JP2021173355A - Tank valve device and valve block - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、タンクの口部に装着されるタンクバルブ装置、及びバルブブロックに関する。 The present invention relates to a tank valve device and a valve block mounted on the mouth of a tank.
タンクの口部には、タンク内に貯留される流体の流出入を制御すべくタンクバルブが装着されている。このようなタンクバルブ装置として、例えば特許文献1のような弁装置が知られている。
A tank valve is attached to the mouth of the tank to control the inflow and outflow of the fluid stored in the tank. As such a tank valve device, for example, a valve device such as
特許文献1のような弁装置では、バルブブロックに相当する基部に、手動弁、電磁弁、及び安全弁等の様々な弁が取付けられている。バルブブロックには、複数の弁を夫々繋ぐように流路が形成されている。しかし、バルブブロックに複数の弁が取付けられているが故に、流路構成が複雑化している。これにより、バルブブロックが大型化している。即ち、弁装置が大型化している。
In a valve device such as
そこで本発明は、小型化を図ることができるタンクバルブ装置、及びバルブブロックを提供することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide a tank valve device and a valve block that can be miniaturized.
第1の発明のタンクバルブ装置は、タンクの口部に装着され、流体の入出口と、該入出口及び前記タンク内を繋ぐ流路とを有するバルブブロックと、前記流路を開閉する電磁弁と、前記流路の流れを止める手動弁と、前記タンク外の温度が所定の温度を超えると前記流体を放出する安全弁と、を備え、前記入出口、前記手動弁、前記電磁弁、及び前記安全弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ四方に夫々配置されているものである。 The tank valve device of the first invention is attached to the mouth of a tank, has a valve block having a fluid inlet / outlet, a flow path connecting the inlet / outlet and the inside of the tank, and a solenoid valve that opens and closes the flow path. A manual valve for stopping the flow of the flow path and a safety valve for discharging the fluid when the temperature outside the tank exceeds a predetermined temperature, the inlet / outlet, the manual valve, the solenoid valve, and the said. The safety valve is located outside the tank in the valve block and is arranged in each of the four directions.
第1の発明に従えば、流路をバルブブロックの中央部分に纏めて、流路構成を簡素化することができる。これにより、タンクバルブ装置の小型化を図ることができる。 According to the first invention, the flow path can be grouped in the central portion of the valve block to simplify the flow path configuration. As a result, the size of the tank valve device can be reduced.
第2の発明のバルブブロックは、タンクの口部に装着されるものであって、流体の入出口と、前記入出口と前記タンク内とを繋ぐ流路と、前記流路を開閉する電磁弁を取付ける第1弁孔と前記流路の流れを止める手動弁を取付ける第2弁孔と、前記流路を流れる流体が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁を取付ける第3弁孔とを有し、前記入出口、及び前記第1乃至第3弁孔は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ四方に配置されているものである。 The valve block of the second invention is attached to the mouth of the tank, and is an electromagnetic valve that opens and closes the fluid inlet / outlet, the flow path connecting the inlet / outlet and the inside of the tank, and the flow path. A first valve hole for mounting, a second valve hole for mounting a manual valve for stopping the flow of the flow path, and a third valve hole for mounting a safety valve that discharges the fluid when the fluid flowing through the flow path exceeds a predetermined temperature. The inlet / outlet and the first to third valve holes are located outside the tank and arranged in all directions in the valve block.
第2の発明に従えば、流路をバルブブロックの中央部分に纏めて、流路構成を簡素化することができる。これにより、バルブブロックの小型化を図ることができる。 According to the second invention, the flow path can be grouped in the central portion of the valve block to simplify the flow path configuration. As a result, the valve block can be miniaturized.
第1及び第2の発明によれば、小型化を図ることができる。 According to the first and second inventions, miniaturization can be achieved.
以下、本発明に係る実施形態のタンクバルブ装置1、及びタンクバルブ装置1に備わるバルブブロック10について前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するタンクバルブ装置1及びバルブブロック10は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
Hereinafter, the
<タンクバルブ装置>
図1に示すようなタンク2は、流体を貯留することができる。本実施形態において、流体はガスである。タンク2には、タンクバルブ装置1が設けられている。タンクバルブ装置1は、タンク2の口部2aを封止している。これにより、タンク2が密閉される。また、タンクバルブ装置1は、例えば、オンタンク型のタンクバルブ装置である。即ち、タンクバルブ装置1は、タンク2からガスを送出し、またガスの送出を止めることができる。タンクバルブ装置1は、図2に示すようにバルブブロック10と、手動弁11と、電磁弁12と、安全弁13とを備えている。
<Tank valve device>
The
バルブブロック10は、図1に示すようにタンク2の口部2aに挿通されている。これにより、口部2aがバルブブロック10によって封止されている。また、バルブブロック10は、その一部分(後述するブロック本体16)が口部2aから外方に突き出ている。バルブブロック10には、入出口10a及び流路10bが形成されている。入出口10aは、入口(充填口)及び出口(送出口)の両方として使用される。入出口10aは、バルブブロック10においてタンク2外に形成されている。流路10bは、タンク2内と入出口10aとを繋いでいる。それ故、流路10bは、タンク2内のガスを入出口10aからタンク2外に送出することができる。また、流路10bによって入出口10aからタンク2内にガスを充填することができる。バルブブロック10では、入出口10aによって充填及び送出の両方を行うことができるので、流路10bが複雑化することが抑制できる。それ故、バルブブロック10の小型化を図ることができる。また、バルブブロック10は、栓部15と、ブロック本体16と、複数の治具装着部17とを有している。
The
栓部15は、口部2aにシールされた状態で挿入されている。より詳しくは、栓部15は、口部2aに螺合されている。また、栓部15には、タンク側流路部15aが形成されている。更に詳細に説明すると、タンク側流路部15aは、大円柱状の栓部15において栓部15の軸線L1に平行に延在している。また、タンク側流路部15aは、タンク2内に臨む出入口15bを有している。
The
ブロック本体16は、口部2aから突出している部分である。即ち、ブロック本体16は、タンク2の外方に配置されている。ブロック本体16は、図2に示すように入出口10aを有している。また、ブロック本体16には、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13が取付けられている。そして、ブロック本体16において、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13、及び入出口10aは、四方に配置されている。更に詳細に説明すると、ブロック本体16を軸線L1に沿う軸線方向一方から見て、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13、及び入出口10aは、四方に臨む各面に取付けられている。なお、四方とは、互いに異なる4つの方面を意味する。本実施形態においては、隣り合う方向(隣接方向)が互いに直交する4つの方向(後述する、第1方向一方及び他方、並びに第2方向一方及び他方)の各々が指し示す方面を意味する。なお、四方は、必ずしも隣接方向が互いに直交している必要はない。また、本実施形態において、四方に臨む各面は、平面状且つ手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13、及び入出口10aを配置できる程度の一定の面積を有している。また、図2は、入出口10a、及び各弁11〜13の軸線を含む切断面にてブロック本体16を切断して、軸線L1に沿う方向である軸線方向から見た断面図である。そして、本実施形態において、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13、及び入出口10aは、入出口10a、及び各弁11〜13の軸線を含む切断面において四方に配置されている。そして、ブロック本体16は、例えば取付部22と、フィルター部23とを有している。
The
取付部22は、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13及びフィルター部23を取り付けることができる。更に詳細に説明すると、取付部22は、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13及びフィルター部23を四方に配置するために以下のように構成されている。即ち、取付部22は、図3及び図4に示すように装着孔24と3つの弁孔25〜27と、3つの流路部22e〜22gと、取出し孔22hとが形成されている。装着孔24と3つの弁孔25〜27は、取付部22において四方に夫々配置されている。更に、本実施形態において、取付部22は、平面視で四方に突出する第1乃至第4突出部22a〜22dを有している。即ち、取付部22は、例えば十字形状に形成されている。なお、十字形状には、四方に突出する部分を有する形状も含まれる。
The mounting
更に詳細に説明すると、第1乃至第4突出部22a〜22dは、第1方向一方、第2方向一方、第2方向他方、及び第1方向他方に夫々突出している。なお、第1方向及び第2方向は、互いに交差している。本実施形態では、第1方向及び第2方向は、互いに直交している。但し、第1方向及び第2方向は、必ずしも互いに直交している必要はない。また、第1方向及び第2方向は、軸線L1が伸びる軸線方向と交差する方向である。本実施形態では、第1方向及び第2方向は、軸線L1が伸びる軸線方向に直交する方向である。但し、第1方向及び第2方向は、必ずしも軸線方向に直交している必要はない。本実施形態において、第1方向は、図2及び3の紙面において左右方向である。そして、第1方向一方は左方であり、第1方向他方は、右方である。また、第2方向は、図2及び3の紙面において上下方向である。そして、第2方向一方は、下方であり、第2方向他方は、上方である。そして、第1乃至第4突出部22a〜22dの各々には、装着孔24、第1弁孔25、第2弁孔26、及び第3弁孔27が形成されている。装着孔24は、第1方向一方に開口している。第1弁孔25は、第2方向一方に開口している。第2弁孔26は、第2方向他方に開口している。第3弁孔27は、第1方向他方に開口している。なお、第1乃至第4突出部22a〜22dが突出する方向、装着孔24が開口する方向、並びに第1乃至第3弁孔25〜27が開口する方向は、必ずしも前述する方向に一致する必要はない。即ち、第1乃至第4突出部22a〜22dが突出する方向、装着孔24が開口する方向、並びに第1乃至第3弁孔25〜27が開口する方向は、前述する方向に対して傾いていてもよく、四方に突出したり開口したりしていればよい。
More specifically, the first to fourth projecting
更に具体的に説明すると、第1弁孔25及び第2弁孔26は、第2方向に一直線に配置されている。本実施形態において、第1弁孔25及び第2弁孔26は、互いの軸線が一致している。装着孔24は、第1弁孔25の第2方向一方に配置されている。更に、第3弁孔27は、第2弁孔26の第2方向他方に配置されている。また、第2弁孔26には、タンク側流路部15aが繋がっている。それ故、タンク2内のガスが第2弁孔26に導かれる。なお、本実施形態において、タンク側流路部15aは、軸線方向一方側(即ち、図2及び3の紙面奥側)から第2弁孔26の内周面に繋がっている。
More specifically, the
第1乃至第3流路部22e〜22gは、装着孔24、及び第1乃至第3弁孔25〜27を夫々繋いでタンク側流路部15aと共に流路10bを構成している。更に詳細に説明すると、第1流路部22eは、装着孔24と第1弁孔25を繋いでいる。本実施形態において、第1流路部22eは、装着孔24の底面から装着孔24の軸線に沿って延在している。そして、第1流路部22eは、第1弁孔25の内周面にて開口している。また、第2流路部22fは、第1弁孔25と第2弁孔26とを繋いでいる。本実施形態において、第2流路部22fは、第1弁孔25及び第2弁孔26の軸線に沿って延在している。そして、第2流路部22fは、第1弁孔25及び第2弁孔26の底面に開口を有している。また、第1弁孔25及び第2弁孔26の各々における開口の周りには、弁座25a,26aが形成されている。更に、第3流路部22gは、第2弁孔26と第3弁孔27とを繋いでいる。本実施形態において、第3流路部22gは、第3弁孔27の底面から第3弁孔27の軸線に沿って延在している。そして、第3流路部22gは、第3弁孔27の内周面に開口を有している。なお、各流路部22e〜22gは、装着孔24、第1弁孔25、第2弁孔26、及び第3弁孔27の各々の軸線に対して傾斜して形成されてもよい。即ち、各流路部22e〜22gは、接続される装着孔24、第1弁孔25、第2弁孔26、及び第3弁孔27の各々の側面又は底面に対して傾斜していてもよい。また、各流路部22e〜22gは、装着孔24、第1弁孔25、第2弁孔26、及び第3弁孔27の各々の軸線からずれていてもよい。
The first to third flow path portions 22e to 22g connect the mounting
取出し孔22hは、図4にも示すように第3突出部22cの外周面(側面)に形成されている。また、取出し孔22hは、第3弁孔27に繋がっている。本実施形態において、取出し孔22hは、第3突出部22cの外周面において第1突出部22a側に位置している。そして、取出し孔22hは、第3突出部22cの外周面から第3弁孔27に向かって第1方向他方に延在している。
As shown in FIG. 4, the take-out
フィルター部23は、図3に示すように装着孔24に挿入されている。フィルター部23は、ガスを入出力させる入出口10aを有する。また、フィルター部23は、入出口10aから流出入するガスに含まれるコンタミ等を捕捉する。更に詳細に説明すると、フィルター部23は、本体部23aとフィルター23bとを有している(後述する図5も参照)。本体部23aは、有底円筒状に形成されている。本体部23aの開口は、入出口10aを成している。また、本体部23aの底側部分には、側面に複数の連通孔23cが形成されている。そして、本体部23aの底側部分の側面には、複数の連通孔23cにフィルター23bが被せられている。入出口10aから入ったガスは、本体部23aの内孔、連通孔23c、及び本体部23aと装着孔24との間を通って第1流路部22eに導かれる。そして、途中にフィルター23bを通ることによってガスに含まれるコンタミが捕捉される。なお、入出口10aからガスを送出する場合には、前述する方向と逆方向にガスが流れる。
The
なお、ブロック本体16は、必ずしもフィルター部23と取付部22とが別体に構成されている必要はない。即ち、フィルター23bが取付部22に組み込まれるような構成であってもよい。また、ブロック本体16において、フィルター23bもまた必ずしも必要ではない。即ち、ブロック本体16には、入出口10aが形成されていればよい。
The
複数の治具装着部17は、バルブブロック10を口部2aに螺合する際にバルブブロック10を回す治具を取付ける部分である。更に詳細に説明すると、複数の治具装着部17は、ブロック本体16に設けられている。なお、本実施形態において、バルブブロック10は、2つの治具装着部17を有している。2つの治具装着部17は、互いに対角に位置している。本実施形態において、一方の治具装着部17は、第1突出部22a及び第2突出部22bに隣接する凹所に配置されている。他方の治具装着部17は、第3突出部22c及び第4突出部22dに隣接する凹所に配置されている。2つの治具装着部17には、治具孔17aが夫々形成されている。それ故、本実施形態において、治具孔17aは、第1突出部22aの第1方向一方側及び第3突出部22cの第1方向他方側に配置されている。即ち、治具孔17aは、バルブブロック10において対角の位置に配置されている。治具孔17aは、治具装着部17を軸線方向に貫通している。それ故、例えば2股状の治具を治具孔17aに挿通して治具を回すことによって、バルブブロック10の栓部15をタンク2の口部2aに容易に螺合させることができる。なお、治具装着部17及び治具孔17aの位置は、前述する位置に限定されない。また、使用する治具の形状も前述する形状に限定されない。
The plurality of
手動弁11は、図5に示すように第1弁孔25に挿入される。これにより、手動弁11は、流路10bに介在する。そして、手動弁11が入出口10aと繋がり、入出口10aが手動弁11の側方に配置される(図2参照)。ここでは、手動弁11は、軸線が入出口10aの軸線(本実施形態においてフィルター部23の軸線)と交差するように配置されている。本実施形態では、手動弁11の軸線は、入出口10aの軸線と直交している。手動弁11は、手動で動かすことによって流路10bにおけるガスの流れを止める。更に詳細に説明すると、手動弁11の先端部分は、弁座25aに対向している。また、手動弁11は、第1弁孔25に螺合されている。それ故、手動弁11は、治具等によって手動弁11を所定方向に回すことによって弁座25aの方へと進めることができる。そして、手動弁11の先端部分を弁座25aに着座させることによって第2流路部22fを閉じることができる。即ち、手動弁11は、流路10bにおけるガスの流れを止めることができる。他方、手動弁11を所定方向の逆に回すことによって、手動弁11を弁座25aから離すことができる。これにより、第2流路部22fを開くことができる(図2参照)。
The
電磁弁12は、図5に示すように第2弁孔26に挿入される。それ故、電磁弁12は、バルブブロック10において手動弁11に互いに向き合っている(図2参照)。電磁弁12は、入力される信号に応じて流路10bを開閉することができる。更に詳細に説明すると、電磁弁12は、図4に示すように主弁体31と、シートピストン32と、プランジャ33と、ソレノイド34と、固定磁極35とを有している。主弁体31と手動弁11とは、各々の軸線が伸びる方向に見て少なくとも一部分が互いに重なうように配置されている。より詳細に説明すると、主弁体31と第1弁孔25のうち手動弁11が摺動する部分とは、各々の軸線が伸びる方向に見て互いに重なるように配置されている。本実施形態において、主弁体31は、互いの軸線が一致するように手動弁11と突き合わせて配置されている。主弁体31は、弁座26aに着座している。これにより第2流路部22fが閉じられている(図2も参照)。ソレノイド34に信号が入力されると、固定磁極35にプランジャ33が吸着される。そうすると、プランジャ33によってシートピストン32が引き上げられる。これにより、主弁体31が弁座26aから離れる。そうすると、タンク2内からタンク側流路部15aを介して第2弁孔26に導かれたガスが第2流路部22fに流れる。なお、電磁弁12は、前述するような構造のものに限定されない。即ち、電磁弁12は、ソレノイド34によって主弁体31を固定磁極35に吸着させるような構造であってもよい。
The
また、ソレノイド34は、ソレノイド端子34aを有している。ソレノイド端子34aは、第3突出部22cの側面に形成されている取出し孔22hに突き出ている。それ故、ソレノイド端子34aは、バルブブロック10の外方から取出し孔22hを介してアクセスすることができる。それ故、取出し孔22hには、通電部材40が挿入されている。通電部材40は、タンクバルブ装置1外の電源からソレノイド端子34aへ電気を導く部材である。通電部材40は、例えば配線及び端子である。本実施形態において、通電部材40は、端子である。通電部材40は、取出し孔22hから挿入されてソレノイド端子34aに接続される。それ故、取出し孔22hによって、通電部材40がソレノイド端子34aに容易にアクセスすることができる。
Further, the
安全弁13は、図5に示すように第3弁孔27に挿入される。これにより、安全弁13は、電磁弁12に接続され且つ電磁弁12の側方には配置される。即ち、安全弁13は、電磁弁12を挟んで出口10aの反対側に配置される。更に、安全弁13は、軸線が電磁弁12の軸線と交差するように配置されている。本実施形態では、安全弁13の軸線は、電磁弁12の軸線と直交している。また、安全弁13は、バルブブロック10において入出口10aと互いに向き合っている。
The
安全弁13は、タンク2の周りの温度が所定温度を超えると、タンク2内のガスを大気に放出する。本実施形態において、安全弁13は、ガラス球式安全弁である。なお、安全弁13は、ガラス球式の安全弁に限定されず、溶栓式の安全弁であってもよい。即ち、安全弁13は、ピストン13aと、ガラス球13bと、放出口13cを有している。ピストン13aの先端部分は、第3流路部22gにシールされた状態で挿入されている。また、ガラス球13bは、ピストン13aを支持している。これにより、ピストン13aが第3流路部22gに挿入されている状態が維持されている。また、放出口13cは、第4突出部22dに形成されている。本実施形態において、放出口13cは、手動弁11が取付けられている方向、即ち第2方向一方に臨んでいる。そして、放出口13cは、第3弁孔27とバルブブロック10外とを繋いでいる。
When the temperature around the
このように構成されている安全弁13では、タンク2の周りの温度が所定温度を超えるとガラス球13bが割れる。これにより、ばね部材13dによってピストン13aの先端部分が第3流路部22gから押し出される。そうすると、第3流路部22gが開く。第3弁孔27は、第3流路部22g、第2弁孔26、及びタンク側流路部15aを介してタンク2内に繋がっている。それ故、第3流路部22gが開くことによってタンク2内のガスを大気に放出することができる。
In the
このように構成されているバルブブロック10では、手動弁11及び安全弁13の軸線が互いに交差する。また、電磁弁12及び安全弁13の軸線が互いに交差する。本実施形態では、手動弁11及び安全弁13の軸線が互いに直交する。また、電磁弁12及び安全弁13の軸線が互いに直交する。更に詳細に説明すると、手動弁11及び安全弁13のピストン13aの摺動方向が互いに直交し、且つ電磁弁12の主弁体31及び安全弁13のピストン13aの摺動方向が互い直交するように配置されている。これにより、バルブブロック10において、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13が四方に配置されるようになっている。
In the
また、本実施形態において、バルブブロック10四方の各面には、時計回りに電磁弁12、安全弁13、手動弁11、及び入出口10aの順で各々が配置されている。そして、手動弁11の軸線は、電磁弁12の軸線と同一線上に配置されている。また、安全弁13の軸線は、入出口10aの軸線とずれて配置されている。それ故、流路10bの長さを抑えることができ、バルブブロック10の小型化を図ることができる。なお、入出口10aの軸線は、入出口10aに繋がる通路(本実施形態において、本体部23aの内孔)の軸線である。 本実施形態のバルブブロック10では、手動弁11を弁座25aから離して第2流路部22fを開いた状態で入出口10aからガスが送られる。そうすると、ガスは、フィルター23bを通過した後、第3流路部22g及び第1弁孔25を通って第2流路部22fに導かれる。第2流路部22fに導かれたガスは、電磁弁12の主弁体31を押して第2流路部22fを開く。そうすると、入出口10aとタンク2とが流路10bを介して連通する。これにより、入出口10aに送られるガスをタンク2内に充填することができる。他方、タンク2内のガスを送出する際には、電磁弁12に信号が入力される。そうすると、主弁体31が引き上げられる。そして、第2流路部22fが開く。これにより、タンク2内スが流路10bを介して入出口10aと繋がる。それ故、タンク2内のガスが入出口10aに送出される。
Further, in the present embodiment, the
本実施形態のタンクバルブ装置1では、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13がタンク2外に配置されている。それ故、栓部15に電磁弁12等を配置した場合(即ち、インタンク型のタンクバルブ装置)に比べて栓部15の外径を小さくすることができる。これにより、タンク2の口部2aの内径を小さくすることができる。また、タンクバルブ装置1において、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13が四方に夫々配置されている。それ故、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13を繋ぐ流路10bを取付部22の中央部分に纏めて、流路10bの構成を簡素化することができる。これにより、オンタンク型のタンクバルブ装置1であっても小型化を図ることができる。
In the
なお、タンクバルブ装置1において全ての弁がブロック本体16に配置されていることが好ましい。これにより、栓部15の小径化を図ることができる。また、ブロック本体16には、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13のみが配置されていることが好ましい。これにより、タンクバルブ装置1の機能を担保しつつ、バルブブロック10の小型化を図ることができる。
In the
また、バルブブロック10において、入出口10a、及び第1乃至第3弁孔25〜27がタンク2外であって且つ四方に夫々配置されている。それ故、入出口10a、及び第1乃至第3弁孔25〜27を繋ぐ流路10bを取付部22の中央部分に纏めて、流路10bの構成を簡素化することができる。これにより、オンタンク型のタンクバルブ装置1であってもバルブブロック10の小型化を図ることができる。また、タンクバルブ装置1では、入出口10a、及び第1乃至第3弁孔25〜27を繋ぐ流路10bを取付部22の中央部分に纏めることによって、手動弁11、主弁体31、及びピストン13aの先端部分、並びに弁座25a,26aが中央部分寄りに配置されている。これにより、タンクバルブ装置1の小型化を図ることができる。更に、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13がバルブブロック10において四方に夫々臨む各面に取付けられているので、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13をバルブブロック10の中央部分に向けて配置することができる。これにより、流路10bを簡素化することができ、バルブブロック10の小型化を図ることができる。
Further, in the
また、バルブブロック10では、第1弁孔25と第2弁孔26とが直線状に配置されている。これにより、手動弁11及び電磁弁12は、バルブブロック10において互いに向き合っている。それ故、流路10bにおいて、手動弁11と電磁弁12とを繋ぐ第2流路部22fを直線的且つ短く形成することができる。これにより、流路10bにおける圧損を低減することができる。
Further, in the
更に、入出口10aもまた、手動弁11の側方に配置されているので、流路10bにおいて、入出口10aと手動弁11とを繋ぐ第1流路部22eを直線的且つ短く形成することができる。これにより、流路10bにおける圧損を低減することができる。また、安全弁13も電磁弁12の側方に配置されているので、流路10bにおいて、安全弁13と電磁弁12とを繋ぐ第3流路部22gを直線的かつ短く形成することができる。これにより、流路10bにおける圧損を低減することができる。更に、入出口10a及び安全弁13は、バルブブロック10において電磁弁12に対して互いに反対側に配置されている。それ故、流路10bが複雑化することを抑制できる。これにより、流路10bにおける圧損を低減することができる。
Further, since the inlet /
また、バルブブロック10の取付部22では、第1乃至第4突出部22a〜22dが四方に突出している。それ故、バルブブロック10の取付部22が十字形状になっている。これにより、バルブブロック10の無駄肉を少なくすることができる。バルブブロック10の軽量化を図ることができる。更に、安全弁13の放出口13cは、手動弁11が取付けられる方向と同じく第2方向一方に臨んでいる。即ち、放出口13cの放出方向と同じ方向に手動弁11を配置することができる。これにより、手動弁11のアクセスビリティを高めるべく下方に配置した場合、放出口13cも下に向けることができる。
Further, in the mounting
<その他の実施形態について>
本実施形態のタンクバルブ装置1において、バルブブロック10は、軸線方向他方から見た平面視で十字形状に形成されているが必ずしもこのような形状に限定されない。即ち、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13がタンク2外であって且つ四方に夫々配置されていればよい。即ち、バルブブロック10は、軸線方向他方から見た平面視で正方形及び五角形等の多角形、並びに円形及び楕円形等であってもよい。つまり、バルブブロック10の形状は問わない。また、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13の位置も前述するような位置関係に限定されない。即ち、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13は、各々の軸線が軸線L1に沿う方向に傾斜していてもよい。また、入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13は、必ずしも同一平面上に配置されている必要もない。入出口10a、手動弁11、電磁弁12、及び安全弁13がバルブブロック10において四方に配置されていればよい。
<About other embodiments>
In the
更に本実施形態において、ソレノイド34がソレノイド端子34aを有しているが、ソレノイド端子34aに代えてソケットであってもよい。ソケットは、取出し孔22hに配置され又は臨むようにバルブブロック10に取付けられる。また、通電部材40は、ソケットに接続可能なプラグであって、取出し孔22hに挿入される。これにより、前述する端子同士の場合と同様に、通電部材40を介して電磁弁12のソレノイド34に通電することができる。
Further, in the present embodiment, the
1 タンクバルブ装置
2 タンク
10 バルブブロック
10a 入出口
10b 流路
11 手動弁
12 電磁弁
13 安全弁
13c 放出口
22a 第1突出部
22b 第2突出部
22c 第3突出部
22d 第4突出部
22h 取出し孔
25 第1弁孔
26 第2弁孔
27 第3弁孔
34 ソレノイド
40 通電部材
1
Claims (10)
前記流路を開閉する電磁弁と、
前記流路の流れを止める手動弁と、
前記タンク外の温度が所定の温度を超えると前記流体を放出する安全弁と、を備え、
前記入出口、前記手動弁、前記電磁弁、及び前記安全弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ四方に夫々配置されている、タンクバルブ装置。 A valve block attached to the mouth of the tank and having a fluid inlet / outlet and a flow path connecting the inlet / outlet and the inside of the tank.
A solenoid valve that opens and closes the flow path,
A manual valve that stops the flow of the flow path and
A safety valve that discharges the fluid when the temperature outside the tank exceeds a predetermined temperature is provided.
A tank valve device in which the inlet / outlet, the manual valve, the solenoid valve, and the safety valve are arranged outside the tank and in all directions in the valve block.
前記入出口は、前記第1突出部に形成され、
前記手動弁、前記電磁弁、及び前記安全弁は、前記第2乃至第4突出部に夫々取付けられている、請求項1乃至6の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。 The valve block has first to fourth protrusions protruding in each of the four directions.
The inlet / outlet is formed in the first protrusion.
The tank valve device according to any one of claims 1 to 6, wherein the manual valve, the solenoid valve, and the safety valve are attached to the second to fourth protrusions, respectively.
前記取出し孔には、前記電磁弁のソレノイドに通電する通電部材が挿入される、請求項7に記載のタンクバルブ装置。 The third protrusion has a take-out hole on the side surface, and has a take-out hole.
The tank valve device according to claim 7, wherein an energizing member that energizes the solenoid of the solenoid valve is inserted into the take-out hole.
前記放出口は、前記手動弁が取付けられる方向と同じ方向に臨んでいる、請求項1乃至8の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。 The safety valve has an outlet for discharging the fluid.
The tank valve device according to any one of claims 1 to 8, wherein the discharge port faces in the same direction as the direction in which the manual valve is attached.
流体の入出口と、
前記入出口と前記タンク内とを繋ぐ流路と、
前記流路を開閉する電磁弁を取付ける第1弁孔と
前記流路の流れを止める手動弁を取付ける第2弁孔と、
前記流路を流れる流体が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁を取付ける第3弁孔とを有し、
前記入出口、及び前記第1乃至第3弁孔は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ四方に配置されている、バルブブロック。 A valve block attached to the mouth of the tank
Fluid inlet / outlet and
A flow path connecting the inlet / outlet and the inside of the tank,
A first valve hole for installing a solenoid valve that opens and closes the flow path, a second valve hole for installing a manual valve that stops the flow of the flow path, and
It has a third valve hole for attaching a safety valve that discharges the fluid when the fluid flowing through the flow path exceeds a predetermined temperature.
A valve block in which the inlet / outlet and the first to third valve holes are arranged outside the tank and in all directions in the valve block.
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JP2020078572A JP2021173355A (en) | 2020-04-27 | 2020-04-27 | Tank valve device and valve block |
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