JP2021503735A - ダウンリンク・トラッキング参照信号構成のための方法及び装置 - Google Patents

ダウンリンク・トラッキング参照信号構成のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

参照信号構成のための方法及び装置が開示される。1つの実施形態において、方法は、ネットワーク・ノードから参照信号リソース・セットの構成を受信することと、受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することとを有する。

Description

本開示はワイヤレス通信に関し、特にダウンリンク・トラッキング参照信号構成のための方法及び装置に関する。
ニュー・ラジオ(NR)では、ダウンリンク・トラッキング参照信号(TRS)が、以下に使用されるように導入されている。
●復調のための細かな時間及び周波数同期。
●受信されたキャリア周波数の0.1ppm以内にアップリンク(UL)周波数を同調するために使用される周波数推定値を得ること。
●ドップラー拡散及び遅延拡散推定を行うこと。
フレーム同期及び粗い時間及び周波数推定は、他の手段(例えば、「SSブロック」とも称される同期信号ブロック)によって得られると想定される。
TRS信号のための他の潜在的な用途は、以下を含みうる。
●ダウンリンク(DL)電力測定。
●リンク障害検出。
●ユーザ機器(UE)自動ゲイン制御(AGC)トレーニング。
●ビーム管理。
TRSスロット構造は、時間的に繰り返される周波数領域のコムに基づいてもよく、以下のパラメータによって特徴付けられてもよい。
●Sf:TRSサブキャリア間隔。
●コム・オフセット値(サブキャリア0サブキャリア間隔−1で測定)。
●St:スロット内のTRSシンボル間隔。
●N:スロット内のTRS当たりの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの数。
●信号に使用されるOFDMシンボル・インデックスのセット。
●B:リソース・ブロック(RB)の数に関するTRS帯域幅。
●TRSバーストは、複数のTRSスロットのバンドルであり、以下のパラメータによって特徴付けられてもよい。
●X:TRSスロットの数に関するTRSバーストの長さ。
●Y:スロットの数に関するTRSバースト周期性。
●共通基準、例えば無線フレーム境界に対するスロット・オフセット。
図1は、TRSスロットの一例を示す。図2は、例示的なTRSバーストを示す図である。注目すべきは、図2は、ページ・サイズ及び関連する数の明瞭さの制限のために2つの行を有するTRSバーストを示すが、2つの行は、例示的なTRSバーストを表す1つの連続的な行として意図されることである。
チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)は、チャネル状態情報を測定するために使用されるダウンリンク参照信号である。第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)では、CSI−RSフレームワークをTRSに使用できると考えられてきた。しかし、CSI−RSフレームワークをTRSのためにどのように使用できるかに関するいくつかの態様は、判定されていない。
本開示のいくつかの実施形態は、有利に、ダウンリンク・トラッキング参照信号(TRS)を構成するための方法及び装置を提供する。
いくつかの実施形態で、ワイヤレス・デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワーク・ノードが提供され、前記ネットワーク・ノードは、無線インタフェース及び処理回路を有し、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セット(例えば、CSI−RSリソース・セット)の構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信させるように構成され、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記ワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する。
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノードと通信するように構成されたワイヤレス・デバイスが提供され、前記WDは、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信させることと、前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することとを行うように構成される。
1つの態様によれば、ワイヤレス・デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワーク・ノードが提供される。前記ネットワーク・ノードは、無線インタフェースと、処理回路とを備え、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を送信させることであって、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して前記WDによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ことを行うように構成される。
この態様の代替の実施形態で、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を前記WDへ送信させるように構成され、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定する。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、前記参照信号リソース・セットの前記送信された構成に従って前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを前記WDへ送信させるようにさらに構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて前記参照信号リソースの前記構成を送信させるようにさらに構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告するかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、前記少なくとも1つのパラメータが、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記WDによって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、前記WDからチャネル状態情報(CSI)報告を受信させるようにさらに構成される。
別の態様によれば、ワイヤレス・デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワーク・ノードのための方法が提供される。前記方法は、参照信号リソース・セットの構成を送信することであって、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して前記WDによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ことを有する。
この態様の代替の実施形態で、前記方法は、前記WDへ参照信号リソース・セットの構成を送信することを含み、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記WDが参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定する。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記参照信号リソース・セットの前記送信された構成に従って前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを前記WDへ送信することをさらに有する。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて前記参照信号リソースの前記構成を送信することをさらに有する。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告するかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記少なくとも1つのパラメータが、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記WDによって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、前記WDからチャネル状態情報(CSI)報告を受信することをさらに有する。
さらに別の態様によれば、ネットワーク・ノードと通信するように構成されたワイヤレス・デバイス(WD)が提供される。前記WDは、無線インタフェースと、処理回路とを備える。前記処理回路は、前記無線インタフェースに、前記ネットワーク・ノードから参照信号リソース・セットの構成を受信させることと、前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される。
この態様の代替の実施形態で、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、前記ネットワーク・ノードから参照信号リソース・セットの構成を受信させ、前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記WDが参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定するように構成される。
この態様のいくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期が実行可能であることの判定の結果として、前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行するようにさらに構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて前記周波数同期を実行するように構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて前記参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定するように構成されることによって、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定するように構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、前記参照信号リソース・セットの前記構成に従って前記参照信号リソースを受信させることと、前記受信された参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することと、を行うようにさらに構成される。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて受信される。この態様のいくつかの実施形態において、前記処理回路は、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定からのチャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告するかどうかを判定するようにさらに構成される。
この開示の別の態様によれば、ネットワーク・ノードと通信するように構成されたワイヤレス・デバイス(WD)のための方法が提供される。前記方法は、前記ネットワーク・ノードから参照信号リソース・セットの構成を受信することと、前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を有する。
この態様の代替の実施形態で、前記方法は、前記ネットワーク・ノードから参照信号リソース・セットの構成を受信することと、前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定することとを有する。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期が実行可能であることの判定の結果として、前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することをさらに有する。この態様のいくつかの実施形態において、前記周波数同期は、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて実行される。この態様のいくつかの実施形態において、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することは、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて前記参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定することを含む。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記参照信号リソース・セットの前記構成に従って前記参照信号リソースを受信することと、前記受信された参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することと、をさらに有する。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WDが前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して前記ネットワーク・ノードによって送信されるかどうかを示す。この態様のいくつかの実施形態において、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて受信される。この態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定からのチャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告するかどうかを判定することをさらに有する。
別の態様によれば、ネットワーク・ノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、前記ネットワーク・ノードに、前記ネットワーク・ノードの前記方法の何れかを実行させるコンピュータ・プログラムが提供される。
別の態様によれば、ワイヤレス・デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、前記ワイヤレス・デバイスに、前記ワイヤレス・デバイスの前記方法の何れかを実行させるコンピュータ・プログラムが提供される。
さらに別の態様によれば、前記ネットワーク・ノード又は前記ワイヤレス・デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるコンピュータ・プログラムを備えるコンピュータ記憶デバイスが提供される。
添付の図面と併せて考慮されると、以下の詳細な説明を参照することによって、本実施形態及びその付随する利点及び特徴のより完全な理解がより容易に理解されるであろう。
例示的なTRSスロットを示す。 例示的なTRSバーストを示す。 TRSスロットを作成するためにCSI−RSをどのように使用するかの例示的な構成を示す。 本開示の原理による、中間ネットワークを介してホスト・コンピュータに接続される通信システムを示す例示的なネットワーク・アーキテクチャの概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホスト・コンピュータが、ネットワーク・ノードを介して、少なくとも部分的にワイヤレス接続を通じてワイヤレス・デバイスと通信するブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるホスト・コンピュータの代替実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるネットワーク・ノードの代替実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるワイヤレス・デバイスの代替実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホスト・コンピュータ、ネットワーク・ノード、及びワイヤレス・デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホスト・コンピュータ、ネットワーク・ノード、及びワイヤレス・デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホスト・コンピュータ、ネットワーク・ノード、及びワイヤレス・デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホスト・コンピュータ、ネットワーク・ノード、及びワイヤレス・デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、参照信号リソース・セットを構成するためのネットワーク・ノードにおける例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、参照信号リソース・セットを構成するためのネットワーク・ノードにおける代替の例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、受信された構成パラメータに基づいて、参照信号リソース・セットを使用して周波数同期を実行するかどうかを判定するためのワイヤレス・デバイスにおける例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ワイヤレス・デバイスにおける代替の例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による例示的な通信フローを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による別の例示的な通信フローを示す概略図である。
チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)は、チャネル状態情報を測定するために使用されるダウンリンク参照信号である。1つのシンボルTRSスロットと同様の構造を有する1ポートCSI−RS構成が存在してもよい。第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)では、CSI−RSフレームワークをTRSに使用できると考えられてきた。
これを達成するために、グループ化されうるWDに対する複数の単一シンボルCSI−RSリソースの構成がありうる。
受信機(例えば、WD)は、時間/周波数を推定するためにグループ内のすべてのCSI−RSリソースを一緒に処理できる。このようなCSI−RSリソースのグループは、CSI−RSリソース・セットを構成する。
例えば、図3は、TRSスロットを作成するためにCSI−RSを使用する方法のための例示的な構成を例示し、これは以下のように記載される。
●3つの1シンボル、1ポートCSI−RSリソース(インデックス1、2、3)を構成する。
●リソース・インデックス1:シンボル5にマッピングされ、周期20スロット、スロット・オフセット0を有する。
●リソース・インデックス2:シンボル9にマッピングされ、周期20スロット、スロット・オフセット0を有する。
●リソース・インデックス3:シンボル13にマッピングされ、周期20スロット、スロット・オフセット1を有する。
●CSI−RSリソース1〜3間のグルーピング/関連付けを構成する。
●(TRSの場合のように)処理にリソースを併用して使用する。
図3は例にすぎず、他のTRS構成が使用されてもよいことに留意されたい。また、他のCSI−RSリソース構成、例えば、潜在的に上記で説明したのと同様の方法で組み合わされうるマルチ・シンボルCSI−RSリソースが存在してもよいことにも留意されたい。しかし、TRSについて、ただ1つのシンボルを占める1ポートTRSリソースは、単一シンボル・リソースをより柔軟に配置できるため、ほとんどのシナリオにとって十分である見込みがある。対照的に、マルチ・シンボルCSI−RSリソースは、シンボルのペアから構成され、ペア内のシンボル位置は、ほとんど常に隣接している。
3GPPでは、TRSバーストは、1ポートで単一シンボルのCSI−RSリソースのセットとして構成されうると考えられてきた。複数の周期的参照信号(RS)リソースが構成されてもよく、これは、異なるスロット(及び時には異なるスロット・オフセット)にマッピングされてもよい。バーストは、複数のリソースの各々からの1つの周期的インスタンスの集合として定義される。
周波数推定は、少なくとも2回のインスタンスにおいて測定された信号の相対位相を比較することに基づく。残念ながら、信号生成の非コヒーレンシにより信号位相が変化すると、問題が生じる場合がある。例えば、非コヒーレンシは、2つ以上の時間インスタンスに対して異なる無線チェーンが使用されることに起因して、又は使用されるプリコーダの変更に起因して、生じる可能性がある。コヒーレンシは、指定されたフレームワークが与えられるCSI−RSリソースにわたって保証されない場合がある。したがって、一般に、いくつかの既存の技術を使用してCSI−RSリソースにわたって正確に周波数推定を実行することができない。
よって、いくつかの実施形態は、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータをワイヤレス・デバイスへ送信するように構成されたネットワーク・ノードを提供する。実施形態では、参照信号リソース・セットの構成は、参照信号リソース・セットを使用してワイヤレス・デバイスが周波数同期を実行できるかどうかを判定する。別の言い方をすれば、いくつかの実施形態では、ネットワーク・ノードは、本書で説明されるように、ネットワーク・ノードが参照信号リソース・セットをコヒーレントに送信するかどうかに基づいて参照信号リソース・セットの構成を示すための少なくとも1つのパラメータを送信してもよい。
有利なことに、ワイヤレス・デバイスは、少なくとも1つのパラメータを使用して、細かな時間及び/又は周波数同期を実行するために参照信号リソース・セットを使用するかどうかを判定できる。いくつかの追加の実施形態では、ワイヤレス・デバイスはまた、少なくとも1つのパラメータを使用して、参照信号リソース・セットに関して実行された測定に基づいて、CSIをネットワーク・ノードへ報告し返すか否かを判定してもよい。したがって、本発明の実施形態は、リソースをより効率的に利用し、及び/又はネットワーク上での通信を改善してもよい。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、実施形態は主に、ダウンリンク・トラッキング参照信号の構成に関連する装置構成要素及び処理ステップの組み合わせにあることに留意されたい。したがって、構成要素は、図面において適宜従来の記号によって表されており、本書の説明の利益を有する当業者には容易に明らかとなる詳細で本開示を不明瞭にしないように、実施形態を理解することに関連する具体的な詳細のみを示している。説明全体を通して、同様の番号は同様の要素を指す。
本書で使用されるように、「第1」及び「第2」、「上部」及び「底部」などの関係性用語は、このようなエンティティ又は要素間の任意の物理的又は論理的な関係又は順序を必ずしも必要とせず、又は暗示することなく、1つのエンティティ又は要素を別のエンティティ又は要素から区別するためにのみ使用されてもよい。本書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、本書で説明される概念を限定することを意図しない。本書で使用されるように、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈が明確にそうでないことを示さない限り、複数形も含むことが意図される。本書で使用される場合、「備える」、「備えている」、「含む」、及び/又は「含んでいる」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はこれらのグループの存在又は追加を排除しないことがさらに理解されるであろう。
本書に記載される実施形態では、「通信している」などの連結性用語は、例えば、物理的接触、誘導、電磁放射、無線シグナリング、赤外線シグナリング、又は光シグナリングによって達成されてもよい電気通信又はデータ通信を示すために使用されてもよい。当業者は、複数の構成要素が相互動作可能であり、電気通信及びデータ通信を達成するために修正及び変形が可能であることを理解するであろう。
本書で説明されるいくつかの実施形態では、「結合された」、「接続された」などの用語は、必ずしも直接ではないが、接続を示すために本書で使用されてもよく、有線接続及び/又はワイヤレス接続を含んでもよい。
本書で使用される「ネットワーク・ノード」という用語は、基地局(BS)、無線基地局、基地局送受信局(BTS)、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、gノードB(gNB)、発展型ノードB(eNB又はeノードB)、ノードB、MSR BSのようなマルチ標準無線(MSR)無線ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレー・ノード、リレーを制御するドナー・ノード、無線アクセス・ポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)リモート無線ヘッド(RRH)、コア・ネットワーク・ノード(例えば、モバイル管理エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、協調ノード、測位ノード、MDTノードなど)、外部ノード(例えば、第三者ノード、現在のネットワークの外部のノード)、分散アンテナ・システム(DAS)、スペクトル・アクセス・システム(SAS)ノード、要素管理システム(EMS)等のいずれかをさらに含んでもよい、無線ネットワークに含まれる任意の種類のネットワーク・ノードでありうる。ネットワーク・ノードはまた、テスト機器を備えてもよい。本書で使用される「無線ノード」という用語は、ワイヤレス・デバイス(WD)又は無線ネットワーク・ノードのようなワイヤレス・デバイス(WD)も示すために使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、ワイヤレス・デバイス(WD)又はユーザ機器(UE)という非限定的な用語は、互換的に使用される。本書におけるWDは、ワイヤレス・デバイス(WD)のような、無線信号を介してネットワーク・ノード又は別のWDと通信できる任意のタイプのワイヤレス・デバイスでありうる。WDはまた、無線通信デバイス、ターゲット・デバイス、デバイス対デバイス(D2D)WD、マシン型WDすなわちマシン対マシン通信(M2M)が可能なWD、低コスト及び/又は低複雑性WD、WDを備えるセンサ、タブレット、携帯端末、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客構内設備(CPE)、モノのインターネット(IoT)デバイス、狭帯域IoT(NB−IoT)デバイスなどであってもよい。
また、いくつかの実施形態では、「無線ネットワーク・ノード」という総称が使用される。これは、基地局、無線基地局、基地局送受信局、基地局制御装置、ネットワーク制御装置RNC、発展型ノードB(eNB)、ノードB、gNB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレー・ノード、アクセス・ポイント、無線アクセス・ポイント、リモート無線ユニット(RRU)リモート無線ヘッド(RRH)の何れかを備えてもよい任意の種類の無線ネットワーク・ノードでありうる。
この開示では、例えば3GPP LTEのような1つの特定のワイヤレス・システムからの用語が使用されてもよいが、これは、本開示の範囲を前述のシステムだけに限定すると見なされるべきではないことに留意されたい。広帯域符号分割多重接続(WCDMA)、マイクロ波アクセスのための世界規模インタオペラビリティ(WiMax)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、モバイル通信のためのグローバル・システム(GSM)を制限なく含む他のワイヤレス・システムもまた、この開示内に包含される概念を利用することから利益を得られてもよい。
さらに、ワイヤレス・デバイス又はネットワーク・ノードによって実行されるものとして本書で説明される機能は、複数のワイヤレス・デバイス及び/又はネットワーク・ノードにわたって分散されてもよいことに留意されたい。言い換えれば、本書で説明されるネットワーク・ノード及びワイヤレス・デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる実行に限定されず、実際、いくつかの物理デバイスに分散されてもよいことが企図される。
別段に規定しない限り、本書で使用されるすべての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、この開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。さらに、本書で使用される用語は、この明細書及び関連技術の文脈におけるそれらの意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本書で明示的にそのように規定されない限り、理想化された又は過度に形式的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。
同様の要素が同様の参照符号によって参照される図面に戻ると、図4に、無線アクセス・ネットワークのようなアクセス・ネットワーク12及びコア・ネットワーク14を備える3GPPタイプのセルラー・ネットワークのような通信システム10を含む、実施形態による通信システムの概略図が示されている。アクセス・ネットワーク12は、NB、eNB、gNB、又は他のタイプのワイヤレス・アクセス・ポイントのような、複数のネットワーク・ノード16a、16b、16c(まとめてネットワーク・ノード16と呼ばれる)を備え、それぞれのネットワーク・ノードは、対応するカバレッジ・エリア18a、18b、18c(まとめてカバレッジ・エリア18と呼ばれる)を規定する。各ネットワーク・ノード16a、16b、16cは、有線又はワイヤレス接続20を介してコア・ネットワーク14に接続可能である。カバレッジ・エリア18aに位置する第1ワイヤレス・デバイス(WD)22aは、対応するネットワーク・ノード16cにワイヤレス接続する、又は対応するネットワーク・ノード16cによってページングされるように構成される。カバレッジ・エリア18b内の第2WD22bは、対応するネットワーク・ノード16aにワイヤレス接続可能である。この例では、複数のWD22a、22b(まとめてワイヤレス・デバイス22と称される)が示されているが、開示される実施形態は、たった1つのWDがカバレッジ・エリア内にある状況、又はたった1つのWDが対応するネットワーク・ノード16に接続されている状況にも等しく適用可能である。便宜上、2つのWD22及び3つのネットワーク・ノード16だけが示されているが、通信システムは、さらに多くのWD22及びネットワーク・ノード16を含んでもよいことに留意されたい。
通信システム10は、それ自体、ホスト・コンピュータ24に接続されてもよく、ホスト・コンピュータ24は、スタンドアロン・サーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて、又はサーバ・ファーム内の処理リソースとして実施されてもよい。ホスト・コンピュータ24は、サービス・プロバイダの所有又は制御下にあってもよいし、サービス・プロバイダによって、又はサービス・プロバイダに代わって動作されてもよい。通信システム10とホスト・コンピュータ24との間の接続26、28は、コア・ネットワーク14からホスト・コンピュータ24へ直接延びてもよく、又はオプションの中間ネットワーク30を介して延びてもよい。中間ネットワーク30は、公衆ネットワーク、プライベート・ネットワーク、又はホスティング・ネットワークのうちの1つ、又は2つ以上の組合せであってもよい。中間ネットワーク30は、存在するならば、バックボーン・ネットワークでもインターネットでもよい。いくつかの実施形態で、中間ネットワーク30は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備えてもよい。
図4の通信システムは、全体として、接続されたWD22a、22bの一方とホスト・コンピュータ24との接続を可能にする。接続は、オーバ・ザ・トップ(OTT)接続として説明されてもよい。ホスト・コンピュータ24及び接続されたWD22a、22bは、アクセス・ネットワーク12、コア・ネットワーク14、任意の中間ネットワーク30、及び介在物として取りうるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用して、OTT接続を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTT接続は、OTT接続が通過する参加通信デバイスのうちの少なくともいくつかが、アップリンク通信及びダウンリンク通信のルーティングを知らないという意味で透過的であってもよい。例えば、ネットワーク・ノード16は、接続されたWD22aへ転送されるべき(例えばハンドオーバされるべき)ホスト・コンピュータ24から発信されるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されなくてもよく、又は通知される必要はない。同様に、ネットワーク・ノード16は、WD22aからホスト・コンピュータ24に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
ネットワーク・ノード16は、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信するように構成された参照信号構成ユニット32を含むように構成されてもよく、参照信号リソース・セットの構成は、参照信号リソース・セットを使用してワイヤレス・デバイスが周波数同期を実施できるかどうかを判定する。ワイヤレス・デバイス22は、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信し、参照信号リソース・セットの構成を判定するために少なくとも1つのパラメータを使用し、判定された構成に基づいて、参照信号リソース・セットを使用して周波数同期を実行できるかどうかを判定するように構成された周波数同期ユニット34を含むように構成されてもよい。
ここで、図5を参照して、前述の段落で議論したWD22、ネットワーク・ノード16、及びホスト・コンピュータ24の実施形態に従う例示の実装について説明する。通信システム10において、ホスト・コンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース40を含むハードウェア(HW)38を備える。ホスト・コンピュータ24は、記憶及び/又は処理能力を有してもよい処理回路42をさらに備える。処理回路42は、プロセッサ44及びメモリ46を含んでもよい。特に、従来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路42は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサ・コア及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を備えてもよい。プロセッサ44は、任意の種類の揮発性及び/又は揮発性のメモリ、例えば、キャッシュ及び/又はバッファ・メモリやRAM(ランダム・アクセス・メモリ)及び/又はROM(リード・オンリ・メモリ)及び/又は光メモリ及び/又はEPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)にアクセスする(例えば、書き込む及び/又は読み出す)ように構成されてもよい。
処理回路42は、本書で説明される方法及び/又はプロセスのいずれかを制御するように、及び/又はこのような方法及び/又はプロセスを、例えばホスト・コンピュータ24によって実行させるように構成されてもよい。プロセッサ44は、本書で説明されるホスト・コンピュータ24機能を実行するための1つ以上のプロセッサ44に対応する。ホスト・コンピュータ24は、データ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は本書に記載の他の情報を記憶するように構成されたメモリ46を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48及び/又はホスト・アプリケーション50は、プロセッサ44及び/又は処理回路42によって実行される場合に、ホスト・コンピュータ24に関して本書で説明されるプロセスをプロセッサ44及び/又は処理回路42に実行させる命令を含んでもよい。命令は、ホスト・コンピュータ24に関連付けられたソフトウェアであってもよい。
ソフトウェア48は、処理回路42によって実行可能であってもよい。ソフトウェア48は、ホスト・アプリケーション50を含む。ホスト・アプリケーション50は、WD22及びホスト・コンピュータ24で終端するOTT接続52を介して接続するWD22のようなリモート・ユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモート・ユーザにサービスを提供する際に、ホスト・アプリケーション50は、OTT接続52を使用して送信されるユーザ・データを提供してもよい。「ユーザ・データ」は、説明される機能を実装するものとして本書で説明されるデータ及び情報であってもよい。一実施形態では、ホスト・コンピュータ24は、サービス・プロバイダに制御及び機能を提供するように構成されてもよく、サービス・プロバイダによって、又はサービス・プロバイダに代わって動作されてもよい。ホスト・コンピュータ24の処理回路42は、サービス・プロバイダがネットワーク・ノード16及び/又はワイヤレス・デバイス22を監視することを可能にするように構成された監視ユニット54を含んでもよい。
通信システム10は、通信システム10内に提供され、ホスト・コンピュータ24及びWD22と通信することを可能にするハードウェア58を備えるネットワーク・ノード16をさらに含む。ハードウェア58は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するための通信インタフェース60、ならびにネットワーク・ノード16によってサービスされるカバレッジ・エリア18内に位置するWD22との少なくともワイヤレス接続64をセットアップ及び維持するための無線インタフェース62を含んでもよい。無線インタフェース62は、例えば、1つ以上のRF送信機、1つ以上のRF受信機、及び/又は1つ以上のRF送受信機として形成されてもよいし、又はこれらを含んでもよい。通信インタフェース60は、ホスト・コンピュータ24への接続66を容易にするように構成されてもよい。接続66は、直接であってもよく、又は通信システム10のコア・ネットワーク14及び/又は通信システム10の外部の1つ以上の中間ネットワーク30を通過してもよい。
示される実施形態では、ネットワーク・ノード16のハードウェア58は、処理回路68をさらに含む。処理回路68は、プロセッサ70及びメモリ72を含んでもよい。特に、従来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路68は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサ・コア及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を含んでもよい。プロセッサ70は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ及び/又はバッファ・メモリ及び/又はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)及び/又はROM(リード・オンリ・メモリ)及び/又は光学メモリ及び/又はEPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)を備えてもよいメモリ72にアクセスする(例えば、書き込む及び/又は読み出す)ように構成されてもよい。
よって、ネットワーク・ノード16は、例えば、メモリ72に内部的に格納された、又は外部接続を介してネットワーク・ノード16によってアクセス可能な外部メモリ(例えば、データベース)に格納されたソフトウェア74をさらに有する。ソフトウェア74は、処理回路68によって実行可能であってもよい。処理回路68は、本書で説明される方法及び/又はプロセスのいずれかを制御し、及び/又はこのような方法及び/又はプロセスを、例えばネットワーク・ノード16によって実行させるように構成されてもよい。プロセッサ70は、本書で説明するネットワーク・ノード16機能を実行するための1つ以上のプロセッサ70に対応する。メモリ72は、本書に記載のデータ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。いくつかの実施形態で、ソフトウェア74は、プロセッサ70及び/又は処理回路68によって実行されると、ネットワーク・ノード16に関して本書で説明されるプロセスをプロセッサ70及び/又は処理回路68に実行させる命令を含んでもよい。例えば、ネットワーク・ノード16の処理回路68は、参照信号リソース・セットの構成を無線インタフェース62に送信させるように構成された参照信号(RS)構成ユニット32を含んでもよく、送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用してWD22によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する。
代替の実施形態で、ネットワーク・ノード16の処理回路68は、無線インタフェース62に、参照信号リソース・セットの構成をWD22へ送信させるよう構成され、送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースについて同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定する。
ネットワーク・ノード16のいくつかの実施形態で、処理回路68(例えば、RS構成ユニット32)は、無線インタフェース62に参照信号リソース・セットの構成を送信させ、送信された構成の少なくとも1つのパラメータが、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用してWD22によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロットにおける単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。いくつかの実施形態で、処理回路68(例えば、RS構成ユニット32)は、無線インタフェース62に、参照信号リソース・セットの送信された構成に従って参照信号リソース・セットの参照信号リソースをWD22へ送信させるように構成される。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が、参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースについて同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、処理回路68(例えば、RS構成ユニット32)は、無線リソース制御(RRC)メッセージで設定された参照信号リソースの構成を無線インタフェース62に送信させるようにさらに構成される。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が、参照信号リソース・セットに対して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)をネットワーク・ノード16へ報告すべきかどうかを示す。いくつかの実施形態で、処理回路68は、少なくとも1つのパラメータが、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用してWD22によって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、無線インタフェース62にWD22からチャネル状態情報(CSI)報告を受信させるようにさらに構成される。
いくつかの実施形態で、RS構成ユニット32は、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信するように構成されてもよく、参照信号リソース・セットの構成は、参照信号リソース・セットを使用してワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する。いくつかの実施形態で、処理回路68は、オプションとして、無線インタフェース62に、参照信号リソース・セットの構成に基づいて参照信号リソース・セットをコヒーレントと非コヒーレントとの一方で送信させ、及び/又は参照信号リソース・セットがコヒーレントと非コヒーレントとの一方で送信されるべきかどうかに基づいて、少なくとも1つのパラメータを送信させるようにさらに構成されてもよい。
通信システム10は、既に参照したWD22をさらに含む。WD22は、WD22が現在位置しているカバレッジ・エリア18にサービスするネットワーク・ノード16とのワイヤレス接続64をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェース82を含んでもよいハードウェア80を有してもよい。無線インタフェース82は、例えば、1つ以上のRF送信機、1つ以上のRF受信機、及び/又は1つ以上のRF送受信機として形成されてもよいし、又はこれらを含んでもよい。
WD22のハードウェア80は、処理回路84をさらに含む。処理回路84は、プロセッサ86及びメモリ88を含んでもよい。特に、従来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路84は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサ・コア及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を備えてもよい。プロセッサ86は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ及び/又はバッファ・メモリ及び/又はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)及び/又はROM(リード・オンリ・メモリ)及び/又は光学メモリ及び/又はEPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)を備えてもよいメモリ88にアクセスする(例えば、書き込む及び/又は読み出す)ように構成されてもよい。
よって、WD22は、例えば、WD22のメモリ88に記憶されるか、又はWD22によってアクセス可能な外部メモリ(例えば、データベース)に記憶されるソフトウェア90をさらに備えてもよい。ソフトウェア90は、処理回路84によって実行可能であってもよい。ソフトウェア90は、クライアント・アプリケーション92を含んでもよい。クライアント・アプリケーション92は、ホスト・コンピュータ24のサポートと共に、WD22を介して人間又は非人間のユーザへサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホスト・コンピュータ24において、実行中のホスト・アプリケーション50は、WD22及びホスト・コンピュータ24で終端するOTT接続52を介して、実行中のクライアント・アプリケーション92と通信してもよい。サービスをユーザへ提供する際に、クライアント・アプリケーション92は、ホスト・アプリケーション50から要求データを受信し、要求データに応答してユーザ・データを提供してもよい。OTT接続52は、要求データ及びユーザ・データの両方を転送してもよい。クライアント・アプリケーション92は、ユーザと相互作用して、それが提供するユーザ・データを生成してもよい。処理回路84は、本書で説明する方法及び/又はプロセスのいずれかを制御するように、及び/又はこのような方法及び/又はプロセスを、例えばWD22によって実行させるように構成されてもよい。プロセッサ86は、本書で説明するWD22機能を実行するための1つ以上のプロセッサ86に対応する。WD22は、本書に記載のデータ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は他の情報を記憶するように構成されたメモリ88を含む。いくつかの実施形態で、ソフトウェア90及び/又はクライアント・アプリケーション92は、プロセッサ86及び/又は処理回路84によって実行される場合に、プロセッサ86及び/又は処理回路84に、WD22に関して本書で説明されるプロセスを実行させる命令を含んでもよい。例えば、ワイヤレス・デバイス22の処理回路84は、無線インタフェース82に、ネットワーク・ノード16から参照信号リソース・セットの構成を受信させ、受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定するように構成された周波数同期ユニット34を含んでもよい。
代替の実施形態で、WD22の処理回路84は、無線インタフェース82に、ネットワーク・ノード16から参照信号リソース・セットの構成を受信させ、受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定するように構成される。
WD22のいくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロットにおける単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるという判定の結果として、参照信号リソースを使用して周波数同期を実行するようにさらに構成される。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて周波数同期を実行するように構成される。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、少なくとも1つのパラメータに基づいて参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定するように構成されることによって、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定するように構成される。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、参照信号リソース・セットの構成に従って、無線インタフェース82に参照信号リソースを受信させ、受信した参照信号リソースを用いて周波数同期を実行するように構成される。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が、参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットの構成は、無線インタフェース82を介して、無線リソース制御(RRC)メッセージで受信される。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、少なくとも1つのパラメータに基づいて、参照信号リソース・セット上で実行された測定からチャネル状態情報(CSI)をネットワーク・ノード16へ報告するかどうかを判定するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態で、処理回路84は、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信することと、少なくとも1つのパラメータを使用して、参照信号リソース・セットの構成を判定することと、判定された構成に基づいて、参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成されてもよい。いくつかの実施形態で、処理回路84(例えば、周波数同期ユニット34)は、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて参照信号リソース・セットに対して周波数同期を実行するように又は実行しないようにさらに構成されてもよい。いくつかの実施形態で、処理回路84はまた、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて、CSIをネットワーク・ノード16へ報告するように又は報告しないように構成されてもよい。
図4及び図5は、周波数同期ユニット34、監視ユニット54、及びRS構成ユニット32のような様々な「ユニット」を、個別のプロセッサ内にあるものとして示しているが、これらのユニットは、ユニットの一部が処理回路内の対応するメモリに記憶されるように実装されてもよいことが企図される。言い換えれば、ユニットは、ハードウェアで、又は処理回路内のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装されてもよい。
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード16、WD22、及びホスト・コンピュータ24の内部機能は、図5に示されているようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワーク・トポロジは、図4のものであってもよい。
図5において、OTT接続52は、ネットワーク・ノード16を介したホスト・コンピュータ24とワイヤレス・デバイス22との間の通信を説明するために、任意の中間デバイスへの明示的な参照及びこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングなしに抽象的に描かれている。ネットワーク・インフラストラクチャは、WD22から、又はホスト・コンピュータ24を動作するサービス・プロバイダから、又はその両方から隠すように構成されてもよいルーティングを決定してもよい。OTT接続52がアクティブである間、ネットワーク・インフラストラクチャは、(例えば、ネットワークの負荷バランスの考慮又は再構成に基づく)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行ってもよい。
WD22とネットワーク・ノード16との間のワイヤレス接続64は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、OTT接続52を使用してWD22に提供されるOTTサービスの性能を改善し、OTT接続52において、ワイヤレス接続64は最後のセグメントを形成してもよい。より正確には、これらの実施形態のいくつかの教示は、データ・レート、レイテンシ、及び/又は電力消費を改善し、これによって、ユーザの待ち時間の減少、ファイル・サイズに対する緩和制限、より良好な応答性、バッテリ寿命の延長などの利点を提供できる。
いくつかの実施形態で、測定手順は、データ・レート、レイテンシ、及び1つ以上の実施形態が改善する他の要因を監視する目的で提供されてもよい。測定結果の変動に応答して、ホスト・コンピュータ24とWD22との間のOTT接続52を再構成するためのオプションのネットワーク機能がさらに存在してもよい。OTT接続52を再構成するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホスト・コンピュータ24のソフトウェア48、又はWD22のソフトウェア90、又はその両方において実装されてもよい。実施形態で、OTT接続52が通過する通信デバイス内に、又はこの通信デバイスに関連してセンサ(図示せず)が配置されてもよい。センサは、上で例示された監視された量の値を供給することによって、又はソフトウェア48、90が監視された量を計算又は推定できる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に参加できる。OTT接続52の再構成は、メッセージ・フォーマット、再送設定、好ましいルーティングなどを含んでもよい。再構成は、ネットワーク・ノード16に影響を及ぼす必要はなく、ネットワーク・ノード16に知られていないか、又は知覚不能であってもよい。いくつかのこのような手順及び機能は、当技術分野で公知であり、実施されてもよい。特定の実施形態で、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホスト・コンピュータ24の測定を容易にする専用のWDシグナリングを含んでもよい。いくつかの実施形態で、ソフトウェア48、90が、OTT接続52を使用してメッセージ、特に空のメッセージ又は「ダミー」メッセージを送信する一方で、伝搬時間、エラーなどを監視するように、測定が実施されてもよい。
図6は、本書で説明される機能を実行するためにプロセッサによって実行可能なソフトウェアを含むソフトウェア・モジュールによって少なくとも部分的に実装されてもよい代替のホスト・コンピュータ24のブロック図である。ホスト・コンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース・モジュール94を含む。メモリ・モジュール96は、本書に記載のデータ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。監視モジュール98は、サービス・プロバイダがネットワーク・ノード16及び/又はワイヤレス・デバイス22を監視することを可能にするように構成される。
図7は、本書で説明される機能を実行するためにプロセッサによって実行可能なソフトウェアを含むソフトウェア・モジュールによって少なくとも部分的に実装されてもよい代替のネットワーク・ノード16のブロック図である。ネットワーク・ノード16は、ネットワーク・ノード16によってサービスされるカバレッジ・エリア18に位置するWD22との少なくともワイヤレス接続64をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェース・モジュール100を含む。ネットワーク・ノード16はまた、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース・モジュール102を含む。通信インタフェース・モジュール102はまた、ホスト・コンピュータ24への接続66を容易にするように構成されてもよい。メモリ・モジュール104は、本書で説明されるデータ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。参照信号(RS)構成モジュール106は、ワイヤレス・デバイス(WD)22へ参照信号リソース・セットの構成を示すための少なくとも1つのパラメータを送信するように構成され、参照信号リソース・セットの構成は、参照信号リソース・セットを使用してWD22によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する。いくつかの実施形態で、RS構成モジュール106は、無線インタフェース62に、参照信号リソース・セットをコヒーレントと非コヒーレントとの一方で送信させるようにさらに構成されてもよく、参照信号リソース・セットがコヒーレントと非コヒーレントとの一方で送信されるかどうかに基づいて、少なくとも1つのパラメータを送信してもよい。
図8は、本書で説明される機能を実行するためにプロセッサによって実行可能なソフトウェアを含むソフトウェア・モジュールによって少なくとも部分的に実装されてもよい代替のワイヤレス・デバイス22のブロック図である。WD22は、WD22が現在位置しているカバレッジ・エリア18にサービスするネットワーク・ノード16とのワイヤレス接続64をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェース・モジュール108を含む。メモリ・モジュール110は、本書に記載されたデータ、プログラム・ソフトウェア・コード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。周波数同期モジュール112は、無線インタフェース82に、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信させることと、少なくとも1つのパラメータを使用して、参照信号リソース・セットの構成を判定することと、判定された構成に基づいて、参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することとを行うように構成される。いくつかの実施形態で、周波数同期モジュール112は、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて参照信号リソース・セットに対して周波数同期を実行するように又は実行しないようにさらに構成されてもよい。いくつかの実施形態では、周波数同期モジュール112はまた、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて、CSIをネットワーク・ノード16へ報告するように又は報告しないように構成されてもよい。
図9は、一実施形態による、例えば図4及び図5の通信システムのような通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホスト・コンピュータ24、ネットワーク・ノード16、及びWD22を含んでもよく、これらは、図5を参照して説明されたものであってもよい。方法の第1ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、ユーザ・データを提供する(ブロックS100)。第1ステップのオプションのサブステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、例えばホスト・アプリケーション74のようなホスト・アプリケーションを実行することによってユーザ・データを提供する(ブロックS102)。第2ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、WD22へユーザ・データを搬送する送信を開始する(ブロックS104)。オプションの第3ステップにおいて、ネットワーク・ノード16は、この開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホスト・コンピュータ24が開始した送信において搬送されたユーザ・データをWD22へ送信する(ブロックS106)。オプションの第4ステップにおいて、WD22は、ホスト・コンピュータ24によって実行されるホスト・アプリケーション74に関連付けられたクライアント・アプリケーション、例えばクライアント・アプリケーション114を実行する(ブロックS108)。
図10は、一実施形態による、例えば図4の通信システムのような通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホスト・コンピュータ24、ネットワーク・ノード16、及びWD22を含んでもよく、これらは、図4及び図5を参照して説明されたものであってもよい。方法の第1ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、ユーザ・データを提供する(ブロックS110)。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホスト・コンピュータ24は、例えばホスト・アプリケーション74のようなホスト・アプリケーションを実行することによってユーザ・データを提供する。第2ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、WD22へユーザ・データを搬送する送信を開始する(ブロックS112)。送信は、この開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワーク・ノード16を介して渡されてもよい。オプションの第3ステップにおいて、WD22は、送信において搬送されたユーザ・データを受信する(ブロックS114)。
図11は、一実施形態による、例えば図4の通信システムのような通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホスト・コンピュータ24、ネットワーク・ノード16、及びWD22を含んでもよく、これらは、図4及び図5を参照して説明されたものであってもよい。方法のオプションの第1ステップにおいて、WD22は、ホスト・コンピュータ24によって提供された入力データを受信する(ブロックS116)。第1ステップのオプションのサブステップにおいて、WD22は、クライアント・アプリケーション114を実行し、クライアント・アプリケーション114は、ホスト・コンピュータ24によって提供された受信入力データに反応してユーザ・データを提供する(ブロックS118)。追加的又は代替的に、オプションの第2ステップにおいて、WD22は、ユーザ・データを提供する(ブロックS120)。第2ステップのオプションのサブステップにおいて、WDは、例えば、クライアント・アプリケーション114のようなクライアント・アプリケーションを実行することによってユーザ・データを提供する(ブロックS122)。ユーザ・データを提供する際に、実行されたクライアント・アプリケーション114は、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザ・データが提供された特定の方法に関係なく、WD22は、オプションの第3サブステップにおいて、ホスト・コンピュータ24へのユーザ・データの送信を開始してもよい(ブロックS124)。方法の第4ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、この開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、WD22から送信されたユーザ・データを受信する(ブロックS126)。
図12は、一実施形態による、例えば図4の通信システムのような通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホスト・コンピュータ24、ネットワーク・ノード16、及びWD22を含んでもよく、これらは、図4及び図5を参照して説明されたものであってもよい。方法のオプションの第1ステップにおいて、この開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワーク・ノード16は、WD22からユーザ・データを受信する(ブロックS128)。オプションの第2ステップにおいて、ネットワーク・ノード16は、受信したユーザ・データのホスト・コンピュータ24への送信を開始する(ブロックS130)。第3ステップにおいて、ホスト・コンピュータ24は、ネットワーク・ノード16によって開始された送信において搬送されるユーザ・データを受信する(ブロックS132)。
図13は、例えばRS構成ユニット32を介してネットワーク・ノード16において実施される例示的なプロセスのフローチャートである。プロセスは、例えば無線インタフェース62を介して、参照信号リソース・セットの構成を送信することを含み、送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用してWD22によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する(ブロックS134)。
図14は、ネットワーク・ノード16において実施されるプロセスの代替実施形態のフローチャートである。プロセスは、例えば無線インタフェース62を介して、WD22へ参照信号リソース・セットの構成を送信することを含み、送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定する(ブロックS136)。
ネットワーク・ノード16のための例示的なプロセスのいくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロットにおける単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。いくつかの実施形態で、方法は、例えば無線インタフェース62を介して、参照信号リソース・セットの送信された構成に従って参照信号リソース・セットの参照信号リソースをWD22へ送信することを含む。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、方法は、例えば無線インタフェース62を介して、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて参照信号リソース・セットの構成を送信することをさらに含む。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が、参照信号リソース・セットに対して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)をネットワーク・ノード16へ報告すべきかどうかを示す。いくつかの実施形態で、方法は、少なくとも1つのパラメータが、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用してWD22によって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、WD22からチャネル状態情報(CSI)報告を受信することをさらに含む。
いくつかの実施形態で、プロセスは、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信することを含んでもよく、参照信号リソース・セットの構成は、参照信号リソース・セットを使用してワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する。いくつかの実施形態で、プロセスは、オプションとして、例えば無線インタフェース62を介して、参照信号リソース・セットの構成に基づいて、参照信号リソース・セットをコヒーレントと非コヒーレントとの一方で、WD22へ送信することをさらに含んでもよい。
図15は、ワイヤレス・デバイス22によって実行される例示的なプロセスのフローチャートである。プロセスは、例えば無線インタフェース82を介して、ネットワーク・ノード16から参照信号リソース・セットの構成を受信することを含む(ブロックS138)。プロセスは、受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、例えば周波数同期ユニット34を介して、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することを含む(ブロックS140)。
図16は、ワイヤレス・デバイス22において実施されるプロセスの代替実施形態のフローチャートであり、ワイヤレス・デバイスは、ネットワーク・ノード16と通信するように構成される。プロセスは、ネットワーク・ノード16から参照信号リソース・セットの構成を受信することを含む(ブロックS142)。代替プロセスは、受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを判定することを含む(ブロックS144)。
ワイヤレス・デバイス22の例示的なプロセスのいくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロットにおける単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである。いくつかの実施形態で、方法は、例えば周波数同期ユニット34を介して、参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるという判定の結果として、参照信号リソースを使用して周波数同期を実行することをさらに含む。いくつかの実施形態で、周波数同期は、参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて、例えば周波数同期ユニット34を介して実行される。いくつかの実施形態で、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することは、少なくとも1つのパラメータに基づいて、参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定することを含む。いくつかの実施形態で、方法は、例えば無線インタフェース82を介して、参照信号リソース・セットの構成に従って参照信号リソースを受信することと、例えば周波数同期ユニット34を介して、受信された参照信号リソースを用いて周波数同期を実行することとをさらに含む。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、WD22が参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、少なくとも1つのパラメータは、参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用してネットワーク・ノード16によって送信されるかどうかを示す。いくつかの実施形態で、参照信号リソース・セットの構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて受信される。いくつかの実施形態で、方法は、少なくとも1つのパラメータに基づいて、参照信号リソース・セット上で実行された測定からのチャネル状態情報(CSI)をネットワーク・ノード16へ報告するかどうかを、例えば周波数同期ユニット34を介して判定することをさらに含む。
いくつかの実施形態で、プロセスは、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信することと、例えば周波数同期ユニット34を介して、少なくとも1つのパラメータを使用して参照信号リソース・セットの構成を判定することと、判定された構成に基づいて、例えば周波数同期ユニット34を介して、参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することとを含んでもよい。
いくつかの実施形態で、プロセスは、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて参照信号リソース・セットに対して、例えば周波数同期ユニット34を介して、周波数同期を実行すること又は実行しないことをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態で、プロセスはまた、少なくとも1つのパラメータ及び/又は参照信号リソース・セットの構成に基づいて、CSIをネットワーク・ノード16へ報告すること又は報告しないことを含んでもよい。
この開示のいくつかの実施形態を説明したが、実施形態のうちの少なくともいくつかのより詳細な説明を以下に行う。本開示のいくつかの実施形態は、例えば、WD22(例えば、UE)による周波数推定を可能にするために、CSI−RSフレームワークが使用されることを可能にするように異なるRSリソースが構成されてもよいことを提供する。
いくつかの実施形態で、CSI−RSリソース・セットを構成するCSI−RSリソースは、ネットワーク・ノード17、例えば基地局(例えば、gNB)によってコヒーレントに送信される。さらなる実施形態で、コヒーレンシのために、gNBは、同じ送信ポイントから同じプリコーダを使用してセットのすべてのCSI−RSリソースを送信してもよい。しかし、いくつかの実施形態で、これは、コヒーレンシを保証するのに十分でないかもしれない。
よって、さらなる実施形態で、TRSバーストの送信中に、送信されるTRSの絶対位相が変化することを許されなくてもよい。したがって、このような実施形態で、ネットワーク・ノード16によって、異なるOFDMシンボル中のCSI−RSリソースの各々を送信するために同じ無線周波数(RF)無線チェーンが使用されてもよく、CSI−RSリソース送信間でRFの位相変動が回避されてもよい(例えば、送信電力差に起因する潜在的な電力増幅器(PA)の位相変動を回避するように、一定の電力で可能である)。
さらに別の実施形態で、TRSバーストを構成するすべてのCSI−RSリソース送信は、同じアンテナ・パネル、同じRFチェーン、及び同じコンポーネント・キャリアから由来してもよい。
いくつかの実施形態で、TRSを同じビームで伝送することは十分でないかもしれない。よって、いくつかの実施形態は、TRSが周波数同期に使用可能であることをWD22が知らされてもよいように、リソース・セット内のすべてのCSI−RSリソースがコヒーレントに送信されることをネットワーク・ノード16が指定する可能性に備える。
さらに、CSI−RSと比較すると、いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード16(例えば、基地局)へのCSI報告は、TRSについてワイヤレス・デバイス22(例えば、UE)によって提供されなくてもよい。
よって、いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード16(例えば、gNB)は、WD22(例えば、UE)に、WD22が、細かな時間及び周波数同期を実行するためのトラッキング参照信号としてCSI−RSリソースのセットを使用できることを知らせる。WD22は、CSI−RSリソース・セットが周波数同期に使用可能であること(及び異なるCSI−RSリソースが、ネットワーク・ノード16からコヒーレントに送信されていること)をネットワーク・ノード16によって知らされてもよく、又はいくつかの実施形態で、WD22は、CSI−RSリソースがコヒーレントであることを保証する方法で、特定のCSI−RSフォーマットが常に送信されることを想定するように構成されてもよい。
一実施形態で、無線リソース制御(RRC)構成パラメータは、異なるCSI−RSリソースがネットワーク・ノード16からコヒーレントに送信されることを想定可能であることをWD22に通知するために使用可能であるパラメータを含んでもよい。異なるCSI−RSリソースがネットワーク・ノード16からコヒーレントに送信されたことをパラメータがWD22に示すならば、WD22は、周波数同期及び細かな時間同期を実行するためにCSI−RSセットを使用してもよい。そうでないならば、WD22は、それでも、細かな時間同期のためにCSI−RSセットを使用してもよいが、周波数同期のためには使用しなくてもよい。
さらに、いくつかの実施形態で、異なるCSI−RSリソースがネットワーク・ノード16からコヒーレントに送信されることをWD22が想定可能であることをWD22に通知するために使用可能であるパラメータを構成パラメータが含むならば、パラメータに関連付けられた受信CSI−RSが通常のCSI−RSではないことと、このCSI−RSセットからの測定に基づいてWD22がチャネル状態情報(CSI)を報告する必要がないこととを通知するためにもこのようなパラメータが使用可能である。
ここで図17を参照して、いくつかの実施形態において、ネットワーク・ノード16(例えば、gNB)は、ステップS150において、WD22(例えば、UE)を構成する。その後、WD22は、時間及び周波数同期のために使用可能であるシンボルを知ってもよい。その後、WD22は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復調し、データを送信できる。ネットワーク・ノード16は、ステップS152でWD22へ、時間及び周波数同期のために使用されてもよい参照信号のセットを送信してもよい。いくつかの実施形態で、参照信号のセットが通常のCSI−RSであることを構成が示すならば、WD22は、ステップS154においてCSIを報告してもよい。
いくつかの実施形態で、構成は、リソース・セット中のCSI−RSリソースが(相互に)コヒーレントに送信されるか否かをCSI−RS構成中のRRCパラメータが示すような明示的であってもよい。他の実施形態で、CSI−RS構成は、例えば、(WD22によって決定又は検出されてもよい)特定のCSIフォーマットが、リソース・セット中のCSI−RSリソースが常にネットワーク・ノード16によってコヒーレントに送信されることをWD22に示してもよいような暗黙的であってもよい。したがって、このような実施形態で、リソース・セット中のCSI−RSリソースがコヒーレントに送信されるならば、WD22は、周波数同期を実行できる。さらに、同様に、WD22は、CSIが報告されるべきか否かも判定できる。言い換えれば、いくつかの実施形態で、CSI−RSソースがコヒーレントであり、周波数同期を実行するために使用されてもよいことをWD22が判定する又は知らされる場合に、WD22は、CSI報告がネットワーク・ノード16へ送信されるべきではないことをさらに判定してもよい。
ここで図18を参照して、最初のアクセス中に、WD22は、SSブロックの受信から大まかな時間及び周波数同期を取得してもよい(ブロックS160)。その後、ネットワーク・ノード16は、(CSI−RSフレームワークを使用して)TRSを構成するために使用可能であるRRCメッセージを送信してもよい(S162)。その後、WD22は、TRSのフォーマット及び時間及び周波数同期のために使用されるべきシンボルを知ってもよい。よって、WD22は、第1TRSバーストをどのように及びいつ受信すべきかを知ってもよい(S164)。WD22が時間及び周波数同期を行うこと(S166)によって、WD22はPDSCHを受信でき(S168)、WD22はPDSCHを復調できる(S170)。WD22はまた、TRSに関して実行された測定に基づいて微調整されるアップリンク(UL)送信でデータを送信できてもよい。TRS(Y)の周期性によって決定される何らかの時間の後、WD22は新しいTRSバーストを受信してもよく(S172)、WD22は上述のようにネットワーク・ノード16に再同期してもよく(S174)、例示的なプロセスは、ダウンリンク同期を提供するために本開示に記載される原理に従って継続してもよい。
いくつかの実施形態で、TRSは、例えばドップラー・シフト、発振器周波数誤差、発振器周波数ドリフトを補償するために、TRSリソースを使用して周波数同期を実行するためにWD22によって使用される。一例で、WD22は、受信信号のキャリア周波数を推定することによって、及び、その推定値を使用して、WD22内の発振器の周波数を同調させて受信信号のキャリア周波数に調整することによって、周波数同期を実行してもよい。受信信号のダウン・コンバートに同調された発振器を利用することによって、周波数オフセットに起因する位相誤差及びサブキャリア間干渉が取り除かれるか、又は残留誤差の場合には低減される。さらに、同調された発振器を利用してWD22アップリンク送信のためのキャリアを生成することによって、WD22アップリンク送信のキャリア周波数とBSダウンリンク送信のキャリア周波数との間の周波数オフセットが取り除かれるか、又は残留誤差の場合には低減される。周波数同期という用語は、周波数推定と、ダウンリンク信号の受信を改善するため及び/又はアップリンク送信のキャリア周波数を調整するための周波数推定の使用との組み合わせに使用される。ダウンリンク信号の受信の改善は、サブキャリア間干渉及び/又は位相誤差の除去/低減によって達成される。サブキャリア間干渉及び/又は位相誤差の除去/低減は、WD22発振器の同調及び受信信号のダウン・コンバートのためのこの発振器の使用を通じて達成されうるが、他の方法でも達成されうる。いくつかの実施形態で、構成は、リソース・セット中のCSI−RSリソースがコヒーレントに送信されるかどうかをCSI−RS構成中のRRCパラメータが示すような明示的でありうる。他の実施形態では、構成は、リソース・セット中のCSI−RSリソースが常にコヒーレントに送信されることを特定のCSIフォーマットが示すような暗黙的であってもよい。このような実施形態で、リソース・セット中のCSI−RSリソースがコヒーレントに送信されるならば、WD22は周波数同期を実行できる。さらに、同様に、WD22は、CSIがネットワーク・ノード16に報告されるべきか否かを判定することもできる。
本開示の実施形態は、有利なことに、CSI−RSフレームワークを再使用して、細かな時間及び周波数同期に使用可能であるトラッキング参照信号をセッツアップすることを提供する。いくつかの実施形態で、WD22が周波数同期のためにトラッキング参照信号を使用できるようにCSI−RSリソース・セット中の異なるCSI−RSリソースの送信がコヒーレントに送信されることをWD22に通知するために使用されるパラメータをCSI−RS構成パラメータに追加すること。あるいは、WD22は、CSI−RS構成が一意的であってもよいので、CSI−RS構成がトラッキング参照信号であることを意図されているか否かを暗黙的に判定してもよい。さらに、いくつかの実施形態で、CSI−RSがトラッキング参照信号として使用されるが意図されることをWD22が知っているならば、WD22は、WD22がCSIをネットワーク・ノード16へ報告しなくてもよいことを判定してもよい。
本開示のいくつかの実施形態は、以下を含む。
実施形態A1。ワイヤレス・デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワーク・ノードであって、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信させるよう構成され、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記ワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ネットワーク・ノード。
実施形態A2。実施形態A1に記載のネットワーク・ノードであって.前記処理回路は、前記無線インタフェースに、無線リソース制御メッセージにおいて前記少なくとも1つのパラメータを送信させるようにさらに構成される、ネットワーク・ノード。
実施形態A3。実施形態A1又はA2に記載のネットワーク・ノードであって、前記参照信号リソース・セットは、トラッキング参照信号(TRS)バーストを含む、ネットワーク・ノード。
実施形態B1。ホスト・コンピュータを含む通信システムであって、
ユーザ・データを提供するように構成された処理回路と、
ワイヤレス・デバイス(WD)への送信のために前記ユーザ・データをセルラー・ネットワークに転送するように構成された通信インタフェースと、を備え、
前記セルラー・ネットワークは、無線インタフェース及び処理回路を有するネットワーク・ノードを備え、ネットワーク・ノードの処理回路は、前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信させるように構成され、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記ワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、通信システム。
実施形態B2。実施形態B1の通信システムであって、前記ネットワーク・ノードをさらに含む、通信システム。
実施形態B3。実施形態B2の通信システムであって、前記WDをさらに含み、前記WDは、前記ネットワーク・ノードと通信するように構成される、通信システム。
実施形態B4。実施形態B3の通信システムであって、
前記ホスト・コンピュータの前記処理回路は、ホスト・アプリケーションを実行し、それによって前記ユーザ・データを提供するように構成され、
前記WDは、前記ホスト・アプリケーションに関連付けられたクライアント・アプリケーションを実行するように構成された処理回路を備える、通信システム。
実施形態C1。ワイヤレス・デバイスとの通信のために構成されたネットワーク・ノードにおいて実施される方法であって、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信することを有し、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記ワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、方法。
実施形態C2。実施形態C1の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータを送信することは、無線リソース制御メッセージにおいて前記少なくとも1つのパラメータを送信することをさらに含む、方法。
実施形態C3。実施形態C1又はC2の方法であって、前記参照信号リソース・セットは、トラッキング参照信号(TRS)バーストを含む、方法。
実施形態D1。ホスト・コンピュータと、ネットワーク・ノードと、ワイヤレス・デバイス(WD)とを含む通信システムにおいて実施される方法であって、
前記ホスト・コンピュータにおいて、ユーザ・データを提供することと、
前記ホスト・コンピュータにおいて、前記ネットワーク・ノードを備えるセルラー・ネットワークを介してWDへ前記ユーザ・データを搬送する送信を開始することと、を有し、前記ネットワーク・ノードは、前記参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを送信するように構成され、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記ワイヤレス・デバイスによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、方法。
実施形態D2。実施形態D1の方法であって、前記ネットワーク・ノードにおいて、前記ユーザ・データを送信することをさらに含む、方法。
実施形態D3。実施形態D2の方法であって、前記ユーザ・データは、ホスト・アプリケーションを実行することによって前記ホスト・コンピュータにおいて提供され、前記方法は、前記WDにおいて、前記ホスト・アプリケーションに関連付けられたクライアント・アプリケーションを実行することをさらに含む、方法。
実施形態E1。ネットワーク・ノードと通信するように構成されたワイヤレス・デバイス(WD)であって、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記処理回路は、
前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信させることと、
前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、
前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される、ワイヤレス・デバイス。
実施形態E2。実施形態E1に記載のワイヤレス・デバイスであって、前記処理回路は、前記少なくとも1つのパラメータが無線リソース制御メッセージ内に存在することを判定するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス。
実施形態E3。実施形態E1又はE2に記載のワイヤレス・デバイスであって、前記参照信号リソース・セットは、トラッキング参照信号(TRS)バーストを含む、ワイヤレス・デバイス。
実施形態E4。実施形態E1〜E3の何れかに記載のワイヤレス・デバイスであって、前記処理回路は、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告すべきかどうかを判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス。
実施形態F1。ホスト・コンピュータを含む通信システムであって、前記ホスト・コンピュータは、
ユーザ・データを提供するように構成された処理回路と、
ワイヤレス・デバイス(WD)への送信のために、ユーザ・データをセルラー・ネットワークへ転送するように構成された通信インタフェースと、を備え、
前記WDは、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記WDの処理回路は、
前記無線インタフェースに、参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信させることと、
前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、
前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される、通信システム。
実施形態F2。実施形態F1の通信システムであって、前記WDをさらに含む、通信システム。
実施形態F3.実施形態F2の通信システムであって、前記セルラー・ネットワークは、前記WDと通信するように構成されたネットワーク・ノードをさらに含む、通信システム。
実施形態F4。実施形態F2又はF3の通信システムであって、
前記ホスト・コンピュータの前記処理回路は、ホスト・アプリケーションを実行し、それによって前記ユーザ・データを提供するように構成され、
前記WDの処理回路は、前記ホスト・アプリケーションに関連付けられたクライアント・アプリケーションを実行するように構成される、通信システム。
実施形態G1。ワイヤレス・デバイス(WD)において実施される方法であって、
参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信することと、
前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、
前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を有する方法。
実施形態G2。実施形態G1に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータが無線リソース制御メッセージ内に存在することを判定することをさらに含む、方法。
実施形態G3。実施形態G1又はG2に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットは、トラッキング参照信号(TRS)バーストを含む、方法。
実施形態G4。実施形態G1〜G3の何れかに記載の方法であって、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノードへ報告すべきかどうかを決定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することをさらに含む、方法。
実施形態H1。ホスト・コンピュータと、ネットワーク・ノードと、ワイヤレス・デバイス(WD)とを含む通信システムにおいて実施される方法であって、
前記ホスト・コンピュータにおいて、ユーザ・データを提供することと、
前記ホスト・コンピュータにおいて、前記ネットワーク・ノードを備えるセルラー・ネットワークを介してWDへ前記ユーザ・データを搬送する送信を開始することと、有し、前記WDは、
参照信号リソース・セットの構成を示す少なくとも1つのパラメータを受信することと、
前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、
前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される、方法。
実施形態H2。実施形態35の方法であって、前記WDにおいて、前記ネットワーク・ノードから前記ユーザ・データを受信することをさらに含む、方法。
実施形態I1。ネットワーク・ノードであって、
少なくとも1つのパラメータを記憶するように構成されたメモリ・モジュールと、
ワイヤレス・デバイス(WD)へ参照信号リソース・セットの構成を示すために前記少なくとも1つのパラメータを送信するように構成された参照信号構成モジュールと、を備え、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、前記参照信号リソース・セットを使用して前記WDによって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ネットワーク・ノード。
実施形態I2。ワイヤレス・デバイスであって、
少なくとも1つのパラメータを記憶するように構成されたメモリ・モジュールと、
周波数同期判定モジュールであって、
前記少なくとも1つのパラメータが参照信号リソース・セットの構成を示すことを判定することと、
前記参照信号リソース・セットの前記構成を判定するために前記少なくとも1つのパラメータを使用することと、
前記判定された構成に基づいて、前記参照信号リソース・セットを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される、ワイヤレス・デバイス。
トラッキング参照信号(TRS)帯域幅(BW)は、例えば、min(帯域幅部分(BWP)、50個までのリソース・ブロック(RB))を有する、例えばニュー・ラジオ(NR)においてサポートされると考えられる。いくつかの態様で、WDは、BWPの外側でTRSを受信することは期待されず、TRS RB位置は、ネットワーク・ノード(例えば、gNB)によって構成されてもよい。
また、TRSは、同期信号(SS)ブロックが存在しない場合に、キャリア上又はアクティブBWPに関して構成されうると考えられる。
また、以下も検討されている。
●N=2+2、X=2について、TRSシンボルは、2つの連続するスロットにおいて同じシンボル位置を有する。
●DMRS及びTRSは、WDの観点から少なくとも時分割多重(TDM)される。
●スロット当たりの以下のシンボル位置のうちの1つは、RRCによって構成されうる。
●オプション1:シンボル4及び8(シンボル・インデックスは0から始まる)。
●オプション2:シンボル5及び9。
●オプション3:シンボル6及び10。
●注記1:潜在的なダウン選択は、次の会議まで行われうる。1つのオプションのみを選択することに限定されない。
●注記2:上記のようなTRSを構成するためのRRCシグナリングは、DMRS、CSI−RSなどの既存のRRCシグナリングに関連しうる。
●注記3:追加のオプションを有することは排除されない。
また、以下のようなことが考えられる。
●TRSは、St、Sf、N、B、X及びYのパラメータを有する1ポートCSI−RSリソースとして構成されうる。
− 1つ以上のリソースに関するFFS
− 注記:TRSはまた、6GHzを超えてサポートされる。
●パラメータX、N、Stに関するFFS
●FFS:TRS周期性
− 6GHz未満について、10ms、20ms、40ms及び80msのTRS周期がサポートされる。
●RAN4情報について、高速電車シナリオのために10msが導入される。
●注記:スロット単位で周期を取り込むことは編集者次第である。
− TRS BWは、BWPのBWに等しくてもよい。
●UEは、BWPが50RBよりも大きいならば、BWPに等しいTRS BWと、10msのTRS周期性とで同時に構成されることが期待されない。
− CSI−RS測定制限機能に関するFFSは、TRSバーストの間に構成されうる。
− Sf=4
●FFS:追加のSf値
− 6GHz未満について
●X=1に関するFFS
TRS構成
TRSは、例えば、1つ以上のリソース上のSt、Sf、N、B、X及びYに関する以下のパラメータで、1ポートCSI−RSリソースとして構成されうると考えられてきた。
他の考慮事項は、以下を含む。
●RPF=4は、単一ポートCSI−RSリソースに対する有効な周波数密度である。
●CSI−RSリソースは、OFDMシンボル4及び5にも構成されてもよい。
●2つの隣接するスロットにわたる4つの単一ポートCSI−RSリソースのグループは、単一TRSアンテナ・ポートに対応するように構成されてもよい。及び/又は、
●部分的BW CSI−RSリソースは、50RBまでに構成することが可能であってもよい。
シーケンス・スクランブル、測定制限構成、ゼロ電力CSI−RS(サポートされる場合)のような機能を規定する様々なCSI−RSリソースは、さらなる合意なしにTRSに自動的に継承されてもよい。
周波数関連パラメータの推定について、4つの異なるCSI−RSリソース内の4つのポートが同じポートであること、すなわち、本書で上述されたようにコヒーレンスが必要であることが重要であってもよい。例えば、(例えば、ResourceRepを使用する)空間Rx準共位置に関する準共位置(QCL)関係を仮定することは、この条件が、ポートが同じビームで送信されることを保証するだけである(位相コヒーレンシが保証されない)ので、不十分であってもよい。
したがって、この開示は、CSI−RSリソースの各々におけるポートが、リソース・セット内のすべてのリソースにわたって同じポートであることをWDが想定してもよいかどうかを示すために、リソース・セット構成に「ポート・コヒーレンス・フラグ」又は他のタイプの構成インジケータを提供することを提案する。
このフラグは、リソース・セット内のCSI−RSリソースが単一ポート・リソースである場合にのみ存在してもよい。さらに、仕様は、このリソース・セットで規定されたこの新しいポートへの容易な参照のために、「TRSアンテナ・ポート」のための新しいポート番号を導入しうる。
TRSのRRC構成は、以下の例のように、4つのNZP CSI−RSリソースが続くリソース・セット構成として捉えられうる。
> ResourceConfigList
− ResourceSetConfig(S≧1のCSI−RSリソース・セット)。以下を含む。
> ポート・コヒーレンス・フラグ=ON
− CSI−RSリソース内のポートがリソース・セット内のすべてのリソースにわたって同じポートであるかどうかを示す。
> K=4NZP−CSI−RS−ResourceConfig。以下を含む。
− CSI−RS−ResourceConfigId=1,2,3,4
− NrofPorts=1
− CSI−RS−timeConfig=スロット・オフセット={0,0,1,1}、{10,20,40,80}ms
− CSI−RS−ResourceMapping,l={4,8}(時間マッピング例),k={0,1,2又は3}(周波数オフセット)
− CSI−RS−Density=3
− CDMType=1
− CSI−RS−FreqBand=50RB又はフルBWP
− Pc=1
− ScramblingID={0−(2^15−1)}
− ResourceConfigType={周期的}
いまやコヒーレント・ポートであるリソース・セット内のリソースの各々に対して測定制限(MR)が有効化されるならば、MRが4つのCSI−RSリソースの異なるこのようなバースト間に適用されるが、各バースト内のCSI−RSリソース間は適用されないことをWDが想定してもよいので、これは、MRの定義をわずかに変更するかもしれないことに留意されたい。
当業者によって理解されるように、本書で説明される概念は、方法、データ処理システム、及び/又はコンピュータ・プログラム製品として実施されてもよい。したがって、本書で説明される概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、又はソフトウェア及びハードウェアの態様を組み合わせる実施形態の形態をとることができ、これらすべては本書で一般に「回路」又は「モジュール」と呼ばれる。さらに、本開示は、コンピュータによって実行可能である媒体内に実施されたコンピュータ・プログラム・コードを有する有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータ・プログラム製品の形態をとってもよい。ハードディスク、CD−ROM、電子記憶デバイス、光記憶デバイス、又は磁気記憶デバイスを含む任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体が利用されてもよい。
いくつかの実施形態は、本書で、方法、システム、及びコンピュータ・プログラム製品のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート図及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータ・プログラム命令によって実施されうることが理解されるであろう。これらのコンピュータ・プログラム命令は、機械を生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するための手段を作成する。
これらのコンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に特定の方法で機能するように命令できるコンピュータ可読メモリ又は記憶媒体に記憶されてもよく、それにより、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、フローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックで指定された機能/動作を実施する命令手段を含む製品を生成する。
コンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックで指定された機能/動作を実装するためのステップを提供するように、コンピュータ実装プロセスを生成するためにコンピュータ又は他のプログラム可能装置上で一連の動作ステップを実行させるためにコンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置上にロードされてもよい。
ブロックに記載される機能/動作は、動作図に記載される順序から外れて生じてもよいことが理解されよう。例えば、連続して示される2つのブロックは、関与する機能/動作に応じて、実際には実質的に同時に実行されてもよいか、又はブロックは時には逆の順序で実行されてもよい。図のいくつかは通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は図示された矢印とは反対方向に生じてもよいことが理解されよう。
本書で説明される概念の動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、Java(登録商標)又はC++のようなオブジェクト指向プログラミング言語で書かれてもよい。しかし、本開示の動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、「C」プログラミング言語のような従来の手続き型プログラミング言語で書かれてもよい。プログラム・コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、独立型ソフトウェア・パッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上で、部分的にリモート・コンピュータ上で、又は完全にリモート・コンピュータ上で実行されてもよい。後者のシナリオで、リモート・コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)又はワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は接続は、(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを使用するインターネットを通じて)外部コンピュータに対して行われてもよい。
上記の説明及び図面に関連して、多くの異なる実施形態が本書に開示されている。これらの実施形態のすべての組み合わせ及びサブコンビネーションを文字通りに説明し、例示することは、過度に反復的であり、不明瞭であろうことが理解されよう。したがって、すべての実施形態は、任意の方法及び/又は組み合わせで組み合わせることができ、図面を含む本書は、本書に記載される実施形態のすべての組み合わせ及びサブコンビネーション、ならびにそれらの作製及び使用方法及びプロセスの完全な明細書を構成すると解釈されるべきであり、任意のそのような組み合わせ又はサブコンビネーションに対して特許請求の範囲をサポートするものとする。
前述の説明において使用されてもよい略語は、以下を含む。
CSI−RS チャネル状態情報参照信号
gNB NRノードB(NR RANアーキテクチャにおける論理ネットワーク・ノード)
NR ニュー・ラジオ(3GPP 5G)
TSR トラッキング参照信号
UE ユーザ機器(NR RANアーキテクチャにおける論理ネットワーク・ノード)
本書に記載される実施形態は、本書に特に示され、本書に記載されるものに限定されないことが、当業者によって理解されるであろう。さらに、上記とは反対に言及しない限り、添付の図面の全てが縮尺通りではないことに留意されたい。上記教示に照らして、以下の特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変形が可能である。

Claims (47)

  1. ワイヤレス・デバイス(WD)(22)と通信するように構成されたネットワーク・ノード(16)であって、
    無線インタフェース(62)と、
    処理回路(68)とを備え、前記処理回路(68)は、前記無線インタフェース(62)に、
    参照信号リソース・セットの構成を送信させることであって、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して前記WD(22)によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ことを行うように構成される、ネットワーク・ノード(16)。
  2. 請求項1に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである、ネットワーク・ノード(16)。
  3. 請求項1又は2に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記処理回路(68)は、前記無線インタフェース(62)に、前記参照信号リソース・セットの前記送信された構成に従って前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを前記WD(22)へ送信させるようにさらに構成される、ネットワーク・ノード(16)。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す、ネットワーク・ノード(16)。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記処理回路(68)は、前記無線インタフェース(62)に、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて前記参照信号リソースの前記構成を送信させるようにさらに構成される、ネットワーク・ノード(16)。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す、ネットワーク・ノード(16)。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す、ネットワーク・ノード(16)。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す、ネットワーク・ノード(16)。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノード(16)へ報告するかどうかを示す、ネットワーク・ノード(16)。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載のネットワーク・ノード(16)であって、前記処理回路(68)は、前記無線インタフェース(62)に、前記少なくとも1つのパラメータが、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記WD(22)によって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、前記WD(22)からチャネル状態情報(CSI)報告を受信させるようにさらに構成される、ネットワーク・ノード(16)。
  11. ワイヤレス・デバイス(WD)(22)と通信するように構成されたネットワーク・ノード(16)のための方法であって、
    参照信号リソース・セットの構成を送信すること(S134)であって、前記送信された構成の少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して前記WD(22)によって周波数同期が実行可能であるかどうかを判定する、ことを有する、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである、方法。
  13. 請求項11又は12に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットの前記送信された構成に従って前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを前記WD(22)へ送信することをさらに有する、方法。
  14. 請求項11乃至13の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す、方法。
  15. 請求項11乃至14の何れか1項に記載の方法であって、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて前記参照信号リソースの前記構成を送信することをさらに有する、方法。
  16. 請求項11乃至15の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して送信されるかどうかを示す、方法。
  17. 請求項11乃至16の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して送信されるかどうかを示す、方法。
  18. 請求項11乃至17の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して送信されるかどうかを示す、方法。
  19. 請求項11乃至18の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定に基づいて、チャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノード(16)へ報告するかどうかを示す、方法。
  20. 請求項11乃至19の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータが、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記WD(22)によって周波数同期が実行可能でないことを示すならば、前記WD(22)からチャネル状態情報(CSI)報告を受信することをさらに有する、方法。
  21. ネットワーク・ノード(16)と通信するように構成されたワイヤレス・デバイス(WD)(22)であって、
    無線インタフェース(82)と、
    処理回路(84)とを備え、前記処理回路(84)は、
    前記無線インタフェース(82)に、前記ネットワーク・ノード(16)から参照信号リソース・セットの構成を受信させることと、
    前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することと、を行うように構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  22. 請求項21に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである、ワイヤレス・デバイス(22)。
  23. 請求項21又は22に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記処理回路(84)は、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期が実行可能であることの判定の結果として、前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  24. 請求項23に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記処理回路(84)は、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて前記周波数同期を実行するように構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  25. 請求項21乃至24の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記処理回路(84)は、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて前記参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定するように構成されることによって、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定するように構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  26. 請求項21乃至25の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記処理回路(84)は、
    前記無線インタフェース(82)に、前記参照信号リソース・セットの前記構成に従って前記参照信号リソースを受信させることと、
    前記受信された参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することと、
    を行うようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  27. 請求項21乃至26の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す、ワイヤレス・デバイス(22)。
  28. 請求項21乃至27の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、ワイヤレス・デバイス(22)。
  29. 請求項21乃至28の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、ワイヤレス・デバイス(22)。
  30. 請求項21乃至29の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、ワイヤレス・デバイス(22)。
  31. 請求項21乃至30の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて受信される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  32. 請求項21乃至31の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(22)であって、前記処理回路(84)は、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定からのチャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノード(16)へ報告するかどうかを判定するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス(22)。
  33. ネットワーク・ノード(16)と通信するように構成されたワイヤレス・デバイス(WD)(22)のための方法であって、
    前記ネットワーク・ノード(16)から参照信号リソース・セットの構成を受信すること(S138)と、
    前記受信された構成の少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースを使用して周波数同期が実行可能であるかどうかを判定すること(S140)と、を有する、方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットは、少なくとも1つのスロット内の単一シンボル及び1ポート参照信号リソースのセットである、方法。
  35. 請求項33又は34に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットの前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期が実行可能であることの判定の結果として、前記参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することをさらに有する、方法。
  36. 請求項35に記載の方法であって、前記周波数同期は、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソース間の位相差に基づいて実行される、方法。
  37. 請求項33乃至36の何れか1項に記載の方法であって、周波数同期が実行可能であるかどうかを判定することは、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて前記参照信号リソース・セットがトラッキング参照信号バーストとして使用可能であることを判定することを含む、方法。
  38. 請求項33乃至37の何れか1項に記載の方法であって、
    前記参照信号リソース・セットの前記構成に従って前記参照信号リソースを受信することと、
    前記受信された参照信号リソースを使用して前記周波数同期を実行することと、
    をさらに有する、方法。
  39. 請求項33乃至38の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記WD(22)が前記参照信号リソース・セットのすべての参照信号リソースに対して同じアンテナ・ポートを想定可能であるかどうかを示す、方法。
  40. 請求項33乃至39の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じ無線周波数(RF)無線チェーンを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、方法。
  41. 請求項33乃至40の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じプリコーダを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、方法。
  42. 請求項33乃至41の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータは、前記参照信号リソース・セットの参照信号リソースが同じアンテナ・パネルを使用して前記ネットワーク・ノード(16)によって送信されるかどうかを示す、方法。
  43. 請求項33乃至42の何れか1項に記載の方法であって、前記参照信号リソース・セットの前記構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージにおいて受信される、方法。
  44. 請求項33乃至43の何れか1項に記載の方法であって、前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記参照信号リソース・セットに関して実行された測定からのチャネル状態情報(CSI)を前記ネットワーク・ノード(16)へ報告するかどうかを判定することをさらに有する、方法。
  45. ネットワーク・ノード(16)の少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、前記ネットワーク・ノード(16)に、請求項11乃至20の何れか1項に記載の方法を実行させるコンピュータ・プログラム。
  46. ワイヤレス・デバイス(22)の少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、前記ワイヤレス・デバイス(22)に、請求項33乃至34の何れか1項に記載の方法を実行させるコンピュータ・プログラム。
  47. 請求項45又は46に記載のコンピュータ・プログラムを備えるコンピュータ記憶デバイス。
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