本願は、ポート構成方法及び通信デバイスを提供し、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避する。
第1態様により、本願は、ポート構成方法を提供し、方法は、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を、第1通信デバイスが取得する段階であって、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用される、段階と、第1ポートを用いることにより、第2ポートグループの第2ポートへの接続を、第1通信デバイスが確立する段階であって、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む、段階と、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を、第1通信デバイスが決定する段階と、第1ポートのための構成情報を、第1通信デバイスが構成する段階と、を含む。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得し得る。第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの構成情報を示すべく使用される。第1通信デバイスは、第1ポートを使用することにより、第2ポートグループの第2ポートへの接続を確立する。第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートである。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定し、第1ポートの構成情報を構成する。したがって、これは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
具体的には、ネットワーク計画フェーズにおいて、ネットワーク設計者は、複数の通信デバイスの間の接続関係を計画することのみが必要であり、複数のポートの間の接続関係を指定する必要は無い。対応して、ネットワーク配置フェーズにおいて、ネットワーク配置人員は、スイッチが正確に接続されていることを確保することのみが必要であり、スイッチの接続に使用されるポートが正確に接続されているかどうかについて心配する必要が無い。したがって、これは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
第1通信デバイス及び第2通信デバイスは、各々、ポート構成を介して他の通信デバイスへの接続を確立する必要がある任意の通信デバイスであり得るということは理解されるべきである。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、第1通信デバイス及び/又は第2通信デバイスは、各々、スイッチタイプデバイス(例えばスイッチ)又は非スイッチタイプデバイス(例えばサーバ)であり得る。
第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第1通信デバイスの少なくとも1つのポートは、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得るということは理解されるべきである。第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループの各々の識別子及びポートグループに含まれるポートについての(ポート番号のような)情報を構成することができる。
同様に、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第2通信デバイスの少なくとも1つのポートはまた、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。
本願の本実施形態のポートグループ(第1ポートグループ又は第2ポートグループを含む)は、1又は複数のポートを含み得ることはさらに理解されるべきである。
任意選択で、第1通信デバイスのポートグループの識別子は、第1通信デバイスの論理識別子と理解され得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、第1通信デバイスの論理識別子及び論理識別子に対応するポート、すなわち、論理識別子が有効であるポートを構成することができる。
例えば、第1通信デバイスは、3つの論理識別子である、論理識別子111、論理識別子112、及び論理識別子113を含む。論理識別子111は、ポート1からポート4に対応し、論理識別子112は、ポート5からポート8に対応し、論理識別子113は、ポート9及びポート10に対応する。
任意選択で、第1通信デバイスがポートグループを1つのみ含む場合、ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの論理識別子、第1通信デバイスのデバイス識別子(例えば、第1通信デバイスの物理識別子)、又は第1通信デバイスを一意に特定できる他の既存のフィールドもしくは新たに追加されるフィールドであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
第1通信デバイスが第1ポートを使用することによって第2ポートグループの第2ポートへの接続を確立することは、第1通信デバイスの第1ポートが、ネットワークケーブルを使用することによって第2通信デバイスの第2ポートへ接続される、又は第1通信デバイスが、第2通信デバイスへの物理的な接続を確立することを意味し得ることは理解されるべきである。
第1態様を参照して、第1態様の第1実施例では、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を第1通信デバイスが決定する段階は、第2ポートグループの識別子及び予め構成された第1マッピング関係に基づきポートの構成情報を第1通信デバイスが決定する段階であって、第1マッピング関係は、第2ポートグループの識別子と構成情報との間の対応関係を示すために使用される、段階を含む。
具体的に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのマッピング関係を予め構成し得る。少なくとも1つのマッピング関係の各々は、ピアエンドにおけるポートグループの識別子とローカルエンドのポート構成との間の対応関係を示すために使用される。少なくとも1つのマッピング関係は、第1マッピング関係を含む。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき少なくとも1つのマッピング関係において問い合わせて照合し、第2ポートグループの識別子に対応するポート構成を発見する。ポート構成は、第1ポートの構成情報である。
本願の本実施形態におけるポート構成はまた、ポートの構成情報と称されることは理解されるべきである。
第1通信デバイスによって予め構成されたマッピング関係は、第1通信デバイスによって予め構成された論理ノードであり得るということはさらに理解されるべきである。論理ノードは、第1通信デバイスにおける特定のポートに対して最初は有効ではないが、論理ノードにマッチするピアエンドでのポートが満たす必要がある条件(例えば、論理ノードにマッチするピアエンドにおけるポートが属するポートグループの識別子/論理識別子)、及びローカルエンドでのポート構成(例えばIPアドレス)は指定される。
対応して、第1ポートが第2ポートに接続された後に、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子(論理識別子)を取得し、第2ポートグループの識別子に基づいて、第2ポートグループの識別子にマッチする論理ノードのためのローカル構成を検索し、論理ノードにおけるポート構成を、第1ポートに適合させ得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、論理ノードを構成し、(先行技術において特定のポート上で直接構成される)論理ノードにおけるローカルエンドでのポートの適用されるポート構成のような構成情報を構成し、ピアエンドでのポートグループの識別子(又は論理識別子)を指定することができる。
第1態様を参照して、第1態様の第2の可能な実施例では、第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含み、少なくとも1つのポートグループは、第1ポートグループを含み、第1ポートは、第1ポートグループにおける任意のポートであり、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を第1通信デバイスが決定することは、第1通信デバイスによって、第2ポートグループの識別子と第1ポートグループの識別子とに基づいて、構成情報を決定することを含む。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報は、特定のポート上で最初は構成されていない。しかしながら、第2通信デバイスの論理識別子は、取得され、次に、ローカル構成における論理ノードは、論理識別子に基づいて照合され、論理ノード上で構成されたポート構成は、第1ポートの構成情報として使用され、これにより、ポート構成が物理的な接続に対応しない場合に2つのエンドでのポートが同じサブネット内にないため生じるレイヤ2インターワーキング失敗の問題を回避する。
第1態様の第2の可能な実施例を参照して、第1態様の第3の可能な実施例では、第1通信デバイスによって第2ポートグループの識別子と第1ポートグループの識別子とに基づき構成情報を決定する段階は、第2ポートグループの識別子と第1ポートグループの識別子と予め構成された第2マッピング関係とに基づき構成情報を第1通信デバイスが決定する段階であって、第2マッピング関係は、第2ポートグループの識別子と、第1ポートグループの識別子と、構成情報との間の対応関係を示すために使用される、段階を含む。
具体的に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのマッピング関係を予め構成し得る。少なくとも1つのマッピング関係の各々は、ピアエンドにおけるポートグループの識別子と、ピアエンドにおけるポートグループの識別子と、ローカルエンドのポート構成との間の対応関係を示すために使用される。少なくとも1つのマッピング関係は、第2マッピング関係を含む。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子と第1ポートグループの識別子とに基づき少なくとも1つのマッピング関係において問い合わせて照合し、第2ポートグループの識別子及び第1ポートグループの識別子の両方に対応するポート構成を発見する。ポート構成は、第1ポートの構成情報である。
第1通信デバイスによって予め構成されたマッピング関係は、第1通信デバイスによって予め構成された論理ノードであり得るということはさらに理解されるべきである。論理ノードは、第1通信デバイスにおける特定のポートに対して最初は有効ではないが、論理ノードにマッチするピアエンドでのポートが満たす必要がある条件(例えば、論理ノードにマッチするピアエンドにおけるポートが属するポートグループの識別子/論理識別子)、ローカルエンドにおけるポート、及びローカルエンドにおけるポート構成(例えばIPアドレス)は指定される。
対応して、第1ポートが第2ポートに接続された後に、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子(論理識別子)を取得し、第1ポートが属する第1ポートグループの識別子と第2ポートグループの識別子とに基づき、第1ポートグループの識別子と第2ポートグループの識別子とにマッチする論理ノードのためのローカル構成を検索し、論理ノードにおけるポート構成を第1ポートに適合させ得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、論理ノードを構成し、論理ノードにおいて、ローカルエンドでのポートの適用されるポート構成のような、事前に特定のポート上で直接構成される構成情報を構成し、ピアエンドでのポートグループの識別子(又は論理識別子)を指定することができる。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報は、特定のポート上で最初は構成されていない。しかしながら、第2通信デバイスの論理識別子は、取得され、次に、ローカル構成における論理ノードは、論理識別子に基づいて照合され、論理ノード上で構成されたポート構成は、第1ポートの構成情報として使用され、これにより、ポート構成が物理的な接続に対応しない場合に2つのエンドでのポートが同じサブネット内にないため生じるレイヤ2インターワーキング失敗の問題を回避する。
任意選択で、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第2通信デバイスの少なくとも1つのポートは、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。少なくとも1つのポートグループは、第2ポートグループを含む。第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループの各々の識別子及びポートグループに含まれるポートについての(ポート番号のような)情報を構成することができる。
第1態様の第2又は第3の可能な実施例を参照して、第1態様の第4の可能な実施例では、第1通信デバイスが第1ポートグループのみを含む場合、第1ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの識別子である。
任意選択で、第1ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの論理識別子、第1通信デバイスのデバイス識別子(すなわち、第1通信デバイスの物理識別子)、又は第1通信デバイスを一意に特定できる他の既存のフィールドもしくは新たに追加されるフィールドであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
第1態様のいずれか一つ、又は第1態様の第1から第4の可能な実施例を参照して、第1態様の第5の可能な実施例では、第1通信デバイスによって、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得する段階は、第1通信デバイスによって、第2通信デバイスにより送信された指示情報を受信する段階であって、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すべく使用される、段階を含む。
任意選択で、第1通信デバイスは、複数の方式で、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得し得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
可能な実施例では、第1通信デバイスは、第2通信デバイスから指示情報を受信し得、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用される。
言い換えれば、第1通信デバイスは、ピアエンドでのポートに接続された後、ピアエンドによって送信されるポートグループの識別子(又は論理識別子)を受信できる。対応して、第1通信デバイスは、さらに、ローカルエンドでのポートを使用することによって、ピアエンドに、ローカルエンドにおけるポートが属するポートグループの識別子(又は論理識別子)を送信することができる。
第2通信デバイスへの接続を確立した後に、第1通信デバイスは、根本のプロトコルを使用することによって、複数のポートグループの複数の識別子(又は複数の論理識別子)を交換し得ることは理解されるべきである。
任意選択で、根本のプロトコルは、LLDPプロトコル又はMACプロトコルのような、既存のプロトコルであり得、又は新たに追加されたプロトコルであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドに保持され得る。
他の可能な実施例では、第1通信デバイスは、他の通信デバイスから指示情報を受信し得、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すべく使用され、他の通信デバイスは、第1通信デバイス及び第2通信デバイスを管理するように構成される。
さらに他の可能な実施例では、第1通信デバイスは、予め構成された第3マッピング関係に基づき第2ポートグループの識別子を決定し得、第3マッピング関係は、第1ポートグループの識別子と第2ポートグループの識別子との間の対応関係を示すように使用される。
言い換えれば、予め構成された第3マッピング関係は、第1通信デバイス及び第2通信デバイスの間の物理的な接続が、第1通信デバイスの第1ポートグループのポート及び第2通信デバイスの第2ポートグループのポートを使用することにより確立されることを示す。
任意選択で、第1通信デバイスはさらに、第1通信デバイスにおけるポートグループの特定のポート、及び物理的な接続が第1通信デバイス及び他の通信デバイスの間で確立された他の通信デバイスにおけるポートグループの特定のポートをそれぞれ構成し得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
第1態様の第5の可能な実施例を参照して、第1態様の第6の可能な実施例では、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドに保持される。
第2態様により、本願はポート構成方法を提供し、方法は、第2通信デバイスによって、指示情報を生成する段階であって、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すべく使用される、段階と、第2通信デバイスによって、第2ポートグループの第2ポートを使用することによって、第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立する段階であって、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用され、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む、段階と、第2通信デバイスによって、第1通信デバイスに指示情報を送信する段階と、を含む。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第2通信デバイスは、第1通信デバイスに指示情報を送信し、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用され、第2通信デバイスは、第2ポートグループの第2ポートを使用することによって、第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立し、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用され、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、これにより、第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定し得る。したがって、これは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
第1通信デバイス及び第2通信デバイスは、各々、ポート構成を介して他の通信デバイスへの接続を確立する必要がある任意の通信デバイスであり得るということは理解されるべきである。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、第1通信デバイス及び/又は第2通信デバイスは、各々、スイッチタイプデバイス(例えばスイッチ)又は非スイッチタイプデバイス(例えばサーバ)であり得る。
第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第2通信デバイスの少なくとも1つのポートは、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得るということは理解されるべきである。第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループの各々の識別子及びポートグループに含まれるポートについての(ポート番号のような)情報を構成することができる。
同様に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第1通信デバイスの少なくとも1つのポートは、また、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。
本願の本実施形態のポートグループ(第1ポートグループ又は第2ポートグループを含む)は、1又は複数のポートを含み得ることはさらに理解されるべきである。
任意選択で、第2通信デバイスのポートグループの識別子は、第2通信デバイスの論理識別子と理解され得る。
言い換えれば、第2通信デバイスは、第2通信デバイスの論理識別子及び論理識別子に対応するポート、すなわち、論理識別子が有効であるポートを構成することができる。
第2態様を参照して、第2態様の第1の可能な実施例では、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含み、少なくとも1つのポートグループは、第2ポートグループを含む。
第2態様の第1の可能な実施例を参照して、第2態様の第2の可能な実施例では、第2通信デバイスが第2ポートグループのみを含む場合、第2ポートグループの識別子は、第2通信デバイスの識別子である。
任意選択で、第2通信デバイスがポートグループを1つのみ含む場合、ポートグループの識別子は、第2通信デバイスの論理識別子、第2通信デバイスのデバイス識別子(例えば、第2通信デバイスの物理識別子)、又は第2通信デバイスを一意に特定できる他の既存のフィールドもしくは新たに追加されるフィールドであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
第2態様のいずれか一つ、又は第2態様の第1もしくは第2の可能な実施例を参照して、第2態様の第3の可能な実施例では、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドに保持される。
第2通信デバイスが第2ポートグループにおける第2ポートを使用することによって第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立することは、第2通信デバイスの第2ポートが、ネットワークケーブルを使用することによって第1通信デバイスの第1ポートへ接続されること、又は第2通信デバイスが、第1通信デバイスへの物理的な接続を確立することを意味し得るということは理解されるべきである。
ピアエンドでのポートに接続された後に、第2通信デバイスは、ローカルエンドでのポートを使用することによって、ローカルエンドでのポートが属するポートグループの識別子(又は論理識別子)を、ピアエンドへ送信することができるということは理解されるべきである。対応して、第2通信デバイスは、さらに、ピアエンドにより送信されたポートグループの識別子(又は論理識別子)を受信できる。
第1通信デバイスへの接続を確立した後に、第2通信デバイスは、根本のプロトコルを使用することによって、複数のポートグループの複数の識別子(又は複数の論理識別子)を交換し得るということは理解されるべきである。
任意選択で、根本のプロトコルは、LLDPプロトコル又はMACプロトコルのような、既存のプロトコルであり得、又は新たに追加されたプロトコルであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドにおいて保持され得る。
第3態様により、本願は、第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実行するように構成された通信デバイスを提供する。具体的に、通信デバイスは、第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実行するように構成されたユニットを含み得る。
第4態様により、本願は、第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実行するように構成された通信デバイスを提供する。具体的に、通信デバイスは、第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実行するように構成されたユニットを含み得る。
第5態様により、本願は、通信デバイスを提供し、通信デバイスは、メモリ、プロセッサ、送受信機、及びメモリに格納されプロセッサ上で実行できる命令を含む。メモリ、プロセッサ、及び通信インタフェースは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。プロセッサは、命令を実行し、通信デバイスが第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実装することを可能にする。
第6態様により、本願は、通信デバイスを提供し、通信デバイスは、メモリ、プロセッサ、送受信機、及びメモリに格納されプロセッサ上で実行できる命令を含む。メモリ、プロセッサ、及び通信インタフェースは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。プロセッサは、命令を実行し、通信デバイスが第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実装することを可能にする。
第7態様により、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されたコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータプログラムは、第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実装するために使用される命令を含む。
第8態様により、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されたコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータプログラムは、第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実装するために使用される命令を含む。
第9態様により、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で実行される場合、コンピュータは、第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実装することを可能にされる。
第10態様により、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で実行される場合、コンピュータは、第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実装することを可能にされる。
第11態様により、本願は、入力インタフェース、出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリを含む、チップ装置を提供する。入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ、及びメモリは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。プロセッサは、メモリにおけるコードを実行するように構成され、プロセッサがコードを実行する場合、チップ装置は、第1態様又は第1態様の任意の可能な実施例の方法を実施する。
第12態様により、本願は、入力インタフェース、出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリを含む、チップ装置を提供する。入力インタフェース、出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。プロセッサは、メモリにおけるコードを実行するように構成され、プロセッサがコードを実行する場合、チップ装置は、第2態様又は第2態様の任意の可能な実施例の方法を実施する。
以下では、添付図面を参照して、本願における技術的解決手段を説明する。
図1は、本願の一実施形態による適用シナリオの概略図である。図1に示されるように、通信デバイスA及び通信デバイスBは、データセンタに配置されたレイヤ3ネットワーク上で互いに接続される必要がある2つの通信デバイスである。通信デバイスA及び通信デバイスBは、各々、少なくとも1つのポートを含む(図1は、通信デバイスAのポート1及び通信デバイスBのポート2を示す)。
具体的に、通信接続が通信デバイスAのポート1及び通信デバイスBのポート2の間で確立される必要があることを決定された後に、IPアドレスは、ポート1及びポート2の両方に対して構成される必要があり、ポート1に対して構成されたIPアドレス1及びポート2に対して構成されたIPアドレス2は、通信デバイスA及び通信デバイスBの間でレイヤ2インターワーキングを実施するべく、同じサブネット上である必要がある。レイヤ2インターワーキングの後に、通信デバイスA及び通信デバイスBは、ボーダーゲートウェイプロトコル(外部ボーダーゲートウェイプロトコル、BGP)又は同様のものを使用することによってルーティング伝送を実施し得、通信デバイスA及び通信デバイスBの間のパケット転送を実施する。
本願の本実施形態の通信デバイスA及び通信デバイスBは、各々、ポート構成を介して他の通信デバイスへの接続を確立する必要がある任意の通信デバイスであり得るということは理解されるべきである。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、通信デバイスA及び/又は通信デバイスBは、各々、スイッチタイプデバイス(例えばスイッチ)又は非スイッチタイプデバイス(例えばサーバ)であり得る。
図1は、レイヤ3ネットワーク上の通信デバイスA及び通信デバイスBの例のみを示すということは理解されるべきである。レイヤ3ネットワークはさらに、他の通信デバイスを含み得る。本願の本実施形態は、これに限定されるものではない。
図1は、通信デバイスAがポート1を含み、通信デバイスBがポート2を含む例のみを示すことはさらに理解されるべきである。通信デバイスA及び通信デバイスBは、各々、さらに、他の数のポートを含み得る。本願の本実施形態はこれに限定されるものではない。
データセンタは、現在、ネットワークケーブルの2つのエンドをラベリングする方式で配置され、ポート接続エラーを防止する。既存の配置手段は、以下の段階を含む。
第1に、ネットワークプランニング中に、ネットワーク設計者は、接続される必要がある2つの特定のスイッチの2つの特定のポートを決定する。例えば、配置中に、ネットワーク設計者は、スイッチAのポート1及びスイッチBのポート2が接続される必要があることを決定する。
次に、ネットワーク配置人員は、ネットワークケーブルの両方のエンドにラベルを取り付ける。両方のエンドのラベルは、ローカルエンドのスイッチ番号及びポート番号、及びネットワークケーブルのピアエンドのスイッチ番号及びポート番号を示す。例えば、ネットワーク配置人員は、スイッチAのポート1及びスイッチBのポート2を接続するネットワークケーブルにラベルを取り付ける。ラベルは、図2に示される方式で示され得る。
次に、ネットワーク配置人員は、ネットワークケーブル上のラベルの指示に基づいて、ネットワークケーブルの2つのエンドを、対応するスイッチの対応するポートにそれぞれ接続する。例えば、ネットワーク配置人員は、図2に示されるラベルに基づいて、スイッチAのポート1に、ネットワークケーブルの一方のエンドを接続し、スイッチBのポート2に、ネットワークケーブルの他方のエンドを接続し得る。
最後に、ネットワークO&M人員は、ネットワークプランニング中に、2つのエンドを接続するように構成されたポートに基づいて、2つのエンドでのポートに対して同じサブネット上でIPアドレスを構成する。
しかしながら、既存の配置手段では、スイッチ間のネットワークケーブル配線は、手動で配置され、接続エラーは、手動のケーブル配線中に十分に回避されることができない。追加で、ネットワーク規模が拡張すると、スイッチの数及びネットワークケーブルの数は、継続的に増大し、ケーブル配線エラーの可能性はまた増大する。
このようにして、スイッチ間のネットワークケーブルのポートがネットワーク配置中に間違って接続されると、2つのエンドでのポートのIPアドレスは、同じサブネット上ではないことがあり得る。その結果、ARP切断は、ポート間で生じ、BGP接続は、確立されることができず、スイッチ間のルーティングは適切に動作できない。
本願の実施形態で提供されるポート構成方法及び通信デバイスは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
図3は、本願の一実施形態による、ポート構成方法300の概略フローチャートである。方法300は、図1に示される適用シナリオに適用され得る。
S310.第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得し、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用され、第1通信デバイスは、第1ポートを用いることにより、第2ポートグループの第2ポートへの接続を確立し、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む。
S320.第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定する。
S330.第1通信デバイスは、第1ポートのための構成情報を構成する。
第1通信デバイスは、図1の通信デバイスA及び通信デバイスBのいずれかであり得、第2通信デバイスは、第1通信デバイスに対応する通信デバイス以外の図1の通信デバイスであり得るということは理解されるべきである。
第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第1通信デバイスの少なくとも1つのポートは、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得るということはさらに理解されるべきである。第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループの各々の識別子及びポートグループに含まれるポートについての(ポート番号のような)情報を構成することができる。
同様に、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第2通信デバイスの少なくとも1つのポートは、また、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。
本願の本実施形態のポートグループ(第1ポートグループ又は第2ポートグループを含む)は、1又は複数のポートを含み得ることはさらに理解されるべきである。
例えば、第1通信デバイスは、3つのポートグループである、ポートグループ1、ポートグループ2、及びポートグループ3を含む。ポートグループ1は、識別子111を有し、ポート1からポート4を含む。ポートグループ2は、識別子112を有し、ポート5からポート8を含む。ポートグループ3は、識別子113を有し、ポート9及びポート10を含む。
他の例について、第1通信デバイスは、3つのポートグループである、ポートグループ1、ポートグループ2、及びポートグループ3を含む。ポートグループ1は識別子111を有し、ポート1からポート4を含む。ポートグループ2は識別子112を有し、ポート5を含む。ポートグループ3は識別子113を有し、ポート6を含む。
任意選択で、第1通信デバイスのポートグループの識別子は、第1通信デバイスの論理識別子と理解され得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、第1通信デバイスの論理識別子及び論理識別子に対応するポート、すなわち、論理識別子が有効であるポートを構成することができる。
例えば、第1通信デバイスは、3つの論理識別子である、論理識別子111、論理識別子112、及び論理識別子113を含む。論理識別子111は、ポート1からポート4に対応し、論理識別子112は、ポート5からポート8に対応し、論理識別子113は、ポート9及びポート10に対応する。
他の例では、第1通信デバイスは、3つの論理識別子である、論理識別子111、論理識別子112、及び論理識別子113を含む。論理識別子111は、ポート1からポート4に対応し、論理識別子112は、ポート5に対応し、論理識別子113は、ポート6に対応する。
任意選択で、第1通信デバイスがポートグループを1つのみ含む場合、ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの論理識別子、第1通信デバイスのデバイス識別子(例えば、第1通信デバイスの物理識別子)、又は第1通信デバイスを一意に特定できる他の既存のフィールドもしくは新たに追加されるフィールドであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
第1通信デバイスが、S310において第1ポートを使用することによって第2ポートグループの第2ポートへの接続を確立することは、第1通信デバイスの第1ポートが、ネットワークケーブルを使用することによって第2通信デバイスの第2ポートへ接続される、又は第1通信デバイスが、第2通信デバイスへの物理的な接続を確立することを意味し得ることは理解されるべきである。
任意選択で、S310では、第1通信デバイスは、複数の方式で、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得し得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
可能な実施例では、第1通信デバイスは、第2通信デバイスから指示情報を受信し得、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用される。
言い換えれば、第1通信デバイスは、ピアエンドでポートに接続された後、ピアエンドによって送信されるポートグループの識別子(又は論理識別子)を受信できる。対応して、第1通信デバイスは、さらに、ローカルエンドのポートを使用することによって、ピアエンドに、ローカルエンドのポートが属するポートグループの識別子(又は論理識別子)を送信することができる。
第2通信デバイスへの接続を確立した後に、第1通信デバイスは、根本のプロトコルを使用することによって、複数のポートグループの複数の識別子(又は複数の論理識別子)を交換し得るということは理解されるべきである。
任意選択で、根本のプロトコルは、LLDPプロトコル又はMACプロトコルのような、既存のプロトコルであり得、又は新たに追加されたプロトコルであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドにおいて保持され得る。
他の可能な実施例では、第1通信デバイスは、他の通信デバイスから指示情報を受信し得る。指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用され、他の通信デバイスは、第1通信デバイス及び第2通信デバイスを管理するように構成される。
さらに他の可能な実施例では、第1通信デバイスは、予め構成された第3マッピング関係に基づき第2ポートグループの識別子を決定し得る。第3マッピング関係は、第1ポートグループの識別子及び第2ポートグループの識別子の間の対応関係を示すために使用される。
言い換えれば、予め構成された第3マッピング関係は、第1通信デバイス及び第2通信デバイスの間の物理的な接続が、第1通信デバイスの第1ポートグループのポート及び第2通信デバイスの第2ポートグループのポートを使用することにより確立されることを示す。
任意選択で、第1通信デバイスはさらに、第1通信デバイスにおけるポートグループの特定のポート、及び物理的な接続が第1通信デバイス及び他の通信デバイスの間で確立された他の通信デバイスにおいてポートグループの特定のポートをそれぞれ構成し得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
任意選択で、S320では、第1通信デバイスは、複数の方式において、第1ポートの構成情報を決定し得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
シナリオ1:第1通信デバイスは、ポートグループを1つのみ含み、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含む。
可能な実施例では、第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子及び予め構成された第1マッピング関係に基づき、ポートの構成情報を決定し得、第1マッピング関係は、第2ポートグループの識別子及び構成情報の間の対応関係を示すように使用される。
具体的に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのマッピング関係を予め構成し得る。少なくとも1つのマッピング関係の各々は、ピアエンドにおけるポートグループの識別子とローカルエンドのポート構成との間の対応関係を示すために使用される。少なくとも1つのマッピング関係は、第1マッピング関係を含む。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき少なくとも1つのマッピング関係において問い合わせて照合し、第2ポートグループの識別子に対応するポート構成を発見する。ポート構成は、第1ポートの構成情報である。
本願の本実施形態におけるポートのポート構成はまた、ポートの構成情報と称されることは理解されるべきである。
第1通信デバイスによって予め構成されたマッピング関係は、第1通信デバイスによって予め構成された論理ノードであり得るということはさらに理解されるべきである。論理ノードは、第1通信デバイスにおける特定のポートに対して最初は有効ではないが、論理ノードにマッチするピアエンドでのポートが満たす必要がある条件(例えば、論理ノードにマッチするピアエンドにおけるポートが属するポートグループの識別子/論理識別子)、及びローカルエンドにおけるポート構成(例えばIPアドレス)は指定される。
対応して、第1ポートが第2ポートに接続された後に、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子(論理識別子)を取得し、第2ポートグループの識別子に基づいて、第2ポートグループの識別子にマッチする論理ノードのためのローカル構成を検索し、論理ノードにおけるポート構成を、第1ポートに適合させ得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、論理ノードを構成し、(先行技術において特定のポート上で直接構成される)論理ノードにおけるローカルエンドの適用されるポート構成のような構成情報を構成し、ピアエンドでのポートグループの識別子(又は論理識別子)を指定することができる。
例えば、第1通信デバイスは、表1に示されるマッピング関係表を予め構成し得る。
表1に示されるように、第2通信デバイスは、論理識別子211及び論理識別子212を含む。論理識別子211(言い換えれば、第2ポートグループの識別子211)は、有効である場合の第2ポートを含む。第3通信デバイスは、論理識別子311を含む。
表1の下線により示されるように、第1通信デバイスが論理識別子211を取得する場合、第1通信デバイスは、ピアエンドの論理識別子211に対応するIPアドレスを取得するべく、ピアエンドの論理識別子211に基づき、表1を問い合わせる。言い換えれば、第1ポートの構成情報は、182.111.211.111.255.255.255.0である。
任意選択で、表1の各行は、第1通信デバイスにより構成されるマッピング関係又は論理ノードと理解され得る。
シナリオ2:第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含み、少なくとも1つのポートグループは、第1ポートグループを含み、第1ポートは、第1ポートグループの任意のポートであり、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含む。
任意選択で、S320では、第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子及び第1ポートグループの識別子に基づき構成情報を決定し得る。
可能な実施例では、第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子、第1ポートグループの識別子、及び予め構成された第2マッピング関係に基づき構成情報を決定し得、第2マッピング関係は、第2ポートグループの識別子、第1ポートグループの識別子、及び構成情報の間の対応関係を示すように使用される。
具体的に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのマッピング関係を予め構成し得る。少なくとも1つのマッピング関係の各々は、ピアエンドにおけるポートグループの識別子と、ピアエンドにおけるポートグループの識別子と、ローカルエンドのポート構成との間の対応関係を示すために使用される。少なくとも1つのマッピング関係は、第1マッピング関係を含む。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子と第1ポートグループの識別子とに基づき少なくとも1つのマッピング関係において問い合わせて照合し、第2ポートグループの識別子及び第1ポートグループの識別子の両方に対応するポート構成を発見する。ポート構成は、第1ポートの構成情報である。
第1通信デバイスによって予め構成されたマッピング関係は、第1通信デバイスによって予め構成された論理ノードであり得るということはさらに理解されるべきである。論理ノードは、第1通信デバイスにおける特定のポートに対して最初は有効ではないが、論理ノードにマッチするピアエンドでのポートが満たす必要がある条件(例えば、論理ノードにマッチするピアエンドにおけるポートが属するポートグループの識別子/論理識別子)、ローカルエンドにおけるポート、及びローカルエンドにおけるポート構成(例えばIPアドレス)は指定される。
対応して、第1ポートが第2ポートに接続された後に、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子(論理識別子)を取得し、第1ポートが属する第1ポートグループの識別子と第2ポートグループの識別子とに基づき、第1ポートグループの識別子と第2ポートグループの識別子とにマッチする論理ノードのためのローカル構成を検索し、論理ノードにおけるポート構成を第1ポートに適合させ得る。
言い換えれば、第1通信デバイスは、論理ノードを構成し、(先行技術において特定のポート上で直接構成される)論理ノードにおけるローカルエンドの適用されるポート構成のような構成情報を構成し、ピアエンドでのポートグループの識別子(又は論理識別子)を指定することができる。
例えば、第1通信デバイスは、表2に示されるマッピング関係表を予め構成し得る。
表2に示されるように、第1通信デバイスは、論理識別子111、論理識別子112、及び論理識別子113を含む。論理識別子112(言い換えれば、第1ポートグループの識別子112)は、有効である場合の第1ポートを含む。第2通信デバイスは、論理識別子211及び論理識別子212を含む。論理識別子212(言い換えれば、第2ポートグループの識別子212)は、有効である場合の第2ポートを含む。第3通信デバイスは、論理識別子311を含む。
表2の下線により示されるように、第1通信デバイスが論理識別子212を取得する場合、第1通信デバイスは、ピアエンドの論理識別子212及びローカルエンドの論理識別子112に基づき表2を問い合わせ、ピアエンドの論理識別子212に対応するIPアドレス及びローカルエンドの論理識別子112に対応するIPアドレスを取得する。言い換えれば、第1ポートの構成情報は、182.111.212.111 255.255.255.0である。
任意選択で、表2の各行は、第1通信デバイスにより構成されるマッピング関係又は論理ノードと理解され得る。
表1及び表2は、第1通信デバイスにより予め構成されたマッピング関係の実装可能な形態の例を示すに過ぎないことは理解されるべきである。しかしながら、第1通信デバイスにより予め構成されたマッピング関係は、表の形態に限定されるものではなく、また、他の形態、例えばマッピング関係ツリーにあり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第1通信デバイスは、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得し得る。第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの構成情報を示すべく使用される。第1通信デバイスは、第1ポートを使用することにより、第2ポートグループの第2ポートへの接続を確立する。第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートである。第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定し、第1ポートの構成情報を構成する。
具体的には、ネットワーク計画フェーズにおいて、ネットワーク設計者は、複数の通信デバイスの間の接続関係を計画することのみが必要であり、複数のポートの間の接続関係を指定する必要は無い。対応して、ネットワーク配置フェーズにおいて、ネットワーク配置人員は、スイッチが正確に接続されていることを確保することのみが必要であり、スイッチの接続に使用されるポートが正確に接続されているかどうかについて心配する必要が無い。したがって、これは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
図4は、本願の一実施形態によるポート構成方法400の概略フローチャートである。図4に示されるように、方法400は、図1に示される適用シナリオに適用され得る。
S410.第2通信デバイスは、指示情報を生成し、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すべく使用され、第2通信デバイスは、第2ポートグループの第2ポートを使用することによって、第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立し、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用され、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む。
S420.第2通信デバイスは、第1通信デバイスへ指示情報を送信し、対応して、第1通信デバイスは、第2通信デバイスから指示情報を受信する。
第2通信デバイスは、図1の通信デバイスA及び通信デバイスBのいずれかであり得、第1通信デバイスは、第2通信デバイスに対応する通信デバイス以外の図1の通信デバイスであり得ることは理解されるべきである。
任意選択で、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第2通信デバイスの少なくとも1つのポートは、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。少なくとも1つのポートグループは、第2ポートグループを含む。第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループの各々の識別子及びポートグループに含まれるポートについての(ポート番号のような)情報を構成することができる。
同様に、第1通信デバイスは、少なくとも1つのポートを含み得、第1通信デバイスの少なくとも1つのポートはまた、少なくとも1つのポートグループにグループ分けされ得る。
本願の本実施形態のポートグループ(第1ポートグループ又は第2ポートグループを含む)は、1又は複数のポートを含み得ることはさらに理解されるべきである。
例えば、第2通信デバイスは、3つのポートグループである、ポートグループ1、ポートグループ2、及びポートグループ3を含む。ポートグループ1は、識別子211を有し、ポート1からポート4を含む。ポートグループ2は、識別子212を有し、ポート5からポート8を含む。ポートグループ3は、識別子213を有し、ポート9及びポート10を含む。
他の例について、第2通信デバイスは、3つのポートグループである、ポートグループ1、ポートグループ2、及びポートグループ3を含む。ポートグループ1は、識別子211を有し、ポート1からポート4を含む。ポートグループ2は、識別子212を有し、ポート5を含む。ポートグループ3は、識別子213を有し、ポート6を含む。
任意選択で、第2通信デバイスのポートグループの識別子は、第2通信デバイスの論理識別子と理解され得る。
言い換えれば、第2通信デバイスは、第2通信デバイスの論理識別子及び論理識別子に対応するポート、すなわち、論理識別子が有効であるポートを構成することができる。
例えば、第2通信デバイスは、3つの論理識別子である、論理識別子211、論理識別子212、及び論理識別子213を含む。論理識別子211は、ポート1からポート4に対応し、論理識別子212は、ポート5からポート8に対応し、論理識別子213は、ポート9及びポート10に対応する。
他の例では、第2通信デバイスは、3つの論理識別子である、論理識別子211、論理識別子212、及び論理識別子213を含む。論理識別子211は、ポート1からポート4に対応し、論理識別子212は、ポート5に対応し、論理識別子213は、ポート6に対応する。
任意選択で、第2通信デバイスがポートグループを1つのみ含む場合、ポートグループの識別子は、第2通信デバイスの論理識別子、第2通信デバイスのデバイス識別子(例えば、第2通信デバイスの物理識別子)、又は第2通信デバイスを一意に特定できる他の既存のフィールドもしくは新たに追加されるフィールドであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
S410において、第2通信デバイスが第2ポートグループにおける第2ポートを使用することによって第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立することは、第2通信デバイスの第2ポートが、ネットワークケーブルを使用することによって第1通信デバイスの第1ポートへ接続されること、又は第2通信デバイスが、第1通信デバイスへの物理的な接続を確立することを意味し得るということは理解されるべきである。
ピアエンドでのポートに接続された後に、第2通信デバイスは、ローカルエンドでのポートを使用することによって、ローカルエンドでのポートが属するポートグループの識別子(又は論理識別子)を、ピアエンドへ送信することができるということは理解されるべきである。対応して、第2通信デバイスは、さらに、ピアエンドにより送信されたポートグループの識別子(又は論理識別子)を受信できる。
第1通信デバイスへの接続を確立した後に、第2通信デバイスは、根本のプロトコルを使用することによって、複数のポートグループの複数の識別子(又は複数の論理識別子)を交換し得ることは理解されるべきである。
任意選択で、根本のプロトコルは、LLDPプロトコル又はMACプロトコルのような、既存のプロトコルであり得、又は新たに追加されたプロトコルであり得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
例えば、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドに保持され得る。
任意選択で、S420の後に、第1通信デバイスは、図3において第2通信デバイスにより実行される段階を実行し得、第1ポートの構成情報を決定して第1ポートを構成する。詳細は本明細書で再度説明しない。
本願の本実施形態で提供されるポート構成方法により、第2通信デバイスは、第1通信デバイスに指示情報を送信し、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用され、第2通信デバイスは、第2ポートグループの第2ポートを使用することによって、第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立し、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すべく使用され、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、これにより、第1通信デバイスは、第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定し得る。したがって、これは、2つの通信デバイスが手動で接続されるポートにおいてエラーが生じるため、2つの通信デバイスの間のルーティングが適切に動作できないという問題を回避できる。
図5は、本願の一実施形態によるポート構成方法500の概略フローチャートである。図5に示されるように、方法500は、図1に示される適用シナリオに適用され得る。
ネットワーク計画フェーズにおいて、ネットワーク設計者は、第1通信デバイスが第2通信デバイスに接続される必要があることを計画し、第1通信デバイス上にあり、第2通信デバイスを接続するために使用されるポートのIPアドレスは、172.1.112.11/24であり、第2通信デバイス上にあり、第1通信デバイスに接続するために使用されるポートのIPアドレスは、172.1.112.12/24であることは注意すべきである。
S501.第1通信デバイスは、論理識別子111を第1通信デバイスに割り当てる。
任意選択で、論理識別子111は、拡張コマンドラインインターフェイス(command line interface、CLI)、ネットワーク構成(network configuration, NETCONF)プロトコル、又は同様のものを使用することにより、第1通信デバイスにおいて構成され得る。
S502.第2通信デバイスは、論理識別子222を第2通信デバイスに割り当てる。
任意選択で、論理識別子222は、拡張コマンドラインインターフェイス(CLI)、NETCONF、又は同様のものを使用することにより、第2通信デバイスにおいて構成され得る。
S501は、第1通信デバイスが論理識別子を構成する手順であり、S502は、第2通信デバイスが論理識別子を構成する手順であることは注意すべきである。S501及びS502の実行シーケンスは、本願の本実施形態に限定されるものではない。
S503.第1通信デバイスは、第1通信デバイスに対する論理ノード1を構成し、論理ノード1にマッチするピアエンドの論理識別子及びピアエンドの論理識別子に対応するローカルエンドでのポートのIPアドレスは、論理ノード1上で構成される。
例えば、第1通信デバイスは、コマンド「ローカルip172.1.112.11/24」を使用することによって、論理ノード1上のローカルエンドのポートのIPアドレスを構成し、コマンド「ピアスイッチ論理id222」を使用することによって、論理ノード1上のピアエンドの論理識別子を構成する。
任意選択で、第1論理ノードは、拡張スイッチのCLI、NETCONF、又は同様のものを使用することによって第1通信デバイスにおいて構成され得る。
S504.第2通信デバイスは、第2通信デバイスに対する論理ノード2を構成し、論理ノード2にマッチするピアエンドの論理識別子及びピアエンドの論理識別子に対応するローカルエンドでのポートのIPアドレスは、論理ノード2上で構成される。
例えば、第2通信デバイスは、コマンド「ローカルip172.1.112.22/24」を使用することによって、論理ノード2上のローカルエンドでのポートのIPアドレスを構成し、コマンド「ピアスイッチ論理id111」を使用することによって、論理ノード2上のピアエンドの論理識別子を構成する。
任意選択で、第2論理ノードは、拡張スイッチのCLI、NETCONF、又は同様のものを使用することによって第2通信デバイスにおいて構成され得る。
S503は、第1通信デバイスが論理ノードを構成する手順であり、S504は、第2通信デバイスが論理ノードを構成する手順であることは注意すべきである。S503及びS504の実行シーケンスは、本願の本実施形態に限定されるものではない。
S505.第1通信デバイスは、第2通信デバイスへの物理的な接続を確立する。
例えば、ネットワーク配置人員は、ネットワークケーブルの一方のエンドを、第1通信デバイスのポートAに接続し、ネットワークケーブルの他方のエンドを、第2通信デバイスのポートBに接続する。
S506.第1通信デバイスは、第1指示情報を第2通信デバイスに送信し、第1指示情報は、論理識別子111を示すために使用される。対応して、第2通信デバイスは、第1通信デバイスから第1指示情報を受信する。
任意選択で、第1指示情報は、第1LLDPパケットにおいて保持され得る。
例えば、第1指示情報は、第1LLDPパケットにおける予約済みフィールドに保持され得、予約済みフィールドは、論理識別子フィールドに設定され、論理識別子フィールドの値は論理識別子111である。
他の例では、第1指示情報は、第1LLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールドに保持され得、デバイス識別子フィールドの値は論理識別子111である。
S507.第2通信デバイスは、第2指示情報を第1通信デバイスに送信し、第2指示情報は、論理識別子222を示すように使用される。対応して、第1通信デバイスは、第2通信デバイスから第2指示情報を受信する。
任意選択で、第2指示情報は、第2LLDPパケットに保持され得る。
例えば、第2指示情報は、第2LLDPパケットにおける予約済みフィールドに保持され得、予約済みフィールドは、論理識別子フィールドに設定され、論理識別子フィールドの値は論理識別子222である。
他の例では、第2指示情報は、第2LLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールドに保持され得、デバイス識別子フィールドの値は論理識別子222である。
既存のLLDPパケットは、デバイス識別子(筐体識別子、Chassis ID)フィールド、ポート識別子(port ID)フィールド、生存時間(time to live)フィールド、リンクレイヤディスカバリプロトコルデータユニット(link layer discovery protocol data unit, LLDPDU)エンド識別子フィールド、及び予約済みフィールドを含むことは理解されるべきである。
任意選択で、第1指示情報及び第2指示情報は、あるいは、別の既存のプロトコルにおけるパケット又は新たに追加されたプロトコルにおけるパケットに保持され得る。本願の本実施形態はこれに限定を課すものではない。
S506は、第1通信デバイスが論理識別子を第2通信デバイスに通知する手順であり、S507は、第2通信デバイスが論理識別子を通知する手順であることは注意すべきである。S506及びS507の実行シーケンスは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
S508.第2通信デバイスは、第1指示情報により示された論理識別子111に基づきローカル構成におけるマッチされた論理ノード2を発見し、次に、ポートB上で、論理ノード2上で構成されたローカルエンドでのポートのIPアドレス172.1.112.22/24を構成する。
S509.第1通信デバイスは、第2指示情報により示された論理識別子222に基づきローカル構成におけるマッチされた論理ノード1を発見し、次に、ポートA上で、論理ノード1上で構成されたローカルエンドでのポートのIPアドレス172.1.112.11/24を構成する。
S508は、第1通信デバイスがポートを構成する手順であり、S509は、第2通信デバイスがポートを構成する手順であることは注意すべきである。S508及びS509の実行シーケンスは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
図2から図5を参照して、前述は、本願の実施形態において提供されたポート構成方法を記載する。図6から図9を参照して、前述は、本願の実施形態において提供された通信デバイスを記載する。
図6は、本願の一実施形態による通信デバイス300の概略ブロック図である。通信300は、第2通信デバイスの第2ポートグループの識別子を取得するように構成された取得ユニット610であって、第2ポートグループの識別子は、通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すために使用され、通信デバイスは、第1ポートを使用することにより第2ポートグループにおける第2ポートへの接続を確立し、第1ポートは、通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む、取得ユニット610と、取得ユニット610により取得された第2ポートグループの識別子に基づき第1ポートの構成情報を決定するように構成された決定ユニット620と、第1ポートに対して、決定ユニット620により決定された構成情報を構成するように構成された構成ユニット630と、を含む。
任意選択で、決定ユニットは、第2ポートグループの識別子及び予め構成された第1マッピング関係に基づき、ポートの構成情報を決定するように具体的に構成され、第1マッピング関係は、第2ポートグループの識別子及び構成情報の間の対応関係を示すように使用される。
任意選択で、通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含み、少なくとも1つのポートグループは、第1ポートグループを含み、第1ポートは、第1ポートグループの任意のポートであり、決定ユニットは、第2ポートグループの識別子及び第1ポートグループの識別子に基づき構成情報を決定するように具体的に構成される。
任意選択で、決定ユニットは、第2ポートグループの識別子、第1ポートグループの識別子、及び予め構成された第2マッピング関係に基づき構成情報を決定するように具体的に構成され、第2マッピング関係は、第2ポートグループの識別子、第1ポートグループの識別子、及び構成情報の間の対応関係を示すように使用される。
任意選択で、通信デバイスが第1ポートグループのみを含む場合、第1ポートグループの識別子は、通信デバイスの識別子である。
任意選択で、通信デバイスはさらに受信ユニットを含む。受信ユニットは、第2通信デバイスにより送信された指示情報を受信するように構成され、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用される。
任意選択で、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドにおいて保持される。
通信デバイス600は、本明細書では、機能ユニットの形態で実装されることは理解されるべきである。用語「ユニット」は本明細書では、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、電子回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するように構成されたプロセッサ(例えば共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)、メモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は説明した機能をサポートする他の適切なコンポーネントであり得る。随意の例では、通信デバイス600は、具体的に、方法300から方法500の実施形態における第1通信デバイスであり得ることは、当業者は理解し得る。通信デバイス600は、方法300から方法500の実施形態における第1通信デバイスに対応する手順及び/又は段階を実行するように構成され得る。繰り返しを避けるために、詳細はここで再度説明しない。
図7は、本願の一実施形態による通信デバイス700の概略ブロック図である。通信デバイス700は、指示情報を生成するように構成された生成ユニット710であって、指示情報は、第2ポートグループの識別子を示すために使用され、通信デバイスは、第2ポートグループの第2ポートを使用することにより第1通信デバイスの第1ポートへの接続を確立し、第2ポートグループの識別子は、第1通信デバイスの第1ポートの構成情報を示すために使用され、第1ポートは、第1通信デバイスの任意のポートであり、第2ポートは、第2ポートグループの任意のポートであり、構成情報は、インターネットプロトコルIPアドレスを含む、生成ユニット710と、生成ユニット710により生成された指示情報を第1通信デバイスに送信するように構成された送信ユニット720と、を含む。
任意選択で、第2通信デバイスは、少なくとも1つのポートグループを含み、少なくとも1つのポートグループは、第2ポートグループを含む。
任意選択で、第2通信デバイスが第2ポートグループのみを含む場合、第2ポートグループの識別子は、第2通信デバイスの識別子である。
任意選択で、指示情報は、リンクレイヤディスカバリプロトコルLLDPパケットにおけるデバイス識別子フィールド又はLLDPパケットにおける予約されたフィールドにおいて保持される。
通信デバイス700は、本明細書では、機能ユニットの形態で実装されることは理解されるべきである。用語「ユニット」は本明細書では、ASIC、電子回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するように構成されたプロセッサ(例えば共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)、メモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は説明した機能をサポートする他の適切なコンポーネントであり得る。随意の例では、通信デバイス700は、具体的に、方法300から方法500の実施形態における第2通信デバイスであり得ることは、当業者は理解し得る。通信デバイス700は、方法300から方法500の実施形態における第2通信デバイスに対応する手順及び/又は段階を実行するように構成され得る。繰り返しを避けるために、詳細はここで再度説明しない。
図8は、本願の一実施形態による通信デバイス800を示す。通信デバイス800は、図3から図5の第1通信デバイスであり得る。第1通信デバイス800は、図8に示されるハードウェアアーキテクチャを使用し得る。装置は、プロセッサ810、送受信機820、及びメモリ830を含み得る。プロセッサ810、送受信機820、及びメモリ830は、内部接続パスを使用することにより、互いに通信する。図6の決定ユニット620及び構成ユニット630により実装される関連機能は、プロセッサ810により実装され得、取得ユニット610により実装される関連機能は、送受信機820を制御することによりプロセッサ810により実装され得る。
プロセッサ810は、1又は複数のプロセッサを含み得、例えば1又は複数の中央演算処理装置(central processing unit, CPU)を含む。プロセッサが1つのCPUである場合、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであり得る。
送受信機820は、データ及び/又は情報を送信及び受信し、データ及び/又は情報を受信するように構成される。送受信機は、送信機及び受信機を含み得る。送信器は、データ及び/又は信号を送信するように構成され、受信器は、データ及び/又は信号を受信するように構成される。
メモリ830は、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、リードオンリメモリ(read−only memory, ROM)、消去可能なプログラマブルメモリ(erasable programmable read only memory, EPROM)、及びコンパクトディスクリードオンリメモリ(compact disc read−only memory, CD−ROM)を含むがこれに限定されるものではない。メモリ530は、関連命令及びデータを格納するように構成される。
メモリ930は、装置のプログラムコード及びデータを格納するように構成され、別個のデバイスであり得、又はプロセッサ510に統合され得る。
具体的にプロセッサ810は、第2通信デバイスとの情報/データ伝送を実行するように送受信機を制御するように構成される。詳細には、方法の実施形態の説明を参照する。詳細は本明細書で再度説明しない。
図8は、装置の簡略設計のみを示すことは理解されることができる。実際の適用中に、装置は、他の必要な構成要素をさらに含み得、任意の数の送受信機、プロセッサ、コントローラ、及びメモリを含みこれに限定されるものではなく、本願を実装できる全ての装置は、本願の保護範囲内に含まれるものとなる。
可能な設計では、通信デバイス800は、チップ装置と置き換えられ得、例えば、装置において使用され得る通信チップであり得、装置におけるプロセッサ810の関連機能を実装するように構成される。チップ装置は、フィールドプログラマブルゲートアレイ、専用集積チップ、システムチップ、中央演算処理装置、ネットワークプロセッサ、デジタル信号処理回路、マイクロコントローラ、プログラマブルコントローラ、又は関連機能を実装するための他の集積チップであり得る。任意選択で、チップは、プログラムコードを格納するように構成される1又は複数のメモリを含み得る。コードが実行される場合、プロセッサは、対応する機能を実装することを可能にされる。
図9は、本願の一実施形態による通信デバイス900を示す。通信デバイス900は、図3から図5の第2通信デバイスであり得る。通信900は、図9に示されるハードウェアアーキテクチャを使用し得る。装置は、プロセッサ910、送受信機920、及びメモリ930を含み得る。プロセッサ910、送受信機920、及びメモリ930は、内部接続パスを使用することにより、互いに通信する。図7の生成ユニット710により実装される関連機能は、プロセッサ910により実装され得、送信ユニット720により実装される関連機能は、送受信機920を制御することによりプロセッサ910により実装され得る。
プロセッサ910は、1又は複数のプロセッサを含み得、例えば1又は複数のCPUを含む。プロセッサが1つのCPUである場合、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであり得る。
送受信機920は、データ及び/又は情報を送信及び受信し、データ及び/又は情報を受信するように構成される。送受信機は、送信機及び受信機を含み得る。送信器は、データ及び/又は情報を送信するように構成され、受信器は、データ及び/又は情報を受信するように構成される。
メモリ930は、RAM、ROM、EPROM、及びCD−ROMを含むがこれらに限定されるものではない。メモリ930は、関連命令及びデータを格納するように構成される。
メモリ930は、装置のプログラムコード及びデータを格納するように構成され、別個のデバイスであり得、又はプロセッサ910に統合され得る。
具体的にプロセッサ910は、第1通信デバイスとの情報伝送を実行するように送受信機を制御するように構成される。詳細には、方法の実施形態の説明を参照する。詳細は本明細書で再度説明しない。
図9は、装置の簡略設計のみを示すことは理解されることができる。実際の適用中に、装置は、他の必要な構成要素をさらに含み、任意の数の送受信機、プロセッサ、コントローラ、及びメモリを含み得るがこれに限定されるものではなく、本願を実装できる全ての装置は、本願の保護範囲内に含まれるものとなる。
可能な設計では、装置900は、チップ装置と置き換えられ得、例えば、装置において使用され得る通信チップであり得、装置におけるプロセッサ910の関連機能を実装するように構成される。チップ装置は、フィールドプログラマブルゲートアレイ、専用集積チップ、システムチップ、中央演算処理装置、ネットワークプロセッサ、デジタル信号処理回路、マイクロコントローラ、プログラマブルコントローラ、又は関連機能を実装するための他の集積チップであり得る。任意選択で、チップは、プログラムコードを格納するように構成される1又は複数のメモリを含み得る。コードが実行される場合、プロセッサは、対応する機能を実装することを可能にされる。
当業者であれば、本明細書において開示される実施形態を参照して説明される例におけるユニット及びアルゴリズム段階は、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装され得ることを認識し得る。これらの機能がハードウェア及びソフトウェアのどちらで実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約で決まる。当業者は、異なる方法を用いて、説明された機能を特定の用途ごとに実装し得るが、当該実装が本願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
当業者は明確に理解し得るように、説明を簡便かつ簡潔にする目的で、説明したシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細は本明細書で再度説明しない。
本願において提供されたいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、及び方法は、別の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明される装置の実施形態は、単なる例に過ぎない。例えば、ユニット区分は単に論理機能区分に過ぎず、実際の実装においては他の区分であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせるか又は統合して別のシステムにしてもよいし、いくつかの特徴を無視するか又は実行しなくてもよい。加えて、表示又は議論される相互結合もしくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することにより実装され得る。機器又はユニットの間の間接的な連結又は通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、又は、別の形態で実装され得る。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれていても、そうでなくてもよい。また、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであっても、そうでなくてもよく、一か所に配置されてよく、又は、複数のネットワークユニットにおいて分散されてよい。ユニットのいくつか又は全てが、実施形態の解決手段の目的を達成するための実際の要件に従って選択されてよい。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、当該ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、2つ又はそれよりも多くのユニットが1つのユニットに組み込まれてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、単独製品として販売又は使用されるとき、機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、基本的に本願の技術的解決手段又は従来技術に対して貢献する部分又は技術的解決手段のいくつかが、ソフトウェアプロダクトの形式で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全部又は一部を実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上述した記憶媒体は、プログラムコードを格納可能な任意の媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクを含む。
上述の説明は、単に本願の特定の実装に過ぎず、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願に開示された技術的範囲内で当業者が容易に考え出す、あらゆる変形又は置換は、本願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象になるものとする。