェアは、個別にパッケージされたものであれ、システムオンチップ(SoC)に組み込まれたものであれ、いくつかの別々のコンポーネント間に分散配置されることもある。
番号1ないし32のいくつかの例示的な実施形態が以下で説明される。以下の実施形態は、とりわけ、図5、図6、図7および図8を参照する。
実施形態1
無線通信ネットワーク100内の第1のセルグループ115上で無線リンク障害(RLF)を取り扱うためにユーザ装置(UE)120によって実行される方法であって、UE120は、第1のセルグループ115および第2のセルグループ116を介して無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事しており、当該方法は、
RLF、または、たとえばRLFのインジケーションが第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数で存在することを検出501することと、
無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して無線通信ネットワーク100内のネットワークノード111、112、130にレポートを送信502することと、を有し、ここで、このレポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する無線リンク情報を有する。
レポートは、たとえば、コネクティビティ(接続性)がもはや利用可能ではないことをネットワークノード110に示してもよい。
実施形態2
実施形態1の方法であって、
第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセルPCellを有することと、
第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセルSCellを有することと、のうち、いずれか1つまは複数である。
実施形態3
実施形態1ないし2のいずれかに記載の方法であって、さらに、
レポートは、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFを取り扱かうことを第2のネットワークノード112に示すことを、有する。
実施形態4
実施形態1ないし3のいずれかに記載の方法であって、当該レポートをPCell−RLFレポートで表される。
実施形態5
実施形態1ないし4のいずれか1つに記載の方法であって、前記通信は、以下のうちのいずれか1つによる複製によって表される:
ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製と、NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製。
たとえば、さらに、この方法は、複製がアクティブでなく、1つまたは複数のPCellなどの第1のセルグループと、1つまたは複数のSCellなどの第2のセルグループとの間にフロー制御が存在する場合にも、適用されてもよい。これは、UE120がそれらのうちの1つを介して送信し、フローがネットワークによってそれらのうちの1つの間で切り替えられることを意味する。
実施形態6
実施形態1ないし5のいずれかに記載の方法は、RLFが、第1のセルグループのうちの1つまたは複数、たとえば、PCell115のうちの1つまたは複数に存在することは、以下の1つまたは複数のときに検出され、
・ 無線リンク制御(RLC)の再送信の最大回数に達したことを検出したとき、
・ 測定された基準信号受信電力(RSRP)がある限界値などのしきい値未満であるとき、
・ UE120が、電力信号品質に起因して物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号することに失敗したとき、
・ UE120が、電力信号品質に起因して物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号することに失敗したとき、および、
・ キャリアを使用することに起因してカウントされた失敗の数がしきい値を超えたとき、ここで、CAを使用するUE120は、RLCエンティティと、そのエンティティからRLCパケットを送信するためのキャリアとの関連付けの追跡を維持しており、そのキャリアを使用することに起因して生じた失敗の数もカウントする。
実施形態7
上記実施形態1ないし6のいずれかに記載の方法であって、さらに、
第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してレポートを送信すると、ネットワークノード111、112、130からアクノレッジメントを受信するためのタイマ、たとえば待機タイマを開始すること(503)を有する。
タイマが満了すると、たとえば、待機タイマが満了すると、その結果として生じる、当該コネクションのためのRRCコネクションの再確立を用いて、RLFプロシージャをトリガすること(504)を有する。
実施形態8
プロセッサ750によって実行されると、実施形態1ないし7のいずれかに従ったアクションをプロセッサ750に実行させる命令を有するコンピュータプログラム770。
実施形態9
キャリア780であって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、実施形態8のコンピュータプログラムを有するキャリア780。
実施形態10
ユーザ装置(UE120)が、第1のセルグループ115および第2のセルグループを介して無線通信ネットワーク100と進行中の通信を行うところの、無線通信ネットワーク100内の第1のセルグループ115での無線リンク障害RLFをハンドリング(取り扱う)ためにネットワークノード111、112、130によって実行される方法であって、前記方法は、
第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する情報を取得すること601と、
UE120が従事している進行中の通信を継続603しながら、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数と、たとえば、UE120のためのCA複製などの複製とのうちのいずれか1つを非アクティブ化すること602と、を有する。
実施形態11
実施形態10に記載の方法であって、PCell 115でのRLFに関する情報は、以下のいずれか一つで入手される:
・ 第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介したUE120からのレポートで受信されることと、ここで、このレポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する無線リンク情報を含み、
・ 第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数を監視することを介してネットワークノード111、112、130によって検出されること。
実施形態12
実施形態10ないし11のいずれかに記載の方法であって、当該レポートはPCell−RLFレポートによって表される。
実施形態13
実施形態10ないし12のいずれかに記載の方法であって、UE120が従事している進行中の通信は、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して継続される。
実施形態14
実施形態10ないし13のいずれかに記載の方法であって、当該通信は、以下のいずれか一つによって表現される:
ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製、および、
NR上でのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製。
実施形態15
実施形態10ないし14のいずれかに記載の方法であって、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数が非アクティブ化され、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数が、新しい第1のセルグループ115として指定すること604。
実施形態16
実施形態10ないし15のいずれかに記載の方法であって、以下のいずれか1つまたは複数を有する:
第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセルPCellを有することと、
第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセルSCellを有すること。
実施形態17
コンピュータプログラム870であって、プロセッサ850によって実行されると、実施形態10ないし16のいずれかに従ったアクションをプロセッサ850に実行させる命令を有する。
実施形態18
実施形態17のコンピュータプログラムを有するキャリアであって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のいずれかである。
実施形態19
無線通信ネットワーク100内の第1のセルグループ115での無線リンク障害(RLF)を取り扱うためのユーザ装置(UE120)であって、UE120は、第1のセルグループ115および第2のセルグループ116を介して無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事するように適合しており、UE120は、以下のように構成される:
RLFまたはたとえばRLFのインジケーションが、たとえばUE120内の検出部710によって、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数にあることを検出し、
たとえばUE120内の送信部720によって、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して無線通信ネットワーク100内のネットワークノード111、112、130に、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながらレポートを送信し、このレポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する無線リンク情報を有する。当該レポートは、たとえば、コネクティビティが利用できなくなったことをネットワークノード110 にインジケート(通知)する。
実施形態20
実施形態19に記載のUE120であって、以下のいずれか1つまたは複数である:
第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有するように適合している。
第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有するように適合している。
実施形態21
実施形態19ないし20のいずれかに記載のUE120は、さらに以下を有する:
このレポートは、無線通信ネットワーク100との通信を継続しながら、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFを取り扱うように第2のネットワークノード112に示すように適合している。
実施形態22
実施形態19ないし21のいずれかに記載のUE120であって、当該レポートは、PCell−RLFレポートによって表現されるように適合している。
実施形態23
実施形態19ないし22のいずれか1つに記載のUE120であって、前記通信は、以下のうちのいずれか1つによる複製によって表されるように適合している:
ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製、および、
NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製。
たとえば、さらに、この方法は、複製がアクティブでなく、1つまたは複数のPCellなどの第1のセルグループと、1つまたは複数のSCellなどの第2のセルグループとの間にフロー制御が存在する場合にも適用されてもよい。これは、UE120がそれらのうちの1つを介して送信し、フローがネットワークによってそれらのうちの1つの間で切り替えられることを意味する。
実施形態24
実施形態19ないし23のいずれかに記載のUE120であって、RLFは、第1のセルグループのうちの1つまたは複数にあり、たとえば、PCell115のうちの1つまたは複数にあり、以下の1つまたは複数が検出されたときに検出される:
・ 無線リンク制御(RLC)の再送信が最大回数に達したことを検出したとき、
・ 測定された基準信号受信電力(RSRP)がある限界値などのしきい値未満であるとき、
・ UE120が、電力信号品質に起因して物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号することに失敗したとき、
・ UE120が電力信号品質に起因して物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号することに失敗したとき、および、
・ キャリアを使用することに起因してカウントされた失敗の数がしきい値を超えたとき。ここで、CAを使用するUE120は、RLCエンティティと、そのエンティティからRLCパケットを送信するためのキャリア搬送波との関連付けの追跡を維持し、そのキャリアを使用することに起因して生じた失敗の数もカウントする。
実施形態25
実施形態19から24のいずれかに記載のUE120は、以下のようにさらに構成される:
たとえば、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してレポートを送信すると、UE120内の開始部730によって、ネットワークノード111、112、130からアクノレッジメントを受信するためのタイマ、たとえば、待機タイマをスタートさせ、
当該タイマが満了すると、たとえば、UE120内のトリガー部740によって、結果としてコネクションを生じさせるRRCコネクション再確立を伴うRLFプロシージャをトリガーする。
実施形態19ないし25のいずれかに記載のUE120の実施形態であって、前記UE120は、さらに、以下のように構成される:
RLFが検出されると、少なくとも1つのSCell上で無線リンク監視(RLM)を開始する。
実施形態28に記載の実施形態であって、UE120は、最も高い信号強度または品質を有するSCell(複数可)、または最も低いキャリア周波数でのSCell(複数可)、またはネットワークによってRLMのために構成されたSCell(複数可)のうちのいずれか1つで、RLMの開始するようにさらに構成される。
実施形態26
無線通信ネットワーク100内の第1のセルグループ115で無線リンク障害(RLF)を取り扱うためのネットワークノード111、112、130であって、ユーザ装置(UE120)は、第1のセルグループ115および第2のセルグループを介して無線通信ネットワーク100と進行中の通信に従事するように適合しており、ネットワークノード111、112、130は、以下のように構成される:
たとえば、ネットワークノード111、112、130における取得部810によって、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する情報を取得し、
次のうちの1つまたは複数を不活性化(非アクティブ化)する。たとえば、ネットワークノード111、112、130における非アクティブ化部820によって、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数と、たとえば、UE120に対するCA複製のような複製と、のうちのいずれか一つまたは複数が非アクティブ化される。一方、たとえば、ネットワークノード111、112、130における継続部840によって、UE120が従事している進行中の通信を継続する。
実施形態27
実施の形態26に記載のネットワークノード111、112、130は、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数のセルでのRLFに関する情報が、以下のいずれかを通じて取得されるように適応している:
・ 第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介してUE120からレポートにおいて受信される。このレポートは、第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数でのRLFに関する無線リンク情報を有する。
・ 第1のセルグループ115のうちの1つまたは複数を監視することを介してネットワークノード111、112、130によって検出される。
実施形態28
実施形態26ないし27のいずれかに記載のネットワークノード111、112、130であって、当該レポートは、PCell−RLFレポートによって表現されるように適合している。
実施形態29
実施形態26ないし28のいずれかに記載のネットワークノード111、112、130であって、UE120が関与するように適合している進行中の通信は、第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を介して継続されるように構成される。
実施形態30
実施形態26ないし29のいずれかに記載のネットワークノード111、112、130であって、
前記通信は、以下のうちのいずれか1つによって表されるように適合している:
ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製、および、
NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製。
実施形態31
実施形態26ないし30のいずれかに記載のネットワークノード111、112、130であって、 第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数が非アクティブ化されるように適合しており、ネットワークノード111、112、130は、たとえば、ネットワークノード111、112、130内の指定部830によってさらに以下のように構成される:
第2のセルグループ116のうちの1つまたは複数を新たな第1のセルグループ115として指定する。
実施形態32
実施形態26ないし31のいずれかに記載のネットワークノード111、112、130であって、以下のいずれか一つまたは複数である:
第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有するように適合していること。
第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有するように適合していること。
図9に関して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211と、コアネットワーク3214とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの通信ネットワーク3210を有する。アクセスネットワーク3211は、第1および第2のネットワークノード111、112、AP STA NB、eNB、gNB、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局3212a、3212b、3212cを有し、それぞれは、対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを定義する。基地局3212a、3212b、3212cのそれぞれは、有線または無線コネクション3215を介してコアネットワーク3214に接続可能である。UE120のような第一のユーザ装置(UE)、たとえば、カバレッジエリア3213cに位置する非AP STA 3291は、対応する基地局3212cに無線で接続するか、または、ページングされるように構成されている。カバレッジエリア3213a内の非AP STAなどの第2のUE 3292は、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE3291、3292が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内に存在する状況や、単一のUEが対応する基地局3212に接続している状況にも、等しく適用可能である。
通信ネットワーク3210は、それ自体がホストコンピュータ3230に接続されており、これは、スタンドアロン型サーバ、クラウドに実装されたサーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内のプロセッシングリソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて具体化されてもよい。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間のコネクション3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接的に延在していてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク3220を介してもよい。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組合せとすることができ、中間ネットワーク3230は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク3220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を有することができる。
図9の通信システムは、全体として、UE120などの、接続されたUE3291、3292の1つと、ホストコンピュータ3230との間のコネクティビティ(接続性)を提供する。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(OTT)コネクション3250として記述されてもよい。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション3250を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション3250は、OTTコネクション3250が通過するように参加している通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティング(経路指定)に気付かないという意味でトランスペアレントでありうる。たとえば、基地局3212は、接続されたUE 3291に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ためにホストコンピュータ3230から発信されるデータをもつ着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされる必要はない。同様に、基地局3212は、UE 3291からホストコンピュータ3230へ向かう発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
実施形態では、上記パラグラフで説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装は、図10を参照して説明され。通信システム3300では、ホストコンピュータ3310は、通信システム3300の別の通信装置とのインターフェースを備えた有線または無線コネクションを設定し維持するために構成された通信インターフェース3316を有するハードウェア3315を有している。ホストコンピュータ3310は、記憶および/またはプロセッシング(処理)能力を有することができる処理回路3318をさらに備える。特に、処理回路3318は、命令を実行するように適合した1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ3310はさらにソフトウェア3311を有し、それがホストコンピュータ3310に記憶されるか、またはアクセス可能であり、処理回路3318によって実行可能である。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を有する。ホストアプリケーション3312は、UE 3330およびホストコンピュータ3310で終端されるOTTコネクション3350を介して接続するUE 3330などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTTコネクション3350を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム3300は、さらに、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ3310およびUE 3330と通信することを可能にするハードウェア3325を有する基地局3320を有する。ハードウェア3325は、通信システム3300における別の通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに基地局3320によってサービスされるカバレッジエリア(図10には示されていない)に位置するUE 3330との少なくとも無線コネクション3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を有することができる。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310へのコネクション3360を容易にするように構成されてもよい。コネクション3360は、直接的なものであってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図10には示されていない)を通過するものであってもよいし、および//または、通信システムの外部にある1つまたは複数の中間ネットワークを通過するものであってもよい。図示の実施形態では、基地局3320のハードウェア3325は、命令を実行するように適合した1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路3328をさらに有する。さらに、基地局3320は、内部に記憶されるか、または外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア3321を有する。
通信システム3300は、すでに言及されたUE 3330をさらに有する。そのハードウェア3335は、UE 3330が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線コネクション3370をセットアップして、維持するように構成された無線インターフェース3337を有しててもよい。UE 3330のハードウェア3335は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい処理回路3338をさらに有する。UE 3330はさらにソフトウェア3331を有し、これらはUE 3330内に記憶されるかアクセス可能であり、また処理回路3338によって実行可能である。ソフトウェア3331は、クライアントアプリケーション3332を有する。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートを受けて、UE 3330を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ3310において、実行中のホストアプリケーション3312は、UE 3330で終端されるOTTコネクション3350およびホストコンピュータ3310を介して実行中のクライアントアプリケーション3332と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTTコネクション3350は、リクエストデータとユーザデータの両方を伝送してもよい。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成してもよい。
図10に示されるホストコンピュータ3310、基地局3320、およびUE 3330は、ホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、および図9のUE3291、3292のうちの1つとそれぞれ同一でありうることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図10に示されるようなものであってもよいし、これとは独立したものであってもよいし、周囲のネットワークトポロジは図9のものであってもよい。
図10では、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とユーザ装置3330との間の通信を示すために、OTTコネクション3350が抽象的に描かれているが、いかなる中間デバイスも明示的に参照されてはおらず、これらの装置を介したメッセージの正確なルーティングも参照されていない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE 3330から、またはホストコンピュータ3310を運用するサービスプロバイダから、あるいはその両方から隠すように構成されてもよい。OTTコネクション3350がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(たとえば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE 3330と基地局3320との間の無線コネクション3370は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線コネクション3370が最後の区間を形成するOTTコネクション3350を使用して、UE 3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データ速度、レイテンシ(遅延時間)、電力消費を改善し、それにより、ユーザ待ち時間の減少、ファイルサイズに対する制限の緩和、より良い応答性、バッテリ寿命の延長などの利点を提供しうる。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、遅延時間、および他の要因を監視する目的で、測定プロシージャが提供されてもよい。さらに、測定結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ3310と端末3330との間でOTTコネクション3350を再構成するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション3350を再構成するための測定プロシージャおよび/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311、またはUE 3330のソフトウェア3331、またはその両方に実装されてもよい。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTTコネクション3350が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア3311、3331が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに関与してもよい。OTTコネクション3350の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを有することができ、再構成は、基地局3320に影響を及ぼす必要はなく、基地局3320には知られていないか、または知覚できないことがある。このようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野で公知であり、実践されているものであってもよい。特定の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、遅延時間などのホストコンピュータ3310の測定を容易にする独自のUEシグナリングを有することができる。測定は、ソフトウェア3311、3331が、伝搬時間、誤差等を監視している間に、OTTコネクション3350を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージを送信させることによって、実行されてもよい。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図9および図10を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図11の参照のみを本項に含める。方法の最初のステップ3410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。最初のステップ3410のオプションのサブステップ3411において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3420において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。オプションの第3のステップ3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。オプションの第4のステップ3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホスト・アプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図9および図10を参照して記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図12の参照のみを本項に含める。方法の最初のステップ3510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3520において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信された信号は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局を介して渡されてもよい。オプションの第3のステップ3530において、UEは、送信信号により搬送されるユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図9および図10を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図13の参照のみを本項に含める。本方法の任意の第1のステップ3610では、UEは、ホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。さらに、または代替的に、オプションの第2のステップ3620において、UEは、ユーザデータを提供する。第2のステップ3620の任意のサブステップ3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。第1のステップ3610のさらなるオプションのサブステップ3611において、UEは、ホストコンピュータによって提供されて受け付けられ入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、オプションの第3のサブステップ3630において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法の第4のステップ3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図9および図10を参照して記載される非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図14の参照のみを本項に含める。方法のオプションの第1のステップ3710で、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局は、UEからユーザデータを受信する。オプションの第2のステップ3720で、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第3のステップ3730で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されるユーザデータを受信する。
用語「有する(comprise)」または「有している(comprising)」を使用する場合、それは、非限定的であると解釈されるべきであり、すなわち、「少なくとも含む」を意味する。
本明細書の実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されない。様々な代替、修正、および均等物を使用してもよい。
略語の一覧
略語 説明
ACK アクノレッジメント(肯定応答)
AP アプリケーションプロトコル
BSR バッファ状態レポート
CA キャリアアグリゲーション
CE 制御エレメント
CP 制御プレーン
DC デュアルコネクティビティ(二重接続性)
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DRB データ無線ベアラ
eNB (EUTRAN)基地局
E-RAB EUTRANの無線アクセスベアラ
FDD 周波数分割デュープレックス
gNB NR基地局
GTP-U GPRSトンネリングプロトコル−ユーザプレーン
ユーザプレーン
IP インターネットプロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MCG マスターセルグループ
MAC 媒体アクセス制御
MeNB マスターeNB
MgNB マスターgNB
MN マスタノード
NACK ネガティブアクノレッジメント(否定応答)
NR ニューレディオ(新無線)
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PCell プライマリセル
PSCell プライマリSCell
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RLC 無線リンク制御
RLF 無線リンク障害
RRC 無線リソース制御
SCell セカンダリセル
SCG セカンダリセルグループ
SCTP ストリーム制御伝送プロトコル
SeNB セカンダリeNB
SN セカンダリノード
SR スケジューリング要求
SRB シグナリング無線ベアラ
TDD 時分割デュープレックス
TEID トンネルエンドポイント識別情報
TNL トランスポートネットワーク層
UCI アップリンク制御情報
UDP ユーザデータグラムプロトコル
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UP ユーザプレーン
URLLC 超信頼性低遅延通信
X2 基地局間インタフェース

Claims (36)

  1. 無線通信ネットワーク(100)内の第1のセルグループ(115)での無線リンク障害(RLF)を取り扱うためにユーザ装置(UE)(120)によって実行される方法であって、前記UE(120)は、前記第1のセルグループ(115)および第2のセルグループ(116)を介して前記無線通信ネットワーク(100)と進行中の通信に従事しており、前記方法は、
    RLFが前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数に生じていることを検出(501)することと、
    前記無線通信ネットワーク(100)との通信を継続しながら、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記無線通信ネットワーク(100)内のネットワークノード(111、112、130)にレポートを送信(502)することと、を有し、当該レポートは、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFに関する無線リンク情報を有する、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第1のセルグループが1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有することと、
    前記第2のセルグループは1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有することと、
    のうちのいずれか一つまたは複数である、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、
    前記レポートは、前記無線通信ネットワーク(100)との通信を継続しながら、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFを取り扱うことを第2のネットワークノード(112)に示す、方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法であって、前記レポートはPCell−RLFレポートによって表される、方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法であって、前記通信は、
    ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製と、
    NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製と
    のいずれか一つによって表される、方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法であって、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFは、
    ・ 無線リンク制御(RLC)の再送信が最大回数に達したことを検出したとき、
    ・ 測定された基準信号受信電力(RSRP)が閾値未満であるとき、
    ・ 前記UE(120)が電力信号品質が原因で物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号することに失敗したとき、
    ・ 前記UE(120)が電力信号品質が原因で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号することに失敗したとき、および、
    ・ キャリアを使用することから生じた障害のカウント数が閾値を超えるとき、
    とのうちいずれか1つまたは複数であるとき、に検出され、CAを使用する前記UE(120)は、RLCエンティティと、そのエンティティからのRLCパケットが送信されているキャリアとの関連付けの追跡を維持するとともに、そのキャリアを使用することから生じた障害の数をカウントする、方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記レポートを送信すると、前記ネットワークノード(112、130)からアクノレッジメントを受信するためのタイマを開始すること(503)と、
    前記タイマが満了すると、通信のためのRRCコネクションの再確立を伴うRLFプロシージャをトリガすること(504)と、を有する、方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記RLFが検出されると、少なくとも1つのSCellについて無線リンク監視(RLM)開始すること、を有する、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記RLMを開始することは、
    最も高い信号強度または品質を持つ前記SCell、または、最も低いキャリア周波数の前記SCell、または、前記ネットワークによってRLM用に構成されたSCell、のうちのいずれか1つによって実行される、方法。
  10. プロセッサ(750)によって実行されると、当該プロセッサ(750)に請求項1ないし9のいずれか1項に記載のアクションを実行させる命令を有する、コンピュータプログラム(770)。
  11. キャリア(780)であって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであり、請求項10に記載のコンピュータプログラム(770)を有する、キャリア(780)。
  12. 無線通信ネットワーク(100)内の第1のセルグループ(115)での無線リンク障害(RLF)を取り扱うためにネットワークノード(111、112、130)によって実行される方法であって、ユーザ装置(UE )(120)が、前記第1のセルグループ(115)および第2のセルグループを介して前記無線通信ネットワーク(100)との進行中の通信に従事しており、前記方法は、
    前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数でのRLFに関する情報を取得すること(601)と、
    前記UE(120)が従事している前記進行中の通信を継続しながら(603)、前記UE(120)のための、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数と、複製とのうちのいずれか1つを非アクティブ化すること(602)と、を有する、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、PCell (115)でのRLFに関する情報は、
    ・ 前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記UE(120)からのレポートにおいて受信されることと、ここで、前記レポートは、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数でのRLFに関する無線リンク情報を有し、
    ・ 前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数を監視することを通じて前記ネットワークノード(112、130)によって検出されることと、
    のうちのいずれか1つを通じて、取得される、方法。
  14. 請求項12または13に記載の方法であって、前記レポートがPCell−RLFレポートによって表される、方法。
  15. 請求項12ないし14のいずれか1項に記載の方法であって、前記UE(120)が従事している前記進行中の通信は、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して継続される、方法。
  16. 請求項12ないし15のいずれか1項に記載の方法であって、前記通信は、
    ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製と、
    NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製と
    のうちのいずれか1つによって、表される、方法。
  17. 請求項12ないし16のいずれか1項に記載の方法であって、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数が非アクティブ化され、
    前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を新しい第1のセルグループ(115)として指定する(604)、方法。
  18. 請求項12ないし17のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有することと、前記第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有することと、
    のうちの1つまたは複数である、方法。
  19. プロセッサ(850)によって実行されると、当該プロセッサ(850)に請求項12ないし18のいずれか1項に記載のアクションを実行させる命令を有する、コンピュータプログラム(870)。
  20. キャリア(880)であって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであり、請求項19に記載のコンピュータプログラム(870)を有する、キャリア(880)。
  21. 無線通信ネットワーク(100)内の第1のセルグループ(115)での無線リンク障害(RLF)を取り扱うユーザ装置(UE)(120)であって、前記UE(120)は、前記第1のセルグループ(115)および第2のセルグループ(116)を介して前記無線通信ネットワーク(100)との進行中の通信に従事するように適合しており、前記UE(120)は、
    RLFが前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数に生じていることを検出し、
    前記無線通信ネットワーク(100)との通信を継続しながら、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記無線通信ネットワーク(100)内のネットワークノード(112、130)にレポートを送信するように構成されており、当該レポートは、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFに関する無線リンク情報を有する、UE(120)。
  22. 請求項21に記載のUE(120)であって、
    前記第1のセルグループは、1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有するように適合されていることと、
    前記第2のセルグループは、1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有するように適合されていることと、
    のうちのいずれか1つまたは複数である、UE(120)。
  23. 請求項21または22に記載のUE(120)であって、
    前記レポートは、無線通信ネットワーク(100)との通信を継続しながら、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFを取り扱うことを第2のネットワークノード(112)に示すように構成される、UE(120)。
  24. 請求項21ないし23のいずれか1項に記載のUE(120)であって、前記レポートがPCell−RLFレポートによって表されるように適応している、UE(120)。
  25. 請求項21ないし24のいずれか1項に記載のUE(120)であって、前記通信は、
    ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製と、
    NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製と
    のうちのいずれか1つによる複製によって表されるように適合している、UE(120)。
  26. 請求項21ないし25のいずれか1項に記載のUE(120)であって、前記RLFが前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数で生じていることは、
    ・ 無線リンク制御(RLC)の再送信が最大回数に達したことを検出したとき、
    ・ 測定された基準信号受信電力(RSRP)が閾値未満であるとき、
    ・ 前記UE(120)が電力信号品質が原因で物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号することに失敗したとき、
    ・ 前記UE(120)が電力信号品質が原因で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号することに失敗したとき、および、
    ・ キャリアを使用することから生じた障害のカウント数が閾値を超えるとき、のうちのいずれか1つまたは複数のときに検出され、CAを使用する前記UE(120)は、RLCエンティティと、そのエンティティからのRLCパケットが送信されているキャリアとの関連付けの追跡を維持するとともに、そのキャリアを使用することから生じた障害の数をカウントする、UE(120)。
  27. 請求項21ないし26のいずれか1項に記載のUE(120)であって、さらに、
    前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記レポートを送信すると、前記ネットワークノード(112、130)からアクノレッジメントを受信するためのタイマをスタートさせ、
    待機タイマである前記タイマが満了すると、コネクションのためのRRCコネクションの再確立を伴うRLFプロシージャをトリガするように、構成されている、UE(120)。
  28. 請求項21ないし27のいずれか1項に記載のUE(120)であって、さらに、
    前記RLFが検出されると、少なくとも1つのSCellについて無線リンク監視(RLM)を開始するように、構成されている、UE(120)。
  29. 請求項28に記載のUE(120)であって、さらに、
    最も高い信号強度または品質を持つSCell、または、最も低いキャリア周波数のSCell、または、前記ネットワークによってRLM用に構成されたSCellのうちのいずれか1つについて、前記RLMを開始するように、構成される、UE(120)。
  30. 無線通信ネットワーク(100)内の第1のセルグループ(115)で生じた無線リンク障害(RLF)を取り扱うためのネットワークノード(111、112、130)であって、ユーザ装置(UE)(120)は、前記第1のセルグループ(115)および第2のセルグループを介して前記無線通信ネットワーク(100)との進行中の通信に従事するように適合しており、前記ネットワークノード(111、112、130)は、
    前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数でのRLFについての情報を取得し、
    前記UE(120)が従事している前記進行中の通信を継続する一方で前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数のうちのいずれか1つを非アクティブ化する
    ように構成されている、ネットワークノード(111、112、130)。
  31. 請求項26に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数でのRLFについての情報は、
    ・ 第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して前記UE(120)からのレポートにおいて受信されることと、ここで、当該レポートは、前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数での前記RLFに関する無線リンク情報を有しており、
    前記第1のセルグループ(115)のうちの1つまたは複数を監視することを通じて前記ネットワークノード(112、130)によって検出されることと、
    のうちのいずれか1つを通じて取得されるように適合している、ネットワークノード(111、112、130)。
  32. 請求項30または31に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、前記レポートがPCell−RLFレポートによって表されるように適合している、ネットワークノード(111、112、130)。
  33. 請求項30ないし32のいずれか1項に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、前記UE(120)が従事するように適合している前記進行中の通信は、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を介して継続されるように構成される、ネットワークノード(111、112、130)。
  34. 請求項30ないし33のいずれか1項に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、前記通信は、
    ニューレディオ(NR)でのキャリアアグリゲーション(CA)レベル複製と、
    NRでのデュアルコネクティビティ(DC)レベル複製と
    のうちのいずれか1つによる複製によって表されるように適合している、ネットワークノード(111、112、130)。
  35. 請求項30ないし34のいずれか1項に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数が非アクティブ化されるように適合しており、前記ネットワークノード(111、112、130)は、さらに、
    前記第2のセルグループ(116)のうちの1つまたは複数を新しい第1のセルグループ(115)として指定するように適合している、ネットワークノード(111、112、130)。
  36. 請求項30ないし35のいずれか1項に記載のネットワークノード(111、112、130)であって、
    前記第1のセルグループが、1つまたは複数のプライマリセル(PCell)を有するように適合していることと、
    前記第2のセルグループが、1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を有するように適合していることと、
    のうちのいずれか1つまたは複数である、ネットワークノード(111、112、130)。
JP2020533275A 2018-04-05 2019-02-19 無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノードおよび方法 Active JP7028978B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862652919P 2018-04-05 2018-04-05
US62/652,919 2018-04-05
PCT/SE2019/050148 WO2019194715A1 (en) 2018-04-05 2019-02-19 User equipment, network node and methods in a wireless communications network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021520658A true JP2021520658A (ja) 2021-08-19
JP7028978B2 JP7028978B2 (ja) 2022-03-02

Family

ID=65718073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020533275A Active JP7028978B2 (ja) 2018-04-05 2019-02-19 無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノードおよび方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10959279B2 (ja)
EP (1) EP3777462B1 (ja)
JP (1) JP7028978B2 (ja)
KR (1) KR102335619B1 (ja)
CN (1) CN112020897B (ja)
HU (1) HUE056447T2 (ja)
RU (1) RU2754309C1 (ja)
WO (1) WO2019194715A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023100981A1 (ja) * 2021-12-01 2023-06-08 シャープ株式会社 端末装置、方法、および、集積回路

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10757615B2 (en) * 2017-09-13 2020-08-25 Comcast Cable Communications, Llc Radio link failure information for PDCP duplication
WO2019245339A1 (ko) * 2018-06-21 2019-12-26 삼성전자주식회사 이동 통신 시스템에서 기지국 노드 간 패킷 복제 동작 동기화 방법 및 장치
CN110708766B (zh) * 2018-07-10 2023-11-28 夏普株式会社 用户设备的控制方法以及用户设备
US11050610B2 (en) * 2018-08-14 2021-06-29 FG Innovation Company Limited Reporting master node radio link failure
CN113330776A (zh) * 2019-01-25 2021-08-31 中兴通讯股份有限公司 用于上报主小区组失败的方法和装置
EP3903542A4 (en) * 2019-03-22 2022-02-16 Samsung Electronics Co., Ltd. METHOD AND DEVICE FOR RECOVERING FROM A NETWORK CONNECTION FAILURE IN A NEXT GENERATION MOBILE COMMUNICATION SYSTEM
CN114128339A (zh) * 2019-07-31 2022-03-01 株式会社Ntt都科摩 终端以及通信节点
CN113301611A (zh) * 2020-02-21 2021-08-24 华为技术有限公司 通信方法及装置
WO2021217591A1 (en) * 2020-04-30 2021-11-04 Qualcomm Incorporated Management of unstable standalone communications
DE112020007068T5 (de) * 2020-06-23 2023-02-16 Nec Corporation Verfahren, vorrichtung und computerspeichermedium der kommunikation
US11910262B2 (en) * 2020-07-20 2024-02-20 Qualcomm Incorporated Radio link management for ultra-reliable low-latency communication
CN114449548A (zh) * 2020-11-05 2022-05-06 中国移动通信有限公司研究院 一种信息处理方法、装置、设备及可读存储介质
CN114641019A (zh) * 2020-12-15 2022-06-17 夏普株式会社 由用户设备执行的方法以及用户设备
CN114765810A (zh) * 2021-01-11 2022-07-19 中国移动通信有限公司研究院 配置方法、装置、设备及可读存储介质
WO2024031641A1 (en) * 2022-08-12 2024-02-15 Qualcomm Incorporated Techniques for communicating with uplink-only cell

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120057560A1 (en) * 2009-05-11 2012-03-08 Sung Jun Park Method and apparatus for transmitting and receiving duplicate data in a multicarrier wireless communication system
JP2017516362A (ja) * 2014-04-09 2017-06-15 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 送信制御実行方法及びユーザ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2418910A4 (en) * 2009-04-24 2012-05-09 Huawei Tech Co Ltd MOBILE COMMUNICATION METHOD, DEVICE AND SYSTEM PROVIDING CONTINUITY OF SERVICES
US9042315B2 (en) * 2011-05-03 2015-05-26 Mediatek Inc. SCELL radio link monitoring and radio link failure handling
WO2014110813A1 (en) * 2013-01-18 2014-07-24 Mediatek Inc. Mechanism of rlf handling in small cell networks
KR102037862B1 (ko) * 2013-02-28 2019-10-29 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 무선 통신 시스템, 무선국, 무선 단말, 통신 제어 방법, 및 비일시적인 컴퓨터 가독 매체
US10362615B2 (en) * 2013-10-30 2019-07-23 Kt Corporation Method and apparatus for configuring dual connection in mobile communication network
MX352920B (es) * 2014-01-21 2017-12-14 Ericsson Telefon Ab L M Métodos y nodos de red para presentación de informes de fallas de enlace de radio, rlf, utilizando un procedimiento de indicación de rlf en un nodo b evolucionado, enb.
WO2015115458A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 京セラ株式会社 基地局、ユーザ端末、及び通信制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120057560A1 (en) * 2009-05-11 2012-03-08 Sung Jun Park Method and apparatus for transmitting and receiving duplicate data in a multicarrier wireless communication system
JP2017516362A (ja) * 2014-04-09 2017-06-15 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 送信制御実行方法及びユーザ装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ERICSSON: "RLM and RLF in NR[online]", 3GPP TSG RAN WG2 #98 R2-1704089, JPN6021037851, 7 April 2017 (2017-04-07), ISSN: 0004605058 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023100981A1 (ja) * 2021-12-01 2023-06-08 シャープ株式会社 端末装置、方法、および、集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
EP3777462B1 (en) 2021-08-25
HUE056447T2 (hu) 2022-02-28
EP3777462A1 (en) 2021-02-17
KR102335619B1 (ko) 2021-12-08
US10959279B2 (en) 2021-03-23
KR20200140355A (ko) 2020-12-15
CN112020897A (zh) 2020-12-01
US20200260518A1 (en) 2020-08-13
RU2754309C1 (ru) 2021-08-31
CN112020897B (zh) 2024-02-13
WO2019194715A1 (en) 2019-10-10
JP7028978B2 (ja) 2022-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7028978B2 (ja) 無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノードおよび方法
TWI776248B (zh) 具多連線性移動性
CN112292884B (zh) 使用多连接的移动稳健性和空间可靠性
CN110169192B (zh) 无线电网络节点、无线设备、以及其中执行的用于处理无线通信网络中的连接的方法
US20220386204A1 (en) Dual active protocol stack handover reports
JP6474891B2 (ja) サービス固有のエアインターフェース選択
CN112567852A (zh) 用于用户设备回报主节点无线电链路失败的方法及其用户设备
WO2019093940A1 (en) User equipment, nodes and methods performed therein
WO2020151653A1 (zh) 由用户设备执行的切换方法以及用户设备
US9930589B2 (en) Detection and recovery from loss of small cell connection
WO2021091450A1 (en) Fallback to source cell during dual active protocol stack handover
CN111989982A (zh) 处理拒绝等待时间的方法和装置
JP7457164B2 (ja) マスターセルグループ(mcg)障害および無線リンク障害(rlf)のレポート
US20230276279A1 (en) Method and apparatus for activating or deactivating a scg in wireless communication system
WO2021237581A1 (en) Triggering dropback for latency sensitive service
KR20230127600A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127595A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127597A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127602A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127598A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127596A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127601A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127603A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127593A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치
KR20230127594A (ko) 무선 이동 통신 시스템에서 부 셀그룹을 활성화하거나 비활성화하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20200716

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200716

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7028978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150