以下では、本願の実施形態における添付図面を参照して、本願の実施形態における技術的解決策を説明する。本願の説明では、特に明記しない限り、「/」は「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを示すことができる。本明細書では、「および/または」は、関連する対象物を説明するための関連関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合を表すことができる。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する。さらに、本願の説明では、「複数」とは、特に断りのない限り、2つ以上であることを意味する。さらに、本願の実施形態における技術的解決策を明確に説明するために、「第1」および「第2」などの用語は、本願の実施形態では、基本的に同じ機能および目的を有する同じ項目または類似の項目を区別するために使用される。当業者であれば、「第1」および「第2」などの用語は数量または実行シーケンスを限定せず、「第1」および「第2」などの用語は明確な違いを示さないことを理解するであろう。
さらに、本願の実施形態で説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本願の実施形態での技術的解決策をより明確に説明することを意図しており、本願の実施形態で提供される技術的解決策に対する限定を構成するものではない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現により、本願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることがわかるであろう。
図1は、本願の一実施形態によるセッション管理システム10を示す。セッション管理システム10は、セッション管理ネットワーク要素101および端末102を含む。
セッション管理ネットワーク要素101は、端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得し、端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を端末102に送信するように構成される。
端末102は、セッション管理ネットワーク要素101から端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を受信し、端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末102のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末102の新しいイーサネットセッションの確立を開始するように構成される。
任意選択で、端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末102の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報であってもよい。この場合、図1に示すように、本願のこの実施形態で提供されるセッション管理システム10は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素103をさらに含むことができる。
ユーザプレーン機能ネットワーク要素103は、端末102の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断し、端末102の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を、セッション管理ネットワーク要素102に送信するように構成される。
セッション管理ネットワーク要素101が、端末102のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するように構成されることは、セッション管理ネットワーク要素101が、ユーザプレーン機能ネットワーク要素103から、端末102の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を受信するように構成されることを含む。
任意選択で、本願のこの実施形態では、セッション管理ネットワーク要素101および端末102は、アクセスデバイスによる転送を介して互いに通信する必要がある。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本願のこの実施形態では、セッション管理ネットワーク要素101およびユーザプレーン機能ネットワーク要素103は、互いに直接通信してもよく、または別のネットワーク要素またはエンティティによる転送を介して互いに通信してもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本願のこの実施形態では、ユーザプレーン機能ネットワーク要素103および端末102は、互いに通信することもでき、例えば、アクセスデバイスによる転送を介して互いに通信することができる。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本願のこの実施形態では、セッション管理ネットワーク要素が1つの端末と通信することは、単に説明のための例として使用されている。確かに、セッション管理ネットワーク要素は、複数の端末と通信することができる。この場合、各端末を端末102とみなすことができる。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理システムによれば、セッション管理システムでは、端末は、既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得し、既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末の新しいイーサネットセッションの確立を開始することができる。したがって、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。
任意選択で、図2は、本願の一実施形態による別のセッション管理システム20を示す。セッション管理システム20は、移動管理ネットワーク要素201および端末202を含む。
移動管理ネットワーク要素201は、端末202から登録要求を受信し、端末202のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得し、登録応答を端末202に送信するように構成される。登録応答は、端末202のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送する。
端末202は、移動管理ネットワーク要素201から登録応答を受信し、登録応答で搬送された、端末202のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数に基づいて、端末202のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、それから端末202のための新しいイーサネットセッションの確立を開始するように構成される。
任意選択で、本願のこの実施形態では、移動管理ネットワーク要素201および端末202は、アクセスデバイスによる転送を介して互いに通信する必要がある。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本願のこの実施形態では、移動管理ネットワーク要素が1つの端末と通信することは、単に説明のための例として使用されている。確かに、移動管理ネットワーク要素は、複数の端末と通信することができる。この場合、各端末を端末202とみなすことができる。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理システムによれば、セッション管理システムでは、端末は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得し、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末の新しいイーサネットセッションの確立を開始することができる。したがって、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。
任意選択で、図1に示すセッション管理システムまたは図2に示すセッション管理システムは、現在の5Gネットワークおよび別の将来のネットワークに適用されてもよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、図1に示すセッション管理システムまたは図2に示すセッション管理システムは、現在の5Gネットワークに適用されてもよい。図3に示すように、セッション管理ネットワーク要素101に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5GネットワークにおけるSMFネットワーク要素であってもよい。端末102または端末202に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワーク内の端末であってもよい。移動管理ネットワーク要素201に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワークにおけるアクセスおよび移動管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素であってもよい。ユーザプレーン機能ネットワーク要素103に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5GネットワークにおけるUPFネットワーク要素であってもよい。
さらに、図3に示すように、5Gネットワークは、アクセスデバイス、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、認証サーバー機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、および図示されてないいくつかのネットワーク要素、例えばDN−AAAサーバーをさらに含むことができる。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
図3に示すように、本願のこの実施形態では、端末は、アクセスデバイスを介して5Gコアネットワークにアクセスする。端末は、次世代(Next generation、N)1インターフェース(略してN1)を介してAMFネットワーク要素と通信する。アクセスデバイスは、N2インターフェース(略してN2)を介してAMFネットワーク要素と通信する。アクセスデバイスは、N3インターフェース(略してN3)を介してUPFネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、N11インターフェース(略してN11)を介してSMFネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、N8インターフェース(略してN8)を介してUDMネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、N12インターフェース(略してN12)を介してAUSFネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、N15インターフェース(略してN15)を介してPCFネットワーク要素と通信する。SMFネットワーク要素は、N7インターフェース(略してN7)を介してPCFネットワーク要素と通信する。SMFネットワーク要素は、N4インターフェース(略してN4)を介してUPFネットワーク要素と通信する。UPFネットワーク要素は、N6インターフェース(略してN6)を介してデータネットワークにアクセスする。
図3のネットワーク要素間のインターフェースの名称は単なる例であり、インターフェースは、特定の実施態様では他の名称を有してもよいことに留意されたい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
図3の端末、アクセスデバイス、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、AUSFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、PCFネットワーク要素などは単に名称に過ぎず、この名称はデバイスを限定するものではない。5Gネットワークおよび将来の別のネットワークでは、端末、アクセスデバイス、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、AUSFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、またはPCFネットワーク要素に対応するネットワーク要素もしくはエンティティが別の名称を有してもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、UPFネットワーク要素は、代替として、UPFまたはUPFエンティティによって置き換えられてもよい。あるいは、UDMネットワーク要素は、ホームサブスクライバサーバー(home subscriber server、HSS)、ユーザサブスクリプションデータベース(user subscription database、USD)、データベースエンティティなどで置き換えられてもよい。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
任意選択で、本願のこの実施形態における端末(terminal)は、無線通信機能を有する様々なハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、およびコンピューティングデバイス、あるいは無線モデムに接続された他の処理デバイスを含んでもよい。端末はさらに、加入者ユニット(subscriber unit)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)、または無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、マシン型通信(machine type communication、MTC)端末、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、端末デバイス(terminal device)、中継ユーザ機器などをさらに含んでもよい。中継ユーザ機器は、例えば、5G住居ゲートウェイ(residential gateway、RG)であってもよい。説明を簡単にするために、本願では、上記のデバイスをまとめて端末と呼ぶ。
任意選択で、本願の実施形態におけるアクセスデバイスは、コアネットワークにアクセスするデバイスである。例えば、アクセスデバイスは、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway、BNG)、アグリゲーションスイッチ、または非第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)アクセスネットワーク要素であってもよい。基地局は、様々な形態の基地局、例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、およびアクセスポイントを含んでもよい。
任意選択で、本願の実施形態における、図1のセッション管理ネットワーク要素、端末、またはユーザプレーン機能ネットワーク要素、あるいは図2の移動管理ネットワーク要素または端末は、1つのデバイスによって実装されてもよく、あるいは、複数のデバイスによって共同で実装されてもよく、あるいは1つのデバイス内の機能モジュールであってもよい。これは、本願の実施形態では特に限定されない。前述の機能は、ハードウェアデバイス内のネットワーク要素であってもよく、または専用ハードウェア上で実行されるソフトウェア機能であってもよく、またはプラットフォーム(例えば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化される仮想化機能であってもよい。
例えば、本願の実施形態における、図1のセッション管理ネットワーク要素、端末、またはユーザプレーン機能ネットワーク要素、あるいは図2の移動管理ネットワーク要素または端末は、図4の通信デバイスを使用することによって実装されてもよい。図4は、本願の一実施形態による通信デバイスのハードウェア構成の概略図である。通信デバイス400は、少なくとも1つのプロセッサ401、通信回線402、メモリ403、および少なくとも1つの通信インターフェース404を含む。
プロセッサ401は、汎用中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、または本願の解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つもしくは複数の集積回路であってもよい。
通信回線402は、前述の構成要素間で情報を転送するための経路を含むことができる。
トランシーバなどの任意の装置を使用する通信インターフェース404は、別のデバイスまたは通信ネットワーク、例えば、イーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、または無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)と通信するように構成される。
メモリ403は、静的情報および命令を格納することができる読み取り専用メモリ(read−only memory、ROM)または別のタイプの静的記憶装置、あるいは情報と命令を格納することができるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)または別のタイプの動的記憶装置であってもよい。あるいは、メモリは、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(electrically erasable programmable read−only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(compact disc read−only memory、CD−ROM)または別のコンパクトディスクストレージ光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイ(登録商標)光ディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体または別の磁気記憶装置、あるいは予想されるプログラムコードを命令またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用でき、かつコンピュータからアクセスできる他の任意の媒体であってもよい。ただし、メモリ403はこれに限定されない。メモリは独立して存在してもよく、通信回線402を使用することによってプロセッサに接続される。あるいは、メモリは代替的にプロセッサと統合されてもよい。
メモリ403は、本願の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、プロセッサ401は実行を制御する。プロセッサ401は、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本願の以下の実施形態で提供されるセッション管理方法を実施するように構成される。
任意選択で、本願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードと呼ばれることもある。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
特定の実施態様において、一実施形態では、プロセッサ401は、1つまたは複数のCPU、例えば、図4のCPU0およびCPU1を含むことができる。
特定の実施態様において、一実施形態では、通信デバイス400は、複数のプロセッサ、例えば、図4のプロセッサ401およびプロセッサ408を含むことができる。プロセッサの各々は、シングルコア(single−CPU)プロセッサであってもよいし、マルチコア(multi−CPU)プロセッサであってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するための1つまたは複数のデバイス、回路、および/または処理コアであってもよい。
特定の実施態様において、一実施形態では、通信デバイス400は、出力デバイス405および入力デバイス406をさらに含むことができる。出力デバイス405は、プロセッサ401と通信し、複数の方法で情報を表示することができる。例えば、出力デバイス405は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイデバイス、または、プロジェクタ(projector)などであってもよい。入力デバイス406は、プロセッサ401と通信し、複数の方法でユーザの入力を受け取ることができる。例えば、入力デバイス406は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、センサーデバイスなどであってもよい。
通信デバイス400は、汎用デバイスであっても専用デバイスであってもよい。特定の実施態様では、通信デバイス400は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバー、パームトップコンピュータ(personal digital assistant、PDA)、携帯電話、タブレットコンピュータ、無線端末デバイス、埋め込みデバイス、または図4の構成と同様の構成を有するデバイスであってもよい。通信デバイス400のタイプは、本願のこの実施形態では限定されない。
以下、図1から図4を参照して、本願の実施形態において提供されるセッション管理方法を詳細に説明する。
本願の以下の実施形態では、ネットワーク要素間のメッセージの名称、メッセージ内のパラメータの名称などは、単なる例であることに留意されたい。特定の実施態様において、他の名称が存在する場合がある。これは、本願の実施形態では特に限定されない。
例えば、図1に示すセッション管理システムまたは図2に示すセッション管理システムは、図3に示す5Gネットワークに適用される。図5は、本願の一実施形態によるセッション管理方法を示し、セッション管理方法は以下のステップを含む。
S501.端末が登録要求をAMFネットワーク要素に送信し、AMFネットワーク要素が端末から登録要求を受信する。
さらに、AMFネットワーク要素が、以下のステップS502a〜S502cを実行することによって、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得することができる。
S502a.AMFネットワーク要素が、UDMネットワーク要素から端末のサブスクリプションデータを取得する。
S502b.AMFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素から端末のポリシーデータを取得する。
S502c.AMFネットワーク要素が、DN−AAAサーバーから端末のデータネットワーク認証データを取得する。
ステップS502aの端末のサブスクリプションデータ、ステップS502bの端末のポリシーデータ、またはステップS502cの端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を含む。この実施形態では、端末によってサポートされた端末MACアドレスがイーサネットセッションに使用される。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
例えば、端末のサブスクリプションデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のポリシーデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含み、端末のポリシーデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含み、端末のデータネットワーク認証データは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含み、端末のポリシーデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含み、端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のポリシーデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含み、端末のデータネットワーク認証データは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のポリシーデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含み、端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のサブスクリプションデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あ
るいは、端末のポリシーデータは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のポリシーデータは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを含む。あるいは、端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。あるいは、端末のデータネットワーク認証データは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストなどを含む。これは、この実施形態では特に限定されない。
さらに、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含む。
S503.AMFネットワーク要素が登録応答を端末に送信し、端末がAMFネットワーク要素から登録応答を受信する。登録応答は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの取得された数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を搬送する。
任意選択で、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方が、代替的に端末で構成されてもよい。例えば、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストが端末で構成されてもよく、登録応答が、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを搬送しなくてもよい。あるいは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数が端末で構成されてもよく、登録応答が、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送しなくてもよい。
本実施形態では、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストが端末で構成されない場合には、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストが登録応答で搬送される必要がある。言い換えれば、AMFネットワーク要素は、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得し、次に、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを登録応答に追加し、登録応答を端末に送信する必要がある。言い換えれば、この実施形態では、端末は、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得する必要がある。
任意選択で、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数が端末で構成されない場合には、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、以下のステップS504〜S508を実行することによりさらに取得され得る。
S504.端末がセッション確立要求メッセージをSMFネットワーク要素に送信し、SMFネットワーク要素が端末からセッション確立要求メッセージを受信する。
さらに、SMFネットワーク要素が、以下のステップS505a〜S505cを実行することによって、イーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得することができる。
S505a.SMFネットワーク要素が、UDMネットワーク要素から端末のサブスクリプションデータを取得する。
S505b.SMFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素から端末のポリシーデータを取得する。
S505c.SMFネットワーク要素が、端末のデータネットワーク認証データをDN−AAAサーバーから取得する。
ステップS505aの端末のサブスクリプションデータ、ステップS505bの端末のポリシーデータ、またはステップS505cの端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。
任意選択で、この実施形態では、端末のデータネットワーク認証データは、イーサネットセッションに利用可能な端末MACアドレスリストをさらに含むことができる。これは、この実施形態では特に限定されない。
S506.SMFネットワーク要素がN4メッセージ1をUPFネットワーク要素に送信し、UPFネットワーク要素がSMFネットワーク要素からN4メッセージ1を受信する。N4メッセージ1はフィルタリングルールを含み、フィルタリングルールはイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを含む。
S507.UPFネットワーク要素がN4メッセージ2をSMFネットワーク要素に送信し、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素からN4メッセージ2を受信する。
ステップS506およびステップS507の特定の実施態様については、既存の実施態様を参照されたい。ここでは詳細についての説明を省略する。
S508.SMFネットワーク要素がセッション確立受諾メッセージを端末に送信し、端末がSMFネットワーク要素からセッション確立受諾メッセージを受信する。セッション確立受諾メッセージは、イーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送する。
上記のステップS504〜S508がイーサネットセッション確立手順を提供することに留意されたい。確かに、イーサネットセッションの確立中に、別の手順がさらに含まれてもよい。詳細については、既存のイーサネットセッション確立手順を参照されたい。ここでは詳細についての説明を省略する。
結論として、この実施形態では、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、ステップS501〜S503の登録手順を通じて取得されてもよいし、またはステップS504〜S508のイーサネットセッション確立手順を通じて取得されてもよい。あるいは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数が、端末で構成されてもよい。これは、この実施形態では特に限定されない。ステップS504〜S508のイーサネットセッション確立手順を通じて取得された、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、イーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数である。ステップS501〜S503の登録手順で取得された、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末で構成された、イーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末のすべてのイーサネットセッションに適用可能であり得る。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
これまで、端末は、前述の方法で、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、および端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得することができる。さらに、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含む。
S509.端末が、新しい端末MACアドレスが検出されたと判断する。ここでは、新しいMACアドレスは第1の端末MACアドレスであると仮定する。
任意選択で、この実施形態では、端末は、以下のいくつかのシナリオで、新しい端末MACアドレスが検出されたと判断することができる。
例えば、端末は中継(relay)端末である。新しい遠隔(remote)端末が中継端末にアクセスすると、中継端末は新しい端末MACアドレスが検出されたと判断する。
あるいは、端末はアップリンクデータパケットを受信するが、端末によって受信されたアップリンクデータパケットには、端末MACアドレスに一致するサービス品質(quality of service、QoS)ルールがない。この場合、端末は、新しい端末MACアドレスが検出されたと判断することができる。
あるいは、端末はアップリンクデータパケットを受信する。端末によって受信されたアップリンクデータパケットには、端末MACアドレスに一致する、イーサネットパケットフィルタのないQoSルール(QoS rule with no ethernet Packet filter)がある。この場合、端末は、新しい端末MACアドレスが検出されたと判断することができる。
あるいは、端末はダウンリンクデータパケットを受信するが、ダウンリンクデータパケットの端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストにはない、などである。
確かに、端末が新しい端末MACアドレスが検出されたと判断する前述のいくつかの可能なケースは、単なる例として提供されている。端末は、別の方法で、新しい端末MACアドレスが検出されたことを代替的に判断してもよい。これは、この実施形態では特に限定されない。
S510.端末が第1の端末MACアドレスの有効性を検証する。
任意選択で、この実施形態では、第1の端末MACアドレスが端末によってサポートされた端末MACアドレスリストにある場合には、端末は、第1の端末MACアドレスが有効であると判断し、さらに後続のステップを実行する。第1の端末MACアドレスが端末でサポートされた端末MACアドレスリストにない場合には、端末は第1の端末MACアドレスが無効であると判断し、第1の端末MACアドレスを直接破棄する。この場合、以降の操作は実行されない。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
S511.端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数と異なると判断した場合、端末は、第1のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第1の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、ステップS501〜S503の登録手順を通じて取得された、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または、端末で構成された、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数であってもよい。あるいは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、既存のイーサネットセッションを確立するプロセスのステップS504〜S508のイーサネットセッション確立手順を通じて取得された、既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数であってもよい。これは、この実施形態では特に限定されない。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数とは異なるということは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスがいっぱいではないことを意味する。言い換えると、端末は、端末に新しいイーサネットセッションが確立される必要がないと判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
例えば、第1の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納された後に、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストが表1に示され得る。
確かに、端末の異なるイーサネットセッションは、異なるテーブルに対応することができる。例えば、セッション1およびイーサネットセッション2は、それぞれ表2および表3に対応している。これは、この実施形態では特に限定されない。
任意選択で、この実施形態では、端末が第1の端末MACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする場合、バインドされた端末MACアドレスがいっぱいでない端末の1つまたは複数の既存のイーサネットセッションが存在する場合がある。バインドされた端末MACアドレスがいっぱいでない端末の既存のイーサネットセッションが1つしかない場合、第1の端末MACアドレスは、バインドされた端末MACアドレスがいっぱいでない端末の既存のイーサネットセッションに直接バインドされ得る。バインドされた端末MACアドレスがいっぱいでない端末の既存のイーサネットセッションが複数ある場合、端末は、バインドされた端末MACアドレスがいっぱいでない端末の複数の既存のイーサネットセッションのうちの1つに第1の端末MACアドレスをバインドすることができる。本明細書では一般的な説明を提供し、これはこの実施形態では特に限定されない。
S512.端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数と等しい場合、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始する。新しいイーサネットセッションを確立する手順については、前述のステップS504〜S508を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数に等しいということは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスがいっぱいであることを意味する。言い換えると、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法によれば、セッション管理方法では、端末は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得し、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末の新しいイーサネットセッションの確立を開始することができる。したがって、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。
ステップS501〜S512における端末、SMFネットワーク要素、またはAMFネットワーク要素の動作は、メモリ403に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図4に示す通信デバイス400のプロセッサ401によって実行され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、例えば、図1に示すセッション管理システムは、図3に示す5Gネットワークに適用される。図6Aおよび図6Bは、本願の一実施形態によるセッション管理方法を示す。セッション管理方法は、以下のステップを含む。
ステップS601〜S605.ステップS504〜S508と同じである。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
任意選択で、この実施形態では、端末は、登録手順において、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得することができる。あるいは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末で構成される。詳細については、図5に示す実施形態を参照することができる。この実施形態では、詳細はここでは説明しない。
任意選択で、端末関連ダウンリンクデータの場合、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含む。
S606.UPFネットワーク要素が、フィルタリングルールに従って端末関連ダウンリンクデータの有効性を検証する。
任意選択で、この実施形態では、ダウンリンクデータで搬送された第2の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにある場合には、UPFネットワーク要素は、ダウンリンクデータが有効であると判断し、後続のステップをさらに実行する。ダウンリンクデータで搬送された第2の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにない場合には、UPFネットワーク要素は、ダウンリンクデータが無効であると判断し、ダウンリンクデータを直接破棄する。この場合、以降の操作は実行されない。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
S607.UPFネットワーク要素が、第2のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第2の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
ステップS607の関連する実施態様については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S608.UPFネットワーク要素がダウンリンクデータを端末に送信し、端末がUPFネットワーク要素からダウンリンクデータを受信する。ダウンリンクデータは、第2の端末MACアドレスを搬送する。
この実施形態では、ダウンリンクデータは、サービスデータフロー(service data flow、SDF)テンプレートに基づいて、対応するQoSフロー(flow)上のUPFネットワーク要素によって送信され得る。これは、この実施形態では特に限定されない。
S609.端末が第2のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第2の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
ステップS609の関連する実施態様については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
任意選択で、端末関連アップリンクデータの場合、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含む。
S610.UPFネットワーク要素は、フィルタリングルールに従って端末関連アップリンクデータの有効性を検証する。
任意選択で、この実施形態では、アップリンクデータで搬送された第3の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにある場合には、UPFネットワーク要素は、アップリンクデータが有効であると判断し、後続のステップをさらに実行する。アップリンクデータで搬送された第3の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにない場合には、UPFネットワーク要素は、アップリンクデータが無効であると判断し、アップリンクデータを直接破棄する。この場合、以降の操作は実行されない。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
S611.UPFネットワーク要素が、第3のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第3の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
ステップS611の関連する実施態様については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S612.UPFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知メッセージを送信し、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素から通知メッセージを受信する。通知メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションに新しくバインドされた第3のMACアドレスを搬送する。
S613.SMFネットワーク要素がセッション変更コマンドを端末に送信し、端末がSMFネットワーク要素からセッション変更コマンドを受信する。セッション変更コマンドは、第3のMACアドレスを搬送する。
S614.端末が第3のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第3の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
ステップS614の関連する実施態様については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
さらに、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含む。
S615.端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数と等しい場合、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始する。新しいイーサネットセッションを確立する手順については、前述のステップS601〜S605を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数に等しいということは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスがいっぱいであることを意味する。言い換えると、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法によれば、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
ステップS601〜S615における端末またはSMFネットワーク要素の動作は、メモリ403に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図4に示す通信デバイス400のプロセッサ401によって実行され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、例えば、図1に示すセッション管理システムは、図3に示す5Gネットワークに適用される。図7は、本願の一実施形態によるセッション管理方法を示す。セッション管理方法は、以下のステップを含む。
S701.ステップS504と同じである。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S702.ステップS505cと同じである。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S703およびS704.ステップS506およびS507と同じである。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S705.SMFネットワーク要素がセッション確立受諾メッセージを端末に送信し、端末がSMFネットワーク要素からセッション確立受諾メッセージを受信する。
上記のステップS701〜S705がイーサネットセッション確立手順を提供することに留意されたい。確かに、イーサネットセッションの確立中に、別の手順がさらに含まれてもよい。詳細については、既存のイーサネットセッション確立手順を参照されたい。ここでは詳細についての説明を省略する。
さらに、この実施形態で提供されるセッション管理方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
S706.UPFネットワーク要素は、フィルタリングルールに従って端末関連データの有効性を検証する。
任意選択で、この実施形態では、端末関連データは、アップリンクデータであってもよいし、またはダウンリンクデータであってもよい。これは、この実施形態では特に限定されない。
任意選択で、この実施形態では、端末関連データで搬送された第4の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにある場合には、UPFネットワーク要素は、端末関連データが有効であると判断し、後続のステップをさらに実行する。端末関連データで搬送された第4の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにない場合には、UPFネットワーク要素は、端末関連データが無効であると判断し、端末関連データを直接破棄する。この場合、以降の操作は実行されない。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
S707.UPFネットワーク要素が、第4のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第4の端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
ステップS707の関連する実施態様については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S708.UPFネットワーク要素が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断する。
任意選択で、この実施形態では、UPFネットワーク要素が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断することは、UPF要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストと同じであると判断することを具体的に含むことができる。
S709.UPFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知メッセージを送信し、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素から通知メッセージを受信する。通知メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を搬送する。
S710.SMFネットワーク要素がセッション変更コマンドを端末に送信し、端末がSMFネットワーク要素からセッション変更コマンドを受信する。セッション変更コマンドは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を搬送する。
S711.端末が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断する。
S712.端末が端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始する。
新しいイーサネットセッションを確立する手順については、前述のステップS701〜S705を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法によれば、セッション管理方法では、端末は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を取得し、指示情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始することができる。したがって、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。
ステップS701〜S712における端末、SMFネットワーク要素、またはUPFネットワーク要素の動作は、メモリ403に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図4に示す通信デバイス400のプロセッサ401によって実行され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、例えば、図1に示すセッション管理システムは、図3に示す5Gネットワークに適用される。図8は、本願の一実施形態によるセッション管理方法を示す。セッション管理方法は、以下のステップを含む。
ステップS801〜S804.ステップS701〜S704と同じである。関連する説明については、図7に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S805.SMFネットワーク要素がセッション確立受諾メッセージを端末に送信し、端末がSMFネットワーク要素からセッション確立受諾メッセージを受信する。セッション確立受諾メッセージは、イーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを搬送する。
上記のステップS701〜S705がイーサネットセッション確立手順を提供することに留意されたい。確かに、イーサネットセッションの確立中に、別の手順がさらに含まれてもよい。詳細については、既存のイーサネットセッション確立手順を参照されたい。ここでは詳細についての説明を省略する。
S806.ステップS509と同じである。関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S807.端末は、第1の端末MACアドレスの有効性を検証する。
任意選択で、この実施形態では、第1の端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにある場合には、端末は第1の端末MACアドレスが有効であると判断し、さらに後続のステップを実行する。第1の端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにない場合には、端末は第1の端末MACアドレスが無効であると判断し、第1の端末MACアドレスを直接破棄する。この場合、以降の操作は実行されない。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
S808.端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと異なると判断した場合、端末は第1のMACアドレスを既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第1の端末MACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと異なるということは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスがいっぱいではないことを意味する。言い換えると、端末は、端末に新しいイーサネットセッションが確立される必要がないと判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
ステップS808の関連説明については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S809.端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと同じであると判断した場合、端末は端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始する。新しいイーサネットセッションを確立するプロセスについては、前述のステップS801〜S805を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと同じであるということは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスがいっぱいであることを意味する。言い換えると、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法によれば、セッション管理方法では、端末は、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを取得し、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストに基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始することができる。したがって、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。
ステップS801〜S809における端末またはSMFネットワーク要素の動作は、メモリ403に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図4に示す通信デバイス400のプロセッサ401によって実行され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、例えば、図1に示すセッション管理システムは、図3に示す5Gネットワークに適用される。図9は、本願の一実施形態によるセッション管理方法を示す。セッション管理方法は、以下のステップを含む。
ステップS901〜S907.ステップS801〜S807と同じである。関連する説明については、図8に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S908.第1の端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにあると判断した場合、端末が第1のMACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドする、すなわち、第1の端末MACアドレスを端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納する。
この実施形態では、端末は、第1の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにあると判断する。言い換えると、端末は、端末に新しいイーサネットセッションが確立される必要がないと判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
ステップS908の関連説明については、ステップS511を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
S909.第1の端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにないと判断した場合、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始する。新しいイーサネットセッションを確立するプロセスについては、前述のステップS901〜S905を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、端末は、第1の端末MACアドレスが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにないと判断する。言い換えると、端末は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断する。本明細書では一般的な説明を提供し、詳細は以下では再度説明しない。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法によれば、端末の単一のイーサネットセッションが限られた数の端末MACアドレスをサポートするが、端末によってサポートされる端末MACアドレスが明確ではないという現在の問題が解決され得る。関連する説明については、図8に示す実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
ステップS901〜S909における端末またはSMFネットワーク要素の動作は、メモリ403に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図4に示す通信デバイス400のプロセッサ401によって実行され得る。これは、この実施形態では限定されない。
結論として、本願の一実施形態はセッション管理方法を開示し、セッション管理方法は、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するステップと、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて端末によって、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するステップと、端末によって、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始するステップと、を含む。
一実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト、および端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて端末によって、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するステップは、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数と等しいと判断するステップを含む。
一実施態様では、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するステップは、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの予め構成された数を取得するステップを含む。言い換えると、端末は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を予め設定することができ、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数として使用され得る。
別の実施態様では、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するステップは、端末によって、移動管理ネットワーク要素から登録受諾メッセージを受信するステップであって、登録受諾メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送する、ステップを含む。言い換えると、端末は、登録手順を使用することによって、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を予め設定することができ、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数として使用され得る。
別の実施態様では、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するステップは、端末によって、セッション管理ネットワーク要素からセッション確立受諾メッセージを受信するステップであって、セッション確立受諾メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送する、ステップを含む。言い換えると、端末は、セッション確立手順を使用することによって、イーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得することができる。
任意選択で、本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法は、端末によって、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得するステップをさらに含み、端末が新しい端末MACアドレスを検出した場合、端末は、新しい端末MACアドレスが端末によってサポートされた端末MACアドレスリストにあると判断する。
一実施態様では、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得するステップは、端末によってサポートされた予め構成された端末MACアドレスリストを端末によって取得するステップを含む。言い換えると、端末は、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを予め構成することができる。
別の実施態様では、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを端末によって取得するステップは、端末によって、移動管理ネットワーク要素からの登録受諾メッセージを受信するステップであって、登録受諾メッセージは、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを搬送する、ステップを含む。言い換えると、端末は、登録手順を使用することによって、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得することができる。
あるいは、任意選択で、本願のこの実施形態で提供されるセッション管理方法は、端末によって、ネットワーク側から端末MACアドレスを受信するステップと、端末によって、ネットワーク側からの端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納するステップと、をさらに含むことができる。
別の実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを含み、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて端末によって、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するステップは、端末が新しい端末MACアドレスを検出した場合に、端末によって、新しい端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにないと判断するステップを含む。
別の実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリスト、および端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストを含み、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて端末によって、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するステップは、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと同じであると判断するステップを含む。
別の実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を含む。
任意選択で、端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を取得するステップは、セッション管理ネットワーク要素から端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を受信するステップを含む。
上記のセッション管理方法において、例えば、端末の操作については、図5〜図9の端末の操作および前述の関連するテキストの説明を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
さらに、本願の一実施形態はセッション管理方法をさらに開示し、セッション管理方法は、セッション管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するステップと、セッション管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を端末に送信するステップであって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があるかどうかを判断するために端末によって使用される、ステップと、を含む。
一実施態様では、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリスト、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を含む。
任意選択で、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。セッション管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するステップは、セッション管理ネットワーク要素によって、ローカルポリシー、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データを取得するステップを含み、ローカルポリシー、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。
あるいは、任意選択で、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを含む。セッション管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するステップは、セッション管理ネットワーク要素によって、端末のデータネットワーク認証データを取得するステップを含み、端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを含む。
あるいは、任意選択で、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を含む。セッション管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するステップは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素からセッション管理ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を受信するステップを含む。
前述のセッション管理方法において、例えば、セッション管理ネットワーク要素の動作については、図5〜図9のSMFネットワーク要素の動作および前述の関連テキストの説明を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
加えて、本願の実施形態はセッション管理方法をさらに開示し、セッション管理方法は、移動管理ネットワーク要素により、端末からの登録要求を受信するステップと、移動管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得するステップと、移動管理ネットワーク要素によって、登録応答を端末に送信するステップと、を含み、登録応答は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を搬送する。端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があるかどうかを判断するために使用され、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストは、端末によって検出された新しい端末MACアドレスが有効であるかどうかを判断するために使用される。
一実施態様では、移動管理ネットワーク要素によって、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得するステップは、移動管理ネットワーク要素によって、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つを取得するステップを含む。端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を含む。
前述のセッション管理方法において、例えば、移動管理ネットワーク要素の動作については、図5のAMFネットワーク要素の動作および前述の関連テキストの説明を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
さらに、本願の実施形態はセッション管理方法をさらに開示し、セッション管理方法は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断するステップと、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報をセッション管理ネットワーク要素に送信するステップであって、指示情報は、端末のための新しいイーサネットセッションを確立するために使用される、ステップと、を含む。
一実施態様では、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断するステップは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストと同じであると判断するステップを含む。
任意選択で、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断するステップの前に、セッション管理方法は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素により、端末MACアドレスを搬送するデータパケットを受信するステップと、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって、端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納するステップと、をさらに含むことができる。
前述のセッション管理方法において、例えば、ユーザプレーン機能ネットワーク要素の動作については、図7のUPFネットワーク要素の動作および前述の関連テキストの説明を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
上記は主に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から、本願の実施形態で提供される解決策を説明している。前述の機能を実施するために、端末、セッション管理ネットワーク要素、移動管理ネットワーク要素、またはユーザプレーン機能ネットワーク要素は、機能を実行するための対応するハードウェア構成および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者であれば、本明細書において開示された実施形態で説明された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップがハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせによって実装され得ることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、特定のアプリケーションおよび技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに説明された機能を実施するために種々の方法を用いることができるが、その実施態様が本願の範囲を越えてしまうと考えるべきではない。
本願の実施形態では、端末、セッション管理ネットワーク要素、移動管理ネットワーク要素、またはユーザプレーン機能ネットワーク要素は、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づく分割により得られてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形態で実現されてもよい。なお、本願の実施形態におけるモジュール分割は一例であり、論理的な機能の分割に過ぎない。実際の実施態様では、別の分割方法が使用されてもよい。
例えば、統合的に分割して機能モジュールを取得する場合、図10は装置100の概略構成図である。装置100は、前述の実施形態では端末であってもよく、または前述の実施形態では端末内のチップまたは回路であってもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。装置100は、取得モジュール1003および処理モジュール1001を含む。取得モジュール1003は、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するように構成される。処理モジュール1001は、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断し、端末のための新しいイーサネットセッションの確立を開始するように構成される。
可能な実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト、および端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。処理モジュール1001が、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するように構成されていることは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリスト内の端末MACアドレスの数が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数と等しいと判断することを含む。
さらに、取得モジュール1003が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するように構成されていることは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの予め構成された数を取得することを含む。
あるいは、任意選択で、取得モジュール1003が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するように構成されていることは、移動管理ネットワーク要素から登録受諾メッセージを受信し、登録受諾メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送することを含む。
あるいは、任意選択で、取得モジュール1003が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を取得するように構成されていることは、セッション管理ネットワーク要素からセッション確立受諾メッセージを受信し、セッション確立受諾メッセージは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を搬送することを含む。
任意選択で、取得モジュール1003は、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストを取得し、新しい端末MACアドレスが検出された場合、新しい端末MACアドレスが、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストにあると判断するようにさらに構成される。
あるいは、任意選択で、図10に示すように、装置100はトランシーバモジュール1002をさらに含む。トランシーバモジュール1002は、ネットワーク側から端末MACアドレスを受信するように構成される。処理モジュール1001は、ネットワーク側からの端末MACアドレスを、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに格納するようにさらに構成される。
別の可能な実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストを含む。処理モジュール1001が、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するように構成されることは、新しい端末MACアドレスが検出された場合に、新しい端末MACアドレスが端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストにないと判断することを含む。
さらに別の可能な実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリスト、および端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストを含む。処理モジュール1001が、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報に基づいて、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があると判断するように構成されていることは、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストと同じであると判断することを含む。
さらに別の実施態様では、端末の既存のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を含む。
任意選択で、取得モジュール1003が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされた端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を取得するように構成されていることは、セッション管理ネットワーク要素から端末によって、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を受信することを含む。
前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明で引用することができる。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、装置100は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書の「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つまたは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。
簡素な実施形態では、当業者は、装置100が図4に示す形態であってもよいことを理解することができる。
例えば、図4のプロセッサ401は、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、装置100が前述の方法の実施形態におけるセッション管理方法を実行できるようにすることができる。
具体的には、図10の処理モジュール1001、トランシーバモジュール1002、および取得モジュール1003の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図10の処理モジュール1001および取得モジュール1003の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図10のトランシーバモジュール1002の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース403によって実施されてもよい。
任意選択で、装置100がチップまたは回路である場合、メモリ403は、チップまたは回路内の記憶ユニット、例えばレジスタまたはキャッシュであってもよい。確かに、装置100が端末である場合、メモリ403は、端末内のチップの外部に配置された記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
本願のこの実施形態で提供される装置は、前述のセッション管理方法を実行するように構成され得る。したがって、装置によって達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたい。ここでは詳細についての説明を省略する。
例えば、統合された方法で分割によって機能モジュールが取得される場合、図11は、セッション管理ネットワーク要素110の概略構成図である。セッション管理ネットワーク要素110は、トランシーバモジュール1101および処理モジュール1102を含む。
処理モジュール1102は、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するように構成される。トランシーバモジュール1101は、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を端末に送信するように構成され、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報が、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があるかどうかを判断するために端末によって使用される。
可能な実施態様では、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。処理モジュール1102が、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するように構成されることは、ローカルポリシー、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データを取得することを含み、ローカルポリシー、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数を含む。
別の可能な実施態様では、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を含む。処理モジュール1102が、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得するように構成されることは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報を、ユーザプレーン機能ネットワーク要素から受信することを含む。
前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明で引用することができる。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、セッション管理ネットワーク要素110は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書の「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つまたは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。簡素な実施形態では、当業者は、セッション管理ネットワーク要素110が図4に示されている形態であってもよいことを理解することができる。
例えば、図4のプロセッサ401は、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、セッション管理ネットワーク要素110が前述の方法の実施形態におけるパケット送信方法を実行できるようにすることができる。
具体的には、図11のトランシーバモジュール1101および処理モジュール1102の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図11の処理モジュール1102の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図11のトランシーバモジュール1101の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース403によって実施されてもよい。
本願のこの実施形態で提供されるセッション管理ネットワーク要素は、前述のセッション管理方法を実行することができる。したがって、セッション管理ネットワーク要素によって達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
任意選択で、本願の一実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、前述のセッション管理方法、例えば、端末のイーサネットセッションに関連する端末MACアドレス情報を取得することを実施する際に、セッション管理ネットワーク要素をサポートするように構成されたプロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはさらにメモリを含む。メモリは、セッション管理ネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを格納するように構成される。確かに、メモリは代替的にチップシステムになくてもよい。チップシステムは、チップを含んでもよいし、あるいはチップおよび別の別個のデバイスを含んでもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、統合された方法で分割によって機能モジュールが取得される場合、図12は、移動管理ネットワーク要素120の概略構成図である。移動管理ネットワーク要素120は、トランシーバモジュール1201および処理モジュール1202を含む。
トランシーバモジュール1201は、端末から登録要求を受信するように構成されている。処理モジュール1202は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得するように構成される。トランシーバモジュール1201は、登録応答を端末に送信するようにさらに構成され、登録応答は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を搬送する。端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数は、端末のための新しいイーサネットセッションが確立される必要があるかどうかを判断するために使用され、端末によってサポートされた端末MACアドレスリストは、端末によって検出された新しい端末MACアドレスが有効であるかどうかを判断するために使用される。
任意選択で、処理モジュール1202は、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得するように構成されることは、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つを取得することを含み、端末のサブスクリプションデータ、端末のポリシーデータ、または端末のデータネットワーク認証データのうちの少なくとも1つは、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末によってサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を含む。
前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明で引用することができる。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、移動管理ネットワーク要素120は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書の「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つまたは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。簡素な実施形態では、当業者は、移動管理ネットワーク要素120が図4に示す形態であってもよいことを理解することができる。
例えば、図4のプロセッサ401は、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、移動管理ネットワーク要素120が前述の方法の実施形態におけるパケット送信方法を実行できるようにすることができる。
具体的には、図12のトランシーバモジュール1201および処理モジュール1202の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図12の処理モジュール1202の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図12のトランシーバモジュール1201の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース403によって実施されてもよい。
本願のこの実施形態で提供される移動管理ネットワーク要素は、前述のセッション管理方法を実行することができる。したがって、移動管理ネットワーク要素によって達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
任意選択で、本願の一実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、前述のセッション管理方法、例えば、端末のイーサネットセッションにバインドされ得る端末MACアドレスの数、または端末でサポートされた端末MACアドレスリストの少なくとも一方を取得することを実施する際に、移動管理ネットワーク要素をサポートするように構成されたプロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはさらにメモリを含む。メモリは、移動管理ネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを格納するように構成される。確かに、メモリは代替的にチップシステムになくてもよい。チップシステムは、チップを含んでもよいし、あるいはチップおよび別の別個のデバイスを含んでもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、統合された方法で分割によって機能モジュールが取得される場合、図13は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素130の概略構成図である。ユーザプレーン機能ネットワーク要素130は、トランシーバモジュール1301および処理モジュール1302を含む。
処理モジュール1302は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断するように構成されている。トランシーバモジュール1301は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであることを示す指示情報をセッション管理ネットワーク要素に送信するように構成され、指示情報が端末のための新しいイーサネットセッションを確立するために使用される。
任意選択で、処理モジュール1302が、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断するように構成されることは、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストが、端末の既存のイーサネットセッションで利用可能な端末MACアドレスリストと同じであると判断することを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール1301は、端末MACアドレスを搬送するデータパケットを受信するようにさらに構成される。処理モジュール1302は、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストに端末MACアドレスを格納するようにさらに構成される。
前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明で引用することができる。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
この実施形態では、ユーザプレーン機能ネットワーク要素130は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書の「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つまたは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。簡素な実施形態では、当業者は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素130が図4に示す形態であってもよいことを理解することができる。
例えば、図4のプロセッサ401は、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、ユーザプレーン機能ネットワーク要素130が前述の方法の実施形態におけるパケット送信方法を実行できるようにすることができる。
具体的には、図13のトランシーバモジュール1301および処理モジュール1302の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図13の処理モジュール1302の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図13のトランシーバモジュール1301の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース403によって実施されてもよい。
本願のこの実施形態で提供されるユーザプレーン機能ネットワーク要素は、前述のセッション管理方法を実行することができる。したがって、ユーザプレーン機能ネットワーク要素によって達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたい。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
任意選択で、本願の一実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、前述のセッション管理方法、例えば、端末の既存のイーサネットセッションにバインドされている端末MACアドレスリストがいっぱいであると判断することを実施する際に、ユーザプレーン機能ネットワーク要素をサポートするように構成されるプロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはさらにメモリを含む。メモリは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを格納するように構成されている。確かに、メモリは代替的にチップシステムになくてもよい。チップシステムは、チップを含んでもよいし、あるいはチップおよび別の別個のデバイスを含んでもよい。これは、本願のこの実施形態では特に限定されない。
前述の実施形態のすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実施され得る。ソフトウェアプログラムを使用して実施形態を実施する場合、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形で完全にまたは部分的に実施することができる。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本願の実施形態による手順または機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(digital subscriber line、DSL))または無線(例えば、赤外線、無線、またはマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターに送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体、あるいは1つまたは複数の利用可能な媒体を統合するサーバーまたはデータセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk、SSD))などであってもよい。
本願は実施形態を参照して説明されるが、保護を主張する本願を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付の特許請求の範囲を見ることにより、開示された実施形態の別の変形を理解および実施することができる。特許請求の範囲において、「含む」(comprising)は、別の構成要素または別のステップを除外せず、「一」または「1つの」は複数の意味を除外しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、特許請求の範囲に列挙されているいくつかの機能を実施してもよい。いくつかの手段が、互いに異なる従属請求項に記録されているが、これは、これらの手段を組み合わせてより良い効果を生み出すことができないことを意味しない。
本願は、特定の特徴およびその実施形態を参照して説明されているが、確かに、本願の趣旨および範囲から逸脱することなく、それらに様々な修正および組み合わせを行うことができる。同様に、明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本願の単なる例示的な説明であり、本願の範囲を包含する任意のまたはすべての修正、変形、組み合わせまたは均等物とみなされる。確かに、当業者は、本願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本願に対して様々な修正および変形を行うことができる。本願は、添付の特許請求の範囲およびそれらと等価な技術によって規定される保護の範囲内に入るという条件で、本願のこれらの修正および変形を包含することが意図されている。
無線ブロードバンド技術の課題に対処し、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)ネットワークの最先端を維持するために、3GPP標準組織は、2016年の終わりに、第5世代(5th generation、5G)ネットワークアーキテクチャと呼ばれる次世代モバイル通信システム(next generation system)のネットワークアーキテクチャを策定する。
具体的には、図10の処理モジュール1001、トランシーバモジュール1002、および取得モジュール1003の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図10の処理モジュール1001および取得モジュール1003の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図10のトランシーバモジュール1002の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
具体的には、図11のトランシーバモジュール1101および処理モジュール1102の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図11の処理モジュール1102の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図11のトランシーバモジュール1101の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
具体的には、図12のトランシーバモジュール1201および処理モジュール1202の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図12の処理モジュール1202の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図12のトランシーバモジュール1201の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
具体的には、図13のトランシーバモジュール1301および処理モジュール1302の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施され得る。あるいは、図13の処理モジュール1302の機能/実装プロセスは、メモリ403に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図4のプロセッサ401によって実施されてもよく、図13のトランシーバモジュール1301の機能/実装プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。