JP2021520656A - ページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス - Google Patents

ページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス Download PDF

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Abstract

ページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス当該ページングのための方法を提供し、ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、当該ネットワークデバイスが当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、端末デバイスに当該端末デバイスのページングメッセージを送信することとを含む。本発明の実施例では、現在の帯域キャリアの複数のSSBの中から目標SSBを決定することにより、ネットワークデバイスが当該目標SSBの存在する周波数領域の位置で端末デバイスのページングメッセージを送信するため、ネットワーク側でのページングメッセージの送信の負荷を効果的に低減することができる。

Description

本発明の実施例は、通信分野に関し、具体的に、ページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスに関する。
人々は、速度、遅延、高速移動性、エネルギー効率に対する追求、および将来の生活におけるサービスの多様性、複雑になる。第3世代パートナーシッププロジェクト( The 3 rd Generation Partnership Project、3 GPP )国際標準団体は、第5世代(5−Generation、5G)動通信技術の開発を開始している。5Gの主な適用シーンは、拡張モバイルウルトラワイドバンド( Enhance Mobile Broadband、eMBB )、低遅延高信頼通信( Ultra−Reliable and Low Latency Communication、URLLC )、大規模機械クラス通信( massive machine type of communication、mMTC )である。
5G NR( New Radio)の早期構成において、5G NRのユーザデバイス( User Equipment、UE )は、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )のUEと同様に、まずコアネットワークにアタッチ登録され、その後、コアネットワークにUEのコンテキスト情報が存在し、そのうちの1つはロケーションエリア情報( TA list )であり、UEのページングが存在する場合、コアネットワークは、TA listの所在の全ての基地局においてページングメッセージを送信し、基地局は、基地局の下の全てのセルにおいてUEのページングをトリガする。したがって、1つのUEのページング範囲は、少なくとも1つのTA list範囲内の全てのセルでページングメッセージを送信する。
5G NRでは、セルがマルチビーム(beam)形式をとるので、UEにページングするためには、ページングメッセージを各セルの各ビームで送信しなければならない。また、高周波で構成される1セルに対しては、ビームが多くなり、例えば、ビームが64である場合、1セル内のページングは64回の送信が必要となり、ネットワークのシグナリング負荷が増大する。したがって、UEがページングメッセージを送信するネットワーク側の負荷をどのように低減するかは、緊急に解決すべき課題である。
本願は、ネットワーク側からのページングメッセージの送信負荷を軽減することができるページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスを提供する。
第1の態様は、ページングのための方法を提供し、
ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域の位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信することとを含む。
本発明の実施例では、現在の帯域キャリアの複数のSSBの中から目標SSBを決定することにより、ネットワークデバイスが当該目標SSBの存在する周波数領域の位置のみにおいて端末デバイスにページングメッセージを送信することで、ネットワーク側でのページングメッセージの送信の負荷を効果的に低減することができる。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記ネットワークデバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
I=UE−ID mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である。
ある実現可能な方式において、前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスが前記端末デバイスに、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を放送することを含む。
ある実現可能な方式において、前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記SFN1と以下の式によって、前記目標SSBのインデックスを確定することとを含み、
I= SFN1 mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、前記方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスが前記SFN1において、前記端末デバイスに前記ページングメッセージを送信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
ここで、前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
第2の態様は、ページングのための方法を提供し、
端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
前記端末デバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信することとを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記端末デバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
I=UE−ID mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である。
ある実現可能な方式において、前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
前記端末デバイスが前記ネットワークデバイスにより放送された、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を受信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
前記端末デバイスが前記SFN1と以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することと、を含み、
I= SFN1 mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、前記方法は、さらに、
前記端末デバイスが前記SFN1において、前記ネットワークデバイスにより送信された前記ページングメッセージを受信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
ここで、前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
第3の態様は、ネットワークデバイスを提供し、
現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される送受信ユニットとを含む。
第4の態様は、端末デバイスを提供し、
現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される送受信ユニットとを含む。
第5の態様は、プロセッサ及び送受信機を含むネットワークデバイスを提供し、
プロセッサは、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、
送受信機は、前記目標SSBの存在する周波数領域位置において、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される。
第6の態様は、プロセッサ及び送受信機を含む端末デバイスを提供し、
プロセッサは、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、
送受信機は、前記目標SSBの存在する周波数領域位置において、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される。
第7の態様は、上述の第1の態様または第2の態様の方法の実施例を実行するための命令を含むコンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読媒体を提供する。
第8の態様は、入力インタフェースと、出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリとを備えるコンピュータチップを提供し、前記プロセッサは、前記メモリ内のコードを実行し、前記コードが実行されると、前記第1又は第2の発明におけるページング方法の端末デバイスによって実行される各処理を実行する。
第9の態様は、入力インタフェースと、出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリとを備えるコンピュータチップを提供し、前記プロセッサは、前記メモリ内のコードを実行し、前記コードが実行されると、前記第1又は第2の発明におけるページング方法のネットワークデバイスによって実行される各処理を実行する。
第10の態様は、上記ネットワークデバイスと端末デバイスとを備えた通信システムである。
本発明の応用シーンの模式図である。 本発明の実施例におけるページングメッセージ占有された周波数領域リソースの概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるページングのための方法の概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるページングメッセージの送信タイミングの概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるネットワークデバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における他のネットワークデバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における端末デバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における他の端末デバイスの概略ブロック図である。
図1は本発明の実施例における応用シーンの模式図である。
図1に示すように、通信システム100は、端末デバイス110と、ネットワークデバイス120とを含む。ネットワークデバイス120は、エアポートを通じて端末デバイス110と通信する。端末デバイス110とネットワークデバイス120との間でマルチサービス伝送がサポートされる。
発明の実施例は、通信システム100を例に挙げて説明したが、本発明の実施例は、これに限定されない。つまり、本発明の実施例に係る技術的解決策は、例えば、移動通信システム( Global System of Mobile Communication、GSM )システム、符号分割多元接続( Code Division Multiple Access、CDMA )システム、広帯域符号分割多元接続( Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス( General Packet Radio Service、GPRS )、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )システム、LTE時分割複信( Time Division Duplex、TDD )、汎用移動通信システム( Universal Mobile Telecommunication System、UMTS )などの様々な通信システムに適用可能である。
本発明は、ネットワークデバイス及び端末デバイスを結合し、各実施例を説明する。
ここで、ネットワークデバイス120は、ネットワーク側で信号を送信または受信するために使用される任意のエンティティを指し得る。例えば、マシンタイプ通信( MTC )のユーザ機器、GSM又はCDMAにおける基地局( Base Transceiver Station、BTS )、WCDMAにおける基地局( NodeB )、LTEにおける発展型基地局( Evolutional Node B、eNB又はeNodeB )、5Gネットワークにおける基地局機器等であってもよい。
端末デバイス110は、任意の端末デバイスであってよい。具体的には、端末デバイス110は、1つまたは複数のコアネットワーク( Core Network )と、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク( Radio Access Network、RAN )を介して通信し、アクセス端末、ユーザ機器( User Equipment、UE )、ユーザ機器、ユーザ局、移動局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。例えば、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル( Session Initiation Protocol、SIP )電話、ワイヤレスローカルループ( Wireless Local Loop、WLL )局、パーソナルデジタル処理( Personal Digital Assistant、PDA )、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および5Gネットワークにおける端末デバイスなどであり得る。
通信システム100が5G ( New Radio、NR )通信システムを含む場合、例えば、5G通信システム及び第1通信システムからなるハイブリッド展開シナリオ等が理解され得る。ここで、当該第1の通信システムは、どのような通信システムであってもよい。例えば、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )システム、LTE時分割複信( Time Division Duplex、TDD )、ユニバーサル移動通信システム( Universal Mobile Telecommunication System、UMTS )等が挙げられる。
ここで、5G NRのユーザデバイス( User Equipment、UE )は、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )のUEと同様に、まずコアネットワークにアタッチ登録され、その後、コアネットワークにUEのコンテキスト情報が存在し、そのうちの1つはロケーションエリア情報( TA list )であり、UEのページングが存在する場合、コアネットワークは、TA listの所在の全ての基地局においてページングメッセージを送信し、基地局は、基地局の下の全てのセルにおいてUEのページングをトリガする。したがって、1つのUEのページング範囲は、少なくとも1つのTA list範囲内の全てのセルでページングメッセージを送信する。
しかし、5G NRでは、セルがマルチビーム(beam)形式をとるので、UEにページングするためには、ページングメッセージを各セルの各ビームで送信しなければならない。また、高周波で構成される1セルに対しては、ビームが多くなり、例えば、ビームが64である場合、1セル内のページングは64回の送信が必要となり、ネットワークのシグナリング負荷が増大する。さらに、上記の問題を解決するために、NR検討バージョンR15では、広帯域キャリア( wideband carrier )が、広いシステム帯域幅である。各NRキャリアの最大チャネル帯域幅は、低い周波数100 MHz、高い周波数400 MHz、そして100 Mhz / 400 Mhzチャネル帯域幅が連続している。UEが広帯域キャリア上で動作している場合、UEの電力消費は非常に大きい。したがって、UEの無線周波数( RF )帯域幅は、UEの実際のスループットに応じて調整され得る。同時に、UEのコストを考えると、UEの実際にサポートされる最大無線周波数帯域幅は、システムによってサポートされる帯域幅よりも小さく、すなわち、広帯域キャリア( wideband carrier )よりも小さい。したがって、広帯域キャリア( wideband carrier )全体にわたって複数の同期情報ブロック( Synchronization Signal Block、SSB )が送信され、異なるUEのアクセス要件を満たす。例えば、図2に示すように、現在の帯域幅キャリアにはSSB1、SSB2が含まれているので、UEのページングが存在する場合、ネットワークデバイスは、SSB1、SSB2が位置する周波数領域リソース上でのみ端末デバイスのページングメッセージを送信することができ、ネットワークのシグナリングロードを低減することができる。
図2に示す技術案において、異なるUEが異なるSSBを選択して常駐するので、ネットワーク側は、UEがどのSSBに常駐しているかを知らないことが分かる。このため、ネットワーク側は、UEに対するページングメッセージを送信する際に、全てのSSB上で当該UEに対するページングメッセージを送信することになり、上述した技術案には依然として余分な負荷がかかる。
本発明の実施例では、上記技術的課題に存在する余分な負荷を解決するために、現在の帯域キャリアの複数のSSBの中から目標SSBを決定することにより、ネットワークデバイスが目標SSBが存在する周波数領域位置のみで端末デバイスにページングメッセージを送信するため、ネットワーク側でのページングメッセージの送信の負荷をさらに低減することができる。
図3は本発明の実施例におけるページングのための方法のフローチャートである。
図3に示すように、当該方法は、210〜230を含む。
210において、ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数のSSBから目標SSBを確定する。
220において、端末デバイスが現在帯域キャリアの複数のSSBから目標SSBを確定する。
230において、ネットワークデバイスは、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、当該端末デバイスに当該端末デバイスのページングメッセージを送信する。
具体的には、ネットワークデバイスの場合、ネットワークデバイスは、現在の帯域幅キャリアの複数の同期情報ブロック( SSB )において、目標SSBを決定し、そして、ネットワークデバイスは、目標SSBが存在する周波数領域位置において、端末デバイスのページングメッセージを端末デバイスに送信する。端末デバイスは、現在の帯域幅キャリアの複数の同期情報ブロック( SSB )において、目標SSBを決定し、そして、端末デバイスは、ネットワークデバイスから送信された端末デバイスのページングメッセージを、SSBが存在する周波数領域で受信する。
ある実施例において、当該ネットワークデバイスは、以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定し、I=UE−ID mod Mである。ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDは、当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。さらに、当該ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスに、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つを放送する。任意選択で、当該周波数領域位置は、絶対無線周波数チャネル番号 (Absolute Radio Frequency Channel Number、ARFCN )、又は、当該周波数領域位置は、現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
なお、UE−IDは、端末デバイスを特定できる任意の情報であってもよい。例えば、該UE−IDは、該端末デバイスの一時的加入者識別子( S−TMSI )であってもよく、該UE−IDは、該端末デバイスの国際移動加入者識別子( International Mobile Subscriber Identity、IMSI )であってもよい。他の代替的な実施例において、UE−IDは、端末デバイスの一時的なIMSI ( Temporary IMSI、TIMSI )、パケットドメイン−ユーザ一時的な識別子( Packet−Temporary Mobile Subscriber Identity、P−TMSI )又は国際モバイルデバイス識別子( International Mobile Equipment Identity、IMEI )等であってもよい。
他の実施例において、当該ネットワークデバイスは、システムフレーム番号SFN1を確定し、次に、当該ネットワークデバイスは、当該SFN1と以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定し、I= SFN1 mod Mであり、ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、さらに、当該ネットワークデバイスは、当該SFN1において、当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信する。
具体的には、当該ネットワークデバイスは、SFN2を決定した後、SFN2に基づいてSFN1を決定することができる。具体的には、上記式におけるシステムフレーム番号であるSFN2は、UEのページングタイミング(Paging Occasion、PO )におけるページングフレーム( Paging Frame、PF )、すなわち、ページングタイミングの開始時点におけるSFN ( System Frame Number、SFN )であると理解され得る。本発明の実施例において、アイドル状態におけるUEの電力消費を低減するために、UEは、非連続受信方式( Discontinuous Reception、DRX )を用いてページングメッセージを受信し、アイドル状態におけるUEは、特定のサブフレーム( 1 ms )において物理下り制御チャネル( Physical Downlink Control Channel、PDCCH )をリッスンし、これらの特定のサブフレーム( 1 ms )は、ページングタイミング( Paging Occasion、PO )と呼ばれ、これらの特定のサブフレーム( 1 ms )が位置する無線フレーム( 10 ms )は、ページングフレーム( Paging Frame、PF )と呼ばれる。したがって、SFN1は、当該目標SSBのインデックスを決定するためのシステムフレーム番号( System Frame Number、SFN )として理解され得る。
実際の動作では、端末デバイスがPF及びPOの特定の位置を計算した後、UEは、当該位置のPDCCHのリスニングを開始し、ページング無線ネットワーク一時識別子が見つかった場合( Paging Radio Network Temporary Identifier、P−RNTI )、PDCCHによって示されるRB割り当て及び変調符号化方式( MCS )に従って、同一サブフレームの物理下り共有チャネル( Physical Downlink Shared Channel、PDSCH )上からページングメッセージを取得する。ページングメッセージが自UEのアイデンティティ識別子( ID )を含む場合、ページング応答を開始し、そうでない場合、対応する位置のPDCCHをリッスンすることが、時間間隔Tの後に継続される。
例として、当該ネットワークデバイスは、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。例えば、N=min(T、nB)を用い、ここで、TはDRX周期であり、nBはネットワーク側設定パラメータである。
例として、当該ネットワークデバイスは、当該SFN2を当該SFN1として確定する。
他の例として、POが存在する位置がSSBに近くするように、例えば、POがSSBの直後に位置し、この場合、SSBで同期をとった後に端末デバイスがページングメッセージを直接受信できるようにするためには、上記式で計算したPFのSFNを、直前のSSBが存在するSFNの後の少なくとも1つSFNが間隔されたSFNにシフトして最後のPFの位置とする必要がある。ここで、少なくとも1つSFNは、システム固定でもよいし、ネットワーク側がシステム放送で構成してもよい。すなわち、図4に示すように、当該ネットワークデバイスは、SFN2より前で最も近いSSB0が位置するSFN3を決定し、SFN3より少なくとも1つのSFNを後方にオフセットしたSFNをSFN1として決定することができる。任意選択で、上記の少なくとも1つのSFNの個数をシステムで設定するか、又は、ネットワークデバイスシステムから端末デバイスにブロードキャストする。
なお、上記のI= SFN1 mod Mによって目標SSBのインデックスを確定し、当該ネットワークデバイスが当該SFN1において当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信することは、例示なものである。例えば、他の実施例において、当該ネットワークデバイスは、I=UE−ID mod Mに基づいて目標SSBのインデックスを確定し、当該SFN1に当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信してもよい。
図5は本発明の実施例におけるネットワークデバイスのブロック図である。
図5に示すように、当該ネットワークデバイス300は、確定ユニット310及び送受信ユニット320を含む。
確定ユニット310は、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、送受信ユニット320は、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、端末デバイスに当該端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、以下の式によって、当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I=UE−ID mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDが当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。
任意選択で、当該UE−IDは、当該端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSI、又は、当該UE−IDは、当該端末デバイス的国際移動加入者識別子IMSIである。
任意選択で、確定ユニット310が現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該送受信ユニット320は、さらに、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を当該端末デバイスに放送するように構成される。
任意選択で、当該周波数領域位置は、絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、当該周波数領域位置は、現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、
システムフレーム番号SFN1を確定し、当該SFN1と以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I= SFN1 mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、当該送受信ユニット320は、具体的に、
当該SFN1において、当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、さらに、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
当該SFN2に基づいて当該SFN1を確定するように構成され、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、当該SFN2を当該SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
本発明の実施例において、確定ユニット310はプロセッサによって実現され、送受信ユニット320は送受信機によって実現されてもよい。図6に示すように、ネットワークデバイス400は、プロセッサ410、送受信機420、及びメモリ430を含み得る。ここで、メモリ430は、指示情報を記憶するために使用されてもよく、プロセッサ410が実行するコード、命令などを記憶するために使用されてもよい。ネットワークデバイス400の各構成要素は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バス等のバスシステムにより接続されている。図6に示すネットワークデバイス400は、上述の方法の実施例においてネットワークデバイスにより実施される様々なプロセスを実施することができ、重複を避けるためにここでは繰り返し説明しない。
図7は本発明の実施例における端末デバイスのブロック図である。
図7に示すように、当該端末デバイスは、確定ユニット510及び送受信ユニット520を含む。
確定ユニット510は、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、送受信ユニット520は、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、ネットワークデバイスにより送信された当該端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、以下の式によって当該目標SSB的インデックスを確定するように構成され、
I=UE−ID mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDが当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。
任意選択で、当該UE−IDが当該端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、当該UE−IDが当該端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
任意選択で、当該端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該送受信ユニット520は、さらに、当該ネットワークデバイスにより放送された、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つを受信するように構成される。
任意選択で、当該周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、当該周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、システムフレーム番号SFN1を確定し、当該SFN1と以下の式によって、当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I= SFN1 mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、当該送受信ユニットは、さらに、
当該SFN1において、当該ネットワークデバイスにより送信された当該ページングメッセージを受信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
当該SFN2に基づいて当該SFN1を確定するように構成され、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、当該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、当該SFN2を当該SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される。
なお、本発明の実施の形態では、確定ユニット510はプロセッサにより実現され、送受信ユニット520は送受信機により実現されてもよい。図8に示すように、端末デバイス600は、プロセッサ610、送受信機620、及びメモリ630を含む。ここで、メモリ630は、指示情報を記憶するために使用されてもよく、プロセッサ610が実行するコード、命令などを記憶するために使用されてもよい。端末デバイス600の各構成要素は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バス等のバスシステムにより接続されている。図8に示す端末デバイス600は、上述の方法の実施例において端末デバイスにより実現される各処理を実現することができるが、重複を避けるため、ここではその説明を省略する。
任意選択で、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
実施において、本発明の実施例における方法の実施例のステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。より具体的には、本発明の実施例に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサによって実行されることによって直接実施され得るか、または、デコーディングプロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されることによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、レジスタなどの当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置され得る。この記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、ハードウェアとともに上述した方法のステップを実行する。
ここで、本願の実施例のプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることが理解される。実施において、上述した方法の実施例のステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ( Digital Signal Processor、DSP )、特定用途向け集積回路( Application Specific Integrated Circuit、ASIC )、既存のプログラマブルゲートアレイ( Field Programmable Gate Array、FPGA )又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。また、汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、また、汎用プロセッサは汎用プロセッサであれば何でもよい。
本発明の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ( Read−Only Memory、ROM )、プログラマブルリードオンリーメモリ( Programmable ROM、PROM )、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Erasable PROM、EPROM )、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Electrically EPROM、EEPROM )、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ( Random Access Memory、RAM )であってよい。限定ではなく例として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ( Static RAM、SRAM )、ダイナミックランダムアクセスメモリ( Dynamic RAM、DRAM )、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchronous DRAM、SDRAM )、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM )、エンハンスメント型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Enhanced SDRAM、ESDRAM )、シンクロナス接続ダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchlink DRAM、SLDRAM )、及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ( Direct Rambus RAM、DR RAM )など、多くの形態で利用可能である。本明細書に記載のシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されているが、これらに限定されないことに留意されたい。
最後に、本発明の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される用語は、特定の実施例を説明する目的のためだけであり、本発明の実施例を限定することを意図していないことに留意されたい。
例えば、本発明の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「1つ」、「上記」、及び「当該」は、文脈が他の意味を明確に示しない限り、複数形も含むことを意図している。
当業者は、本明細書に開示される実施例に関連して説明される様々な例のユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せで実装され得ることを認識するであろう。これらの機能は、技術案の特定の適用例および設計制約に応じて、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実行されるかに依存する。当業者は、説明された機能を実施するために、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用することができるが、そのような実施は、本発明の実施例の範囲から逸脱するものと考えられるべきではない。
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照してよく、ここでその説明が省略されることを理解するであろう。
本明細書で提供されるいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置、および方法は、他の方法で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施例は、単に例示的なものであり、例えば、ユニットの分割は、1つの論理的機能の分割にすぎず、実際の実装では、別の分割方法があり得、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが組み合わされてもよいし、別のシステムに統合されてもよいし、又はいくつかの特徴が省略されてもよいし、又は実行されなくてもよい。別の点では、表示または議論される相互間の結合または直接的な結合または通信接続は、何らかのインターフェース、デバイスまたはユニットを介した間接的な結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
上記分離手段として説明したユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示する手段は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所にあってもよく、あるいは複数のネットワークユニットに分散していてもよい。また、各手段の一部又は全部を、必要に応じて選択して、実施することもできる。
また、本発明の実施の形態における各機能部は、1つの処理部に集積されていてもよいし、各部は、物理的に単独で存在していてもよいし、2つ以上の部が1つの処理部に集積されていてもよい。
ソフトウェア機能単位で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本発明の実施例の技術的思想の本質または従来技術に寄与する部分、または技術的思想の部分は、1つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の実施例に係る方法のステップの全部または一部を実行させるための複数の命令を含む1つの記憶媒体に記憶されたソフトウェア製品の形態で具現化されてもよい。また、前記記憶媒体としては、U-ディスク、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、光ディスク等のプログラムコードを記憶できる種々の媒体を用いることができる。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、本発明の実施例の保護範囲はこれに限定されるものではなく、本発明の実施例の保護範囲内で当業者であれば容易に変更または置換を想到できるものであり、それらも本発明の実施例の保護範囲に包含されるものである。したがって、本発明の実施例の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を基準とするべきである。
本発明の実施例は、通信分野に関し、具体的に、ページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスに関する。
人々は、速度、遅延、高速移動性、エネルギー効率に対する追求、および将来の生活におけるサービスの多様性、複雑になる。第3世代パートナーシッププロジェクト( The 3 rd Generation Partnership Project、3 GPP )国際標準団体は、第5世代(5−Generation、5G)動通信技術の開発を開始している。5Gの主な適用シーンは、拡張モバイルウルトラワイドバンド( Enhance Mobile Broadband、eMBB )、低遅延高信頼通信( Ultra−Reliable and Low Latency Communication、URLLC )、大規模機械クラス通信( massive machine type of communication、mMTC )である。
5G NR( New Radio)の早期構成において、5G NRのユーザデバイス( User Equipment、UE )は、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )のUEと同様に、まずコアネットワークにアタッチ登録され、その後、コアネットワークにUEのコンテキスト情報が存在し、そのうちの1つはロケーションエリア情報( TA list )であり、UEのページングが存在する場合、コアネットワークは、TA listの所在の全ての基地局においてページングメッセージを送信し、基地局は、基地局の下の全てのセルにおいてUEのページングをトリガする。したがって、1つのUEのページング範囲は、少なくとも1つのTA list範囲内の全てのセルでページングメッセージを送信する。
5G NRでは、セルがマルチビーム(beam)形式をとるので、UEにページングするためには、ページングメッセージを各セルの各ビームで送信しなければならない。また、高周波で構成される1セルに対しては、ビームが多くなり、例えば、ビームが64である場合、1セル内のページングは64回の送信が必要となり、ネットワークのシグナリング負荷が増大する。したがって、UEがページングメッセージを送信するネットワーク側の負荷をどのように低減するかは、緊急に解決すべき課題である。
本願は、ネットワーク側からのページングメッセージの送信負荷を軽減することができるページングのための方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスを提供する。
第1の態様は、ページングのための方法を提供し、
ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域の位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信することとを含む。
本発明の実施例では、現在の帯域キャリアの複数のSSBの中から目標SSBを決定することにより、ネットワークデバイスが当該目標SSBの存在する周波数領域の位置のみにおいて端末デバイスにページングメッセージを送信することで、ネットワーク側でのページングメッセージの送信の負荷を効果的に低減することができる。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記ネットワークデバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
I=UE−ID mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である。
ある実現可能な方式において、前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスが前記端末デバイスに、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を放送することを含む。
ある実現可能な方式において、前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記SFN1と以下の式によって、前記目標SSBのインデックスを確定することとを含み、
I= SFN1 mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、前記方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスが前記SFN1において、前記端末デバイスに前記ページングメッセージを送信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
ここで、前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記ネットワークデバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
第2の態様は、ページングのための方法を提供し、
端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
前記端末デバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信することとを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記端末デバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
I=UE−ID mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である。
ある実現可能な方式において、前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
前記端末デバイスが前記ネットワークデバイスにより放送された、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を受信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
前記端末デバイスが前記SFN1と以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することと、を含み、
I= SFN1 mod M
ここで、前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、前記方法は、さらに、
前記端末デバイスが前記SFN1において、前記ネットワークデバイスにより送信された前記ページングメッセージを受信することを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
ここで、前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
前記端末デバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む。
ある実現可能な方式において、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
第3の態様は、ネットワークデバイスを提供し、
現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される送受信ユニットとを含む。
第4の態様は、端末デバイスを提供し、
現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される送受信ユニットとを含む。
第5の態様は、プロセッサ及び送受信機を含むネットワークデバイスを提供し、
プロセッサは、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、
送受信機は、前記目標SSBの存在する周波数領域位置において、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される。
第6の態様は、プロセッサ及び送受信機を含む端末デバイスを提供し、
プロセッサは、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、
送受信機は、前記目標SSBの存在する周波数領域位置において、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される。
第7の態様は、上述の第1の態様または第2の態様の方法の実施例を実行するための命令を含むコンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読媒体を提供する。
第8の態様は、入力インタフェースと、出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリとを備えるコンピュータチップを提供し、前記プロセッサは、前記メモリ内のコードを実行し、前記コードが実行されると、前記第1又は第2の発明におけるページング方法の端末デバイスによって実行される各処理を実行する。
第9の態様は、入力インタフェースと、出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリとを備えるコンピュータチップを提供し、前記プロセッサは、前記メモリ内のコードを実行し、前記コードが実行されると、前記第1又は第2の発明におけるページング方法のネットワークデバイスによって実行される各処理を実行する。
第10の態様は、上記ネットワークデバイスと端末デバイスとを備えた通信システムである。
本発明の応用シーンの模式図である。 本発明の実施例におけるページングメッセージ占有された周波数領域リソースの概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるページングのための方法の概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるページングメッセージの送信タイミングの概略ブロック図である。 本発明の実施例におけるネットワークデバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における他のネットワークデバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における端末デバイスの概略ブロック図である。 本発明の実施例における他の端末デバイスの概略ブロック図である。
図1は本発明の実施例における応用シーンの模式図である。
図1に示すように、通信システム100は、端末デバイス110と、ネットワークデバイス120とを含む。ネットワークデバイス120は、エアポートを通じて端末デバイス110と通信する。端末デバイス110とネットワークデバイス120との間でマルチサービス伝送がサポートされる。
発明の実施例は、通信システム100を例に挙げて説明したが、本発明の実施例は、これに限定されない。つまり、本発明の実施例に係る技術的解決策は、例えば、移動通信システム( Global System of Mobile Communication、GSM )システム、符号分割多元接続( Code Division Multiple Access、CDMA )システム、広帯域符号分割多元接続( Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス( General Packet Radio Service、GPRS )、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )システム、LTE時分割複信( Time Division Duplex、TDD )、汎用移動通信システム( Universal Mobile Telecommunication System、UMTS )などの様々な通信システムに適用可能である。
本発明は、ネットワークデバイス及び端末デバイスを結合し、各実施例を説明する。
ここで、ネットワークデバイス120は、ネットワーク側で信号を送信または受信するために使用される任意のエンティティを指し得る。例えば、マシンタイプ通信( MTC )のユーザ機器、GSM又はCDMAにおける基地局( Base Transceiver Station、BTS )、WCDMAにおける基地局( NodeB )、LTEにおける発展型基地局( Evolutional Node B、eNB又はeNodeB )、5Gネットワークにおける基地局機器等であってもよい。
端末デバイス110は、任意の端末デバイスであってよい。具体的には、端末デバイス110は、1つまたは複数のコアネットワーク( Core Network )と、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク( Radio Access Network、RAN )を介して通信し、アクセス端末、ユーザ機器( User Equipment、UE )、ユーザ機器、ユーザ局、移動局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。例えば、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル( Session Initiation Protocol、SIP )電話、ワイヤレスローカルループ( Wireless Local Loop、WLL )局、パーソナルデジタル処理( Personal Digital Assistant、PDA )、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および5Gネットワークにおける端末デバイスなどであり得る。
通信システム100が5G ( New Radio、NR )通信システムを含む場合、例えば、5G通信システム及び第1通信システムからなるハイブリッド展開シナリオ等が理解され得る。ここで、当該第1の通信システムは、どのような通信システムであってもよい。例えば、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )システム、LTE時分割複信( Time Division Duplex、TDD )、ユニバーサル移動通信システム( Universal Mobile Telecommunication System、UMTS )等が挙げられる。
ここで、5G NRのユーザデバイス( User Equipment、UE )は、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )のUEと同様に、まずコアネットワークにアタッチ登録され、その後、コアネットワークにUEのコンテキスト情報が存在し、そのうちの1つはロケーションエリア情報( TA list )であり、UEのページングが存在する場合、コアネットワークは、TA listの所在の全ての基地局においてページングメッセージを送信し、基地局は、基地局の下の全てのセルにおいてUEのページングをトリガする。したがって、1つのUEのページング範囲は、少なくとも1つのTA list範囲内の全てのセルでページングメッセージを送信する。
しかし、5G NRでは、セルがマルチビーム(beam)形式をとるので、UEにページングするためには、ページングメッセージを各セルの各ビームで送信しなければならない。また、高周波で構成される1セルに対しては、ビームが多くなり、例えば、ビームが64である場合、1セル内のページングは64回の送信が必要となり、ネットワークのシグナリング負荷が増大する。さらに、上記の問題を解決するために、NR検討バージョンR15では、広帯域キャリア( wideband carrier )が、広いシステム帯域幅である。各NRキャリアの最大チャネル帯域幅は、低い周波数100 MHz、高い周波数400 MHz、そして100 Mhz / 400 Mhzチャネル帯域幅が連続している。UEが広帯域キャリア上で動作している場合、UEの電力消費は非常に大きい。したがって、UEの無線周波数( RF )帯域幅は、UEの実際のスループットに応じて調整され得る。同時に、UEのコストを考えると、UEの実際にサポートされる最大無線周波数帯域幅は、システムによってサポートされる帯域幅よりも小さく、すなわち、広帯域キャリア( wideband carrier )よりも小さい。したがって、広帯域キャリア( wideband carrier )全体にわたって複数の同期情報ブロック( Synchronization Signal Block、SSB )が送信され、異なるUEのアクセス要件を満たす。例えば、図2に示すように、現在の帯域幅キャリアにはSSB1、SSB2が含まれているので、UEのページングが存在する場合、ネットワークデバイスは、SSB1、SSB2が位置する周波数領域リソース上でのみ端末デバイスのページングメッセージを送信することができ、ネットワークのシグナリングロードを低減することができる。
図2に示す技術案において、異なるUEが異なるSSBを選択して常駐するので、ネットワーク側は、UEがどのSSBに常駐しているかを知らないことが分かる。このため、ネットワーク側は、UEに対するページングメッセージを送信する際に、全てのSSB上で当該UEに対するページングメッセージを送信することになり、上述した技術案には依然として余分な負荷がかかる。
本発明の実施例では、上記技術的課題に存在する余分な負荷を解決するために、現在の帯域キャリアの複数のSSBの中から目標SSBを決定することにより、ネットワークデバイスが目標SSBが存在する周波数領域位置のみで端末デバイスにページングメッセージを送信するため、ネットワーク側でのページングメッセージの送信の負荷をさらに低減することができる。
図3は本発明の実施例におけるページングのための方法のフローチャートである。
図3に示すように、当該方法は、210〜230を含む。
210において、ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数のSSBから目標SSBを確定する。
220において、端末デバイスが現在帯域キャリアの複数のSSBから目標SSBを確定する。
230において、ネットワークデバイスは、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、当該端末デバイスに当該端末デバイスのページングメッセージを送信する。
具体的には、ネットワークデバイスの場合、ネットワークデバイスは、現在の帯域幅キャリアの複数の同期情報ブロック( SSB )において、目標SSBを決定し、そして、ネットワークデバイスは、目標SSBが存在する周波数領域位置において、端末デバイスのページングメッセージを端末デバイスに送信する。端末デバイスは、現在の帯域幅キャリアの複数の同期情報ブロック( SSB )において、目標SSBを決定し、そして、端末デバイスは、ネットワークデバイスから送信された端末デバイスのページングメッセージを、SSBが存在する周波数領域で受信する。
ある実施例において、当該ネットワークデバイスは、以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定し、I=UE−ID mod Mである。ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDは、当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。さらに、当該ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスに、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つを放送する。任意選択で、当該周波数領域位置は、絶対無線周波数チャネル番号 (Absolute Radio Frequency Channel Number、ARFCN )、又は、当該周波数領域位置は、現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
なお、UE−IDは、端末デバイスを特定できる任意の情報であってもよい。例えば、該UE−IDは、該端末デバイスの一時的加入者識別子( S−TMSI )であってもよく、該UE−IDは、該端末デバイスの国際移動加入者識別子( International Mobile Subscriber Identity、IMSI )であってもよい。他の代替的な実施例において、UE−IDは、端末デバイスの一時的なIMSI ( Temporary IMSI、TIMSI )、パケットドメイン−ユーザ一時的な識別子( Packet−Temporary Mobile Subscriber Identity、P−TMSI )又は国際モバイルデバイス識別子( International Mobile Equipment Identity、IMEI )等であってもよい。
他の実施例において、当該ネットワークデバイスは、システムフレーム番号SFN1を確定し、次に、当該ネットワークデバイスは、当該SFN1と以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定し、I= SFN1 mod Mであり、ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、さらに、当該ネットワークデバイスは、当該SFN1において、当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信する。
具体的には、当該ネットワークデバイスは、SFN2を決定した後、SFN2に基づいてSFN1を決定することができる。具体的には、上記式におけるシステムフレーム番号であるSFN2は、UEのページングタイミング(Paging Occasion、PO )におけるページングフレーム( Paging Frame、PF )、すなわち、ページングタイミングの開始時点におけるSFN ( System Frame Number、SFN )であると理解され得る。本発明の実施例において、アイドル状態におけるUEの電力消費を低減するために、UEは、非連続受信方式( Discontinuous Reception、DRX )を用いてページングメッセージを受信し、アイドル状態におけるUEは、特定のサブフレーム( 1 ms )において物理下り制御チャネル( Physical Downlink Control Channel、PDCCH )をリッスンし、これらの特定のサブフレーム( 1 ms )は、ページングタイミング( Paging Occasion、PO )と呼ばれ、これらの特定のサブフレーム( 1 ms )が位置する無線フレーム( 10 ms )は、ページングフレーム( Paging Frame、PF )と呼ばれる。したがって、SFN1は、当該目標SSBのインデックスを決定するためのシステムフレーム番号( System Frame Number、SFN )として理解され得る。
実際の動作では、端末デバイスがPF及びPOの特定の位置を計算した後、UEは、当該位置のPDCCHのリスニングを開始し、ページング無線ネットワーク一時識別子が見つかった場合( Paging Radio Network Temporary Identifier、P−RNTI )、PDCCHによって示されるRB割り当て及び変調符号化方式( MCS )に従って、同一サブフレームの物理下り共有チャネル( Physical Downlink Shared Channel、PDSCH )上からページングメッセージを取得する。ページングメッセージが自UEのアイデンティティ識別子( ID )を含む場合、ページング応答を開始し、そうでない場合、対応する位置のPDCCHをリッスンすることが、時間間隔Tの後に継続される。
例として、当該ネットワークデバイスは、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。例えば、N=min(T、nB)を用い、ここで、TはDRX周期であり、nBはネットワーク側設定パラメータである。
例として、当該ネットワークデバイスは、当該SFN2を当該SFN1として確定する。
他の例として、POが存在する位置がSSBに近くするように、例えば、POがSSBの直後に位置し、この場合、SSBで同期をとった後に端末デバイスがページングメッセージを直接受信できるようにするためには、上記式で計算したPFのSFNを、直前のSSBが存在するSFNの後の少なくとも1つSFNが間隔されたSFNにシフトして最後のPFの位置とする必要がある。ここで、少なくとも1つSFNは、システム固定でもよいし、ネットワーク側がシステム放送で構成してもよい。すなわち、図4に示すように、当該ネットワークデバイスは、SFN2より前で最も近いSSB0が位置するSFN3を決定し、SFN3より少なくとも1つのSFNを後方にオフセットしたSFNをSFN1として決定することができる。任意選択で、上記の少なくとも1つのSFNの個数をシステムで設定するか、又は、ネットワークデバイスシステムから端末デバイスにブロードキャストする。
なお、上記のI= SFN1 mod Mによって目標SSBのインデックスを確定し、当該ネットワークデバイスが当該SFN1において当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信することは、例示なものである。例えば、他の実施例において、当該ネットワークデバイスは、I=UE−ID mod Mに基づいて目標SSBのインデックスを確定し、当該SFN1に当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信してもよい。
図5は本発明の実施例におけるネットワークデバイスのブロック図である。
図5に示すように、当該ネットワークデバイス300は、確定ユニット310及び送受信ユニット320を含む。
確定ユニット310は、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、送受信ユニット320は、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、端末デバイスに当該端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、以下の式によって、当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I=UE−ID mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDが当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。
任意選択で、当該UE−IDは、当該端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSI、又は、当該UE−IDは、当該端末デバイス的国際移動加入者識別子IMSIである。
任意選択で、確定ユニット310が現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該送受信ユニット320は、さらに、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を当該端末デバイスに放送するように構成される。
任意選択で、当該周波数領域位置は、絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、当該周波数領域位置は、現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、
システムフレーム番号SFN1を確定し、当該SFN1と以下の式によって当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I= SFN1 mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、当該送受信ユニット320は、具体的に、
当該SFN1において、当該端末デバイスに当該ページングメッセージを送信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、さらに、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
当該SFN2に基づいて当該SFN1を確定するように構成され、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、当該SFN2を当該SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、確定ユニット310は、具体的に、前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
本発明の実施例において、確定ユニット310はプロセッサによって実現され、送受信ユニット320は送受信機によって実現されてもよい。図6に示すように、ネットワークデバイス400は、プロセッサ410、送受信機420、及びメモリ430を含み得る。ここで、メモリ430は、指示情報を記憶するために使用されてもよく、プロセッサ410が実行するコード、命令などを記憶するために使用されてもよい。ネットワークデバイス400の各構成要素は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バス等のバスシステムにより接続されている。図6に示すネットワークデバイス400は、上述の方法の実施例においてネットワークデバイスにより実施される様々なプロセスを実施することができ、重複を避けるためにここでは繰り返し説明しない。
図7は本発明の実施例における端末デバイスのブロック図である。
図7に示すように、当該端末デバイスは、確定ユニット510及び送受信ユニット520を含む。
確定ユニット510は、現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成され、送受信ユニット520は、当該目標SSBの存在する周波数領域位置において、ネットワークデバイスにより送信された当該端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、以下の式によって当該目標SSB的インデックスを確定するように構成され、
I=UE−ID mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該UE−IDが当該端末デバイスの識別子又は当該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、当該Mが当該複数のSSBの数である。
任意選択で、当該UE−IDが当該端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、当該UE−IDが当該端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである。
任意選択で、当該端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、当該送受信ユニット520は、さらに、当該ネットワークデバイスにより放送された、当該M、当該広帯域キャリアの各SSBのインデックス、当該広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つを受信するように構成される。
任意選択で、当該周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、当該周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、システムフレーム番号SFN1を確定し、当該SFN1と以下の式によって、当該目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
I= SFN1 mod Mである。
ここで、当該modがモジュロ演算を示し、当該Iが当該目標SSBのインデックスであり、当該Mが当該複数のSSBの数であり、当該送受信ユニットは、さらに、
当該SFN1において、当該ネットワークデバイスにより送信された当該ページングメッセージを受信するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
当該SFN2に基づいて当該SFN1を確定するように構成され、
SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)である。
ここで、当該divは整除演算を表し、当該modはモジュロ演算を表し、該Tは該端末デバイスが現在使用している非連続受信方式DRX周期であり、該UE−IDは該端末デバイスの識別子又は該端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を表し、該Nはネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、当該SFN2を当該SFN1として確定するように構成される。
任意選択で、確定ユニット510は、具体的に、前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される。
なお、本発明の実施の形態では、確定ユニット510はプロセッサにより実現され、送受信ユニット520は送受信機により実現されてもよい。図8に示すように、端末デバイス600は、プロセッサ610、送受信機620、及びメモリ630を含む。ここで、メモリ630は、指示情報を記憶するために使用されてもよく、プロセッサ610が実行するコード、命令などを記憶するために使用されてもよい。端末デバイス600の各構成要素は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バス等のバスシステムにより接続されている。図8に示す端末デバイス600は、上述の方法の実施例において端末デバイスにより実現される各処理を実現することができるが、重複を避けるため、ここではその説明を省略する。
任意選択で、前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される。
実施において、本発明の実施例における方法の実施例のステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。より具体的には、本発明の実施例に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサによって実行されることによって直接実施され得るか、または、デコーディングプロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されることによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、レジスタなどの当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置され得る。この記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、ハードウェアとともに上述した方法のステップを実行する。
ここで、本願の実施例のプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることが理解される。実施において、上述した方法の実施例のステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ( Digital Signal Processor、DSP )、特定用途向け集積回路( Application Specific Integrated Circuit、ASIC )、既存のプログラマブルゲートアレイ( Field Programmable Gate Array、FPGA )又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。また、汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、また、汎用プロセッサは汎用プロセッサであれば何でもよい。
本発明の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ( Read−Only Memory、ROM )、プログラマブルリードオンリーメモリ( Programmable ROM、PROM )、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Erasable PROM、EPROM )、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Electrically EPROM、EEPROM )、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ( Random Access Memory、RAM )であってよい。限定ではなく例として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ( Static RAM、SRAM )、ダイナミックランダムアクセスメモリ( Dynamic RAM、DRAM )、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchronous DRAM、SDRAM )、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM )、エンハンスメント型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Enhanced SDRAM、ESDRAM )、シンクロナス接続ダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchlink DRAM、SLDRAM )、及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ( Direct Rambus RAM、DR RAM )など、多くの形態で利用可能である。本明細書に記載のシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されているが、これらに限定されないことに留意されたい。
最後に、本発明の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される用語は、特定の実施例を説明する目的のためだけであり、本発明の実施例を限定することを意図していないことに留意されたい。
例えば、本発明の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「1つ」、「上記」、及び「当該」は、文脈が他の意味を明確に示しない限り、複数形も含むことを意図している。
当業者は、本明細書に開示される実施例に関連して説明される様々な例のユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せで実装され得ることを認識するであろう。これらの機能は、技術案の特定の適用例および設計制約に応じて、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実行されるかに依存する。当業者は、説明された機能を実施するために、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用することができるが、そのような実施は、本発明の実施例の範囲から逸脱するものと考えられるべきではない。
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照してよく、ここでその説明が省略されることを理解するであろう。
本明細書で提供されるいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置、および方法は、他の方法で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施例は、単に例示的なものであり、例えば、ユニットの分割は、1つの論理的機能の分割にすぎず、実際の実装では、別の分割方法があり得、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが組み合わされてもよいし、別のシステムに統合されてもよいし、又はいくつかの特徴が省略されてもよいし、又は実行されなくてもよい。別の点では、表示または議論される相互間の結合または直接的な結合または通信接続は、何らかのインターフェース、デバイスまたはユニットを介した間接的な結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
上記分離手段として説明したユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示する手段は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所にあってもよく、あるいは複数のネットワークユニットに分散していてもよい。また、各手段の一部又は全部を、必要に応じて選択して、実施することもできる。
また、本発明の実施の形態における各機能部は、1つの処理部に集積されていてもよいし、各部は、物理的に単独で存在していてもよいし、2つ以上の部が1つの処理部に集積されていてもよい。
ソフトウェア機能単位で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本発明の実施例の技術的思想の本質または従来技術に寄与する部分、または技術的思想の部分は、1つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の実施例に係る方法のステップの全部または一部を実行させるための複数の命令を含む1つの記憶媒体に記憶されたソフトウェア製品の形態で具現化されてもよい。また、前記記憶媒体としては、U-ディスク、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、光ディスク等のプログラムコードを記憶できる種々の媒体を用いることができる。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、本発明の実施例の保護範囲はこれに限定されるものではなく、本発明の実施例の保護範囲内で当業者であれば容易に変更または置換を想到できるものであり、それらも本発明の実施例の保護範囲に包含されるものである。したがって、本発明の実施例の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を基準とするべきである。

Claims (40)

  1. ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
    前記ネットワークデバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域の位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信することとを含む
    ことを特徴とするページングのための方法。
  2. 前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
    前記ネットワークデバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
    I=UE−ID mod M
    記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である
    ことを特徴とする請求項1に記載のページングのための方法。
  3. 前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである
    ことを特徴とする請求項2に記載のページングのための方法。
  4. 前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
    前記ネットワークデバイスが前記端末デバイスに、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を放送することを含む
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のページングのための方法。
  5. 前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である
    ことを特徴とする請求項4に記載のページングのための方法。
  6. 前記ネットワークデバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
    前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
    前記ネットワークデバイスが前記SFN1と以下の式によって、前記目標SSBのインデックスを確定することとを含み、
    I= SFN1 mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、
    前記方法は、さらに、
    前記ネットワークデバイスが前記SFN1において、前記端末デバイスに前記ページングメッセージを送信することを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のページングのための方法。
  7. 前記ネットワークデバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
    前記ネットワークデバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
    前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
    SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
    ここで、前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である
    ことを特徴とする請求項6に記載のページングのための方法。
  8. 前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
    前記ネットワークデバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のページングのための方法。
  9. 前記ネットワークデバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
    前記ネットワークデバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のページングのための方法。
  10. 前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される
    ことを特徴とする請求項9に記載のページングのための方法。
  11. 端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することと、
    前記端末デバイスが前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信することとを含む
    ことを特徴とするページングのための方法。
  12. 前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
    前記端末デバイスが以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することを含み、
    I=UE−ID mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である
    ことを特徴とする請求項11に記載のページングのための方法。
  13. 前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである
    ことを特徴とする請求項12に記載のページングのための方法。
  14. 前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記方法は、さらに、
    前記端末デバイスが前記ネットワークデバイスにより放送された、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を受信するすることを含む
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載のページングのための方法。
  15. 前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である
    ことを特徴とする請求項14に記載のページングのための方法。
  16. 前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定することは、
    前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することと、
    前記端末デバイスが前記SFN1と以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定することとを含み、
    I= SFN1 mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、
    前記方法は、さらに、
    前記端末デバイスが前記SFN1において、前記ネットワークデバイスにより送信された前記ページングメッセージを受信することを含む
    ことを特徴とする請求項11に記載のページングのための方法。
  17. 前記端末デバイスがシステムフレーム番号SFN1を確定することは、
    前記端末デバイスが以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定することと、
    前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することとを含み、
    SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
    前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である
    ことを特徴とする請求項16に記載のページングのための方法。
  18. 前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
    前記端末デバイスが前記SFN2を前記SFN1として確定することを含む
    ことを特徴とする請求項17に記載のページングのための方法。
  19. 前記端末デバイスが前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定することは、
    前記端末デバイスが前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定することを含む
    ことを特徴とする請求項17に記載のページングのための方法。
  20. 前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される
    ことを特徴とする請求項19に記載のページングのための方法。
  21. 現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
    前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、端末デバイスに前記端末デバイスのページングメッセージを送信するように構成される送受信ユニットとを含む
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  22. 前記確定ユニットは、
    以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
    I=UE−ID mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である
    ことを特徴とする請求項21に記載のネットワークデバイス。
  23. 前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである
    ことを特徴とする請求項22に記載のネットワークデバイス。
  24. 前記確定ユニットが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記送受信ユニットは、さらに
    前記端末デバイスに、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を放送するように構成される
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載のネットワークデバイス。
  25. 前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である
    ことを特徴とする請求項24に記載のネットワークデバイス。
  26. 前記確定ユニットは、
    システムフレーム番号SFN1を確定し、
    前記SFN1と以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
    I= SFN1 mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、
    前記送受信ユニットは、
    前記SFN1において、前記端末デバイスに前記ページングメッセージを送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項21に記載のネットワークデバイス。
  27. 前記確定ユニットは、
    以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
    前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定するように構成され、
    SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
    前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である
    ことを特徴とする請求項26に記載のネットワークデバイス。
  28. 前記確定ユニットは、
    前記SFN2を前記SFN1として確定するように構成される
    ことを特徴とする請求項27に記載のネットワークデバイス。
  29. 前記確定ユニットは、
    前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される
    ことを特徴とする請求項27に記載のネットワークデバイス。
  30. 前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される
    ことを特徴とする請求項29に記載のネットワークデバイス。
  31. 現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定するように構成される確定ユニットと、
    前記目標SSBの存在する周波数領域位置で、ネットワークデバイスにより送信された前記端末デバイスのページングメッセージを受信するように構成される送受信ユニットとを含む
    ことを特徴とする端末デバイス。
  32. 前記確定ユニットは、
    以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
    I=UE−ID mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Mが前記複数のSSBの数である
    ことを特徴とする請求項31に記載の端末デバイス。
  33. 前記UE−IDが前記端末デバイスの一時的加入者識別子S−TMSIであり、又は、前記UE−IDが前記端末デバイスの国際移動加入者識別子IMSIである
    ことを特徴とする請求項32に記載の端末デバイス。
  34. 前記端末デバイスが現在帯域キャリアの複数の同期情報ブロックSSBから目標SSBを確定する前に、前記端末デバイスは、
    前記端末デバイスが前記ネットワークデバイスにより放送された、前記M、前記広帯域キャリアの各SSBのインデックス、前記広帯域キャリアの各SSBの周波数領域位置のうちの少なくとも1つの情報を受信する
    ことを特徴とする請求項32又は33に記載の端末デバイス。
  35. 前記周波数領域位置が絶対無線周波数チャネル番号ARFCNであり、又は、前記周波数領域位置が現在のSSBの周波数領域の位置に対するオフセット位置である
    ことを特徴とする請求項34に記載の端末デバイス。
  36. 前記確定ユニットは、
    システムフレーム番号SFN1を確定し、
    前記SFN1と以下の式によって前記目標SSBのインデックスを確定するように構成され、
    I= SFN1 mod M
    前記modがモジュロ演算を示し、前記Iが前記目標SSBのインデックスであり、前記Mが前記複数のSSBの数であり、
    前記送受信ユニットは、さらに、
    前記SFN1において、前記ネットワークデバイスにより送信された前記ページングメッセージを受信するように構成される
    ことを特徴とする請求項31に記載の端末デバイス。
  37. 前記確定ユニットは、
    以下の式によってシステムフレーム番号SFN2を確定し、
    前記SFN2に基づいて前記SFN1を確定するように構成され、
    SFN2 mod T=(T div N)*(UE−ID mod N)
    前記divが整除演算を示し、前記modがモジュロ演算を示し、前記Tは、前記端末デバイスが現在使用する非連続受信方式DRX周期であり、前記UE−IDが前記端末デバイスの識別子又は前記端末デバイスの識別子を入力とする演算結果を示し、前記Nがネットワーク側の構成パラメータ又はネットワーク側の構成パラメータを入力とする演算結果である
    ことを特徴とする請求項36に記載の端末デバイス。
  38. 前記確定ユニットは、
    前記SFN2を前記SFN1として確定するように構成される
    ことを特徴とする請求項37に記載の端末デバイス。
  39. 前記確定ユニットは、
    前記SFN2の前に、且つ最も近いSSBの存在するSFN3を確定し、前記SFN3に対して少なくとも1つSFNを後方にオフセットしたSFNを前記SFN1として確定するように構成される
    ことを特徴とする請求項37に記載の端末デバイス。
  40. 前記少なくとも1つのSFNの数がシステムにより設定され、又は、前記少なくとも1つのSFNの数が前記ネットワークデバイスのシステムにより前記端末デバイスに放送される
    ことを特徴とする請求項39に記載の端末デバイス。
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