JP2021183050A - 顔面防護具消毒装置 - Google Patents

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和明 西藪
Kazuaki Nishiyabu
恵 濱田
Megumi Hamada
真治 藤原
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Abstract

【課題】 マスクのような顔面防護具を効率的に消毒できる、顔面防護具消毒装置を提供する。【解決手段】 チャンバ(16)は入口(26)および出口(28)を有し、コンベア(30)は、入口からチャンバ内を通り、出口まで移動する。コンベアにはマスク(54)を取り外し容易に保持するフック(52)が設けられる。保持具に保持されたマスクが、コンベアの移動に伴ってチャンバ内に移送されたとき、消毒ステーション(56)において、紫外線LED(58)からたとえば深紫外線を照射するなどして、マスクを消毒する。【選択図】図1

Description

この発明は、顔面防護具消毒装置に関し、特にたとえば、マスクやフェースガードなどのように顔面に装着して顔面(顔面、目、鼻、口など)へのウィルスの付着や侵入を防護する顔面防護具を消毒する、顔面防護具消毒装置に関する。
特許文献1や特許文献2には、ケースやチャンバにマスクや被汚染物を収容し、紫外線によってそれらを消毒する装置が開示されている。
特開2012‐3044号公報[A62B 18/02 A45C 11/00] 特開2020‐36937号公報[A61L 2/10]
特許文献1や特許文献2の背景技術では、ケースやチャンバにマスクなどの被消毒物を収容しておく必要があり、多数の被消毒物を消毒するためには、多くのケースやチャンバを設置する必要がある。そのため、高価で大がかりになってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、顔面防護具消毒装置を提供することである。
この発明の他の目的は、顔面防護具を効率よく消毒できる、光源による発熱を効果的に放熱できる、顔面防護具消毒装置を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、入口と出口を有し、人の動線に沿う長手のチャンバ、チャンバの入口から出口に向かって移動するコンベア、コンベアに設けられ、顔面防護具を取り外し容易に保持する保持具、およびチャンバ内に設けられ、コンベアの保持具に保持された顔面防護具がチャンバ内に移送されたとき、チャンバ内で顔面防護具を消毒する消毒ステーションを備える、顔面防護具消毒装置である。
第1の発明では、顔面防護具消毒装置(10:実施例において相当する部分の参照符号。以下、同様。)は、入口(26)と出口(28)を有し、人の動線(18)に沿った長手のチャンバ(16)を備え、コンベア(30)は、チャンバの入口から、チャンバ内を通って出口に向かって移動する。コンベアは、保持具(52)すなわち保持具に取り外し容易に保持された顔面防護具(54)をチャンバ内に移送する。したがって、顔面防護具が、チャンバ内に形成された消毒ステーション(56)で消毒される。
第1の発明によれば、人が動線に沿って歩行するとき、入口側で保持具にたとえばマスクを保持させ、歩行を続けて出口側へ来たとき、チャンバ内で消毒されたマスクを保持具から外して持ち去ることができるので、マスクのような顔面防護具を効率よく消毒することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、消毒ステーションは、保持具に保持された顔面防護具に紫外線を照射する紫外線照射装置を含む、顔面防護具消毒装置である。
第2の発明では、チャンバ内の消毒ステーション(56)で顔面防護具が紫外線照射によって消毒される。
第2の発明によれば、紫外線を照射するだけなので、顔面防護具がぬれたりすることなく、効率的に消毒できる。
第3の発明は、第2の発明に従属し、紫外線照射装置は深紫外線を照射する、顔面防護具消毒装置である。
第3の発明では、波長100‐280nmの「UV‐C」と呼ばれる深紫外線を照射する。
第3の発明によれば、深紫外線の強い消毒力を利用するので、一層効率的な消毒が期待できる。
第4の発明は、第2または第3の発明に従属し、チャンバは、消毒ステーションにある顔面防護具を覗ける紫外線カット透明窓を含む、顔面防護具消毒装置である。
第4の発明では、消毒装置を利用する人に対してチャンバ内の様子を見せることができる
第4の発明によれば、透明窓によって、人に紫外線の影響を及ぼすことなく、チャンバ内での消毒の様子を人に見せることができるので、人に安心感を与えることができる。
第5の発明は、第1ないし第4の発明のいずれかに従属し、保持具は、コンベアに間隔を隔てて複数設けられ、複数の保持具は個別に識別可能である、顔面防護具消毒装置である。
第5の発明によれば、複数の人が同時に利用しても、各保持具が個別に識別可能なので、他人の顔面防護具との取り違えを可及的防止できる。
第6の発明は、第1ないし第5の発明のいずれかに従属し、チャンバは、入口の側と出口の側は動線に近く、それらの間が動線から遠ざかるように、平面視において湾曲された湾曲部を含む、顔面防護具消毒装置である。
第6の発明では、湾曲部が人とチャンバの接触を回避する。
第6の発明によれば、人が動線に従って歩行するとき、チャンバと接触するのを可及的防止できる。
この発明によれば、顔面防護具をコンベアで移動させ、その移動中に、チャンバ内に形成した消毒ステーションで消毒するので、顔面防護具を効率よく消毒することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の顔面防護具消毒装置を示す図解図である。 図2は図1実施例の顔面防護具消毒装置を上から見た図解図である。 図3は図1実施例におけるコンベアの一例を示す図解図である。 図4は図1実施例の顔面防護具消毒装置を前から見た図解図である。 図5は図1実施例の顔面防護具消毒装置を利用する方法の第1段階を示す図解図である。 図6は図1実施例の顔面防護具消毒装置を利用する方法の第2段階を示す図解図である。 図7は図1実施例の顔面防護具消毒装置を利用する方法の第3段階を示す図解図である。
図1を参照して、この発明の一実施例の顔面防護具消毒装置(単に「消毒装置」ということがある。)10は、マスク、フェースガードなど、人が顔面の一部または全部を覆って顔面(顔面、目、鼻、口など)へのウィルス等の付着や進入を防止する、顔面防護具を消毒するものとして提案する。
消毒装置10は、ベース12上に垂直に設けられたスタンド14を含み、スタンド14の上端にはチャンバ16が支持される。これら12、14および16はいずれも鉄板のような金属板を加工して製作される。
消毒装置10は、基本的に、人が歩行しながら利用することを意図されていて、たとえば空港、駅などの通路や、劇場や映画館、博物館などの入口および/または出口に設置される。人が歩行しながら利用できるようにするために、一例として、チャンバ16の上端面までの高さは1200mmであり、チャンバ16自体の高さは500mmである。
また、チャンバ16は、平面視を示す図2からよくわかるように、人の動線18に沿う方向に長手に形成されるが、平面視において中央部分は、動線18から遠ざかるように湾曲した湾曲部16aとして形成される。このように、チャンバ16を、湾曲部16aを有する形状にした理由は、人が動線18に従って歩行するとき、できるだけチャンバ16と接触しないようにするためである。
一例として、チャンバ16の長手方向の長さは650mmに、またチャンバ16の幅(長手方向の直線に直交する幅)が285mmに設定される。
チャンバ16は、図1に示すように、底板20と天板22と、それらの間に設けられた胴部24からなり、この胴部24の長手方向の一方端側が入口26として形成されるとともに、長手方向の他方端側が出口28として形成される。チャンバ16の湾曲部16aでは上述のように動線18から遠ざかるが、入口26側の端部と出口28側の端部は動線18に接近している。
チャンバ16の入口26から出口28を貫通して入口26まで戻る無端(循環)コンベア(単に「コンベア」ということがある。)30が設けられる。この実施例では、コンベア30の平面視の形状は、チャンバ16の平面視の外形と相似していて、平面視で長手に形成され、さらに中央部分で湾曲している。つまり、湾曲部では動線18から遠ざかるが、チャンバ16の入口26および出口28側の両端部においては動線18と接近している。
図3に示すように、コンベア30はチャンバ16の天板22によって支持される。この実施例では、コンベア30としては、片山チェン株式会社の「Z型固定羽根付フリーカーブチェン(S.B.B)」(商品名)というローラコンベアを用いるので、以下それを用いた場合の説明をする。このローラコンベアは、チェーン32を移動または変位可能に支持するローラ34を含む。ローラ34はレール36によってさらに支持され、チェーン32が駆動されて移動または変位するとき、レール36の上を転動して、チェーン32のスムーズな移動または変位を可能にしている。
チェーン32を移動または変位させる駆動力は、スプロケット38によって与えられる。スプロケット38はケーシング40の中に収容され、このケーシング40の側板に設けられた軸受け(図示せず)によって軸支された回転軸42に固着される。ただし、このケーシング40はたとえば溶接によってチャンバ16の天板22の内面に固着され、ケーシング40の下面に上述のコンベア30のレール36がたとえばボルト、ナットで取り付けられる。したがって、コンベア30がチャンバ16(の天板22)によって支持される。
ただし、ケーシング40の下面とレール36の上面にはスプロケット38がそこを通ってチェーン32に噛み合うように、スリットないし開口が形成されている。
スプロケット38の回転軸42は、モータ44によって回転駆動される。モータ44はギアボックス46に取り付けられる。ギアボックス46は、天板22にたとえば溶接によって固着されたアングル48にたとえばボルト、ナットで取り付けられる。ギアボックス46内には1対の傘歯車50aおよび50bが設けられ、傘歯車50aはモータ44のモータ軸44aに固着される。傘歯車50bはスプロケット38の回転軸42に固着される。したがって、モータ44の駆動力によってスプロケット38が回転され、それに応じて、チェーン32が、この図3の紙面に直交する方向へ、移動または変位される。つまり、図1において、入口26からチャンバ16内を通って出口28へ至る経路で循環するように移動または変位される。
図1に戻って、コンベア30には、保持具としてのフック52が、間隔を隔てて、複数(この実施例では、4個)設けられている。好ましくは、4つのフック52にはそれぞれ異なる色が付けられていて、個別に識別可能とされている。これは、多くの人が消毒装置10を同時に利用するとき、それぞれのフック52に異なる人の顔面防護具、たとえばマスクを掛けるようにしたので、他人の顔面防護具と間違わないようにするためである。
また、前述したように、コンベア30は、平面視において、チャンバ16の入口26および出口28側の両端部においては動線18と接近しているため、人が動線18に沿って移動するとき、入口26側および出口28側においてコンベア30すなわちフック52と近くなる。そのため、人がフック52に被消毒物である顔面防護具、実施例ではマスク54を掛けたり、フック52から外したりするのが容易である。つまり、チャンバ16の動線18側の面とほぼ面一になるようにコンベア30を動線18側に湾曲させているので、、人62(図5‐図7)が動線18に沿って歩くときにチャンバ16に衝突することなく、しかも大きくチャンバ16側に手を伸ばすことなく、マスク54をフック52に掛けることができ、フック52から外すことができる。
さらに、チャンバ16を動線18から遠ざかるように湾曲させているため、マスク54がチャンバ16内に滞在している時間が長くなるので、マスク54の紫外線への曝露時間を長くすることができ、消毒効果を一層高めることができる。そのため、必要なら、チャンバ16をさらに大きく湾曲させることもできる。
なお、実施例で用いたコンベア30には、図3に示すように、チェーン32から下垂する固定羽根が予め設けられているので、フック52はその固定羽根を利用して設けられる。
図2および図4を参照して、チャンバ16の内部(たとえば、湾曲部16aにおける)には、フック52に掛けられた顔面防護具(マスク54)を消毒するための消毒ステーション56が形成される。この実施例では乾式消毒が採用され、消毒ステーション56では、マスク54を紫外線照射によって消毒する。
そのために、たとえばチャンバ16の底板20の内面上に、紫外線LED58が設置される。紫外線LED58は、この実施例では、波長100‐280nmの「UV‐C」と呼ばれる深紫外線を照射する。この波長範囲の深紫外線UV-Cは、波長がそれより長いUV-BやUV-Aに比べて消毒力(一般に謂う、殺菌力)が強いので、一層効率的な消毒が期待できる。
紫外線LED58としては、任意のデバイスを用いることができる。実施例では、一例として、順方向電圧が6ボルト、順方向電流は最大350mAのデバイスを用いる。構造としては、一例として、LEDチップを有するLED基板をヒートシンク上に設け、LEDチップの周りを囲繞するような孔を形成したカバーでLED基板を覆い、その孔を深紫外線透過フィルムで覆ったような構造となっている。そして、カバーに設けた取り付け孔を利用して、たとえばビス止めにて、チャンバ16内に取り付けている。
さらに、この紫外線LED58は、図2および図4に示すように、フック52に掛けられてコンベアで移送されているマスク54に向けて効果的に深紫外線を照射できるように、適切な照射角度を持って、底板20上に設置される。
さらに、紫外線LED58から照射される深紫外線の出射角度(配光角)ならびに紫外線LED58からマスク54(被消毒物)までの距離は、実施例では、それぞれ、大凡120°(中心から左右50‐60°ぐらい)、60mmに設定した。しかしながら、これらの角度や距離は、被消毒物の大きさや紫外線LED58の規格によって決まる。
実施例では、紫外線LED58は1つだけ設けられているが、紫外線LED58の数、2個以上でもよい。さらに、実施例では、紫外線LED58をチャンバ16の底板20の内面上に設置したが、紫外線LED58は、チャンバ16の胴部24の内面や天板22の内面に取り付けられてもよい。つまり、紫外線LED58はチャンバ16内の任意の場所に取り付け可能であり、被消毒物である顔面防護具に紫外線を照射する方向も、任意の方向でよい。
また、前述したように、チャンバ16に図2に示すような湾曲部16aが形成されているが、この湾曲部16aにおいて、胴部24の後側壁にも湾曲部24a(図2)が形成される。胴部24のこの湾曲部24a内面は、消毒ステーション56に対して一種の凹面鏡とみなすこともできる。したがって、紫外線LED58からマスク54に向けて照射されたがマスク54には当たらずマスク後方に行き過ぎてしまった紫外線が凹面鏡で反射されて、消毒ステーション56に存在するマスクの裏側に集束する。つまり、チャンバ16の後側壁の湾曲部24aによって、紫外線LED58から射出された紫外線を有効利用することができる。したがって、チャンバ16の湾曲部16aは、前述したように、チャンバ16が人の歩行の邪魔にならなくするという効果の他、紫外線の有効利用という副次的な効果も期待できる。
また、チャンバ16の様子を覗けるように透明な窓60をチャンバ16の前面、すなわち動線18側の面に設ける。ただし、深紫外線で顔面防護具を消毒するこの実施例では、その深紫外線がこの窓60を透過してしまって動線18に沿って移動する人62(図5、図7)に当たるのを防ぐ意味で、いわゆるUVカット(紫外線カット)の透明プラスチックで窓60を形成する。この透明窓60によって、人62に紫外線の影響を及ぼすことなく、チャンバ16内での消毒の様子を人62に見せることができるので、消毒装置10を利用する人に安心感を与えることができる。
図1に示す消毒装置10を利用する形態の一例が図5‐図7に示される。図5に示ように、動線18に沿って歩行している人62が消毒したい自分のマスク54をチャンバ16の入口26側で、コンベア30に設けられている1つのフック52に引っ掛ける。
人62はそのまま歩行を続ける。このとき、コンベア30によって、マスク54がチャンバ16の入口26からチャンバ16内に移送され、図6に示すように、消毒ステーション56(図4)にもたらされる。したがって、マスク54が消毒される。ただし、チャンバ16内のマスク54を示すために、図6では人は一部が点線で表現されている。
人62はさらに歩行する。このとき、コンベア30によって、マスク54がチャンバ16の出口28からチャンバ16外に移送される。したがって、歩行を続けた人62が図7に示すように、チャンバ16の出口28側で、消毒済みのマスク54をフック52から外して、持ち去ることができる。
このように、実施例の消毒装置10によれば、人の歩行中にマスクなどの汚染した顔面防護具を消毒することができる。また、前述のように、それぞれのフック52はたとえば色分けなどの方法で個別に識別可能にしているので、図5の状態で自分のマスク54を掛けたフック52のたとえば色を覚えておけば、図7の状態においてその色のフック52からマスク54を外せばよく、他人のマスクを間違って持ち去るのを効果的に防止できる。つまり、複数の人が同時に消毒装置10を利用しても、各フック52が個別に識別可能なので、他人のマスクとの取り違えを可及的防止できる。
ただし、フック52を個別識別可能にするためには、上述のように異なる色を付ける他、たとえば、フック52自体を犬とかキリン、チンパンジーなどの動物を模した形状にするとか、あるいはよく知られているキャラクタを模した形状にするなどが考えられる。
なお、発明者等の実験の結果、人がマスク54を入口26側でフック52に引っ掛けてから、出口28側で受け取るまでの時間としては、10秒程度を想定している。そのうち、マスクが消毒ステーションに留まっている時間、すなわち紫外線を照射している時間は5秒程度を想定している。
なお、必要な場合、チャンバ16内の消毒ステーション56を含む所定の範囲(たとえば、出射角の範囲)で、保持具すなわちフック52を回転させて、紫外線LED58からの深紫外線を表裏に等しく照射すようにしてもよい。このような回転付与手段としては、任意の手段が利用可能であるが、たとえば、小物塗装ラインにおいてワークピースを回転させる技術を応用することができる。
発明者等の実験では、実施例の消毒装置10によってマスク54に深紫外線を5秒間照射したとき、95%程度のウィルスが除去(消毒)された。
なお、上述の実施例で挙げた具体的な形状や数値等は一例であり、実際の製品に応じて適宜変更され得ることに留意されたい。
10 …顔面防護具消毒装置(消毒装置)
16 …チャンバ
18 …動線
20 …底板
22 …天板
24 …胴部
26 …入口
28 …出口
30 …コンベア
52 …フック
54 …マスク
56 …消毒ステーション
58 …紫外線LED
60 …窓
62 …人

Claims (6)

  1. 入口と出口を有し、人の動線に沿う長手のチャンバ、
    前記チャンバの前記入口から前記出口に向かって移動するコンベア、
    前記コンベアに設けられ、顔面防護具を取り外し容易に保持する保持具、および
    前記チャンバ内に設けられ、前記コンベアの前記保持具に保持された顔面防護具が前記チャンバ内に移送されたとき、前記チャンバ内で前記顔面防護具を消毒する消毒ステーションを備える、顔面防護具消毒装置。
  2. 前記消毒ステーションは、前記保持具に保持された顔面防護具に紫外線を照射する紫外線照射装置を含む、請求項1記載の顔面防護具消毒装置。
  3. 前記紫外線照射装置は深紫外線を照射する、請求項2記載の顔面防護具消毒装置。
  4. 前記チャンバは、前記消毒ステーションにある前記顔面防護具を覗ける紫外線カット透明窓を含む、請求項2または3記載の顔面防護具消毒装置。
  5. 前記保持具は、前記コンベアに間隔を隔てて複数設けられ、前記複数の保持具は個別に識別可能である、請求項1ないし4のいずれかに記載の顔面防護具消毒装置。
  6. 前記チャンバは、前記入口の側と前記出口の側は前記動線に近く、それらの間が前記動線から遠ざかるように、平面視において湾曲された湾曲部を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の顔面防護具消毒装置。
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