JP2021503071A - チャネル応答特性に基づく動きローカライゼーション - Google Patents

チャネル応答特性に基づく動きローカライゼーション Download PDF

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Abstract

一般的な態様において、検出された動きは、チャネル応答特性に基づいてローカライゼーションされる。一部の態様おいて、無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいたチャネル応答が取得される。動き検出プロセスを実行して、空間内の物体の動きをチャネル応答に基づいて検出し、チャネル応答を分析して、空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別する。【選択図】 図6

Description

〔優先権の主張〕
本出願は、2017年11月16日に出願された「チャネル応答特性に基づく動きローカライゼーション」という名称の米国特許出願第15/815,199号に対する優先権を主張し、この内容は、引用により本明細書に組み込まれる。
以下の説明は、動き検出及び動きローカライゼーションに関する。
動き検知システムは、例えば、室内又は屋外のエリアにおける物体の動きを検出するために使用されてきた。一部の例示的な動き検出システムでは、赤外線センサ又は光センサは、センサの視界内の物体の動きを検出するために使用される。動き検知システムは、セキュリティシステム、自動制御システム、及び他の形式のシステムにおいて使用されてきている。
例示的な無線通信システムを示す図である。 例示的な動きプローブ信号を示す図である。 無線通信デバイス間で通信される例示的な無線信号を示す図である。 無線通信デバイス間で通信される例示的な無線信号を示す図である。 空間の異なる領域内の物体の動きに関連した例示的なチャネル応答を示す図である。 空間の異なる領域内の物体の動きに関連した例示的なチャネル応答を示す図である。 空間内で動きが発生しないことに関連する例示的なチャネル応答上に重ね合わされた図4Aの例示的なチャネル応答を示すグラフである。 空間内で動きが発生しないことに関連する例示的なチャネル応答上に重ね合わされた図4Bの例示的なチャネル応答を示すグラフである。 共有チャネル応答特性を空間内の異なる領域と関連付ける例示的なプロセスを示すフロー図である。 チャネル応答特性に基づく動きローカライゼーションの例示的なプロセスを示すフロー図である。
記載される内容の一部の態様において、検出された動きは、チャネル応答特性に基づいて場所が特定される。例えば、一部の事例において、動き検出システムは、機械学習を実施して、空間内の異なる領域内の物体の動きと、物体の動きが異なる領域内に発生した間に取得されたチャネル応答によって共有される特性とを関連付ける。また、動き検出システムは、RF動きローカライゼーションを実施して、動き検出データベースに記憶された機械学習された関連付けに基づいて、空間内の異なる領域を識別する。各機械学習された関連付けは、空間内の異なる領域に関連した共有チャネル応答特性を含む。
本明細書で記載されるシステム及び手法は、一部の事例において、1又は2以上の利点をもたらすことができる。例えば、空間を介して送信された無線信号を使用して、動きを検出することができる。加えて、動きの場所は、三角測量なしで2つの無線通信デバイスのみの使用に基づくことができる。また、ニューラルネットワークにより、動き検出システムは、例えば、機械学習プロセスを幾つかのトレーニング期間にわたって繰り返すことにより、物体の動きが異なる領域内で経時的に発生した間に取得されたチャネル応答内の共有特性を識別する能力を動的に改善できるようにすることができる、
図1は、例示的な無線通信システム100を示す。例示的な無線通信システム100は、3つの無線通信デバイス、すなわち、第1の無線通信デバイス102A、第2の無線通信デバイス102B及び第3の無線通信デバイス102Cを含む。例示的な無線通信システム100は、追加の無線通信デバイス及び他の構成要素(例えば、追加の無線通信デバイス、1又は2以上のネットワークサーバー、ネットワークルーター、ネットワークスイッチ、ケーブル又は他の通信リンクなど)を含むことができる。
例示的な無線通信デバイス102A、102B、102Cは、例えば、無線ネットワーク規格又は別の形式の無線通信プロトコルに従って無線ネットワークにおいて動作することができる。例えば、無線ネットワークは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、又は別の形式の無線ネットワークとして動作するように構成することができる。WLANの実施例としては、IEEEによって開発された規格の802.11ファミリの1又は2以上(例えば、Wi−Fiネットワーク)及びその他に従って動作するように構成されたネットワークが挙げられる。PANの実施例としては、短距離通信規格(例えば、Bluetooth(登録商標)、近距離通信(NFC)、ZigBee)、ミリ波通信方式、及びその他に従って動作するネットワークが挙げられる。
一部の実施構成において、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、例えば、セルラネットワーク規格に従ってセルラネットワークで通信するように構成することができる。セルラネットワークの実施例としては、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)及びGSM進化型高速データレート(EDGE)又はEGPRSなどの2G規格、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)及び時分割複信−符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの3G規格、ロングタームエボリューション(LTE)及び高度LTE(LTE−A)などの4Gの規格、及びその他に従って構成されたネットワークが挙げられる。
図1に示す実施例において、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、標準的な無線ネットワーク構成要素とすることができ、又は標準的な無線ネットワーク構成要素を含むことができる。例えば、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、商業的に利用可能なWi−Fiアクセスポイント、又は別の形式の無線アクセスポイント(WAP)とすることができ、これらは、WAPのモデム上で命令(例えば、ソフトウェア又はファームウェア)として埋め込まれた、本明細書で記載されるような1又は2以上の動作を実行する。一部の例において、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、例えば、商業的に利用可能なメッシュネットワークシステム(例えば、Google WiFi)など、無線メッシュネットワークのノードとすることができる。一部の例において、別の形式の標準的な又は従来のWi−Fi送信機デバイスを使用することができる。無線通信デバイス102A、102B、102Cは、Wi−Fi構成要素なしで実施することができ、例えば、他の形式の標準的な又は非標準的な無線通信を動き検出に使用することができる。一部の例において、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、専用の動き検出システムとすることができ、又は専用の動き検出システムの一部とすることができる。例えば、専用の動き検出システムは、ハブデバイス及び1又は2以上のビーコンデバイス(遠隔センサデバイスとして)を含むことができ、無線通信デバイス102A、102B、102Cは、動き検出システムにおいてハブデバイス又はビーコンデバイスの何れかとすることができる。
図1に示すように、例示的な無線通信デバイス102Cは、モデム112、プロセッサ114、メモリー116及び電源ユニット118を含み、無線通信システム100内の無線通信デバイス102A、102B、102Cの何れかは、同じ構成要素、追加の構成要素又は異なる構成要素を含むことができ、構成要素は、図1に示すように又は別の方法で動作するように構成することができる。一部の実施構成において、無線通信デバイスのモデム112、プロセッサ114、メモリー116及び電源ユニット118は、共通ハウジング又は他の組立体内に共に収容される。一部の実施構成において、無線通信デバイスの構成要素のうちの1又は2以上は、例えば、別個のハウジング又は他の組立体内に別個に収容することができる。
例示的なモデム112は、無線信号を通信(受信、送信、又は両方)することができる。例えば、モデム112は、無線通信規格(例えば、Wi−Fi又はブルートゥース)に従ってフォーマットされた無線周波数(RF)信号を通信するように構成することができる。モデム112は、図1に示す例示的な無線ネットワークモデム112として実施することができ、又は別の方法で、例えば、他の形式の構成要素又はサブシステムと共に実施することができる。一部の実施構成では、例示的なモデム112は、無線サブシステム及びベースバンドサブシステムを含む。一部の例において、ベースバンドサブシステム及び無線サブシステムは、共通のチップ又はチップセット上で実施することができ、又はカード又は別の形式の組み立てデバイスにおいて実施することができる。ベースバンドサブシステムは、例えば、リード、ピン、ワイヤー又は他の形式の接続によって無線サブシステムに結合することができる。
一部の例において、モデム112内の無線サブシステムは、1又は2以上のアンテナ及び無線周波数回路を含むことができる。無線周波数回路は、例えば、アナログ信号をフィルタリング、増幅、又は他の方法で調整する回路、ベースバンド信号をRF信号にアップコンバートする回路、RF信号をベースバンド信号にダウンコンバートする回路などを含むことができる。このような回路は、例えば、フィルタ、増幅器、ミキサー、局部発振器などを含むことができる。無線サブシステムは、無線通信チャネル上で無線周波数無線信号を通信するように構成することができる。一例として、無線サブシステムは、無線チップ、RFフロントエンド及び1又は2以上のアンテナを含むことができる。無線サブシステムは、追加の又は別の構成要素を含むことができる。一部の実施構成において、無線サブシステムは、従来のモデムから、例えば、Wi−Fiモデム、ピコ基地局モデムなどから無線電子機器(例えば、RFフロントエンド、無線チップ又は類似の構成要素)とすることができ、又は無線電子機器を含むことができる。一部の実施構成において、アンテナは、複数のアンテナを含む。
一部の例において、モデム112内のベースバンドサブシステムは、例えば、デジタルベースバンドデータを処理するように構成されたデジタル電子機器を含むことができる。一例として、ベースバンドサブシステムは、ベースバンドチップを含むことができる。ベースバンドサブシステムは、追加の又は別の構成要素を含むことができる。一部の例において、ベースバンドサブシステムは、デジタル信号プロセッサ(DSP)デバイス又は別の形式のプロセッサデバイスを含むことができる。一部の例において、ベースバンドシステムは、無線サブシステムを動作する、無線サブシステムを介して無線ネットワークトラフィックを通信する、無線サブシステムを介して受信された動き検出信号に基づいて動きを検出する、又は他の形式のプロセスを実施するためのデジタル処理論理回路を含む。例えば、ベースバンドサブシステムは、信号を符号化して符号化された信号を送信のため無線サブシステムに送出する、又は無線サブシステムからの信号において符号化されたデータを識別及び分析する(例えば、信号を無線通信規格に従って復号することによって、信号を動き検出プロセスに従って処理することによって、又は他の方法で)ように構成された、1又は2以上のチップ、チップセット又は他の形式のデバイスを含むことができる。
一部の事例において、例示的なモデム112内の無線サブシステムは、ベースバンド信号をベースバンドサブシステムから受信し、ベースバンド信号を無線周波数信号にアップコンバートして、無線周波数信号を無線で送信(例えば、アンテナを介して)する。一部の事例において、例示的なモデム112内の無線サブシステムは、無線周波数信号を(例えば、アンテナを介して)無線で受信し、無線周波数信号をベースバンド信号にダウンコンバートして、ベースバンド信号をベースバンドサブシステムに送る。無線サブシステムとベースバンドサブシステムとの間で交換される信号は、デジタル信号又はアナログ信号とすることができる。一部の実施例において、ベースバンドサブシステムは、変換回路(例えば、デジタル/アナログ変換器、アナログ/デジタル変換器)を含み、アナログ信号を無線サブシステムと交換する。一部の実施例において、無線サブシステムは、変換回路(例えば、デジタル/アナログ変換器、アナログ/デジタル変換器)を含み、デジタル信号をベースバンドサブシステムと交換する。
一部の例において、例示的なモデム112のベースバンドサブシステムは、1又は2以上の無線通信チャネル上の無線サブシステムを介して無線通信ネットワークにおいて無線ネットワークトラフィック(例えば、データパケット)を通信することができる。モデム112のベースバンドサブシステムはまた、専用無線通信チャネル上で無線サブシステムを介して信号(例えば、動きプローブ信号又は動き検出信号)を送信又は受信(又は両方)することができる。一部の事例において、ベースバンドサブシステムは、送信のための動きプローブ信号を生成し、例えば、動きについて空間を探索する。一部の事例において、ベースバンドサブシステムは、受信された動き検出信号(空間を通って送信された動きプローブ信号に基づく信号)を処理し、例えば、空間内の物体の動きを検出する。
例示的なプロセッサ114は、命令を実行して、例えば、データ入力に基づいて出力データを生成することができる。命令は、プログラム、コード、スクリプト、又はメモリーに記憶された他の形式のデータを含むことができる。付加的又は代替的に、命令は、予めプログラムされた又は再プログラム可能な論理回路、論理ゲート、又は他の形式のハードウェア又はファームウェア構成要素として符号化することができる。プロセッサ114は、専用のコプロセッサ又は別の形式のデータ処理装置として汎用マイクロプロセッサとすることができ、又は汎用マイクロプロセッサを含むことができる。一部の例において、プロセッサ114は、無線通信デバイス102Cの高レベルな動作を実行する。例えば、プロセッサ114は、ソフトウェア、スクリプト、プログラム、関数、実行ファイル又はメモリー116に記憶された他の命令を実行又は解釈するように構成することができる。一部の実施構成において、プロセッサ114は、モデム112内に含めることができる。
例示的なメモリー116は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、揮発性メモリーデバイス、不揮発性メモリーデバイス、又はその両方を含むことができる。メモリー116は、1又は2以上の読み取り専用メモリーデバイス、ランダムアクセスメモリーデバイス、バッファメモリーデバイス、又はこれらの組み合わせ及び他の形式のメモリーデバイスを含むことができる。一部の事例において、メモリーの1又は2以上の構成要素は、無線通信デバイス102Cの別の構成要素と一体化するか又は他の方法で関連付けることができる。メモリー116は、プロセッサ114によって実行可能な命令を記憶することができる。例えば、命令は、図6、図7の例示的なプロセス600、700の動作のうちの1又は2以上を介してなど、干渉バッファ及び動き検出バッファを使用して、信号を時間整合する命令を含むことができる。
例示的な電源ユニット118は、無線通信デバイス102Cの他の構成要素に電力を供給する。例えば、他の構成要素は、電圧バス又は他の接続を介して電源ユニット118によって提供される電力に基づいて動作することができる。一部の実施構成において、電源ユニット118は、バッテリ又はバッテリシステム、例えば、充電式バッテリを含む。一部の実施構成において、電源ユニット118は、外部電力信号を(外部源から)受信し、外部電力信号を無線通信デバイス102Cの構成要素に合わせて調整された内部電力信号に変換するアダプタ(例えば、ACアダプタ)を含む。電源ユニット118は、他の構成要素を含むか又は別の方法で動作することができる。
図1に示す実施例において、無線通信デバイス102A、102Bは、無線信号を(例えば、無線ネットワーク規格、動き検出プロトコル、又はその他に従って)送信する。例えば、無線通信デバイス102A、102Bは、無線動きプローブ信号(例えば、基準信号、ビーコン信号、ステータス信号など)をブロードキャストすることができ、又は他のデバイス(例えば、ユーザ装置、クライアントデバイス、サーバーなど)にアドレス指定された無線信号を送ることができ、他のデバイス(図示せず)並びに無線通信デバイス102Cは、無線通信デバイス102A、102Bによって送信された無線信号を受信することができる。一部の例において、無線通信デバイス102A、102Bによって送信された無線信号は、例えば、無線通信規格又は他の方法に従って定期的に繰り返される。
図示の実施例において、無線通信デバイス102Cは、無線信号によってアクセスされた空間内の物体の動きを検出するため、又は検出された動きの場所を決定するため、或いはその両方のために、無線通信デバイス102A、102Bからの無線信号を処理する。例えば、無線通信デバイス102Cは、図3〜図9に関して以下で説明する例示的なプロセスの1又は2以上の動作、或いは、動きを検出するか又は検出された動きの場所を決定するための別の形式のプロセスを実行することができる。無線信号によってアクセスされた空間は、屋内又は屋外の空間とすることができ、これは、例えば、1又は2以上の完全に又は部分的に囲まれたエリア、囲いのないオープンエリアなどを含むことができる。空間は、部屋、複数の部屋、建物、又は同様のものの内部とすることができ、又は該内部を含むことができる。一部の例において、無線通信システム100は、例えば、無線通信デバイス102Cが無線信号を送信することができ、無線通信デバイス102A、102Bが無線通信デバイス102Cからの無線信号を処理して、動きを検出するか又は検出された動きの場所を決定することができるように修正することができる。
動き検出に使用された無線信号は、例えば、ビーコン信号(例えば、ブルートゥースビーコン、Wi−Fiビーコン、他の無線ビーコン信号)、無線ネットワーク規格に従って他の目的のために生成された別の標準信号又は動き検出又は他の目的のために生成された非標準的な信号(例えば、不規則信号、基準信号など))を含むことができる。一部の実施例において、無線信号は、移動中の物体と相互作用する前又は相互作用した後に、物体(例えば、壁部)を通って伝播し、これにより、移動中の物体と送信又は受信ハードウェアとの間の光学的な見通し線がなくても、移動中の物体の動きを検出することができる。受信信号に基づいて、第3の無線通信デバイス102Cは、動き検出データを生成することができる。一部の事例において、第3の無線通信デバイス102Cは、セキュリティシステムなど、別のデバイス又はシステムに動き検出データを通信することができ、別のデバイス又はシステムは、部屋、建物、屋外エリアなどの空間内の動きを監視するコントロールセンターを含むことができる。
一部の実施構成において、無線通信デバイス102A、102Bは、無線ネットワークトラフィック信号とは別個の無線通信チャネル(例えば、周波数チャネル又は符号化チャネル)上で動きプローブ信号(例えば、基準信号、ビーコン信号、又は動きについて空間を探索するのに使用される別の信号を含むことができる)を送信するように修正することができる。例えば、動きプローブ信号のペイロードに適用された変調及びペイロードにおけるデータ又はデータ構造の形式は、第3の無線通信デバイス102Cによって既知とすることができ、これによって、第3の無線通信デバイス102Cが動き感知のために実行する処理の量を低減することができる。ヘッダーは、例えば、通信システム100における別のデバイスによって動きが検出されたかどうかの表示、変調形式の表示、信号を送信するデバイスの識別、その他などの追加情報を含むことができる。
図1に示す実施例において、無線通信システム100は、それぞれの無線通信デバイス102の各々間に無線通信リンクを有する無線メッシュネットワークである。図示の実施例において、第3の無線通信デバイス102Cと第1の無線通信デバイス102Aとの間の無線通信リンクを使用して、第1の動き検出フィールド110Aを探索することができ、第3の無線通信デバイス102Cと第2の無線通信デバイス102Bとの間の無線通信リンクを使用して、第2の動き検出フィールド110Bを探索することができ、また、第1の無線通信デバイス102Aと第2の無線通信デバイス102Bとの間の無線通信リンクを使用して、第3の動き検出フィールド110Cを探索することができる。一部の事例において、各無線通信デバイス102は、動き検出フィールド110を介して無線通信デバイス102によって送信される無線信号に基づく受信信号を処理することによって、このデバイスがアクセスする動き検出フィールド110内の動きを検出する。例えば、図1に示す人106が、第1の動き検出フィールド110A及び第3の動き検出フィールド110C内で移動すると、無線通信デバイス102は、それぞれの動き検出フィールド110を介して送信された無線信号に基づく、無線通信デバイス102が受信した信号に基づいて動きを検出することができる。例えば、第1の無線通信デバイス102Aは、動き検出フィールド110A、110C両方における人の動きを検出することができ、第2の無線通信デバイス102Bは、動き検出フィールド110C内の人106の動きを検出することができ、第3の無線通信デバイス102Cは、動き検出フィールド110A内の人106の動きを検出することができる。
一部の事例において、動き検出フィールド110は、例えば、空気、固体材料、液体、又は無線電磁信号が伝播することができる別の媒体を含むことができる。図1に示す実施例において、第1の動き検出フィールド110Aは、第1の無線通信デバイス102Aと第3の無線通信デバイス102Cとの間の無線通信リンクを提供し、第2の動き検出フィールド110Bは、第2の無線通信デバイス102Bと第3の無線通信デバイス102Cとの間の無線通信リンクを提供し、第3の動き検出フィールド110Cは、第1の無線通信デバイス102Aと第2の無線通信デバイス102Bとの間の無線通信リンクを提供する。動作の一部の態様において、無線通信チャネル(ネットワークトラフィック用の無線通信チャネルとは別個の又は該チャネルと共有された)上で送信された無線信号を用いて、空間内の物体の動きを検出する。物体は、あらゆる形式の静止又は移動可能な物体とすることができ、生物又は無生物とすることができる。例えば、物体は、人間(例えば、図1に示した人106)、動物、無機物又は別のデバイス、装置、又は組立体)、空間の境界の全て又は一部を定める物体(例えば、壁部、ドア、窓など)、又は別の形式の物体とすることができる。一部の実施構成において、無線通信デバイスからの動き情報を分析して、検出された動きの場所を決定することができる。例えば、以下で更に説明するように、無線通信デバイス102のうちの1つ(又はデバイス102に通信可能に結合された別のデバイス)は、検出された動きが特定の無線通信デバイスの近くであると決定することができる。
図2は、例示的な動きプローブ信号202を示す。例示的な動きプローブ信号202は、空間内の動きを監視するために、例えば、無線通信システムにおいて送信することができる。一部の実施例において、動きプローブ信号202は、パケットとして実装される。例えば、動きプローブ信号202は、アナログ信号に変換され、無線周波数にアップコンバートされて、アンテナによって無線で送信される2進データを含むことができる。
図2に示す例示的な動きプローブ信号202は、制御データ204及び動きデータ206を含む。動きプローブ信号202は、追加の又は別の特徴を含むことができ、別の方法でフォーマットすることもできる。図示の実施例において、制御データ204は、従来のデータパケット内に含まれるであろう形式の制御データを含むことができる。例えば、制御データ204は、動きプローブ信号202に含まれる情報の形式を示すプリアンブル(ヘッダーとも呼ばれる)、動きプローブ信号202を送信する無線デバイスの識別子、動きプローブ信号202を送信する無線デバイスのMACアドレス、送信電力などを含むことができる。動きデータ206は、動きプローブ信号202のペイロードである。一部の実施構成において、動きデータ206は、例えば、擬似ランダム符号又は別の形式の基準信号とすることができ、又はこれを含むことができる。一部の実施構成において、動きデータ206は、例えば、無線ネットワークシステムによってブロードキャストされたビーコン信号とすることができ、又は該ビーコン信号を含むことができる。
実施例において、動きプローブ信号202は、無線デバイス(例えば、図1に示す無線通信デバイス102A)によって送信されて、動き検出デバイス(例えば、図1に示す無線通信デバイス102C)にて受信される。一部の例において、制御データ204は、例えば、送信時間又は更新されたパラメータを示すように送信毎に変化する。動きデータ206は、動きプローブ信号202の各送信において不変のままとすることができる。受信側無線通信デバイスは、動きプローブ信号202の各送信に基づいて受信信号を処理して、変化について動きデータ206を分析することができる。例えば、動きデータ206の変化は、動きプローブ信号202の無線送信によってアクセスされる空間内の物体の動きを示すことができる。次いで、動きデータ206を処理して、例えば、検出された動きに対する応答を生成することができる。
図3A及び図Bは、無線通信デバイス304A、304B、304C間で通信される例示的な無線信号を示す図である。無線通信デバイス304A、304B、304Cは、例えば、図1に示す無線通信デバイス102A、102B、102C、又は他の形式の無線通信デバイスとすることができる。例示的な無線通信デバイス304A、304B、304Cは、空間300を介して無線信号を送信する。例示的な空間300は、空間300の1又は2以上の境界にて完全に又は部分的に囲まれているか又は開放されたものとすることができる。空間300は、部屋、複数の部屋、建物、屋内エリア、屋外エリア又は同様のものの内部とすることができ、又はその内部を含むことができる。第1の壁部302A、第2の壁部302B及び第3の壁部302Cは、図示の実施例において空間300を少なくとも部分的に囲む。
図3A及び図3Bに示す実施例において、第1の無線通信デバイス304Aは、無線信号を繰り返し(例えば、周期的に、断続的に、予定された間隔で、予定されていない間隔で、又は不規則な間隔で、その他)送信するように動作可能である。送信信号は、図2の動きプローブ信号202のように、又は別の方法でフォーマットすることができる。第2及び第3の無線通信デバイス304B、304Cは、無線通信デバイス304Aによって送信された信号に基づく信号を受信するように動作可能である。無線通信デバイス304B、304Cは各々、受信信号を処理して空間300内の物体の動きを検出するように構成されるモデム(例えば、図1に示すモデム112)を有する。
図示のように、図3Aにおいて物体は第1の位置314Aに存在し、図3Bにおいては物体は第2の位置314Bに移動している。図3A及び図3Bにおいて、空間300内の移動物体は、人間として表されているが、移動物体は、別の形式の物体とすることができる。例えば、移動物体は、動物、無機物(例えば、システム、デバイス、装置、又は組立体)、空間300の境界の全て又は一部を定める物体(例えば、壁、ドア、窓など)、又は別の形式の物体とすることができる。
図3A及び図3Bに示すように、第1の無線通信デバイス304Aから送信された無線信号の複数の例示的な経路が破線で示されている。第1の信号経路316に沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第1の壁部302Aから第2の無線通信デバイス304Bに向かって反射する。第2の信号経路318に沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第2の壁部302B及び第1の壁部302Aから第3の無線通信デバイス304Cに向かって反射する。第3の信号経路320に沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第2の壁部302Bから第3の無線通信デバイス304Cに向かって反射する。第4の信号経路322に沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第3の壁部302Cから第2の無線通信デバイス304Bに向かって反射する。
図3Aにおいて、第5の信号経路324Aに沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第1の位置314Aの物体から第3の無線通信デバイス304Cに向かって反射する。物体の表面は、図3Aと3Bとの間で空間300内の第1の位置314Aから第2の位置314Bに(例えば、第1の位置314Aから離れたある距離を)移動する。図3Bにおいて、第6の信号経路324Bに沿った無線信号は、第1の無線通信デバイス304Aから送信され、第2の位置314Bの物体から第3の無線通信デバイス304Cに反射する。図3Bに示す第6の信号経路324Bは、第1の位置314Aから第2の位置314Bまでの物体の動きに起因して、図3Aに示す第5の信号経路324Aよりも長い。一部の実施例において、信号経路は、空間における物体の動きに起因して、追加、除去、又は他の方法で修正することができる。
図3A及び図3Bに示す例示的な無線信号は、それぞれの経路を介して減衰、周波数シフト、位相シフト、又は他の影響を受ける可能性があり、例えば、壁部302A、302B及び302Cを介して別の方向に伝播する部分を有することができる。一部の実施例において、無線信号は、無線周波数(RF)信号である。無線信号は、他の形式の信号を含むことができる。
図3A及び図3Bに示す実施例において、第1の無線通信デバイス304Aは、無線信号を繰り返し送信することができる。詳細には、図3Aは、第1の時間に第1の無線通信デバイス304Aから送信されている無線信号を示し、図3Bは、後続の第2の時間に第1の無線通信デバイス304Aから送信されている同じ無線信号を示す。送信信号は、連続的に、周期的に、不規則な時間に又は間欠的な時間、又は同様のもの、或いはこれらの組み合わせで送信することができる。送信信号は、1つの周波数帯域幅において複数の周波数成分を有することができる。送信信号は、第1の無線通信デバイス304Aから全方向的に、指向的に、又は他の方法で送信することができる。図示の実施例において、無線信号は、空間300内の複数のそれぞれの経路を移動し、各経路に沿った信号は、経路損失、散乱、反射などに起因して減衰する可能性があり、位相オフセット又は周波数オフセットを有する可能性がある。
図3A及び図3Bに示すように、様々な経路316、318、320、322、324A、及び324Bからの信号は、第3の無線通信デバイス304C及び第2の無線通信デバイス304Bにおいて組み合わされて受信信号を形成する。送信信号に及ぼす空間300内の複数の経路の影響に起因して、空間300は、送信信号が入力されて受信信号が出力される伝達関数(例えば、フィルタ)として表すことができる。物体が空間300内で移動すると、信号経路において信号に影響を与える減衰又は位相オフセットが変化する可能性があり、従って、空間300の伝達関数が変わる可能性がある。同じ無線信号が第1の無線通信デバイス304Aから送信されると仮定すると、空間300の伝達関数が変化した場合、この伝達関数の出力、すなわち受信信号も変化する。受信信号の変化を使用して、物体の動きを検出することができる。
数学的観点から、第1の無線通信デバイス304Aから送信される送信信号f(t)は、次式(1)に従って記述することができ、
Figure 2021503071
式中、ωnは、送信信号のn番目の周波数成分の周波数を表し、Cnは、n番目の周波数成分の複素係数を表し、tは時間を表す。送信信号f(t)が第1の無線通信デバイス304Aから送信されている場合、経路kからの出力信号rk(t)は以下の式(2)に従って記述することができ、
Figure 2021503071
式中、αn,kは、経路kに沿ったn番目の周波数成分の減衰係数(例えば、散乱、反射及び経路損失などに起因するチャネル応答)を表し、φn,kは、経路kに沿ったn番目の周波数成分の信号の位相を表す。次いで、無線通信デバイスにおける受信信号Rは、無線通信デバイスへの全ての経路からの全ての出力信号rk(t)の総和として記述することができ、これを次式(3)に示す。
Figure 2021503071
式(2)を式(3)に代入すると、次式(4)となる。
Figure 2021503071
次に、無線通信デバイスにおける受信信号Rを解析することができる。無線通信デバイスにおける受信信号Rは、例えば高速フーリエ変換(FFT)又は別の形式のアルゴリズムを使用して周波数領域に変換することができる。この変換信号は、(n個の周波数ωnにおける)それぞれの周波数成分の各々に1つの値が対応する一連のn個の複素数値として受信信号Rを表すことができる。周波数ωnにおける周波数成分については、複素数値Hnを次式(5)のように表すことができる。
Figure 2021503071
所与の周波数成分ωnの複素数値Hnは、その周波数成分ωnにおける受信信号の相対振幅及び位相オフセットを示す。物体が空間内で移動するときに、空間変化のチャネル応答αn,kに起因して複素数値Hnが変化する。従って、検出されたチャネル応答の変化は、通信チャネル内における物体の動きを表すことができる。一部の事例において、雑音、干渉又はその他の現象が受信機によって検出されたチャネル応答に影響を及ぼす恐れがあり、動き検出システムは、このような影響を低減又は分離して動き検出能力の精度及び品質を改善することができる。一部の実施構成において、全体的なチャネル応答を以下のように表すことができる。
Figure 2021503071
一部の事例において、例えば数学的推定論に基づいて空間のチャネル応答hchを決定することができる。例えば、候補チャネル応答(hch)を使用して基準信号Refを修正することができ、その後に最尤法を使用して、受信信号(Rcvd)に最も適合する候補チャネルを選択することができる。一部の事例において、基準信号(Ref)と候補チャネル応答(hch)の畳み込みから推定受信信号


Figure 2021503071
)を取得し、その後に推定受信信号(
Figure 2021503071

)の二乗誤差を最小化するようにチャネル応答
Figure 2021503071
のチャネル係数を変更する。これは、数学的に次式で示すことができ、
Figure 2021503071
最適化基準は以下のようになる。
Figure 2021503071
この最小化又は最適化プロセスは、最小平均二乗法(LMS)、反復最小二乗法(RLS)、バッチ最小二乗法(BLS)などの適応的フィルタリング法を利用することができる。チャネル応答は、有限インパルス応答(FIR)フィルタ、又は無限インパルス応答(IIR)フィルタなどとすることができる。上記の式に示すように、受信信号は、基準信号とチャネル応答の畳み込みとみなすことができる。畳み込み演算は、チャネル係数が基準信号の各遅延レプリカとの間にある程度の相関性を有することを意味する。従って、上記の式に示すような畳み込み演算は、別の遅延点で受信信号が現われ、各遅延レプリカは、チャネル係数によって重み付けされることを示す。
図3C及び図3Dは、図3A及び図3Bにおける無線通信デバイス304A、304B、304C間で通信された無線信号から演算されたチャネル応答360、370の実施例を示すグラフである。図3C及び図3Dはまた、無線通信デバイス304Aによって送信された初期無線信号の周波数領域表現350を示す。図示の実施例において、図3Cのチャネル応答360は、空間300内で動きが存在しないときに無線通信デバイス304Bによって受信された信号を表し、図3Dのチャネル応答370は、物体が空間300内で移動した後に図3Bの無線通信デバイス304Bによって受信された信号を表す。
図3C及び図3Dに示す実施例において、例示の目的で、無線通信デバイス304Aは、周波数領域表現350において示されるように、平坦な周波数プロファイル(各周波数成分f1、f2及びf3の大きさが同じである)を有する信号を送信する。空間300(及びその中の物体)との信号の相互作用に起因して、無線通信デバイス304Aから送られた信号に基づいた無線通信デバイス304Bにて受信された信号は、送信信号とは別のもののように見える。この実施例において、送信信号が平坦な周波数プロファイルを有する場合、受信信号は、空間300のチャネル応答を表す。図3C及び図3Dに示すように、チャネル応答360、370は、送信信号の周波数領域表現350とは別のものである。動きが空間300において発生したときには、チャネル応答の変動も発生することになる。例えば、図3Dに示すように、空間300内の物体の動きに関連付けられるチャネル応答370は、空間300内で動きが存在しないことに関連付けられるチャネル応答360とは異なる。
更に、物体が空間300内で移動すると、チャネル応答は、チャネル応答370から変わることができる。一部の例において、空間300は、異なる領域に分割することができ、各領域に関連付けられたチャネル応答は、以下で説明するように、1又は2以上の特性(例えば、形状)を共有することができる。従って、別の異なる領域内の物体の動きを区別することができ、検出された動きの場所は、チャネル応答の分析に基づいて決定することができる。
図4A及び図4Bは、空間400の異なる領域408、412内の物体406の動きに関連付けられた例示的なチャネル応答401、403を示す図である。図示の実施例において、空間400は建物であり、空間400は、複数の異なる領域、すなわち、第1の領域408、第2の領域410、領域412、第4の領域414及び第5の領域416に分割されている。一部の事例において、例示的な空間400は、追加の又はより少ない領域を含むことができる。図4A及び図4Bに示すように、空間内の領域は、部屋間の壁部によって定めることができる。加えて、領域は、建物のフロア間の天井によって定めることができる。例えば、空間400は、追加の部屋と共に追加のフロアを含むことができる。加えて、一部の事例において、空間の複数の領域は、高層の建物内の幾つかのフロア、建物内の幾つかの部屋、又は建物の特定のフロアの複数の部屋とすることができ、又はこれらを含むことができる。図4Aに示す実施例において、領域408内に配置される物体は、人106として表されているが、移動物体は、動物又は無機物体など、別の形式の物体とすることができる。
図示の実施例において、第1の無線通信デバイス402Aは、空間400の領域414内に配置され、第2の無線通信デバイス402Bは、空間400の領域410内に配置され、第3の無線通信デバイス402Cは、空間400の領域416内に配置される。例示的な無線通信デバイス402は、図1の無線通信デバイス102と同じ又は同様に動作することができる。例えば、無線通信デバイス402は、無線信号を送受信して、動きが空間400に発生したかどうかを受信信号に基づいて検出するように構成することができる。一例として、無線通信デバイス402は、空間400を介して動きプローブ信号(例えば、図2の動きプローブ信号202と同様にフォーマットされた信号)を送信し、動きプローブ信号に基づく信号を受信することを定期的に又は繰り返し行うことができる。無線通信デバイス402は、受信信号を分析して、例えば、空間に関連付けられたチャネル応答を受信信号に基づいて分析することによってなど、物体が空間400内で移動したかどうかを検出することができる。加えて、一部の実施構成において、例示的な無線通信デバイス402は、受信信号を分析して、空間400内の検出された動きの場所を識別することができる。例えば、無線通信デバイス402は、チャネル応答の特性を分析して、チャネル応答が空間400の領域408、410、412、414、416に関連付けられていることが既知であるチャネル応答との同じ又は同様の特性を共有しているかどうかを決定することができる。
図示の実施例において、無線通信デバイス402のうちの1つ(又は2以上)は、空間400を介して動きプローブ信号(例えば、基準信号)を繰り返し送信する。一部の事例において、動きプローブ信号は、平坦な周波数プロファイルを有することができ、各周波数成分の大きさはf1、f2及びf3である。例えば、動きプローブ信号は、図3C及び図3Dに示す周波数領域表現350と類似の周波数応答を有することができる。一部の事例において、動きプローブ信号は、別の周波数プロファイルを有することができる。空間400(及びその中の物体)との基準信号の相互作用に起因して、他の無線通信デバイス402から送信される動きプローブ信号に基づいた別の無線通信デバイス402にて受信された信号は、送信された基準信号とは別のものである。
受信信号に基づいて、無線通信デバイス402は、空間400に関するチャネル応答を決定することができる。動きが空間内の異なる領域で発生したときには、チャネル応答において異なる特性を見ることができる。例えば、チャネル応答は、空間400の同じ領域内の動きについて若干異なる場合があるが、異なる領域内の動きに関連付けられたチャネル応答は、全体的に、同じ形状又は他の特性を共有することができる。例えば、図4Aのチャネル応答401は、空間400の領域408内の物体406の動きに関連付けられた例示的なチャネル応答を表し、一方、図4Bのチャネル応答403は、空間400の領域412内の物体406の動きに関連付けられた例示的なチャネル応答を表す。チャネル応答401、403は、空間400内で同じ無線通信デバイス402によって受信された信号に関連付けられる。
図4C及び図4Dは、空間内で動きが発生していないことと関連付けられるチャネル応答460の実施例上に重ね合わされた図4A及び図4Bの例示的なチャネル応答401、403を示すグラフである。動きが空間400内で発生したときには、「動きなし」のチャネル応答460に対してチャネル応答の変動が発生することになり、従って、空間400内の物体の動きは、チャネル応答の変動を分析することによって検出することができる。加えて、空間400内の検出された動きの相対場所を識別することができる。例えば、動きに関連付けられたチャネル応答の形状は、基準情報(例えば、トレーニングされたニューラルネットワークを使用して)と比較して、空間の異なる領域内に発生したとように動きを分類することができる。
空間400内に動きが存在しないとき(例えば、物体406が存在しないとき)には、無線通信デバイス402は、「動きなし」チャネル応答460を演算することができる。複数の要因に起因して、僅かな変動がチャネル応答に発生する場合があるが、別の時間期間に関連付けられた複数の「動きなし」チャネル応答は、1又は2以上の特性を共有することができる。図示の実施例において、「動きなし」チャネル応答460は、減少する周波数プロファイル(各周波数成分f1、f2、及びf3の大きさが、前回を下回る)を有する。一部の事例において、動きなしチャネル応答460のプロファイルは、(例えば、別の部屋レイアウト又はデバイス402の配置に基づいて)異なる場合がある。
動きが空間400に発生したときには、チャネル応答の変動が発生することになる。例えば、図4C及び図4Dに示す実施例において、(領域408内の物体406の動きに関連付けられた)チャネル応答401は、「動きなし」チャネル応答460とは異なり、(領域412内の物体406の動きに関連付けられた)チャネル応答403もまた、「動きなし」チャネル応答460とは異なる。チャネル応答401は、凹状放物線周波数プロファイルを有し(中間周波数成分f2の大きさが、外側周波数成分f1及びf3を下回る)、一方、チャネル応答403は、凸状の漸近周波数プロファイルを有する(中間の周波数成分f2の大きさが、外側周波数成分f1及びf3よりも大きい)。一部の事例において、チャネル応答401、403のプロファイルは、(例えば、別の部屋レイアウト又はデバイス402の配置に基づいて)異なる場合がある。
チャネル応答の分析は、デジタルフィルタの分析に類似するとみなすことができる。換言すると、チャネル応答は、空間内の物体からの反射、並びに移動中又は静止している人によって生成された反射を通じて形成されたものである。反射体(例えば、人間)が移動すると、チャネル応答を変化させる。これは、デジタルフィルタの同等のタップの変化につながる可能性があり、これは極及びゼロを有すると考えることができる(極は、チャネル応答の周波数成分を急上昇させ、応答のピーク又は高いポイントとして出現し、ゼロは、チャネル応答の周波数成分を引き下げ、応答の低いポイント又はヌルとして出現する)。変化するデジタルフィルタは、ピーク及び谷の場所によって特徴付けることができ、チャネル応答も同様に、ピーク及び谷によって特徴付けることができる。例えば、一部の実施構成において、チャネル応答の周波数成分内のヌル及びピークを分析する(例えば、周波数軸上の場所及び大きさをマーキングすることによって)と、動きを検出することができる。
一部の実施構成において、時系列集計を使用して、動きを検出することができる。時系列集計は、移動ウィンドウにわたってチャネル応答の特徴を観測し、統計的尺度(例えば、平均、分散、主成分など)を使用してウィンドウ結果を集計することによって実行することができる。動きのインスタンスの間、特性的なデジタルフィルタ特徴は、散乱シーンの連続的な変化に起因して、場所の変位及び幾つかの値の間のフリップフロップを生じることになる。すなわち、等価のデジタルフィルタは、(動きに起因した)そのピーク及びヌルについてある範囲の値を示す。この値の範囲を調べることによって、空間内の異なる領域について固有の「シグネチャー」又はプロファイルを識別することができる。
一部の実施構成において、空間400の異なる領域内の動きに関連付けられたチャネル応答のプロファイルは、「学習する」ことができる。例えば、機械学習を使用して、空間の異なる領域内の物体の動きでチャネル応答特性を分類することができる。一部の例において、無線通信デバイス402に関連付けられたユーザ(例えば、空間400の所有者又は他の占有者)は、学習プロセスを支援することができる。例えば、図4A及び図4Bを参照すると、ユーザは、学習段階中に異なる領域408、410、412、414、416の各々において移動することができ、自分が空間内の特定の領域の1つにおいて移動中であることを(例えば、モバイルコンピュータデバイス上のユーザインターフェースを介して)示すことができる。例えば、ユーザが領域408(例えば、図4Aに示すように)を通過する間、ユーザは、モバイルコンピュータデバイス上で、自分が領域408内にいることを示すことができる(必要に応じて、領域を「寝室」、「居間」、「台所」又は建物の別の形式の部屋と名付けることができる)。チャネル応答は、ユーザが領域を通過するときに取得することができ、チャネル応答は、ユーザの表示された場所(領域)で「タグ付け」することができる。ユーザは、空間400の他の領域について同じプロセスを繰り返すことができる。
その後、タグ付きチャネル応答を処理(例えば、機械学習ソフトウェアによって)して、異なる領域内の動きに関連付けられたチャネル応答の固有の特性を識別することができる。識別されると、識別された固有の特性を使用して、新しく演算されたチャネル応答について検出された動きの場所を決定することができる。例えば、(畳み込み又は全結合)ニューラルネットワークは、タグ付きチャネル応答を使用してトレーニングすることができ、トレーニングがされると、新しく演算されたチャネル応答をニューラルネットワークに入力することができ、該ニューラルネットワークは、検出された動きの場所を出力することができる。例えば、一部の例において、平均、範囲及び絶対値が、ニューラルネットワークに入力される。一部の事例において、複素チャネル応答自体の大きさ及び位相も同様に入力することができる。これらの値によって、ニューラルネットワークが、任意のフロントエンドフィルタを設計して、空間の異なる領域において動きに関して正確な予測を行うことに最も関連した特徴を取得することを可能にする。一部の実施構成において、ニューラルネットワークは、確率的勾配降下法を実行することによってトレーニングされる。例えば、特定のゾーンの間に最もアクティブであるチャネル応答変動をトレーニング中に監視することができ、(第1の層内の重みをトレーニングして適応させてそれらの形状、傾向、その他と相関付けるようすることによって)特定のチャネル変動を高度に重み付けすることができる。重み付けチャネル変動を使用して、ユーザが特定の領域内に存在するときにアクティブになるメトリックを生成することができる。
チャネル応答ヌル及びピークのような抽出された特徴について、(ヌル/ピークの)時系列は、移動中のウィンドウ内の集計を使用し、過去と現在の少数の特徴のスナップショットを取り、その集計値をネットワークへの入力として使用して生成することができる。従って、ネットワークは、その重みを適応させている間、特定の領域内の値を集計してこれらをクラスタ化しようと試みており、これは、ロジスティックな分類器ベースの識別境界を生成することによって行うことができる。識別境界は、別のクラスタを分割し、後続層は、単一クラスタ又はクラスタの組み合わせに基づいてカテゴリを形成することができる。
一部の実施構成において、ニューラルネットワークは、推論の2又は3以上の層を含む。第1の層は、様々な集中値を別個のクラスタに分割することができるロジスティック分類器の役割を果たし、一方、第2の層は、これらのクラスタの一部を共に組み合わせて、異なる領域についてのカテゴリを生成する。後続の追加の層は、クラスタの2つより多いカテゴリにわたって異なる領域を拡張するのを助けることができる。例えば、全結合ニューラルワークは、追跡された特徴の数に対応する入力層と、(選択間で繰り返すことを介して)有効クラスタの数に対応する中間層と、別の領域に対応する最終層とを含むことができる。完全なチャネル応答情報がニューラルネットワークに入力された場合、第1の層は、特定の形状を相関付けることができる形状フィルタとしての役割を果たすことができる。従って、第1の層は、特定の形状にロックすることができ、第2の層は、それらの形状に起こる変動の尺度を生成することができ、第3及び後続層は、これらの変動の組み合わせを生成して、空間内の別の領域にマッピングすることができる。次いで、様々な層の出力は、融合層を介して組み合わせることができる。
図5は、空間(例えば、図4A及び図4Bの空間400)内の異なる領域(例えば、図及び図4A−4Bの領域408、412)と共有チャネル応答特性を関連付ける例示的なプロセス500を示すフロー図である。例示的なプロセス500の動作は、無線通信デバイス(例えば、図1の例示的な無線通信デバイス102Cのプロセッサ114)のデータ処理装置によって、空間の異なる領域(例えば、空間400の領域408、410、412、414、416)内の動きと関連付けられたチャネル応答特性に対して実施することができる。例示的なプロセス500は、別の形式のデバイスによって実施されてもよい。例えば、プロセス500の動作は、例えば、無線通信デバイスに接続されたコンピュータシステムなど、無線通信デバイス以外のシステムによって実行することができる。例示的なプロセス500は、追加の又は別の動作を含むことができ、動作は、図示する順番又は別の順番で実施することができる。一部の例において、図5に示す動作のうちの1又は2以上は、複数の動作を含むプロセス、サブプロセス又は他の形式のルーチンとして実施される。一部の例において、動作を組み合わせるか、別の順番で実施するか、並行して実施するか、反復するか、又は他の方法で繰り返すか、又は別の方法で実施することができる。
502において、空間内の異なる領域における物体の動きに関連付けられた1又は2以上のチャネル応答を取得する。チャネル応答は、無線通信システム(例えば、図1の無線通信システム100)の1又は2以上の無線通信デバイスによって空間を介して送信された無線信号に基づいている。例えば、図3A及び図3Bに示す実施例を参照すると、チャネル応答は、無線通信デバイス304Aによって空間300を介して送信されて、無線通信デバイス304B、304Cのうちの一方で受信された無線信号に基づくことができる。更に、図4A及び図4Bに示す実施例を参照すると、チャネル応答は、無線通信デバイス402のうちの1又は2以上によって空間400を介して送信されて、無線通信デバイス402のうちの1又は2以上にて受信された無線信号に基づくことができる。
一部の実施構成において、チャネル応答は、無線通信システムが「トレーニングモード」にある間に取得される。例えば、無線通信デバイス(又は無線通信デバイスに通信可能に結合された別のコンピュータデバイス、例えば、リモートサーバー)は、トレーニングモードが始まったこと、又は始まることになっていることを示すユーザ入力を受信することができる。一例として、無線通信システムは、領域識別子(例えば、「台所」、「事務所1」、「事務所2」、「2階のバルコニー」)を使用して空間内の異なる領域を指定することができるユーザ入力を受信して、ユーザに指定の領域内で移動するように促すことができる。従って、トレーニングモード中に取得されたチャネル応答は、タグ付けデータになることができる。例えば、チャネル応答は、空間内の異なる領域の領域識別子に関連してタグ付けすることができる。
一部の実施構成において、無線通信システムが「トレーニングモード」にある間に取得されるチャネル応答は、トレーニング期間中に取得される。例えば、無線通信システムは、トレーニング期間の開始及びトレーニング期間の終了又は持続時間をユーザに通知することができる。無線通信システムは、トレーニング期間中に空間の異なる領域内で移動するようにユーザに指示するインジケータ、又はトレーニング期間中に空間の領域内の動きなし(例えば、移動しない)を供給するようにユーザに指示する別のインジケータをユーザに呈示する(例えば、音声再生又は視覚表示を介して)ことができる。例えば、図4A及び図4Bに示す実施例を参照すると、無線通信デバイス402は、領域408内で移動するユーザを含む第1のトレーニング期間中のチャネル応答401と類似したチャネル応答を取得することができ、また、領域412内で移動するユーザを含むトレーニング期間中のチャネル応答403と類似したチャネル応答を取得することができる。
504において、チャネル応答の各々によって共有された1又は2以上の特性は、取得されたチャネル応答において識別される。共有される特性は、502にて取得されたチャネル応答を分析することによって、例えば、取得されたチャネル応答を比較することによって、又は取得されたチャネル応答を互いと組み合わせることによって、又は取得されたチャネル応答の各々においてパターン(例えば、形状、輪郭、周波数成分の大きさ)を検出して空間で各異なる領域に関連付けられた反復パターンを識別することによって、識別することができる。例えば、図4A及び図4Bに示す実施例を参照すると、無線通信システムは、領域408でユーザが移動している第1のトレーニング期間中に取得されたチャネル応答401の共有特性として凹状放物線状周波数プロファイルを識別することができ、領域412に関するユーザが移動している第2のトレーニング期間中に取得されたチャネル応答403の共有特性として凸状漸近周波数プロファイルを識別することができる。
一部の実施構成において、共有特性は、機械学習を使用することによって決定することができる。例えば、(畳み込み又は全結合)ニューラルネットワークは、502にて取得されたタグ付きチャネル応答を使用してトレーニングする(例えば、上述したように)ことができる。トレーニングを介して、ニューラルネットワークは、空間の異なる領域の各々内の動きに関連付けられたチャネル応答について共有特性を「学習する」ことができる。
506において、識別された特性は、空間内の異なる領域に関連付けられる。一部の事例において、関連付けは、502にて指定された領域識別子に関連するものとして504にて識別された共有特性に関する情報を記憶する動き検出データベースにおいて行われる。動き検出データベースによって、無線通信システムは、空間の所与の異なるエリアに関連付けられた識別された共有特性をリコールすること、及び所与の共有特性又は共有特性のセットに関連付けられた空間の異なるエリアをリコールすることが可能となる。動き検出データベースは、無線通信システムの無線通信デバイスのメモリー(例えば、図1のメモリー116)又は無線通信システムに通信可能に結合された別のデバイスに記憶することができる。動き検出データベースは、従来のデータベースとして又はニューラルネットワーク(例えば、様々な変数に適用された特定の重み付けを有する関数、重み付けは、ニューラルネットワークのトレーニングに基づく)として実装することができる。
一部の実施構成において、506での関連付けは、ニューラルネットワークに関して無線通信システムによって実行される。例えば、無線通信デバイスのモデムは、動き検出データベースを実装するニューラルネットワークを含むクラウドコンピューティングシステムに(インターネットなどのコンピュータネットワークを介して)接続することができる。無線通信デバイスは、502で取得されたチャネル応答をタグ付けデータとしてニューラルネットワークに送信することができる。これに応答して、ニューラルネットワークは、タグ付きチャネル応答を分析し、取得されたチャネル応答の各々によって共有された1又は2以上の特性を識別し、共有される特性を動き検出データベースに(例えば、様々な重み付けを有する関数として)記憶することができる。一部の事例において、ニューラルネットワークは、取得されたチャネル応答の大部分において検出されたパターンを空間内の異なる領域における物体の動きと関連付けることができる。ニューラルネットワークによって生成された関連付けは、クラウドコンピューティングシステムの動き検出データベースに記憶され、無線通信システムの無線通信デバイス又は無線通信システムに通信可能に結合された別のデバイスによってアクセスすることができる。例えば、図4A及び図4Bに示す実施例を参照すると、無線通信システムは、空間400の領域408内の人406の動きと凹状放物線状周波数プロファイルを(ニューラルネットワークを介して)関連付けることができ、空間400の領域412内の人406の動きと凸状の漸近周波数プロファイルを関連付けることができる。
508において、識別された特性を空間の異なる領域内の物体の動きと関連付けた後、506で行われた関連付けを動きローカライゼーションプロセスにおいて使用する。一部の事例において、508において、無線通信システムは、もはや「トレーニングモード」ではない。例えば、空間を介して送信された無線信号に基づいて、追加のチャネル応答を取得することができる。無線通信システムは、例えば、図6のプロセス600など、動きローカライゼーションプロセスにおいて追加のチャネルを使用することができる。
一部の実施構成において、プロセス500は検出することができる動きの特定のカテゴリと、チャネル応答特性を関連付けるように実装することができる。例えば、図4A及び図4Bを参照すると、犬が領域408内で移動すると、その動きに関連付けられたチャネル応答は、領域408内の人間による動きに関連付けられたチャネル応答401とは別のものとすることができる。領域408内の犬の動きに関連付けられたチャネル応答は、これに応じて、独自の固有の特性を有することができ、プロセス500は、(例えば、犬対人間による動きを区別できるように)犬の動きを特定の特性と関連付けるように実装することができる。
図6は、チャネル応答特性に基づく動きローカライゼーションの例示的なプロセスを示すフロー図である。例示的なプロセス600における動作は、無線通信デバイスのデータ処理装置(例えば、図1の例示的な無線通信デバイス102Cのプロセッサ114)によって実施されて、チャネル応答特性を空間の異なる領域(例えば、空間400の領域408、410、412、414、416)内の動きと関連付けることができる。例示的なプロセス600は、別の形式の装置によって実施することができる。例えば、プロセス600の動作は、例えば、無線通信デバイスに接続されたコンピュータシステムなど、無線通信デバイス以外のシステムによって実施することができる。例示的なプロセス600は、追加の又は別の動作を含むことができ、この動作は、図示する順番又は別の順番で実行することができる。一部の例において、図6に示す動作のうちの1又は2以上は、複数の動作を含むプロセス、サブプロセス又は他の形式のルーチンとして実装される。一部の例において、動作を組み合わせるか、別の順番で実施するか、並行して実施するか、反復するか、又は他の方法で繰り返すか、又は別の方法で実施することができる。
602において、無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいたチャネル応答を取得する。一部の事例において、602において、無線通信システムは、トレーニングモードではない。チャネル応答は、無線通信デバイスにて受信された信号に基づいて無線通信システム内の当該無線通信デバイスの各々によって取得することができる。
604において、動き検出プロセスを実行して、602にて取得されたチャネル応答に基づいて空間内の物体の動きを検出する。一部の実施構成において、動き検出プロセスは、別の時点で取得されたチャネル応答の変化を分析して、動きが無線信号によってアクセスされた空間内で発生したかどうかを検出することができる。すなわち、動き検出プロセスは、604において、別の時点にわたるチャネル応答の変化の検出に応答して動きを検出することができる。動き検出プロセスは、受信された無線信号の他の態様を分析して、空間内の動きを検出することができる。一部の実施構成において、動きは、トレーニングされたニューラルネットワークにチャネル応答を提供することによって検出することができる。例えば、602で取得されたチャネル応答は、ニューラルネットワークへの入力として提供することができ、ニューラルネットワークは、動きが空間内に存在するかどうかを示す出力を提供することができる。ニューラルネットワークの出力は、トレーニングプロセス中に決定された様々な重み付けを有する関数に基づくことができる。ニューラルネットワークは、畳み込みニューラルネットワーク、全結合ニューラルネットワーク、又はこれらの組み合わせとすることができる。
606において、チャネル応答を分析して、空間内の複数の領域のうちの1つ内での動きの場所を識別する。換言すると、空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所は、チャネル応答を分析した結果に基づいて識別される。一部の実施構成において、チャネル応答は、一連の時点にわたって取得され、動きの場所は、連続したそれぞれの時点の各々からのチャネル応答によって共有される特性に基づいて識別される。図示の実施例において、チャネル応答は、612において、チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別し、614において、識別された特性を空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性と比較することに基づいて、検出された動きの場所を識別することによって、空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別するように分析される。
1又は複数のチャネル応答特性は、チャネル応答の周波数成分によって定められた形状又は輪郭を識別することによって識別することができる。輪郭の形状の識別は、曲線当てはめ法を実装することによって、又は予測推定法(例えば、補間又は外挿法)を実装することによって達成することができる。例えば、図4C及び図4Dを参照すると、602で取得されたチャネル応答の間で共有される特性は、チャネル応答401の凹状放物線状周波数プロファイル、チャネル応答403の凸状漸近周波数プロファイル、又は動きなしチャネル応答460の減少周波数プロファイルとして識別することができる。基準特性は、例えば、チャネル応答特性の各々を空間内の複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける動き検出データベースにおけるエントリーを含むことができる。凹状放物線状周波数プロファイルが612で識別された場合、領域408は、動き検出データベースに記憶された基準特性との新しく取得されたチャネル応答の凹状放物線状周波数プロファイルの比較に基づいて検出された動きの場所として識別され、領域408、領域412又は空間400内の別の領域(又は動きなしに関連付けられたチャネル応答で)と関連付けることができる。
一部の実施構成において、チャネル応答特性を識別して基準特性と比較するステップは、602で取得されたチャネル応答をトレーニングされたニューラルネットワークへの入力として提供するステップと、ニューラルネットワークの出力に基づいて検出された動きの場所を識別するステップとを含む。例えば、ニューラルネットワークは、上述したように、タグ付きチャネル応答を使用してトレーニングすることができる。トレーニング後、新しく取得されたチャネル応答は、トレーニングされたニューラルネットワークに入力することができ、ニューラルネットワークは、空間の異なる領域に関連付けられた識別子を出力することができる。ニューラルネットワークの出力は、トレーニングプロセス中に決定された様々な重み付けを有する関数に基づくことができる。ニューラルネットワークは、畳み込みニューラルネットワーク、全結合ニューラルネットワーク又はこれらの組み合わせとすることができる。チャネル応答は、検出された動きの場所を識別するために別の方法で分析することができる。
一部の実施構成において、606にてチャネル応答を分析するステップは、612において識別された特性の変化を分析するステップを含むことができる。チャネル応答の識別された特性の検出された変化は、動きの場所が変わっていることを示すことができる。チャネル応答の変化を経時的に分析することによって、空間を通る物体の動きを追跡することができる。例えば、図4A及び図4Bに示す実施例を参照すると、物体406が領域408から領域412に移動すると、チャネル応答は、チャネル応答401に示される形状からチャネル応答403に示される形状に緩慢に変わることができる。チャネル応答の特性の変化を経時的に分析することによって、物体406による動きを経時的に追跡することができる。
本明細書で説明した主題及び動作の一部は、デジタル電子回路で、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又は本明細書及びこの構造的等価物に開示された構造を含むハードウェアで、又はこれらの1又は2以上の組み合わせで実施することができる。本明細書で説明した主題の一部は、1又は2以上のコンピュータプログラム、すなわち、データ処理装置による実行のための又はデータ処理装置の動作を制御するためにコンピュータ可読ストレージ媒体に符号化されたコンピュータプログラム命令の1又は2以上のモジュールとして実施することができる。コンピュータ可読ストレージ媒体は、コンピュータ可読ストレージデバイス、コンピュータ可読ストレージ基板、ランダム又はシリアルアクセスメモリーアレイ又はデバイス、又はこれらの1又は2以上の組み合わせとすることができるか、又はこれに含めることができる。コンピュータ可読ストレージ媒体が伝播信号でない場合、コンピュータ可読ストレージ媒体は、人工的に生成された伝播信号に符号化されたコンピュータプログラム命令の発信元又は宛先とすることができる。コンピュータ可読ストレージ媒体は、1又は2以上の別々の物理的構成要素又は媒体(例えば、マルチCD、ディスク、又は他のストレージデバイス)とすることができるか、又はこれに含めることができる。コンピュータ可読ストレージ媒体は、複数のコンピュータ可読ストレージデバイスを含むことができる。コンピュータ可読ストレージデバイスは、同一場所に配置される(単一のストレージデバイス内に記憶された命令)か、又は別の場所に配置することができる(例えば、分散された場所に記憶された命令)。
本明細書で説明する動作の一部は、メモリーに(例えば、1又は2以上のコンピュータ可読ストレージデバイス上に)記憶されたか、又は他のソースから受信されたデータにデータ処理装置によって実施される動作として実施することができる。「データ処理装置」という用語は、一例として、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、チップ上のシステム又は複数のチップ又は上記の組み合わせを含め、データを処理する全ての種類の装置、デバイス及びマシンを包含する。本装置は、専用論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路))を含むことができる。本装置はまた、ハードウェアに加えて、当該にコンピュータプログラムの実施環境を作成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想マシン、又はこれらのうちの1又は2以上の組み合わせを構成するコードを含むこともできる。一部の事例において、データ処理装置は、1セットのプロセッサを含む。1セットのプロセッサは、同一場所に配置する(例えば、同じコンピューティングデバイス内に複数のプロセッサ)か、又は互いに別の場所に配置する(例えば、分散型コンピューティングデバイス内の複数のプロセッサ)ことができる。データ処理装置によって実施されたデータを記憶するメモリーは、データ処理装置と同一場所に配置する(例えば、同じコンピューティングデバイスのメモリーに記憶された命令を実施するコンピューティングデバイス)か、又はデータ処理装置から別の場所に配置する(例えば、サーバーデバイス上に記憶された命令を実施するクライアントデバイス)ことができる。
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても公知)は、コンパイル又は解釈言語、宣言型又は手続き型言語を含むプログラミング言語の何れかの形態で書くことができ、独立型プログラムとして、又はモジュール、構成要素、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピュータ環境で使用するのに適した他のユニットとして含む何れかの形態で備えることができる。コンピュータプログラムは、ファイルシステム内のファイルに対応することができるが、必ずしも対応する必要はない。プログラムを、他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語文書に格納された1又は2以上のスクリプト)を保持するファイルの一部に、プログラム専用の単一のファイルに、又は複数の協調ファイル(例えば、1又は2以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部分を格納するファイル)に格納することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、又は1つのサイトに位置付けられるか又は複数のサイトにわたって分散され通信ネットワークによって相互接続される複数のコンピュータ上で実行されるように導入することができる。
本明細書で記載されるプロセス及び論理フローの一部は、入力データで動作して出力を生成することによってアクションを実施するために1又は2以上のコンピュータプログラムを実行する1又は2以上のプログラマブルプロセッサによって実施することができる。プロセス及び論理フローは、専用論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)によって実施することもできる。
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサとしては、一例として、汎用マイクロプロセッサ及び専用マイクロプロセッサの両方、並びにあらゆる種類のデジタルコンピュータのプロセッサが挙げられる。一般に、プロセッサは、読み取り専用メモリー又はランダムアクセスメモリー又はその両方から命令及びデータを受信することになる。コンピュータの要素は、命令に従って動作を実施するプロセッサ、並びに命令及びデータを記憶する1又は2以上のメモリーデバイスを含むことができる。コンピュータは、例えば、非磁気ドライブ(例えば、半導体ドライブ)、磁気ディスク、光磁気ディスク又は光ディスクなど、データを記憶する、1又は2以上の大容量ストレージデバイスを含むこともでき、或いはこのようなストレージデバイスとの間でのデータの受け取り及びデータの転送、又はこれらの両方を行うように動作可能に結合することもできる。しかしながら、コンピュータは、このようなデバイスを有していなくてもよい。更に、コンピュータは、例えば電話機、タブレットコンピュータ、電子装置、モバイルオーディオプレーヤ又はビデオプレーヤ、ゲーム機、全地球測位システム(GPS)受信機、モノのインターネット(IoT)デバイス、マシンツーマシン(M2M)センサ又はアクチュエータ、又はポータブルストレージデバイス(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ)などの別のデバイスに組み込むことができる。コンピュータプログラム命令及びデータの記憶に適したデバイスとしては、一例として、半導体メモリーデバイス(例えば、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリーデバイスなど)、磁気ディスク(例えば、内部ハードディスク又はリムーバブルディスクなど)、磁気光学ディスク、並びにCD ROM及びDVD−ROMディスクを含む全ての形態の不揮発性メモリー、媒体及びメモリーデバイスが挙げられる。一部の例では、プロセッサ及びメモリーは、専用論理回路によって補完するか、又は専用論理回路に組み込むことができる。
ユーザとの相互作用を提供するために、動作は、ユーザに情報を表示するディスプレイデバイス(例えば、モニター又は別の形式のディスプレイデバイス)と、ユーザが入力をコンピュータに提供することができるキーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス、トラックボール、スタイラス、タッチスクリーン又は別の形式のポインティングデバイス)とを有するコンピュータ上で実行することができる。他の種類のデバイスを使用して、ユーザとの相互作用を提供することもでき、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形のセンサフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック又は触覚フィードバック)とすることができ、ユーザからの入力は、音響入力、音声入力又は触覚型入力を含め、あらゆる形態で受け取ることができる。加えて、コンピュータは、例えばウェブブラウザから受け取られた要求に応答してユーザのクライアント装置上のウェブブラウザにウェブページを送信することなどの、ユーザが使用する装置との間で文書を送受信することによってユーザと相互作用することもできる。
コンピュータシステムは、単一のコンピューティングデバイス又は近接して又は一般的には互いから離れて動作して、典型的には通信ネットワークを介して相互作用する複数のコンピュータを含むことができる。通信ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)及びワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)、衛星リンクを備えるネットワーク、及びピアツーピアネットワーク(例えば、アドホックピアツーピアネットワーク)のうちの1又は2以上を含むことができる。クライアントとサーバーの関係は、それぞれのコンピュータ上で動作してれ、互いにクライアントサーバー関係を有するコンピュータプログラムによって生じることができる。
記載される実施例の一部の一般的な態様において、動き検出システムは、機械学習を実施して、空間内の異なる領域内の物体の動きと、物体の動きが異なる領域内に発生した間に取得されたチャネル応答によって共有される特性とを関連付ける。また、動き検出システムは、RF動きローカライゼーションを実施して、動き検出データベースに記憶された機械学習された関連付けに基づいて、空間内の異なる領域を識別する。各機械学習された関連付けは、空間内の異なる領域に関連付けられた共有チャネル応答特性を含む。
第1の実施例において、動き検出方法は、無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいてチャネル応答を取得するステップを含む。本方法は、動き検出プロセスを実行して、チャネル応答に基づいて空間内の物体の動きを検出するステップを更に含む。本方法は、1又は2以上のプロセッサの動作によって、チャネル応答を分析して、空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別するステップを含む。
第1の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。チャネル応答を分析して場所を識別するステップは、チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別するステップと、識別された特性を空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性と比較することに基づいて場所を識別するステップとを含む。チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別するステップは、チャネル応答のうちの1又は2以上によって定められた輪郭の形状を識別するステップを含む。基準特性は、チャネル応答特性の各々を空間内の複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける動き検出データベース内のエントリーを含む。特性の変化は、経時的に識別することができ、識別された場所の変化は、経時的に特性の変化に基づいて識別することができる。チャネル応答を分析して検出された動きの場所を識別するステップは、チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供するステップと、ニューラルネットワークの出力に基づいて検出された動きの場所を識別するステップとを含むことができる。
第1の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。チャネル応答は、一連の時点に関連付けられている。本方法は、連続した異なる時点に関連付けられたチャネル応答によって共有される特性に基づいて、動きの場所を識別するステップを更に含む。動き検出プロセスは、異なる時点に関連付けられたチャネル応答間の時系列にわたる変化に基づいて動きを検出する。
第1の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。無線信号の各々は、第1の無線通信デバイスによって送信されて、第2の無線通信デバイスによって受信され、チャネル応答の各々は、第2の無線通信デバイスによって受信された無線信号のそれぞれの信号から生成される。
第1の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。空間は建物を含む。空間内の複数の領域の各々は、建物のフロア、建物内の部屋又は建物内の部屋のセットのうちの少なくとも1つを含む。建物内の部屋のセットは、建物の全体よりも少ないものを含む。
第2の実施例において、動き検出方法は、空間内の異なる領域内の物体の動きに関連付けられたチャネル応答を取得するステップを含む。チャネル応答は、1又は2以上の無線通信デバイスによって空間を介して送信された無線信号に基づく。本方法は、1又は2以上のプロセッサの動作によって、チャネル応答の各々によって共有される特性を識別するステップを含む。本方法は、動き検出データベースにおいて、特性を空間内の異なる領域と関連付けるステップを含む。
第2の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。チャネル応答は第1のチャネル応答であり、空間の異なる領域は第1の領域であり、特性は第1の特性である。本方法は、空間内の第2の異なる領域内の物体の動きに関連付けられた第2のチャネル応答を取得するステップと、第2のチャネル応答の各々によって共有される第2の特性を識別するステップと、動き検出データベースにおいて、第2の特性を第2の異なる領域と関連付けるステップとを更に含む。チャネル応答の各々によって共有される特性を識別するステップは、チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供するステップを含むことができ、特性を異なる領域と関連付けるステップは、入力として提供されたチャネル応答に基づいてニューラルネットワークをトレーニングするステップを含むことができる。
第2の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。本方法は、特性を空間の異なる領域内の物体の動きと関連付けた後、無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいて追加のチャネル応答を取得するステップと、動き検出データベースを使用して異なる領域内の動きを識別するステップとを更に含む。本方法において、動き検出データベースを使用して異なる領域内の動きを識別するステップは、動き検出プロセスを実行して、追加のチャネル応答に基づいて空間内の物体の動きを検出するステップを含む。本方法において、動き検出データベースを使用して異なる領域内の動きを識別するステップは、1又は2以上のプロセッサの動作によって、チャネル応答を分析して、空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別するステップを含む。チャネル応答を分析して空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別するステップは、チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別するステップと、識別された特性と、空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性とを比較することに基づいて場所を識別するステップと、を含む。基準特性は、動き検出データベース内のエントリーを含む。動き検出データベースは、チャネル応答特性の各々を空間内の複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける。
第2の実施例の実施構成は、一部の例において、以下の特徴の1又は2以上を含むことができる。空間は建物を含む。空間内の複数の領域の各々は、建物のフロア、建物内の部屋又は建物内の部屋のセットのうちの少なくとも1つを含む。建物内の部屋のセットは、建物の全体よりも少ないものを含む。
一部の実施構成において、コンピュータ可読媒体は、データ処理装置によって実行されたときに第1又は第2の実施例の1又は2以上の動作を実行する命令を記憶する。幾つかの実施構成では、システム(例えば、無線通信デバイス、コンピュータシステム、これらの組み合わせ、又は無線通信デバイスに通信可能に結合された他のタイプのシステム)が、1又は2以上のデータ処理装置と、データ処理装置によって実行されたときに第1及び第2の実施例の1又は2以上の動作を実行するよう動作可能な命令を記憶するメモリーと、を含む。
本明細書は多くの詳細を含んでいるが、これらの詳細は、特許請求できる内容の範囲に対する限定ではなく、むしろ特定の例に固有の特徴の説明として解釈されたい。本明細書において別個の実装の文脈で説明した幾つかの特徴は、組み合わせることもできる。これとは逆に、単一の実装の文脈で説明した様々な特徴は、複数の実施形態において単独で実装することも、或いはあらゆる好適な部分的組み合わせで実装することもできる。
幾つかの実施形態について説明してきた。それでもなお、様々な修正を行うことができることは理解されるであろう。従って、他の実施形態は、添付の特許請求項の範囲内にある。
602:無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいたチャネル応答を取得する
604:動き検出プロセスを実行して、空間内の動きをチャネル応答に基づいて検出する
606:チャネル応答を分析して、空間の領域内の検出された動きの場所を識別する
612:チャネル応答の1又は2以上の特性を識別する
614:特定された特性を空間内の複数の異なる場所と関連した基準特性と比較することに基づいて場所を識別する

Claims (30)

  1. 動き検出方法であって、
    無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいてチャネル応答を取得するステップと、
    動き検出プロセスを実行して、前記チャネル応答に基づいて前記空間内の物体の動きを検出するステップと、
    1又は2以上のプロセッサの動作によって、前記チャネル応答を分析して、前記空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の前記検出された動きの場所を識別するステップと、
    を含む、動き検出方法。
  2. 前記チャネル応答を分析して、前記検出された動きの前記場所を識別するステップは、
    前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別するステップと、
    前記識別された特性と前記空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性と比較することに基づいて前記場所を識別するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の前記特性を識別するステップは、前記チャネル応答のうちの1又は2以上によって定められた輪郭の形状を識別するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記基準特性は、前記チャネル応答特性の各々を前記空間内の前記複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける動き検出データベース内のエントリーを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記特性の変化を経時的に識別して、経時的に前記特性内の前記変化に基づいて前記識別された場所の変化を識別するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記チャネル応答は、一連の時点に関連付けられ、前記方法は、前記連続した異なる時点に関連付けられたチャネル応答によって共有される特性に基づいて前記動きの前記場所を識別するステップを含む、請求項1から5の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記動き検出プロセスは、前記異なる時点に関連付けられた前記チャネル応答間の時系列にわたる変化に基づいて前記動きを検出する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記無線信号の各々は、第1の無線通信デバイスによって送信されて、第2の無線通信デバイスによって受信され、前記チャネル応答の各々は、前記第2の無線通信デバイスによって受信された前記無線信号のそれぞれの信号から生成される、請求項1から5の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記空間は建物を含み、前記空間内の前記複数の領域の各々は、前記建物のフロア、前記建物内の部屋、又は前記建物内の部屋のセットのうちの少なくとも1つを含み、前記建物内の前記部屋のセットは、前記建物の全体よりも少ないものを含む、請求項1から5の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記チャネル応答を分析して、前記検出された動きの前記場所を識別するステップは、前記チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供して、前記ニューラルネットワークの出力に基づいて前記検出された動きの前記場所を識別するステップを含む、請求項1から5の何れか1項に記載の方法。
  11. 動き検出システムであって、
    他の遠隔センサデバイスから受信された一連の無線信号に基づいて空間内の物体の動きを検出するように各々が構成された、複数の無線通信デバイスと、
    前記遠隔センサデバイスに通信可能に結合されたデータ処理装置と、
    を備え、
    前記データ処理装置が、
    無線通信デバイス間で空間を介して送信された無線信号に基づいてチャネル応答を取得し、
    動き検出プロセスを実行して、前記チャネル応答に基づいて前記空間内の物体の動きを検出し、
    前記チャネル応答を分析して、前記空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別する、
    ように構成される、動き検出システム。
  12. 前記データ処理装置は、前記チャネル応答を分析して、
    前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別し、
    前記識別された特性と前記空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性と比較することに基づいて前記場所を識別する、
    ことによって前記場所を識別するように構成される、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記データ処理装置は、前記チャネル応答のうちの1又は2以上によって定められた輪郭の形状を識別することによって、前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の前記特性を識別するように構成される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記基準特性は、前記チャネル応答特性の各々を前記空間内の前記複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける動き検出データベース内のエントリーを含む、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記データ処理装置は、経時的に前記特性の変化を識別して、経時的に前記特性の変化に基づいて前記識別された場所の変化を識別するように構成される、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記チャネル応答は、一連の時点に関連付けられ、前記データ処理装置は、前記連続した異なる時点に関連付けられたチャネル応答によって共有される特性に基づいて前記動きの前記場所を識別するように構成される、請求項11から15の何れか1項に記載のシステム。
  17. 前記動き検出プロセスを実行することは、異なる時点に関連付けられたチャネル応答間の時系列にわたる変化に基づいて前記動きを検出することを含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記空間は建物を含み、前記空間内の前記複数の領域の各々は、前記建物のフロア、前記建物内の部屋、又は建物内の部屋のセットのうちの少なくとも1つを含み、前記建物内の部屋の前記セットは、前記建物の全体よりも少ないものを含む、請求項11から15の何れか1項に記載のシステム。
  19. 前記データ処理装置は、前記チャネル応答を分析して、前記チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供して、前記ニューラルネットワークの出力に基づいて前記検出された動きの前記場所を識別することによって、前記検出された動きの前記場所を識別するように構成される、請求項11から15の何れか1項に記載のシステム。
  20. 動き検出方法であって、
    空間内の異なる領域内の物体の動きに関連付けられたチャネル応答を取得するステップであって、前記チャネル応答は、1又は2以上の無線通信デバイスによって前記空間を介して送信された無線信号に基づく、ステップと、
    1又は2以上のプロセッサの動作によって、前記チャネル応答の各々によって共有される特性を識別するステップと、
    動き検出データベースにおいて、前記特性を前記空間内の前記異なる領域と関連付けるステップと、
    を含む、動き検出方法。
  21. 前記チャネル応答は第1のチャネル応答であり、前記空間内の前記異なる領域は第1の領域であり、前記特性は第1の特性であり、
    前記方法は、
    前記空間内の第2の異なる領域内の物体の動きに関連付けられた第2のチャネル応答を取得するステップと、
    前記第2のチャネル応答の各々によって共有される第2の特性を識別するステップと、
    前記動き検出データベースにおいて、前記第2の特性を前記第2の異なる領域と関連付けるステップと、
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記特性を前記空間の前記異なる領域内の物体の動きと関連付けた後、
    前記無線通信デバイス間で前記空間を介して送信された無線信号に基づいて追加のチャネル応答を取得するステップと、
    前記動き検出データベースを使用して、前記異なる領域内の動きを識別するステップと、
    を更に含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記動き検出データベースを使用して、前記異なる領域内の動きを識別するステップは、
    動き検出プロセスを実行して、前記追加のチャネル応答に基づいて前記空間内の前記物体の動きを検出するステップと、
    前記チャネル応答を分析して、前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別し、前記識別された特性と、前記空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性とを比較することに基づいて前記場所を識別することによって、前記空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の前記動きの場所を識別するステップと、
    を含み、
    前記基準特性は、前記チャネル応答特性の各々を前記空間内の前記複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける前記動き検出データベース内のエントリーを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記空間は建物を含み、前記空間内の前記複数の領域の各々は、前記建物のフロア、前記建物内の部屋、又は建物内の部屋のセットのうちの少なくとも1つを含み、前記建物内の部屋のセットは、前記建物の全体よりも少ないものを含む、請求項20から23の何れか1項に記載の方法。
  25. 前記チャネル応答の各々によって共有される前記特性を識別するステップは、前記チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供するステップを含み、前記特性を前記異なる領域と関連付けるステップは、入力として提供された前記チャネル応答に基づいて前記ニューラルネットワークをトレーニングするステップを含む、請求項20から23の何れか1項に記載の方法。
  26. 動き検出システムであって
    他の遠隔センサデバイスから受信された一連の無線信号に基づいて空間内の物体の動きを検出するように各々が構成された、複数の無線通信デバイスと、
    前記遠隔センサデバイスに通信可能に結合されたデータ処理装置と、
    を備え、
    前記データ処理装置が、
    空間内の異なる領域内の物体の動きに関連付けられたチャネル応答を1又は2以上の無線通信デバイスによって前記空間を介して送信された無線信号に基づいて取得し、
    前記チャネル応答の各々によって共有される特性を識別し、
    前記動き検出データベースにおいて、前記空間内の前記特性を前記異なる領域と関連付ける、
    ように構成される、動き検出システム。
  27. 前記チャネル応答は第1のチャネル応答であり、前記空間内の前記異なる領域は第1の領域であり、前記特性は第1の特性であり、
    前記方法は、
    前記空間内の第2の異なる領域内の物体の動きに関連付けられた第2のチャネル応答を取得するステップと、
    前記第2のチャネル応答の各々によって共有される第2の特性を識別するステップと、 前記動き検出データベースにおいて、前記第2の特性を前記第2の異なる領域と関連付けるステップと、
    を含む、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記データ処理装置は、前記特性を前記空間の前記異なる領域内の物体の動きと関連付けた後、
    前記無線通信デバイス間で前記空間を介して送信された無線信号に基づいて追加のチャネル応答を取得し、
    前記動き検出データベースを使用して、前記異なる領域内の動きを識別する、
    ように構成される、請求項26に記載のシステム。
  29. 前記動き検出データベースを使用して、前記異なる領域内の動きを識別することは、
    動き検出プロセスを実行して、前記追加のチャネル応答に基づいて前記空間内の前記物体の動きを検出すること、
    前記チャネル応答を分析して、前記チャネル応答のうちの1又は2以上のチャネル応答の特性を識別し、前記識別された特性と、を前記空間内の複数の異なる場所に関連付けられた基準特性とを比較することに基づいて前記場所を識別することによって、前記空間内の複数の領域のうちの1つの領域内の動きの場所を識別すること、
    とを含み、
    前記基準特性は、前記チャネル応答特性の各々を前記空間内の前記複数の領域の中から1つの異なる領域と関連付ける前記動き検出データベース内のエントリーを含む、請求項28に記載のシステム。
  30. 前記チャネル応答の各々によって共有される前記特性を識別することは、前記チャネル応答をニューラルネットワークへの入力として提供することを含み、前記特性を前記異なる領域と関連付けることは、入力として提供された前記チャネル応答に基づいて前記ニューラルネットワークをトレーニングすることを含む、請求項26から29の何れか1項に記載のシステム。
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