JP2021513011A - 自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機により製品の一部を製造するための方法 - Google Patents

自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機により製品の一部を製造するための方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】交互の回転運動で作動可能な円形編機により編成するための方法は、−一群の隣り合う針を2つの隣り合う針サブ群(13-72; 73-132) に分割する工程、−2つの部分編成列(301, 302; 303, 304)を形成するために、針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に1つの針サブ群を編成すべく移動させる工程、−2つの部分編成列を形成するために、針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に他方の針サブ群を編成すべく移動させる工程、及び−所定数の部分編成列のために2つの部分編成列毎に、編成すべく移動する針サブ群を交互に替える工程を有し、部分編成列を相互結合するために、他方の針サブ群の直近にある針サブ群の少なくとも1本の針(72, 73)を、他方の針サブ群によって形成される2つの部分編成列の少なくとも1つを形成している間に編成すべく移動させる。

Description

本発明は、自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機により製品の一部を製造するための方法に関する。
周知のように、円形靴下類編機は、その軸芯が垂直であるように配置されて複数の軸スロットをその側面に有している針シリンダを備えており、各軸スロット内に、対応する軸スロットに沿って摺動することができる針が収容されている。各針は、針シリンダの側面から径方向に突出するヒールを有しており、針のヒールが係合する経路を画定する針作動カムが針シリンダの周りに設けられている。一又は複数の糸を針に供給する機能を有する糸フィンガが配置されている少なくとも1つのフィード又はドロップが、針シリンダの横に設けられている。
針作動カムによって画定された経路は、針シリンダが針作動カムとドロップ又はフィードとに対して自軸回りに回転運動を行う結果、フィード又はドロップで糸フィンガによって供給される一又は複数の糸を把持するために針を対応する軸スロットに沿って移動させて、針側で新たな編成ループを形成するような形状を有している。
針シリンダの各軸スロット内の各針の下側に、一般にセレクタが設けられており、任意にセレクタと針との間に配置されたサブ針が設けられている。セレクタは、針シリンダと横方向に対向する一又は複数の選択装置と協働し、選択装置は、所与のフィード又はドロップで一又は複数の糸を編成する、つまりピックアップするために移動する必要がある編機の針を選択する役目を果たす。セレクタ及び多くの場合更にサブ針は、針シリンダの側面から径方向に突出する対応するヒールを有しており、ヒールは、セレクタ及び/又はサブ針が配置されている針シリンダの軸スロットに沿ってセレクタ及び/又はサブ針を移動させるために針シリンダの周りに配置された対応する作動カムと係合することができる。セレクタ及び/又はサブ針を移動させることにより、対応する上にある針の移動を引き起こすか又は可能にする作用があり、この移動は、針を直接作動させるため、又は針のヒールがたどり針作動カムによって画定される経路を変えるために使用され得る。
あるタイプの円形靴下類編機では、針シリンダは、針シリンダが自軸回りの交互の回転運動で作動することを実際に必要とする特定の種類の編成を行うために、針作動カムとフィード又はドロップとに対して2つの回転方向での自軸回りの回転運動で作動可能である。これらの種類の編成の内の1つとして、円形靴下類編機で行われる靴下類のかかとの領域及びつま先の領域の編成がある。同様の編成が、ふくらみ部を提供するため又は製品の曲線状部分を得るために円形編機で行われる。
これらの編機では、針及び/又はセレクタ及び/又はサブ針の一組の作動カムは、針シリンダの回転の一方向及び反対方向の両方で編機の少なくとも1つのフィード又はドロップで編成品を形成するために針を作動させることができる経路を画定している。
一般に、針シリンダが針の作動カムとセレクタ及び/又はサブ針の作動カムとに対して自軸回りの交互の回転運動で作動することを必要とするあるタイプの編成のために、編機のフィード又はドロップを使用し、針作動カムは、フィードに配置された三角形のセンターカムと、フィード、つまりセンターカムに対して互いに対向する側に配置された2つのノックオーバーカムとを有している。
針シリンダの自軸回りの交互の回転によって行われる種類の編成のために、数を減らした針を一般に使用し、前記針は、針シリンダの限られた扇形部分の針シリンダの側面に形成された軸スロットに配置されている。
針シリンダの回転方向を反転させ得るために、針のヒールは、針作動カムによって画定された経路の非常に正確な領域、つまり、編機の損傷又は編成品の欠陥をもたらすことなく針作動カムに対して針の運動を反転させ得る領域に存在しなければならないので、上記の種類の編成のために使用される針の数の制限は、靴下類のかかと又はつま先の場合のような製造に関する要件と編機の動作要件とによって必要である。
より具体的には、靴下類製品のかかとの編成中の従来の編機の動作を考慮すると、一群の隣り合う針を使用して、針シリンダを自軸回りの交互の回転運動で作動させる、つまり、どの場合にも針シリンダを時計回りに回転させることにより1つの編成列を編成し、針シリンダを反時計回りに回転させることにより1つの編成列を編成することにより、編成品を製造する。針シリンダの運動が反転すると、この編成に割り当てられたフィード又はドロップで一群の針に供給される糸を、編成している最後の針、つまり糸を取り上げた最後の針の周りを回るように、適合した装置によって取り上げて次の編成列のために準備する。かかとのふくらみ部を形成するため、最後の編成列を形成すべく編成した一群の針の端に位置する少なくとも1本の針を、針シリンダの運動の反転毎に編成から徐々に除外し、その後、どの場合にも編成から既に除外された針を逆順で編成に徐々に戻すことにより、割り当てられたフィードで編成すべく移動する一群の針の数を減少させる。
針のヒールが係合する針作動カムの経路を変えるようにセレクタ及び/又はサブ針により針に作用する選択装置によって、針の編成からの除外及び編成への戻しを多くのタイプの編機で行う。一般に、一組の針作動カムでは、他の経路より低い経路又は他の経路より高い経路が設けられており、このような経路は、編成から除外される針のヒールと係合するため、対応する針の先端は、使用されるフィードで供給される糸を取り上げることを可能にするには低過ぎるか又は高過ぎる。
機械式又は電子式の選択装置を使用する多くの編機では、針シリンダの一方向への回転中に編成すべく移動する必要がある針の選択を、針シリンダの直前の反対方向への回転中に行う。より具体的には、針シリンダの一方向への回転中、針が、既に形成された編成ループをノックオーバーすることにより、つまり、その回転方向で使用されるノックオーバーカムの直ぐ下流側又はこのノックオーバーカムで新たな編成ループを形成した後、前記針を、針シリンダの反対方向へのその後の回転中に編成すべく移動させなければならない場合、針を選択装置によって選択してタック編位置に移動させる。代わりに、前記針を、針シリンダの反対方向へのその後の回転中に編成から除外しなければならない場合、針のヒールを下側の経路に保持するか又は移動させる。
この種の編機では、編成から常に除外される針の数は、編機のタイプ及び編機の作動システムに応じて、針シリンダの交互の回転運動で編成する際に使用されるフィードに対して互いに対向する側に配置されて針をタック編位置に上昇させる2つのカムの、針シリンダの回転方向に応じた上がり傾斜路の端部間の角距離の範囲内の針の数より適切に多くなければならないので、針シリンダが交互に回転しながら編成中に使用され得る針の数に制限がある。針をタック編位置に上昇させるカムは、一組の針作動カム又はセレクタ及び/若しくはサブ針の一組の作動カムに属し得る。
この種の編機の一例が図18及び図19に示されており、図18及び図19は、針シリンダを備えた編機を示し、針シリンダの側面に複数の軸スロットが設けられており、各軸スロットは、針1-144 、前記針の下側にセレクタ145 、及びセレクタ145 と針1-144 との間にサブ針146 を内部に収容している。図18及び図19は、円形靴下類編機の針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 の概略平面投影図である。図18及び図19には、針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 の平面投影図の横に、針1-144 、サブ針146 及びセレクタ145 が示されており、実際の位置に対して90°回転して針シリンダの同一の軸方向溝に収容されている。図18及び図19では、参照番号152 がセンターカムを示し、参照番号153, 154がノックオーバーカムを示し、参照番号201, 202が、針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 に対する針1-144 又は針シリンダの運動の方向を示し、参照番号180 が、糸フィンガ181 が配置されたフィード又はドロップを示す。針は1〜144 の連続する数字によって特定されるが、記載された課題の理解に必要な一部の針のみに番号が付与されている。その後の反対の回転運動でフィード180 で編成すべく選択された針のヒール151 が黒で示されている一方、編成から除外されたままにする必要がある針のヒール151 が白で示されている。セレクタ145 のヒール161 及びサブ針146 のヒール171 は同一の基準で示されている。図18及び図19に示されている編機の他の要素は以下に記載する。図18及び図19は、針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 に対する針シリンダ又は針の一方向201 への運動の終了の際の状況及び反対方向202 への運動の終了の際の状況を示す。図面から分かるように、図18ではノックオーバーカム153 の直ぐ下流側の選択装置191 により、図19ではノックオーバーカム154 の直ぐ下流側又はより好ましくはノックオーバーカム154 における選択装置192 により行われる針選択の完了によって、フィード180 で糸を再度取り上げるために、その後の反対の回転運動で移動して編成すべく選択された第1の針(図18の針13及び図19の針132 )を移動させるので、限られた数の針、図示された例では24本の針の編成からの除外は正確に行われ得ず、両方の回転方向で編成エラーを引き起こす。更に、一部の針は、ノックオーバーカム153 とノックオーバーカム154 との間に誤って入り、運動の反転の際に更なる編成のエラーを引き起こす。
一方向への針シリンダの回転中に対象のフィードで編成すべく移動する必要がある針の選択を、針シリンダがこの一方向に回転している間に行う編機では、針シリンダの交互の回転運動で使用され得る針の制限のこの問題は存在せず、従って、このような編機では、針シリンダの自軸回りの交互の回転を必要とする種類の編成に関して使用する際の汎用性が増す。
この先行技術を考慮すると、針シリンダの一方向への回転運動中に編成すべく移動する針の選択を、針シリンダの直前の反対方向への回転運動中に行う円形編機でも、極端な場合には編機の針の数と等しい多数の編目を有する編成列で、針シリンダを自軸回りの交互の回転運動で作動させることにより製造される製品の一部を製造可能とする必要性がある。
本発明の意図は、この種の編機でも、極端な場合には編機の針の数と等しい多数の針の使用を可能にする自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機によって製品の一部を製造するための方法を考案することにより、この要件を満たすことである。
この意図の範囲内で、本発明の目的は、既に市販されている編機の実質的変更を必要とすることなく行われ得る方法を提供することである。
本発明の別の目的は、編機の生産力を過度に不利にしない方法を提案することである。
この意図、並びにこれらの目的及び以下に明らかとなるその他の目的は、自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機であって、前記針シリンダは、針が夫々収容されている複数の軸スロットを側面に有しており、ドロップ又はフィードが前記針シリンダの周りに配置されており、編成品を形成するために前記針によって係合可能な少なくとも1本の糸が前記ドロップ又はフィードで供給され、前記ドロップ又はフィードで糸を把持して編成ループを形成するために前記針を対応する軸スロットに沿って作動させるための手段が設けられており、前記フィードで編成すべく移動する前記針を選択するための選択装置が設けられており、前記選択装置は、前記フィードに対して互いに対向する側に配置された第1の選択装置及び第2の選択装置を有し、前記針シリンダの自軸回りの回転方向に応じて前記フィードの下流側で前記針を選択するのに適合している前記円形編機により製品の一部を製造するための方法であって、
− 前記針シリンダ内の一群の隣り合う針を特定する工程、
− 前記一群の針を隣り合う2つの針サブ群、夫々第1の針サブ群及び第2の針サブ群に分割する工程、
− 2つの部分編成列を連続的に形成するために、前記針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に前記2つの針サブ群の内の針サブ群を前記フィードで編成すべく移動させる工程、
− 2つの部分編成列を連続的に形成するために、前記針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に前記2つの針サブ群の内の他方の針サブ群を前記フィードで編成すべく移動させる工程、及び
− 所定数の部分編成列のために、2つの部分編成列毎に前記フィードで編成すべく移動する前記針サブ群を交互に替えて、このように続行する工程
を有し、
針サブ群によって形成された部分編成列を他方の針サブ群によって形成された部分編成列と相互結合するために、他方の針サブ群の直近にある前記2つの針サブ群の内の針サブ群の少なくとも1本の針を、他方の針サブ群によってどの場合にも形成される2つの部分編成列の少なくとも1つを形成する際に編成すべく移動させることを特徴とする方法によって達成される。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付図面の非限定例で示した本発明に係る方法の好ましいが排他的でない実施形態の説明からより明らかになる。
本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 本発明に係る方法の様々な工程を実行する際の針の選択を示す図である。 本発明に係る方法によって製品の一部を形成する際の、針により編成される糸のパターンを示す概略図である。 本発明に係る方法によって製造された製品の一部の拡大部分を示す概略図である。 針シリンダの自軸回りの交互の回転運動の可能性を使用する従来のタイプの方法を用いて製品の一部を製造する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。 針シリンダの自軸回りの交互の回転運動の可能性を使用する従来のタイプの方法を用いて製品の一部を製造する際の、針、サブ針及びセレクタの作動カムと針、サブ針及びセレクタのヒールとを示す概略平面投影図である。
図18及び図19は従来の編機を示す。
図18及び図19並びに図1〜14は、針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 の横に、実際の位置に対して90°回転した針1-144 、サブ針146及びセレクタ145 を示し、針1-144 、サブ針146及びセレクタ145 は、針シリンダの側面に形成された軸スロットの各々に収容されている。
本発明に係る方法は、垂直軸芯を有して自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた既知のタイプの円形靴下類編機を用いて行われ得る。前記編機は、針シリンダが自軸回りの交互の回転運動で作動するときに使用されるフィード又はドロップ180 を有しており、針シリンダが自軸回りに一回転方向に回転している間、針シリンダの反対方向へのその後の回転運動中にフィード180 で編成する必要がある針の選択を行う。
針シリンダは複数の軸スロットを側面に有しており、各軸スロット内に針1-144 が収容されている。
針シリンダの周囲にドロップ又はフィード180 が設けられており、ドロップ又はフィード180 で少なくとも1本の糸が一又は複数の糸フィンガ181 によって供給されて、編成品を形成すべく針1-144 によって係合され得る。編機は、上述したドロップ又はフィード180 で糸を取り上げて編成ループを形成するために針1-144 を対応する軸方向溝に沿って作動させるための手段を有している。
編機は、上述したフィード180 で編成すべく移動する針1-144 を選択するための複数の選択装置を更に備えており、これらの選択装置は、フィード180 に対して互いに対向する側に配置された第1の選択装置191 及び第2の選択装置192 を有している。これらの選択装置191, 192は、針シリンダの自軸回りの回転方向に応じてフィード180 の下流側で針1-144 を選択するのに適合している。
より具体的には、各針1-144 は、針シリンダの対応する軸方向溝から径方向に突出するヒール151 をそれ自体公知なように有しており、針作動手段は、針シリンダの周囲に配置されて経路を画定している針作動カム150 を有しており、経路内に針1-144 のヒール151 が係合する。
図1〜14に概略的に示されている編機では、針作動手段は、針シリンダの各軸方向溝内の各針1-144 の下側に、セレクタ145 と、針1-144 及びセレクタ145 間に配置されたサブ針146 とを有している。各セレクタ145 は、下端部の直近にヒール161 を有しており、ヒール161 が針シリンダの対応する軸スロットから径方向に突出する作動位置から、ヒール161 が針シリンダの対応する軸スロット内に引っ込む非作動位置に通過するために、針シリンダに対して配置面又は針シリンダの軸芯を通る面で揺動することができる。
針シリンダの対応する軸スロットの底部に置かれてセレクタ145 の作動位置から非作動位置への移行と弾性的に対比をなすセレクタ145 の弾性部分166 によって、各セレクタ145 は作動位置から非作動位置に及びその逆に移行するために揺動することができる。各セレクタ145 は、セレクタ145 を作動位置から非作動位置に移行させるために、選択装置191, 192がそれ自体公知なように作用する一又は複数の選択タブ164 を有している。図示された実施形態では、各セレクタ145 は、サブ針146 の直近の延長部分の中間領域にヒール165 を更に有している。
各サブ針146 も、針シリンダの対応する軸スロットから径方向に突出するヒール171 を有している。
針シリンダの周囲のセレクタ145 のレベルに、セレクタ145 が作動位置にあるときにセレクタ145 のヒール161 によって係合され得るセレクタ作動カム160 が設けられている。同様に、針シリンダの周囲のサブ針146 のレベルに、サブ針146 のヒール171 によって係合され得るサブ針作動カム170 が設けられている。針作動カム150 、サブ針作動カム170 及びセレクタ作動カム160 は、針作動カム150 、サブ針作動カム170 及びセレクタ作動カム160 と夫々係合するヒール151 、ヒール171 及びヒール161 のために、針シリンダが針作動カム150 、サブ針作動カム170 及びセレクタ作動カム160 に対して自軸回りに回転した結果、針シリンダの対応する軸スロットに沿った針1-144 、サブ針146 及びセレクタ145 の移動、又は針1-144 、サブ針146 及びセレクタ145 の所与の位置における保持をもたらすような外形の経路を画定している。より具体的には、針1-144 に関して、針作動カム150 によって、又はサブ針作動カム170 若しくはセレクタ作動カム160 による対応するサブ針146 及び/若しくは対応するセレクタ145 の移動によって、針は針シリンダの対応する軸スロット内を移動することができる。
図1〜14に示されている編機は10の選択装置を備えているが、参照番号191, 192によって示されているこれらの選択装置の内の2つのみが、本発明に係る方法を実行するために使用される。より具体的には、矢印201 によって示されている作動カム150, 160, 170 に対する針シリンダの回転又は針1-144 の移動の方向に沿ってノックオーバーカム153 の直ぐ下流側に配置された選択装置191 が、針シリンダが矢印202 によって示されている反対の回転方向に沿って作動するときに対象のフィード180 で編成する必要がある針を選択するために使用される一方、矢印202 によって示されている作動カム150, 160, 170 に対する針シリンダの回転又は針1-144 の移動の方向に沿ってノックオーバーカム154 に又はノックオーバーカム154 の直ぐ下流側に配置された選択装置192 が、針シリンダが矢印201 によって示されている反対の回転方向に沿って作動するときに対象のフィード180 で編成する必要がある針を選択するために使用される。
図1〜14は、図18及び図19に示されている同一の編機の針作動カム150 、セレクタ作動カム160 及びサブ針作動カム170 の概略平面投影図である。1つのフィード180 及び144 本の針を備えた編機が示されているが、フィードの数及び針の数は要件に応じて異なってもよい。
1〜144 の参照番号が針に割り当てられており、簡略化及び更なる明瞭性のために、本発明に係る方法を説明するのに必要な針のみに番号が付与されている。
図1〜14では、図18及び図19と同様に、参照番号152 は、フィード180 に配置されたセンターカムを示しており、フィード180 では、一又は複数の糸フィンガ181 が、フィード180 で編成すべく移動する針によって取り上げられる必要がある少なくとも1本の糸を供給すべく配置されている。図1〜14では、図18及び図19で既に特定されているカムに加えて、参照番号155, 156は、ノックオーバーカム153, 154に対して上側且つ横方向に配置されている2つの上げカムを示しており、参照番号157, 158は、ノックオーバーカム153, 154の下側に配置されたコントラストカムを示している。
セレクタ作動カム160 間に、針シリンダが矢印201 によって示された方向に自軸回りで回転するとき、作動位置にあるセレクタ145 の上昇、ひいては針シリンダの同一の軸スロット内にある針1-144 のタック編位置に至るまでの上昇をもたらす上げカム162 が設けられており、針シリンダが矢印202 によって示された方向に自軸回りで回転するとき、作動位置にあるセレクタ145 の上昇、ひいては針シリンダの同一の軸スロット内にあるサブ針146 の上昇をもたらす2つの上げカム163, 167が設けられている。本発明に係る方法の実行に重要な役割を果たさない他のセレクタ作動カム160 には番号が付与されておらず、このようなセレクタ作動カム160 は更に述べられない。
サブ針作動カム170 間に、下にあるセレクタ145 が上げカム163 と係合したときのセレクタ145 の上昇により上昇したサブ針146 によって係合可能な上げカム172 が設けられている。サブ針の上げカム172 は、上にある針1-144 をタック編位置に対応して上昇させるように構成されている。サブ針作動カム170 間に、サブ針146 及びセレクタ145 の先の上昇を取り消すために下げカム173, 174が更に設けられている。
本発明に係る方法の実行に重要な役割を果たさない図1〜14に示されている他のカムに番号が付与されておらず、このようなカムは以下の記載には述べられていない。
本発明に係る方法の様々な工程中に非作動位置にあるカム、つまり、針1-144 のヒール151 及び/又はセレクタ145 のヒール161 及び/又はサブ針146 のヒール171 と干渉しないように針シリンダから間隔を置いたカムの外形は破線で示されている。
本発明に係る方法は、
− 針シリンダ内の一群の隣り合う針を特定する工程、
− 前記一群の針を2つの隣り合う針サブ群、夫々第1の針サブ群及び第2の針サブ群に分割する工程、
− 2つの部分編成列を連続的に形成するように、針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に2つの針サブ群の一方をフィード又はドロップで編成すべく移動させる工程、
− 2つの部分編成列を連続的に形成するように、針シリンダの一方向への回転及びその後の反対方向への回転中に2つの針サブ群の他方を対象のフィードで編成すべく移動させる工程、及び
− 所定数の部分編成列のために、2つの部分編成列毎に対象のフィードで編成すべく移動する針サブ群を交互に替えて、このように続行する工程
を有し、
針サブ群によって形成された部分編成列を他方の針サブ群によって形成された部分編成列と相互結合するように、他方の針サブ群の直近にある一方の針サブ群の少なくとも1本の針を、他方の針サブ群によってどの場合にも形成される2つの部分編成列の少なくとも1つを形成する際に編成すべく移動させる。
本発明に係る方法の実行例では、144 本の針を有する円形靴下類編機を使用し、針シリンダを自軸回りの交互の運動で作動させることにより、144 本の針の内120 本の針を、ふくらみ部又はかかとを編成すべく使用する。一群の120 本の針を、夫々60本の針の2つの針サブ群に分割する。編機の針は参照番号1〜144 で示されている。針1〜12及び針133 〜144 は編成から常に除外される。参照番号72, 73で示されている針は、図15の選択図に強調されているように、針サブ群によって形成された部分編成列を他方の針サブ群によって形成された部分編成列と相互結合するように、自身の針サブ群又は他方の針サブ群の針と交互に編成する針である。
以下、編成要件に応じて変わり得る所定幅の中心角に応じて行われる針シリンダの一方向又は反対方向への自軸回りの回転は揺動とも称される。
より詳細には、本発明に係る方法は、針シリンダを矢印201 により示されている第1の回転方向又は順方向に作動させ、針シリンダを第1の回転方向201 に対して反対の矢印202 により示されている第2の回転方向又は戻り方向に作動させるときにフィード180 で編成すべく移動する第1の針サブ群の針を、同一のフィード180 の下流側で選択する第1の工程を好ましくは有する。
図5に示されているこの第1の工程では、選択装置191 によって、針72を除いた針13から針73の針を選択し、セレクタ145 が上げカム162 と係合する結果、タック編位置に上昇させる。基本的に、針72を除いた針13から針73の針を、図15に示されている選択図のラインDに示されている選択に従って選択する。図15では、選択された針が黒色の矩形によって表されており、未選択の針が白色の矩形によって表されている。針シリンダの自軸回りのこの揺動中、針1-144 は編成品を形成しない。
本発明に係る方法の第2の工程では、針シリンダは回転方向を反転し、図6に示されているように、第1の工程で選択されてタック編位置に移動した針を用いてフィード180 で第1の部分編成列301 を形成する。実際、針72を除いた針13から針73の針が上げカム156 、ひいてはセンターカム152 と係合して対象のフィード180 で糸をとり、新たな編成ループを形成し、針のヒール151 がノックオーバーカム154 と係合するときに既に形成されているループをノックオーバーする。ノックオーバーカム154 の直ぐ下流側又はノックオーバーカム154 で、針、更に厳密に言えばセレクタ145 は、選択装置192 側で図15に示されている選択図のラインEに示されている選択に従って新たに選択され、図6及び図7に示されているように、サブ針146 のヒール171 が上げカム172 と係合した結果、今回は針73を除いた針72から針13の針がタック編位置に上昇する。
本発明に係る方法の第3の工程では、図8に示されているように、第1の針サブ群を用いて製造された第1の部分編成列301 の延長部分として、同一の第1の針サブ群、つまり針13から針72の針を用いて第2の部分編成列302 を形成するように、針シリンダを第1の回転方向201 に再度作動させて、フィード180 で編成すべく第2の工程で選択された針を移動させる。針シリンダの第1の回転方向201 へのこの揺動中、図15に示されている選択図のラインFに示されているように、針の選択を行わない。このようにして、針シリンダのこの揺動の終了の際、図9に示されているように、全ての針は非作動位置にある。
針シリンダのこの揺動で、針131 が選択装置192 を超えて移動したとき、つまり選択装置192 を通り過ぎて図面の左側に移動したとき、針シリンダの回転方向が再度反転して、針シリンダが第2の回転方向202 に回転し、本発明に係る方法の第4の工程を開始する。第1の針サブ群の針72と共に針73を除いた針131 からの第2の針サブ群の針を選択装置192 によって選択し、上げカム172 とのサブ針の係合によりタック編位置に上昇させる。基本的に、この第4の工程で、図15に示されている選択図のラインGに示されているように針の選択を行う。この第4の工程では、図10に示されているように編成品を形成しない。
第5の工程では、針シリンダの回転方向が再度反転して、第4の工程で行われた選択によりタック編位置に移動した針、つまり針73を除いた針72から針131 の針が、対応する第1の部分編成列303 をフィード180 で形成する。ノックオーバーカム153 の下流側で、図15の選択図のラインHに示されているように、選択装置192 によって針を選択する。実際、図11及び図12に示されているように、針73から針131 の針をタック編位置に移動させる。図12は、針シリンダの第1の回転方向201 への揺動の終了の際の針の状況を示す。
第6の工程では、図13に示されているように、第5の工程でタック編位置に移動した針、つまり針131 から針72の針が、対応する第2の部分編成列304 を形成するように、針シリンダの回転方向が再度反転する。この第6の工程では、図15に示されている選択図のラインIによって示されているように針の選択を行わない。針シリンダの第2の回転方向202 へのこの揺動の終了の際に、全ての針は図14に示されているように非作動位置にある。
このとき、得ようとしている製品の延長部分に応じて、第1の工程から第6の工程の既に記載されているような処理を所定回数繰り返す。
図16及び図17から分かるように、針シリンダが自軸回りの交互の回転運動で作動して編成品を製造するために使用される一群の針が分割される2つの針サブ群は、どの場合にも2つの部分編成列301, 302及び2つの部分編成列303, 304を形成する。これらの部分編成列は、針シリンダの一方向への揺動中及び針シリンダの反対方向へのその後の揺動中に連続的に形成される。針サブ群によって製造された部分編成列を、他方の針サブ群によって製造された部分編成列と相互結合して、一方の針サブ群の少なくとも1本の針を他方の針サブ群の針と交互に編成させる。
図16では、本発明に係る方法の実行をより分かり易く示すために、夫々の針サブ群によって製造された部分編成列は結合を解いて垂直に離隔して示されている。言うまでもなく、実際には、同一の針によって形成された列の編成ループは、編成で通常行われているように相互に編み込まれる。図16では、一点鎖線は、編成品を製造しない針シリンダの揺動を示す。
好都合なことに、針シリンダの自軸回りの図1に示されている連続回転から交互の回転への移行の際、本方法の第1の工程の前に、
− 針シリンダを第1の回転方向201 に作動させて、針シリンダを第2の回転方向202 に作動させる際にフィード180 で編成すべく移動する必要がある第2の針サブ群の針をフィード180 の下流側で選択する第1の予備工程、及び
− 針シリンダを第2の回転方向202 に作動させて、第2の針サブ群によって予備部分編成列305 を形成するように、第1の予備工程中に選択された針をフィード180 で編成すべく移動させ、既に述べた方法のその後の第1の工程で針シリンダが第1の回転方向201 に再度回転するときにフィード180 で編成すべく移動する必要がある第1の針サブ群の針をフィード180 の下流側で選択する第2の予備工程
を行う。
より具体的には、図15の選択図のラインAに示されているように、針シリンダが自軸回りの交互の回転運動で作動して編成する際に使用される一群の針の内の複数の針を全てフィード180 で編成すべく移動させる針シリンダの自軸回りの連続回転運動の後、第1の予備工程では、針シリンダが第1の回転方向201 に作動し、ノックオーバーカム153 の下流側で、第2の針サブ群の針、つまり針73から針132 の針及び針72を、図15の選択図のラインBに従って選択装置191 によって選択し、図2に示されているように、上げカム162 との対応するセレクタ145 のヒールの係合によってタック編位置に上昇させる。
第2の予備工程では、針シリンダを第2の回転方向202 への回転運動で作動させ、第1の予備工程で選択されてタック編位置に移動した第2の針サブ群の針はフィード180 で第1の予備部分編成列305 を形成する。針シリンダの自軸回りのこの揺動中、図15の選択図のラインCに示されているように選択を行わない。この揺動の終了の際に全ての針は、図4に示されているように非作動位置にある。これらの予備工程後、本発明に係る方法の第1の工程が開始し、編成は、既に述べられて図5〜14に示されているように継続する。
上記に説明したように、本発明に係る方法の一部の工程では、これらの工程で行われる針シリンダの揺動は、編成品を製造することを目的としていない。編成品の製造を目的としていない針シリンダの揺動は、例えば、本方法の第1の工程及び第4の工程、並びにこれらの工程の繰返しに相当するその後の工程で行われる。
図示された例では、針13から針72の第1の針サブ群又は針73から針132 の第2の針サブ群の針によって連続的に形成された2つの部分編成列301, 302又は2つの部分編成列303, 304の終了の際、図16及び図15のラインD及びラインGに示されているように、糸が、第1の針サブ群13-72 の場合には針73、及び第2の針サブ群73-132の場合には針72と係合するので、簡略化のために「遊びの揺動」と称されるこれらの揺動の実行が必要である。図示された例では、針72又は針73は、ふくらみ部又はかかとを形成するために使用される一群の針13-132の中心にあり、この針は、第1の針サブ群13-72 によって連続的に形成された2つの部分編成列301, 302と、第2の針サブ群73-132によって連続的に形成された2つの部分編成列303, 304とを相互結合する必要がある。このため、両方の針サブ群13-72 及び針サブ群73-132によって連続的に形成された2つの部分編成列の第1の部分編成列301 又は第1の部分編成列303 の編み込みが、必ずふくらみ部の中心、つまり針72及び針73で常に開始する。例えば、図15の選択図のラインE及びラインFに示されているように、第1の針サブ群13-72 によって行われた一連の2つの部分編成列301, 302を考慮すると、第1の針サブ群13-72 によって形成された第2の部分編成列302 では、針シリンダの戻り方向202 の回転で、(図15の選択図のラインEに示されている)針13から針72の針を選択してタック編位置に移動させる。これらの針は、針シリンダのその後の方向201 の回転(図15の選択図のラインF)中に第2の部分編成列302 を形成する。このとき、回収される糸が針72と係合する。図15の選択図のラインFに従った揺動中、編機が第2の針サブ群73-132の針を選択した場合、針シリンダの針の回転方向のため、第2の針サブ群73-132の針が針72の前に対象のフィードで作動するので、針72と係合する糸はこれらの針によってピックアップされず、その結果、破れた編目になり、針72と係合する糸の編み込みが不可能になる。
更なる明瞭性のために、図16は、針シリンダの回転方向を示す矢印201 及び矢印202 を示し、図15のラインAからラインIに相当するラインが示されている。
基本的に、本発明に係る方法では、各針サブ群によって形成される一連の2つの部分編成列の内の第1の部分編成列を編成する際、針シリンダは、他方の針サブ群による最後の部分編成列の編成中に有する回転方向と同一の回転方向を有する必要があり、このために、針サブ群によって形成された一連の2つの部分編成列の終了と、他方の針サブ群によって形成された一連の2つの部分編成列の開始との間で遊びの揺動を行う必要がある。
針シリンダの連続的な回転運動の工程後、形成するふくらみ部を開始する必要がある場合、連続的な回転運動で形成される最後の編成列を形成する最後の針は、ふくらみ部を形成する一群の針の最後の針でなければならず、図示された例では、ふくらみ部は針13から針132 の一群の針を使用して形成され、従って、連続的な回転運動で最後の編成列で糸を編み込む最後の針は針132 になる。
図17は、本発明に係る方法で製造された製品の一部を概略的に示す。更なる簡略化のために、編成列を形成した針の番号によって編成列を示している。
図17から分かるように、製品は、針サブ群13〜72によって形成された部分編成列301, 302と、針サブ群73〜132 によって形成された部分編成列303, 304とから構成されている。少なくとも1本の針、図示された例では針サブ群13〜72及び針サブ群73〜132 夫々の針72, 73が、他方の針サブ群74〜132 及び針サブ群13〜71夫々の針と共に交互に編成することにより、針サブ群13〜72によって形成された部分編成列301, 302を、他方の針サブ群73〜132 によって形成された部分編成列303, 304と相互結合する。
図15の選択図は、本方法の第4の工程中に編成すべく移動する第2の針サブ群の針の減少を示す。この減少は、無くてもよい編成選択肢であり、そのために本発明の保護範囲を放棄することはない。
更に、本発明に係る方法は、数が異なる針を有する2群の針で行われ得るが、2つの針サブ群は数が同一の針を有していることが好ましい。
実際、針シリンダの一方向への回転運動中に編成すべく移動する針の選択を、針シリンダの直前の反対方向への回転中に行う円型編機でも、極端な場合には円形編機の針の数と等しい多数の針を使用して自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機によって製品の一部を提供することが可能であるので、本発明に係る方法は、意図した目的を完全に達成することが分かった。
このようにして考案された方法は、その全てが添付した請求項の範囲内にある多くの修正及び変更を加えることができ、また細部の全ては、更に他の技術的に等価な要素に置き換えられてもよい。
実際には、用いられる材料並びに寸法は、要件及び技術水準に応じて如何なるものであってもよい。
本出願が優先権を主張するイタリア特許出願第102018000002290 号明細書における開示内容は、参照として本明細書に盛り込まれる。
任意の請求項に記載されている技術的特徴の後には参照符号が続いているが、これらの参照符号は、請求項の明瞭性を高めるためだけに含まれているものであり、このような参照符号により一例として識別される各要素の解釈をいかなる形においても限定するものではない。

Claims (7)

  1. 自軸回りの交互の回転運動で作動可能な針シリンダを備えた円形編機であって、前記針シリンダは、針(1-144) が夫々収容されている複数の軸スロットを側面に有しており、ドロップ又はフィード(180) が前記針シリンダの周りに配置されており、編成品を形成するために前記針(1-144) によって係合可能な少なくとも1本の糸が前記ドロップ又はフィードで供給され、前記ドロップ又はフィード(180) で糸を把持して編成ループを形成するために前記針を対応する軸スロットに沿って作動させるための手段が設けられており、前記フィード(180) で編成すべく移動する前記針(1-144) を選択するための選択装置(191, 192)が設けられており、前記選択装置(191, 192)は、前記フィード(180) に対して互いに対向する側に配置された第1の選択装置(191) 及び第2の選択装置(192) を有し、前記針シリンダの自軸回りの回転方向(201 又は202 )に応じて前記フィード(180) の下流側で前記針(1-144) を選択するのに適合している前記円形編機により製品の一部を製造するための方法であって、
    − 前記針シリンダ内の一群の隣り合う針(13-132)を特定する工程、
    − 前記一群の針(13-132)を隣り合う2つの針サブ群(13-72及び73-132) 、夫々第1の針サブ群(13-72) 及び第2の針サブ群(73-132)に分割する工程、
    − 2つの部分編成列(301, 302 又は303, 304) を連続的に形成するために、前記針シリンダの一方向(201又は202)への回転及びその後の反対方向(202又は201)への回転中に前記2つの針サブ群(13-72, 73-132) の内の針サブ群(13-72又は73-132) を前記フィード(180) で編成すべく移動させる工程、
    − 2つの部分編成列(303, 304 又は301, 302) を連続的に形成するために、前記針シリンダの一方向(202又は201)への回転及びその後の反対方向(201又は202)への回転中に前記2つの針サブ群(13-72, 73-132) の内の他方の針サブ群(73-132 又は13-72)を前記フィード(180) で編成すべく移動させる工程、及び
    − 所定数の部分編成列(301, 302, 303, 304)のために、2つの部分編成列(301, 302 又は303, 304) 毎に前記フィード(180) で編成すべく移動する前記針サブ群(13-72又は73-132) を交互に替えて、このように続行する工程
    を有し、
    針サブ群(13-72又は73-132) によって形成された部分編成列(301, 302 又は303, 304) を他方の針サブ群(73-132 又は13-72)によって形成された部分編成列(303, 304 又は301, 302) と相互結合するために、他方の針サブ群(73-132 又は13-72)の直近にある前記2つの針サブ群(13-72, 73-132) の内の針サブ群(13-72又は73-132) の少なくとも1本の針(72, 73)を、他方の針サブ群(13-72又は73-132) によってどの場合にも形成される2つの部分編成列(301, 302 又は303, 304) の少なくとも1つを形成する際に編成すべく移動させることを特徴とする方法。
  2. − 前記針シリンダを第1の回転方向又は順方向(201) に作動させて、前記針シリンダを第2の回転方向又は戻り方向(202) に作動させる際に前記フィードで編成すべく移動する前記第1の針サブ群(13-72) の針を前記フィード(180) の下流側で選択する第1の工程であって、前記一群の針(13-132)の内の針によって前記第1の工程で編成品を形成しない前記第1の工程、
    − 前記第1の針サブ群(13-72) によって第1の部分編成列(301) を形成するために、前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させて、前記第1の工程で選択された針を前記フィード(180) で編成すべく移動させ、前記第1の回転方向(201) で前記フィード(180) で編成すべく移動する前記第1の針サブ群(13-72) の針を前記フィードの下流側で選択する第2の工程、
    − 前記第1の針サブ群(13-72) によって前記第1の部分編成列(301) の連続部分として前記第1の針サブ群(13-72) の第2の部分編成列(302) を形成するために、前記針シリンダを前記第1の回転方向(201) に作動させて、前記第2の工程で選択された前記第1の針サブ群(13-72) の針を前記フィードで編成すべく移動させる第3の工程、
    − 前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させて、前記針シリンダを前記第1の回転方向(201) に作動させる際に前記フィードで編成すべく移動する前記第2の針サブ群(73-132)の針を前記フィード(180) の下流側で選択する第4の工程であって、前記第4の工程で前記一群の針(13-132)の内の針側で編成品を形成しない前記第4の工程、
    − 前記第2の針サブ群(73-132) によって第1の部分編成列(303) を形成するために、前記針シリンダを前記第1の回転方向(201) に作動させて、前記第4の工程で選択された前記第2の針サブ群(73-132)の針を前記フィードで編成すべく移動させ、前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させる際に前記フィード(180) で編成すべく移動する前記第2の針サブ群(73-132)の針を前記フィード(180) の下流側で選択する第5の工程、及び
    − 前記第2の針サブ群(73-132)によって前記第1の部分編成列(303) の連続部分として前記第2の針サブ群(73-132)の第2の部分編成列(304) を形成するために、前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させて、前記第5の工程で選択された前記針を前記フィード(180) で編成すべく移動させる第6の工程
    を有し、
    前記第1の工程から前記第6の工程を、提供する編成列の数に応じて所定回数繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の工程では、前記第1の針サブ群(13-72) の針と共に、前記第1の針サブ群(13-72) と隣り合う前記第2の針サブ群(73-132)の少なくとも1本の針(73)を、前記第2の針サブ群と隣り合う前記第1の針サブ群(13-72) の選択されていない少なくとも1本の針(72)の代わりとして更に選択し、
    前記第2の工程では、前記第1の工程で選択された前記第1の針サブ群(13-72) の針と共に編成品を形成するために、前記第2の針サブ群(73-132)の前記少なくとも1本の針(73)を前記フィード(180) で編成すべく移動させ、
    前記第2の工程では、前記フィード(180) の下流側で、前記第2の針サブ群(73-132)の前記少なくとも1本の針(73)を選択せず、前記第1の工程で選択から既に除外されている前記第1の針サブ群(13-72) の前記少なくとも1本の針(72)を代わりに選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第4の工程では、前記第2の針サブ群(73-132) の針と共に、前記第2の針サブ群(73-132)と隣り合う前記第1の針サブ群(13-72) の少なくとも1本の針(72)を、前記第1の針サブ群と隣り合う前記第2の針サブ群(73-132)の選択されていない少なくとも1本の針(73)の代わりとして更に選択し、
    前記第5の工程では、前記第4の工程で選択された前記第2の針サブ群(73-132) の針と共に編成品を形成するために、前記第1の針サブ群(13-72) の前記少なくとも1本の針(72)を前記フィード(180) で編成すべく移動させ、
    前記第5の工程では、前記フィード(180) の下流側で、前記第1の針サブ群(13-72) の前記少なくとも1本の針(72)を選択せず、前記第4の工程で選択から既に除外されている前記第2の針サブ群(73-132) の前記少なくとも1本の針(73)を代わりに選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記針シリンダの自軸回りの連続回転から交互の回転への移行中、前記第1の工程の前に、
    − 前記針シリンダを前記第1の回転方向(201) に作動させて、前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させる際に前記フィード(180) で編成すべく移動する前記第2の針サブ群(73-132)の針を前記フィード(180) の下流側で選択する第1の予備工程、及び
    − 前記第2の針サブ群(73-132)によって予備部分編成列(305) を形成するために、前記針シリンダを前記第2の回転方向(202) に作動させて、前記第1の予備工程で選択された針を前記フィードで編成すべく移動させ、その後の第1の工程で前記第1の回転方向(201) で前記フィード(180) で編成すべく移動する前記第1の針サブ群(13-72) の針を前記フィード(180) の下流側で選択する第2の予備工程
    を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記第1の予備工程では、前記第2の針サブ群(73-132) の針と共に、前記第2の針サブ群(73-132)と隣り合う前記第1の針サブ群(13-72) の少なくとも1本の針(72)を更に選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記第1の針サブ群(13-72) 及び前記第2の針サブ群(73-132)は実質的に同数の針を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
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