JP2021511171A - 椎骨内ネジ - Google Patents
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Abstract
本発明は、人間または動物の体の骨(1)内に固定するための外科用ネジであって、ヘッド(6)を備え、シャフト(4)を備え、また雄ネジ(17)を備える外科用ネジに関する。前記雄ネジ(17)は、当該外科用ネジの前記シャフト(4)の少なくとも1つのセグメント(9)に配される。前記雄ネジ(16)が前記ヘッド(6)の少なくとも1つのセグメント(13)へ延伸している。【選択図】図1
Description
本発明は、請求項1のプリアンブル部に記載の、人間または動物の体の骨に挿入するための外科用ネジに関する。
外側にネジ山が配されたシャフトを備える椎弓根ネジ(pedicle screw)が、CH703411A2から知られている。当該ネジの後端には、ヘッドが備えられている。椎弓根ネジをその長手方向の軸周りに回転させるために、ツールがヘッドに適用される。椎弓根ネジは、回転によって、人間および/または動物の体の骨にねじ込まれる。
骨に挿入するための既知の外科用ネジは、ネジのヘッドがネジのシャフトに当接するため、不利である。大径のヘッドは、これにより、ヘッドに比べて小径の外科用ネジのシャフトに隣接する。負荷が増加すると、外科用ネジのヘッドがシャフトから外れる可能性がある。
他の既知の外科用ネジの場合、人間の骨にねじ込んだ後、ヘッド全体が骨から突き出る。これにより、ネジのヘッドが体内の隣接する臓器を引っ掻いたり傷つけたりする危険性がある。
そこから突き出ているネジのヘッドは、手術が正常に完了した後、骨から、患者に触知可能な状態で突き出る。
これは、ネジが人体に対して正面または側面から骨にねじ込まれる場合に特に不利である。
ネジのヘッドが骨から完全に突き出ている場合、ネジの重心は人体の外周面における比較的遠い位置にある。ネジの負荷が増加すると、骨が損傷する可能性がある。
本発明の目的は、請求項1の特徴によって達成される。
本発明は、人間または動物の体の骨に挿入するための外科用ネジに関する。
本発明は、外科用ネジ、好ましくは修正した椎骨内ネジに関する。外科用ネジはピンであってもよい。
以下では、外科用ネジは椎骨内ネジ(intravertebral screw)であると想定している。
<椎骨内ネジとしての外科用ネジ>
椎骨内ネジは、ネジの形で脊柱を安定させるための外科用器具を指す。しかしながら、外科用ネジ、特に椎骨内ネジは、もちろん、人間または動物の骨格の他の任意の骨に挿入することができる。
椎骨内ネジは、皮質ネジ(corticalis screw)として実現することもできる。皮質ネジは骨折の外科治療に役立つ。皮質ネジは、骨中において谷と山を有する雄ネジを備えている。
皮質ネジを締めると、手術中に継続的な圧力が発生する。前記圧力によりプリテンションが達成され、骨構造にさらなる安定性を提供する。
本発明により、より大きな皮質固定作用が達成される。
椎骨内ネジは、シャフトを備える。椎骨内ネジは、骨内に椎骨内ネジをより簡単に挿入するために、シャフトの一端に円錐形の先端を備えている。
椎骨内ネジの反対側の端に、ヘッドを備える。
椎骨内ネジのヘッドは、椎骨内ネジによって半径方向の運動を行うためのツールと接触させるための成形要素を備える。
ネジは、少なくとも部分的に雄ネジを備える。
雄ネジは、椎骨内ネジのシャフトの少なくとも1つのセグメントにおいてシャフトの外周に放射状に配される。
椎骨内ネジの雄ネジは、ヘッドの少なくとも1つのセグメントにおいてヘッドの外周に放射状に配される。
椎骨内ネジは骨内に永久に固定することができる。あるいは、椎骨内ネジは、所定の時間が経過した後、骨から取り外す。
椎骨内ネジは、その先端の反対側の自由端において、外科用安定化要素に接続することができる。
外科用安定化要素は、体外または人体の内部に配することができる。
椎骨内ネジは、好ましくは円筒形状を含むが、これに限定されない。
椎骨内ネジは、骨に係合する雄ネジを含む。
連結されたネジは、力ばめ、および/または、形成ばめによって骨内に固定される。固定は、好ましくは、雄ネジによって行われる。しかしながら、骨内に固定する他の形態を選択することができる。接続は、解除することができる。
椎骨内ネジは、耐銹性のあるスチールからなる。椎骨内ネジは、金属合金またはセラミックまたはプラスチックからなっていてもよい。
体が耐えることができる、特にアレルギー反応および/または拒絶反応を引き起こさない任意の材料を、椎骨内ネジを製造するのに用いることができる。例えば、椎骨内ネジは骨からなってもよいが、これに限定されない。前記ネジは、カーボンまたは他の任意の材料からなっていてもよい。
椎骨内ネジは骨内に固定される。あるいは、椎骨内ネジは骨を貫通してもよい。骨の両側に外科用安定化要素を配することができる。
椎骨内ネジは、特に、横方向の負荷を吸収する。
椎骨内ネジは、ネジの長さ全体にわたって均一な直径を有する。あるいは、当該ネジは、シャフトの長さに沿って異なるシャフト直径を有していてもよい。
当該椎骨内ネジの配置は、ネジが骨の特性に応じて異なる長さおよび/または異なる直径を有することができるため、有利であることが判明している。
<椎骨内ネジのヘッドとネック>
椎骨内ネジのヘッドは、成形要素を含む。
成形要素は、ツールに係合する役割を果たす。ヘッドの成形要素に対する各ツールの係合は、椎骨内ネジを、その長手方向の軸周りに回転させる役割を果たす。
椎骨内ネジは、その長手方向の軸周りの回転によって骨にねじ込まれる。
椎骨内ネジのヘッドは、椎骨内ネジのシャフトと同じ材料からなっていてよい。もちろん、椎骨内ネジのヘッドは、異なる材料からなっていてもよい。
椎骨内ネジのヘッドは、フラットヘッド、シーティングヘッド、ラウンドヘッド、六角ヘッド、あるいは皿頭、楕円形ヘッド、シリンダーヘッド、ラウンドフラットヘッド、なべ頭、またはフライス皿ヘッドとして実現され得る。
ツールはドライバーであってもよい。
椎骨内ネジのヘッドにツールの力ばめ、および/または、形成ばめでツールを配するために、成形要素は、連結されたネジのヘッドの外周に配されてもよい。
ヘッドの成形要素は、椎骨内ネジの先端とは反対側のヘッドの端部に配することもできる。
椎骨内ネジのヘッドは、正方形ソケットドライブ、六角形ソケットドライブ、または多角形ソケットドライブを備えていてもよい。
椎骨内ネジを骨に挿入するために、他の任意のネジ用ヘッドドライブが選択できる。
本発明によると、椎骨内ネジのヘッドは、ヘッドの少なくとも1つのセグメントにおいて雄ネジを備える。
これにより、骨に挿入するときに、シャフトと、ヘッドにおける椎骨内ネジの雄ネジを含むセグメントとを、ともに骨に貫通させることができる。
椎骨内ネジのヘッドは、好ましくは椎骨内ネジのシャフトに対して垂直に伸びる、整形外科用の安定化要素を受け入れる役割を果たす穴を備える。
このように、少なくとも2つの椎骨内ネジを互いに接続することができ、好ましくは互いに平行に配することができる。
少なくとも2つの椎骨内ネジを接続するための整形外科用の安定化要素は、バー状の形態で実現することができる。
安定化要素は、骨格の少なくとも2つの骨を互いに接続する。前記要素は、単一の骨の少なくとも2つの領域を接続するのに用いることができる。
安定化要素は、バーまたはプレートであってもよい。あるいは、安定化要素はケーブルであってもよい。もちろん、整形外科用の安定化要素はまた、異なる物体であってもよいし、異なる幾何学的形状を有していてもよい。
安定化要素は、弾性体または非弾性体であってもよい。安定化が行われた後、安定化要素は体内に留まってもよい。あるいは、安定化要素は、手術後に再び体から取り除かれる。
六角形ネジは、整形外科用の安定化要素を固定するために、好ましくは、ヘッド内および/またはヘッド上に備えられる。あるいは、整形外科用の安定化要素を取り付けるために、ヘッドに埋め込まれたナットを備えていてもよい。整形外科用の安定化要素は、ヘッドの穴に横方向に挿入できる。整形外科用の安定化要素をヘッド上に固定するために、垂直方向に動くネジが備えられていてもよい。
あるいは、整形外科用の安定化要素を取り付けるための別の手段がヘッドに備えられていてもよい。
ネックは、椎骨内ネジのシャフトと椎骨内ネジのヘッドの間に配されてもよい。
雄ネジは、ネックの少なくとも1つのセグメントにおいて、ネック上に放射状に配される。
シャフト上に配された雄ネジは、ネック上に配された雄ネジへと連なる。
ネック上に配された椎骨内ネジの雄ネジは、椎骨内ネジのヘッドの雄ネジへと連なる。
ネックは、椎骨内ネジのシャフトと同じ直径を有していてもよい。
ネックは、椎骨内ネジのシャフトの直径に対応する直径を有していてもよい。あるいは、椎骨内ネジのネックは、シャフトをヘッドに接続するために、ヘッドの方に向かって増加する直径を有していてもよい。
シャフトとネック、ネックのヘッドは、互いに異なる直径を有する。
あるいは、外科用ネジ、特に椎骨内ネジの、シャフト、ネック、およびヘッドは、その直径が一致してもよい。
直径は、椎骨内ネジのヘッドの長さおよび/または椎骨内ネジのネックの長さにわたって変化してもよい。
そのような設計は、椎骨内ネジが骨内に特によく固定されるという利点を有する。
椎骨内ネジのヘッドは、ヒンジによってシャフトに接続されている。
ヘッドは、異なる技術的な方法で椎骨内ネジのシャフト上に取り付けることもできる。椎骨内ネジは、好ましくは、前側、横側、または後側から脊柱の椎骨にねじ込むことができるため、本発明は有利であることが分かった。
雄ネジは、椎骨内ネジのヘッドの少なくとも1つのセグメントに配される。
当該設計によれば、椎骨内ネジのシャフトに加え、雄ネジを有する椎骨内ネジのヘッドのセグメントも骨に貫通する。
さらに、シャフトとヘッドの間に配されたネックが骨に貫通する。
したがって、椎骨内ネジが患者の骨内に留まる場合、比較的短いシャフトを有する椎骨内ネジを選択することができる。
別の利点は、椎骨内ネジのヘッドが骨から少ししか突き出ていないことである。
雄ネジを有さない椎骨内ネジのヘッドのセグメントだけが骨から突き出ている。
椎骨内ネジのシャフトは、椎骨内ネジのヘッドが雄ネジを有するという点で、軸方向に、より短くすることができる。
椎骨内ネジのシャフトに加えヘッド上にも雄ネジが配されると、椎骨内ネジのヘッドは、骨に挿入される。
椎骨内ネジは、中空の骨、平らな骨、短い骨、種子骨、および空気で満たされた不規則な骨にねじ込むことができれば有利であることが分かっている。
ネックにより、椎骨内ネジのシャフトの雄ネジは、椎骨内ネジのヘッドの雄ネジへと、連なり、かつ/あるいは、延伸する。
椎骨内ネジのヘッドおよび/またはネックは、雄ネジの機能的構成要素になる。本発明によれば、骨内における椎骨内ネジの固定が改善させる。
当該設計によれば、椎骨内ネジは、椎骨内ネジの先端からヘッドまで、漏斗形状を有することができる。
漏斗形状により、椎骨内ネジを骨内に特にしっかりと均一に固定することができる。
本発明のさらなる利点は、異なる設計および実施形態のシャフト、ネック、およびヘッドを、製造時に互いに組み合わせることができることである。
骨に貫通するヘッドの雄ネジにより、椎骨内ネジの山形の、骨からの突出が減少する。
<雄ネジ>
雄ネジは、椎骨内ネジのシャフトの少なくとも1つのセグメントおよびヘッドの少なくとも1つのセグメントに配される。雄ネジは、好ましくは、椎骨内ネジのシャフトとヘッドの間のネックに配される。
雄ネジという語は、椎骨内ネジのシャフトの外周の周り、ネックの外周の周り、およびヘッドの外周の周りに、連続的または少なくとも部分的に延びる、形作られた螺旋状のノッチを意味する。形作られたノッチは、山を含む。山は、二つの谷の間を延伸する。
雄ネジは、右ネジとして実現される。あるいは、雄ネジは、いずれの場合においても左ネジとして実現できる。
椎骨内ネジのシャフトおよび/またはネックおよび/またはヘッドの雄ネジは、いずれの場合もセルフタッピングネジとして実現される。もちろん、椎ネジのシャフト、ネック、およびヘッドのネジ山は、別のネジ形状を有していてもよい。
本発明によると、椎骨内ネジのネックはて雄ネジを備える。あるいは、椎骨内ネジのネックはまた、2つのネジ山の間に配することができる。
椎骨内ネジのネックは、椎骨内ネジのシャフトと同じ直径を有していてもよい。
あるいは、椎骨内ネジのネックは、ヘッドの方に向かって増加する直径を有していてもよい。
純粋な例として、シャフトと雄ネジを有するヘッドのセグメントとの累積軸長関係におけるシャフトの直径は、4.5mm×20mmまたは6.5mm×20mmまたは7.5mm×20mmを取りうるが、これらに限られない。
また、純粋な例として、椎骨内ネジのヘッドの雄ネジの直径は12.5mmを取りうるが、これに限られない。
さらなる例において、椎骨内ネジのヘッドの雄ネジを有するセグメントの軸長は、6.35mmである。
雄ネジのないヘッドの残りのセグメントは、純粋な例として、12mmの長さを取りうる。
さらなる例では、椎骨内ネジのネックの領域における2つのネジ山の間隔は4.6mmである。
別の実施例では、椎骨内ネジのネックの領域における2つのネジ山の間隔は10.2mmであってもよい。
上記の直径と長さの情報はすべて純粋な例として意図されており、異なる値を取ってもよい。
<チャネル>
椎骨内ネジのシャフトを通って椎骨内ネジの長手方向の軸に沿って軸方向に延びるチャネルが配される。チャネルは、椎骨内ネジのネックおよび/またはヘッドを貫通する。チャネルは、椎骨内ネジのヘッドから椎骨内ネジの先端まで、椎骨内ネジの長手方向の軸に沿って延伸する。
チャネルは、少なくとも1つの物体のために実現される。
ワイヤーまたは雌ネジを、椎骨内ネジの長手方向の軸に沿ってチャネルに挿入することができる。雌ネジは、椎骨内ネジに挿入するためのネジであり、椎骨内ネジと比べて直径が小さい。もちろん、カニューレなどの別の物体を椎骨内ネジに挿入することもできる。
椎骨内ネジのシャフトおよび/またはヘッドおよび/またはネックの内部のチャネルに挿入するための物体は、雌ネジまたはボルトまたはピンである。
物体がチャネルにねじ込まれる。物体はチャネルに押し込んだり、あるいは引き込んだりできる。
あるいは、物体を椎骨内ネジのチャネルに引き込むことができる。引き込むためのデバイスは、例えば、糸あるいはチェーンであってもよいが、これらに限定されることはない。
物体は、直径がチャネルよりも小さくてもよい。
チャネルは、椎骨内ネジを骨中に正確に配置するための対象デバイスまたはラインとして機能する。
拡大デバイスがさらに配される。これにより、椎骨内ネジに挿入された物体は、椎骨内ネジ内のチャネルよりも大きな直径を有する。
例えば、チャネルは2mmから3mmの直径を有するが、これに限られない。直径は別の値を取ることもできる。
より大きな直径を有する物体をチャネルに挿入することにより、椎骨内ネジのシャフトおよび/またはネックおよび/またはヘッドが広げられる。
より大きな直径を有する物体をチャネルに挿入することにより、椎骨内ネジのシャフトおよび/またはネックおよび/またはヘッドを変形させることができる。
あるいは、椎骨内ネジのシャフトおよび/またはネックおよび/またはヘッドは、以前の形状を保持することができ、それにより、シャフトおよび/またはネックおよび/またはヘッドの雄ネジのみが変形する。
椎骨内ネジに挿入された物体は、少なくとも部分的に、再び椎骨内ネジから引き抜かれる。これにより、椎骨内ネジの先端が、少なくとも部分的に引き寄せられる。このように、シャフトのセグメントが周囲の骨と比べて太く丸くなる。
これにより、シャフトの表面積がさらに増す。ヘッドは、周囲の骨に対して、椎骨内ネジのヘッドの反アンカーを形成する。
拡張後、椎骨内ネジは、アンカーが骨に入るのと同様の方法で放射状に広がる。
椎骨内ネジ(3)を拡張することにより、骨へのネジの固定をさらに改善できる。
<特性値>
雄ネジの特性値は、ネジ山のフランク径またはコア径またはピッチ角である。
本発明は、雄ネジのコア特性値として、雄ネジのマルチスタートまたはシングルスタートの性質にも言及する。
フランク径は、生じる谷と山の幅が同じサイズになるようにネジの山形と交差する仮想の幾何学的円柱の直径を指す。
雄ネジのコア径は、ネジ山形状の最小直径を指す。
ピッチ角という語は、雄ネジのフランク面と椎骨内ネジの縦軸とがなす角度を意味する。
本発明によると、雄ネジのさらなる特性値は、雄ネジのマルチスタートまたはシングルスタートの性質である。
シングルスタートの雄ネジは、椎骨内ネジの表面の周りに形作られた螺旋状のノッチとして延伸する。
マルチスタートの雄ネジの場合、複数のネジ山が互いに平行に延伸する。
シャフトに配された雄ネジと、ネックに配された雄ネジと、ヘッドに配された雄ネジの特性値は同じである。
あるいは、シャフトに配された雄ネジと、ネックに配された雄ネジと、ヘッドに配された雄ネジの特性値は、互いに異なってもよい。
本発明のさらなる利点および実施形態は、以下の図面に見ることができる。
椎骨内ネジを有する人間の骨格の2つの椎骨を示す。
シャフト、ネック、およびヘッドを有する椎骨内ネジの一部を示す。
雄ネジを備えるネックを有する椎骨内ネジを示す。
図1は、人間の骨格の、椎骨2としての2つの隣接する骨1を示す。
各椎骨2には、側方から1本の椎骨内ネジ3がねじ込まれている。椎骨内ネジ3は、骨格の脊柱に対してほぼ垂直に配される。
図1において、椎骨内ネジ3は、シャフト4を備える。椎骨内ネジ3は、シャフト4を椎骨2に貫通させるための先端5を備える。
ヘッド6は、椎骨内ネジの先端5とは反対側の端部に配される。
椎骨内ネジ3は、シャフト4とヘッド6の間にネック10を有する。
雄ネジ7は、椎骨内ネジ3の長手方向軸8に沿ってシャフト4上に配される。雄ネジ7は、シャフト4のセグメント9内を延伸する。
ネック10の各セグメント12に1つの雄ネジ7が配されている。
ヘッド6の1つのセグメント13は、ヘッド6の外周15上に雄ネジ16を備える。
雄ネジ17は、ネック10上に配された雄ネジ18へと連なる。
図1の示すところによると、ネックの雄ネジ18は、ヘッド6の雄ネジ16へと連なる。
シャフト4の雄ネジ17と、ネック10の雄ネジ18、およびヘッド6の雄ネジ16は、それぞれ異なる直径を有する。
ヘッド6のセグメント19は、その雄ネジ16の領域で椎骨2内に固定されている。
ヘッド6のセグメント20は、雄ネジ16を有さない。
ヘッド6のセグメント20は椎骨2から突き出ている。
ヘッド6は、ヘッド6の先端5とは反対側の端部に成形要素21を備える。
ツール(図示せず)は、ヘッド6の成形要素21に係合する。
椎骨内ネジ3は、ツールによって、その長手方向軸8を中心に回転させられる。
回転により、椎骨内ネジ3が骨1、図1の場合には椎骨2にねじ込まれる。
椎骨内ネジ3のヘッド6は、それぞれ、脊柱の軸にほぼ平行な穴24を備える。
図1に示す穴24は、互いに対し一直線上にある。
図1に示される2つの椎骨内ネジ3を接続するために、バー(図示せず)が椎骨内ネジ3のヘッド6の穴24に挿入される。
図2は、椎骨内ネジ3を示す。椎骨内ネジ3は、シャフト4とヘッド6を備える。
シャフト4とヘッド6の間のネック10が図2に示されている。
ヘッド6は、上部に開口し、かつ、椎骨内ネジ3の長手方向軸8にほぼ垂直な、穴24を備える。
バー(図示せず)が、椎骨内ネジ3の長手方向軸8にほぼ垂直に穴24に挿入される。
ヘッド6は、穴24を形成するための少なくとも2つの外壁25によって形成されたU字状の凹部を備える。凹部はバーを受け入れる役割を果たす。
雄ネジ17は、シャフト4のセグメント9に配される。
シャフト4の雄ネジ17は、谷22および山23を備える。
椎骨内ネジ3のネック10は、図2における、シャフト4の雄ネジ17とヘッド6の雄ネジ16の、2つの山23の間に配されている。
ヘッド6のセグメント19の雄ネジ16は、骨1(図示せず)内に突き出る。
椎骨内ネジ3のヘッド6のセグメント20は、椎骨内ネジ3が骨1(図示せず)にねじ込まれた後、当該骨から突き出る。
ヘッド6の雄ネジ16における谷22および山23が、図2に示されている。
成形要素21が、ヘッド6上に示されている。成形要素21は、椎骨内ネジ3を骨(図示せず)にねじ込むツールに係合する役割を果たす。
図3は、図2による椎骨内ネジ3であって、椎骨内ネジ3のネック10がシャフト4とヘッド6の間に雄ネジ18を備えるという点で異なる椎骨内ネジ3を示す。
椎骨内ネジ3が骨(図示せず)にねじ込まれた後、椎骨内ネジ3のシャフト4とネック10は、骨に突き出る。
図3に示す椎骨内ネジ3のヘッド6の雄ネジ16を有するセグメント19は、骨(図示せず)にねじ込まれた後、当該骨の中にさらに突出する。
ヘッド6は、図3の穴24を形成するための少なくとも2つの外壁25によって形成されたU字状の凹部を備える。凹部はバーを受け入れる役割を果たす。
1 骨
2 椎骨
3 椎骨内ネジ
4 シャフト
5 先端
6 ヘッド
7 雄ネジ
8 長手方向の軸
9 シャフトのセグメント
10 ネック
11 変更の可能性あり
12 ネックのセグメント
13 ヘッドのセグメント
14 変更の可能性あり
15 ヘッドの周
16 ヘッドの雄ネジ
17 シャフトの雄ネジ
18 ネックの雄ネジ
19 骨内におけるヘッドのセグメント
20 骨から突き出たヘッドのセグメント
21 成形要素
22 谷
23 山
24 ヘッドの穴
25 外壁
2 椎骨
3 椎骨内ネジ
4 シャフト
5 先端
6 ヘッド
7 雄ネジ
8 長手方向の軸
9 シャフトのセグメント
10 ネック
11 変更の可能性あり
12 ネックのセグメント
13 ヘッドのセグメント
14 変更の可能性あり
15 ヘッドの周
16 ヘッドの雄ネジ
17 シャフトの雄ネジ
18 ネックの雄ネジ
19 骨内におけるヘッドのセグメント
20 骨から突き出たヘッドのセグメント
21 成形要素
22 谷
23 山
24 ヘッドの穴
25 外壁
Claims (18)
- 人間または動物の体の骨(1)内に固定するための外科用ネジであって、ヘッド(6)を備え、シャフト(4)を備え、また当該外科用ネジの前記シャフト(4)の少なくとも1つのセグメント(9)に雄ネジ(17)が配された外科用ネジであって、
前記雄ネジ(16)が前記ヘッド(6)の少なくとも1つのセグメント(13)へ延伸している
ことを特徴とする外科用ネジ。 - 当該外科用ネジは椎骨内ネジ(3)である
ことを特徴とする請求項1に記載の外科用ネジ。 - 前記ヘッド(6)は、安定化要素を受け入れるための少なくとも2つの外壁(25)によって形成されたU字状の凹部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の外科用ネジ。 - 当該外科用ネジは前記シャフト(4)と前記ヘッド(6)の間にネック(10)を備え、前記雄ネジ(18)は前記ネック(10)へと延伸する
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1つに記載の外科用ネジ。 - 前記雄ネジ(17)は前記ネック(10)に配された前記雄ネジ(18)へと連なり、かつ/あるいは、前記ネック(10)に配された前記雄ネジ(18)は、前記ヘッド(6)の周(15)上に配された前記雄ネジ(16)へと連なる
ことを特徴とする請求項1に記載の外科用ネジ。 - 前記雄ネジ(17)と、前記雄ネジ(18)と、前記雄ネジ(16)の特性値は同じである
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 前記シャフト(4)に配された前記雄ネジ(17)と、前記ネック(10)に配された前記雄ネジ(18)と、前記ヘッド(6)に配された前記雄ネジ(16)の特性値は、互いに異なる
ことを特徴とする請求項6に記載の外科用ネジ。 - 前記雄ネジ(16;17;18)の前記特性値は、前記雄ネジ(16;17;18)のフランク径、またはコア径、またはピッチ角であるか、あるいは、前記雄ネジ(16;17;18)のマルチスタートまたはシングルスタートの性質である
ことを特徴とする請求項6または請求項7のいずれか1つに記載の外科用ネジ。 - 前記ヘッド(6)は、当該外科用ネジの前記シャフト(4)にヒンジで接合されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 前記ヘッド(6)は、前記シャフト(4)に対して水平に走り、前記安定化要素を通るように実現された穴(24)を備える
ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 前記安定化要素は、少なくとも2つの骨(1)または、骨(1)の少なくとも2つの領域を互いに接続するバー、および/または、プレート、またはケーブルである
ことを特徴とする請求項10に記載の外科用ネジ。 - 当該外科用ネジの前記シャフト(4)と前記ネック(10)および/または前記ネック(10)と前記ヘッド(6)は、それぞれ円錐状に互いに連なる
ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 当該外科用ネジの前記シャフト(4)と前記ネック(10)と前記ヘッド(6)は、それぞれ直径が異なる
ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 当該外科用ネジの前記シャフト(4)と前記ネック(10)と前記ヘッド(6)は、直径が同じである
ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 長手方向軸(8)に沿って前記シャフト(4)および/または前記ネック(10)および/または前記ヘッド(6)を通って延伸する軸方向チャネル
を特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか1つまたは複数に記載の外科用ネジ。 - 少なくとも1つの物体を前記チャネル内に導入するための張力デバイスが配されている
ことを特徴とする請求項15に記載の外科用ネジ。 - 前記チャネル内にワイヤーまたは雌ネジを導入可能である
ことを特徴とする請求項15に記載の外科用ネジ。 - 前記シャフト(4)および/または前記ネック(10)および/または前記ヘッド(6)を拡張するための拡大デバイスが配される
ことを特徴とする請求項15に記載の外科用ネジ。
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