JP2021516882A - データ伝送方法、ハンドオーバ方法および関連機器 - Google Patents

データ伝送方法、ハンドオーバ方法および関連機器 Download PDF

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Abstract

本出願の実施例は、データ伝送方法、ハンドオーバ方法および関連機器を提供する。本出願において、第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器とのネゴシエートによるTDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードは、ユーザ機器と、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持させるために使用され、ユーザ機器が第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器は、第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する。本出願の実施例を採用すると、データ中断の持続時間を短縮することができる。

Description

本出願は、通信技術分野に関し、具体的に、データ伝送方法、ハンドオーバ方法および関連機器に関する。
ネットワーク信号に変化が発生すると、ユーザ機器(UE:User Equipment)は、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)から広帯域コード分割多重接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)へのハンドオーバ、WCDMAからグローバル移動通信システム(GSM:Global System for Mobile)へのハンドオーバ、GSMからWCDMAへのハンドオーバ、WCDMAからLTEへのハンドオーバなどの、ハンドオーバを実行する。または、UEが1つのセルグループ(CG:Cell Group)から別のセルグループに移動するときも、UEは、現在アクセスしたセルグループから別のセルグループへのハンドオーバなどのハンドオーバを実行する。
現在、ハンドオーバプロセスは主に3つのプロセスを含み、この3つのプロセスは、ハンドオーバ準備プロセス、ハンドオーバ実行プロセスおよびハンドオーバ完了プロセスを含む。ハンドオーバ実行プロセスにおいて、UE側はネットワーク側と接続中断することが発生するため、UE側はネットワーク側とデータ中断することが発生する。
本出願の実施例は、データ中断の持続時間を短縮するために使用される、データ伝送方法、ハンドオーバ方法および関連機器を提供する。
第1態様によれば、本出願の実施例はデータ伝送方法を提供し、前記方法は、
ユーザ機器が、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信することであって、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器との間でネゴシエートされたTDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用されることと、
前記ユーザ機器が、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することとを含む。
第2態様によれば、本出願の実施例はハンドオーバ方法を提供し、前記方法は、
第2ネットワーク機器が、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信することであって、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送することと、
前記第2ネットワーク機器が、前記無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定することと、
前記第2ネットワーク機器が、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信することであって、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報をユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることとを含む。
第3態様によれば、本出願の実施例はハンドオーバ方法を提供し、前記方法は、
第1ネットワーク機器が、ハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信することであって、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送することと、
前記第1ネットワーク機器が、前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信することであって、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定されたTDMモードの構成情報を搬送することと、
前記第1ネットワーク機器がハンドオーバ命令をユーザ機器に送信することであって、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることとを含む。
第4態様によれば、本出願の実施例はユーザ機器を提供し、前記機器は、通信ユニットおよび処理ユニットを含み、ここで、
前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器との間でネゴシエートされたTDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、
前記処理ユニットは、さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するように構成される。
第5態様によれば、本出願の実施例は、第1ネットワーク機器、第2ネットワーク機器およびユーザ機器を含む通信システムに適用されるネットワーク機器を提供し、前記ネットワーク機器は前記第2ネットワーク機器であり、前記機器は、通信ユニットおよび処理ユニットを含み、ここで、
前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
前記処理ユニットは、さらに、前記無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介して前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報を前記ユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
第6態様によれば、本出願の実施例は、第1ネットワーク機器、第2ネットワーク機器およびユーザ機器を含む通信システムに適用されるネットワーク機器を提供し、前記ネットワーク機器は前記第1ネットワーク機器であり、前記機器は、通信ユニットおよび処理ユニットを含み、ここで、
前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介してハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介して前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定されたTDMモードの構成情報を搬送し、
前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介してハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
第7態様によれば、本出願の実施例は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含むユーザ機器を提供し、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、第1態様に記載の方法のステップを実行するための命令を含む。
第8態様によれば、本出願の実施例は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含むネットワーク機器を提供し、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、第2態様に記載の方法のステップを実行するための命令を含む。
第九態様によれば、本出願の実施例は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含むネットワーク機器を提供し、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、第3態様に記載の方法のステップを実行するための命令を含む。
第10態様によれば、本出願の実施例は、電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶されコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、ここで、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第1態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するようにする。
第11態様によれば、本出願の実施例は、電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶されコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、ここで、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第2態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するようにする。
第12態様によれば、本出願の実施例は、電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶されコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、ここで、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第3態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するようにする。
第13態様によれば、本出願の実施例はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第1態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するように操作することができる。前記コンピュータプログラム製品は、1つのソフトウェアインストールパッケージであり得る。
第14態様によれば、本出願の実施例はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第2態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するように操作することができる。前記コンピュータプログラム製品は、1つのソフトウェアインストールパッケージであり得る。
第15態様によれば、本出願の実施例はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが第3態様に記載の方法で説明されたステップの一部または全部を実行するように操作することができる。前記コンピュータプログラム製品は、1つのソフトウェアインストールパッケージであり得る。
本出願では、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器がネゴシエートしてユーザ機器にTDMモードの構成情報を構成すると、TDMモードの構成情報はユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードはユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されるため、このようにして、ユーザ機器が第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器が依然として第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができるようにし、ハンドオーバによるデータ中断の問題を防ぐため、データ中断の持続時間を短縮することがわかる。
本出願のこれらの態様または他の態様は、以下の実施例の説明において、より簡単明瞭になる。
本出願の実施例または背景技術の技術的解決策をより明確に説明するために、本出願の実施例または背景技術の説明で使用される図面を以下に説明する。
本出願の実施例によって提供される無線通信システムの例示的なアーキテクチャ図である。 本出願の実施例によって提供されるLTEでの既存のハンドオーバプロセスの概略図である。 本出願の実施例によって提供されるユーザ機器の概略的な構造図である。 本出願の実施例によって提供されるネットワーク機器の概略的な構造図。 本出願の実施例によって提供されるデータ伝送方法の例示的なフローチャートである。 本出願の実施例によって提供されるハンドオーバ方法の例示的なフローチャートである。 本出願の実施例によって提供される別のハンドオーバ方法の例示的なフローチャートである。 本出願の実施例によって提供されるハンドオーバプロセスの概略図である。 本出願の実施例によって提供されるコンピュータ機器の概略的な構造図である。 本出願の実施例によって提供される別のコンピュータ機器の概略的な構造図である。
本出願の実施形態部分で使用される用語は、本出願の具体的な実施例のみを説明するためのものであり、本出願を限定するものではない。
本出願の明細書、特許請求の範囲および前記添付図面中の「第1」、「第2」、「第3」および「第4」などの用語は、特定の順番を制限するものではなく、異なる対象を区別するものである。加えて、「含む」、「有する」という用語およびそれらの任意の変形は、非排他的な包含を網羅することを意図する。
図1Aは、本出願に関する無線通信システムを示す。前記無線通信システムは、未来進化型第5世代モバイル通信(5G:the 5th Generation)システム、ニューラジオ(NR:New Radio)システム、マシンツーマシン通信(M2M:Machine to Machine)システムなどであってもよく、LTEシステムに限定されない。図1Aに示されたように、無線通信システム100は、ユーザ機器101、第1ネットワーク機器102、第2ネットワーク機器103およびコアネットワーク104を含み得る。
第1ネットワーク機器102および第2ネットワーク機器103は基地局であり得、基地局はユーザ機器101と通信するために使用されてもよく、コアネットワーク104と通信するために使用されてもよい。基地局は、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA:Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)システムの基地局トランシーバーステーション(BTS:Base Transceiver Station)であってもよく、LTEシステムの進化した基地局(eNB:Evolutional Node B)、および5Gシステム、ニューラジオ(NR)システムの基地局であってもよい。一方、基地局は、アクセスポイント(AP:Access Point)、伝送ノード(Trans TRP)、中央ユニット(CU:Central Unit)または他のネットワークエンティティであってもよく、上記のネットワークエンティティの機能中の一部またはすべての機能を含むことができる。
ユーザ機器101は、無線通信システム100において、固定式または移動式であってもよい。本出願のいくつかの実施例において、ユーザ機器101はモバイル機器、モバイルステーション(mobile station)、モバイルユニット(mobile unit)、M2M端末、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ユーザエージェント、モバイルクライアントなどであってもよい。
具体的に、ネットワーク機器は、ネットワーク機器のコントローラ(未図示)の制御下で、無線インターフェース105を介してユーザ機器101と通信するために使用されることができる。いくつかの実施例において、前記ネットワーク機器のコントローラは、コアネットワークの一部であってもよく、ネットワーク機器に統合されてもよい。第1ネットワーク機器102と第2ネットワーク機器103との間、第1ネットワーク機器102とコアネットワーク104との間、第2ネットワーク機器103とコアネットワーク104との間は、バックホール(blackhaul)インターフェース106(X2インターフェースなど)を介して、互いに直接的または間接的に通信することができる。
図1Bは、LTEでの既存のハンドオーバプロセスを示す。図1Bによって示されたハンドオーバプロセスにおいて、ハンドオーバ要求からハンドオーバ確認応答まではハンドオーバ準備プロセスであり、RRC再構成からRRC再構成完成まではハンドオーバ実行プロセスであり、パスハンドオーバ要求からソースリソースの解放まではハンドオーバ完了プロセスである。目前のハンドオーバ実行プロセスにおいて、ユーザ機器とネットワーク機器のアップリンクリンクおよびダウンリンクは中断状態であり、ユーザ機器がアップリンクデータをネットワーク機器に送信することができず、ネットワーク機器によって配信されたダウンリンクデータを受信することもできないため、ユーザ機器は、ネットワーク機器とのデータ中断が発生する。
本出願において、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器102はソース基地局であり得、第2ネットワーク機器103はターゲット基地局であり得る。
本出願では、第1ネットワーク機器102および第2ネットワーク機器103がネゴシエートしてユーザ機器101にTDMモードの構成情報を構成すると、TDMモードの構成情報はユーザ機器101がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードはユーザ機器101が第1ネットワーク機器102および第2ネットワーク機器103との接続を維持するために使用されるため、このようにして、ユーザ機器101が第1ネットワーク機器102からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器101が依然として第1ネットワーク機器102または第2ネットワーク機器103とのデータ伝送を実行することができるようにし、ハンドオーバによるデータ中断の問題を防ぐため、データ中断の持続時間を短縮する。
図1Aに示された無線通信システム100は、本出願の技術的解決策をより明確に説明するためだけであり、本出願に対して制限を構成するものではないことに留意すべきである。当業者は、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現につれて、本出願によって提供される技術的解決策は、類似した技術的問題にも同様に適用可能であることが分かることができる。
図2を参照すると、図2は、本出願のいくつかの実施例によって提供されるユーザ機器200を示す。図2示されたように、ユーザ機器200は、1つまたは複数のユーザ機器のプロセッサ201、メモリ202、通信インターフェース203、受信機205、送信機206、カプラ207、アンテナ208、ユーザインターフェース209、入力および出力モジュール(オーディオ入力出力モジュール210、ボタン入力モジュール211およびディスプレイ212などを含む)を含み得る。これらの部品は、バス204または他の方式を介して接続することができ、図2はバスを介して接続する方式を例とする。ここで、
通信インターフェース203は、ユーザ機器200がネットワーク機器などの他の通信機器と通信するために使用される。具体的に、前記ネットワーク機器は、図3に示されたネットワーク機器300であり得る。具体的に、通信インターフェース203は、ロングタームエボリューション(LTE)(4G)通信インターフェースであってもよく、5Gまたは未来ニューラジオの通信インターフェースであってもよい。無線通信インターフェースに限定されず、ユーザ機器200は、ローカルアクセスネットワーク(LAN:Local Access Network)インターフェースなどの有線の通信インターフェース203も構成することができる。
送信機206は、ユーザ機器のプロセッサ201によって出力された信号に対して信号変調などの送信処理を実行するために使用されることができる。受信機205は、アンテナ208によって受信されたモバイル通信信号に対して信号復調などの受信処理を実行するために使用されることができる。本出願のいくつかの実施例において、送信機206および受信機205は、ワイヤレスモデムと見なすことができる。ユーザ機器200において、送信機206と受信機205の数は、両方とも1つまたは複数であり得る。アンテナ208は、伝送線路内の電磁エネルギーを自由空間内の電磁波に変換し、または自由空間内の電磁波を伝送線路内の電磁エネルギーに変換するために使用されることができる。カプラ207は、アンテナ308によって受信されたモバイル通信信号を複数のパスに分割し、これを複数の受信機205に割り当てるために使用される。
図2に示された送信機206および受信機205に加えて、ユーザ機器200は、GPSモジュール、ブルートゥース(Bluetooth)モジュール、ワイファイ(Wi−Fi:Wireless Fidelity)モジュールなどの他の通信部品をさらに含み得る。上記した無線通信信号に限定されず、ユーザ機器200は、衛星信号、短波信号などの他の無線通信信号もサポートすることができる。無線通信に限定されず、ユーザ機器200は、有線ネットワークインターフェース(LANインターフェースなど)を構成して有線通信をサポートすることもできる。
前記入力および出力モジュールは、ユーザ機器200とユーザ/外部環境との間の相互作用を実現するために使用されることができ、主に、オーディオ入力および出力モジュール210、ボタン入力モジュール211およびディスプレイ212などを含み得る。具体的に、前記入力および出力モジュールは、カメラ、タッチスクリーンおよびセンサなどをさらに含み得る。ここで、前記入力および出力モジュールのすべては、ユーザインターフェース209を介してユーザ機器のプロセッサ201と通信する。
メモリ202は端末のプロセッサ201に結合し、様々なソフトウェアプログラムおよび/または複数の命令セットを記憶するために使用される。具体的に、メモリ202は、高速ランダムメアクセスメモリを含むことができ、1つまたは複数の磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリまたは他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリを含むこともできる。メモリ202は、ANDROID、IOS、WINDOWS、またはLINUXなどの組み込み動作システムなどの、動作システム(以下、システムと略称する)を記憶することができる。メモリ202は、ネットワーク通信プログラムも記憶することができ、前記ネットワーク通信プログラムは、1つまたは複数の追加機器、1つまたは複数のユーザ機器、1つまたは複数のネットワーク機器と通信するために使用されることができる。メモリ202は、ユーザインターフェースプログラムも記憶することができ、前記ユーザインターフェースプログラムは、グラフィカル操作インターフェースを介してアプリケーションプログラムのコンテンツイメージを本物に近いように表示し、メニュー、ダイアログボックスおよびボタンなどの入力コントロールを介してアプリケーションプログラムに対するユーザの制御動作を受信することができる。
本出願のいくつかの実施例において、メモリ202は、本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法はユーザ機器200側の実現プログラムを記憶することができる。本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法の実現に関して、以下の方法の実施例を参照してほしい。
本出願のいくつかの実施例において、ユーザ機器のプロセッサ201は、コンピュータ読み取り可能な命令を読み取りおよび実行するために使用されることができる。具体的に、ユーザ機器のプロセッサ201は、ユーザ機器200側での本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法の実現プログラムなど、メモリ202に記憶されたプログラムを呼び出して、前記プログラムに含まれた命令を実行するために使用されることができる。
図2によって示されたユーザ機器200は本出願の実施例の一実現形態にすぎず、実際の応用では、ユーザ機器200は、より多くまたはより少ない部品をさらに含み得、ここでは制限しないことに留意されたい。
図3を参照すると、図3は、本出願のいくつかの実施例によって提供されるネットワーク機器300を示す。図3に示されたように、ネットワーク機器300は、1つまたは複数のネットワーク機器のプロセッサ301、メモリ302、通信インターフェース303、送信機305、受信機306、カプラ307およびアンテナ308を含み得る。これらの部品は、バス304または他の方式を介して接続することができ、図4はバスを介して接続する方式を例とする。ここで、
通信インターフェース303は、ネットワーク機器300がユーザ機器または他のネットワーク機器などの他の通信機器と通信するために使用される。具体的に、前記ユーザ機器は、図2に示されたユーザ機器200であり得る。具体的に、通信インターフェース303は、ロングタームエボリューション(LTE)(4G)通信インターフェースであってもよく、5Gまたは未来ニューラジオの通信インターフェースであってもよい。無線通信インターフェースに限定されず、ネットワーク機器300は、有線の通信インターフェース303を構成して有線通信をサポートすることもでき、例えば、1つのネットワーク機器300と他のネットワーク機器300とのバックホールは有線通信接続であり得る。
送信機305は、ネットワーク機器のプロセッサ301によって出力された信号に対して信号変調などの送信処理を実行するために使用されることができる。受信機306は、アンテナ308によって受信されたモバイル通信信号に対して信号復調などの受信処理を実行するために使用されることができる。本出願のいくつかの実施例において、送信機305および受信機306は、ワイヤレスモデムと見なすことができる。ネットワーク機器300において、送信機305と受信機306の数は、両方とも1つまたは複数であり得る。アンテナ308は、伝送線路内の電磁エネルギーを自由空間内の電磁波に変換し、または自由空間内の電磁波を伝送線路内の電磁エネルギーに変換するために使用されることができる。カプラ307は、モバイル通信信号号を複数のパスに分割し、これを複数の受信機306に割り当てるために使用されることができる。
メモリ302はネットワーク機器のプロセッサ301に結合し、様々なソフトウェアプログラムおよび/または複数の命令セットを記憶するために使用される。具体的に、メモリ302は、高速ランダムメアクセスメモリを含むことができ、1つまたは複数の磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリまたは他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリを含むこともできる。メモリ302は、uCOS、VxWorksおよびRTLinuxなどの組み込み動作システムなどの、動作システム(以下、システムと略称する)を記憶することができる。メモリ302は、ネットワーク通信プログラムも記憶することができ、前記ネットワーク通信プログラムは、1つまたは複数の追加機器、1つまたは複数のユーザ機器、1つまたは複数のユーザ機器と通信するために使用されることができる。
ネットワーク機器のプロセッサ301は無線チャネル管理を実行し、呼び出しおよび通信リンクの確立および破棄を実施し、制御領域内のユーザにセルハンドオーバ制御などを提供するために使用されることができる。具体的に、ネットワーク機器のプロセッサ301は、管理モジュール/通信モジュール(AM/CM:Administration Module/Communicat ion Module)(音声交換および情報交換のためのセンタである)、基本モジュール(BM:Basic Module)(呼び出し処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク的管理および回路保守機能を完了するために使用される)、トランスコーダおよびサブ多重化ユニット(TCSM:Transcoder and SubMultiplexer)(多重化、逆多重化およびトランスコーディング機能を完了するために使用される)などを含み得る。
本出願の実施例において、メモリ302は、本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法は、ネットワーク機器300側の実現プログラムを記憶することができる。本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法の実現に関して、以下の方法の実施例を参照してほしい。
本出願の実施例では、ネットワーク機器のプロセッサ301は、コンピュータ読み取り可能な命令を読み取りおよび実行するために使用されることができる。具体的に、ネットワーク機器のプロセッサ301は、ネットワーク機器300側での本出願の1つまたは複数の実施例によって提供されるデータ伝送方法、ハンドオーバ方法の実現プログラムなど、メモリ302に記憶されたプログラムを呼び出して、前記プログラムに含まれた命令を実行するために使用されることができる。
図3によって示されたネットワーク機器300は本出願の実施例の一実現形態にすぎず、実際の応用では、ネットワーク機器300は、より多くまたはより少ない部品をさらに含み得、ここでは制限しないことに留意されたい。
上記した無線通信システム100、ユーザ機器200およびネットワーク機器300のそれぞれに対応する実施例に基づいて、本出願の実施例は、データ伝送方法およびハンドオーバ方法を提供する。
図4を参照すると、図4は、本出願の実施例によって提供されるデータ伝送方法の例示的なフローチャートであり、前記方法は、次のステップを含む。
ステップ401において、ユーザ機器は、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信し、前記ハンドオーバ命令は、第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器とのネゴシエートによる時分割多重化(TDM:Testing Data Management)モードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用される。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器はソース基地局であり得、第2ネットワーク機器はターゲット基地局であり得る。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、前記ハンドオーバ命令は、第1ネットワーク機器がユーザ機器に送信した無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)重構成命令であり得る。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、TDMモードは、ユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。TDMモードで、ユーザ機器は、異なるタイムスロットで異なるネットワーク機器(即ち、第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器)とのデータ伝送を実行することができるため、ユーザ機器は、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持することができる。TDMモードがないと、ユーザ機器は、第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器のみと接続するように構成される。
ここで、TDMモードの構成情報は1ビットで示された。例えば、ユーザ機器が1つのTDMモードのみをサポートすると、TDMモードの構成情報は1ビットで示され、例えば、1はユーザ機器がTDMモードを使用することを示し、0はユーザ機器がTDMモードを使用しないことを示す。さらに例えば、ユーザ機器が4つのTDMモードをサポートすると、TDMモードの構成情報は2ビットで示され、例えば、4つのTDMモードは、TDMモード1、TDMモード2、TDMモード3およびTDMモード4を含み、00はユーザ機器がTDMモード1を使用することを示し、01はユーザ機器がTDMモード2を使用することを示し、10はユーザ機器がTDMモード3を使用することを示し、11はユーザ機器がTDMモード4を使用することを示す。
ステップ402において、ユーザ機器は、前記TDMモードで第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する。
具体的な実現では、ハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器は、TDMモード構成情報に基づいてTDMモードを実行し、即ち、ユーザ機器はデュアル受信およびシングル送信モードに入る。TDMモードのユーザ機器を構成し、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器のアップリンク接続のすべては使用することができる。
本出願では、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器がネゴシエートしてユーザ機器にTDMモードの構成情報を構成すると、TDMモードの構成情報はユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードはユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されるため、このようにして、ユーザ機器が第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器が依然として第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができるようにし、ハンドオーバによるデータ中断の問題を防ぐため、データ中断の持続時間を短縮することがわかる。
本出願のいくつかの実施例において、ユーザ機器が前記TDMモードで第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する具体的な実現形態は、次の通りである。
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)によって構成されたアップリンク認可を検出せず、または上記したハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しない場合、ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する。
具体的な実現では、ユーザ機器がPDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出せず、または第1ネットワーク機器によりユーザ機器に送信されたハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しないと、ユーザ機器には、第2ネットワーク機器が配置されたリンクのアップリンク認可がないことを示し、この場合では、ユーザ機器は、第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができないため、この場合、ユーザ機器は第1ネットワーク機器のみとのデータ伝送を実行する。
本出願のいくつかの実施例において、ユーザ機器が前記TDMモードで第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する具体的な実現形態は、次の通りである。
PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供する場合、ユーザ機器は、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む。
具体的な実現では、ユーザ機器がPDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、または第1ネットワーク機器によりユーザ機器に送信されたハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供すると、ユーザ機器には第2ネットワーク機器が配置されたリンクのアップリンク認可を有することを示し、この場合では、ユーザ機器は、第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができ、第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することもできるため、この場合、ユーザ機器は、2つのリンクのリンク属性情報に従って、第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するか第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するかを決定することができる。
さらに、前記リンク属性情報はリンク品質を含み、ユーザ機器は、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む具体的な実現形態は、次の通りである。
前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、
前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定する。
ユーザ機器が第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができ、第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができる場合、ユーザ機器は、より優れたネットワーク品質を有するリンクを選択してデータ伝送を実行するため、データ伝送の適時性を向上させることがわかる。
図5を参照すると、図5は、本出願の実施例によって提供されるハンドオーバ方法の例示的なフローチャートであり、前記方法は、次のステップを含む。
ステップ501において、第2ネットワーク機器は、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信し、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送する。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器はソース基地局であり得、第2ネットワーク機器はターゲット基地局であり得る。
ここで、ユーザ機器の無線周波数送受信機能とは、ユーザ機器のデュアル受信およびシングル送信能力を指す。
ここで、第1ネットワーク機器が第2ネットワーク機器にユーザ機器送信した無線周波数送受信機能は、ユーザ機器がTDMモードをサポートすることを第2ネットワーク機器に知らせるために使用され、またはユーザ機器がどのようなTDMモードをサポートするかを第2ネットワーク機器に知らせるために使用される。
ステップ502において、第2ネットワーク機器は、前記無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定する。
具体的な実現では、第2ネットワーク機器は、まず、無線周波数送受信機能に従ってユーザ機器がTDMモードをサポートするかどうかを決定し、サポートすると、第2ネットワーク機器は、無線周波数送受信機能に従ってどのTDMモードをサポートするかを決定する。ユーザ機器が1つのTDMモードのみをサポートすると、第2ネットワーク機器は、前記1つのTDMモードに基づいてTDMモードの構成情報を決定する。ユーザ機器が複数のTDMモードのみをサポートすると、まず、1つのTDMモードを選択し、その後、このTDMモードに基づいてTDMモードの構成情報を決定する。
ここで、TDMモードの構成情報は1ビットで示された。例えば、ユーザ機器が1つのTDMモードのみをサポートすると、TDMモードの構成情報は1ビットで示され、例えば、1はユーザ機器がTDMモードを使用することを示し、0はユーザ機器がTDMモードを使用しないことを示す。さらに例えば、ユーザ機器が4つのTDMモードをサポートすると、TDMモードの構成情報は2ビットで示され、例えば、4つのTDMモードは、TDMモード1、TDMモード2、TDMモード3およびTDMモード4を含み、00はユーザ機器がTDMモード1を使用することを示し、01はユーザ機器がTDMモード2を使用することを示し、10はユーザ機器がTDMモード3を使用することを示し、11はユーザ機器がTDMモード4を使用することを示す。
ステップ503において、第2ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信し、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報をユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、ユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器は、RRC重構成命令を介してTDMモードの構成情報をユーザ機器に送信することができる。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、TDMモードは、ユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
本出願では、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器がネゴシエートしてユーザ機器にTDMモードの構成情報を構成すると、TDMモードの構成情報はユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードはユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されるため、このようにして、ユーザ機器が第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器が依然として第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができるようにし、ハンドオーバによるデータ中断の問題を防ぐため、データ中断の持続時間を短縮することがわかる。
本出願のいくつかの実施例において、ステップ503の後、前記方法は、
第2ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することを準備することをさらに含む。
TDMモードのユーザ機器を構成したため、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器のアップリンク接続のすべては使用することができるため、ステップ503の後、第2ネットワーク機器はユーザ機器のアップリンクデータを受信する準備ができ、データ伝送の適時性を向上させることができることがわかる。
本出願のいくつかの実施例において、前記方法は、
ハンドオーバプロセスにおいて、前記第2ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することと、
前記第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続しない場合、前記第2ネットワーク機器は前記アップリンクデータをキャッシュすることと、
前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、前記第2ネットワーク機器は、前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送することとをさらに含む。
具体的な実現では、ハンドオーバプロセスにおいて、第2ネットワーク機器はコアネットワークとの接続を確立してないため、第2ネットワーク機器はユーザ機器からのアップリンクデータを受信した後、第2ネットワーク機器は、まず、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続したかどうかを決定し、第2ネットワーク機器は、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続したかどうかを決定し、具体的な方式は、第2ネットワーク機器が第2ネットワーク機器がサービングゲートウェイ(SGW:Serving Gate Way)アドレス情報を記憶したかどうかを決定し、記憶した場合、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続したことを示し、どうでない場合、接続を確立しないことを示す。
本実施例において、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続してない場合、第2ネットワーク機器は、まず、受信したアップリンクデータをキャッシュし、このようにして、アップリンクデータが失われないことを保証することができる。第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続した場合、第2ネットワーク機器は、受信されたアップリンクデータをコアネットワークに直接に転送し、このようにして、データ伝送の適時性を向上させることができる。
本出願のいくつかの実施例において、第2ネットワーク機器が前記アップリンクデータをキャッシュした後、前記方法は、
第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続した場合、第2ネットワーク機器は、キャッシュされた前記アップリンクデータをコアネットワークに転送することをさらに含む。
第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続した場合、第2ネットワーク機器は、キャッシュされたアップリンクデータをコアネットワークに早速に転送し、このようにして、データ伝送の適時性を向上させることができることがわかる。
図6を参照すると、図6は、本出願の実施例によって提供されるハンドオーバ方法の例示的なフローチャートであり、前記方法は、次のステップを含む。
ステップ601において、第1ネットワーク機器はハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信し、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送する。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器はソース基地局であり得、第2ネットワーク機器はターゲット基地局であり得る。
ここで、ユーザ機器の無線周波数送受信機能とは、ユーザ機器のデュアル受信およびシングル送信能力を指す。
ここで、第1ネットワーク機器が第2ネットワーク機器にユーザ機器送信した無線周波数送受信機能は、ユーザ機器がTDMモードをサポートすることを第2ネットワーク機器に知らせるために使用され、またはユーザ機器がどのようなTDMモードをサポートするかを第2ネットワーク機器に知らせるために使用される。
ステップ602において、第1ネットワーク機器は、第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信し、前記ハンドオーバ確認応答は、第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定されたTDMモードの構成情報を搬送する。
ステップ603において、第1ネットワーク機器はハンドオーバ命令をユーザ機器に送信し、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、前記ハンドオーバ命令は、第1ネットワーク機器がユーザ機器に送信したRRC重構成命令であり得る。
ここで、ハンドオーバプロセスにおいて、TDMモードは、ユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
ここで、TDMモードの構成情報は1ビットで示された。例えば、ユーザ機器が1つのTDMモードのみをサポートすると、TDMモードの構成情報は1ビットで示され、例えば、1はユーザ機器がTDMモードを使用することを示し、0はユーザ機器がTDMモードを使用しないことを示す。さらに例えば、ユーザ機器が4つのTDMモードをサポートすると、TDMモードの構成情報は2ビットで示され、例えば、4つのTDMモードは、TDMモード1、TDMモード2、TDMモード3およびTDMモード4を含み、00はユーザ機器がTDMモード1を使用することを示し、01はユーザ機器がTDMモード2を使用することを示し、10はユーザ機器がTDMモード3を使用することを示し、11はユーザ機器がTDMモード4を使用することを示す。
本出願では、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器がネゴシエートしてユーザ機器にTDMモードの構成情報を構成すると、TDMモードの構成情報はユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、TDMモードはユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されるため、このようにして、ユーザ機器が第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信した後、ユーザ機器が依然として第1ネットワーク機器または第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することができるようにし、ハンドオーバによるデータ中断の問題を防ぐため、データ中断の持続時間を短縮することがわかる。
本出願のいくつかの実施例において、ステップ603の後、前記方法は、
ハンドオーバプロセスにおいて、前記第1ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することと、
前記第1ネットワーク機器が前記アップリンクデータをコアネットワークに転送することとをさらに含む。
具体的な実現では、現在、第1ネットワーク機器がユーザ機器からのアップリンクデータを受信した後、第1ネットワーク機器は、前記アップリンクデータを第2ネットワーク機器に転送する必要がある。本実施例において、第1ネットワーク機器がユーザ機器からのアップリンクデータを受信した後、第1ネットワーク機器は前記アップリンクデータをコアネットワークに直接に転送し、こうようにして、データ伝送の適時性を向上させることができる。
本出願のいくつかの実施例において、ステップ603の後、前記方法は、
ハンドオーバプロセスにおいて、前記第1ネットワーク機器はダウンリンクデータを前記ユーザ機器に送信することをさらに含む。
具体的な実現では、目前ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器とユーザ機器との間のダウンリンク中断し、ユーザ機器とネットワーク機器との間のダウンリンクデータに中断が発生する。本実施例において、ハンドオーバプロセスにおいて、第1ネットワーク機器とユーザ機器との間のダウンリンクは接続し、ハンドオーバによるダウンリンクデータの中断という問題を回避する。
図4、図5および図6を組み合わせて、本出願の実施例は、ハンドオーバプロセスの概略図を提供し、図7に示されたように、前記方法は、次のステップを含む。
ステップ701において、第1ネットワーク機器は、測定構成をユーザ機器に送信し、ユーザ機器は第1ネットワーク機器からの測定構成を受信する。
ステップ702において、ユーザ機器は、測定リポートを第1ネットワーク機器に送信し、第1ネットワーク機器は、ユーザ機器からの測定リポートを受信する。
ステップ703において、第1ネットワーク機器は、接続要求を第2ネットワーク機器に送信し、第2ネットワーク機器は、第1ネットワーク機器からの接続要求を受信する。
ステップ704において、第2ネットワーク機器は、前記接続要求に対して接続確認応答を第1ネットワーク機器に送信し、第1ネットワーク機器は、第2ネットワーク機器からの接続確認応答を受信する。
ステップ705において、第1ネットワーク機器は、ハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信し、第2ネットワーク機器は、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信し、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送する。
ステップ706において、第2ネットワーク機器は、ユーザの無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定する。
ステップ707において、第2ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を第1ネットワーク機器に送信し、第1ネットワーク機器は、第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記TDMモードの構成情報を搬送する。
ステップ708において、第2ネットワーク機器は、ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することを準備する。
ステップ709において、第1ネットワーク機器は、ハンドオーバ命令をユーザ機器に送信し、ユーザ機器は、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信し、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、ユーザ機器が第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
ステップ710において、PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出せず、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しない場合、または、PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、またはハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供し、且つ第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、ユーザ機器はアップリンクデータを第1ネットワーク機器に送信し、第1ネットワーク機器はユーザ機器からのアップリンクデータを受信する。
ステップ711において、第1ネットワーク機器は、前記アップリンクデータをコアネットワークに転送し、コアネットワークは第1ネットワーク機器からの前記アップリンクデータを受信する。
ステップ712において、PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、またはハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供し、且つ第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、ユーザ機器はアップリンクデータを第2ネットワーク機器に送信し、第2ネットワーク機器はユーザ機器からのアップリンクデータを受信する。
ステップ713において、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続しない場合、第2ネットワーク機器は前記アップリンクデータをキャッシュする。
ここで、ステップ713の後に、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続した場合、第2ネットワーク機器は、キャッシュされた前記アップリンクデータをコアネットワークに早速に転送する。
ステップ714において、第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続した場合、第2ネットワーク機器は、前記アップリンクデータをコアネットワークに転送し、コアネットワークは第2ネットワーク機器からの前記アップリンクデータを受信する。
ステップ715において、ユーザ機器は、ハンドオーバ命令に対してハンドオーバ完了応答を第2ネットワーク機器に送信し、第2ネットワーク機器は、ユーザ機器からのハンドオーバ完了応答を受信する。
ステップ716において、第2ネットワーク機器はパスハンドオーバ要求をコアネットワークに送信し、コアネットワークは第2ネットワーク機器からのパスハンドオーバ要求を受信する。
ステップ717において、コアネットワークは、前記パスハンドオーバ要求に対してパスハンドオーバ確認応答を第2ネットワーク機器に送信し、第2ネットワーク機器は、コアネットワークからのパスハンドオーバ確認応答を受信する。
ステップ718において、第2ネットワーク機器はユーザ機器のコンテキスト解放要求を第1ネットワーク機器に送信し、第1ネットワーク機器は第2ネットワーク機器からのユーザ機器のコンテキスト解放要求を受信する。
ステップ719において、第1ネットワーク機器は、ユーザ機器のコンテキストを解放する。
本実施例に記載の内容の具体的な実現形態は前記方法を参照することができ、ここでは説明しないことに留意されたい。
図8を参照すると、図8は、本出願の実施例によって提供されるコンピュータ機器800であり、前記コンピュータ機器800は、ユーザ機器、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器を含む通信システムに適用され、コンピュータ機器800はユーザ機器であってもよく、第1ネットワーク機器であってもよく、第2ネットワーク機器であってもよく、前記コンピュータ機器800は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含み、
前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサにより実行されるように構成される。
一実施例において、コンピュータ機器800がユーザ機器である場合、前記プログラムは、次のステップを実行するための命令を含み、
第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信し、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器との間でネゴシエートされたTDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、
前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する。
さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する一方、前記プログラムは、具体的には、次のステップを実行するための命令を含み、
PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出せず、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しない場合、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する。
さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する一方、前記プログラムは、具体的には、次のステップを実行するための命令を含み、
前記PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供する場合、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む。
さらに、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む一方、前記プログラムは、具体的には、次のステップを実行するための命令を含み、
前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、
前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記TDMモードで前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定する。
一実施例において、コンピュータ機器800が第2ネットワーク機器である場合、前記プログラムは、次のステップを実行するための命令を含み、
第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信し、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
前記無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定し、
前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信し、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報をユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
さらに、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信した後、前記プログラムは、さらに、次のステップを実行するための命令を含み、
前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することを準備する。
さらに、前記プログラムは、さらに、次のステップ命令を実行するための命令を含み、
ハンドオーバプロセスにおいて、前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信し、
前記第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続しない場合、前記アップリンクデータをキャッシュし、
前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送する。
さらに、前記アップリンクデータをキャッシュした後、前記プログラムは、さらに、次のステップ命令を実行するための命令を含み、
前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、キャッシュされた前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送する。
一実施例において、コンピュータ機器800が第1ネットワーク機器である場合、前記プログラムは、次のステップを実行するための命令を含み、
ハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信し、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定されたTDMモードの構成情報を搬送し、
ハンドオーバ命令をユーザ機器に送信し、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
さらに、ハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、前記プログラムは、さらに、次のステップを実行するための命令を含み、
ハンドオーバプロセスにおいて、前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信し、
前記アップリンクデータをコアネットワークに転送する。
さらに、ハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、前記プログラムは、さらに、次のステップを実行するための命令を含み、
ハンドオーバプロセスにおいて、ダウンリンクデータを前記ユーザ機器に送信する。
本実施例に記載の内容の具体的な実現形態は前記方法を参照することができ、ここでは説明しないことに留意されたい。
図9を参照すると、図9は、本出願の実施例によって提供されるコンピュータ機器900であり、前記コンピュータ機器900は、ユーザ機器、第1ネットワーク機器および第2ネットワーク機器を含む通信システムに適用され、コンピュータ機器900はユーザ機器であってもよく、第1ネットワーク機器であってもよく、第2ネットワーク機器であってもよく、ユーザ機器900は、処理ユニット901、通信ユニット902および記憶ユニット903を含む。
一実施例において、コンピュータ機器900がユーザ機器である場合、
処理ユニット901は、通信ユニット902を介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器との間でネゴシエートされたTDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、
処理ユニット901は、さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するように構成される。
さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する一方、処理ユニット901は、具体的に、
PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出せず、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しない場合、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するように構成される。
さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行する一方、処理ユニット901は、具体的に、
前記PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供する場合、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定するように構成され、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む。
さらに、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含む一方、処理ユニット901は、具体的に、
前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定し、
前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記TDMモードで前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定するように構成される。
一実施例において、コンピュータ機器900が第2ネットワーク機器である場合、
処理ユニット901は、通信ユニット902を介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
処理ユニット901は、さらに、前記無線周波数送受信機能に従ってTDMモードの構成情報を決定するように構成され、
処理ユニット901は、さらに、通信ユニット902を介して前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報をユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
さらに、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信した後、
処理ユニット901は、さらに、前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することを準備するように構成される。
さらに、処理ユニット901は、さらに、ハンドオーバプロセスにおいて、通信ユニット902を介して前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信するように構成され、
処理ユニット901は、さらに、前記第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続しない場合、前記アップリンクデータをキャッシュするように構成され、
処理ユニット901は、さらに、前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、通信ユニット902を介して前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送するように構成される。
さらに、前記アップリンクデータをキャッシュした後、
処理ユニット901は、さらに、前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、通信ユニット902を介して、キャッシュされた前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送するように構成される。
一実施例において、コンピュータ機器900が第1ネットワーク機器である場合、
処理ユニット901は、通信ユニット902を介してハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
処理ユニット901は、さらに、通信ユニット902を介して前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定されたTDMモードの構成情報を搬送し、
処理ユニット901は、さらに、通信ユニット902を介してハンドオーバ命令をユーザ機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用される。
さらに、ハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、
処理ユニット901は、さらに、ハンドオーバプロセスにおいて、通信ユニット902を介して前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信するように構成され、
処理ユニット901は、さらに、通信ユニット902を介して前記アップリンクデータをコアネットワークに転送するように構成される。
さらに、ハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、
処理ユニット901は、ハンドオーバプロセスにおいて、通信ユニット902を介してダウンリンクデータを前記ユーザ機器に送信するように構成される。
ここで、処理ユニット901は、プロセッサまたはコントローラであることができ、例えば、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application−Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェア部品またはその任意の組み合わせであることができる。本出願の開示内容に合わせて記載した様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路を実現または実行してもよい。前記プロセッサはコンピューティング機能を実現する組み合わせであってもよく、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサを含む組み合わせ、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせなどでもよい。通信ユニット902はトランシーバ、トランシーバ回路、無線周波数チップ、通信インターフェースなどであり、記憶ユニット903はメモリであり得る。
処理ユニット901がプロセッサであり、通信ユニット902が通信インターフェースであり、記憶ユニット903がメモリである場合、本出願の実施例に関するコンピュータ機器は、図8に示されたコンピュータ機器であり得る。
本出願の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、ここで、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、電子データ交換用のコンピュータプログラムを記憶し、ここで、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに前記データ伝送制御方法実施例におけるユーザ機器、第1ネットワーク機器または第2ネットワーク装置に記載のステップの一部または全部を実行させる。
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、ここで、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを記憶する非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに前記データ伝送制御方法におけるユーザ機器、第1ネットワーク機器または第2ネットワーク装置に記載のステップの一部または全部を実行させるように動作可能である。前記コンピュータプログラム製品は、1つのソフトウェアインストールパッケージであり得る。
本出願の実施例に記載の方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアの方式で実装されてもよく、プロセッサによってソフトウェア命令を実行する方式で実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールによって構成されることができ、ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable ROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)または当技術分野で既知のその他のいずれの形態の記憶媒体に記憶されてもよい。ある例示的な記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体から情報を読み取り、当該記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。もちろん、記憶媒体は、プロセッサの構成部分であることもできる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに配置されることができる。さらに、当該ASICは、アクセスネットワーク装置、ターゲットネットワーク装置またはコアネットワーク装置に配置されることができる。もちろん、プロセッサおよび記憶媒体は、アクセスネットワーク装置、ターゲットネットワーク装置またはコアネットワーク装置に個別のコンポーネントとして存在することもできる。
当業者は、前記1つ以上の示例において、本出願の実施例で説明された機能は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組み合わせによって全体的または部分的に実現することができることを理解すべきである。ソフトウェアを使用して実現する場合、コンピュータプログラム製品の形態で全体的または部分的に実現することができる。前記コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータに前記コンピュータプログラム命令をロードして実行する場合、本出願の実施例に記載のプロセスまたは機能を全体的または部分的に生成する。前記コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であり得る。前記コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、または1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送することができ、例えば、前記コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line))または無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波等)を介して、1つのWebサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタから別のWebサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタに伝送することができる。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能ないずれの利用可能な媒体であり、または1つ以上の利用可能な媒体によって統合されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶装置であることができる。前記利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、デジタルビデオディスク(DVD:Digital Video Disc))、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートハードディスク(SSD:Solid State Disk))などであり得る。
上記した具体的な実施形態は、本出願の実施例の目的、技術的解決策及び有利な効果に対してより詳しく説明したが、上記の説明は、単なる本出願の実施例の具体的な実施形態に過ぎず、本出願の実施例の保護範囲を限定することを意図するものではなく、本出願の実施例の技術的解決策に基づいて行われるあらゆる修正、同等の置換、改善などは、本出願の実施例の保護範囲に含まれるべきであることを理解されたい。

Claims (20)

  1. データ伝送方法であって、
    ユーザ機器が、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信することであって、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器とのネゴシエートによる時分割多重化(TDM)モードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用されることと、
    前記ユーザ機器が、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することとを含むことを特徴とする、前記データ伝送方法。
  2. 前記ユーザ機器が、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することは、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって構成されたアップリンク認可を検出せず、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供しない場合、前記ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを含むことを特徴とする、
    請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 前記ユーザ機器が、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することは、
    前記PDCCHによって構成されたアップリンク認可を検出し、または前記ハンドオーバ命令が事前に構成されたアップリンク認可を提供する場合、前記ユーザ機器は、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定することであって、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含むことを含むことを特徴とする、
    請求項1または2に記載のデータ伝送方法。
  4. 前記リンク属性情報はリンク品質を含み、前記ユーザ機器が、リンク属性情報に従って前記TDMモードでターゲットネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定することであって、前記ターゲットネットワーク機器は、前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器を含むことは、
    前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定することと、
    前記第2ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質が、前記第1ネットワーク機器が配置されたリンクのリンク品質より高い場合、前記ユーザ機器は、前記TDMモードで前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行することを決定することとを含むことを特徴とする、
    請求項3に記載のデータ伝送方法。
  5. ハンドオーバ方法であって、
    第2ネットワーク機器が、第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信することであって、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送することと、
    前記第2ネットワーク機器が、前記無線周波数送受信機能に従って時分割多重化(TDM)モードの構成情報を決定することと、
    前記第2ネットワーク機器が、前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信することであって、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報をユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることとを含むことを特徴とする、前記ハンドオーバ方法。
  6. 前記第2ネットワーク機器が前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信した後、前記方法は、
    前記第2ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することを準備することをさらに含むことを特徴とする、
    請求項5に記載のハンドオーバ方法。
  7. 前記方法は、
    ハンドオーバプロセスにおいて、前記第2ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することと、
    前記第2ネットワーク機器がコアネットワークと接続しない場合、前記第2ネットワーク機器は前記アップリンクデータをキャッシュすることと、
    前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、前記第2ネットワーク機器は、前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送することとをさらに含むことを特徴とする、
    請求項6に記載のハンドオーバ方法。
  8. 前記第2ネットワーク機器は前記アップリンクデータをキャッシュした後、前記方法は、
    前記第2ネットワーク機器が前記コアネットワークと接続した場合、前記第2ネットワーク機器は、キャッシュされた前記アップリンクデータを前記コアネットワークに転送することをさらに含むことを特徴とする、
    請求項7に記載のハンドオーバ方法。
  9. ハンドオーバ方法であって、
    第1ネットワーク機器が、ハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信することであって、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送することと、
    前記第1ネットワーク機器が、前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信することであって、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定された時分割多重化(TDM)モードの構成情報を搬送することと、
    前記第1ネットワーク機器がハンドオーバ命令をユーザ機器に送信することであって、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることとを含むことを特徴とする、前記ハンドオーバ方法。
  10. 前記第1ネットワーク機器がハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、前記方法は、
    ハンドオーバプロセスにおいて、前記第1ネットワーク機器が前記ユーザ機器からのアップリンクデータを受信することと、
    前記第1ネットワーク機器が前記アップリンクデータをコアネットワークに転送することとをさらに含むことを特徴とする、
    請求項9に記載のハンドオーバ方法。
  11. 前記第1ネットワーク機器がハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信した後、前記方法は、
    ハンドオーバプロセスにおいて、前記第1ネットワーク機器がダウンリンクデータを前記ユーザ機器に送信することをさらに含むことを特徴とする、
    請求項9または10に記載のハンドオーバ方法。
  12. ユーザ機器であって、
    通信ユニットおよび処理ユニットを含み、
    前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ命令を受信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は、前記第1ネットワーク機器と第2ネットワーク機器とのネゴシエートによる時分割多重化(TDM)モードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、
    前記処理ユニットは、さらに、前記TDMモードで前記第1ネットワーク機器または前記第2ネットワーク機器とのデータ伝送を実行するように構成されることを特徴とする、前記ユーザ機器。
  13. ネットワーク機器であって、
    第1ネットワーク機器、第2ネットワーク機器およびユーザ機器を含む通信システムに適用され、前記ネットワーク機器は前記第2ネットワーク機器であり、通信ユニットおよび処理ユニットを含み、
    前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介して第1ネットワーク機器からのハンドオーバ要求を受信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
    前記処理ユニットは、さらに、前記無線周波数送受信機能に従って時分割多重化(TDM)モードの構成情報を決定するように構成され、
    前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介して前記ハンドオーバ要求に対してハンドオーバ確認応答を前記第1ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第1ネットワーク機器が前記TDMモードの構成情報を前記ユーザ機器に送信するために使用され、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることを特徴とする、前記ネットワーク機器。
  14. ネットワーク機器であって、
    第1ネットワーク機器、第2ネットワーク機器およびユーザ機器を含む通信システムに適用され、前記ネットワーク機器は前記第1ネットワーク機器であり、通信ユニットおよび処理ユニットを含み、
    前記処理ユニットは、前記通信ユニットを介してハンドオーバ要求を第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ要求は、ユーザ機器の無線周波数送受信機能を搬送し、
    前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介して前記第2ネットワーク機器からのハンドオーバ確認応答を受信するように構成され、前記ハンドオーバ確認応答は、前記第2ネットワーク機器が前記無線周波数送受信機能に従って決定された時分割多重化(TDM)モードの構成情報を搬送し、
    前記処理ユニットは、さらに、前記通信ユニットを介してハンドオーバ命令を前記ユーザ機器に送信するように構成され、前記ハンドオーバ命令は前記TDMモードの構成情報を搬送し、前記TDMモードの構成情報は、前記ユーザ機器がTDMモードを使用するために使用され、前記TDMモードは、前記ユーザ機器が前記第1ネットワーク機器および前記第2ネットワーク機器との接続を維持するために使用されることを特徴とする、前記ネットワーク機器。
  15. ユーザ機器であって、
    1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含み、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するための命令を含むことを特徴とする、前記ユーザ機器。
  16. ユーザ機器であって、
    1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含み、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、請求項5ないし8のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するための命令を含むことを特徴とする、前記ユーザ機器。
  17. ユーザ機器であって、
    1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のメモリ、1つまたは複数のトランシーバ、および1つまたは複数のプログラムを含み、前記1つまたは複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記プログラムは、請求項9ないし11のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するための命令を含むことを特徴とする、前記ユーザ機器。
  18. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法のステップの命令を実行するようにすることを特徴とする、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが請求項5ないし8のいずれか一項に記載の方法のステップの命令を実行するようにすることを特徴とする、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが請求項9ないし11のいずれか一項に記載の方法のステップの命令を実行するようにすることを特徴とする、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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