JP2021190161A - 電池パック - Google Patents
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Abstract
【課題】適切な拘束圧を組電池に印加可能でありつつ、セルの交換が容易な電池パックを提供する。【解決手段】電池パック1は、直線状に配列された複数のセル41を含む組電池4と、エンドプレート51,52と、スクリュー機構7と、バネ部材8とを備える。第1および第2のエンドプレート51,52は、複数のセル41の配列方向に関して組電池4の両側に配置され、各々が配列方向に沿って移動可能に構成されている。スクリュー機構7は、エンドプレート51に接続され、エンドプレート51の位置を配列方向に沿って調整するように構成されている。バネ部材8は、収容ケース3の側面32とエンドプレート52との間に接続され、エンドプレート52の変位に伴い配列方向に弾性変形するように構成されている。【選択図】図4
Description
本開示は、電池パックに関し、より特定的には、組電池を備えた電池パックに関する。
近年、多くの車両に走行用バッテリとして電池パックが搭載されている。電池パックは、1またはそれ以上の電池スタック(電池モジュールまたは電池ブロックとも呼ばれる)を含む。各電池スタックは、複数のセル(単電池)が配列された組電池を含む。
特開2019−125455号公報(特許文献1)に開示された電池パックは、複数のセルが積層した積層体の積層方向にかかる圧力を調整する圧力調整部材を備える。この圧力調整部材は、積層体の積層方向に弾性変形可能な複数のバネを含む。
典型的な電池スタックにおいては、棒材および板材等の拘束部材により組電池が拘束されている。拘束部材による拘束により、組電池を圧縮する方向の圧力が組電池に印加される。このような圧力は「拘束圧」と称される。適切な拘束圧を組電池に印加することで組電池の電池性能を担保できる。
組電池に含まれる複数のセルのうちのいずれかのセルに異常が発生する可能性がある。異常が発生したセル(異常セル)を交換する場合、拘束部材を外して拘束圧を除去し、異常セルを新たなセルに交換し、その後、拘束圧を再び印加することになる。しかし、そのような工程は非常に手間がかかる。したがって、異常セルが少数(たとえば1つ)である場合には、そのセルのみを交換すればよいものの、電池スタックごと交換することが一般的である。言い換えると、一般的には電池スタックが交換単位である。
また、たとえば特許文献1に開示されているように、バネを用いて組電池に拘束圧を印加することも考えられる。しかし、電池性能を担保可能な拘束圧は比較的高い。そのため、依然として、セル単位での交換は困難である。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、適切な拘束圧を組電池に印加可能でありつつ、セルの交換が容易な電池パックを提供することである。
本開示のある局面に従う電池パックは、直線状に配列された複数のセルを含む組電池と、第1および第2のエンドプレートと、駆動機構と、バネ部材とを備える。第1および第2のエンドプレートは、複数のセルの配列方向に関して組電池の両側に配置され、各々が配列方向に沿って移動可能に構成されている。駆動機構は、第1のエンドプレートに接続され、第1のエンドプレートの位置を配列方向に沿って調整して調整するように構成されている。バネ部材は、配列方向に固定された固定部材と第2のエンドプレートとの間に接続され、第2のエンドプレートの変位に伴い配列方向に弾性変形するように構成されている。
上記構成においては、第1のエンドプレートの位置を配列方向に沿って調整して第1のエンドプレートと第2のエンドプレートとの間の距離が狭まるように駆動機構を調整することにより、組電池に印加される拘束圧を増大させることができる。これにより、適切な拘束圧を組電池に印加できる。一方で、組電池内のいずれかのセルに異常が発生した場合には、第1のエンドプレートと第2のエンドプレートとの間の距離が広がるように駆動機構を調整することにより、拘束圧を低下させることができる。これにより、セル単位での交換が可能になる。したがって、上記構成によれば、適切な拘束圧を組電池に印加可能でありつつ、容易にセルを交換できる。
適切な拘束圧を組電池に印加可能でありつつ、セルの交換が容易な電池パックを提供できる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一または相当部分には図中同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施の形態]
<車両構成>
図1は、本実施の形態に係る電池パックの使用例を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係る電池パック1は、たとえば車両9に搭載される。電池パック1の搭載位置は、荷室内であってもよいし車室下方であってもよい。車両9は、走行用バッテリが搭載される車両であれば特に限定されるものではなく、ハイブリッド車両、プラグインハイブリッド車両、電気自動車または燃料電池車などである。
<車両構成>
図1は、本実施の形態に係る電池パックの使用例を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係る電池パック1は、たとえば車両9に搭載される。電池パック1の搭載位置は、荷室内であってもよいし車室下方であってもよい。車両9は、走行用バッテリが搭載される車両であれば特に限定されるものではなく、ハイブリッド車両、プラグインハイブリッド車両、電気自動車または燃料電池車などである。
電池パック1は、1以上の電池スタック2と、それらの電池スタック2を収容する収容ケース3とを備える。電池スタック2の個数は特に限定されるものではないが、典型的には数個である。電池スタック2の構造については図2にて説明する。
電池パック1には、電池スタック2を冷却するための冷媒が流れる冷媒経路91が設けられている。冷媒経路91は、冷媒ダクト92により冷媒供給源93に接続されている。冷媒供給源93は、冷媒ダクト92を介して冷媒経路91へと流れる冷媒を供給する。冷媒供給源93は、たとえば送風ファンであり、その場合には冷媒は冷却風である。ただし、電池パック1の冷却方式は空冷式に限られず、液冷式であってもよい。なお、本開示に係る電池パック1の用途は車両用に限定されず、たとえば定置用であってもよい。
<電池スタック構成>
図2は、電池スタック2の構造を概略的に示す斜視図である。図2を参照して、電池スタック2は、組電池4と、一対のエンドプレート51,52とを含む。組電池4は、複数のセル(単電池)41と、複数のスペーサ42とを含む。
図2は、電池スタック2の構造を概略的に示す斜視図である。図2を参照して、電池スタック2は、組電池4と、一対のエンドプレート51,52とを含む。組電池4は、複数のセル(単電池)41と、複数のスペーサ42とを含む。
複数のセル41は、直線状(一列)に配列されている。以下、この方向を「配列方向L」と記載する。複数のセル41の各々は角型形状を有する。なお、図2に示すセル41の個数は、例示に過ぎないことを確認的に記載する。セル41の個数は、電池スタック2に求められる寸法および性能に応じて適宜設定される。
各セル41は、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池等の二次電池である。この二次電池は、液状の電解質を用いるもの(液系電池)であってもよいし、固体状の電解質を用いるもの(全固体電池)であってもよい。図示しないが、互いに隣り合う2つ(3以上であってもよい)のセル41は、導電性のバスバーにより電気的に接続されている。
なお、セル41として、充放電可能に構成された単位キャパシタを採用することも可能である。言い換えると、本開示に係る「組電池」は、複数のキャパシタからなる蓄電体を包含する用語である。
複数のスペーサ42の各々は、互いに隣り合う2つのセル41の間の隙間に配置されている。複数のスペーサ42は、絶縁性の樹脂等により構成されている。スペーサ42によりセル41間に冷媒(この例では冷却風)が流れるスペースが確保され、セル41の冷却が促進される。ただし、スペーサ42は必須の構成要素ではない。
エンドプレート51とエンドプレート52とは、複数のセル41の配列方向Lに関して組電池4の両外側に配置されている。エンドプレート51は、配列方向Lにおける組電池4の一方端に配置されている。エンドプレート52は、配列方向Lにおける組電池4の他方単に配置されている。エンドプレート51,52の各々は、たとえば硬質のプラスチックにより構成されている。エンドプレート51,52は、金属材料(アルミニウム等)により構成されていてもよい。なお、エンドプレート51は本開示に係る「第1のエンドプレート」に相当し、エンドプレート52は本開示に係る「第2のエンドプレート」に相当する。
<異常セルの交換>
典型的な電池スタックにおいては、拘束部材により組電池を拘束することで拘束圧が組電池に印加される。適切な拘束圧を組電池に印加することで組電池の電池性能を担保できる。一方、組電池に含まれるいずれかのセルに異常が発生し、その異常セルの交換が必要になった場合、拘束部材を外して拘束圧を除去し、異常セルを新たなセルに交換し、その後、拘束圧を再び印加することになる。このような工程は非常に手間がかかる。したがって、たとえ異常セルが1つのみであっても電池スタックごと交換することが一般的である。しかし、交換に際しての部材コスト低減の観点からは異常セルのみを交換可能であることが望ましい。
典型的な電池スタックにおいては、拘束部材により組電池を拘束することで拘束圧が組電池に印加される。適切な拘束圧を組電池に印加することで組電池の電池性能を担保できる。一方、組電池に含まれるいずれかのセルに異常が発生し、その異常セルの交換が必要になった場合、拘束部材を外して拘束圧を除去し、異常セルを新たなセルに交換し、その後、拘束圧を再び印加することになる。このような工程は非常に手間がかかる。したがって、たとえ異常セルが1つのみであっても電池スタックごと交換することが一般的である。しかし、交換に際しての部材コスト低減の観点からは異常セルのみを交換可能であることが望ましい。
そこで、本実施の形態においては、組電池4を挟み込むエンドプレート51,52に、拘束圧を調整可能な拘束圧の印加機構を設ける構成を採用する。より詳細には、エンドプレート51側にスクリュー機構7を設ける一方で、エンドプレート52側にバネ部材8を設ける。これにより、以下に説明するように、適切な拘束圧を組電池4に印加可能でありつつ、異常セルを容易に交換することが可能になる。
<拘束圧の印加機構>
図3は、本実施の形態に係る電池パック1の構成を示す平面図(上面図)である。図4は、本実施の形態に係る電池パック1の構成を示す側面図である。図3および図4を参照して、収容ケース3は、たとえば略直方体形状を有する。収容ケース3は、複数のセル41の配列方向Lに関して対向する側面(内壁)31,32と、底面33とを有する。なお、図面が煩雑になるのを避けるため、図3および図4では収容ケース3内に1つの電池スタック2のみが図示されているが、2以上の電池スタック2が収容されていてもよい。
図3は、本実施の形態に係る電池パック1の構成を示す平面図(上面図)である。図4は、本実施の形態に係る電池パック1の構成を示す側面図である。図3および図4を参照して、収容ケース3は、たとえば略直方体形状を有する。収容ケース3は、複数のセル41の配列方向Lに関して対向する側面(内壁)31,32と、底面33とを有する。なお、図面が煩雑になるのを避けるため、図3および図4では収容ケース3内に1つの電池スタック2のみが図示されているが、2以上の電池スタック2が収容されていてもよい。
本実施の形態において、エンドプレート51,52の各々は可動式である。より詳細には、収容ケース3の底面33にレール61,62が配置されている。レール61は、複数のセル41の配列方向Lに沿ってエンドプレート51を移動させることが可能なように設けられている。同様に、レール62は、複数のセル41の配列方向Lに沿ってエンドプレート52を移動させることが可能なように設けられている。
収容ケース3の対向する一方の側面31とエンドプレート51との間には、スクリュー機構7が配置されている。収容ケース3の対向する他方の側面32とエンドプレート52との間には、バネ部材8が配置されている。
スクリュー機構7は、たとえば精密ボールねじ機構を含み、複数のセル41の配列方向Lに沿ってエンドプレート51の位置を調整し、調整した位置にエンドプレート51を固定することが可能に構成されている。この調整は、電池スタック2の組み付け工程を担当する作業員が手動で実行してもよいし、電池スタック2の組み付け装置(図示せず)が自動で実行してもよい。なお、スクリュー機構7は、本開示に係る「駆動機構」に相当する。
バネ部材8は、複数のセル41の配列方向Lに沿ってエンドプレート52が変位するのに伴って配列方向Lに弾性変形する。バネ部材8に用いられるバネの種類は特に限定されず、コイルバネ、皿バネ、板バネ、空気バネなどの各種バネを採用できる。
なお、この例では、収容ケース3の側面32が本開示に係る「固定部材」に相当する。ただし、本開示に係る「固定部材」が収容ケース3の壁面などとして収容ケース3と一体的に構成されていることは必須ではない。「固定部材」は、収容ケース3とは別々の構造(たとえば、「ついたて」のような構造)であってもよい。
<組み付け時>
図5は、電池スタック2の組み付け時における拘束圧の管理手法を説明するための図である。図5を参照して、電池スタック2の組み付け時には、スクリュー機構7を操作(調整)することで、スクリュー機構7からバネ部材8に向かう方向(右方向)にエンドプレート51を変位させる(矢印AR1参照)。そうすると、エンドプレート51が変位するに従ってバネ部材8の長さが次第に短くなる(矢印AR2参照)。そして、バネ部材8の長さが規定の長さに達した時点でエンドプレート51の変位を停止し、エンドプレート51の位置を固定する。
図5は、電池スタック2の組み付け時における拘束圧の管理手法を説明するための図である。図5を参照して、電池スタック2の組み付け時には、スクリュー機構7を操作(調整)することで、スクリュー機構7からバネ部材8に向かう方向(右方向)にエンドプレート51を変位させる(矢印AR1参照)。そうすると、エンドプレート51が変位するに従ってバネ部材8の長さが次第に短くなる(矢印AR2参照)。そして、バネ部材8の長さが規定の長さに達した時点でエンドプレート51の変位を停止し、エンドプレート51の位置を固定する。
バネ部材8が組電池4(エンドプレート52)を配列方向Lに押す力Fと、バネ部材8の配列方向Lの圧縮量Δxとの間には、フックの法則(F=kΔx)が成り立つ。kはバネ部材8のバネ定数であり、バネ部材8の仕様により既知である。したがって、バネ部材8の圧縮量Δxから力Fを決定できる。
電池スタック2の組み付けに先立ち、所望の拘束圧に相当する力Fを算出し、その力Fに応じた圧縮量Δxを算出しておく。そして、電池スタック2の組み付け時には、バネ部材8の長さが初期長さ(自然長)から圧縮量Δxだけ短くなった時点でエンドプレート51の変位を停止する。すべての電池スタック2を同様の手順により組み付けることで、すべての組電池4に所望の規定値の拘束圧を印加することが可能である。
拘束圧を規定値に管理するため、エンドプレート51,52のうちの一方と組電池4との間に拘束圧の検出器(たとえば面圧センサ)を設置することとも考えられる。しかし、検出器の分だけ電池パック1の部材コストが増大し得る。これに対し、本実施の形態によれば、検出器を削減できるので、電池パック1の部材コストを削減できる。
<セル膨張時>
図6は、セル41の膨張時における拘束圧を説明するための図である。図6を参照して、組電池4の劣化に伴い、組電池4に含まれる複数のセル41のうちの1以上のセルが膨張し、組電池4の体積が増加し得る(図中、膨張したセルにハッチングを付して示す)。組電池4の体積が増加した場合、組電池4からエンドプレート51,52に作用する圧力が大きくなる分だけ、組電池4がエンドプレート51,52から受ける反力も大きくなる。その結果、組電池4に印加される拘束力が増大する。
図6は、セル41の膨張時における拘束圧を説明するための図である。図6を参照して、組電池4の劣化に伴い、組電池4に含まれる複数のセル41のうちの1以上のセルが膨張し、組電池4の体積が増加し得る(図中、膨張したセルにハッチングを付して示す)。組電池4の体積が増加した場合、組電池4からエンドプレート51,52に作用する圧力が大きくなる分だけ、組電池4がエンドプレート51,52から受ける反力も大きくなる。その結果、組電池4に印加される拘束力が増大する。
本実施の形態においては、組電池4の体積が増加すると、それに応じてエンドプレート52がスクリュー機構7からバネ部材8に向かう方向(右方向)に変位し(矢印AR3参照)、バネ部材8を収縮させる。これにより、両方のエンドプレート51,52の位置が固定されている仮想的な構成(たとえば特許文献1参照)と比べて、組電池4の劣化に伴う拘束圧の増大量を抑制できる。したがって、本実施の形態によれば、適切な拘束圧を組電池4に継続的に印加することが可能である。
<セル交換時>
図7は、異常が発生したセル41(異常セル)の交換手順を説明するための図である。図7を参照して、異常セルの交換時には、スクリュー機構7を操作することで、バネ部材8からスクリュー機構7に向かう方向(左方向)にエンドプレート51を変位させる(矢印AR4参照)。これにより、エンドプレート51とエンドプレート52との間の距離が広がるため、組電池4に印加される拘束圧が低下する(拘束圧が抜ける)。その結果、異常セルのみを取り外すことが可能になる。
図7は、異常が発生したセル41(異常セル)の交換手順を説明するための図である。図7を参照して、異常セルの交換時には、スクリュー機構7を操作することで、バネ部材8からスクリュー機構7に向かう方向(左方向)にエンドプレート51を変位させる(矢印AR4参照)。これにより、エンドプレート51とエンドプレート52との間の距離が広がるため、組電池4に印加される拘束圧が低下する(拘束圧が抜ける)。その結果、異常セルのみを取り外すことが可能になる。
異常セルを取り外して正常セル(新たなセル)と交換した後には、図5にて説明したように、バネ部材8の長さが規定の長さに達するまで、スクリュー機構7からバネ部材8に向かう方向(右方向)にエンドプレート51を戻す。これにより、セル交換後の組電池4に規定値の拘束圧を再び印加できる。
以上のように、本実施の形態においては、スクリュー機構7に対する操作によりエンドプレート51,52間の距離が狭めることによって、組電池4に印加される拘束圧を増大させることができる。特に、バネ部材8の長さを制御することで、拘束圧を所望の値(規定値)に調整して適切な拘束圧を組電池4に印加できる。一方で、異常セルが発生した場合には、スクリュー機構7に対する操作によりエンドプレート51,52間の距離が広げることによって、組電池4に印加される拘束圧を低下させることができる。これにより、異常セルのみを容易に取り外し、新たなセルに交換することが可能になる。よって、本実施の構成によれば、適切な拘束圧を組電池4に印加可能でありつつ、容易にセル41を交換できる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電池パック、2 電池スタック、3 収容ケース、31,32 側面、33 底面、4 組電池、41 セル、42 スペーサ、51,52 エンドプレート、61,62 レール、7 スクリュー機構、8 バネ部材、9 車両、91 冷媒経路、92 冷媒ダクト、93 冷媒供給源。
Claims (1)
- 直線状に配列された複数のセルを含む組電池と、
前記複数のセルの配列方向に関して前記組電池の両側に配置され、各々が前記配列方向に沿って移動可能に構成された第1および第2のエンドプレートと、
前記第1のエンドプレートに接続され、前記第1のエンドプレートの位置を前記配列方向に沿って調整するように構成された駆動機構と、
前記配列方向に固定された固定部材と前記第2のエンドプレートとの間に接続され、前記第2のエンドプレートの変位に伴い前記配列方向に弾性変形するように構成されたバネ部材とを備える、電池パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020090565A JP2021190161A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020090565A JP2021190161A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 電池パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=78849959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020090565A Pending JP2021190161A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 電池パック |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021190161A (ja) |
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2020
- 2020-05-25 JP JP2020090565A patent/JP2021190161A/ja active Pending
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