JP2021174466A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の流通資材の個々の状況を容易に把握可能とし、かつ、充電や交換に要する作業負担が極小化された位置情報把握技術を提供する。【解決手段】流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置(サーバ1)において、受信制御部101は、流通資材に取り付けられた発信端末2から、イベント発生時及び停止状態継続時に送信されたメッセージを受信する制御を実行する。位置情報取得部102は、受信制御部101の制御により受信されたメッセージに基づいて、流通資材の位置に関する資材位置情報を取得する。個別情報生成部103は、位置情報取得部102により取得された資材位置情報に基づいて、流通資材の状況に関する個別資材状況情報を生成する。【選択図】図7
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来より、パレットやカゴ車などの流通資材は、物流を円滑に行うための必須のツールとして、様々な場面で利用されている。ただし、流通資材は、基本的に単体で流通される類のものではなく、また、実際の持ち主が誰であるか気に留められることもなく転々と使い回されることも多い。その結果、流通資材は、特定の場所に滞留したリ、紛失したりすることも多い。
これに対して、位置情報を把握するための技術であるGPS(Global Positioning System)を利用することもできる(例えば特許文献1参照)。
これに対して、位置情報を把握するための技術であるGPS(Global Positioning System)を利用することもできる(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術を含む従来の技術として採用されているGPS発信機は、1回の充電で連続稼働できる実質的な時間は2日程度である。このため、複数の流通資材の1つ1つにGPS発信機を取り付けて、1日おきにすべてのGPS発信機を充電したり交換したりするのは現実的ではない。
このため、複数の流通資材の個々の状況を容易に把握可能とし、かつ、充電や交換に要する作業負担が極小化された位置情報把握技術の開発が望まれている状況にある。
このため、複数の流通資材の個々の状況を容易に把握可能とし、かつ、充電や交換に要する作業負担が極小化された位置情報把握技術の開発が望まれている状況にある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の流通資材の個々の状況を容易に把握可能とし、かつ、充電や交換に要する作業負担が極小化された位置情報把握技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
物品の流通に用いられる流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置から所定タイミングで発信された信号を受信する制御を実行する受信制御手段と、
前記受信制御手段の制御により受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報を生成する第1生成手段と、
を備える。
物品の流通に用いられる流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置から所定タイミングで発信された信号を受信する制御を実行する受信制御手段と、
前記受信制御手段の制御により受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報を生成する第1生成手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムである。
本発明によれば、複数の流通資材の個々の状況を容易に把握可能とし、かつ、充電や交換に要する作業負担を極小化させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、図1乃至図4を参照して、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1が適用される情報処理システム(後述する図5参照)の適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの適用対象となる本サービスの概要を示す図である。
本サービスは、サービス提供者GからユーザUに対して提供されるサービスである。本サービスの提供を受けるユーザUには、例えば自身が所有する流通資材Sを用いて荷物の運送等を行う運送業者や、流通資材Sを利用して自社製品を各地に配送する製造業者等が含まれる。流通資材Sには、パレット、カゴ車、繰り返し利用できる梱包資材等が含まれる。
ユーザUは、本サービスを利用することで、自身が所有する流通資材Sを追跡してその状況を管理することができる。ユーザUが管理できる「状況」としては、例えば流通資材Sの移動の状況、複数の流通資材Sの滞留の状況、流通資材Sの紛失の状況等がある。
ユーザUは、本サービスを利用することで、自身が所有する流通資材Sを追跡してその状況を管理することができる。ユーザUが管理できる「状況」としては、例えば流通資材Sの移動の状況、複数の流通資材Sの滞留の状況、流通資材Sの紛失の状況等がある。
ユーザUは、本サービスの提供を受けるための前提として、管理対象とする流通資材Sの1つ1つに小型の情報処理端末2(以下、「発信端末2」と呼ぶ)を取り付ける。
発信端末2は、データの送受信機能、加速度センシング機能、温度センシング機能を有する情報処理端末である。発信端末2は、搭載された電池(例えば塩化チオニルリチウム電池(3.6V 3400mAh))から得られる電力を利用して上記の機能を発揮させる。
発信端末2は、データの送受信機能、加速度センシング機能、温度センシング機能を有する情報処理端末である。発信端末2は、搭載された電池(例えば塩化チオニルリチウム電池(3.6V 3400mAh))から得られる電力を利用して上記の機能を発揮させる。
発信端末2は、自機が移動しないで停止している時間(以下、「停止状態継続時間」)が所定の閾値(例えば21時間)を超えると、そのタイミングでアクセスポイントメッセージMaを送信する。
また、発信端末2は、自機が継続して移動し続けている時間(以下、「移動状態継続時間」)が所定の閾値(例えば2時間)に達すると、移動モードに遷移したことが検出されて、そのタイミングでアクセスポイントメッセージMaを送信する。
発信端末2から送信されるアクセスポイントメッセージMaには、送信時に周囲のWi−FiのアクセスポイントAPから取得されるBSSID(Basic Service Set Identifier)が含まれる。BSSIDは、Wi−FiのアクセスポイントAP及び無線ネットワークの識別子の1つであり、通常はWi−FiのアクセスポイントAPのMACアドレスがそのまま用いられる。これにより、BSSIDにより特定されるアクセスポイントAPの位置に基づいて、発信端末2が取付けられた流通資材Sの位置の特定が可能となる。具体的には例えば、BSSIDにより特定されるアクセスポイントAPから発信端末2までの距離等に基づく所定のロジックによって、発信端末2の位置(即ち流通資材Sの位置)の特定が行われる。
また、発信端末2は、自機が継続して移動し続けている時間(以下、「移動状態継続時間」)が所定の閾値(例えば2時間)に達すると、移動モードに遷移したことが検出されて、そのタイミングでアクセスポイントメッセージMaを送信する。
発信端末2から送信されるアクセスポイントメッセージMaには、送信時に周囲のWi−FiのアクセスポイントAPから取得されるBSSID(Basic Service Set Identifier)が含まれる。BSSIDは、Wi−FiのアクセスポイントAP及び無線ネットワークの識別子の1つであり、通常はWi−FiのアクセスポイントAPのMACアドレスがそのまま用いられる。これにより、BSSIDにより特定されるアクセスポイントAPの位置に基づいて、発信端末2が取付けられた流通資材Sの位置の特定が可能となる。具体的には例えば、BSSIDにより特定されるアクセスポイントAPから発信端末2までの距離等に基づく所定のロジックによって、発信端末2の位置(即ち流通資材Sの位置)の特定が行われる。
ただし、本実施形態では、発信端末2がアクセスポイントメッセージMaを送信するために利用するネットワークとして、Wi−FiではなくSigfox(登録商標)を採用している。Sigfox(登録商標)は、低消費電力で広域(例えば半径5km程度)に及ぶ無線通信を可能とするLPWA(Low Power Wide Area)である。Sigfoxによれば、通信免許が不要な920MHz帯を利用することができるので、低価格、低消費電力、長距離伝達を実現させることができる。
なお、Wi−Fiは、発信端末2が周囲のBSSIDを取得するために利用される。
なお、Wi−Fiは、発信端末2が周囲のBSSIDを取得するために利用される。
発信端末2から送信されるアクセスポイントメッセージMaは、サーバ1によって受信される。サーバ1は、受信したアクセスポイントメッセージMaに含まれるBSSIDから特定されるアクセスポイントAPの位置に関する情報を「資材位置情報」として取得する。そして、サーバ1は、取得した資材位置情報に基づいて、アクセスポイントメッセージMaを送信した発信端末2の状況に関する情報(以下、「個別資材状況情報」と呼ぶ)を生成する。
サーバ1により生成された個別資材状況情報は、ユーザ端末3のUI(User Interface)に表示される。具体的には例えば、図2を参照して後述する軌跡マップ等の形態で表示される。
また、ユーザUが複数の流通資材Sを所有している場合には、サーバ1は、複数の流通資材Sの夫々に取り付けられた発信端末2の夫々から送信されたアクセスポイントメッセージMaを受信する。サーバ1は、受信した複数のアクセスポイントメッセージMaの夫々に含まれるBSSIDから特定される複数のアクセスポイントAPの夫々の位置に関する情報を資材位置情報として取得する。サーバ1は、取得した複数の資材位置情報に基づいて、アクセスポイントメッセージMaを送信した複数の発信端末2の夫々の状況に関する情報(以下、「複数資材状況情報」と呼ぶ)を生成する。
サーバ1により生成された複数資材状況情報は、ユーザ端末3のUIに表示される。具体的には例えば、図3を参照して後述する滞留エリア分析マップや、図4を参照して後述する紛失マップ等の形態で表示される。
また、発信端末2は、上述した加速度センシング機能と所定のアルゴリズムによって、自機の特定のモーションを検出する。ここで、「特定のモーション」には、例えば、速度が所定の閾値を超えたこと、移動距離が所定の閾値を超えたこと、継続移動時間が所定の閾値を超えたこと等が含まれる。なお、発信端末2は、特定のモーションを検出するまでは省電力状態となる。
発信端末2は、「特定のモーション」として、速度が所定の閾値を超えたことを検出すると(移動開始)、ステータスメッセージMsを送信する。ステータスメッセージMsには、発信端末2の電池残量や、発信端末2による温度センシングの結果等が含まれる。なお、ステータスメッセージMsの送信には、アクセスポイントメッセージMaと同様にSigfox(登録商標)が利用される。ステータスメッセージMsの送信後、発信端末2は待機状態になり、検出されたモーションが停止して、停止した状態が所定時間(例えば10分間)続くと(移動完了)、発信端末2は、待機状態を解除してアクセスポイントメッセージMaを送信する。
具体的には例えば、図1に示すように、拠点K1に保管されていた流通資材Sが、荷物を運送するためにトラックT1に積載され、拠点K2に移動し、倉庫に数日間保管された後にトラックT2に積載されて発送されたとする。このような場合、流通資材Sに取り付けられた発信端末2は、例えば以下のようなタイミングで各種のメッセージを送信する。
即ち、発信端末2は、拠点K1に流通資材Sが保管されている間、流通資材Sの停止状態継続時間が所定の閾値を超えたタイミングで、その都度アクセスポイントメッセージMaを送信する。具体的には例えば、図1に示すように、閾値が21時間と定められていたとする。すると、発信端末2は、停止状態継続時間が21時間を経過すると、これを検出してアクセスポイントメッセージMaを送信する。
即ち、発信端末2は、拠点K1に流通資材Sが保管されている間、流通資材Sの停止状態継続時間が所定の閾値を超えたタイミングで、その都度アクセスポイントメッセージMaを送信する。具体的には例えば、図1に示すように、閾値が21時間と定められていたとする。すると、発信端末2は、停止状態継続時間が21時間を経過すると、これを検出してアクセスポイントメッセージMaを送信する。
また、発信端末2は、拠点K1で流通資材Sを積載したトラックT1が拠点K2に向けて出発すると、これを「自機の特定のモーション」として検出し、ステータスメッセージMsを送信して待機状態になる。具体的には例えば、図1に示すように、速度の閾値が40km/h、移動距離の閾値が2kmと定められていたとする。すると、発信端末2は、トラックT1の速度が40km/hを超え、かつ、トラックT1の移動距離が2kmを超えると、これを検出し、ステータスメッセージMsを送信して待機状態になる。
その後、トラックT1が停止すると、発信端末2は、トラックT1が停止している時間をカウントし、トラックT1の停止時間が所定時間(例えば10秒)続くと、これを検出して待機状態を解除する。そして、発信端末2は、アクセスポイントメッセージMaを送信する。
その後、トラックT1が停止すると、発信端末2は、トラックT1が停止している時間をカウントし、トラックT1の停止時間が所定時間(例えば10秒)続くと、これを検出して待機状態を解除する。そして、発信端末2は、アクセスポイントメッセージMaを送信する。
また、発信端末2は、トラックT1が拠点K2に到着した後、停止状態継続時間が所定の閾値を超えたタイミングで、周囲のアクセスポイントAPからBSSIDを取得して、アクセスポイントメッセージMaを送信する。
また、発信端末2は、拠点K2で流通資材Sを積載したトラックT2が他の拠点に向けて出発し、しばらくするとこれを「自機の特定のモーション」として検出する。具体的には例えば、図1に示すように、継続移動時間の閾値が2時間、速度の閾値が40km/h、移動距離の閾値が2kmと定められていたとする。すると、発信端末2は、トラックT1の移動時間が2時間に達し、かつ、トラックT1の速度が40km/hを超え、かつ、トラックT1の継続移動距離が2kmを超えると、これを「自機の特定のモーション」として検出する。そして、発信端末2は、そのタイミングで周囲のアクセスポイントAPからBSSIDを取得して、アクセスポイントメッセージMaを送信する。
また、図示はしないが、発信端末2は、自機が流通資材Sから取り外されたことを検出すると、アラートメッセージMrを送信する。アラートメッセージMrを送信されると、発信端末2は非アクティブ化の状態となる。なお、アラートメッセージMrが送信される際には、他のメッセージと同様にSigfox(登録商標)が利用される。
また、発信端末2は、アラートメッセージMrを送信すると同時又は数秒後にアクセスポイントメッセージMaを送信する。即ち、発信端末2は、自機が流通資材Sから取り外されたことを検出すると、アラートメッセージMrを送信する他、周囲のアクセスポイントAPからBSSIDを取得してアクセスポイントメッセージMaを送信する。
これにより、サーバ1において、流通資材Sから発信端末2が取り外された位置を特定することが可能になる。
また、発信端末2は、アラートメッセージMrを送信すると同時又は数秒後にアクセスポイントメッセージMaを送信する。即ち、発信端末2は、自機が流通資材Sから取り外されたことを検出すると、アラートメッセージMrを送信する他、周囲のアクセスポイントAPからBSSIDを取得してアクセスポイントメッセージMaを送信する。
これにより、サーバ1において、流通資材Sから発信端末2が取り外された位置を特定することが可能になる。
ユーザUは、本サービスの提供を受ける場合、ユーザ端末3にインストールされた、本サービスの利用を可能とする専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)を利用する。
また、ユーザUは、ユーザ端末3のブラウザ機能により表示される、本サービスの利用を可能とする専用のウェブサイト(以下、「専用サイト」と呼ぶ)にアクセスすることでも本サービスの提供を受けることができる。
以下、ユーザUが「ユーザ端末3を操作する」とは、専用アプリを利用して本サービスの提供を受けること、又は専用サイトにアクセスして本サービスの提供を受けることのいずれかを意味するものとする。
また、ユーザUは、ユーザ端末3のブラウザ機能により表示される、本サービスの利用を可能とする専用のウェブサイト(以下、「専用サイト」と呼ぶ)にアクセスすることでも本サービスの提供を受けることができる。
以下、ユーザUが「ユーザ端末3を操作する」とは、専用アプリを利用して本サービスの提供を受けること、又は専用サイトにアクセスして本サービスの提供を受けることのいずれかを意味するものとする。
図2は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、軌跡マップの具体例を示す図である。
図2のUIには、軌跡検索の対象として指定された発信端末2の端末名と、検索の対象とする期間を指定するための入力欄R1と、指定した内容で検索を開始するためのボタンB1と、その検索結果が表示されている。
具体的には、検索対象の期間が指定されてボタンB1が押下されると、その検索結果として、UIの左側の表示領域に、指定された発信端末2の移動の軌跡を示す地図(以下、「軌跡マップ」と呼ぶ)が表示される。また、UIの右側の表示領域に、軌跡検索の対象となる流通資材Sの挙動を時系列順に示した情報が表示される。
具体的には、検索対象の期間が指定されてボタンB1が押下されると、その検索結果として、UIの左側の表示領域に、指定された発信端末2の移動の軌跡を示す地図(以下、「軌跡マップ」と呼ぶ)が表示される。また、UIの右側の表示領域に、軌跡検索の対象となる流通資材Sの挙動を時系列順に示した情報が表示される。
具体的には例えば、図2のUIの左側の表示領域には、指定された流通資材S(端末名は10D4C76)の、2019年12月1日から2020年1月1日までの移動の状況を示す軌跡マップが表示されている。
また、図2のUIの右側の表示領域には、軌跡検索の対象となる流通資材Sの挙動として、2019年12月10日の9時43分に、拠点「板橋センター」に初停車してからの移動の状況が時系列順に示されている。
ここで、流通資材Sが立ち寄った拠点の特定には、発信端末2により取得されたBBSIDを有するアクセスポイントAPと、各拠点との位置関係等に基づく所定のロジックが用いられる。
ユーザUは、図2に示すUIを見ることにより、流通資材S毎の移動の状況を容易に把握することができる。
また、図2のUIの右側の表示領域には、軌跡検索の対象となる流通資材Sの挙動として、2019年12月10日の9時43分に、拠点「板橋センター」に初停車してからの移動の状況が時系列順に示されている。
ここで、流通資材Sが立ち寄った拠点の特定には、発信端末2により取得されたBBSIDを有するアクセスポイントAPと、各拠点との位置関係等に基づく所定のロジックが用いられる。
ユーザUは、図2に示すUIを見ることにより、流通資材S毎の移動の状況を容易に把握することができる。
図3は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、滞留エリア分析マップの具体例を示す図である。
図3のUIには、滞留エリア分析の対象とする期間を指定するための入力欄R2と、滞留が生じた期間を指定するためのボタンB2と、指定した内容で検索を開始するためのボタンB3と、その検索結果とが表示されている。
具体的には、ボタンB3が押下されると、その検索結果として、流通資材Sの滞留が生じているエリア(以下、「滞留エリア」と呼ぶ)を示す地図(以下、「ヒートマップ」と呼ぶ)が表示される。また、ヒートマップの下側の表示領域には、ヒートマップに表示された滞留エリアに属する拠点のうち、特に滞留が多かった拠点のワーストランキングが表示される。
これにより、ユーザUは、指定する期間のフィルタリングを行うことで、流通資材Sの滞留が生じやすい拠点と、拠点以外の場所のうち滞留が生じやすい場所に関する情報とを容易に把握することができる。
具体的には、ボタンB3が押下されると、その検索結果として、流通資材Sの滞留が生じているエリア(以下、「滞留エリア」と呼ぶ)を示す地図(以下、「ヒートマップ」と呼ぶ)が表示される。また、ヒートマップの下側の表示領域には、ヒートマップに表示された滞留エリアに属する拠点のうち、特に滞留が多かった拠点のワーストランキングが表示される。
これにより、ユーザUは、指定する期間のフィルタリングを行うことで、流通資材Sの滞留が生じやすい拠点と、拠点以外の場所のうち滞留が生じやすい場所に関する情報とを容易に把握することができる。
具体的には例えば、図3のヒートマップには、指定された期間(2019年11月20日から2020年1月10日まで)中に、5日以上の滞留が生じた滞留エリアが強調して表示されている。
また、ヒートマップの下側の表示領域には、ワーストランキングとして、「拠点付近の滞留回数一覧」が表示されている。そして、その具体例として、1位の拠点が「板橋センター」であることと、2位の拠点が「東戸塚店」であることとが表示されている。具体的には、ワーストランキングが1位の「板橋センター」では、合計37台で5泊以上の滞留が53回発生したとされている。また、ワーストランキングが2位の「東戸塚店」では、合計4台で5泊以上の滞留が4回発生したとされている。
また、ヒートマップの下側の表示領域には、ワーストランキングとして、「拠点付近の滞留回数一覧」が表示されている。そして、その具体例として、1位の拠点が「板橋センター」であることと、2位の拠点が「東戸塚店」であることとが表示されている。具体的には、ワーストランキングが1位の「板橋センター」では、合計37台で5泊以上の滞留が53回発生したとされている。また、ワーストランキングが2位の「東戸塚店」では、合計4台で5泊以上の滞留が4回発生したとされている。
また、複数資材状況情報を集積させたビッグデータを利用して、AI(人工知能)による機械学習を行わせることで、流通資材Sの滞留が生じ易いエリアのサジェストを行うこともできる。
図4は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、紛失マップの具体例を示す図である。
図4のUIには、不在端末の検索の対象とする不在日数を指定するためのボタンB4と、指定した内容で検索を開始するためのボタンB5と、その検索結果とが表示されている。「不在端末」とは、所定期間いずれの拠点にも立ち寄っていない発信端末2のことをいう。「不在日数」とは、発信端末2がいずれの拠点にも立ち寄っていない連続日数のことをいう。発信端末2がいずれの拠点にも立ち寄っていないということは、発信端末2を取り付けた流通資材Sがいずれの拠点にも立ち寄っていないことを意味する。不在日数が長ければ長いほど、流通資材Sが紛失した可能性が高いことになる。
具体的には、ボタンB5が押下されると、その検索結果として、長期間いずれの拠点にも立ち寄った実績のない流通資材Sが最後に確認された位置(以下、「最終確認位置」と呼ぶ)を示す地図(以下、「紛失マップ」と呼ぶ)が表示される。「最終確認位置」は、具体的には最後に取得された資材位置情報により特定されるアクセスポイントAPの位置となる。紛失マップに表示された複数のアイコンは、最終確認位置としてのアクセスポイントAPの位置を示している。ユーザUがこのアイコンを選択する操作を行うと、図4に示すように、対象となる端末名と、不在日数と、最終的に立ち寄ったことが確認された拠点(以下、「最終立ち寄り拠点」と呼ぶ)の名称とが吹き出しによって表示される。
また、紛失マップの下側の表示領域には、紛失マップに最終確認位置が表示された発信端末2のうち、紛失した可能性が特に高いもののワーストランキングが表示される。
これにより、ユーザUは、不在日数を指定することで、紛失した可能性のある流通資材Sに関する情報を容易に把握することができる。
また、紛失マップの下側の表示領域には、紛失マップに最終確認位置が表示された発信端末2のうち、紛失した可能性が特に高いもののワーストランキングが表示される。
これにより、ユーザUは、不在日数を指定することで、紛失した可能性のある流通資材Sに関する情報を容易に把握することができる。
具体的には例えば、図4の紛失マップには、指定された不在日数(4日)以上となっている発信端末2の夫々の最終確認位置がアイコンによって表示されている。
また、紛失マップの下側の表示領域には、ワーストランキングとして、「不在端末一覧」が表示されている。そして、その具体例として、1位の端末名が「10D4E44」であることと、2位の端末名が「10D4DF7」であることとが表示されている。さらに、ワーストランキングが1位の「10D4E44」の不在日数が38日間であり、ワーストランキングが2位の「10D4DF7」の不在日数が34日間であることが表示されている。
また、紛失マップの下側の表示領域には、ワーストランキングとして、「不在端末一覧」が表示されている。そして、その具体例として、1位の端末名が「10D4E44」であることと、2位の端末名が「10D4DF7」であることとが表示されている。さらに、ワーストランキングが1位の「10D4E44」の不在日数が38日間であり、ワーストランキングが2位の「10D4DF7」の不在日数が34日間であることが表示されている。
また、本サービスでは、サーバ1により取得される資材位置情報を、下記の手法を用いて補正することもできる。
まず、発信端末2のメッセージの送信に利用されているネットワーク(Sigfox)の基地局(以下、「端末基地局」と呼ぶ)の位置に関する情報(以下、「基地局位置情報」と呼ぶ)をデータベース化する。そして、データベース化された情報に基づいて、資材位置情報の補正を行う。
まず、発信端末2のメッセージの送信に利用されているネットワーク(Sigfox)の基地局(以下、「端末基地局」と呼ぶ)の位置に関する情報(以下、「基地局位置情報」と呼ぶ)をデータベース化する。そして、データベース化された情報に基づいて、資材位置情報の補正を行う。
以上をまとめると、本サービスによれば、以下のような効果が期待される。
即ち、流通資材Sの滞留と紛失とを見える化させることができる。また、資材位置情報を個別に読み取る作業が不要となる。具体的には、個々の流通資材Sを対象とするRFID(Radio frequency identifier)等による物理的な読み取り作業を省略することができる。これにより、流通資材Sのスムーズな回収作業を実現させることができる。
また、流通資材Sが滞留する拠点や場所を把握することで流通資材Sの新規購入コストを抑制することができる。
また、発信端末2の単価は低価格であるため、独自にネットワークを構築することなく、低い初期コストで資材位置情報を取得することができる。
また、特定の拠点のバックヤードにカゴ車やパレット(流通資材S)が滞留したりすることで、それ以外の拠点の繁忙期に流通資材Sが不足して商機を逸するようなことを防ぐことができる。
また、流通資材Sが紛失することで生じる投資額を抑制することができる。
また、レンタルした流通資材Sの紛失に伴うペナルティの支払い等を回避することができる。
また、例えばGPSモジュールの場合、高価、電力の消耗が激しい、屋外使用に不向きといった難点がある。これに対して、本サービスでは、Sigfox(登録商標)とWi−FiのアクセスポイントAPとの併用により、資材位置情報の精度の向上、省電力、低コスト、屋内外利用、長い電池寿命等が実現される。また、加速度センシング機能がSigfox(登録商標)を補完するため、例えば車両走行時のメッセージの送信が可能となる。
即ち、流通資材Sの滞留と紛失とを見える化させることができる。また、資材位置情報を個別に読み取る作業が不要となる。具体的には、個々の流通資材Sを対象とするRFID(Radio frequency identifier)等による物理的な読み取り作業を省略することができる。これにより、流通資材Sのスムーズな回収作業を実現させることができる。
また、流通資材Sが滞留する拠点や場所を把握することで流通資材Sの新規購入コストを抑制することができる。
また、発信端末2の単価は低価格であるため、独自にネットワークを構築することなく、低い初期コストで資材位置情報を取得することができる。
また、特定の拠点のバックヤードにカゴ車やパレット(流通資材S)が滞留したりすることで、それ以外の拠点の繁忙期に流通資材Sが不足して商機を逸するようなことを防ぐことができる。
また、流通資材Sが紛失することで生じる投資額を抑制することができる。
また、レンタルした流通資材Sの紛失に伴うペナルティの支払い等を回避することができる。
また、例えばGPSモジュールの場合、高価、電力の消耗が激しい、屋外使用に不向きといった難点がある。これに対して、本サービスでは、Sigfox(登録商標)とWi−FiのアクセスポイントAPとの併用により、資材位置情報の精度の向上、省電力、低コスト、屋内外利用、長い電池寿命等が実現される。また、加速度センシング機能がSigfox(登録商標)を補完するため、例えば車両走行時のメッセージの送信が可能となる。
次に、本サービスに適用可能な情報処理システムの構成について説明する。
図5は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図5は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図5に示す情報処理システムは、サーバ1と、発信端末2−1乃至2−n(nは1以上の任意の整数値)と、ユーザ端末3と、アクセスポイントAP1乃至APm(mは1以上の任意の整数値)が、ネットワークN1乃至N3のいずれかを介して接続されることで構成される。
サーバ1と、ユーザ端末3とは、インターネット等の所定のネットワークN1を介して相互に接続されている。
発信端末2−1乃至2−nは、各種のメッセージ(アクセスポイントメッセージMa、ステータスメッセージMs等)を送信する際には、ネットワークN2としてのSigfox(登録商標)を利用する。
発信端末2−1乃至2−nの夫々は、アクセスポイントAPのスキャンを行い、取得したn個のBSSIDのうち、所定のロジックを用いて選択した1個のBBSIDを夫々取得する。発信端末2−1乃至2−nがBSSIDを取得する際には、ネットワークN3としてのWi−Fiを利用する。
なお、本明細書では、発信端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「発信端末2」と呼ぶ。
サーバ1と、ユーザ端末3とは、インターネット等の所定のネットワークN1を介して相互に接続されている。
発信端末2−1乃至2−nは、各種のメッセージ(アクセスポイントメッセージMa、ステータスメッセージMs等)を送信する際には、ネットワークN2としてのSigfox(登録商標)を利用する。
発信端末2−1乃至2−nの夫々は、アクセスポイントAPのスキャンを行い、取得したn個のBSSIDのうち、所定のロジックを用いて選択した1個のBBSIDを夫々取得する。発信端末2−1乃至2−nがBSSIDを取得する際には、ネットワークN3としてのWi−Fiを利用する。
なお、本明細書では、発信端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「発信端末2」と呼ぶ。
サーバ1は、サービス提供者Gにより管理される情報処理装置である。サーバ1は、発信端末2、及びユーザ端末3の夫々と適宜通信をしながら、本サービスの提供を実現するための各種処理を実行する。
発信端末2は、流通資材Sの1つ1つに取り付けられる装置である。発信端末2は、所定のタイミングで、アクセスポイントメッセージMa、ステータスメッセージMs、あるいはアラートメッセージMrを送信する。
ユーザ端末3は、ユーザUにより操作される情報処理装置である。ユーザ端末3は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
次に、図5に示す情報処理システムにおいて各種処理を実行するハードウェアの構成について説明する。
図6は、図5のサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6は、図5のサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、各種ハードウェアボタン等で構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークN1及びネットワークN2を介して他の装置(例えば図5の発信端末2、及びユーザ端末3等)との間で行う通信を制御する。
出力部17は、各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークN1及びネットワークN2を介して他の装置(例えば図5の発信端末2、及びユーザ端末3等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア40が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア40から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア40は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図5の発信端末2、及びユーザ端末3も、図6に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、発信端末2、及びユーザ端末3のハードウェア構成の説明については省略する。
次に、図6のハードウェア構成を有するサーバ1の機能的構成について説明する。
図7は、図6のサーバの制御により実行される個別モニタリング処理、複数モニタリング処理、及び位置補正処理に必要となる機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図7は、図6のサーバの制御により実行される個別モニタリング処理、複数モニタリング処理、及び位置補正処理に必要となる機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
ここで、上述の本サービスを提供するために必要となる処理のうち、「個別モニタリング処理」とは、ユーザUが個別資材状況情報をUIによってモニタリングできるようにする処理のことをいう。また、「複数モニタリング処理」とは、ユーザUが複数資材状況情報をUIによってモニタリングできるようにする処理のことをいう。また、「位置補正処理」とは、資材位置情報の適正化のために必要となる補正を、端末基地局毎に行う処理のことをいう。
図7に示すように、図6のサーバ1の制御により個別モニタリング処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11において、受信制御部101と、位置情報取得部102と、個別情報生成部103と、表示制御部104とが機能する。
また、サーバ1の制御により複数モニタリング処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11において、受信制御部101と、位置情報取得部102と、複数情報生成部105と、表示制御部104とが機能する。
また、サーバ1の制御により位置補正処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11において、受信制御部101と、位置情報取得部102と、整合性検討部106と、位置補正部107とが機能する。
また、サーバ1の記憶部18の一領域には、位置DB181と、状況DB182とが設けられている。
また、サーバ1の制御により複数モニタリング処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11において、受信制御部101と、位置情報取得部102と、複数情報生成部105と、表示制御部104とが機能する。
また、サーバ1の制御により位置補正処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11において、受信制御部101と、位置情報取得部102と、整合性検討部106と、位置補正部107とが機能する。
また、サーバ1の記憶部18の一領域には、位置DB181と、状況DB182とが設けられている。
受信制御部101は、物品の流通に用いられる流通資材Sに取り付けられた発信端末2から所定タイミングで送信された各種のメッセージを受信する制御を実行する。
具体的には例えば、受信制御部101は、発信端末2の停止継続時間が所定時間継続していることが検出されたタイミングで発信されたアクセスポイントメッセージMaを受信する制御を実行する。
また例えば、受信制御部101は、特定のモーションが検出されたタイミングで送信されたステータスメッセージMs、あるいはアクセスポイントメッセージMaを受信する制御を実行する。
具体的には例えば、受信制御部101は、発信端末2の停止継続時間が所定時間継続していることが検出されたタイミングで発信されたアクセスポイントメッセージMaを受信する制御を実行する。
また例えば、受信制御部101は、特定のモーションが検出されたタイミングで送信されたステータスメッセージMs、あるいはアクセスポイントメッセージMaを受信する制御を実行する。
位置情報取得部102は、受信制御部101の制御により受信されたアクセスポイントメッセージMaに基づいて、流通資材Sの位置に関する資材位置情報を取得する。
個別情報生成部103は、位置情報取得部102により取得された資材位置情報に基づいて、流通資材Sの状況に関する個別資材状況情報を生成する。
具体的には、個別情報生成部103は、流通資材Sの状況としての移動の軌跡に関する個別資材状況情報を生成する。
具体的には、個別情報生成部103は、流通資材Sの状況としての移動の軌跡に関する個別資材状況情報を生成する。
以上の機能的構成により、発信端末2から所定タイミングで発信された各種のメッセージが受信されて、そのメッセージに基づいての流通資材Sの資材位置情報が取得される。そして、取得された資材位置情報に基づいて、資材状況情報が生成される。その結果、流通資材Sの状況が確認可能となる。
表示制御部104は、個別情報生成部103により生成された個別資材位置情報を所定の表示形態で表示する制御を実行する。
具体的には例えば、表示制御部104は、個別情報生成部103により生成された個別資材位置情報を、図2の軌跡マップの表示形態で表示する制御を実行する。
また例えば、表示制御部104は、複数情報生成部105により生成された複数資材位置情報を、図3のヒートマップや図4の紛失マップの表示形態で表示する制御を実行する。
具体的には例えば、表示制御部104は、個別情報生成部103により生成された個別資材位置情報を、図2の軌跡マップの表示形態で表示する制御を実行する。
また例えば、表示制御部104は、複数情報生成部105により生成された複数資材位置情報を、図3のヒートマップや図4の紛失マップの表示形態で表示する制御を実行する。
複数情報生成部105は、個別情報生成部103により生成された複数の資材位置情報に基づいて、複数の流通資材Sの状況に関する複数資材状況情報を生成する。
以上の機能的構成により、資材状況情報が、軌跡マップなどの所定の表示形態で表示される。その結果、ユーザUは、流通資材Sの状況を容易に確認することができる。また、複数の資材位置情報に基づいて、複数資材情報が生成されて、ヒートマップや紛失マップなどの所定の表示形態で表示される。その結果、ユーザUは、流通資材Sの紛失の状況や、群で表示される複数の流通資材Sの滞留の状況などを容易に把握することができる。
整合性検討部106は、複数の端末基地局から取得された基地局位置情報に基づいて、資材位置情報の整合性についての検討を端末基地局毎に行う。
位置補正部107は、整合性検討部106による検討の結果に基づいて、資材位置情報の補正を行う。
以上の機能的構成により、複数の端末基地局から取得された、基地局位置情報に基づいて、資材位置情報の整合性についての検討が端末基地局毎に行われる。そして、その検討結果に基づいて、資材位置情報の補正が端末基地局毎に行われる。その結果、資材位置情報に基づいて生成される資材状況情報の正確性と信憑性とを向上させることができる。
また、図7に示すように、図6のサーバ1の制御により個別モニタリング処理、及び複数モニタリング処理が実行される場合、その前提として、発信端末2において、検出部201と、メッセージ送信部202とが機能する。
検出部201は、自機の停止状態継続時間が所定の閾値を超えたことを検出する。
また、検出部201は、自機の特定のモーションを検出する。
また、検出部201は、自機が流通資材Sから取り外されたことを検出する。
メッセージ送信部202は、検出部201により検出された内容に基づいて、サーバ1に各種のメッセージを送信する。
また、検出部201は、自機の特定のモーションを検出する。
また、検出部201は、自機が流通資材Sから取り外されたことを検出する。
メッセージ送信部202は、検出部201により検出された内容に基づいて、サーバ1に各種のメッセージを送信する。
以上の機能的構成により、上述の本サービスの提供が実現可能となる。
次に、図8乃至図10を参照して、ユーザ端末3に表示されるUIの具体例について説明する。
図8は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、拠点別ヒートマップの具体例を示す図である。
図9は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、ストリートビュー(登録商標)の具体例を示す図である。
図9は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、ストリートビュー(登録商標)の具体例を示す図である。
図8のUIには、指定された拠点における滞留数の検索対象とする期間を指定するための入力欄R3と、滞留期間を指定するためのボタンB6と、指定した内容で検索を開始するためのボタンB7と、その検索結果が表示されている。
具体的には、検索対象の期間と滞留期間とが指定されてボタンB7が押下されると、その検索結果として、UIの左側の表示領域には、指定された拠点の滞留の状況を示すヒートマップが表示される。また、UIの右側の表示領域には、指定された拠点付近で滞留することが多かった発信端末2に関する情報が表示される。
これにより、ユーザUは、UIを見ることにより、流通資材Sの滞留の状況と、滞留が多かった流通資材Sの個々の情報とを拠点毎に容易に把握することができる。
具体的には、検索対象の期間と滞留期間とが指定されてボタンB7が押下されると、その検索結果として、UIの左側の表示領域には、指定された拠点の滞留の状況を示すヒートマップが表示される。また、UIの右側の表示領域には、指定された拠点付近で滞留することが多かった発信端末2に関する情報が表示される。
これにより、ユーザUは、UIを見ることにより、流通資材Sの滞留の状況と、滞留が多かった流通資材Sの個々の情報とを拠点毎に容易に把握することができる。
具体的には例えば、図8のUIの左側の表示領域には、指定された拠点(浦和店)の、2019年12月10日から2020年1月10日までの間に1日以上の滞留が生じた状況を示すヒートマップが表示されている。
また、図2のUIの右側の表示領域には、指定された期間に滞留が多かった発信端末2に関する情報が例示されている。例えば端末名(10D4C7C)は、1泊以上の滞留が2回発生している。
また、図2のUIの右側の表示領域には、指定された期間に滞留が多かった発信端末2に関する情報が例示されている。例えば端末名(10D4C7C)は、1泊以上の滞留が2回発生している。
ここで、ユーザUが、図8のヒートマップに表示された拠点の位置を示すアイコンをタップすると、ヒートマップが表示されていたUIの表示領域には、図9に示すようなストリートビュー(登録商標)が表示される。
ユーザUは、図9に示すストリートビュー(登録商標)を見ることで、現地の様子を目で確かめることができる。このため、例えばユーザUは、現地に置かれた多数の流通資材Sを目の当たりにする可能性もある。
また、図示はしないが、図9に示すストリートビュー(登録商標)の他、航空写真の表示形態に切り替えることもできる。
ユーザUは、図9に示すストリートビュー(登録商標)を見ることで、現地の様子を目で確かめることができる。このため、例えばユーザUは、現地に置かれた多数の流通資材Sを目の当たりにする可能性もある。
また、図示はしないが、図9に示すストリートビュー(登録商標)の他、航空写真の表示形態に切り替えることもできる。
図10は、ユーザ端末に表示されるUIのうち、ダッシュボードの具体例を示す図である。
ユーザ端末3に表示されるダッシュボードには、ユーザUが、個別資材状況情報と複数資材状況情報とを一見して把握可能な情報が表示される。
具体的には例えば、ダッシュボードには、滞留している発信端末2が多い拠点に関する情報を表示させることができる。この場合、図10に示すように、例えば滞留している発信端末2の台数が3台以上である拠点毎の情報として、滞留している発信端末2の台数(即ち流通資材Sの数)と、利用された端末の台数(即ち流通資材Sの数)とを表示させることができる。
これにより、複数の拠点を抱えるユーザUは、ダッシュボードを見るだけで、流通資材Sの滞留が多い拠点と、その拠点における滞留の数とを容易に確認することができる。
これにより、複数の拠点を抱えるユーザUは、ダッシュボードを見るだけで、流通資材Sの滞留が多い拠点と、その拠点における滞留の数とを容易に確認することができる。
また例えば、ダッシュボードには、図4の紛失マップのダイジェスト版を表示させることができる。
これにより、ユーザUは、紛失の可能性がある流通資材Sに関する情報を容易に知ることができる。
これにより、ユーザUは、紛失の可能性がある流通資材Sに関する情報を容易に知ることができる。
また例えば、ダッシュボードには、アラートメッセージMrを送信した発信端末2に関する情報を表示させることができる。
これにより、ユーザUは、流通資材Sから取り外された発信端末2に関する情報を取得することができる。
これにより、ユーザUは、流通資材Sから取り外された発信端末2に関する情報を取得することができる。
また例えば、ダッシュボードには、滞留数の推移に関する情報を表示させることができる。
具体的には、ユーザUは、表示対象となる1以上の拠点を指定してボタンB8を押下することで、滞留数の推移を示すグラフを表示させることができる。
この場合、図10に示すように、例えばユーザUが抱えるすべての拠点の滞留数とその内訳、所定地域に所在する複数の拠点の滞留数とその内訳、及び拠点毎の滞留数の夫々の月毎の推移を表示させることができる。
これにより、複数の拠点を抱えるユーザUは、ダッシュボードを見るだけで、様々な角度から滞留数の推移を確認することができる。
具体的には、ユーザUは、表示対象となる1以上の拠点を指定してボタンB8を押下することで、滞留数の推移を示すグラフを表示させることができる。
この場合、図10に示すように、例えばユーザUが抱えるすべての拠点の滞留数とその内訳、所定地域に所在する複数の拠点の滞留数とその内訳、及び拠点毎の滞留数の夫々の月毎の推移を表示させることができる。
これにより、複数の拠点を抱えるユーザUは、ダッシュボードを見るだけで、様々な角度から滞留数の推移を確認することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態には、発信端末2が利用するネットワーク規格として、Sigfox(登録商標)とWi−Fiとが採用されているが、これに限定されず、他のネットワーク規格が採用されてもよい。
また例えば、上述の実施形態では、発信端末2の位置の特定は、BBSIDにより特定されるアクセスポイントAPの位置に基づいて行われているが、これに限定されない。例えば、Sigfox(登録商標)の基地局測位の手法によって発信端末2の位置を特定してもよい。また、これらの手法を併用してもよい。
また例えば、図5に示す情報処理システムには、ユーザ端末3が1台のみ描画されているが、これは説明の理解を容易化させるための例示に過ぎない。ユーザ端末3は、当然ながら複数台であってもよい。この場合、ユーザUも複数人存在してもよい。
また、図5に示すシステム構成、及び図6に示すハードウェア構成は、いずれも本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図7に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図7の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図7に限定されず、任意でよい。
例えば、図7の例で、個別モニタリング処理等の実行に必要となる機能ブロックは、主にサーバ1が備える構成となっているが、これは例示に過ぎない。これらの機能ブロックの少なくとも一部を、発信端末2、ユーザ端末3、又は図示せぬ他の情報処理装置等が備える構成としてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
例えば、図7の例で、個別モニタリング処理等の実行に必要となる機能ブロックは、主にサーバ1が備える構成となっているが、これは例示に過ぎない。これらの機能ブロックの少なくとも一部を、発信端末2、ユーザ端末3、又は図示せぬ他の情報処理装置等が備える構成としてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
物品の流通に用いられる流通資材(例えば図1の流通資材S)の状況(例えば位置、滞留、紛失)の把握を支援する情報処理装置(例えば図1のサーバ1)であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置(例えば図1の発信端末2)から所定タイミング(例えばイベント発生時、停止状態継続時)で発信された信号(例えば図1のメッセージM)を受信する制御を実行する受信制御手段(例えば図7の受信制御部101)と、
前記受信制御手段の制御により受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報(例えば上述の資材位置情報)を取得する取得手段(例えば図7の位置情報取得部102)と、
前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報(例えば上述の個別資材状況情報)を生成する第1生成手段(例えば図7の個別情報生成部103)と、
を備える。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
物品の流通に用いられる流通資材(例えば図1の流通資材S)の状況(例えば位置、滞留、紛失)の把握を支援する情報処理装置(例えば図1のサーバ1)であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置(例えば図1の発信端末2)から所定タイミング(例えばイベント発生時、停止状態継続時)で発信された信号(例えば図1のメッセージM)を受信する制御を実行する受信制御手段(例えば図7の受信制御部101)と、
前記受信制御手段の制御により受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報(例えば上述の資材位置情報)を取得する取得手段(例えば図7の位置情報取得部102)と、
前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報(例えば上述の個別資材状況情報)を生成する第1生成手段(例えば図7の個別情報生成部103)と、
を備える。
これにより、所定装置から所定タイミングで発信された信号が受信されて、その信号に基づいて流通資材の位置に関する情報が取得される。そして、取得された位置に関する情報に基づいて、流通資材の状況に関する情報が生成される。その結果、流通資材の状況が特定可能となる。
また、前記第1生成手段により生成された前記第2情報を、所定の表示形態(例えば図2の軌跡マップ)で表示する制御を実行する表示制御手段(例えば図7の表示制御部104)をさらに備えることができる。
これにより、流通資材の状況に関する情報が所定の表示形態で表示される。その結果、流通資材の状況を容易に把握することができる。
また、前記第1生成手段により生成された複数の前記第2情報に基づいて、複数の前記流通資材の状況に関する第3情報(例えば上述の複数資材状況情報)を生成する第2生成手段(例えば図7の複数情報生成部105)をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記第2生成手段により生成された前記第3情報を、所定の表示形態(例えば図3のヒートマップ)でさらに表示する制御を実行することができる。
前記表示制御手段は、前記第2生成手段により生成された前記第3情報を、所定の表示形態(例えば図3のヒートマップ)でさらに表示する制御を実行することができる。
これにより、複数の流通資材の夫々の位置に関する情報に基づいて、複数の流通資材の夫々の状況に関する情報が生成される。そして、その情報が所定の表示形態で表示される。その結果、複数の流通資材の個々の状況や、群で示される流通資材の滞留の状況などを容易に把握することができる。
また、前記受信制御手段は、前記所定装置の停止状態が所定時間(例えば予め定められた時間)継続していることが検出(例えば図7の検出部201による検出)されたタイミングで発信された前記信号を受信する制御を実行し、
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて、前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成することができる。
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて、前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成することができる。
これにより、所定装置の停止状態が所定時間継続していることが検出されたタイミングで発信された信号が受信されて、その信号に基づいて流通資材の位置に関する情報が取得される。そして、取得された情報に基づいて、流通資材の紛失又は滞留に関する情報が生成される。その結果、流通資材の滞留状況や紛失の有無を容易に把握することができる。
また、前記受信制御手段は、所定イベント(例えば上述の動作イベント)の発生が検出されたタイミングで発信された前記信号を受信する制御を実行し、
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成することができる。
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成することができる。
これにより、所定イベントの発生が検出されたタイミングで発信された信号が受信されて、その信号に基づいて流通資材の位置に関する情報が取得される。そして、取得された情報に基づいて、流通資材の紛失又は滞留に関する情報が生成される。その結果、流通資材の滞留状況や紛失の有無を容易に把握することができる。
また、前記所定装置の基地局から取得された当該基地局の位置に関する第4情報(例えば上述の基地局位置情報)に基づいて、前記第1情報の整合性についての検討を前記基地局毎に行う検討手段(例えば図7の整合性検討部106)と、
前記検討手段による検討の結果に基づいて、前記第1情報の補正を行う補正手段(例えば図7の位置補正部107)と、
をさらに備えることができる。
前記検討手段による検討の結果に基づいて、前記第1情報の補正を行う補正手段(例えば図7の位置補正部107)と、
をさらに備えることができる。
これにより、所定装置の基地局から取得された、基地局の位置に関する情報に基づいて、流通資材の位置に関する情報の整合性についての検討が基地局毎に行われる。そして、その検討結果に基づいて、流通資材の位置に関する情報の補正が基地局毎に行われる。その結果、流通資材の状況に関する情報の正確性と信憑性とを向上させることができる。
1・・・サーバ、2・・・発信端末、3・・・ユーザ端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、40・・・リムーバブルメディア、101・・・受信制御部、102・・・位置情報取得部、103・・・個別情報生成部、104・・・表示制御部、105・・・複数情報生成部、106・・・整合性検討部、107・・・位置補正部、201・・・検出部、202・・・メッセージ送信部、123・・・製造者管理部、124・・・取引管理部、181・・・位置DB、182・・・状況DB、G・・・サービス提供者、U・・・ユーザ、AP・・・アクセスポイント、N・・・ネットワーク
Claims (8)
- 物品の流通に用いられる流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置から所定タイミングで発信された信号を受信する制御を実行する受信制御手段と、
前記受信制御手段の制御により受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報を生成する第1生成手段と、
を備える情報処理装置。 - 前記第1生成手段により生成された前記第2情報を、所定の表示形態で表示する制御を実行する表示制御手段をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1生成手段により生成された複数の前記第2情報に基づいて、複数の前記流通資材の状況に関する第3情報を生成する第2生成手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記第2生成手段により生成された前記第3情報を、所定の表示形態でさらに表示する制御を実行する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記受信制御手段は、前記所定装置の停止状態が所定時間継続していることが検出されたタイミングで発信された前記信号を受信する制御を実行し、
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成する、
請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記受信制御手段は、所定イベントの発生が検出されたタイミングで発信された前記信号を受信する制御を実行し、
前記取得手段は、前記受信制御手段により受信が制御された前記信号に基づいて前記第1情報を取得し、
前記第1生成手段は、前記取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の紛失又は滞留に関する第2情報を生成する、
請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記所定装置の基地局から取得された当該基地局の位置に関する第4情報に基づいて、前記第1情報の整合性についての検討を前記基地局毎に行う検討手段と、
前記検討手段による検討の結果に基づいて、前記第1情報の補正を行う補正手段と、
をさらに備える、
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 物品の流通に用いられる流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記流通資材に取り付けられた所定装置から所定タイミングで発信された信号を受信する制御を実行する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップにおいて受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報を生成する第1生成ステップと、
を含む情報処理方法。 - 物品の流通に用いられる流通資材の状況の把握を支援する情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記流通資材に取り付けられた所定装置から所定タイミングで発信された信号を受信する制御を実行する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップにおいて受信された前記信号に基づいて、前記流通資材の位置に関する第1情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記第1情報に基づいて、前記流通資材の状況に関する第2情報を生成する第1生成ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020080660A JP2021174466A (ja) | 2020-04-30 | 2020-04-30 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020080660A JP2021174466A (ja) | 2020-04-30 | 2020-04-30 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021174466A true JP2021174466A (ja) | 2021-11-01 |
Family
ID=78279751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020080660A Pending JP2021174466A (ja) | 2020-04-30 | 2020-04-30 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021174466A (ja) |
-
2020
- 2020-04-30 JP JP2020080660A patent/JP2021174466A/ja active Pending
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