JP2021519174A - 化粧品 - Google Patents

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Abstract

突出布地ゾーン(20)と、突出布地ゾーンの間に陥凹布地ゾーン(30)とを備えた、弾性的に変形可能な布(15)を含む化粧用物品(1)であって、この布(15)は、化粧品組成物(C)を塗布する、取り出す、または分配するための表面(17)を画定しており、陥凹布地ゾーン(30)は組成物(C)に透過性である、化粧用物品(1)。

Description

本発明は、化粧品の分野に関し、より詳細には、限定はしないが、人間のケラチン物質、特に皮膚をメイクアップすることまたはケアすることを対象とする化粧用物品に関する。
多孔質構造に化粧品組成物を含浸させることは知られており、製品を載せるために、指またはアプリケータを前記多孔質構造と接触させることが可能である。
多数の特許出願公報が、この種の化粧用物品に取り組んでいる。
特に、一方の面がスクリーンで覆われた、不織布で構成されている繊維マットを含む物品を開示している特許文献1(国際公開第2017/016608号)が挙げられる。
この種の物品に生じる問題は、大量の組成物を保存すること、および使用中に漸進的かつ可能な限り完全にそれを復元することの能力など、様々なパラメータ間で見つける必要がある妥協点、ならびにすべてが小さい全体サイズと大規模販売の要件に適合する製造コストとを有する、形状記憶および可変粘度の組成物を受容する能力から利益を得ることの必要性である。
さらに、化粧品との皮膚接触がユーザにとって心地良い、組成物の取出し、分配または塗布とを可能にする化粧用物品を提供する必要がある。
国際公開第2017/016608号 国際公開第2012/153131号 欧州特許出願公開第1863959号明細書
本発明は、化粧品組成物を含有するリザーバを有する化粧用物品をさらに改善することを目的としている。
本発明のさらなる目的は、アプリケータとして使用され得る化粧用物品を提案することである。
化粧品
したがって、第1の態様によれば、本発明は、突出布地ゾーンと、突出布地ゾーンの間に陥凹布地ゾーンとを備えた、弾性的に変形可能な布を含む化粧用物品であって、この布は、化粧品組成物を塗布する、取り出す、または分配するための表面を画定しており、陥凹布地ゾーンは組成物に透過性である、化粧用物品に関する。
本発明により、布の表側に、異なる塗布の性質を有する2つのゾーンすなわち陥凹布地ゾーンおよび突出布地ゾーンを有する布が設けられる。異なる布地ゾーンは共に、陥凹布地ゾーンにより形成されている中空部と突出布地ゾーンにより形成されているドーム部とを備えたレリーフを形成している。このことは心地良い感触をもたらし、組成物を取り出し、計り出すことをより容易にすることができる。
さらに、流体としても知られている組成物は、それが陥凹ゾーン内に集まっているので、表面において直接利用可能である。流体は平らな状態である。これにより、流体のより良い分配が確実にされ得る。必要なすべてのことは、特に液体組成物に関して、溜まりを形成することなくより広く含浸させるために、若干の圧力をかけることである。流体はより均一に分配される。スクリーンと比較すると、スクリーンには含浸しない。本発明では、物品は表面リザーバとしての機能を果たし、流体により通過される。
布により画定されている表面は、化粧品組成物を塗布することを、しかし変形形態として、化粧品組成物を取り出すことまたは分配することも可能にする表面である。したがって、この表面は、塗布表面、取出し表面、または分配表面であると理解されるべきである。布は弾性的に変形可能であるので、それは、一定の形状記憶を保ちながら、製品が取り出される時に容易に変形することができる。
突出布地ゾーンは組成物に透過性であってもよい。
布はリバーシブルでないことが好ましく、布の2つの面のうちの1つだけが塗布表面、取出し表面、または分配表面、すなわち布の表側を形成していることを意味する。
少なくとも1つの陥凹布地ゾーンが突出布地ゾーンにより全体的に取り囲まれていることが好ましい。変形形態として、陥凹布地ゾーンが突出布地ゾーンにより全体的に取り囲まれていない。陥凹布地ゾーンはすべて互いに同一であってもよい。少なくとも1つの陥凹布地ゾーンが、円、長円、アーモンド、多角形の形状、特に菱形、四角形、矩形、または任意の他の形状であってもよい。各布地ゾーンの形状は、それが少なくとも1つの軸対称を有するようであってもよい。陥凹布地ゾーンは平坦であってもよい。それらは全く同一の平面内に延在していてもよい。陥凹布地ゾーンは中空セルを形成していてもよい。
突出布地ゾーンは、特に格子またはハニカムの形の、規則的な幾何学的パターンを形成していることが有利である。このパターンは布の全体またはその一部のみを占めていてもよい。変形形態として、突出布地ゾーンにより形成されているパターンは規則的でない。
突出布地ゾーンは、それらのレリーフにより、布の裏側、すなわち塗布表面、分配表面、または取出し表面の布の反対側に、ポケットを形成していてもよい。突出布地ゾーンは平坦でないことが好ましい。突出布地ゾーンは、断面において、組成物を塗布する、取り出す、または分配するための表面に向かって凸状の外形、特に丸形の凸外形、たとえば半長円、半円、楕円、パラボラ、または他の丸形を形成していることが有利である。
突出布地ゾーンは、たとえば第1のメッシュ構造のメッシュを形成しており、一方、陥凹布地ゾーンはメッシュ間の空間を占めており、第1のメッシュ構造よりもさらに開いておりかつ多孔質であることが有利である第2のメッシュ構造を有することが好ましい。突出布地ゾーンは共に接続されていてもよく、陥凹布地ゾーンは互いに隔絶されていてもよい。
突出布地ゾーンおよび陥凹布地ゾーンは、織ることまたは編むことにより、好ましくは編むことにより、製造されることが有利であり、解くことができる編みが縦編み機またはラッセル(Raschel)編み機上で、または任意の他の編み工程で実施されることが好ましい。布は、織り布が突出布地ゾーンと陥凹布地ゾーンとを含んで、一体で製造されることが有利である。
陥凹布地ゾーンは、布の平面に、布の弛緩状態において、1mmから20mmの間、好ましくは2mmから7mmの間、特に3mmから6mmの間の最大寸法を有していてもよい。
2つの隣接する陥凹布地ゾーンを分離する、突出布地ゾーンの部分の幅は、布の弛緩状態において、好ましくは1.5mmから5mmの間、特に2mmから4mmの間である。
布は糸で形成されている。突出布地ゾーン内の糸密度は陥凹布地ゾーン内の糸密度よりも高いことが有利である。突出布地ゾーンはこのように陥凹布地ゾーンよりも密なメッシュを有する。縫製パターンは、突出布地ゾーンと陥凹布地ゾーンとの間の密度の差にかかわらず、これらの異なるゾーンに関して同一である可能性がある。この場合、組成物に対する陥凹布地ゾーンの透過性は、突出布地ゾーンの透過性よりも高い。
突出ゾーンの高さは、たとえば、約0.5mmから8mmの間、特に0.5mmから3mmの間である。
布は、特にエラステインの少なくとも1つの弾性糸と、少なくとも1つの非弾性糸とを用いて製造されてもよい。布は、特に、ポリアミド、エラステイン、ポリエステル、アクリル、ビスコース、アセテートなどの合成繊維および/または超極細繊維と、絹、毛、綿、麻、大麻、およびそれらの混合物などの天然繊維ならびに/または超極細繊維とから成る群から選択される繊維および/または超極細繊維を用いて製造される糸を含む。布は、合成繊維および/または超極細繊維、特にポリアミドおよびエラステイン、の混合物を含むことが好ましく、ポリアミドの質量割合は、特に50%よりも大きく、好ましくは60%よりも大きく、特に70%よりも大きい。布は、たとえば72質量%のポリアミドおよび28質量%のエラステインで、ポリアミドおよびエラステインの超極細繊維で作製されている糸混合物を含む。
布の構成材料は、塗布表面上に絹のような感触をもたらすように選択されることが好ましく、これはユーザにとって非常に柔らかい。特に、超極細繊維の存在はこの感覚の利点を得ることを可能にする可能性がある。
布の構成材料は布に弾性をもたらすように選択されることが有利である。特に、エラステインの存在は、特に組成物を取り出すために布が押圧された時、その変形に有利に働き、同時に布がその形状記憶のお蔭でその最初の形状にすぐに戻ることを可能にする。
布の伸び率は、少なくとも1つの次元において、90%から230%の間であることが好ましい。伸び率を測定するために、動力計が利用されることが可能であり、それにより横糸方向および縦糸方向の引張力を測定することが可能になる。変形形態として、手作業で伸び率を測定することが可能であり、そして手作業の引張は、布に張力をかけている人によってかけられる力に応じて変化する。
化粧用物品は、たとえばリザーバ内に含有されている化粧品組成物と接触していてもよい。この場合、布は不使用時および使用中のいずれにおいても果たすべき役割を持つ。
不使用時、布はスクリーンとしての役割を果たす。それは、特に組成物に当接して布に圧力がかけられた時、化粧品組成物により通過され得る。その構造の理由でかつ毛細管作用により、布は、特に、突出布地ゾーンにより布の塗布表面の反対面すなわち布の裏側上に形成されているポケット内に配置されるようになる組成物を集めることができ、それにより表面リザーバを形成し、その後、十分な取出しを確実にし得る。化粧品組成物は、表面に、中空布地ゾーンにより形成されているセル内にかつ突出布地ゾーンにより布の裏側上に形成されているポケット内に存在する。
使用中、ユーザの指でまたはアプリケータを活用して、ユーザは、組成物を取り出すために布に圧力をかける。より透過性であることが好ましい陥凹布地ゾーンは、組成物がリザーバから塗布表面へ通過するゾーンを形成している。特に陥凹布地ゾーンの布のメッシュは、伸び、開き、組成物が通過することを可能にする。布が伸びた状態で、それは変形し、そのレリーフは平らになり、それにより布が不使用時にあった場合、ポケットの容積を減少させる。これらのポケット内に最初に含有されている組成物は、このように塗布表面上に解放されるが、溢れ出ることまたは溢れることはない。
同様に組成物に透過性であってもよい突出布地ゾーンは、特に、アプリケータまたはユーザの指と接触している前記表面の一部を形成しており、陥凹布地ゾーンへのアクセスはそれほど接近していない。突出布地ゾーンは、たとえば超極細繊維の存在により、手触りが良い感触を有していてもよい。
物品が化粧品組成物と接触している場合、それはフレームを有していてもよく、そして、特に布が組成物に押し付けられることにより、組成物が布を通過し得るように、布はフレームにより組成物のリザーバの上方に、随意にピンと張った状態で保持される。
変形形態として、さらに物品が化粧品組成物と接触している場合、布は、特にフィラメントに形成されたスペーサにより共に結合されている第1の層と第2の層とを含むアセンブリを覆っていることがあり、フィラメントの端部は第1の層および第2の層にそれぞれに接続されており、第1の層は化粧品組成物に少なくとも透過性であり、特に物品が使用されている間、第1の層および第2の層は互いの間に組成物の少なくとも一部を保持することができる。この場合、布は、アセンブリ、特にアセンブリの第1の層に固定されても、固定されなくてもよい。固定される場合、これは、接着、溶接、縫製、または何らかの他の固定手段により実現されてもよい。アセンブリは化粧品組成物の予備を形成し得る。フィラメントは、編むことにより、または何らかの他の方法で、第1の層および第2の層に固定されてもよい。
さらに物品が化粧品組成物と接触している場合、別の変形形態によれば、また、布は、特に接着により、下位の構造体(underlying structure)に、特に化粧品組成物を含浸させたスポンジに固定されてもよい。
また、物品は、化粧品組成物を含有するハウジングを有する本体を含むケースを含んでいてもよく、布は化粧品組成物の上方に配設されており、ケースは、ケースの漏れない閉鎖を可能にするために、本体と協働するように設計されている蓋部を含む。
変形形態として、化粧用物品は化粧品組成物アプリケータを形成している。この場合、物品はパッドまたはパウダーパフを形成し得る。そして、物品は洗浄可能とすることができる。変形形態として、アプリケータは把持部に固定されている。化粧品組成物は液体または粉末、好ましくは液体であってもよい。
実施形態に関係なく、布は単層の布(single-layer fabric)であることが有利である。布は、布の裏側から下位のフィラメントに直接接続されていないことが好ましい。布の裏面は自由であってもよく、すなわち織ることもしくは編むことにより下位の層または構造物に接続されていなくてもよい。他方、1つの特定の実施形態では、布は、前述の通り、自体がフィラメントにより別の層に接続されている層を覆っていてもよく、さもなければ布はこれらのフィラメントに接続されていない。
本発明のさらなる特徴および利点が、その非限定的例示的実施形態の次の詳細な説明を読むことにより、また添付図面を調べることにより、明らかになるであろう。
本発明によるケースの一例の概略斜視図である。 本発明によるケースの別の例による断面図である。 本発明による物品の布の一例の概略断面図である。 本発明による物品の布の一例の塗布表面、取出し表面、または分配表面の図である。 本発明による物品の布の一例の概略断面図である。 本発明によるケースの別の例の図2に類似した図である。 本発明による物品の別の例を部分的にかつ概略的に示す断面図である。 本発明による物品の別の例を概略的に示す側面図である。 本発明による物品の別の例を概略的に示す側面図である。
説明の残りにおいて、同一要素、または同一の機能を有する要素には、同一参照符号が表示されている。本明細書を簡潔にするために、図の各々について説明せず、説明されている実施形態間の差異のみを説明する。
図1は、本体3を有するケース2を有する、本発明による化粧用物品1を示す。ケース2は、本例では本体3に蝶番で取り付けられている蓋部5も有する。蓋部はそれに何らかの他の方法で固定される、たとえばねじで取り付けられることがある。
また、ケース2は、本例では蓋部5と本体3との間の蝶番の回転軸に対して垂直な回転軸を中心として本体3に蝶番で取り付けられているアプリケータホルダ6を収容している。アプリケータはこの図に示されていない。皿部4がケース2の本体3のハウジング8内に受容されている。皿部4は化粧品組成物のリザーバを収容している。
本発明によれば、リザーバは、本例では、突出布地ゾーン20と陥凹布地ゾーン30とを備えた、弾性的に変形可能な布15を載せている。布15は、組成物を塗布する、取り出す、または分配するための表面17を画定しており、布15の表側を形成している。
この表面17は、下位のリザーバ内に含有されている化粧品組成物を塗布するために設けられている。陥凹布地ゾーン30は組成物に透過性であり、陥凹布地ゾーンが構成されているメッシュを組成物が通過することを可能にする。
本例では、突出布地ゾーン20は同様に組成物に透過性であるが、陥凹布地ゾーン30の糸密度よりも高い糸密度を有する。
図1に示されている通り、かつ図3〜図5の場合と同様に、布15は、突出布地ゾーン20により全体的に取り囲まれている複数の陥凹布地ゾーン30を有する。陥凹布地ゾーン30は本例ではアーモンド形状を有するが、それらの形状は様々、特に、本発明の範囲から逸脱することなく、ハニカムタイプの円形、長円形、多角形、または何らかの他の形状であり得る。
突出布地ゾーン20は格子の形の規則的な幾何学的パターンを形成している。このパターンは本例では布15の全体を占める。布15の一部が、本発明の範囲から逸脱することなく、突出布地ゾーン20および陥凹布地ゾーン30により占められることがある。
図2の変形形態では、化粧用物品1のリザーバ10は、フィラメント13のセットにより共に接続されている第1の層11と第2の層12とを含む。そのようなリザーバは、国際公開第2012/153131号(特許文献2)または欧州特許出願公開第1863 959号明細書(特許文献3)の教示の通り編むことにより製造され得る。層は合成材料を編むことにより製造される。適切であり得る布地構造の例が、「SPACER FABRICS」または「二重織り」または「二重ビロード」という名で布地用途のために販売されている。スペーサを形成しているフィラメント13の網状物の厚さは、たとえば1mmから25mmの間、さらにより良くは10mmから15mmの間である。
フィラメント13はリザーバの内部に様々な配向で与えられ得る。それらは、たとえば全く同一の方向に向けられている窪みを備えて、実質的に同じ方法で曲げられていてもよい。変形形態として、フィラメントは交差していてもよく、あるフィラメントは、他のフィラメントの窪みと反対方向に向いている窪みを有する。
図示の通り、布15は、第1の層11を覆うためにそれに結合されており、たとえばそれに接着されている。
化粧品組成物Cは、同様に、図2において可視である。その大部分がリザーバ10内に含有されており、特にそのすべてがその中に含有されている。
本例では、微細メッシュが布15と共に組成物用のスクリーンを構成するように、第1の層11は微細メッシュを有する。第1の層11は組成物Cが充填されてもよく、組成物Cが濃厚製剤を有する場合、押圧することにより、組成物Cが通過することを可能にする。第2の層12は、特に皿部4が組成物Cを含有している場合にリザーバ10が皿部4内に嵌め込まれた時に、組成物Cが通過することをより容易にする開口部14を備えた、より離間した構造を有する。この動作の間、リザーバ10は皿部の底部の方向に押圧される。開口部14の存在は、組成物が、第1の層11と第2の層12との間の自由空間16内へより容易に侵入することを可能にする。
図2の例では、布15は、皿部4の上方に達する環状リップ9の存在により、所定の位置に保持されている。
本例では、パウダーパフから成るアプリケータ7もアプリケータホルダ上に示されている。
自然に布15を示す図3〜図5に示されている通り、布15は、突出布地ゾーン20を備えた第1の密なメッシュと、アーモンド形でありかつ突出布地ゾーン20により互いに分離されている陥凹布地ゾーン30により形成されている第2のそれほど密でないメッシュとを有していてもよい。突出布地ゾーン20は本例では単一の大きい網状物を形成しており、すべて互いに接続されている。突出布地ゾーン20は、布15の表側である塗布表面17側でドームに形成されており、反対側すなわち布15の裏側18で湾曲している。断面において、突出布地ゾーン20は、表面17に向かって凸状である外形、特に丸形の凸外形を形成している。図3および図5に示されている通り、陥凹ゾーン30は平坦であり、すべて全く同一の平面内に含有されている。突出布地ゾーン20内の糸密度は陥凹布地ゾーン30内の糸密度よりも高い。
布15の裏側18上に突出布地ゾーンにより形成されている中空は、化粧品組成物が中に集まることができるポケット21を形成している。
布15はリバーシブルでない。布15は、縦編み機上で実施される、解くことができる編みにより、一体に製造されることが好ましい。
図4に示されている通り、陥凹布地ゾーン30は、布15の弛緩状態において、1mmから20mmの間の、それらを含有する平面内での最大寸法D1を有する。本例においてD1の軸に対して垂直な軸に沿って測定される、陥凹布地ゾーンの最小寸法D2は、1mmから20mmの間である。
2つの隣接した陥凹布地ゾーン30間の幅Lは1.5mmから5mmの間であってもよい。この幅Lは、図4の場合のように、水平軸に沿ってまたは角度付きの軸に沿って測定され得る。
図3において可視の突出布地ゾーン20の高さhは0.5mmから8mmの間である。
図示の例では、布15は、72質量%のポリアミドおよび28質量%のエラステインで、ポリアミドおよびエラステインの超極細繊維で作製されている糸の混合物で形成されている。
布15の構成材料は、図4において可視の塗布表面17上に絹のような感触をもたらすように選択され、これはユーザにとって非常に柔らかい。この柔らかさは、問題の本例における超極細繊維の存在に関連している。
布15の構成材料は、布に弾性をもたらすように選択されることが有利である。エラステインの存在は、特に、それが押圧された時、布15の変形に有利に働く。
図1および図2において、布15は、少なくとも最初の使用の後に、化粧品組成物Cと接触している。
不使用時、布15は、第1の層11との併用でスクリーンとしての機能を果たし、化粧品組成物が浮かび出ないようにする。さらに、図5に示されている通り、ポケット21は、毛細管作用と組み合わせられた布地の構造により、化粧品組成物Cを集めるためのゾーンを形成している。
使用中、ユーザは表面17に圧力をかけ、2つの同時現象が起こる。一方の部分では、伸びたメッシュが開き、図5の陥凹布地ゾーン30を通過する上矢印で示されているように、組成物Cが通過することを可能にする。他方の部分では、布は伸ばされ、レリーフが平らになり、ポケット21の不使用時に画定される容積を減少させ、これらのポケット21内に含有されている組成物を表面上に解放する。
2つのタイプのゾーンZ1およびZ2が並列している。ゾーンZ1は不使用時にかつ使用中に、布15の裏側18上に突出布地ゾーン20により形成されているポケット21内に組成物を収容することを可能にする。ゾーンZ2は、組成物が陥凹布地ゾーン30を通過するためのゾーンを形成している。
図6の実施形態では、布15は、自体がこの第1の層を形成しておりかつフィラメント13を活用して第2の層12に接続されることが可能である第1の層11に取って代わる。フレーム40上でピンと張った状態にあるはずの布15の可能性は、本例において同様に示されている。
図7の例では、布15は接着により下位の構造体35に固定されており、下位の構造体は、本例では、少なくとも使用中、化粧品組成物を含有するスポンジまたは細胞状多孔質材料の固まりにより構成されている。
本発明は、リザーバ内の組成物と接触する化粧用物品1に限定されない。
特に、図8および図9に示されている変形形態は、組成物を含浸させていない化粧品組成物アプリケータを形成するために、たとえば可視でないスポンジを覆う布15を備えた化粧用物品1を示す。このアプリケータは、組成物で満たされた表面からまたは製品のブロックから組成物を取り出し、かつそれを手中に保持しながらそれを塗布するのに役に立つか、または、変形形態として、何らかの他の方法で塗布される組成物を混ぜ合わせるのに役立つ。
図8のアプリケータは全体的に柔軟性がある。図9のアプリケータは、布15で覆われておりかつ本例では柄部を形成している、剛性のまたは半剛性の把持部29に固定されている先端部28を有する。
1 化粧用物品
2 ケース
3 本体
4 皿部
5 蓋部
6 アプリケータホルダ
7 アプリケータ
8 ハウジング
9 環状リップ
10 リザーバ
11 第1の層
12 第2の層
13 フィラメント
14 開口部
15 布
16 自由空間
17 表面、塗布表面
18 (布15の)裏側
20 突出布地ゾーン
21 ポケット
28 先端部
29 把持部
30 陥凹布地ゾーン
35 下位の構造体
40 フレーム
C 化粧品組成物
D1 (陥凹布地ゾーン30の)最大寸法
D2 (陥凹布地ゾーン30の)最小寸法
h (突出布地ゾーン20の)高さ
L (2つの隣接した陥凹布地ゾーン30間の突出布地ゾーン20の部分の)幅
Z1、Z2 ゾーン

Claims (22)

  1. 突出布地ゾーン(20)と、前記突出布地ゾーン(20)の間に陥凹布地ゾーン(30)とを備えた弾性的に変形可能な布(15)を含む化粧用物品(1)であって、前記布(15)が、化粧品組成物(C)を塗布する、取り出す、または分配するための表面(17)を画定し、前記陥凹布地ゾーン(30)が、前記組成物(C)に対し透過性であることを特徴とする、化粧用物品(1)。
  2. 少なくとも1つの陥凹布地ゾーン(30)が、突出布地ゾーン(20)によって完全に囲まれていることを特徴とする、請求項1に記載の化粧用物品。
  3. 前記突出布地ゾーン(20)は、特に格子またはハニカムの形状の、規則的な幾何学的パターンを形成していることを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧用物品。
  4. 前記陥凹布地ゾーン(30)は、前記布の弛緩状態において、1mmから20mmの間、特に、2mmから7mmの間または3mmから6mmの間の最大寸法(D1)を有していることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  5. 2つの隣接する陥凹布地ゾーン(30)を分離している、前記突出布地ゾーン(20)の部分の幅(L)が、前記布の弛緩状態において、1.5mmから5mmの間、特に2mmから4mmの間であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  6. 前記布(15)は、特に、編むまたは織ることにより、好ましくは編むことにより、一体に作製されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  7. 前記布(15)は糸で形成されており、前記突出布地ゾーン内の糸密度が、前記陥凹布地ゾーン内の糸密度よりも高いことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  8. 前記突出布地ゾーンの高さ(h)が、約0.2mmから8mmの間、特に約0.2mmから3mmの間であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  9. 前記布(15)が、少なくとも1つの弾性糸および少なくとも1つの非弾性糸を用いて製造されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  10. 前記布(15)が、ポリアミド、エラステイン、ポリエステル、アクリル、ビスコース、アセテートなどの合成繊維と、絹、毛、綿、麻、大麻などの天然繊維と、それらの組合せとから成る群から選択される繊維を用いて製造されている糸を含んでなることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  11. 前記布(15)は、合成繊維の混合物、特にポリアミドとエラステインとを含み、ポリアミドの質量割合が、前記布の全質量に対して、特に50%よりも高く、好ましくは60%よりも高く、特に70%よりも高いことを特徴とする、請求項10に記載の化粧用物品。
  12. 少なくとも1つの方向における前記布(15)の伸び率が90%から230%の間であることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  13. 前記突出布地ゾーン(20)は、それらのレリーフにより、前記布(15)の裏側(18)上にポケット(21)を形成していることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  14. 前記突出布地ゾーン(20)は、断面において、前記組成物を塗布する、取り出す、または分配するための前記表面(17)に向かって凸状であり、特に丸形の凸外形である外形を形成していることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  15. 前記布(15)が単層の布であることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  16. 前記布(15)が、前記布(15)の裏側(18)から下位のフィラメントに直接接続されていないことを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  17. 前記化粧品組成物(C)と接触していることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  18. フレーム(40)を含み、特に前記布(15)が前記組成物(C)に押し付けられることにより前記組成物(C)が前記布(15)を通過することができるように、前記布(15)が、特にピンと張った状態で、前記フレーム(40)により前記組成物(C)のリザーバ(10)の上方に保持されていることを特徴とする、請求項17に記載の化粧用物品。
  19. 前記布(15)は、特にフィラメント(13)に形成されたスペーサにより共に結合されている第1の層(11)と第2の層(12)とを含むアセンブリを覆っており、前記フィラメント(13)の端部が第1の層(11)および第2の層(12)にそれぞれに接続されており、前記第1の層(11)が少なくとも前記化粧品組成物(C)に透過性であり、特に当該化粧用物品(1)が使用されている間、前記第1の層(11)および前記第2の層(12)は互いの間に前記組成物(C)の少なくとも一部を保持することができることを特徴とする、請求項17に記載の化粧用物品。
  20. 前記布(15)が、下位の構造体(35)に、特に前記化粧品組成物(C)を含浸させたスポンジに、接着により固定されていることを特徴とする、請求項17に記載の化粧用物品。
  21. 前記化粧品組成物(C)を含有するハウジングを有する本体(3)を備えたケース(2)を含み、前記布(15)が前記化粧品組成物(C)の上方に配設されており、前記ケース(2)が、前記本体(3)と協働するように設計されている蓋部(5)を含むことを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載の化粧用物品。
  22. 化粧品組成物アプリケータを形成していることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の化粧用物品。
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