JP2021508210A - フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイスを提供する。方法は、第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づき第1存続期間を決定し、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを取得する時点との間の時間インターバルである、ことと、第1ノードによって第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づき第2存続期間を決定することと、第1ノードによって第1存続期間及び第2存続期間に基づき第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算することとを含む。本発明の実施形態によれば、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを測定するコストを削減可能である。

Description

本発明は、通信技術の分野に、特に、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイスに関係がある。
フレキシブル・イーサネット(FlexE)は、イーサネットサービスを対象としたバインディング、サブレート、及びチャネライゼーションなどの機能をサポートすることができる。FlexEに基づくベアラネットワークは、適用中に様々なタイプのサービスにアクセスする。サービス符号ブロックが到着する時点と、サービス符号ブロックによる使用のためにFlexEによって供給されるスロットチャネルが到着する時点とは、ランダムである。その結果、FlexE内の一方向性伝送リンクのレイテンシが不確実であるために、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシは非対称であることがある。しかし、FlexEにおけるいくつかのサービス、例えば、共通公衆無線インターフェイス(Common Public Radio Interface,CPRI)サービスは、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を必要とする。アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するために、最初に、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシが決定される必要があり、次いで、非対称なレイテンシは補償される。
現在、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを決定する方法は:FlexE技術を使用する次世代イーサネット(XE)トランスポートネットワークのプロバイダエッジ(provider edge,PE)が、グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System,GPS)を使用することによってGPS衛星のそれと時間及び周波数を同期させる、ことである。図1は、対応するシナリオの概略図である。サービスのアップリンクレイテンシが測定される場合に、サービス送信デバイス(PEに属する)は、サービスを送信するときに時間スタンプT1を添付し、サービス受信デバイス(PEに属する)は、サービスを受信するときに時間スタンプT2を添付する、ことが知られ得る。サービス受信デバイスは、次いで、時間スタンプT2をサービス送信デバイスへ送り、サービス送信デバイスは、アップリンクレイテンシが(T2-T1)に等しいとして、時間スタンプT1及び時間スタンプT2に基づいてアップリンクレイテンシを計算する。サービスのダウンリンクレイテンシは、同じ原理に従って測定され得る。それから、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシは、サービスのアップリンクレイテンシとサービスのダウンリンクレイテンシとの間の差に基づいて決定され得る。この測定方法はネットワークのプロバイダエッジのGPSに依存し、GPSのメンテナンス費用は比較的に高く、無効リスクが存在する、ことが知られ得る。例えば、GPSのアンテナのフィーダは、長距離では比較的に太く、約10%のアンテナが毎年無効であり、GPSが無効である場合には、現場でのハードウェア交換が必要とされる。結果として、GPSのメンテナンス費用は非常に高い。メンテナンス費用を減らしかつ無効リスクを回避しながら如何にして非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを測定するかは、当業者によって研究されている技術的課題である。
本発明の実施形態は、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを測定するコストを減らすための、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイスを開示する。
本発明の実施形態の第1の態様は、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を開示する。方法は:
第1ノードによって、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することであり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第1ノードによって、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定することであり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第1ノードによって、第1存続期間及び前記第2存続期間に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算することと
を含む。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実施において、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、第1ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=dtt(0)-drt(n+1)
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=utt(0)-urt(n+1)
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第2の可能な実施において、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に。
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
を満足し、このときDTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第3の可能な実施において、第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、方法は、
第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録することと、
第1ノードによって第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信することであり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び前記中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用される、ことと、
第1ノードによって、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取ることであり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、ことと
を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第4の可能な実施において、第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、方法は、
第1ノードによって、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取ることであり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク送信時間インターバルはutt(j)である、ことと、
第1ノードによって、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信することであり、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される、ことと、
第1ノードによって、第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録することと
を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第5の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルdtt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第6の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第7の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第2の態様に従って、本願の実施形態は、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を提供する。方法は:
第2ノードによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信することであり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、ことと、
第2ノードによって、指示情報に従って、第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録することであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第2ノードによって第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送ることであり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと
を含む。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実施において、方法は、第2ノードによって第1ノードへ第2指示情報を送信することであり、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことを更に含む。
第2の態様又は第2の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第2の態様の第2の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第3の態様に従って、本願の実施形態は、ノードを提供する。ノードは、プロセッサ及びメモリを含み、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、次の:
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する動作であり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
次いで、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
その後に、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実施において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=dtt(0)-drt(n+1)
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=utt(0)-urt(n+1)
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第2の可能な実施において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第3の可能な実施において、ノードは、受信器及び送信器を更に含み、
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、プロセッサは、
第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録し、
送信器を使用することによって第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用され、
受信器を使用することによって、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取り、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、
よう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第4の態様の第2の可能な実施において、ノードは、受信器を更に含み、
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、プロセッサは、
受信器を使用することによって、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取り、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク送信時間インターバルはutt(j)であり、
受信器を使用することによって、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、
第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録する
よう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第5の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルdtt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第6の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第7の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第4の態様に従って、本願の実施形態は、ノードを提供する。ノードは、プロセッサ、メモリ、受信器及び送信器を含み、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、次の:
受信器を使用することによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信する動作であり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、動作と、
指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録する動作であり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
送信器を使用することによって、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送る動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実施において、プロセッサは、送信器を使用することによって第1ノードへ第2指示情報を送信するよう更に構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
第4の態様又は第4の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第4の態様の第2の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第5の態様に従って、本願の実施形態は、第1ノードを提供する。第1ノードは、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つに従う方法を実行するよう構成されるユニットを含む。
第6の態様に従って、本願の実施形態は、第2ノードを提供する。第2ノードは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに従う方法を実行するよう構成されるユニットを含む。
第7の態様に従って、本願の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインターフェイス回路を含み、メモリ、インターフェイス回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ラインを使用することによって互いに接続され、少なくとも1つのメモリはプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサによって実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
第8の態様に従って、本願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体はプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサで実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
第9の態様に従って、本願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がプロセッサで実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
本発明の実施形態を実施することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
本発明の実施形態で使用される添付の図面が以下で説明される。
先行技術におけるアップリンク及びダウンリンクレイテンシ測定シナリオの概略図である。 本発明の実施形態に従う通信システムの略アーキテクチャ図である。 本発明の実施形態に従うフレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法の略フローチャートである。 本発明の実施形態に従うダウンリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のダウンリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従うアップリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のダウンリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従うノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。
本発明の実施形態は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、以下で記載される。
図2は、本発明の実施形態に従う通信システムの略アーキテクチャ図である。通信システムは、カスタマデバイス211、第1ノード212、第2ノード213、XEトランスポートネットワーク214、及びカスタマデバイス215を含む。通信システム内のデバイスは、フレキシブル・イーサネット(FlexE)技術に基づいて互いと通信する。第1ノード212及び第2ノード213は、XEトランスポートネットワーク214内のプロバイダエッジに属する。カスタマデバイス211によって送信されたサービスは、第1ノード212を使用することによってXEトランスポートネットワーク214へ伝送され、次いで、XEトランスポートネットワーク214から第2ノード213へ伝送され、次いで、第2ノード213によってカスタマデバイス215へ伝送される。カスタマデバイス215によって送信されたサービスは、第2ノード213を使用することによってXEトランスポートネットワーク214へ伝送され、次いで、XEトランスポートネットワーク214から第1ノード212へ伝送され、それから、第1ノード212によってカスタマデバイス211へ伝送される。第1ノード212へ接続される1つ以上のカスタマデバイスが存在してよく、第2ノード213へ接続される1つ以上のカスタマデバイスも存在してよいことが留意されるべきである。図2では、第1ノード212及び第2ノード213が夫々1つ以上のカスタマデバイスへ接続されている例が、説明のために使用される。その上、XEトランスポートネットワーク214内の第1ノード212と第2ノード213との間のリンクは、中間ノードを通ってもよく、あるいは、中間ノードを通らなくてもよい。中間ノードを通る場合に、リンクは、1つ以上の中間ノードを通ってよい。XEトランスポートネットワーク214は、代替的に、他のネットワークと置き換えられてもよいことが理解され得る。
図3は、本発明の実施形態に従うフレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を示す。方法は、図2に示されるアーキテクチャに基づいて実施されてよい。方法は、制限なしに、次のステップを含む。
ステップS301:第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する。
言い換えれば、本願のこの実施形態で、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1存続期間を決定するために使用される必要がある。第1ダウンリンク送信時間インターバルは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルである。第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって前記第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用される。その上、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。その上、本願のこの実施形態で、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得することは:第1サービス符号ブロックを生成すること、又は(他のノードによって送信される)第1サービス符号ブロックを受信すること、を含む。第1存続期間を決定する方法は、異なる場合において異なり得る。2つの可能な場合が、以下に挙げられる。
場合1:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、他の中間ノードを通らず、あるいは、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、第1存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第1サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1ダウンリンク送信時間インターバルである。第1ノードは、第1指示情報を第2ノードへ送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。相応して、第2ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2ダウンリンク受信時間インターバルである。次いで、第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送り、第1ノードは、第2ノードによって送られた第2ダウンリンク受信時間インターバルを受け取る。最後に、第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を計算する。第1存続期間DT=dtt(0)-drt(n+1)、このとき、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルである。この場合に、第1ダウンリンク送信参照符号ブロック及び第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、同じ符号ブロックである。
場合2:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通る。従って、第1ノードによって第2ノードへ送られる第1サービス符号ブロックは、n個の中間ノードを通る。この場合に、第1存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第1サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1ダウンリンク送信時間インターバルである。
第1ノードは、第1指示情報を第2ノード及びn個の中間ノードへ送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。第1ノードは、第2指示情報を第2ノードへ送信し、第2指示情報は、n個の中間ノードを通る、ことが理解され得る。従って、第1ノードは第1指示情報をn個の中間ノードへ送信する、と見なされ得る。相応して、第2ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2ダウンリンク受信時間インターバルである。次いで、第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送る。
中間ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了する。第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、n個の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、記録されたダウンリンク受信時間インターバルである。n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって記録されるダウンリンク受信時間インターバルは、drt(i)であり、n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送る。その上、i番目の中間ノードは更に、第1サービス符号ブロックを(i+1)番目の中間ノードへ送信する必要がある。i番目の中間ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了する。第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、i番目の中間ノードによる計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、i番目の中間ノードによって記録されたダウンリンク送信時間インターバルである。n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたダウンリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送り、このとき、n≧i≧1。i番目の中間ノードによって記録されるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、一緒に第1ノードへ送られてよく(例えば、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、同じ情報にカプセル化されてよい)、あるいは、別々に第1ノードへ送られてもよい、ことが理解され得る。任意に、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードは、具体的に、n個の中間ノードのうち、第1サービス符号ブロックを時間順に受信するi番目の中間ノードであってよい。
第1ノードは、第2ノードによって送られる第2ダウンリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルとを受け取る。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルと、第2ダウンリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルとに基づいて、第1存続期間を計算する。第1存続期間DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって送られるダウンリンク受信時間インターバルであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって送られるダウンリンク送信時間インターバルである。この場合に、第1ノード、n個の中間ノード、及び第2ノードのうちの1つが第1サービス符号ブロックを他のノードへ送信するならば、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックは、他のノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックと同じである。
任意に、第2ノードによって送られる第2ダウンリンク受信時間インターバル、並びにn個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、レイテンシ配信運用、管理、及び保守(Operation, Administration, Maintenance,OAM)符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、全てFlexEオーバーヘッドを使用することによって第1ノードへ送信される。
ステップS302:第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する。
言い換えれば、本願のこの実施形態で、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルは、第2存続期間を決定するために使用される必要がある。第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルである。第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用される。その上、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。その上、本願のこの実施形態で、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得することは:第2サービス符号ブロックを生成すること、又は(他のノードによって送信される)第2サービス符号ブロックを受信すること、を含む。
第1存続期間を決定する方法は、異なる場合において異なり得る。2つの可能な場合が、以下に挙げられる。
場合1:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、他の中間ノードを通らず、この場合に、第2存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第2サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1アップリンク送信時間インターバルである。第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。第2ノードは更に、第2指示情報を第1ノードへ送信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2アップリンク受信時間インターバルである。第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を計算する。第2存続期間UT=utt(0)-urt(n+1)、このとき、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。この場合に、第1アップリンク送信参照符号ブロック及び第1アップリンク受信参照符号ブロックは、同じ符号ブロックである。
場合2:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通る。従って、第2ノードによって第1ノードへ送られる第2サービス符号ブロックは、n個の中間ノードを通る。この場合に、第2存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第2サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1アップリンク送信時間インターバルである。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。第2ノードは更に、第2指示情報を第1ノード及びn個の中間ノードへ送信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。第2ノードは、第2指示情報を第1ノードへ送信し、第2指示情報は、n個の中間ノードを通る、ことが理解され得る。従って、第2ノードは第2指示情報をn個の中間ノードへ送信する、と見なされ得る。相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2アップリンク受信時間インターバルである。
中間ノードは、第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、記録されたアップリンク受信時間インターバルである。n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、j番目の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間が、j番目の中間ノードによって記録されたアップリンク受信時間インターバルurt(i)である。第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたアップリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送り、このとき、n≧j≧1。任意に、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードは、具体的に、n個の中間ノードのうち、第2サービス符号ブロックを時間順に受信するj番目の中間ノードであってよい。
j番目の中間ノードは更に、第2サービス符号ブロックを(j+1)番目の中間ノードへ送信する必要がある。j番目の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、j番目の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、j番目の中間ノードによって記録されたアップリンク送信時間インターバルutt(i)である。第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。次いで、n個の中間ノードは、n個の中間ノードによって記録されたアップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。j番目の中間ノードによって記録されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルは、一緒に第1ノードへ送られてよく(例えば、アップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルは、同じ情報にカプセル化されてよい)、あるいは、別々に第1ノードへ送られてもよい、ことが理解され得る。
第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを受け取る。
第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルと、第2アップリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとに基づいて、第2存続期間を計算する。第2存続期間UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードによって送られるアップリンク受信時間インターバルであり、dtt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードによって送られるアップリンク送信時間インターバルである。この場合に、第1ノード、n個の中間ノード、及び第2ノードのうちの1つが他のノードへ第2サービス符号ブロックを送信するならば、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックは、他のノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックと同じである。
任意に、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送られる第1アップリンク送信時間インターバルは、レイテンシ配信OAM符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、全てFlexEオーバーヘッドを使用することによって第1ノードへ送信される。
ステップS303:第1ノードは、第1存続期間及び第2存続期間に基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。
第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク伝送レイテンシT1及びダウンリンク伝送レイテンシT2の計算方法は、次の通りである、ことが理解され得る:
T1=DT+(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)
T2=UT+(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)
n個の中間ノードは、第1ノードまでの距離の降順でソートされると仮定される。x0は、第1ノードとn個の中間ノードの中の第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第1ノードと第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、及び第1ノードと第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx0であり;xnは、n番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、n番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びにn番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともxnであり;x1は、第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びに第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx1であり;x2は、第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びに第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx2であり;xiは、i番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、i番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びにi番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともxiである。残りは、類推され得る。ここで、iは、1からn−1の整数であってよい。
この場合に、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTは:
ΔT=T1-T2=DT-UT
である。
具体的に言えば、アップリンク伝送レイテンシT1及びダウンリンク伝送レイテンシT2の夫々は、因数(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)を含み、それにより、T2がT1から減じられる場合に、因数(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)は相殺され得る。因数が相殺された後に求められた式から、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTは、第1存続期間と第2存続期間との間の差に等しい、ことが分かる。従って、本願のこの実施形態で、第1存続期間及び第2存続期間が最初に決定され、それから、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差が第1存続期間及び第2存続期間に基づいて計算される。
アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定した後、第1ノードは、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するように、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を補償してよい。代替的に、第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差に関する情報を他のデバイスへ送信してもよく、他のデバイスが、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するように、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を補償する。任意に、ダウンリンクレイテンシがより短く、アップリンクレイテンシがより長い場合には、その後のダウンリンク伝送に追加のバッファが加えられてもよく、それにより、その後のダウンリンクレイテンシとその後のアップリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は小さくなり、あるいは、ダウンリンクレイテンシとアップリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は、ゼロまで小さくされる。アップリンクレイテンシがより短く、ダウンリンクレイテンシがより長い場合には、その後のアップリンク伝送に追加のバッファが加えられてもよく、それにより、その後のアップリンクレイテンシとその後のダウンリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は小さくなり、あるいは、アップリンクレイテンシとダウンリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は、ゼロまで小さくされる。
第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップS301乃至S303において大体は記載されている。理解を簡単にするために、上記のプロセスは、具体的なシナリオの概略図を参照して、例を使用することによって以下で更に記載される。
図4及び図5は、第1ノードと第2ノードとの間に中間ノードが存在しないシナリオの概略図である。シナリオにおいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップ401乃至411において示される。
ステップ401:ネットワーク制御エンドは、第1ノード及び第2ノードへの非対称レイテンシ測定コマンドを起動する。
ステップ402:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第1ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をダウンリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第1サービス符号ブロックと呼ばれ、第1サービス符号ブロックは、ダウンリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ403:第1ノードは、第1サービス符号ブロックを取得するとダウンリンク送信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)と呼ばれてよい。
ステップ404:第2ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ405:第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)をダウンリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)を受け取る。
x0が第1ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであるとして、図4から、ダウンリンクレイテンシT1=dtt(0)+x0-drt(n+1)が知られ得る。
ステップ406:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第2ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をアップリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第2サービス符号ブロックと呼ばれ、第2サービス符号ブロックは、アップリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ407:第2ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク送信タイマを起動し、そして、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と呼ばれてよい。
ステップ408:第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)をアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)を受け取る。
ステップ409:第1ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク受信タイマを起動し、そして、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)と呼ばれてよい。
x0が第1ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであるとして、図5から、アップリンクレイテンシT2=utt(0)+x0-urt(n+1)が知られ得る。
ステップ410:第1ノードは、次の式:
ΔT=T1-T2=[dtt(0)-drt(n+1)]-[utt(0)-urt(n+1)]
に従って、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTを計算する。
ステップ411:第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTに対して非対称レイテンシ補償を実行する。
図6及び図7は、第1ノードと第2ノードとの間に中間ノードが存在するシナリオの概略図である。シナリオにおいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップ501乃至515において示される。
ステップ501:ネットワーク制御エンドは、第1ノード及び第2ノードへの非対称レイテンシ測定コマンドを起動する。
ステップ502:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第1ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をダウンリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第1サービス符号ブロックと呼ばれ、第1サービス符号ブロックは、ダウンリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ503:第1ノードは、第1サービス符号ブロックを取得するとダウンリンク送信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)と呼ばれてよい。
ステップ504:第2ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ505:第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)をアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)を受け取る。
ステップ506:n個の中間ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、第1ノードまでの昇順の距離においてi番目の中間ノードによって記録される値は、ダウンリンク受信時間インターバルdrt(i)と呼ばれてよい。
ステップ507:n個の中間ノードは更に、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク送信タイマを起動し、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、i番目の中間ノードによって記録される値は、ダウンリンク送信時間インターバルdtt(i)と呼ばれてよい。
ステップ507:n個の中間ノードは、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルをダウンリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを受け取る。
図6に示されるように、1つの中間ノードが存在する場合に、ダウンリンクレイテンシT1=[dtt(0)+x0-drt(1)]+[dtt(1)+x1-drt(n+1)]、このとき、x0は、第1ノードと中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、x1は、中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシである。
ステップ508:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第2ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をアップリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第2サービス符号ブロックと呼ばれ、第2サービス符号ブロックは、アップリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ509:第2ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク送信タイマを起動し、そして、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と呼ばれてよい。
ステップ510:第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)をアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)を受け取る。
ステップ511:n個の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク受信タイマを起動し、第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、第1ノードまでの距離の降順においてj番目の中間ノードによって記録される値は、アップリンク受信時間インターバルurt(j)と呼ばれてよい。
ステップ511:n個の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク送信タイマを起動し、第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、j番目の中間ノードによって記録される値は、アップリンク送信時間インターバルutt(j)と呼ばれてよい。
ステップ512:n個の中間ノードは、アップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、n個の中間ノードによって別々に記録されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルをアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを受け取る。
図7に示されるように、1つの中間ノードが存在する場合に、アップリンクレイテンシT2=[utt(0)+x0-urt(1)]+[utt(1)+x1-urt(n+1)]、このとき、x0は、第1ノードと中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、x1は、中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシである。
ステップ513:第1ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク受信タイマを起動し、そして、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ514:第1ノードは、次の式:
ΔT=T1-T2=DT-UT
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
に従って、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTを計算する。
ステップ515:第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTに対して非対称レイテンシ補償を実行する。
本願のこの実施形態には、次の場合が更に存在し得る:(例えば、N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送られる第1アップリンク送信時間インターバルのどれも第1ノードへは伝送されず、レイテンシ配信OAM符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、FlexEオーバーヘッドを使用することによって、事前指定されたネットワーク管理サーバへ全て伝送される。その上、第1ノードも、記録された第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルをネットワーク管理サーバへ送信する。相応して、第1ノードによって記録される第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって記録される第1ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルと、(N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルとを取得した後、ネットワーク管理サーバは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算するための上記の式に従って、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算する。次いで、ネットワーク管理サーバは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTに基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するためにネットワーク管理サーバによって使用される原理は、ステップS303で第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第1ノードによって使用される原理と同じであり、詳細は、ここで再びは記載されない。
本願のこの実施形態には、次の場合が更に存在し得る:n個の中間ノードは、(N個の中間ノードが存在する場合に)アップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルを第2ノードへ別々に送り、第1ノードも、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク時間インターバルを第2ノードへ送る。相応して、第1ノードによって記録される第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルと、(N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルとを取得した後に、第2ノードは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算するための上記の式に従って、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算する。次いで、第2ノードは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTに基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第2ノードによって使用される原理は、ステップS303で第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第1ノードによって使用される原理と同じであり、詳細は、ここで再びは記載されない。
図3に記載される方法で、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルと、第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルとに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルと、第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルとに基づいて第2存続期間を決定し、次いで、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
本発明の実施形態における方法は、詳細に上述されており、本発明の実施形態における装置は、以下で提供される。
図8は、本発明の実施形態に従うノード80の略構造図である。ノードは、決定ユニット801及び計算ユニット802を含んでよい。各ユニットは、以下で詳細に記載される。
決定ユニット801は、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定するよう構成され、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
決定ユニット801は更に、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定するよう構成され、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
計算ユニット802は、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算するよう構成される。
上記のステップを実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
任意の解決法において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送される。第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:DT=dtt(0)-drt(n+1)を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり;第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:UT=utt(0)-urt(n+1)を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
他の任意の解決法において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
更なる他の任意の解決法において、ノードは、記録ユニット、送信ユニット、及び受信ユニットを更に含む。
記録ユニットは、決定ユニット801が、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録するよう構成される。送信ユニットは、第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信するよう構成され、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用される。受信ユニットは、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取るよう構成され、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である。
更なる他の任意の解決法において、ノードは、記録ユニット、送信ユニット、及び受信ユニットを更に含む。受信ユニットは、決定ユニット801が、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取るよう構成され、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク送信時間インターバルはutt(j)である。受信ユニットは、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信するよう構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。記録ユニットは、第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録するよう構成される。
更なる他の任意の解決法において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルdtt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
更なる他の任意の解決法において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
更なる他の任意の解決法において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
各ユニットの実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード80は、図3に示される方法の実施形態で記載される第1ノードである。
図8に記載されるノード80では、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
図9は、本発明の実施形態に従うノード90の略構造図である。ノードは、決定ユニット901、記録ユニット902、及び送信ユニット903を含んでよい。各ユニットは、以下で詳細に記載される。
受信ユニット901は、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信するよう構成され、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。
記録ユニット902は、指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録するよう構成され、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
送信ユニット903は、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送るよう構成され、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
他の任意の解決法において、送信ユニットは、第1ノードへ第2指示情報を送信するよう更に構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
更なる他の任意の解決法において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
各ユニットの実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード90は、図3に示される方法の実施形態で記載される第2ノードである。
図9に記載されるノード90では、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
図10は、本発明の実施形態に従うノード100を示す。ノードは、プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003、及び送信器1004を含む。プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003、及び送信器1004は、バスを使用することによって互いに接続される。
メモリ1002は、制限なしに、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(erasable programmable read only memory,EPROM)、又はポータブル・リード・オンリー・メモリ(compact disc read-only memory,CD-ROM)を含む。メモリ1002は、関連する命令及び関連するデータを記憶するよう構成される。受信器1003は、データを受信するよう構成され、送信器1004は、データを送信するよう構成される。
プロセッサ1001は、1つ以上の中央演算処理装置(central processing unit,CPU)であってよい。プロセッサ1001が1つのCPUである場合に、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであってよい。
ノード内のプロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されているプログラムコードを読み出して、次の:
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する動作であり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
次いで、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
その後に、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
各動作の実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード100は、図3に示される方法の実施形態で記載される第1ノードである。
図11は、本発明の実施形態に従うノード110を示す。ノードは、プロセッサ1101、メモリ1102、受信器1103、及び送信器1104を含む。プロセッサ1101、メモリ1102、受信器1103、及び送信器1104は、バスを使用することによって互いに接続される。
メモリ1102は、制限なしに、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(erasable programmable read only memory,EPROM)、又はポータブル・リード・オンリー・メモリ(compact disc read-only memory,CD-ROM)を含む。メモリ1102は、関連する命令及び関連するデータを記憶するよう構成される。受信器1103は、データを受信するよう構成され、送信器1004は、データを送信するよう構成される。
プロセッサ1101は、1つ以上の中央演算処理装置(central processing unit,CPU)であってよい。プロセッサ1101が1つのCPUである場合に、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであってよい。
ノード内のプロセッサ1101は、メモリ1102に記憶されているプログラムコードを読み出して、次の:
受信器を使用することによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信する動作であり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、動作と、
指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録する動作であり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
送信器を使用することによって、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送る動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
各動作の実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード110は、図3に示される方法の実施形態で記載される第2ノードである。
本発明の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインターフェイス回路を含み、メモリ、インターフェイス回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ラインを使用することによって互いに接続され、少なくとも1つのメモリは命令を記憶しており、命令がプロセッサによって実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータ可読記憶媒体はプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサで実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
本発明の実施形態は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、コンピュータプログラム製品がプロセッサで実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
最後に、本発明の実施形態に従って、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
当業者であれば、実施形態における方法のプロシージャの全部又は一部が、関連するハードウェアに指示するコンピュータプログラムによって実施されてよい、と理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、プログラムが実行される場合に、上記の方法の実施形態のプロシージャが含まれ得る。上記の記憶媒体は、ROM、ランダム・アクセス・メモリRAM、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる如何なる媒体を含む。
本発明は、通信技術の分野に、特に、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイスに関係がある。
フレキシブル・イーサネット(FlexE)は、イーサネットサービスを対象としたバインディング、サブレート、及びチャネライゼーションなどの機能をサポートすることができる。FlexEに基づくベアラネットワークは、適用中に様々なタイプのサービスにアクセスする。サービス符号ブロックが到着する時点と、サービス符号ブロックによる使用のためにFlexEによって供給されるスロットチャネルが到着する時点とは、ランダムである。その結果、FlexE内の一方向性伝送リンクのレイテンシが不確実であるために、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシは非対称であることがある。しかし、FlexEにおけるいくつかのサービス、例えば、共通公衆無線インターフェイス(Common Public Radio Interface,CPRI)サービスは、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を必要とする。アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するために、最初に、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシが決定される必要があり、次いで、非対称なレイテンシは補償される。
現在、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを決定する方法は:FlexE技術を使用する次世代イーサネット(XE)トランスポートネットワークのプロバイダエッジ(provider edge,PE)が、グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System,GPS)を使用することによってGPS衛星のそれと時間及び周波数を同期させる、ことである。図1は、対応するシナリオの概略図である。サービスのアップリンクレイテンシが測定される場合に、サービス送信デバイス(PEに属する)は、サービスを送信するときに時間スタンプT1を添付し、サービス受信デバイス(PEに属する)は、サービスを受信するときに時間スタンプT2を添付する、ことが知られ得る。サービス受信デバイスは、次いで、時間スタンプT2をサービス送信デバイスへ送り、サービス送信デバイスは、アップリンクレイテンシが(T2-T1)に等しいとして、時間スタンプT1及び時間スタンプT2に基づいてアップリンクレイテンシを計算する。サービスのダウンリンクレイテンシは、同じ原理に従って測定され得る。それから、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシは、サービスのアップリンクレイテンシとサービスのダウンリンクレイテンシとの間の差に基づいて決定され得る。この測定方法はネットワークのプロバイダエッジのGPSに依存し、GPSのメンテナンス費用は比較的に高く、無効リスクが存在する、ことが知られ得る。例えば、GPSのアンテナのフィーダは、長距離では比較的に太く、約10%のアンテナが毎年無効であり、GPSが無効である場合には、現場でのハードウェア交換が必要とされる。結果として、GPSのメンテナンス費用は非常に高い。メンテナンス費用を減らしかつ無効リスクを回避しながら如何にして非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを測定するかは、当業者によって研究されている技術的課題である。
本発明の実施形態は、非対称なアップリンク及びダウンリンクレイテンシを測定するコストを減らすための、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法及び関連するデバイスを開示する。
本発明の実施形態の第1の態様は、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を開示する。方法は:
第1ノードによって、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することであり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第1ノードによって、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定することであり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第1ノードによって、第1存続期間及び前記第2存続期間に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算することと
を含む。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実施において、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、第1ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=dtt(0)-drt(n+1)
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=utt(0)-urt(n+1)
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第2の可能な実施において、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に。
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
を満足し、このときDTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、utt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第3の可能な実施において、第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、方法は、
第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録することと、
第1ノードによって第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信することであり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び前記中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用される、ことと、
第1ノードによって、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取ることであり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、ことと
を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第4の可能な実施において、第1ノードによって第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、方法は、
第1ノードによって、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取ることであり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク送信時間インターバルはutt(j)である、ことと、
第1ノードによって、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信することであり、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される、ことと、
第1ノードによって、第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録することと
を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第5の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守(operation, administration, and maintenance,OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第6の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第1の態様又は第1の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第1の態様の第7の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第2の態様に従って、本願の実施形態は、フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を提供する。方法は:
第2ノードによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信することであり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、ことと、
第2ノードによって、指示情報に従って、第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録することであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと、
第2ノードによって第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送ることであり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことと
を含む。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実施において、方法は、第2ノードによって第1ノードへ第2指示情報を送信することであり、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、ことを更に含む。
第2の態様又は第2の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第2の態様の第2の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第3の態様に従って、本願の実施形態は、ノードを提供する。ノードは、プロセッサ及びメモリを含み、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、次の:
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する動作であり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
次いで、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
その後に、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実施において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=dtt(0)-drt(n+1)
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=utt(0)-urt(n+1)
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第2の可能な実施において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、utt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第3の可能な実施において、ノードは、受信器及び送信器を更に含み、
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、プロセッサは、
第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録し、
送信器を使用することによって第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用され、
受信器を使用することによって、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取り、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、
よう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第4の態様の第2の可能な実施において、ノードは、受信器を更に含み、
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、プロセッサは、
受信器を使用することによって、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取り、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク送信時間インターバルはutt(j)であり、
受信器を使用することによって、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、
第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録する
よう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第5の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第6の可能な実施において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
第3の態様又は第3の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第3の態様の第7の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第4の態様に従って、本願の実施形態は、ノードを提供する。ノードは、プロセッサ、メモリ、受信器及び送信器を含み、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、次の:
受信器を使用することによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信する動作であり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、動作と、
指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録する動作であり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
送信器を使用することによって、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送る動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実施において、プロセッサは、送信器を使用することによって第1ノードへ第2指示情報を送信するよう更に構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
第4の態様又は第4の態様の上記の可能な実施のいずれか1つを参照して、第4の態様の第2の可能な実施において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
第5の態様に従って、本願の実施形態は、第1ノードを提供する。第1ノードは、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つに従う方法を実行するよう構成されるユニットを含む。
第6の態様に従って、本願の実施形態は、第2ノードを提供する。第2ノードは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに従う方法を実行するよう構成されるユニットを含む。
第7の態様に従って、本願の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインターフェイス回路を含み、メモリ、インターフェイス回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ラインを使用することによって互いに接続され、少なくとも1つのメモリはプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサによって実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
第8の態様に従って、本願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体はプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサで実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
第9の態様に従って、本願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がプロセッサで実行される場合に、第1の態様又は第1の態様の可能な実施のいずれか1つ、あるいは、第2の態様又は第2の態様の可能な実施のいずれか1つに記載される方法が実施される。
本発明の実施形態を実施することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
本発明の実施形態で使用される添付の図面が以下で説明される。
先行技術におけるアップリンク及びダウンリンクレイテンシ測定シナリオの概略図である。 本発明の実施形態に従う通信システムの略アーキテクチャ図である。 本発明の実施形態に従うフレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法の略フローチャートである。 本発明の実施形態に従うダウンリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のダウンリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従うアップリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のアップリンクサービス伝送の略構造図である。 本発明の実施形態に従うノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。 本発明の実施形態に従う他のノードの略構造図である。
本発明の実施形態は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、以下で記載される。
図2は、本発明の実施形態に従う通信システムの略アーキテクチャ図である。通信システムは、カスタマデバイス211、第1ノード212、第2ノード213、XEトランスポートネットワーク214、及びカスタマデバイス215を含む。通信システム内のデバイスは、フレキシブル・イーサネット(FlexE)技術に基づいて互いと通信する。第1ノード212及び第2ノード213は、XEトランスポートネットワーク214内のプロバイダエッジに属する。カスタマデバイス211によって送信されたサービスは、第1ノード212を使用することによってXEトランスポートネットワーク214へ伝送され、次いで、XEトランスポートネットワーク214から第2ノード213へ伝送され、次いで、第2ノード213によってカスタマデバイス215へ伝送される。カスタマデバイス215によって送信されたサービスは、第2ノード213を使用することによってXEトランスポートネットワーク214へ伝送され、次いで、XEトランスポートネットワーク214から第1ノード212へ伝送され、それから、第1ノード212によってカスタマデバイス211へ伝送される。第1ノード212へ接続される1つ以上のカスタマデバイスが存在してよく、第2ノード213へ接続される1つ以上のカスタマデバイスも存在してよいことが留意されるべきである。図2では、第1ノード212及び第2ノード213が夫々1つ以上のカスタマデバイスへ接続されている例が、説明のために使用される。その上、XEトランスポートネットワーク214内の第1ノード212と第2ノード213との間のリンクは、中間ノードを通ってもよく、あるいは、中間ノードを通らなくてもよい。中間ノードを通る場合に、リンクは、1つ以上の中間ノードを通ってよい。XEトランスポートネットワーク214は、代替的に、他のネットワークと置き換えられてもよいことが理解され得る。
図3は、本発明の実施形態に従うフレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法を示す。方法は、図2に示されるアーキテクチャに基づいて実施されてよい。方法は、制限なしに、次のステップを含む。
ステップS301:第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する。
言い換えれば、本願のこの実施形態で、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1存続期間を決定するために使用される必要がある。第1ダウンリンク送信時間インターバルは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルである。第1サービス符号ブロックは、第1ノードによって前記第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用される。その上、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、第1ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。その上、本願のこの実施形態で、第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得することは:第1サービス符号ブロックを生成すること、又は(他のノードによって送信される)第1サービス符号ブロックを受信すること、を含む。第1存続期間を決定する方法は、異なる場合において異なり得る。2つの可能な場合が、以下に挙げられる。
場合1:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、他の中間ノードを通らず、あるいは、第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、この場合に、第1存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第1サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1ダウンリンク送信時間インターバルである。第1ノードは、第1指示情報を第2ノードへ送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。相応して、第2ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2ダウンリンク受信時間インターバルである。次いで、第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送り、第1ノードは、第2ノードによって送られた第2ダウンリンク受信時間インターバルを受け取る。最後に、第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を計算する。第1存続期間DT=dtt(0)-drt(n+1)、このとき、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルである。この場合に、第1ダウンリンク送信参照符号ブロック及び第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、同じ符号ブロックである。
場合2:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通る。従って、第1ノードによって第2ノードへ送られる第1サービス符号ブロックは、n個の中間ノードを通る。この場合に、第1存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第1サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1ダウンリンク送信時間インターバルである。
第1ノードは、第1指示情報を第2ノード及びn個の中間ノードへ送信し、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。第1ノードは、第1指示情報を第2ノードへ送信し、第1指示情報は、n個の中間ノードを通る、ことが理解され得る。従って、第1ノードは第1指示情報をn個の中間ノードへ送信する、と見なされ得る。相応して、第2ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2ダウンリンク受信時間インターバルである。次いで、第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送る。
中間ノードは、第1指示情報を受信し、第1指示情報に従って、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了する。第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、n個の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、記録されたダウンリンク受信時間インターバルである。n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって記録されるダウンリンク受信時間インターバルは、drt(i)であり、n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送る。その上、i番目の中間ノードは更に、第1サービス符号ブロックを(i+1)番目の中間ノードへ送信する必要がある。i番目の中間ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了する。第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、i番目の中間ノードによる計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、i番目の中間ノードによって記録されたダウンリンク送信時間インターバルである。n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたダウンリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送り、このとき、n≧i≧1。i番目の中間ノードによって記録されるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、一緒に第1ノードへ送られてよく(例えば、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、同じ情報にカプセル化されてよい)、あるいは、別々に第1ノードへ送られてもよい、ことが理解され得る。任意に、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードは、具体的に、n個の中間ノードのうち、第1サービス符号ブロックを時間順に受信するi番目の中間ノードであってよい。
第1ノードは、第2ノードによって送られる第2ダウンリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルとを受け取る。
第1ノードは、第1ダウンリンク送信時間インターバルと、第2ダウンリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルとに基づいて、第1存続期間を計算する。第1存続期間DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって送られるダウンリンク受信時間インターバルであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードによって送られるダウンリンク送信時間インターバルである。この場合に、第1ノード、n個の中間ノード、及び第2ノードのうちの1つが第1サービス符号ブロックを他のノードへ送信するならば、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックは、他のノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックと同じである。
任意に、第2ノードによって送られる第2ダウンリンク受信時間インターバル、並びにn個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルは、レイテンシ配信運用、管理、及び保守(Operation, Administration, Maintenance,OAM)符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、全てFlexEオーバーヘッドを使用することによって第1ノードへ送信される。
ステップS302:第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する。
言い換えれば、本願のこの実施形態で、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルは、第2存続期間を決定するために使用される必要がある。第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルである。第2サービス符号ブロックは、第2ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用される。その上、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。その上、本願のこの実施形態で、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得することは:第2サービス符号ブロックを生成すること、又は(他のノードによって送信される)第2サービス符号ブロックを受信すること、を含む。
第2存続期間を決定する方法は、異なる場合において異なり得る。2つの可能な場合が、以下に挙げられる。
場合1:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、他の中間ノードを通らず、この場合に、第2存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第2サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1アップリンク送信時間インターバルである。第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。第2ノードは更に、第2指示情報を第1ノードへ送信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2アップリンク受信時間インターバルである。第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を計算する。第2存続期間UT=utt(0)-urt(n+1)、このとき、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。この場合に、第2アップリンク送信参照符号ブロック及び第2アップリンク受信参照符号ブロックは、同じ符号ブロックである。
場合2:第1ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通る。従って、第2ノードによって第1ノードへ送られる第2サービス符号ブロックは、n個の中間ノードを通る。この場合に、第2存続期間を決定する方法は、以下で記載される。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを記録し、例えば、第2サービス符号ブロックを取得するときに計時を開始し、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、第2ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第1アップリンク送信時間インターバルである。
第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。第2ノードは更に、第2指示情報を第1ノード及びn個の中間ノードへ送信し、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。第2ノードは、第2指示情報を第1ノードへ送信し、第2指示情報は、n個の中間ノードを通る、ことが理解され得る。従って、第2ノードは第2指示情報をn個の中間ノードへ送信する、と見なされ得る。相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、第1ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さが第2アップリンク受信時間インターバルである。
中間ノードは、第2指示情報を受信し、第2指示情報に従って、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始すると決定し、更には、アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、記録されたアップリンク受信時間インターバルである。n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときに計時を終了し、それにより、j番目の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間が、j番目の中間ノードによって記録されたアップリンク受信時間インターバルurt(j)である。第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。n個の中間ノードは、次いで、n個の中間ノードによって記録されたアップリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送り、このとき、n≧j≧1。任意に、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードは、具体的に、n個の中間ノードのうち、第2サービス符号ブロックを時間順に受信するj番目の中間ノードであってよい。
j番目の中間ノードは更に、第2サービス符号ブロックを(j+1)番目の中間ノードへ送信する必要がある。j番目の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するときに計時を開始し、第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときに計時を終了し、それにより、j番目の中間ノードによって計時の開始から計時の終了までに記録された時間長さは、j番目の中間ノードによって記録されたアップリンク送信時間インターバルutt(j)である。第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。次いで、n個の中間ノードは、n個の中間ノードによって記録されたアップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送る。j番目の中間ノードによって記録されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルは、一緒に第1ノードへ送られてよく(例えば、アップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルは、同じ情報にカプセル化されてよい)、あるいは、別々に第1ノードへ送られてもよい、ことが理解され得る。
第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを受け取る。
第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルと、第2アップリンク受信時間インターバルと、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとに基づいて、第2存続期間を計算する。第2存続期間UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードによって送られるアップリンク受信時間インターバルであり、utt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードによって送られるアップリンク送信時間インターバルである。この場合に、第1ノード、n個の中間ノード、及び第2ノードのうちの1つが他のノードへ第2サービス符号ブロックを送信するならば、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックは、他のノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックと同じである。
任意に、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送られる第1アップリンク送信時間インターバルは、レイテンシ配信OAM符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、全てFlexEオーバーヘッドを使用することによって第1ノードへ送信される。
ステップS303:第1ノードは、第1存続期間及び第2存続期間に基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。
第1ノードと第2ノードとの間のダウンリンク伝送レイテンシT1及びアップリンク伝送レイテンシT2の計算方法は、次の通りである、ことが理解され得る:
T1=DT+(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)
T2=UT+(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)
n個の中間ノードは、第1ノードまでの距離の降順でソートされると仮定される。x0は、第1ノードとn個の中間ノードの中の第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第1ノードと第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、及び第1ノードと第1中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx0であり;xnは、n番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、n番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びにn番目の中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともxnであり;x1は、第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びに第1中間ノードと第2中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx1であり;x2は、第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びに第2中間ノードと第3中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともx2であり;xiは、i番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、i番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のアップリンクレイテンシ、並びにi番目の中間ノードと(i+1)番目の中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のダウンリンクレイテンシは、等しく、両方ともxiである。残りは、類推され得る。ここで、iは、1からn−1の整数であってよい。
この場合に、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTは:
ΔT=T1-T2=DT-UT
である。
具体的に言えば、ダウンリンク伝送レイテンシT1及びアップリンク伝送レイテンシT2の夫々は、因数(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)を含み、それにより、T2がT1から減じられる場合に、因数(x0+x2+・・・+xi+・・・+xn)は相殺され得る。因数が相殺された後に求められた式から、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTは、第1存続期間と第2存続期間との間の差に等しい、ことが分かる。従って、本願のこの実施形態で、第1存続期間及び第2存続期間が最初に決定され、それから、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差が第1存続期間及び第2存続期間に基づいて計算される。
アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定した後、第1ノードは、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するように、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を補償してよい。代替的に、第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差に関する情報を他のデバイスへ送信してもよく、他のデバイスが、アップリンクレイテンシ及びダウンリンクレイテンシの対称性を実装するように、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を補償する。任意に、ダウンリンクレイテンシがより短く、アップリンクレイテンシがより長い場合には、その後のダウンリンク伝送に追加のバッファが加えられてもよく、それにより、その後のダウンリンクレイテンシとその後のアップリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は小さくなり、あるいは、ダウンリンクレイテンシとアップリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は、ゼロまで小さくされる。アップリンクレイテンシがより短く、ダウンリンクレイテンシがより長い場合には、その後のアップリンク伝送に追加のバッファが加えられてもよく、それにより、その後のアップリンクレイテンシとその後のダウンリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は小さくなり、あるいは、アップリンクレイテンシとダウンリンクレイテンシとの間のレイテンシ差は、ゼロまで小さくされる。
第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップS301乃至S303において大体は記載されている。理解を簡単にするために、上記のプロセスは、具体的なシナリオの概略図を参照して、例を使用することによって以下で更に記載される。
図4及び図5は、第1ノードと第2ノードとの間に中間ノードが存在しないシナリオの概略図である。シナリオにおいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップ401乃至411において示される。
ステップ401:ネットワーク制御エンドは、第1ノード及び第2ノードへの非対称レイテンシ測定コマンドを起動する。
ステップ402:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第1ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をダウンリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第1サービス符号ブロックと呼ばれ、第1サービス符号ブロックは、ダウンリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ403:第1ノードは、第1サービス符号ブロックを取得するとダウンリンク送信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)と呼ばれてよい。
ステップ404:第2ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ405:第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)をダウンリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)を受け取る。
x0が第1ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであるとして、図4から、ダウンリンクレイテンシT1=dtt(0)+x0-drt(n+1)が知られ得る。
ステップ406:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第2ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をアップリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第2サービス符号ブロックと呼ばれ、第2サービス符号ブロックは、アップリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ407:第2ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク送信タイマを起動し、そして、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と呼ばれてよい。
ステップ408:第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)をアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)を受け取る。
ステップ409:第1ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク受信タイマを起動し、そして、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)と呼ばれてよい。
x0が第1ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであるとして、図5から、アップリンクレイテンシT2=utt(0)+x0-urt(n+1)が知られ得る。
ステップ410:第1ノードは、次の式:
ΔT=T1-T2=[dtt(0)-drt(n+1)]-[utt(0)-urt(n+1)]
に従って、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTを計算する。
ステップ411:第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTに対して非対称レイテンシ補償を実行する。
図6及び図7は、第1ノードと第2ノードとの間に中間ノードが存在するシナリオの概略図である。シナリオにおいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するプロセスは、ステップ501乃至515において示される。
ステップ501:ネットワーク制御エンドは、第1ノード及び第2ノードへの非対称レイテンシ測定コマンドを起動する。
ステップ502:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第1ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をダウンリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第1サービス符号ブロックと呼ばれ、第1サービス符号ブロックは、ダウンリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ503:第1ノードは、第1サービス符号ブロックを取得するとダウンリンク送信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)と呼ばれてよい。
ステップ504:第2ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、そして、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ505:第2ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)をダウンリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)を受け取る。
ステップ506:n個の中間ノードは、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク受信タイマを起動し、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信するときにダウンリンク受信タイマの値を記録し、このとき、第1ノードまでの昇順の距離においてi番目の中間ノードによって記録される値は、ダウンリンク受信時間インターバルdrt(i)と呼ばれてよい。
ステップ507:n個の中間ノードは更に、第1サービス符号ブロックを受信するとダウンリンク送信タイマを起動し、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信するときにダウンリンク送信タイマの値を記録し、このとき、i番目の中間ノードによって記録される値は、ダウンリンク送信時間インターバルdtt(i)と呼ばれてよい。
ステップ507:n個の中間ノードは、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルをダウンリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを受け取る。
図6に示されるように、1つの中間ノードが存在する場合に、ダウンリンクレイテンシT1=[dtt(0)+x0-drt(1)]+[dtt(1)+x1-drt(n+1)]、このとき、x0は、第1ノードと中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、x1は、中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシである。
ステップ508:非対称レイテンシ測定コマンドに応答して、第2ノードは、一意の識別可能な符号ブロック(例えば、順序集合内の使用されていないユーザ定義のO符号によって識別される制御符号ブロック)をアップリンクサービスフローに挿入し、サービスデータフローにおいて一意の識別可能な符号ブロックがある場合には、追加の符号ブロックは挿入不要であり、ここで、一意の識別可能な符号ブロックは、その後に第2サービス符号ブロックと呼ばれ、第2サービス符号ブロックは、アップリンクサービスのレイテンシ測定ポイントとして使用される。
ステップ509:第2ノードは、第2サービス符号ブロックを取得するとアップリンク送信タイマを起動し、そして、第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と呼ばれてよい。
ステップ510:第2ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)をアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)を受け取る。
ステップ511:n個の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク受信タイマを起動し、第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、第1ノードまでの距離の降順においてj番目の中間ノードによって記録される値は、アップリンク受信時間インターバルurt(j)と呼ばれてよい。
ステップ511:n個の中間ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク送信タイマを起動し、第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信するときにアップリンク送信タイマの値を記録し、このとき、j番目の中間ノードによって記録される値は、アップリンク送信時間インターバルutt(j)と呼ばれてよい。
ステップ512:n個の中間ノードは、アップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを第1ノードへ送るために、n個の中間ノードによって別々に記録されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルをアップリンクサービスのレイテンシ配信OAM符号ブロックに挿入し、相応して、第1ノードは、n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルを受け取る。
図7に示されるように、1つの中間ノードが存在する場合に、アップリンクレイテンシT2=[utt(0)+x0-urt(1)]+[utt(1)+x1-urt(n+1)]、このとき、x0は、第1ノードと中間ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシであり、x1は、中間ノードと第2ノードとの間の参照符号ブロックの伝送のレイテンシである。
ステップ513:第1ノードは、第2サービス符号ブロックを受信するとアップリンク受信タイマを起動し、そして、第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信するときにアップリンク受信タイマの値を記録し、このとき、記録される値は、第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)と呼ばれてよい。
ステップ514:第1ノードは、次の式:
ΔT=T1-T2=DT-UT
DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
に従って、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTを計算する。
ステップ515:第1ノードは、アップリンク及びダウンリンクレイテンシ差ΔTに対して非対称レイテンシ補償を実行する。
本願のこの実施形態には、次の場合が更に存在し得る:(例えば、N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送られる第1アップリンク送信時間インターバルのどれも第1ノードへは伝送されず、レイテンシ配信OAM符号ブロックにおいて運ばれるか、あるいは、FlexEオーバーヘッドを使用することによって、事前指定されたネットワーク管理サーバへ全て伝送される。その上、第1ノードも、記録された第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルをネットワーク管理サーバへ送信する。相応して、第1ノードによって記録される第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって記録される第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルと、(N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルとを取得した後、ネットワーク管理サーバは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算するための上記の式に従って、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算する。次いで、ネットワーク管理サーバは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTに基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するためにネットワーク管理サーバによって使用される原理は、ステップS303で第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第1ノードによって使用される原理と同じであり、詳細は、ここで再びは記載されない。
本願のこの実施形態には、次の場合が更に存在し得る:n個の中間ノードは、(N個の中間ノードが存在する場合に)アップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルを第2ノードへ別々に送り、第1ノードも、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルを第2ノードへ送る。相応して、第1ノードによって記録される第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルと、(N個の中間ノードが存在する場合に)n個の中間ノードによって別々に送られるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバルとを取得した後に、第2ノードは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算するための上記の式に従って、第1存続期間DT及び第2存続期間UTを計算する。次いで、第2ノードは、第1存続期間DT及び第2存続期間UTに基づいて、第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する。第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第2ノードによって使用される原理は、ステップS303で第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために第1ノードによって使用される原理と同じであり、詳細は、ここで再びは記載されない。
図3に記載される方法で、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルと、第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルとに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルと、第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルとに基づいて第2存続期間を決定し、次いで、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
本発明の実施形態における方法は、詳細に上述されており、本発明の実施形態における装置は、以下で提供される。
図8は、本発明の実施形態に従うノード80の略構造図である。ノードは、決定ユニット801及び計算ユニット802を含んでよい。各ユニットは、以下で詳細に記載される。
決定ユニット801は、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定するよう構成され、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
決定ユニット801は更に、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定するよう構成され、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
計算ユニット802は、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算するよう構成される。
上記のステップを実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
任意の解決法において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、ノード及び第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送される。第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:DT=dtt(0)-drt(n+1)を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり;第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:UT=utt(0)-urt(n+1)を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルである。
他の任意の解決法において、ノードと第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、この場合に、
第1存続期間、第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]を満足し、このとき、DTは、第1存続期間であり、dtt(0)は、第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、i番目の中間ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
第2存続期間、第1アップリンク送信時間インターバル、及び第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]を満足し、このとき、UTは、第2存続期間であり、utt(0)は、第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク受信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、utt(j)は、n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第4アップリンク送信参照符号ブロックは、j番目の中間ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である。
更なる他の任意の解決法において、ノードは、記録ユニット、送信ユニット、及び受信ユニットを更に含む。
記録ユニットは、決定ユニット801が、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録するよう構成される。送信ユニットは、第2ノード及びn個の中間ノードへ第1指示情報を送信するよう構成され、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用され、第1サービス符号ブロックは、第2ノード及び中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用される。受信ユニットは、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバルと、第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取るよう構成され、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、i番目の中間ノードによって送信されるダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である。
更なる他の任意の解決法において、ノードは、記録ユニット、送信ユニット、及び受信ユニットを更に含む。受信ユニットは、決定ユニット801が、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する前に、第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取るよう構成され、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、j番目の中間ノードによって送信されるアップリンク送信時間インターバルはutt(j)である。受信ユニットは、第2ノードによって送信される第2指示情報を受信するよう構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用される。記録ユニットは、第2指示情報に従って第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録するよう構成される。
更なる他の任意の解決法において、n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク送信時間インターバル及びアップリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第1アップリンク送信時間インターバルutt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
更なる他の任意の解決法において、n個の中間ノードによって別々に送信されるダウンリンク送信時間インターバル及びダウンリンク受信時間インターバル、並びに第2ノードによって送信される第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)は、レイテンシ配信運用、管理、及び保守OAM符号ブロックにおいて運ばれる。
更なる他の任意の解決法において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
各ユニットの実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード80は、図3に示される方法の実施形態で記載される第1ノードである。
図8に記載されるノード80では、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
図9は、本発明の実施形態に従うノード90の略構造図である。ノードは、受信ユニット901、記録ユニット902、及び送信ユニット903を含んでよい。各ユニットは、以下で詳細に記載される。
受信ユニット901は、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信するよう構成され、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される。
記録ユニット902は、指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録するよう構成され、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
送信ユニット903は、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送るよう構成され、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
上記のステップを実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
他の任意の解決法において、送信ユニット903は、第1ノードへ第2指示情報を送信するよう更に構成され、第2指示情報は、第2サービス符号ブロックを示すために使用され、第2サービス符号ブロックは、第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、第2アップリンク受信時間インターバルは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、第1ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである。
更なる他の任意の解決法において、第1サービス符号ブロックは、第1サービスのフレームヘッダであり、第2サービス符号ブロックは、第2サービスのフレームヘッダである。
各ユニットの実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード90は、図3に示される方法の実施形態で記載される第2ノードである。
図9に記載されるノード90では、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
図10は、本発明の実施形態に従うノード100を示す。ノードは、プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003、及び送信器1004を含む。プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003、及び送信器1004は、バスを使用することによって互いに接続される。
メモリ1002は、制限なしに、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(erasable programmable read only memory,EPROM)、又はポータブル・リード・オンリー・メモリ(compact disc read-only memory,CD-ROM)を含む。メモリ1002は、関連する命令及び関連するデータを記憶するよう構成される。受信器1003は、データを受信するよう構成され、送信器1004は、データを送信するよう構成される。
プロセッサ1001は、1つ以上の中央演算処理装置(central processing unit,CPU)であってよい。プロセッサ1001が1つのCPUである場合に、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであってよい。
ノード内のプロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されているプログラムコードを読み出して、次の:
第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する動作であり、第1ダウンリンク送信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、ノードによって第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、第2ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
次いで、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第2アップリンク受信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第2サービス符号ブロックは、第2ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、第2ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、第2アップリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
その後に、第1存続期間及び第2存続期間に基づいてノードと第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、ノードは、ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
各動作の実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード100は、図3に示される方法の実施形態で記載される第1ノードである。
図11は、本発明の実施形態に従うノード110を示す。ノードは、プロセッサ1101、メモリ1102、受信器1103、及び送信器1104を含む。プロセッサ1101、メモリ1102、受信器1103、及び送信器1104は、バスを使用することによって互いに接続される。
メモリ1102は、制限なしに、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(erasable programmable read only memory,EPROM)、又はポータブル・リード・オンリー・メモリ(compact disc read-only memory,CD-ROM)を含む。メモリ1102は、関連する命令及び関連するデータを記憶するよう構成される。受信器1103は、データを受信するよう構成され、送信器1004は、データを送信するよう構成される。
プロセッサ1101は、1つ以上の中央演算処理装置(central processing unit,CPU)であってよい。プロセッサ1101が1つのCPUである場合に、CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであってよい。
ノード内のプロセッサ1101は、メモリ1102に記憶されているプログラムコードを読み出して、次の:
受信器を使用することによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信する動作であり、第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、動作と、
指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録する動作であり、第2ダウンリンク受信時間インターバルは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、第1サービス符号ブロックは、第1ノードによってノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、ノードが第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と、
送信器を使用することによって、第1ノードへ第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送る動作であり、第1アップリンク送信時間インターバルは、ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第1ノードとノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、第2サービス符号ブロックは、ノードによって第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、第2アップリンク送信参照符号ブロックは、ノードが第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、動作と
を実行するよう構成される。
上記の動作を実行することによって、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及びノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードとノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
各動作の実施については、図3に示される方法の実施形態における対応する記載を参照されたい、ことが留意されるべきである。ノード110は、図3に示される方法の実施形態で記載される第2ノードである。
本発明の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインターフェイス回路を含み、メモリ、インターフェイス回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ラインを使用することによって互いに接続され、少なくとも1つのメモリは命令を記憶しており、命令がプロセッサによって実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータ可読記憶媒体はプログラム命令を記憶しており、プログラム命令がプロセッサで実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
本発明の実施形態は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、コンピュータプログラム製品がプロセッサで実行される場合に、図3に示される方法が実施される。
最後に、本発明の実施形態に従って、第1ノードは、第1ノードで第1サービス符号ブロックを送信する時点と、第1ノードで第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第2ノードで第1サービス符号ブロックを受信する時点と、第2ノードで第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定し、第2ノードで第2サービス符号ブロックを送信する時点と、第2ノードで第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバル、及び第1ノードで第2サービス符号ブロックを受信する時点と、第1ノードで第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定し、それから、第1存続期間と第2存続期間との間の差に基づいて第1ノードと第2ノードとの間のアップリンク及ぶダウンリンクレイテンシ差を決定する。このプロセスは、GPSによって実行される時間同期化に依存する必要がなく、それにより、安定性はより良く、コストはより低い。
当業者であれば、実施形態における方法のプロシージャの全部又は一部が、関連するハードウェアに指示するコンピュータプログラムによって実施されてよい、と理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、プログラムが実行される場合に、上記の方法の実施形態のプロシージャが含まれ得る。上記の記憶媒体は、ROM、ランダム・アクセス・メモリRAM、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる如何なる媒体を含む。

Claims (15)

  1. フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法であって、
    第1ノードによって、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することであり、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルは、前記第1ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、前記第1ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1サービス符号ブロックは、前記第1ノードによって前記第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、前記第1ノードが前記第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、前記第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記第1存続期間を決定することと、
    前記第1ノードによって、第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定することであり、前記第1アップリンク送信時間インターバルは、前記第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、前記第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2アップリンク受信時間インターバルは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2サービス符号ブロックは、前記第2ノードによって前記第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第2アップリンク送信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、前記第2アップリンク受信参照符号ブロックは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記第2存続期間を決定することと、
    前記第1ノードによって、前記第1存続期間及び前記第2存続期間に基づいて前記第1ノードと前記第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算することと
    を有する方法。
  2. 前記第1ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、前記第1ノード及び前記第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、前記第1ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、
    前記第1存続期間、前記第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    DT=dtt(0)-drt(n+1)
    を満足し、
    DTは、前記第1存続期間であり、dtt(0)は、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
    前記第2存続期間、前記第1アップリンク送信時間インターバル、及び前記第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    UT=utt(0)-urt(n+1)
    を満足し、
    UTは、前記第2存続期間であり、utt(0)は、前記第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、前記第2アップリンク受信時間インターバルである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、
    前記第1存続期間、前記第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
    を満足し、
    DTは、前記第1存続期間であり、dtt(0)は、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、前記n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、前記n個の中間ノードの中の前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
    前記第2存続期間、前記第1アップリンク送信時間インターバル、及び前記第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
    を満足し、
    UTは、前記第2存続期間であり、utt(0)は、前記第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、前記第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、前記n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第4アップリンク受信参照符号ブロックは、前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(j)は、前記n個の中間ノードの中の前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第4アップリンク送信参照符号ブロックは、前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である、
    請求項1に記載の方法。
  4. 第1ノードによって、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、前記方法は、
    前記第1ノードによって前記第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録することと、
    前記第1ノードによって前記第2ノード及び前記n個の中間ノードへ第1指示情報を送信することであり、該第1指示情報は、前記第1サービス符号ブロックを示すために使用され、該第1サービス符号ブロックは、前記第2ノード及び前記中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用される、前記第1指示情報を送信することと、
    前記第1ノードによって、前記n個の中間ノードによって別々に送信される前記ダウンリンク送信時間インターバル及び前記ダウンリンク受信時間インターバルと、前記第2ノードによって送信される前記第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取ることであり、前記i番目の中間ノードによって送信される前記ダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、前記i番目の中間ノードによって送信される前記ダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、前記受け取ることと
    を更に有する、
    請求項3に記載の方法。
  5. 第1ノードによって、第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定することより前に、前記方法は、
    前記第1ノードによって、前記第2ノードによって送信される前記第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、前記n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取ることであり、前記j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、前記j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク送信時間インターバルはutt(j)である、前記受け取ることと、
    前記第1ノードによって、前記第2ノードによって送信される第2指示情報を受信することであり、該第2指示情報は、前記第2サービス符号ブロックを示すために使用される、前記第2指示情報を受信することと、
    前記第1ノードによって、前記第2指示情報に従って前記第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録することと
    を更に有する、
    請求項3又は4に記載の方法。
  6. フレキシブル・イーサネットのレイテンシ測定の方法であって、
    第2ノードによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信することであり、該第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、前記第1指示情報を受信することと、
    前記第2ノードによって、前記指示情報に従って、第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録することであり、該第2ダウンリンク受信時間インターバルは、前記第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1サービス符号ブロックは、前記第1ノードによって前記第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記記録することと、
    前記第2ノードによって前記第1ノードへ前記第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送ることであり、前記第1アップリンク送信時間インターバルは、前記第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、前記第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1アップリンク送信時間インターバル及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、前記第1ノードと前記第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、前記第2サービス符号ブロックは、前記第2ノードによって前記第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第2アップリンク送信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記送ることと
    を有する方法。
  7. 前記方法は、
    前記第2ノードによって前記第1ノードへ第2指示情報を送信することであり、該第2指示情報は、前記第2サービス符号ブロックを示すために使用され、該第2サービス符号ブロックは、前記第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、該第2アップリンク受信時間インターバルは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2アップリンク受信参照符号ブロックは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記第2指示情報を送信すること
    を更に有する、
    請求項6に記載の方法。
  8. プロセッサ及びメモリを有するノードであって、
    前記メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、
    前記プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、
    第1ダウンリンク送信時間インターバル及び第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて第1存続期間を決定する動作であり、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルは、前記ノードが第1サービス符号ブロックを取得する時点と、前記ノードが第1ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第2ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1サービス符号ブロックは、前記ノードによって前記第2ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第1ダウンリンク送信参照符号ブロックは、前記ノードが前記第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、前記第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記第1存続期間を決定する動作と、
    第1アップリンク送信時間インターバル及び第2アップリンク受信時間インターバルに基づいて第2存続期間を決定する動作であり、前記第1アップリンク送信時間インターバルは、前記第2ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、前記第2ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2アップリンク受信時間インターバルは、前記ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2サービス符号ブロックは、前記第2ノードによって前記ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第2アップリンク送信参照符号ブロックは、前記第2ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、前記第2アップリンク受信参照符号ブロックは、前記ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記第2存続期間を決定する動作と、
    前記第1存続期間及び前記第2存続期間に基づいて前記ノードと前記第2ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を計算する動作と
    を実行するよう構成される、
    ノード。
  9. 前記ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、前記ノード及び前記第2ノード以外の中間ノードを通らず、あるいは、前記ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、中間ノードを通ってトランスペアレントに伝送され、
    前記第1存続期間、前記第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    DT=dtt(0)-drt(n+1)
    を満足し、
    DTは、前記第1存続期間であり、dtt(0)は、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、
    前記第2存続期間、前記第1アップリンク送信時間インターバル、及び前記第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    UT=utt(0)-urt(n+1)
    を満足し、
    UTは、前記第2存続期間であり、utt(0)は、前記第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、前記第2アップリンク受信時間インターバルである、
    請求項8に記載のノード。
  10. 前記ノードと前記第2ノードとの間の通信リンクは、非トランスペアレント伝送モードでn個の中間ノードを通り、nは、1以上の正の整数であり、
    前記第1存続期間、前記第1ダウンリンク送信時間インターバル、及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    DT=[dtt(0)-drt(1)]+[dtt(1)-drt(2)]+・・・+[dtt(i)-drt(i+1)]+・・・+[dtt(n)-drt(n+1)]
    を満足し、
    DTは、前記第1存続期間であり、dtt(0)は、前記第1ダウンリンク送信時間インターバルであり、drt(n+1)は、前記第2ダウンリンク受信時間インターバルであり、drt(i)は、前記n個の中間ノードの中のi番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記i番目の中間ノードが第3ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第3ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(i)は、前記n個の中間ノードの中の前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記i番目の中間ノードが第3ダウンリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第3ダウンリンク送信参照符号ブロックは、前記i番目の中間ノードが前記第1サービス符号ブロックを送信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧i≧1であり、
    前記第2存続期間、前記第1アップリンク送信時間インターバル、及び前記第2アップリンク受信時間インターバルは、次の関係:
    UT=[utt(0)-urt(1)]+[utt(1)-urt(2)]+・・・+[utt(j)-urt(j+1)]+・・・+[utt(n)-urt(n+1)]
    を満足し、
    UTは、前記第2存続期間であり、utt(0)は、前記第1アップリンク送信時間インターバルであり、urt(n+1)は、前記第2アップリンク受信時間インターバルであり、urt(j)は、前記n個の中間ノードの中のj番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記j番目の中間ノードが第4アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第4アップリンク受信参照符号ブロックは、前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、dtt(j)は、前記n個の中間ノードの中の前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記j番目の中間ノードが第4アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第4アップリンク送信参照符号ブロックは、前記j番目の中間ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックであり、このとき、n≧j≧1である、
    請求項8に記載のノード。
  11. 前記ノードは、受信器及び送信器を更に有し、
    前記第1ダウンリンク送信時間インターバル及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて前記第1存続期間を決定する前に、前記プロセッサは、
    前記第1ダウンリンク送信時間インターバルdtt(0)を記録し、
    前記送信器を使用することによって前記第2ノード及び前記n個の中間ノードへ第1指示情報を送信し、該第1指示情報は、前記第1サービス符号ブロックを示すために使用され、該第1サービス符号ブロックは、前記第2ノード及び前記中間ノードに、ダウンリンク受信時間インターバル及びダウンリンク送信時間インターバルを記録するよう指示するために使用され、
    前記受信器を使用することによって、前記n個の中間ノードによって別々に送信される前記ダウンリンク送信時間インターバル及び前記ダウンリンク受信時間インターバルと、前記第2ノードによって送信される前記第2ダウンリンク受信時間インターバルdrt(n+1)とを受け取り、前記i番目の中間ノードによって送信される前記ダウンリンク受信時間インターバルはdrt(i)であり、前記i番目の中間ノードによって送信される前記ダウンリンク送信時間インターバルはdtt(i)である、
    よう更に構成される、
    請求項10に記載のノード。
  12. 前記ノードは、受信器を更に有し、
    前記第1ダウンリンク送信時間インターバル及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルに基づいて前記第1存続期間を決定する前に、前記プロセッサは、
    前記受信器を使用することによって、前記第2ノードによって送信される前記第1アップリンク送信時間インターバルutt(0)と、前記n個の中間ノードによって別々に送信されるアップリンク受信時間インターバル及びアップリンク送信時間インターバルとを受け取り、前記j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク受信時間インターバルはurt(j)であり、前記j番目の中間ノードによって送信される前記アップリンク送信時間インターバルはutt(j)であり、
    前記受信器を使用することによって、前記第2ノードによって送信される第2指示情報を受信し、該第2指示情報は、前記第2サービス符号ブロックを示すために使用され、
    前記第2指示情報に従って前記第2アップリンク受信時間インターバルurt(n+1)を記録する
    よう更に構成される、
    請求項10又は11に記載のノード。
  13. プロセッサ、メモリ、受信器及び送信器を有するノードであって、
    前記メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、
    前記プロセッサは、前記プログラム命令を呼び出して、
    前記受信器を使用することによって、第1ノードによって送信される第1指示情報を受信する動作であり、該第1指示情報は、第1サービス符号ブロックを示すために使用される、前記第1指示情報を受信する動作と、
    前記指示情報に従って第2ダウンリンク受信時間インターバルを記録する動作であり、該第2ダウンリンク受信時間インターバルは、前記ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信する時点と、前記ノードが第1ダウンリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1サービス符号ブロックは、前記第1ノードによって前記ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第1ダウンリンク受信参照符号ブロックは、前記ノードが前記第1サービス符号ブロックを受信するときにダウンリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記記録する動作と、
    前記送信器を使用することによって、前記第1ノードへ前記第2ダウンリンク受信時間インターバル及び第1アップリンク送信時間インターバルを送る動作であり、前記第1アップリンク送信時間インターバルは、前記ノードが第2サービス符号ブロックを取得する時点と、前記ノードが第2アップリンク送信参照符号ブロックを送信する時点との間の時間インターバルであり、前記第1アップリンク送信時間インターバル及び前記第2ダウンリンク受信時間インターバルは、前記第1ノードと前記ノードとの間のアップリンク及びダウンリンクレイテンシ差を決定するために使用され、前記第2サービス符号ブロックは、前記ノードによって前記第1ノードへ送信されるサービスフローを運ぶために使用され、前記第2アップリンク送信参照符号ブロックは、前記ノードが前記第2サービス符号ブロックを送信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、前記送る動作と
    を実行するよう構成される、
    ノード。
  14. 前記プロセッサは、
    前記送信器を使用することによって前記第1ノードへ第2指示情報を送信し、該第2指示情報は、前記第2サービス符号ブロックを示すために使用され、該第2サービス符号ブロックは、前記第1ノードに、第2アップリンク受信時間インターバルを決定するよう指示するために使用され、該第2アップリンク受信時間インターバルは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信する時点と、前記第1ノードが第2アップリンク受信参照符号ブロックを受信する時点との間の時間インターバルであり、前記第2アップリンク受信参照符号ブロックは、前記第1ノードが前記第2サービス符号ブロックを受信するときにアップリンクアライメントのために使用される符号ブロックである、
    よう更に構成される、
    請求項13に記載のノード。
  15. プログラム命令を記憶し、該プログラム命令がプロセッサで実行される場合に、請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の方法が実施される、
    コンピュータ可読記憶媒体。
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