JP2021181925A - 撮像システム、制御装置、制御方法、プログラム - Google Patents

撮像システム、制御装置、制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テラヘルツ波を照射することによって被写体を撮像する場合に、消費電力を低減できる技術を提供する。【解決手段】撮像システムは、第1の動作モードでは第1の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射し、第2の動作モードでは前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって、当該被写体を検出する第1の検出部と、前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、テラヘルツ波を照射して撮像する撮像システム、制御装置、制御方法、プログラムに関する。
テラヘルツ波は、典型的には0.2THzから30THzの範囲のうち任意の周波数帯域の成分を有する電磁波である。この周波数帯域には、生体分子や樹脂をはじめとして、様々な物質の構造や状態に由来する特徴的な吸収が多く存在する。これに加え、テラヘルツ波は、可視光や赤外光と比較して波長が長いため、散乱の影響を受けにくく、多くの物質に対し強い透過性を有している。また、テラヘルツ波は、ミリ波と比較して波長が短いため、空間分解能(指向性)が高い。このように、テラヘルツ波は、「光の指向性」と「電波の透過性」を合わせ持ち、公共の場所でのボディチェックや監視カメラ等へのイメージング応用が期待されている。
特許文献1には、テラヘルツ波を照射して、テラヘルツ波画像を取得するアクティブ型のカメラシステム(撮像システム)が開示されている。
特開2018−087725号公報
ここで、テラヘルツ波を照射する照明装置は、可視光や赤外光を照射する照射装置よりも多くの消費電力が必要である。従って、テラヘルツ波を照射する照明装置を有する撮像システムを監視カメラなどに用いる場合には、被写体を撮像し続けるために長時間の動作が求められ、撮像システムとして多くの消費電力が必要であるという課題があった。
そこで、本発明は、テラヘルツ波を照射することによって被写体を撮像する場合に、消費電力を低減できる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
第1の動作モードでは第1の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射し、第2の動作モードでは前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、
テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって、当該被写体を検出する第1の検出部と、
前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部と、
を有することを特徴とする撮像システムである。
本発明の第2の態様は、
第1の動作モードでは第1の消費電力で点灯することによってテラヘルツ波を照射し、第2の動作モードでは前記第1の消費電力よりも大きい第2の消費電力で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、
テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって、当該被写体を
検出する第1の検出部と、
前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合には、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部と、
を有することを特徴とする撮像システムである。
本発明の第3の態様は、
第1の動作モードでは第1の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射して、第2の動作モードでは前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって当該被写体を検出する第1の検出部と、を有する撮像システムの制御装置あって、
前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部を有する、
ことを特徴とする制御装置である。
本発明の第4の態様は、
テラヘルツ波を照射する第1の照明部と、テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって当該被写体を検出する第1の検出部と、を有する撮像システムの制御方法であって、
前記第1の照明部を第1の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第1の制御工程と、
前記第1の照明部を前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第2の制御工程と、
前記第1の照明部が第1の発光量で点灯した状態において前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の照明部を前記第2の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第3の制御工程と、
を有することを特徴とする制御方法である。
本発明によれば、テラヘルツ波を照射することによって被写体を撮像する場合に、消費電力を低減できる。
実施形態1に係る撮像システムの構成図である。 実施形態1に係る撮像システムの動作のフローチャートである。 実施形態1に係る撮像システムの動作のタイムチャートである。 実施形態1に係る照明素子の配置を示す図である。 実施形態2に係る撮像システムの構成図である。 実施形態2に係る撮像システムの動作のフローチャートである。 実施形態2に係る撮像システムの動作のタイムチャートである。
以下、添付の図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わされてもよい。さらに、添付の図面においては、同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<実施形態1>
[撮像システムの構成]
図1を参照して、本実施形態に係るテラヘルツ波を照射して撮像する撮像システム1001(カメラシステム;撮像装置)の構成について説明する。図1は、撮像システム1001の構成を説明する模式図である。ここで、撮像システム1001が照射するテラヘルツ波(電磁波)の周波数は、周波数の割り当てが行われていない0.2THz以上30THz以下の範囲のうち、任意の周波数帯域の成分を有するか、単一の周波数であることが好ましい。多くの衣服類は1THzまで高い透過性を有するため、本実施形態のように、秘匿物の検査等に用いる場合には、さらに0.2THz以上1THz以下の周波数範囲がより好ましい。
撮像システム1001は、第1検出部100、第1照明部110、モニタ部130、支持部160、および制御部170を有する。
第1検出部100は、第1照明部110が照射するテラヘルツ波の被写体における反射波(反射光)を検出して、当該被写体を検出する。第1検出部100は、被写体における反射波を検出した場合には、反射波に基づき当該被写体の情報を含む信号(例えば、画像信号(画像情報))を生成する。なお、第1検出部100は、反射波に基づき、被写体を撮像することが可能であるため、本実施形態では、撮像部であるということもできる。また、本実施形態では、撮像システム1001が1個の第1検出部100を有しているが、撮像システム1001が有する第1検出部100の数はこれに限らず、2個以上であってもよい。
第1照明部110は、テラヘルツ波を被写体に照射する照明装置である。なお、本実施形態では、第1照明部110は、人物が有する秘匿物である第1被写体140と、当該人物(人体)である第2被写体141とに対してテラヘルツ波を照射する。ここで、第2被写体141が衣服の内部に第1被写体140を有しているため、人の目によって外部から第1被写体140を視認することができない。また、本実施形態では、撮像システム1001が1個の第1照明部110を有しているが、撮像システム1001が有する第1照明部110の数はこれに限らず、2個以上であってもよい。
ここで、第1照明部110は、テラヘルツ波を照射する複数の照明素子120と、照明光学系111とを有する。第1照明部110が有する照明素子120の数は、本実施形態では、25個(5個×5個の配列)である。
照明光学系111は、結像機能を有した光学素子である。照明光学系111は、レンズのような透過型の照明光学系であっても、ミラーのような反射型の照明光学系であってもよい。照明光学系111がレンズのような透過型である場合、使用するテラヘルツ波に対する損失が小さい材料が使用されるとよい。例えば、照明光学系111の材料として、テフロン(登録商標)や高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene)が使用できる。
複数の照明素子120は、同一平面に並べられていてもよいし、曲面を有するように並べられてもよい。複数の照明素子120のそれぞれから照射されたテラヘルツ波が、照明光学系111によって収束される。照明光学系111が透過型である場合には、第1照明部110と照明光学系111が同軸上に配置される。このため、照明光学系111が透過型である場合には、アライメント(配置)が容易であり、設置スペースを小さく小型化できる。一方、照明光学系111がミラーなどの反射型である場合には、透過型である場合に比べて大型化が容易である。このため、第1照明部110から受光できる面積を大きくすることが容易であり、照明光学系111によって収束される光量を増やしやすい。
モニタ部130は、第1検出部100が検出したテラヘルツ波の信号を取得して、当該
信号に基づく被写体の画像を表示する。支持部160は、第1検出部100と第1照明部110とを接続する。
制御部170は、第1検出部100と第1照明部110を制御する。制御部170は、例えば、制御プログラムを格納する記憶部やCPUを有するコンピュータ(制御装置)であり得る。なお、制御部170(CPU)は、格納された制御プログラムを実行することによって、第1検出部100と第1照明部110を制御する。
なお、第1照明部110(テラヘルツ波源)および第1検出部100(テラヘルツ波検出素子)には、比較的扱いが容易で且つ小規模な系で使用可能な半導体素子を用いることができる。例えば、半導体素子を用いたテラヘルツ波源として、量子カスケードレーザー(Quantum Cascade Laser:QCL)、共鳴トンネルダイオード(
Resonant Tunneling Diode:RTD)等が挙げられる。半導体素子を用いた検出器として、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型の熱検出器(ボロメータ)、ショットキーバリアダイオード(Schottky Barrier Diode:SBD)等が挙げられる。
[撮像システムの動作]
図2、図3を参照して、撮像システム1001の動作(制御方法)を説明する。図2は、撮像システム1001の動作のフローチャートである。図3は、撮像システム1001における各構成の動作の有無を示すタイムチャートである。なお、図2のフローチャートの各処理は、制御部170が、記憶部(記憶媒体)などに格納したプログラムを実行することによって実現できる。ここで、照明素子120は、指向性が低い照明素子121と、照明素子121よりも指向性が高い照明素子122を有する。
(ステップS101)
S101では、撮像システム1001は、第1の動作モードとして、指向性が低い照明素子121が照射するテラヘルツ波が被写体において反射した光(反射波)を検出する。具体的には、制御部170は、制御信号によって第1照明部110を制御して、指向性が低い照明素子121のうちの1個の照明素子120を点灯または間欠的点灯(1フレーム期間内において点灯と消灯が繰り返すような点灯を)させる。また、制御部170は、制御信号によって第1検出部100を制御して、第1照明部110から照射されたテラヘルツ波が被写体において反射した光(反射波)を検出し、反射波に基づく信号を生成(取得)する。
なお、S101では、図3のタイムチャートに示すように、1個の照明素子120が点灯している一方、他の24個の照明素子120は消灯している。これによって、S101では、点灯する照明素子120の数を抑えることができるため、第1の照明部110における消費電力を低減することができる。
また、少数の指向性の低い照明素子120の点灯により照射されたテラヘルツ波の反射波を検出することによれば、広範囲での検出がしやすく、被写体の高速検出ができるという効果が奏する。これにより、照明素子120の点灯時間の短縮ができる。
(ステップS102)
S102では、制御部170は、第1検出部100を制御して、第1被写体140(秘匿物)を検出したか否かを判定する。具体的には、制御部170(第1検出部100)は、第1検出部100が検出した反射波に基づく信号に、第1被写体140の情報が含まれるか否かを判定する。第1被写体140の情報が含まれる場合にはS103に進み、含まれない場合にはS101に戻る。S103に進む場合には、第1照明部110から照射さ
れたテラヘルツ波が、第1被写体140において反射して、第1検出部100に入射している。このとき、第1被写体140において反射したテラヘルツ波の正反射波が、第1被写体140に入射する。つまり、制御部170は、第1被写体140において反射したテラヘルツ波の正反射波が第1検出部100に入射するように、第1検出部100および第1照明部110を制御する。例えば、制御部170が、第1照明部110のテラヘルツ波の照射方向を変更するように第1照明部110の位置を変更する。または、制御部170は、ビームフォーミングを利用することによって、第1被写体140の存在する方向に対する第1検出部100および第1照明部110の指向性を向上させてもよい。第1検出部100および第1照明部110の少なくとも1つは、位置や向きを変更する駆動部を有していてもよい。
なお、S102では、図3のタイムチャートに示すように、25個の照明素子120は全て、消灯している状態である。しかしながら、S102においても、S101において点灯している1個の照明素子120が点灯し続けてもよい。つまり、照明素子120は、S102においても、第1の動作モードで照明部110が点灯していてもよい。また、S102では、第1検出部100は、反射波(被写体)を検出していない。
また、S102における第1被写体140の情報が、反射波に基づく信号に含まれるか否かの判定に関して、信号強度や事前に取得したデータを基準にするだけでなく、機械学習モデルにより輪郭から危険物として推定できる形状に応じて判定してもよい。また、判定には、AI(人工知能)が利用され得る。例えば、ディープラーニングを経た識別器(学習済モデル)が第1検出部100(または制御部170)に組み込まれ、AIによって特徴情報が抽出され、判定を行うことができる。つまり、第1検出部100は、ディープラーニングなどの機械学習により学習した学習済モデルを有し、取得した信号(情報)を学習済モデルに入力することによって、学習済モデルから、第1被写体140の情報が当該信号(情報)に含まれるか否かを判定する。なお、学習済モデルは、以下のように生成することができる。まず、危険物(秘匿物)の画像情報と危険物であることを示す情報との組み合わせが複数、学習するための教師データとして学習モデルに入力される。そして、任意の公知の教師あり機械学習アルゴリズムに基づき、教師データから学習済モデルが生成される。学習済モデルは、ディープラーニング(多層ニューラルネットワーク)以外に、階層型ニューラルネットワークや、SVM等のその他の機械学習アルゴリズムに基づいて生成されてもよい。
(ステップS103)
S103では、撮像システム1001は、第2の動作モードとして、全ての照明素子120が照射するテラヘルツ波の光によって、第1被写体140を撮像する(第1被写体141の画像情報を取得する)。具体的には、制御部170は、制御信号により第1照明部110を制御して、第1照明部110における全て(25個)の照明素子120を点灯させる。そして、制御部170は、第1検出部100を制御して、第1照明部110から照射されたテラヘルツ波の第1被写体140における反射波を検出して、撮像処理を行う。このとき、一般的なカメラのオートフォーカスシステムなどを用いて、フォーカスレンズ制御による合焦動作が行われてもよい。つまり、S103において、制御部170は、照明部110が暗く点灯していた第1の動作モードから、照明部110が明るく点灯する第2の動作モードに切り替えている。なお、S101よりもS103の方が、被写体に照射される光の光量(第1照明部110の発光量;照射量)が多い。
なお、点灯する照明素子120の数に関して、S101にて点灯する照明素子120の数が、S103にて点灯する照明素子120の数より少なければ、それぞれのステップにおいて点灯する照明素子120の数は任意の数でよい。例えば、S101にて1個の照明素子120が点灯し、S103にて当該1個以外の24個の照明素子120が点灯しても
よい。つまり、S101にて点灯する照明素子120とS103にて点灯する照明素子120とは互いに異なる照明素子120であってもよい。このように点灯することによれば、S101にて点灯した照明素子120が、S103にて点灯する照明素子120よりも大幅に早く照明素子としての寿命を迎えることを抑制することができる。
また、25個の照明素子における、S101(第1の動作モード)にて点灯する照明素子120(照明素子121)の位置は、任意であってよい。図4(A)〜図4(C)は、S101にて4個の照明素子120が点灯する場合の例を示す。図4(A)〜図4(C)では、S101にて点灯する照明素子120を斜線で表現している。S101では、図4(A)に示すように25個の照明素子120のうち4隅の4個の照明素子120が点灯してもよいし、図4(B)に示すように中央部の4個の照明素子120が点灯してもよい。また、図4(C)に示すように、25個の照明素子120のうち不規則な位置の照明素子120が点灯してもよい。
以上のように、本実施形態では、撮像システム1001は、まず、少数の照明素子120の点灯によって被写体を検出した結果に第1被写体140の情報が含まれるか否かを判定する。第1被写体140の情報が含まれていれば、撮像システム1001は、より多くの照明素子120の点灯によって第1被写体140を撮像する。すなわち、少数の照明素子120の点灯によって被写体を検出した結果に第1被写体140が含まれなければ、それよりも多くの照明素子120は点灯しない。これにより、テラヘルツ撮像システムを監視カメラなどに用いる場合での常時動作においても、照明素子120の消費電力を低減することができる。
さらに、本実施形態では、S101(第1の動作モード)とS103(第2の動作モード)とで、点灯する照明素子120の指向性を異ならせている。S101のように、低い(広い)指向性の照明素子120を用いることによれば、広範囲において被写体の検出を行うことができ、被写体の高速検出を実現することができる。一方、S103のように、高い(狭い)指向性の照明素子120を用いれば、テラヘルツ波の面積あたりの照射光量を増加でき、さらにテラヘルツ波を被写体の正面から照射することができるため、照射光量あたりのテラヘルツ波の反射光量が増加する。このため、S103では、雑音少なく(SN比が高く)、第1の被写体140を撮像(検出)することができる。つまり、本実施形態では、第1の被写体140が検出されるまでは、広範囲に対して高速度な検出が実現でき、第1の被写体140が検出された後では、第1の被写体140の高精度な撮像をすることができる。
また、本実施形態では、指向性が高い照明素子と指向性が低い照明素子とを用いる例を示したが、同じ指向性の照明素子を用いてもよい。つまり、S103(第2の動作モード)では、S101(第1の動作モード)よりも大きな発光量で(消費電力を大きく;明るく)第1照明部110が点灯していれば、いずれの方法が用いられてもよい。
例えば、S101では、時間経過に従い、第1照明部110における複数個の照明素子120が順次1個ずつ点灯(輪番)してもよい。順次点灯することによれば、1個の照明素子120だけが早く消耗してしまうことを抑制することができるため、撮像システム1001全体として長く使用することができるようになる。なお、順次1個ずつ照明素子120が点灯するのではなく、複数個ずつ(例えば、2個または3個ずつ)照明素子120が点灯してもよい。それらの位置は任意に決定することができる。また、S101とS103とで、第1照明部110における照明素子120の点灯数、明るさ(消費電力)、駆動周波数、duty比等を変更してもよい。
なお、上述では、S101(第1の動作モード)とS103(第2の動作モード)とで、点灯している照明素子120の数を変更したが、同数の照明素子120が点灯していて
もよい。つまり、S101では25個全ての照明素子120のそれぞれが所定の発光量で点灯し、S103では25個全ての照明素子120のそれぞれが所定の発光量よりも大きい発光量で点灯してもよい。また、指向性の高さ(広さ)を調整可能な照明素子120を用いて、S101では25個全ての照明素子120が低い指向性で点灯し、S103では25個全ての照明素子120がS101よりも高い指向性で点灯してもよい。
さらには、制御部170は、S103の処理の終了後、S103にて第1被写体141の画像情報が取得できている場合には、再度S103の処理を実行するようにし、そうでない場合にはS101の処理を実行するようにしてもよい。つまり、制御部170は、S103にて第1被写体141が検出(撮影)した場合には、指向性が高い照明素子121のテラヘルツ波の照射に第1被写体141の撮影を継続する(第2の動作モードを継続させる)。S103にて第1被写体141が検出(撮像)できてない場合には、指向性が低い照明素子121が照射するテラヘルツ波の光によって、被写体を検出するように切り替えてもよい(第1の動作モードに切り替える)。
<実施形態2>
本実施形態では、照明素子120の消費電力を実施形態1よりも低減させることを目的とする。本実施形態では、照明素子120によるテラヘルツ波の照射を行う必要があるか否かを、可視光または赤外光を用いた照射によって判定することによって、消費電力をさらに低減させる。なお、可視光とは、人間が肉眼で感じることができる光であり、例えば、波長が380nm以上770nm未満の光である。赤外光とは、例えば、波長が、770nm以上1mm未満の光(電磁波)である。
本実施形態に係る撮像システム1001は、図5に示す構成図のように、第2検出部200と第2照明部210とを有している。なお、本実施形態に係る撮像システム1001のその他の構成については、実施形態1に係る撮像システム1001と同様である。このため、2つの実施形態において共通する構成について、図5において同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2検出部200は、人感センサである。第2検出部200は、可視光または赤外光に対して感度を有し、可視光または赤外光を検出することによって被写体を検出する。なお、本実施形態では、第1検出部100と第2検出部200とは、同一の範囲の被写体を検出可能である。なお、可視光または赤外光はテラヘルツ波に比べて透過性が弱いため、第2検出部200は、図5に示す例において、人物である第2被写体141や衣服を検出することができるが、衣服に覆われた秘匿物である第1被写体140を検出することができない。
第2照明部210は、可視光また赤外光を被写体に対して照射する。ここで、可視光や赤外光の方が、テラヘルツ波よりも照射(点灯)のために必要な電力量が少ない。つまり、第1照明部110による光の照射よりも、第2照明部210による光の照射の方が少ない電力消費量によって実現できる。
[撮像システムの動作]
図6、図7を用いて、本実施形態に係る撮像システム1001の動作について説明する。図6は、撮像システム1001の処理を示すフローチャートである。なお、本フローチャートのS101〜S103は、実施形態1の図2のフローチャートのS101〜S103と同様であるため、詳細な説明は省略する。図7は、撮像システム1001における各構成の動作の有無を示すタイムチャートである。なお、図7では、S102において、時間経過に従って点灯する照明素子が切り替わり、照明素子9個が順次1個ずつ点灯する例を示している。
(ステップS201)
S201では、制御部170は、制御信号によって第2照明部210を制御して、可視光または赤外光を被写体に照射する。制御部170は、制御信号によって第2検出部200を制御して、被写体において反射した可視光または赤外光を検出して、信号(画像信号)に変換する。
ここで、図7のタイムチャートに示すように、S201において第1照明部110は、消灯している(点灯していない)。また、第1検出部100も動作をしていない。
なお、可視光には太陽光を用いてもよく、赤外光には人物から発される赤外光を用いてもよい。つまり、可視光および赤外光は自然界において多く発生しているものであるため、撮像システム1001は、第2照明部210を有していなくてもよい。
(ステップS202)
S202では、制御部170は、第2検出部200を制御して、第2検出部200が第2被写体141を検出したか否かを判定する。具体的には、制御部170は、第2検出部200が変換した信号に第2被写体141(人物)の情報が含まれているか否かを判定する。第2被写体141の情報が含まれる場合にはS101に進み、含まれない場合にはS201に戻る。従って、第2被写体141の情報が信号に含まれる場合には、S101にて第1照明部110が点灯し、そうでない場合には第1照明部110は消灯した状態を維持する。
なお、図7のタイムチャートの示すように、本実施形態では、S103において第2照明部210が点灯し、かつ、第2検出部200が動作している。しかし、S103において、第2照明部210が消灯し、かつ、第2検出部200が動作をしていなくてもよい。
以上により、可視光または赤外光によって、第2検出部200が第2被写体141を検出しなければ、第1照明部110によるテラヘルツ波の照射は行われない。このため、第1照明部110(照明素子120)が点灯している時間を短くすることができるので、照明素子120の消費電力のさらなる低減ができる。また、第1照明部110が点灯した後も、実施形態1と同様に、第1の被写体140が検出されるまでは、少数の照明素子120によってテラヘルツ波が照射される。従って、撮像システム全体における消費電力の低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、人感センサによって人物が検出された場合に、テラヘルツ波の照射による撮像(S101の処理)が開始されたが、これには限らない。例えば、人感センサによって、人物が検出された場合に、さらに当該人物と撮像システム1001との距離を距離センサによって測定して、当該距離が所定の閾値以下であった場合に、制御部170は、テラヘルツ波の照射による撮像を開始してもよい。これによれば、人物が遠く離れていることに起因する、テラヘルツ波の照射および検出による秘匿物の検出ができないということを抑制することができる。
また、音を検出するセンサが、所定の大きさ以上の音を検出した場合に、テラヘルツ波の照射により撮像(S101の処理;第1の動作モードの処理)が開始されてもよい。これによれば、音によって、人物が撮像システム1001の近くにいるか否かを判定することができるので、光の照射および検出を要する実施形態2よりも少ない消費電力によって人物の有無を判定することができる。つまり、S201およびS202の処理は、テラヘルツ波を照射するよりも少ない電力で、撮像システム1001の近くに人物がいるか否かが判定できるのであれば、任意の方法が用いられてもよい。更に、S201およびS20
2の処理は、いくつかの方法を組み合わせて用いることもできる。
なお、上記の各実施形態の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1個の機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1個の機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ASIC、FPGA、DSPなどのハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリ(記憶媒体)とを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1個以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1001:撮像システム、110:第1照明部、100:第1検出部、170:制御部

Claims (20)

  1. 第1の動作モードでは第1の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射し、第2の動作モードでは前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、
    テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって、当該被写体を検出する第1の検出部と、
    前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
  2. 被写体から発せられる可視光または赤外光を検出することによって、当該被写体を検出する第2の検出部をさらに有し、
    前記制御部は、1)前記第2の検出部が第2の被写体を検出する前には前記第1の照明部を消灯させておき、2)前記第2の検出部が第2の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードに切り替えて、前記第1の照明部を前記第1の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 可視光または赤外光を照射する第2の照明部をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記第2の被写体は、人物であり、
    前記第1の被写体は、前記人物が有する秘匿物である、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の撮像システム。
  5. 音を検出するセンサをさらに有し、
    前記制御部は、1)前記センサが所定の大きさ以上の音を検出する前には前記第1の照明部を消灯させておき、2)前記センサが前記所定の大きさ以上の音を検出した場合に、前記第1の動作モードに切り替えて、前記第1の照明部を前記第1の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記第1の検出部は、前記第2の発光量で点灯した前記第1の照明部から照射されたテラヘルツ波の反射波に基づき、前記第1の被写体の画像情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像システム。
  7. 前記第1の照明部は、複数の照明素子を有しており、
    前記第1の動作モードでは、前記複数の照明素子のうち第1の数の照明素子が点灯し、
    前記第2の動作モードでは、前記複数の照明素子のうち前記第1の数よりも多い第2の数の照明素子が点灯する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像システム。
  8. 前記第1の動作モードでは、前記第1の数の照明素子は、1フレーム期間の内に点灯と消灯を繰り返す、
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
  9. 前記第1の動作モードでは、時間経過に従って点灯する照明素子が切り替わり、前記第1の数ずつ照明素子が点灯する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
  10. 前記複数の照明素子は、第1指向性の照明素子と、前記第1指向性よりも高い指向性である第2指向性の照明素子とを有し、
    前記第1の動作モードでは、前記第1指向性の照明素子が点灯し、
    前記第2の動作モードでは、前記第2指向性の照明素子が点灯する、
    ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像システム。
  11. 前記複数の照明素子は、第1消費電力の照明素子と、前記第1消費電力よりも高い消費電力である第2消費電力の照明素子とを有し、
    前記第1の動作モードでは、前記第1消費電力の照明素子が点灯し、
    前記第2の動作モードでは、前記第2消費電力の照明素子が点灯する、
    ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の撮像システム。
  12. 前記制御部は、前記第2の動作モードに切り替わる場合に、前記第1の被写体においてテラヘルツ波が反射した正反射波が、前記第1の検出部に入射するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像システム。
  13. 前記テラヘルツ波は、0.2THz以上30THz以下の範囲に含まれる周波数帯域の成分を有する電磁波である、
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像システム。
  14. 前記テラヘルツ波は、0.2THz以上1THz以下の範囲に含まれる周波数帯域の成分を有する電磁波である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像システム。
  15. 前記第1の検出部は、前記第1の被写体を検出するための機械学習を行った学習済モデルを用いて、前記反射波に基づく情報に前記第1の被写体の情報が含まれるか否かを判定することによって、前記第1の被写体を検出する、
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像システム。
  16. 前記制御部は、
    前記第2の動作モードにおいて前記第1の検出部が前記第1の被写体を検出している場合には、前記第2の動作モードを継続し、
    前記第2の動作モードにおいて前記第1の検出部が前記第1の被写体を検出していない場合には、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像システム。
  17. 第1の動作モードでは第1の消費電力で点灯することによってテラヘルツ波を照射し、第2の動作モードでは前記第1の消費電力よりも大きい第2の消費電力で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、
    テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって、当該被写体を検出する第1の検出部と、
    前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合には、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
  18. 第1の動作モードでは第1の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射して、第2の動作モードでは前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯することによってテラヘルツ波を照射する第1の照明部と、テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって当該被写体を検出する第1の検出部と、を有する撮像システム
    の制御装置あって、
    前記第1の動作モードにおいて前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える制御部を有する、
    ことを特徴とする制御装置。
  19. テラヘルツ波を照射する第1の照明部と、テラヘルツ波が被写体において反射した反射波を検出することによって当該被写体を検出する第1の検出部と、を有する撮像システムの制御方法であって、
    前記第1の照明部を第1の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第1の制御工程と、
    前記第1の照明部を前記第1の発光量よりも大きい第2の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第2の制御工程と、
    前記第1の照明部が第1の発光量で点灯した状態において前記第1の検出部が第1の被写体を検出した場合に、前記第1の照明部を前記第2の発光量で点灯させてテラヘルツ波を照射するように制御する第3の制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  20. 請求項19に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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