JP2021503865A - 通信方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本願は通信方法及び装置を提供する。方法は、端末が、検出されたアプリケーションが第1ネットワークに関連すると決定し、端末で設定された情報に基づいて、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであると決定し、第1ネットワークについてのネットワーク情報を取得し、いつ端末がネットワーク情報によって示されたエリア内にあるかに応答して、セッション管理プロシージャを開始すると決定することを含む。

Description

本願は、移動体通信技術の分野に、特に、通信方法及び装置に関係がある。
第5世代(the 5th generation,5G)通信は、ローカル・エリア・データ・ネットワーク(local Area Data Network,LADN)を提案している。LADNは主に、企業、スタジアム活動、及びコンサートホールなどのシナリオのために開発されたネットワークである。そのようなLADNの特徴は、端末がLADNのサービス・エリア(Service Area,SA)内にあるときにのみ端末がLADNにアクセスすることができることである。端末がLADNのサービス・エリアから離れるとき、ネットワークは、LADNにアクセスしているセッションを切断する。
新しいローカル・エリア・データ・ネットワークがエリアにおいて構築された後、ネットワーク内の端末にコンフィグレーション情報を更新するよう通知する解決法は未だない。
本願は、端末のコンフィグレーション情報を更新するように、通信方法及び装置を提供する。
第1の態様に従って、本願は通信方法を提供する。方法は、モビリティ管理ネットワーク要素がサービス・エリア及びネットワークのデータネットワーク名(data network name,DNN)に基づいて端末リストを決定することを含み、このとき、端末リストは、サービス・エリア内にあってDNNにサブスクライブしている端末の識別子を含み、DNNにサブスクライブしている端末は、ワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末であってよく、あるいは、ワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末であってよい。次いで、モビリティ管理ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定し、このとき、ネットワーク情報は、DNN及び端末の通信エリアを含む。その後、モビリティ管理ネットワーク要素は、ポリシー情報及び端末に対応するネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
上記の方法に従って、モビリティ管理ネットワーク要素は、最初に端末リストを決定し、次いで端末リスト内の端末へコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を送り、それにより、端末は、受け取られたコンフィグレーション情報に基づいて更新を実行して、端末の設定を更新する。更に、モビリティ管理ネットワーク要素は、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のみのコンフィグレーション情報を更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取り、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用され、そして、モビリティ管理ネットワーク要素は、端末リストを通信ネットワーク要素へ送る。
更に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がネットワークのDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素が新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告するように、通信ネットワーク要素からサブスクリプションを更に受け取ってよい。
上記2つの様態において、モビリティ管理ネットワーク要素は、サービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末の識別子を通信ネットワーク要素へ送ってよい。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、ネットワーク露出ネットワーク要素、又はそのようなものであってよい。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、代替的に、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取った後に、上記の実施形態における通信方法を実行してもよく、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
他の可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取った後に、第1態様における通信方法を実行し、このとき、通知メッセージは、ネットワークのDNN及び/又はネットワークのサービス・エリアを含み、通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素がDNNに対応するポリシー情報を取得することは、具体的に、モビリティ管理ネットワーク要素において事前設定されたポリシー情報を取得すること、又はモビリティ管理ネットワーク要素によってポリシー制御ネットワーク要素からポリシー情報を取得すること、又はモビリティ管理ネットワーク要素によってデータ管理ネットワーク要素からポリシー情報を取得することを含む。
第2の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、通信ネットワーク要素が端末リストを取得することを含み、このとき、端末リストは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む。通信ネットワーク要素は、通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。更に、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素から応答メッセージを更に受け取ってよく、このとき、応答メッセージは、更新結果を通知するために使用される。
上記の方法に従って、通信ネットワーク要素は、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報を更新するようにモビリティ管理ネットワーク要素に指示して、端末の設定を更新する。更に、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のみのコンフィグレーション情報が更新され、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
可能な実施において、通信ネットワーク要素は、クエリ要求をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素から端末リストを受け取る。
可能な実施において、通信ネットワーク要素は、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素が新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告するように、モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブする。任意に、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された新しい端末の識別子を端末リストに加える。
上記2つの様態において、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素を使用することによって端末リストを取得することができ、このとき、端末リスト内の端末は、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末である。
第3の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む要求メッセージをアプリケーションデバイスから受け取ることと、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及びネットワークのサービス・エリアを決定することと、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送ることとを含む。
上記の方法に従って、ネットワーク露出ネットワーク要素は、サービス・エリアを有するネットワークを構築し、モビリティ管理ネットワーク要素を決定し、更に、更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、それにより、モビリティ管理ネットワーク要素は、DNN及びネットワークのサービス・エリアを記憶している。このようにして、ネットワーク構築が完了すると、モビリティ管理ネットワーク要素の設定は同時に更新される。
可能な実施において、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、DNNに対応するポリシー情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、ネットワーク露出ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、ネットワーク露出ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送る。
可能な実施において、ネットワーク露出ネットワーク要素は、ネットワークについての指示情報を更に付加し、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。
第4の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、端末によって、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示すローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含むポリシー情報を取得することと、端末によって、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定することとを含む。
上記の方法に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
可能な実施において、方法は、端末によってネットワーク情報を取得することと、端末がネットワーク情報によって示されるエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定することとを更に含む。例えば、端末は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。他の可能な実施において、方法は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定することを更に含む。従って、端末がネットワーク情報を取得するときには、端末は更に、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを判定してよく、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないときには、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従ってセッション管理を開始しないと見なされ得る。
上記の説明では、ネットワーク情報は、第1ネットワークのネットワーク識別子と、通信エリア情報とを含み、通信エリア情報は、端末の登録エリアと第1ネットワークのサービス・エリアとの交差領域を示す。
可能な実施において、特定のエリア内でのみアクセス可能な前記ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークLADNであるときに、ネットワーク識別子は、データネットワーク名DNNであり、あるいは、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるときに、ネットワーク識別子は、スライス識別子(例えば、S−NSSAI)である。
可能な実施において、ポリシー情報は、ユーザ装置ルート選択ポリシーURSPであってよい。代替的に、ポリシー情報は、他のポリシー、例えば、ネットワーク属性ポリシーであってよい。
第5の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、モビリティ管理ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第1の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第6の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第1の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第7の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、通信ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第2の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第8の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第2の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第9の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、ネットワーク露出ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第3の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第10の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第3の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第11の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、端末であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第4の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第12の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第5の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第13の態様に従って、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータで実行されるときに、コンピュータは、上記の態様で記載されている方法を実行することを可能にされる。
第14の態様に従って、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されるときに、コンピュータは、上記の態様で記載されている方法を実行することを可能にされる。
第15の態様に従って、本願は、システムを更に提供する。システムは、上記の方法実施形態又は装置実施形態のうちのいずれか1つにおけるモビリティ管理ネットワーク要素及び通信ネットワーク要素を含む。
加えて、第5乃至第15の態様の実施のうちのいずれか1つによってもたらされる技術的効果については、第1乃至第3の態様の異なる実施によってもたらされる技術的効果を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
本願のこれら及び他の態様は、実施形態の下記の説明から、より容易に明らかであろう。
本願に従う可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。 本願に従う他の可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。 本願に従う通信方法のフローチャートである。 本願に従う他の通信方法のフローチャートである。 本願に従うネットワーク構築方法のフローチャートである。 本願に従う他のネットワーク構築方法のフローチャートである。 本願従う装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う通信方法のフローチャートである。 本願に従う通信装置の概略図である。
本願の目的、技術的解決法、及び利点をより明らかにするために、下記は、添付の図面を参照して詳細に本願について更に記載する。方法実施形態における具体的な動作方法はまた、装置実施形態又はシステム実施形態にも適用されてよい。本願の明細書において、別なふうに述べられない限りは、「複数の〜」は、2つ以上を意味する。
本願の実施形態で記載されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本願の実施形態における技術的解決法について明らかに記載されるよう意図され、本願の実施形態で提供される技術的解決法に対する限定を構成しない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化及び新しいサービスシナリオの出現により、本願の実施形態で提供される技術的解決法はまた、同様の技術的問題にも適用可能であると認識し得る。
図1は、本願が適用される可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。ネットワークアーキテクチャは、端末及びモビリティ管理ネットワーク要素を含む。任意に、ネットワークアーキテクチャは、通信ネットワーク要素を更に含む。
端末は、無線トランシーバ機能を備えたデバイスであり、屋内若しくは屋外デバイス、手持ち式デバイス又は車載デバイスを含め、陸地に配置されてよく、あるいは、水上に(例えば、船上に)配置されてよく、あるいは、空中に(例えば、飛行機、風船、又は衛星に)配置されてよい。端末は、携帯電話機(mobile phone)、タブレットコンピュータ(pad)、無線トランシーバ機能を備えたコンピュータ、仮想現実(virtual reality,VR)端末、拡張現実(augmented reality,AR)端末、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全性(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末、又はそのようなものであってよい。
モビリティ管理ネットワーク要素は主に、移動体ネットワークにおけるモビリティ管理、例えば、ユーザ位置更新、ユーザネットワーク登録、及びユーザハンドオーバーに関与する。例えば、モビリティ管理ネットワーク要素は、5Gにおけるアクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function,AMF)ネットワーク要素であってよい。
通信ネットワーク要素は、例えば、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
データ管理ネットワーク要素は、サブスクリプション情報及び認証/認可情報などのユーザデータを記憶するよう構成される。例えば、データ管理ネットワーク要素は、5Gにおける統合データ管理(Unified Data Management,UDM)ネットワーク要素であってよい。
ポリシー制御ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素のためのポリシー又はそのようなものを供給することに関与する。例えば、ポリシー制御ネットワーク要素は、5Gにおけるポリシー制御機能(Policy Control Function,PCF)ネットワーク要素であってよい。
ネットワーク露出ネットワーク要素は、移動体ネットワークによってサードパーティへ、例えば、垂直産業ユーザ、エッジコンピューティング、又はアプリケーションサーバへ提供されるサービス及び機能を安全に提供することに関与する。例えば、ネットワーク露出ネットワーク要素は、5Gにおけるネットワーク露出機能(network exposure function,NEF)ネットワーク要素であってよい。
上記の機能は、ハードウェアデバイス内のネットワークコンポーネントであってよく、あるいは、専用のハードウェアで実行されるソフトウェア機能又はプラットフォーム(例えば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能であってよいことが理解され得る。
記載の便宜上、本願の続く例の説明では、モビリティ管理ネットワーク要素はAMFネットワーク要素であり、データ管理はUDMネットワーク要素であり、ポリシー制御ネットワーク要素はPCFネットワーク要素であり、ネットワーク露出ネットワーク要素はNEFネットワーク要素である。その上、記載の便宜上、AMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、PCFネットワーク要素、及びNEFネットワーク要素は夫々、AMF、UDM、PCF、及びNEFと簡潔に呼ばれる。
図2は、端末、無線アクセスネットワーク(radio access network)デバイス、及びコアネットワークの制御プレーンネットワーク要素を含む、図1に示されたシステムアーキテクチャに基づく具体的なシステムアーキテクチャを示す。コアネットワークの制御プレーンネットワーク要素は、AMF、UDM、PCF、及びNEFを含む。任意に、システムアーキテクチャは、アプリケーションデバイスを更に含んでよい。図2において、アプリケーションデバイスは、5Gにおけるアプリケーション機能(application function,AF)デバイスであり、説明のための例として使用される。
端末、AMF、UDM、NEF、及びPCFの機能については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
アプリケーションデバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project,3GPP)ネットワークのためのサービスを提供すること、例えば、サービスルートに作用し、PCFと相互作用してポリシー制御を実行することに関与する。アプリケーションデバイスはAFデバイスであり、本願では説明のために以下で例として使用される。
RANデバイスは、端末のための無線通信機能を提供するデバイスである。RANデバイスは基地局を含み、具体的には、しかし制限なしに、例えば、5Gにおける次世代基地局(g node B,gNB)、エボルブド・ノードB(evolved node B,eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller,RNC)、ノードB(node B,NB)、基地局コントローラ(base station controller,BSC)、ベース・トランシーバ・ステーション(base transceiver station,BTS)、ホーム基地局(例えば、ホーム・エボルブド・ノードB又はホーム・ノードB,HMB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit,BBU)、送信/受信ポイント(transmitting and receiving point,TRP)、送信ポイント(transmitting point,TP)、又はモバイル交換センターを含む。
図1及び図2を参照して、下記は、背景で述べた課題を解決するように、本願に従う通信方法について具体的に記載する。本願は、図1及び図2に示されたシステムアーキテクチャに限られず、6Gシステムアーキテクチャなどの他の将来の通信システムに更に適用されてもよい。その上、本願で使用される上記のネットワーク要素は、将来の通信システムにおいて同じ機能を保ちながら、別の名称を有する可能性がある。
本願において、カバレッジエリアを有しているローカル・エリア・データ・ネットワークの構築中に、DNN及びサービス・エリアが、ローカル・エリア・データ・ネットワークに割り当てられ得る。DNNは、ローカル・エリア・データ・ネットワークを識別するために使用され、サービス・エリアは、ローカル・エリア・データ・ネットワークのカバレッジエリアを表すために使用される。その上、DNN及びサービス・エリアは更に、AMFで設定される。
更に、端末のポリシー情報は、PCF、UDM、及びAMFの間で1つ以上のネットワーク要素で設定されてよい。代替的に、端末のポリシー情報は、端末で設定されてもよい。端末のポリシー情報は、例えば、アプリケーションプログラム(APP)、DNN、セッション及びサービス連続モード(Session and Service Continuity mode,SSCモード)、スライス(slice)、又はローカル指示の間の対応であってよい。ローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであるかどうかを示す。
例において、ポリシー情報は、APP、DNN、SSCモード、スライス、及びローカル指示の間の対応であってよく、あるいは、APP、DNN、及びローカル指示の間の対応であってよい。例えば、ポリシー情報は、UEルート選択ポリシー(UE route selection policy,URSP)であってよい。
代替的に、ローカル指示(ローカル・エリア・データ・ネットワークの指示情報とも呼ばれ得る)はまた、ポリシー情報のDNN情報に含まれてもよい。更に代替的には、ローカル指示は、URSPとは異なる他のポリシー情報において運ばれてもよい。例えば、他のポリシー情報は、ネットワーク属性ポリシーであってよい。ネットワーク属性ポリシーは、ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを示す情報を含む。例えば、ネットワーク属性ポリシーは、ネットワーク識別子とローカル指示との間の対応を含む。
ローカル指示は、異なる方法で実装されてよい。例えば、ローカル指示が運ばれる場合には、それは、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示し、あるいは、ローカル指示が運ばれない場合には、それは、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークでないことを示す。代替的に、第1の値を有するローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示し、あるいは、第2の値を有するローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークでないことを示す。これは、ここで本願において制限されない。
ローカル・エリア・データ・ネットワークの上記の構築及び設定は、ネットワーク管理システムによって、又はNEFによって実行されてよいことが留意されるべきである。2つの構築及び設定方法は、本明細書中以下で具体的に記載され、詳細はここでは記載されない。
本願におけるローカル・エリア・データ・ネットワークはLADNであってよく、あるいは、ローカル・スライス・ネットワーク、例えば、企業によって構築されるスライス・ネットワークであってよいことが更に留意されるべきである。ローカル・スライス・ネットワークは、ローカル・スライス・ネットワークのカバレッジエリア内のユーザがローカル・スライス・ネットワークにアクセスすることを可能にする。例えば、ローカル・スライス・ネットワークは、企業のカバレッジエリア内のユーザがローカル・スライス・ネットワークにアクセスすることを可能にする。ローカル・エリア・データ・ネットワークがLADNであるとき、ネットワークはDNNによって識別され得る。すなわち、ネットワーク識別子はDNNである。ローカル・エリア・データ・ネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるときに、ネットワークはスライス識別子、例えば、単一ネットワークスライス選択支援情報(single network slice selection assistance information,S−NSSAI)によって識別され得る。すなわち、ネットワーク識別子はスライス識別子である。下記の実施形態は、一例としてLADNを使用することによって記載される。なお、本願はまた、ローカル・スライス・ネットワークのしなりにも適用可能であり得る。
上記の構築及び構成がローカル・エリア・データ・ネットワークで実行された後、ローカル・エリア・データ・ネットワークのカバレッジエリア内の端末の設定が、本願では更に更新され得る。
図3は、本願に従う通信方法を示す。通信方法は、次のステップを含みながら、端末の設定を更新するために使用されてよい。
ステップ300:通信ネットワーク要素は、通知メッセージをAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取る。
通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。具体的に、通知メッセージは、ネットワークのカバレッジエリア内の一部又は全ての端末のコンフィグレーション情報を更新することをAMFに通知する。コンフィグレーション情報は、端末のポリシー情報及び/又はネットワーク情報を含む。
ステップ300は、任意のステップであることが留意されるべきである。ステップ300が実行されるとき、通信ネットワーク要素は、端末のコンフィグレーション情報を更新するようAMFをトリガする。通信ネットワーク要素は、UDM、PCF、又はNEFであってよい。更に、通知メッセージは、ネットワークのDNNを更に運ぶか、あるいは、ネットワークのサービス・エリアを運ぶか、あるいは、DNN及びサービス・エリアを運んでよい。
ステップ300がスキップされるとき、ステップ301は直接実行され、すなわち、AMFは、端末のコンフィグレーション情報の更新を直接トリガする。例えば、AMFは、端末のコンフィグレーション情報の更新を規則的にトリガしてよい。この場合に、通信ネットワーク要素は、通知メッセージを送る必要がなく、すなわち、ステップ300は実行される必要がない。
ステップ301:AMFは、ネットワークのサービス・エリア及びDNNに基づいて端末リストを決定する。
ネットワークのサービス・エリアは、ローカル・エリア・データ・ネットワークのサービス・エリア、例えば、LADNのサービス・エリアである。
サービス・エリア及びDNNは、ネットワーク構築中にAMFで設定されていることが留意されるべきである。
従って、ステップ301で、AMFがネットワークのサービス・エリア及びDNNを取得する方法は、次のとおりであってよい。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがDNNを運ぶ場合には、AMFは通知メッセージからDNNを取得し、次いで、DNNに基づいて、DNNに対応するローカルに記憶されたサービス・エリアを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは通知メッセージからサービス・エリアを取得し、次いで、サービス・エリアに基づいて、サービス・エリアに対応するローカルに記憶されたDNNを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがDNN及びサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、通知メッセージからDNN及びサービス・エリアを直接取得してよい。
ステップ300がスキップされるとき、AMFは、ローカルに記憶されているDNN及びサービス・エリアを直接取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
上記の方法のうちのいずれか1つを使用することによってDNN及びサービス・エリアを取得した後、AMFは端末リストを決定してよく、このとき、端末リストは1つ以上の端末の識別子を含む。端末リストを取得する複数の方法が存在する。例において、端末リストを決定する3つの方法が、以下で与えられる。
方法1:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末を決定し、それらの端末の識別子のリストを端末リストとして使用する。
端末がワイルドカードDNNにサブスクライブしていることは、端末が全てのDNNにアクセス可能であることを意味するか、あるいは、端末が全てのDNNにサブスクライブしていることとして理解される。
例えば、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1及び端末2がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNにサブスクライブしていない、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末1の識別子,端末2の識別子}である。
方法2:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末を決定し、それらの端末の識別子のリストを端末リストとして使用する。
例えば、ネットワークのDNNは、DNN0と表される。
AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末2がワイルドカードDNNの代わりにDNN1及びDNN2にサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNの代わりにDNN0及びDNN1にサブスクライブしている、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末3の識別子}である。
方法3:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末を決定し、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末を決定し、決定された端末の識別子のリストと端末リストとして使用する。
方法3は、上記の方法1及び方法2を組み合わせる方法である。
例えば、ネットワークのDNNは、DNN0と表される。
AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末2がワイルドカードDNNの代わりにDNN1及びDNN2にサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNの代わりにDNN0及びDNN1にサブスクライブしている、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末1の識別子,端末3の識別子}である。
上記の方法のうちのどの1つが使用されるかに関わらず、AMFによって最終的に決定される端末リストに含まれている如何なる端末も、次を満足する。端末は、サービス・エリア内にあり、端末は、ネットワークのDNNにサブスクライブしている。
ステップ302:AMFは、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定する。
例えば、ポリシー情報は、URSPであってよい。
AMFがポリシー情報を取得する方法は、次のとおりであってよい。
方法1:AMFは、ローカルに記憶されているポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がAMFで事前設定されているとき、AMFは、ローカルに記憶されているポリシー情報を取得してよい。
方法2:AMFは、PCFからポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がネットワーク構築中にPCFで設定されるとき、AMFは、PCFからポリシー情報を取得してよい。
他の例として、ポリシー情報がネットワーク構築中にUDMで設定されるがPCFで設定されないときに、AMFがPCFにポリシー情報を要求する場合に、PCFは、最初にUDMからポリシー情報を取得し、次いでポリシー情報をAMFへ送ってよい。
方法3:AMFは、UDMからポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がネットワーク構築中にUDMで設定されるとき、AMFは、UDMからポリシー情報を取得してよい。
他の例として、ポリシー情報がネットワーク構築中にPCFで設定されるがUDMで設定されないときに、AMFがUDMにポリシー情報を要求する場合に、UDMは、最初にPCFからポリシー情報を取得し、次いでポリシー情報をAMFへ送ってよい。
端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報をAMFによって決定する方法は、次を含む。
端末リスト内の各端末について、端末の登録エリアが取得され、端末の登録エリアとネットワークのサービス・エリアとの交差が端末の通信エリアとして決定される。次いで、ネットワークのDNN及び端末の通信エリアは、端末のネットワーク情報として決定される。すなわち、端末のネットワーク情報は、ネットワークのDNNと、端末の通信エリアとを含む。端末のネットワーク情報は、LADN情報とも呼ばれ得る。
端末の登録エリア及びLADNのサービス・エリアが交差を有さないとき、端末の通信エリアはヌルであることが留意されるべきである。相応して、端末のネットワーク情報(すなわち、LADN情報)はヌルである。
端末リスト内の端末の登録エリアは、同じであってよく、あるいは、異なってもよいことが留意されるべきである。端末リスト内の全ての端末が同じ登録エリアを有しているとき、端末リスト内の全ての端末は、同じネットワーク情報を有している。端末リスト内の全ての端末が同じ登録エリアを有しているわけではないとき、端末リスト内の全ての端末は、同じネットワーク情報を有しているわけではない。
本願では、端末のポリシー情報及びネットワーク情報は、まとめてコンフィグレーション情報と呼ばれ得る。すなわち、端末のコンフィグレーション情報は、ポリシー情報及びネットワーク情報を含む。
ステップ303:AMFは、端末に対応するポリシー情報及びネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
ステップ303において、AMFは、決定された端末リスト内の各端末のコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を端末へ送る。
端末のネットワーク情報(すなわち、LADN情報)がヌルであるとき、ステップ303で、AMFは、ポリシー情報のみを端末リスト内の端末へ送る。相応して、端末リスト内の端末は、AMFからポリシー情報を取得する。任意に、他の実施形態では、ポリシー情報は、代替的に、端末で設定されてよく、端末は、設定された情報からポリシー情報を取得してよい。
ステップ300乃至ステップ303又はステップ301乃至ステップ303に従って、AMFは、最初に端末リストを決定し、次いでコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を端末リスト内の端末へ送り、それにより、端末は、受け取られたコンフィグレーション情報に基づいて更新を実行して、端末の設定を更新する。その上、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のコンフィグレーション情報のみを更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
図4は、本願に従う他の通信方法を示す。通信方法は、次のステップを含みながら、端末のコンフィグレーション情報を更新するために使用されてよい。
ステップ401:通信ネットワーク要素は、クエリ要求をAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取る。
通信ネットワーク要素は、UDM、PCF、又はNEFであってよい。クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。
任意に、クエリ要求は、DNN及び/又はサービス・エリアを含む。
ステップ402:AMFは、サービス・エリア及びDNNに基づいて端末リストを決定する。
クエリ要求を受け取った後、AMFはサービス・エリア及びDNNを決定する。
サービス・エリア及びDNNは、ネットワーク構築中にAMFで設定されている。従って、AMFがネットワークのサービス・エリア及びDNNを取得する方法は、次のとおりであってよい。
クエリ要求がDNNを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からDNNを取得し、次いでDNNに基づいて、DNNに対応するローカルに記憶されているサービス・エリアを取得してよい。このようにして、AMFはDNN及びサービス・エリアを取得する。
クエリ要求がサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からサービス・エリアを取得し、次いでサービス・エリアに基づいて、サービス・エリアに対応するローカルに記憶されているDNNを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
クエリ要求がDNN及びサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からDNN及びサービス・エリアを直接取得してよい。
更に、DNN及びサービス・エリアを決定した後、AMFは端末リストを決定する。具体的な方法は、ステップ301で端末リストを決定する上記の方法と同じであり、上記の方法が参照され得る。
ステップ403:AMFは、端末リストを通信ネットワーク要素へ送る。
ステップ404:通信ネットワーク要素は、AMFにサブスクライブし、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がネットワークのDNNにサブスクライブしている場合に、AMFは、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
AMFが、報告条件を満足する新しい端末の識別子を決定する方法は、端末がサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしており、端末が以前にサービス・エリアから出ている場合に、AMFは、端末が報告条件を満足する新しい端末である、と決定する。
ステップ405:AMFは、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、AMFは、報告条件を満足する1つ以上の端末の識別子を規則的に報告してよい。例えば、ステップ404で、通信ネットワーク要素は、AMFにサブスクライブしているときにタイマを運んでよく、このとき、タイマは、規則的な報告の時間インターバルをAMFに知らせるために使用される。他の例として、タイマはまた、AMFで事前設定されてもよい。これは、本願において制限されない。
他の実施では、AMFは、代替的に、新しい端末が報告条件を満足すると決定すると直ちに、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告してよい。
その上、複数の端末の識別子が一度に報告されるべきである場合に、端末の識別子は、端末リストに加えられ、次いで通信ネットワーク要素に報告されてよいことが留意されるべきである。
ステップ406:通信ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を端末リストに加える。
実施において、ステップ404乃至ステップ406は、任意のステップであることが留意されるべきである。すなわち、ステップ404乃至ステップ406は、代替的に、スキップされてもよい。
他の実施では、ステップ404及びステップ401はまた、1つのステップにまとめられてもよく、すなわち、ステップ401でクエリ要求を送るときに、通信ネットワーク要素は更に、AMFにサブスクライブする。
例えば、ステップ404乃至ステップ406が実行されるとき、以下は、この解決法を理解するのを助けるために、説明のために具体例を提供する。ステップ401乃至ステップ403に従って、通信ネットワーク要素は、具体的に{端末1の識別子,端末2の識別子,端末3の識別子}である端末リストを受け取る、と仮定される。次いで、AMFは更に、端末4の識別子を報告する。この場合に、AMFは、端末4の識別子を端末リストに加え、更新された端末リストは、{端末1の識別子,端末2の識別子,端末3の識別子,端末4の識別子}である。
ステップ401乃至ステップ403、又はステップ401乃至ステップ406に従って、通信ネットワーク要素は端末リストを取得し得る。
確かに、上記は、通信ネットワーク要素が端末リストを取得する1つの実施方法にすぎない。実際の応用では、通信ネットワーク要素は、他の方法を使用することによって端末リストを取得してもよい。これは、本願において制限されない。
次いで、ステップ407が実行される。
ステップ407:通信ネットワーク要素は、通知メッセージをAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取る。
通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
通知メッセージに含まれる端末リストは、ステップ401乃至ステップ403を用いることによって決定された端末リスト、又はステップ401乃至ステップ406を用いることによって決定され端末リストである。
通知メッセージは、端末リストを含む。任意に、通知メッセージは、DNN及び/又はサービス・エリアを更に含む。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
ステップ408:AMFは、ポリシー情報及びネットワーク情報を取得する。
通知メッセージを受け取ると、AMFは、端末のコンフィグレーション情報が更新される必要があると決定する。従って、AMFは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報を決定する必要がある。
通知メッセージがポリシー情報を含む場合に、AMFは、通知メッセージからポリシー情報を取得する。通知メッセージがポリシー情報を含まない場合に、AMFは、ステップ302で記載された3つの方法のうちのいずれか1つに従って、ポリシー情報を取得してよい。
更に、AMFが端末リスト内の端末のネットワーク情報を取得する方法については、ステップ302で記載された方法を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
ステップ409:AMFは、ポリシー情報及びネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
ステップ409については、ステップ303で記載された上記の方法を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
ステップ410は、AMFは、応答メッセージを通信ネットワーク要素へ送り、通信ネットワーク要素は、AMFから応答メッセージを受け取る。
応答メッセージは、更新結果を通知する。例えば、更新結果は、更新の成功、更新の失敗、又はそのようなものである。
ステップ410は、任意のステップであることが留意されるべきである。その上、ステップ410は、ステップ407の後のいずれのステップで起こってもよい。
ステップ401乃至ステップ403及びステップ407乃至ステップ410、又はステップ401乃至ステップ410に従って、通信ネットワーク要素は、最初に、AMFを使用することによって端末リストを取得し、次いで、端末リストを通知メッセージに加え、通知メッセージをAMFへ送って、AMFに端末リスト内の端末の設定を更新するように通知し、それによって端末の設定を更新する。その上、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のコンフィグレーション情報のみを更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
この時点で、図3又は図4の方法に従って、ネットワークのカバレッジエリア内の端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を取得する。端末がAPP(APPは、新たに構築されたネットワークにアクセスすることができ、例えば、スタジアムの主催者によって構築されたライブスポーツAPPである)を起動するとき、APPに対応するDNN、スライス、又はSSCモードなどの情報は、ポリシー情報に基づいて決定されてよく、次いで、ローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることが決定される。次いで、端末は、ネットワーク情報及び端末の位置に基づいて、端末がネットワークのカバレッジエリア内にあるかどうかを判定する。端末がネットワークのカバレッジエリア内にあるとき、端末は、サービス伝送を実行するために、セッション確立プロシージャを開始するか、あるいは、既存のセッションを再利用してよい。
すなわち、端末がAPPを検出するとき(例えば、ユーザが端末でAPPを起動するとき)、端末は、APPに対応するサービス・パケットを送信するために、APPに関連したネットワーク識別子(例えば、DNN又はS−NSSAI)を決定する必要がある。例えば、ポリシー情報を取得した後、端末は、ポリシー情報内のローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知る。
上述されたように、端末の登録エリア及びLADNのサービス・エリアが交差を有さないとき、端末のネットワーク情報はヌルである。従って、端末にはネットワーク情報が存在しないことがある。
端末にネットワーク情報がないとき、端末は、端末がLADNのサービス・エリアの外にあるとみなし、従って、セッション管理を開始しない。すなわち、端末にネットワーク情報がないとき、端末は、セッション管理を開始しない。
端末が、ポリシー情報内のローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであると知り、端末にネットワーク情報があるとき、端末は、ネットワーク情報及び端末の位置に基づいて、端末がLADNのサービス・エリア内にあるかどうかを判定する。端末がLADNのサービス・エリア内にある場合には、端末はセッション管理を開始し、あるいは、端末がLADNのサービス・エリアの外にある場合には、端末はセッション管理を開始しない。
セッション管理プロシージャは、セッション確立プロシージャ、又はセッション再利用を通じてサービス伝送を実施するプロセスであってよい。サービス伝送プロセスは、端末が既存のセッションでAPPのサービス・パケットを送信することを意味する。再利用されたセッションが非アクティブ状態にあるとき、セッション管理プロシージャは、セッションアクティブ化プロシージャを更に含む。
従って、本願は、図11に示されるように、通信方法を更に開示する。方法は、次のステップを含む。
ステップ1101:端末は、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示すローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含むポリシー情報を取得する。
ステップ1102:端末は、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定する。
上記の方法に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
可能な実施において、方法は、端末によってネットワーク情報を取得することと、端末がネットワーク情報によって示されるエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定することとを更に含む。例えば、端末は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。他の可能な実施では、方法は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定することを更に含む。従って、端末がネットワーク情報を取得するとき、端末は、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを更に決定し、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないとき、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従って、セッション管理を開始しないと考えられ得る。
上記の説明では、ネットワーク情報は、第1ネットワークのネットワーク識別子及び通信エリア情報を含み、通信エリア情報は、端末の登録エリアと第1ネットワークのサービス・エリアとの交差領域を示す。
可能な実施において、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがLADNであるとき、ネットワーク識別子はDNNであり、あるいは、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるとき、ネットワーク識別子はスライス識別子(例えば、S−NSSAI)である。
可能な実施において、ポリシー情報はURSPであってよい。代替的に、ポリシー情報は他のポリシー、例えば、ネットワーク属性ポリシーであってよい。
更に、端末がネットワークのカバレッジエリアから離れるとき、記憶されているネットワーク情報及びポリシー情報は、次の方法で処理されてよい。
処理方法1:端末がサービス・エリアの外にあると端末が決定するとき、端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を削除する。
処理方法2:端末がサービス・エリアの外にあると端末が決定するとき、端末はタイマを起動する。タイマが終了するときに、端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を削除する。タイマは、端末自体によって設定されてよく、あるいは、ステップ303又はステップ409を使用することによって端末へ送られてよい。
結論として、図3又は図4に示される方法に従って、新たに構築されたネットワークのカバレッジエリア内の端末のコンフィグレーション情報は、更新され得る。
以下は、本願で提供される、新しいネットワークのための構築方法について更に記載する。構築方法は、図3及び図4に示された方法実施形態の前に実行される。
図5は、本願に従う通信方法を示し、これはネットワーク構築方法とも呼ばれ、次のステップを含む。
ステップ501:ネットワーク管理システムは、AMFでネットワークのDNN及びサービス・エリアを設定する。
ここで、AMFは、ネットワークのカバレッジエリア内にあるAMFである。
ステップ502:ネットワーク管理システムは、PCFでポリシー情報を設定する。
任意に、ネットワーク管理システムは、代替的に、UDMでポリシー情報を設定してもよい。
任意に、ネットワーク管理システムは、代替的に、PCF及びUDMでポリシー情報を設定してもよい。
ステップ503:ネットワーク管理システムは、UDMでDNN、サービス・エリア、及び対象AMFの識別情報を設定する。
対象AMFの識別子は、ネットワークのカバレッジエリア内のAMFの識別情報である。識別情報は、例えば、アドレス情報であってよい。
ステップ501の前に、すなわち、新しいネットワークの構築の前に、3GPPネットワークに登録している端末が存在する場合に、AMFは、端末の登録中に端末のサブスクリプションデータを記憶することが留意されるべきである。例えば、サブスクリプションデータは、端末がサブスクライブするDNNを含む。サブスクライブされたDNNはワイルドカードDNNであってよく、あるいは、いくつかの特定のDNNがサブスクライブされてよい。
ステップ501乃至ステップ503に従って、ネットワーク管理システムは、新しいネットワークを構築し、具体的に、AMF、PCF、及びUDMの夫々で設定を実行する。
ステップ501乃至ステップ503に明確な実行順序はなく、実行順序は本願において制限されないことが留意されるべきである。
図6は、ネットワーク構築方法とも呼ばれ得る、次のステップを含む本願に従う他の通信方法を示す。
ステップ601:NEFは、アプリケーションデバイスから要求メッセージを受け取り、このとき、要求メッセージは、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む。
例において、ネットワークの物理カバレッジエリアは、スタジアム又はコンサートホールなどの物理カバレッジエリアであってよい。
任意に、要求メッセージは、データ・ネットワーク・アクセス識別子及びネットワーク要件を更に含む。データ・ネットワーク・アクセス識別子(data network access identifier,DNAI)は、アプリケーションプログラムの構築中に1つ以上のDNにアクセスするユーザプレーンの識別子である。ネットワーク要件は、クオリティ・オブ・サービス(Quality of Service,QoS)、APPリスト、又はそのようなものを含む。
ステップ602:NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてAMF及びネットワークのサービス・エリアを決定する。
NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアを、コアネットワークによって識別され得るエリアに、例えば、サービス・エリアにマッピングする。更に、DNNが更にネットワークについて生成されてよい。
NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてAMFを決定する。決定されたAMFは、サービス・エリア内のAMFである。
更に、要求メッセージがデータ・ネットワーク・アクセス識別子及びネットワーク要件を含む場合に、ネットワークの物理カバレッジエリア、データ・ネットワーク・アクセス識別子、及びネットワーク要件に基づいて、ネットワークにサービスを提供するために、ネットワーク内に適切なネットワーク要素(例えば、ユーザプレーン機能(User Plane Function,UPF)ネットワーク要素、AMF、又はセッション管理機能(Session Management Function,SMF)ネットワーク要素)があるかどうかが更に判定されてよい。ネットワーク内に適切なネットワーク要素がない場合には、NEFは、管理及びオーケストレーション(Management and Orchestration,MANO)と相互作用し、それにより、MANOは、対応する位置でネットワーク要素インスタンスを構築する。
更に、例において、設定は、後述されるステップ603乃至ステップ605を使用することによって各ネットワーク要素で実行されてよく、ステップ603、ステップ604及びステップ605の明確な実行順序はない。
ステップ603:NEFは、DNN、サービス・エリア、及びAMFの識別子をUDMへ送る。
任意に、NEFは更に、ポリシー情報をUDMへ送る。
ステップ604:NEFは、ポリシー情報をPCFへ送る。
ステップ605:NEFは、DNN及びサービス・エリアをAMFへ送る。
任意に、NEFは更に、ポリシー情報をAMFへ送る。
ステップ603乃至ステップ605に従って、設定は各ネットワーク要素で実行され、それにより、NEFはネットワーク上で設定を実行する。実施において、代替的に、NEFは、ネットワークについての指示情報を付加してよく、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。例えば、付加された指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示すために使用されるローカル指示である。
更に、上記のネットワーク設定が完了した後、ステップ606が更に実行されてよい。
ステップ606:NEFは、更新メッセージをAMFへ送り、このとき、更新メッセージは、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む。
ステップ606は、端末のコンフィグレーション情報を更新するようAMFをトリガするために使用される。ステップ606は、図3に示された実施形態におけるステップ300であってよい。
ステップ601の前に、すなわち、新しいネットワークの構築の前に、3GPPネットワークに登録している端末が存在する場合に、AMFは、端末の登録中に端末のサブスクリプションデータを記憶することが留意されるべきである。例えば、サブスクリプションデータは、端末がサブスクライブするDNNを含む。サブスクライブされたDNNはワイルドカードDNNであってよく、あるいは、いくつかの特定のDNNがサブスクライブされてよい。
ネットワーク構築が図5又は図6に示されたネットワーク構築方法を使用することによって完了した後、端末の設定が更に、図3又は図4の方法を使用することによって更新されてよい。
同じ発明概念に基づいて、図7は、本願に従う装置の概略図である。装置は、モビリティ管理ネットワーク要素、通信ネットワーク要素、又はチップであってよく、上記の実施形態のうちのいずれか1つの方法を実行してよい。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
装置700は、少なくとも1つのプロセッサ701、通信ライン702、メモリ703、及び少なくとも1つの通信インターフェイス704を含む。
プロセッサ701は、汎用の中央演算処理装置(central processing unit,CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit,ASIC)、又は本願の解決法のプログラム実行を制御するよう構成された1つ以上の集積回路であってよい。
通信ライン702は、上記の構成要素の間で情報を転送するためのパスを含んでよい。
通信インターフェイス704は、他のデバイス又はイーサネット、ラジオ・アクセス・ネットワーク(radio access network,RAN)若しくは無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area network,WLAN)などの通信ネットワークと通信するために、トランシーバなどの如何なる装置も使用する。
メモリ703は、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)若しくは静的情報及びメモリを記憶することができる他のタイプの静的記憶デバイス、又はランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)若しくは情報及び命令を記憶することができる他のタイプの動的記憶デバイスであってよく、あるいは、電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(electrically erasable programmable read-only memory,EEPROM)、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ(compact disc read-only memory,CD−ROM)若しくは他のコンパクト・ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(コンパクト・ディスク、レーザー・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク、ブルーレイ・ディスク、及びそのようなもの)、又は磁気ディスク記憶媒体若しくは他の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造形態を有している期待されるプログラムコードを搬送若しくは記憶することができ且つコンピュータによりアクセス可能であるあらゆる他の媒体であってよいが、それらに限られない。メモリは、独立して存在してよく、通信ライン702を使用することによってプロセッサへ接続される。代替的に、メモリは、プロセッサと一体化されてよい。
メモリ703は、本願の解決法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成され、プロセッサ701は、実行を制御する。プロセッサ701は、本願の以下の実施形態で提供される通信方法を実装するように、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するよう構成される。
任意に、本願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードとも呼ばれ得る。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
具体的な実施中に、実施形態において、プロセッサ701は、1つ以上のCPU、例えば、図7のCPU0及びCPU1を含んでよい。
具体的な実施中に、実施形態において、装置700は、複数のプロセッサ、例えば、図7のプロセッサ701及びプロセッサ708を含んでよい。プロセッサの夫々は、シングルコア(single-CPU)プロセッサであってよく、あるいは、マルチコア(multi-CPU)プロセッサであってよい。ここで、プロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理する1つ以上のデバイス、回路、及び/又はプロセッシングコアであってよい。
具体的な実施中に、実施形態において、装置700は、出力デバイス705及び入力デバイス706を更に含んでよい。出力デバイス705は、プロセッサ701と通信し、複数の様態で情報を表示してよい。例えば、出力デバイス705は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)、発光ダイオード(light emitting diode,LED)表示デバイス、陰極線管(cathode ray tube,CRT)表示デバイス、プロジェクタ(projector)、又はそのようなものであってよい。入力デバイス706は、プロセッサ701と通信し、複数の様態でユーザから入力を受け取ってよい。例えば、入力デバイス706は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、検知デバイス、又はそのようなものであってよい。
装置700は、汎用デバイスであってよく、あるいは、専用デバイスであってよい。具体的な実施中に、装置700は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal digital assistant,PDA)、携帯電話機、タブレットコンピュータ、無線端末デバイス、埋め込みデバイス、又は図7と同様の構造を有しているデバイスであってよい。装置700のタイプは、本願のこの実施形態において制限されない。
図7に示される装置がチップであり、例えば、モビリティ管理ネットワーク要素のチップ、ネットワーク露出ネットワーク要素のチップ、ポリシー制御ネットワーク要素のチップ、又はデータ管理ネットワーク要素のチップであってよいとき、チップは、プロセッサ701(及びプロセッサ708を更に含んでよい)、通信ライン702、メモリ703、及び通信インターフェイス704を含む。具体的に、通信インターフェイス704は、入力インターフェイス、ピン、回路、又はそのようなものであってよい。プロセッサ701及びプロセッサ708は、汎用CPU、マイクロプロセッサ、ASIC、又は上記の実施形態のうちのいずれか1つの通信方法のプログラム実行を制御するよう構成された1つ以上の集積回路であってよい。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図8は、装置800の概略図である。装置800は、上記の実施形態におけるモビリティ管理ネットワーク要素であってよい。装置800は、送信ユニット802及び処理ユニット803を含む。任意に、装置800は、受信ユニット801を更に含む。
処理ユニット803は、ネットワークのサービス・エリア及びデータネットワーク名DNNに基づいて、サービス・エリア内にあってDNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを決定するよう構成され、そして、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定するよう構成され、このとき、ネットワーク情報は、DNN及び端末の通信エリアを含む。
送信ユニット802は、ポリシー情報及び端末に対応するネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送るよう構成される。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取るよう構成され、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。送信ユニット802は、端末リストを通信ネットワーク要素へ送るよう更に構成される。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素からサブスクリプションを受け取るよう更に構成され、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取るよう更に構成され、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取るよう構成され、このとき、通知メッセージは、DNN及び/又はサービス・エリアを含み、通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
実施において、処理ユニット803は、装置で事前設定されたポリシー情報を取得するか、あるいは、ポリシー制御ネットワーク要素からポリシー情報を取得するか、あるいは、データ管理ネットワーク要素からポリシー情報を取得するよう特に構成される。
装置は、本発明の実施形態の方法においてモビリティ管理ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図8における受信ユニット801、処理ユニット803、及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図8における処理ユニット803の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図8における受信ユニット801及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置800がチップであるとき、受信ユニット801及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置800がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置800がモビリティ管理ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、モビリティ管理ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図9は、装置900の概略図である。装置900は、上記の実施形態における通信ネットワーク要素であってよい。装置900は、処理ユニット903及び送信ユニット902を含む。任意に、装置900は、受信ユニット901を更に含む。
処理ユニット903は、端末リストを取得するよう構成され、このとき、端末リストは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む。
送信ユニット902は、通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、受信ユニット901は、モビリティ管理ネットワーク要素から応答メッセージを受け取るよう構成され、このとき、応答メッセージは、更新結果を知らせるために使用される。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
実施において、処理ユニット903は、送信ユニット902を使用することによってクエリ要求をモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。受信ユニット901は、モビリティ管理ネットワーク要素から端末リストを受け取るよう構成される。
実施において、送信ユニット902は、モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブするよう更に構成され、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、処理ユニット903は、モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された新しい端末の識別子を端末リストに加えるよう特に構成される。
装置は、本発明の実施形態の方法において通信ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
具体的に、図9における受信ユニット901、送信ユニット902、及び処理ユニット903の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図9における処理ユニット903の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図9における受信ユニット901及び送信ユニット902の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置900がチップであるとき、受信ユニット901及び送信ユニット902の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置900がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置900が通信ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図10は、装置1000の概略図である。装置1000は、上記の実施形態におけるネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。装置1000は、受信ユニット1001、送信ユニット1002、及び処理ユニット1003を含む。
受信ユニット1001は、アプリケーションデバイスから要求メッセージを受け取るよう構成され、このとき、要求メッセージは、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む。
処理ユニット1003は、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及びネットワークのサービス・エリアを決定するよう構成される。
送信ユニット1002は、更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、更新メッセージは、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む。
実施において、送信ユニット1002は、DNNに対応するポリシー情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送るよう更に構成される。
実施において、処理ユニット1003は、ネットワークについての指示情報を付加するよう更に構成され、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。
装置は、本発明の実施形態の方法においてネットワーク露出ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図10における受信ユニット1001、送信ユニット1002、及び処理ユニット1003の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図10における処理ユニット1003の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図10における受信ユニット1001及び送信ユニット1002の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置1000がチップであるとき、受信ユニット1001及び送信ユニット1002の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置1000がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置1000が通信ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
図12は、通信装置1200の概略図である。通信装置1200は、上記の実施形態における端末であってよい。通信装置1200は、取得ユニット1201及び処理ユニット1202を含む。
取得ユニット1201は、ポリシー情報を取得するよう構成され、このとき、ポリシー情報は、ローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含み、ローカル指示は、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示す。
決定ユニット1202は、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定するよう構成される。
通信装置に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
実施において、取得ユニット1201は、ネットワーク情報を取得するよう更に構成される。例えば、取得ユニット1201は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。決定ユニット1202は、端末がネットワーク情報によって示されたエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定するよう更に構成される。他の実施では、決定ユニット1202は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定するよう更に構成される。従って、端末がネットワーク情報を取得するとき、端末は、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを更に決定してよく、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないとき、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従って、セッション管理を開始しないと考えられてよい。
装置は、本発明の実施形態の方法において端末によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図12における取得ユニット1201及び処理ユニット1202の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図12における処理ユニット1202の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図12における取得ユニット1201の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置1200がチップであるとき、取得ユニット1201の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置1200がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置1200が端末であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
上記の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてよい。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラム製品の形で実装されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロード及び実行されるとき、本発明の実施形態に従うプロシージャ又は機能は全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、あるいは、コンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体へ送られてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、電波、若しくはマイクロ波)方式で送られてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又はサーバ若しくはデータセンタなどの、1つ以上の使用可能な媒体を組み込むデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、若しくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、固体状態ドライブ(Solid State Disk,SSD))、又はそのようなものであってよい。
本願の実施形態で記載されている様々な実例となる論理ユニット及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能な論理装置、ディスクリート・ゲート若しくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、又はそれらの任意の組み合わせの設計を使用することによって、記載されている機能を実装又は動作してよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよい。任意に、汎用プロセッサは、あらゆる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械であってもよい。プロセッサはまた、デジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、又はあらゆる他の同様の構成などの、コンピューティング装置の組み合わせによって実装されてもよい。
本願の実施形態で記載されている方法のステップ又はアルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアユニット、又はそれらの組み合わせに直接組み込まれてよい。ソフトウェアユニットは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、CD−ROM、又は当該技術におけるあらゆる他の形態の記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、情報を記憶媒体に書き込み得るように、プロセッサへ接続してよい。代替的に、記憶媒体は更に、プロセッサに一体化されてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてよく、ASICは、端末デバイスに配置されてよい。代替的に、プロセッサ及び記憶媒体はまた、端末デバイスの異なる構成要素に配置されてもよい。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスにロードされてよく、それにより、一連の動作及びステップがコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスで実行されて、コンピュータ実装処理が生成される。従って、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスで実行される命令は、フローチャート内の1つ以上のプロセスの及び/又はブロック図中の1つ以上のブロックでの特定の機能を実装するステップを提供する。
本発明は、その具体的な特徴及び実施形態を参照して記載されているが、明らかに、本発明の精神及び適用範囲から逸脱することなしに、それらに対して様々な変更及び結合が行われてよい。相応して、明細書及び添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の例となる説明にすぎず、本発明の適用範囲をカバーするいずれかの又は全ての変更、変形、結合又は均等とみなされる。明らかに、当業者であれば、本発明の精神及び適用範囲から逸脱することなしに、本発明に対して様々な変更及び変形を行うことができる。本発明は、それらが、続く特許請求の範囲及びその同等技術によって定義される保護の範囲内にあるという条件で、それらの変更及び変形をカバーするよう意図される。
本願は、2017年11月30日付けで「COMMUNICATION METHOD AND APPRATUS」と題されて中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第CN201711240792.X号に基づく優先権を主張して2018年1月8日付けで「COMMUNICATION METHOD AND APPRATUS」と題されて中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第CN201810015632.3号に基づく優先権を主張する。なお、これらの中国特許出願は、それらの全文を参照により本願に援用される。
本願は、移動体通信技術の分野に、特に、通信方法及び装置に関係がある。
第5世代(5th Generation,5G)通信は、ローカル・エリア・データ・ネットワーク(Local Area Data Network,LADN)を提案している。LADNは主に、企業、スタジアム活動、及びコンサートホールなどのシナリオのために開発されたネットワークである。そのようなLADNの特徴は、端末がLADNのサービス・エリア(Service Area,SA)内にあるときにのみ端末がLADNにアクセスすることができることである。端末がLADNのサービス・エリアから離れるとき、ネットワークは、LADNにアクセスしているセッションを切断する。
新しいローカル・エリア・データ・ネットワークがエリアにおいて構築された後、ネットワーク内の端末にコンフィグレーション情報を更新するよう通知する解決法は未だない。
本願は、端末のコンフィグレーション情報を更新するように、通信方法及び装置を提供する。
第1の態様に従って、本願は通信方法を提供する。方法は、モビリティ管理ネットワーク要素がサービス・エリア及びネットワークのデータネットワーク名(Data Network Name,DNN)に基づいて端末リストを決定することを含み、このとき、端末リストは、サービス・エリア内にあってDNNにサブスクライブしている端末の識別子を含み、DNNにサブスクライブしている端末は、ワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末であってよく、あるいは、ワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末であってよい。次いで、モビリティ管理ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定し、このとき、ネットワーク情報は、DNN及び端末の通信エリアを含む。その後、モビリティ管理ネットワーク要素は、ポリシー情報及び端末に対応するネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
上記の方法に従って、モビリティ管理ネットワーク要素は、最初に端末リストを決定し、次いで端末リスト内の端末へコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を送り、それにより、端末は、受け取られたコンフィグレーション情報に基づいて更新を実行して、端末の設定を更新する。更に、モビリティ管理ネットワーク要素は、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のみのコンフィグレーション情報を更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取り、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用され、そして、モビリティ管理ネットワーク要素は、端末リストを通信ネットワーク要素へ送る。
更に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がネットワークのDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素が新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告するように、通信ネットワーク要素からサブスクリプションを更に受け取ってよい。
上記2つの様態において、モビリティ管理ネットワーク要素は、サービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末の識別子を通信ネットワーク要素へ送ってよい。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、ネットワーク露出ネットワーク要素、又はそのようなものであってよい。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、代替的に、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取った後に、上記の実施形態における通信方法を実行してもよく、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
他の可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取った後に、第1態様における通信方法を実行し、このとき、通知メッセージは、ネットワークのDNN及び/又はネットワークのサービス・エリアを含み、通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
可能な実施において、モビリティ管理ネットワーク要素がDNNに対応するポリシー情報を取得することは、具体的に、モビリティ管理ネットワーク要素において事前設定されたポリシー情報を取得すること、又はモビリティ管理ネットワーク要素によってポリシー制御ネットワーク要素からポリシー情報を取得すること、又はモビリティ管理ネットワーク要素によってデータ管理ネットワーク要素からポリシー情報を取得することを含む。
第2の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、通信ネットワーク要素が端末リストを取得することを含み、このとき、端末リストは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む。通信ネットワーク要素は、通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。更に、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素から応答メッセージを更に受け取ってよく、このとき、応答メッセージは、更新結果を通知するために使用される。
上記の方法に従って、通信ネットワーク要素は、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報を更新するようにモビリティ管理ネットワーク要素に指示して、端末の設定を更新する。更に、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のみのコンフィグレーション情報が更新され、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
可能な実施において、通信ネットワーク要素は、クエリ要求をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素から端末リストを受け取る。
可能な実施において、通信ネットワーク要素は、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素が新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告するように、モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブする。任意に、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された新しい端末の識別子を端末リストに加える。
上記2つの様態において、通信ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素を使用することによって端末リストを取得することができ、このとき、端末リスト内の端末は、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末である。
第3の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む要求メッセージをアプリケーションデバイスから受け取ることと、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及びネットワークのサービス・エリアを決定することと、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送ることとを含む。
上記の方法に従って、ネットワーク露出ネットワーク要素は、サービス・エリアを有するネットワークを構築し、モビリティ管理ネットワーク要素を決定し、更に、更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、それにより、モビリティ管理ネットワーク要素は、DNN及びネットワークのサービス・エリアを記憶している。このようにして、ネットワーク構築が完了すると、モビリティ管理ネットワーク要素の設定は同時に更新される。
可能な実施において、ネットワーク露出ネットワーク要素によって、DNNに対応するポリシー情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、ネットワーク露出ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、ネットワーク露出ネットワーク要素は、DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送る。
可能な実施において、ネットワーク露出ネットワーク要素は、ネットワークについての指示情報を更に付加し、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。
第4の態様に従って、本願は、通信方法を提供する。方法は、端末によって、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示すローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含むポリシー情報を取得することと、端末によって、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定することとを含む。
上記の方法に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
可能な実施において、方法は、端末によってネットワーク情報を取得することと、端末がネットワーク情報によって示されるエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定することとを更に含む。例えば、端末は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。他の可能な実施において、方法は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定することを更に含む。従って、端末がネットワーク情報を取得するときには、端末は更に、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを判定してよく、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないときには、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従ってセッション管理を開始しないと見なされ得る。
上記の説明では、ネットワーク情報は、第1ネットワークのネットワーク識別子と、通信エリア情報とを含み、通信エリア情報は、端末の登録エリアと第1ネットワークのサービス・エリアとの交差領域を示す。
可能な実施において、特定のエリア内でのみアクセス可能な前記ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークLADNであるときに、ネットワーク識別子は、データネットワーク名DNNであり、あるいは、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるときに、ネットワーク識別子は、スライス識別子(例えば、S−NSSAI)である。
可能な実施において、ポリシー情報は、ユーザ装置ルート選択ポリシーURSPであってよい。代替的に、ポリシー情報は、他のポリシー、例えば、ネットワーク属性ポリシーであってよい。
第5の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、モビリティ管理ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第1の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第6の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第1の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第7の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、通信ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第2の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第8の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第2の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第9の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、ネットワーク露出ネットワーク要素であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第3の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第10の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第3の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第11の態様に従って、本願は、装置を提供する。装置は、端末であってよく、あるいは、チップであってよい。装置は、第4の態様の上記の実施形態を実装する機能を有している。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、あるいは、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第12の態様に従って、プロセッサ及びメモリを含む装置が提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成される。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、装置は、第5の態様の実施のうちのいずれか1つに従う通信方法を実行する。
第13の態様に従って、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータで実行されるときに、コンピュータは、上記の態様で記載されている方法を実行することを可能にされる。
第14の態様に従って、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されるときに、コンピュータは、上記の態様で記載されている方法を実行することを可能にされる。
第15の態様に従って、本願は、システムを更に提供する。システムは、上記の方法実施形態又は装置実施形態のうちのいずれか1つにおけるモビリティ管理ネットワーク要素及び通信ネットワーク要素を含む。
加えて、第5乃至第15の態様の実施のうちのいずれか1つによってもたらされる技術的効果については、第1乃至第3の態様の異なる実施によってもたらされる技術的効果を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
本願のこれら及び他の態様は、実施形態の下記の説明から、より容易に明らかであろう。
本願に従う可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。 本願に従う他の可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。 本願に従う通信方法のフローチャートである。 本願に従う他の通信方法のフローチャートである。 本願に従うネットワーク構築方法のフローチャートである。 本願に従う他のネットワーク構築方法のフローチャートである。 本願従う装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う他の装置の概略図である。 本願に従う通信方法のフローチャートである。 本願に従う通信装置の概略図である。
本願の目的、技術的解決法、及び利点をより明らかにするために、下記は、添付の図面を参照して詳細に本願について更に記載する。方法実施形態における具体的な動作方法はまた、装置実施形態又はシステム実施形態にも適用されてよい。本願の明細書において、別なふうに述べられない限りは、「複数の〜」は、2つ以上を意味する。
本願の実施形態で記載されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本願の実施形態における技術的解決法について明らかに記載されるよう意図され、本願の実施形態で提供される技術的解決法に対する限定を構成しない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化及び新しいサービスシナリオの出現により、本願の実施形態で提供される技術的解決法はまた、同様の技術的問題にも適用可能であると認識し得る。
図1は、本願が適用される可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。ネットワークアーキテクチャは、端末及びモビリティ管理ネットワーク要素を含む。任意に、ネットワークアーキテクチャは、通信ネットワーク要素を更に含む。
端末は、無線トランシーバ機能を備えたデバイスであり、屋内若しくは屋外デバイス、手持ち式デバイス又は車載デバイスを含め、陸地に配置されてよく、あるいは、水上に(例えば、船上に)配置されてよく、あるいは、空中に(例えば、飛行機、風船、又は衛星に)配置されてよい。端末は、携帯電話機、タブレットコンピュータ、無線トランシーバ機能を備えたコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality,VR)端末、拡張現実(Augmented Reality,AR)端末、産業制御における無線端末、自動運転における無線端末、遠隔医療における無線端末、スマートグリッドにおける無線端末、輸送安全性における無線端末、スマートシティにおける無線端末、スマートホームにおける無線端末、又はそのようなものであってよい。
モビリティ管理ネットワーク要素は主に、移動体ネットワークにおけるモビリティ管理、例えば、ユーザ位置更新、ユーザネットワーク登録、及びユーザハンドオーバーに関与する。例えば、モビリティ管理ネットワーク要素は、5Gにおけるアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function,AMF)ネットワーク要素であってよい。
通信ネットワーク要素は、例えば、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
データ管理ネットワーク要素は、サブスクリプション情報及び認証/認可情報などのユーザデータを記憶するよう構成される。例えば、データ管理ネットワーク要素は、5Gにおける統合データ管理(Unified Data Management,UDM)ネットワーク要素であってよい。
ポリシー制御ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素のためのポリシー又はそのようなものを供給することに関与する。例えば、ポリシー制御ネットワーク要素は、5Gにおけるポリシー制御機能(Policy Control Function,PCF)ネットワーク要素であってよい。
ネットワーク露出ネットワーク要素は、移動体ネットワークによってサードパーティへ、例えば、垂直産業ユーザ、エッジコンピューティング、又はアプリケーションサーバへ提供されるサービス及び機能を安全に提供することに関与する。例えば、ネットワーク露出ネットワーク要素は、5Gにおけるネットワーク露出機能(Network Exposure Function,NEF)ネットワーク要素であってよい。
上記の機能は、ハードウェアデバイス内のネットワークコンポーネントであってよく、あるいは、専用のハードウェアで実行されるソフトウェア機能又はプラットフォーム(例えば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能であってよいことが理解され得る。
記載の便宜上、本願の続く例の説明では、モビリティ管理ネットワーク要素はAMFネットワーク要素であり、データ管理はUDMネットワーク要素であり、ポリシー制御ネットワーク要素はPCFネットワーク要素であり、ネットワーク露出ネットワーク要素はNEFネットワーク要素である。その上、記載の便宜上、AMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、PCFネットワーク要素、及びNEFネットワーク要素は夫々、AMF、UDM、PCF、及びNEFと簡潔に呼ばれる。
図2は、端末、無線アクセスネットワークデバイス、及びコアネットワークの制御プレーンネットワーク要素を含む、図1に示されたシステムアーキテクチャに基づく具体的なシステムアーキテクチャを示す。コアネットワークの制御プレーンネットワーク要素は、AMF、UDM、PCF、及びNEFを含む。任意に、システムアーキテクチャは、アプリケーションデバイスを更に含んでよい。図2において、アプリケーションデバイスは、5Gにおけるアプリケーション機能(Application Function,AF)デバイスであり、説明のための例として使用される。
端末、AMF、UDM、NEF、及びPCFの機能については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
アプリケーションデバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project,3GPP)ネットワークのためのサービスを提供すること、例えば、サービスルートに作用し、PCFと相互作用してポリシー制御を実行することに関与する。アプリケーションデバイスはAFデバイスであり、本願では説明のために以下で例として使用される。
RANデバイスは、端末のための無線通信機能を提供するデバイスである。RANデバイスは基地局を含み、具体的には、しかし制限なしに、例えば、5Gにおける次世代基地局(g Node B,gNB)、エボルブド・ノードB(evolved NodeB,eNB)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller,RNC)、ノードB(Node B,NB)、基地局コントローラ(Base Station Controller,BSC)、ベース・トランシーバ・ステーション(Base Transceiver Station,BTS)、ホーム基地局(例えば、ホーム・エボルブド・ノードB又はホーム・ノードB,HMB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit,BBU)、送信/受信ポイント(Transmitting and Receiving Point,TRP)、送信ポイント(Transmitting Point,TP)、又はモバイル交換センターを含む。
図1及び図2を参照して、下記は、背景で述べた課題を解決するように、本願に従う通信方法について具体的に記載する。本願は、図1及び図2に示されたシステムアーキテクチャに限られず、6Gシステムアーキテクチャなどの他の将来の通信システムに更に適用されてもよい。その上、本願で使用される上記のネットワーク要素は、将来の通信システムにおいて同じ機能を保ちながら、別の名称を有する可能性がある。
本願において、カバレッジエリアを有しているローカル・エリア・データ・ネットワークの構築中に、DNN及びサービス・エリアが、ローカル・エリア・データ・ネットワークに割り当てられ得る。DNNは、ローカル・エリア・データ・ネットワークを識別するために使用され、サービス・エリアは、ローカル・エリア・データ・ネットワークのカバレッジエリアを表すために使用される。その上、DNN及びサービス・エリアは更に、AMFで設定される。
更に、端末のポリシー情報は、PCF、UDM、及びAMFの間で1つ以上のネットワーク要素で設定されてよい。代替的に、端末のポリシー情報は、端末で設定されてもよい。端末のポリシー情報は、例えば、アプリケーションプログラム(APP)、DNN、セッション及びサービス連続モード(Session and Service Continuity mode,SSCモード)、スライス、又はローカル指示の間の対応であってよい。ローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであるかどうかを示す。
例において、ポリシー情報は、APP、DNN、SSCモード、スライス、及びローカル指示の間の対応であってよく、あるいは、APP、DNN、及びローカル指示の間の対応であってよい。例えば、ポリシー情報は、UEルート選択ポリシー(UE Route Selection Policy,URSP)であってよい。
代替的に、ローカル指示(ローカル・エリア・データ・ネットワークの指示情報とも呼ばれ得る)はまた、ポリシー情報のDNN情報に含まれてもよい。更に代替的には、ローカル指示は、URSPとは異なる他のポリシー情報において運ばれてもよい。例えば、他のポリシー情報は、ネットワーク属性ポリシーであってよい。ネットワーク属性ポリシーは、ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを示す情報を含む。例えば、ネットワーク属性ポリシーは、ネットワーク識別子とローカル指示との間の対応を含む。
ローカル指示は、異なる方法で実装されてよい。例えば、ローカル指示が運ばれる場合には、それは、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示し、あるいは、ローカル指示が運ばれない場合には、それは、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークでないことを示す。代替的に、第1の値を有するローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示し、あるいは、第2の値を有するローカル指示は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークでないことを示す。これは、ここで本願において制限されない。
ローカル・エリア・データ・ネットワークの上記の構築及び設定は、ネットワーク管理システムによって、又はNEFによって実行されてよいことが留意されるべきである。2つの構築及び設定方法は、本明細書中以下で具体的に記載され、詳細はここでは記載されない。
本願におけるローカル・エリア・データ・ネットワークはLADNであってよく、あるいは、ローカル・スライス・ネットワーク、例えば、企業によって構築されるスライス・ネットワークであってよいことが更に留意されるべきである。ローカル・スライス・ネットワークは、ローカル・スライス・ネットワークのカバレッジエリア内のユーザがローカル・スライス・ネットワークにアクセスすることを可能にする。例えば、ローカル・スライス・ネットワークは、企業のカバレッジエリア内のユーザがローカル・スライス・ネットワークにアクセスすることを可能にする。ローカル・エリア・データ・ネットワークがLADNであるとき、ネットワークはDNNによって識別され得る。すなわち、ネットワーク識別子はDNNである。ローカル・エリア・データ・ネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるときに、ネットワークはスライス識別子、例えば、単一ネットワークスライス選択支援情報(Single Network Slice Selection Assistance Information,S−NSSAI)によって識別され得る。すなわち、ネットワーク識別子はスライス識別子である。下記の実施形態は、一例としてLADNを使用することによって記載される。なお、本願はまた、ローカル・スライス・ネットワークのしなりにも適用可能であり得る。
上記の構築及び構成がローカル・エリア・データ・ネットワークで実行された後、ローカル・エリア・データ・ネットワークのカバレッジエリア内の端末の設定が、本願では更に更新され得る。
図3は、本願に従う通信方法を示す。通信方法は、次のステップを含みながら、端末の設定を更新するために使用されてよい。
ステップ300:通信ネットワーク要素は、通知メッセージをAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取る。
通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。具体的に、通知メッセージは、ネットワークのカバレッジエリア内の一部又は全ての端末のコンフィグレーション情報を更新することをAMFに通知する。コンフィグレーション情報は、端末のポリシー情報及び/又はネットワーク情報を含む。
ステップ300は、任意のステップであることが留意されるべきである。ステップ300が実行されるとき、通信ネットワーク要素は、端末のコンフィグレーション情報を更新するようAMFをトリガする。通信ネットワーク要素は、UDM、PCF、又はNEFであってよい。更に、通知メッセージは、ネットワークのDNNを更に運ぶか、あるいは、ネットワークのサービス・エリアを運ぶか、あるいは、DNN及びサービス・エリアを運んでよい。
ステップ300がスキップされるとき、ステップ301は直接実行され、すなわち、AMFは、端末のコンフィグレーション情報の更新を直接トリガする。例えば、AMFは、端末のコンフィグレーション情報の更新を規則的にトリガしてよい。この場合に、通信ネットワーク要素は、通知メッセージを送る必要がなく、すなわち、ステップ300は実行される必要がない。
ステップ301:AMFは、ネットワークのサービス・エリア及びDNNに基づいて端末リストを決定する。
ネットワークのサービス・エリアは、ローカル・エリア・データ・ネットワークのサービス・エリア、例えば、LADNのサービス・エリアである。
サービス・エリア及びDNNは、ネットワーク構築中にAMFで設定されていることが留意されるべきである。
従って、ステップ301で、AMFがネットワークのサービス・エリア及びDNNを取得する方法は、次のとおりであってよい。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがDNNを運ぶ場合には、AMFは通知メッセージからDNNを取得し、次いで、DNNに基づいて、DNNに対応するローカルに記憶されたサービス・エリアを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは通知メッセージからサービス・エリアを取得し、次いで、サービス・エリアに基づいて、サービス・エリアに対応するローカルに記憶されたDNNを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
ステップ300が実行されるとき、ステップ300での通知メッセージがDNN及びサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、通知メッセージからDNN及びサービス・エリアを直接取得してよい。
ステップ300がスキップされるとき、AMFは、ローカルに記憶されているDNN及びサービス・エリアを直接取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
上記の方法のうちのいずれか1つを使用することによってDNN及びサービス・エリアを取得した後、AMFは端末リストを決定してよく、このとき、端末リストは1つ以上の端末の識別子を含む。端末リストを取得する複数の方法が存在する。例において、端末リストを決定する3つの方法が、以下で与えられる。
方法1:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末を決定し、それらの端末の識別子のリストを端末リストとして使用する。
端末がワイルドカードDNNにサブスクライブしていることは、端末が全てのDNNにアクセス可能であることを意味するか、あるいは、端末が全てのDNNにサブスクライブしていることとして理解される。
例えば、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1及び端末2がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNにサブスクライブしていない、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末1の識別子,端末2の識別子}である。
方法2:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末を決定し、それらの端末の識別子のリストを端末リストとして使用する。
例えば、ネットワークのDNNは、DNN0と表される。
AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末2がワイルドカードDNNの代わりにDNN1及びDNN2にサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNの代わりにDNN0及びDNN1にサブスクライブしている、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末3の識別子}である。
方法3:AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNにサブスクライブしている端末を決定し、ネットワークのサービス・エリア内にあってワイルドカードDNNの代わりにネットワークのDNNにサブスクライブしている端末を決定し、決定された端末の識別子のリストと端末リストとして使用する。
方法3は、上記の方法1及び方法2を組み合わせる方法である。
例えば、ネットワークのDNNは、DNN0と表される。
AMFは、ネットワークのサービス・エリア内の端末が端末1、端末2、及び端末3を含み、そのうち端末1がワイルドカードDNNにサブスクライブしており、端末2がワイルドカードDNNの代わりにDNN1及びDNN2にサブスクライブしており、端末3がワイルドカードDNNの代わりにDNN0及びDNN1にサブスクライブしている、と決定する。この場合に、AMFによって決定された端末リストは、{端末1の識別子,端末3の識別子}である。
上記の方法のうちのどの1つが使用されるかに関わらず、AMFによって最終的に決定される端末リストに含まれている如何なる端末も、次を満足する。端末は、サービス・エリア内にあり、端末は、ネットワークのDNNにサブスクライブしている。
ステップ302:AMFは、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定する。
例えば、ポリシー情報は、URSPであってよい。
AMFがポリシー情報を取得する方法は、次のとおりであってよい。
方法1:AMFは、ローカルに記憶されているポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がAMFで事前設定されているとき、AMFは、ローカルに記憶されているポリシー情報を取得してよい。
方法2:AMFは、PCFからポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がネットワーク構築中にPCFで設定されるとき、AMFは、PCFからポリシー情報を取得してよい。
他の例として、ポリシー情報がネットワーク構築中にUDMで設定されるがPCFで設定されないときに、AMFがPCFにポリシー情報を要求する場合に、PCFは、最初にUDMからポリシー情報を取得し、次いでポリシー情報をAMFへ送ってよい。
方法3:AMFは、UDMからポリシー情報を取得する。
例えば、ポリシー情報がネットワーク構築中にUDMで設定されるとき、AMFは、UDMからポリシー情報を取得してよい。
他の例として、ポリシー情報がネットワーク構築中にPCFで設定されるがUDMで設定されないときに、AMFがUDMにポリシー情報を要求する場合に、UDMは、最初にPCFからポリシー情報を取得し、次いでポリシー情報をAMFへ送ってよい。
端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報をAMFによって決定する方法は、次を含む。
端末リスト内の各端末について、端末の登録エリアが取得され、端末の登録エリアとネットワークのサービス・エリアとの交差が端末の通信エリアとして決定される。次いで、ネットワークのDNN及び端末の通信エリアは、端末のネットワーク情報として決定される。すなわち、端末のネットワーク情報は、ネットワークのDNNと、端末の通信エリアとを含む。端末のネットワーク情報は、LADN情報とも呼ばれ得る。
端末の登録エリア及びLADNのサービス・エリアが交差を有さないとき、端末の通信エリアはヌルであることが留意されるべきである。相応して、端末のネットワーク情報(すなわち、LADN情報)はヌルである。
端末リスト内の端末の登録エリアは、同じであってよく、あるいは、異なってもよいことが留意されるべきである。端末リスト内の全ての端末が同じ登録エリアを有しているとき、端末リスト内の全ての端末は、同じネットワーク情報を有している。端末リスト内の全ての端末が同じ登録エリアを有しているわけではないとき、端末リスト内の全ての端末は、同じネットワーク情報を有しているわけではない。
本願では、端末のポリシー情報及びネットワーク情報は、まとめてコンフィグレーション情報と呼ばれ得る。すなわち、端末のコンフィグレーション情報は、ポリシー情報及びネットワーク情報を含む。
ステップ303:AMFは、端末に対応するポリシー情報及びネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
ステップ303において、AMFは、決定された端末リスト内の各端末のコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を端末へ送る。
端末のネットワーク情報(すなわち、LADN情報)がヌルであるとき、ステップ303で、AMFは、ポリシー情報のみを端末リスト内の端末へ送る。相応して、端末リスト内の端末は、AMFからポリシー情報を取得する。任意に、他の実施形態では、ポリシー情報は、代替的に、端末で設定されてよく、端末は、設定された情報からポリシー情報を取得してよい。
ステップ300乃至ステップ303又はステップ301乃至ステップ303に従って、AMFは、最初に端末リストを決定し、次いでコンフィグレーション情報(ポリシー情報及びネットワーク情報を含む)を端末リスト内の端末へ送り、それにより、端末は、受け取られたコンフィグレーション情報に基づいて更新を実行して、端末の設定を更新する。その上、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のコンフィグレーション情報のみを更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
図4は、本願に従う他の通信方法を示す。通信方法は、次のステップを含みながら、端末のコンフィグレーション情報を更新するために使用されてよい。
ステップ401:通信ネットワーク要素は、クエリ要求をAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取る。
通信ネットワーク要素は、UDM、PCF、又はNEFであってよい。クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。
任意に、クエリ要求は、DNN及び/又はサービス・エリアを含む。
ステップ402:AMFは、サービス・エリア及びDNNに基づいて端末リストを決定する。
クエリ要求を受け取った後、AMFはサービス・エリア及びDNNを決定する。
サービス・エリア及びDNNは、ネットワーク構築中にAMFで設定されている。従って、AMFがネットワークのサービス・エリア及びDNNを取得する方法は、次のとおりであってよい。
クエリ要求がDNNを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からDNNを取得し、次いでDNNに基づいて、DNNに対応するローカルに記憶されているサービス・エリアを取得してよい。このようにして、AMFはDNN及びサービス・エリアを取得する。
クエリ要求がサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からサービス・エリアを取得し、次いでサービス・エリアに基づいて、サービス・エリアに対応するローカルに記憶されているDNNを取得してよい。このようにして、AMFは、DNN及びサービス・エリアを取得する。1つ以上のDNNが取得されてよく、これは本願において制限されない。
クエリ要求がDNN及びサービス・エリアを運ぶ場合に、AMFは、クエリ要求からDNN及びサービス・エリアを直接取得してよい。
更に、DNN及びサービス・エリアを決定した後、AMFは端末リストを決定する。具体的な方法は、ステップ301で端末リストを決定する上記の方法と同じであり、上記の方法が参照され得る。
ステップ403:AMFは、端末リストを通信ネットワーク要素へ送る。
ステップ404:通信ネットワーク要素は、AMFにサブスクライブし、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がネットワークのDNNにサブスクライブしている場合に、AMFは、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
AMFが、報告条件を満足する新しい端末の識別子を決定する方法は、端末がサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしており、端末が以前にサービス・エリアから出ている場合に、AMFは、端末が報告条件を満足する新しい端末である、と決定する。
ステップ405:AMFは、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、AMFは、報告条件を満足する1つ以上の端末の識別子を規則的に報告してよい。例えば、ステップ404で、通信ネットワーク要素は、AMFにサブスクライブしているときにタイマを運んでよく、このとき、タイマは、規則的な報告の時間インターバルをAMFに知らせるために使用される。他の例として、タイマはまた、AMFで事前設定されてもよい。これは、本願において制限されない。
他の実施では、AMFは、代替的に、新しい端末が報告条件を満足すると決定すると直ちに、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告してよい。
その上、複数の端末の識別子が一度に報告されるべきである場合に、端末の識別子は、端末リストに加えられ、次いで通信ネットワーク要素に報告されてよいことが留意されるべきである。
ステップ406:通信ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を端末リストに加える。
実施において、ステップ404乃至ステップ406は、任意のステップであることが留意されるべきである。すなわち、ステップ404乃至ステップ406は、代替的に、スキップされてもよい。
他の実施では、ステップ404及びステップ401はまた、1つのステップにまとめられてもよく、すなわち、ステップ401でクエリ要求を送るときに、通信ネットワーク要素は更に、AMFにサブスクライブする。
例えば、ステップ404乃至ステップ406が実行されるとき、以下は、この解決法を理解するのを助けるために、説明のために具体例を提供する。ステップ401乃至ステップ403に従って、通信ネットワーク要素は、具体的に{端末1の識別子,端末2の識別子,端末3の識別子}である端末リストを受け取る、と仮定される。次いで、AMFは更に、端末4の識別子を報告する。この場合に、AMFは、端末4の識別子を端末リストに加え、更新された端末リストは、{端末1の識別子,端末2の識別子,端末3の識別子,端末4の識別子}である。
ステップ401乃至ステップ403、又はステップ401乃至ステップ406に従って、通信ネットワーク要素は端末リストを取得し得る。
確かに、上記は、通信ネットワーク要素が端末リストを取得する1つの実施方法にすぎない。実際の応用では、通信ネットワーク要素は、他の方法を使用することによって端末リストを取得してもよい。これは、本願において制限されない。
次いで、ステップ407が実行される。
ステップ407:通信ネットワーク要素は、通知メッセージをAMFへ送り、AMFは、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取る。
通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
通知メッセージに含まれる端末リストは、ステップ401乃至ステップ403を用いることによって決定された端末リスト、又はステップ401乃至ステップ406を用いることによって決定され端末リストである。
通知メッセージは、端末リストを含む。任意に、通知メッセージは、DNN及び/又はサービス・エリアを更に含む。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
ステップ408:AMFは、ポリシー情報及びネットワーク情報を取得する。
通知メッセージを受け取ると、AMFは、端末のコンフィグレーション情報が更新される必要があると決定する。従って、AMFは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報を決定する必要がある。
通知メッセージがポリシー情報を含む場合に、AMFは、通知メッセージからポリシー情報を取得する。通知メッセージがポリシー情報を含まない場合に、AMFは、ステップ302で記載された3つの方法のうちのいずれか1つに従って、ポリシー情報を取得してよい。
更に、AMFが端末リスト内の端末のネットワーク情報を取得する方法については、ステップ302で記載された方法を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
ステップ409:AMFは、ポリシー情報及びネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送る。
ステップ409については、ステップ303で記載された上記の方法を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
ステップ410は、AMFは、応答メッセージを通信ネットワーク要素へ送り、通信ネットワーク要素は、AMFから応答メッセージを受け取る。
応答メッセージは、更新結果を通知する。例えば、更新結果は、更新の成功、更新の失敗、又はそのようなものである。
ステップ410は、任意のステップであることが留意されるべきである。その上、ステップ410は、ステップ407の後のいずれのステップで起こってもよい。
ステップ401乃至ステップ403及びステップ407乃至ステップ410、又はステップ401乃至ステップ410に従って、通信ネットワーク要素は、最初に、AMFを使用することによって端末リストを取得し、次いで、端末リストを通知メッセージに加え、通知メッセージをAMFへ送って、AMFに端末リスト内の端末の設定を更新するように通知し、それによって端末の設定を更新する。その上、AMFは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのDNNにサブスクライブしている端末のコンフィグレーション情報のみを更新し、それにより、ネットワークオーバーヘッドは低減され得る。
この時点で、図3又は図4の方法に従って、ネットワークのカバレッジエリア内の端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を取得する。端末がAPP(APPは、新たに構築されたネットワークにアクセスすることができ、例えば、スタジアムの主催者によって構築されたライブスポーツAPPである)を起動するとき、APPに対応するDNN、スライス、又はSSCモードなどの情報は、ポリシー情報に基づいて決定されてよく、次いで、ローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることが決定される。次いで、端末は、ネットワーク情報及び端末の位置に基づいて、端末がネットワークのカバレッジエリア内にあるかどうかを判定する。端末がネットワークのカバレッジエリア内にあるとき、端末は、サービス伝送を実行するために、セッション確立プロシージャを開始するか、あるいは、既存のセッションを再利用してよい。
すなわち、端末がAPPを検出するとき(例えば、ユーザが端末でAPPを起動するとき)、端末は、APPに対応するサービス・パケットを送信するために、APPに関連したネットワーク識別子(例えば、DNN又はS−NSSAI)を決定する必要がある。例えば、ポリシー情報を取得した後、端末は、ポリシー情報内のローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知る。
上述されたように、端末の登録エリア及びLADNのサービス・エリアが交差を有さないとき、端末のネットワーク情報はヌルである。従って、端末にはネットワーク情報が存在しないことがある。
端末にネットワーク情報がないとき、端末は、端末がLADNのサービス・エリアの外にあるとみなし、従って、セッション管理を開始しない。すなわち、端末にネットワーク情報がないとき、端末は、セッション管理を開始しない。
端末が、ポリシー情報内のローカル指示に基づいて、APPがアクセスするネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであると知り、端末にネットワーク情報があるとき、端末は、ネットワーク情報及び端末の位置に基づいて、端末がLADNのサービス・エリア内にあるかどうかを判定する。端末がLADNのサービス・エリア内にある場合には、端末はセッション管理を開始し、あるいは、端末がLADNのサービス・エリアの外にある場合には、端末はセッション管理を開始しない。
セッション管理プロシージャは、セッション確立プロシージャ、又はセッション再利用を通じてサービス伝送を実施するプロセスであってよい。サービス伝送プロセスは、端末が既存のセッションでAPPのサービス・パケットを送信することを意味する。再利用されたセッションが非アクティブ状態にあるとき、セッション管理プロシージャは、セッションアクティブ化プロシージャを更に含む。
従って、本願は、図11に示されるように、通信方法を更に開示する。方法は、次のステップを含む。
ステップ1101:端末は、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示すローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含むポリシー情報を取得する。
ステップ1102:端末は、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定する。
上記の方法に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
可能な実施において、方法は、端末によってネットワーク情報を取得することと、端末がネットワーク情報によって示されるエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定することとを更に含む。例えば、端末は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。他の可能な実施では、方法は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定することを更に含む。従って、端末がネットワーク情報を取得するとき、端末は、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを更に決定し、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないとき、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従って、セッション管理を開始しないと考えられ得る。
上記の説明では、ネットワーク情報は、第1ネットワークのネットワーク識別子及び通信エリア情報を含み、通信エリア情報は、端末の登録エリアと第1ネットワークのサービス・エリアとの交差領域を示す。
可能な実施において、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがLADNであるとき、ネットワーク識別子はDNNであり、あるいは、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるとき、ネットワーク識別子はスライス識別子(例えば、S−NSSAI)である。
可能な実施において、ポリシー情報はURSPであってよい。代替的に、ポリシー情報は他のポリシー、例えば、ネットワーク属性ポリシーであってよい。
更に、端末がネットワークのカバレッジエリアから離れるとき、記憶されているネットワーク情報及びポリシー情報は、次の方法で処理されてよい。
処理方法1:端末がサービス・エリアの外にあると端末が決定するとき、端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を削除する。
処理方法2:端末がサービス・エリアの外にあると端末が決定するとき、端末はタイマを起動する。タイマが終了するときに、端末は、ネットワーク情報及びポリシー情報を削除する。タイマは、端末自体によって設定されてよく、あるいは、ステップ303又はステップ409を使用することによって端末へ送られてよい。
結論として、図3又は図4に示される方法に従って、新たに構築されたネットワークのカバレッジエリア内の端末のコンフィグレーション情報は、更新され得る。
以下は、本願で提供される、新しいネットワークのための構築方法について更に記載する。構築方法は、図3及び図4に示された方法実施形態の前に実行される。
図5は、本願に従う通信方法を示し、これはネットワーク構築方法とも呼ばれ、次のステップを含む。
ステップ501:ネットワーク管理システムは、AMFでネットワークのDNN及びサービス・エリアを設定する。
ここで、AMFは、ネットワークのカバレッジエリア内にあるAMFである。
ステップ502:ネットワーク管理システムは、PCFでポリシー情報を設定する。
任意に、ネットワーク管理システムは、代替的に、UDMでポリシー情報を設定してもよい。
任意に、ネットワーク管理システムは、代替的に、PCF及びUDMでポリシー情報を設定してもよい。
ステップ503:ネットワーク管理システムは、UDMでDNN、サービス・エリア、及び対象AMFの識別情報を設定する。
対象AMFの識別子は、ネットワークのカバレッジエリア内のAMFの識別情報である。識別情報は、例えば、アドレス情報であってよい。
ステップ501の前に、すなわち、新しいネットワークの構築の前に、3GPPネットワークに登録している端末が存在する場合に、AMFは、端末の登録中に端末のサブスクリプションデータを記憶することが留意されるべきである。例えば、サブスクリプションデータは、端末がサブスクライブするDNNを含む。サブスクライブされたDNNはワイルドカードDNNであってよく、あるいは、いくつかの特定のDNNがサブスクライブされてよい。
ステップ501乃至ステップ503に従って、ネットワーク管理システムは、新しいネットワークを構築し、具体的に、AMF、PCF、及びUDMの夫々で設定を実行する。
ステップ501乃至ステップ503に明確な実行順序はなく、実行順序は本願において制限されないことが留意されるべきである。
図6は、ネットワーク構築方法とも呼ばれ得る、次のステップを含む本願に従う他の通信方法を示す。
ステップ601:NEFは、アプリケーションデバイスから要求メッセージを受け取り、このとき、要求メッセージは、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む。
例において、ネットワークの物理カバレッジエリアは、スタジアム又はコンサートホールなどの物理カバレッジエリアであってよい。
任意に、要求メッセージは、データ・ネットワーク・アクセス識別子及びネットワーク要件を更に含む。データ・ネットワーク・アクセス識別子(Data Network Access Identifier,DNAI)は、アプリケーションプログラムの構築中に1つ以上のDNにアクセスするユーザプレーンの識別子である。ネットワーク要件は、クオリティ・オブ・サービス(Quality of Service,QoS)、APPリスト、又はそのようなものを含む。
ステップ602:NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてAMF及びネットワークのサービス・エリアを決定する。
NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアを、コアネットワークによって識別され得るエリアに、例えば、サービス・エリアにマッピングする。更に、DNNが更にネットワークについて生成されてよい。
NEFは、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてAMFを決定する。決定されたAMFは、サービス・エリア内のAMFである。
更に、要求メッセージがデータ・ネットワーク・アクセス識別子及びネットワーク要件を含む場合に、ネットワークの物理カバレッジエリア、データ・ネットワーク・アクセス識別子、及びネットワーク要件に基づいて、ネットワークにサービスを提供するために、ネットワーク内に適切なネットワーク要素(例えば、ユーザプレーン機能(User Plane Function,UPF)ネットワーク要素、AMF、又はセッション管理機能(Session Management Function,SMF)ネットワーク要素)があるかどうかが更に判定されてよい。ネットワーク内に適切なネットワーク要素がない場合には、NEFは、管理及びオーケストレーション(Management and Orchestration,MANO)と相互作用し、それにより、MANOは、対応する位置でネットワーク要素インスタンスを構築する。
更に、例において、設定は、後述されるステップ603乃至ステップ605を使用することによって各ネットワーク要素で実行されてよく、ステップ603、ステップ604及びステップ605の明確な実行順序はない。
ステップ603:NEFは、DNN、サービス・エリア、及びAMFの識別子をUDMへ送る。
任意に、NEFは更に、ポリシー情報をUDMへ送る。
ステップ604:NEFは、ポリシー情報をPCFへ送る。
ステップ605:NEFは、DNN及びサービス・エリアをAMFへ送る。
任意に、NEFは更に、ポリシー情報をAMFへ送る。
ステップ603乃至ステップ605に従って、設定は各ネットワーク要素で実行され、それにより、NEFはネットワーク上で設定を実行する。実施において、代替的に、NEFは、ネットワークについての指示情報を付加してよく、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。例えば、付加された指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示すために使用されるローカル指示である。
更に、上記のネットワーク設定が完了した後、ステップ606が更に実行されてよい。
ステップ606:NEFは、更新メッセージをAMFへ送り、このとき、更新メッセージは、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む。
ステップ606は、端末のコンフィグレーション情報を更新するようAMFをトリガするために使用される。ステップ606は、図3に示された実施形態におけるステップ300であってよい。
ステップ601の前に、すなわち、新しいネットワークの構築の前に、3GPPネットワークに登録している端末が存在する場合に、AMFは、端末の登録中に端末のサブスクリプションデータを記憶することが留意されるべきである。例えば、サブスクリプションデータは、端末がサブスクライブするDNNを含む。サブスクライブされたDNNはワイルドカードDNNであってよく、あるいは、いくつかの特定のDNNがサブスクライブされてよい。
ネットワーク構築が図5又は図6に示されたネットワーク構築方法を使用することによって完了した後、端末の設定が更に、図3又は図4の方法を使用することによって更新されてよい。
同じ発明概念に基づいて、図7は、本願に従う装置の概略図である。装置は、モビリティ管理ネットワーク要素、通信ネットワーク要素、又はチップであってよく、上記の実施形態のうちのいずれか1つの方法を実行してよい。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
装置700は、少なくとも1つのプロセッサ701、通信ライン702、メモリ703、及び少なくとも1つの通信インターフェイス704を含む。
プロセッサ701は、汎用の中央演算処理装置(Central Processing Unit,CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit,ASIC)、又は本願の解決法のプログラム実行を制御するよう構成された1つ以上の集積回路であってよい。
通信ライン702は、上記の構成要素の間で情報を転送するためのパスを含んでよい。
通信インターフェイス704は、他のデバイス又はイーサネット、ラジオ・アクセス・ネットワーク(Radio Access Network,RAN)若しくは無線ローカル・エリア・ネットワーク(Wireless Local Area Network,WLAN)などの通信ネットワークと通信するために、トランシーバなどの如何なる装置も使用する。
メモリ703は、リード・オンリー・メモリ(Read-Only Memory,ROM)若しくは静的情報及びメモリを記憶することができる他のタイプの静的記憶デバイス、又はランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory,RAM)若しくは情報及び命令を記憶することができる他のタイプの動的記憶デバイスであってよく、あるいは、電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory,EEPROM)、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ(Compact Disc Read-Only Memory,CD−ROM)若しくは他のコンパクト・ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(コンパクト・ディスク、レーザー・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク、ブルーレイ・ディスク、及びそのようなもの)、又は磁気ディスク記憶媒体若しくは他の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造形態を有している期待されるプログラムコードを搬送若しくは記憶することができ且つコンピュータによりアクセス可能であるあらゆる他の媒体であってよいが、それらに限られない。メモリは、独立して存在してよく、通信ライン702を使用することによってプロセッサへ接続される。代替的に、メモリは、プロセッサと一体化されてよい。
メモリ703は、本願の解決法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成され、プロセッサ701は、実行を制御する。プロセッサ701は、本願の上記の実施形態で提供される通信方法を実装するように、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するよう構成される。
任意に、本願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードとも呼ばれ得る。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
具体的な実施中に、実施形態において、プロセッサ701は、1つ以上のCPU、例えば、図7のCPU0及びCPU1を含んでよい。
具体的な実施中に、実施形態において、装置700は、複数のプロセッサ、例えば、図7のプロセッサ701及びプロセッサ708を含んでよい。プロセッサの夫々は、シングルコア(single-CPU)プロセッサであってよく、あるいは、マルチコア(multi-CPU)プロセッサであってよい。ここで、プロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理する1つ以上のデバイス、回路、及び/又はプロセッシングコアであってよい。
具体的な実施中に、実施形態において、装置700は、出力デバイス705及び入力デバイス706を更に含んでよい。出力デバイス705は、プロセッサ701と通信し、複数の様態で情報を表示してよい。例えば、出力デバイス705は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、発光ダイオード(Light Emitting Diode,LED)表示デバイス、陰極線管(Cathode Ray Tube,CRT)表示デバイス、プロジェクタ、又はそのようなものであってよい。入力デバイス706は、プロセッサ701と通信し、複数の様態でユーザから入力を受け取ってよい。例えば、入力デバイス706は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、検知デバイス、又はそのようなものであってよい。
装置700は、汎用デバイスであってよく、あるいは、専用デバイスであってよい。具体的な実施中に、装置700は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、携帯電話機、タブレットコンピュータ、無線端末デバイス、埋め込みデバイス、又は図7と同様の構造を有しているデバイスであってよい。装置700のタイプは、本願のこの実施形態において制限されない。
図7に示される装置がチップであり、例えば、モビリティ管理ネットワーク要素のチップ、ネットワーク露出ネットワーク要素のチップ、ポリシー制御ネットワーク要素のチップ、又はデータ管理ネットワーク要素のチップであってよいとき、チップは、プロセッサ701(及びプロセッサ708を更に含んでよい)、通信ライン702、メモリ703、及び通信インターフェイス704を含む。具体的に、通信インターフェイス704は、入力インターフェイス、ピン、回路、又はそのようなものであってよい。プロセッサ701及びプロセッサ708は、汎用CPU、マイクロプロセッサ、ASIC、又は上記の実施形態のうちのいずれか1つの通信方法のプログラム実行を制御するよう構成された1つ以上の集積回路であってよい。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図8は、装置800の概略図である。装置800は、上記の実施形態におけるモビリティ管理ネットワーク要素であってよい。装置800は、送信ユニット802及び処理ユニット803を含む。任意に、装置800は、受信ユニット801を更に含む。
処理ユニット803は、ネットワークのサービス・エリア及びデータネットワーク名DNNに基づいて、サービス・エリア内にあってDNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを決定するよう構成され、そして、DNNに対応するポリシー情報を取得し、端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定するよう構成され、このとき、ネットワーク情報は、DNN及び端末の通信エリアを含む。
送信ユニット802は、ポリシー情報及び端末に対応するネットワーク情報を端末リスト内の端末へ送るよう構成される。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素からクエリ要求を受け取るよう構成され、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。送信ユニット802は、端末リストを通信ネットワーク要素へ送るよう更に構成される。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素からサブスクリプションを受け取るよう更に構成され、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取るよう更に構成され、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
実施において、受信ユニット801は、通信ネットワーク要素から通知メッセージを受け取るよう構成され、このとき、通知メッセージは、DNN及び/又はサービス・エリアを含み、通知メッセージは、端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。
実施において、処理ユニット803は、装置で事前設定されたポリシー情報を取得するか、あるいは、ポリシー制御ネットワーク要素からポリシー情報を取得するか、あるいは、データ管理ネットワーク要素からポリシー情報を取得するよう特に構成される。
装置は、本発明の実施形態の方法においてモビリティ管理ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図8における受信ユニット801、処理ユニット803、及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図8における処理ユニット803の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図8における受信ユニット801及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置800がチップであるとき、受信ユニット801及び送信ユニット802の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置800がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置800がモビリティ管理ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、モビリティ管理ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図9は、装置900の概略図である。装置900は、上記の実施形態における通信ネットワーク要素であってよい。装置900は、処理ユニット903及び送信ユニット902を含む。任意に、装置900は、受信ユニット901を更に含む。
処理ユニット903は、端末リストを取得するよう構成され、このとき、端末リストは、ネットワークのサービス・エリア内にあってネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む。
送信ユニット902は、通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、通知メッセージは、端末リストを含み、通知メッセージは、端末リスト内の端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する。任意に、受信ユニット901は、モビリティ管理ネットワーク要素から応答メッセージを受け取るよう構成され、このとき、応答メッセージは、更新結果を知らせるために使用される。任意に、通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む。
実施において、処理ユニット903は、送信ユニット902を使用することによってクエリ要求をモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、クエリ要求は、端末リストを要求するために使用される。受信ユニット901は、モビリティ管理ネットワーク要素から端末リストを受け取るよう構成される。
実施において、送信ユニット902は、モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブするよう更に構成され、それにより、新しい端末がサービス・エリアに入り、新しい端末がDNNにサブスクライブしている場合に、モビリティ管理ネットワーク要素は、新しい端末の識別子を通信ネットワーク要素に報告する。
実施において、処理ユニット903は、モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された新しい端末の識別子を端末リストに加えるよう特に構成される。
装置は、本発明の実施形態の方法において通信ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。通信ネットワーク要素は、データ管理ネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、又はネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。
具体的に、図9における受信ユニット901、送信ユニット902、及び処理ユニット903の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図9における処理ユニット903の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図9における受信ユニット901及び送信ユニット902の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置900がチップであるとき、受信ユニット901及び送信ユニット902の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置900がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置900が通信ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
装置の機能モジュールの分割は、本願における上記の方法の例に基づいて実行されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてよく、あるいは、2つ以上の機能が処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本願では、モジュール分割は例であり、論理的機能分割にすぎないことが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様態が使用されてもよい。例えば、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図10は、装置1000の概略図である。装置1000は、上記の実施形態におけるネットワーク露出ネットワーク要素であってよい。装置1000は、受信ユニット1001、送信ユニット1002、及び処理ユニット1003を含む。
受信ユニット1001は、アプリケーションデバイスから要求メッセージを受け取るよう構成され、このとき、要求メッセージは、ネットワークの物理カバレッジエリアを含む。
処理ユニット1003は、ネットワークの物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及びネットワークのサービス・エリアを決定するよう構成される。
送信ユニット1002は、更新メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成され、このとき、更新メッセージは、データネットワーク名DNN及びネットワークのサービス・エリアを含む。
実施において、送信ユニット1002は、DNNに対応するポリシー情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送り、かつ/あるいは、DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送るよう更に構成される。
実施において、処理ユニット1003は、ネットワークについての指示情報を付加するよう更に構成され、このとき、指示情報は、ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す。
装置は、本発明の実施形態の方法においてネットワーク露出ネットワーク要素によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図10における受信ユニット1001、送信ユニット1002、及び処理ユニット1003の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図10における処理ユニット1003の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図10における受信ユニット1001及び送信ユニット1002の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置1000がチップであるとき、受信ユニット1001及び送信ユニット1002の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置1000がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置1000が通信ネットワーク要素であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
図12は、通信装置1200の概略図である。通信装置1200は、上記の実施形態における端末であってよい。通信装置1200は、取得ユニット1201及び決定ユニット1202を含む。
取得ユニット1201は、ポリシー情報を取得するよう構成され、このとき、ポリシー情報は、ローカル指示と、第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含み、ローカル指示は、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示す。
決定ユニット1202は、ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定するよう構成される。
通信装置に従って、端末は、アプリケーションに関連した第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであるかどうかを知り、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークに特有の動作を実行することができる。
実施において、取得ユニット1201は、ネットワーク情報を取得するよう更に構成される。例えば、取得ユニット1201は、モビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク情報を取得してよい。決定ユニット1202は、端末がネットワーク情報によって示されたエリア内にあるときに、端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定するよう更に構成される。他の実施では、決定ユニット1202は、端末がネットワーク情報を有していないときに、端末によって、セッション管理を開始しないと決定するよう更に構成される。従って、端末がネットワーク情報を取得するとき、端末は、端末の位置及びネットワーク情報に基づいて、セッション管理プロシージャを開始すべきかどうかを更に決定してよく、あるいは、端末がネットワーク情報を取得しないとき、端末は、特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークのサービス・エリアの外にあり、従って、セッション管理を開始しないと考えられてよい。
装置は、本発明の実施形態の方法において端末によって実行されるステップを実装するよう構成されてよいことが理解されるべきである。関連する特徴については、上記の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
具体的に、図12における取得ユニット1201及び決定ユニット1202の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよい。代替的に、図12における決定ユニット1202の機能/実施プロセスは、メモリ703に記憶されているコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図7のプロセッサ701によって実装されてよく、図12における取得ユニット1201の機能/実施プロセスは、図7の通信インターフェイス704によって実装されてよい。
任意に、装置1200がチップであるとき、取得ユニット1201の機能/実施プロセスは、代替的に、ピン、回路、又はそのようなものによって実装されてよい。任意に、装置1200がチップであるとき、メモリ703は、チップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであってよい。確かに、装置1200が端末であるとき、メモリ703は、通信ネットワーク要素内のチップの外にある記憶ユニットであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に制限されない。
上記の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてよい。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラム製品の形で実装されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロード及び実行されるとき、本発明の実施形態に従うプロシージャ又は機能は全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、あるいは、コンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体へ送られてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、電波、若しくはマイクロ波)方式で送られてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又はサーバ若しくはデータセンタなどの、1つ以上の使用可能な媒体を組み込むデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、若しくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、固体状態ドライブ(Solid State Disk,SSD))、又はそのようなものであってよい。
本願の実施形態で記載されている様々な実例となる論理ユニット及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能な論理装置、ディスクリート・ゲート若しくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、又はそれらの任意の組み合わせの設計を使用することによって、記載されている機能を実装又は動作してよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよい。任意に、汎用プロセッサは、あらゆる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械であってもよい。プロセッサはまた、デジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、又はあらゆる他の同様の構成などの、コンピューティング装置の組み合わせによって実装されてもよい。
本願の実施形態で記載されている方法のステップ又はアルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアユニット、又はそれらの組み合わせに直接組み込まれてよい。ソフトウェアユニットは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、CD−ROM、又は当該技術におけるあらゆる他の形態の記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、情報を記憶媒体に書き込み得るように、プロセッサへ接続してよい。代替的に、記憶媒体は更に、プロセッサに一体化されてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてよく、ASICは、端末デバイスに配置されてよい。代替的に、プロセッサ及び記憶媒体はまた、端末デバイスの異なる構成要素に配置されてもよい。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスにロードされてよく、それにより、一連の動作及びステップがコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスで実行されて、コンピュータ実装処理が生成される。従って、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスで実行される命令は、フローチャート内の1つ以上のプロセスの及び/又はブロック図中の1つ以上のブロックでの特定の機能を実装するステップを提供する。
本発明は、その具体的な特徴及び実施形態を参照して記載されているが、明らかに、本発明の精神及び適用範囲から逸脱することなしに、それらに対して様々な変更及び結合が行われてよい。相応して、明細書及び添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の例となる説明にすぎず、本発明の適用範囲をカバーするいずれかの又は全ての変更、変形、結合又は均等とみなされる。明らかに、当業者であれば、本発明の精神及び適用範囲から逸脱することなしに、本発明に対して様々な変更及び変形を行うことができる。本発明は、それらが、続く特許請求の範囲及びその同等技術によって定義される保護の範囲内にあるという条件で、それらの変更及び変形をカバーするよう意図される。

Claims (40)

  1. 通信方法であって、
    モビリティ管理ネットワーク要素によって、サービス・エリア及びネットワークのデータネットワーク名DNNに基づいて、前記サービス・エリア内にあって前記DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを決定することと、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記DNNに対応するポリシー情報を取得し、前記端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定し、該ネットワーク情報が前記DNN及び前記端末の通信エリアを含む、ことと、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記ポリシー情報及び前記端末に対応する前記ネットワーク情報を前記端末リスト内の前記端末へ送ることと
    を有する方法。
  2. 前記方法は、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記端末リストを要求するために使用されるクエリ要求を通信ネットワーク要素から受け取ることと、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記端末リストを前記通信ネットワーク要素へ送ることと
    を更に有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    新しい端末が前記サービス・エリアに入り、該新しい端末が前記DNNにサブスクライブしている場合に、前記モビリティ管理ネットワーク要素が前記新しい端末の識別子を前記通信ネットワーク要素に報告するように、前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記通信ネットワーク要素からサブスクリプションを受け取ることを更に有する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記端末リストを含み、該端末リスト内の前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージを前記通信ネットワーク要素から受け取ることを更に有する、
    請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記通知メッセージは、前記ポリシー情報を更に含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記DNN及び/又は前記サービス・エリアを含み、前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージを通信ネットワーク要素から受け取ることを更に有する、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記DNNに対応するポリシー情報を取得することは、
    前記モビリティ管理ネットワーク要素において事前設定された前記ポリシー情報を取得すること、又は
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、ポリシー制御ネットワーク要素から前記ポリシー情報を取得すること、又は
    前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、データ管理ネットワーク要素から前記ポリシー情報を取得すること
    を有する、
    請求項1乃至4及び6のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. 通信方法であって、
    通信ネットワーク要素によって、ネットワークのサービス・エリア内にあって該ネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを取得することと、
    前記通信ネットワーク要素によって、前記端末リストを含み、該端末リスト内の前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送ることと
    を有する方法。
  9. 通信ネットワーク要素によって端末リストを取得することは、
    前記通信ネットワーク要素によって、前記端末リストを要求するために使用されるクエリ要求を前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送ることと、
    前記通信ネットワーク要素によって、前記モビリティ管理ネットワーク要素から前記端末リストを受け取ることと
    を有する、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記方法は、
    新しい端末が前記サービス・エリアに入り、該新しい端末が前記DNNにサブスクライブしている場合に、前記モビリティ管理ネットワーク要素が前記新しい端末の識別子を前記通信ネットワーク要素に報告するように、前記通信ネットワーク要素によって、前記モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブすることを更に有する、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記方法は、
    前記通信ネットワーク要素によって、前記モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された前記新しい端末の前記識別子を前記端末リストに加えることを更に有する、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む、
    請求項8乃至11のうちいずれか一項に記載の方法。
  13. 通信方法であって、
    ネットワーク露出ネットワーク要素によって、ネットワークの物理カバレッジエリアを有する要求メッセージをアプリケーションデバイスから受け取ることと、
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、前記ネットワークの前記物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及び前記ネットワークのサービス・エリアを決定することと、
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、データネットワーク名DNN及び前記ネットワークの前記サービス・エリアを有する更新メッセージを前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送ることと
    を有する方法。
  14. 前記方法は、
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、前記DNNに対応するポリシー情報を前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送ること、及び/又は
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、前記DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送ること、及び/又は
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、前記DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送ること
    を更に有する、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    前記ネットワーク露出ネットワーク要素によって、前記ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す前記ネットワークについての指示情報を付加することを更に有する、
    請求項13又は14に記載の方法。
  16. 処理ユニット及び送信ユニットを有し、
    前記処理ユニットは、サービス・エリア及びネットワークのデータネットワーク名DNNに基づいて、前記サービス・エリア内にあって前記DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを決定するよう構成され、かつ、前記DNNに対応するポリシー情報を取得し、前記端末リスト内の各端末に対応するネットワーク情報を決定し、該ネットワーク情報が前記DNN及び前記端末の通信エリアを含む、よう構成され、
    前記送信ユニットは、前記ポリシー情報及び前記端末に対応する前記ネットワーク情報を前記端末リスト内の前記端末へ送るよう構成される、
    装置。
  17. 前記装置は、受信ユニットを更に有し、
    前記受信ユニットは、前記端末リストを要求するために使用されるクエリ要求を通信ネットワーク要素から受け取るよう構成され、
    前記送信ユニットは、前記端末リストを前記通信ネットワーク要素へ送るよう更に構成される、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記受信ユニットは、新しい端末が前記サービス・エリアに入り、該新しい端末が前記DNNにサブスクライブしている場合に、前記装置が前記新しい端末の識別子を前記通信ネットワーク要素に報告するように、前記通信ネットワーク要素からサブスクリプションを受け取るよう更に構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記受信ユニットは、前記端末リストを含み、該端末リスト内の前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージを前記通信ネットワーク要素から受け取るよう更に構成される、
    請求項17又は18に記載の装置。
  20. 前記通知メッセージは、前記ポリシー情報を更に含む、
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記装置は、受信ユニットを更に有し、
    前記受信ユニットは、前記DNN及び/又は前記サービス・エリアを含み、前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージを通信ネットワーク要素から受け取るよう構成される、
    請求項16に記載の装置。
  22. 前記処理ユニットは、
    前記装置において事前設定された前記ポリシー情報を取得するよう、又は
    ポリシー制御ネットワーク要素から前記ポリシー情報を取得するよう、又は
    データ管理ネットワーク要素から前記ポリシー情報を取得するよう
    特に構成される、
    請求項16乃至19及び21のうちいずれか一項に記載の装置。
  23. 送信ユニット及び処理ユニットを有し、
    前記処理ユニットは、ネットワークのサービス・エリア内にあって該ネットワークのデータネットワーク名DNNにサブスクライブしている端末の識別子を含む端末リストを取得するよう構成され、
    前記送信ユニットは、前記端末リストを含み、該端末リスト内の前記端末のコンフィグレーション情報の更新を通知する通知メッセージをモビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成される、
    装置。
  24. 前記装置は、受信ユニットを更に有し、
    前記処理ユニットは、前記送信ユニットを使用することによって、前記端末リストを要求するために使用されるクエリ要求を前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう特に構成され、
    前記受信ユニットは、前記モビリティ管理ネットワーク要素から前記端末リストを受け取るよう構成される、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記送信ユニットは、新しい端末が前記サービス・エリアに入り、該新しい端末が前記DNNにサブスクライブしている場合に、前記モビリティ管理ネットワーク要素が前記新しい端末の識別子を前記装置に報告するように、前記モビリティ管理ネットワーク要素にサブスクライブするよう更に構成される、
    請求項24に記載の装置。
  26. 前記処理ユニットは、前記モビリティ管理ネットワーク要素によって報告された前記新しい端末の前記識別子を前記端末リストに加えるよう更に構成される、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記通知メッセージは、ポリシー情報を更に含む、
    請求項23乃至26のうちいずれか一項に記載の装置。
  28. 受信ユニット、送信ユニット、及び処理ユニットを有し、
    前記受信ユニットは、ネットワークの物理カバレッジエリアを有する要求メッセージをアプリケーションデバイスから受け取るよう構成され、
    前記処理ユニットは、前記ネットワークの前記物理カバレッジエリアに基づいてモビリティ管理ネットワーク要素及び前記ネットワークのサービス・エリアを決定するよう構成され、
    前記送信ユニットは、データネットワーク名DNN及び前記ネットワークの前記サービス・エリアを有する更新メッセージを前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう構成される、
    装置。
  29. 前記送信ユニットは、
    前記DNNに対応するポリシー情報を前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送るよう、及び/又は
    前記DNNに対応するポリシー情報をデータ管理ネットワーク要素へ送るよう、及び/又は
    前記DNNに対応するポリシー情報をポリシー制御ネットワーク要素へ送るよう
    更に構成される、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記処理ユニットは、前記ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークであることを示す前記ネットワークについての指示情報を付加するよう更に構成される、
    請求項28又は29に記載の装置。
  31. 通信方法であって、
    端末によって、第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを示すローカル指示と、前記第1ネットワークを識別するために使用されるネットワーク識別子とを含むポリシー情報を取得することと、
    前記端末によって、前記ポリシー情報に基づいて、検出されたアプリケーションに関連した前記第1ネットワークが特定のエリア内でのみアクセス可能なネットワークであることを決定することと
    を有する方法。
  32. 前記端末によってネットワーク情報を取得することと、
    前記端末が前記ネットワーク情報によって示されるエリア内にあるときに、前記端末によって、セッション管理プロシージャを開始すると決定することと
    を更に有する、
    請求項31に記載の方法。
  33. 前記端末によってネットワーク情報を取得することは、
    前記端末によって、モビリティ管理ネットワーク要素から前記ネットワーク情報を取得することを有する、
    請求項32に記載の方法。
  34. 前記端末がネットワーク情報を有していないときに、前記端末によって、セッション管理を開始しないと決定することを更に有する、
    請求項31に記載の方法。
  35. 前記ネットワーク情報は、前記第1ネットワークの前記ネットワーク識別子と、通信エリア情報とを含み、該通信エリア情報は、前記端末の登録エリアと前記第1ネットワークのサービス・エリアとの交差領域を示す、
    請求項32乃至34のうちいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記特定のエリア内でのみアクセス可能な前記ネットワークがローカル・エリア・データ・ネットワークLADNであるときに、前記ネットワーク識別子は、データネットワーク名DNNであり、あるいは、
    前記特定のエリア内でのみアクセス可能な前記ネットワークがローカル・スライス・ネットワークであるときに、前記ネットワーク識別子は、スライス識別子である、
    請求項31乃至35のうちいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記ポリシー情報は、ユーザ装置ルート選択ポリシーURSPである、
    請求項31乃至36のうちいずれか一項に記載の方法。
  38. プロセッサ、メモリ、通信ライン、及び通信インターフェイスを有する通信装置であって、
    前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成され、
    前記プロセッサは、前記通信ラインを使用することによって前記メモリへ接続され、
    前記通信装置が動作するときに、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている前記コンピュータ実行可能命令を実行して、前記通信装置が請求項31乃至37のうちいずれか一項に記載の通信方法を実行するようにする、
    通信装置。
  39. 前記通信装置は端末である、
    請求項38に記載の通信装置。
  40. コンピュータ実行可能命令を有し、
    端末のプロセッサが前記コンピュータ実行可能命令を実行するときに、前記端末は、請求項31乃至37のうちいずれか一項に記載の通信方法を実行する、
    コンピュータ可読記憶媒体。
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