JP2021196999A - 制御装置、上位コントローラ、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る制御システムの適用場面の一例を模式的に例示する。図1に示されるとおり、本実施形態に係る制御システムは、制御装置1及びモデル生成装置2を備えている。
[ハードウェア構成]
<制御装置>
図2は、本実施形態に係る制御装置1のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。図2に示されるとおり、本実施形態に係る制御装置1は、制御部11、記憶部12、通信インタフェース13、外部インタフェース14、入力装置15、出力装置16、及びドライブ17が電気的に接続されたコンピュータである。なお、図2では、通信インタフェース及び外部インタフェースを「通信I/F」及び「外部I/F」と記載している。以降の図でも同様の表記を用いている。
図3A及び図3Bは、本実施形態に係るウェブ搬送装置60のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。ウェブ搬送装置60は、制御対象装置6の一例である。本実施形態では、ウェブ搬送装置60は、ウェブ69の幅方向における端部の位置を調節しながら、ウェブ69を搬送するように構成される。
図4は、本実施形態に係るモデル生成装置2のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。図4に示されるとおり、本実施形態に係るモデル生成装置2は、制御部21、記憶部22、通信インタフェース23、外部インタフェース24、入力装置25、出力装置26、及びドライブ27が電気的に接続されたコンピュータである。
<制御装置>
図5は、本実施形態に係る制御装置1のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。制御装置1の制御部11は、記憶部12に記憶された制御プログラム81をRAMに展開する。そして、制御部11は、RAMに展開された制御プログラム81に含まれる命令をCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これにより、図5に示されるとおり、本実施形態に係る制御装置1は、取得部111、予測部112、動作制御部113、及び評価部114をソフトウェアモジュールとして備えるコンピュータとして動作する。すなわち、本実施形態では、制御装置1の各ソフトウェアモジュールは、制御部11(CPU)により実現される。
図6は、本実施形態に係るモデル生成装置2のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。モデル生成装置2の制御部21は、記憶部22に記憶されたモデル生成プログラム82をRAMに展開する。そして、制御部21は、RAMに展開されたモデル生成プログラム82に含まれる命令をCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これにより、図6に示されるとおり、本実施形態に係るモデル生成装置2は、データ収集部211、データ生成部212、学習処理部213、情報生成部214、及び保存処理部215をソフトウェアモジュールとして備えるコンピュータとして動作する。すなわち、本実施形態では、モデル生成装置2の各ソフトウェアモジュールも、制御装置1と同様に、制御部21(CPU)により実現される。
制御装置1及びモデル生成装置2の各ソフトウェアモジュールに関しては後述する動作例で詳細に説明する。なお、本実施形態では、制御装置1及びモデル生成装置2の各ソフトウェアモジュールがいずれも汎用のCPUによって実現される例について説明している。しかしながら、上記ソフトウェアモジュールの一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。すなわち、上記各モジュールは、ハードウェアモジュールとして実現されてもよい。また、制御装置1及びモデル生成装置2それぞれのソフトウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、ソフトウェアモジュールの省略、置換及び追加が行われてもよい。
[モデル生成装置]
図7は、本実施形態に係るモデル生成装置2による予測モデルMの生成に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。ただし、モデル生成装置2の処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下のモデル生成装置2の処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
ステップS201では、制御部21は、データ収集部211として動作し、制御対象装置6の動作を制御した結果に関する実績データ30を収集する。
予測制御を実施している場合又は予測制御を想定して、収集するデータは、例えば、制御量の目標値に対する補正値、操作量に対する補正値等の補正に関するデータを含んでよい。補正に関するデータは、実機又はシミュレーションにより適宜決定されてよい。
ステップS202では、制御部21は、データ生成部212として動作し、収集された実績データ30から学習データ31として利用するデータを選定する。利用するデータは、任意の方法で選定されてよい。例えば、制御部21は、入力装置25を介したオペレータの指定に応じて、実績データ30から利用するデータを選定してもよい。また、例えば、制御部21は、所定の基準に従って、実績データ30から利用するデータを自動的に選定してもよい。一例として、制御部21は、例えば、外れ値を含む、異常な動作を行った等、学習データとして使用するには望ましくない条件に該当するデータを除外することで、利用するデータを選定してもよい。
ステップS204及びステップS205では、制御部21は、情報生成部214として動作し、予測モデルMを使用する際の信頼性条件を示す情報を生成する。
図8A〜図8Dは、上記ウェブ搬送装置60の場合に得られる各種情報(実績データ30、学習データ31、収集条件情報35及びデータ分布情報33)の一例を模式的に例示する。なお、以下で説明する各種情報のデータ形式は、あくまで一例に過ぎない。各種情報のデータ形式は、以下の例に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜変更されてよい。
ステップS206では、制御部21は、保存処理部215として動作し、生成されたデータ分布情報33及び収集条件情報35を所定の記憶領域に保存する。
ステップS207では、制御部21は、学習処理部213として動作し、上記の処理により得られた学習データ31を使用して、予測モデルMを生成する。予測モデルMは、学習データ31に基づいて、制御対象装置6の未来の動作又は状態に関する予測を行う、すなわち、各学習データセットの説明変数の各値から目的変数の各値を導出する能力を獲得するように適宜生成されてよい。
ステップS208では、制御部21は、保存処理部215として動作し、予測モデルMを生成した結果、すなわち、学習結果データ225を所定の記憶領域に保存する。上記のとおり、所定の記憶領域は、例えば、制御部21内のRAM、記憶部22、外部記憶装置、記憶メディア又はこれらの組み合わせであってよい。学習結果データ225の保存先は、データ分布情報33又は収集条件情報35の保存先と同一であってもよいし、或いは異なっていてもよい。学習結果データ225の保存が完了すると、制御部21は、本動作例に係る処理手順を終了する。
図9は、本実施形態に係る制御装置1による制御対象装置6の動作制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の制御装置1の処理手順は、制御方法の一例である。ただし、以下の制御装置1の処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下の制御装置1の処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。なお、制御装置1により動作を制御される制御対象装置6は、上記学習データ31(実績データ30)の収集に利用された制御対象装置6と個体として一致していてもよいし、或いは一致していなくてもよい。
ステップS101では、制御部11は、取得部111として動作し、制御対象装置6の状態に関する測定値40を取得する。
ステップS102では、制御部11は、評価部114として動作し、予測モデルMを使用する条件(以下、「使用条件」とも記載する)が信頼性条件を満たすか否かを判定する。本実施形態では、制御部11は、データ分布情報33及び収集条件情報35の少なくともいずれかを利用することにより、当該判定を実施することができる。
ステップS103では、制御部11は、ステップS102の判定の結果に応じて、処理の分岐先を決定する。予測モデルMの使用条件が信頼性条件を満たすと判定した場合、制御部11は、ステップS104に処理を進めて、予測モデルMによる予測の結果45を利用した動作制御の処理を実行する。他方、予測モデルMの使用条件が信頼性条件を満たさないと判定した場合、制御部11は、ステップS106に処理を進めることで、予測の結果45を利用しない動作制御の処理を実行する。
ステップS104では、制御部11は、予測部112として動作し、学習結果データ225を参照して、予測モデルMの設定を行う。そして、制御部11は、予測モデルMに測定値40を入力し、予測モデルMの演算処理を実行する。
図10Aは、予測の結果45が制御量の予測値451で構成される場合における制御指令50の決定方法の一例を模式的に例示する。予測モデルM1は、現在又は過去の制御量の測定値から未来の制御サイクルにおける制御量の値を予測するように構成される。この予測モデルM1は、予測モデルMの一例である。
図10Bは、予測の結果45が制御量の目標値51に対する補正値452で構成される場合における制御指令50の決定方法の一例を模式的に例示する。予測モデルM2は、現在又は過去の制御量の測定値から未来の制御サイクルにおける制御量の目標値の補正量を予測するように構成される。この予測モデルM2は、予測モデルMの一例である。すなわち、第2の方法は、第1の方法では予測モデルM1の予測結果から間接的に算出された補正値521を直接的に導出する形態に相当する。
図10Cは、予測の結果45が操作量の予測値453で構成される場合における制御指令50の決定方法の一例を模式的に例示する。予測モデルM3は、現在又は過去の制御量の測定値から未来の制御サイクルにおける操作量の値を予測するように構成される。この予測モデルM3は、予測モデルMの一例である。
図10Dは、予測の結果45が操作量に対する補正値454で構成される場合における制御指令50の決定方法の一例を模式的に例示する。予測モデルM4は、現在又は過去の制御量の測定値から未来の制御サイクルにおける操作量の補正量を予測するように構成される。この予測モデルM4は、予測モデルMの一例である。すなわち、第4の方法は、第3の方法で予測モデルM3の予測結果から間接的に算出された補正値541を直接的に導出する形態に相当する。
ステップS106では、制御部11は、動作制御部113として動作し、予測モデルMによる予測の結果45を使用せずに、制御指令50を決定する。
ステップS107では、制御部11は、動作制御部113として動作し、決定された制御指令50に基づいて、制御対象装置6の動作を制御する。
以上のとおり、本実施形態では、制御装置1は、ステップS102の処理により、予測モデルMの使用条件が信頼性条件を満たすか否かを判定する。そして、予測モデルMの使用条件が信頼性条件を満たさないと判定した場合には、制御装置1は、ステップS104及びステップS105の処理の実行を回避することで、予測モデルMによる予測の結果45の利用を停止する。これにより、本実施形態に係る制御装置1は、予測モデルMによる予測が誤ることで制御対象装置6の動作制御が不安定になりやすい場面において、予測モデルMによる予測制御の実施を停止することができる。したがって、本実施形態によれば、制御装置1において、予測モデルMを用いた制御対象装置6の動作制御の安定性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
上記実施形態では、制御量の測定値が予測モデルMに入力されている。しかしながら、予測モデルMの入力は、このような例に限定されなくてもよい。予測モデルMには、制御量の測定値以外の他の情報が更に入力されてよい。一例として、予測モデルMは、制御量の測定値の他、動作条件に関する情報の入力を更に受け付けるように構成されてよい。これにより、予測モデルMの予測精度の向上を期待することができる。
上記実施形態では、データ分布情報33は、区画化されたデータ分布により学習データ31の範囲を示している。しかしながら、学習データ31の範囲を表現する方法は、このような例に限定されなくてよい。その他の一例として、学習データ31の範囲を表現する方法には、例えば、k-means法、k近傍法、LOF(local outlier factor)法等の方法が採用されてよい。
上記実施形態において、予測モデルMの生成に使用された学習データ31の範囲に測定値40が属するか否かを判定する処理には、機械学習により生成された訓練済みモデルが使用されてもよい。モデル生成装置2は、学習データ31(具体的には、予測モデル5の機械学習において訓練データとして使用されるデータ)を使用して、例えば、1クラスサポートベクタマシン等の1クラス識別器を生成してもよい。この場合、データ分布情報33は、生成された1クラス識別器を再生するための情報を含んでよい。上記ステップS102において、制御装置1は、この1クラス識別器を使用して、予測モデルMの生成に使用された学習データ31の範囲に測定値40が属するか否かを判定してもよい。
上記実施形態において、制御対象装置6は、ウェブ搬送装置60に限定されなくてよく、制御対象は、ウェブ69の幅方向における端部の位置に限定されなくてよく、操作要素は、修正機構64のアクチュエータ643に限定されなくてもよい。他の一例として、制御対象装置6は、サーボモータにより駆動されるプレス機であってもよい。この場合、操作量は、サーボモータによる金型の位置(スライダ位置)であってよく、制御量は、圧縮加工による製品の厚みであってよい。
上記実施形態では、ステップS102において、予測モデルMを使用する条件が信頼性条件を満たさないと判定した場合、制御装置1は、ステップS106の処理により、予測の結果45を利用せずに制御指令50を決定している。しかしながら、予測の結果45の利用を停止する形態は、このような例に限定されなくてもよい。その他の一例として、制御装置1は、ステップS106及びステップS107の処理を省略し、制御対象装置6の動作を制御する処理そのものを停止してもよい。なお、予測モデルMを使用する条件が信頼性条件を満たさないことにより予測の結果45を利用しないと判定された場合でも、予測モデルMの演算処理は実行されてもよい。ただし、情報処理の負荷を軽減する観点からは、この予測モデルMの演算処理は省略されることが好ましい。
上記実施形態では、制御装置1は、制御指令50を決定し、かつ決定された制御指令50に基づいて、制御対象装置6の動作を制御するように構成されている。しかしながら、制御装置1の構成は、このような例に限定されなくてよい。制御指令50を決定する処理及び制御対象装置6の動作を制御する処理は別々のコンピュータで実行されてよい。例えば、制御装置1は、制御指令50を決定するように構成された上位コントローラ及び決定された制御指令50に応じて制御対象装置6の動作を制御するように構成された下位コントローラにより構成されてよい。各コントローラは、1又は複数台のコンピュータにより構成されてよい。
11…制御部、12…記憶部、13…通信インタフェース、
14…外部インタフェース、
15…入力装置、16…出力装置、17…ドライブ、
81…制御プログラム、91…記憶媒体、
111…取得部、112…予測部、
113…動作制御部、114…評価部、
2…モデル生成装置、
21…制御部、22…記憶部、23…通信インタフェース、
24…外部インタフェース、
25…入力装置、26…出力装置、27…ドライブ、
82…モデル生成プログラム、92…記憶媒体、
211…データ収集部、212…データ生成部、
213…学習処理部、214…情報生成部、
215…保存処理部、
225…学習結果データ、
30…実績データ、31…学習データ、
33…データ分布情報、35…収集条件情報、
40…測定値、45…(予測の)結果、
50…制御指令、
6…制御対象装置、M…予測モデル
Claims (15)
- 制御対象装置の状態に関する測定値を取得する取得部と、
予測モデルを使用して、取得された前記測定値から、前記制御対象装置の未来の動作又は状態に関する予測を行う予測部と、
前記予測の結果を利用して、前記制御対象装置に対する制御指令を決定し、かつ決定された制御指令に基づいて、前記制御対象装置の動作を制御する動作制御部と、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かを判定する評価部と、
を備える制御装置であって、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たさないと判定された場合に、前記動作制御部は、前記予測の結果の利用を停止する、
制御装置。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、前記予測モデルの生成に使用された学習データの範囲に取得された前記測定値が属するか否かに基づいて判定される、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記学習データの範囲はデータ分布により表現され、
前記学習データの範囲に前記測定値が属するか否かは、前記データ分布に前記測定値が含まれるか否かに基づいて判定される、
請求項2に記載の制御装置。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、動作を制御する際の前記制御対象装置の動作条件が、前記予測モデルの生成に使用された学習データを収集した際の制御対象装置の動作条件の範囲に属するか否かに基づいて判定される、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記制御対象装置の状態に関する前記測定値は、前記制御対象装置の制御量の測定値である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記制御対象装置の未来の動作又は状態に関する予測の結果は、前記制御対象装置の制御量の予測値、制御量の目標値に対する補正値、前記制御対象装置に対する操作量の予測値、及び操作量に対する補正値のいずれかにより構成される、
請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。 - 制御対象装置の状態に関する測定値を取得する取得部と、
予測モデルを使用して、取得された前記測定値から、前記制御対象装置の未来の動作又は状態に関する予測を行う予測部と、
前記予測の結果を利用して、前記制御対象装置に対する制御指令を決定し、かつ決定された制御指令を下位コントローラに出力する動作決定部と、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かを判定する評価部と、
を備える上位コントローラであって、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たさないと判定された場合に、前記動作決定部は、前記予測の結果の利用を停止する、
上位コントローラ。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、前記予測モデルの生成に使用された学習データの範囲に取得された前記測定値が属するか否かに基づいて判定される、
請求項7に記載の上位コントローラ。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、動作を制御する際の前記制御対象装置の動作条件が、前記予測モデルの生成に使用された学習データを収集した際の制御対象装置の動作条件の範囲に属するか否かに基づいて判定される、
請求項7に記載の上位コントローラ。 - コンピュータが、
制御対象装置の状態に関する測定値を取得するステップと、
予測モデルを使用して、取得された前記測定値から、前記制御対象装置の未来の動作又は状態に関する予測を行うステップと、
前記予測の結果を利用して、前記制御対象装置に対する制御指令を決定するステップと、
決定された制御指令に基づいて、前記制御対象装置の動作を制御するステップと、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かを判定するステップと、
を実行する制御方法であって、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たさないと判定された場合に、前記コンピュータは、前記予測の結果の利用を停止する、
制御方法。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、前記予測モデルの生成に使用された学習データの範囲に取得された前記測定値が属するか否かに基づいて判定される、
請求項10に記載の制御方法。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、動作を制御する際の前記制御対象装置の動作条件が、前記予測モデルの生成に使用された学習データを収集した際の制御対象装置の動作条件の範囲に属するか否かに基づいて判定される、
請求項10に記載の制御方法。 - コンピュータに、
制御対象装置の状態に関する測定値を取得するステップと、
予測モデルを使用して、取得された前記測定値から、前記制御対象装置の未来の動作又は状態に関する予測を行うステップと、
前記予測の結果を利用して、前記制御対象装置に対する制御指令を決定するステップと、
決定された制御指令に基づいて、前記制御対象装置の動作を制御するステップと、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かを判定するステップと、
を実行させるための制御プログラムであって、
前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たさないと判定された場合に、前記コンピュータに、前記予測の結果の利用を停止させる、
制御プログラム。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、前記予測モデルの生成に使用された学習データの範囲に取得された前記測定値が属するか否かに基づいて判定される、
請求項13に記載の制御プログラム。 - 前記予測モデルを使用する条件が信頼性条件を満たすか否かは、動作を制御する際の前記制御対象装置の動作条件が、前記予測モデルの生成に使用された学習データを収集した際の制御対象装置の動作条件の範囲に属するか否かに基づいて判定される、
請求項13に記載の制御プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH1074188A (ja) * | 1996-05-23 | 1998-03-17 | Hitachi Ltd | データ学習装置およびプラント制御装置 |
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