JP2021190470A - Resistor and resistor mounting structure including the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、抵抗器及びこれを備える抵抗器実装構造に関する。 The present invention relates to a resistor and a resistor mounting structure including the resistor.
特許文献1には、ねじ締めによって被実装体に実装される抵抗器が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の抵抗器がねじ締めによって被実装体に実装される場合、ねじを強固に締め付けると、ねじ締めの回転に伴う外力が抵抗器にも伝わり、被実装体に対し抵抗器自身が回転してしまう。このため、ねじ締めによる抵抗器の位置決めの精度が低下するという問題点があった。
However, when the resistor described in
本発明は、この問題点に鑑みてなされたものであり、ねじ締めによる位置決めの精度が向上する抵抗器及び抵抗器実装構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of this problem, and an object of the present invention is to provide a resistor and a resistor mounting structure in which the accuracy of positioning by screw tightening is improved.
本発明のある態様によれば、抵抗器と、前記抵抗器がねじ締めによって実装される被実装体と、を備える抵抗器実装構造であって、前記被実装体には、ねじ締めによる前記抵抗器の一方回転を規制するための第1回転規制壁が立設され、前記抵抗器は、抵抗体と、前記抵抗体を覆う絶縁外装体と、ねじ締めを行うための貫通孔と、側面から突出し前記第1回転規制壁の壁面と面当接可能に設けられる第1突出部と、を有する、抵抗器実装構造が提供される。 According to an aspect of the present invention, there is a resistor mounting structure including a resistor and a mounted body to which the resistor is mounted by screw tightening, and the mounted body has the resistance by screw tightening. A first rotation regulation wall for restricting one rotation of the resistor is erected, and the resistor has a resistor, an insulating exterior body covering the resistor, a through hole for screw tightening, and a side surface. Provided is a resistor mounting structure having a protrusion and a first protrusion provided so as to be able to come into contact with the wall surface of the first rotation restricting wall.
本発明の他の態様によれば、抵抗体と、前記抵抗体を覆う絶縁外装体と、ねじ締めを行うための貫通孔と、を備え、前記絶縁外装体には、側面から突出する突出部が設けられる、抵抗器が提供される。 According to another aspect of the present invention, the insulating outer body is provided with a resistor, an insulating outer body covering the resistor, and a through hole for screw tightening, and the insulating outer body has a protruding portion protruding from a side surface. Is provided, a resistor is provided.
本発明の態様によれば、ねじ締めによる抵抗器の位置決めの精度を向上させることができる。 According to the aspect of the present invention, the accuracy of positioning the resistor by screw tightening can be improved.
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態(以下、本実施形態と称する。)について説明する。本明細書においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention (hereinafter referred to as the present embodiment) will be described with reference to the accompanying drawings. In the present specification, the same elements are designated by the same reference numerals throughout the specification.
(抵抗器実装構造)
まず、図1及び図2を参照しながら本実施形態に係る抵抗器実装構造100について説明する。
(Resistance mounting structure)
First, the
図1は、本実施形態に係る抵抗器実装構造100を示す斜視図である。図2は、抵抗器実装構造100の平面図である。
FIG. 1 is a perspective view showing a
本実施形態に係る抵抗器実装構造100は、車両等に取り付けられる車載用の抵抗器実装構造である。しかしながら、抵抗器実装構造100は、これに限定されるものではなく、例えば、エアコン等の一般的な電子機器に取り付けられる抵抗器実装構造であってもよい。
The
図1及び図2に示すように、抵抗器実装構造100は、抵抗器1と、抵抗器1がねじ締めによって実装される被実装体としての筐体2と、を備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
(筐体)
まず、図3を参照しながら抵抗器実装構造100の一部を構成する筐体2について説明する。
(Case)
First, the housing 2 constituting a part of the
図3は、被実装体としての筐体2の斜視図である。 FIG. 3 is a perspective view of the housing 2 as a mounted body.
図3に示すように、筐体2は、金属製の板材から構成される。筐体2は、筐体2を厚み方向に沿って貫通するねじ締め用の貫通孔21と、抵抗器1に対向する一方面としての上面から突出する係合部としての係合ピン22と、上面から立設される一対の回転規制壁23と、を有する。
As shown in FIG. 3, the housing 2 is made of a metal plate material. The housing 2 has a screw-tightening through
貫通孔21の内周には、図示しないねじと螺合する雌ねじが形成される。係合ピン22は、後述する窪み部19と係合するための係合部である。
A female screw to be screwed with a screw (not shown) is formed on the inner circumference of the through
一対の回転規制壁23は、可撓性を有さない。すなわち、一対の回転規制壁23は、外力によって弾性変形がしないように形成される。一対の回転規制壁23は、第1回転規制壁としての金属製の左側回転規制壁231と、第2回転規制壁としての金属製の右側回転規制壁232とから構成される。
The pair of
左側回転規制壁231は、ねじ締めによる抵抗器1の一方回転(ここでは、時計回り)を規制するための壁部である。左側回転規制壁231においては、右側回転規制壁232に対向する壁面が抵抗器1の後述する左側突出部181と面当接可能に設けられる。なお、本実施形態では、左側回転規制壁231の当該壁面は、平坦面である。そして、左側回転規制壁231の平坦面としての壁面は、筐体2の上面と直交となるように構成されることが好ましい。
The left
一方、右側回転規制壁232は、ねじ緩めによる抵抗器1の他方回転(ここでは、反時計回り)を規制するための壁部である。右側回転規制壁232においては、左側回転規制壁231に対向する壁面が抵抗器1の後述する右側突出部182と面当接可能に設けられる。なお、本実施形態では、右側回転規制壁232の当該壁面は、平坦面である。そして、右側回転規制壁232の平坦面としての壁面は、筐体2の上面と直交となるように構成されることが好ましい。すなわち、左側回転規制壁231の平坦面としての壁面と、右側回転規制壁232の平坦面としての壁面とは、平行となるように構成されることが好ましい。
On the other hand, the right side
一対の回転規制壁23は、基端(下端)と先端(上端)との間の距離(一対の回転規制壁23の高さ)が抵抗器1の下面と抵抗器1の後述する一対の突出部18の上面との間の距離以上となるように形成される。これにより、一対の突出部18をその上端からその下端までの領域に亘って一対の回転規制壁23に面当接させることができるので、一対の突出部18と一対の回転規制壁23とが面当接する当接面積を大きくすることができる。なお、本実施形態では、一対の回転規制壁23は、先端が一対の突出部18の上面を超えるように形成される。
In the pair of
本実施形態では、一対の回転規制壁23は、長手方向の一端から長手方向の他端までの領域に亘って一対の突出部18と面当接するように形成される。また、一対の回転規制壁23は、強度が保たれて弾性変形しないように所定の肉厚(幅方向の厚み)を有することが好ましい。さらに、一対の回転規制壁23は、抵抗器1と当接させたときに抵抗器1に損傷を与えないように、角部が丸みを帯びることが好ましい。
In the present embodiment, the pair of
一対の回転規制壁23の間には、収容されるように抵抗器1が配置される。具体的には、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間に挟まれて、収容されるように抵抗器1が配置される(図1及び図2参照)。
A
(抵抗器)
次に、図4Aから図6を参照しながら抵抗器実装構造100の第二領域を構成する抵抗器1の構成について説明する。
(Resistor)
Next, the configuration of the
図4Aは、抵抗器1の平面図である。図4Bは、抵抗器1の底面図である。図4Cは、抵抗器1の正面図である。図4Dは、抵抗器1の右側面図である。図5は、図4BにおけるV−V線に沿う断面図である。図6は、図4BにおけるVI−VI線に沿う断面図である。なお、図中において、抵抗器1の長手方向、幅方向及び高さ方向を、それぞれX軸に沿う方向、Y軸に沿う方向及びZ軸に沿う方向とする。以下、説明の便宜上、抵抗器1の長手方向、幅方向及び高さ方向を単に長手方向、幅方向及び高さ方向と称する。
FIG. 4A is a plan view of the
本実施形態に係る抵抗器1は、扁平型の車載用の大電力用抵抗器であり、例えば1000Vの高電圧での動作が可能に構成される。図1及び図2に示すように、抵抗器1は、一対の回転規制壁23の間に収容されるように筐体2に実装される。
The
図4Aから図6に示すように、抵抗器1は、絶縁基板11と、抵抗体12(図5参照)と、一対の電極13(図6参照)と、一対の外部接続端子14(図6参照)と、絶縁外装体15と、貫通孔173と、を有する。
As shown in FIGS. 4A to 6, the
絶縁基板11は、例えばアルミナ等からなる直方体形状の薄型の基板である。絶縁基板11の一方面としての上面には、抵抗体12、一対の電極13及び一対の外部接続端子14が設けられる。絶縁基板11の他方面としての下面は、絶縁外装体15により覆われることなく、絶縁外装体15から露出している。本実施形態では、絶縁基板11の下面は、ねじ締めによって筐体2の一方面としての上面と当接する。これにより、作動時に抵抗器1から発生する熱を筐体2を通じて効果的に放出することができる。
The insulating
抵抗体12は、例えば酸化ルテニウム系の材料からなる厚膜抵抗体であり、スクリーン印刷等によって絶縁基板11の上面に形成される。なお、抵抗体12のパターン形状は、任意であり、所定のパターン形状に限定されるものではない。
The
一対の電極13は、抵抗体12と電気的に接続されるように絶縁基板11の上面に設けられる。また、一対の電極13は、幅方向に沿って配列される。さらに、一対の電極13は、例えば銀系又は銀パラジウム系の金属材料からなり、銀パラジウム系の材料の場合にパラジウムリッチとすることが好ましい。
The pair of
一対の外部接続端子14は、それぞれ電気的に接続されるように一対の電極13に設けられる。一対の電極13と一対の外部接続端子14との接合は、半田付け、超音波接合、焼結材又は導電性接着剤等により行われる。一対の外部接続端子14は、一端が一対の電極13と電気的に接続されるとともに他端が絶縁外装体15(具体的には、絶縁外装体15の正面155)から突出する。
The pair of
また、一対の外部接続端子14は、所定の間隔を間に空けるとともに、長手方向に沿って延在するように設けられる。なお、一対の外部接続端子14は、銅等の材料からなる扁平型の一対のリード端子であり、その先端の形状が接続先によって任意の形状とする(図面では先端を省略している。)。さらに、一対の外部接続端子14は、均一の断面を有する。
Further, the pair of
なお、抵抗体12の上面全体及び電極13のうち外部接続端子14の一端との接合部を除く部分の上面は、ガラス等の保護膜により被覆してもよい。
The entire upper surface of the
絶縁外装体15は、抵抗体12、一対の電極13及び外部接続端子14の一部を覆うように図示しない上金型及び下金型によってモールド成形される扁平型の包装体である。具体的には、絶縁外装体15は、絶縁基板11の下面を露出させるように、抵抗体12、一対の電極13及び外部接続端子14の一部に加え、絶縁基板11の上面及び両側面を覆っている。なお、前記絶縁外装体15は、例えばエポキシ樹脂等の絶縁樹脂から構成される。
The insulating
また、絶縁外装体15は、筐体2に対向する一方面としての下面151、下面151に背向する上面152、第1側面としての左側面153、左側面153に背向する第2側面としての右側面154、外部接続端子14の他端が突出する正面155、及び正面155に背向する背面156の六つの面を有する。
Further, the insulating
上述のように、絶縁外装体15は、図示しない上金型及び下金型によってモールド成形されるので、一対の外部接続端子14を挟む絶縁外装体15の外周のうちの左側面153、右側面154、正面155及び背面156には、それぞれ境界線としてのパーティングライン153A、154A、155A(図4C参照)、156A(図4D参照)が上金型及び下金型によってそれぞれ形成される。パーティングライン153A,154Aは、長手方向に沿って延在するように形成される。一方、パーティングライン155A,156Aは、幅方向に沿って延在するように形成される。
As described above, since the insulating
なお、本実施形態では、パーティングライン153A,154Aは、外部接続端子14を絶縁外装体15の上部に寄せて配置し、筐体2から離間するため、上面152側寄りに形成される(図4C及び図4D参照)。しかしながら、パーティングライン153A,154Aは、これに限定されるものではなく、下面151側寄りに形成されてもよいし、上面152と下面151との中央に形成されてもよい。
In this embodiment, the
左側面153は、パーティングライン153Aによって、パーティングライン153Aよりも上方に位置する上左側面153Bと、パーティングライン153Aよりも下方に位置する下左側面153Cとに分割される。上左側面153B及び下左側面153Cは、それぞれ高さ方向に対し僅かに傾斜するテーパ面からなる。そして、左側面153は、上左側面153Bと下左側面153Cとによって、正面視において略「<」字型に形成される(図4C参照)。
The
同様に、右側面154は、パーティングライン154Aによって、パーティングライン154Aよりも上方に位置する上右側面154Bと、パーティングライン154Aよりも下方に位置する下右側面154Cとに分割される。上右側面154B及び下右側面154Cも、それぞれ高さ方向に対し僅かに傾斜するテーパ面からなる。そして、右側面154は、上右側面154Bと下右側面154Cとによって、正面視において略「>」字型に形成される(図4C参照)。
Similarly, the
すなわち、上左側面153Bと上右側面154Bとは、両者間の距離が上面152からパーティングライン153A,154Aに向かうにしたがって漸次大きくなるように形成される。また、下左側面153Cと下右側面154Cとは、両者間の距離が下面151からパーティングライン153A,154Aに向かうにしたがって漸次大きくなるように形成される。
That is, the upper
さらに、絶縁外装体15は、絶縁基板11と重なる第一部分16と、絶縁基板11と重ならない第二部分17と、を有する。第一部分16と第二部分17とは、長手方向に沿って配列される。そして、第一部分16は、長手方向の長さが第二部分17の長手方向の長さよりも長く形成される。
Further, the insulating
絶縁外装体15の第一部分16には、それぞれ左側面153及び右側面154から突出する第1突出部としての左側突出部181及び第2突出部としての右側突出部182が設けられる。そして、左側突出部181と右側突出部182とは、対称となる一対の突出部18を構成する。
The
本実施形態では、一対の突出部18は、絶縁外装体15の第一部分16に設けられる。しかしながら、一対の突出部18は、これに限定されるものではなく、例えば、絶縁外装体15の第二部分17に設けられてもよい。
In this embodiment, the pair of
左側突出部181は、筐体2の左側回転規制壁231(図3参照)の壁面と面当接可能に設けられる。これにより、抵抗器1がねじ締めによって筐体2に実装されるとき、左側突出部181が筐体2の左側回転規制壁231の壁面と面当接することで、抵抗器1自身が回転してしまうことを抑制することができる。この結果、抵抗器1の位置決めの精度を向上させることができる。
The
また、左側突出部181を左側回転規制壁231の壁面に面当接させるため、絶縁外装体15の本体(すなわち、左側突出部181を除いた絶縁外装体15の左側面153の領域)と左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができる。この結果、絶縁外装体15の本体と左側回転規制壁231の壁面との当接による絶縁外装体15の本体への応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Further, in order to bring the
具体的には、左側突出部181は、左側回転規制壁231の壁面と面当接可能な第1平坦面181Aを有する。第1平坦面181Aは、パーティングライン153Aと同一平面上に位置するように形成される。これにより、パーティングライン153Aに加えて、左側突出部181の第1平坦面181Aが左側回転規制壁231と面当接するため、パーティングライン153Aのみが左側回転規制壁231と当接することを回避することができる。この結果、パーティングライン153A(線状)と左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができるので、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。よりも外側に突出するように設けられる。なお、第1平坦面181Aは、長手方向及び高さ方向に沿って延在するように形成される。
Specifically, the
本実施形態では、左側突出部181の第1平坦面181Aは、パーティングライン153Aと同一平面上に位置するように形成される。しかしながら、第1平坦面181Aは、これに限定されるものではなく、例えば、パーティングライン153Aよりも外側に突出するように形成されてもよい。この場合、左側突出部181の第1平坦面181Aは、筐体2の左側回転規制壁231の壁面と面当接するとき、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との間に間隙が形成されるように設けられる。これにより、同様に左側面153のパーティングライン153A(線状)と左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができるので、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
In the present embodiment, the first
本実施形態では、左側突出部181は、第1平坦面181Aを有する。しかしながら、左側突出部181は、これに限定されるものではなく、例えば左側回転規制壁231の壁面と面当接可能な湾曲面を有してもよい。この場合、左側回転規制壁231の壁面は、左側突出部181の湾曲面に対応して、湾曲することになる。
In this embodiment, the
さらに、左側突出部181は、パーティングライン153Aよりも下方側である下左側面153Cに配置される。本実施形態では、下左側面153Cは、高さ方向の高さが上左側面153Bの高さ方向の高さよりも大きいため、下左側面153Cに配置される左側突出部181の高さ方向の高さを比較的大きくすることができる。この結果、左側突出部181と左側回転規制壁231の壁面との当接による左側突出部181への応力集中を緩和することができ、抵抗器1の使用信頼性をより向上させることができる。
Further, the
そして、左側突出部181への応力集中の緩和及び金型(ここでは、下金型)からの絶縁外装体15の抜けやすさの両立を図るために、左側突出部181は、高さが絶縁外装体15の高さの1/5以上1/2以下であることが好ましい。
The height of the
左側突出部181の高さが絶縁外装体15の高さの1/5を下回ると、左側突出部181と左側回転規制壁231の壁面との当接面積が小さすぎて、左側突出部181への応力集中を十分に緩和することができない。一方、左側突出部181の高さが絶縁外装体15の高さの1/2を上回ると、金型から絶縁外装体15が抜けにくくなる。
When the height of the
本実施形態では、左側突出部181は、パーティングライン153Aよりも下方側である下左側面153Cに配置される。しかしながら、左側突出部181は、これに限定されるものではなく、例えば、パーティングライン153Aよりも上方側である上左側面153Bに配置されてもよい。
In the present embodiment, the
すなわち、左側突出部181をパーティングライン153Aよりも上方側又は下方側のいずれかの片方側に配置すればよい。左側突出部181がパーティングライン153Aよりも片方側に配置される場合、左側突出部181は、筐体2に対向する一方側としての下側、又は下側に背向する他方側としての上側が、側面視においてパーティングライン153Aと重なるように形成される。これにより、左側突出部181を、上金型と下金型とによって容易に絶縁外装体15の左側面153に形成することができる。
That is, the
左側突出部181は、絶縁外装体15から突出する一方の外部接続端子14(ここでは、左側の外部接続端子14)の他端から離間するように絶縁外装体15の第一部分16のうち抵抗器1の長手方向中央寄りに配置される。これにより、左側突出部181と面当接する金属製の左側回転規制壁231を、できるだけ一方の外部接続端子14の他端から遠ざけることができるので、一方の外部接続端子14の他端と左側回転規制壁231との近接による絶縁破壊を抑制することができる。
The
また、左側突出部181が絶縁外装体15の第一部分16に配置されるため、左側突出部181を貫通孔173から離間した位置に設けることができるので、回転規制を効果的に向上させることができる。
Further, since the
右側突出部182は、筐体2の右側回転規制壁232(図3参照)の壁面と面当接可能に設けられる。これにより、抵抗器1がねじ緩めによって筐体2から取り外されるとき、右側突出部182が筐体2の右側回転規制壁232の壁面と面当接することで、抵抗器1自身が回転してしまうことを抑制することができる。
The
また、右側突出部182を右側回転規制壁232の壁面に面当接させるため、絶縁外装体15の本体(すなわち、右側突出部182を除いた絶縁外装体15の右側面154の領域)と右側回転規制壁232の壁面との当接を回避することができる。この結果、絶縁外装体15の本体と右側回転規制壁232の壁面との当接による絶縁外装体15の本体への応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Further, in order to bring the
具体的には、右側突出部182は、右側回転規制壁232の壁面と面当接可能な第2平坦面182Aを有する。第2平坦面182Aは、パーティングライン154Aと同一平面上に位置するように形成される。これにより、パーティングライン154Aに加えて、第2平坦面182Aが右側回転規制壁232と面当接するため、パーティングライン154Aのみが右側回転規制壁232と当接することを回避することができる。この結果、パーティングライン154A(線状)と右側回転規制壁232の壁面との当接によるパーティングライン154Aへの応力集中を抑制することができるので、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。なお、第2平坦面182Aは、長手方向及び高さ方向に沿って延在するように形成される。
Specifically, the
本実施形態では、右側突出部182の第2平坦面182Aは、パーティングライン154Aと同一平面上に位置するように形成される。しかしながら、第2平坦面182Aは、これに限定されるものではなく、例えば、パーティングライン154Aよりも外側に突出するように形成されてもよい。この場合、右側突出部182の第2平坦面182Aは、筐体2の右側回転規制壁232の壁面と面当接するとき、パーティングライン154Aと右側回転規制壁232の壁面との間に間隙が形成されるように設けられる。これにより、同様に右側面154のパーティングライン154A(線状)と右側回転規制壁232の壁面との当接を回避することができるので、パーティングライン154Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン154Aへの応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
In the present embodiment, the second
本実施形態では、右側突出部182は、第2平坦面182Aを有する。しかしながら、右側突出部182は、これに限定されるものではなく、例えば右側回転規制壁232の壁面と面当接可能な湾曲面を有してもよい。この場合、右側回転規制壁232の壁面は、右側突出部182の湾曲面に対応して、湾曲することになる。
In this embodiment, the
さらに、右側突出部182は、パーティングライン154Aよりも下方側である下右側面154Cに配置される。本実施形態では、下右側面154Cは、高さ方向の高さが上右側面154Bの高さ方向の高さよりも大きいため、下右側面154Cに配置される右側突出部182の高さ方向の高さを比較的大きくすることができる。この結果、右側突出部182と右側回転規制壁232の壁面との当接による右側突出部182への応力集中を緩和することができ、抵抗器1の使用信頼性をより向上させることができる。
Further, the
そして、右側突出部182への応力集中の緩和及び金型(ここでは、下金型)からの絶縁外装体15の抜けやすさの両立を図るために、右側突出部182は、高さが絶縁外装体15の高さの1/5以上1/2以下であることが好ましい。
The height of the
右側突出部182の高さが絶縁外装体15の高さの1/5を下回ると、右側突出部182と右側回転規制壁232の壁面との当接面積が小さすぎて、右側突出部182への応力集中を十分に緩和することができない。一方、右側突出部182の高さが絶縁外装体15の高さの1/2を上回ると、金型から絶縁外装体15が抜けにくくなる。
When the height of the
本実施形態では、右側突出部182は、パーティングライン154Aよりも下方側である下右側面154Cに配置される。しかしながら、右側突出部182は、これに限定されるものではなく、例えば、パーティングライン154Aよりも上方側である上右側面154Bに配置されてもよい。
In the present embodiment, the
すなわち、右側突出部182をパーティングライン154Aよりも上方側又は下方側のいずれかの片方側に配置すればよい。右側突出部182がパーティングライン154Aよりも片方側に配置される場合、右側突出部182は、筐体2に対向する一方側としての下側又は下側に背向する他方側としての上側が、側面視においてパーティングライン154Aと重なるように形成される。これにより、右側突出部182を、上金型と下金型とによって容易に絶縁外装体15の右側面154に形成することができる。
That is, the right-
右側突出部182は、絶縁外装体15から突出する他方の外部接続端子14(ここでは、右側の外部接続端子14)の他端から離間するように絶縁外装体15の第一部分16が配置される。これにより、右側突出部182と面当接する金属製の右側回転規制壁232を、できるだけ他方の外部接続端子14の他端から遠ざけることができるので、他方の外部接続端子14の他端と右側回転規制壁232との近接による絶縁破壊を抑制することができる。
In the right-
また、右側突出部182が絶縁外装体15の第一部分16に配置されるため、右側突出部182を貫通孔173から離間した位置に設けることができるので、回転規制を効果的に向上させることができる。
Further, since the
左側突出部181と右側突出部182との間の距離は、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間の距離よりも僅かに小さい。すなわち、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間の距離は、左側突出部181と右側突出部182との間の距離よりも僅かに大きい。
The distance between the
具体的には、左側回転規制壁231の右側回転規制壁232に対向する壁面と右側回転規制壁232の左側回転規制壁231に対向する壁面との間の距離は、左側突出部181の第1平坦面181Aと右側突出部182の第2平坦面182Aとの間の距離よりも僅かに大きい。これにより、左側突出部181及び右側突出部182が設けられる抵抗器1を、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間に僅かに隙間を有した状態で収容されるように筐体2に実装することができる。
Specifically, the distance between the wall surface of the left side
図4Bに示すように、絶縁外装体15の第二部分17には、貫通孔173及び被係合部としての窪み部19が形成される。これにより、貫通孔173及び窪み部19を絶縁外装体15の第二部分17に集約することができるので、絶縁外装体15全体の小型化を図ることができる。
As shown in FIG. 4B, a through
本実施形態では、被係合部は、第二部分17の筐体2に対向する絶縁外装体の下面151に形成される窪み部19から構成される。しかしながら、被係合部は、これに限定されるものではなく、例えば、第二部分17を高さ方向に沿って貫通する別の貫通孔から構成されてもよいし、又は、第二部分17の側面に形成される切り欠きから構成されてもよい。これらの場合、抵抗器1を実装した状態でも被係合部と係合する係合ピン22を直接視認することができるので、抵抗器実装構造100の実装性を向上させることができる。なお、窪み部19は、係合ピン22へ着脱しやすくするため、内壁又は開口を傾斜させてもよい。
In the present embodiment, the engaged portion is composed of a recessed
第二部分17の中央には、高さ方向に沿って絶縁外装体15を貫通する取付孔171が形成される。取付孔171の内周側には、取付孔171を補強するための円環状の金属ブッシュ172が取り付けられてもよい。金属ブッシュ172の内周には、雌ねじが形成されてよい。また、金属ブッシュ172の内周側には、ねじ締めを行うための貫通孔173が形成される。抵抗器1の貫通孔173は、筐体2の貫通孔21の真上に形成される。
At the center of the
窪み部19は、係合ピン22と係合するための被係合部である。また、窪み部19は、貫通孔173とは幅方向に沿って配列される。これにより、窪み部19と貫通孔173とが長手方向に沿って配列される構成に比べ、絶縁外装体15の第二部分17における長手方向の小型化を図ることができる。
The recessed
また、窪み部19は、貫通孔173を基準に左側突出部181と同じ側に配置してもよいが、貫通孔173を挟んで左側突出部181とは反対側(ここでは、上面視において右側)に配置されることが好ましい。これにより、窪み部19が左側突出部181から離間する位置に配置されるので、ねじ締めによる回転を抑制する力が強くなる。
Further, the recessed
なお、窪み部19と左側突出部181とは可能な限り離間した位置に配置される。窪み部19を、左側突出部181と貫通孔173とを結ぶ直線の延長線上に配置させることが好ましい。すなわち、窪み部19と左側突出部181とは、貫通孔173を挟むように貫通孔173を通過する直線上に配置されることが好ましい。
The
次に、本実施形態による作用効果について説明する。 Next, the action and effect of this embodiment will be described.
本実施形態に係る抵抗器実装構造100は、抵抗器1と、抵抗器1がねじ締めによって実装される筐体2と、を備える抵抗器実装構造100であって、筐体2には、ねじ締めによる抵抗器1の一方回転を規制するための左側回転規制壁231が立設され、抵抗器1は、抵抗体12と、抵抗体12を覆う絶縁外装体15と、ねじ締めを行うための貫通孔173と、絶縁外装体15には、左側面153から突出し、左側回転規制壁231の壁面と面当接可能に設けられる左側突出部181と、を有する。
The
この構成によれば、抵抗器1がねじ締めによって筐体2に実装されるとき、左側突出部181が筐体2の左側回転規制壁231の壁面と面当接するため、抵抗器1自身が回転してしまうことを抑制することができる。この結果、抵抗器1の位置決めの精度を向上させることができる。
According to this configuration, when the
また、左側突出部181を左側回転規制壁231の壁面に面当接させるため、絶縁外装体15の本体(すなわち、左側突出部181を除いた絶縁外装体15の左側面153の領域)と左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができる。この結果、絶縁外装体15の本体と左側回転規制壁231の壁面との当接による絶縁外装体15の本体への応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Further, in order to bring the
また、本実施形態では、抵抗器1は、上面に抵抗体12が設けられる絶縁基板11をさらに有する。そして、絶縁外装体15は、絶縁基板11と重なる第一部分16と、絶縁基板11と重ならない第二部分17と、を有する。筐体2の第二部分17に対向する上面には、突出する係合ピン22が設けられ、第二部分17には、貫通孔173及び係合ピン22と係合する窪み部19が形成される。
Further, in the present embodiment, the
この構成によれば、貫通孔173及び窪み部19を絶縁外装体15の第二部分17に集約することができるので、絶縁外装体15全体の小型化を図ることができる。
According to this configuration, the through
また、本実施形態では、抵抗器1は、抵抗体12に接続される電極13と、一端が電極13と接続されるとともに他端が絶縁外装体15の正面155から突出する外部接続端子14と、をさらに有する。そして、外部接続端子14は、抵抗器1の長手方向に沿って延在し、窪み部19と貫通孔173とは、抵抗器1の幅方向に沿って配列される。
Further, in the present embodiment, the
この構成によれば、窪み部19と貫通孔173とが長手方向に沿って配列される構成に比べ、絶縁外装体15の第二部分17における長手方向の小型化を図ることができる。
According to this configuration, the size of the
また、本実施形態では、窪み部19は、貫通孔173を挟んで左側突出部181とは反対側に配置される。
Further, in the present embodiment, the recessed
この構成によれば、窪み部19が左側突出部181から離間する位置に配置されるので、ねじ締めによる回転を抑制する力が強くなり、取付位置精度が向上する。
According to this configuration, since the recessed
また、本実施形態では、左側突出部181は、外部接続端子14の他端から離間するように第一部分16のうち抵抗器1の長手方向中央寄りに配置される。
Further, in the present embodiment, the
この構成によれば、左側突出部181と面当接する金属製の左側回転規制壁231を、できるだけ一方の外部接続端子14の他端から遠ざけることができるので、一方の外部接続端子14の他端と左側回転規制壁231との近接による絶縁破壊を抑制することができる。
According to this configuration, the metal left
また、本実施形態では、絶縁外装体15は、上金型と下金型とによってモールド成形されるものであり、その左側面153に抵抗器1の長手方向に沿って延在するパーティングライン153Aが上金型と下金型とによって形成される。そして、左側突出部181は、側面視において、筐体2に対向する下面又は下面に背向する上面がパーティングライン153Aと重なるようにパーティングライン153Aよりも片方側に配置される。
Further, in the present embodiment, the insulating
この構成によれば、左側突出部181を、上金型と下金型とによって容易に絶縁外装体15の左側面153に形成することができる。
According to this configuration, the
また、本実施形態では、左側突出部181は、パーティングライン153Aよりも外側に突出し、左側突出部181が左側回転規制壁231の壁面と面当接するとき、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との間には、間隙が形成される。
Further, in the present embodiment, the
この構成によれば、左側面153のパーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができるので、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
According to this configuration, the contact between the
また、本実施形態では、左側突出部181は、左側回転規制壁231の壁面と面当接可能な第1平坦面181Aを有する。そして、第1平坦面181Aは、パーティングライン153Aとは同一平面上に位置するように形成される。
Further, in the present embodiment, the
この構成によれば、パーティングライン153Aに加えて、第1平坦面181Aが左側回転規制壁231と当接するため、パーティングライン153Aのみが左側回転規制壁231と当接することを回避することができる。この結果、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができるので、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
According to this configuration, in addition to the
また、本実施形態では、左側突出部181は、高さが絶縁外装体15の高さの1/5以上1/3以下である。
Further, in the present embodiment, the height of the
この構成によれば、左側突出部181への応力集中の緩和及び下金型からの絶縁外装体15の抜けやすさの両立を図ることができる。
According to this configuration, it is possible to alleviate the stress concentration on the
また、本実施形態では、筐体2には、ねじ緩めによる抵抗器1の他方回転を規制するための右側回転規制壁232が立設され、絶縁外装体15には、左側面153に背向する右側面154から突出し、右側回転規制壁232の壁面と面当接可能な右側突出部182が設けられる。
Further, in the present embodiment, the housing 2 is provided with a right-side
この構成によれば、抵抗器1がねじ緩めによって筐体2から取り外されるとき、右側突出部182が筐体2の右側回転規制壁232の壁面と面当接するため、抵抗器1自身が回転してしまうことを抑制することができる。
According to this configuration, when the
また、右側突出部182を右側回転規制壁232の壁面に面当接させるため、絶縁外装体15の本体(すなわち、右側突出部182を除いた絶縁外装体15の右側面154の領域)と右側回転規制壁232の壁面との当接を回避することができる。この結果、絶縁外装体15の本体と右側回転規制壁232の壁面との当接による絶縁外装体15の本体への応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Further, in order to bring the
また、本実施形態では、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間の距離は、左側突出部181と右側突出部182との間の距離よりも大きい。
Further, in the present embodiment, the distance between the wall surface of the left side
この構成によれば、左側突出部181及び右側突出部182が設けられる抵抗器1を、左側回転規制壁231の壁面と右側回転規制壁232の壁面との間に収容されるように筐体2に実装することができる。
According to this configuration, the
(抵抗器1の第1変形例)
次に、図7を参照しながら抵抗器1の第1変形例について説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と相違する点について説明する。
(First modification of resistor 1)
Next, a first modification of the
図7は、抵抗器1の第1変形例を示す底面図である。
FIG. 7 is a bottom view showing a first modification of the
上述した実施形態では、抵抗器1の被係合部は、一つの窪み部19から構成される。しかしながら、被係合部は、これに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように二つの窪み部19A,19Bから構成されてもよい。この場合、筐体2の上面には、窪み部19A,19Bと係合する二つの係合ピン(図示しない)が設けられる。
In the above-described embodiment, the engaged portion of the
本変形例の窪み部19Aは、上述した実施形態の窪み部19に相当するため、説明を省略する。一方、窪み19部Bは、貫通孔173に対し窪み部19Aと対称的に形成される。窪み部19A、貫通孔173及び窪み部19Bは、幅方向に沿って配列される。
Since the recessed
また、窪み部19Bは、貫通孔173を基準に左側突出部181と同じ側に配置してもよいが、貫通孔173を挟んで右側突出部182とは反対側に配置される。これにより、窪み部19Bが右側突出部182から離間する位置に配置されるので、ねじ緩めによる回転を抑制する力が強くなり、取付位置精度が向上する。
Further, the
なお、窪み部19Bと右側突出部182とは可能な限り離間した位置に配置される。窪み部19Bを、右側突出部182と貫通孔173とを結ぶ直線の延長線上に配置させることが好ましい。すなわち、窪み部19と右側突出部182とは、貫通孔173を挟むように貫通孔173を通過する直線上に配置されることが好ましい。
The
本変形例では、被係合部は、窪み部19Bを有する。しかしながら、被係合部は、これに限定されるものではなく、窪み部19Bの代わりに絶縁外装体15の第二部分17を高さ方向に沿って貫通する別の貫通孔から構成されてもよいし、又は、第二部分17の側面に形成される切り欠きから構成されてもよい。これらの場合、被係合部と係合する係合ピンを直接視認することができるので、抵抗器実装構造100の実装性を向上させることができる。
In this modification, the engaged portion has a recessed
(抵抗器1の第2変形例)
次に、図8A及び図8Bを参照しながら抵抗器1の第2変形例について説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と相違する点について説明する。
(Second modification of resistor 1)
Next, a second modification of the
図8Aは、抵抗器1の第2変形例の要部を示す拡大正面図である。図8Bは、抵抗器1の第2変形例を示す右側面図である。
FIG. 8A is an enlarged front view showing a main part of the second modification of the
上述した実施形態では、抵抗器1の一対の突出部18(左側突出部181及び右側突出部182)は、それぞれ一対のパーティングライン153A,154Aよりも片方側に配置される。しかしながら、一対の突出部18は、これに限定されるものではなく、例えば、それぞれ一対のパーティングライン153A,154Aを跨るように配置されてもよい。
In the above-described embodiment, the pair of protrusions 18 (left
この場合、左側突出部181と右側突出部182(図8B参照)とは、同一の構成を有するため、図8を参照しながら左側突出部181の構成のみについて説明し、右側突出部182の構成について説明を省略する。
In this case, since the
図8Aに示すように、本変形例では、左側突出部181は、下左側面153Cのみに設けられるものではなく、上左側面153B及び下左側面153Cの両方に設けられる。この場合、左側突出部181の第1平坦面181Aは、パーティングライン153Aとは同一平面上に位置するように形成される。
As shown in FIG. 8A, in this modification, the
これにより、パーティングライン153Aに加えて、第1平坦面181Aが左側回転規制壁231と当接するため、パーティングライン153Aのみが左側回転規制壁231と当接することを回避することができる。この結果、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができるので、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
As a result, in addition to the
また、上述した実施形態では、金型からの絶縁外装体15の抜けやすさを維持する観点から、下左側面153Cに設けられた左側突出部181の高さを、絶縁外装体15の高さの1/2の以下にする必要がある。しかしながら、本変形例では、左側突出部181を上左側面153B及び下左側面153Cの両方に設けるので、それぞれ上左側面153B及び下左側面153Cに設けられる左側突出部181の上部分の高さ及び左側突出部181の下部分の高さを、絶縁外装体15の高さの1/2の以下にすれば、金型からの絶縁外装体15の抜けやすさが維持される。
Further, in the above-described embodiment, the height of the
これにより、左側突出部181が上左側面153B又は下左側面153Cのみに設けられる構成に比べ、金型からの絶縁外装体15の抜けやすさを維持しつつ、上左側面153B及び下左側面153Cの両方に設けられる左側突出部181の高さ(面積)を大きくすることができる。この場合、左側突出部181の第1平坦面181Aをその上端からその下端までの領域に亘って左側回転規制壁231の壁面に当接させるため、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中をより抑制することができるので、抵抗器1の使用信頼性をより向上させることができる。
As a result, as compared with the configuration in which the
(抵抗器1の第3変形例)
次に、図9A及び図9Bを参照しながら抵抗器1の第3変形例について説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と相違する点について説明する。
(Third modification example of resistor 1)
Next, a third modification of the
図9Aは、抵抗器1の第3変形例を示す斜視図である。図9Bは、抵抗器1の第3変形例を示す底面図である。
FIG. 9A is a perspective view showing a third modification of the
上述した実施形態では、抵抗器1は、絶縁基板11、抵抗体12、一対の電極13、一対の外部接続端子14及び絶縁外装体15を有する。しかしながら、抵抗器1は、これに限定されるものではなく、例えば、絶縁基板11、抵抗体12、一対の電極13、一対の外部接続端子14及び絶縁外装体15に加え、図9A及び図9Bに示すようにフランジ3を有してもよい。
In the above-described embodiment, the
この場合、図9A及び図9Bに示すように、本変形例のフランジ3は、金属製の板材である。また、フランジ3は、絶縁外装体15により覆われる第一領域31と、絶縁外装体15により覆われていない第二領域32と、を有する。なお、第一領域31と第二領域32とは、長手方向に沿って延在するように設けられる。
In this case, as shown in FIGS. 9A and 9B, the
フランジ3の第一領域31における上面には、絶縁基板11(図5及び図6参照)が例えば接着によって積層される。フランジ3の第一領域31における下面は、絶縁外装体15から露出し(図9B参照)、ねじ締めによって筐体2の上面と当接する。すなわち、フランジ3の第一領域31は、絶縁基板11と筐体2(図3参照)との間に配置される。
An insulating substrate 11 (see FIGS. 5 and 6) is laminated, for example, by adhesion on the upper surface of the
フランジ3の第二領域32は、絶縁外装体15(具体的には、絶縁外装体15の背面156)から突出する。すなわち、フランジ3の第二領域32は、絶縁外装体15を挟んで一対の外部接続端子14の他端とは反対側に位置するように設けられる。これにより、上述した実施形態の絶縁外装体15の第二部分17及び補強用の金属ブッシュ172を無くすことができる。
The
本変形例では、絶縁基板11の代わりに、第一領域31及び第二領域32を有するフランジ3の下面は、ねじ締めによって筐体2の上面と当接する。これにより、フランジ3の第一領域31に加え、フランジ3の第二領域32によって作動時に抵抗器1から発生する熱を筐体2を通じてより効果的に放出することができる。
In this modification, the lower surface of the
フランジ3の第二領域32には、ねじ締めを行うための貫通孔33と、筐体2の係合ピン22と係合するための被係合部としてのピン挿入孔34とが形成される。なお、貫通孔33及びピン挿入孔34は、それぞれ上述した実施形態の貫通孔173及び窪み部19に相当するため、説明を省略する。これにより、絶縁外装体15の第二部分17に貫通孔173及び窪み部19が形成される構成に比べ、抵抗器1全体の強度を向上させることができる。
In the
(抵抗器1の第4変形例)
次に、図10を参照しながら抵抗器1の第4変形例について説明する。なお、本変形例では、上述した第3変形例と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と相違する点について説明する。
(Fourth modification of resistor 1)
Next, a fourth modification of the
図10は、抵抗器1の第4変形例を示す斜視図である。
FIG. 10 is a perspective view showing a fourth modification of the
上述した第3変形例では、一対の突出部18(左側突出部181及び右側突出部182)は、それぞれ絶縁外装体15の両側面153,154に設けられる。しかしながら、一対の突出部18は、これに限定されるものではなく、例えば、図10に示すようにそれぞれフランジ3の第二領域32における両側面に設けられてもよい。
In the third modification described above, the pair of protrusions 18 (left
この場合、図10に示すように、本変形例の左側突出部181及び右側突出部182は、それぞれフランジ3の第二領域32における左側面及びフランジ3の第二領域32における右側面に設けられる金属製の突出部である。ここでは、左側突出部181と右側突出部182とは、同一の構成を有するため、図10を参照しながら左側突出部181の構成のみについて説明し、右側突出部182の構成について説明を省略する。
In this case, as shown in FIG. 10, the
左側突出部181は、絶縁外装体15の左側面153よりも外側に突出する。これにより、抵抗器1がねじ締めによって筐体2に実装されるとき、左側突出部181が筐体2の左側回転規制壁231(図3参照)の壁面と面当接するため、抵抗器1自身が回転してしまうことを抑制することができる。この結果、抵抗器1の位置決めの精度を向上させることができる。
The
また、左側突出部181を左側回転規制壁231の壁面に面当接させるため、絶縁外装体15と左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができる。この結果、絶縁外装体15と左側回転規制壁231の壁面との当接による絶縁外装体15への応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Further, since the
さらに、左側突出部181は、金属製であるため、左側回転規制壁231の壁面と面当接する左側突出部181との強度を向上させることができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性をより向上させることができる。
Further, since the
具体的には、左側突出部181は、絶縁外装体15のパーティングライン153Aよりも外側に突出する。すなわち、左側突出部181が左側回転規制壁231の壁面と面当接するとき、絶縁外装体15の左側面153のパーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との間には、間隙が形成される。これにより、左側面153のパーティングライン153A(線状)と左側回転規制壁231の壁面との当接を回避することができるので、パーティングライン153Aと左側回転規制壁231の壁面との当接によるパーティングライン153Aへの応力集中を抑制することができる。この結果、抵抗器1の使用信頼性を向上させることができる。
Specifically, the
上述したように、フランジ3の第二領域32は、絶縁外装体15を挟んで一対の外部接続端子14の他端とは反対側に位置するように設けられる。すなわち、フランジ3の第二領域32は、外部接続端子14の他端から離間するように設けられる。そして、左側突出部181は、外部接続端子14の他端に近接する絶縁外装体15ではなく、外部接続端子14の他端から離間するフランジ3の第二領域32に設けられるので、左側突出部181と面当接する左側回転規制壁231と外部接続端子14の他端との間の絶縁距離を容易に確保することができる。
As described above, the
(抵抗器1の第5変形例)
次に、図11を参照しながら抵抗器1の第5変形例について説明する。なお、本変形例では、上述した第3変形例と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と相違する点について説明する。
(Fifth modification of resistor 1)
Next, a fifth modification of the
図11は、抵抗器1の第5変形例を示す斜視図である。
FIG. 11 is a perspective view showing a fifth modification of the
上述した第3変形例では、抵抗器1の被係合部は、一つのピン挿入孔34から構成される。しかしながら、被係合部は、これに限定されるものではなく、例えば、図11に示すようにピン挿入孔34,35とから構成されてもよい。
In the third modification described above, the engaged portion of the
図11に示すように、本変形例のピン挿入孔35は、フランジ3の第二領域32において、貫通孔33を挟んでピン挿入孔34とは反対側に配置される長孔である。この場合、筐体2には、ピン挿入孔34,35に対応する係合部としての二つの係合ピン(図示しない)が設けられる。
As shown in FIG. 11, the pin insertion hole 35 of this modification is a long hole arranged on the side opposite to the
ピン挿入孔35は、長孔から構成されるので、ピン挿入孔35又はピン挿入孔35に挿入される係合ピンに寸法のばらつきがあったとしても、筐体2の係合ピンを容易に長孔であるピン挿入孔35に挿入することができる。 Since the pin insertion hole 35 is composed of a long hole, even if the size of the engagement pin inserted into the pin insertion hole 35 or the pin insertion hole 35 varies, the engagement pin of the housing 2 can be easily inserted. It can be inserted into the pin insertion hole 35 which is a long hole.
以上、本実施形態及び各変形例について説明したが、上記実施形態及び各変形例は、本発明の適用例の第一領域を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 Although the present embodiment and each modification have been described above, the above embodiment and each modification merely show the first region of the application example of the present invention, and the technical scope of the present invention is defined in the above embodiment. It is not intended to be limited to a specific configuration.
1 抵抗器
2 筐体
11 絶縁基板
12 抵抗体
13 電極
14 外部接続端子
15 絶縁外装体
16 第一部分
17 第二部分
18 突出部
19 窪み部
21 貫通孔
22 係合ピン
23 回転規制壁
100 抵抗器実装構造
153A パーティングライン
154A パーティングライン
173 貫通孔
181 左側突出部
182 右側突出部
231 左側回転規制壁
232 右側回転規制壁
1 Resistor 2
Claims (15)
前記被実装体には、ねじ締めによる前記抵抗器の一方回転を規制するための第1回転規制壁が立設され、
前記抵抗器は、
抵抗体と、
前記抵抗体を覆う絶縁外装体と、
ねじ締めを行うための貫通孔と、
側面から突出し前記第1回転規制壁の壁面と面当接可能に設けられる第1突出部と、を有する、
抵抗器実装構造。 It is a resistor mounting structure including a resistor and a mounted body to which the resistor is mounted by screw tightening.
A first rotation restricting wall for restricting one rotation of the resistor by screw tightening is erected on the mounted body.
The resistor is
With a resistor,
An insulating exterior covering the resistor and
Through holes for screw tightening and
It has a first protruding portion that protrudes from the side surface and is provided so as to be able to come into contact with the wall surface of the first rotation restricting wall.
Resistor mounting structure.
前記第1突出部は、前記絶縁外装体の第1側面から突出する、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 1.
The first protruding portion protrudes from the first side surface of the insulating exterior body.
Resistor mounting structure.
前記抵抗器は、一方面に前記抵抗体が設けられる絶縁基板をさらに有し、
前記絶縁外装体は、前記絶縁基板と重なる第一部分と、前記絶縁基板と重ならない第二部分と、を有し、
前記被実装体の前記第二部分に対向する一方面には、突出する係合部が設けられ、
前記第二部分には、前記貫通孔及び前記係合部と係合する被係合部が形成される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 2.
The resistor further has an insulating substrate provided with the resistor on one side.
The insulating exterior body has a first portion that overlaps with the insulating substrate and a second portion that does not overlap with the insulating substrate.
A protruding engaging portion is provided on one surface of the mounted body facing the second portion.
An engaged portion that engages with the through hole and the engaging portion is formed in the second portion.
Resistor mounting structure.
前記抵抗器は、
前記抵抗体に接続される電極と、
一端が前記電極と接続されるとともに他端が前記絶縁外装体から突出する外部接続端子と、をさらに有し、
前記外部接続端子は、前記抵抗器の長手方向に沿って延在し、
前記被係合部と前記貫通孔とは、前記抵抗器の幅方向に沿って配列される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 3.
The resistor is
The electrodes connected to the resistor and
It further has an external connection terminal, one end of which is connected to the electrode and the other end of which protrudes from the insulating exterior.
The external connection terminal extends along the longitudinal direction of the resistor and extends.
The engaged portion and the through hole are arranged along the width direction of the resistor.
Resistor mounting structure.
前記抵抗器は、
一方面に前記抵抗体が設けられる絶縁基板と、
前記絶縁基板が積層される第一領域と、前記絶縁外装体から突出する第二領域と、を有する金属製のフランジと、をさらに有し、
前記被実装体の前記フランジの前記第二領域に対向する一方面には、突出する係合部が設けられ、
前記フランジの前記第二領域には、前記貫通孔及び前記係合部と係合する被係合部が形成される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 2.
The resistor is
An insulating substrate provided with the resistor on one side and
Further having a metal flange having a first region on which the insulating substrate is laminated and a second region protruding from the insulating exterior.
A protruding engaging portion is provided on one surface of the flange of the mounted body facing the second region.
In the second region of the flange, the through hole and the engaged portion that engages with the engaging portion are formed.
Resistor mounting structure.
前記被係合部は、前記貫通孔を挟んで前記第1突出部とは反対側に配置される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to any one of claims 3 to 5.
The engaged portion is arranged on the side opposite to the first protruding portion with the through hole interposed therebetween.
Resistor mounting structure.
前記絶縁外装体は、上金型と下金型とによってモールド成形されるものであり、その前記第1側面に前記抵抗器の長手方向に沿って延在する境界線が前記上金型と前記下金型とによって形成され、
前記第1突出部は、前記被実装体に対向する一方側、又は前記一方側に背向する他方側が、側面視において前記境界線と重なるように前記境界線よりも片方側に配置される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to any one of claims 2 to 6.
The insulating exterior is molded by an upper mold and a lower mold, and a boundary line extending along the longitudinal direction of the resistor is formed on the first side surface of the upper mold and the upper mold. Formed by the lower mold and
The first protrusion is arranged on one side of the boundary line so that one side facing the mounted body or the other side facing the one side overlaps the boundary line in side view.
Resistor mounting structure.
前記第1突出部は、前記第1回転規制壁の壁面と面当接可能な第1平坦面を有し、
前記第1平坦面は、前記境界線とは同一平面上に位置するように形成される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 7.
The first protruding portion has a first flat surface capable of surface contact with the wall surface of the first rotation restricting wall.
The first flat surface is formed so as to be located on the same plane as the boundary line.
Resistor mounting structure.
前記絶縁外装体は、上金型と下金型とによってモールド成形されるものであり、その前記第1側面に前記抵抗器の長手方向に沿って延在する境界線が前記上金型と前記下金型とによって形成され、
前記第1突出部は、前記境界線を跨るように配置される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to any one of claims 2 to 6.
The insulating exterior is molded by an upper mold and a lower mold, and a boundary line extending along the longitudinal direction of the resistor is formed on the first side surface of the upper mold and the upper mold. Formed by the lower mold and
The first protrusion is arranged so as to straddle the boundary line.
Resistor mounting structure.
前記被実装体には、ねじ緩めによる前記抵抗器の他方回転を規制するための第2回転規制壁が立設され、
前記絶縁外装体には、前記第1側面に背向する第2側面から突出し、前記第2回転規制壁の壁面と面当接可能な第2突出部が設けられる、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to any one of claims 2 to 9.
A second rotation restricting wall for restricting the other rotation of the resistor due to screw loosening is erected on the mounted body.
The insulating exterior body is provided with a second protruding portion that protrudes from the second side surface facing the first side surface and is capable of surface contact with the wall surface of the second rotation restricting wall.
Resistor mounting structure.
前記抵抗器は、
一方面に前記抵抗体が設けられる絶縁基板と、
前記絶縁基板が積層される第一領域と、前記絶縁外装体から突出する第二領域と、を有する金属製のフランジと、をさらに有し、
前記第1突出部は、前記フランジの前記第二領域における一方側面に設けられ、前記絶縁外装体の第1側面よりも外側に突出する、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 1.
The resistor is
An insulating substrate provided with the resistor on one side and
Further having a metal flange having a first region on which the insulating substrate is laminated and a second region protruding from the insulating exterior.
The first protrusion is provided on one side surface of the flange in the second region and projects outward from the first side surface of the insulating exterior.
Resistor mounting structure.
前記被実装体の前記フランジの前記第二領域に対向する一方面には、突出する係合部が設けられ、
前記フランジの前記第二領域には、前記貫通孔及び前記係合部と係合する被係合部が形成される、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 11.
A protruding engaging portion is provided on one surface of the flange of the mounted body facing the second region.
In the second region of the flange, the through hole and the engaged portion that engages with the engaging portion are formed.
Resistor mounting structure.
前記抵抗器は、
前記抵抗体に接続される電極と、
一端が前記電極と接続されるとともに他端が前記絶縁外装体から突出する外部接続端子と、をさらに有し、
前記フランジの前記第二領域は、前記絶縁外装体を挟んで一対の外部接続端子の他端とは反対側に位置するように設けられる、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to claim 11 or 12.
The resistor is
The electrodes connected to the resistor and
It further has an external connection terminal, one end of which is connected to the electrode and the other end of which protrudes from the insulating exterior.
The second region of the flange is provided so as to be located on the side opposite to the other end of the pair of external connection terminals with the insulating exterior body interposed therebetween.
Resistor mounting structure.
前記被実装体には、ねじ緩めによる前記抵抗器の他方回転を規制するための第2回転規制壁が立設され、
前記フランジの前記第二領域には、前記一方側面に背向する他方側面から突出し、前記第2回転規制壁の壁面と面当接可能な第2突出部が設けられる、
抵抗器実装構造。 The resistor mounting structure according to any one of claims 11 to 13.
A second rotation restricting wall for restricting the other rotation of the resistor due to screw loosening is erected on the mounted body.
The second region of the flange is provided with a second protrusion that projects from the other side facing the other side and is capable of surface contact with the wall surface of the second rotation restricting wall.
Resistor mounting structure.
前記抵抗体を覆う絶縁外装体と、
ねじ締めを行うための貫通孔と、
側面から突出する突出部と、を備える、
抵抗器。 With a resistor,
An insulating exterior covering the resistor and
Through holes for screw tightening and
With a protrusion protruding from the side surface,
Resistor.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020091542A JP2021190470A (en) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | Resistor and resistor mounting structure including the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020091542A JP2021190470A (en) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | Resistor and resistor mounting structure including the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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