JP2021517758A - 信号伝送方法および機器 - Google Patents
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Abstract
本出願は、信号伝送方法および機器を開示し、前記方法は、送信ノードが送信要求信号を受信ノードに送信することであって、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含むことと、前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した前記送信許可信号を受信することとを含む。
Description
本出願の実施例は、通信分野に関し、より具体的に、信号伝送方法および機器に関する。
5Gシステムは、無認可周波数帯域におけるデータ伝送をサポートし、送信ノードは、受信ノードとの通信を要求するために、送信信号を受信ノードに送信することができ、受信ノードは、送信ノードが受信ノードとデータを伝送することができるように指示するために、信号を受信ノードに返信し、送信ノードは、受信ノードによって返信された信号を受信するときにのみ、受信ノードとデータを伝送することができる。したがって、無認可周波数帯域における、送信ノードと受信ノード間の信号伝送効率を向上させる方法は、解決しようとする課題である。
本出願の実施例は、無認可周波数帯域上での送信ノードと受信ノードの間の信号伝送効率を向上させることができる、信号伝送方法および機器を提供する。
第1態様によれば、信号伝送方法を提供し、前記方法は、送信ノードが送信要求信号を受信ノードに送信することであって、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含むことと、前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した前記送信許可信号を受信することとを含む。
したがって、送信ノードは、送信要求信号を受信ノードに送信する場合、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を搬送することにより、受信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を送信ノードに送信することができ、且つ送信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を検出することができるようにし、それにより、送信ノードと受信ノードの間の信号伝送効率を向上させる。
一可能な実施形態において、前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノードとのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノードと前記受信ノードとのデータ伝送の実行を許可することを指示する。
一可能な実施形態において、前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む。
一可能な実施形態において、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む。
一可能な実施形態において、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む。
一可能な実施形態において、前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、前記送信ノードが、前記N個の送信許可信号の送信時間のシーケンスに応じて、順次に前記N個の送信許可信号の送信時間に対応するN個の候補ビーム上で、送信許可信号が検出されるまで、または、前記N個の送信許可信号の送信時間における最後の送信許可信号の送信時間が終了する前に送信許可信号が検出されるまで、前記送信許可信号を検出することを含む。
一可能な実施形態において、前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、前記送信ノードが、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、同時に前記N個の候補ビーム上で前記送信許可信号を検出することを含む。
第2態様によれば、信号伝送方法を提供し、前記方法は、受信ノードが、送信ノードによって送信された送信要求信号を受信することであって、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含むことと、前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することとを含む。
したがって、送信ノードは、送信要求信号を受信ノードに送信する場合、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を搬送することにより、受信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を送信ノードに送信することができ、且つ送信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を検出することができるようにし、それにより、送信ノードと受信ノードの間の信号伝送効率を向上させる。
一可能な実施形態において、前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノードとのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノードと前記受信ノードとのデータ伝送の実行を許可することを指示する。
一可能な実施形態において、前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む。
一可能な実施形態において、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む。
一可能な実施形態において、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む。
一可能な実施形態において、前記受信ノードが前記送信許可信号を前記送信ノードに送信する前に、前記方法は、前記受信ノードが、参照信号に対して信号測定を実行することにより取得された測定結果、および/または、ビームに対してキャリアセンシングを実行することにより取得されたセンシング結果に従って、前記N個の候補ビームにおいてターゲットビームを選択することをさらに含み、ここで、前記受信ノードが前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、前記受信ノードが前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む。
一可能な実施形態において、前記ターゲットビームは、前記N個の候補ビームのうち、チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム、または、前記N個の候補ビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビーム、または、前記チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム中最適な参考信号の測定結果を有するビームである。
一可能な実施形態において、前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、前記受信ノードが、ターゲットビームに対応する送信許可信号の送信時間内で、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む。
一可能な実施形態において、前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、前記受信ノードが、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む。
第3態様によれば、送信ノード機器を提供し、当該送信ノード機器は、上記した第1態様または第1態様の任意の例示的な実施形態における送信ノードの操作を実行することができる。具体的に、当該端末機器は、上記した第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における送信ノードの操作を実行するように構成されるモジュールユニットを備えることができる。
第4態様によれば、受信ノード機器を提供し、当該受信ノード機器は、上記した第1態様または第1態様の任意の例示的な実施形態における受信ノードの操作を実行することができる。具体的に、当該ネットワーク機器は、第2態様または第2態様の任意の可能な実現形態における受信ノードの操作を実行するように構成されたモジュールユニットを備えることができる。
第5態様によれば、送信ノード機器を提供し、当該送信ノード機器は、プロセッサ、トランシーバおよびメモリを備える。ここで、当該プロセッサ、当該トランシーバおよび当該メモリの間は、内部接続パスを介してお互いに通信する。当該メモリは、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶された命令を実行するように構成される。当該プロセッサが当該メモリに記憶された命令を実行する場合、当該実行により、当該送信ノード機器が、第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法を実行し、または当該実行により、当該送信ノード機器が第2態様で提供される送信ノード機器を実現する。
第6態様によれば、受信ノード機器を提供し、当該受信ノード機器は、プロセッサ、トランシーバおよびメモリを備える。ここで、当該プロセッサ、当該トランシーバおよび当該メモリの間は、内部接続パスを介してお互いに通信する。当該メモリは、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶された命令を実行するように構成される。当該プロセッサが当該メモリに記憶された命令を実行する場合、当該実行により、当該受信ノード機器が、第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行し、または当該実行により、当該受信ノード機器が第2態様で提供される受信ノード機器を実現する。
第7態様によれば、システムチップを提供し、当該システムチップは、入力インターフェース、出力インターフェース、プロセッサおよびメモリを備え、当該プロセッサは、当該メモリに記憶された命令を実行するように構成され、当該命令が実行されるとき、当該プロセッサは、前述の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法を実現することができる。
第8態様によれば、システムチップを提供し、当該システムチップは、入力インターフェース、出力インターフェース、プロセッサおよびメモリを備え、当該プロセッサは、当該メモリによって記憶された命令を実行するように構成され、当該命令が実行されるとき、当該プロセッサは、前述の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実現することができる。
第9態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されるとき、当該コンピュータが上記した第1態様または第1態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するようにする。
第十態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されるとき、当該コンピュータが上記した第2態様または第2態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するようにする。
本出願の実施例における技術的解決策は、例えば、グローバル移動通信システム(GSM:Global System of Mobile communication)、シンボル分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域コード分割多重接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UTMS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システムまたは将来の5Gシステムなど、様々な通信システムに適用することができる。
図1は、本出願の実施例に適用される無線通信システム100を示す。当該無線通信システム100は、ネットワーク機器110を備えることができる。ネットワーク機器100は、端末機器通信と通信する機器であってもよい。ネットワーク機器100は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、さらに、当該カバレッジエリア内に位置する端末機器(例えば、UEなど)と通信することができる。例示的に、当該ネットワーク機器100は、GSMシステムまたはCDMAシステムの基地局(BTS:Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAシステムの基地局(NB:NodeB)であってもよく、さらに、LTEシステムの進化型基地局(eNBまたはeNodeB:Evolutional Node B)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)無線コントローラであり得、または、前記ネットワーク機器は、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、未来の5Gネットワークのネットワーク側の機器、または未来進化の公衆陸上移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)のネットワーク機器などであってもよい。
当該無線通信システム100は、ネットワーク機器110のカバレッジ範囲内に位置する、端末機器121および端末機器122などの少なくとも1つの端末機器をさらに備える。端末機器121および端末機器122は、移動式または固定式であってもよい。例示的に、端末機器121および端末機器122は、アクセス端末、ユーザ機器(UE:User Equipment)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動台、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザデバイスを指し得る。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに接続されたその他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび未来の5Gネットワークの端末機器または未来進化のPLMNの端末機器などであり得る。ここで、例示的に、端末機器121と端末機器122との間は、端末対端末(D2D:Device to Device)通信を実行することもできる。
図1は、1つのネットワーク機器および2つの端末機器を例示的に示し、例示的に、当該無線通信システム100は、複数のネットワーク機器を備えることができ、各ネットワーク機器のカバレッジエリアは他の数の端末機器を備えることもでき、本出願の実施例はこれらに対して限定しない。
例示的に、当該無線通信システム100は、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに備えることができ、本出願の実施例は、これらに対して限定しない。
5Gシステムでは、データ伝送に使用される周波数帯域は、LTEで使用される周波数帯域よりも高いため、無線信号伝送のパス損失が大きくなり、無線信号のカバレッジが小さくなる。したがって、5Gシステムでは、無線信号のゲインを増加するためのビームフォーミング(beamforming)技術が提案されており、それにより無線信号のゲインを上げて、、パス損失を補う。具体的には、基地局が信号を端末機器に送信するために使用するビームは方向性を有し、異なるビームは、実際には、異なる発射方向に対応し、各狭いビームは、セルの全てのエリアをカバーすることができず、カバレッジエリアの一部のみをカバーすることができる。例えば、図1に示されたように、図1は、即ち、ビームB1、ビームB2、ビームB3およびビームB4の4つの異なる方向のビームを示し、基地局は、4つの異なる方向のビームを介して信号を端末機器に送信することができる。ビームB1およびビームB2において、端末機器122をカバーすることができず、端末機器121のみをカバーすることができ、ビームB3およびビームB4は、端末機器121をカバーすることができず、端末機器122のみをかバスすることができる。基地局は、ビームB1およびビームB2を介して信号を端末機器121に送信し、ビームB3およびビームB4を介して信号を端末機器122に送信することができる。
以下では、本出願の実施例に係る無認可周波数帯域(unlicensed frequency bands)でのリッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)メカニズム、および無認可周波数帯域で動作するワイパイ(WiFi:Wireless Fidelityi)システムにおける送信要求(RTS:Request−To−Send)/送信クリア(CTS:Clear−To−Send)メカニズムを簡単に説明する。
5Gシステムは、無認可周波数帯域(unlicensed frequency bands)でのデータ伝送をサポートする。無認可周波数帯域を使用してデータ伝送を実行することは、リッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)メカニズムに基づいている。即ち、送信ノードは、データを送信する前に、チャネルがアイドル状態であるかどうかをセンシングする必要があり、チャネルがアイドル状態であると決定するのみ、データを送信することができる。
さらに、無認可周波数帯域で動作するワイパイ(WiFi:Wireless Fidelity)システムにおいて、非表示ノードの問題を解決するために、送信要求(RTS:Request−To−Send)/送信クリア(CTS:Clear−To−Send)メカニズムが提案される。非表示端末(Hidden Stations)とは、基地局Aが信号を基地局Bに送信し、基地局Cが基地局Aをセンシングしなかった場合、基地局Bにも送信することができるため、基地局Aと基地局Cは、信号を基地局Bに同時に送信することにより、信号の衝突を引き起こし、最終的に、基地局Bに伝送する信号を全部失う可能性がある。この場合、RTS/CTSメカニズムを介してこの問題を解決することができる。RTS/CTSを使用する場合、同時に伝送可能なバイト数の上限を設定し、伝送されるデータが前記上限値を超えると、RTS/CTSハンドシェイクプロトコルを開始させる。まず、基地局AはRTS信号を基地局Bに送信することは、基地局Aがいくつかのデータを基地局Bに送信しようとすることを示し、基地局BがRTS信号を受信した後にCTS信号を送信することは、準備を整えたことを示し、基地局Aはデータを送信することができ、データを基地局Bに伝送しようとする残りの基地局は、基地局Bへのデータ送信を一時停止する。このようにして、両方は、RTS/CTS信号を交換した(即ち、ハンドシェイクを完了している)後に、実際のデータ転送を開始することにより、互いに不可視の複数の送信ノードが信号を同じ受信ノードに同時に送信する場合、実際には、受信ノードからのCTS信号を受信したノードのみが、データを受信ノードに伝送することができ、それにより、衝突を回避する。
送信ノードは、受信ノードから返信されたCTS信号を受信したときにのみ、受信ノードとデータを伝送することができる。したがって、送信ノードと受信ノード間の信号伝送効率を向上させる方法は、解決しようとする課題である。
本出願の実施例では、送信ノードは、送信要求信号を受信ノードに送信する場合、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を搬送することにより、受信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を送信ノードに送信することができ、且つ送信ノードが当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を検出することができるようにし、それにより、送信ノードと受信ノードの間の信号伝送効率を向上させる。
本出願の実施例では、信号を受信するために使用されるビームは、信号を受信するために使用される空間ドメイン受信フィルタ(Spatial domain reception filter)として理解されることができ、信号を送信するために使用されるビームは、信号を送信するために使用される空間ドメイン伝送フィルタ(Spatial domain transmission filter)として理解されることができることを理解されたい。同じ空間ドメイン受信フィルタを使用して送信された2つの信号において、空間受信パラメータに対する前記2つの信号がアジコロケイティッド(QCL:Quasi−Co−Located)であると称し得る。
図2は、本出願の実施例の信号伝送方法のフローチャートである。図2に示された送信ノードおよび受信ノードは、例えば、図1に示されたネットワーク機器110、端末機器121または端末機器122であってもよい。図2に示された方法200は、例えば、無認可周波数帯域に適用することができる。図2に示されたように、当該信号伝送方法は、次の内容の一部または全てを含み得る。
ステップS210において、送信ノードは、送信要求信号を受信ノードに送信する。
ステップS220において、受信ノードは、送信ノードによって送信された送信要求信号を受信する。
ここで、当該送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含む。
例示的に、当該送信要求信号は、少なくとも、当該受信ノードとのデータ伝送を要求するために使用される。例えば、受信ノードのアドレス、データフレームの時間、ACKの送信時間などを含む。当該送信要求信号は、さらに、他のコンテンツを搬送し、または、他の機能を有することができ、ここではこれらに対して限定しない。
例示的に、当該送信許可信号は、少なくとも、当該送信ノードと当該受信ノードとのチャネル伝送の実行を許可することを指示するために使用され、または、他のノードと当該受信ノードとのデータ伝送の実行を禁止することを指示するためにも使用される。当該送信許可信号、さらに、他のコンテンツを搬送し、または、他の機能を有することができ、ここではこれらに対して限定しない。
特に、WIFIシステムにおいて、当該送信要求信号はRTS信号であり、当該送信許可信号はCTS信号である。
例示的に、当該構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む。
当該N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、例えば、当該各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含み得る。
当該N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、例えば、当該各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含み得る。
当該N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間間は重複してもよく、または重複しなくてもよく、以下、これらの2つの状況についてそれぞれ説明する。
状況1
例示的に、当該N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間はそれぞれ重複しない。
例示的に、当該N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間はそれぞれ重複しない。
例示的に、状況1において、当該受信ノードは、同じ時間で1つのビームを使用して送信および受信する機能のみを備え、状況2において、当該受信ノードは、同じ時間で複数のビームを使用して送信および受信する機能のみを備える。
ステップS230において、当該受信ノードは、当該構成情報に従って、当該送信許可信号を当該送信ノードに送信する。
例示的に、当該受信ノードは、参照信号に対して信号測定を実行することにより取得された測定結果、および/または、ビームに対してキャリアセンシング(または称ビームセンシング、チャネルセンシング、センシング等)を実行することにより取得されたセンシング結果に従って、当該N個の候補ビームにおいてターゲットビームを選択し、それにより、当該ターゲットビームを使用して当該送信ノードに送信することができる。
ここで、当該ターゲットビームは、当該個の候補ビームのうち、チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム、または、当該N個の候補ビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビーム、または、当該チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム中最適な参考信号の測定結果を有するビームなどであってもよい。
端末機器は、特定のビームでチャネルがアイドル状態であることをセンシングし、例えば、当該ビーム上で送信される参考信号の電力がプリセットの閾値より小さい場合、当該ビーム上のチャネルがアイドル状態であると見なすことができる。
例示的に、状況1において、N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間がそれぞれ重複しない場合であり、ステップS230において、当該受信ノードが、当該構成情報に従って、当該送信許可信号を当該送信ノードに送信することは、当該受信ノードが、ターゲットビームに対応する送信許可信号の送信時間内で、当該ターゲットビームを使用して当該送信許可信号を当該送信ノードに送信することを含む。
例示的に、状況2において、即ち、N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間が重複する場合であり、ステップS230において、当該受信ノードが、当該構成情報に従って、当該送信許可信号を当該送信ノードに送信することは、当該受信ノードが、当該重複する送信許可信号の送信時間内で、ターゲットビームを使用して当該送信許可信号を当該送信ノードに送信することを含む。
ステップS240において、当該送信ノードは、当該受信ノードが当該構成情報に従って送信した当該送信許可信号を受信する。
状況1において、例示的に、当該送信ノードが、当該受信ノードが当該構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、当該送信ノードが、当該N個の送信許可信号の送信時間のシーケンスに応じて、順次に当該N個の送信許可信号の送信時間に対応するN個の候補ビーム上で、送信許可信号が検出されるまで、または、当該N個の送信許可信号の送信時間における最後の送信許可信号の送信時間が終了する前に送信許可信号が検出されるまで、当該送信許可信号を検出することを含む。
状況2において、例示的に、当該送信ノードが、当該受信ノードが当該構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、当該送信ノードが、当該重複する送信許可信号の送信時間内で、同時に当該N個の候補ビーム上で当該送信許可信号を検出することを含む。
本出願の様々な実施例において、上述の各プロセスの番号の大きさは実行する前後順番を意味せず、各プロセスの実行順番は、その機能と内部論理によって決定されるべきであり、本出願の実施例の実施プロセスに対してあらゆる限定を構成してはならないことを理解されたい。
以上、本出願の実施例に係る信号伝送方法について詳細に説明したが、以下、本出願の実施例に係る装置について、図5ないし図8を参照して説明し、方法の実施例に記載の技術的特徴は、以下の装置の実施例に適用可能である。
図5は、本出願の実施例に係る送信ノード機器500の例示的なブロック図である。図5に示されたように、当該送信ノード機器500は、送受信ユニット510を備え、前記送受信ユニットは、
送信要求信号を受信ノード機器に送信し、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、前記受信ノード機器が前記構成情報に従って送信された前記送信許可信号を受信するように構成される。
送信要求信号を受信ノード機器に送信し、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、前記受信ノード機器が前記構成情報に従って送信された前記送信許可信号を受信するように構成される。
したがって、送信ノード機器は、送信要求信号を受信ノード機器に送信する場合、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を搬送することにより、受信ノード機器が当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を送信ノード機器に送信することができ、且つ送信ノード機器が当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を検出することができるようにし、それにより、送信ノード機器と受信ノード機器の間の信号伝送効率を向上させる。
例示的に、前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノード機器と前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を許可することを指示する。
例示的に、前記構成情報は、N個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む。
例示的に、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む。
例示的に、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む。
例示的に、前記送受信ユニット510は、具体的に前記N個の送信許可信号の送信時間のシーケンスに応じて、順次に前記N個の送信許可信号の送信時間に対応するN個の候補ビーム上で、送信許可信号が検出されるまで、または、前記N個の送信許可信号の送信時間における最後の送信許可信号の送信時間が終了する前に送信許可信号が検出されるまで、前記送信許可信号を検出するように構成される。
例示的に、前記送受信ユニット510は、具体的に、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、同時に前記N個の候補ビーム上で前記送信許可信号を検出するように構成される。
当該送信ノード機器500は、上述した方法200において送信ノードによって実行される対応する操作を実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
図6は、本出願の実施例に係る受信ノード機器600の例示的なブロック図である。図6に示されたように、当該ネットワーク機器600は、送受信ユニット610を備え、前記送受信ユニットは、
送信ノード機器によって送信された送信要求信号を受信し、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される。
送信ノード機器によって送信された送信要求信号を受信し、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される。
したがって、送信ノード機器は、送信要求信号を受信ノード機器に送信する場合、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を搬送することにより、受信ノード機器が当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を送信ノード機器に送信することができ、且つ送信ノード機器が当該構成情報に基づいて当該送信許可信号を検出することができるようにし、それにより、送信ノード機器と受信ノード機器の間の信号伝送効率を向上させる。
例示的に、前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノード機器と前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を許可することを指示する。
例示的に、前記構成情報は、N個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報(Nは正の整数である)を含む。
例示的に、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む。
例示的に、前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む。
例示的に、前記受信ノード機器は、参照信号に対して信号測定を実行することにより取得された測定結果、および/または、ビームに対してキャリアセンシングを実行することにより取得されたセンシング結果に従って、前記N個の候補ビームにおいてターゲットビームを選択するように構成される処理ユニット620をさらに備え、
ここで、前記送受信ユニット610は、具体的に、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される。
ここで、前記送受信ユニット610は、具体的に、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される。
例示的に、前記ターゲットビームは、前記N個の候補ビームのうち、チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム、または、前記N個の候補ビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビーム、または、前記チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム中最適な参考信号の測定結果を有するビームである。
例示的に、前記送受信ユニット610は、具体的に、ターゲットビームに対応する送信許可信号の送信時間内で、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信するように構成される。
例示的に、前記送受信ユニット610は、具体的に、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される。
当該受信ノード機器600は、上述した方法200において受信ノードによって実行される対応する操作を実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
図7は、本出願の実施例に係る通信機器700の例示的な構造図である。図7に示されるように、当該通信機器は、プロセッサ710と、トランシーバ720と、メモリ730とを備え、ここで、当該プロセッサ710、トランシーバ720およびメモリ730の間は、内部接続パスを介してお互いに通信する。当該メモリ730は、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサ710は、当該トランシーバ720による信号の送受信を制御するために、当該メモリ730に記憶された命令を実行するように構成される。
例示的に、当該プロセッサ710は、メモリ730に記憶されたプログラムコードを呼び出して、方法200において送信ノードによって実行される対応する動作を実行でき、簡潔にするために、ここでは再び説明しないことを理解されたい。
例示的に、当該プロセッサ710は、メモリ730に記憶されたプログラムコードを呼び出して、方法200において受信ノードによって実行される対応する動作を実行でき、簡潔にするために、ここでは再び説明しないことを理解されたい。
本出願の実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記した方法の実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形の命令によって完了されることができる。上述のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本開示の実施例で開示された各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、または当該プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本出願の実施例を組み合せて開示された方法のステップは、直接に、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されて完了すると具現されることができ、または復号化プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完了する。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリまたは電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなど従来の記憶媒体に配置されることができる。当該記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて前記方法のステップを完了する。
本出願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性と不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解できるだろう。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。例示的であるが限定的ではない説明を通じて、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)など、多くの形のRAMが利用可能である。本出願で説明されるシステムおよび方法のメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを備えるが、これに限定されないことを意図することに留意されたい。
図8は、本出願の実施例に係るシステムチップの一例示的な構造図である。図8のシステムチップ800は、入力インタフェース801と、出力インタフェース802と、少なくとも1つのプロセッサ803と、メモリ804とを備え、前記入力インタフェース801、出力インタフェース802、前記プロセッサ803およびメモリ804の間は、内部接続パスを介してお互いに接続される。前記プロセッサ803は、前記メモリ804内のコードを実行するように構成される。
例示的に、前記コードが実行されるとき、前記プロセッサ803は、方法200において送信ノードによって実行される対応する動作を実現でき、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。簡潔性のために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、前記コード実行されるとき、前記プロセッサ803は、方法200において受信ノードによって実行される対応する動作を実現でき、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。簡潔性のために、ここでは繰り返して説明しない。
本出願の実施例において、「Aに相応(対応)するB」とは、BがAに関連付けられており、Aに従ってBを決定できることを示すことを理解されたい。しかしながら、Aに従ってBを決定することは、Aのみに従ってBを決定することを意味せず、Aおよび/または他の情報に従ってBを決定することもできることを理解されたい。
当業者は、本明細書で開示される実施例と組み合わせて説明された各例示のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現することができることを理解するであろう。これらの機能がハードウェアの形態で実行されるかソフトウェアの形で実行されるかは、技術的解決策の特定のアプリケーションと設計上の制約条件に依存する。専門技術者は、各特定の応用に対して異なる方法を使用して、説明された機能を実現することができるが、このような実現は本開示の実施例の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者は、説明の便宜上および簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置およびユニットの具体的な作業プロセスは、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができることを明確に理解することができ、ここでは繰り返して説明しない。
本出願で提供されるいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は、他の方法を通じて実現され得ることを理解されたい。例えば、上記で説明された装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、当該ユニットの分離は、論理機能の分離に過ぎず、実際の実現時には別の分離方法があり、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに統合または集積したり、または一部の特徴を無視したり、または実行しないことができる。なお、表示または議論された相互結合または直接結合または通信接続は、電気的、機械的または他の形態の一部のインターフェース、装置またはユニットを介した関節結合または通信接続であり得る。
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットである場合もそうでない場合もあり、1箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際のニーズに従って、その中のユニットの一部または全部を選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
また、本出願の各実施例における各機能ユニットを1つのモニタリングユニットに統合してもよく、各ユニットを別々に1つのユニットとして使用してもよいし、2つ以上のユニットを一つのユニットに統合してもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、スタンドアロン製品として販売または使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本出願の技術的解決策は、本質的にまたは先行技術に対して寄与する部分または当該技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器等であり得る)に本出願の各実施例に記載の方法の全部または一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光ディスク等のプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
上記した内容は、本出願の具体的な実施形態に過ぎないが、本出願の保護範囲はこれに限定されず、当業者は、本出願に開示された技術的範囲内で容易に想到し得る変更または置換は、すべて本出願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
Claims (40)
- 信号伝送方法であって、
送信ノードが送信要求信号を受信ノードに送信することであって、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含むことと、
前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した前記送信許可信号を受信することとを含む、前記信号伝送方法。 - 前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノードとのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノードと前記受信ノードとのデータ伝送の実行を許可することを指示する、
請求項1に記載の信号伝送方法。 - 前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む、
請求項1または2に記載の信号伝送方法。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む、
請求項3に記載の信号伝送方法。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む、
請求項3または4に記載の信号伝送方法。 - 前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、
前記送信ノードが、前記N個の送信許可信号の送信時間のシーケンスに応じて、順次に前記N個の送信許可信号の送信時間に対応するN個の候補ビームで、送信許可信号が検出されるまで、または、前記N個の送信許可信号の送信時間における最後の送信許可信号の送信時間が終了する前に送信許可信号が検出されるまで、前記送信許可信号を検出することを含む、
請求項6に記載の信号伝送方法。 - 前記送信ノードが、前記受信ノードが前記構成情報に従って送信した送信許可信号を受信することは、
前記送信ノードが、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、同時に前記N個の候補ビーム上で前記送信許可信号を検出することを含む、
請求項8に記載の信号伝送方法。 - 信号伝送方法であって、
受信ノードが、送信ノードによって送信された送信要求信号を受信することであって、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含むことと、
前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することとを含む、前記信号伝送方法。 - 前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノードとのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノードと前記受信ノードとのデータ伝送の実行を許可することを指示する、
請求項10に記載の信号伝送方法。 - 前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む、
請求項10または11に記載の信号伝送方法。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む、
請求項12に記載の信号伝送方法。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む、
請求項12または13に記載の信号伝送方法。 - 前記受信ノードが前記送信許可信号を前記送信ノードに送信する前に、前記方法は、
前記受信ノードが、参照信号に対して信号測定を実行することにより取得された測定結果、および/または、ビームに対してキャリアセンシングを実行することにより取得されたセンシング結果に従って、前記N個の候補ビームにおいてターゲットビームを選択することをさらに含み、
前記受信ノードが、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、
前記受信ノードが、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む、
請求項10ないし14のいずれか一項に記載の信号伝送方法。 - 前記ターゲットビームは、
前記N個の候補ビームのうち、チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム、または、
前記N個の候補ビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビーム、または、
前記チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビームである、
請求項15に記載の信号伝送方法。 - 前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、
前記受信ノードが、ターゲットビームに対応する送信許可信号の送信時間内で、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む、
請求項17に記載の信号伝送方法。 - 前記受信ノードが、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することは、
前記受信ノードが、前記重複する送信許可信号の送信時間内で、ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信することを含む、
請求項19に記載の信号伝送方法。 - 送信ノード機器であって、
送信要求信号を受信ノード機器に送信するように構成される送受信ユニットを備え、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、
前記送受信ユニットは、さらに、前記受信ノード機器が前記構成情報に従って送信した前記送信許可信号を受信するように構成される、前記送信ノード機器。 - 前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノード機器と前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を許可することを指示する、
請求項21に記載の送信ノード機器。 - 前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む、
請求項21または22に記載の送信ノード機器。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む、
請求項23に記載の送信ノード機器。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む、
請求項23または24に記載の送信ノード機器。 - 前記送受信ユニットは、具体的に、
前記N個の送信許可信号の送信時間のシーケンスに応じて、順次に前記N個の送信許可信号の送信時間に対応するN個の候補ビーム上で、送信許可信号が検出されるまで、または、前記N個の送信許可信号の送信時間における最後の送信許可信号の送信時間が終了する前に送信許可信号が検出されるまで、前記送信許可信号を検出するように構成される、
請求項26に記載の送信ノード機器。 - 前記送受信ユニットは、具体的に、
前記重複する送信許可信号の送信時間内で、同時に前記N個の候補ビーム上で前記送信許可信号を検出するように構成される、
請求項28に記載の送信ノード機器。 - 受信ノード機器であって、
送信ノード機器によって送信された送信要求信号を受信するように構成される送受信ユニットを備え、前記送信要求信号は、送信許可信号を伝送するために使用される構成情報を含み、
前記送受信ユニットは、さらに、前記構成情報に従って、前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される、前記受信ノード機器。 - 前記送信要求信号は、少なくとも、前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を要求するために使用され、前記送信許可信号は、少なくとも、前記送信ノード機器と前記受信ノード機器とのデータ伝送の実行を許可することを指示する、
請求項30に記載の受信ノード機器。 - 前記構成情報は、N(Nは正の整数である)個の候補ビームの指示情報、および/または、N個の候補ビームのそれぞれに対応する送信許可信号の送信時間情報を含む、
請求項30または31に記載の受信ノード機器。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームの指示情報は、前記各候補ビームとの準コロケーション(QCL)関係を満たす参考信号の信号インデックスを含む、
請求項32に記載の受信ノード機器。 - 前記N個の候補ビームにおける各候補ビームに対応する送信許可信号の送信時間は、前記各候補ビームを使用して送信許可信号を送信すると仮定する場合に占有する時間を含む、
請求項32または33に記載の受信ノード機器。 - 前記受信ノード機器は、
参照信号に対して信号測定を実行することにより取得された測定結果、および/または、ビームに対してキャリアセンシングを実行することにより取得されたセンシング結果に従って、前記N個の候補ビームにおいてターゲットビームを選択するように構成される処理ユニットをさらに備える、
前記送受信ユニットは、具体的に、
前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される、
請求項30ないし34のいずれか一項に記載の受信ノード機器。 - 前記ターゲットビームは、
前記N個の候補ビームのうち、チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビーム、または、
前記N個の候補ビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビーム、または、
前記チャネルがアイドル状態であることがセンシングされるビームのうち、最適な参考信号の測定結果を有するビームである、
請求項35に記載の受信ノード機器。 - 前記送受信ユニットは、具体的に、
ターゲットビームに対応する送信許可信号の送信時間内で、前記ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノードに送信するように構成される、
請求項37に記載の受信ノード機器。 - 前記N個の候補ビームに対応するN個の送信許可信号の送信時間は重複し、且つ前記重複する送信許可信号の送信時間と送信要求信号の送信時間との間の時間間隔はT1である、
請求項32ないし36のいずれか一項に記載の受信ノード機器。 - 前記送受信ユニットは、具体的に、
前記重複する送信許可信号の送信時間内で、ターゲットビームを使用して前記送信許可信号を前記送信ノード機器に送信するように構成される、
請求項39に記載の受信ノード機器。
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