JP2021513249A - アップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器 - Google Patents

アップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器 Download PDF

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Abstract

本開示の実施例は、アップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器を提供する。ユーザ機器は、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定する。ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む。前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
【選択図】 図1

Description

本願は、2018年2月2日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810107370.3の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、移動通信技術分野に係り、特にアップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器に係る。
アップリンクデータ圧縮UDC(Uplink Data Compression)技術は、ユーザ機器UE(User Equipment)がアップリンクアプリケーション層データ又はシグナリングを圧縮して送信し、圧縮されたデータを基地局側で解凍して、エアインタフェース伝送のデータ量を節約し、アップリンクリソースを節約する。
アップリンクデータ圧縮において、端末と基地局による正しい圧縮/解凍ができるようにするための解決手段としては、2種類が考えられる。そのうちの1つは、端末がアップリンクデータを送信している間に圧縮バッファのデータ内容を作成し、基地局側で保持する。その後、該当するルールで解凍を行う。もう1つは、端末と基地局が予め定義されたものをダウンロードし又は解凍用の設定(profile)情報を保存し、何らかのシグナリングのやりとりによりどのprofileを有効にするかを決定し、一致を達せば、端末と基地局による正しい圧縮及び解凍が保証される。ここで、profile情報は、圧縮方法、及び解凍bufferの情報、又は解凍mappingマッピングテーブルを含む。
現在のLTEシステムにおいて、UDC用の所定辞書は、標準化されたRFC3485で定義されたセッション初期プロトコルSIP(Session Initiation Protocol)シグナリング圧縮用の辞書と、オペレータ独自定義辞書(本明細書では、単にオペレータ定義辞書と呼ぶ)の2種類を含む。ユーザ機器は、通常、1つのオペレータ定義辞書のみを格納する。
ロングタームエボリューションLTE(Long Term Evolution)システムのUDC技術の標準化において、オペレータ定義辞書をサポートすることが考慮される。すなわち、ユーザ機器は、オペレータ定義辞書を利用してアップリンクデータ圧縮を行い、基地局は、このオペレータ定義辞書を利用してデータ解凍を行う。ユーザ機器は、オペレータ定義辞書を記憶している場合、オペレータ定義辞書がユーザ機器に記憶されている旨の情報を報告する。また、ユーザ機器は、通常、1つのオペレータ定義辞書をサポートすればよく、すなわち、複数のオペレータ定義辞書を記憶しなくてもよい。
ユーザ機器は、通常、地理的位置における移動を行う。従来技術のUDCのオペレータ定義辞書の手段では、ユーザ機器は、ローミングシーンに対し、オペレータ定義辞書がサポートされていることを報告しなくてもよい。しかしながら、これでは、オペレータ定義辞書を応用してアップリンクデータ圧縮処理を行うことができなくなってしまう。切替シーンでは、ユーザ機器の現在の公衆陸上移動体ネットワークPLMN(Public Land Mobile Network)が更新されると、新PLMN(ターゲットPLMN)は、旧PLMN(ソースPLMN)から、UDC能力を含むユーザ機器の機器能力情報を取得する。新PLMNと旧PLMNのオペレータ定義辞書が異なる場合、新PLMNが誤ったオペレータ定義辞書を利用したためデータ圧縮/解凍が失敗する問題を引き起こし、通信障害を引き起こす。
本開示の実施例が解決しようとする技術課題は、PLMNに更新が生じた場合、ネットワークとユーザ機器ではオペレータ定義辞書を正しく利用し又は利用しないことを実現するアップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器を提供することである。
上記の技術課題を解決するために、本開示の実施例は、アップリンクデータ圧縮の設定方法を提供する。
当該方法において、
ユーザ機器が、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定することを含み、
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
好ましくは、上記方法において、
前記ユーザ機器が、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定することを更に含み、
ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記方法において、
前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信することの前に、
前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することを更に含み、
ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。
好ましくは、上記方法において、
前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信することの前に、
前記ユーザ機器が、ターゲットPLMNにアクセスする場合、前記ユーザ機器に保存される前記利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定することと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することとを更に含む。
好ましくは、上記方法において、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することとを更に含む。
好ましくは、上記方法において、
前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することの後に、
前記ユーザ機器が前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信することを更に含む。
好ましくは、上記方法において、
前記ユーザ機器が、前記利用可能なPLMNリストをUE−EUTRA−Capabilityメッセージによって前記ソースPLMNに送信する。
好ましくは、上記方法において、
前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得し、
前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も前記ソースPLMNに送信する。
好ましくは、上記方法において、
前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することの後に、
前記ユーザ機器が、前記ユーザ機器のホームPLMN(HPLMN)の識別子を前記ソースPLMNに送信することを更に含む。
本開示の実施例は、アップリンクデータ圧縮UDCの設定方法を更に提供する。
当該方法において、
ターゲット基地局が、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することを含み、
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記方法において、
前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定すると、第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することを更に含み、
ここで、前記第2UDC設定情報は、所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記方法において、
前記のユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定することは、
ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信することである。
好ましくは、上記方法において、
前記の前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定することは、
ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信することである。
好ましくは、上記方法において、
前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含む。
好ましくは、上記方法において、
前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含む。
好ましくは、上記方法において、
前記ターゲット基地局が、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、更に、
前記ターゲット基地局が、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含む。
好ましくは、上記方法において、
前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
前記ターゲット基地局が、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、
ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含む。
好ましくは、上記方法において、
前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
前記ターゲット基地局が、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかを決定することと、
ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含む。
好ましくは、上記方法において、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、更に、
前記ターゲット基地局が、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含む。
本開示の実施例は、トランシーバと、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作するコンピュータプログラムとを含むユーザ機器を更に提供する。
当該ユーザ機器において、
前記トランシーバは、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信することに用いられ、
前記プロセッサは、メモリからプログラムを読み取ることによって、
ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するプロセスを実行することに用いられ、
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記トランシーバは、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信することに用いられ、
前記プロセッサは、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定することに用いられ、
ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記プロセッサは、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することに用いられ、
ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記プロセッサは、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される前記利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定することに用いられ、
前記トランシーバは、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することに用いられる。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記トランシーバは、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を、前記ターゲット基地局に送信することに用いられる。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記プロセッサは、更に、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得することに用いられ、
前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
好ましくは、上記ユーザ機器において、
前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
本開示の実施例は、別のユーザ機器を更に提供する。
当該ユーザ機器において、
ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するための第1設定ユニットを含み、
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
好ましくは、上記ユーザ機器は、
前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定するための第1決定ユニットと、
ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含み、
前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ターゲット基地局に送信するための第1送信ユニットとを更に含む。
好ましくは、上記ユーザ機器は、
前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信するための第3送信ユニットを更に含む。
本開示の実施例は、トランシーバと、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作するコンピュータプログラムとを含むターゲット基地局を更に提供する。
当該ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、メモリからプログラムを読み取ることによって、
ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であるかを決定するプロセスを実行することに用いられ、
前記トランシーバは、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能である場合、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられ、
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記トランシーバは、更に、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できない場合、第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられ、
前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、具体的には、
前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することと、
前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
本開示の実施例は、ターゲット基地局を更に提供する。
当該ターゲット基地局において、
ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信するための第1設定ユニットを含み、
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記第1設定ユニットは、具体的には、
前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられる。
好ましくは、上記ターゲット基地局において、
前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第1取得ユニットと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定するための第1判断ユニットとを更に含む。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供する。
当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、
ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定することが実現され、
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供する。
当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、
ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することが実現され、
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む。
本開示の実施例に係るアップリンクデータ圧縮の設定方法及び機器は、従来技術に比べて、ユーザ機器のPLMNが更新された場合、アップリンクデータ圧縮に正しいオペレータ定義辞書を利用し、又はオペレータ定義辞書を利用しないことができる。これによって、アップリンクデータの圧縮率を向上させ、エアインタフェース伝送のデータ量及びアップリンクリソースを節約し、オペレータ定義辞書の相違に起因する通信障害を減少又は回避することができる。
本開示の実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の記載に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本開示の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
図1は、本開示の実施例に係るアップリンクデータ圧縮の設定方法のフローチャートである。 図2は、本開示の実施例に係るアップリンクデータ圧縮の設定方法の別のフローチャートである。 図3は、本開示の実施例に係るアップリンクデータ圧縮の設定方法のまた別のフローチャートである。 図4は、本開示の実施例に係るユーザ機器の構造図である。 図5は、本開示の実施例に係るユーザ機器の別の構造図である。 図6は、本開示の実施例に係るターゲット基地局の構造図である。 図7は、本開示の実施例に係るターゲット基地局の別の構造図である。
本開示の解決しようとする技術課題、技術手段及び利点をより明確にするために、以下、図面及び具体的な実施例を通じて詳細に記載する。以下の記載において、具体的な設定や構成要素の特定の細部を提供することは、単に本開示の実施例を全面的に理解するためのほう助に過ぎない。よって、当業者にとって、本開示の範囲や趣旨を逸脱することなく、ここに記載した実施例に対し様々な変更や修正を行うことができることは、明らかである。また、明確と簡潔のために、既知の機能や構造についての記載を省略している。
なお、明細書の全文にわたって言及されている「1つの実施例」や「一実施例」とは、実施例に関連する特定の特徴、構造又は特性が本開示の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、明細書の各箇所に記載されている「1つの実施例において」や「一実施例において」とは、必ずしも同一の実施例を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構造又は特性は、任意かつ適切な方式で1つ又は複数の実施例に組み入れられることができる。
本開示の各実施例において、下記各プロセスの番号の大きさは、実行順の前後を意味するのではなく、各プロセスの実行順は、その機能及び内在的な論理によって決定されるものであり、本開示の実施例の実施プロセスに対しいっさい限定を構成しないと理解すべきである。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、通常、基地局を指す。本開示の実施例において、前記基地局は、形態が限定されず、マクロ基地局(Macro Base Station)、ピコ基地局(Pico Base Station)、Node B(3Gモバイル基地局の呼称)、強化型基地局(eNB)、家庭強化型基地局(Femto eNB又はHome eNode B又はHome eNB又はHeNB)、中継局、アクセスポイント、RRU(Remote Radio Unit)、RRH(Remote Radio Head)、及び、gNB、CU(Central Unit)やDU(Distributed Unit)などの5G移動通信システムにおけるネットワーク側ノードである。前記ユーザ機器は、モバイル電話(又は携帯電話)や、無線信号の送受信が可能な機器であり、スマートフォーン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線モデム、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカルループ(WLL)局、移動信号をWiFi信号に変換可能なCPE(Customer Premise Equipment)やモバイルワイファイホットスポット、スマート家電、又はそれ以外の人の操作によらずに自発的に移動通信ネットワークと通信可能な機器などが含まれる。
上述したように、従来技術のUDCのオペレータ定義字典の手段は、ローミングシーンやPLMNを切り替える切替シーンに適用しない。例えば、ユーザ機器がローミングしている間、新たにアクセスしたPLMNが利用するオペレータ定義辞書が、このユーザ機器のオペレータ定義辞書と同一であるか否かに関わらず、ユーザ機器は、自身のオペレータ定義辞書を利用することができない。これにより、一部の初期パケットの圧縮率が低く、圧縮効果が低くなる。また、PLMNを切り替える切替シーンでは、新PLMNで異なるオペレータ定義辞書を誤って利用してしまい、圧縮及び解凍に失敗する可能性もある。
上記の問題に対し、本開示の実施例は、上記の問題の一部又は全部を解決するためのアップリンクデータ圧縮の設定方法を提案する。図1を参照すると、本開示の実施例は、ユーザ機器側に応用されるアップリンクデータ圧縮の設定方法を提供し、図1に示すように、以下のステップ101を含む。
ステップ101において、ユーザ機器は、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定する。
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
ここで、ターゲット基地局は、ユーザ機器が新たにアクセスするPLMNである。ユーザ機器は、PLMN更新が発生すると、旧PLMN(すなわち、ソースPLMN)から新PLMN(ターゲットPLMN)にアクセスする。具体的には、ユーザ機器は、ターゲットPLMNにローミングし又は切り替える。
ソースPLMNとターゲットPLMNのオペレータ定義辞書が同じでない可能性があるので、ユーザ機器は、ターゲット基地局から送信された前記第1UDC設定情報を受信してから、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用してアップリンクデータ圧縮処理を行うように設定する必要がある。以上のステップにより、本開示の実施例は、ターゲットPLMNが、ユーザ機器が自身に保存されるオペレータ定義辞書を利用するか否かを制御することを可能にし、ターゲットPLMNのオペレータ定義辞書とユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書とが同一である場合に、オペレータ定義辞書を有効にしてアップリンクデータの圧縮/解凍を行うことを可能にし、アップリンクデータの圧縮率を向上させ、エアインタフェース伝送のデータ量及びアップリンクリソースを節約することができる。
本開示の実施例において、ターゲット基地局は、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信する。これに対して、ターゲット基地局は、前記ユーザ機器のオペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定すると、第2UDC設定情報をユーザ機器に送信する。前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書(例えばRFC3485に定義されたSIPシグナリング圧縮用辞書)又はヌルである空辞書(この場合、辞書を利用しないで圧縮/解凍を行う)を利用するとの指示情報を含む。従って、本開示の実施例の上記方法は、以下のステップを更に含んでもよい。
ステップ102において、前記ユーザ機器は、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定する。
以上のステップにより、本開示の実施例において、ターゲットPLMNのオペレータ定義辞書とユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書とが異なる場合に、ユーザ機器及びネットワーク側で標準辞書を利用し又は辞書を利用せずにアップリンクデータの圧縮/解凍を行うように制御し、オペレータ定義辞書の相違に起因する通信障害を低減又は回避することができる。
ユーザ機器がターゲットPLMNにローミングするシーンでは、ユーザ機器は、デタッチ/アタッチプロセスにおけるシグナリングメッセージを介して、ターゲット基地局から送信された前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する。ユーザ機器がターゲットPLMNに切り替えるシーンでは、ユーザ機器は、無線リソース制御(RRC)再設定新規メッセージを介して、ターゲット基地局から送信された前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する。
ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを確認するために、本開示の実施例において、オペレータ定義辞書に対応する利用可能なPLMNリストによって指示する。ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。本開示の実施例において、上記第1、第2UDC設定情報を受信する前に、ユーザ機器は、オペレータ定義辞書及びそれに対応する利用可能なPLMNリストを予め取得してユーザ機器のローカルに保存する。具体的な取得方式として、1)上記オペレータ定義辞書及びそれに対応する利用可能なPLMNリストを予めユーザ機器に設定し、例えば機器の出荷設定において設定し、2)コアネットワークから、例えばOTA(Over−the−Air Technology)又はANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)を通じてユーザ機器に発行する。
実現方式1として、本開示の実施例において、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義字典がターゲットPLMNで利用可能であるかは、ユーザ機器によって決定される。この場合、前記ユーザ機器は、前記ターゲットPLMNにアクセスする場合、ローカルに保存されるオペレータ定義字典及びそれに対応する利用可能なPLMNリストに基づいて、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかを決定する。
1)前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在する場合、ユーザ機器は、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の第1指示情報を前記ターゲット基地局に送信する。ターゲット基地局は、この第1指示情報を受信すると、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義字典が本ターゲットPLMNで利用可能であると決定する。この場合、ターゲット基地局は、直接、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対しオペレータ定義字典を有効にするように設定する。後に、ユーザ機器及びターゲット基地局は、同一のオペレータ定義字典に基づいてアップリンクデータの圧縮/解凍を行う。
2)前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の第2指示情報を前記ターゲット基地局に送信する。ターゲット基地局は、この第2指示情報を受信すると、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義字典が本ターゲットPLMNで利用できないと決定する。この場合、ターゲット基地局は、直接、前記第2UDC設定情報をユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対しオペレータ定義字典の非有効又は標準辞書の利用を設定する。
実現方式2として、本開示の実施例において、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義字典がターゲットPLMNで利用可能であるかは、ターゲット基地局によって決定される。この場合、前記ユーザ機器は、前記オペレータ定義字典及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信する。具体的には、ユーザ機器は、ユーザ機器のUDC能力をソースPLMNに報告する際に、前記利用可能なPLMNリストを報告する。例えば、UE−EUTRA−Capabilityメッセージによって、前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信する。以下、1つの具体例を提示し、UE−EUTRA−Capabilityメッセージに以下の情報を追加して前記利用可能なPLMNリストを送信する。ここで、availablePLMN−Listは、オペレータ定義字典(operator defined dictionary)がどのPLMNで利用可能かを示す。
Figure 2021513249
ソースPLMNは、ユーザ機器から報告された前記利用可能なPLMNリストを受信すると、ソースPLMNに保存し、例えば移動性管理エンティティ(MME)に保存する。端末がターゲットPLMNにアクセスする場合、ターゲット基地局(すなわちユーザ機器が現在アクセスしているターゲットPLMNでの基地局)は、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。具体的には、ターゲット基地局は、ユーザ機器の能力情報を取得する際に、前記利用可能なPLMNリストを取得する。それから、ターゲット基地局は、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能かを決定する。ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能である場合、ターゲット基地局は、前記第1UDC設定情報を送信する。ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できない場合、ターゲット基地局は、前記第2UDC設定情報を送信する。
更に、オペレータ定義辞書にバージョン番号が含まれる可能性を考慮し、本開示の実施例において、前記ユーザ機器は、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得する。更に、前記ユーザ機器は、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ソースPLMNに送信する。ソースPLMNは、ユーザ機器から報告される前記利用可能なPLMNリスト及び前記バージョン番号を受信すると、ソースPLMNに保存し、例えば移動性管理エンティティ(MME)に保存する。この場合、前記ターゲットPLMNは、前記利用可能なPLMNリスト及び前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。具体的には、ターゲット基地局は、ユーザ機器の能力情報を取得する際に、前記利用可能なPLMNリスト及び前記バージョン番号を取得する。判断を行う際に、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存されるオペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合のみにおいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定する。
上記の実現方式2において、ターゲット基地局は、ユーザ機器のオペレータ定義辞書の利用可能なPLMNリストをソースPLMNから取得する必要がある。ネットワークでやり取りするデータ量を軽減するために、本開示の実施例において実現方式3を提供する。
この実現方式3において、基地局は、PLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係を保守し、前記対応関係には、PLMNで利用可能のオペレータ定義辞書が記録されている。前記対応関係は、基地局において予め設定され、ネットワーク間のインタフェースを介して更新される。これにより、本開示の実施例のユーザ機器は、オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記ユーザ機器のホーム公衆陸上移動体ネットワーク(HPLMN)の識別子を前記ソースPLMNに送信する。以下、1つの具体例を提示し、UE−EUTRA−Capabilityメッセージに以下の情報を追加して前記HPLMNリストの識別子(ID)を送信する。ここで、plmnIdentity−r15は、HPLMN IDであり、又は、このオペレータ定義辞書に結び付けられたオペレータのPLMN IDである。
Figure 2021513249
ソースPLMNは、ユーザ機器から報告された前記HPLMNの識別子を受信すると、ソースPLMNに保存し、例えば移動性管理エンティティ(MME)に保存する。後に、前記ターゲット基地局は、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能かを決定する必要がある場合、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得し、更に、ターゲット基地局のローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定し、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能かを決定する。
更に、辞書のバージョン番号を考慮し、上記の実現方式3において、前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器のHPLMN IDと前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も前記ソースPLMNに送信する。以下、1つの具体例を提示し、UE−EUTRA−Capabilityメッセージに以下の情報を追加して前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を送信する。ここで、supportedOperatorDic−r15は、前記バージョン番号を示す。(0..15)は、バージョン番号の取りうる値の範囲である。plmnIdentity−r15は、HPLMN IDであり、又は、前記オペレータ定義辞書に結び付けられたオペレータのPLMN IDである。
Figure 2021513249
ターゲット基地局は、ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する際に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。それから、ターゲット基地局のローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかを決定し、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する。具体的には、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであり、且つ辞書のバージョン番号も同じである場合のみにおいて、前記ユーザ機器のオペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、利用できないと決定する。
以上、主にユーザ機器側から本開示の実施例のアップリンクデータ圧縮の設定方法を記載し、ターゲット基地局側も結び付けて対応的に紹介した。以下、図2を参照すると、ターゲット基地局側の方法のフローが与えられている。ここで、ターゲット基地局は、ユーザ機器がターゲットPLMNでアクセスする基地局である。図2に示すように、この方法は、以下のステップ201を含む。
ステップ201において、ターゲット基地局は、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む第1UDC設定情報をユーザ機器に送信する。
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
ここで、ターゲット基地局は、第1UDC設定情報を送信した後に、前記ユーザ機器から後に送信されるアップリンクデータに対し、前記第1オペレータ定義辞書を利用して解凍し、アップリンクデータの圧縮率を向上させ、エアインタフェース伝送のデータ量及びアップリンクリソースを節約することができる。
ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定する場合、本開示の実施例の上記方法において、更に以下のステップを含んでもよい。
ステップ202において、ターゲット基地局は、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定すると、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む第2UDC設定情報をユーザ機器に送信する。
以上のステップにより、本開示の実施例において、ターゲット基地局とユーザ機器のオペレータ定義辞書の相違に起因する通信障害を低減又は回避することができる。
上記の実現方式1に対応し、ステップ201において、ターゲット基地局は、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、直接、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定する。また、ステップ202において、ターゲット基地局は、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、直接、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用できないと決定する。以上のステップ201、202において、ターゲット基地局は、オペレータ定義辞書の利用可能性の判断を行う必要がなく、直接、受信した異なる指示情報に応じて異なる設定情報を発行することが分かる。
上記の実現方式2に対応し、ターゲット基地局は、オペレータ定義辞書の利用可能性の判断を行う必要がある。この場合、ターゲット基地局は、ユーザ機器のアクセス(例えばユーザ機器がターゲット基地局にローミングし又は切り替える)時に、利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。前記利用可能なPLMNリストは、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。それから、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するか否かに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する。図3には、実現方式2における関連機器の間の情報のやり取りが与えられている。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記ターゲット基地局は、ユーザ機器のアクセス時に、利用可能なPLMNリスト及び前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。それから、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号と同じである場合のみにおいて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定する。
上記の実現方式3に対応し、ターゲット基地局は、オペレータ定義辞書の利用可能性の判断を行う必要もある。この場合、前記ターゲット基地局は、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。それから、ターゲット基地局は、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定し、更に、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記ターゲット基地局は、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得する。それから、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかを決定し、更に、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する。
本開示の実施例において、ターゲット基地局は、上記実現方式2の場合、ユーザ機器の利用可能なPLMNリストをソースPLMNから取得する必要があり、上記実現方式3の場合、ユーザ機器のHPLMNの識別子をソースPLMNから取得する必要がある。通信障害やほかの理由により、上記情報の取得が失敗する可能性がある。そのため、本開示の実施例のターゲット基地局は、前記利用可能なPLMNリストを取得できなかった場合(実現方式2に対応する)や、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を取得できなかった場合(実現方式3に対応する)、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信する。ユーザ機器は、上記問い合わせメッセージを受信すると、上記の実現方式1に従って判断して対応する指示情報を送信する。後に、前記ターゲット基地局は、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定する。
上記方法に基づいて、本開示の実施例において、上記方法を実施する機器を更に提供する。
図4を参照し、本開示の実施例に係るユーザ機器の構造図である。このユーザ機器400は、プロセッサ401と、トランシーバ402と、メモリ403と、ユーザインタフェース404と、バスインタフェースとを含む。
ここで、本開示の実施例において、ユーザ機器400は、メモリ403に記憶され、プロセッサ401で動作するコンピュータプログラムを更に含む。
前記トランシーバ402は、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信することに用いられる。
前記プロセッサ401は、メモリ403からプログラムを読み取ることによって、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するプロセスを実行することに用いられる。
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
図4において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ401をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ403をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ402は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース404は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。
プロセッサ401は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ403は、プロセッサ401による操作実行に利用されるデータを記憶できる。
ここで、前記トランシーバ402は、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信することに用いられる。前記プロセッサ401は、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定することに用いられる。ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
ここで、前記プロセッサ401は、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することに用いられる。ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。
上記の実現方式1に対応し、前記プロセッサ401は、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される前記利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定することに用いられる。前記トランシーバ402は、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することに用いられる。
上記の実現方式1に対応し、前記トランシーバ402は、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ターゲット基地局に送信することに用いられる。
上記の実現方式2に対応し、前記トランシーバ402は、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
選択可能に、前記トランシーバ402は、更に、前記利用可能なPLMNリストをUE−EUTRA−Capabilityメッセージによって前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記プロセッサ401は、更に、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得することに用いられる。前記トランシーバ402は、更に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
上記の実現方式3に対応し、前記トランシーバ402は、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
図5を参照し、本開示の実施例に係る別のユーザ機器500である。
このユーザ機器は、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するための第1設定ユニット501を含む。
ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
選択可能に、上記ユーザ機器は、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定するための第2設定ユニットを更に含む。
ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む。
選択可能に、上記ユーザ機器は、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存するための辞書取得ユニットを更に含む。
ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む。
上記の実現方式1に対応し、前記ユーザ機器は、
前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定するための第1決定ユニットと、
ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含み、
前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ターゲット基地局に送信するための第1送信ユニットとを更に含む。
上記の実現方式1に対応し、前記ユーザ機器は、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ターゲット基地局に送信するための第2送信ユニットを更に含む。
上記の実現方式2に対応し、前記ユーザ機器は、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信するための第3送信ユニットを更に含む。
選択可能に、第3送信ユニットは、更に、前記利用可能なPLMNリストをUE−EUTRA−Capabilityメッセージによって前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記辞書取得ユニットは、更に、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得することに用いられる。前記第3送信ユニットは、更に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ソースPLMNに送信することに用いられる。
上記の実現方式3に対応し、前記ユーザ機器は、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ソースPLMNに送信するための第4送信ユニットを更に含む。
図6を参照し、本開示の実施例に係るターゲット基地局600の構造図であり、プロセッサ601と、トランシーバ602と、メモリ603と、バスインタフェースとを含む。
ここで、本開示の実施例において、ターゲット基地局600は、メモリ603に記憶され、プロセッサ601で動作するコンピュータプログラムを更に含む。
前記プロセッサ601は、メモリ603からプログラムを読み取ることによって、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であるかを決定するプロセスを実行することに用いられる。
前記トランシーバ602は、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能である場合、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられる。
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
図6において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ601をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ603をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ602は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。
プロセッサ601は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ603は、プロセッサ601による操作実行に利用されるデータを記憶できる。
選択可能に、前記トランシーバ602は、更に、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できない場合、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられる。
上記の実現方式1に対応し、前記プロセッサ601は、具体的には、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することとに用いられる。
上記の実現方式2に対応し、前記プロセッサ601は、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記プロセッサ601は、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
選択可能に、前記プロセッサ601は、更に、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
上記の実現方式3に対応し、前記プロセッサ601は、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
辞書のバージョン番号を考慮し、前記プロセッサ601は、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられる。
選択可能に、前記プロセッサ601は、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる。
図7を参照し、本開示の実施例に係るターゲット基地局700の別の構造である。このターゲット基地局700は、具体的に基地局である。
図7に示すように、このターゲット基地局700は、
ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む第1UDC設定情報をユーザ機器に送信するための第1設定ユニット701を含む。
ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる。
選択可能に、前記ターゲット基地局は、
前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定すると、所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む第2UDC設定情報をユーザ機器に送信するための第2設定ユニットを更に含む。
上記の実現方式1に対応し、前記第1設定ユニットは、具体的には、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられる。
上記の実現方式1に対応し、前記第2設定ユニットは、具体的には、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられる。
上記の実現方式2に対応し、前記ターゲット基地局は、
前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第1取得ユニットと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定するための第1判断ユニットを更に含む。
辞書のバージョン番号を考慮し、上記の実現方式2に対応し、前記ターゲット基地局は、
前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第2取得ユニットと、
前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定するための第2判断ユニットを更に含む。
選択可能に、前記ターゲット基地局は、
前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することに用いられる第3判断ユニットを更に含む。
上記の実現方式3に対応し、前記ターゲット基地局は、
前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第3取得ユニットと、
ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定するための第4判断ユニットを更に含む。
ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定する。
辞書のバージョン番号を考慮し、上記の実現方式3に対応し、前記ターゲット基地局は、
前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第4取得ユニットと、
ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかを決定し、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定するための第5判断ユニットを更に含む。
選択可能に、前記ターゲット基地局は、
前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、前記ターゲット基地局が、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定するための第6判断ユニットを更に含む。
本明細書に開示された実施例に記載の各例のユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現可能であることは、当業者が理解できる。これらの機能がいったいハードウェアによって実行されるか、それともソフトウェアによって実行されるかは、技術手段の特定な応用や設計の制限条件によって決められる。当業者は、各特定な応用に対し、異なる方法によって記載の機能を実現することができるが、これらの実現は、本開示の範囲を超えたものとされるべきではない。
記載の便利や簡潔化のために、以上記載したシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、前記方法実施例における対応プロセスを参照されたく、ここでは繰り返して記載しない。これは、当業者にとって自明である。
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された装置及び方法は、他の方式で実施されることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、又は、一部の特徴は、無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されており又は議論されている各構成部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置又はユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形式であってもよい。
以上個別部品として説明したユニットは、物理的に離間したものであってもよく、そうでなくてもよい。ユニットとして示した部品は、物理ユニットであってもよく、そうでなくてもよい。すなわち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに位置してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選択して本開示の実施例の目的を実現する。
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、物理的に別々に設けられていてもよいし、2つ以上が一体化されてもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現され独立した製品として販売又は利用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的又は従来技術に貢献した部分、又は当該技術手段の部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載のアップリンクデータ圧縮の設定方法のすべて又は一部のステップをコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
以上の記載は、本開示の具体的な実施形態であるが、本開示の保護範囲は、これらに限定されない。当業者が本開示によって開示されている技術範囲内で容易に想到できる変化や置換は、すべて本開示の保護範囲内に含まれる。よって、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を基準とするべきである。

Claims (30)

  1. アップリンクデータ圧縮UDC(Uplink Data Compression)の設定方法であって、
    ユーザ機器が、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定することを含み、
    ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる、UDCの設定方法。
  2. 前記ユーザ機器が、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定することを更に含み、
    ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信することの前に、
    前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することを更に含み、
    ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信することの前に、
    前記ユーザ機器が、ターゲットPLMNにアクセスする場合、前記ユーザ機器に保存される前記利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定することと、
    前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することと、
    前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することとを更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することの後に、
    前記ユーザ機器が前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信することと、
    前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得することと、
    前記ユーザ機器が、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も前記ソースPLMNに送信することとを更に含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器が、前記利用可能なPLMNリストをUE−EUTRA−Capabilityメッセージによって前記ソースPLMNに送信することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することの後に、
    前記ユーザ機器が、前記ユーザ機器のホームPLMN(HPLMN)の識別子を前記ソースPLMNに送信することを更に含む、請求項3又は5に記載の方法。
  8. アップリンクデータ圧縮UDCの設定方法であって、
    ターゲット基地局が、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することを含み、
    ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む、UDCの設定方法。
  9. 前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定すると、第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することを更に含み、
    ここで、前記第2UDC設定情報は、所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記のユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定することは、
    ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信することである、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記の前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できないと決定することは、
    ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信することである、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
    前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
    前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
    前記ターゲット基地局が、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
    前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含み、
    前記ターゲット基地局が、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、更に、
    前記ターゲット基地局が、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、
    前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的には、
    前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
    前記ターゲット基地局が、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、
    ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  15. 前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、具体的に、
    前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、
    前記ターゲット基地局が、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかを決定することと、
    ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとを含み、
    前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することは、更に、
    前記ターゲット基地局が、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、
    前記ターゲット基地局が、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  16. トランシーバと、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作するコンピュータプログラムとを含むユーザ機器であって、
    前記トランシーバは、ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信することに用いられ、
    前記プロセッサは、メモリからプログラムを読み取ることによって、
    ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するプロセスを実行することに用いられ、
    ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる、ユーザ機器。
  17. 前記トランシーバは、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信することに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記ターゲット基地局から送信された第2UDC設定情報を受信すると、前記第2UDC設定情報に基づいて、アップリンクデータ圧縮処理のために所定標準辞書を設定し、又は、アップリンクデータ圧縮処理の取り消しを設定することに用いられ、
    ここで、前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む、請求項16に記載のユーザ機器。
  18. 前記プロセッサは、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存することに用いられ、
    ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含み、
    前記プロセッサは、更に、前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される前記利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定することに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記オペレータ定義辞書を取得する際に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号も取得することに用いられ、
    前記トランシーバは、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を、前記ユーザ機器が前記ターゲット基地局に送信することに用いられ、
    前記トランシーバは、更に、前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在しない場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を、前記ターゲット基地局に送信することに用いられ、
    前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信することに用いられ、
    前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書のバージョン番号を前記ソースPLMNに送信することに用いられ、
    前記トランシーバは、更に、前記オペレータ定義辞書及び利用可能なPLMNリストを取得してローカルに保存した後に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ソースPLMNに送信することに用いられる、請求項17に記載のユーザ機器。
  19. ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定するための第1設定ユニットを含み、
    ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる、ユーザ機器。
  20. 前記第1UDC設定情報又は第2UDC設定情報を受信する前に、前記ユーザ機器が前記ターゲットPLMNにローミングする場合、前記ユーザ機器に保存される利用可能なPLMNリストに前記ターゲットPLMNが存在するかを決定するための第1決定ユニットと、
    ここで、前記利用可能なPLMNリストは、前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含み、
    前記ターゲットPLMNが前記PLMNリストに存在する場合、前記ユーザ機器がオペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ターゲット基地局に送信するための第1送信ユニットとを更に含む、請求項19に記載のユーザ機器。
  21. 前記オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを前記ソースPLMNに送信するための第3送信ユニットを更に含む、請求項19に記載のユーザ機器。
  22. トランシーバと、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作するコンピュータプログラムとを含むターゲット基地局であって、
    前記プロセッサは、メモリからプログラムを読み取ることによって、
    ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であるかを決定するプロセスを実行することに用いられ、
    前記トランシーバは、ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能である場合、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられ、
    ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む、ターゲット基地局。
  23. 前記トランシーバは、更に、前記第1オペレータ定義辞書が前記ターゲットPLMNで利用できない場合、第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられ、
    前記第2UDC設定情報は、前記所定標準辞書又はヌルである空辞書を利用するとの指示情報を含む、請求項22に記載のターゲット基地局。
  24. 前記プロセッサは、具体的には、
    前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することと、
    前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第2UDC設定情報をユーザ機器に送信することとに用いられる、請求項23に記載のターゲット基地局。
  25. 前記プロセッサは、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリスト、及び、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号を、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在し、且つ前記ターゲットPLMNに保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号が、前記ユーザ機器に保存される前記第1オペレータ定義辞書のバージョン番号とは同じである場合、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、そうでなければ、ターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記利用可能なPLMNリストを前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる、請求項23に記載のターゲット基地局。
  26. 前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得することと、ローカルで保守されるPLMNとオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号との間の対応関係に基づいて、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書が同じであるかを決定することと、ターゲットPLMNとHPLMNに対応するオペレータ定義辞書及び辞書のバージョン番号がすべて同じであるかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定することとに用いられ、
    前記プロセッサは、更に、前記ユーザ機器のHPLMNの識別子を前記ユーザ機器のソースPLMNから取得できなかった場合、端末能力問い合わせメッセージを前記ユーザ機器に送信することと、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であると決定し、前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートしない旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用できないと決定することとに用いられる、請求項23に記載のターゲット基地局。
  27. ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信するための第1設定ユニットを含み、
    ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む、ターゲット基地局。
  28. 前記第1設定ユニットは、具体的には、
    前記ユーザ機器が第1オペレータ定義辞書をサポートする旨の指示情報を前記ユーザ機器から受信すると、前記第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することに用いられ、
    前記ターゲット基地局は、
    前記第1オペレータ定義辞書を利用可能なPLMNの識別子を含む利用可能なPLMNリストを、前記ユーザ機器のソースPLMNから取得するための第1取得ユニットと、
    前記ターゲットPLMNが前記利用可能なPLMNリストに存在するかに応じて、前記第1オペレータ定義辞書がターゲットPLMNで利用可能であるかを決定するための第1判断ユニットとを更に含む、請求項27に記載のターゲット基地局。
  29. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、
    ターゲット基地局から送信された第1UDC設定情報を受信すると、前記第1UDC設定情報に基づいて、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書をアップリンクデータ圧縮処理のために設定することが実現され、
    ここで、前記第1UDC設定情報は、前記ユーザ機器に保存されるオペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含み、前記ターゲット基地局が属するターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNは、前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  30. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、
    ユーザ機器に保存される第1オペレータ定義辞書がターゲット公衆陸上移動体ネットワークPLMNで利用可能であると決定すると、第1UDC設定情報をユーザ機器に送信することが実現され、
    ここで、ターゲットPLMNは、ターゲット基地局が属するPLMNであり、且つ前記ユーザ機器のソース基地局が属するソースPLMNとは異なり、前記第1UDC設定情報は、前記第1オペレータ定義辞書を利用するとの指示情報を含む、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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