JP2021511114A - 発光口腔内デバイス - Google Patents

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Abstract

口腔内デバイスは、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、本体に結合されて、少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすように構成された光源と、を含む。【選択図】図1

Description

[0001]本開示は、一般に口腔内デンタルケアデバイスに関する。より詳細には、本開示は、歯及び歯肉に光を適用する口腔内デバイスに関する。
[0002]人間の口腔は、有害な細菌の増殖を促進させ得る幾つかの環境条件を含む。例えば、人間の口腔は、コロニー形成の準備のできた複雑な表面に暖かく湿った環境を提供し、また、細菌や他の微生物が摂食し得る有機材料を定期的に供給する。そういった細菌や他の微生物は、歯肉炎、歯周炎、口臭及び同種のものなどの不所望の状態を引き起こすことがある。
[0003]したがって、口腔内の有害な細菌や他の微生物を死滅させるためのデバイス及び方法が必要とされている。
[0004]本開示の様々な態様は、発光口腔内デバイス、並びに、それを作製及び/又は使用する方法に関する。
[0005]本開示の例示的な一態様では、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、本体に結合されて、少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすように構成された光源と、を含む、口腔内デバイスが提供される。
[0006]本開示の例示的な別態様では、口腔内デバイスを提供するステップであって、口腔内デバイスは、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、本体に結合された光源と、を含む、ステップと、光源を介して少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすステップと、を含む、口腔内治療方法が提供される。
[0007]本開示の例示的な別態様では、口腔内デバイスを形成する方法であって、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体を形成するステップであって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、ステップと、光源が少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らし得るように、本体に光源を結合するステップと、を含む方法が提供される。
[0008]この開示は、様々な形態で実施形態化される場合がある。前述の概要は、本開示の様々な態様の一般的説明を提供することだけを意図しており、本開示の範囲を何ら限定するものではない。
[0009]本開示の様々な態様のこれら及び他のより詳細で特定の特徴は、次の説明でより完全に開示され、参照は、添付の図面について行われる。
[0010]本開示の様々な態様に係る例示的な口腔内デバイスの斜視図である。 [0011]図1の口腔内デバイスと共に使用するための例示的な光源を示す図である。 [0012]図1の口腔内デバイスの別の斜視図である。 [0013]図1の口腔内デバイスの上面図である。 [0014]本開示の様々な態様に係る例示的な曝露領域を示す図である。 [0015]本開示の様々な態様に係る別の例示的な口腔内デバイスの斜視図である。 [0016]図6の口腔内デバイスと共に使用するための例示的な発光部分を示す図である。 [0017]図6の口腔内デバイスの別の斜視図である。 [0018]図6の口腔内デバイスの上面図である。 [0019]本開示の様々な態様に係る別の例示的な口腔内デバイスのためのサブ構造体の斜視図である。 [0020]図10のサブ構造体と共に使用するためのオーバーモールドの斜視図である。
[0021]次の説明では、多くの詳細が述べられる。当業者にとって容易に明らかになろうことは、これらの特定の詳細が、単なる例示であり、本開示の範囲を限定することを意図されないということである。
[0022]本開示に係る口腔内デバイスは、光(青色光など)を利用して口腔内の有害な細菌を死滅させ、それにより、歯肉炎及び歯周炎などの歯周病並びに口臭の予防及び処置を非侵襲的に改善する。
[0023]本開示に係る口腔内デバイスは、ブラッシング及びフロスなどの侵襲的技術を含む、毎日の口腔衛生習慣に対する補足として設計される。口腔内デバイスは、日中の任意の時点で使用されるべきであり、1日に1回又は2回(例えば、使用者の家庭で)、所定の時間中(例えば、最大3分間)に好ましくは使用される。
[0024]図1、図3及び図4は、幾つかの図で例示的な口腔内デバイス100を例証する。口腔内デバイス100は、取っ手110、咬合面120、内壁130(「舌壁」の一例)、及び、外壁140(「唇壁」の一例)を含む本体を含む。咬合面120、内壁130、及び、外壁140は、少なくとも1つのチャネルを画定する。口腔内デバイス100は、人間の口腔用に概ねサイズ決めされ、したがって、使用時に、使用者は、内壁130及び外壁140間のチャネル内に配設される使用者の歯で咬合面120を把持する。こうして、口腔内デバイス100は、使用中に定位置にとどまる。
[0025]図1に例証されたように、内壁130は、咬合面120の上に延びる部分に位置する第1の溝131aと、咬合面120の下に延びる部分に位置する第2の溝131bと、を含む。外壁140は、咬合面120の上に延びる部分に位置する第3の溝141aと、咬合面120の下に延びる部分に位置する第4の溝141bと、を含む。使用時に、第1の溝131aは、上歯及び歯肉の舌側面に面し、第2の溝131bは、下歯及び歯肉の舌側面に面し、第3の溝141aは、上歯及び歯肉の頬面及び唇側面に面し、第4の溝141bは、下歯及び歯肉の頬面及び唇側面に面する。各溝131a−b及び141a−bは、対応する光源132をその中に受容するように適合され、それらのうちの1つは、図2に例証される。光源132は、可撓性回路基板133と、発光ダイオード(LED)などの少なくとも1つの発光デバイス134と、をそれぞれ含む。一例では、咬合面120は、圧力センサ、温度センサ、容量性センサ、又は、光学センサなどの埋込センサを含み、それは、使用者が口腔内デバイス100を自身の口の中に入れたことを判定して、光源134が光を発するのを引き起こす。例えば、温度センサは、温度が口腔の温度に対応する所定の閾値を超えていることを検出することがあり、容量性センサは、湿度が口腔環境や同種のものに対応することを検出することがある。別の例では、取っ手110は、電源スイッチを含み、使用者がいつ光源134が発光を開始すべきかを決定するのを可能にする。
[0026]取っ手110は、電力ケーブルをその中に受容するためのポート111を含むことがある。ポート111は、通信規格、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)に準拠することがある。一例では、取っ手110は、ポート111に電気的に接続された再充電式電池112を更に含み、したがって、口腔内デバイス100が不使用時に充電されるのを可能にする。再充電式電池112は、1つ又は複数のスーパキャパシタ、例えば、2つのスーパキャパシタであることがある。ポート111に加えて又はその代わりとして、取っ手は、誘導コイル又はループなどの、ワイヤレス充電の可能な回路を含むことがある。回路は、1つ又は複数のワイヤレス充電規格、例えば、近距離無線通信(NFC)、Qi、及び同種のもの、に準拠することがある。別の例では、取っ手110は、電池を含まず、代わりに、光源132及びポート111間の電気的接続を含み、したがって、口腔内デバイス100が使用中に外部電源に接続されるのを可能にする。取っ手110は、口腔内デバイス100のタイミング及び動作を制御するための制御器113を更に含むことがある。制御器113は、照明パターンデータに従って光源132を制御するように構成されることがある。例えば、制御器113は、所定の曝露時間が経過した後に、自動的に光源132をオフにするように構成されることがある。
[0027]その上、制御器113は、特定のバイオマーカ又は他の細菌指標の存在を(咬合面120に含まれるセンサを介するなどによって)検出し、処置パラメータ(波長、強度、及び/又は時間など)をそれに応じて修正し、したがって、バイオマーカによって示された対応する状態を処置するように、構成されることがある。波長、強度、曝露時間及び同種のものは、選択され、したがって、使用時に歯周病原体だけが死滅され、その間、非病原性細菌は、実質上無傷のままである。歯周病原体の例は、P.ジンジバリス、P.インタメディア、F.ヌクレアタム、及び同種のものを含む。非病原性細菌の例は、S.オラリス及び同種のものを含む。
[0028]所定の曝露時間は、約60から600秒、好ましくは、約60から180秒であることがある。その上、取っ手110が再充電式電池112を含む例では、制御器113は、電力ケーブルがポート111に接続されているか否かを判定し、電力ケーブルがポート111に接続されている場合に、口腔内デバイス100の動作を防止して、感電の危険性を低減するように構成されることがある。取っ手110は、Wi−Fi又はBluetoothアンテナ、低電力無線(LPR)、及び同種のものなどの通信回路を含むこともあり、したがって、口腔内デバイス100は、基地局、使用者のスマートフォンやタブレット、又は同種のものと通信することができる。通信回路は、ポート111に接続されることがあり、例えば、USBを介した有線通信を可能にする。
[0029]取っ手110、咬合面120、内壁130、及び外壁140は、可撓性又は剛性の生体適合性材料の単一構造で形成されることがある。生体適合性材料は、におい、味、又は毒性が低いか又は無いことを示すポリマ又は他の材料などのエラストマ又は硬質プラスチックであることがある。追加的に、取っ手110、咬合面120、内壁130、及び外壁140は、2ショット成形プロセス、3ショット成形プロセス、3D印刷プロセス、及び同種のものを使用して形成されることがある。取っ手110、咬合面120、内壁130、及び外壁140が複数の材料を使用して形成される場合、材料は、高めの剛性を有する材料で形成された枠の上に成形された生体適合性材料を含むことがある。枠は、ワイヤ又はプラスチックのサブ構造体であることがある。幾つかの例では、最も外側の材料は、使用者の快適性の増進を提供するために、軟質エラストマで形成されることがある。幾つかの例では、最も外側の材料は、使い捨てシェルであることがある。
[0030]光源132は、有害な口内細菌を死滅させる波長及び強度を有する光を発するように構成される。例えば、光源132は、約400nmから700nmの波長範囲の光を発するように構成される。好ましくは、光源132は、約450nmから470nmの青色光に対応する波長を有する光を発するように構成される。追加的に、光源132は、使用者の歯及び歯肉が、例えば、約10mW/cmから1000mW/cmの放射照度を受容するような強度を有する光を発するように構成される。好ましくは、放射照度は、約25mW/cmから100mW/cmである。その上、光源132は、実質上同じ波長の光を発するように個々が構成されることがあり、或いは、代替的に、互いに異なった波長の光を発するように構成されることがある。即ち、一例では、光源132の個々は、約450nmから470nmの波長範囲の光を発するように構成されることがある。別の例では、光源132の第1(青色)のサブセットは、約450nmから470nmの波長範囲の光を発するように構成されることがあり、他方、光源132の第2(赤色)のサブセットは、約650nmから670nmの波長範囲の光を発するように構成されることがある。光源132が異なった波長を発するように構成される場合、個々の光源132は、交互に配置されることがあり、したがって、第1のサブセットの各光源132は、第2のサブセットの隣接する光源132の間に配置され、その逆もまた同様である。
[0031]追加的に、光源132は、所定の曝露領域500を照射するように構成され、領域は、歯肉線(即ち、歯のエナメル質)より上の使用者の歯の表面、歯肉と歯との間の領域(即ち、溝上皮)、及び、歯肉の縁(即ち、歯肉縁及び口腔上皮)、を含む。図5は、上側曝露領域501及び下側曝露領域502を含む曝露領域の部分図を例証する。図5は、使用者の切歯511及び歯肉512を含む領域だけを示す。しかしながら、実際には、上側及び下側曝露領域501、502は、切歯から第3大臼歯まで延びる。口腔内デバイス100が子供用にサイズ決めされる場合、上側及び下側曝露領域501、502は、切歯から第2大臼歯まで延びることがある。好ましくは、所定の曝露領域500は、約25cmであり、したがって、上側曝露領域501及び下側曝露領域は、約5mmの高さを個々が有する。
[0032]図6、図8及び図9は、別の例示的な口腔内デバイス600を例証する。口腔内デバイス600は、取っ手610、咬合面620、内壁630(「唇壁」の一例)、及び、外壁640(「舌壁」の一例)を含む本体を含む。咬合面620、内壁630、及び外壁640は、少なくとも1つのチャネルを画定する。上で説明された口腔内デバイス100と同様に、口腔内デバイス600は、人間の口腔用に概ねサイズ決めされ、したがって、使用時に、使用者は、内壁630及び外壁640間のチャネル内に配設される使用者の歯で咬合面620を把持する。こうして、口腔内デバイス600は、使用中に定位置にとどまる。
[0033]図6に例証されたように、内壁630は、咬合面620の上に延びる部分に位置する第1の溝631aと、咬合面620の下に延びる部分に位置する第2の溝631bと、を含む。外壁640は、咬合面620の上に延びる部分に位置する第3の溝641aと、咬合面620の下に延びる部分に位置する第4の溝641bと、を含む。使用時に、第1の溝631aは、上歯及び歯肉の舌側面に面し、第2の溝631bは、下歯及び歯肉の舌側面に面し、第3の溝641aは、上歯及び歯肉の頬面及び唇側面に面し、第4の溝641bは、下歯及び歯肉の頬面及び唇側面に面する。各溝631a−b及び641a−bは、対応する発光部分をその中に受容するように適合される。発光部分の構成の一例は、図7に例証される。
[0034]例証されたようにLED光源を直接利用した口腔内デバイス100とは対照的に、口腔内デバイス600は、例証されたように、光パイプ構成を利用する。即ち、図7に示されるように、発光部分は、光ファイバ632によって構成されており、下でより詳細に説明される光源614からそれの一端又は両端で入力光ビームを受容し、それの長さ全体に亘って光を拡散する。光ファイバ632の長さに沿った一端又は両端で光入力を適切に拡散させる目的で、光ファイバ632は、表面特性を含むことがある。例えば、光ファイバ632は、非対称又は対称のカット又はノッチ、不透明コーティング内の適切に形状付けされた透明な窓、を含むことがある。
[0035]取っ手610は、少なくとも1つの光源614を含む。特に図6、図8及び図9に示されるように、取っ手610は、4つの光源614を含む。好ましくは、光源614は、LED、レーザダイオード、スーパルミネセントダイオード(SLED/SLD)、又は同種のもの、によって個々が構成される。光ファイバ632の一端は、1つの光源614と光学的に連通しており、したがって、光源614からの光は、光ファイバ632に入り、したがって、使用者の歯及び歯肉に光ファイバ632の長さに亘って入射する。光ファイバ632及び光源614は、1対1対応で、したがって、各光ファイバ632がそれの一端で光源614から光を受容するように、或いは、1対2対応で、したがって、各光ファイバ632が、それの一端で光源614から、また、それの他端で別の光源614から、光を受容するように、提供されることがある。合計で1つ、2つ、又は4つの光ファイバ632が、使用されることがある。例えば、単一の光ファイバ632は、4つ全ての溝631a−b及び641a−bを通って延びることがあり、第1の光ファイバ632は、2つの溝631a−bを通って延びることがあり、第2の光ファイバ632は、2つの溝641a−bを通って延びることがあり、第1の光ファイバ632は、溝631a及び641aを通って延びることがあり、第2の光ファイバ632は、溝631b及び641bを通って延びることがあり、或いは、第1の光ファイバ632は、溝631aを通って延びることがあり、第2の光ファイバ632は、溝641aを通って延びることがあり、第3の光ファイバ632は、溝631bを通って延びることがあり、第4の光ファイバ632は、溝641bを通って延びることがある。こうして、1つ又は2つの光源614が、各光ファイバ632に対して設けられることがあることを理由に、合計1つ、2つ、4つ、又は8つの光源614が、設けられることがある。
[0036]一例では、咬合面620は、圧力センサ、温度センサ、容量性センサ、又は、光学センサなどの埋込センサを含み、それは、使用者が口腔内デバイス600を自身の口の中に入れたことを判定して、光源614が光を発するのを引き起こす。例えば、温度センサは、温度が口腔の温度に対応する所定の閾値を超えていることを検出することがあり、容量性センサは、湿度が口腔環境や同種のものに対応することを検出することがある。別の例では、取っ手610は、電源スイッチを含み、使用者がいつ光源614が発光を開始すべきかを決定するのを可能にする。一例では、取っ手610は、ヒートシンクなどの追加の熱消散部分(図示せず)を含み、光源614によって生成された熱を使用者から離れた方に方向付けする。別の例では、取っ手610は、それ自体が熱を消散する材料で形成されることがあり、したがって、取っ手610は、それ自体がヒートシンクとして機能する。
[0037]取っ手610は、電力ケーブルをその中に受容するためのポート611を含むことがある。ポート611は、通信規格、例えば、USBに準拠することがある。一例では、取っ手610は、ポート611に電気的に接続された再充電式電池612を更に含み、したがって、口腔内デバイス600が不使用時に充電されるのを可能にする。再充電式電池612は、1つ又は複数のスーパキャパシタ、例えば、2つのスーパキャパシタであることがある。ポート111に加えて又はその代わりとして、取っ手は、誘導コイル又はループなどの、ワイヤレス充電の可能な回路を含むことがある。回路は、1つ又は複数のワイヤレス充電規格、例えば、NFC、Qi、及び同種のもの、に準拠することがある。別の例では、取っ手610は、電池を含まず、代わりに、光源614及びポート611間の電気的接続を含み、したがって、口腔内デバイス600が使用中に外部電源に接続されるのを可能にする。取っ手610は、口腔内デバイス600のタイミング及び動作を制御するための制御器613を更に含むことがある。制御器613は、照明パターンデータに従って光源614を制御するように構成されることがある。例えば、制御器113は、所定の曝露時間が経過した後に、自動的に光源614をオフにするように構成されることがある。
[0038]その上、制御器613は、特定のバイオマーカ又は他の細菌指標の存在を(咬合面620に含まれるセンサを介するなどによって)検出し、処置パラメータ(波長、強度、及び/又は時間など)をそれに応じて修正し、したがって、バイオマーカによって示された対応する状態を処置するように、構成されることがある。波長、強度、曝露時間及び同種のものは、選択され、したがって、使用時に歯周病原体だけが死滅され、その間、非病原性細菌は、実質上無傷のままである。歯周病原体の例は、P.ジンジバリス、P.インタメディア、F.ヌクレアタム、及び同種のものを含む。非病原性細菌の例は、S.オラリス及び同種のものを含む。
[0039]所定の曝露時間は、約60から600秒、好ましくは、約60から180秒であることがある。その上、取っ手610が再充電式電池612を含む例では、制御器613は、電力ケーブルがポート611に接続されているか否かを判定し、電力ケーブルがポート611に接続されている場合に、口腔内デバイス600の動作を防止して、感電の危険性を低減するように構成されることがある。取っ手610は、Wi−Fi又はBluetoothアンテナ、LPR、及び同種のものなどの通信回路を含むこともあり、したがって、口腔内デバイス600は、基地局、使用者のスマートフォンやタブレット、又は同種のものと通信することができる。通信回路は、ポート111に接続されることがあり、例えば、USBを介した有線通信を可能にする。
[0040]取っ手610、咬合面620、内壁630、及び外壁640は、可撓性又は剛性の生体適合性材料の単一構造で形成されることがある。生体適合性材料は、におい、味、又は毒性が低いか又は無いことを示すポリマ又は他の材料などのエラストマ又は硬質プラスチックであることがある。追加的に、取っ手610、咬合面620、内壁630、及び外壁640は、2ショット成形プロセス、3ショット成形プロセス、3D印刷プロセス、及び同種のものを使用して形成されることがある。取っ手610、咬合面620、内壁630、及び外壁640が複数の材料を使用して形成される場合、材料は、高めの剛性を有する材料で形成された枠の上に成形された生体適合性材料を含むことがある。枠は、ワイヤ又はプラスチックのサブ構造体であることがある。幾つかの例では、最も外側の材料は、使用者の快適性の増進を提供するために、軟質エラストマで形成されることがある。幾つかの例では、最も外側の材料は、使い捨てシェルであることがある。
[0041]口腔内デバイス100と同様に、光ファイバ632は、有害な口内細菌を死滅させる波長及び強度を有する光(即ち、光源614から受容された光)を発するように構成される。例えば、光ファイバ632は、約400nmから600nmの波長範囲の光を発するように構成される。好ましくは、光ファイバ632は、約450nmから470nmの波長を有する光を発するように構成される。追加的に、光ファイバ632は、強度を有する光を発するように構成され、したがって、使用者の歯及び歯肉は、例えば、約10mW/cmから1000mW/cmの放射照度を受容する。好ましくは、放射照度は、約25mW/cmから100mW/cmである。使用者の歯及び歯肉に入射する光が上の特性を有することを確実にする目的で、光源614の放射特性は、適切な値に設定される。換言すると、光源614は、そこから発せられた光が、光ファイバ632に入り、それを通って拡散して、そこから出た後に、上記の波長及び放射照度特性を有するように、選択される。
[0042]追加的に、光ファイバ632は、上で説明された曝露領域500などの所定の曝露領域を照射するように構成され、領域は、歯肉線(即ち、歯のエナメル質)より上の使用者の歯の表面、歯肉と歯との間の領域(即ち、溝上皮)、及び、歯肉の縁(即ち、歯肉縁及び口腔上皮)、を含む。
[0043]本開示に従って、制御器113及び/又は制御器613などの様々な要素は、ハードウェア(フィールドプログラマブルゲートアレイ即ちFPGAなどの専用及び/又は特定用途向け回路など)を使用して、ソフトウェアを使用して、或いは、ハードウェア及びソフトウェアの組合せを使用して、実装されることがある。ソフトウェアを使用して本開示を実装する一例として、必要な処理は、専用ハードウェアに内蔵された特化したコンピュータのメモリに処理シーケンスが記録されるプログラムをインストールすることによって、実行される場合があり、或いは、様々な処理を実行できるコンピュータにプログラムをインストールすることによって、実行される場合がある。
[0044]例えば、プログラムは、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、又はリードオンリメモリ(ROM)に事前に記録される場合がある。代替的に、プログラムは、フラッシュドライブ、半導体メモリカード、及び同種のものなどの着脱式記録媒体に一時的又は永続的に記憶される場合がある。プログラムは、無線又は有線で、制御器113及び/又は制御器613に、構内ネットワーク(LAN)やインターネットなどのネットワークを介して遠隔サイト又はサーバから、転送されることがある。
[0045]本開示に従った口腔内デバイス、口腔内治療方法、及び、形成する方法は、次の構成のうちの任意の1つ又は複数において実施形態化されることがある。
[0046](1)舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、本体に結合されて、少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすように構成された光源と、を含む、口腔内デバイス。
[0047](2)光源は、青色光を発するように構成される、(1)に記載の口腔内デバイス。
[0048](3)舌壁は、咬合面の上に延びる第1の上側部分と、咬合面の下に延びる第1の下側部分と、を含み、唇壁は、咬合面の上に延びる第2の上側部分と、咬合面の下に延びる第2の下側部分と、を含み、光源は、第1の上側部分に結合された第1の発光要素と、第1の下側部分に結合された第2の発光要素と、第2の上側部分に結合された第3の発光要素と、第2の下側部分に結合された第4の発光要素と、を含む、(1)又は(2)に記載の口腔内デバイス。
[0049](4)制御器と、制御器と光源とに電力を供給するように構成された電源と、を更に含む、(1)から(3)のいずれか1つに記載の口腔内デバイス。
[0050](5)制御器は、照明パターンデータに従って光源を制御するように構成される、(4)に記載の口腔内デバイス。
[0051](6)外部デバイスに接続するように構成された通信回路を更に含む、(4)又は(5)に記載の口腔内デバイス。
[0052](7)通信回路は、無線通信又は有線通信の少なくとも一方を使用して通信するように構成される、(6)に記載の口腔内デバイス。
[0053](8)電源は、少なくとも1つのスーパキャパシタを含む、(4)から(7)のいずれか1つに記載の口腔内デバイス。
[0054](9)本体は、取っ手を含み、制御器及び電源は、取っ手の内部に収容される、(4)から(8)のいずれか1つに記載の口腔内デバイス。
[0055](10)本体は、第1の材料で形成された枠を含み、舌壁、唇壁、及び、咬合面は、枠をカバーする第2の材料で形成され、第1の材料は、第2の材料よりも剛性がある、(1)から(9)のいずれか1つに記載の口腔内デバイス。
[0056](11)口腔内デバイスを提供するステップであって、口腔内デバイスは、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、本体に結合された光源と、を含む、ステップと、光源を介して少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすステップと、を含む、口腔内治療方法。
[0057](12)照らすステップは、青色光を発することを含む、(11)に記載の方法。
[0058](13)舌壁は、咬合面の上に延びる第1の上側部分と、咬合面の下に延びる第1の下側部分と、を含み、唇壁は、咬合面の上に延びる第2の上側部分と、咬合面の下に延びる第2の下側部分と、を含み、光源は、第1の上側部分に結合された第1の発光要素と、第1の下側部分に結合された第2の発光要素と、第2の上側部分に結合された第3の発光要素と、第2の下側部分に結合された第4の発光要素と、を含む、(11)又は(12)に記載の方法。
[0059](14)口腔内デバイスは、制御器及び電源を更に含み、方法は、制御器と光源とに電源から電力を供給するステップを更に含む、(11)から(13)のいずれか1つに記載の方法。
[0060](15)照明パターンデータに従って制御器によって光源を制御するステップを更に含む、(14)に記載の方法。
[0061](16)口腔内デバイスは、通信回路を更に含み、方法は、通信回路によって外部デバイスに接続するステップを更に含む、(14)又は(15)に記載の方法。
[0062](17)電源は、少なくとも1つのスーパキャパシタを含む、(14)から(16)のいずれか1つに記載の方法。
[0063](18)本体は、取っ手を含み、制御器及び電源は、取っ手の内部に収容される、(14)から(17)のいずれか1つに記載の方法。
[0064](19)本体は、第1の材料で形成された枠を含み、舌壁、唇壁、及び、咬合面は、枠をカバーする第2の材料で形成され、第1の材料は、第2の材料よりも剛性がある、(11)から(18)のいずれか1つに記載の方法。
[0065](20)口腔内デバイスを形成する方法であって、舌壁、唇壁、及び、舌壁と唇壁との間に延びる咬合面を含む本体を形成するステップであって、舌壁、唇壁、及び、咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、ステップと、光源が少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らし得るように、本体に光源を結合するステップと、を含む、方法。
[0066]本明細書で説明されたプロセス、システム、方法、ヒューリスティック等々に関して、そういったプロセス等々のステップが或る種の順序付けされたシーケンスに従って起こると説明されているが、そういったプロセスが、本明細書で説明された順序以外の順序で実行される説明されたステップを用いて実施される場合があることを理解すべきである。或る種のステップが同時に実行される場合があること、他のステップが追加される場合があること、或いは、本明細書で説明された或る種のステップが省略される場合があることを更に理解すべきである。換言すると、本明細書のプロセスの説明は、本開示の或る種の態様を例証する目的で提供されており、本開示を限定するように決して解釈されるべきではない。
[0067]したがって、上の説明が例示的であり限定的ではないことが意図されることを理解すべきである。提供された例以外の多くの実施形態及び用途は、上の説明を読むと明らかになるであろう。範囲は、上の説明を参照して決定されるべきではなく、代わりに、そういった特許請求の範囲が権利を付与される等価物の全範囲と共に、添付の特許請求の範囲を参照して、決定されるべきである。将来の発展が本明細書で議論された技術において起こるであろうこと、及び、開示されたシステム及び方法がそういった将来の実施形態に組み込まれるであろうことが予想され意図される。要するに、用途は修正や変更が可能であることを理解すべきである。

Claims (20)

  1. 舌壁、唇壁、及び、前記舌壁と前記唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、前記舌壁、前記唇壁、及び、前記咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、
    前記本体に結合されて、前記少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすように構成された光源と、を含む口腔内デバイス。
  2. 前記光源は、青色光を発するように構成される、請求項1に記載の口腔内デバイス。
  3. 前記舌壁は、前記咬合面の上に延びる第1の上側部分と、前記咬合面の下に延びる第1の下側部分と、を含み、
    前記唇壁は、前記咬合面の上に延びる第2の上側部分と、前記咬合面の下に延びる第2の下側部分と、を含み、
    前記光源は、前記第1の上側部分に結合された第1の発光要素と、前記第1の下側部分に結合された第2の発光要素と、前記第2の上側部分に結合された第3の発光要素と、前記第2の下側部分に結合された第4の発光要素と、を含む、請求項1に記載の口腔内デバイス。
  4. 制御器と、
    前記制御器と前記光源とに電力を供給するように構成された電源と、を更に含む、請求項1に記載の口腔内デバイス。
  5. 前記制御器は、照明パターンデータに従って前記光源を制御するように構成される、請求項4に記載の口腔内デバイス。
  6. 外部デバイスに接続するように構成された通信回路を更に含む、請求項4に記載の口腔内デバイス。
  7. 前記通信回路は、無線通信又は有線通信の少なくとも一方を使用して通信するように構成される、請求項6に記載の口腔内デバイス。
  8. 前記電源は、少なくとも1つのスーパキャパシタを含む、請求項4に記載の口腔内デバイス。
  9. 前記本体は、取っ手を含み、前記制御器及び前記電源は、前記取っ手の内部に収容される、請求項4に記載の口腔内デバイス。
  10. 前記本体は、第1の材料で形成された枠を含み、
    前記舌壁、前記唇壁、及び、前記咬合面は、前記枠をカバーする第2の材料で形成され、
    前記第1の材料は、前記第2の材料よりも剛性がある、請求項1に記載の口腔内デバイス。
  11. 口腔内デバイスを提供するステップであって、前記口腔内デバイスは、
    舌壁、唇壁、及び、前記舌壁と前記唇壁との間に延びる咬合面を含む本体であって、前記舌壁、前記唇壁、及び、前記咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、本体と、
    前記本体に結合された光源と、を含む、ステップと、
    前記光源を介して前記少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らすステップと、を含む、口腔内治療方法。
  12. 前記照らすステップは、青色光を発することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記舌壁は、前記咬合面の上に延びる第1の上側部分と、前記咬合面の下に延びる第1の下側部分と、を含み、
    前記唇壁は、前記咬合面の上に延びる第2の上側部分と、前記咬合面の下に延びる第2の下側部分と、を含み、
    前記光源は、前記第1の上側部分に結合された第1の発光要素と、前記第1の下側部分に結合された第2の発光要素と、前記第2の上側部分に結合された第3の発光要素と、前記第2の下側部分に結合された第4の発光要素と、を含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記口腔内デバイスは、制御器及び電源を更に含み、
    前記方法は、前記制御器と前記光源とに電源から電力を供給するステップを更に含む、請求項11に記載の方法。
  15. 照明パターンデータに従って前記制御器によって前記光源を制御するステップを更に含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記口腔内デバイスは、通信回路を更に含み、
    前記方法は、前記通信回路によって外部デバイスに接続するステップを更に含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記電源は、少なくとも1つのスーパキャパシタを含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記本体は、取っ手を含み、前記制御器及び前記電源は、前記取っ手の内部に収容される、請求項14に記載の方法。
  19. 前記本体は、第1の材料で形成された枠を含み、
    前記舌壁、前記唇壁、及び、前記咬合面は、前記枠をカバーする第2の材料で形成され、
    前記第1の材料は、前記第2の材料よりも剛性がある、請求項11に記載の方法。
  20. 口腔内デバイスを形成する方法であって、
    舌壁、唇壁、及び、前記舌壁と前記唇壁との間に延びる咬合面を含む本体を形成するステップであって、前記舌壁、前記唇壁、及び、前記咬合面が少なくとも1つのチャネルを画定する、ステップと、
    光源が前記少なくとも1つのチャネルの少なくとも一部分を照らし得るように、前記本体に前記光源を結合するステップと、を含む、方法。
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