JP2021520137A - 早期データ伝送のためのプロトコル・データ・ユニットの作成 - Google Patents

早期データ伝送のためのプロトコル・データ・ユニットの作成 Download PDF

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Abstract

【課題】早期データ伝送のためのプロトコル・データ・ユニットの作成。【解決手段】様々な通信システムは、改善されたランダム・アクセス手順から利益を得ることができる。例えば、カバレージ拡張レベルを変更するときにランダム・アクセス手順を改善することが有用であり得る。特定の実施形態による方法は、ランダム・アクセス手順の失敗に応答してカバレッジ強化レベルを変更することを含むことができる。この方法は、また、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始され得るかどうかを決定することを含み得る。さらに、この方法は変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始されたときに、変更されたカバレージ拡張レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットをユーザ装置において構築することを含むことができる。さらに、本方法は、変更されたカバレッジ強化レベル上で、ユーザ装置からビルトパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに初期データを伝送することを含み得る。【選択図】図1

Description

様々な通信システムは、改善されたランダム・アクセス手順から利益を得ることができる。例えば、カバレージ拡張レベルを変更するときにランダム・アクセス手順を改善することが有用であり得る。
物理デバイス、車両、家電製品、および他のアイテムの大規模ネットワーク間での小規模データ伝送の交換を可能にするために、IoT(Internet of Things)などの3GPP(Third Generation Partnership Project)技術が開発されている。特に、IoTネットワークは、電子機器、センサ、および/またはアクチュエータが埋め込まれたアイテムが互いに、およびロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンスト(LTE−A)などの他の既存の3GPP技術と通信することを可能にする。狭帯域IoT(NB−IoT)は、IoTのための広域カバレージを提供するために開発されたセルラ技術である。NB−IoTは、展開の柔軟性、低い装置の複雑性、長いバッテリ寿命、セル内の大量の装置のサポート、および/または既存のセルラ技術を越えたかなりのカバレッジ強化を提供する。
NB−IoTの目標の1つは、アップリンクまたはダウンリンクスモールデータの伝送に必要なシグナリングの量を減らすことである。そのために、ランダム・アクセス手順中の専用リソースでの早期データ伝送のサポートが許可される。早期データ伝送は、狭帯域物理リソースアクセスチャネルの伝送後、無線リソース接続(RRC)が完了する前に、ダウンリンクおよび/またはアップリンクデータの伝送を可能にする。したがって、ユーザ装置は、RRC接続を最初に確立することなく、ネットワークへのランダム・アクセス手順におけるメッセージ3(Msg3)の一部として、早期データ伝送を開始することができる。
NB−IoT技術の場合、ランダム・アクセス手順により、ユーザ装置はカバレッジレベルを増大させることができる。4つのカバレッジ強化(CE)レベルは異なるカバレッジに対応する場合があり、ユーザ装置は、例えば、異なるCEレベルに対して、サービングセルの基準信号受信電力(RSRP)測定およびブロードキャストRSRP閾値に基づいて、CEレベルを決定することができる。CEレベルの各々は、ランダム・アクセスプリアンブル伝送のためにユーザ装置によって使用される関連する時間および周波数リソースを有する。ユーザ装置が所定のCEレベルで1回以上の試行を行った後にランダム・アクセスに失敗すると、ユーザ装置は自身が次のCEレベルであると見なし、ユーザ装置が許可された試行の最大数に達するか、またはRRCが正常に確立されるまでランダム・アクセス手順を再試行することがあり得る。
特定の実施形態によれば、装置は、コンピュータプログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含むことができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサによって、無線アクセス手順の障害に応じて、少なくとも装置にカバレッジ強化レベルを変更させるように構成されてもよい。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラム・コードは少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、少なくとも早期データ伝送が変更されたカバレッジ強化レベルで開始されてもよいかどうかを決定させるようにも構成してもよい。さらに、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラム・コードは少なくとも1つのプロセッサを用いて、変更されたカバレッジ強化レベルで早期データ伝送が開始されたときに、少なくとも装置に変更されたカバレッジ強化レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットを構築させるように構成されてもよい。さらに、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、少なくとも早期データを、変更されたカバレッジ強化レベル上で、構築されたパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに伝送させるようにも構成することができる。
特定の実施形態による方法は、ランダム・アクセス手順の失敗に応答してカバレッジ強化レベルを変更することを含むことができる。この方法はまた、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始され得るかどうかを決定することを含み得る。さらに、この方法は、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始されたときに、変更されたカバレージ拡張レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットをユーザ装置において構築することを含むことができる。さらに、本方法は、変更されたカバレッジ強化レベル上で、ユーザ装置からビルトパケット・データ・ユニット(built packet data unit)内のネットワーク・エンティティに初期データを伝送することを含み得る。
ある実施形態では、装置がランダム・アクセス手順の失敗に応じてカバレージエンハンスメントレベルを変更するための手段を含み得る。また、変更されたカバレージエンハンスメントレベルにおいて早期データ伝送が開始され得るかどうかを決定するための手段を含み得る。さらに、この装置は、変更されたカバレッジ強化レベルにおいて早期データ伝送が開始されるときに、変更されたカバレッジ強化レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットを構築することを含むことができる。さらに、この装置は、変更されたカバレージエンハンスドレベルで構築されたパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに早期データを伝送するための手段を含むことができる。
特定の実施形態によれば、ハードウェアで実行されると、非一時的コンピュータ可読媒体符号化命令は、プロセスを実行する。このプロセスは、ランダム・アクセス手順の失敗に応答してカバレッジ強化レベルを変更することを含むことができる。プロセスはまた、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始され得るかどうかを決定することを含み得る。さらに、このプロセスは、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始されたときに、変更されたカバレージ拡張レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットをユーザ装置において構築することを含むことができる。さらに、プロセスは、変更されたカバレッジ強化レベル上で、ユーザ装置からビルトパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに初期データを伝送することを含んでもよい。
特定の他の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、プロセスを実行するための命令を符号化することができる。このプロセスは、ランダム・アクセス手順の失敗に応答してカバレッジ強化レベルを変更することを含むことができる。プロセスはまた、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始され得るかどうかを決定することを含み得る。さらに、このプロセスは、変更されたカバレージ拡張レベルにおいて早期データ伝送が開始されたときに、変更されたカバレージ拡張レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットをユーザ装置において構築することを含むことができる。さらに、プロセスは、変更されたカバレッジ強化レベル上で、ユーザ装置からビルトパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに初期データを伝送することを含むことができる。
本発明を適切に理解するために、添付の図面を参照すべきである。
図1は、特定の実施形態によるフロー図の一例を示す。 図2は、特定の実施形態によるシステムの一例を示す。
特定の実施形態では、失敗したランダム・アクセス手順が1回以上再試行されてもよい。たとえば、RAR(Random Access Response)の受信の失敗や競合解決の失敗が原因で障害が発生することがあり得る。ランダム・アクセス障害が発生すると、早期データ伝送の一部としてMsg3に含まれるデータが正常に伝送されないことがある。次に、ユーザ装置はメッセージ1(Msg1)とも呼ばれる新しいプリアンブル伝送を実行し、ユーザ装置のバッファからMsg3を再伝送しようとすることができる。バッファは、早期伝送のためのデータを含むMsg3プロトコル・データ・ユニット(PDU)を含むか、または記憶することができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、ユーザ装置が格納されたMsg3PDUを再伝送することができない場合がある。特に、CEレベルを変更することは、ユーザ装置へのアップリンク許可を変更することができ、それによって、格納されたMsg3PDUが変更されたCEレベルに対応するMsg3アップリンク許可内に、もはや収まらないようにする。
レガシーNB−IoT手順では、ネットワークが88ビットのトランスポート・ブロック・サイズ(TBS)に基づくアップリンク許可をユーザ装置に提供する。いくつかの実施形態では、8ビットは1バイトに等しくてもよい。しかしながら、Msg3伝送の一部として小さなデータの伝送を含む初期のデータ伝送のために、アップリンク許可は88ビットより大きいかもしれない。例えば、TBSは、320ビットから1000ビットの範囲であってもよい。ネットワーク・エンティティは、異なるCEレベルに対して異なる最大TBSを提供することができる。いくつかの実施形態では、異なる最大TBSがネットワーク・エンティティから伝送されるブロードキャスティングシグナリングの一部として含まれてもよい。パディングビットの数を減らすために、ユーザ装置(UE)は、ネットワーク・エンティティによってブロードキャストされる許可された最大サイズよりもより小さいTBSを選択することができる。
UEがランダム・アクセス手順を再試行するときにCEレベルを変更するとき、いくつかの実施形態では、TBSが初期ランダム・アクセス手順試行中に許可された初期または元のアップリンクTBSと同じではないことがある。したがって、いくつかの実施形態は、バッファに位置する格納されたPDUが変更されたCEレベルに関連する新たに選択されたUL許可に、もはや適合しない場合に、Msg3再伝送を容易にするのに役立つ。
図1は、特定の実施形態によるフロー図の一例を示す。特に、図1は、IoT装置などのUEによって実行される方法の例を示す。ランダム・アクセス手順の一部として、UEはネットワーク・エンティティから初期アップリンク許可を受け取ることがある。アップリンク許可は、所与のTBSを有する初期PDUを含む。例えば、PDUは、MAC(medium access control)PDUであってもよい。ステップ110において、UEは、初期PDUを伝送バッファに格納することができる。バッファは、UEのリムーバブルメモリまたは非リムーバブルメモリのいずれかに記憶することができる。最初のPDUは、UEによるネットワーク・エンティティへの伝送のためのものであってもよい。バッファへの初期PDUの記憶は、例えば、UEが、ランダム・アクセス手順の一部として初期PDUを含むMsg3を伝送した後に行われてもよい。いくつかの他の実施形態では、UEが初期PDUに加えて、サービス・データ・ユニット(SDU)および/またはMAC制御要素(CE)を格納することもできる。SDUは、PDUよりも高いプロトコル層に配置されてもよく、SDUは例えば、カプセル化を使用してPDUに変換されてもよい。
ステップ120で、UEは、あるCEレベルでのランダム・アクセス手順の失敗に応答してCEレベルを変更することができる。例えば、ランダム・アクセス障害は第1のCEレベル上で発生することができ、その時点で、UEはCEレベルを第2のCEレベルに変更し、ランダム・アクセスを再試行することを試みることができる。UEは、ネットワーク・エンティティからのランダム・アクセス応答の受信、またはその欠如を介して、失敗を通知され得る。ステップ130において、UEは、変更されたCEレベルに関連する最大TBSを受信することができる。変更されたCEレベルに関連する最大TBSは、ネットワーク・エンティティから1つ以上のUEにブロードキャストされ得る。いくつかの実施形態では、ステップ130に示されるように、変更されたCEレベルに関連する最大TBSはステップ120に示されるように、CEレベルの変更前に受信されてもよい。ステップ140で、UEはクリーンPDUを得るために、格納された初期PDUからパディングまたはパディング・サブヘッダの少なくとも1つを削除してもよい。パディングを除去することは、PDU内の1つ以上のフィラービットを除去することを伴うことができ、それによってPDUのサイズを縮小する。特定の実施形態では、クリーンPDUが初期PDUのパディングまたはパディング・サブヘッダのうちの少なくとも1つを除去することによって取得され得る。
ステップ150で、UEは、ステップ130でUEが受信したクリーンPDUの長さと変更されたCEレベルに対応する最大TBSとを比較する。いくつかの実施形態では、UEが、クリーンPDUが変更されたCEレベルに対応する最大TBS以下である場合に、早期データ伝送を開始することができる。他の実施形態では、UEが、クリーンPDUが変更されたCEレベルに対応する最大TBSよりも大きい場合、ランダム・アクセス手順が完了した後に、バッファに格納されたPDUを伝送することができる。言い換えると、クリーンPDU長さが最大TBSサイズよりも大きい実施形態では、UEが早期データ伝送を利用せずにランダム・アクセス手順を開始することができる。一方、クリーンPDU長さが最大TBSサイズ以下である場合、UEは、早期データ伝送を用いてランダム・アクセス手順を再試行することができる。
ステップ170において、UEは、クリーンPDU長さに従って、ネットワーク・エンティティによって提供されるアップリンク許可によって許可されるフレキシブルTBSのリストから新しいTBSを選択することができる。アップリンク許可によって許可されるTBSのリストは所与のCEレベルに対応することができ、UEが選択することができる1つ以上のTBSを含むことができる。言い換えると、各CEレベルは、許容可能なTBSのリストに関連付けられ得る。
いくつかの実施形態では、UEが、ステップ170に示すように、変更されたCEレベルに対応する最大トランスポート・ブロック・サイズと等しいかまたはそれより小さく、クリーンPDUと等しいかまたはそれより大きい、早期データ伝送のための新しいTBSを選択することができる。言い換えると、伝送される早期データの量は、選択されたTBSよりも少なくてもよい。柔軟なTBSの中で、例えば、UEはクリーンPDU長さより大きいが、PDU長さに適合する最小の可能なTBSサイズであるTBSサイズを選択することができる。最小の可能なTBSサイズを選択することは、パディングの最小化を可能にし得る。例えば、初期データとして伝送されるユーザデータの量がMsg3の一部として600ビットであり、CEレベルに対応する可能なTBSのリストが320、550、750、および1000ビットを含む場合、UEは、750ビットのTBSサイズを選択してもよい。750ビットの選択は、クリーンPDU長さに適合する最小の可能なTBSサイズを表すことができる。ステップ180で、UEは、変更されたCEレベルで早期データ伝送が開始されると、変更されたCEレベルの選択されたTBSに対応するPDUを構築することができる。PDUの構築を開始する判定は、例えば、サブヘッダをパディングまたはパディングするためにクリーンPDUに1つ以上のバイトを追加することを含むことができる。
いくつかの他の実施形態では、ユーザ装置が初期SDUおよび対応する制御要素を伝送バッファに記憶することができる。初期SDUおよび対応する制御素子は、UEによってネットワーク・エンティティに伝送されてもよい。例えば、ステップ180に示すように、PDUの構築は初期SDUに1つ以上のバイトを追加し、サブヘッダをパディングまたはパディングするための対応する制御素子を含むことができる。ステップ190で、UEは変更されたCEレベル上の構築されたPDU内のネットワーク・エンティティに、初期データを伝送してもよい。早期データの伝送は、再伝送であってもよい。特定の実施形態では、選択されたTBSサイズがクリーンPDU長さに等しい場合、パディングまたはパディングヘッダは追加されない。言い換えると、クリーンMAC PDU長さが選択されたTBSのサイズに等しい場合、パディングヘッダおよびパディングヘッダを追加することはできない。ある他の実施形態では、1バイトまたは2バイトのパディングが必要とされてもよく、構築されたPDUはパディングのための1つまたは2つのMACサブヘッダをクリーンPDUの先頭および/または末尾に配置することによって作成されてもよい。例えば、選択されたTBSがクリーンMAC PDU長さより1バイトまたは2バイト大きいとき、特定の実施形態はパディングビットを追加せずに、1つまたは2つのパディング・サブヘッダを追加してもよい。それゆえ、PDUの構築は、パディングのためのヘッダもしくはサブヘッダとして、1もしくは2バイトを追加することを含む可能性がある。パディングのために2バイト以上が使用される他の実施形態では、UEがパディングおよびパディングに関連するMACサブヘッダを、構築されたPDUの一部として追加することができる。
図1に示される実施形態の一例は、CEレベル1において早期データ伝送を受けているUEであり得る。現在のCEレベル1のためにブロードキャストされる最大TBSは1000ビットであり得、一方、許容されるフレキシブルTBSのリストは320ビット、550ビット、750ビット、および1000ビットであり得る。初期のデータ伝送中に伝送されたユーザデータが600ビットであるとき、UEはMsg3伝送のためにPDUを構築または作成するために、アップリンク許可において750ビットの柔軟なTBSサイズを選択することができる。750ビットPDUは、UEのバッファに格納されてもよい。Msg3は伝送され、その時点で、例えば、競合解決の失敗のために、ランダム・アクセス手順が失敗する可能性がある。CEレベル1におけるいくつかのランダム・アクセス失敗の後、UEは、さらなるランダム・アクセス試行のためにCEレベル2に移動することができる。
CEレベル2のためにブロードキャストされる最大TBSサイズは700ビットであってもよく、これはCEレベル1の1000ビット最大値よりも小さい。CEレベル2のための許可されたフレキシブルTBSのリストは、320、450、550、および700であってもよい。UEは700ビットのTBSを選択し、700ビットのアップリンク許可を使用して、600ビットのユーザデータに対して初期状態伝送を試みることができる。しかし、Msg3バッファに格納される初期PDUのサイズは750ビットであるため、CEレベル2の新しいアップリンク許可(サイズは700ビット)では、初期PDUは伝送できなくなることを意味する。したがって、UEは変更されたCEレベル、特にPDUの700ビットアップリンク許可に対応し、適合するPDUを構築または再構築することができる。上述したように、UEはMAC PDUなどのPDUを含むMsg3を伝送するたびに、MAC PDU、MAC SDU、またはMAC CEをバッファに格納してもよい。UEがCEレベルを変更しないとき、ランダム・アクセス応答におけるアップリンク許可とTBSサイズは、Msg3再送に対して同じままである。そのような実施形態では、UEがMsg3再伝送のためにバッファからMAC PDUを単に取得することができる。しかしながら、CEレベルが変更される他の実施形態では、UEが格納された初期SDUにMAC CEまたはPDUを加えたものを取得し、SDUにMAC CEまたはPDUを加えたものを使用して、変更されたCEレベルに対応するTBSに従ってPDUを再構築することができる。
図2は、特定の実施形態によるシステムを示す。図1のそれぞれの表、シグナル、またはブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、1つ以上のプロセッサおよび/または回路のような、種々の手段またはそれらの併用によって実現され得ることが理解されるべきである。一実施形態では、システムが例えば、ネットワーク・エンティティ220またはUE210などのいくつかのデバイスを含むことができる。システムは、2つ以上のUE210および2つ以上のネットワーク・エンティティ220を含み得る。ネットワーク・エンティティ220は、基地局、アクセス・ポイント、アクセス・ノード、拡張ノードB、5Gまたは新規無線ノードB、サーバ、ホスト、またはUEと通信することができる他の任意のネットワーク・エンティティとすることができる。
これらの装置の各々は、211および221としてそれぞれ示される、少なくとも1つのプロセッサまたは制御ユニットまたはモジュールを含み得る。少なくとも1つのメモリが各デバイスに設けられ、それぞれ212および222として示される。メモリは、そこに含まれるコンピュータプログラム命令またはコンピュータ・コードを含むことができる。1つ以上のトランシーバ213および223を設けることができ、各デバイスは、それぞれ214および224として示すアンテナを含むこともできる。各々1つのアンテナのみが示されているが、多くのアンテナおよび複数のアンテナ素子が装置の各々に提供されてもよい。例えば、これらの装置の他の構成が提供されてもよい。例えば、ネットワーク・エンティティ220およびUE210は無線通信に加えて、有線通信のためにさらに構成されてもよく、そのような場合、アンテナ214および224は単にアンテナに限定されることなく、任意の形態の通信ハードウェアを示してもよい。
トランシーバ213および223は、それぞれ独立して、送信器、受信器、または送信器および受信器の両方、あるいは伝送および受信の両方のために構成され得るユニットまたはデバイスであり得る。(無線部分に関する限り)送信器および/または受信器は、装置自体には配置されず、例えばマストに配置される遠隔無線ヘッドとして実装されてもよい。操作および機能は、リンパ節、ホストまたはサーバのような異なるエンティティにおいて、柔軟な方法で実行することができる。言い換えれば、労働の分割は、場合によって変わり得る。考えられる使用法の1つは、ネットワーク・エンティティがローカルコンテンツを配信するようにすることである。1つ以上の機能は、サーバ上で実行可能なソフトウェアで仮想アプリケーションとして実装することもできる。
ユーザデバイスまたはUE210は、移動電話またはスマートフォンまたはマルチメディアデバイスなどの移動局(MS)、IoTセルラデバイス、無線通信能力を備えたタブレットなどのコンピュータ、無線通信能力を備えたパーソナルデータまたはデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルメディアプレーヤ、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、無線通信能力を備えたナビゲーションユニット、またはそれらの任意の組合せとすることができる。他の実施形態では、ユーザ装置がセンサ、メータ、またはロボットのような人との相互作用を必要としない機械通信装置と置き換えることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザ装置またはネットワーク・エンティティなどの機器が図1に関連して上で説明した実施形態を実行するための手段を含むことができ、特定の実施形態では、コンピュータプログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリが、少なくとも1つのプロセッサと共に、少なくとも装置に本明細書で説明したプロセスのいずれかを実行させるように構成することができる。
プロセッサ211および221は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、デジタル拡張回路、または同等のデバイス、あるいはそれらの組合せなど、任意の計算またはデータ処理デバイスによって実施することができる。プロセッサは、単一のコントローラ、または複数のコントローラまたはプロセッサとして実装されてもよい。
ファームウェアまたはソフトウェアの場合、実装は少なくとも1つのチップセットのモジュールまたはユニット(例えば、手順、機能など)を含むことができる。メモリ212および222は、独立して、非一時的なコンピュータ可読媒体などの任意の適切な記憶デバイスとすることができる。ハードディスクドライブ(HDD)、ランダム・アクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、またはその他の適切なメモリを使用することができる。メモリはプロセッサとして単一の集積回路上に結合されてもよいし、またはプロセッサから分離されてもよい。さらに、コンピュータプログラム命令はメモリに格納されてもよく、プロセッサによって処理されてもよく、任意の適切な形態のコンピュータプログラム・コード、例えば、任意の適切なプログラミング言語で書かれたコンパイルまたは解釈されたコンピュータプログラムであってもよい。メモリまたはデータ記憶エンティティは典型的には内部であるが、サービスプロバイダから追加のメモリ容量が得られる場合のように、外部またはそれらの組み合わせであってもよい。メモリは固定されている場合と取り外し可能な場合がある。
メモリおよびコンピュータプログラム命令は特定の装置のためのプロセッサと共に、ネットワーク・エンティティ220またはUE210のようなハードウェア装置に、上述のプロセスのいずれかを実行させるように構成されてもよい(例えば、図1を参照)。したがって、特定の実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、コンピュータ命令または1つ以上のコンピュータプログラム(追加または更新されたソフトウェアルーチン、アプレットまたはマクロなど)で符号化されてもよく、それらはハードウェアで実行されると、本明細書に指示するプロセスの1つなどのプロセスを実行してもよい。コンピュータプログラムはオブジェクティブC(objective−C)、C+、C+、C#、Java(登録商標)などのハイレベルのプログラミング用語であるプログラミング用語によってコード化されることもあれば、マシン言語のような低プログラミング用語であることもあるし、アセンブラーであることもある。あるいは、特定の実施形態が完全にハードウェアで実行されてもよい。
特定の実施形態では、装置が図1および図2に示されたプロセスまたは機能のいずれかを実行するように構成された回路を含むことができる。回路は、一例ではアナログおよび/またはデジタル回路などのハードウェアのみの回路実装であってもよい。別の例では、回路は、ハードウェア回路とソフトウェアとの併用、例えば、アナログおよび/またはデジタルハードウェア回路とソフトウェアまたはファームウェアとの併用、および/または、ハードウェアプロセッサの任意の部分とソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)、ソフトウェア、および装置に様々なプロセスまたは機能を実行させるために協働する少なくとも1つのメモリとの併用であってもよい。さらに別の例では、回路が動作のためのファームウェアなどのソフトウェアを含む、マイクロプロセッサ(複数可)またはマイクロプロセッサ(複数可)の一部などのハードウェア回路(複数可)および/またはプロセッサ(複数可)とすることができる。回路内のソフトウェアは、ハードウェアの動作に必要とされない場合には存在しないことがある。
さらに、図2はネットワーク・エンティティ220およびUE210を含むシステムを示しているが、ある実施形態は本明細書で図示および説明されるように、他の構成、および追加の要素を含む構成に適用可能であり得る。例えば、複数のユーザ装置デバイスおよび複数の基地局が存在してもよく、あるいは、ユーザ装置の機能性を組み合わせるノードおよび中継ノードなどの基地局など、同様の機能性を提供する他のノードが存在してもよい。UE 210は同様に、ネットワーク・エンティティ620と通信する以外の通信のための様々な構成を備えることができる。例えば、UE210は、デバイス間通信、装置間通信、または網車間通信のために構成することができる。
上記の実施形態は、ネットワークの機能、および/またはネットワーク内のネットワーク・エンティティ、またはネットワークと通信するユーザ装置の機能に対する大幅な改善を提供する。例えば、いくつかの実施形態は、UEが変更されたCEレベルに対応するPDUを構築することを支援する。上記の実施形態は、Msg3再伝送のためのパディングの量を最小化するのに役立ち得る。これは、早期データ伝送を伝送するためにUEによって使用される電力の量を低減するのに役立つことができ、それによって、早期データ伝送を処理するためにネットワーク・エンティティによって使用されるリソースの量を低減する。ユーザ機器が使用する電力量の削減は、ユーザ機器のバッテリ寿命を保存または延ばすのに役立つ場合がある。特定の実施形態はまた、CEレベルが変化した場合であっても、早期データ伝送の効率的な交換を可能にするMAC PDUを構築するのに役立ち得る。
本明細書全体にわたって説明される特定の実施形態の特性、構造、または特性は、1つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。例えば、本明細書全体を通して、用語「特定の実施形態」、「いくつかの実施形態」、「他の実施形態」、または他の同様の用語の使用は、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ得るという事実を指す。したがって、本明細書全体を通して、語句「特定の実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「他の実施形態において」、「他の実施形態において」、または他の同様のフレーズの出現は、必ずしも実施形態の同じ基を指すものではなく、説明された特徴、構造、または特性は1つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされ得る。
当業者は、上述の本発明が異なる順序のステップで、および/または開示されたものとは異なる構成のハードウェア要素で実施され得ることを容易に理解する。したがって、本発明をこれらの好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、本発明の主旨および範囲内に留まりながら、特定の修正、変形、および代替構成が明らかであることは当業者には明らかであろう。上記の実施形態はさらに拡張されたマシンタイプ通信に言及しているが、上記の実施形態は、IoT技術、LTE、LTE−アドバーンスト(advanced)、第4世代(4G)技術、および/または第5世代(5G)技術、ニュー無線(New Radio)技術、またはキャリア・アグリゲーション技術など、任意の他の3GPP技術または非3GPP技術に適用することができる。
[部分用語集]
3GPP:第三世代パートナーシップ・プロジェクト
LTE:ロングタイム・エボルーション
LTE−A:発展型ロングタイム・エボルーション
NB−IoT:ナローバンドIoT
CE:カバレッジ強化
RSRP:基準信号受信電力
RAR:ランダム・アクセス応答
Msg3:メッセージ3
PDU:プロトコル・データ・ユニット
MAC:メディア・アクセス制御
SDU:サービス・データ・ユニット

Claims (23)

  1. ランダム・アクセス手順の失敗に応じて、カバレッジ強化レベルを変更するステップと、
    前記変更されたカバレッジ強化レベルにおいて、早期データ伝送(early data transmission)が開始されるかどうかを判定するステップと、
    前記変更されたカバレッジ強化レベルにおいて、前記早期データ伝送が開始されるときに、前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットをユーザ装置において構築するステップと、
    前記ユーザ装置から、ビルトパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに、変更されたカバレッジ強化レベルで前記早期データを伝送するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記早期データ伝送は、再伝送である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記変更されたカバレッジ強化レベルに関連する最大トランスポート・ブロック・サイズを前記ユーザ装置において受信するステップを、さらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 初期プロトコル・データ・ユニットを、伝送バッファに前記ユーザ装置において格納するステップであって、該初期プロトコル・データ・ユニットは、前記ユーザ装置による前記ネットワーク・エンティティへの伝送のためのものである、ステップを、さらに含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. クリーン・プロトコル・データ・ユニットを得るために、前記格納された初期プロトコル・データ・ユニットからパディングまたはパディング・サブヘッダのうちの少なくとも1つを取り除くステップを、さらに含む、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ユーザ装置において、初期サービス・データ・ユニットおよび対応する制御素子を、伝送バッファに格納するステップを、さらに含み、
    該初期サービス・データ・ユニットおよび該対応する制御素子は、前記ユーザ装置によって前記ネットワーク・エンティティに伝送されるためのものであり、
    前記プロトコル・データ・ユニットの前記構築は、パディングまたはパディング・サブヘッダのための、前記初期サービス・データ・ユニットおよび前記対応する制御素子に1つ以上のバイトを追加することを含む、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応する前記クリーン・プロトコル・データ・ユニットの長さおよび前記最大トランスポート・ブロック・サイズを比較するステップと、
    前記クリーン・プロトコル・データ・ユニットが、前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズ以下である場合に、早期データ伝送を開始するステップと、
    を、さらに含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記クリーンプロトコル・データ・ユニットが、前記変更されたカバレージ拡張レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズよりも大きい場合に、ランダム・アクセス手順が完了した後に前記バッファに格納された前記プロトコル・データ・ユニットを伝送するステップ
    を、さらに含む、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記変更されたカバレージ拡張レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズ以下であり、前記クリーンプロトコル・データ・ユニット以上である早期データ伝送のための新しいトランスポート・ブロック・サイズを前記ユーザ装置において選択するステップを、さらに含む、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記伝送された早期データは、前記ランダム・アクセス手順のメッセージ3伝送に含まれる、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記プロトコル・データ・ユニットの前記構築は、パディングまたはパディング・サブヘッダのために、1つ以上のバイトを前記クリーンプロトコル・データ・ユニットに追加することを含む、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. コンピュータプログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    ランダム・アクセス手順の失敗に応答して、カバレッジ強化レベルを変更させ、前記変更されたカバレッジ強化レベルで早期データ伝送が開始されるかどうかを判定させ、
    前記早期データ伝送が前記変更されたカバレッジ強化レベルで開始されるとき、前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応するプロトコル・データ・ユニットを構築させ、
    前記変更されたカバレッジ強化レベルで、前記初期データを前記ビルトパケット・データ・ユニット内のネットワーク・エンティティに伝送させる
    よう構成される、装置。
  13. 前記早期データの前記伝送は、再伝送である、請求項12に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記変更されたカバレッジ強化レベルに関連する最大トランスポート・ブロック・サイズを受信させるように構成される、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードは、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、初期プロトコル・データ・ユニットを伝送バッファに格納させるように構成され、前記初期プロトコル・データ・ユニットは、前記ユーザ装置によって、前記ネットワーク・エンティティへ伝送されるものである、請求項12ないし14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、クリーンプロトコル・データ・ユニットを得るために、前記格納された初期プロトコル・データ・ユニットからパディングまたはパディング・サブヘッダの少なくとも1つを除去させるように構成される、請求項12ないし15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、初期サービス・データ・ユニットおよび対応する制御素子を伝送バッファに格納させるように構成され、
    前記初期サービス・データ・ユニットおよび前記対応する制御素子は、前記ネットワーク・エンティティに伝送するためのものであり、
    前記プロトコル・データ・ユニットの構築は、パディングまたはパディング・サブヘッダのための前記初期サービス・データ・ユニットおよび前記対応する制御素子に、1つ以上のバイトを追加することを含む、
    請求項12ないし16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記クリーン・プロトコル・データ・ユニットの長さと、前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズを比較させ、
    前記クリーンプロトコル・データ・ユニットが、前記変更されたカバレージ拡張レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズ以下である場合に、前記早期データ伝送を開始させる
    ように構成される、請求項12ないし17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
    前記クリーンプロトコル・データ・ユニットが、前記変更されたカバレージ拡張レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズよりも大きい場合、前記ランダム・アクセス手順が完了した後に、前記バッファに格納されたプロトコル・データ・ユニットを伝送させる
    ように構成される、請求項12ないし18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 前記クリーン・プロトコル・データ・ユニットは、前記変更されたカバレージ拡張レベルの前記最大トランスポート・ブロック・サイズ以下である、請求項12ないし19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラム・コードが、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記変更されたカバレッジ強化レベルに対応する前記最大トランスポート・ブロック・サイズ以下に小さく、前記クリーンプロトコル・データ・ユニット以上に大きい、早期データ伝送のための新しいトランスポート・ブロック・サイズを選択させるように構成される、請求項12ないし20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記伝送された早期データは、前記ランダム・アクセス手順のメッセージ3伝送に含まれる、請求項12ないし21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記プロトコル・データ・ユニットの前記構築は、パディングまたはパディング・サブヘッダのために、前記クリーン・プロトコル・データ・ユニットに、1つ以上のバイトを追加することを含む、請求項12ないし22のいずれか1項に記載の装置。
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