JP2021511717A - 高度化セル探索 - Google Patents
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Abstract
ワイヤレス通信システムにおいてUEによってセルの探索が実施され、ある周波数帯域において、SSを含むブロックを探索することと、ブロック内にSSを見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断することと、ブロック内に指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することとを含む。ネットワーク要素は、ある周波数帯域で送信されるブロック内および後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断し、セルを探索するためにUEのために使用されるSS、および送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標を含むブロックを、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信する。
Description
本発明は、一般に、ワイヤレス通信システム用の物理層設計に関し、より詳細には、ニューラジオ(NR)物理層設計に関する。
本セクションは、以下で開示される発明に対する背景またはコンテキストを提供するよう意図されている。本明細書における説明は、追及することができるが必ずしも以前に着想、実装または説明されたものではない概念を含む場合がある。したがって、本明細書において明示的にそうではないと示されない限り、本セクションで説明されることは、本出願における説明に対する先行技術ではなく、本セクションに含められることにより先行技術であるとは認められない。明細書および/または図面に見られる得る略称は、以下において、発明を実施するための形態セクションの主要部分の後、定義する。
セル探索(cell search)のために、gNBは周期的に同期信号/物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックのバーストセットを送信しており、このセットは半無線フレーム内の固定時間ドメイン位置において送信されたLまでのSS/PBCHブロックから構成され得る。既知のように、無線フレームは10msであり、半無線フレームは5msである。変数Lはキャリア周波数範囲に依存する:
− 3GHzを下回る場合、L=4である。
− 3〜6GHzの間の周波数の場合、L=8である。
− 6GHzを上回る場合、L=64である。
半フレーム(HF)内のSS/PBCHブロック(SSB)の固定時間ドメイン位置は、セルのSSB用に適用されるサブキャリア間隔に依存する。SSBは、時間および周波数同期取得ならびに検出されたセルの物理セルID決定のためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(SSS)、ならびにタイミング情報(例えば、スロット、半フレーム、およびフレームタイミング)の取得のため、加えて最も本質的なシステム情報の取得のための復調用参照信号(DMRS)を伴う物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む。このシステム情報は、制御リソースセット(CORESET)の設定、および残りのシステム情報(RMSI)のPDCCHスケジューリングのモニタリングパターンを含む。以下でさらに詳細に述べるように、PBCHはUEに、実際の(残りの)最低限のシステム情報をペイロードとして搬送するPDSCHをスケジューリングするために使用されるPDCCHを、UEがどのように受信することができるかに関する情報を与える。
セル探索および初期アクセスのために使用されるSSBは、それぞれの周波数帯域ごとに仕様で規定される所定の同期ラスタ内に配置される。同期ラスタ内に配置されない他の目的用のSSBもあり得る。
上述のように、SSB内のPBCHは、CORESETおよびRMSIをスケジューリングするPDCCH検出用のモニタリングパターン設定を与える。換言すると、SSBはRMSIに関連付けられる場合がある。SSBがRMSIに関連付けられないこともやはり可能であり、その場合PBCHが、UEがRMSIに関連付けられるSSBを見つけることができる場所を示す。ここでの関連付けは、SSBおよびRMSI(PDCCH+PDSCH)が、UEがサポートする帯域幅を超えない帯域幅内で送信されることを意味している。
本セクションは、例を含むよう意図されており、限定的であるようには意図されていない。
例は、ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施することであって、ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索することと、ユーザ機器により、ブロック内に同期信号を見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標(indication)があるかどうかを判断することと、ユーザ機器により、ブロック内に指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することとを含む、セルの探索を実施することを含む。
さらなる例示的な実施形態は、コンピュータプログラムであって、プロセッサ上で実行される時、前段落の方法を実施するためのコードを含むコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムが、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である、本段落に記載のコンピュータプログラム。別の例は、プログラムがコンピュータの内部メモリに直接ロード可能である、本段落に記載のコンピュータプログラムである。
例示的な装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1つまたは複数のメモリとを含む。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも、ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施することであって、ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索することと、ユーザ機器により、ブロック内に同期信号を見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断することと、ユーザ機器により、ブロック内に指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することと、のためのコードを含む、セルの探索を実施することを実施させるように構成される。
例示的なコンピュータプログラム製品は、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータプログラムコードは、ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施するためのコードであって、ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索するためのコードと、ユーザ機器により、ブロック内に同期信号を見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断するためのコードと、ユーザ機器により、ブロック内に指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続するためのコードとを含む、セルの探索を実施するためのコードを含む。
別の例示的な実施形態において、装置は、ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施するための手段であって、ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索するための手段と、ユーザ機器により、ブロック内に同期信号を見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断するための手段と、ユーザ機器により、ブロック内に指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続するための手段とを含む、セルの探索を実施するための手段を備える。
例示的な実施形態において、ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断することを含む方法が開示される。本方法は、ブロックを送信することであって、ブロックが、同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標をブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信することを含む。
さらなる例示的な実施形態は、コンピュータプログラムであって、プロセッサ上で実行される時、前段落の方法を実施するためのコードを含むコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムが、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である、本段落に記載のコンピュータプログラム。別の例は、プログラムがコンピュータの内部メモリに直接ロード可能である、本段落に記載のコンピュータプログラムである。
例示的な装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1つまたは複数のメモリとを含む。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも、ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断することと、ブロックを送信することであって、ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標をブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信することとを実施させるように構成される。
例示的なコンピュータプログラム製品は、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータプログラムコードは、ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断するためのコードと、ブロックを送信するためのコードであって、ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標をブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信するためのコードとを含む。
別の例示的な実施形態において、装置は、ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断するための手段と、ブロックを送信するための手段であって、ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標をブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信するための手段とを備える。
前述された装置を備える通信システムがさらに開示され、以下でより詳細に説明される。
「例示的な」という用語は「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために本明細書において使用される。本明細書において「例示的」として説明されるあらゆる実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好ましい、または有利であるとして解釈されるべきではない。この「発明を実施するための形態」において説明される実施形態のすべては、当業者が本発明を作成または使用できるようにするために提供される例示的な実施形態であり、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものではない。
本明細書における例示的な実施形態は、高度化セル探索のための技法を説明する。これらの技法のさらなる説明は、例示的な実施形態を使用し得るシステムを説明した後に提示する。
図1を見ると、この図は例示的な実施形態が実践され得る、1つの可能で非限定的な例示的なシステムのブロック図を示している。図1では、ユーザ機器(UE)110は、ワイヤレスネットワーク100とワイヤレス通信をしている。UEは、ワイヤレスネットワークにアクセスすることができる、ワイヤレスの、典型的にはモバイルデバイスである。UE110は、1つまたは複数のプロセッサ120、1つまたは複数のメモリ125、および1つまたは複数のバス127を通じて相互接続される1つまたは複数の送受信機130を含む。1つまたは複数の送受信機130のそれぞれは、受信機Rx132、および送信機Tx133を含む。1つまたは複数のバス127は、アドレス、データ、または制御バスである場合があり、マザーボードもしくは集積回路上の一連のライン、光ファイバ、または他の光学通信機器などのあらゆる相互接続メカニズムを含むことができる。1つまたは複数の送受信機130は、1つまたは複数のアンテナ128に接続される。1つまたは複数のメモリ125には、コンピュータプログラムコード123が含まれる。UE110は、部分140−1および/もしくは140−2のうちの1つ、またはその両方を備えるセル探索モジュール140を含み、様々な方法で実装することができる。セル探索モジュール140は、1つまたは複数のプロセッサ120の一部として実装されるなど、セル探索モジュール140−1としてハードウェアに実装することができる。セル探索モジュール140−1は、集積回路として、またはプログラマブルゲートアレイなどの他のハードウェアを通じて実装することもできる。別の例では、セル探索モジュール140は、セル探索モジュール140−2として実装することができ、コンピュータプログラムコード123として実装され、1つまたは複数のプロセッサ120によって実行される。例えば、1つまたは複数のメモリ125、およびコンピュータプログラムコード123は、1つまたは複数のプロセッサ120により、ユーザ機器110に本明細書において説明されるような動作の1つまたは複数を実施させるように構成することができる。
この例では、UE110はワイヤレスリンク111−1を介してgNB170と通信する。主に、以下で説明されるgNBは、単一のgNB170であると仮定する。しかしながら、以下で説明される図2は、例えばgNB170を有する契約先事業者、および例えばgNB191を有する隣接事業者を使用する。UE110は、リンク111−2を介して隣接gNB191とも通信することができる。gNB170と191との両方が例示的な実施形態を実装することが可能であるが、必須ではない。本明細書においてgNB170と191との両方が例示的な実施形態を実装する場合、gNB170の説明はやはりgNB191にも当てはまる。
gNB(エボルブドNodeB)170は、UE110などのワイヤレスデバイスによるワイヤレスネットワーク100へのアクセスを提供する基地局(例えばNR/5G用)である。gNB170は、1つまたは複数のプロセッサ152、1つまたは複数のメモリ155、1つまたは複数のネットワークインターフェース(N/W I/F)161、および1つまたは複数のバス157を通じて相互接続される1つまたは複数の送受信機160を含む。1つまたは複数の送受信機160のそれぞれは、受信機Rx162、および送信機Tx163を含む。1つまたは複数の送受信機160は、1つまたは複数のアンテナ158に接続される。1つまたは複数のメモリ155には、コンピュータプログラムコード153が含まれる。gNB170は、部分150−1および/もしくは150−2のうちの1つ、またはその両方を備えるセル探索モジュール150を含み、様々な方法で実装することができる。セル探索モジュール150は、1つまたは複数のプロセッサ152の一部として実装されるなど、セル探索モジュール150−1としてハードウェアに実装することができる。セル探索モジュール150−1は、集積回路として、またはプログラマブルゲートアレイなどの他のハードウェアを通じて実装することもできる。別の例では、セル探索モジュール150は、セル探索モジュール150−2として実装することができ、コンピュータプログラムコード153として実装され、1つまたは複数のプロセッサ152によって実行される。例えば、1つまたは複数のメモリ155、およびコンピュータプログラムコード153は、1つまたは複数のプロセッサ152により、gNB170に本明細書において説明されるような動作の1つまたは複数を実施させるように構成される。1つまたは複数のネットワークインターフェース161は、リンク176および131を介するなどしてネットワーク上で通信する。2つ以上のgNB170が、例えばリンク176を使用して通信する。リンク176は、ワイヤードもしくはワイヤレスまたはその両方であることができ、例えばX2インターフェースを実装することができる。
1つまたは複数のバス157は、アドレス、データ、または制御バスである場合があり、マザーボードもしくは集積回路上の一連のライン、光ファイバ、または他の光学通信機器、ワイヤレスチャネルなどのあらゆる相互接続メカニズムを含むことができる。例えば、1つまたは複数の送受信機160は、gNB170の他の要素がRRHとは物理的に異なる場所にある状態で、リモート無線ヘッド(RRH)195として実装することができ、1つまたは複数のバス157は、gNB170の他の要素をRRH195に接続するための光ファイバケーブルとして一部実装することができる。
本明細書における説明は、「セル」が機能を実施することを指すが、セルを形成するeNBが機能を実施することが明らかであることに留意されたい。セルは、eNBの一部を構成する。すなわち、gNB1つ当たりに複数のセルが存在することができる。例えば、単一のeNBキャリア周波数および関連付けられる帯域幅について3つのセルがあってもよく、単一のgNBのカバレッジエリアがおおよそ楕円または円形をカバーするよう、それぞれのセルが360度のエリアの3分の1をカバーしている。さらには、それぞれのセルは単一のキャリアに対応することができ、gNBは複数のキャリアを使用することができる。そのため、1つのキャリアごとの3つの120度のセル、かつ2つのキャリアが存在し、eNBは合計6つのセルを有する。
ワイヤレスネットワーク100は、MME(Mobility Management Entity)/SGW(Serving Gateway)機能性を含むことができるネットワーク制御要素(NCE)190を含む場合があり、電話網および/またはデータ通信ネットワーク(例えば、インターネット)などのさらなるネットワークとの接続性を与える。gNB170は、リンク131を介してNCE190に連結される。リンク131は、例えば、S1インターフェースとして実装することができる。NCE190は、1つまたは複数のプロセッサ175、1つまたは複数のメモリ171、1つまたは複数のネットワークインターフェース(N/W I/F)180を含み、1つまたは複数のバス185を通じて相互接続される。1つまたは複数のメモリ171には、コンピュータプログラムコード173が含まれる。1つまたは複数のメモリ171、およびコンピュータプログラムコード173は、1つまたは複数のプロセッサ175により、NCE190に1つまたは複数の動作を実施させるように構成される。
ワイヤレスネットワーク100は、ネットワーク仮想化を実装することができ、これはハードウェアとソフトウェアのネットワークリソースおよびネットワーク機能性を単一のソフトウェアベースの管理エンティティ、仮想ネットワークに結合するプロセスである。ネットワークの仮想化には、プラットフォームの仮想化を伴い、しばしばリソースの仮想化が組み合わされる。ネットワークの仮想化は、多くのネットワークもしくはネットワークの一部を1つの仮想ユニットに組み合わせる外部的なもの、または単一のシステム上でソフトウェアコンテナにネットワークに類似する機能性を持たせる内部的なもの、のいずれかとして分類される。ネットワークの仮想化により得られる仮想化されるエンティティは、プロセッサ152または175、ならびにメモリ155および171、などのハードウェアを使用してさらにいくつかのレベルで実装され、またそのように仮想化されたエンティティは技術的な効果を作り出す。
コンピュータ可読メモリ125、155、および171は、ローカルの技術的環境に適切なあらゆるタイプのものであってよく、半導体ベースのメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよび着脱可能メモリなどのあらゆる適切なデータ記憶技術を使用して実装され得る。コンピュータ可読メモリ125、155および171は、記憶機能を実施するための手段であり得る。プロセッサ120、152、および175は、ローカルの技術的環境に適切なあらゆるタイプのものであってよく、非限定的な例として汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびプロセッサベースのマルチコアプロセッサアーキテクチャのうち、1つまたは複数を含むことができる。プロセッサ120、152、および175は、本明細書において説明されるようなUE110、gNB170、および他の機能を制御することなどの、機能を実施するための手段である場合がある。
一般に、ユーザ機器110の様々な実施形態は、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット、ワイヤレス通信機能を有する携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス通信機能を有するポータブルコンピュータ、ワイヤレス通信機能を有するデジタルカメラなどの撮像デバイス、ワイヤレス通信機能を有するゲーミングデバイス、ワイヤレス通信機能を有する音楽記憶再生家電、ワイヤレスでインターネットのアクセスおよび閲覧が可能なインターネット家電、ワイヤレス通信機能を有するタブレット、ならびにそのような機能の組み合わせを組み込むポータブル装置または端末、を含むことができるがそれに限定されない。
本発明の例示的な実施形態の実践のための、1つの適切であるが非限定的な技術的コンテキストを紹介してきたが、次にさらなる具体性をもって例示的な実施形態を説明する。
本明細書における例示的な実施形態は、3GPPのNew Radio(NR)物理層設計に関する。特に、UEのアイドルモード動作およびNRにおける初期セル探索の高度化に着目する。
背景として、ある無線周波数帯域において、その帯域における特定の事業者用にセカンダリのキャリアのみが存在するデプロイメント、すなわち初期アクセスのための機能性は提供しないが同期および(セカンダリ)セル検出のためのSSBを送信するデプロイメントが存在する場合がある。したがって、そのキャリアではSSBまたはさらには複数のSSB周波数の位置は存在するが、関連付けられるRMSIがない場合がある。これらのSSBのすべてにおいて、PBCHはUEに対して関連付けられるRMSIがないことを示し、またPBCHは、関連付けられているSSBが存在するであろうキャリア内ではUEをいかなるSSB周波数位置に向けることもできない。したがって、UE110がそのようなキャリアで初期セル探索を開始する時、そのUE110はすべての同期ラスタポジションを通り、それぞれ検出されたSSBについての関連付けられるRMSIを見つけられず、キャリアを通り抜けた後、UE110は(例えば、別のキャリアに)周波数を変えることになる。これは、UEにとって時間とエネルギーを消費する動作である。
3GPPにおいて現状を強調するために、RAN1#91において以下の合意が成された(「Draft Report of 3GPP TSG RAN WG1 #91 v0.2.0」を参照することができ、現在はR1-1801301, Report of RAN1#91 meeting, ETSIと題されており、RAN1 #92において承認された):
同期ラスタ上のSSBについて、関連付けられるRMSIがないという指標は、SSB−サブキャリア−オフセット内の予約値を使用して行われる。RMSIが存在しない場合、RMSI−PDCCH−Configを使用して、UEがセル規定SSBを探索するべき次の同期ラスタをシグナリングする。
Qualcommによる「WF on RMSI presence flag」と題されるR1-1721684からの「Draft Report of 3GPP TSG RAN WG1 #91 v0.2.0」の64頁によると:RMSIの存在は、SSB−サブキャリア−オフセット内の予約値によって示される。RMSIが存在しない場合、RMSI−PDCCH−Configを使用して、UEがセル規定SSBを探索するべき次の同期ラスタをシグナリングする。これは次のR1-1801301、Report of RAN1#91 meeting, ETSIの65頁にあり、RAN1 #92において承認された。
「セル規定SSB」の、ある可能な規定とは、このSSBがRMSIについてのキャリア情報を含む(例えば、示す)ことであることに留意されたい。
これは、PRBグリッドに関してSSBが配置されているサブキャリアレベルシフト{0,…,11}をUEに示すために使用されるパラメータフィールドが、関連付けられるRMSIがあるかどうかを示すために使用することができることを意味している。この範囲は、6Ghz超では{0,…,11}であるが、RMSI数値計算が30kHzであるケースについて、サブ6GHz帯域では{0,…,23}であることに留意されたい。RMSIが存在しない場合、CORESET設定ビット(すなわち、8ビット)を使用して、UEが次のセル規定SSBを探索するべき場所をUEにシグナリングする。この指標は、SSラスタステップの関数として所与のSSBまでの相対オフセットとして、相対的な手法でセル規定SSBの場所を示して行われ得る。代替的に、指標は、セル規定SSBの正確な位置を決定するためにビットおよび所定の帯域固有オフセットを併せて使用して、直接的な指標として行われ得る。少なくとも以下の問題が特定される。
第1に、初期探索およびアクセスを実施しているアイドルモードのUEが、SSBに関連付けられるRMSIを有するSSBを探している。次に、UEは示された次のラスタポイントを移動するだけであり、やはりそこでも(次のラスタポイントにおいて)RMSIが存在しない状況である場合がある。
第2に、周波数における範囲は、サブキャリアレベル粒度が指標に使用されると仮定されるために、次の周波数位置を示すために8ビットに限定されている。
第2の問題に関して、8ビットは256の様々な状態を与えることができ、すなわち、8ビットを使用して256のSSBエントリポジションをポイントすることができる。帯域に256より多いエントリポジションがある場合、8ビットでは十分ではない。そこで、2つの選択肢がある:
1)PBCH内のSSB−サブキャリア−オフセットのパラメータは、RMSIがないことを示す可能性があり、RMSI−PDCCH−Configが、セル規定SSB(およびRMSI)を見つける帯域内の最初の256エントリの中から1つのエントリをポイントすることになるか、またはSSB−サブキャリア−オフセットのパラメータは、RMSIがないことを示す可能性があり、RMSI−PDCCH−Configが、SSB+RMSIなどを見つける次の256(エントリ257〜512)エントリの中から1つのエントリをポイントすることになる。
2)SSB−サブキャリア−オフセットのパラメータは、RMSIが存在しないことを示し、RMSI−PDCCH−ConfigがRMSIを含むSSBがない周波数範囲を示す。
この考慮される問題は、以下のように述べることもできる。所与の事業者用の特定のキャリア/帯域では、有効なRMSI情報を搬送するSS/PBCHブロックが必ずしも存在する必要はなく、例えばオフラスタSS/PBCHブロックのみが存在することが可能である。したがって、これをUEに知らせるために特定のインデックスを予約する必要性がある。当然ながら、UEはこの段階では必ずしも検出されたSS/PBCHブロックがどのPLMNに属するかを認識しておらず、したがって、例えば他の事業者によって所与の帯域に有効なRMSIを含むSS/PBCHブロックが1つもないと結論付けることができない。したがって、この場合、UEはさらなるSS/BPCHブロックの探索を必ずしも停止するべきではない。もちろん、CORESET情報は、UEが有効なRMSI情報を含むSS/PBCHブロックを見つけることを期待すべきではない範囲を示すために再利用され、初期セル選択においてUEがこれらをスキップできるようにすると考えられる。換言すると、少なくともUEが初期アクセスに必要なRMSIを含むSSBを見つけることができない周波数範囲を知るために、UEが初期探索を実施することが有益であり得る。
これらの問題に対処するために、本明細書では、示された周波数範囲内に関連付けられるRMSIを見つけることができるか(または見つけることができないか)どうかを、SSBがUEにシグナリングすることが提案される。
RMSI CORESET設定を使用して、有効なRMSIを含むSSBを周波数範囲内(例えば、周波数範囲X内)で検出されたSSBから見つけることができる場合、SSBは周波数位置をシグナリングする。対照的に、RMSIが周波数範囲(例えば、周波数範囲X)内で検出されたSSBから見つけられないか、またはRMSIが存在するか(例えば、所与の事業者に)分からない(本明細書においてカバーされる)事例に関して、SSBは周波数範囲Xの後までRMSIが見つけられないことをシグナリングする。これは、周波数においてどの方向かを示すことによって、または双方向における最小範囲を示すことによって、さらに高度化され得る。双方向における最小範囲に関して、これは周波数範囲XがXを高い周波数にし、またXを低い周波数にすることを意味することがある。SSBについて現在の周波数などのどこかから開始して、UEが最も低い周波数から進み1方向のみ探索する可能性もある。しかしながら、これはUEの実装次第であるため、SSBが事業者のRMSIを含むSSBが存在しない双方向への周波数範囲を示し得る場合もあり得る。
図2を見ると、この図はSSB210、220を含む周波数帯域(FB)および本明細書における例示的な実施形態にしたがって実施される動作の図である。示されているのは契約事業者の第1のキャリア230−1であり、周波数帯域FB1を有している。第2のキャリア230−2が示されており、これは隣接事業者のキャリア230であり、周波数帯域FB2を有している。関連付けられるRMSIを含まない5つのSSBが存在する:210−1、210−2、210−3、210−4および210−5。初めの3つのSSB(210−1〜210−3)は、周波数帯域FB1にあり、後ろ2つのSSB(210−4および210−5)は、周波数帯域FB2にある。関連付けられるRMSIを含む1つのSSB220−1があり、これは第2のキャリア230−2の周波数帯域FB2内にある。
可能な実施形態の一例は以下を含む:
1.UEはSSB210−2を検出し、これはXMHz(MHzは例である)内に関連付けられるRMSIを含むSSB220がないことを示している。
2.UEは、示されたXMHzの後、指標を与えているSSB210−2に対応するXMHzが検出された周波数(例えば、「現在の」周波数)fからSSB210/220を探索し続ける。
周波数範囲Xの後に起こるセル探索の間、現在の周波数fを基準に、UE110は関連付けられるRMSIを含むSSB220−1を見つけ、例えば隣接セルについての情報を決定するべきである。
図2の例では、契約先事業者は、周波数範囲Xが、事業者が帯域内に有する(例えば、FB1の周波数範囲を有する)キャリアの(例えば、残りの)範囲をカバーするように周波数範囲Xを設定する可能性が高い場合があると仮定する。基本的に、UEはその後、周波数範囲Xにおいて、検出されたSSBからの周波数を、スキップすることができる。契約先事業者は、他の(隣接)事業者のキャリア内のSSBを認識しない可能性が高いが、これは排除されるものではない。
図3および図4に関して、さらなる例を以下に提示する。
図3は、UEによって実施される高度化セル探索についての論理フロー図である。この図は、例示的な実施形態による、例示の方法の動作、コンピュータ可読メモリに具体化されるコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアに実装されるロジックによって実施される機能、および/または機能を実施するための相互接続される手段、をさらに図示している。例えば、セル探索モジュール140は、図3におけるブロックのうち複数のブロックを含むことがあり、それぞれ含まれるブロックはブロック内の機能を実施するための相互接続される手段である。図3におけるブロックは、例えば少なくとも一部セル探索モジュール140の制御下で、UE110によって実施されると仮定する。
ワイヤレス通信システムにおいてセル探索を実施するためのプロセス300の一部としての、可能なUE側動作の一例は、以下の通りである。ブロック310では、UEは特定の周波数帯域にスイッチする。ブロック320において、UEは初期探索およびアクセスのためのセル規定SSB210/220の探索を開始する。
ブロック330において、PBCH内にSSB210/220が検出されるかどうか判断される。検出されない場合(ブロック330=いいえ)、フローはブロック320に戻る。検出される場合(ブロック330=はい)、UEはSSBを検出するとRMSIについての指標を読み出す。ブロック340参照。ブロック350において、UEはSSB内にRMSIがあるかどうか判断する。RMSIがある場合(ブロック350=はい)、UEはブロック360においてRMSIを処理して、フローは終了する。この処理では、UEは例えばランダムアクセス手順についてのパラメータを取得し、そこから初期アクセスを継続できると仮定する。やはり、UE110は測定用に必要とされるRMSIからグローバルなセルID(識別情報)を取得する可能性が高くなるため、UEがRMSIを見つけるのに応じてフローは終了する。
UEがSSB(PBCH)からRMSI(ブロック350=いいえ)がないことを判断する場合、UEは、次いでブロック370においてSSB(PBCH)210/220が次のセル規定SSBがある位置を示すか、または検出されたSSB(例えば、関連付けられるRMSIがないところ)からの周波数範囲Xを示すか、を判断する。ブロック380において、位置が示される場合(ブロック380=場所)、フローはブロック320に進みUE110はセル規定SSBの探索を継続する(例えば、示された位置から開始する)。ブロック380において、周波数範囲(例えば、図2のX)が示される場合(ブロック380=FR)、UEは周波数範囲X内で、検出されたSSB(例えば、図2の現在の周波数fにおいて)からの周波数をスキップし、そこからの探索を継続する。ブロック390参照。ブロック390の結論は、例えばUE110が隣接事業者のキャリア230−2の周波数帯域FB2などの別の周波数帯域を選択することができるように(図2参照)、ブロック310に戻る場合があることに留意されたい。ルーティングについてより詳細には、UEが帯域内で有効なSSラスタ位置で終わる場合、UEは周波数帯域を変更する(例えばブロック390から310に戻る)か、そうでなければUEは帯域を変更しない。すなわち、ある事業者は200MHz帯域の10MHzを有することができる一方で、同一帯域の一部を有する他の事業者はRMSIを含むSSBを有する可能性がある。そしてこの段階で、UEは、例えばPLMN情報が後から来るなどのため、ヒアリングしているのがどの事業者か分からない(または、知るための仮定ができない)。
プロセス300の結果が、UEが留まって初期アクセスを実施することができる少なくとも1つのセルを、UEが見つけたことであることに留意されたい。このコンテキストにおいて、初期アクセスとは、ランダムアクセス手順、gNBとの同期、およびアクティブな接続を取得すること、を意味する。
図4は、ネットワーク要素(例えばgNB170)によって実施される高度化セル探索についての論理フロー図である。この図は、例示的な実施形態による、例示の方法の動作、コンピュータ可読メモリに具体化されるコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアに実装されるロジックによって実施される機能、および/または機能を実施するための相互接続される手段、をさらに図示している。例えば、セル探索モジュール150は、図4におけるブロックのうち複数のブロックを含むことがあり、それぞれ含まれるブロックはブロック内の機能を実施するための相互接続される手段である。図4におけるブロックは、例えば少なくとも一部セル探索モジュール150の制御下で、gNB170などの基地局によって実施されると仮定する。ネットワーク要素は、リレーノード、RRH、または、さらには固定リレーのようないくつかの他のデバイスもしくは同期ノードとして機能する何らかのデバイスであってもよい。
以下は、gNB/ネットワーク側動作の例である。簡潔には、関連付けられるRMSIを含まないSSBについて、ネットワーク要素(例えばgNB/他のネットワークノード)は、次のセル規定SSBがどこにあるかを示すか、または関連付けられるRMSIがない検出されたSSBからの周波数範囲Xを示すSSBを送信する。周波数範囲Xの指標により、前述のように、UE110は(図2で図示されるように、現在のSSBの現在の周波数範囲fから)周波数範囲X上の探索をスキップすると分かる。
プロセス400は、高度化セル探索のためのプロセスである。ブロック410において、gNB170は、関連付けられる残りのシステム情報(RMSI)を含まずに、ある周波数帯域上で送信される現在のブロックについて、その周波数帯域上で送信される1つまたは複数の後続のブロック内でRMSIが送信されないかどうか判断する。1つまたは複数の後続のブロックは、現在のブロックの後のブロックである。現在の、および後続のブロックは、例えばブロックのバーストセットに属する場合がある。図2において、現在のブロックはSSB210−2であってもよく、この場合後続のブロックは210−3となる。
ブロック430において、これらのブロック(ブロック420=RMSIがブロックのうちの1つまたは複数にある)のうちの1つにRMSIが存在する場合、gNB170は、現在のブロックの(関連付けられるRMSIを含まない)SSBを送信し、ここでSSBは次のセル規定SSBがある(例えば、対応する後続のブロックの)位置を示す。ブロック440において、これらのブロック(ブロック420=1つまたは複数のブロックにRMSIがない)のうちの1つにRMSIが存在しない場合、gNB170は、現在のブロックの(関連付けられるRMSIを含まない)SSBを送信し、ここでSSBは関連付けられるRMSIがない現在のSSBからの周波数範囲Xを示す。
以下は、さらなる例示的な実施形態である。
例1.方法であって、ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施することを含み、ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索することと、ユーザ機器により、ブロック内に同期信号を見つけることに応じて、ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断することと、ユーザ機器により、ブロック内に指標があることに応じて、そのブロックに対応する現在の周波数から、示された周波数範囲後の特定の周波数までの周波数における探索をスキップすることと、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することとを含む、方法。
例2.ブロックが、ブロックのバーストセットの一部である、例1に記載の方法。
例3.同期信号を含むブロックが、第1のキャリアの周波数範囲にあり、示される周波数範囲が、示される周波数範囲が現在の周波数から第1のキャリアの終了周波数までの第1のキャリアの残りの周波数範囲を包含するように規定され、探索を継続することが、第1のキャリアの残りの周波数範囲をスキップする、例1または例2に記載の方法。
例4.指標がさらに、周波数においてどの方向がスキップされるべきかを示し、その方向にスキップすることが実施される、例1〜例3のいずれかに記載の方法。
例5.指標がさらに、現在の周波数から双方向に最小周波数範囲を示し、現在の周波数からその最小周波数範囲上で双方向にスキップすることが実施される、例1〜例3のいずれかに記載の方法。
例6.実施されるセル探索の結果が、ユーザ機器が留まって初期アクセスを実施することができる少なくとも1つのセルを、ユーザ機器が見つけたことである、例1〜例5のいずれかに記載の方法。
例7.方法であって、ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断することと、ブロックを送信することであって、ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標をブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない周波数帯域において、送信することとを含む、方法。
例8.ブロックが、1つまたは複数の後続のブロックをさらに含むブロックのバーストセットの一部である、例7に記載の方法。
例9.同期信号を含むブロックが、ネットワーク要素によって形成される第1のキャリアの周波数範囲にあり、示される周波数範囲が、示される周波数範囲が現在の周波数から第1のキャリアの終了周波数までの第1のキャリアの残りの周波数範囲を包含するように規定される、例7または例8に記載の方法。
例10.指標がユーザ機器に、そのブロックについての現在の周波数から示される周波数範囲の後までの周波数がスキップされるべきであることを示し、指標は周波数においてスキップされるべき方向をさらに示す、例7〜例9のいずれかに記載の方法。
例11.指標がユーザ機器に、そのブロックについての現在の周波数から示される周波数範囲の後までの周波数がスキップされるべきであることを示し、指標は現在の周波数から双方向に最小周波数範囲をさらに示し、現在の周波数からその最小周波数範囲上で双方向にスキップすることが実施される、例7〜例9のいずれかに記載の方法。
例12.装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む、少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリとおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置に例1〜例11のいずれかに記載の方法を実施させるように構成される、装置。
例13.例1〜例11のいずれかに記載の方法を実施するための手段を備える、装置。
例14.コンピュータプログラム製品であって、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読媒体を備え、コンピュータプログラムコードは例1〜例11のいずれかに記載の方法を実施するためのコードを含む、コンピュータプログラム製品。
例15.コンピュータプログラムであって、プロセッサ上で実行される時、例1〜例11のいずれかに記載の方法を実施するためのコードを含む、コンピュータプログラム。
例16.コンピュータプログラムが、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である、例15に記載のコンピュータプログラム。
有効なRMSI位置の指標に関しては、RAN1#91後の電子メールでの議論において、以下の合意に達した:
合意:
・同期ラスタ上のSSBについて、関連付けられるRMSIがないという指標は、SSB−サブキャリア−オフセット内の予約値を使用して行われる。RMSIが存在しない場合、RMSI−PDCCH−Configを使用して、UEがセル規定SSBを探索するべき次の同期ラスタをシグナリングする。
RAN4合意に基づいて、SSラスタエントリは、図5に示されるようになる。
インデックスの数は、原理的には、SSラスタポイントの観点から最大の帯域(〜2倍)をカバーするよう全範囲ステップをカバーすることが可能であるべきである。もちろん、インデックスの解釈は、正しい周波数位置が検出されるようにある程度周波数範囲固有である必要があり、そのため使用されるインデックスの範囲は、例えば異なる周波数範囲については異なっていることができる。RAN Plenary #78後のNR帯域を考える場合、一定の帯域について、かなり多数のインデックスがカバーされる必要があると思われる。例えば、n50/51、n66およびn75のような帯域には、300のインデックスが必要となる。この多数のインデックスは、2.65GHzを下回るSSラスタ用のクラスタ化されたアプローチの結果である。ほとんどの場合、必要となるラスタポイントの合計最大数は、200未満である。
2650MHzを下回るそれぞれ個々のクラスタポイントをポイントすることは、要求されるインデックス数を3倍にするため、クラスタだけがアドレスされるように必要とされるインデックスの数を削減することが考えられ、その時UEは初期セル選択を行う際、可能な候補位置として、すべて3つの異なる位置を考慮する必要がある。これは、参照ポイントおよびUEの初期セル選択複雑性を低減させる観点から許容可能な妥協と思われる。
観察:必要とされるラスタポイントの数は、900MHzクラスタステップおよび[−5:0:+5]kHzラスタポイントを有する≦2650MHzのSSラスタにより決定される。クラスタのみがアドレスされる場合、数はSSラスタクラスタポイントを示すことによってのみ削減され得る。
提案:900MHzクラスタステップおよび[−5:0:+5]kHzラスタポイントを有するSSラスタを使用する帯域についてのRMSIを含むSS/PBCHの位置を通知する時、クラスタの位置のみが示され、UEは初期セル選択において、候補として(クラスタの)すべて3つのラスタポイントを考慮する。
RMSI−PDCCH−Config(RMSI−PDCCH−Configはpdccch−ConfigSIB1と同じであり、名称が仕様策定の間に変更されたことに留意されたい)において、SSラスタエントリを示すために8ビットを使用することは、様々な手法で行うことが可能であり、その細部、ならびに使用されるビット数およびSSB−サブキャリア−オフセットに適用されるジョイント符号化およびRMSI存在インジケータに依存するが、高次においては直接的な指標または相対的な指標のいずれかが使用される可能性がある。直接的な指標(または所定のオフセットで)の場合、正確なSSラスタ位置が所与の周波数帯域内に決定される。すなわち、RMSI−PDCCH−Configの8ビットは、SSラスタ用のARFCN(Absolute Radio Frequency Channel Number:絶対無線周波数チャネル番号)として解釈されることになる。このアプローチは、範囲が十分であると仮定して、最も単純である。他方の選択肢として、ビットがSSラスタステップの観点からオフセットとして解釈される相対的な指標は、必ずしもSSラスタ位置の全範囲をポイントすることができなくてもよいため、要求するビット数が少ない可能性がある。しかしながら、1ビットが、符号(±)すなわち相対的なステップの方向を示すために要求される。図6に示される表は、達成することができる範囲を要約している。現在の帯域がRAN4によって考えられていることを考慮すると、全8ビットが使用される場合、直接的な指標でほとんどの再フレーミング帯域をカバーすることができると思われる。6GHzを下回るRel−15として考えられる新しい帯域について、この場合900MHzまでの帯域幅が考慮され、使用される範囲を拡張することができない限り、直接的な指標がすべての帯域に可能でない場合がある。もちろん(符号ビットの必要性も考慮して)同じことが相対的な指標についても当てはまるが、実際のデプロイメント(例えばSS/PBCHブロックの最小「密度」を仮定することにより)に、さらに限定される範囲で十分であると分かる場合に、相対的な指標を使用することができる。RAN4がRel−15について現在考えているミリ波帯域について、合計最大帯域幅は、3.25GHzである。これらすべての帯域は17.28MHzのSSラスタを使用するため、これらの事例について、直接的な指標および相対的な指標(何らかの追加的なコードポイント(code point)が符号指標として使用される場合、全て)の両方を考慮することができると思われる。
観察:現在考えている再フレーミング帯域について、RMSIを含むSS/PBCHブロックの直接的な指標を使用することが、可能と思われる。
上述同様、図6の表に与えられる範囲は、さらなるビット(<6GHz帯域について)を使用することにより、および/または追加的なコードポイントSSB−サブキャリア−オフセット指標により、拡張することができるものである。しかしながら、3クラスタのSSラスタを使用する帯域についてのSSラスタクラスタ位置を示すためにさらなるエントリが必要とされる可能性があることに留意したほうが良い。加えて、さらに以下で述べるように、RMSIを含むSS/PBCHが存在しない場合には指標を予約する必要性もある(所与の事業者によって)。したがって、拡張することができるビット数が限定される可能性がある。しかしながら、要求される指標の合計数を節約することになるため、直接的な指標の使用は好ましいと思われる。つまり、全範囲が双方向にカバーされる必要がある場合、さらなる指標がそれぞれの範囲拡張に必要となるか、またはオフセットの符号を示すために1ビットが必要となる。
提案:RMSIを含むSS/PBCHの周波数位置を示すために直接的な指標を使用することが好ましいと思われる。
ひいては、それぞれの周波数帯域についてのRMSI−PDCCH−ConfigのGlobal Synchronization Channel Number(GSCN:グローバル同期チャネル番号)に対する正確なマッピングを、単純に固定オフセット(例えば、RFチャネル数が規定されるのと同様のビット)を規定することによりRAN4仕様(例えば3GPP TS 38.101)において決定することができる。
観察:それぞれの周波数帯域についてのRMSI−PDCCH−Configのグローバル同期チャネル番号(GSCN)に対する正確なマッピングが、RAN4仕様において決定することができる。
やはり生ずることであるが、有効なRSMIを含むSS/PBCHの実際の位置が知らされない場合がある。すなわち、一定の事例においては、所与の事業者はキャリアをNSAキャリアとして考え、オフラスタSS/PBCHブロックを使用する場合がある。したがって、オフセット指標の解釈は、この事例では異なっていてもよい。指標は、例えばUEに、有効なRMSIを含むSS/PBCHブロックを見つけるよう期待する必要のない範囲を知らせるために使用される可能性がある。これは例えばRMSI−PDCCH−Configの8ビットが、低周波と高周波の周波数範囲に向けて相対的な手法でそれぞれ範囲を示す4ビットブロックに分割されるように行われる。範囲指標は、例えばSSラスタステップサイズにタイトであることができる。
観察:やはり(例えば、所与の事業者用に)有効なRMSI情報を含むSS/PBCHがない場合、UEに示す必要性がある。この場合、UEが所与のキャリア上での初期セル選択手順を停止しないことが好ましい。
観察:RMSIを含む次のSS/PBCHブロックの位置が分からない場合、RMSI−PDCCH−Configの8ビットを使用して、UEにRMSIを含むSS/PBCHが存在しないと分かっている範囲を示すことができる。
SS/PBCHブロックのラスタ位置およびRMSI存在に関し、RAN1#91合意に基づいて、SS/PBCHブロックを同期ラスタ上にまたは同期ラスタからずらして配置することができる。
合意:
・測定のために、SSB周波数位置(スタンドアロンのアクセスをサポートするサービングセルのセル規定SS/PBCHブロックを除いて)は、同期ラスタ上に配置されてもよく、配置されなくてもよい。
同期ラスタ上のブロックは、関連付けられるRMSIを有する「セル規定」SS/PBCHブロックであることができるが、さらなるSS/PBCHブロックが同期ラスタからずれて配置されてもよく、例えば測定用に用いられる。これらのオフラスタSS/PBCHブロックは、有効なRMSI情報を有していない。場合により、SS/PBCHブロックの第3のクラスを検討することもでき、それによりこれらがSSラスタ上に存在できるが、有効なRMSIは包含しない。
これらのSS/PBCHブロックに関連して、RAN1#91電子メール議論「[91-NR-04] RMSI presence indication」において、同期ラスタ上のSS/PBCHブロックについて、関連付けられるRMSIがないことの指標はSSB−サブキャリア−オフセット内の予約値を使用して行われ得ることが合意された。また、関連付けられるRMSIが存在しない場合、NR−PBCHペイロードのRMSI−PDCCH−Configを使用して、UEがセル規定SSBを探索するべき次の同期ラスタをシグナリングすることができる。
合意:
・同期ラスタ上のSSBについて、関連付けられるRMSIがないという指標は、SSB−サブキャリア−オフセット内の予約値を使用して行われる。RMSIが存在しない場合、RMSI−PDCCH−Configを使用して、UEがセル規定SSBを探索するべき次の同期ラスタをシグナリングする。
以下の、後続の説明において、チャネルおよびSSラスタに関連する最新のRAN4合意をさらに考慮して、上で言及した指標がどのように行われ得るかについて議論する。
RAN4合意に基づいて、周波数範囲ごとのNR用のチャネルラスタは、図7に示される表に図示されるようになり、SSラスタエントリは図5に示されるようになる。UEの初期セル探索を考慮して、また発振器のミスマッチに起因する±10ppmの初期キャリア周波数誤差を仮定して、初期CFOおよび隣接するSSラスタエントリ同士の周波数の差異は図8に示すようになる。
上の計算に基づいて、UEは正確なキャリア周波数を決定することにおいて曖昧さを有する場合があるが、それは2650MHzキャリア周波数範囲を下回る場合UEにおける3つのクラスタ内のSSラスタエントリ同士の周波数の差異が初期CFO未満(すなわちUEの周波数誤差)であるからである。換言すると、UEがNR−PSSを検出する場合、UEにおいてNR−PSSがクラスタの3つのエントリ(すなわち、M={−1,0,+1})のうち、最も左、中央、または最も右のSSエントリのどこに配置されているか不確実性が存在し得る。
観察:2650MHzを下回るキャリア周波数範囲において、UEはNR−PSSが配置される正確なキャリア周波数について不確実性を有する場合があるが、それはSSラスタエントリが、クラスタ内のエントリの周波数差がUEの初期CFOを下回っている可能性があるクラスタにおいて割り当てられていることに起因する。
観察:2650MHzを下回る場合、UEはSSエントリクラスタ内の3つのクラスタのうちどれがNR−PSSがNR−PBCH内の2つの利用可能な予約ビットを使用して送信されるかを示される必要がある可能性がある(6GHzを上回る場合、3つのビットのうち2つは、SSブロック位置インデックスの3MSB用に使用される)。
上で議論したように、次の同期ラスタについての直接的な指標は、SSラスタについてのARFCNとして実装されること、すなわちRMSIを含むSS/PBCHの位置を直接的に示すことが好ましい場合がある。例えば、4.5GHzにおいて600MHz帯域幅を有するNR帯域n79(RAN4によるRel−15が考慮される)を考える。RMSI−PDCCH−Configにおいて256状態が、〜370MHz帯域幅内でSSラスタエントリをポイントすることができる(1.44MHzラスタを仮定している)。600MHz帯域幅内でそれぞれのSSエントリをポイントできるようにするために、指標範囲を拡張すべきである。この帯域用に、SSB−サブキャリア−オフセットパラメータは、RMSIがないこと、およびRMSI−PDCCH−Configが次のセル規定SSBをポイントすること示すために予約される2つの状態を有する可能性がある。第1の状態は帯域内の最初の256エントリポイントを、第2の状態は帯域内の次の256エントリポイントを示すことができる。n77に対して同様の観察を行うことが可能であり、ここでは合計900MHz帯域幅がサポートされ、帯域の全範囲をカバーするために1つのさらなる範囲が必要とされる。
提案:SSB−サブキャリア−オフセットは、6GHzを下回る場合、RMSI−PDCCH−Configが帯域内の最初の256SSエントリか、帯域内の次のSSエントリ257〜512か、または帯域内の513〜768を示すかどうかを示すために3つの状態を有する。
加えて、所与の事業者用の特定のキャリア/帯域では、有効なRMSI情報を搬送するSS/PBCHブロックが必ずしも存在する必要はなく、例えばオフラスタSS/PBCHブロックのみが存在することが可能である。したがってこれをUEに知らせるために特定のインデックスを予約する必要性がある。当然ながら、この段階ではUEは必ずしも検出されたSS/PBCHブロックがどのPLMNに属するか認識しておらず、したがって、例えば他の事業者によって所与の帯域に有効なRMSIを含むSS/PBCHブロックが1つもないと結論付けることができない。したがって、このような場合、UEはさらなるSS/BPCHブロックの探索を必ずしも停止するべきではない。もちろん、CORESET情報は、UEが有効なRMSI情報を含むSS/PBCHブロックを見つけることを期待すべきではない範囲を示すために再利用され、初期セル選択においてUEがこれらをスキップできるようにすると考えられる。換言すると、少なくともUEが初期アクセスに必要なRMSIを含むSSBを見つけることができない周波数範囲を知るために、UEが初期探索を実施することが有益であり得る。
観察:やはり(例えば、所与の事業者用に)有効なRMSI情報を含むSS/PBCHがない場合、UEに示す必要性がある。この場合、UEが所与のキャリア上での初期セル選択手順を停止しないことが好ましい。
観察:UEが初期アクセスに必要なRMSIを含むSSBを見つけることができない周波数範囲を知るために、UEが初期探索を実施することが有益と思われる。
したがって、少なくとも2タイプの非RMSI指標シグナリングが必要となる。タイプ1:次のセル規定SS/PBCHブロックが配置される、非RMSI指標+情報。タイプ2:UEがRMSIを含むSS/PBCHブロックを見つけられない、周波数範囲についての非RMSI指標+情報。
観察:少なくとも2タイプの非RMSI指標シグナリングが必要となる:
タイプ1:次のセル規定SS/PBCHブロックが配置される、非RMSI指標+情報
タイプ2:UEがRMSIを含むSS/PBCHブロックを見つけられない、周波数範囲についての非RMSI指標+情報
提案:PBCHは、RMSIがないこと(SSB−サブキャリア−オフセットフィールドを使用して)、およびRMSIを含むSSB(PBCH内のRMSI−PDCCH−Configが示す)がない周波数範囲の指標をサポートする。
結果として、潜在的な必要性を考えると、3つのクラスタのSSラスタエントリのうちいずれかをシグナリングするため、SS/PBCHブロックがラスタ内にあるかどうかをシグナリングするため、RMSIが存在するかどうかをシグナリングするため、またRMSIが存在しない場合、どの周波数範囲にRMSIが存在しないかをシグナリングするため、図9で示される表に提示されるようにNR−PBCHにおいて7ビットのシグナリングが必要とされる。
その時、6GHzを上回るキャリア周波数範囲について、エントリのクラスタ内の使用されるSSラスタエントリを示す必要性はなく、したがって、SSB−サブキャリア−オフセットをシグナリングするため、SS/PBCHブロックがラスタ内にあるかどうかをシグナリングするため、またRMSIが存在するかどうかをシグナリングするため、RMSIが存在しない場合、どの周波数範囲にRMSIが存在しないかをシグナリングするため、図10の表に示されるように4ビットの指標シグナリングで十分である。
要約すると、ジョイント符号化に関して以下の観察を行う。
観察:6GHzを下回る場合、SS−サブキャリア−オフセット、エントリのクラスタ内のSSラスタエントリ、オンまたはオフSSラスタSS/PBCHブロック、およびRMSI存在指標をUEにシグナリングするためには7ビットが必要とされる。
観察:6GHzを上回る場合、SS−サブキャリア−オフセット、オンまたはオフSSラスタSS/PBCHブロック、およびRMSI存在指標をUEにシグナリングするためには4ビットが必要とされる。
以下で示される特許請求の範囲の範囲、解釈、または応用をいかようにも限定することなく、本明細書において開示される例示の実施形態のうち1つまたは複数の技術的効果さらに有利性は、UEがRMSIを提供しない周波数範囲をスキップできることによりUEの初期セル探索が高度化されることである。
本明細書における実施形態は、ソフトウェア(1つまたは複数のプロセッサによって実行される)、ハードウェア(例えば特定用途向け集積回路)、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実装することができる。例示の実施形態において、ソフトウェア(例えばアプリケーションロジック、命令セット)は様々な従来的なコンピュータ可読媒体のいずれかに維持される。本文書のコンテキストにおいて、「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、もしくはデバイスによる使用のため、またはそれらと併せて使用するための命令を含むことができる、記憶することができる、通信することができる、伝搬することができる、または伝送することができる、あらゆる媒体または手段であり得、コンピュータの一例が例えば図1に説明され描かれている。コンピュータ可読媒体は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、もしくはデバイスによる使用のため、またはそれらと併せて使用するための命令を含むことができる、記憶することができる、および/または、伝送することができる、あらゆる媒体または手段であり得るコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ125、155、171または他のデバイス)を含む場合がある。コンピュータ可読記憶媒体は伝搬信号を含まない。
所望であれば、本明細書において議論した様々な機能は、互いに異なる順序および/または同時的に実施してもよい。さらには、所望であれば、上述の機能の1つまたは複数は、任意選択である場合があり、または組み合わされてもよい。
本発明の様々な態様が独立請求項において述べられるが、本発明の他の態様は、説明される実施形態および/または独立請求項の特徴を含む従属請求項からの特徴の他の組み合わせを含み、請求項において明示的に述べられる組み合わせだけではない。
本明細書においては、上では本発明の例示の実施形態を説明したが、これらの説明は限定的な意味合いと見なされるべきではないことに留意されたい。むしろ、添付の特許請求の範囲において定義される本発明の範囲から逸脱することなくなされ得るいくつかの変形例および修正例が存在する。
本明細書および/または図面において見られることがある以下の略称を次のように定義する:
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ARFCN 絶対無線周波数チャネル番号
CFO キャリア周波数オフセット
CORESET 制御リソースセット
DMRS 復調用参照信号
eNB(またはeNodeB) エボルブドノードB(例えばLTE基地局)
FB 周波数帯域
FR 周波数範囲
GHz ギガヘルツ
gNB(またはgNodeB) new radio/5G用のNodeB(例えば、NR/5G基地局)
GSCN グローバル同期チャネル番号
HF 半フレーム
ID 識別情報
I/F インターフェース
kHz キロヘルツ
LTE long term evolution
MHz メガヘルツ
MME mobility management entity
ms ミリ秒
NCE ネットワーク制御要素
NR new radio
N/W ネットワーク
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRB 物理リソースブロック
PSS プライマリ同期信号
RMSI 残りのシステム情報
RRH リモート無線ヘッド
Rx 受信機
SGW サービングゲートウェイ
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
SSB SS/PBCHブロック
Tx 送信機
UE ユーザ機器(例えば、ワイヤレスの、典型的にはモバイルデバイス)
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ARFCN 絶対無線周波数チャネル番号
CFO キャリア周波数オフセット
CORESET 制御リソースセット
DMRS 復調用参照信号
eNB(またはeNodeB) エボルブドノードB(例えばLTE基地局)
FB 周波数帯域
FR 周波数範囲
GHz ギガヘルツ
gNB(またはgNodeB) new radio/5G用のNodeB(例えば、NR/5G基地局)
GSCN グローバル同期チャネル番号
HF 半フレーム
ID 識別情報
I/F インターフェース
kHz キロヘルツ
LTE long term evolution
MHz メガヘルツ
MME mobility management entity
ms ミリ秒
NCE ネットワーク制御要素
NR new radio
N/W ネットワーク
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRB 物理リソースブロック
PSS プライマリ同期信号
RMSI 残りのシステム情報
RRH リモート無線ヘッド
Rx 受信機
SGW サービングゲートウェイ
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
SSB SS/PBCHブロック
Tx 送信機
UE ユーザ機器(例えば、ワイヤレスの、典型的にはモバイルデバイス)
Claims (43)
- 方法であって、
ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施することであって、
ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索することと、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記同期信号を見つけることに応じて、前記ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断することと、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することと
を含む、セルの探索を実施すること
を含む、方法。 - 前記方法が、前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記指標があることに応じて、前記ブロックに対応する現在の周波数から、前記示された周波数範囲後の特定の周波数までの周波数における前記探索をスキップすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ブロックが、ブロックのバーストセットの一部である、請求項1または2に記載の方法。
- 前記ブロックが、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロックを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 同期信号を含む前記ブロックが、第1のキャリアの周波数範囲にある、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、周波数において探索し続けるべき1つまたは複数の方向をさらに示す、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、前記特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを前記継続することがどこで実施されるかを決定するために使用される複数の同期信号ラスタステップをさらに示す、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、現在の周波数から双方向における最小周波数範囲をさらに示す、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、現在の周波数から第1の方向における第1の周波数範囲、および前記現在の周波数から第2の方向における第2の周波数範囲をさらに示す、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、4ビットブロックに分割される部分を含み、第1の4ビットブロックは、現在の周波数から低周波数範囲に向けて相対的な手法で周波数範囲を示しており、第2の4ビットブロックは、前記現在の周波数から高周波数範囲に向けて相対的な手法で周波数範囲を示している、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記実施されるセル探索の結果が、前記ユーザ機器が留まって初期アクセスを実施することができる少なくとも1つのセルを、前記ユーザ機器が見つけたことである、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
- 方法であって、
ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断することと、
前記ブロックを送信することであって、前記ブロックが、同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、前記送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標を前記ブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない前記周波数帯域において、送信することと
を含む、方法。 - 前記ブロックが、前記1つまたは複数の後続のブロックをさらに含む、ブロックのバーストセットの一部である、請求項12に記載の方法。
- 前記ブロックが、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロックを含む、請求項12または13に記載の方法。
- 同期信号を含む前記ブロックが、前記ネットワーク要素によって形成される第1のキャリアの周波数範囲にあり、前記示される周波数範囲が、前記示される周波数範囲が前記現在の周波数から前記第1のキャリアの終了周波数までの前記第1のキャリアの残りの周波数範囲を包含するように規定される、請求項12〜14のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、周波数において残りのシステム情報が見つからない方向をさらに示す、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない複数の同期信号ラスタステップをさらに示す、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない前記現在の周波数から双方向における最小周波数範囲をさらに示す、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない現在の周波数から第1の方向における第1の周波数範囲、および残りのシステム情報が見つからない前記現在の周波数から第2の方向における第2の周波数範囲をさらに示す、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
- コンピュータプログラムであって、プロセッサ上で実行される時、請求項1〜19のいずれかに記載の方法を実施するためのコードを含む、コンピュータプログラム。
- 前記コンピュータプログラムが、コンピュータで使用するための、コンピュータプログラムコードを具体化して有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である、請求項20に記載のコンピュータプログラム。
- 装置であって、
ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施するための手段であって、
ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索するための手段と、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記同期信号を見つけることに応じて、前記ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断するための手段と、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続するための手段と
を含む、セルの探索を実施するための手段
を備える、装置。 - 前記装置が、前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記指標があることに応じて、前記ブロックに対応する現在の周波数から、前記示された周波数範囲後の特定の周波数までの周波数における前記探索をスキップするための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
- 前記ブロックが、ブロックのバーストセットの一部である、請求項22または23に記載の装置。
- 前記ブロックが、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロックを含む、請求項22〜24のいずれかに記載の装置。
- 同期信号を含む前記ブロックが、第1のキャリアの周波数範囲にある、請求項22〜24のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、周波数において探索し続けるべき1つまたは複数の方向をさらに示す、請求項22〜26のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、前記特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを前記継続することがどこで実施されるかを決定するために使用される複数の同期信号ラスタステップをさらに示す、請求項22〜26のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、現在の周波数から双方向における最小周波数範囲をさらに示す、請求項22〜26のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、現在の周波数から第1の方向における第1の周波数範囲、および前記現在の周波数から第2の方向における第2の周波数範囲をさらに示す、請求項22〜26のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、4ビットブロックに分割される部分を含み、第1の4ビットブロックは、現在の周波数から低周波数範囲に向けて相対的な手法で周波数範囲を示しており、第2の4ビットブロックは、前記現在の周波数から高周波数範囲に向けて相対的な手法で周波数範囲を示している、請求項22〜26のいずれかに記載の装置。
- 前記実施されるセル探索の結果が、前記ユーザ機器が留まって初期アクセスを実施することができる少なくとも1つのセルを、前記ユーザ機器が見つけたことである、請求項22〜31のいずれかに記載の装置。
- 装置であって、
ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断するための手段と、
前記ブロックを送信するための手段であって、前記ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、前記送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標を前記ブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない前記周波数帯域において、送信するための手段と
を備える、装置。 - 前記ブロックが、前記1つまたは複数の後続のブロックをさらに含む、ブロックのバーストセットの一部である、請求項33に記載の装置。
- 前記ブロックが、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロックを含む、請求項33または34に記載の装置。
- 同期信号を含む前記ブロックが、前記ネットワーク要素によって形成される第1のキャリアの周波数範囲にあり、前記示される周波数範囲が、前記示される周波数範囲が前記現在の周波数から前記第1のキャリアの終了周波数までの前記第1のキャリアの残りの周波数範囲を包含するように規定される、請求項33〜35のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、周波数において残りのシステム情報が見つからない方向をさらに示す、請求項33〜36のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない複数の同期信号ラスタステップをさらに示す、請求項33〜36のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない前記現在の周波数から双方向における最小周波数範囲をさらに示す、請求項33〜36のいずれかに記載の装置。
- 前記指標が、前記ユーザ機器に、前記ブロックについての現在の周波数から前記示される周波数範囲の後までの周波数において残りのシステム情報が見つからないことを示し、前記指標が、残りのシステム情報が見つからない現在の周波数から第1の方向における第1の周波数範囲、および残りのシステム情報が見つからない前記現在の周波数から第2の方向における第2の周波数範囲をさらに示す、請求項33〜36のいずれかに記載の装置。
- 請求項22〜32に記載の装置のいずれか1つと、請求項33〜40に記載の装置のいずれか1つとを備える、通信システム。
- 装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む、少なくとも1つのメモリと
を備え、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記装置に、
ワイヤレス通信システムにおいてセルの探索を実施することであって、
ユーザ機器により、ある周波数帯域において、同期信号を含むブロックを探索することと、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記同期信号を見つけることに応じて、前記ブロック内に残りのシステム情報が見つからない周波数範囲の指標があるかどうかを判断することと、
前記ユーザ機器により、前記ブロック内に前記指標があることに応じて、特定の周波数の後の周波数においてセルを探索することを継続することと
を含む、セルの探索を実施すること
を含む動作を実施させるように構成される、装置。 - 装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む、少なくとも1つのメモリと
を備え、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記装置に、
ワイヤレス通信システムにおいてユーザ機器と通信することができるネットワーク要素により、ある周波数帯域で送信されるブロック内および1つまたは複数の後続のブロック内において残りのシステム情報が送信されないことを判断することと、
前記ブロックを送信することであって、前記ブロックが同期信号を含み、セルを探索するためにユーザ機器のために使用され、前記送信されるブロックに対応する現在の周波数からの周波数範囲の指標を前記ブロック内に含んでおり、残りのシステム情報が見つからない前記周波数帯域において、送信することと
を含む動作を実施させるように構成される、装置。
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