JP2021187213A - スペースデブリの軌道変更方法及びスペースデブリの軌道変更システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで宇宙空間におけるスペースデブリの軌道を変更する。【解決手段】スペースデブリの軌道変更方法は、宇宙空間に漂うスペースデブリを観測するステップと、観測したスペースデブリに対して、宇宙空間に設けられる照射衛星から集光された太陽光を照射するステップと、を備える。太陽光を照射するステップでは、地上に設けられる集光装置おいて集光した太陽光を、照射衛星において反射させることで、スペースデブリに照射する。スペースデブリを観測するステップでは、地上に設けられる観測装置によりスペースデブリを観測する。【選択図】図1

Description

本開示は、スペースデブリの軌道変更方法及びスペースデブリの軌道変更システムに関するものである。
宇宙空間に漂うスペースデブリは、一般的に、ロケットにより打ち上げられた捕捉装置により捕捉され、捕捉装置と共に地上へ向けて落下することで除去する方式が検討されている。また、スペースデブリを除去する方法として、特許文献1に示す方法がある。特許文献1では、観測ロケットに固定されたスラスターのノズルから、推進薬を燃焼させて燃焼ガスを噴射することで、目標高度においてガス雲を生成し、生成したガス雲によりスペースデブリを除去する方式が検討されている。
米国特許第10336474号明細書
しかしながら、特許文献1では、スペースデブリを除去すべく、ガス雲を形成するために、ロケットを都度打ち上げる必要があることから、大きなコストがかかってしまう。
そこで、本開示は、低コストで宇宙空間におけるスペースデブリの軌道を変更することができるスペースデブリの軌道変更方法及びスペースデブリの軌道変更システムを提供することを課題とする。
本開示のスペースデブリの軌道変更方法は、宇宙空間に漂うスペースデブリを観測するステップと、観測した前記スペースデブリに対して、前記宇宙空間に設けられる照射衛星から集光された太陽光を照射するステップと、を備える。
本開示のスペースデブリの軌道変更システムは、太陽光を集光する集光装置と、宇宙空間に設けられ、観測された前記宇宙空間を漂うスペースデブリに対して、集光された前記太陽光を照射する照射衛星と、を備える。
本開示によれば、低コストで宇宙空間におけるスペースデブリの軌道を変更することができる。
図1は、本実施形態に係るスペースデブリの軌道変更方法に関する説明図である。 図2は、本実施形態に係るスペースデブリの軌道変更装置を示す図である。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[実施形態]
図1は、本実施形態に係るスペースデブリの軌道変更方法に関する説明図である。図2は、本実施形態に係るスペースデブリの軌道変更装置を示す図である。
(スペースデブリの軌道変更システム)
図1に示すように、本実施形態に係るスペースデブリの軌道変更システム10は、地上に設けられる集光装置11と、宇宙空間2に設けられる照射衛星12と、を備えている。軌道変更システム10には、外部の観測装置5が接続されている。観測装置5は、宇宙空間にあるスペースデブリDを観測するものであり、スペースデブリDを監視、捕捉することが可能となっている。観測装置5は、観測したスペースデブリDの宇宙空間2における位置情報を、軌道変更システム10へ出力する。
集光装置11は、地上Gに設けられ、太陽光Lを集光する。集光装置11は、太陽光Lを集光する集光ミラー13を有する。集光ミラー13は、例えば、凹面鏡である。なお、集光ミラー13は、少なくとも1以上あればよく、例えば、単体の凹面鏡で太陽光Lを集光してもよいし、複数の平面鏡を凹状に配置して太陽光Lを集光してもよい。つまり、集光装置11は、太陽光Lを集光可能な構成であれば、特に限定されない。集光装置11は、集光ミラー13において太陽光Lを集光するとともに、集光した太陽光Lを照射衛星12へ向けて照射する。
照射衛星12は、宇宙空間2に設けられ、観測装置5によって観測された宇宙空間2を漂うスペースデブリDに対して、集光装置11によって集光された太陽光Lを照射する。照射衛星12は、ロケット等により事前に打ち上げられて、宇宙空間2に配置される。なお、照射衛星12は、スペースデブリDを軌道変更するために都度打ち上げられるものではない。
図2に示すように、照射衛星12は、ミラー14と、ミラー14用のアクチュエータ15と、集光部16と、集光部16用のアクチュエータ17と、姿勢制御システム(RCS/RW)18と、加速度検出部21と、姿勢角検出部22と、姿勢角速度検出部23と、制御部25と、を有している。
ミラー14は、集光された集光装置11からの太陽光Lを反射する反射ミラーである。ミラー14は、例えば、平面鏡である。なお、ミラー14は、少なくとも1以上あればよく、太陽光Lを反射可能な構成であれば、特に限定されない。
アクチュエータ15は、ミラー14を動作させるものであり、例えば、ミラー14の姿勢を調整する。アクチュエータ15は、制御部25に接続されており、制御部25は、アクチュエータ15を制御することで、ミラー14の姿勢を制御する。つまり、制御部25は、ミラー14の姿勢を制御することで、スペースデブリDへの太陽光Lの照射位置を調整する。
集光部16は、集光装置11からの太陽光Lを、スペースデブリDの範囲に応じた集光となるように調整する。集光部16は、例えば、集光範囲を調整可能な光学素子を用いて構成される。なお、集光部16は、集光装置11による集光の調整が可能であれば、省いてもよい。
また、集光部16を集光装置11として機能させることが可能であれば、地上Gの集光装置11を省いてもよい。つまり、照射衛星12は、集光装置が一体に設けられた集光照射衛星装置として機能させてもよい。この場合、照射衛星12は、宇宙空間2において太陽光Lを集光し、スペースデブリDに対して、集光した太陽光Lを照射する。
アクチュエータ17は、集光部16を動作させるものであり、例えば、集光部16の集光状態を調整する。アクチュエータ17は、制御部25に接続されており、制御部25は、アクチュエータ17を制御することで、集光部16の集光を制御する。つまり、制御部25は、集光部16の集光を制御することで、スペースデブリDへの太陽光Lの集光範囲を調整する。
姿勢制御システム18は、照射衛星12の姿勢を制御するものであり、例えば、リアクションホイール(RW)が適用される。姿勢制御システム18は、宇宙空間2中における照射衛星12の姿勢を制御して、太陽光Lの照射方向を調整している。姿勢制御システム18は、制御部25に接続されており、照射衛星12の姿勢が制御部25によって制御されることで姿勢制御される。また、姿勢制御システム18は、後述する加速度検出部21、姿勢角検出部22、姿勢角速度検出部23の検出結果に基づいて、制御部25による照射衛星12の姿勢制御が実行される。
加速度検出部21は、照射衛星12に設けられ、照射衛星12の加速度を検出するセンサとなっている。加速度検出部21は、制御部25に接続されており、検出した加速度を制御部25へ向けて出力している。
姿勢角検出部22は、照射衛星12に設けられ、照射衛星12の姿勢角を検出するセンサとなっている。姿勢角検出部22は、制御部25に接続されており、検出した姿勢角を制御部25へ向けて出力している。
姿勢角速度検出部23は、照射衛星12に設けられ、照射衛星12の姿勢角速度を検出するセンサとなっている。姿勢角速度検出部23は、制御部25に接続されており、検出した姿勢角速度を制御部25へ向けて出力している。
制御部25は、航法/誘導/姿勢制御演算部(以下、単に姿勢制御演算部という)31と、ミラー制御部32、地上通信部33と、集光制御部34とを含んでいる。制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の集積回路を含んでいる。
姿勢制御演算部31は、加速度検出部21、姿勢角検出部22及び姿勢角速度検出部23から検出結果を取得する。姿勢制御演算部31は、取得した検出結果に基づいて、姿勢制御システム18を制御することで、照射衛星12の姿勢を制御する。
ミラー制御部32は、アクチュエータ15を制御し、ミラー14の姿勢を調整することで、スペースデブリDへの太陽光Lの照射位置を調整する。
地上通信部33は、地上Gに設けられる観測装置5及び集光装置11との間で通信を行う。地上通信部33は、観測装置5から宇宙空間2におけるスペースデブリDの位置情報を取得する。また、地上通信部33は、集光装置11から太陽光Lの集光に関する情報、例えば、照射方向に関する情報、集光倍率(集光力)に関する情報、光量に関する情報等を取得する。
集光制御部34は、アクチュエータ17を制御し、集光部16の集光状態を調整することで、スペースデブリDへの太陽光Lの集光範囲等を調整する。
上記のような軌道変更システム10は、観測装置5からスペースデブリDの宇宙空間2における位置情報を取得する。軌道変更システム10は、集光装置11により太陽光Lを集光し、集光した太陽光Lを照射衛星12へ向けて照射する。軌道変更システム10は、スペースデブリDの位置情報を、照射衛星12の地上通信部33において取得する。照射衛星12は、取得したスペースデブリDの位置情報に基づいて、照射された太陽光LをスペースデブリDへ向かって反射させる。このとき、照射衛星12は、スペースデブリDの位置情報に基づいて、姿勢制御演算部31が姿勢制御システム18を制御することで、太陽光Lの照射方向がスペースデブリDへ向かう方向となるように、照射衛星12の姿勢を制御する。また、照射衛星12は、ミラー制御部32によりアクチュエータ15を介してミラー14が制御されることで、太陽光LのスペースデブリDへの照射位置を調整する。さらに、照射衛星12は、集光制御部34によりアクチュエータ17を介して集光部16が制御されることで、太陽光LのスペースデブリDへの集光状態を調整する。
(スペースデブリの軌道変更方法)
次に、図1を参照して、スペースデブリの軌道変更システム10を用いたスペースデブリの軌道変更方法について説明する。スペースデブリDは、宇宙空間2に漂っている。
先ず、スペースデブリの軌道変更方法では、宇宙空間2に漂うスペースデブリDを観測装置5により観測する(ステップS1)。ステップS1では、観測装置5により観測されたスペースデブリDの位置情報を、軌道変更システム10が取得する。続いて、軌道変更方法では、観測したスペースデブリDに対して、宇宙空間2に設けられる照射衛星12から集光された太陽光Lを照射する(ステップS2)。具体的に、ステップS2では、集光装置11おいて集光した太陽光Lを、照射衛星12へ向けて照射し、照射衛星12が太陽光Lを反射させることで、スペースデブリDに太陽光Lを照射する。このとき、ステップS2では、スペースデブリDの移動方向に対して、太陽光Lの照射方向が対向する方向となるように、太陽光Lが照射される。
宇宙空間2を漂うスペースデブリDは、集光された太陽光Lが照射されることで、太陽光圧を受ける。スペースデブリDは、太陽光圧により軌道変更される。軌道変更とは、スペースデブリDの進行方向を変更するだけでなく、スペースデブリDの減速も含む意である。スペースデブリDの軌道を変更することで、他のスペースデブリDとの衝突を回避したり、スペースデブリDを減速することで、少なくとも一部を大気圏へ向かって落下させて除去したりする。以上により、スペースデブリの軌道変更方法では、軌道変更システム10の照射衛星12から照射された太陽光Lにより、宇宙空間2を漂うスペースデブリDの軌道を変更する。
なお、照射衛星12は、観測装置5により観測されたスペースデブリDの位置情報に基づいてスペースデブリDを探索する探索部を、さらに備えていてもよい。探索部は、スペースデブリDの位置情報をより精度よく観測するために、スペースデブリDを探索するものである。探索部は、例えば、レーダまたは光学望遠鏡等である。照射衛星12に探索部を備える場合、スペースデブリの軌道変更方法では、ステップS1の実行後、観測したスペースデブリDを照射衛星12により探索するステップを実行する。そして、ステップS2では、照射衛星12により探索したスペースデブリDの位置情報に基づいて、集光された太陽光LをスペースデブリDへ向けて照射する。
また、照射衛星12が、集光照射衛星装置として機能する場合、スペースデブリの軌道変更方法のステップS2では、照射衛星12において太陽光Lを集光し、集光した太陽光LをスペースデブリDに照射する。
また、照射衛星12と集光装置11とが別体である場合、集光装置11を宇宙空間2に設けてもよい。つまり、集光装置11を集光衛星とすることで、軌道変更システム10を、複数の衛星を用いて集光及び照射を行う構成としてもよい。
以上のように、実施形態に記載のスペースデブリの軌道変更方法及びスペースデブリの軌道変更システム10は、例えば、以下のように把握される。
第1の態様に係るスペースデブリの軌道変更方法は、宇宙空間2に漂うスペースデブリDを観測するステップS1と、観測した前記スペースデブリDに対して、前記宇宙空間2に設けられる照射衛星12から集光された太陽光Lを照射するステップS2と、を備える。
この構成によれば、スペースデブリDに対して太陽光Lを照射して、宇宙空間2においてスペースデブリDの軌道を変更することができる。このとき、スペースデブリDの軌道を変更するために、ロケットを都度打ち上げる必要がないため、低コストで宇宙空間2におけるスペースデブリDの軌道を変更することができる。
第2の態様として、前記太陽光Lを照射するステップS2では、地上に設けられる集光装置11において集光した前記太陽光Lを、前記照射衛星12において反射させることで、前記スペースデブリDに照射する。
この構成によれば、太陽光Lを地上で集光することができるため、照射衛星12に集光するための構成を設ける必要がない分、照射衛星12を簡易な構成とすることができる。
第3の態様として、前記太陽光Lを照射するステップS2では、前記照射衛星12において前記太陽光Lを集光し、集光した前記太陽光Lを前記スペースデブリDに照射する。
この構成によれば、太陽光Lを宇宙空間2で集光して照射することができるため、地上に太陽光Lを集光するための集光装置を設ける必要がない。
第4の態様として、前記スペースデブリDを観測するステップS2では、地上に設けられる観測装置5により前記スペースデブリDを観測する。
この構成によれば、地上の観測装置5からスペースデブリDを観測して、スペースデブリDの位置情報を取得することができる。
第5の態様として、前記スペースデブリDを観測するステップS1の実行後、観測した前記スペースデブリDを前記照射衛星12により探索するステップを、さらに備え、前記太陽光Lを照射するステップS2では、前記照射衛星12により探索した前記スペースデブリDに対して、集光された太陽光Lを照射する。
この構成によれば、観測されたスペースデブリDを探索することで、より精度よくスペースデブリDの位置情報を取得することができる。
第6の態様に係るスペースデブリの軌道変更システム10は、太陽光Lを集光する集光装置11と、宇宙空間2に設けられ、観測された前記宇宙空間2を漂うスペースデブリDに対して、集光された前記太陽光Lを照射する照射衛星12と、を備える。
この構成によれば、スペースデブリDに対して太陽光Lを照射して、宇宙空間2においてスペースデブリDの軌道を変更することができる。このとき、スペースデブリDの軌道を変更するために、ロケットを都度打ち上げる必要がないため、低コストで宇宙空間2におけるスペースデブリDの軌道を変更することができる。
第7の態様として、前記集光装置11は、地上に設けられるとともに、集光した前記太陽光Lを前記照射衛星12へ向けて照射し、前記照射衛星12は、前記集光装置11から照射された前記太陽光Lを反射して、前記スペースデブリDに対して、集光された前記太陽光Lを照射する。
この構成によれば、太陽光Lを地上で集光することができるため、照射衛星12と集光装置11と分離することができ、照射衛星12を簡易な構成とすることができる。
第8の態様として、前記集光装置11は、前記照射衛星12と一体に設けられた、集光照射衛星装置であり、前記集光照射衛星装置は、前記宇宙空間2において前記太陽光Lを集光し、前記スペースデブリDに対して、集光した前記太陽光Lを照射する。
この構成によれば、集光装置11と照射衛星12と一体にすることができるため、システム構成を簡易な構成とすることができる。
第9の態様として、前記集光装置11は、少なくとも1以上のミラー14を有する。
この構成によれば、1以上のミラー14で集光することができるため、太陽光Lを集光するための形態について限定されず、汎用性の高いものとすることができる。
2 宇宙空間
5 観測装置
10 スペースデブリの軌道変更システム
11 集光装置
12 照射衛星
13 集光ミラー
14 ミラー
15 アクチュエータ
16 集光部
17 アクチュエータ
18 姿勢制御システム
25 制御部
D スペースデブリ
G 地上
L 太陽光

Claims (9)

  1. 宇宙空間に漂うスペースデブリを観測するステップと、
    観測した前記スペースデブリに対して、前記宇宙空間に設けられる照射衛星から集光された太陽光を照射するステップと、を備えるスペースデブリの軌道変更方法。
  2. 前記太陽光を照射するステップでは、地上に設けられる集光装置において集光した前記太陽光を、前記照射衛星において反射させることで、前記スペースデブリに照射する請求項1に記載のスペースデブリの軌道変更方法。
  3. 前記太陽光を照射するステップでは、前記照射衛星において前記太陽光を集光し、集光した前記太陽光を前記スペースデブリに照射する請求項1に記載のスペースデブリの軌道変更方法。
  4. 前記スペースデブリを観測するステップでは、地上に設けられる観測装置により前記スペースデブリを観測する請求項1から3のいずれか1項に記載のスペースデブリの軌道変更方法。
  5. 前記スペースデブリを観測するステップの実行後、観測した前記スペースデブリを前記照射衛星により探索するステップを、さらに備え、
    前記太陽光を照射するステップでは、前記照射衛星により探索した前記スペースデブリに対して、集光された太陽光を照射する請求項1から4のいずれか1項に記載のスペースデブリの軌道変更方法。
  6. 太陽光を集光する集光装置と、
    宇宙空間に設けられ、観測された前記宇宙空間を漂うスペースデブリに対して、集光された前記太陽光を照射する照射衛星と、を備えるスペースデブリの軌道変更システム。
  7. 前記集光装置は、地上に設けられるとともに、集光した前記太陽光を前記照射衛星へ向けて照射し、
    前記照射衛星は、前記集光装置から照射された前記太陽光を反射して、前記スペースデブリに対して、集光された前記太陽光を照射する請求項6に記載のスペースデブリの軌道変更システム。
  8. 前記集光装置は、前記照射衛星と一体に設けられた、集光照射衛星装置であり、
    前記集光照射衛星装置は、前記宇宙空間において前記太陽光を集光し、前記スペースデブリに対して、集光した前記太陽光を照射する請求項6に記載のスペースデブリの軌道変更システム。
  9. 前記集光装置は、少なくとも1以上のミラーを有する請求項6から8のいずれか1項に記載のスペースデブリの軌道変更システム。
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